JP2002540417A - 光弾性変調器のための統合診断装置 - Google Patents

光弾性変調器のための統合診断装置

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JP2002540417A
JP2002540417A JP2000608147A JP2000608147A JP2002540417A JP 2002540417 A JP2002540417 A JP 2002540417A JP 2000608147 A JP2000608147 A JP 2000608147A JP 2000608147 A JP2000608147 A JP 2000608147A JP 2002540417 A JP2002540417 A JP 2002540417A
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optical element
pem
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light
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JP2000608147A
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ポール カドレック、
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ハインズ インスツルメンツ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光弾性変調器のための統合された光学的な診断装置を提供すること 【解決手段】 PEMのための診断装置は、PEMによって誘起されたリターダンス特性に関する光学的に決定された情報を提供する。診断装置は、PEMの作動の間PEMの性能が診断かつ監視されるように、PEMと統合されている。具体的に、診断装置は、偏光測定や光学測定等のような従来の処理のための主光ビームを用いる光学的装置と隣接して用いられる。診断装置は、PEMの主アパーチャから離れた位置でPEMの光学素子を通るように方向づけされた、装置自身の診断光源を含む。したがって、診断装置及び主PEMの作動は、互いに干渉することなく、同時に行われる。診断装置の出力は、PEMによって与えられた実際のリターダンス特性を表し、必要なときにPEMを調整するためにフィードバックとして用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、光弾性変調器のための統合された光学的な診断装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
共振型の光弾性変調器(以下「PEM」という。)は、光ビームの偏光を変調
するために用いられる装置である。PEMは、動作原理として光弾性効果を用い
る。用語「光弾性効果」は、機械的な力が加えられて歪みを生じた(変形した)
光学素子が、該光学素子に生起された変形分に対応する複屈折を生じる、という
意味である。複屈折は、光学素子の屈折率が偏光ビームの異なる成分間で異なる
という意味である。
【0003】 PEMは、固定周波数、例えば約20kHzから100kHzまでの低周波数
域の超音波の範囲に固定された周波数で光学素子を振動させるための圧電変換器
が取り付けられる、溶融石英のような光学素子を含む。光学素子の大きさは、振
動の結果として、圧縮又は伸長される。
【0004】 光学素子の圧縮及び伸長は光学素子に発振複屈折特性を加える。この発振複屈
折の周波数は、光学素子の共振周波数であり、光学素子の大きさと、変換生起さ
れた長手方向の振動の速さ又は光学素子中を通る音波の速さとに依存している。
【0005】 リターデーション(retardation)又はリターダンス(retardance)は、振動
している光学素子を通過する電磁放射線(光ビーム)の経路に沿って行動する複
屈折の統合的な結果を示す。入射光ビームが直線偏光されると、偏光された光の
2つの直交成分は、リターダンスと呼ばれる位相差を有して光学素子から出る。
PEMに関して、リターデーションは時間の正弦状関数である。この位相差の大
きさは、通常、PEMのリターダンスの大きさ又はリターデーションの大きさと
してみなされる。
【0006】 PEMの大きさ及び音波速度はいずれも光学素子の温度に依存する。したがっ
て、PEMの共振周波数も該素子の温度に依存する。一般に、この温度は2つの
要因に依存する。すなわち、(1)周囲温度、(2)光学素子の応力発振(stre
ss oscillations)の大きさである。高応力発振時に光学素子に吸収された音響
エネルギー(力学的エネルギー)の量はかなりのものとなる。吸収された音響エ
ネルギーは素子の量の範囲内の熱、かなりの温度上昇、及びPEMの共振周波数
の対応するシフトに変換される。
【0007】 したがって、PEMのリターデーションの大きさは(電子回路によって与えら
れた最大駆動電圧によって設定された限度の範囲内において)随意に調整するこ
とができるが、装置の作動周波数は、前記したようにPEMの共振周波数によっ
て決定され、したがって、周囲温度とPEMが駆動される大きさとに依存する。
これは、結果として、ウォーミングアップの間と同様に周囲温度でドリフトし、
その後、設定されたリターデーションの大きさに変化する作動周波数になる。そ
のような状況は、PEMの作動周波数がその大きさと同様に一定に保たれねばな
らない応用において好ましくない。
【0008】 前記したことを考慮して、PEMの実際の性能を示す実時間情報(すなわち、
PEMを通過する光にPEMによって誘起されたリターダンス特性の詳細)の値
を認識することができる。さらに、この情報は、PEMの作動をさらに正確に制
御するためにPEMのフィードバック制御のために用いてもよい。
【0009】
【発明の開示】
本発明は、全体として、PEMのための診断装置に関する。本発明に係る診断
装置は、PEMによって誘起されたリターダンス特性に関する、光学的に決定さ
れた情報を提供する。
【0010】 好ましい実施例において、診断装置は、PEMの作動の間、PEMの性能が診
