JP2000192494A - スコップ - Google Patents

スコップ

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JP2000192494A
JP2000192494A JP10365932A JP36593298A JP2000192494A JP 2000192494 A JP2000192494 A JP 2000192494A JP 10365932 A JP10365932 A JP 10365932A JP 36593298 A JP36593298 A JP 36593298A JP 2000192494 A JP2000192494 A JP 2000192494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
locking
rake
scoop
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP10365932A
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English (en)
Inventor
Shogo Fukazawa
正吾 深沢
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の作業に適したスコップを提供する。 【解決手段】 柄部(1)の先端(1a)にすくい部
(3)を取り付けてなるスコップにおいて、該すくい部
はすくい面(3a)が柄部と略平行になっている第一の
位置とすくい面が柄部の基端(1b)方向を向いている
第二の位置との間で柄部に対し回動自在になるように枢
着され、該柄部にはすくい部を当該第一の位置から当該
第二の位置の方向に引くための引き線(9)を備えさ
せ、柄部とすくい部との間には当該第二の位置の方向に
回動したすくい部を当該第一の位置に戻すための戻し手
段(15)を配設したことを特徴とするスコップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスコップ(シャベル)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スコップとしては柄部の先端にサジ形の
すくい部ないしブレードを固定してなるものが従来より
使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスコップに
おいては、すくい部が柄部の先端に固定されているた
め、例えば側溝、ドブ等から泥、ゴミ等を除去する作業
において当該泥、ゴミ等をすくい難いという問題があ
り、また、穴掘りやガーデニングにおいて土をすくって
これを後方に投げる作業が行ない難いという問題もあ
る。本発明は上記従来のスコップにおけるこのような問
題を解決しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記のスコップを提供するものである。
【0005】(1)柄部の先端にすくい部を取り付けて
なるスコップにおいて、該すくい部はすくい面が柄部と
略平行になっている第一の位置とすくい面が柄部の基端
方向を向いている第二の位置との間で柄部に対し回動自
在になるように枢着され、該柄部にはすくい部を当該第
一の位置から当該第二の位置の方向に引くための引き線
を備えさせ、柄部とすくい部との間には当該第二の位置
の方向に回動したすくい部を当該第一の位置に戻すため
の戻し手段を配設したことを特徴とするスコップ(請求
項1)。
【0006】(2)前記引き線を柄部における所望の位
置にロックするためのロック手段を設け、該引き線を該
ロック手段によりロックすることによりすくい部を所望
の角度にロックし得るようになし、該ロック手段は、柄
部に多数の係止孔を備えさせると共に該柄部に筒状体を
摺嵌し、該筒状体は常に前記引き線と共に柄部に沿って
摺動するように該引き線に関連させ、該筒状体には係止
孔に対応する貫通孔を備えさせ、更に該筒状体には該貫
通孔を貫通して柄部におけるいずれかの係止孔に係止し
得るようにした係止レバーを該係止孔に対して係脱自在
に配設し、該係止レバーを該係止孔に係止する方向に常
時付勢するばねを配設してなるものである(請求項
2)。
【0007】特許請求の範囲を含む本明細書において
「すくい面」とはすくい部における底部の上面をいうも
のとする。
【0008】
【作用】[請求項1のスコップ]請求項1のスコップに
おいては、戻し手段の力に抗して手で引き線を引くこと
