JP2002541717A - 複数の無線通信環境において無線通信を行うための方法及び装置 - Google Patents

複数の無線通信環境において無線通信を行うための方法及び装置

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JP2002541717A JP2000610148A JP2000610148A JP2002541717A JP 2002541717 A JP2002541717 A JP 2002541717A JP 2000610148 A JP2000610148 A JP 2000610148A JP 2000610148 A JP2000610148 A JP 2000610148A JP 2002541717 A JP2002541717 A JP 2002541717A
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Abstract

(57)【要約】 家庭領域(2)、オフィス領域(3)および/または公共領域(4)等の複数の無線通信環境において、デジタル拡張コードレス通信(DECT)等の特定の無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニット(5、10、13、15)と遠隔携帯無線通信ユニット(8)との間で無線通信(7)を行うための方法および装置。それぞれの無線環境(2、3、4)について、システム動作効率および通信品質に関する動作パラメータ設定値が取得される。無線通信(7)は、適用される無線環境(2、3、4)に応じて選択された動作パラメータ設定値を使って行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は一般に無線通信(テレコミュニケーション)システムに関わり、特に
家庭、オフィスおよび/または路上のようないくつかの無線通信環境における無
線通信を行うための無線通信装置に関する。
【0002】 (背景技術) よく知られている携帯電話やコードレス電話およびデータ伝送システムなどの
無線通信システムは普通、無線基地局あるいは無線固定部とも呼ばれる固定無線
アクセスユニットと、携帯部とも呼ばれる遠隔携帯無線通信ユニットとの間で2
重無線通信を提供する。各固定無線アクセスユニットはセルと呼ばれる地理的に
限定された領域内で多数の無線通信チャネルを提供する。代表的な制御対象範囲
はピコセル(数メートルの範囲)、ナノセル(最大50メートルの範囲)および
マイクロセル(10から400メートルの範囲)と呼ばれる領域である。
【0003】 普通、無線アクセスユニットは一つのセル内のユーザに対して多数の無線通信
チャネルを提供する。無線通信システムの制御対象範囲またはサービスエリアを
移動しているときに、遠隔携帯無線通信ユニットが無線アクセスユニットのサー
ビスエリアを離れると、進行中の呼もしくは通話は、いわゆるハンドオーバしき
い値によって、一つの無線アクセスユニットから他の無線アクセスユニットに引
き渡される。
【0004】 ハンドオーバ時のチャネル選択およびチャネル占有は、相当な量の信号負荷を
伴うプロセスである。適切なチャネルが選択占有できない場合、音声またはデー
タ伝送品質は悪影響を受けることがある。この場合、進行中の通話は音声が小さ
くなったり、あるいは切断されるなどして大きく歪むことがある。
【0005】 家庭内または住宅地域において、無線通信は普通、単一の固定無線アクセスユ
ニットまたはホーム基地局と、携帯電話および/または携帯データ装置など数個
の携帯無線通信ユニットとの間で行われる。無線アクセスユニットは例えば公衆
電話交換網(PSTN)またはサービス総合デジタル網(ISDN)に接続する
【0006】 ビジネスコードレス通信(BCT)システム等のビジネス無線通信システムは
、(巨大な)オフィスや生産設備等に分散している複数の固定無線アクセスユニ
ットによって何百あるいは何千もの携帯無線通信ユニットを運用できる。これら
無線アクセスユニットは中央インターフェイスユニット(CIU)または無線交
換局(RE)に接続し、これらが今度は例えば構内自動交換機(PABX)、P
STNまたはISDN等に接続する。
【0007】 コードレス端末移動(CTM)等の屋外通信サービスは町あるいは市全体をカ
バーする。マイクロセルのサービスエリアは町や市に分散配置された多数の固定
無線アクセスユニットによって提供される。そのような比較的小さいセルを運用
する固定無線アクセスユニットの次に、またはそれに代わって、1kmから5k
mの有効範囲を持つマクロセルを運用する固定無線アクセスユニットがCTMに
適用される。
【0008】 無線通信システムは通常、無線通信標準に従って運用される。無線通信標準に
は汎欧州(パン・ヨーロピアン)移動通信グローバルシステム(GSM)、汎欧
州デジタルコードレス電話若しくはデジタル・エンハンスド・コードレス通信(
DECT)、AMPS、D−AMPS、ETACS、NMT、PHS等がある。
主要な伝送技術はTDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続
)およびCDMA(符号分割多元接続)を使用している。
【0009】 特にCTM等の屋外サービスの使用に関しては、ユーザは単一の携帯通信ユニ
ット(例えば携帯電話)を家庭で、仕事場でまた路上で使用したいであろう。
【0010】 携帯無線通信装置に関して消えない懸念材料は、少ないバッテリー電源の問題
である。いくつかの無線通信環境を通して単一の携帯通信装置が使用できるため
には、バッテリー電力消費を低減させて装置のスタンバイおよび動作時間を最大
限に延ばすことに注目しなければならない。
【0011】 (発明の概要) 本発明の目的は、家庭または住宅領域、オフィスまたはビジネス領域および/
または屋外または公共領域など複数の無線通信環境において、低減したバッテリ
電力消費と、システム負荷と、音声およびデータ品質との間の最適な関係が確立
されるように、DECTなど特定の無線通信標準に従って動作する固定無線アク
セスユニットと遠隔携帯無線通信ユニットとの間で無線通信を行うための改善さ
