JP2002543826A - 生物学的流体の検査装置および検査方法 - Google Patents

生物学的流体の検査装置および検査方法

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JP2002543826A JP2000618417A JP2000618417A JP2002543826A JP 2002543826 A JP2002543826 A JP 2002543826A JP 2000618417 A JP2000618417 A JP 2000618417A JP 2000618417 A JP2000618417 A JP 2000618417A JP 2002543826 A JP2002543826 A JP 2002543826A
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ライト,デイヴィド,ケント
フラム,フィリップ,スティーヴン
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クリシウム、アドヴァイズァズ、リミティド
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N33/04Dairy products
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/76Chemiluminescence; Bioluminescence

Abstract

(57)【要約】 動物から得られた生物学的流体をその動物における疾患の存在について検査するための装置(10)。この装置は、容器(12)、ディップスティック(14)および照度計(15)を含み、ディップスティック(14)の端(31)が前記流体のサンプル内に挿入されるようにされており、その結果、所定量のサンプルがディップスティック(14)に付着し、かつ光放射をもたらす容器(12)内の反応に関与し、照度計(15)は、容器(12)を収容し、かつ操作されるようになされており、それによって、前記サンプルにおける細菌レベルの決定、したがって前記動物における疾患の決定が、容器(12)からの光放射を検知することによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 (発明の説明) 本発明は、生物学的流体の検査装置および検査方法に関する。 【0002】 乳牛および他の動物によって産生された乳汁を検査して、その動物が乳房炎に
かかっているかどうかを明らかにすることは知られている。例えば、乳汁収集作
業者によって集められた乳汁サンプルを試験所で検査することが日常的に行われ
ている。 【0003】 知られているそのような検査は、乳房炎の存在を直接的に示すためにサンプル
中の細菌数を測定すること、または動物における乳房炎の存在を間接的に示すた
めにサンプル中の体細胞(例えば、組織、血液または他の細胞)の数を測定する
ことのいずれかを含む。この後者の検査は、乳房炎などの感染症にかかった動物
では、動物の免疫系によって産生された白血球(leucocyte)が、病原
体を攻撃するために動物の乳汁に移動するという事実に依る。したがって、サン
プル中における高レベルの体細胞は、感染症がその動物に存在していることを示
している。 【0004】 試験所に基づく知られている検査に伴う問題は、当然のことではあるが、サン
プルが採取されたときと検査結果が得られるときとの遅れである。乳房炎は急速
に進行し得るので、検査結果は、例えば動物を次に搾乳するときの疾患状態を正
確に示さないことがある。また、収集作業者(輸送車の運転手)によって採取さ
れたサンプルに対する試験所に基づく検査は、多数の動物によって得られた乳汁
を含むことが大いに考えられる。したがって、そのような検査は、特定の農場か
ら得られた乳汁の品質を測定することにおいてはいくらかか有用であるが、酪農
場主に、例えば、その動物のどれが乳房炎にかかっているかということについて
知らせることにおいては役に立たない。 【0005】 したがって、酪農場主は、迅速な結果が得られ、その結果、乳房炎にかかって
いる動物に対する注意を酪農場主に喚起することができる個々の動物に対する検
査を行うことができることが必要である。それにより、酪農場主は、家畜群から
得られる乳汁の品質を低下させないように個々の動物の乳汁を処分することを決
定することができ、そして例えば抗生物質を用いて動物を処置するか、あるいは
動物自身の免疫系に感染症と闘わせるいずれかの決定を行うことができる。 【0006】 それぞれの場合において、乳房炎の早期診断は、酪農場主が、生産のために提
供された家畜群の乳汁の品質を予防的に維持することができ、かつ家畜群内の個
々の動物の時宜を得た適切な処置を手配することができるためには重要である。 【0007】 酪農場主によって行われることを目的とする乳汁検査が知られている。これは
、カリフォルニア乳房炎検査(CMT)および伝導性検査として知られている。
しかし、そのような検査を行うために、検査器具は、酪農場主が行うことに十分
に熟練していないこともある主観的な判断を行う必要がある。また、そのような
検査器具は、無症状の乳房炎を検出する感度がないことを示し、CMTは、現在
の規則および規制が要求する体細胞計数レベルでの精度を有していない。そのよ
うな検査は、乳牛が搾乳され得る牛舎内での使用には容易に向いていない。 【0008】 携帯可能な生物学的流体検査キットが、例えば、米国特許第5827675号
