JP2002542244A - 殺虫性のインダゾール又はベンゾトリアゾール誘導体 - Google Patents

殺虫性のインダゾール又はベンゾトリアゾール誘導体

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JP2002542244A
JP2002542244A JP2000612297A JP2000612297A JP2002542244A JP 2002542244 A JP2002542244 A JP 2002542244A JP 2000612297 A JP2000612297 A JP 2000612297A JP 2000612297 A JP2000612297 A JP 2000612297A JP 2002542244 A JP2002542244 A JP 2002542244A
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ピルキントン,ブライアン・レスリー
マシューズ,クリストファー・ジョン
バーネット,スーザン・パトリシア
スミス,スティーヴン・クリストファー
バーネス,ナイジェル・ジョン
ホイッティンガム,ウィリアム・ガイ
ウィリアムズ,ジョン
クラーク,エリック・ダニエル
ホイットル,アラン・ジョン
ヒューズ,デイヴィッド・ジョン
アームストロング,サラ
ヴァイナー,ラッセル
フレイザー,トーキル・エオガン・マクレオド
クロウリー,パトリック・ジェルフ
サーモン,ロジャー
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Syngenta Ltd
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Abstract

(57)【要約】 式(I)の化合物を提供する:式中、Gは(i)又は(ii)のいずれかであり、ここでM1又はM2はAに結合し;nは0又は1であり;Gが(i)であるとき、DはS、NR7、CR8=CR9、CR8=N、CR8=N(O)、N=CR9又はN(O)=CR9であり;Gが(ii)であるとき、DはS又はNR7であり;EはN、N−オキシド又はCR10であり;M1はOC(=Y)、N(R11)C(=Y)、N=C(OR12)、N=C(SR13)又はN=C(NR1415)であり(ここでO又はNは、D及びEを含有する環に付く原子である);M2はN−C(=Y)であり(ここでNは、D及びEを含有する環に付く原子である);YはO、S又はNR16であり;JはN又はCR17であり;A、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14及びR15は、ある種の有機又は無機の基である。上記の化合物は、殺真菌、殺昆虫、殺ダニ、殺軟体動物、殺線虫の組成物において有用である。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、アジン及びアゾールの誘導体、それらを製造する方法、それらを含
んでなる殺真菌、殺昆虫、殺ダニ、殺軟体動物及び殺線虫の組成物、真菌の疾患
(特に、植物の真菌性疾患)と戦うためにそれらを使用する方法、及び、昆虫、
ダニ、軟体動物及び線虫の害虫と戦って、制御するためにそれらを使用する方法
に関する。
【0002】 アゾール及びアジンの誘導体が、WO95/31448号、WO97/181
98号、WO98/02424号及びWO98/05670号に記載されている
【0003】 本発明は式(I)の化合物を提供する:
【0004】
【化6】
【0005】 [式中、Gは、
【0006】
【化7】
【0007】 のいずれかであり、 ここでM1又はM2はAに結合し;nは0又は1であり;Aは、所望により置換さ
れるC1-6アルキレン、所望により置換されるC2-6アルケニレン、所望により置
換されるC2-6アルキニレン、所望により置換されるC1-6アルキレンオキシ、所
望により置換されるオキシ(C1-6)アルキレン、所望により置換されるC1-6
ルキレンチオ、所望により置換されるチオ(C1-6)アルキレン、所望により置
換されるC1-6アルキレンアミノ、所望により置換されるアミノ(C1-6)アルキ
レン、所望により置換される[C1-6アルキレンオキシ(C1-6)アルキレン]、
所望により置換される[C1-6アルキレンチオ(C1-6)アルキレン]、所望によ
り置換される[C1-6アルキレンスルフィニル(C1-6)アルキレン]、所望によ
り置換される[C1-6アルキレンスルホニル(C1-6)アルキレン]又は所望によ
り置換される[C1-6アルキレンアミノ(C1-6)アルキレン]であり;Gが(i
)であるとき、DはS、NR7、CR8=CR9、CR8=N、CR8=N(O)、
N=CR9又はN(O)=CR9であり;Gが(ii)であるとき、DはS又はN
7であり;EはN、N−オキシド又はCR10であり;M1はOC(=Y)、N(
11)C(=Y)、N=C(OR12)、N=C(SR13)又はN=C(NR14 15 )であり(ここでO又はNは、D及びEを含有する環に付く原子である);M 2 はN−C(=Y)であり(ここでNは、D及びEを含有する環に付く原子であ
る);YはO、S又はNR16であり;JはN又はCR17であり;R1は、水素、
ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6
ルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1-6 アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換される
3-7シクロアルキル、シアノ、ニトロ又はSF5であり;R2は、所望により置
換されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)ア
ルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望
により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-10アルキル
カルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミル、所
望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ
(C1-10)アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるフェノキシカルボ
ニル、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換されるC1-6
ルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニル、所望に
より置換されるアリールチオ、所望により置換されるアリールスルフィニル、所
望により置換されるアリールスルホニル又はR1819NSであり;R3、R4及び
5は、独立して、水素、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望
により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、
所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキルカ
ルボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又はSF5であり;
6は、水素、シアノ、所望により置換されるC1-20アルキル、所望により置換
されるC2-20アルケニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC2-20アル
キニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望に
より置換されるC5-6シクロアルケニル、ホルミル、所望により置換されるC1-2 0 アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルカルボニル、ア
ミノカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルアミノカルボニル、所望
により置換されるジ(C1-20)アルキルアミノカルボニル、所望により置換され
るアリールオキシカルボニル、所望により置換されるアリールカルボニル、所望
により置換されるアリールアミノカルボニル、所望により置換されるN−アルキ
ル−N−アリールアミノカルボニル、所望により置換されるジアリールアミノカ
ルボニル、所望により置換されるヘテロアリールオキシカルボニル、所望により
置換されるヘテロアリールカルボニル、所望により置換されるヘテロアリールア
ミノカルボニル、所望により置換されるアルキルヘテロアリールアミノカルボニ
ル、所望により置換されるジへテロアリールアミノカルボニル、所望により置換
されるフェニル、所望により置換されるヘテロアリール、所望により置換される
ヘテロシクリル、所望により置換されるC1-20アルキルスルホニル又は所望によ
り置換されるアリールスルホニルであり;R7はC1-6アルキルであり;R8及び
9は、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1 -6 アルキル、所望により置換されるC2-6アルケニル、所望により置換されるC2 -6 アルキニル又は所望により置換されるC1-6アルコキシであり;R10は、水素
、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6 アルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1 -6 アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換され
るC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニル
、シアノ、ニトロ、ホルミル、R20ON=C(R21)、所望により置換されるC 1-6 アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又は
SF5であるか;又はR1とR10は、それらに付く諸原子とともに結合して、5、
6又は7員の飽和又は不飽和の炭素環式環か、又はO、N又はSから選択される
1又は2個のヘテロ原子を含有する場合があって、所望によりC1-6アルキル、
1-6ハロアルキル又はハロゲンにより置換され得る複素環式環を形成する場合
があり;R11は、水素、所望により置換されるC1-10アルキル、所望により置換
される[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6
アルキニル(C1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、
所望により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10 アルコキシカルボニル、ホルミル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノ
カルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、所
望により置換されるフェノキシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキ
ルチオ、所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換さ
れるC1-6アルキルスルホニル、所望により置換されるアリールチオ、所望によ
り置換されるアリールスルフィニル、所望により置換されるアリールスルホニル
又はR2223NSであり;R12は、所望により置換されるC1-10アルキル、所望
により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換され
る[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロ
アルキル、所望により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換さ
れるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミル、所望により置換されるC1-10アル
キルアミノカルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカル
ボニル、アミノ、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換
されるジ(C1-6)アルキルアミノ、所望により置換されるフェノキシカルボニ
ル、トリ(C1-4)アルキルシリル、アリールジ(C1-4)アルキルシリル、(C 1-4 )アルキルジアリールシリル又はトリアリールシリルであり;R13は、所望
により置換されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(
1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキ
ル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-1 0 アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、所
望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ
(C1-10)アルキルアミノカルボニル又は所望により置換されるフェノキシカル
ボニルであり;R14及びR15は、独立して、所望により置換されるC1-10アルキ
ル、所望により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換される[C2-6アル
ケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6
)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換さ
れるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボ
ニル、ホルミル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望
により置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、ヒドロキシ、アミノ
、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換されるジ(C1-6 )アルキルアミノ又は所望により置換されるフェノキシカルボニルであり;R16 は、水素、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により
置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換される(C2-6)アルケニル(
1-6)アルキル、所望により置換される(C2-6)アルキニル(C1-6)アルキ
ル、所望により置換されるフェニル、所望により置換されるヘテロアリール、所
望により置換されるC1-6アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-6アル
コキシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置
換されるジ(C1-6)アルキルアミノ、所望により置換されるC1-6アルキルカル
ボニルアミノ、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニルアミノ、所望
により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、
所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6 アルキルスルホニル、所望により置換されるアリールチオ、所望により置換され
るアリールスルフィニル、所望により置換されるアリールスルホニル又はC1-6
アシルオキシであり;R17は、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、所望により置
換されるC1-8アルキル、所望により置換されるC2-6アルケニル、所望により置
換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望に
より置換されるC1-6アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキ
ルカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルアミノカルボニル、所望に
より置換されるジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル、所望により置換される
フェニル又は所望により置換されるヘテロアリールであり;R18及びR19は、独
立して、所望により置換されるC1-6アルキルであるか、又はR18とR19は、そ
れらに付くN原子とともに、O、N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘ
テロ原子を含有する場合があって、所望により1又は2個のC1-6アルキル基に
より置換され得る5、6又は7員の複素環式環を形成し;R20は、水素、所望に
より置換されるフェニル、所望により置換されるフェニル(C1-4)アルキル又
は所望により置換されるC1-20アルキルであり;R21は、水素、所望により置換
されるフェニル又は所望により置換されるC1-6アルキルであり;及び、R22
びR23は、独立して、所望により置換されるC1-6アルキルであるか、又はR22
とR23は、それらに付くN原子とともに、O、N又はSから選択されるさらに1
又は2個のヘテロ原子を含有する場合があって、所望により1又は2個のC1-6
アルキル基により置換され得る5、6又は7員の複素環式環を形成する]。
【0008】 式(I)の諸化合物は、様々な幾何又は光学異性体、又は互変異性の形態で存
在し得る。本発明には、そのようなあらゆる異性体及び互変異性体とそれらの混
合物があらゆる比率で含まれる。
【0009】 アルキレン、アルケニレン又はアルキニレン部分上の所望の置換基としては、
存在する場合、結合価の束縛条件に従って、1つ又はそれ以上のハロゲン、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6シアノアルキル、C1-6アルコキシ(C1- 6 )アルキル、C1-6アルコキシ、シアノ、=O、=NR24及び=CR2526が包
含され、ここでR24はC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、OR27又はR2829 Nであり;R25及びR26は、独立して、水素、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ
、C1-6ハロアルキル、シアノ、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6アルキルカ
ルボニル又はR3031Nであり;R27はC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル又は
フェニル(C1-2)アルキルであり;R28及びR29は、独立して、水素、C1-8
ルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アル
キニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アル
キル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキル、カルボキシ(C1-6)ア
ルキル又はフェニル(C1-2)アルキルであるか、又はR28とR29は、それらに
付くN原子とともに、5、6又は7員の複素環式環(O、N又はSから選択され
るさらに1又は2個のヘテロ原子を含有してもよく、また、所望により1又は2
個のC1-6アルキル基により置換されていてもよい)を形成し;R30及びR31
、独立して、水素、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、C2-6アルケニル(
1-6)アルキル、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルキル、C 1-6 アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキ
ル、カルボキシ(C1-6)アルキル又はフェニル(C1-2)アルキルであるか;又
はR30とR31は、それらに付くN原子とともに、5、6又は7員の複素環式環(
O、N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘテロ原子を含有してもよく、
また、所望により1又は2個のC1-6アルキル基により置換されていてもよい)
を形成する。
【0010】 各アルキル部分は、直鎖又は分岐鎖であり、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、イソプロピル、n−ブチル
、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル又はneo−ペンチルである
。アルキル上の所望の置換基には、存在する場合、1つ又はそれ以上のハロゲン
、ニトロ、シアノ、HO2C、C1-10アルコキシ(それ自身C1-10アルコキシに
よって所望により置換される)、アリール(C1-4)アルコキシ、C1-10アルキ
ルチオ、C1-10アルキルカルボニル、C1-10アルコキシカルボニル、C1-6アル
キルアミノカルボニル、ジ(C1-6アルキル)アミノカルボニル、(C1-6)アル
キルカルボニルオキシ、所望により置換されるフェニル、ヘテロアリール、アリ
ールオキシ、アリールカルボニルオキシ、へテロアリールオキシ、へテロシクリ
ル、ヘテロシクリルオキシ、C3-7シクロアルキル(それ自身(C1-6)アルキル
又はハロゲンで所望により置換される)、C3-7シクロアルキルオキシ、C5-7
クロアルケニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6アルキルスルフィニル、トリ
(C1-4)アルキルシリル、トリ(C1-4)アルキルシリルC1-6アルコキシ、ア
リールジ(C1-4)アルキルシリル、(C1-4)アルキルジアリールシリル、トリ
アリールシリル、=N−OR’及び=N−NR’R’’(ここでR’及びR’’
は、独立して、C1-6アルキル又はC1-6ハロアルキルである)が含まれる。
【0011】 アルケニル及びアルキニル部分は直鎖又は分岐鎖の形態であり得て、アルケニ
ル部分は、適宜、(E)−又は(Z)−配置のいずれかであり得る。ビニル、ア
リル及びプロパルジルが例示される。アルケニル又はアルキニル上の所望の置換
基には、存在する場合、1つ又はそれ以上のハロゲン、アリール及びC3-7シク
ロアルキルが含まれる。
【0012】 本明細書の文脈では、アシルは、所望により置換されるC1-6アルキルカルボ
ニル(例えばアセチル)、所望により置換されるC2-6アルケニルカルボニル、
所望により置換されるC2-6アルキニルカルボニル、所望により置換されるアリ
ールカルボニル(例えばベンゾイル)又は所望により置換されるヘテロアリール
カルボニルである。
【0013】 ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。 ハロアルキル基は、1つ又はそれ以上の同じか又は異なるハロゲン原子で所望
により置換されるアルキル基であり、例えば、CF3、CF2Cl、CF3CH2
はCHF2CH2である。
【0014】 アリールには、ナフチル、アントラシル、フルオレニル及びインデニルが含ま
れるが、好ましくはフェニルである。 ヘテロアリールという用語は、O、S及びNから選択される1つ又はそれ以上
のヘテロ原子(好ましくは1又は2個のヘテロ原子)を包含する、10個までの
原子を含有する芳香環を意味する。そのような環の例には、ピリジン、ピリミジ
ン、フラン、キノリン、キナゾリン、ピラゾール、チオフェン、チアゾール、オ
キサゾール及びイソオキサゾールが含まれる。
【0015】 複素環(ヘテロサイクル)及びヘテロシクリルという用語は、O、S及びNか
ら選択される1つ又はそれ以上(好ましくは1又は2個)のヘテロ原子を包含す
る、10個までの原子を含有する非芳香環を意味する。そのような環の例には、
1,3−ジオキソラン、テトラヒドロフラン及びモルホリンが含まれる。へテロ
シクリルは、所望によりC1-6アルキルにより置換されることが好ましい。
【0016】 シクロアルキルには、シクロプロピル、シクロペンチル及びシクロヘキシルが
含まれる。シクロアルキルについての所望の置換基には、ハロゲン、シアノ及び
1-3アルキルが含まれる。
【0017】 シクロアルケニルには、シクロペンテニル及びシクロヘキセニルが含まれる。
シクロアルケニルについての所望の置換基には、C1-3アルキル、ハロゲン及び
シアノが含まれる。
【0018】 炭素環式環には、アリール、シクロアルキル及びシクロアルケニル基が含まれ
る。 置換されるフェニル部分、ヘテロシクリル及びヘテロアリール基については、
1つ又はそれ以上の置換基が、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、
1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、
1-6アルキルチオ、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6アルキルスルフィニル、C1 -6 ハロアルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6ハロアルキルス
ルホニル、C2-6アルケニル、C2-6ハロアルケニル、C2-6アルキニル、C3-7
クロアルキル、ニトロ、シアノ、CO2H、C1-6アルキルカルボニル、C1-6
ルコキシカルボニル、R3233N又はR3435NC(O)(ここで、R32、R33 、R34及びR35は、独立して、水素又はC1-6アルキルである)から独立して選
択されることが好ましい。
【0019】 ジアルキルアミノ置換基には、ジアルキル基がそれに付くN原子とともに、5
、6又は7員の複素環式環を形成するもの(O、N又はSから選択されるさらに
1又は2個のヘテロ原子を含有してもよく、また、所望により1又は2個のC1- 6 アルキル基により置換されていてもよい)が含まれることを銘記すべきである
。複素環式環がN原子上の2つの基を結合させることによって形成される場合、
生成した環は、好適には、ピロリジン、ピペリジン、チオモルホリン及びモルホ
リンであって、このいずれもが1又は2個の(C1-6)アルキル基により置換さ
れ得る。
【0020】 さらなる側面では、本発明は式(IA)の化合物を提供する:
【0021】
【化8】
【0022】 [式中、A、G、J、R3、R4、R5及びR6は式(I)の化合物について上記に
定義される通りである]。 式(IA)のより好ましい化合物では、nは0であり;AはC1-6アルキレン
、C1-6アルケニレン、C1-6アルキレンオキシ、オキシ(C1-6)アルキレン、
1-6アルキレンアミノ又はC1-6アルキレンチオであり(これらはいずれもC1- 3 アルキル、C1-3ハロアルキル、C1-3シアノアルキル、ハロゲン、C1-3アルコ
キシ、C1-6アルコキシカルボニル、シアノ、=O、=NR36又は=CR3738
により所望により置換される);Gが(i)であるとき、DはS、NR7、CR8 =CR9、CR8=N、CR8=N(O)、N=CR9又はN(O)=CR9であり
;Gが(ii)であるとき、DはS又はNR7であり;EはN又はCR10であり
;M1はN(R11)C(=Y)又はN=C(SR13)であり(ここでO又はNは
、D及びEを含有する環に付く原子である);M2はN−C(=Y)であり(こ
こでNは、D及びEを含有する環に付く原子である);YはO、S又はNR16
あり;JはN又はCR17であり;R1は、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2- 6 アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6シアノアルキル、C1-6ハロアルキル、C 1-6 アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキルチオ、C1-6ハロアルキル
チオ、C3-6シクロアルキル、C3-7シクロアルキル(C1-4)アルキル、C1-6
ルコキシ(C1-6)アルキル、シアノ、ニトロ又はSF5であり;R2はC1-10
ルキル、ベンジルオキシメチル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C2-6
ルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル、C1-10アル
キルカルボニル又はC1-10アルコキシカルボニルであり;R3、R4及びR5は、
独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアル
コキシ、C1-6アルキルチオ、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6アルキルスルフィ
ニル、C1-6ハロアルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6ハロ
アルキルスルホニル、C1-6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、C1-6アルキルカル
ボニル、C1-6アルコキシカルボニル又はSF5から選択され;R6は、C1-10
ルキル又はC1-10ハロアルキル(このそれぞれ1つは、C1-6アルキルオキシム
、C1-6ハロアルキルオキシム、C1-6アルキルヒドラゾン又はC1-6ハロアルキ
ルヒドラゾン基で置換され得る)であるか、又はシアノ、C1-6シアノアルキル
、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル、C 3-7 シクロアルキル、C3-7ハロシクロアルキル、C3-7シアノシクロアルキル、
1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)ハロシクロア
ルキル、C5-6シクロアルケニル、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキル、C5 -6 シクロアルケニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルケニル(C1-6)アルキ
ル、C1-6シアノアルケニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アル
キル、C3-6アルケニルオキシ(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオキシ(C1 -6 )アルキル、アリールオキシ(C1-6)アルキル、ホルミル、C1-6カルボキシ
アルキル、C1-6アルキルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルケニルカル
ボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニルカルボニル(C1-6)アルキル、C1 -6 アルコキシカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシカルボニル
(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオキシカルボニル(C1-6)アルキル、ア
リールオキシカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ(C1-6)アル
キル、C1-6アルキルスルフィニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルスルホニ
ル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル
(C2-6)アルケニル、アミノカルボニル(C2-6)アルキニル、C1-6アルキル
アミノカルボニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(
1-6)アルキル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C2-6)アルケニル(C1-6 )アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C2-6)アルケニル(C1- 6 )アルキル、アルキルアミノカルボニル(C2-6)アルキニル(C1-6)アルキ
ル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C1-6)アル
キル、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6アルキルカルボニル、アミノカルボニ
ル、C1-6アルキルアミノカルボニル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル、
フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキ
ル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、フェニル(
1-4)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1 -6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシに
より置換される)、フェニル(C2-4)アルケニル(C1-6)アルキル(ここで、
フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアル
キル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1-6ハロアルコキシに
より置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6
アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又
はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロシクリル(所望によりハロ
、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又は
1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(C1-4)アルキル(
ここで、ヘテロアリールはハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロア
ルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換され得る)、又は
ヘテロシクリル(C1-4)アルキル(ここで、ヘテロシクリルはハロ、シアノ、
1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシ
により置換され得る)であり;R7はC1-6アルキルであり;R8及びR9は、独立
して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキルC2-6アルケニル、
1-6アルキニル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシであり;R10は、
水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C1-6アルキニル、C1-6
ロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6ハロ
アルコキシ、C1-6アルキルチオ、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6アルキルスル
フィニル、C1-6ハロアルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6
ハロアルキルスルホニル、C1-6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、ホルミル、R2 0 ON=CH、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル又はSF5 であるか;又はR1とR10は、それらに付く諸原子とともに結合して、5、6又
は7員の飽和又は不飽和の炭素環式環か、又はO、N又はSから選択される1又
は2個のヘテロ原子を含有する場合があって、所望によりC1-6アルキル、C1-6 ハロアルキル又はハロゲンにより置換され得る複素環式環を形成する場合があり
;R11は、水素、C1-10アルキル、ベンジルオキシメチル、ベンゾイルオキシメ
チル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル
(特にアリル)、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル(特にプロパルジル)、C 1-10 アルキルカルボニル又はC1-10アルコキシカルボニル(特にイソブトキシカ
ルボニル)であり;R13は、C1-10アルキル、ベンジルオキシメチル、ベンゾイ
ルオキシメチル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C2-6アルケニル(C1-6 )アルキル(特にアリル)、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル(特にプロパル
ジル)、C1-10アルキルカルボニル又はC1-10アルコキシカルボニル(特にイソ
ブトキシカルボニル)であり;R16は、シアノ、ニトロ、C1-6アルキル、C1-6 ハロアルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-6アルキル、C
2(C2-6)アルケニル、CH2(C2-6)アルキニル、フェニル(所望によりハ
ロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又
はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ
、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又は
1-6ハロアルコキシにより置換される)、C1-6アルキルカルボニル、C1-6
ルコキシカルボニル、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6)アルキルアミノ、C1- 6 アルキルカルボニルアミノ、C1-6アルコキシカルボニルアミノ、C1-6アルコ
キシ、C1-6アルキルチオ、C1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホ
ニル、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6ハロアルキルスルフィニル、C1-6ハロア
ルキルスルホニル、アリールチオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル
又は(C1-6)アルキルC(O)Oであり;R17は、水素、ハロゲン、ニトロ、
シアノ、C1-8アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6シアノアルキル、C2-6アル
ケニル、C2-6アルキニル、C3-7シクロアルキル、C2-6ハロアルケニル、C3-7 シクロアルキル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6 アルコキシカルボニル、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルキルアミノカルボ
ニル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル、フェニル(所望によりハロ、ニ
トロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6 ハロアルコキシにより置換される)又はヘテロアリール(所望によりハロ、ニト
ロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6
ロアルコキシにより置換される)であり;R20は、C1-6アルキル又はフェニル
(C1-2)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、