れた方法を提供することである。
【0012】 本発明の別の目的は、前記無線通信の改善された方法に従って無線通信を行う
ための固定無線アクセスユニット、携帯無線通信ユニットおよび無線通信システ
ムを提供することである。
【0013】 第一の観点によれば、本発明は、複数の無線通信環境において無線通信を行う
方法であって、それぞれの無線環境についてシステム動作効率と通信品質に関す
る動作パラメータ設定値を取得し、適用される環境に応じて選択された動作パラ
メータ設定値を使って前記無線通信を行う方法を提供する。
【0014】 本発明は、それぞれの無線通信環境が例えば無線伝播条件、セルサイズ、地理
的有効範囲、隣接無線アクセスユニットの分離、ユーザ密度などそれ自体に特有
の伝送特性を持つという見識に基づいている。
【0015】 本発明の方法によれば、チャネル選択レートおよびハンドオーバしきい値など
の無線環境に最適に適合した動作パラメータ設定値を確立することによって、バ
ッテリ電力消費に関する効率および通信品質が同じ携帯通信ユニットを使ってそ
れぞれの環境における無線通信に対して最適化できる。
【0016】 チャネル選択レートおよび/またはチャネルスキャンレートは特に、いわゆる
ダイナミックチャネル割当(DCA)またはダイナミックチャネル選択(DCS
)技法に従って動作する無線通信システムに適用され、特定のレートにおける最
良の使用可能な無線通信チャネルがスキャンされおよび/または選択される。D
CSは固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユニットとの間の無線リンクの
品質を最適化する。
【0017】 従って、本発明による方法の更なる実施例においては、チャネルスキャンレー
トおよび/またはチャネル選択レートはオフィスおよび公共領域よりも家庭領域
において小さく設定される。
【0018】 セル間ハンドオーバとも呼ばれる、進行中の通話を一つのアクセスユニットか
ら別のアクセスユニットへ引き渡すハンドオーバの判断は、本質的に受信電界強
度の測定値に基づいて行われる。別の無線アクセスユニットの受信電界強度が遠
隔携帯無線通信ユニットが接続している現在の無線アクセスユニットの受信電界
強度よりもしきい値分高い場合、その別の無線アクセスユニットへのセル間ハン
ドオーバが行われる。
【0019】 複数の固定無線アクセスユニットがオフィス内で有効であり、それぞれがナノ
セルやピコセルなど比較的小さいセルにサービスを提供するようなオフィスまた
はビジネス領域において、ハンドオーバの可能性および要求は例えば路上におけ
るよりもはるかに高い。
【0020】 オフィスまたはビジネス領域におけるハンドオーバしきい値が比較的低いので
、多数のセル間ハンドオーバが開始されて、システムに対して望ましくないシグ
ナリングおよび処理負荷を与えてしまう。しかし、公共領域においては、ハンド
オーバしきい値が高すぎると、ハンドオーバが行われる前に、電界強さが送信が
可能なレベル以下に落ちてしまう可能性がある。もちろんこれは避けなければな
らない。
【0021】 従って、本発明による方法の更なる実施例においては、ハンドオーバしきい値
は公共領域よりもオフィス領域においてより高く設定される。
【0022】 本発明による方法の好ましい実施例において、ハンドオーバしきい値は実際に
測定された無線信号強度表示度数(RSSI)レベルに応じてダイナミックに調
整される。このRSSIレベルは無線アクセスユニットおよび/または携帯無線
通信ユニットにおける受信電界強度の測定値である。
【0023】 RSSIレベルが比較的高い場合にはしきい値も同様に高く設定されるように
、ハンドオーバしきい値を測定されたRSSIレベルに比例して調整する。これ
によって、現在の無線リンクの無線電界強度が設定された品質レベルにおいて通
信を提供するのに十分高い場合であってもハンドオーバを余りに早く実行してし
まうという状況、すなわち重なり合う無線セルを有するビジネス環境で典型的に
発生する状況、を避けることができる。
【0024】 これとは反対に、セルがそれ程重なり合っていない路上または公共領域におい
ては、受信電界強度が比較的低い場合、ハンドオーバしきい値を低く設定するの
が有利である。その場合、一旦別のセルの高い電界強度に遭遇したならば進行中
の無線リンクの信号強度が感度レベル以下に落ちる前にハンドオーバをすばやく
行う。
【0025】 GSMやD−AMPS等の下で動作しているシステムにおいては、パワー制御
(PC)モードが使用できる。すなわち、携帯無線通信ユニットが無線アクセス
ユニットにより近づいた場合、携帯無線通信ユニットの送信電力を自動的に低減
することができる。他方、携帯無線通信ユニットが無線アクセスユニットから遠
ざかると、携帯無線通信ユニットの送信電力を自動的に最大限まで増大させる。
従って、利用できるPC設定値がある場合これは同様に実際の電界強度に関する
尺度を与える。
【0026】 一般にビットエラーレート(BER)として表現される、進行中の通話におい
て発生するビットエラーの数は無線リンクの品質の尺度となる。BERが比較的
高い場合、これは無線リンクおよび多分無線電界強度が低すぎることを示してい
る。TDMAなどフレームに基づく(フレーム−オリエンテッド)伝送標準にお
いて、フレームエラーレート(FER)と呼ばれるエラーフレームの数も、同様
に無線リンクの品質の尺度である。
【0027】 従って、本発明による方法のさらに別の実施例において、ハンドオーバしきい
値はBERおよび/またはFERに対して反比例して調整される。すなわち、B
ERおよび/またはFERが比較的高い場合、ハンドオーバしきい値を比較的低
くすることによって、一旦より良い無線リンク、すなわちより高い別の無線アク
セスユニットの電界強度が使用可能となった場合に、すばやくハンドオーバを行
うようにする。
【0028】 本発明による方法において、無線環境における無線状態が常に変化しているた
め、必要に応じて、システム性能および/または通信品質の測定値、例えばBE
Rおよび/またはFER測定値、から定期的に動作パラメータ設定値を更新する
ことが有利である。