から知られているが、これらは使用が複雑であり、屋外における、例えば酪農場
主による使用には容易に向いていない。 【0009】 本発明の一態様によれば、本発明者らは、動物から得られた生物学的サンプル
をその動物における疾患の存在について検査するための装置を提供する。この装
置は、容器、ディップスティック(dipstick)および照度計(lumi
nometer)を含み、ディップスティックの一端がサンプル内に挿入される
ようにされており、その結果、所定量のサンプルがディップスティックに付着し
て、光放射をもたらす容器内の反応に関与し、そして照度計は、容器を収容し、
かつ操作されるように組み立てられており、それによって、サンプルにおける細
菌および/または体細胞のレベルの決定、したがって動物における疾患の決定が
、容器からの光放射を検知することによって行われる。 【0010】 本発明は、主として、原乳(raw milk)を検査する際における使用の
ために開発されたが、それだけのために開発されていない。 【0011】 したがって、本発明による装置を利用して、個々の乳汁産生動物から得られる
乳汁を、例えば、乳汁が得られるやいなや、あるいは乳汁が得られた後すぐに、
酪農場主によって簡便に検査することができ、そして照度計によって、容器から
の光放射を測定することができるので、検査は主観的な決定に基づいていない。 【0012】 照度計が使用され得るためには、ディップスティックに付着した乳汁または他
の流体が、ディップスティック上の薬剤および/または容器内の試薬と反応して
、光生成反応を生じさせることが不可欠である。生成された光の量は、好ましく
は、ディップスティックに付着した乳汁中の体細胞の数によって決定され、した
がって、この検査は間接的な検査である。すなわち、動物における疾患の存在が
、サンプル中の細菌細胞の数ではなく、むしろサンプル中の体細胞の数によって
示される。しかし、本発明は、好適な試薬を使用して、サンプル中の細菌細胞に
ついて検査する直接的な検査方法に適用することができる。 【0013】 好ましくは、容器は抽出剤を含有し、ディップスティックに付着した乳汁また
は他の流体における体細胞の内容物が、この抽出剤と接触したときに放出される
。抽出剤は、検査する前の容器のチャンバー内に含有させることができ、ディッ
プスティックの一端を、検査が行われるまでは抽出剤と接触しないで容器内に維
持することができる。例えば、チャンバーは、容器内において、容器の閉じた端
と容器内の膜との間に配置され、膜は、ディップスティックに付着した乳汁また
は他の流体と、抽出物とが、検査時に接触することができように破ることができ
る。膜は、プラスチック製、または金属、またはこれらの組合せであり得る。例
えば、例としてだけであるが、金属化マイラー(Mylar)などである。 【0014】 ディップスティックは、容器内において、ディップスティックが膜と接触しな
いで維持されている位置から、ディップスティックの端が抽出剤との接触状態に
ある位置まで移動させることができ、そのような移動によって膜が破られる。 【0015】 一形態において、ディップスティックは、除かれるまでは容器の開口端を閉じ
るキャップによって維持され得る。このキャップは、ディップスティックが容器
内を移動して膜を破ることができるように破壊される壊れやすい結合を含む。し
たがって、ディップスティックおよび容器は、1回限りの使用のために組み立て
られている。 【0016】 容器のキャップは表示手段を含むことができる。その結果、容器を、乳汁また
は他の生物学的流体サンプルをもたらす動物について一義的に確認することがで
き、かつ容易に示すことができる。一形態において、そのような表示手段は、例
えば、書かれたものによって情報を提供し得る1つまたは2つ以上の翼部を含む
ことができる。 【0017】 容器は、好ましくは管状であるが、好ましくは非円形の断面であり、かつ照度
計の対応する非円形の開口部に収容可能であり、その結果、容器は、例えば、容
器からの光捕集を最大にするために、その開口部内において所望の向きに強制さ
れる。 【0018】 抽出剤は、典型的には、接触したときに流体中の体細胞を破壊する溶解液であ
り得る。したがって、反応を促進させるために、好ましくは、ディップスティッ
クは、乳汁または他の生物学的サンプルにおける細胞成分と反応する酵素などの
試薬を含む。 【0019】 ディップスティックは、最も好都合には、プラスチック材から作製される。デ
ィップスティックが作製されている材料による、ディップスティック上において
運ばれる酵素または他の試薬の不活性化を防止するために、好ましくは、バリア
が薬剤とディップスティックの材料との間に配置される。一形態において、薬剤
は、ディップスティックに接着されているか、またはそうでなければ、ディップ
スティックに固定されている吸収材パッドにおいて運ぶことができる。1つのそ
のようなパッドは、例えば、綿または他の天然繊維から作製された吸収材織物パ
ッドである。そのようなパッドは、既知量の乳汁または他の流体が吸収されるよ
うに組み立てることができ、その結果、既知量の流体が検査において使用される
。ディップスティックは、過剰な流体がディップスティックに付着しないように
構成され得る。例えば、ディップスティックの端は鋭くすることができる。 【0020】 1つの好適な試薬は、酵素ルシフェラーゼと一緒にされるホタルルシフェリン
である。 【0021】 照度計は、ルシフェリン/ルシフェラーゼの化学反応の結果として放射される
すべての光子、または特定の振動数範囲にある光子のみを計数するように構成さ
れ得る。したがって、すべての光子、またはルシフェリン/ルシフェラーゼの化
