JP2003000009A - ホールディガー - Google Patents

ホールディガー

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JP2003000009A
JP2003000009A JP2001192272A JP2001192272A JP2003000009A JP 2003000009 A JP2003000009 A JP 2003000009A JP 2001192272 A JP2001192272 A JP 2001192272A JP 2001192272 A JP2001192272 A JP 2001192272A JP 2003000009 A JP2003000009 A JP 2003000009A
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JP
Japan
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cutting blade
tip
soil
tool
digging tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001192272A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemasa Miyajima
重昌 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIDA KOGYO KK
SANPO KOGYO KK
Original Assignee
ISHIDA KOGYO KK
SANPO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば園芸において肥料を入れたり、白蟻駆除
剤を入れたり、さらには各種のポールを立てたりすると
きに用いられるホールディガーにおいて、穴あけ作業が
軽く容易に行えるようにすること。 【解決手段】回転操作するハンドル2の先端に、円筒状
の掘り込み具3を有するホールディガー1であって、上
記掘り込み具3の先端に、掘り込み具3の長さ方向に突
出する切込刃6,6を形成するとともに、該切込刃6,
6における回転方向後側に、内周方向に張り出す突片7
を形成したホールディガー1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば地面等に
円形の穴を掘るためのホールディガーに関する。
【0002】
【従来の技術】ホールディガーは、例えば園芸において
肥料を入れたり、白蟻駆除剤を入れたり、さらには各種
のポールを立てたりするときに用いられる。このホール
ディガーには、図7に示したように、回転させる円筒状
の掘り込み具101の先端に、2枚の切込刃102,1
02をその円周上に突設したものがある。
【0003】使用に際しては、切込刃102,102で
切り込んで、掘り取る土を掘り込み具101の内側に収
容するのであるが、掘り込み具101が侵入することに
よって土は押しのけられる。つまり、掘り込み具101
の内側に入る土は、周囲から押圧される。このため、図
8に示したように掘り込み具の板厚ぶん圧縮された土は
円筒内に詰まった状態になる。したがって、回転作業に
大きな力が必要となり、穴あけ作業は困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、穴
あけ作業が軽く容易に行えるようにすることを主たる課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのための手段は、回転
操作するハンドルの先端に、円筒状の掘り込み具を有す
るホールディガーであって、上記掘り込み具の先端に、
掘り込み具の長さ方向に突出する切込刃を形成するとと
もに、該切込刃における回転方向後側に、内周方向に張
り出す突片を形成したホールディガーであることを特徴
とする。
【0006】前記突片は、切込刃を傾斜させて形成する
も、別部材の取り付けや切り起し、折り曲げ等で形成す
るもよい。
【0007】穴あけ作業は、ハンドルを持って掘り込み
具を穴あけ位置に押し当てて回転させると、切込刃が切
り込むことになるが、そのとき掘り込み具内の圧縮され
た土は、回転方向後側に位置する突片により、ほぐされ
る。このため、詰まる事はなく、却って、土などは却っ
て押し上げられ、掘り込みやすくなる。したがって、軽
い力での円滑な回転操作が可能となる。
【0008】突片を回転方向の前方下方から後方上方へ
傾斜させれば、土などをほぐせる上に、土などをすぐさ
ま掬い上げ、積極的に押し上げることができる。
【0009】なお、前記切込刃の先端は、掘り込み具の
外周面よりも外方へ突出させるとよい。切込刃の先端が
掘り込み具の円周上ではなく外に突出しているため、土
を掻く作用をするとともに、掻いた土を円滑に突片上に
移送することができる。また、例えば切込刃が石に当た
った場合など、回転方向と切込刃の突出方向がずれてい
るために、衝突を緩和し、またかわすこともでき、円滑
な穴あけ作業が期待できる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を用いて説明する。図1は、ホールディガー1の正面
図であり、このホールディガー1は、回転操作するT型
のハンドル2の先端に、円筒状の掘り込み具3を有した
ものである。ハンドル2の長さは、立って操作するのに
適した適宜長さに設定している。長さ調節可能に構成す
れば、背の高さに応じて使いやすい長さで使用できる。
