JP2003001666A - 大型浄化槽 - Google Patents

大型浄化槽

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JP2003001666A
JP2003001666A JP2001186268A JP2001186268A JP2003001666A JP 2003001666 A JP2003001666 A JP 2003001666A JP 2001186268 A JP2001186268 A JP 2001186268A JP 2001186268 A JP2001186268 A JP 2001186268A JP 2003001666 A JP2003001666 A JP 2003001666A
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septic tank
solution
tank
mold
gas
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JP2001186268A
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English (en)
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Takashi Tomie
崇 冨江
Masanori Abe
正典 阿部
Eiji Yoshida
英次 吉田
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Teijin Metton KK
Original Assignee
Teijin Metton KK
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  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、軽量であり、その上衝撃に
対して充分な強度を有し、さらに設置後に内水圧または
外圧による変形が少ない大型浄化槽を提供する。 【解決手段】 ジシクロペンタジエンを代表例とするメ
タセシス重合性環状オレフィン架橋重合体よりなる大型
浄化槽。該架橋重合体中には均一微細な気泡を多数含有
することにより、軽量であり、衝撃に対して十分な強度
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衝突に対し強く、耐
久性に優れ、かつ繊維強化の必要もなくリサイクルが可
能で、さらに廃棄焼却処分時焼却残渣がほとんど出ず、
有毒ガスを発生しない無公害な、一体成形された大型浄
化槽及びその製造方法に関するものであり、特に、軽量
で、剛性が高く、廉価であることを特徴とする大型浄化
槽及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来浄化槽の多くは繊維強化プラスチッ
ク(FRP)を使用して成形されており、その中でも特
にガラス繊維で強化した不飽和ポリエステル樹脂を使用
して成形されていることが多い。このガラス繊維で強化
した不飽和ポリエステル樹脂を用いて浄化槽を成形する
場合、ガラス繊維を含んだ大量の粉塵が発生し、作業環
境が劣悪となる問題があった。その上かかるFRPを使
用した浄化槽は重量も大きく、また運搬時落とした場合
や施工時小石があたった場合、その衝撃によって容易に
割れ目が発生するという欠点があった。さらにFRPの
成形物は、ガラス繊維入りのため廃棄時に破砕、粉砕が
困難であり、焼却してもガラス繊維が大量に残りその処
理に手間を要していた。
【0003】そこで本発明者らは先にジシクロペンタジ
エンの如く安価に得られるメタセシス重合性環状オレフ
ィンを用い、メタセシス重合を利用したRIM(反応射
出成形)法によって成形される大型浄化槽で、特定構造
の凹凸状のリブを有した形状が大型浄化槽に有効である
ことを既に提案した。しかし、浄化槽の容量がより大き
なものになると、内部および外部からの圧力を強く受け
るようになり、これを特定構造の凹凸状リブの数あるい
は高さを増やすことで該圧力に対応させようとすると、
浄化槽の重量が増え、かならずしも重量的に満足したも