学反応に特異的な光子のみが、所望により照度計によって検知され得る。 【0022】 本発明の別の態様によれば、本発明者らは、動物から得られた生物学的サンプ
ルをその動物における疾患の存在について検査する方法を提供する。この方法は
、ディップスティックの端を生物学的流体のサンプルに挿入し、それによって所
定量のサンプルをディップスティックに付着させること、ディップスティックを
容器に挿入し、それによって、所定量の流体サンプルを、光放射をもたらす容器
内の反応に関与させること、容器を照度計に挿入し、照度計を操作して、容器か
らの光放射を検知すること、およびサンプル中の細菌レベルを決定して、出力を
照度計から得ることを含む。 【0023】 本発明のこの第2の態様の方法は、本発明の前記第1の態様の装置の特徴のい
ずれかを用いることができる。 【0024】 本発明の第3の態様によれば、本発明者らは、本発明の第1の態様による装置
において使用されるディップスティックアセンブリーを提供する。このアセンブ
リーは、生物学的流体サンプル内に浸けられ、かつその後の反応において使用さ
れる所定量のサンプルがディップスティックに付着するようにされている自由端
を有するディップスティックを含み、そしてサンプルが乳汁であり、かつディッ
プスティックによって、光放射をもたらすその後の反応に関与する薬剤が運ばれ
ることを特徴とする。 【0025】 このアセンブリーのディップスティックは、本発明の第1の態様の装置のディ
ップスティックの特徴のいずれかを有し得る。 【0026】 本発明の第4の態様によれば、本発明者らは、検査試薬および検査される生物
学流体サンプルを含有する容器と、照度計デバイスとの組合せを提供する。この
場合、試薬およびサンプルは反応して光放射をもたらし、照度計は、容器を収容
し、かつ光放射を検知するように組み立てられており、そして容器および照度計
は、容器が照度計内に収容されるときに、容器が好ましい向きで収容されるよう
に組み立てられている。 【0027】 試薬は、ディップスティックに付着させることによって容器内に含有されるこ
とができる。 【0028】 例えば、容器は細長く、非円形の断面にすることができ、そして照度計は、容
器の非円形の断面に対応する断面の開口部を含むことはできる。したがって、容
器は、光捕集を最大にし、かつ検査の一貫性が異なるサンプル間で確保されるよ
うに配向させることができる。 【0029】 このような容器および/または照度計は、本発明の第1の態様の装置の容器お
よび/または照度計の特徴のいずれかを有し得る。 【0030】 次に、本発明を、添付された図面を参照して説明する。 【0031】 図面を参照すると、乳汁を産生する動物が疾患(特に、乳房炎)にかかってい
るかどうかを明らかにするために乳汁を検査する装置10が示されている。 【0032】 装置10は、使用前のディップスティックアセンブリー13を収容する容器1
2を含む。このディップスティックアセンブリー13は、下記に記載されている
ように装置10の使用時において、乳汁サンプルに浸けられ、容器12内に再び
置かれるディップスティック14を含み、次いで、ディップスティック14を含
有する容器12は、容器12からの光放射を検知するために照度計15に入れら
れる。 【0033】 この例における容器12は、好適なプラスチックまたはガラスなどの透明な材
料から作製された試験管である。容器12内には、容器12の閉じた端17を、
開口端18を有する容器12の残りの部分から隔てるための膜16が存在する。 【0034】 閉じた端17と膜16との間に配置されたチャンバー20内には、抽出剤21
が液体の形態で配置される。その化学的組成および機能は下記において明らかに
される。したがって、抽出剤21はチャンバー20内に保持され、好ましくは、
抽出剤21によって満たされず、しかし空気または不活性なガスを含有する空間
22がチャンバー20内に存在する。記載され得る好適な試薬の例において、試
薬を酸素で飽和させることが好ましく、したがって、所望する場合には、空間2
2は酸素富化ガスを含有してもよく、あるいは純酸素さえも含有し得る。 【0035】 膜16は、容易に穿刺/破壊することができる材料から、例えば、適度に薄い
プラスチック、金属、または金属化マイラーなどの複合材料、ポリエチレンまた
はポリプロピレンから作製することができる。例としてだけであるが、膜16は
、好ましくは、容器12内に配置され、そして例えば、超音波シール技術を使用
して容器12に対して密着される。さらなる代替法において、膜は金属材料から
作製するこができ、あるいはワックスまたは酢酸セルロースさえからも作製する
ことができる。 【0036】 容器12は、好ましくは非円形の形状であるが、それでなければ、下記に示さ
れているように、容器12を照度計15内において好ましい向きで置くことがで
きるように組み立てることができる。 【0037】 容器12の開口端18は、ディップスティック14を固定し、かつ容器12と
共同してその開口端18を閉じるために役立つ閉鎖部26を有するキャップ25
を有するディップスティックアセンブリー13を収容する。したがって、キャッ
プ25の閉鎖部26は、好適な弾力性のプラスチック材料から作製することがで
き、好ましくは容器12の開口端18への押込みばめである。キャップ25は、
この例では、例えば、乳汁が検査される動物について容器12を示すことができ
ることをそれに書き記すことによって標識されるのに適合した表示手段27を含
む。 【0038】 表示手段27は、この例では、閉鎖部26から側方に広がり、そして標識用の