1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシ
により置換される)であり;R36は、C1-6アルキル、OR39又はNR4041
あり;R37は水素、C1-6アルキル又はC1-6ハロアルキルであり;R38は水素、
1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、シアノ、C1-6アルコキ
シカルボニル、C1-6アルキルカルボニル又はNR4243であり;R39は、C1-6 アルキル又は所望により置換されるフェニル(C1-2)アルキルであり;R40
びR41は、独立して、水素、C1-8アルキル又はフェニル(所望によりハロ、ニ
トロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6 ハロアルコキシにより置換される)であり;及びR42及びR43は、独立して、水
素、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル
、C2-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカ
ルボニル(C1-6)アルキル、カルボキシ(C1-6)アルキルであるか、又はR42 とR43は、それらに付くN原子とともに、O、N又はSから選択されるさらに1
又は2個のヘテロ原子を含有する場合があって、所望により1又は2個のC1-6
アルキル基により置換され得る5、6又は7員の複素環式環を形成する。
【0023】 好ましくは、nは0である。 好ましくは、AはC1-4アルキレン、−C(O)−又はC1-4アルキレンオキシ
である。
【0024】 Gが(i)である場合、Dは、好ましくはS又はCR8=CR9であり、ここで
8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル
2-6アルケニル、C1-6アルキニル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシ
である。
【0025】 Gが(ii)である場合、Dは、好ましくはSである。 好ましくは、EはN又はCR10であって、ここでR10は、水素、ハロゲン、C 1-6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C 1-6 アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ又はSF5であるか;又は
1とR10は、それらに付く諸原子とともに、所望によりC1-6アルキル、C1-6
ハロアルキル又はハロゲンにより置換されるベンゼン環を形成する。
【0026】 好ましくは、Gは(i)である。 好ましくは、M1はN(R11)C(=O)であり、ここでR11は、水素、C1-6 アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、ベンジルオキシメチル又はベン
ゾイルオキシメチルである。
【0027】 好ましくは、YはOである。 好ましくは、JはN又はCR17であり、ここでR17は水素、C1-6アルキル、
1-6ハロアルキル、シアノ、ハロゲン又はニトロである。
【0028】 R1は、好ましくは水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C1-6 ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキルチオ、
1-6ハロアルキルチオ、C3-6シクロアルキル、シアノ、ニトロ又はSF5であ
る。
【0029】 R2は、好ましくはC1-10アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、ア
リル又はプロパルジルである。 好ましくは、R3、R4及びR5は、独立して、水素、C1-3アルキル又はハロゲ
ンである。
【0030】 R6は、好ましくはC1-10アルキル又はC1-10ハロアルキル(このそれぞれ1
つは、C1-6アルキルオキシム、C1-6ハロアルキルオキシム、C1-6アルキルヒ
ドラゾン又はC1-6ハロアルキルヒドラゾン基で置換され得る)であるか、又は
1-6シアノアルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニル(
1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7ハロシクロアルキル、C3-7シア
ノシクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-3アルキル(
3-7)ハロシクロアルキル、C5-6シクロアルケニル、C3-7シクロアルキル(
1-6)アルキル、C5-6シクロアルケニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルケ
ニル(C1-6)アルキル、C1-6シアノアルケニル(C1-6)アルキル、C1-6アル
コキシ(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシ(C1-6)アルキル、C3-6
ルキニルオキシ(C1-6)アルキル、アリールオキシ(C1-6)アルキル、C1-6
カルボキシアルキル、C1-6アルキルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アル
ケニルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニルカルボニル(C1-6)ア
ルキル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキ
シカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオキシカルボニル(C1-6
アルキル、アリールオキシカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ(
1-6)アルキル、C1-6アルキルスルフィニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキ
ルスルホニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(C1-6)アルキル、アミノ
カルボニル(C2-6)アルケニル、アミノカルボニル(C2-6)アルキニル、C1- 6 アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカ
ルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルケ
ニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アル
ケニル(C1-6)アルキル、アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C 1-6 )アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(
1-6)アルキル、フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換さ
れる)、フェニル(C1-4)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、
ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1 -6 ハロアルコキシにより置換される)、フェニル(C2-4)アルケニル(C1-6
アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アル
キル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1 -6 ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ、ニト
ロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6
ロアルコキシにより置換される)、ヘテロシクリル(ここでヘテロシクリル基は
所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6
アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(C1 -4 )アルキル(ここで、ヘテロアリール基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、
1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニ
ル又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、又はヘテロシクリル(C1-4
アルキル(ここで、ヘテロシクリル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシによ
り置換される)である。
【0031】 好ましくは、所望により置換される次式の環は、
【0032】
【化9】
【0033】 所望により置換されるイソチアゾリル、所望により置換されるピリジル、所望に
より置換されるピリミジニル、所望により置換されるキナゾリニル、及び所望に
より置換されるキノリニルの基であり、所望の置換基は、ハロ、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル又
はC1-6ハロアルコキシから選択される。
【0034】 好ましくは、所望により置換される次式の環:
【0035】
【化10】
【0036】 は、
【0037】
【化11】
【0038】 である。 より好ましくは、AはCH2又はCH2Oであり、さらにより好ましくはCH2
である。
【0039】 より好ましくは、M1はN(R11)C(=O)であり、ここでR11は、水素、
1-4アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、ベンジルオキシメチル又
はベンゾイルオキシメチルである。R11は、水素、エチル、エトキシメチル、ア
リル又はプロパルジルであることが特に好ましい。
【0040】 より好ましくは、JはN又はCR17であり、ここでR17は水素、メチル又はハ
ロゲンである。 より好ましくは、R2は、エチル、エトキシメチル、アリル又はプロパルジル
である。
【0041】 より好ましくは、R3、R4及びR5は、独立して、水素又はハロゲン(特にフ
ッ素)であり;R3、R4及びR5のそれぞれが水素であることが特に好ましい。 より好ましくは、R6は、C1-8アルキル、C2-8ハロアルキル、C1-8シアノア
ルキル、C3-7シクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-6 アルコキシ(C1-6)アルキル、ヘテロサイクリック(所望によりハロ、ニトロ
、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロ
アルコキシにより置換される)、フェニル(所望によりハロゲン、C1-6アルキ
ル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ又はC1-6アルキル
スルホニルにより置換される)又はヘテロアリール(所望によりハロゲン、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ又はC1-6
ルキルスルホニルにより置換される)である。
【0042】 さらにより好ましくは、R6は、C1-8アルキル、C2-6ハロアルキル、C1-6
ルコキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル又はC3-7シクロアルキル(
1-6)アルキルである。
【0043】 さらにより好ましくは、基:
【0044】
【化12】
【0045】 は、
【0046】
【化13】
【0047】 である。 最も好ましくは、所望により置換される次式の環:
【0048】
【化14】
【0049】 は、
【0050】
【化15】
【0051】 である。 さらなる側面では、本発明は式(IB)の化合物を提供する:
【0052】
【化16】
【0053】 [式中、R1は、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6
ルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキルチオ、C3-6シクロアルキル又
はC1-6アルコキシ(C1-6)アルキルであり;R10は、水素、ハロゲン、C1-6
アルキル、C1-6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、CHO、CH=NOR20、C1 -6 アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル又はC1-6アルキルS(O) q であるか;又はR1とR10は、所望により1又は2個のC1-6アルキル基により
置換される、5又は6員の飽和又は不飽和の炭素環式環を形成し;R11は、水素
、C1-6アルキル、CH2(C1-4ハロアルキル)、C3-6アルケニル、C3-6アル
キニル、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル、ホルミル、所
望により置換されるフェノキシカルボニル、所望により置換されるフェニル(C 1-4 )アルキル又はS(O)pであり;R6は、水素、C1-8アルキル、C1-6ハロ
アルキル、C1-6シアノアルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-7
クロアルキル、C3-6シクロアルキル(C1-6)アルキル、C3-6ハロアルケニル
、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6カルボキシアルキル、C1-6アルキ
ルカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキ
ル、C1-6アルキルチオ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルスルフィニル(C1-6 )アルキル、C1-6アルキルスルホニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(
1-6)アルキル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、ジ(C1 -6 )アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるフェ
ニル、所望により置換されるフェニル(C1-4)アルキル、又は所望により置換
されるヘテロアリールであり;R20は、水素、C1-6アルキル、所望により置換
されるフェニル、又は所望により置換されるフェニル(C1-4)アルキルであり
;R44は、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、又は所望により置換されるフェ
ニルであり;YはO又はSであり;mは0又は1であり;及びpとqは、独立し
て、0、1又は2である;但し、R6がC3-6アルケニル、C3-6アルキニル又は
3-6ハロアルケニルである場合、R6はNに直接付いた不飽和の炭素原子を有さ
ず、及び、R11がC3-6アルケニル又はC3-6アルキニルである場合、R11はNに
直接付いた不飽和の炭素原子を有さないものとする。
【0054】 R1は、エチルであるか又は、特に、メチルであることが好ましい。 R10は、水素、ハロゲン(特にクロロ)、又はシアノであることが好ましい。 mは0であることが好ましい。
【0055】 本発明の化合物群は式(Ia)であることが好ましい。 1つの特別な側面では、本発明は式(Ia)の化合物を提供し、式中、R1
1-4アルキル(特にメチル又はエチル)であり;R10は、水素、ハロゲン(特
にクロロ又はブロモ)又はシアノであり;R1とR10は、シクロペンチル、シク
ロヘキシル又はフェニル環をともに形成し;R11は、水素、C1-4アルキル(特
にメチル又はエチル)、フェニル(C1-4)アルキル(特にベンジル)、C1-4
ルキルカルボニル(特にアセチル)又はC1-4アルキルスルホニル(特にメタン
スルホニル)であり;mは0であり;Yは酸素であり;及びR6は、C1-6アルキ
ル[所望により、ハロゲン、C1-4アルコキシ、フェニル(それ自身所望により
ハロゲンで置換される)、CO2H、CONH2(それ自身所望によりC1-4アル
キルで置換される)、シアノ、C3-6シクロアルキル又はCO(C1-4アルコキシ
)で置換される]、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル
、フェニル[所望により、ハロゲン、C1-4ハロアルキル(特にCF3)、ニトロ
、CO2H、又はシアノで置換される]、又はヘテロアリール(特にピリジル又
はピリミジニル)[所望により、C1-4アルキル又はC1-4ハロアルキルで置換さ
れる]である。
【0056】 さらなる側面では、本発明は式(IC)の化合物を提供する:
【0057】
【化17】
【0058】 [式中、nは0又は1であり;Aは、所望により置換されるC1-6アルキレン、
所望により置換されるC2-6アルケニレン、所望により置換されるC2-6アルキニ
レン、所望により置換されるC1-6アルキレンオキシ、所望により置換されるオ
キシ(C1-6)アルキレン、所望により置換されるC1-6アルキレンチオ、所望に
より置換されるチオ(C1-6)アルキレン、所望により置換されるC1-6アルキレ
ンアミノ、所望により置換されるアミノ(C1-6)アルキレン、所望により置換
される[C1-6アルキレンオキシ(C1-6)アルキレン]、所望により置換される
[C1-6アルキレンチオ(C1-6)アルキレン]、所望により置換される[C1-6
アルキレンスルフィニル(C1-6)アルキレン]、所望により置換される[C1-6 アルキレンスルホニル(C1-6)アルキレン]又は所望により置換される[C1-6 アルキレンアミノ(C1-6)アルキレン]であり;DはS、NR7、CR8=CR9 、CR8=N、CR8=N(O)、N=CR9又はN(O)=CR9であり;R7
1-6アルキルであり;EはN、N−オキシド又はCR10であり;M1はOC(=
Y)、N(R11)C(=Y)、N=C(OR12)、N=C(SR13)又はN=C
(NR1415)であり(ここでO又はNは、E及びDを含有する環に付く原子で
ある);YはO、S又はNR16であり;JはN又はCR17であり;R1は、水素
、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6 アルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1 -6 アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換され
るC3-7シクロアルキル、シアノ、ニトロ又はSF5であり;R11は、水素、所望
により置換されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(
1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキ
ル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-1 0 アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホ
ルミル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置
換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるフェノ
キシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換さ
れるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニ
ル、所望により置換されるC1-6アリールチオ、所望により置換されるC1-6アリ
ールスルフィニル、所望により置換されるC1-6アリールスルホニル又はR222 3 NSであり;R12は、所望により置換されるC1-10アルキル、所望により置換
される[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6
アルキニル(C1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、
所望により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10 アルコキシカルボニル、ホルミル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノ
カルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、ア
ミノ、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換されるジ(
1-6)アルキルアミノ、所望により置換されるフェノキシカルボニル、トリ(
1-4)アルキルシリル、アリールジ(C1-4)アルキルシリル、(C1-4)アル
キルジアリールシリル又はトリアリールシリルであり;R13は、所望により置換
されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)アル
キル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望に
より置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-10アルキルカ
ルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、所望により置換
されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)ア
ルキルアミノカルボニル又は所望により置換されるフェノキシカルボニルであり
;R14及びR15は、独立して、所望により置換されるC1-10アルキル、所望によ
り置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1- 6 )アルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]
、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-10
ルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミ
ル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換さ
れるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、ヒドロキシ、アミノ、所望により
置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換されるジ(C1-6)アルキルア
ミノ又は所望により置換されるフェノキシカルボニルであり;R3、R4及びR5
は、独立して、水素、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望に
より置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所
望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6
ルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキルカル
ボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又はSF5であり;R 6 は、水素、シアノ、所望により置換されるC1-20アルキル、所望により置換さ
れるC2-20アルケニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC2-20アルキ
ニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望によ
り置換されるC5-6シクロアルケニル、ホルミル、所望により置換されるC1-20
アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルカルボニル、アミ
ノカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルアミノカルボニル、所望に
より置換されるジ(C1-20)アルキルアミノカルボニル、所望により置換される
アリールオキシカルボニル、所望により置換されるアリールカルボニル、所望に
より置換されるアリールアミノカルボニル、所望により置換されるN−アルキル
−N−アリールアミノカルボニル、所望により置換されるジアリールアミノカル
ボニル、所望により置換されるヘテロアリールオキシカルボニル、所望により置
換されるヘテロアリールカルボニル、所望により置換されるヘテロアリールアミ
ノカルボニル、所望により置換されるアルキルヘテロアリールアミノカルボニル
、所望により置換されるジへテロアリールアミノカルボニル、所望により置換さ
れるフェニル、所望により置換されるヘテロアリール、所望により置換されるヘ
テロシクリル、所望により置換されるC1-20アルキルスルホニル、又は所望によ
り置換されるアリールスルホニルであり;R8及びR9は、独立して、水素、ハロ
ゲン、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換
されるC2-6アルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル又は所望により
置換されるC1-6アルコキシであり;R10は、水素、ハロゲン、所望により置換
されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6アルケニル、所望により置換
されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置
換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル
、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、ホルミル
、R20ON=C(R21)、所望により置換されるC1-6アルキルカルボニル、所
望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又はSF5であるか;又はR1
10は、それらに付く諸原子とともに結合して、5、6又は7員の飽和又は不飽
和の炭素環式環か、又はO、N又はSから選択される1又は2個のヘテロ原子を
含有する場合があって、所望によりC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル又はハロ
ゲンにより置換され得る複素環式環を形成する場合があり;R16は、水素、シア
ノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC3-7 シクロアルキル、所望により置換される(C2-6)アルケニル(C1-6)アルキル
、所望により置換される(C2-6)アルキニル(C1-6)アルキル、所望により置
換されるフェニル、所望により置換されるヘテロアリール、所望により置換され
るC1-6アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル
、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換されるジ(C1-6 )アルキルアミノ、所望により置換されるC1-6アルキルカルボニルアミノ、所
望により置換されるC1-6アルコキシカルボニルアミノ、所望により置換される
1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換さ
れるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニ
ル、所望により置換されるアリールチオ、所望により置換されるアリールスルフ
ィニル、所望により置換されるアリールスルホニル又はC1-6アシルオキシであ
り;R17は、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、所望により置換されるC1-8
ルキル、所望により置換されるC2-6アルケニル、所望により置換されるC2-6
ルキニル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換される
1-6アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルカルボニル、
所望により置換されるC1-6アルキルアミノカルボニル、所望により置換される
ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるフェニル又は所
望により置換されるヘテロアリールであり;R22及びR23は、独立して、所望に
より置換されるC1-6アルキルであるか、又はR22とR23は、それらに付くN原
子とともに、O、N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘテロ原子を含有
する場合があって、所望により1又は2個のC1-6アルキル基により置換され得
る5、6又は7員の複素環式環を形成し;R21は、水素、所望により置換される
フェニル又は所望により置換されるC1-6アルキルであり;及びR20は、水素、
所望により置換されるフェニル(C1-2)アルキル、又は所望により置換される
1-20アルキルである。
【0059】 式(IC)の諸化合物は、様々な幾何又は光学異性体、又は互変異性の形態で
存在し得る。本発明には、そのようなあらゆる異性体及び互変異性体とそれらの
混合物があらゆる比率で含まれる。
【0060】 さらなる側面では、本発明は式(ID)の化合物を提供する:
【0061】
【化18】
【0062】 [式中、A、D、E、M1、Y、J、R1、R3、R4、R5及びR6は式(IC)の
化合物について上記に定義される通りである]。式(ID)のより好ましい化合
物は、式(IE)のそれである:
【0063】
【化19】
【0064】 式中、DはS、NR7、CR8=CR9、CR8=N、CR8=N(O)、N=CR9 又はN(O)=CR9であり;EはN又はCR10であり;R1は、水素、ハロゲン
、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6シアノアルキル、
1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキルチ
オ、C1-6ハロアルキルチオ、C3-6シクロアルキル、C3-7シクロアルキル(C1 -4 )アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、シアノ、ニトロ又はSF5
であり;AはC1-6アルキレン、C1-6アルケニレン、C1-6アルキレンオキシ、
オキシ(C1-6)アルキレン、C1-6アルキレンアミノ又はC1-6アルキレンチオ
であり(これらはいずれもC1-3アルキル、C1-3ハロアルキル、C1-3シアノア
ルキル、ハロゲン、C1-3アルコキシ、C1-6アルコキシカルボニル、シアノ、=
O、=NR36又は=CR3738により所望により置換される);M1はN(R11
)C(=Y)又はN=C(SR13)であり(ここでO又はNは、E及びDを含有
する環に付く原子である);YはO、S又はNR16であり;JはN又はCR17
あり;R11は、水素、C1-10アルキル、ベンジルオキシメチル、ベンゾイルオキ
シメチル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アル
キル(特にアリル)、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル(特にプロパルジル)
、C1-10アルキルカルボニル又はC1-10アルコキシカルボニル(特にイソブトキ
シカルボニル)であり;R13は、C1-10アルキル、ベンジルオキシメチル、ベン
ゾイルオキシメチル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C2-6アルケニル(
1-6)アルキル(特にアリル)、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル(特にプ
ロパルジル)、C1-10アルキルカルボニル又はC1-10アルコキシカルボニル(特
にイソブトキシカルボニル)であり;R3、R4及びR5は、独立して、水素、ハ
ロゲン、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキ
ルチオ、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6アルキルスルフィニル、C1-6ハロアル
キルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6ハロアルキルスルホニル、
1-6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコ
キシカルボニル又はSF5から選択され;R6は、シアノ、C1-8アルキル、C2-6 ハロアルキル、C1-6シアノアルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2 -6 アルキニル(C1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7ハロシクロアル
キル、C3-7シアノシクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、
1-3アルキル(C3-7)ハロシクロアルキル、C5-6シクロアルケニル、C3-7
クロアルキル(C1-6)アルキル、C5-6シクロアルケニル(C1-6)アルキル、
2-6ハロアルケニル(C1-6)アルキル、C1-6シアノアルケニル(C1-6)アル
キル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシ(C1-6)ア
ルキル、C3-6アルキニルオキシ(C1-6)アルキル、アリールオキシ(C1-6
アルキル、ホルミル、C1-6カルボキシアルキル、C1-6アルキルカルボニル(C 1-6 )アルキル、C2-6アルケニルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニ
ルカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキ
ル、C3-6アルケニルオキシカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオ
キシカルボニル(C1-6)アルキル、アリールオキシカルボニル(C1-6)アルキ
ル、C1-6アルキルチオ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルスルフィニル(C1-6 )アルキル、C1-6アルキルスルホニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(
1-6)アルキル、アミノカルボニル(C2-6)アルケニル、アミノカルボニル(
2-6)アルキニル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、ジ(
1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルアミノカ
ルボニル(C2-6)アルケニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノ
カルボニル(C2-6)アルケニル(C1-6)アルキル、アルキルアミノカルボニル
(C2-6)アルキニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニ
ル(C1-6)アルキニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6 アルキルカルボニル、アミノカルボニル、C1-6アルキルアミノカルボニル、ジ
(C1-6)アルキルアミノカルボニル、フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シ
アノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアル
コキシにより置換される)、フェニル(C1-4)アルキル(ここで、フェニル基
は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1- 6 アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、フェニル(C2-4
アルケニル(C1-6)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ
、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキ
ルスルホニル又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(
所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6
アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1-6ハロアルコキシにより置換され
る)、ヘテロシクリル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1 -6 ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)
、ヘテロアリール(C1-4)アルキル(ここで、ヘテロアリールはハロ、ニトロ
、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロ
アルコキシにより置換される)、又はヘテロシクリル(C1-4)アルキル(ここ
で、ヘテロシクリルはハロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1- 6 アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)であり;R8及びR9
、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキルC2-6アルケ
ニル、C1-6アルキニル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシであり;R1 0 は、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C1-6アルキニル、C 1-6 ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1- 6 ハロアルコキシ、C1-6アルキルチオ、C1-6ハロアルキルチオ、C1-6アルキル
スルフィニル、C1-6ハロアルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C 1-6 ハロアルキルスルホニル、C1-6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、ホルミル、
CH=NOR20、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル又はS
5であるか;又はR1とR10は、それらに付く諸原子とともに結合して、5、6
又は7員の飽和又は不飽和の炭素環式環か、又はO、N又はSから選択される1
又は2個のヘテロ原子を含有していてもよくかつ所望によりC1-6アルキル、C1 -6 ハロアルキル又はハロゲンにより置換され得る複素環式環を形成する場合があ
り;R16は、シアノ、ニトロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C3-7シク
ロアルキル、C3-7シクロアルキルC1-6アルキル、CH2(C2-6)アルケニル、
CH2(C2-6)アルキニル、フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシによ
り置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6
ルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより
置換される)、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6
アルキルアミノ、ジ(C1-6)アルキルアミノ、C1-6アルキルカルボニルアミノ