【0029】 無線環境のタイプ(家庭領域、オフィスまたはビジネス領域、公共領域)に関
する情報は固定無線アクセスユニットから遠隔携帯無線通信ユニットへ転送する
ことによって、例えば携帯無線通信ユニットに備えられた適用可能な動作パラメ
ータ設定値を有効にすることができる。
【0030】 本発明による別の実施例において、動作パラメータ設定値は固定無線アクセス
ユニットに設けてもよい。
【0031】 場合によっては、無線アクセスユニットと携帯無線通信ユニットの両方が動作
パラメータ設定値を交換することもできる。
【0032】 本発明のさらに別の実施例において、ハンドオーバしきい値の調整などパラメ
ータ設定値のダイナミックな調整は、携帯無線通信ユニットによって実行するの
が有利である。携帯無線通信ユニットがハンドオーバを判断する通信システム、
例えばDECTを使用した通信システム、においては特に有利である。
【0033】 CTMおよびBCTなど公共および私設のオフィス無線環境においては、いく
つかのシステム(オペレータ)がサービスを提供しても良い。従って、システム
内ハンドオーバとも呼ばれるシステム内でのハンドオーバに続いて、システム間
ハンドオーバとも呼ばれる異なるシステム間でのハンドオーバも実行可能である
【0034】 システム間ハンドオーバはより複雑であり、実際にはシステム内ハンドオーバ
ほど頻繁に行うべきではない。
【0035】 本発明による方法の更なる実施例において、ハンドオーバしきい値はシステム
内ハンドオーバのためのシステム内しきい値とシステム間ハンドオーバのための
システム間しきい値とからなり、システム内しきい値は通話が処理される通信シ
ステムの無線ユニットの測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に
応じてダイナミックに調整され、またシステム間しきい値は異なる無線通信シス
テムの無線ユニットの実際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定
値に応じてダイナミックに調整される。両方のしきい値は、例えばシステム間ハ
ンドオーバに好ましいように異なるレベルに設定しても良い。
【0036】 本発明はさらに固定無線アクセスユニットに関する。これはDECT等の特定の
無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと遠隔携帯無線通信ユ
ニットとの間で無線通信を行う無線基地局等の固定無線アクセスユニットであっ
て、家庭領域、オフィス領域および/または公共領域等の特定無線通信環境に応
じて定められた動作パラメータ設定値を格納するための格納手段を備える。
【0037】 本発明の更なる実施例において、固定無線アクセスユニットはRSSI測定値
および/またはPC設定値のための手段と、測定されたRSSIレベルおよび/
またはPC設定値がしきい値を超えて異なる場合に呼もしくは通話のハンドオー
バを開始する制御手段とを備え、前記制御手段が前記の本発明の方法に従って、
実際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じてしきい値を
調整する。
【0038】 本発明はさらに携帯無線通信ユニットを提供する。これは家庭領域、オフィス
領域および/または公共領域等の複数の無線通信環境において、DECTなど特
定の無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユ
ニットとの間で無線通信を行う無線電話等の携帯無線通信ユニットであって、無
線通信環境に応じて定められた動作パラメータ設定値を格納するための格納手段
を備える。
【0039】 更なる実施例において、本発明による携帯無線通信ユニットはRSSI測定値
および/またはPC設定値を与える手段と、測定されたRSSIレベルおよび/
またはPC設定値がしきい値を超えて異なる場合に呼もしくは通話のハンドオー
バを開始する制御手段とを備え、前記制御手段が前記本発明の方法に従って、実
際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じて前記しきい値
を調整する。
【0040】 複数の固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユニットを備えた本発明によ
る無線通信設備において、前記携帯無線通信ユニットが本発明の通信方法に従っ
て複数の無線通信環境のいずれにおいても動作するように構成した。この無線通
信設備は複数の無線通信システムから構成することができ、各システムは上記の
ようにシステム内およびシステム間ハンドオーバを行うように構成することがで
きる。
【0041】 本発明の上記および他の特徴と利点は添付図面を参照した以下の記述において
より詳しく説明する。
【0042】 (発明の詳細な説明) 本発明をデジタル拡張コードレス通信(DECT)標準に従って運用されるコ
ードレス無線電話システムに適用した場合を例にとって説明するが、この例は本
発明を制限するものではない。本発明はまたパーソナルハンディホンシステム(
PHS)標準、または移動通信グローバルシステム(GSM)や他の無線通信標
準を含むコードレスや移動無線通信プロトコルに従って運用されるシステムにも
適用可能である。
【0043】 図1は代表的なコードレス無線通信システム1を示し、これは3つの異なる無
線環境、すなわち住宅または家庭領域2、ビジネスまたはオフィス領域3および
路上または公共領域4、においてサービスを提供している。
【0044】 いわゆるSOHOと呼ばれる数人の従業員を持つ小さなオフィスも含めた家庭
領域2において、無線アクセスユニット5はアンテナとして示した無線インター
フェイス手段6を有する。この無線アクセスユニット5は無線インターフェイス
9を有する携帯またはコードレス無線通信ユニット8と無線通信7を行う。無線
アクセスユニット5のサービスエリアは普通ナノセル範囲、すなわち最大50m
である。
【0045】 オフィスまたはビジネス領域3において、無線システムは中央インターフェイ
スユニット(CIU)または無線交換機(RE)12に接続する複数の無線アク