【0011】上記掘り込み具3は、掘る穴の径と深さに
対応した円筒形の本体部4と、該本体部4の上端に固定
された門形をなす取り付け部5と、本体部4の下端に形
成されて本体部4の長さ方向に突出する切込刃6,6と
で構成している。
【0012】図2がその切込刃6,6の斜視図、図3が
平面図である。このように切込刃6,6は、本体部4の
下端縁に適宜の間隔をおいて2枚突出形成している。切
込刃6,6は、回転方向の前側を高く、後側を低く形成
した三角形状で、この切込刃6自体を、内側に傾斜させ
て、内周方向に張り出す突片7に設定している。
【0013】この突片7は、切込刃6の先端部が切り込
んで、掻いて内側に取り込んだ土などを、回転にしたが
って上へあげるような作用をするためのものである。す
なわち内周方向に張り出しているので、取り込んだ土な
どの外周部をほぐして圧力を下げ、詰まらないようにし
て、取り込んだ土などを掘り込み具3の侵入に伴って相
対的に上昇させる。
【0014】この一例では、切込刃6自体を内側に傾斜
させて突片7を形成しているが、その傾斜角は、例えば
約10度から45度程度の範囲に設定し、張り出す幅は
掘り込み具3の内周面に接する土などをほぐせればよい
のでごく僅かでよい。
【0015】また切込刃6の先端6aは、掘り込み具3
の本体4の外周面よりも外方に適宜突出させている。
【0016】このように構成したホールディガー1で
は、ハンドル2を持ち掘り込み具3の切込刃6を穴形成
位置に突き立てて回転させる。すると切込刃6は地面等
に侵入するわけであるが、このとき、切込刃6の先端6
aは本体部4の外周面よりも外に突出させているので、
掘り込み具3の外周面より外側を削るとともに、内周側
に土などを取り込む。そして、取り込んだ土などは、切
込刃6における回転方向の後側に形成した突片7の上へ
送るとともに、突片7が、掘り込み具3の内周面に接す
る部分の土などをほぐして、圧力を下げる。このため、
図4に示したように、掘り込み具3内に取り込んだ土な
どは詰まることがなく、却って上方へ上がりやすい状態
になる。このため、軽い回転による円滑な作業が行え
る。
【0017】また、切込刃6の先端6aは、外に突出さ
せているので、たとい切込刃6の回転位置に図5に示し
たように石ころ8などがあった場合でも、回転方向と切
込刃6の突出方向がずれているために、衝撃を緩和する
ことができるとともに、当たった後に石ころ8を外側に
はじくか内側に取り込むかして、かわすこともできるの
で、円滑な穴あけ作業が可能である。
【0018】所定深さまで掘り込んだ後、ハンドル2を
持って真っ直ぐに引き上げれば、掘り取る土などは掘り
込み具3の中に保持された状態になり、きれいな丸い穴
を形成できる。
【0019】図6は、切込刃6を内側に傾斜させずにな
い周方向に張り出す突片7を形成した例を示している。
すなわち回転方向の前側を高く、後側を低く形成した三
角形状の切込刃6の先端6aより後側に、切込刃6の傾
斜した端縁に沿って内周に傾く突片7を一体に取り付け
て形成している。先端6aは、先の一例の場合と同様に
本体部4の外周面より外方に突出させるとよい。
【0020】上述のように構成すると、先の例と同様の
作用をするうえに、突片7を切込刃6の傾斜した端縁に
形成したので、突片7は、回転方向の前方下方から後方
上方へ傾斜することになる。したがって、土などをほぐ
せる上に、土などをすぐさま掬い上げ、積極的に押し上
げることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、突片の
存在により、掘り込み具内に取り込んだ土などを上へ押
しあげるような作用をするので、従来のように土などが
詰まることはなく、軽く円滑な穴あけ作業が行える。
【0022】また切込刃の先端を外に突出させることに
より、突片に対してうまく土などを送ることができ、突
片の作用効果を向上する。そのうえ、石などがあって衝
突しても衝撃を和らげ、またかわすことができるので、
作業を滞らせることがなく、円滑さの効果を一そう増す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホールディガーの正面図。
【図2】 掘り込み具先端部の斜視図。
【図3】 掘り込み具の底面図。
【図4】 作用状態の説明図。
【図5】 作用状態の説明図。
【図6】 他の例に係る掘り込み具先端部の斜視図。
【図7】 従来の掘り込み具先端部の正面図。
【図8】 従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…ホールディガー 2…ハンドル 3…掘り込み具 6…切込刃 6a…先端 7…突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転操作するハンドルの先端に、円筒状の
    掘り込み具を有するホールディガーであって、上記掘り
    込み具の先端に、掘り込み具の長さ方向に突出する切込
    刃を形成するとともに、該切込刃における回転方向後側
    に、内周方向に張り出す突片を形成したホールディガ
    ー。
  2. 【請求項2】前記突片を、切込刃を傾斜させて形成した
    請求項1に記載のホールディガー。
  3. 【請求項3】前記切込刃の先端を、掘り込み具の外周面
    よりも外方へ突出させた請求項1または請求項2に記載
    のホールディガー。
JP2001192272A 2001-06-26 2001-06-26 ホールディガー Pending JP2003000009A (ja)

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