表面を提供するだけでなく、上記に記載されているように、照度計15と共同し
て、光放射を検知しているときに容器12を照度計15内に維持するのに適合し
得る2つの翼部28、29を有する。 【0039】 キャップ25の閉鎖部26は、壊れやすい結合30によって表示部27に取り
付けられている。この壊れやすい結合30により、閉鎖部26が、それによって
維持されたディップスティック14が通常の場合には維持され、その結果、その
自由端31が膜16の位置よりも上方にあるように保持される。しかし、この壊
れやすい結合30は、図2において矢印Aで示されている方向で、圧力を閉鎖部
26に加えることによって壊すことができる。その結果、ディップスティック1
4の自由端31が膜16を突き通して、容器12の閉じた端17におけるチャン
バー20内の試薬21と接触する。 【0040】 閉鎖部26によって維持されるディップスティック14は、好ましくは、好適
なプラスチック材料から作製されるが、所望する場合には別の好適な材料から作
製することができる。ディップスティック14は、好ましくは、閉鎖部26の開
口部の中に接着されるか、あるいは締りばめとして保持され得る。あるいは別の
例では、ディップスティック14は、ディップスティックアセンブリー13の閉
鎖部26と一体的に作製され得る。 【0041】 ディップスティック14の自由端31は、鋭くされた形態である。この結果、
自由端31は、必要なときに膜16を容易に突き刺すことができ、そしてまた、
ディップスティック14が乳汁サンプルに浸けられたときには、過剰な乳汁が自
由端31から滴となって落ち、その結果、所定量の乳汁のみが検査において使用
される。 【0042】 ディップスティック14は、上記に記載されているように、検査のときに化学
反応に関与する試薬を運ぶ。典型的には、試薬は酵素を含む。最も好ましくは、
試薬は、ホタルルシフェリンと酵素ルシフェラーゼとの混合物である。 【0043】 酵素は、ディップスティック14のプラスチック材料と接触したときに変性し
て不活性化(neutralize)され得るため、好ましくは、薬剤は、接着
および/または機械的な固定および/または加熱固定による固定をディップステ
ィック14に対して行うことができる織物パッド36などの中立的なキャリアに
よって運ばれる。例えば、パッド36は、両面接着テープによってディップステ
ィック14に固定することができる。そのような形態により、ディップスティッ
ク14のプラスチックと、かつ/または両面テープの接着剤と直に接触している
いくらかの酵素または他の薬剤は不活性化され得るが、十分な量の酵素および他
の薬剤が、検査の化学反応に関与するために隔てられている。 【0044】 一形態において、ディップスティック14は、透明なポリカーボネートなどの
透明なプラスチック材料から作製することができる。その結果、照度計15によ
る読み取りのときに、ディップスティックによって生じる光の遮蔽量を低下させ
ることができる。また、織物パッド36は平らであり、したがって、最大の表面
積を照度計15内において光検出器に提供する。 【0045】 酵素は、特に、しかし他の薬剤もまた、酸素の存在下で分解することがあるた
め、膜16の上方の密閉容器12は中立的な雰囲気を含有することが好ましい。
したがって、ディップスティックアセンブリー13の容器からの取り出しを困難
にし得るが、膜16の上方の容器12は少なくとも部分的に排気することができ
、あるいは容器12は、窒素ガスのような不活性ガス、または少なくとも不活性
ガス富化ガスを含有することができる。したがって、膜16は、ガス不透過性で
あることが必要であり、その結果、閉じた端17の空間22内の酸素富化ガスは
、容器12の残りの部分の不活性雰囲気中に膜16を通って透過せず、すなわち
、膜16を通過しない。 【0046】 これにより、改善された保存寿命および製品安定性がもたらされる。酵素の活
性を維持し、その結果、典型的には1年程度であることが期待される製品の寿命
期間にわたって一致した結果を得ることができることは重要である。 【0047】 次に、検査方法を説明する。 【0048】 最初に、容器12が、必要な場合には、取っ手としてディップスティックアセ
ンブリー13の表示手段27の翼部28、29を使用して、ディップスティック
アセンブリー13を取り出すことによって開けられる。これにより、閉鎖部26
と容器12との間のシール(図示せず)の破壊がもたらされ、ディップスティッ
クアセンブリー13が使用されたという明かな視覚的/触覚的なしるしがもたら
され、したがって、測定が行われる前に、ディップスティック14が誤って二度
使用される可能性が最小限にされる。閉鎖部材26を除くことにより、膜16の
上方にある不活性な雰囲気が放出され、ディップスティック14によって運ばれ
た酵素または他の薬剤が大気にさらされる。したがって、この方法ステップは、
好ましくは、それ以外の方法ステップの直前に行われる。その後、ディップステ
ィック14の自由端31が、検査される乳汁のサンプルに浸けられる。サンプル
は、好ましくは搾乳時に得られ、したがって、表示手段27において確認される
ように、好ましくは一頭の動物に対して特異的である。所望する場合、サンプル
は、特定の乳首に対して特異的にすることができる。 【0049】 それぞれの場合において、過剰な乳汁は、ディップスティック14からしたた
らせることができ、そして好ましくは、下を向いた自由端31に保持され、その
結果、過剰な乳汁が、尖った自由端31からしたたり落ちるようになる。 【0050】 ディップスティック14によって運ばれる織物パッド36のサイズは、所定量
