JP2000056558A - 現像スリーブの製造方法 - Google Patents
現像スリーブの製造方法Info
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- JP2000056558A JP2000056558A JP22590098A JP22590098A JP2000056558A JP 2000056558 A JP2000056558 A JP 2000056558A JP 22590098 A JP22590098 A JP 22590098A JP 22590098 A JP22590098 A JP 22590098A JP 2000056558 A JP2000056558 A JP 2000056558A
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- JP
- Japan
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- developing sleeve
- sleeve
- cured
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の表面粗さを得るための表面状態をスリ
ーブ表面全体にわたって均一に有し、耐久性が更に向上
した現像スリーブを得ることのできる現像スリーブの製
造方法を提供すること。 【解決手段】 スリーブ基体上に設ける被覆層を半硬化
状態で形成し、これに所望の粗さパターンを有する面を
加圧して転写した後に、被覆層を完全硬化させることで
被覆層表面の粗さパターンを固定化して現像スリーブを
得る。
ーブ表面全体にわたって均一に有し、耐久性が更に向上
した現像スリーブを得ることのできる現像スリーブの製
造方法を提供すること。 【解決手段】 スリーブ基体上に設ける被覆層を半硬化
状態で形成し、これに所望の粗さパターンを有する面を
加圧して転写した後に、被覆層を完全硬化させることで
被覆層表面の粗さパターンを固定化して現像スリーブを
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式などを用いた画像形成装置、例えプリン
ターや複写機などで用いられる現像スリーブの製造方法
に関する。
は静電記録方式などを用いた画像形成装置、例えプリン
ターや複写機などで用いられる現像スリーブの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた複写機などの画像
形成装置において用いられる現像装置として、静電潜像
担持体に担持された静電潜像を現像して可視化する現像
装置が知られている。このような現像装置における潜像
の可視化手段としては、トナー等の現像剤を潜像担持体
の潜像部分に供給して潜像を可視化する手段が用いられ
ている。この現像剤の潜像担持体への供給手段として
は、現像剤を保持する容器と、容器内の現像剤を現像部
に導入された潜像担持体の潜像担持部に供給する現像ス
リーブとを有する構成が一般的である。
形成装置において用いられる現像装置として、静電潜像
担持体に担持された静電潜像を現像して可視化する現像
装置が知られている。このような現像装置における潜像
の可視化手段としては、トナー等の現像剤を潜像担持体
の潜像部分に供給して潜像を可視化する手段が用いられ
ている。この現像剤の潜像担持体への供給手段として
は、現像剤を保持する容器と、容器内の現像剤を現像部
に導入された潜像担持体の潜像担持部に供給する現像ス
リーブとを有する構成が一般的である。
【0003】この現像スリーブによる現像は、例えば、
現像スリーブの一面と潜像担持体の潜像形成部とを現像
部において対向させて配置し、現像容器内に収納した現
像剤を現像スリーブ上に担持させ、これを回転等の位置
移動方法により現像スリーブ上から潜像担持体の潜像形
成部に供給して潜像を可視化して現像する工程により行
われる。
現像スリーブの一面と潜像担持体の潜像形成部とを現像
部において対向させて配置し、現像容器内に収納した現
像剤を現像スリーブ上に担持させ、これを回転等の位置
移動方法により現像スリーブ上から潜像担持体の潜像形
成部に供給して潜像を可視化して現像する工程により行
われる。
【0004】現像剤としては、潜像の形成方式に応じて
各種の特性を有するものが利用されており、例えば、磁
性トナーからなる一成分性現像剤、非磁性トナーからな
る一成分現像剤、非磁性トナーと磁性キャリアーを含む
二成分現像剤等があり、それぞれの現像剤に応じて現像
スリーブの材質が選ばれている。磁性トナーを有する現
像剤に適用する現像スリーブの場合、現像スリーブの内
部に磁石等の磁性発生手段が設けられる。この場合に現
像スリーブの材質としては非磁性の金属が用いられてい