、C1-6アルコキシカルボニルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオ、
1-6アルキルスルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、C1-6ハロアルキルチ
オ、C1-6ハロアルキルスルフィニル、C1-6ハロアルキルスルホニル、アリール
チオ、アリールスルフィニル、アリールスルホニル又はOCO(C1-6)アルキ
ルであり;R17は、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1-8アルキル、C1-6
ロアルキル、C1-6シアノアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-7 シクロアルキル、C2-6ハロアルケニル、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキ
ル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカルボニル、C1-6
ルキルカルボニル、C1-6アルキルアミノカルボニル、ジ(C1-6)アルキルアミ
ノカルボニル、フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、
1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換され
る)又はヘテロアリール(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、
1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換され
る)であり;R36は、C1-6アルキル、OR39又はNR4041であり;R37は水
素、C1-6アルキル又はC1-6ハロアルキルであり;R38は水素、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、シアノ、C1-6アルコキシカルボニル
、C1-6アルキルカルボニル又はNR4243であり;R22及びR23は、独立して
、水素、C1-6アルキル、CH2(C1-4ハロアルキル)、C1-6シアノアルキル、
1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ(C1-6)アルキル、C 1-6 アルコキシ(C1-6)アルコキシ(C1-6)アルキル、フェニル(C1-4)アル
キル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換さ
れる)、ヘテロアリール(C1-4)アルキル(ここで、ヘテロアリール基は所望
によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アル
コキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロシクリル(C1-4
アルキル(ここで、ヘテロシクリル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシによ
り置換される)であるか、又はR22とR23は、それらに付くN原子とともに、O
、N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘテロ原子を含有していてもよく
かつ所望により1又は2個のC1-6アルキル基により置換されていてもよい5、
6又は7員の複素環式環を形成し;R39は、C1-6アルキル又は所望により置換
されるフェニル(C1-2)アルキルであり;R40及びR41は、独立して、水素、
1-8アルキル又はフェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換さ
れる)であり;R21は、水素又はC1-3アルキルであり;R20は、C1-6アルキル
又はフェニル(C1-2)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニト
ロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6
ロアルコキシにより置換される)であり;及び、R42及びR43は、独立して、水
素、C1-8アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル
、C2-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシカ
ルボニル(C1-6)アルキル、カルボキシ(C1-6)アルキル又はフェニル(C1- 2 )アルキルであるか;又はR42とR43は、それらに付くN原子とともに、O、
N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘテロ原子を含有していてもよくか
つ所望により1又は2個のC1-6アルキル基により置換され得る5、6又は7員
の複素環式環を形成する]。
【0065】 好ましくは、AはC1-4アルキレン、−C(O)−又はC1-4アルキレンオキシ
である。 好ましくは、DはS又はCR8=CR9であり、ここでR8及びR9は、独立して
、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキルC2-6アルケニル、C1-6 アルキニル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシである。
【0066】 好ましくは、EはN又はCR10であり、ここでR10は、水素、ハロゲン、C1- 6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1- 6 アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ又はSF5であるか;又はR 1 とR10は、それらに付く諸原子とともに、所望によりC1-6アルキル、C1-6
ロアルキル又はハロゲンにより置換されるベンゼン環を形成する。
【0067】 M1の好ましい適合基はN(R11)C(=O)であり、ここでNはE及びDを
含有する環に付いた原子であり;及びR11は、水素、C1-6アルキル、C1-6アル
コキシ(C1-6)アルキル、ベンジルオキシメチル又はベンゾイルオキシメチル
である。
【0068】 好ましくは、YはOである。 好ましくは、JはN又はCR17であり、ここでR17は水素、C1-6アルキル、
1-6ハロアルキル、シアノ、ハロゲン又はニトロである。
【0069】 R1は、好ましくは、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C1 -6 ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルコキシ、C1-6アルキルチオ
、C1-6ハロアルキルチオ、C3-6シクロアルキル、シアノ、ニトロ又はSF5
ある。
【0070】 好ましくは、R3、R4及びR5は、独立して、水素、C1-3アルキル又はハロゲ
ンである。 R6は、好ましくは、C1-8アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6シアノアルキ
ル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニル(C1-6)アルキル、
3-7シクロアルキル、C3-7ハロシクロアルキル、C3-7シアノシクロアルキル
、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)ハロシクロ
アルキル、C5-6シクロアルケニル、C3-7シクロアルキル(C1-6)アルキル、
5-6シクロアルケニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルケニル(C1-6)アル
キル、C1-6シアノアルケニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ(C1-6)ア
ルキル、C3-6アルケニルオキシ(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオキシ(
1-6)アルキル、アリールオキシ(C1-6)アルキル、C1-6カルボキシアルキ
ル、C1-6アルキルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルケニルカルボニル
(C1-6)アルキル、C2-6アルキニルカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アル
コキシカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシカルボニル(C1- 6 )アルキル、C3-6アルキニルオキシカルボニル(C1-6)アルキル、アリール
オキシカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ(C1-6)アルキル、
1-6アルキルスルフィニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルスルホニル(C1 -6 )アルキル、アミノカルボニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(C2-6 )アルケニル、アミノカルボニル(C2-6)アルキニル、C1-6アルキルアミノカ
ルボニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6
アルキル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルケニル(C1-6)アル
キル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルケニル(C1-6)ア
ルキル、アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C1-6)アルキル、ジ
(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C1-6)アルキル、
フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキ
ル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、フェニル(
1-4)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1 -6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシに
より置換される)、フェニル(C2-4)アルケニル(C1-6)アルキル(ここで、
フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアル
キル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1-6ハロアルコキシに
より置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6
アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシによ
り置換される)、ヘテロシクリル(ここで、ヘテロシクリル基は所望によりハロ
、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又は
1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(C1-4)アルキル(
ここで、ヘテロアリール基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル
、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1-6
ロアルコキシにより置換される)、又はヘテロシクリル(C1-4)アルキル(こ
こで、ヘテロシクリル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、
1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換され
る)である。
【0071】 より好ましい、所望により置換される次式の環には、
【0072】
【化20】
【0073】 所望により置換されるイソチアゾリル、所望により置換されるピリジル、所望に
より置換されるピリミジニル、所望により置換されるキナゾリニル、及び所望に
より置換されるキノリニルの基が含まれ、所望の置換基は、ハロ、C1-6アルキ
ル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル
又はC1-6ハロアルコキシから選択される。
【0074】 最も好ましい、所望により置換される次式の環:
【0075】
【化21】
【0076】 は、
【0077】
【化22】
【0078】 である。 より好ましくは、AはCH2又はCH2Oであり、さらにより好ましくはCH2
である。
【0079】 M1はN(R11)C(=O)であることがより好ましく、ここでR11は、水素
、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ(C1-4)アルキル、ベンジルオキシメチル
又はベンゾイルオキシメチルである。R11は、水素、エチル、エトキシメチル、
アリル又はプロパルジルであることが特に好ましい。
【0080】 R3、R4及びR5は、独立して、水素又はハロゲン(特にフッ素)であること
がより好ましい;R3、R4及びR5はそれぞれ水素であることが特に好ましい。 より好ましくは、JはN又はCR17であり、ここでR17は水素、メチル又はハ
ロゲンである。
【0081】 より好ましくは、R6は、C1-8アルキル、C2-8ハロアルキル、C1-8シアノア
ルキル、C3-7シクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-6 アルコキシ(C1-6)アルキル、ヘテロサイクリック(所望によりハロ、ニトロ
、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロ
アルコキシにより置換される)、フェニル(所望によりハロゲン、C1-6アルキ
ル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ又はC1-6アルキル
スルホニルにより置換される)、又はヘテロアリール(所望によりハロゲン、C 1-6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、ニトロ、シアノ又はC1-6 アルキルスルホニルにより置換される)である。
【0082】 特に好ましいR6の適合基は、C1-8アルキル、C2-6ハロアルキル、C1-6アル
コキシ(C1-6)アルキル、C3-7シクロアルキル又はC3-7シクロアルキル(C1 -6 )アルキルである。
【0083】 基:
【0084】
【化23】
【0085】 の特に好ましい適合基は、
【0086】
【化24】
【0087】 である。 以下の表にある諸化合物は本発明の化合物を示す。 表A1 表A1は、式A1の432種の化合物を提供し、ここでR1、D、E、R11
A及びJは表A1に定義される通りであり、R6はメチルである。
【0088】
【表1】
【0089】
【表2】
【0090】
【表3】
【0091】
【表4】
【0092】
【表5】
【0093】
【表6】
【0094】
【表7】
【0095】
【表8】
【0096】
【表9】
【0097】
【表10】
【0098】
【表11】
【0099】 表A2 表A2は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がエチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0100】 表A3 表A3は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−プロピルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0101】 表A4 表A4は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−プロピルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0102】 表A5 表A5は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0103】 表A6 表A6は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がsec−ブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0104】 表A7 表A7は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−ブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0105】 表A8 表A8は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がtert−ブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0106】 表A9 表A9は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ペンチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0107】 表A10 表A10は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が1−メチルブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する
【0108】 表A11 表A11は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−メチルブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する
【0109】 表A12 表A12は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3−メチルブチルである、式A1の432種類の化合物を規定する
【0110】 表A13 表A13は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がネオペンチルである、式A1の432種類の化合物を規定する。
【0111】 表A14 表A14は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジメチルブチルである、式A1の432種類の化合物を規
定する。
【0112】 表A15 表A15は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式A1の432種類の化
合物を規定する。
【0113】 表A16 表A16は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式A1の432
種類の化合物を規定する。
【0114】 表A17 表A17は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式A1の432種類の
化合物を規定する。
【0115】 表A18 表A18は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がパラ−フルオロベンジルである、式A1の432種類の化合物を規
定する。
【0116】 表A19 表A19は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,4−ジクロロフェニルである、式A1の432種類の化合物を
規定する。
【0117】 表A20 表A20は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式A1の4
32種類の化合物を規定する。
【0118】 表A21 表A21は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が4−トリフルオロメチルフェニルである、式A1の432種類の化
合物を規定する。
【0119】 表B1 表B1は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がメチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0120】
【表12】
【0121】
【表13】
【0122】
【表14】
【0123】
【表15】
【0124】
【表16】
【0125】
【表17】
【0126】
【表18】
【0127】 表B2 表B2は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がエチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0128】 表B3 表B3は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がn−プロピルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0129】 表B4 表B4は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−プロピルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0130】 表B5 表B5は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0131】 表B6 表B6は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がsec−ブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0132】 表B7 表B7は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−ブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0133】 表B8 表B8は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がtert−ブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0134】 表B9 表B9は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ペンチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0135】 表B10 表B10は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が1−メチルブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する
【0136】 表B11 表B11は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2−メチルブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する
【0137】 表B12 表B12は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が3−メチルブチルである、式B1の288種類の化合物を規定する
【0138】 表B13 表B13は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6がネオペンチルである、式B1の288種類の化合物を規定する。
【0139】 表B14 表B14は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジメチルブチルである、式B1の288種類の化合物を規
定する。
【0140】 表B15 表B15は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式B1の288種類の化
合物を規定する。
【0141】 表B16 表B16は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式B1の288
種類の化合物を規定する。
【0142】 表B17 表B17は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式B1の288種類の
化合物を規定する。
【0143】 表B18 表B18は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6がパラ−フルオロベンジルである、式B1の288種類の化合物を規
定する。
【0144】 表B19 表B19は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2,4−ジクロロフェニルである、式B1の288種類の化合物を
規定する。
【0145】 表B20 表B20は、R1、D、E、R11、A及びJが表B1で定義した通りであり、
そしてR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式B1の2
88種類の化合物を規定する。
【0146】 表C1 表C1は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
メチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0147】
【表19】
【0148】
【表20】
【0149】
【表21】
【0150】
【表22】
【0151】 表C2 表C2は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
エチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0152】 表C3 表C3は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−プロピルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0153】 表C4 表C4は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−プロピルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0154】 表C5 表C5は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−ブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0155】 表C6 表C6は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
sec−ブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0156】 表C7 表C7は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−ブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0157】 表C8 表C8は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
tert−ブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0158】 表C9 表C9は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−プロピルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0159】 表C10 表C10は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が1−メチルブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0160】 表C11 表C11は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−メチルブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0161】 表C12 表C12は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3−メチルブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0162】 表C13 表C13は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がネオペンチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0163】 表C14 表C14は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジメチルブチルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0164】 表C15 表C15は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2,2−トリフルオロエチルである、式C1の144種類の化合物を規定
する。
【0165】 表C16 表C16は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式C1の144種類の化合
物を規定する。
【0166】 表C17 表C17は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式C1の144種類の化合物を規
定する。
【0167】 表C18 表C18は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がパラ−フルオロベンジルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0168】 表C19 表C19は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,4−ジクロロフェニルである、式C1の144種類の化合物を規定する。
【0169】 表C20 表C20は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式C1の144種類の
化合物を規定する。
【0170】 表D1 表D1は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
メチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0171】
【表23】
【0172】
【表24】
【0173】
【表25】
【0174】 表D2 表D2は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
エチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0175】 表D3 表D3は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
n−プロピルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0176】 表D4 表D4は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−プロピルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0177】 表D5 表D5は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
n−ブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0178】 表D6 表D6は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
sec−ブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0179】 表D7 表D7は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−ブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0180】 表D8 表D8は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
tert−ブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0181】 表D9 表D9は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
n−ペンチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0182】 表D10 表D10は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が1−メチルブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0183】 表D11 表D11は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2−メチルブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0184】 表D12 表D12は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が3−メチルブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0185】 表D13 表D13は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
がネオペンチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0186】 表D14 表D14は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジメチルブチルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0187】 表D15 表D15は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2,2−トリフルオロエチルである、式D1の96種類の化合物を規定す
る。
【0188】 表D16 表D16は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式D1の96種類の化合物
を規定する。
【0189】 表D17 表D17は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式D1の96種類の化合物を規定
する。
【0190】 表D18 表D18は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
がパラ−フルオロベンジルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0191】 表D19 表D19は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2,4−ジクロロフェニルである、式D1の96種類の化合物を規定する。
【0192】 表D20 表D20は、X、R11、A及びJが表D1で定義した通りであり、そしてR6
が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式D1の96種類の化
合物を規定する。
【0193】 表E1 表E1は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がメチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0194】
【化25】
【0195】 表E2 表E2は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がエチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0196】 表E3 表E3は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−プロピルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0197】 表E4 表E4は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−プロピルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0198】 表E5 表E5は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0199】 表E6 表E6は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がsec−ブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0200】 表E7 表E7は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−ブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0201】 表E8 表E8は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がtert−ブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0202】 表E9 表E9は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ペンチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0203】 表E10 表E10は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が1−メチルブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する
【0204】 表E11 表E11は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−メチルブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する
【0205】 表E12 表E12は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3−メチルブチルである、式E1の432種類の化合物を規定する
【0206】 表E13 表E13は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がネオペンチルである、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0207】 表E14 表E14は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジメチルブチルである、式E1の432種類の化合物を規
定する。
【0208】 表E15 表E15は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式E1の432種類の化
合物を規定する。
【0209】 表E16 表E16は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式E1の432
種類の化合物を規定する。
【0210】 表E17 表E17は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式E1の432種類の
化合物を規定する。
【0211】 表E18 表E18は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がパラ−フルオロベンジルである、式E1の432種類の化合物を規
定する。