の乳汁がディップスティック14に付着し、かつパッド36上の酵素または他の
薬剤と接触することが確実に行われるように調整される。 【0051】 次に、ディップスティック14は容器12に戻され、そしてキャップ25の閉
鎖部26が容器12に挿入される。このとき、乳汁が付着しているディップステ
ィック14の自由端31は、依然として容器12の閉じたチャンバー20内の試
薬と接触していないままである。 【0052】 酪農場主または他の試験者は、サンプルを多数の動物から集め、そしてそれぞ
れのサンプルに対して異なるディップスティックアセンブリー13および容器1
2を使用して、それぞれのサンプルついて上記に記載された方法ステップを行う
ことができる。必要とされるサンプルのすべてが集められたとき、そして試験者
にとって都合が良いとき、例えば、搾乳が終了したときに、次の方法ステップを
行うことができる。 【0053】 それぞれの容器12について、キャップ25の壊れやすい結合30を壊して、
ディップスティック13の尖った自由端31によって膜16を突き刺し、付着し
た乳汁と酵素または他の薬剤とを抽出剤21と接触させることができる。その長
さの大部分が一般に一定の断面である容器12と、キャップ25の閉鎖部26と
は、ディップスティック14が移動して膜16を突き刺して、容器12内の新し
い位置でディップスティック14を維持し続けるように共同し続ける。 【0054】 抽出剤21は溶解液であり、したがって、ディップスティックに付着した乳汁
が抽出剤21と接触したとき(実際、容器は一般には直立した向きで維持される
ならば)、乳汁中の体細胞が溶解され、破壊される。体細胞の溶解は、特に、細
胞からのアデノシン三リン酸(ATP)の放出をもたらす。それぞれの体細胞は
ほぼ同じ量のATPを含有しており、したがって、抽出剤21に放出されるAT
Pの量は、乳汁サンプル中の体細胞の数に依存する。ATPと、空間22内の酸
素とは、ルシフェラーゼによって触媒されて、ホタルルシフェリンと反応し、光
子を放射する。 【0055】 この反応はしばらく続き、したがって、膜16が照度計15の外で突き破られ
た場合、反応が始まった後に、容器12を照度計15に入れることができる。 【0056】 しかし、好ましくは、膜16は照度計15の中でディップスティック14によ
って突き破られる。照度計15は、容器12を収容する開口部40を有する。こ
の開口部40は所定の形状にされており、その結果、容器12が好ましい向きで
照度計15内に収容され得るだけである。示された例において、容器12は、そ
の長さの大部分にわたって断面が一般に楕円または卵形であり、照度計15の開
口部40は対応する形状である。したがって、容器12の側面41、42の一方
が照度計15内において光センサーの近くに位置することができ、そして従来の
丸底試験管よりも平らであるので、光の捕集効率が最大になる。また、ディップ
スティック14の織物パッド36の平らな部分が楕円管12の長軸ととも配列す
るように配置することによって、パッド36は、パッド36の平らな部分が検出
器の方を向いた状態で照度計15内で配向して、光の検出効率を最大にする。 【0057】 キャップ25の表示手段27の翼部28、29は、照度計15の対応する溝穴
48、49内に位置する。 【0058】 その後、照度計15の蓋50が閉じられるので、好ましくは、この動作により
、ディップスティック14は下降して膜16を突き抜ける。これは、例えば、閉
鎖部材26の中心に押し出されるピンまたは類似するものを有する蓋50によっ
て達成され得る。したがって、キャップの設計は、使用者がディップスティック
14で膜16を手動で穴をあけることが困難になるようにすることができる。示
されているように、好ましくは、蓋50は、照度計15の本体51にヒンジを介
して取り付けられ、蓋50を閉めることにより、スイッチ53をも作動させ、そ
れによって光検知シーケンスが開始される。 【0059】 ルシフェリン/ルシフェラーゼの反応は、溶液中のATPの存在に対して極め
て敏感かつ特異的である。したがって、化学発光反応の結果として放射される光
の強度は、溶液中のATPの量と直接的に関連させられる。溶液中のATPの量
は、次に、乳汁サンプル中の体細胞の数と直接的に関連させられるので、放射さ
れる光の強度は、乳汁サンプル中の体細胞の量と直接的に関連させられる。ディ
ップスティック14によって運ばれる織物パッド36は、所定量の乳汁がパッド
36に付着するように調整されているので、サンプル中の体細胞の濃度もまた、
放射された光の強度に関連させられる。 【0060】 照度計15は、光放射の検知が開始されたとき、および/または照度計15が
その検知シーケンスを終了したときに視覚的および/または聴覚的な指示をもた
らすように構成され得る。好ましくは、照度計15は、検査結果を直ちに示すた
めに校正されている。例えば、照度計15は、赤色61、コハク色62および緑
色63の各ランプの表示部61を含むことができ、そのいずれかが点灯して検査
結果を示す。緑色ランプ63が点灯した場合、これは、低い正常なレベルの体細
胞のみが乳汁サンプルに存在することを示す第1の所定レベルに光放射が達して
いないことを示し得る。その結果、その乳汁が由来する動物は乳房炎を有してい
ないことが結論され得る。コハク色ランプ62が点灯した場合、これは、光放射
が、第1の所定レベルを超えているが、高レベルの体細胞が存在することを示す
第2の所定レベルを超えていないことを示し得る。したがって、コハク色が表示
されたときには、再検査またはより詳細なさらなる検査を行うことが勧められる