る。
各種の特性を有するものが利用されており、例えば、磁
性トナーからなる一成分性現像剤、非磁性トナーからな
る一成分現像剤、非磁性トナーと磁性キャリアーを含む
二成分現像剤等があり、それぞれの現像剤に応じて現像
スリーブの材質が選ばれている。磁性トナーを有する現
像剤に適用する現像スリーブの場合、現像スリーブの内
部に磁石等の磁性発生手段が設けられる。この場合に現
像スリーブの材質としては非磁性の金属が用いられてい
る。
【0005】現像スリーブの表面は、現像剤の保持搬送
のためと、現像剤への良好な摩擦帯電電荷付与のため
に、サンドブラスト法や化学エッチング法等で適当に粗
面化されている。あるいは、良好な現像を行わせるため
に、現像の際に現像スリーブに現像バイアスが印加され
る場合もある。現像バイアスには、通常、直流または交
流の電圧、あすいはこれらを重畳した電圧が用いられ、
そのためには、現像スリーブの形成材料としては導電性
の良好な材料が用いられる。
のためと、現像剤への良好な摩擦帯電電荷付与のため
に、サンドブラスト法や化学エッチング法等で適当に粗
面化されている。あるいは、良好な現像を行わせるため
に、現像の際に現像スリーブに現像バイアスが印加され
る場合もある。現像バイアスには、通常、直流または交
流の電圧、あすいはこれらを重畳した電圧が用いられ、
そのためには、現像スリーブの形成材料としては導電性
の良好な材料が用いられる。
【0006】現像スリーブの製造方法に関しては、例え
ば特開平8−160738号公報に記載は、金属からな
る現像スリーブ基体の表面に導電性無機粉体を含有させ
た電着塗装皮膜を形成して現像スリーブを得る方法等が
開示されている。
ば特開平8−160738号公報に記載は、金属からな
る現像スリーブ基体の表面に導電性無機粉体を含有させ
た電着塗装皮膜を形成して現像スリーブを得る方法等が
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像スリーブの製造方法には以下のような問題点があっ
た。
現像スリーブの製造方法には以下のような問題点があっ
た。
【0008】まず、金属からなる現像スリーブ基体の表
面に導電性無機粉体を含有させた電着塗料皮膜を形成す
る際の電着工程において、バインダーとしての電着樹脂
の種類や含有させる粉体の種類によっては、電着塗料皮
膜の密度が低くなったり、硬度が十分でない場合があ
り、そのような場合には皮膜の耐久性、すなわち皮膜の
耐摩耗性が劣ることになる。皮膜の耐摩耗性が十分でな
いと、使用経過とともに皮膜の摩耗が生じ、現像スリー
ブの径やその表面性が使用当初ものと異なるものとな
り、装置の初期設定特性が継続して得られなくなった
り、これらの特性にバラツキを生じると、均一な現像処
理ができなくなるといった問題が生じる。
面に導電性無機粉体を含有させた電着塗料皮膜を形成す
る際の電着工程において、バインダーとしての電着樹脂
の種類や含有させる粉体の種類によっては、電着塗料皮
膜の密度が低くなったり、硬度が十分でない場合があ
り、そのような場合には皮膜の耐久性、すなわち皮膜の
耐摩耗性が劣ることになる。皮膜の耐摩耗性が十分でな
いと、使用経過とともに皮膜の摩耗が生じ、現像スリー
ブの径やその表面性が使用当初ものと異なるものとな
り、装置の初期設定特性が継続して得られなくなった
り、これらの特性にバラツキを生じると、均一な現像処
理ができなくなるといった問題が生じる。
【0009】更に、電着塗装皮膜の表面粗さは、主に電
着工程時に印加される電圧やその印加時間、電着液の温
度等の条件を変化させることで調整されている。しかし
ながら、このような電着条件の変更のみで現像スリーブ
の表面に所定の表面粗さを得るための規則的な凹凸形状
やうねりの繰り返しからなる表面形状をスリーブ表面全
体に均一に形成することは困難であった。すなわち、ス
リーブ表面における表面形状が不均一であると、表面に
保持される現像剤(例えばトナー)の分布が不均一とな
ったり、帯電ムラが生じて、画像の濃度にムラが生じた
り、スリーブゴーストが表われるといった問題が発生す
る。
着工程時に印加される電圧やその印加時間、電着液の温
度等の条件を変化させることで調整されている。しかし
ながら、このような電着条件の変更のみで現像スリーブ
の表面に所定の表面粗さを得るための規則的な凹凸形状
やうねりの繰り返しからなる表面形状をスリーブ表面全
体に均一に形成することは困難であった。すなわち、ス
リーブ表面における表面形状が不均一であると、表面に
保持される現像剤(例えばトナー)の分布が不均一とな
ったり、帯電ムラが生じて、画像の濃度にムラが生じた
り、スリーブゴーストが表われるといった問題が発生す
る。
【0010】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、所定の表面粗さを得るための表面状態をスリ