【0212】 表E19 表E19は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,4−ジクロロフェニルである、式E1の432種類の化合物を
規定する。
【0213】 表E20 表E20は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式E1の4
32種類の化合物を規定する。
【0214】 表E21 表E21は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が4−トリフルオロメチルフェニルである、式E1の432種類の化
合物を規定する。
【0215】 表E22 表E22は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がCOCH3である、式E1の432種類の化合物を規定する。
【0216】 表F1 表F1は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がメチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0217】
【化26】
【0218】 表F2 表F2は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がエチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0219】 表F3 表F3は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−プロピルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0220】 表F4 表F4は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−プロピルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0221】 表F5 表F5は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0222】 表F6 表F6は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がsec−ブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0223】 表F7 表F7は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がイソ−ブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0224】 表F8 表F8は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がtert−ブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0225】 表F9 表F9は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、そ
してR6がn−ペンチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0226】 表F10 表F10は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が1−メチルブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する
【0227】 表F11 表F11は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−メチルブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する
【0228】 表F12 表F12は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3−メチルブチルである、式F1の432種類の化合物を規定する
【0229】 表F13 表F13は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がネオペンチルである、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0230】 表F14 表F14は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジメチルブチルである、式F1の432種類の化合物を規
定する。
【0231】 表F15 表F15は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式F1の432種類の化
合物を規定する。
【0232】 表F16 表F16は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式F1の432
種類の化合物を規定する。
【0233】 表F17 表F17は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式F1の432種類の
化合物を規定する。
【0234】 表F18 表F18は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がパラ−フルオロベンジルである、式F1の432種類の化合物を規
定する。
【0235】 表F19 表F19は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2,4−ジクロロフェニルである、式F1の432種類の化合物を
規定する。
【0236】 表F20 表F20は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式F1の4
32種類の化合物を規定する。
【0237】 表F21 表F21は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6が4−トリフルオロメチルフェニルである、式F1の432種類の化
合物を規定する。
【0238】 表F22 表F22は、R1、D、E、R11、A及びJが表A1で定義した通りであり、
そしてR6がCOCH3である、式F1の432種類の化合物を規定する。
【0239】 表G1 表G1は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
メチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0240】
【化27】
【0241】 表G2 表G2は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
エチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0242】 表G3 表G3は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−プロピルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0243】 表G4 表G4は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−プロピルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0244】 表G5 表G5は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−ブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0245】 表G6 表G6は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
sec−ブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0246】 表G7 表G7は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−ブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0247】 表G8 表G8は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
tert−ブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0248】 表G9 表G9は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−ペンチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0249】 表G10 表G10は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が1−メチルブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0250】 表G11 表G11は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−メチルブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0251】 表G12 表G12は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3−メチルブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0252】 表G13 表G13は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がネオペンチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0253】 表G14 表G14は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2、−ジメチルブチルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0254】 表G15 表G15は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2,2−トリフルオロエチルである、式G1の144種類の化合物を規定
する。
【0255】 表G16 表G16は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式G1の144種類の化合
物を規定する。
【0256】 表G17 表G17は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式G1の144種類の化合物を規
定する。
【0257】 表G18 表G18は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がパラ−フルオロベンジルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0258】 表G19 表G19は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,4−ジクロロフェニルである、式G1の144種類の化合物を規定する。
【0259】 表G20 表G20は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式G1の144種類の
化合物を規定する。
【0260】 表H1 表H1は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
メチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0261】
【化28】
【0262】 表H2 表H2は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
エチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0263】 表H3 表H3は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−プロピルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0264】 表H4 表H4は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−プロピルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0265】 表H5 表H5は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−ブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0266】 表H6 表H6は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
sec−ブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0267】 表H7 表H7は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
イソ−ブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0268】 表H8 表H8は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
tert−ブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0269】 表H9 表H9は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
n−ペンチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0270】 表H10 表H10は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が1−メチルブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0271】 表H11 表H11は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−メチルブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0272】 表H12 表H12は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3−メチルブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0273】 表H13 表H13は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がネオペンチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0274】 表H14 表H14は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジメチルブチルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0275】 表H15 表H15は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2,2−トリフルオロエチルである、式H1の144種類の化合物を規定
する。
【0276】 表H16 表H16は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式H1の144種類の化合
物を規定する。
【0277】 表H17 表H17は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式H1の144種類の化合物を規
定する。
【0278】 表H18 表H18は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
がパラ−フルオロベンジルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0279】 表H19 表H19は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2,4−ジクロロフェニルである、式H1の144種類の化合物を規定する。
【0280】 表H20 表H20は、X、R11、A及びJが表C1で定義した通りであり、そしてR6
が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式H1の144種類の
化合物を規定する。
【0281】 表I1 表I1は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がメチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0282】
【表26】
【0283】
【表27】
【0284】
【表28】
【0285】
【表29】
【0286】
【表30】
【0287】
【表31】
【0288】
【表32】
【0289】 表I2 表I2は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がエチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0290】 表I3 表I3は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−プロピルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0291】 表I4 表I4は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−プロピルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0292】 表I5 表I5は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0293】 表I6 表I6は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がsec−ブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0294】 表I7 表I7は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−ブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0295】 表I8 表I8は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がtert−ブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0296】 表I9 表I9は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ペンチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0297】 表I10 表I10は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が1−メチルブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0298】 表I11 表I11は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−メチルブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0299】 表I12 表I12は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3−メチルブチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0300】 表I13 表I13は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がネオペンチルである、式I1の288種類の化合物を規定する。
【0301】 表I14 表I14は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジメチルブチルである、式I1の288種類の化合物を規定
する。
【0302】 表I15 表I15は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式I1の288種類の化合
物を規定する。
【0303】 表I16 表I16は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式I1の288種
類の化合物を規定する。
【0304】 表I17 表I17は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式I1の288種類の化
合物を規定する。
【0305】 表I18 表I18は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がパラ−フルオロベンジルである、式I1の288種類の化合物を規定
する。
【0306】 表I19 表I19は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,4−ジクロロフェニルである、式I1の288種類の化合物を規
定する。
【0307】 表I20 表I20は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式I1の28
8種類の化合物を規定する。
【0308】 表J1 表J1は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がメチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0309】
【化29】
【0310】 表J2 表J2は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がエチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0311】 表J3 表J3は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−プロピルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0312】 表J4 表J4は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−プロピルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0313】 表J5 表J5は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0314】 表J6 表J6は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がsec−ブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0315】 表J7 表J7は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−ブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0316】 表J8 表J8は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がtert−ブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0317】 表J9 表J9は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ペンチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0318】 表J10 表J10は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が1−メチルブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0319】 表J11 表J11は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−メチルブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0320】 表J12 表J12は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3−メチルブチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0321】 表J13 表J13は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がネオペンチルである、式J1の288種類の化合物を規定する。
【0322】 表J14 表J14は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジメチルブチルである、式J1の288種類の化合物を規定
する。
【0323】 表J15 表J15は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式J1の288種類の化合
物を規定する。
【0324】 表J16 表J16は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式J1の288種
類の化合物を規定する。
【0325】 表J17 表J17は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式J1の288種類の化
合物を規定する。
【0326】 表J18 表J18は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がパラ−フルオロベンジルである、式J1の288種類の化合物を規定
する。
【0327】 表J19 表J19は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,4−ジクロロフェニルである、式J1の288種類の化合物を規
定する。
【0328】 表J20 表J20は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式J1の28
8種類の化合物を規定する。
【0329】 表K1 表K1は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がメチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0330】
【化30】
【0331】 表K2 表K2は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がエチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0332】 表K3 表K3は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−プロピルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0333】 表K4 表K4は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−プロピルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0334】 表K5 表K5は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0335】 表K6 表K6は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がsec−ブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0336】 表K7 表K7は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−ブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0337】 表K8 表K8は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がtert−ブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0338】 表K9 表K9は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ペンチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0339】 表K10 表K10は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が1−メチルブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0340】 表K11 表K11は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−メチルブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0341】 表K12 表K12は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3−メチルブチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0342】 表K13 表K13は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がネオペンチルである、式K1の288種類の化合物を規定する。
【0343】 表K14 表K14は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジメチルブチルである、式K1の288種類の化合物を規定
する。
【0344】 表K15 表K15は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式K1の288種類の化合
物を規定する。
【0345】 表K16 表K16は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式K1の288種
類の化合物を規定する。
【0346】 表K17 表K17は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式K1の288種類の化
合物を規定する。
【0347】 表K18 表K18は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6がパラ−フルオロベンジルである、式K1の288種類の化合物を規定
する。
【0348】 表K19 表K19は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2,4−ジクロロフェニルである、式K1の288種類の化合物を規
定する。
【0349】 表K20 表K20は、R1、D、E、R2、A及びJが表I1で定義した通りであり、そ
してR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式K1の28
8種類の化合物を規定する。
【0350】 表L1 表L1は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がメチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0351】
【表33】
【0352】
【表34】
【0353】
【表35】
【0354】
【表36】
【0355】
【表37】
【0356】 表L2 表L2は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がエチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0357】 表L3 表L3は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がn−プロピルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0358】 表L4 表L4は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−プロピルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0359】 表L5 表L5は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0360】 表L6 表L6は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がsec−ブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0361】 表L7 表L7は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がイソ−ブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0362】 表L8 表L8は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がtert−ブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0363】 表L9 表L9は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そし
てR6がn−ペンチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0364】 表L10 表L10は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が1−メチルブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0365】 表L11 表L11は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2−メチルブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0366】 表L12 表L12は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が3−メチルブチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0367】 表L13 表L13は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6がネオペンチルである、式L1の192種類の化合物を規定する。
【0368】 表L14 表L14は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジメチルブチルである、式L1の192種類の化合物を規定
する。
【0369】 表L15 表L15は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2,2−トリフルオロエチルである、式L1の192種類の化合
物を規定する。
【0370】 表L16 表L16は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2,2−ジフルオロ−2−メトキシエチルである、式L1の192種
類の化合物を規定する。
【0371】 表L17 表L17は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が3,3,3−トリフルオロプロピルである、式L1の192種類の化
合物を規定する。
【0372】 表L18 表L18は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6がパラ−フルオロベンジルである、式L1の192種類の化合物を規定
する。
【0373】 表L19 表L19は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2,4−ジクロロフェニルである、式L1の192種類の化合物を規
定する。
【0374】 表L20 表L20は、R1、D、E、R2、A及びJが表L1で定義した通りであり、そ
してR6が2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニルである、式L1の19
2種類の化合物を規定する。
【0375】 以下の略語が本説明を通して使用される: m.p.=融点 ppm=パーツパーミリオン s=単一線 br=ブロード d=二重線 dd=二重線の二重線 t=三重線 q=四重線 m=多重線。
【0376】 表1は、表A1ないしL20の化合物の選択されたNMRデータを示し、全て
CDCl3を溶媒として使用している(他に記載されない限り;溶媒の混合物が
ある場合、例えば(CDCl3/d6−DMSO)として示される)、(全ての場
合について、全ての特性データを記載することはしていない)。
【0377】
【表38】
【0378】
【表39】
【0379】 本発明の化合物は、各種の方法で製造することができる。例えば、以下のスキ
ーム1:
【0380】
【化31】
【0381】 に示すように、YがOであり、そしてAがアルキレン、アルケニレン、アルキレ
ンオキシ、アルキレンアミノ又はアルキレンチオである化合物(Ia)は、アミ
ン(II)を適当なカルボン酸エステル(III)(X1=アルコキシ又はアリ
ールオキシ)又はカルボン酸(III、X1=OH)と、所望により1,3−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド又は1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−
エチルカルボジイミドのような既知のカップリング剤の存在中で反応させること
によって調製することができる。別の方法として、カルボン酸(III、X1=
OH)は、最初にアミンとの反応に適した酸塩化物、無水物又はギ酸塩に転換し
て、アミドを形成することができる;このような方法は、当業者にとって公知で
あり、そして例えば、J.March,Advanced Organic C
hemistry,Third Edition,John Wiley an
d Sons,New York,1985,pps 370−376及びその
参考文献中に記載されている。
【0382】 従って更なる側面において、本発明は、式(II)の化合物を、Yが酸素であ
り、そしてX1が脱離基(アルコキシ、アリールオキシ、OH、クロロ又はCl
C(O)Oのような、或いは式(III)の化合物が二無水物であるような)で
ある式(III)の化合物と反応させることを含む、Yが酸素である式(I)の
化合物を調製するための方法を提供する。
【0383】 式(II)の化合物は、既知の化合物であるか、又は文献中に記載されている
方法(例えば、C.Oliver Kappe,Robert Flamman
g,and Curt Wentrup,Heterocycles,Vol.
37,No.3,1615,(1994)、A.Adams and R.Sl
ack,J.Chem.Soc.,3061,(1959)and Ronal
d E Hackler,Kenneth W.Burow,Jr.,Sylv
ester V.Kaster and David I.Wickiser,
J.Heterocyclic Chem,26,1575,(1989)、R
onald E Hackler,Glen P Jourdan,Peter
L Johnson,Brian R Thoreen and Jack
G Samaritoni,PCT国際特許出願開WO9304580A1、及
びその参考文献を参照)によって、商業的に入手可能な出発物質から調製するこ
とができる。
【0384】 置換されたベンゾトリアゾール及びインダゾールの合成は、化学文献(例えば
、Alan R.Katritzky and Charles W.Rees
,Comprehensive Heterocyclic Chemistr
y,Pergamon Press,1984;Christoph Ruch
ardt and Volker Hassmann,Liebis Ann.