。赤色ランプ61が点灯した場合、これは、第2の所定レベルを超える異常な数
の体細胞が乳汁サンプルに存在することを示し、これは、動物における疾患を示
す。乳汁は乳首から得られるので、最も可能性のある疾患は乳房炎である。「赤
色」結果のとき、酪農場主または他の試験者は抗生物質処置を施すことができ、
かつ/または獣医師から専門的な援助を求めることができる。 【0061】 本発明のさらなる特徴は下記の通りである。 【0062】 容器12は、キャップ25が取り出されるまでは密封されており、そしてキャ
ップ25は、浸けた後すぐに容器12で密封されるため、望ましくないものが容
器12内に進入する危険性が最小限になることが理解される。したがって、試験
者は、検査汚染の実質的な危険性を伴うことなく、牛舎の状態においてさえ、迅
速かつ容易に、ディップスティック13を乳汁サンプルに浸け、ディップスティ
ックを容器12に戻すことができる。閉鎖部26と表示手段27との結合は、例
えば、試験者が便利なように取り付けることができるホルスターなどに容器12
を維持しながら片手で行うことができる単純な圧迫操作によって、閉鎖部26を
容器12から取り除くことを可能にし得る。 【0063】 記載された例において、壊れやすい結合30は、ディップスティック14の自
由端31が試薬21と接触することができるように壊されるため、装置10の容
器12が誤って再使用される危険性はない。これは、容器12が既に使用されて
いること、およびディップスティック14を容器12内のその検査前の位置に戻
すことが容易にできないことが試験者に対して直ちに明らかになるからである。 【0064】 所望する場合、表示手段27、またはそうでなければ、容器12は、特定の乳
汁サンプルが照度計15において自動的に確認され得るように組み立てることが
でき、その結果、照度計15は、検査結果を自動的に指標化して、例えば、コン
ピューターにおいて使用されるプリントアウトまたは電子的なデータ出力を提供
することができる。 【0065】 示された例において、表示手段27は多数の切れ込み55を含む(この例では
、4個の切れ込み55)。これらの切れ込み55の1つまたは数個またはすべて
が存在してもよく、あるいは除くことができ、そして照度計15は、切れ込み5
5の存在の有無を検知する手段を含むことができ、その結果、特定の表示手段2
7を自動的に確認することができる。バーコード、電子的標識などを含む他の構
成物を使用することができ、その結果、照度計15によって、あるいはデータが
転送されるコンピューターにおいて、検査結果と検査サンプルとの相関を行うこ
とができる。 【0066】 様々な改変を、本発明から逸脱することなく、記載された装置10に対して行
うことができる。 【0067】 例えば、容器12は、記載された断面形状が特定の非円形であることを必要と
せず、しかし記載されているように、代わりになり得る非円形形状またはさらに
は円形形状でさえあり得る。キャップ25は、27で示されるような表示手段を
有することを必要としないが、検査される特定の動物に関して特定の検査容器1
2を示すいくつかの他の手段を使用することができる。 【0068】 閉鎖部26とキャップ25の残り部分との壊れやすい結合30の代わりに、検
査することが所望されるまで、容器12の閉じた空間内の試薬21と接触しない
でディップスティック14を維持することを可能にする他の形態が可能である。 【0069】 記載された例において、乳汁は、ディップスティック14によって運ばれる酵
素または他の薬剤を隔てるためにも役立つ吸収材織物パッド36によってディッ
プスティック14に付着させられるが、乳汁は、それ以外の方法でディップステ
ィック14に付着させることができる。しかし、記載された形態が好ましい。乳
汁の体細胞の細胞成分と、ディップスティック上の試薬とに依存する代わりにな
り得る化学発光反応を使用することによって、容器12における抽出剤の使用を
ともに避けることができる。あるいは、別のそのような化学反応では、ディップ
スティック14上の試薬21の使用を必要とし得ないが、照度計15を使用して
検知される光放射をもたらす反応がその試薬と乳汁中の体細胞の細胞成分との間
で生じるように、好適な試薬を容器12内に配置することができる。 【0070】 膜16は、別の例では、ワックス、酢酸セルロース、またはアルミニウムもし
くはステンレス鋼などの金属であり得る。 【0071】 照度計15は、示されているように1個の容器12ではなく、数個の容器12
を一度に取り扱うように組み立てることができる。照度計15は、試薬と乳汁中
の体細胞の細胞成分との化学反応の結果として放射される光の光子を単に計数す
ることができ、あるいは異なる振動数の光子を区別することができ、その結果、
乳汁サンプル中の体細胞を確認することに関連した特定の化学反応の時に放射さ
れる特定の振動数範囲にある光子のみを計数することができる。 【0072】 別の形態において、上記に記載された装置10は、乳汁サンプル中の体細胞の
レベルが乳汁中の細菌レベルの指標で使用される記載された間接的な検査ではな
くむしろ、細菌細胞の細胞成分と試薬(1つまたは2つ以上)との化学反応の結
果として生じる光放射が検知される直接的な検査を行うために、適切な試薬(1
つまたは2つ以上)とともに使用することができる。 【0073】 本発明は、動物を検査するために特に開発されたが、それだけのために開発さ
れておらず、したがって、動物が乳房炎にかかっているという徴候を得るために
乳汁を検査することが所望される場合には、乳牛だけでなく、任意の他の乳汁産