ーブ表面全体にわたって均一に得ることができる現像ス
リーブの製造方法を提供することをその目的とする。ま
た、本発明は、耐久性が更に向上した現像スリーブを得
ることのできる現像スリーブの製造方法を提供すること
にある。
のであり、所定の表面粗さを得るための表面状態をスリ
ーブ表面全体にわたって均一に得ることができる現像ス
リーブの製造方法を提供することをその目的とする。ま
た、本発明は、耐久性が更に向上した現像スリーブを得
ることのできる現像スリーブの製造方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の現像スリーブの
製造方法は、スリーブ基体上に被覆層を有する現像スリ
ーブの製造方法において、スリーブ基体上に半硬化状態
の被覆層を設ける工程と、該スリーブ基体上に設けられ
た半硬化状態の被覆層の表面に、加圧部材に設けた所望
の表面粗さを得るための凹凸パターンを有する面を加圧
して、該被覆層の表面に該凹凸パターンに対応する表面
構造を得る工程と、該半硬化状態の被覆層を硬化させ
て、該被覆層表面に得られた表面構造を固定化する工程
とを有することを特徴とする。
製造方法は、スリーブ基体上に被覆層を有する現像スリ
ーブの製造方法において、スリーブ基体上に半硬化状態
の被覆層を設ける工程と、該スリーブ基体上に設けられ
た半硬化状態の被覆層の表面に、加圧部材に設けた所望
の表面粗さを得るための凹凸パターンを有する面を加圧
して、該被覆層の表面に該凹凸パターンに対応する表面
構造を得る工程と、該半硬化状態の被覆層を硬化させ
て、該被覆層表面に得られた表面構造を固定化する工程
とを有することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、所定の表面粗さを現像ス
リーブの表面に得るための規則的な凹凸形状やうねりの
繰返しからなる表面構造(粗パターン)を、スリーブ面
全体にわたって均一かつ効果的に付与することができ
る。
リーブの表面に得るための規則的な凹凸形状やうねりの
繰返しからなる表面構造(粗パターン)を、スリーブ面
全体にわたって均一かつ効果的に付与することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、現像スリーブの被覆層を電
着塗装で形成する場合を代表例とし、図面を参照しつつ
本発明について詳細に説明する。
着塗装で形成する場合を代表例とし、図面を参照しつつ
本発明について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の方法における加圧部材を
用いた現像スリーブ基体上に設けた被覆層表面への表面
状態の転写工程の一例を示す図である。1は図4に示す
ように半硬化状態の被覆層1aをスリーブ基体1b上に
有する段階の部材であり、所定の間隔で対向する保持ロ
ーラ3、4上に、その軸中心が保持ローラ3、4の軸中
心の中間に位置するように載置されている。保持ローラ
3、4上の部材1を上方から加圧部材である加圧ローラ
2が加圧しており、これらのローラがそれぞれの一部が
接触しつつ回転することで加圧ローラ2の表面が部材1
の表面に押圧され、加圧ローラ2の凹凸のパターンから
なる表面構造(粗さパターン)6が部材1の被覆層1a
の表面に転写できるようになっている。
用いた現像スリーブ基体上に設けた被覆層表面への表面
状態の転写工程の一例を示す図である。1は図4に示す
ように半硬化状態の被覆層1aをスリーブ基体1b上に
有する段階の部材であり、所定の間隔で対向する保持ロ
ーラ3、4上に、その軸中心が保持ローラ3、4の軸中
心の中間に位置するように載置されている。保持ローラ
3、4上の部材1を上方から加圧部材である加圧ローラ
2が加圧しており、これらのローラがそれぞれの一部が
接触しつつ回転することで加圧ローラ2の表面が部材1
の表面に押圧され、加圧ローラ2の凹凸のパターンから
なる表面構造(粗さパターン)6が部材1の被覆層1a
の表面に転写できるようになっている。
【0015】スリーブ基体1bは、現像スリーブ用とし
ての機械的強度等の特性を有し、かつ電着塗装用として
使用できる構成を有するものであれば良く、例えば、ア
ルミニウム、鉄等の金属部材、ABSやPPF等の各種
樹脂やセラミック等の非金属部材から形成され、通常用
いられているように、必要に応じて電着塗装を可能とす
るための導電性の下地層を有するものを用いることがで
きる。
ての機械的強度等の特性を有し、かつ電着塗装用として
使用できる構成を有するものであれば良く、例えば、ア
ルミニウム、鉄等の金属部材、ABSやPPF等の各種
樹脂やセラミック等の非金属部材から形成され、通常用
いられているように、必要に応じて電着塗装を可能とす
るための導電性の下地層を有するものを用いることがで