Chem.,1980,908;Jean−Jacques Vandenbo
ssche and Alain Lagrange,欧州特許出願公開EP9
04769;F.Halley and X.Sava,Synth.Comm
un.1997,27(7),1199;Donald R.James,Do
n R.Baker,Steven D.Mielich,William J
.Michaely,Steven Fitzjohn,Christophe
r G.Knudsen,Christopher Mathews and
John M.Gerdes,PCT国際特許出願公開WO9318008A1
、Donald Richard James and Raymond An
thony Felix,PCT国際特許出願公開WO9425446A1を参
照)中に記載されており、そして同様な方法は、既知の適当に置換されたアニリ
ンから出発して式(III)の化合物を調製するために使用することができる。
別の方法として、上記の方法によって調製することができるハロベンゾトリアゾ
ール及びハロインダゾール(特にハロゲンが臭素及びヨウ素の場合)は、Nit
ya G.Kundu et al.,Tetrahedron,53(39)
,13397,(1997),Takao Sakamoto et al.,
Heterocycles,36(11),2509(1993),Motoi
Kawatsura and John F.Hartwig,JACS,1
999,121,1473等によって記載されている方法と類似の遷移金属で触
媒された転移を含む方法によって式(III)の化合物に転換することができる
【0385】 Yが硫黄である式(Ia)の化合物は、Yが酸素である式(Ia)の化合物を
、トルエン又はフルオロベンゼンのような適当な溶媒中の、2,4−ビス(4−
メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジス
ルフィド(Lawessonの試薬)、2,4−ビス(メチルチオ)−1,3−
ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド(Davy試薬メチル
)、2,4−ビス(パラ−トリル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン
−2,4−ジスルフィド(Davy試薬p−トリル)又は五硫化リンのような適
当な硫化剤と反応させることによって調製することができる。
【0386】 従って更なる側面において、本発明は、Yが酸素である式(I)の化合物を調
製(式(II)の化合物を、Yが酸素であり、そしてX1が脱離基である式(I
II)の化合物と反応させることによって)し、そして次いでこの化合物を硫化
剤と反応させることを含む、Yが硫黄である式(I)の化合物を調製するための
方法を提供する。
【0387】 式(IV)の化合物は、式(V)の化合物から、N,N−ジメチルホルムアミ
ドジアルキルアセタールによる、トルエン又はN,N−ジメチルホルムアミドの
ような適当な溶媒中の処理によって製造することができる。この反応は、しばし
ばE及びZ異性体の混合物を製造し、これはフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー及び再結晶化のような標準的な技術によって時には分離可能である。本発明は
、異性体の混合物と共に、単離された異性体を包含する。
【0388】
【化32】
【0389】 式(IV)の化合物は、その後、アミン(HNRaRb)で処理して、式(V
I)の化合物を得ることができる;式(V)の化合物は、オルトギ酸トリアルキ
ル(HC(ORd)3)で類似の方法で処理して、以下の式(VII):
【0390】
【化33】
【0391】 の化合物を得ることができる。 R11が水素である式(Ia)の化合物は、置換されていてもよいアルキル化剤
(例えばハロゲン化アルキル、クロロメチルエーテル、硫酸ジアルキル又はトリ
アルキルオキソニウム塩)で、所望により塩基の存在中で処理して、R11が置換
されていてもよいアルキルである式(Ia)の更なる化合物を得ることができて
、これは本発明の更なる部分を形成する。YがOの場合、この反応は通常式(I
a)及び(Ib)の異性体産物の混合物を製造する。対照的に、YがSの場合、
式(Ic)の化合物が主たる産物である。
【0392】
【化34】
【0393】 当業者は、スルフェニル化、スルホニル化及びアシル化を含む類似の反応が、
YがOである場合、可能であることを認識するものである。 R11がアルコキシメチル又はアシルオキシメチルである式(Ia)の化合物は
、R11が水素である式(Ia)の化合物から、ホルムアルデヒド及びアルキル化
又はアシル化剤による連続した反応によって更に調製することができる。
【0394】 式(Ia)の更なる化合物は、A.R.Katritzky et al.,
J.Org.Chem.,(1993),58,2086の方法によって、ヒド
ロキシメチルベンゾトリアゾール又はベンゾトリアゾール及びアルデヒドとの反
応によって、R11が水素である式(I)の化合物から調製することができる。
【0395】 Y=Sである式(Ic)の化合物は、所望により水銀塩(例えば塩化第二水銀
)の存在中で既知の方法によって、アルコール、アミン、O−アルキルヒドロキ
シル−アミン又はヒドラジンと反応させて、それぞれ以下の式(Id)又は(I
e):
【0396】
【化35】
【0397】 の化合物を得ることができ、式中Reは、H、置換されていてもよいアルキル、
アルケニル又はアルキニルであり、Rfは、置換されたアルキル、アルケニル、
アルキニル、アミノ、置換されたアミノ又はアルコキシであり、そしてRgは、
置換されていてもよいアルキル、アルケニル又はアルキニルである。
【0398】 Reが水素である式(Id)の化合物は、置換されていてもよいアルキル化剤
(例えばハロゲン化アルキル、クロロメチルエーテル、硫酸ジアルキル又はトリ
アルキルオキソニウム塩)で、所望により塩基の存在中で処理して、以下の式(
If):
【0399】
【化36】
【0400】 の化合物を得ることができる。 ヘテロアリールN−オキシドは、当業者にとって既知の方法によって調製する
ことができる。
【0401】 式(Ia)、(Ib)、(Ic)、(Id)、(Ie)、(If)、(IV)
、(V)、(VI)及び(VII)は、全て式(I)の化合物であることは、認
識されるものである。
【0402】 式(I)の化合物は、鱗翅目、双翅目、半翅目、総翅目、直翅目、網翅目(D
ictyoptera)、鞘翅目、陰翅目、膜翅目及びシロアリ目のような昆虫
の害虫、及び更に他の無脊椎動物の害虫、例えばダニ目、線虫類及び軟体動物の
害虫の侵入を駆除し、そして抑制するために使用することができる。昆虫類、ダ
ニ類、線虫類及び軟体動物類は、本明細書中で集合的に害虫と称する。本発明の
化合物の使用によって駆除され、そして抑制される害虫は、農業(この用語は食
品及び繊維産物の生長を含む)、園芸及び畜産、伴侶動物、林業及び植物由来の
産物(果実、穀物及び木材)の保存に伴なう害虫;人造構築物及びヒト及び動物
の疾患の伝染に伴なう害虫;及び更に衛生上の害虫(例えば蝿)を含む。
【0403】 式(I)の化合物によって抑制することができる害虫種の例は、Myzus
persicae(アリマキ)、Aphis gossypii(アリマキ)、
Aphis fabae(アリマキ)、Lygus種.(メクラカメムシ)、D
ysdercus種(メクラカメムシ)、Nilaparvata lugen
s(ウンカ)、Nephotettixc incticeps(ヨコバイ)、
Nezara種(カメムシ)、Euschitus種(カメムシ)、Lepto
corisa種(カメムシ)、Frankliniella occident
alis(アザミウマ)、Thrips種(アザミウマ)、Leptinota
rsa decemlineata(コロラドジャガイモ甲虫)、Anthon
omus grandis(メキシコワタミゾウムシ)、Aonidiella
種(カイガラムシ)、Trialeurodes種(コナジラミ)、Bemis
ia tabaci(コナジラミ)、Ostrinia Nubilalis(
アワノメイガ)、Spodoptera littoralis(ワタのガの幼
虫)、Heliothis virescens(タバコの青虫)、Heric
overpa armigera(ワタのガの幼虫)、Hericoverpa
zea(ワタのガの幼虫)、Sylepta derogata(ワタのハマ
キムシ)、Pieris brassicae(白チョウ)、Plutella
xylostella(コナガ)、Agrotis種(ネキリムシ)、Chi
lo suppressalis(イネの穿孔虫)、Locusta migr
atoria(バッタ)、Chortiocetes terminifera
(バッタ)、Diabrotica種(根喰い虫)、Panonychus u
lmi(リンゴハダニ)、Panonychus citri(ミカンハダニ)
、Tetranychus urticae(ナミハダニ)、Tetranyc
hus cinnabarinus(カルミンハダニ)、Phyllocopt
ruta oleivora(ミカンハダニ)、Polyphagotarso
nemus latus(幅広ハダニ)、Brevipalpus種(平ハダニ
)、Boophilus microplus(ウシダニ)、Dermacen
tor variabilis(アメリカイヌダニ)、Ctenocephal
ides felis(ネコのトビムシ)、Liriomyza種(葉もぐり虫
)、Musca domestica(イエバエ)、Aedes aegypt
i(カ)、Anopheles種(カ)、Culex種(カ)、Lucilli
a種(クロバエ)、Blattella germanica(ゴキブリ)、P
eriplaneta americana(ゴキブリ)、Blatta or
ientalis(ゴキブリ)、Mastotermitidae(例えばMa
stotermes種)、Kalotermitidae(例えばNeoter
mes種)、Rhinotermitidae(例えばCoptotermes
formosanus、Reticulitermes flavipes、
R.speratu、R.virginicus、R.hesperus、及び
R.santonensis)、及びTermitidae(例えばGlobi
termes sulphureus)のシロアリ、Solenopsis g
eminata(フシアリ)、Monomorium pharaonis(イ
エヒメアリ)、Damalinia種及びLinognathus種(噛み付き
血を吸うシラミ)、Meloidogyne種(瘤根線虫)、Globoder
a種及びHeterodera種(シスト線虫)、Pratylenchus種
(レション線虫)、Rhodopholus種(バナナ穴掘り線虫)、Tyle
nchulus種(ミカン線虫)、Haemonchus contortus
(バーバーポール線虫)、Caenorhabditis elegans(香
酢線虫)、Trichostrongylus種(胃腸管線虫)及びDeroc
eras reticulatum(ナメクジ)を含む。
【0404】 式(I)の化合物は、更に活性な殺真菌剤であり、そして一つ又はそれ以上の
次の病原体の抑制に使用することができる:コメ及びコムギのPyricula
ria oryzae(Magnaporthe grisea)並びに他の宿
主の他のPyricularia種;コムギのPuccinia recond
ita、Puccinia striiformis及び他のカビ病、オオムギ
のPuccinia hordei、Puccinia striiformi
s及び他のカビ病、並びに他の宿主(例えば芝生、ライ麦、コーヒー、ナシ、リ
ンゴ、ピーナッツ、甜菜、野菜及び観賞植物)のカビ病;ウリ類(例えばメロン
)のErysiphe cichoracearum;オオムギ、コムギ、ライ
麦及び芝生のErysiphe graminis(ウドンコ病)、並びに各種
の宿主の他のウドンコ病、例えばホップのSphaerotheca macu
laris、ウリ類(例えばキュウリ)のSphaerotheca fusc
a(Sphaerotheca fuliginea)、トマト、ナス及びピー
マンのLeveillula taurica、リンゴのPodosphaer
a leucotricha並びにブドウのUncinula necator
;穀類(例えばコムギ、オオムギ、ライ麦)、芝生及び他の宿主のCochli
obolus種、Helminthosporium種、Drechslera
種(Pyrenophora種)、Rhynchosporium種、Myco
sphaerella graminicola(Septoria trit
ici)及びPhaeosphaeria nodorum(Stagonos
pora nodorum又はSeptoria nodorum)、Pseu
docercosporella herpotrichoides及びGae
umannomyces graminis;ピーナッツのCercospor
a arachidicola及びCercosporidium perso
natum並びに他の宿主、例えば甜菜、バナナ、ダイズ及びコメのCerco
spora種;トマト、イチゴ、野菜、ブドウ及び他の宿主のBotrytis
cinerea(灰色カビ)、並びに他の宿主の他のBotrytis種;野
菜(例えばニンジン)、セイヨウアブラナ、リンゴ、トマト、ジャガイモ、穀類
(例えばコムギ)及び他の宿主のAlternaria種;リンゴ、ナシ、石果
、樹木の堅果、及び他の宿主のVenturia種(Venturia ina
equalis(赤カビ病)を含む);穀類(例えばコムギ)及びトマトを含む
広範囲の宿主のCladosporium種;石果、樹木の堅果及び他の宿主の
Monilinia種;トマト、芝生、コムギ、ウリ類及び他の宿主のDidy
mella種;セイヨウアブラナ、芝生、コメ、ジャガイモ、コムギ及び他の宿
主のPhoma種;コムギ、木材及び他の宿主のAspergillus種及び
Aureobasidium種;エンドウ、コムギ、オオムギ及び他の宿主のA
scochyta種;リンゴ、ナシ、タマネギ及び他の宿主のStemphyl
ium種(Pleospora種);リンゴ及びナシの夏期の病気(例えば苦腐
れ病(Glomerella cingulate)、黒菌病又は紫斑病(Bo
tryosphaeria obtusa)、ブルック果実斑(Mycosph
aerella pomi)、ビャクシン−リンゴ赤星病(Gymnospor
angium juniperi−virginianae)、すす点病(Gl
oeodes pomigena)、すす点病(Schizothyrium
pomi)及び白腐れ病(Botryosphaeria dothidea)
);ブドウのPlasmopara viticola;他のベト病、例えばレ
タスのBremia lactucae、ダイズ、タバコ、タマネギ及び他の宿
主のPeronospora種、ホップのPseudoperonospora
humuli及びウリ類のPseudoperonospora cuben
sis;芝生及び他の宿主のPythium種(Pythium ultimu
mを含む);ジャガイモ及びトマトのPhytophthora infest
ans並びに野菜、イチゴ、アボカド、コショウ、観賞植物、タバコ、ココア及
び他の宿主の他のPhytophthora種;コメ及び芝生のThanate
phorus cucumeris並びにコムギ及びオオムギ、ピーナッツ、野
菜、ワタ並びに芝生のような各種の宿主の他のRhizoctonia種;芝生
、ピーナッツ、ジャガイモ、セイヨウアブラナ及び他の宿主のScleroti
nia種;芝生、ピーナッツ及び他の宿主のSclerotium種;コメのG
ibberella fujikuroi;芝生、コーヒー及び野菜を含む広範
囲の宿主のColletotrichum種;芝生のLaetisaria f
uciformis;バナナ、ピーナッツ、ミカン、ペカン、パパイヤ及び他の
宿主のMycosphaerella種;ミカン、ダイズ、メロン、ナシ、ハウ
チワマメ及び他の宿主のDiaporthe種;ミカン、ブドウ、オリーブ、ペ
カン、バラ及び他の宿主のElsinoe種;ホップ、ジャガイモ及びトマトを
含む広範囲の宿主のVerticillium種;セイヨウアブラナ及び他の宿
主のPyrenopeziza種;ココアの導管条斑病による立ち枯れを起こす
Oncobasidium theobromae;各種の宿主、しかし特にコ
ムギ、オオムギ、芝生及びトウモロコシのFusarium種、Typhula
種、Microdochium nivale、Ustilago種、Uroc
ystis種、Tilletia種及びClaviceps purpurea
;甜菜、オオムギ及び他の宿主のRamularia種;特に果実の収穫後の病
気(例えばオレンジのPenicillium digitatum、Peni
cillium italicum及びTrichoderma viride
、バナナのCollectotrichum musae及びGloeospo
rium musarum並びにブドウのBotrytis cinerea)
;ブドウの他の病原体、特にEutypa lata、Guignardia
bidwellii、Phellinus igniarus、Phomops
is viticola、Pseudopeziza tracheiphil
a及びStereum hirsutum;樹木(例えばLophodermi
um seditiosum)又は木材の他の病原体、特にCephaloas
cus fragrans、Ceratocystis種、Ophiostom
a piceae、Penicillium種、Trichoderma ps
eudokoningii、Trichoderma viride、Tric
hoderma harzianum、Aspergillus niger、
Leptographium lindbergi及びAureobasidi
um pullulans;並びにウイルス性の病気の真菌ベクター(例えば穀
類のオオムギ黄色モザイクウイルス(BYMV)のベクターとしてのPolym
yxa graminis及び甜菜の根茎病のベクターとしてのPolymyx
a betae)。
【0405】 式(I)の化合物は、植物組織中を求頂的に、求基的に又は局所的に移動して
、一つ又はそれ以上の真菌に対して活性であることができる。更に、式(I)の
化合物は、充分に揮発性であって、蒸気相で植物の一つ又はそれ以上の真菌に対
して活性であることができる。
【0406】 従って本発明は、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的又は殺軟体動物的に有効な量の
式(I)の化合物又は式(I)の化合物を含む組成物を、害虫、害虫の所在場所
、又は害虫の侵襲に感受性な植物に使用することを含む昆虫、ダニ、線虫又は軟
体動物を駆除し、そして抑制する方法、並びに殺真菌的に有効な量の式(I)の
化合物又は式(I)の化合物を含む組成物を、植物、植物の種子、植物又は種子
の所在場所、土壌又はいかなる他の成長媒体(例えば養分溶液)に使用すること
を含む真菌を駆除し、そして抑制する方法を提供する。式(I)の化合物は、好
ましくは昆虫、ダニ、線虫又は真菌に対して使用される。
【0407】 本明細書中で使用される“植物”の用語は、苗木、潅木及び樹木を含む。更に
、本発明の殺真菌的な方法は、保護的、治療的、全体的、根絶的及び抗胞子形成
的処置を含む。
【0408】 殺真菌剤として、式(I)の化合物は、好ましくは農業、園芸及び芝生の目的
で、組成物の形で使用される。 式(I)の化合物を、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺軟体動物剤として害
虫、害虫の所在場所、又は害虫による侵襲に感受性な植物に、或いは殺真菌剤と
して植物、植物の種子、植物又は種子の所在場所、土壌又はいかなる他の生長培
地に使用するために、式(I)の化合物は、通常式(I)の化合物に加えて、適
当な不活性希釈剤又は担体、及び所望により界面活性剤(SFA)を含む組成物
中に処方される。SFAは、界面張力を低下し、そしてそれによって他の特性(
例えば分散性、乳化性及び浸潤性)を変化させることによって、界面(例えば、
液体/固体、液体/空気又は液体/液体の界面)の特性を変更することが可能な
化学薬品である。全ての組成物(固体及び液体製剤の両者)が、重量で0.00
01ないし95%、更に好ましくは1ないし85%、例えば5ないし60%の式
(I)の化合物を含むことが好ましい。組成物は一般的に、式(I)の化合物が
、ヘクタール当たり0.1gないし10kg、好ましくはヘクタール当たり1g
ないし6kg、更に好ましくはヘクタール当たり1gないし1kgの割合で使用
されるように、害虫又は真菌の抑制のために使用される。
【0409】 種子の処理に使用される場合、式(I)の化合物は、種子のキログラム当たり
0.0001gないし10g(例えば0.001g又は0.05g)、好ましく
は0.005gないし10g、更に好ましくは0.005gないし4gの割合で
使用される。
【0410】 本発明のもう一つの側面は、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的、殺軟体動物的又は
殺真菌的に有効な量の式(I)の化合物及び適当なその担体又は希釈剤を含む、
殺虫、殺ダニ、殺線虫、殺軟体動物又は殺真菌組成物を提供する。組成物は、好
ましくは殺虫、殺ダニ、殺線虫又は殺真菌組成物である。
【0411】 なお更なる側面において、本発明は、害虫又は真菌或いは害虫又は真菌の所在
場所を、殺虫的、殺ダニ的、殺線虫的、殺軟体動物的又は殺真菌的に有効な量の
式(I)の化合物を含む組成物で処理することを含む、所在場所における害虫又
は真菌の駆除及び抑制の方法を提供する。式(I)の化合物は、好ましくは昆虫
、ダニ、線虫又は真菌に対して使用される。
【0412】 組成物は、散布用粉剤(DP)、可溶性粉剤(SP)、水溶性粒剤(SG)、
水分散性粒剤(WG)、浸潤性粉剤(WP)、粒剤(GR)(遅延又は即時放出
)、可溶性濃縮物(SL)、油混和性液体(OL)、超低体積液体(UL)、乳
化用濃縮物(EC)、分散用濃縮物(DC)、乳剤(水中油(EW)及び油中水
(EO)の両者)、マイクロエマルジョン(ME)、懸濁用濃縮物(SC)、エ
アロゾル、霧/煙製剤、カプセル懸濁物(CS)及び種子処理製剤を含む、多く
の製剤の種類から選択することができる。いかなる場合も選択される製剤の種類
は、構想する特定の目的並びに式(I)の化合物の物理的、化学的及び生物学的
特性に依存するものである。
【0413】 散布用粉剤(DP)は、式(I)の化合物を、一つ又はそれ以上の固体希釈剤
(例えば天然粘土、カオリン、葉蝋石、ベントナイト、アルミナ、モンモリロナ
イト、多孔質珪藻土、白亜、珪藻土、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム及びマ
グネシウム、硫黄、石灰、小麦粉、タルク並びに他の有機及び無機固体担体)と
混合し、そして混合物を機械的に微細な粉末に粉砕することによって調製するこ
とができる。
【0414】 可溶性粉剤(SP)は、式(I)の化合物を、一つ又はそれ以上の水溶性無機
塩(例えば重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は硫酸マグネシウム)又は一つ
又はそれ以上の水溶性有機固体(例えば多糖類)及び、所望により、水分散性/
溶解性を改良する、一つ又はそれ以上の湿潤剤、一つ又はそれ以上の分散剤或い
は前記薬剤の混合物と混合することによって調製することができる。次いで混合
物は、微細な粉末に粉砕される。
【0415】 湿潤性粉剤(WP)は、式(I)の化合物を、一つ又はそれ以上の固体希釈剤
又は担体、一つ又はそれ以上の湿潤剤及び、液体中の分散を促進するための、好
ましくは一つ又はそれ以上の分散剤並びに、所望により一つ又はそれ以上の懸濁
剤と混合することによって調製することができる。次いで混合物は、微細な粉末
に粉砕される。同様な組成物は、更に粒状化して、水分散性粒剤(WG)を形成
することができる。
【0416】 粒剤(GR)は、式(I)の化合物及び一つ又はそれ以上の粉末固体希釈剤又
は担体の混合物を粒状化することによって、或いは多孔性粒状物質(例えば軽石
、アタパルジャイト粘土、フラー土、多孔質珪藻土、珪藻土又は粉砕されたトウ
モロコシの穂先)に、式(I)の化合物(又は適当な薬剤中のその溶液)を吸収
させることによって、又は硬質核物質(例えば砂、ケイ酸塩、無機炭酸塩、硫酸
塩又はリン酸塩)に式(I)の化合物(又は適当な薬剤中のその溶液)を吸着さ
せ、そして必要な場合乾燥することによって予備成形された素材粒子からのいず
れかによって形成することができる。吸収又は吸着を補助するために通常使用さ
れる薬剤は、溶媒(例えば脂肪族及び芳香族石油溶媒、アルコール、エーテル、
ケトン及びエステル)及び粘着剤(例えばポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコー
ル、デキストリン、糖及び植物油)を含む。一つ又はそれ以上の他の添加剤(例
えば乳化剤、湿潤剤又は分散剤)を粒剤中に更に含むことができる。
【0417】 分散性濃縮物(DC)は、式(I)の化合物を、水又はケトン、アルコール又
はグリコールエーテルのような有機溶媒中に溶解することによって調製すること
ができる。これらの溶液は、界面活性剤(例えば水による希釈を改良するために
、又は噴霧タンク中の結晶化を防ぐために)を含むことができる。
【0418】 乳化性濃縮物(EC)又は水中油乳剤(EW)は、式(I)の化合物を、有機
溶媒(所望により一つ又はそれ以上の湿潤剤、一つ又はそれ以上の乳化剤或いは
これらの混合物を含む)中に溶解することによって調製することができる。EC
に使用される適当な有機溶媒は、芳香族炭化水素(例えばアルキルベンゼン又は
アルキルナフタレン、例示としてSOLVESSO 100、SOLVESSO
150及びSOLVESSO 200;SOLVESSOは、登録商標である
)、ケトン(例えばシクロヘキサノン又はメチルシクロヘキサノン)及びアルコ
ール(例えばベンジルアルコール、フルフリルアルコール又はブタノール)、N
−アルキルピロリドン(例えばN−メチルピロリドン又はN−オクチルピロリド
ン)、脂肪酸のジメチルアミド(例えばC8−C10脂肪酸ジメチルアミド)及び
塩素化炭化水素を含む。EC産物は、水に加えることによって自発的に乳化して
、充分な安定性を持つ乳剤を製造して、適当な機器による噴霧による使用を可能
にすることができる。EWの調製は、式(I)の化合物を、液体(室温で液体で
ない場合、妥当な、典型的には70℃より低い温度で溶融することができる)又
は溶液(適当な溶媒に溶解することによって)のいずれかで得て、そして次いで
得られた液体又は溶液を、一つ又はそれ以上のSFAを含む水中で、高剪断力で
乳化して、乳剤を製造することを含む。EWに使用される適当な溶媒は、植物油
、塩素化炭化水素(例えばクロロベンゼン)、芳香族溶媒(例えばアルキルベン
ゼン又はアルキルナフタレン)及び水に対して低い溶解性を有する他の適当な有
機溶媒を含む。
【0419】 マイクロエマルジョン(ME)は、水を、一つ又はそれ以上のSFAを含む一
つ又はそれ以上の溶媒の混合物と混合して、熱力学的に安定な等方性の液体製剤
を、任意に製造することによって調製することができる。式(I)の化合物は、
最初水又は溶媒/SFA混合物のいずれかに存在する。MEに使用される適当な
溶媒は、EC又はEWにおいて使用するために本明細書中で先に記載したものを
含む。MEは、水中油又は油中水系のいずれでもあることができ(いずれの系で
存在するかは、伝導度測定によって決定される)、そして同一処方の水溶性及び
油溶性農薬に混合するために適することができる。MEは、マイクロエマルジョ