セスユニット10を有する。図には各フロアに一つの無線アクセスユニット10
だけが示されているが、実際はオフィス環境3の各フロアにはナノセル領域のサ
ービスを提供するいくつかの無線アクセスユニット10が設置されている。無線
インターフェイス11を有するオフィス無線アクセスユニット10は、無線イン
ターフェイス9を介して複数の携帯またはコードレス無線通信ユニット8に対し
て無線通信7を行う。
【0046】 公共領域4においては無線インターフェイス14を有する無線アクセスユニッ
ト13が設置され、携帯無線通信ユニット8との路上での無線通信7を提供する
。公共無線アクセスユニット13は普通、マイクロセル領域すなわち10mから
400mの範囲のサービスを提供する。
【0047】 公共領域4においては、さらに無線インターフェイス手段16を有する無線ア
クセスユニット15が設置されており、これはマイクロセル領域の屋外無線範囲
、すなわち1kmから5kmの範囲のサービスを提供する。
【0048】 図示のシステム1において、無線アクセスユニット5、13、15およびCI
U12は、固定または有線リンク21、22、23、24をそれぞれ介して、公
衆電話交換網(PSTN)またはサービス総合デジタル網(ISDN)17に接
続して固定電話および/またはデータネットワーク(図示せず)を構成する。
【0049】 また、家庭領域2内の無線アクセスユニット5に点線で示したアンテナのよう
な無線インターフェイス18を追加しても良い。この無線インターフェイス18
を介して、無線アクセスユニット5は無線リンク19によって無線アクセスユニ
ット13または無線アクセスユニット15に接続するので、PSTN/ISDN
への固定リンク21を削除できる。無線アクセスユニット13、15およびCI
U12はまた中間無線リンク19およびコンセントレータ等(図示せず)を介し
てPSTN/ISDN17に接続できることは当業者であれば理解されるであろ
う。
【0050】 家庭領域2においては、一般に一つか二つの無線通信ユニット8が一度に家庭
無線アクセスユニット5に接続するが、ビジネスまたはオフィス領域3において
は数百または数千もの無線通信ユニット8がいくつかのオフィス無線アクセスユ
ニット10に接続することがある。公共領域4においては、混み具合によって数
個の無線通信ユニット8が無線アクセスユニット13に接続する。
【0051】 DECTはマルチキャリア/時分割多元接続/時分割2重(MC/TDMA/
TDD)デジタル無線アクセス技術であり、10個の無線キャリアのそれぞれを
24個のタイムスロットに分割し、これらが図2に示すようなフレームと呼ばれ
る12個の2重通信チャネルを提供する。
【0052】 フレームTfの前半において、すなわち最初の12個のタイムスロットR1、
R2、…R12において、無線アクセスユニット3からのデータはコードレス無
線通信ユニット8によって受信されるが、各フレームの後半、すなわち次の12
個のタイムスロットT1、T2、…T12においては遠隔携帯無線通信ユニット
8がデータを無線アクセスユニット5、10、13、15に送信する。無線アク
セスユニット5、10、13、15と遠隔コードレス無線通信ユニット8との間
の2重無線通信7はフレームの前半において一つのスロットおよび同じフレーム
の後半において同じ番号のスロットを割り当てられる。それぞれのタイムスロッ
トは普通、制御データ、システムデータおよび無線環境のタイプ(家庭、オフィ
ス、公共)に関する情報からなる情報またはユーザデータ等を含む。
【0053】 無線チャネルの選択はいわゆるダイナミックチャネル割当(DCA)またはダ
イナミックチャネル選択(DCS)手法に基づくもので、すべての無線アクセス
ユニット5、10、13、15および携帯またはコードレス無線通信ユニット8
に共通の複数の無線リンクまたは通信チャネルの中から未使用の無線リンクまた
は通信チャネルを選択する。DECTにおいて、通信中に遠隔無線通信ユニット
8はスキャンすることにより最良の使用可能な無線通信チャネルを選択する。こ
れはまた非集中型DCAまたは非集中型DCSとも呼ばれる。
【0054】 通信チャネルの変更は次の場合に起こり得る。例えばチャネル1において第一
の無線アクセスユニットと通信している第一の携帯無線通信ユニットが、やはり
チャネル1において第二の無線通信ユニットと通信している第二の無線アクセス
ユニットのサービスエリアまたはセルに入ってきた場合である。干渉を避けるた
めに、第二の無線通信ユニットは第二の無線アクセスユニットで使用可能な別の
チャネル、例えばチャネル2、でその通信を続けることができる。このタイプの
チャネルハンドオーバは「セル内」ハンドオーバと呼ばれる。しかし、第一無線
アクセスユニットと第一無線通信ユニット間の通信は、第二の無線アクセスユニ
ットに対してその未使用チャネルを使って引き渡すことも可能である。このタイ
プのハンドオーバは「セル間」ハンドオーバと呼ばれる。セル間ハンドオーバを
確立するための本質的なパラメータは無線アクセスユニットおよび/または携帯
無線通信ユニットにおける受信電界の強さである。もし受信電界強さが感度レベ
ルと呼ばれるあるレベルよりも下がった場合、進行中の通話が中断されるのを避
けるためにセル間ハンドオーバが必要となる。DECTにおいては、受信電界強
さの計測は携帯無線通信ユニットでおこない、このユニットがハンドオーバの開
始を判断する。
【0055】 使用可能な無線チャネルを探すために携帯無線通信ユニットがその無線環境を
スキャンする頻度、およびハンドオーバを行うために別の無線アクセスユニット
の受信電界強さが進行中の無線リンクの電界強さを超えなければならないしきい
値は、無線環境によって異なる代表的な運用パラメータである。これらはまた、
携帯無線通信ユニットのバッテリー電力消費量、システムにおける信号負荷およ
び音声品質等の無線リンクの品質を直接的に影響するパラメータでもある。
【0056】 使用可能な無線通信チャネルを求めて無線環境をスキャンすることはかなり電
力を消費する動作であり、これは無線信号強度表示度数(RSSI)レベルとし
て処理される受信電界強さの計測やチャネル選択テーブルの更新等を伴う。従っ