きる。
【0016】半硬化状態の被覆層1aは、基材1b上に
被覆層の形状を維持でき、かつ、加圧ローラ2を加圧し
て粗さパターンが転写でき、さらに、転写された粗さパ
ターンが維持される程度の弾性あるいは変形性を有し、
更に、加圧ローラ2の有する粗さパターンの転写後に完
全硬化させることで、所定の硬度を有するとともに転写
された粗さパターンが固定化されるようなものであれば
よい。
被覆層の形状を維持でき、かつ、加圧ローラ2を加圧し
て粗さパターンが転写でき、さらに、転写された粗さパ
ターンが維持される程度の弾性あるいは変形性を有し、
更に、加圧ローラ2の有する粗さパターンの転写後に完
全硬化させることで、所定の硬度を有するとともに転写
された粗さパターンが固定化されるようなものであれば
よい。
【0017】被覆層の形成は、例えば現像スリーブの被
覆層形成用として知られている電着塗料を用いて行うこ
とができる。電着塗料としては、通常用いられているア
ニオン系塗料やカチオン系塗料に、ホウ化金属、炭化金
属、酸化金属等の導電性無機粉体を分散させた組成のも
のが用いられ、これには、更に、必要に応じて、SiO
2、Al2O3、アクリル、ポリメチルメタクリレート、
ウレタン、ポリエチレン、ナイロン、メラミン等の各種
樹脂からなる非導電性粉体及び、フッ素系樹脂、メラミ
ンアヌレート、ラウロイル−L−リジン等の有機粉体や
グラファイト、MoSO2等の固体潤滑剤などが添加さ
れていてもよい。
覆層形成用として知られている電着塗料を用いて行うこ
とができる。電着塗料としては、通常用いられているア
ニオン系塗料やカチオン系塗料に、ホウ化金属、炭化金
属、酸化金属等の導電性無機粉体を分散させた組成のも
のが用いられ、これには、更に、必要に応じて、SiO
2、Al2O3、アクリル、ポリメチルメタクリレート、
ウレタン、ポリエチレン、ナイロン、メラミン等の各種
樹脂からなる非導電性粉体及び、フッ素系樹脂、メラミ
ンアヌレート、ラウロイル−L−リジン等の有機粉体や
グラファイト、MoSO2等の固体潤滑剤などが添加さ
れていてもよい。
【0018】電着塗料の樹脂成分としては、エポキシ系
樹脂、アクリル系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、フッ素
系樹脂等があり、これらの中では、加熱による架橋化に
基づいて硬化が進行するエポキシ系樹脂が、加熱温度条
件によってその硬化の程度を制御でき、加圧ローラ2に
よる粗さパターンの転写に必要な変形性と、その後の完
全硬化(完成品としての所望の硬度が得られるまでの硬
化)のための操作を効果的かつ容易に行うことができる
ので好ましい。
樹脂、アクリル系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、フッ素
系樹脂等があり、これらの中では、加熱による架橋化に
基づいて硬化が進行するエポキシ系樹脂が、加熱温度条
件によってその硬化の程度を制御でき、加圧ローラ2に
よる粗さパターンの転写に必要な変形性と、その後の完
全硬化(完成品としての所望の硬度が得られるまでの硬
化)のための操作を効果的かつ容易に行うことができる
ので好ましい。
【0019】架橋性のエポキシ系樹脂を用いた電着塗装
皮膜の場合、その架橋温度よりも、例えば5〜100℃
低い温度での第1加熱処理で予備硬化(半硬化)状態と
し、粗さパターンの転写後に、架橋温度での第2加熱処
理でこれを架橋硬化させる。第1加熱処理と第2加熱処
理の温度設定は、塗料成分としての樹脂の種類やその含
有量等に応じて適宜選択できる。
皮膜の場合、その架橋温度よりも、例えば5〜100℃
低い温度での第1加熱処理で予備硬化(半硬化)状態と
し、粗さパターンの転写後に、架橋温度での第2加熱処
理でこれを架橋硬化させる。第1加熱処理と第2加熱処
理の温度設定は、塗料成分としての樹脂の種類やその含
有量等に応じて適宜選択できる。
【0020】なお、スリーブ基体及び被覆層の構成材料
の選定は、例えば、最終的に得られる現像スリーブの体
積抵抗率が、10-5Ωcm〜1010Ωcm、好ましく
は、10-3Ωcm〜10ー4Ωcmとなるように行うこと
ができる。また、半硬化状態の被覆層の層厚は、硬化後
に得られる被覆層が例えば3〜100μmの層厚を有す
るように設定することができる。
の選定は、例えば、最終的に得られる現像スリーブの体
積抵抗率が、10-5Ωcm〜1010Ωcm、好ましく
は、10-3Ωcm〜10ー4Ωcmとなるように行うこと
ができる。また、半硬化状態の被覆層の層厚は、硬化後
に得られる被覆層が例えば3〜100μmの層厚を有す
るように設定することができる。
【0021】このようにして基材1b上に被覆層1aを
設けた部材1を保持ローラ3、4の両方に均等に当接す
るようにセットし、これに粗さパターン6を有する加圧