のにならない場合が生じた。また、浄化槽の角の丸み形
状を外圧に耐え得る特定のアーチ形状とする改良もなさ
れて、一定の成果を上げているが、近年の価格低下の要
求を十分に満足させるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、軽量であ
り、その上衝撃に対して充分な強度を有し、さらに設置
後に内部および外部の圧力にも充分耐え得る廉価な大型
浄化槽を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記本発明
の目的を解決するために鋭意研究を進めた結果、大型浄
化槽の材質を均一微細な気泡を多数含有するジシクロペ
ンタジエン架橋重合体とし、その気泡のサイズと該架橋
重合体の比重を特定の範囲とすることにより、高価な樹
脂原料の使用量を削減すると同時に高い剛性を付与する
という一石二鳥の効果を見出し、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明によれば、次の大型浄化
槽が提供される。
【0007】上槽部および下槽部より構成されるか或い
は上槽部、下槽部およびそれらを連結する板状帯の中間
槽部より構成される大型浄化槽であって、該大型浄化槽
は、(1)少なくとも上槽部及び/又は下槽部が、メタ
セシス重合触媒系の触媒成分を含有するメタセシス重合
性環状オレフィンからなるモノマー液A(溶液A)とメ
タセシス重合触媒系の活性化剤成分を含有するメタセシ
ス重合性環状オレフィンからなるモノマー液B(溶液
B)とを混合し、その原料混合液を金型内に注入しその
金型内において重合および架橋反応せしめることによっ
て得られた架橋重合体成形物であって、(2)平均直径
100μm以下の大きさの気泡を多数含有し、かつ
(3)比重が0.55から0.95の範囲であることを
特徴とする大型浄化槽である。
【0008】また本発明によれば、次の大型浄化槽の製
造方法が提供される。
【0009】上槽部および下槽部より構成されるか或い
は上槽部、下槽部およびそれらを連結する板状帯の中間
槽部より構成される大型浄化槽であって、該大型浄化槽
は、(1)少なくとも上槽部及び/又は下槽部が、メタ
セシス重合触媒系の触媒成分を含有するメタセシス重合
性環状オレフィンからなるモノマー液A(溶液A)とメ
タセシス重合触媒系の活性化剤成分を含有するメタセシ
ス重合性環状オレフィンからなるモノマー液B(溶液
B)とを混合し、その原料混合液を金型内に注入しその
金型内において重合および架橋反応せしめることによっ
て得られた架橋重合体成形物であり、(2)平均直径1
00μm以下の大きさの気泡を多数含有し、かつ(3)
比重が0.55から0.95の範囲であることを特徴と
する大型浄化槽を製造する方法であって、かかる溶液A
及び/又は溶液Bに所定の高い圧力を加えて気体を溶解
せしめ、該溶液A及び溶液Bを混合し、その原料混合液
を金型内に注入しその金型内において重合および架橋反
応せしめるとともに発泡せしめて大型浄化槽を成形する
ことを特徴とする大型浄化槽の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明についてさらに具体的
に説明する。
【0011】本発明の大型浄化槽を構成する架橋重合体
を形成するためのメタセシス重合性環状オレフィンとし
ては、メタセシス重合性シクロアルケン基を分子中に1
〜2個含有するものが使用される。好ましくはノルボル
ネン骨格を分子中に少なくとも1つ有する化合物であ
る。これらの具体例としては、ジシクロペンタジエン、
トリシクロペンタジエン、シクロペンタジエン−メチル
シクロペンタジエン共二量体、5−エチリデンノルボル
ネン、ノルボルネン、ノルボルナジエン、5−シクロヘ
キセニルノルボルネン、1,4,5,8−ジメタノ−
1,4,4a,5,6,7,8,8a−オクタヒドロナ
フタレン、1,4−メタノ−1,4,4a,5,6,
7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−エチリデ
ン−1,4,5,8−ジメタノ−1,4,4a,5,
6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−エチ
リデン−1,4−メタノ−1,4,4a,5,6,7,
8,8a,−オクタヒドロナフタレン、1,4,5,8