て、バッテリー消費量はスキャンレートの上昇と共に増大する。
【0057】 多数の無線アクセスユニット10および携帯無線通信ユニット8が動作してい
るオフィスまたはビジネス環境領域3において、チャネル干渉の発生する確率は
、非常に少ない無線通信ユニット8しか動作していない家庭領域2等における比
較的静かな環境においてよりも高いことは理解されるであろう。特定の無線環境
に依存するチャネルスキャンレートを最適に設定することによって、家庭領域2
において実行すべきスキャンはオフィス領域3または公共領域4と比べて少ない
ことが分かるであろう。本発明に従ってスキャンレートを使用環境において最適
に設定することによって、少ないバッテリー電力を例えば家庭領域2において節
約することができる。
【0058】 ハンドオーバしきい値は、効率的なバッテリ電力の消費、シグナリングおよび
音声品質の観点から見た場合、無線環境によってその最適値が異なるもう一つの
運用パラメータである。しきい値を比較的高く設定することで、低いしきい値設
定の時よりもハンドオーバが行われる可能性は少なくなる。例えばオフィスまた
はビジネス環境3において、多くの無線通信ユニット10が使用可能であるため
、一般的に無線通信ユニット8がサービスエリアを移動中にセル間ハンドオーバ
をそれ程早く行う必要はない。無線通信ユニット10が多数使用可能であるため
、受信信号強度が感度レベル以下にすぐ落ちることによって通話が切れる危険性
は比較的小さい。
【0059】 他方、一般に最小設置・装置コストで最適な無線有効範囲を提供するように無
線アクセスユニット13が最大相互間距離で配置してある公共領域4においては
、ハンドオーバしきい値の設定が高すぎる場合、通話がセル境界付近で切断され
る危険性は比較的高い。その理由は、公共領域4においてはユーザは例えばビジ
ネス領域3におけるよりもより速く移動するからである。
【0060】 図3は、測定されたRSSIレベルと、無線通信ユニット8と無線アクセスユ
ニット5、10、13、15の距離dとの関係を示すグラフである。グラフの左
側に配置された第一無線アクセスユニットはRF無線信号26を発生する。グラ
フの右側に配置された第二無線アクセスユニットはRF無線信号27を発生する
。一般的に、移動している無線通信ユニット8が受信する受信電界強さは、無線
アクセスユニット5、10、13、15までの距離が増大するに従って対数関数
的に減少する。移動中の無線通信ユニットは、図3に示すように受信信号強さが
感度レベル28以下に落ちる前に第一無線アクセスユニットから第二無線アクセ
スユニットへハンドオーバを行わなければならない。
【0061】 携帯無線通信ユニットのハンドオーバしきい値29は、図3に示すように、公
共領域4よりもビジネス領域3において高く設定してビジネス領域3におけるハ
ンドオーバ数を低減し、それによって少ないバッテリー電力を節約している。R
SSIしきい値を実際の測定RSSIレベルに合わせることにより、音声品質と
バッテリー電力の節約との最適な関係が得られる。これは以下のように説明でき
る。
【0062】 RSSIレベルが比較的高い場合、ハンドオーバしきい値も比較的高いレベル
に設定される。これは受信電界強さが感度レベルよりも低下して音声品質に悪影
響を与える可能性が比較的小さいからである。しかし、受信電界強さが比較的低
い場合、図3から分かるように、もしハンドオーバしきい値が比較的高いと、ハ
ンドオーバが開始実行される前にRSSIレベルが感度レベル以下に落ちる危険
性はかなり大きい。従って、RSSIレベルが低いときにハンドオーバしきい値
を低いレベルに設定することによって、セル間ハンドオーバはよりすばやく実行
されるので進行中の通話の音量が小さくなったり通話が切断されることを避ける
ことができ、これは音声品質の必要レベルを維持することに役立つ。
【0063】 図3のグラフにおいて、概略を示すために数値や量は示していない。正確なパ
ラメータの設定は実際に実施したシステム、特に採用した通信標準に依存する。
ハンドオーバを遠隔携帯無線通信ユニットにおいて判断する代わりに無線アクセ
スユニットで行う場合でも、本発明の方法は同様に適用可能である。
【0064】 GSM、D−AMPSその他の下で動作するシステムにおいて、パワー制御(
PC)モードが使用できる。すなわち携帯無線通信ユニットが無線アクセスユニ
ットに近づいてきたら携帯無線通信ユニットの送信電力を自動的に低減させるこ
とができる。他方、携帯無線通信ユニットが無線アクセスユニットから遠ざかる
と、その送信電力は自動的に最大値まで増大する。従って、PC設定値は、使用
可能な場合、実際の電界強さに関する指標を与えるものである。
【0065】 データ送信中に発生するビットエラーの数(図2参照)はビットエラーレート
(BER)として表されるが、これは無線リンクの送信品質と音声品質の一つの
尺度である。比較的高いBERは無線リンクの品質が悪いことを示し、可能であ
れば他のセルまたは無線アクセスユニットに引き渡さなければならない。TDM
A等のフレームに基づく送信標準において、フレームエラーレート(FER)と
呼ばれるエラーフレームの数も同様に無線リンクの品質を表す一つの尺度である
【0066】 従って、本発明の更なる実施例の方法において、ハンドオーバしきい値29は
測定されたBERおよび/またはFERに反比例させている。BERおよび/ま
たはFERが増大すると、ハンドオーバしきい値は低減する。BERおよび/ま
たはFERが減少すると、ハンドオーバしきい値は増大する。
【0067】 上記において、チャネルスキャンレート、チャネル選択レートおよびハンドオ
ーバしきい値を動作パラメータとして示したが、その設定は無線環境によって変
化する。本発明の内容は、システム動作効率および通信品質に関わる他の動作パ
ラメータにも適用できることは当業者には理解されるであろう。
【0068】 無線環境のタイプに関する情報は、図2に示すような無線チャネルの制御デー
タ部またはシステムデータ部を使って無線アクセスユニットから遠隔携帯無線通
信ユニットへ送信することができる。本発明において、環境に関する他の指標を