により、すくい部をすくい面が柄部と略平行になってい
る第一の位置からすくい面が柄部の基端方向を向いてい
る第二の位置の方向に回動させることができる。このよ
うに第二の位置の方向に回動したすくい部は戻し手段に
より第一の位置の方向に戻る傾向を有するが、戻し手段
の力に抗して引き線を手で固定しておけばすくい部は当
該回動した位置に固定される。この状態で引き線から手
を離せば、すくい部は戻し手段の力により回動して第一
の位置に戻る。
【0009】スコップのすくい部をすくい面が柄部と略
平行になっている第一の位置(図1の実線参照)に固定
したときには、該スコップは例えば土を掘る作業等に好
ましく使用される。スコップのすくい部をすくい面が柄
部の基端方向を向いている第二の位置(図1の鎖線及び
図3参照)に固定したときには、該スコップは例えば側
溝、ドブ等から泥、ゴミ等をすくい取る作業や穴掘りや
ガーデニングにおいて土をすくってこれを後方に投げる
作業に好ましく使用される。また、スコップのすくい部
を第一の位置と第二の位置との中間の位置(図4参照)
に固定したときには、該スコップは例えば種々の場所に
おける土やゴミ等をすくい取る作業に好ましく使用され
る。
【0010】[請求項2のスコップ]請求項2のスコッ
プにおいては、引き線をロック手段によりロックするこ
とによりすくい部を所望の角度にロックし得るようにし
たため、すくい部をロックする際に引き線を手で固定す
る必要はない。即ち、係止レバーをばねの力に抗して柄
部の係止孔から離した状態で引き線を所望の位置まで引
くことにより筒状体を所望の位置まで摺動させた状態で
係止レバーを離せば該係止レバーはばねの力により柄部
における所定の係止孔に係止する。係止レバーが柄部に
おける係止孔に係止したときには、筒状体は当該位置に
おいて柄部にロックされる。従って、筒状体が柄部にロ
ックされれば、該筒状体に関連させた引き線も当該位置
にロックされる。その結果、スコップのすくい部も当該
角度にロックされる。換言すれば、すくい部は戻し手段
により前記第一の位置の方向に戻る傾向を有するのであ
るが、引き線がロックされたことによりすくい部が前記
第一の位置の方向に回動することが阻止される結果、す
くい部がロックされるのである。係止レバーをばねの力
に抗して柄部の係止孔から離せば、筒状体のロックが解
消され、引き線のロックも解消される。従って、すくい
部のロックも解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号1に示すものはスコップの
柄部であり、符号3に示すものは柄部1の先端1aに取
り付けられたすくい部である。すくい部3は好ましくは
平面略長方形状の深底のものとする。図示の柄部1は基
端1bに把部5を備えている。
【0012】しかして、本発明においては、すくい部3
はすくい面3aが柄部1と略平行になっている第一の位
置とすくい面3aが柄部1の基端1b方向を向いている
第二の位置との間で柄部1に対し回動自在になるように
ヒンジ7を介して柄部1の先端1aに枢着されている。
即ち、すくい部3は90°以上の角度範囲で回動自在で
ある。
【0013】柄部1にはすくい部3を当該第一の位置か
ら当該第二の位置の方向に引くためのワイヤ等の引き線
9を備えさせる。引き線9の一端9aはすくい部3に固
定され、他端9bは柄部1の基端1bに設けられた把部
5に近接している。符号10に示すものは引き線9の他
端9bに取り付けられたハンドルである。引き線9は柄
部1に取り付けられた案内通路11、13に挿通されて
いる。
【0014】柄部1とすくい部3との間には前記第二の
位置の方向に回動したすくい部3を前記第一の位置に戻
すための戻し手段15を配設する。戻し手段15はゴム
又はばね等の弾性体とする。なお、符号20に示すもの
は泥、土、ゴミ等である。
【0015】図示の事例においては、前記引き線9を柄
部1における所望の位置にロックするためのロック手段
21を設け、該引き線9を該ロック手段21によりロッ
クすることによりすくい部3を所望の角度にロックし得
るようにしている。
【0016】次にこのロック手段21の一例について説
明する。このロック手段21は、好ましくは、柄部1に
多数の係止孔23を備えさせると共に該柄部1に筒状体
25を摺嵌し、該筒状体25は常に前記引き線9と共に
柄部1に沿って摺動するように該引き線9に関連させ、
該筒状体25には係止孔23に対応する貫通孔27を備
えさせ、更に該筒状体25には該貫通孔27を貫通して
柄部1におけるいずれかの係止孔23に係止し得るよう
にした係止レバー29を該係止孔23に対して係脱自在