−ジメタノ−1,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒド
ロナフタレン、エチレンビス(5−ノルボルネン)など
を挙げることができ、これらの混合物も使用することが
できる。特にジシクロペンタジエンまたはそれを50モ
ル%以上、好ましくは70モル%以上含む混合物が好適
に用いられる。
【0012】また、必要に応じて、酸素、窒素などの異
種元素を含有する極性基を有するメタセシス重合性環状
オレフィンを共重合モノマーとして用いることができ
る。かかる共重合モノマーも、ノルボルネン構造単位を
有するものが好ましく且つ極性基としてはエステル基、
エーテル基、シアノ基、N−置換イミド基、ハロゲン基
などが好ましい。かかる共重合モノマーの具体例として
は、5−メトキシカルボニルノルボルネン、5−(2−
エチルヘキシロキン)カルボニル−5−メチルノルボル
ネン、5−フェニロキシメチルノルボルネン、5−シア
ノノルボルネン、6−シアノ−1,4,5,8−ジメタ
ノ−1,4,4a,5,6,7,8,8a−オクタヒド
ロナフタレン,N−ブチルナディック酸イミド、5−ク
ロルノルボルネンなどを挙げることができる。
【0013】本発明におけるモノマー液A(溶液A)中
には、メタセシス重合触媒系の触媒成分が含有されてい
る。かかる触媒成分としては、タングステン、レニウ
ム、タンタル、モリブデンなどの金属のハライドやアン
モニウム塩などが用いられるが、特にタングステン化合
物がジシクロペンタジエンの反応性の観点から好まし
い。かかるタングステン化合物としては、タングステン
ヘキサハライド、タングステンオキシハライドなどが好
ましく、より具体的にはタングステンヘキサクロライ
ド、タングステンオキシクロライドなどが好ましい。ま
た、有機アンモニウムタングステン酸塩なども用いるこ
とができる。かかるタングステン化合物は、直接モノマ
ーに添加すると、直ちにカチオン重合を開始することが
分かっており好ましくない。従って、かかるタングステ
ン化合物は不活性溶媒、例えばベンゼン、トルエン、ク
ロロベンゼンなどに予め懸濁し、少量のアルコール系化
合物および/またはフェノール系化合物を添加すること
によって可溶化させて使用するのが好ましい。さらに上
述した如き、好ましくない重合を予防するためにタング
ステン化合物1モルに対し、約1〜5モルのルイス塩基
またはキレート化剤を添加することが好ましい。かかる
添加剤としてはアセチルアセトン、アセト酢酸アルキル
エステル類、テトラヒドロフラン、ベンゾニトリルなど
を挙げることができる。極性モノマーを用いる場合に
は、前述の如く、そのものがルイス塩基である場合があ
り、上記の如き化合物を特に加えなくてもその作用を有
している場合もある。前述の如くして、触媒成分を含む
モノマー液A(溶液A)は、実質上充分な安定性を有す
ることになる。
【0014】一方、本発明におけるモノマー液B(溶液
B)中には、メタセシス重合触媒系の活性化剤成分が含
有されている。この活性化剤成分は、周期律表第I〜第
III族の金属のアルキル化物を中心とする有機金属化
合物、特にテトラアルキル錫、アルキルアルミニウム化
合物、アルキルアルミニウムハライド化合物が好まし
く、具体的には塩化ジエチルアルミニウム、ジ塩化エチ
ルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、ジオクチ
ルアルミニウムアイオダイド、テトラブチル錫などを挙
げることができる。これら活性化剤成分としての有機金
属化合物をモノマーに溶解することにより、モノマー液
B(溶液B)が形成される。
【0015】本発明においては、後述する本発明の特徴
をなす発泡剤又は発泡用のガス(発泡性ガスということ
がある)を添加した前記溶液Aおよび溶液Bを混合し、
金型内に注入することによって、目的とする架橋重合体
の成形物を得ることができる。しかし、上記組成のまま
では、重合反応が非常に速く開始されるので、成形金型
に十分流れ込まない間に硬化が起こることもあり問題と
なる場合もある。このような場合には活性調節剤を用い
ることが好ましい。かかる調節剤としてはルイス塩基類
が一般に用いられ、なかんずく、エーテル類、エステル
類、ニトリル類などが用いられる。具体例としては安息