適用できることはもちろんである。
【0069】 環境に依存する動作パラメータの設定は、無線アクセスユニットまたは遠隔携
帯無線通信ユニットまたは両方で行うことができる。DECTにおいては、ハン
ドオーバおよびチャネルスキャンも行うコードレス無線通信ユニットにおいてパ
ラメータ設定を行うのが有利である。もし可能であれば、無線アクセスユニット
間で、必要に応じてパラメータ設定値を交換するようにしてもよい。設定値の更
新は同様に無線アクセスユニットまたは携帯無線通信ユニットまたは両方で行う
ことができる。
【0070】 複数システム環境において、それぞれのシステムに適用できるパラメータ設定
値は個別に与えることができ、システム間で異なっていてもよい。同様に、各シ
ステムの特定はそのシステムの無線ユニット間で制御データやシステムデータを
交換することによって行うことができる。本発明の好ましい実施例において、パ
ラメータ設定値、例えばシステム間ハンドオーバしきい値およびシステム内しき
い値、は各通信システム独自にダイナミックに調整することもできる。
【0071】 図4は、DECT標準に従って動作する無線アクセスユニット30のブロック
図を示す。無線アクセスユニット30は図1に示す無線交換機12に有線接続3
1されている。中央制御/アプリケーションロジック32は、DCA/DCSア
ルゴリズムに従って着信呼を検出し、発信呼を制御し、キャリヤとタイムスロッ
トの適切な組み合わせを選択する。異なる接続とタイムスロットがマルチプレク
サ33を介して融合される。無線アクセスユニット30は、スロットの受信およ
び送信タイミングを制御するフレーム/スロット同期ユニット34を有する。中
央制御ロジック32はまた、アンテナダイバーシティが実施された場合に送信/
受信(T/R)スイッチ35およびアンテナダイバーシティスイッチ36を制御
し、さらにまたBERおよび/またはFERを制御する。
【0072】 アンテナダイバーシティを使用した場合、無線接続の通信状態が悪ければ、制
御ロジックは無線通信チャネルを変える前にまず別のアンテナ41を試す。
【0073】 アクセスユニット30の無線インターフェイスはレシーバ/デモジュレータ3
7とトランスミッタ/モジュレータ38を有する。同期および制御情報は受信デ
ータからユニット39によって取り除かれ、その情報は図示のように接続された
ユニット40によって送信されるデータに加えられる。レシーバ/デモジュレー
タ37はRSSI測定およびPCモード設定のための手段を有することも可能で
ある。
【0074】 ブロック42は、無線アクセスユニット30における格納手段43に格納され
る動作パラメータ設定値を調整するための手段を示す。
【0075】 図5は、本発明による周波数またはクロック回路からなる無線電話セットの概
略ブロック図を示す。無線電話セット50は4つの構成ブロック、すなわち中央
制御/アプリケーションロジックユニット51、無線ユニット52、タイミング
/同期制御ユニット53および音声処理ユニット54、からなる。
【0076】 無線ユニット52はトランシーバユニットに結合したアンテナシステムを有す
るエア・インターフェイス55であり、トランシーバユニットはトランスミッタ
/モジュレータおよびレシーバ/デモジュレータ、さらには適用可能ならばRS
SI測定およびPCモード設定のための手段を有する。
【0077】 タイミング/同期制御ユニット53はエア・インターフェイス55および無線
ユニット52を介して無線アクセスユニット5、10、13、15(図1)から
データを受け取り、そのデータは無線交換機12(図1)が与えるシステムクロ
ックタイミングに従って処理される。シグナリングおよび同期情報は受信データ
からユニット53によって取り除かれ、受信した音声データは音声処理ユニット
54に供給される。特に音声処理ユニット54は受信データの暗号解読を行う。
CODEC56は受信したデジタル音声データを、CODEC56に接続された
スピーカ57を介して受話器のユーザが聞こえるような形態にデコードする。
【0078】 ユーザが発生した音声はマイク58に受け取られ、CODEC56によって適
切なデジタルフォーマットにコード化される。このコード化された音声データは
音声処理ユニット54に送られ、そこで暗号化される。タイミング/同期制御ユ
ニット53は適切な同期およびシグナリング情報を暗号化された音声データに加
える。無線ユニット52はこのシグナリングおよび音声データをエア・インター
フェイス55を介して送り出し、これら送出データは無線電話セット50が動作
可能に接続された通信システムの無線アクセスユニットに受信される。
【0079】 中央制御ユニット/アプリケーションロジックユニット51はマイクロプロセ
ッサまたはマイクロコントローラおよびメモリ手段を有し、タイミング/同期制
御ユニット53に接続する。中央制御ユニット51は本質的に、中央制御ユニッ
ト51に接続されたキーパッド手段59、表示手段63およびリング発生手段6
0を介してシステムデータおよび無線電話セット50のユーザとの通信を制御し
、さらにはBERおよび/またはFERも制御する。また、外部インターフェイ
ス65は外部制御およびデータ処理のために中央制御ユニット51に接続してい
る。フレームとタイムスロット割当および、DECT等のマルチキャリア/マル
チスロット技術においては、キャリア周波数とタイムスロットの各種組み合わせ
、が中央制御ユニット51によって制御され、メモリ手段に格納される。
【0080】 リング発生器60はブザー61に接続され、着信呼が入ると呼び出し音を鳴ら
す。あるいは可視呼び出し信号を、図示のように接続されたランプまたは発光ダ
イオード(LED)62から発することもできる。表示手段63、例えばLCD
装置、が中央制御ユニット51に動作可能に接続され、着呼情報や他のユーザお
よびシステムデータを表示する。
【0081】 電話セット50に電力を供給するために、バッテリーおよび電源ユニット64
が含まれる。
【0082】 ブロック66は、動作パラメータ設定値を調整するための手段を示しており、
そのパラメータ設定値は無線電話セット50内の格納手段67に格納することが
できる。