に配設し、該係止レバー29を該係止孔23に係止する
方向に常時付勢するばね31を配設してなるものであ
る。図示の事例においては、係止レバー29を係止孔2
3に対して係脱自在とするために、筒状体25に取付部
材33を突設し、該取付部材33に軸35を支持させ、
該軸35に係止レバー29を回動自在に支持させてい
る。
【0017】
【発明の効果】[請求項1のスコップ]請求項1のスコ
ップにおいては、すくい部を前記第一の位置と第二の位
置との間における所望の位置(角度)に固定することが
できる。従って、該スコップは、すくい部の角度によ
り、例えば土を掘る作業、側溝、ドブ等から泥、ゴミ等
をすくい取る作業、穴掘りやガーデニングにおいて土を
すくってこれを後方に投げる作業、種々の場所における
土やゴミ等をすくい取る作業等に好ましく使用される。
換言すれば、請求項1のスコップは、すくい部の角度を
変えることにより、種々の作業に適したものとなる。
【0018】[請求項2のスコップ]請求項2のスコッ
プにおいては、引き線をロック手段によりロックするこ
とによりすくい部を所望の角度にロックし得るようにし
たため、すくい部をロックする際に引き線を手で固定す
る必要はない。また、係止レバーをばねの力に抗して柄
部の係止孔から離せば、すくい部のロックも解消され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスコップの一例を示す側面図であ
る。
【図2】同上スコップの平面図である。
【図3】同上スコップの使用状態の一例を示す側面図で
ある。
【図4】同上スコップの使用状態の別の一例を示す側面
図である。
【図5】ロック手段を示す断面図である。
【符号の説明】
1 柄部 1a 先端 1b 基端 3 すくい部 3a すくい面 5 把部 7 ヒンジ 9 引き線 9a 一端 9b 他端 10 ハンドル 11 案内通路 13 案内通路 15 戻し手段 21 ロック手段 23 係止孔 25 筒状体 27 貫通孔 29 係止レバー 31 ばね 33 取付部材 35 軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄部の先端にすくい部を取り付けてなる
    スコップにおいて、該すくい部はすくい面が柄部と略平
    行になっている第一の位置とすくい面が柄部の基端方向
    を向いている第二の位置との間で柄部に対し回動自在に
    なるように枢着され、該柄部にはすくい部を当該第一の
    位置から当該第二の位置の方向に引くための引き線を備
    えさせ、柄部とすくい部との間には当該第二の位置の方
    向に回動したすくい部を当該第一の位置に戻すための戻
    し手段を配設したことを特徴とするスコップ。
  2. 【請求項2】 前記引き線を柄部における所望の位置に
    ロックするためのロック手段を設け、該引き線を該ロッ
    ク手段によりロックすることによりすくい部を所望の角
    度にロックし得るようになし、 該ロック手段は、柄部に多数の係止孔を備えさせると共
    に該柄部に筒状体を摺嵌し、該筒状体は常に前記引き線
    と共に柄部に沿って摺動するように該引き線に関連さ
    せ、該筒状体には係止孔に対応する貫通孔を備えさせ、
    更に該筒状体には該貫通孔を貫通して柄部におけるいず
    れかの係止孔に係止し得るようにした係止レバーを該係
    止孔に対して係脱自在に配設し、該係止レバーを該係止
    孔に係止する方向に常時付勢するばねを配設してなるも
    のであることを特徴とする請求項1のスコップ。
JP10365932A 1998-12-24 1998-12-24 スコップ Pending JP2000192494A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105863041A (zh) * 2016-05-28 2016-08-17 曹能 一种封闭式下水道清淤锄及淤泥的清理方法
CN111395417A (zh) * 2019-12-12 2020-07-10 郑州勤睿恒电子科技有限公司 一种多角度定位野外挖掘铲

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CN105863041A (zh) * 2016-05-28 2016-08-17 曹能 一种封闭式下水道清淤锄及淤泥的清理方法
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