香酸エチル、ブチルエーテル、ジグライムなどを挙げる
ことができる。かかる調節剤は一般的に、有機金属化合
物の活性化剤の成分の溶液(溶液B)の側に添加して用
いられる。前述と同様にルイス塩基を有するモノマーを
使用する場合には、それに調節剤の役目を兼ねさせるこ
とができる。
【0016】メタセシス重合触媒系の使用量は、例えば
触媒成分としてタングステン化合物を用いる場合は、上
記原料モノマーに対するタングステン化合物の比率は、
モル基準で約1,000対1〜15,000対1、好ま
しくは2,000対1の付近であり、また、活性化剤成
分はアルキルアルミニウム類を用いる場合には、上記原
料モノマーに対するアルミニウム化合物の比率は、モル
基準で約100対1〜10,000対1、好ましくは2
00対1〜1,000対1の付近が用いられる。さらに
上述した如きキレート化剤や活性調節剤については、実
験によって上記触媒系の使用量に応じて、適宜調節して
用いることができる。
【0017】本発明によって得られる架橋重合体の成形
物には、実用に当たってその特性を改良または維持する
ために更にその目的に応じた各種添加剤を配合すること
ができる。かかる添加剤としては、充填剤、顔料、酸化
防止剤、光安定剤、難燃剤、高分子改良剤などがある。
このような添加剤は、本発明の架橋重合体が成形された
後は添加することが不可能であるから添加する場合には
予め前述した原料溶液に添加しておく必要がある。
【0018】その最も容易な方法としては、前記溶液A
および溶液Bのいずれかまたは両方に前もって添加して
おく方法を挙げることができるが、その場合、その液中
の反応性の強い触媒成分、活性化剤成分と実用上差支え
ある程度には反応せず、且つメタセシス重合を阻害しな
いものでなくてはならない。どうしても、その反応が避
け得ないものが共存しても、重合を実質的に阻害しない
ものあるいは短時間には阻害しないものの場合は、モノ
マーと混合して、第三液を調製し、重合直前に混合使用
することもできる。また、重合触媒または活性化剤を第
三液とし、これを含まない溶液Aまたは溶液Bに上記添
加物を添加する方法も考えられる。さらに、固体の充填
剤の場合であって、両成分が混合されて、重合反応を開
始する直前あるいは重合しながら、その空隙を充分に埋
め得る形状の物については、成形金型内に充填しておく
ことも可能である。また、本発明による成形物は、酸化
防止剤を添加しておくことが好ましく、そのため、フェ
ノール系またはアミノ系の酸化防止剤を予め溶液中に加
えておくことが望ましい。これら酸化防止剤の具体例と
しては、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、
N,N'−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、テト
ラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシシンナメート)]メタンなどが挙げられる。
【0019】また、本発明の成形物は、他の重合体をモ
ノマー溶液状態の時に添加しておくこともできる。かか
る重合体添加剤としては、エラストマーが成形物の耐衝
撃性を高めることおよび溶液の粘度を調節する上で効果
がある。かかる目的に用いられるエラストマーとして
は、スチレン−ブタジエン−スチレントリブロックゴ
ム、スチレン−イソプレン−スチレントリブロックゴ
ム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブチルゴム、エ
チレンプロピレン−ジエン−ターポリマー、ニトリルゴ
ムなど広範なエラストマーを挙げることができる。
【0020】さらに、本発明における架橋重合体成形物
は、反応射出成形(RIM成形)で製造されるジシクロ
ペンタジエンやトリシクロペンタジエンを代表例とする
メタセシス重合性環状オレフィンの架橋重合体中に比較
的均一で微細な気泡を多数含有するものである。これに
より、軽量化、肉厚化、高剛性化を達成したことを最大
の特徴とするものである。該気泡の平均サイズは100
μm直径より小さい必要がある。100μmより大きい
と脆くなり強度が低下する。1μmより小さい気泡は一
般に作製が困難であり、また効果が小さい。本発明で
は、該重合体(成形品)の比重で規定した。比重が0.