ローラ2を上方から、粗さパターンの転写に必要な圧力
が均等にかかるように当接させる。このとき、保持ロー
ラ3、4の両方に均等に圧がかかるように当接させる。
次に、加圧ローラ2を図1の矢印5の方向に回転させる
ことによって、部材1の被覆層1aの表面を加圧ローラ
2の粗さパターンの面で加圧し、これを転写する。な
お、この転写工程では、加圧ローラの凹凸状態が反転し
て被覆層表面に形成される。
設けた部材1を保持ローラ3、4の両方に均等に当接す
るようにセットし、これに粗さパターン6を有する加圧
ローラ2を上方から、粗さパターンの転写に必要な圧力
が均等にかかるように当接させる。このとき、保持ロー
ラ3、4の両方に均等に圧がかかるように当接させる。
次に、加圧ローラ2を図1の矢印5の方向に回転させる
ことによって、部材1の被覆層1aの表面を加圧ローラ
2の粗さパターンの面で加圧し、これを転写する。な
お、この転写工程では、加圧ローラの凹凸状態が反転し
て被覆層表面に形成される。
【0022】転写終了後、粗さパターンが転写された被
覆層1aに対して、被覆層1aを構成する樹脂の硬化を
完了させるための処理を行って現像スリーブを完成す
る。
覆層1aに対して、被覆層1aを構成する樹脂の硬化を
完了させるための処理を行って現像スリーブを完成す
る。
【0023】加圧ローラ2、保持ローラ3、4の各々の
径やこれらの位置関係等は、所望とする粗さパターンの
転写が可能となるように適宜選択することができる。ま
た、上記の例では、保持ローラ3、4の表面は、加圧ロ
ーラ2から部材1に転写された粗さパターンに変形等の
影響を与えないように平滑面として形成されているが、
これら保持ローラ2、4の少なくとも一方の表面にも粗
さパターンを形成しておき、加圧ローラ2の粗さパター
ンと、保持ローラ2または3の粗さパターンとを複合化
した粗さパターンを部材1の被覆層1aの表面に形成す
ることもできる。
径やこれらの位置関係等は、所望とする粗さパターンの
転写が可能となるように適宜選択することができる。ま
た、上記の例では、保持ローラ3、4の表面は、加圧ロ
ーラ2から部材1に転写された粗さパターンに変形等の
影響を与えないように平滑面として形成されているが、
これら保持ローラ2、4の少なくとも一方の表面にも粗
さパターンを形成しておき、加圧ローラ2の粗さパター
ンと、保持ローラ2または3の粗さパターンとを複合化
した粗さパターンを部材1の被覆層1aの表面に形成す
ることもできる。
【0024】図2に加圧部材の他の態様を示す。図2に
示す加圧部材9は平板体として形成されており、その少
なくとも上面に粗さパターン10を有する。この板状の
加圧部材9の粗さパターン10を有する面に、半硬化状
態の樹脂からなる被覆層を有する部材1を回転させつつ
押圧することで、粗さパターン10を被覆層表面に転写
することができる。
示す加圧部材9は平板体として形成されており、その少
なくとも上面に粗さパターン10を有する。この板状の
加圧部材9の粗さパターン10を有する面に、半硬化状
態の樹脂からなる被覆層を有する部材1を回転させつつ
押圧することで、粗さパターン10を被覆層表面に転写
することができる。
【0025】部材1の被覆層1aに転写する粗さパター
ンは、現像スリーブを組み込む複写機等の現像部で用い
られるトナーの種類(例えば、ネガタイプやポジタイ
プ)、あるいは電着塗膜自体の組成(例えば、樹脂や充
填材の種類)に応じて、現像スリーブに所望の特性が得
られるように設定する。
ンは、現像スリーブを組み込む複写機等の現像部で用い
られるトナーの種類(例えば、ネガタイプやポジタイ
プ)、あるいは電着塗膜自体の組成(例えば、樹脂や充
填材の種類)に応じて、現像スリーブに所望の特性が得
られるように設定する。
【0026】
【実施例】以下、実施例等により本発明を更に詳細に説
明する。 実施例1 アルミニウム53Sを外径32mmの円筒に加工し、こ
れを40℃で5重量%に調整したアルカリ性脱脂剤(商
品名:VJP6120−4、ヘンケル白水社製)中で2
分間超音波処理して、スリーブ基体を得た。
明する。 実施例1 アルミニウム53Sを外径32mmの円筒に加工し、こ
れを40℃で5重量%に調整したアルカリ性脱脂剤(商
品名:VJP6120−4、ヘンケル白水社製)中で2
分間超音波処理して、スリーブ基体を得た。
【0027】ビスフェノール・エポキシ系カチオン型樹
脂(商品名:ニューペイントER−F2、上村工業社
製)100重量部、TiO2粉体(商品名:パストラン
ET500W、石原産業社製)100重量部、導電性カ
ーボンブラック粉体(商品名:ケッチェンブラックEC
600JD、ケッチェンブラックインターナショナル社
製)3重量部を混合し、イソプロピルアルコール(IP
A)で適当な粘度になるように希釈した。これをサンド