ンとして存在するか又は慣用的な水中油乳剤を形成するかのいずれかで、水に希
釈するために適している。
【0420】 懸濁性濃縮物(SC)は、式(I)の化合物の微細に分割された不溶性固体粒
子の水性又は非水性懸濁液を含むことができる。SCは、式(I)の固体化合物
を、所望により一つ又はそれ以上の分散剤を含む適当な媒体中で、ボール又はビ
ーズミルで粉砕して、化合物の微細な粒子の懸濁液を製造することによって調製
することができる。一つ又はそれ以上の湿潤剤を組成物中に含めることができ、
そして粒子が沈降する速度を減少するために懸濁剤を含むことができる。別の方
法として、式(I)の化合物は、乾燥粉砕し、そしてここで本明細書中で先に記
載した薬剤を含む水に加えて、所望する最終産物を製造することができる。
【0421】 エアゾール製剤は、式(I)の化合物及び適当な噴射剤(例えばn−ブタン)
を含む。式(I)の化合物は、更に適当な媒体(例えば水又はn−プロパノール
のような水混和性の液体)中に溶解又は分散して、非加圧の手動式噴霧ポンプで
使用するための組成物を得ることができる。
【0422】 式(I)の化合物は、乾燥状態で火工品混合物と混合して、密閉した場所で、
化合物を含む煙を発生させるために適した組成物を形成することができる。 カプセル懸濁液(CS)は、EW製剤の調製と同様な方法で、しかしそれぞれ
の油滴が高分子の殻でカプセル化され、そして式(I)の化合物及び、所望によ
りその担体又は希釈剤を含む油滴の水性分散物を得るような付加的な重合段階を
伴なって調製することができる。高分子の殻は、界面重縮合反応又はコアセルベ
ーション法のいずれかによって製造することができる。組成物は、式(I)の化
合物の制御放出を得ることができ、そしてこれらは、種子処理に使用することが
できる。式(I)の化合物は、更に生分解性高分子基質中に処方して、化合物の
遅延制御放出を得ることができる。
【0423】 組成物は、組成物の生物学的性能を改良(例えば表面の湿潤性、保持又は分配
;処理された表面の雨に対する耐性;又は式(I)の化合物の取り込み又は移動
を改良することによって)するために、一つ又はそれ以上の添加剤を含むことが
できる。このような添加剤は、界面活性剤、油基剤、例えばある種の鉱油又は天
然植物油(例えば大豆油及び菜種油)の噴霧添加剤、及びこれらと他の生物学的
促進アジュバント(式(I)の化合物の作用を補助し又は変更することができる
成分)の混合物を含む。
【0424】 式(I)の化合物は、更に種子処理として使用するために、例えば乾燥種子処
理(DS)のための粉剤、水溶性粉剤(SS)又はスラリー処理のための水分散
性粉剤(WS)を含む粉末組成物として、或いは流動性濃縮物(FS)、溶液(
LS)又はカプセル懸濁液(CS)を含む液体組成物として処方することができ
る。DS、SS、WS、FS及びLS組成物の調製は、それぞれDP、SP、W
P、SC及びDC組成物のそれにきわめて類似している。種子を処理するための
組成物は、種子への組成物の付着を補助するための薬剤(例えば鉱油又は皮膜形
成遮断剤)を含むことができる。
【0425】 湿潤剤、分散剤及び乳化剤は、カチオン、アニオン、両性又は非イオン型のS
FAの表面を覆うことができる。 カチオン型の適当なSFAは、第四アンモニウム化合物(例えば臭化セチルメ
チルアンモニウム)、イミダゾリン及びアミン塩を含む。
【0426】 適当なアニオンSFAは、脂肪酸のアルカリ金属塩、硫酸の脂肪族モノエステ
ルの塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム)、スルホン化芳香族化合物の塩(例え
ばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸、ブチ
ルナフタレンスルホン酸カルシウム並びにジ−イソプロピル−及びトリ−イソプ
ロピルナフタレンスルホン酸ナトリウムの混合物)、エーテル硫酸塩、アルコー
ルエーテル硫酸塩(例えばラウレス−3−硫酸ナトリウム)、エーテルカルボン
酸塩(例えばラウレス−3−炭酸ナトリウム)、リン酸エステル(一つ又はそれ
以上の脂肪アルコール及びリン酸(主としてモノ−エステル)又は五酸化リン(
主としてジ−エステル)間の反応、例えばラウリルアルコール及び四リン酸間の
反応からの産物;更にこれらの産物はエトキシル化することができる)、スルホ
コハク酸塩、パラフィン又はオレフィンスルホン酸塩、タウリン塩、リグノスル
ホン酸塩を含む。
【0427】 両性型の適当なSFAは、ベタイン、プロピオン酸塩、グリシン塩を含む。 非イオン型の適当なSFAは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド又はこ
れらの混合物のようなアルキレンオキシドと、脂肪アルコール(例えばオレイル
アルコール又はセチルアルコール)又はアルキルフェノール(例えばオクチルフ
ェノール、ノニルフェノール又はオクチルクレゾール)との縮合産物;長鎖脂肪
酸又はヘキシトール無水物から誘導される部分エステル;前記部分エステルとエ
チレンオキシドとの縮合産物;ブロックポリマー(エチレンオキシド及びプロピ
レンオキシドを含む);アルカノールアミド;単純エステル(例えば脂肪酸ポリ
エチレングリコールエステル);アミンオキシド(例えばラウリルジメチルアミ
ンオキシド);及びレシチンを含む。
【0428】 適当な懸濁剤は、親水性コロイド(例えば多糖類、ポリビニルピロリドン又は
カルボキシメチルセルロースナトリウム)及び膨潤性粘土(例えばベントナイト
又はアタパルジャイト)を含む。
【0429】 式(I)の化合物は、農薬又は殺真菌化合物を使用する既知の方法のいずれに
よっても使用することができる。例えば、これは、害虫、害虫の所在場所(例え
ば害虫の生息場所、又は害虫により侵入を受ける生長している植物)、又は葉、
茎、枝若しくは根を含む植物のいかなる部分、植えられる前の種子或いは植物が
生長する又は植えられる他の媒体(例えば根の周りの土壌、一般的に土壌、水田
の水又は水耕法栽培系)に、直接処方され又は処方されずに使用するか、或いは
これは、噴霧し、散布し、浸漬により使用し、クリーム又はペーストとして使用
し、蒸気として使用し、或いは土壌又は水性環境への組成物の分配又は組み込み
(例えば粒状組成物又は水溶性の袋に充填された組成物)によって使用すること
ができる。
【0430】 式(I)の化合物は、更に植物に注入し、又は電気力学的噴霧技術又は他の低
容量の方法を使用して野菜に噴霧し、又は土壌又は空中灌漑系に使用することが
できる。
【0431】 水性調製物(水性溶液又は分散物)として使用するための組成物は、一般的に
高い比率の活性成分を含む濃縮物の形で供給され、濃縮物は使用前に水に加えら
れる。DC、SC、EC、EW、ME、SG、SP、WP、WG及びCSを含む
ことができるこれらの濃縮物は、しばしば長期間の貯蔵に耐え、そしてこのよう
な貯蔵後、水に加えて、慣用的な噴霧機器で使用することが可能な充分な時間、
均質なままの水性調製物を形成することが可能である必要がある。このような水
性調製物は、これらが使用される目的によって、式(I)の化合物を変化する量
(例えば0.0001ないし10重量%)で含むことができる。
【0432】 式(I)の化合物は、肥料(例えば窒素、カリウム又はリンを含む肥料)との
混合物として使用することができる。適当な製剤の種類は、肥料の粒子を含む。
混合物は、適当には25重量%までの式(I)の化合物を含む。
【0433】 従って、本発明は、更に肥料及び式(I)の化合物を含む肥料組成物を提供す
る。 本発明の組成物は、生物学的な活性、例えば微量元素を有する他の化合物、或
いは同様な若しくは補助的な殺真菌活性を有する、又は植物生長調節、殺草、殺
虫、殺線虫若しくは殺ダニ活性を保有する化合物を含むことができる。
【0434】 もう一つの殺真菌剤を含めることによって、得られた組成物は、式(I)の化
合物単独より広い範囲の活性又はより大きい本質的な活性の水準を有することが
できる。更に他の殺真菌剤は、式(I)の化合物の殺真菌活性に対して相乗効果
を有することができる。
【0435】 式(I)の化合物は、組成物の唯一の活性成分であることができ、又はこれは
適当な場合、農薬、殺真菌剤、左薬、殺草剤又は生長調節剤のような一つ又はそ
れ以上の更なる活性成分と混合することができる。更なる活性成分は:より広い
活性の範囲又は存在場所における増加した持続性を有する組成物を与え;活性を
補強し、又は式(I)の化合物の活性を補足(例えば効果の速度を増加し、又は
撥水性を克服することによって)し;或いは個々の成分に対する耐性の発生を克
服又は予防することを援助することができる。特定の更なる活性成分は、組成物
の意図する用途によるものである。適当な農薬の例は、以下を含む: a)ピレスロイド、例えば、ペルメトリン(permethrin)、シペル
メトリン(cypermethrin)、フェンバレラート(fenvaler
ate)、エスフェンバレラート(esfenvalerate)、デルタメト
リン(deltamethrin)、シハロトリン(cyhalothrin)
(特にラムダ−シハロトリン)、ビフェントリン(bifenthrin)、フ
ェンプロパトリン(fenpropathrin)、シフルトリン(cyflu
thrin)、テフルトリン(tefluthrin)、魚類安全ピレスロイド
(例えばエトフェンプロキシ(ethofenprox))、天然ピレトリン、
テトラメトリン(tetramethrin)、s−ビオアレトリン(bioa
llethrin)、フェンフルトリン(fenfluthrin)、プラレト
リン(prallethrin)又は5−ベンジル−3−フリルメチル−(
−(1R,3S)−2,2−ジメチル−3−(2−オキソチオラン−3−イリデ
ンメチル)シクロプロパンカルボン酸塩; b)有機リン酸塩、例えばプロフェノホス(profenofos)、スルプ
ロホス(sulprofos)、アセファート(acephate)、メチルパ
ラチオン、アジンホス(azinphos)−メチル、デメトン(demeto
n)−s−メチル、ヘプテノホス(heptenophos)、チオメトン(t
hiometon)、フェナミホス(fenamiphos)、モノクロトホス
(monocrotophos)、プロフェノホス(profenophos)
、トリアゾホス(triazophos)、メタミドホス(methamido
phos)、ジメトアート(dimethoate)、ホスファミドン(pho
sphamidon)、マラチオン、クロルピリホス(chlorpyrifo
s)、ホサロン(phosalone)、テルブホス(terbufos)、フ
ェンスルホチオン(fensulfothion)、フォノフォス(fonof
os)、ホラート(phorate)、ホキシム(phoxim)、ピリミホス
(pirimiphos)−メチル、ピリミホス−エチル、フェニトロチオン(
fenitrothion)、ホスチアザート(fosthiazate)又は
ジアジノン(diazinon); c)カルバメート(アリールカルバメートを含む)、例えばピリミカルブ(p
irimicarb)、トリアザマート(triazamate)、クロエトカ
ルブ(cloethocarb)、カルボフラン(carbofuran)、フ
ラチオカルブ(furathiocarb)、エチオフェンカルブ(ethio
fencarb)、アルジカルブ(aldicarb)、チオフロックス(th
iofurox)、カルボスルファン(carbosulfan)、ベンジオカ
ルブ(bendiocarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、プ
ロポキシウール(propoxur)、メトミル(methomyl)又はオキ
サミル(oxamyl); d)ベンゾイル尿素、例えばジフルベンズロン(diflubenzuron
)、トリフルムロン(triflumuron)、ヘキサフルムロン(hexa
flumuron)、フルフェノキシウロン(flufenoxuron)又は
クロルフルアズロン(chlorfluazuron); e)有機スズ化合物、例えばシヘキサチン(cyhexatin)、フェンブ
タチン(fenbutatin)オキシド又はアゾシクロチン(azocycl
otin); f)ピラゾール、例えばテブフェンピラド(tebufenpyrad)及び
フェンピロキシマート(fenpyroximate); g)マクロライド、例えばアベルメクチン(avermectins)又はミ
ルベマイシン(milbemycins)、例えばアバメクチン(abamec
tin)、エマメクチン(emamectin)、安息香酸塩、イベルメクチン
、ミルベマイシン(milbemycin)、スピノサド(spinosad)
又はアザジラクチン(azadirachtin); h)ホルモン又はフェロモン; i)有機塩素化合物、例えばエンドスルファン(endosulfan)、六
塩化ベンゼン、DDT、クロルダン又はジエルドリン(dieldrin); j)アミジン、例えばクロルジメホルム(chlordimeform)又は
アミトラズ(amitraz); k)燻蒸剤、例えばクロロピクリン、ジクロロプロパン、臭化メチル又はメタ
ム(metam); l)クロロニコチン化合物、例えばイミダクロプリド(imidaclopr
id)、チアクロプリド(thiacloprid)、アセタミプリド(ace
tamiprid)、ニテンピラム(nitenpyram)又はチアメトキサ
ム(thiamethoxam); m)ジアシルヒドラジン、例えばテブフェノジド(tebufenozide
)、クロマフェノジド(chromafenozide)又はメトキシフェノジ
ド(methoxyfenozide); n)ジフェニルエーテル、例えばジオフェノラン(diofenolan)又
はピリプロキシフェン(pyripropoxifen); o)インドキサカルブ(indoxacarb); p)クロルフェナピル(chlorfenapyr);或いは q)ピメトロジン(pymetrozine)。
【0436】 上に記載した農薬の主要な化学薬品の群に加えて、組成物の意図する用途に適
当である場合、特定の目標を有する他の農薬を組成物中に使用することができる
。例えば、特定の作物に対する選択的農薬、例えばコメに使用するための茎穴あ
け虫特異的な殺虫剤(例えばカルタップ(cartap))又はバッタに特異的
な殺虫剤(例えばブプロフェジン(buprofezin))を使用することが
できる。別の方法として、特定の昆虫の種/期に対して特異的な殺虫剤又は殺ダ
ニ剤を、更に組成物中に含めることができる(例えば殺ダニ的殺卵−幼虫剤、例
えばクロフェンテジン(clofentezine)、フルベンジミン(flu
benzimine)、ヘキシチアゾックス(hexythiazox)又はテ
トラジホン(tetradifon);殺ダニ的殺運動性剤、例えばジコフォー
ル(dicofol)又はプロパルガイト(propargite);殺ダニ剤
、例えばブロモプロピラート又はクロロベンジラート;或いは生長調節剤、例え
ばヒドラメチルノン(hydramethylnon)、シロマジン(cyro
mazine)、メトプレン(methoprene)、クロルフルアズロン(
chlorfluazuron)又はジフルベンズロン(diflubenzu
ron))。
【0437】 本発明の組成物に含めることができる殺真菌化合物の例は、(E)−N−メチ
ル−2−[2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル]−2−メトキ
シ−イミノアセトアミド(SSF−129)、4−ブロモ−2−シアノ−N,N
−ジメチル−6−トリフルオロメチル−ベンズイミダゾール−1−スルホンアミ
ド、α−[N−(3−クロロ−2,6−キシリル)−2−メトキシ−アセトアミ
ド]−γ−ブチロラクトン、4−クロロ−2−シアノ−N,N−ジメチル−5−
p−トリルイミダゾール−1−スルホンアミド(IKF−916、シアミダゾス
ルファミド(cyamidazosulfamid))、3−5−ジクロロ−N
−(3−クロロ−1−エチル−1−メチル−2−オキソプロピル)−4−メチル
ベンズアミド(RH−7281、ゾクサミド(zoxamide))、N−アリ
ル−4,5−ジメチル−2−トリメチルシリルチオフェン−3−カルボキシアミ
ド(MON65500)、N−(1−シアノ−1,2−ジメチルプロピル)−2
−(2,4−ジクロロフェノキシ)プロピオンアミド(AC382042)、N
−(2−メトキシ−5−ピリジル)−シクロプロパンカルボキシアミド、アシベ
ンゾラル(acibenzolar)(CGA245704)、アラニカルブ(
alanycarb)、アルジモルフ(aldimorph)、アニラジン(a
nilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキシス
トロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benalaxyl)
、ベノミル(benomyl)、ビロキサゾール(biloxazol)、ビテ
ルタノール(bitertanol)、ブラスチシジン(blasticidi
n)S、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブピリマート(b
upirimate)、カプタホル(captafol)、カプタン(capt
an)、カルベンダジム(carbendazim)、カルベンダジムクロルヒ
ドラート、カルボキシン(carboxin)、カルプロパミド(carpro
pamid)、カルボン(carvone)、CGA41396、CGA413
97、キノメチオナート(chinomethionate)、クロロタロニル
(chlorotalonil)、クロロゾリナート(chlorozolin
ate)、クロジラコン(clozylacon)、銅含有化合物例えば銅オキ
シクロリド、銅オキシキノラート(oxyquinolate)、硫酸銅、銅タ
レート及びボルドー液、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾー
ル(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、
デバカルブ(debacarb)、ジ−2−ピリジルジスルフィド1,1−ジオ
キシド、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、ジクロメジン(d
iclomezine)、ジクロラン(dicloran)、ジエトフェンカル
ブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール(difenocon
azole)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフルメトリム
(diflumetorim)、チオリン酸O,O−ジ−イソ−プロピル−S−
ベンジル、ジメフルアゾール(dimefluazole)、ジメトコナゾール
(dimetconazole)、ジメトモルフ(dimethomorph)
、ジメチリモール(dimethirimol)、ジニコナゾール(dinic
onazole)、ジノカップ(dinocap)、ジチアノン(dithia
non)、塩化ドデシルジメチルアンモニウム、ドデモルフ(dodemorp
h)、ドジン(dodin)、ドグアジン(doguadine)、エジフェン
フォス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconaz
ole)、エチリモール(ethirimol)、エチル(Z)−N−ベンジル
−N([メチル(メチル−チオエチリデンアミノオキシカルボニル)アミノ]チ
オ)−β−アラニナート(alaninate)、エトリジアゾール(etri
diazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(
fenamidone)(RPA407213)、フェナリモール(fenar
imol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラ
ム(fenfuram)、フェンヘキサミド(fenhexzmid)(KBR
2738)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン
(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorp
h)、フェンチン(fentin)アセタート、フェンチンヒドロキシド、フェ
ルバム(ferbam)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム
(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フル
メトベル(flumetover)、フルオロイミド、フルキノコナゾール(f
luquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)
、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホル(flutriaf
ol)、ホルペット(folpet)、フベリダゾール(fuberidazo
le)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furamet
pyr)、グアザチン(guazatine)、ヘキサコナゾール(hexac
onazole)、ヒドロキシイソオキサゾール、ヒメキサゾール(hymex
azole)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imi
benconazole)、イミノクタジン(iminoctadine)、イ
ミノクタジントリアセタート、イプコナゾール(ipconazole)、イプ
ロベンホス(iprobenfos)、イプロジオン(iprodione)、
イプロバリカルブ(iprovalicarb)(SZX0722)、イソプロ
パニルブチルカルバメート、イソプロチオラン(isoprothiolane
)、カスガマイシン、クレソキシム(kresoxim)−メチル、LY186
054、LY211795、LY248908、マンコゼブ(mancozeb
)、マネブ(maneb)、メフェノキサム(mefenoxam)、メパニピ
リム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキ
シル(metalaxyl)、メトコナゾール(metconazole)、メ
チラム(metiram)、メチラム−亜鉛、メトミノストロビン(metom
inostrobin)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ネオ
アソジン(neoasozin)、ニッケルジメチルジチオ−カルバメート、ニ
トロタル(nitrothal)−イソプロピル、ヌアリモル(nuarimo
l)、オフラセ(ofurace)、有機水銀化合物、オキサジキシル(oxa
dixyl)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オキソリニン酸
、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(o
xycarboxin)、ペフラゾアート(pefurazoate)、ペンコ
ナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)
、フェナジン(phenazin)オキシド、ホセチル(phsetyl)−A
1、リン酸、フタリド(phthalide)、ピコキシストロビン(pico
xystrobin)(ZA1963)、ポリオキシン(polyoxin)D
、ポリラム(polyram)、プロベナゾール(probenazole)、
プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidon
e)、プロパモカルブ(propamocarb)、プロピコナゾール(pro
piconazole)、プロピネブ(propineb)、プロピオン酸、ピ
ラゾホス(pyrazophos)、ピリフェノックス(pyrifenox)
、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquil
on)、ピロキシフル(pyroxyfur)、ピロルニトリン(pyrrol
nitrin)、第四アンモニウム化合物、キノメチオナート(quinome
thionate)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(
quintozene)、シプコナゾール(sipconazole)(F−1
55)、石炭酸ナトリウム、スピロキサミン(spiroxamine)、スト
レプトマイシン、硫黄、テブコナゾール(tebuconazole)、テクロ
フタラム(tecloftalam)、テクナゼン(tecnazene)、テ
トラコナゾール、チアベンダゾール(thiabendazole)、チフルザ
ミド(thifluzamid)、2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾ
ール、チオファナート(thiophanate)−メチル、チラム(thir
am)、チミベンコナゾール(timibenconazole)、トルクロホ
ス(tolclofos)−メチル、トリルフルアニド(tolyfluani
d)、トリアジメホン(triajimefon)、トリアジメノール(tri
adimenol)、トリアズブチル(triazbutil)、トリアゾキシ
ド(triazoxide)、トリシクラゾール(tricyclazole)
、トリデモルフ(tridemorph)、トリフロキシストロビン(trif
loxystrobin)(CGA279202)、トリホリン(trifor
ine)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリチコナゾール
(triticonazole)、バリダマイシン(validamycin)
A、バパム(vapam)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ジネ
ブ(zineb)及びジラム(ziram)である。
【0438】 式(I)の化合物は、種子伝播、土壌伝播又は葉の真菌病に対する植物の保護
のために、土壌、ピート又は他の植え付け媒体と混合することができる。 組成物中に使用するために適した左薬の例は、ピペロニル(piperony
l)ブトキシド、セサメックス(sesamex)、サフロキサン(safro
xan)及びドデシルイミダゾールを含む。
【0439】 組成物中に含まれるために適した殺草剤及び植物成長調節剤は、意図する目標
及び必要な効果に依存するものである。 コメ選択的殺草剤として含めることができる例は、プロパニル(propan
il)である。ワタに使用される植物成長調節剤は、PIXTMである。
【0440】 ある混合物は、これらが同一の慣用的な製剤の形で容易に役立たないような、
有意に異なった物理的、化学的又は生物学的特性を有する活性成分を含むことが
あり得る。このような場合、他の製剤の形を調製することができる。例えば、一
つの活性成分が水不溶性固体であり、そして他が水不溶性液体である場合、これ
は、然しながら固体活性成分を懸濁物として分散(SCの方法と類似の方法を使
用して)し、一方液体活性成分を乳化物として分散(EWの方法と類似の方法を
使用して)することによって、それぞれの活性成分を同一の連続した水相に分散
することは可能である。得られる組成物は、懸濁乳剤(SE)製剤である。
【0441】 本発明は、以下の実施例によって例示される。 実施例1 本実施例は、N−(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)−(
2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)アセトアミド(化合物番号A3.