55より小さい場合は該重合体に比較的大きい気泡(空
洞)が多いか、小さい気泡が繋がった状態となり強度や
耐衝撃性が劣化する。比重が0.95より大きい場合は
本発明の目的である該重合体の軽量化に効果がない。本
発明は、微細な気泡を架橋重合体(成形品中)に生成せ
しめる事により軽量化を達成すると同時に、該気泡が重
合体中の不可避的に存在する欠陥と同じサイズか又は小
さい時には材料の持つ本来の機械的強度を大きくは低下
させない、という現象を利用し、これを軽量化と大きい
曲げ剛性が要求される大型浄化槽に適用したものであ
る。故に、上述のように、本発明の気泡のサイズは10
0μm以下、好ましくは50μm以下、さらに好ましく
は30μm以下である必要がある。また、本発明の気泡
は大多数(おおよそ70%以上)が独立した気泡であ
り、互いに連通し連続気泡を形成していないことが好ま
しい。連続した気泡が多いと、衝撃に対して十分な強度
を有さない場合がある。
【0021】なお、単位体積当たりの気泡の個数は、少
なくとも1×106個/cm3であることが望ましいが、
測定が一般に難しい。
【0022】本発明における気泡の平均サイズは、本発
明の大型浄化槽を構成する架橋重合体(成形品)の板厚
さ方向断面を切り出して電子顕微鏡などの顕微鏡で10
0倍から200倍の倍率で観察し、観察された気泡の直
径を平均したものである。100倍の倍率で観察した時
の観察、計測した試料部分は1mmx0.8mmの面積
であった。観察試料は板厚さ方向の3ヶ所から採取し
た。なお、断面を切り出した時の観察される気泡のサイ
ズは、すべてがその気泡の直径ではない。すなわち、気
泡を球体とした時に、切断される断面は球の直径部分か
ら球の端部までの種々の切断面を持つ事になる。気泡が
全て均一なサイズの完全な球体と仮定し、ランダムに切
断された時の観察される切断面の直径の平均は球体の直
径の約0.74倍と計算されるが、本発明に言う「気泡
の平均サイズ」はかかる補正、考慮は行っていない。す
なわち本発明では、上記のように、顕微鏡観察された切
断面のすべての単純平均である。
【0023】本発明の大型浄化槽はメタセシス重合性環
状オレフィン架橋重合体からなる。ところで通常の該樹
脂の比重は1.0〜1.2の範囲である。本発明の大型
浄化槽は気泡を含有することによりその比重を0.55
〜0.95の範囲としたものは、機械的強度を低下させ
ないで、比重が小さくなった分だけの軽量化と使用樹脂
の節約による低価格化が達成できた。さらに、地中に埋
設して使用される大型浄化槽では強い曲げ剛性が要求さ
れる。かかる場合、本発明では軽量化した分だけ板厚さ
を増加させることが可能となり、曲げ剛性が厚さの3乗
に比例することより、大幅な曲げ剛性の改善が達成でき
た。かかる比重の好ましい範囲は0.60〜0.85で
ある。
【0024】かかる均一微細な気泡を作製するには公知
の種々の方法を用いることができる。ガスをミキサーな
どで攪拌しながら混入させて、機械的に発泡させる方法
や、低沸点の化合物を発泡剤として添加して物理的に発
泡させる方法、或いは、2成分の化学反応により、ガス
を発生させて化学的に発泡させる方法などがよく知られ
ている。しかし、これらの方法で微細な気泡を精度よく
再現よく作製する事は困難であり、本発明では、高圧力
でモノマー液(溶液Aと溶液Bの片方又は両方)に気体
(ガス)を溶解させてそれらを金型内に注入後、金型内
で該気体を発泡させる方法を好ましく用いることができ
る。
【0025】本発明の多数の気泡を含有する大型浄化槽
の製造方法としては、前記溶液Aおよび溶液Bの少なく
とも一方に発泡用のガスを添加し溶解させ、ついでこれ
らの溶液Aおよび溶液Bを混合する。混合された原料混
合液を、防水パンの金型内に注入しその金型内において
重合および架橋反応せしめる。これらの反応とともに溶
液中に溶解したガスが発泡し、架橋重合体成形物中に発
泡形状が生じる。このように金型内で重合及び架橋反応
とともに発泡が起こり、発泡成形物が得られる。
【0026】以下に、本発明の大型浄化槽の製造方法を
詳細に説明する。
【0027】好ましい製造方法としては、発泡反応射出
成形装置として通常の反応射出成形(RIM)装置に発
泡用のガスを供給する装置を付加し、さらに、金型やモ
ノマー液タンクなどの耐圧性、圧力制御性を高めた構成
としたものを用いて行なうものである。原料のモノマー