生哺乳動物にも適用することができる。 【0074】 本発明は、唾液、血液または尿などの他の生物学的サンプルを検査するために
、特に、そのような検査が試験所の環境から離れて日常的に好まれる場合には適
合し得る。 【0075】 用語「細胞成分」は、本明細書を通して、タンパク質だけでなく、核酸、オリ
ゴ糖、脂肪酸、および任意の集合体またはこれらの構成成分、あるいは他の細胞
内容物分子および要素などの他の構成要素をも意味するものであることが理解さ
れる。 【0076】 上記の説明または添付の特許請求の範囲または添付された図面に開示された特
徴、あるいはそれらの特定の形態において表された特徴、あるいは開示された機
能を実施するための手段に関して表された特徴、あるいは開示された結果を得る
ための方法またはプロセスは、適するように、別々に、またはそのような特徴の
任意の組合せで、本発明をその様々な形態で実現するために利用することができ
る。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明による乳汁検査装置を示す図である。 【図2】 図1の装置の一部の詳細側面図である。 【図3】 図2に示された装置の一部の平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/78 G01N 33/483 C 33/483 33/04 // G01N 33/04 1/28 J (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2G045 AA25 AA28 BB01 CA11 CA25 CB01 CB03 CB07 CB17 CB21 DA12 DA13 DA14 DA30 DA36 DA60 FB01 GC15 HA10 HA11 HA13 HA14 JA07 2G052 AA33 AB16 AD09 AD34 AD46 BA17 CA03 CA04 CA45 DA02 DA12 DA13 DA22 FD09 FD11 GA11 GA29 HB04 HB06 HC04 JA06 JA11 JA14 JA15 JA16 2G054 AA02 AB05 BA01 BB01 CA21 CD01 CD03 CE02 EA02 FA38 GB04 4B029 AA07 BB01 CC01 FA03 FA11 FA12 FA15 4B063 QA18 QA19 QQ03 QQ05 QR02 QR41 QR58 QX02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 動物から得られた生物学的サンプルをその動物における疾患
    の存在について検査するための装置(10)であって、容器(12)、ディップ
    スティック(14)および照度計(15)を含み、ディップスティック(14)
    の端(31)がサンプル内に挿入されるようにされており、その結果、所定量の
    サンプルがディップスティック(14)に付着して、光放射をもたらす容器(1
    2)内の反応に関与し、そして照度計(15)は、容器(12)を収容し、かつ
    操作されるようになされており、それによって、サンプルにおける細菌および/
    または体細胞のレベルの決定、したがって動物における疾患の決定が、容器(1
    2)からの光放射を検知することによって行われる装置(10)。 【請求項2】 ディップスティック(14)は試薬を含み、かつディップス
    ティックに付着した流体が、光生成反応を生じさせる前記試薬との反応に関与す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 【請求項3】 容器(12)は、生物学的サンプル内の細胞を溶解して、細
    胞内容物を放出させるための抽出剤(21)を含有し、前記反応は、前記細胞内
    容物の1つまたは2つ以上の成分に依存することを特徴とする請求項2に記載の
    装置。 【請求項4】 抽出剤(21)は、検査する前の容器(12)のチャンバー
    (20)に含有され、ディップスティック(14)の端(31)は、検査が行わ
    れるまでは抽出剤(21)と接触しないで容器(12)内に維持されていること
    を特徴とする請求項3に記載の装置。 【請求項5】 チャンバー(20)は、容器(12)内で容器(12)の閉
    じた端(17)と容器(12)内の膜(16)との間に配置され、膜(16)は
    、ディップスティック(14)に付着した流体と抽出剤(21)とを検査時に接
    触させることができるように使用時に破られることを特徴とする請求項4に記載
    の装置。 【請求項6】 ディップスティック(14)は、容器(12)内において、
    ディップスティック(12)が膜(16)と接触しないで維持されている位置か
    ら、ディップスティック(14)の端(31)が抽出剤(21)との接触状態に
    ある位置まで移動させることができ、そのような移動により膜(16)が破られ
    ることを特徴とする請求項5に記載の装置。 【請求項7】 ディップスティック(14)は、除かれるまでは容器(12
    )の開口端(18)を閉じるキャップ(25)によって維持され、キャップ(2
    5)は、ディップスティック(14)が容器(12)内を移動して膜(16)を
    破ることができるように破壊される壊れやすい結合(30)を含むことを特徴と
    する請求項6に記載の装置。 【請求項8】 容器(12)のキャップ(25)は表示手段(27)を含み
    、その結果、容器(12)が、流体サンプルをもたらす動物について一義的に確