1)の調製を例示する。
【0442】 工程1−4−アミノフェニル酢酸メチルの調製。 4−アミノフェニル酢酸(100g)を、メタノール(1000ml)中に懸
濁し、そしてガス状塩化水素を、混合物が飽和されるまで通過させた。混合物を
50℃で2時間加熱し、そして次いで室温まで冷却させた。溶媒を真空中で蒸発
し、そして残留物を重炭酸ナトリウム水溶液中に取り込み、そして酢酸エチルで
抽出した。有機抽出物を食塩水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾
過し、そして濾液を真空中で蒸発して、4−アミノフェニル酢酸メチルを淡褐色
の液体として得た。
【0443】
【化37】
【0444】 工程2−4−アセトアミド−3−ニトロフェニル酢酸メチルの調製。 4−アミノフェニル酢酸メチル(110g、0.667mol)を、無水酢酸
(600ml)中に、反応混合物の温度を外部冷却により30℃より低く保ちな
がら、滴下により加えた。添加が完了した後、混合物を10℃より低く冷却し、
そして濃硝酸(85ml)を滴下により加えた。酸の添加が完了した後、混合物
を室温まで温まらせ、そして氷及び水の混合物に注いだ。沈殿した固体を濾過に
より収集し、そして乾燥して、4−アセトアミド−3−ニトロフェニル酢酸メチ
ル(120g)を、淡黄色の固体として得た。
【0445】
【化38】
【0446】 工程3−4−アセトアミド−3−アミノフェニル酢酸メチルの調製。 4−アセトアミド−3−ニトロフェニル酢酸メチル(40g、0.159mo
l)を、メタノール(400ml)中に溶解し、そして炭素上の5%パラジウム
触媒上で、5バールで水素化した。触媒を濾過により除去し、そして濾液を真空
中で蒸発して、4−アセトアミド−3−アミノフェニル酢酸メチルを得た。
【0447】 工程4−(ベンゾトリアゾール−5−イル)酢酸メチルの調製。 4−アセトアミド−3−アミノフェニル酢酸メチル(77g、0.373mo
l)を、酢酸(210ml)及び水(210ml)の混合物中に取り込み、そし
て5℃より低く冷却した。亜硝酸ナトリウム(38.63g、0.559mol
)の水(200ml)中の溶液を、滴下により加え、そして添加が完了した後、
混合物を4時間撹拌して、室温までゆっくり温めた。混合物を酢酸エチルで希釈
し、そして不溶性物質を濾過により除去した。濾液を食塩水で洗浄し、無水の硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空中で蒸発して、粘性の残留
物(51g)を得て、次いでこれを前もって塩化水素で飽和したメタノール(4
00ml)の溶液中に溶解し、そして混合物を2時間撹拌した。溶媒を真空中で
除去し、残留物を水に取り込み、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、そして
酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を、食塩水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸発して、5−ベンゾトリアゾール
酢酸メチル(35g)を、赤みを帯びた液体として得て、これは静置により結晶
した。
【0448】
【化39】
【0449】 工程5−(2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)酢酸メチルの調製。 5−ベンゾトリアゾール酢酸メチル(10g、0.0523mol)の、 −ジメチルホルムアミド中の溶液を、水素化ナトリウム(油中の60%分散物
、2.3g、0.0575mol)の−ジメチルホルムアミド中の冷却(
氷浴)した懸濁液中に滴下により加えた。添加を完了した後、氷浴を取り除き、
そして混合物を1時間撹拌した。ヨウ化−プロピル(9.78g、0.057
5mol)を滴下により加え、そして添加を完了した後、混合物を室温で3時間
撹拌した。反応混合物を氷/水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した。有機抽出
物を、食塩水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濾液
を真空中で蒸発した。残留物を、更にカラムクロマトグラフィーにより精製して
、(2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)酢酸メチル(4.8g)を得
た。
【0450】
【化40】
【0451】 工程6−(2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)酢酸の調製 上記工程5で調製した酢酸エステル(4.8g、0.0206mol)を、メ
タノール(60ml)中に溶解し、そして水酸化カリウムフレーク(1.27g
、0.0226mol)を加えた。混合物を2時間還流し、次いで冷却し、そし
て溶媒を真空中で蒸発した。残留固体を水に溶解し、そしてジエチルエーテルで
抽出した。水溶液を希釈塩酸水溶液を加えてpH1に酸性化し、そして酢酸エチ
ルで抽出した。酢酸エチル抽出物を、食塩水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸発して、(2−プロピルベンゾトリ
アゾール−5−イル)酢酸(3.6g)を、無色の固体として得た。
【0452】 工程7 工程6で調製した酸(0.438g、0.002mol)を、ジクロロメタン
(5ml)中に溶解し、そして−ジメチルホルムアミドを一滴加えた。塩
化オキザリル(0.307g、0.0022mol)を滴下により加え、そして
混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残留物をキシレン中に
取り込み、そして5−アミノ−4−クロロ−3−メチルイソチアゾール(0.4
46g、0.003mol)のキシレン中の混合物に加え、そして還流で2時間
加熱した。混合物を室温まで冷却し、そして溶媒を真空中で蒸発した。残留物を
酢酸エチル中に取り込み、飽和重炭酸ナトリウム及び食塩水で連続して洗浄し、
無水の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸発した。残
留物を2:1のヘキサン:酢酸エチルで溶出するフラッシュカラムクロマトグラ
フィーで更に精製して、表題化合物(0.34g)を、砂色の固体として得た。
【0453】 実施例2 本実施例は、−(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)− −(エトキシメチル)−(2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)アセト
アミド(化合物番号A3.6)及び−[2−エトキシメチル−4−クロロ−3
−メチルイソチアゾリン−5−イリデン]−(2−プロピルベンゾ−トリアゾー
ル−5−イル)アセトアミド(化合物番号I3.6)の調製を例示する。
【0454】 リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(テトラヒドロフラン中の1.0M
溶液、3.3ml、0.0033mol)を、N−(4−クロロ−3−メチルイ
ソチアゾール−5−イル)−(2−プロピルベンゾトリアゾール−5−イル)ア
セトアミド(化合物番号A3.1)(0.699g、0.002mol)のテト
ラヒドロフラン(10ml)中の溶液に滴下により加え、そして添加が完了した
後、混合物を室温で30分間撹拌した。クロロメチルエチルエーテル(0.62
0g、0.0066mol)を加え、そして混合物を室温で2時間撹拌した。混
合物を水中に注ぎ、中和し、そして酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を、無水
の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸発した。残留物
を、最初2:1のヘキサン:酢酸エチル、そして次いで酢酸エチルで溶出するフ
ラッシュカラムクロマトグラフィーで更に精製して、−(4−クロロ−3−メ
チルイソチアゾール−5−イル)−−(エトキシメチル)−(2−プロピルベ
ンゾトリアゾール−5−イル)アセトアミド(0.135g)を、オレンジ色の
ゴム状物として、そして−[2−エトキシメチル−4−クロロ−3−メチルイ
ソチアゾリン−5−イリデン]−(2−プロピルベンゾ−トリアゾール−5−イ
ル)アセトアミド(0.128g)を、融点108−109℃の無色の固体とし
て得た。
【0455】 実施例3 本実施例は、−(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)−[
2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5−イル]アセトアミド(化合物番
号A6.145)の調製を例示する。
【0456】 工程1−4−ブロモ−2−メチルアセトアニリドの調製。 無水酢酸(15.2ml、0.16mol)を、4−ブロモ−2−メチルアニ
リン(10.0g、0.054mol)及び酢酸ナトリウム(2.52g、0.
056mol)の、トルエン(150ml)中の撹拌された混合物に、滴下によ
り加えた。添加が完了した後、混合物を85℃まで温め、そして40分間撹拌し
た。混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、そして水で洗浄した。有機
溶液を真空中で蒸発し、更なる量のトルエンを加え、そして次いで溶媒を蒸発し
て、4−ブロモ−2−メチルアセトアニリド(12.3g)を、無色の固体とし
て得た。
【0457】 工程2−5−ブロモインダゾールの調製。 亜硝酸tert−ブチル(8.34g、0.081mol)を、4−ブロモ−
2−メチルアセトアニリド(12.3g)のトルエン(300ml)中の懸濁液
に65℃で30分間にわたって滴下により加え、そして混合物を65℃で45分
間、そして次いで90℃で3時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、そして溶
媒を真空中で除去した。残留物を2:1のジエチルエーテル:ヘキサンで溶出す
るシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−ブロ
モインダゾール(4.12g)を砂色の固体として得た。
【0458】
【化41】
【0459】 工程3−5−ブロモ−1−(2−メチルプロピル)インダゾール及び5−ブロ モ−2−(2−メチルプロピル)インダゾールの調製。 水素化ナトリウム(油中の80%懸濁液、0.7g、0.023mol)を、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(10ml)中に懸濁し、そして次い
で5−ブロモインダゾール(4.1g、0.021mol)のDMF(40ml
)中の溶液を、30分間にわたり滴下により加えた。添加を完了した後、混合物
を周囲温度で75分間撹拌し、そして次いで1−ブロモ−2−メチルプロパン(
3.7g、0.027mol)のDMF(25ml)中の溶液を、10分間にわ
たって加えた。混合物を5時間撹拌し、そして次いで周囲温度で一晩静置した。
混合物を水中に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出し、そして次いで有機抽出物を更
に水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中
で蒸発した。残留物を、1:1のジエチルエーテル:ヘキサンで溶出するシリカ
ゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、5−ブロモ−1−(2
−メチルプロピル)インダゾール(2.67g)及び5−ブロモ−2−(2−メ
チルプロピル)インダゾール(1.49g)を、それぞれオレンジ色の油状物と
して得た。
【0460】 5−ブロモ−1−(2−メチルプロピル)インダゾール:
【0461】
【化42】
【0462】 5−ブロモ−2−(2−メチルプロピル)インダゾール:
【0463】
【化43】
【0464】 工程4−[2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5−イル]酢酸エチル の調製。 5−ブロモ−2−(2−メチルプロピル)インダゾール(1.41g、0.0
056mol)及び酢酸パラジウム(0.063g、0.00028mol)を
、トルエン(10ml)中で、窒素雰囲気下で撹拌した。トリメチルシリル酢酸
エチル(2.35ml、0.0115mol)、カリウムtert−ブトキシド
(0.66g、0.059mol)及びトリ−tert−ブチルホスフィンのト
ルエン中の10w/v%溶液(0.97ml、0.00048mol)を、順番
に加え、そして次いで混合物を90℃で105分間加熱した。混合物を室温まで
冷却し、ジエチルエーテルで希釈し、そして珪藻土を通して濾過し、そして濾液
を真空中で蒸発した。残留物を、2:1のジエチルエーテル:ヘキサンで溶出す
るシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、[2−(2−
メチルプロピル)インダゾール−5−イル]酢酸エチル(1.85g)を、黄色
の油状物として得た。
【0465】
【化44】
【0466】 工程5−N−(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)−[2− (2−メトキシプロピル)インダゾール−5−イル]アセトアミドの調製。 ナトリウムメトキシド(0.42g、0.0078mol)を、5−アミノ−
4−クロロ−3−メチルイソチアゾール(0.46g、0.0031mol)の
テトラヒドロフラン(THF)(15ml)中の溶液に加え、そして混合物を周
囲温度で15分間撹拌した。[2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5−
イル]酢酸エチル(0.80g、0.0031mol)のTHF中の溶液を滴下
により加え、そして添加を完了した後、混合物を周囲温度で3時間撹拌した。混
合物を酢酸エチル及び飽和塩化アンモニウム水溶液間に分配し、そして次いで有
機抽出物を無水の硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸
発した。残留物をジエチルエーテルで摩砕して、−(4−クロロ−3−メチル
イソチアゾール−5−イル)−[2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5
−イル]アセトアミド(0.78g)を、淡褐色の固体(融点133−135℃
)として得た。
【0467】 実施例4 本実施例は、−(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)− −(エトキシメチル)−[2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5−イル
]アセトアミド(化合物番号A6.150)及び−[2−エトキシメチル−4
−クロロ−3−メチルイソチアゾリン−5−イリデン]−[2−(2−メチルプ
ロピル)インダゾール−5−イル]アセトアミド(化合物番号I6.102)の
調製を例示する。
【0468】 −(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)−[2−(2−メ
チルプロピル)インダゾール−5−イル]アセトアミド(0.50g、0.00
14mol)を、ジクロロメタン(15ml)中に溶解し、そして溶液を5℃に
冷却した。クロロメチルエチルエーテル(0.32ml、0.0035mol)
、50%水酸化ナトリウム水溶液(0.56ml)及び塩化ベンジルトリエチル
アンモニウム(0.018g)を順番に加え、そして次いで混合物を2時間撹拌
した。混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、無水の硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過し、そして濾液を真空中で蒸発した。残留物を、最初3:1のジ
エチルエーテル:ヘキサン、次いでジエチルエーテル、そして最終的に酢酸エチ
ルで溶出するシリカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製して、 −(4−クロロ−3−メチルイソチアゾール−5−イル)−−(エトキシメチ
ル)−[2−(2−メチルプロピル)インダゾール−5−イル]アセトアミド(
0.16g)を黄色の油状物として、そして−[2−エトキシメチル−4−ク
ロロ−3−メチルイソチアゾリン−5−イリデン]−[2−(2−メチルプロピ
ル)インダゾール−5−イル]アセトアミド(0.20g)を、クリーム色の固
体(融点105−106℃)として得た。
【0469】 実施例5 本実施例は、式(I)の化合物の農薬/殺虫特性を例示する。式(I)の個々
の化合物又は式(I)の化合物の混合物の試料の活性を、各種の害虫を使用して
測定した。害虫を、重量で500パーツパーミリオン(ppm)の化合物を含む
、液体組成物で処理した。それぞれの組成物を、化合物をアセトン及びエタノー
ル(体積で50:50)の混合物中に溶解し、そして溶液を、0.05容積%の
湿潤剤、SYNPERONIC NP8を含む水で、液体組成物が必要な濃度の
化合物を含むまで希釈することによって製造した。
【0470】 使用した試料は、表2に示す。
【0471】
【表40】
【0472】 それぞれの害虫に関して採用された試験方法は、本質的に同じであり、そして
通常培養基、宿主の植物又は害虫を育てる食料である媒体上に多くの害虫を保持
し、そして媒体及び害虫のいずれか又は両方を組成物で処理することを含んでい
た。害虫の死亡率を、通常処理後2ないし5日に評価した。
【0473】 モモのアリマキ(Myzus persicae)に対する試験の結果を以下
に示す。この試験において、白菜の葉にアリマキを寄生させ、寄生させた葉を試
験組成物で噴霧し、そして3日後に死亡率を評価した。結果を、9、5又は0と
規定した死亡率の等級(得点)で示し、ここにおいて9は80−100%の粗暴
率、5は40−79%の死亡率、そして0は40%より低い死亡率を示す。
【0474】 試料番号2、13、15、19、20、30、31、32、36、37、39
及び40は、それぞれ9の死亡率の得点を与え、一方試料番号8、9、11、1
7、29、34、35及び38は、それぞれ5の得点を与えた。
【0475】 更に、ナミハダニ(Tetranychus urticae)に対する同様
な試験において、試料番号1,8、11、12、13、17、18、19、20
及び30は、それぞれ9の死亡率の得点を与え、一方試料番号9は、5の得点を
与えた。
【0476】 実施例6 本実施例は、式(I)の化合物の殺真菌特性を例示する。化合物は、各種の植
物の葉の真菌病に対して試験された。使用した技法は以下の通りである。
【0477】 植物を、4cm直径、3.5cm深さの小型植木鉢中のJohn Innes
Potting Compost(No.1又は2)中で成長させた。試験試
料をアセトン又はアセトン/エタノール(体積で1:1)のいずれかの溶液とし
て個別に処方し、これを脱イオン水中に、使用の直前に100ppmの濃度(即
ち、最終体積10ml中に1mgの化合物)に希釈した。葉に噴霧を、mono
cotyledonous作物に使用する場合、TWEEN20(体積で0.1
%)を加えた。TWEENは登録商標である。
【0478】 式(I)の個々の化合物又は式(I)の化合物の混合物は、葉(Folr)に
対する適用として使用された(化学薬品溶液を、試験植物の葉に、最大の液滴保
持となるように植物に噴霧して使用することによって)。
【0479】 これらの試験は、ブドウのUncinula necator(UNCINE
);トマトのPhytophthora infestans lycoper
sici(PHYTIN);コムギのPuccinia recondita(
PUCCRT);及びコメのPyricularia oryzae(PYRI
OR)に対して行った。それぞれの処理を、Phytophthora inf
estans lycopersici及びUncinula necator
に対して、二つ又はそれ以上の重複した植物に使用した。Puccinia r
econdita及びPyricularia oryzaeの試験に対して、
それぞれの処理において、それぞれ6ないし10個の植物を含む二つの重複した
植木鉢を使用した。植物は、化学薬品の使用の一日前(Erad)又は一日後(
Prot)に接種された。Phytophthora infestans l
ycopersici、Puccinia recondita及びPyric
ularia oryzae植物は、較正された真菌胞子の懸濁物で接種した。
Uncinula necator植物は、‘吹き付け’接種技術を使用して接
種した。
【0480】 化学薬品の使用及び接種後、植物は高湿度条件下でインキュベートされ、そし
て次いで病気が容易に評価されるまで、寄生が進行することが可能な適当な環境
に置かれた。化学薬品の使用及び評価の間の時間は、病気及び環境によって5な
いし14日で変化した。然しながら、それぞれの個々の病気は、全ての試料に対
して同じ時間後に評価された。
【0481】 評価は、Phytophthora infestans lycopers
iciに対してそれぞれの重複した植物のそれぞれ2枚の葉について行った。U
ncinula necatorに対する評価は、それぞれの重複した植物の一
枚の葉について行った。Puccinia recondita及びPyric
ularia reconditaに対しては、評価はそれぞれの重複した植木
鉢について集合的に行った。
【0482】 存在する病気の水準(即ち、活性な胞子形成病に覆われた葉の面積のパーセン
ト)は、目視によって評価した。それぞれの処理に対して、全てのその重複物に
対する評価値は、平均罹病値を得るために平均した。処理されない対照植物を、
同じ方法で評価した。次いでデータを、以下に記載するような方法によって処理
して、PRCO(対照からの減少パーセント)値を得た。
【0483】 典型的な計算の例は以下の通りである: 処理Aの平均罹病水準=25% 非処理対照の平均罹病水準=85% PRCO=100−{処理Aの平均罹病水準}/{非処理対照の平均罹病水準
}×100=100−(25/85×100)=70.6 次いでPRCOは、最も近い整数に丸められる;従って、この特定の例におい
て、PRCOは、71となる。
【0484】 負のPRCO値を得ることも可能である。 PRCOの結果は、以下の表3に示してあり、ここで試料番号は、実施例5で
規定した通りである。
【0485】
【表41】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 417/12 C07D 417/12 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 バーネット,スーザン・パトリシア イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 スミス,スティーヴン・クリストファー イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 バーネス,ナイジェル・ジョン イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 ホイッティンガム,ウィリアム・ガイ イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 ウィリアムズ,ジョン イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 クラーク,エリック・ダニエル イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 ホイットル,アラン・ジョン イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 ヒューズ,デイヴィッド・ジョン イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 アームストロング,サラ イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 ヴァイナー,ラッセル イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 フレイザー,トーキル・エオガン・マクレ オド イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 クロウリー,パトリック・ジェルフ イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター (72)発明者 サーモン,ロジャー イギリス国バークシャー アールジー42 6イーティー,ブラックネル,ジェロッ ツ・ヒル・インターナショナル・リサー チ・センター Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC22 CC42 CC61 DD12 DD14 DD22 DD42 EE03 4H011 AA01 AC01 BA01 BB09 BB10 BC03 BC05 BC18 DA13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I)の化合物: 【化1】 [式中、Gは、 【化2】 のいずれかであり、 ここでM1又はM2はAに結合し;nは0又は1であり;Aは、所望により置換さ