液A及びモノマー液Bは、発泡成形前においては、反応
を生じさせないように分けて、それぞれを密閉して収容
できるAタンク及びBタンクに収容しておく。そして、
これら各モノマー液が収容されたAタンク及び/又はB
タンクに、ガス供給装置からガスを導入して、所定の圧
力において、導入されたガスをAタンク及び/又はBタ
ンク中にあるそれぞれのモノマー液に溶解させる。この
場合、導入する発泡用のガスは、二酸化炭素ガス、窒素
ガス、アルゴンガスなどの発泡ガスとして作用するガス
であれば何れでもよいが、好ましくは、窒素ガスか二酸
化炭素ガスが用いられる。二酸化炭素ガスは、他のガス
に比べて高い拡散性をもっているため、モノマー液に飽
和溶解させやすかった。しかし、二酸化炭素ガスを用い
てジシクロペンタジエンを原料モノマーとした場合は反
応性が阻害されるという不都合が発生し、モノマー液の
保存寿命が短いという欠点があった。一方、窒素ガスは
不活性で重合反応を阻害することがないので、本発明で
はより好適に用いられる。
【0028】また、それぞれのモノマー液に発泡用のガ
スを溶解させるには、例えば、常温下において圧力のみ
を加えて溶解させる場合、加圧装置を備えたガス供給手
段によりガスをAタンク及び/又はBタンクに圧送する
と共に、Aタンク及び/又はBタンクを少なくとも1M
Pa加圧して行う。例えば、約10時間で6MPa以上
の圧力を加える、あるいは、約3〜5時間で8MPa以
上の圧力を加えることにより行う。なお、モノマーとし
てジシクロペンタジエンを用いた場合は、重合反応を精
度良く制御する観点から、モノマー液は、その反応性
(活性度)に応じて選択される所定の温度にコントロー
ルするのがよい。
【0029】次いで、この20℃〜45℃程度の温度範
囲から圧力及び温度を保持した状態で、Aタンク及びB
タンクに連通し前記2モノマー液を混合するミキシング
ヘッドに各モノマー液を送り、このミキシングヘッド部
において2液を均一に混合する。各成分(各モノマー
液)の輸送はポンプなどを用いて行なわれる。そして、
混合された2液は、金型に送られて、混合成分が重合架
橋反応を起こすことにより固化し、成形物が得られる。
この金型内で固化する寸前の溶液状態の段階において及
び/又は重合反応が進行する事で粘度が上昇しつつある
段階で発泡が行われ多数の気泡を含有する発泡成形品が
得られる。
【0030】すなわち、予めガスを溶解したモノマー液
は金型中で急激な圧力及び/又は温度の変化を受けて、
ガスの溶解度が低下して発泡する。この場合、圧力、温
度の何れを変化させてもよいが、高圧によりガスを飽和
させている場合は、金型圧力制御装置として圧力調整弁
を備えた装置を用いて、この圧力調整弁により金型内の
圧力を急激に低下させるように制御するのが好ましい。
なお、金型はその温度と圧力が制御されているが、混合
された2液の重合反応により、温度は急上昇し、圧力も
変化する。かかる温度、圧力の急激な変化も発泡に寄与
する。大型浄化槽の金型温度は重合反応が始まる直前に
おいては30℃〜110℃程度に設定され、また、金型
の内部(キャビティ)圧力は0〜5MPa程度の範囲に
設定される。
【0031】架橋重合体成形物中の気泡径や気泡数を調
節するには、上記の金型の温度と圧力を前記金型圧力制
御装置及び/又は金型温度制御装置を用いて、金型内の
圧力及び/又は温度を適宜制御することにより行うこと
が好ましい。なお、モノマー液中のガス濃度を制御する
ことでも、該発泡重合体(成形品)中の気泡径や気泡数
を調節できる。
【0032】本発明の架橋重合体成形物はかかる手法で
作製された多数の気泡を含有することにより、軽量化を
達成し、同じサイズの成形品と比較して高価な樹脂の使
用量を節約できる。気泡を含有しないジシクロペンタジ
エン重合体の比重は約1.05であるが、本発明では、
比重が0.55〜0.95となり、強度、剛性を低下さ
せる事なく大幅な軽量化と製造コストの削減を達成し
た。また、軽量化により、板厚を大きくする事が可能と
なり、曲げ剛性が大幅に向上した。特に大型浄化槽は地
中で使われることにより、大きい外圧、土圧を受けるこ
とが知られているが、かかる場合において本発明の浄化
槽は絶大な効果を発揮した。
【0033】本発明に用いる環状オレフィン架橋重合体
成形物の一般的な特長の一つは耐衝撃性の優れているこ
とであり、通常の成形物では、落下させてもまた小石な
どの固形物が衝突しても容易に壊れることはない。さら