ミルで30分間分散した後、脱塩水により樹脂含量が1
0重量%となるように調整して電着塗料とした。
脂(商品名:ニューペイントER−F2、上村工業社
製)100重量部、TiO2粉体(商品名:パストラン
ET500W、石原産業社製)100重量部、導電性カ
ーボンブラック粉体(商品名:ケッチェンブラックEC
600JD、ケッチェンブラックインターナショナル社
製)3重量部を混合し、イソプロピルアルコール(IP
A)で適当な粘度になるように希釈した。これをサンド
ミルで30分間分散した後、脱塩水により樹脂含量が1
0重量%となるように調整して電着塗料とした。
【0028】この塗料を、先に作製したスリーブ基体を
陰極とし、ステンレス板を対極として、電解液温度28
℃、印加電圧100Vで、5C/dm2となるまで通電
して電着塗装を行った。
陰極とし、ステンレス板を対極として、電解液温度28
℃、印加電圧100Vで、5C/dm2となるまで通電
して電着塗装を行った。
【0029】電着塗装後、電着塗膜(膜厚5〜30μ
m)を有するスリーブ基体を水洗し、乾燥させてから、
130℃のオーブンで加熱処理してから、常温に戻して
現像スリーブ形成用部材を得た。この部材を図1に示す
ように、2つの保持ローラ間に配置してから、加圧ロー
ラで加圧しながら回転により加圧ローラに設けた粗さパ
ターンをスリーブ基体上の電着塗膜表面に転写した。
m)を有するスリーブ基体を水洗し、乾燥させてから、
130℃のオーブンで加熱処理してから、常温に戻して
現像スリーブ形成用部材を得た。この部材を図1に示す
ように、2つの保持ローラ間に配置してから、加圧ロー
ラで加圧しながら回転により加圧ローラに設けた粗さパ
ターンをスリーブ基体上の電着塗膜表面に転写した。
【0030】この際の加圧ローラ側に設けた粗さパター
ンは、菱形状にクロスしたパターンとし、各ライン(凸
状;転写された側で溝を形成する)の幅は0.5mm、
ライン間の間隔は2mmとした。また、加圧条件は、ラ
イン溝深さが0.2〜0.5mmになる圧力で周速1〜
5mm/秒の速さとした。
ンは、菱形状にクロスしたパターンとし、各ライン(凸
状;転写された側で溝を形成する)の幅は0.5mm、
ライン間の間隔は2mmとした。また、加圧条件は、ラ
イン溝深さが0.2〜0.5mmになる圧力で周速1〜
5mm/秒の速さとした。
【0031】次に、粗さパターンが転写された電着塗膜
を有する部材を、オーブン中で、塗膜の樹脂成分の架橋
温度である150℃で30分間加熱し、更に、1500
Wの近赤外線を20分間照射することにより硬化させて
現像スリーブを完成した。 比較例1 電着塗膜を有するスリーブ基体を水洗し、乾燥させてた
後の処理を、塗膜の樹脂成分の架橋温度である150℃
で30分間の加熱と、1500Wの近赤外線の20分間
の照射とをこの順に行い、加圧ローラでの粗さパターン
の転写を行なわない以外は実施例1と同様にして現像ス
リーブを得た。
を有する部材を、オーブン中で、塗膜の樹脂成分の架橋
温度である150℃で30分間加熱し、更に、1500
Wの近赤外線を20分間照射することにより硬化させて
現像スリーブを完成した。 比較例1 電着塗膜を有するスリーブ基体を水洗し、乾燥させてた
後の処理を、塗膜の樹脂成分の架橋温度である150℃
で30分間の加熱と、1500Wの近赤外線の20分間
の照射とをこの順に行い、加圧ローラでの粗さパターン
の転写を行なわない以外は実施例1と同様にして現像ス
リーブを得た。
【0032】以上の実施例1及び比較例1で得られた現
像スリーブをそれぞれ複写機の現像部にセットし、耐久
テストを行った。A4サイズの用紙のコピー枚数に応じ
た電着塗膜の膜厚変化を、耐久テスト前の現像スリーブ
の外径と、耐久テスト中及び耐久テスト後の外径の差分
から膜厚減少量を算出することで評価した。その結果を
図3に示す。図3の結果に示されるように、比較例1の
現像スリーブでも良好な耐久性が得られているが、更に
実施例1のスリーブでは更に高度な耐久性が得られてい
る。
像スリーブをそれぞれ複写機の現像部にセットし、耐久
テストを行った。A4サイズの用紙のコピー枚数に応じ
た電着塗膜の膜厚変化を、耐久テスト前の現像スリーブ
の外径と、耐久テスト中及び耐久テスト後の外径の差分
から膜厚減少量を算出することで評価した。その結果を
図3に示す。図3の結果に示されるように、比較例1の
現像スリーブでも良好な耐久性が得られているが、更に
実施例1のスリーブでは更に高度な耐久性が得られてい
る。
【0033】また、比較例1(−○−)の現像スリーブ
でも良好な画質が得られたが、実施例1(−●−)の現
像スリーブの場合では、粗さパターンの転写を採用した
ことで更に高度な画質が達成でき、この高度な画質は耐
久テスト後も耐久テスト前後で変らない画質が得られ
た。
でも良好な画質が得られたが、実施例1(−●−)の現