【0083】 本発明はDECT無線電話通信システムに関連して一般的に説明したが、それ
に限定されるものではない。本発明はデータ通信装置等の他の通信装置や他の無
線マルチセル通信システムにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 異なる無線環境において運用されるコードレス無線通信システムの概略図であ
る。
【図2】 デジタル拡張コードレス通信(DECT)標準に準じたデジタルデータ列の概
略図である。
【図3】 無線信号強度表示度数(RSSI)レベルと本発明によるハンドオーバしきい
値の適合値との関係を示すグラフである。
【図4】 本発明に従って動作する無線アクセスユニットの概略ブロック図である。
【図5】 本発明による、携帯無線電話の形態を取る携帯無線通信の概略ブロック図であ
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月23日(2001.4.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 ハンドオーバ時のチャネル選択およびチャネル占有は、相当な量の信号負荷を
伴うプロセスである。適切なチャネルが選択占有できない場合、音声またはデー
タ伝送品質は悪影響を受けることがある。この場合、進行中の通話は音声が小さ
くなったり、あるいは切断されるなどして大きく歪むことがある。 国際特許出願WO 96/06512は、セル構造に配置された多数の基地局
で構成され、これらセルがピラミッド階層状に少なくとも2つの層に配置されて
いるセルラ移動無線通信システムにおいて改善されたハンドオーバ手順を開示す
る。携帯無線通信ユニットがセルのピラミッド階層において上方及び下方へ適切
にハンドオーバを行ってセルの層の間をローミング(移動)する 系統的な方法を示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月27日(2001.6.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 (発明の概要) 最も関連のある先行技術であるWO 96/06512に鑑みて、本発明の目
的は、家庭領域、オフィス領域および/または公共領域など複数の無線通信環境
において、デジタル拡張コードレス通信(DECT)等の特定の無線通信標準に
従って動作するように構成された固定無線アクセスユニットと遠隔携帯無線通信
ユニットとの間で無線通信を行う改善された方法であって、低減したバッテリ電
力消費と、システム負荷と、音声およびデータ品質との間の最適な関係が確立さ
れるように、各無線環境についてのシステム動作効率および通信品質に関する動
作パラメータ設定値を取得するようにした方法を提供することである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】 本発明の第一の観点によれば、適用される無線環境に応じて選択されたセル内
ハンドオーバに関する動作パラメータ設定値を使って無線通信が行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】 本発明はさらに固定無線アクセスユニットに関する。これはDECT等の特定
の無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと遠隔携帯無線通信
ユニットとの間で無線通信を行う無線基地局等の固定無線アクセスユニットであ
って、家庭領域、オフィス領域および/または公共領域等の特定無線通信環境に
応じて定められた、セル内ハンドオーバに関する動作パラメータ設定値を格納す
るための格納手段を備える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0038】 本発明はさらに携帯無線通信ユニットを提供する。これは家庭領域、オフィス
領域および/または公共領域等の複数の無線通信環境において、DECTなど特
定の無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユ
ニットとの間で無線通信を行う無線電話等の携帯無線通信ユニットであって、特
定無線通信環境に応じて定められた、セル内ハンドオーバに関する動作パラメー
タ設定値を格納するための格納手段を備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K027 AA11 BB03 EE00 5K067 AA01 AA23 BB04 BB08 CC04 DD41 DD44 DD45 DD46 GG08 JJ31 JJ37 JJ39 JJ54

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭領域、オフィス領域および/または公共領域など複数の
    無線通信環境において、デジタル・エンハンスド・コードレス電話(DECT)
    等の特定の無線通信標準に従って動作するように構成された固定無線アクセスユ
    ニットと遠隔携帯無線通信ユニットとの間で無線通信を行う方法であって、各無
    線環境についてのシステム動作効率および通信品質に関する動作パラメータ設定
    値を取得し、適用する無線環境に応じて選択された前記動作パラメータ設定値を
    使って前記無線通信が行われる、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記動作パラメータ設定値が前記固定無線アクセスユニット
    に備えられる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記動作パラメータ設定値が前記携帯無線通信ユニットに備
    えられる請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記動作パラメータ設定値が前記固定無線アクセスユニット
    と前記携帯無線通信ユニットとの間で交換される、請求項2または3記載の方法
  5. 【請求項5】 前記固定無線アクセスユニットは特定無線環境を同定する情