に基本的にはガラス繊維などの補強材を特に用いる必要
はない。しかしながら、曲げ弾性率はこれらの補強材を
用いたものと比べて一般に低く、浄化槽の外部から圧力
を加えられた場合の変形が大きくなり、亀裂、漏れ等の
問題を引き起こす可能性があった。 これを解決する手
段として、本発明の架橋重合体成形物においてその厚さ
を1.2倍から1.8倍に厚くしたものが有効であるこ
とが判明した。
【0034】浄化槽は一旦設置すると通常10年〜20
年かそれ以上の長期にわたって使用されるものであり、
またその内部に汚水が入るので内部に水圧がかかり、さ
らに地下に埋設した場合、土砂や地下水によって外側か
らも圧力が常にかかるなど、耐久性および耐熱性も厳し
さが要求される。 かかる要求特性に対し本発明の大型
浄化槽は曲げ剛性が高く軽量化を実現しながら、短期的
にもまた長期的にも耐圧性および耐久性の問題を解決し
うるものである。
【0035】本発明の大型浄化槽の構造は、メタセシス
重合性環状オレフィンの架橋重合のよって得られた発泡
成形品である限り、特に制限されるわけでもない。その
好ましい構造の態様は、本発明者らが先に提案した下記
公開公報に記載された構造のものやそれらの一部を改変
した構造のものを挙げることができる。(i)特開平7
−137070(平成5年11月15日出願)(ii)特
開平7−266434(平成6年3月31日出願)(ii
i)特開平7−290484(平成6年4月21日出
願)(iv)特開平7−329096(平成6年6月14
日出願)(v)特開平7−329095(平成6年6月
8日出願)また、槽容量は2m3以上、好ましくは3〜
15m3、特に好ましくは、3〜12m3の大型であっ
て、長期間の保存や使用に対して耐久性を要求される大
型浄化槽が本発明の対象となりうる。
【0036】次に本発明の好ましい大型浄化槽について
図面(第1図)により説明する。本発明の大型浄化槽
は、基本的には2個または3個の部材より構成される。
すなわち、上槽部および下槽部の2個の部材より構成さ
れるか、あるいは上槽部、下槽部およびそれらを連結す
る板状帯の中間部の3個より構成される。
【0037】
【実施例】以下実施例を掲げて本発明の大型浄化槽をよ
り具体的に説明する。
【0038】(原料液の製造:溶液Aの調整)六塩化タ
ングステン28重量部を窒素気流中下で乾燥トルエン8
0重量部に添加し、次いでt−ブタノール1.3重量部
をトルエン1重量部に溶解した溶液を加え1時間撹拌
し、次いでノニルフェノール18重量部およびトルエン
14重量部よりなる溶液を添加し5時間窒素パージ下撹
拌した。さらにアセチルアセトン14重量部を加えた。
副生する塩化水素ガスを追い出しながら窒素パージ下に
一晩撹拌を継続し、重合用触媒溶液を調製した。次いで
精製ジシクロペンタジエン(純度99.7重量%、以下
同様)95重量部、精製エチリデンノルボルネン(純度
99.5重量%、以下同様)5重量部よりなるモノマー
混合物に対し、エチレン含有70モル%のエチレン−プ
ロピレン−エチリデンノルボルネン共重合ゴム3重量
部、酸化安定剤としてエタノックス702の2重量部を
加えた溶液に上記重合用触媒溶液をタングステン含量が
0.01mol/litterになるように加えて触媒
成分を含有するモノマー液A(溶液)を調製した。
【0039】(溶液Bの調製)精製ジシクロペンタジエ
ン83重量部、精製エチリデンノルボルネン5重量部よ
りなるモノマー混合物に対し、エチレン含有70モル%
のエチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共重
合ゴム3重量部を溶解した溶液に、トリオクチルアルミ
ニウム85、ジオクチルアルミニウムアイオダイド1
5、ジグライム100のモル割合で混合調製した重合用
活性化剤混合液をアルミニウム含量が0.03mol/
litterになる割合で添加し、活性化剤成分を含有
するモノマー液B(溶液B)を調製した。
【0040】(型)第1図に示す製品形状を盛り込んだ
金型を使用した。該浄化槽は凹凸状のリブを有する。実
施例で作った浄化槽の寸法は次の通りである。A=39
0mm B=520mm C=490mm D=340m
mE=520mm F=2260mm G=950mm
H=800mmI=260mm J=1140mmまた
凹凸のリブの形状は、幅=160mm、高さ=30m