    れるC1-6アルキレン、所望により置換されるC2-6アルケニレン、所望により置
    換されるC2-6アルキニレン、所望により置換されるC1-6アルキレンオキシ、所
    望により置換されるオキシ(C1-6)アルキレン、所望により置換されるC1-6
    ルキレンチオ、所望により置換されるチオ(C1-6)アルキレン、所望により置
    換されるC1-6アルキレンアミノ、所望により置換されるアミノ(C1-6)アルキ
    レン、所望により置換される[C1-6アルキレンオキシ(C1-6)アルキレン]、
    所望により置換される[C1-6アルキレンチオ(C1-6)アルキレン]、所望によ
    り置換される[C1-6アルキレンスルフィニル(C1-6)アルキレン]、所望によ
    り置換される[C1-6アルキレンスルホニル(C1-6)アルキレン]又は所望によ
    り置換される[C1-6アルキレンアミノ(C1-6)アルキレン]であり;Gが(i
    )であるとき、DはS、NR7、CR8=CR9、CR8=N、CR8=N(O)、
    N=CR9又はN(O)=CR9であり;Gが(ii)であるとき、DはS又はN
    7であり;EはN、N−オキシド又はCR10であり;M1はOC(=Y)、N(
    11)C(=Y)、N=C(OR12)、N=C(SR13)又はN=C(NR14 15 )であり(ここでO又はNは、D及びEを含有する環に付く原子である);M 2 はN−C(=Y)であり(ここでNは、D及びEを含有する環に付く原子であ
    る);YはO、S又はNR16であり;JはN又はCR17であり;R1は、水素、
    ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6
    ルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1-6 アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換される
    3-7シクロアルキル、シアノ、ニトロ又はSF5であり;R2は、所望により置
    換されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)ア
    ルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望
    により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-10アルキル
    カルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミル、所
    望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ
    (C1-10)アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるフェノキシカルボ
    ニル、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換されるC1-6
    ルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニル、所望に
    より置換されるアリールチオ、所望により置換されるアリールスルフィニル、所
    望により置換されるアリールスルホニル又はR1819NSであり;R3、R4及び
    5は、独立して、水素、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望
    により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、
    所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキルカ
    ルボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又はSF5であり;
    6は、水素、シアノ、所望により置換されるC1-20アルキル、所望により置換
    されるC2-20アルケニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC2-20アル
    キニル(C1-6)アルキル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望に
    より置換されるC5-6シクロアルケニル、ホルミル、所望により置換されるC1-2 0 アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルカルボニル、ア
    ミノカルボニル、所望により置換されるC1-20アルキルアミノカルボニル、所望
    により置換されるジ(C1-20)アルキルアミノカルボニル、所望により置換され
    るアリールオキシカルボニル、所望により置換されるアリールカルボニル、所望
    により置換されるアリールアミノカルボニル、所望により置換されるN−アルキ
    ル−N−アリールアミノカルボニル、所望により置換されるジアリールアミノカ
    ルボニル、所望により置換されるヘテロアリールオキシカルボニル、所望により
    置換されるヘテロアリールカルボニル、所望により置換されるヘテロアリールア
    ミノカルボニル、所望により置換されるアルキルヘテロアリールアミノカルボニ
    ル、所望により置換されるジへテロアリールアミノカルボニル、所望により置換
    されるフェニル、所望により置換されるヘテロアリール、所望により置換される
    ヘテロシクリル、所望により置換されるC1-20アルキルスルホニル又は所望によ
    り置換されるアリールスルホニルであり;R7はC1-6アルキルであり;R8及び
    9は、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1 -6 アルキル、所望により置換されるC2-6アルケニル、所望により置換されるC2 -6 アルキニル又は所望により置換されるC1-6アルコキシであり;R10は、水素
    、ハロゲン、所望により置換されるC1-6アルキル、所望により置換されるC2-6 アルケニル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC1 -6 アルコキシ、所望により置換されるC1-6アルキルチオ、所望により置換され
    るC1-6アルキルスルフィニル、所望により置換されるC1-6アルキルスルホニル
    、シアノ、ニトロ、ホルミル、R20ON=C(R21)、所望により置換されるC 1-6 アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル又は
    SF5であるか;又はR1とR10は、それらに付く諸原子とともに結合して、5、
    6又は7員の飽和又は不飽和の炭素環式環を形成していてもよく、又は、所望に
    よりC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル又はハロゲンにより置換され得る、O、
    N又はSから選択される1又は2個のヘテロ原子を含有していてもよい複素環式
    環を形成していてもよい;R11は、水素、所望により置換されるC1-10アルキル
    、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置
    換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7
    シクロアルキル、所望により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により
    置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミル、所望により置換されるC1- 10 アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アルキルアミ
    ノカルボニル、所望により置換されるフェノキシカルボニル、所望により置換さ
    れるC1-6アルキルチオ、所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所
    望により置換されるC1-6アルキルスルホニル、所望により置換されるアリール
    チオ、所望により置換されるアリールスルフィニル、所望により置換されるアリ
    ールスルホニル又はR2223NSであり;R12は、所望により置換されるC1-10 アルキル、所望により置換される[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望
    により置換される[C2-6アルキニル(C1-6)アルキル]、所望により置換され
    るC3-7シクロアルキル、所望により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所
    望により置換されるC1-10アルコキシカルボニル、ホルミル、所望により置換さ
    れるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アル
    キルアミノカルボニル、アミノ、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、
    所望により置換されるジ(C1-6)アルキルアミノ、所望により置換されるフェ
    ノキシカルボニル、トリ(C1-4)アルキルシリル、アリールジ(C1-4)アルキ
    ルシリル、(C1-4)アルキルジアリールシリル又はトリアリールシリルであり
    ;R13は、所望により置換されるC1-10アルキル、所望により置換される[C2- 6 アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6アルキニル(
    1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置
    換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アルコキシカ
    ルボニル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノカルボニル、所望により
    置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル又は所望により置換されるフ
    ェノキシカルボニルであり;R14及びR15は、独立して、所望により置換される
    1-10アルキル、所望により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換され
    る[C2-6アルケニル(C1-6)アルキル]、所望により置換される[C2-6アル
    キニル(C1-6)アルキル]、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望
    により置換されるC1-10アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-10アル
    コキシカルボニル、ホルミル、所望により置換されるC1-10アルキルアミノカル
    ボニル、所望により置換されるジ(C1-10)アルキルアミノカルボニル、ヒドロ
    キシ、アミノ、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ、所望により置換さ
    れるジ(C1-6)アルキルアミノ又は所望により置換されるフェノキシカルボニ
    ルであり;R16は、水素、シアノ、ニトロ、所望により置換されるC1-6アルキ
    ル、所望により置換されるC3-7シクロアルキル、所望により置換される(C2-6 )アルケニル(C1-6)アルキル、所望により置換される(C2-6)アルキニル(
    1-6)アルキル、所望により置換されるフェニル、所望により置換されるヘテ
    ロアリール、所望により置換されるC1-6アルキルカルボニル、所望により置換
    されるC1-6アルコキシカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルアミノ
    、所望により置換されるジ(C1-6)アルキルアミノ、所望により置換されるC1 -6 アルキルカルボニルアミノ、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニ
    ルアミノ、所望により置換されるC1-6アルコキシ、所望により置換されるC1-6 アルキルチオ、所望により置換されるC1-6アルキルスルフィニル、所望により
    置換されるC1-6アルキルスルホニル、所望により置換されるアリールチオ、所
    望により置換されるアリールスルフィニル、所望により置換されるアリールスル
    ホニル又はC1-6アシルオキシであり;R17は、水素、ハロゲン、ニトロ、シア
    ノ、所望により置換されるC1-8アルキル、所望により置換されるC2-6アルケニ
    ル、所望により置換されるC2-6アルキニル、所望により置換されるC3-7シクロ
    アルキル、所望により置換されるC1-6アルコキシカルボニル、所望により置換
    されるC1-6アルキルカルボニル、所望により置換されるC1-6アルキルアミノカ
    ルボニル、所望により置換されるジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル、所望
    により置換されるフェニル又は所望により置換されるヘテロアリールであり;R 18 及びR19は、独立して、所望により置換されるC1-6アルキルであるか、又は
    18とR19はそれらに付くN原子とともに、所望により1又は2個のC1-6アル
    キル基により置換され得る、O、N又はSから選択されるさらに1又は2個のヘ
    テロ原子を含有してもよい、5、6又は7員の複素環式環を形成し;R20は、水
    素、所望により置換されるフェニル、所望により置換されるフェニル(C1-4
    アルキル又は所望により置換されるC1-20アルキルであり;R21は、水素、所望
    により置換されるフェニル又は所望により置換されるC1-6アルキルであり;及
    び、R22及びR23は、独立して、所望により置換されるC1-6アルキルであるか
    、又はR22とR23はそれらに付くN原子とともに、所望により1又は2個のC1- 6 アルキル基により置換され得る、O、N又はSから選択されるさらに1又は2
    個のヘテロ原子を含有してもよい、5、6又は7員の複素環式環を形成する]。
  2. 【請求項2】 式(IA)の請求項1に記載の化合物: 【化3】 [式中、A、G、J、R3、R4、R5及びR6は請求項1に記載の通りである]。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の式(I)の化合物、又は請求項2に記載の
    式(IA)の化合物:[式中、Gが請求項1に定義される(i)である場合、D
    はS又はCR8=CR9であり、ここでR8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン
    、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキルC2-6アルケニル、C1-6アルキニル、C1- 6 アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシであり;Gが請求項1に定義される(ii
    )である場合、DはSであり;EはN又はCR10であって、ここでR10は、水素
    、ハロゲン、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロ
    アルコキシ、C1-6アルコキシ(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ又はSF5 であるか;又はR1とR10は、それらに付く諸原子とともに、所望によりC1-6
    ルキル、C1-6ハロアルキル又はハロゲンにより置換されるベンゼン環を形成し
    ;M1はN(R11)C(=O)であり、ここでR11は、水素、C1-6アルキル、C 1-6 アルコキシ(C1-6)アルキル、ベンジルオキシメチル又はベンゾイルオキシ
    メチルである]。
  4. 【請求項4】 AがC1-4アルキレン、−C(O)−又はC1-4アルキレンオ
    キシである、請求項1又は3に記載の式(I)の化合物か又は請求項2又は3に
    記載の式(IA)の化合物。
  5. 【請求項5】 Gが請求項1に定義される(i)であり、nが0である、請
    求項1、3又は4に記載の式(I)の化合物か又は請求項2、3又は4に記載の
    式(IA)の化合物。
  6. 【請求項6】 R3、R4及びR5が、独立して、水素、C1-3アルキル又はハ
    ロゲンである、請求項1、3、4又は5に記載の式(I)の化合物か又は請求項
    2、3、4又は5に記載の式(IA)の化合物。
  7. 【請求項7】 R6が、C1-10アルキル又はC1-10ハロアルキル(いずれも
    、C1-6アルキルオキシム、C1-6ハロアルキルオキシム、C1-6アルキルヒドラ
    ゾン又はC1-6ハロアルキルヒドラゾン基で置換され得る)であるか、又はC1-6 シアノアルキル、C2-6アルケニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニル(C1-6 )アルキル、C3-7シクロアルキル、C3-7ハロシクロアルキル、C3-7シアノシ
    クロアルキル、C1-3アルキル(C3-7)シクロアルキル、C1-3アルキル(C3-7 )ハロシクロアルキル、C5-6シクロアルケニル、C3-7シクロアルキル(C1-6
    )アルキル、C5-6シクロアルケニル(C1-6)アルキル、C2-6ハロアルケニル
    (C1-6)アルキル、C1-6シアノアルケニル(C1-6)アルキル、C1-6アルコキ
    シ(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシ(C1-6)アルキル、C3-6アルキ
    ニルオキシ(C1-6)アルキル、アリールオキシ(C1-6)アルキル、C1-6カル
    ボキシアルキル、C1-6アルキルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルケニ
    ルカルボニル(C1-6)アルキル、C2-6アルキニルカルボニル(C1-6)アルキ
    ル、C1-6アルコキシカルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルケニルオキシカ
    ルボニル(C1-6)アルキル、C3-6アルキニルオキシカルボニル(C1-6)アル
    キル、アリールオキシカルボニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルチオ(C1- 6 )アルキル、C1-6アルキルスルフィニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルス
    ルホニル(C1-6)アルキル、アミノカルボニル(C1-6)アルキル、アミノカル
    ボニル(C2-6)アルケニル、アミノカルボニル(C2-6)アルキニル、C1-6
    ルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボ
    ニル(C1-6)アルキル、C1-6アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルケニル
    (C1-6)アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルケニ
    ル(C1-6)アルキル、アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C1-6
    )アルキル、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル(C1-6)アルキニル(C1- 6 )アルキル、フェニル(所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される
    )、フェニル(C1-4)アルキル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニト
    ロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6
    ロアルコキシにより置換される)、フェニル(C2-4)アルケニル(C1-6)アル
    キル(ここで、フェニル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル
    、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル又はC1-6
    ロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(所望によりハロ、ニトロ、
    シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロア
    ルコキシにより置換される)、ヘテロシクリル(ここで、ヘテロシクリル基は所
    望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6
    ルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)、ヘテロアリール(C1-4 )アルキル(ここで、ヘテロアリール基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C 1-6 アルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルスルホニル
    又はC1-6ハロアルコキシにより置換される)又はヘテロシクリル(C1-4)アル
    キル(ここで、ヘテロシクリル基は所望によりハロ、ニトロ、シアノ、C1-6
    ルキル、C1-6ハロアルキル、C1-6アルコキシ又はC1-6ハロアルコキシにより
    置換される)である、請求項1、3、4、5又は6に記載の式(I)の化合物か
    又は請求項2、3、4、5又は6に記載の式(IA)の化合物。
  8. 【請求項8】 JがN又はCR17(ここでR17は水素、C1-6アルキル、C1 -6 ハロアルキル、シアノ、ハロゲン又はニトロである)である、請求項1、3、
    4、5、6又は7に記載の式(I)の化合物か又は請求項2、3、4、5、6又
    は7に記載の式(IA)の化合物。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の式(I)の化合物を製造する方法であって
    、 (a)Yが酸素である場合は、式(II)の化合物 【化4】 (ここでD、E、R1及びR11は請求項1に定義される通りである)を、式(I
    II)の化合物と反応させること 【化5】 (ここでYは酸素であり、X1は脱離基であり、A、J、R3、R4、R5及びR6
    は請求項1に定義される通りである);又は (b)Yがイオウである場合は、(a)に記載の方法を使用して、Yが酸素であ
    る請求項1に記載の式(I)の化合物を製造し、次いでこの化合物を加硫剤と反
    応させることを含んでなる、前記方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の式(I)の化合物の殺真菌的、殺昆虫的
    、殺ダニ的、殺軟体動物的、又は殺線虫的に有効な量と、そのための担体又は希
    釈剤を含んでなる、殺真菌、殺昆虫、殺ダニ、殺軟体動物又は殺線虫の組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の式(I)のいずれかの化合物の殺真菌的
    に有効な量を、植物、植物の種子、植物又は種子の所在地又は土壌へ適用するこ
    とを含んでなる、真菌と戦って、それを制御する方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の式(I)のいずれかの化合物の殺昆虫的
    、殺ダニ的、殺線虫的、又は殺軟体動物的に有効な量を、害虫、害虫の所在地又
    は害虫による攻撃を受けやすい植物へ適用することを含んでなる、昆虫、ダニ、
    線虫又は軟体動物と戦って、制御する方法。
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