像スリーブの場合では、粗さパターンの転写を採用した
ことで更に高度な画質が達成でき、この高度な画質は耐
久テスト後も耐久テスト前後で変らない画質が得られ
た。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スリーブ基体上に被覆層を設けた構成を有する現像スリ
ーブの製造において、被覆層として半硬化状態の層を用
い、この表面に所望の粗さパターンを転写した後、完全
硬化させることで、スリーブ表面に所望の粗さパターン
を均一に形成して、スリーブ表面の帯電分布を均一化で
き、その表面に保持されるトナーの分布にスリーブ表面
に起因するバラツキが生じすることを防止できる。その
結果、本発明により得られた現像スリーブを装着した複
写機等の画像形成装置では、初期の画像濃度を耐久性良
く長期の使用にわたり維持することが可能となる。
スリーブ基体上に被覆層を設けた構成を有する現像スリ
ーブの製造において、被覆層として半硬化状態の層を用
い、この表面に所望の粗さパターンを転写した後、完全
硬化させることで、スリーブ表面に所望の粗さパターン
を均一に形成して、スリーブ表面の帯電分布を均一化で
き、その表面に保持されるトナーの分布にスリーブ表面
に起因するバラツキが生じすることを防止できる。その
結果、本発明により得られた現像スリーブを装着した複
写機等の画像形成装置では、初期の画像濃度を耐久性良
く長期の使用にわたり維持することが可能となる。
【0035】更に、スリーブ基体上の硬化処理を、半硬
化と完全硬化の少なくとも2回に分割して行うことで、
スリーブ基体上の被覆層の硬度や密度が更に高く良好な
ものとなり、被覆層の耐久性(耐摩耗性)が向上して、
被覆層の摩耗量が減少するので、使用し従って被覆層の
膜厚減少も少なく、被覆層の膜厚減少に起因する画質劣
化も防止することができる。
化と完全硬化の少なくとも2回に分割して行うことで、
スリーブ基体上の被覆層の硬度や密度が更に高く良好な
ものとなり、被覆層の耐久性(耐摩耗性)が向上して、
被覆層の摩耗量が減少するので、使用し従って被覆層の
膜厚減少も少なく、被覆層の膜厚減少に起因する画質劣
化も防止することができる。
【図1】本発明に係る現像スリーブの製造方法における
部材表面に設けられた電着塗膜への粗さパターン転写工
程の一例を説明するための図である。
部材表面に設けられた電着塗膜への粗さパターン転写工
程の一例を説明するための図である。
【図2】本発明に係る現像スリーブの製造方法における
部材表面に設けられた電着塗膜への粗さパターン転写工
程の他の例を説明するための図である。
部材表面に設けられた電着塗膜への粗さパターン転写工
程の他の例を説明するための図である。
【図3】実施例1と比較例1で得られた現像スリーブを
用いた耐久テストにおける電着塗膜の16ポイント平均
膜厚減少量を比較した図である。
用いた耐久テストにおける電着塗膜の16ポイント平均
膜厚減少量を比較した図である。
【図4】被覆層が設けられた状態のスリーブ基材の断面
図である。
図である。
1 現像スリーブ形成用部材 1a 電着塗膜 1b スリーブ基体 2 加圧ローラ 3、4 保持ローラ 5 加圧ローラ回転方向 6 粗さパターン 9 板状加圧部材 10 粗さパターン 11 現像スリーブ形成用部材回転方向
Claims (6)
- 【請求項1】 スリーブ基体上に被覆層を有する現像ス
リーブの製造方法において、 スリーブ基体上に半硬化状態の被覆層を設ける工程と、 該スリーブ基体上に設けられた半硬化状態の被覆層の表
面に、加圧部材に設けた所望の表面粗さを得るための凹
凸パターンを有する面を加圧して、該被覆層の表面に該
凹凸パターンに対応する表面構造を得る工程と、 該半硬化状態の被覆層を硬化させて、該被覆層表面に得
られた表面構造を固定化する工程とを有することを特徴
とする現像スリーブの製造方法。 - 【請求項2】 前記被覆層が、樹脂と導電性無機粉体と
を含む請求項1に記載の現像スリーブの製造方法。 - 【請求項3】 前記被覆層が電着塗装層である請求項1
または2に記載の現像スリーブの製造方法。 - 【請求項4】 前記半硬化状態の被覆層が、架橋により
硬化する樹脂を含む層を半硬化させて得たものである請
求項1〜3のいずれかに記載の現像スリーブの製造方
法。 - 【請求項5】 前記被覆層の半硬化状態が、架橋により
硬化する樹脂を含む層を、その架橋温度よりも低い温度
で加熱することで得られる請求項4に記載の現像スリー
ブの製造方法。 - 【請求項6】 架橋により硬化する樹脂が、エポキシ系