m、厚み=6.5mmとした。なお、槽全体の板厚さも
6.5mmである。
【0041】(成形)該金型と前記の発泡反応射出成形
機を用いて発泡成形物からなる大型浄化槽を作製した。
窒素ガスを13MPaで40℃の両モノマー液A,Bに
溶解させた。つづいて、固定側金型温度を90℃、可動
側金型温度を60℃とし、キャビティ内圧を0.5MP
aとして反応射出成形した。得られた発泡成形物は比重
0.68、内部の平均気泡サイズは35μmだった。
【0042】(浄化槽としての評価)得られた架橋重合
体成形物の上下槽をフランジ部を介してボルトと接着剤
で固定し評価用製品とした。なお該製品は予めFRP仕
切板3枚を用いボルトおよび接着剤で固定されている。
該製品はJISA4101に基づく剛性試験、耐久試験
いずれも満足した。
【0043】(比較例と物性評価)上記実施例で作製し
たモノマー溶液A、Bを用いて、通常のRIM成形装置
を用いて、実施例と同じ形状であるが板の厚さを市場で
商品化されている大型浄化槽と同じ5mmとした浄化槽
を比較例として作製した。この比較例の浄化槽と前記実
施例の浄化槽より物性測定試料を切り取って評価した。
評価結果を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】注:[剛性]は[曲げ弾性率x板厚さの3乗]
に比例するとして計算した。
【0046】表1の評価結果より、重量、すなわち樹脂
の使用量は14%の節約となり、曲げ剛性は約2倍の増
加となった。この結果より本発明の絶大な効果が証明さ
れた。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、軽量であり、その上衝
撃に対して充分な強度を有し、さらに設置後に内水圧及
び外圧による変形が少ない大型浄化槽が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は大型浄化槽の一例を示すものであり、A
は表面図、Bは側面図を示す。
【符号の説明】
1 浄化槽上槽部 2 凹凸リブ 3 フランジ 4 浄化槽下槽部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:04 B29K 105:04 B29L 31:00 B29L 31:00 (72)発明者 吉田 英次 山口県岩国市日の出町2番1号 帝人メト ン株式会社テクニカルセンター内 Fターム(参考) 3E070 AA02 AB01 DA07 VA01 VA30 4D027 AA01 AB01 4F206 AA12 AG20 AH49 JA01 4J032 CA25 CA32 CA34 CA38 CA43 CA68 CB01 CB03 CE03 CE06 CE18 CG07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上槽部および下槽部より構成されるか或
    いは上槽部、下槽部およびそれらを連結する板状帯の中
    間槽部より構成される大型浄化槽であって、該大型浄化
    槽は、(1)少なくとも上槽部及び/又は下槽部が、メ
    タセシス重合触媒系の触媒成分を含有するメタセシス重
    合性環状オレフィンからなるモノマー液A(溶液A)と
    メタセシス重合触媒系の活性化剤成分を含有するメタセ
    シス重合性環状オレフィンからなるモノマー液B(溶液
    B)とを混合し、その原料混合液を金型内に注入しその
    金型内において重合および架橋反応せしめることによっ
    て得られた架橋重合体成形物であって、(2)平均直径
    100μm以下の大きさの気泡を多数含有し、かつ
    (3)比重が0.55から0.95の範囲であることを
    特徴とする大型浄化槽。
  2. 【請求項2】 溶液A及び/又は溶液Bに圧力を加えて
    気体を溶解せしめた後に該溶液A及び溶液Bを混合し、
    その原料混合液を金型内に注入しその金型内において発
    泡せしめて請求項1記載の大型浄化槽を成形することを
    特徴とする大型浄化槽の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記気体が窒素ガスであることを特徴と
    する請求項2記載の大型浄化槽の製造方法。
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