    報を提供するように構成されている、請求項2、3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記動作パラメータ設定値は、ビットエラーレート(BER
    )および/またはフレームエラーレート(FER)測定値等、測定されたシステ
    ム性能および/または通信品質測定値から定期的に更新される、請求項1乃至5
    のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記動作パラメータ設定値には一つまたは複数のチャネル選
    択レート、チャネルスキャンレートおよびハンドオーバしきい値が含まれる、請
    求項1の乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記チャネルスキャンレートおよび/またはチャネル選択レ
    ートはオフィスおよび公共領域よりも家庭領域においてより小さく設定される、
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ハンドオーバしきい値は公共領域よりもオフィス領域に
    おいてより高く設定される、請求項7または8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ハンドオーバしきい値は実際に測定した無線信号強度
    表示度数(RSSI)レベルおよび/またはパワー制御(PC)設定値に応じて
    ダイナミックに調整される、請求項7、8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ハンドオーバしきい値は測定されたRSSIレベルお
    よび/またはPC設定値に比例して調整される、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ハンドオーバしきい値は測定されたビットエラーレー
    ト(BER)および/またはフレームエラーレート(FER)に反比例して調整
    される、請求項10または11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記測定およびしきい値調整は前記携帯無線通信ユニット
    によって行われる、請求項11または12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ハンドオーバしきい値がシステム内ハンドオーバのた
    めのシステム内しきい値とシステム間ハンドオーバのためのシステム間しきい値
    とからなり、前記システム内しきい値が通話を処理する通信システムの無線ユニ
    ットの測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じてダイナミッ
    クに調整され、また前記システム間しきい値が、別の無線通信システムの無線ユ
    ニットの実際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じてダ
    イナミックに調整される、請求項10、11、12または13記載の方法。
  15. 【請求項15】 デジタル・エンハンスド・コードレス電話(DECT)等
    の特定の無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと遠隔携帯無
    線通信ユニットとの間で無線通信を行う無線基地局等の固定無線アクセスユニッ
    トであって、家庭領域、オフィス領域および/または公共領域等の無線通信環境
    に応じて定められた動作パラメータ設定値を格納するための格納手段を備える、
    ことを特徴とする固定無線アクセスユニット。
  16. 【請求項16】 受信信号強度表示度数(RSSI)測定値および/または
    パワー制御(PC)設定値のための手段と、測定されたRSSIレベルおよび/
    またはPC設定値がしきい値を超える場合に通話のハンドオーバを開始する制御
    手段とを備え、前記制御手段は請求項10から14のいずれかの方法に従って、
    実際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じて前記しきい
    値を調整する、請求項15記載の固定無線アクセスユニット。
  17. 【請求項17】 家庭領域、オフィス領域および/または公共領域等の複数
    の無線通信環境において、デジタル拡張コードレス通信(DECT)等の特定の
    無線通信標準に従って動作する固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユニッ
    トとの間で無線通信を行う無線電話等の携帯無線通信ユニットであって、無線通
    信環境に応じて定められた動作パラメータ設定値を格納するための格納手段を備
    える、ことを特徴とする携帯無線通信ユニット。
  18. 【請求項18】 受信信号強度表示度数(RSSI)測定値および/または
    パワー制御(PC)設定値を与える手段と、測定されたRSSIレベルおよび/
    またはPC設定値がしきい値を超える場合に通話のハンドオーバを開始する制御
    手段とを備え、前記制御手段は請求項10から14のいずれかの方法に従って、
    実際に測定されたRSSIレベルおよび/またはPC設定値に応じて前記しきい
    値を調整する、請求項17記載の携帯無線通信ユニット。
  19. 【請求項19】 複数の固定無線アクセスユニットと携帯無線通信ユニット
    を備え、前記携帯無線通信ユニットが請求項1から14のいずれかの通信方法に
    従って複数の無線通信環境のいずれにおいても動作するように構成した無線通信
    設備。
  20. 【請求項20】 複数の無線通信システムを備え、それぞれの前記システム
    が請求項1から14のいずれかの通信方法に従ってシステム内およびシステム間
    ハンドオーバを行うように構成した請求項19記載の無線通信設備。
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