    認され、かつ容易に示され得ることを特徴とする請求項7に記載の装置。 【請求項9】 表示手段(27)は、情報を提供し得る1つまたは2つ以上
    の翼部(28、29)を含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。 【請求項10】 容器(12)は、一般には管状で、非円形の断面であり、
    かつ照度計(15)の対応する非円形の開口部(40)に収容され得ることを特
    徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。 【請求項11】 前記光生成反応を促進させるために、ディップスティック
    (14)上の前記試薬はルシフェリンおよびルシフェラーゼの混合物を含み、ル
    シフェリンは、ATPの存在下、反応して光を放射するためにルシフェラーゼに
    よって触媒されることを特徴とする請求項2から10のいずれか一項に記載の装
    置。 【請求項12】 ディップスティック(14)はプラスチック材から作製さ
    れることを特徴とする請求項11に記載の装置。 【請求項13】 ディップスティック(14)が作製されている材料による
    、ディップスティック(14)上において運ばれる前記酵素または他の薬剤の不
    活性化を防止するために、バリアが前記薬剤とディップスティック(14)の材
    料との間に配置されることを特徴とする請求項12に記載の装置。 【請求項14】 前記試薬は、ディップスティック(14)に接着されてい
    るか、またはそうでなければ、ディップスティック(14)に固定されている吸
    収材パッド(36)において運ばれることを特徴とする請求項13に記載の装置
    。 【請求項15】 パッド(36)は、既知量の流体サンプルが吸収されるよ
    うに構成される、天然繊維から作製された吸収材織物パッドであり、その結果、
    既知量の流体サンプルが検査において使用されることを特徴とする請求項14に
    記載の装置。 【請求項16】 ディップスティック(14)は、過剰な流体がディップス
    ティックに付着しないように構成されていることを特徴とする前記請求項のいず
    れか一項に記載の装置。 【請求項17】 ディップスティック(14)の端(31)は鋭くされてい
    ることを特徴とする請求項16に記載の装置。 【請求項18】 照度計(15)は、ルシフェリン/ルシフェラーゼの化学
    反応の結果として放射されるすべての光子、または特定の振動数範囲にある光子
    のみを計数するように構成されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一
    項に記載の装置。 【請求項19】 動物から得られた生物学的流体をその動物における疾患の
    存在について検査する方法であって、ディップスティック(14)の端(31)
    を前記生物学的流体のサンプルに挿入し、それによって所定量の流体サンプルを
    ディップスティック(14)に付着させること、ディップスティック(14)を
    容器(20)に挿入し、それによって、所定量の流体サンプルを、光放射をもた
    らす容器(12)内の反応に関与させること、容器(12)を照度計(15)に
    挿入し、照度計(15)を操作して、容器(12)からの光放射を検知すること
    、および前記サンプル中の細菌レベルを決定して、出力を照度計(15)から得
    ることを含む方法。 【請求項20】 請求項1から18のいずれか一項に記載される装置(10
    )を使用する請求項19に記載の方法。 【請求項21】 サンプル内に浸けられ、かつその後の反応において使用さ
    れる所定量のサンプルがディップスティック(14)に付着するようにされてい
    る自由端(31)を有するディップスティック(14)を含む請求項1から18
    のいずれか一項に記載される装置(10)において使用されるディップスティッ
    クアセンブリー(13)であって、サンプルが乳汁であり、かつディップスティ
    ック(14)によって、光放射をもたらすその後の反応に関与する試薬が運ばれ
    ることを特徴とするディップスティックアセンブリー(13)。 【請求項22】 検査試薬および検査される生物学流体サンプルを含有する
    容器(12)と、照度計(15)との組合せであって、前記試薬および前記サン
    プルが反応して光放射をもたらし、照度計(15)は、容器(12)を収容し、
    かつ光放射を検知するように組み立てられており、そして容器(12)および照
    度計(15)は、容器が照度計(15)に収容されるとき、容器が好ましい向き
    で収容されるように組み立てられている組合せ。 【請求項23】 前記試薬は、ディップスティック(14)に付着すること
    によって容器(12)内に含有されることを特徴とする請求項22に記載の組合
    せ。 【請求項24】 容器(12)は細長く、非円形の断面であり、そして照度
    計(15)は、容器(12)の非円形の断面に対応する断面の開口部(40)を
    含むことを特徴とする請求項22または請求項23に記載の組合せ。 【請求項28】 請求項1から18のいずれか一項に記載される装置(10
    )の容器および/または照度計の特徴のいずれかを有する請求項22または請求
    項23または請求項24に記載の組合せ。
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