樹脂である1〜5のいずれかに記載の現像スリーブの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22590098A JP2000056558A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 現像スリーブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22590098A JP2000056558A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 現像スリーブの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000056558A true JP2000056558A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16836653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22590098A Pending JP2000056558A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 現像スリーブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000056558A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005154579A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 電着塗装材料、摺動部材及びカードリーダ |
JP2006309128A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-11-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | 現像ロール |
JP2006334934A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Canon Inc | ローラの製造方法、およびローラ、現像ローラ、ならびに現像装置、電子写真プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2007051758A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-03-01 | Toyox Co Ltd | 可撓性積層ホース及びその製造方法 |
EP1930787A1 (en) | 2006-12-07 | 2008-06-11 | Seiko Epson Corporation | Developing device and image forming apparatus using the same |
US8175504B2 (en) | 2008-05-29 | 2012-05-08 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and image forming method |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP22590098A patent/JP2000056558A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006309128A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-11-09 | Tokai Rubber Ind Ltd | 現像ロール |
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JP4636942B2 (ja) * | 2005-06-02 | 2011-02-23 | キヤノン株式会社 | ローラの製造方法、およびローラ、現像ローラ、ならびに現像装置、電子写真プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2007051758A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-03-01 | Toyox Co Ltd | 可撓性積層ホース及びその製造方法 |
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EP1930787A1 (en) | 2006-12-07 | 2008-06-11 | Seiko Epson Corporation | Developing device and image forming apparatus using the same |
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