断かつ監視されるようにPEMと統合されている。具体的に、診断装置は、偏光
測定や光学測定等のような従来の目的のための主光ビームを用いる光学装置と共
に用いられる。診断装置は、PEMの主アパーチャから離れた位置でPEMの光
学素子を経て送られるための診断光源を含む。したがって、診断装置及び主PE
Mの作動は、互いに干渉することなく、同時に行うことができる。
【0011】 本発明の他の利点及び特徴は、以下に述べる詳細な説明及び図面により明らか
になろう。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
図1は、主光学装置22(詳細は後述する)に用いられ、かつ本発明に係る診
断装置24と統合された光弾性変調器(以下「PEM」という。)20を示す。
【0013】 主光学装置
【0014】 図1に破線で示したブロック22は、PEMを用いる種々の光学装置のいずれ
かを表すように意図している。そのような光学装置の1つは、本願において参照
する、国際出願番号PCT/US99/03481の明細書(以下「‘481出
願」という。)に記載されている。
【0015】 ‘481出願で用いられている光学装置は、光学試料の複屈折特性の精密測定
のために用いられている。その装置は、後述の診断装置と統合される典型的な主
光学装置22を説明する目的のために簡略化してある。
【0016】 主光学装置22は、632.8ナノメートル(nm)の波長を有するヘリウム
ネオンレーザのような主光源26を含む。この光源から離れた主光ビーム28は
、約1ミリメートル(mm)の断面領域又は「スポットサイズ」を有する。
【0017】 主光ビーム28は、基線軸に対して相対的に45°の偏光方向に向けられた偏
光子30に入射するように方向づけされている。偏光子30は、グラントムソン
方解石偏光子のような高吸光率偏光子が好ましい。また、偏光子30は、正確に
累進される回転子に固定されていることが好ましい。
【0018】 偏光子30からの偏光は、PEM20の光学素子32に入射する。好ましい実
施例において、PEMは、米国オレゴン州ヒルスボーロ(Hillsboro)のハイン
ズ インスツルメンツ社(Hinds Instruments, Inc.)製の型式PEM−90
I/FS50の複屈折型装置である。主光ビーム28は、主アパーチャ38を通
るように方向づけされており、主アパーチャ38は、棒型の光学素子において、
光学素子32の中央に配置され、最大発振複屈折効果を与える(したがって、主
光ビームに最も大きなリターダンス振幅を誘起する)。複屈折効果は、アパーチ
ャから光学素子の端部の方へ離れる方向に減少する。
【0019】 PEM20は、0°の方向に向けられた複屈折軸を有し、好ましくは公称周波
数50kHzで光学素子32に発振複屈折を与える制御装置40によって制御さ
れる。この点について、制御装置40は、光学素子32が接着剤で間に張り合わ
されている2つのクォーツトランスデューサを駆動する。
【0020】 PEM20の発振複屈折は、主光ビーム28にリターダンス特性を誘起する。
言及したように、リターダンスは、PEMを経て伝わる偏光の直交成分間の時変
の位相相違としてみなされる。この位相シフトのピーク振幅は、好ましくは、P
EMのリターダンスであり、ナノメートルのような長さの単位で測定できる。P
EM制御装置40は、PEMによって誘起されたリターダンス振幅を調整するた
めの制御装置を提供する。手近な場合において、リターデーション振幅は、0.
383波動(242.4mm)となるように選択してよい。
【0021】 PEMの光学素子32から送られた主光ビーム28は、透明な試料36を通る
ように方向づけされている。試料は、直交の(X及びY)軸に沿う並進運動の方
向において試料を運動させるために制御することができる試料ステージによって
ビームの経路内に支持されている。ステージは、複数の従来技術による多くの設
計によるものであってよい。試料ステージの運動制御装置は、ビームで試料36
を走査することができるように駆動され、それによって、試料の領域を横切る複
数のリターダンス及び方向の測定が達成される。
【0022】 試料36は、自身のリターダンスを、試料を通過する主ビームに誘起する。典
型的な主光学装置22において、それは、決定されたこのリターダンスの値であ
る。試料36から離れたビームは、ビームスプリッタ42と、2チャンネル検出
器44と、処理装置46と、信号取り込みのためにPEM制御装置40からの基
準信号48に依存するロックイン増幅器とを通るように方向づけされている。
【0023】 PEMから離れた主光ビーム28の処理の種類にかかわりなく、PEM20の
光学素子32によって前記ビームに誘起された実際の(例えば、選択されたもの
とは反対のものの)リターダンス特性が装置に与えられたとき、正確さが増強さ
れる。これは、次に説明する好ましい実施例である統合診断装置24が提供する
ものである。
【0024】 診断装置
【0025】 診断装置24は、診断装置を本質的に自己校正するものとさせる単色レーザの
別個の光源50を含む。前記光源から離れたビーム52(診断光ビーム52とし
てここに参照する)は、コリメーティングレンズ54を通るように方向づけされ
ている。偏光子56は、光源50又はレンズ54の光学コンポーネントによって
誘起された所望しない複屈折の影響を除去する目的のために、装置内に隣接して
配置されている。
【0026】 診断光52は光学素子32を通過する。この点について、診断ビーム52は、
主アパーチャ38を通るように方向づけされてはいない。むしろ、ビーム52は
、主ビーム38から離れた「診断」用の第2のアパーチャ58を通るように方向
づけされている。これは、主及び診断の両光学装置が互いに干渉することなく同
時に作動することを可能にする。さらに以下において十分に説明するように、こ
の診断情報の実時間利用性は、(適切な処理の後に)PEMのフィードバック制
御のために表示及び/又は使用することができる。
【0027】 一連の処理の前に、診断ビーム2のための第2のアパーチャは重要ではないこ
とに注目すべきである。すなわち、本発明は、主アパーチャ38を主及び診断の
両ビームのために用いてもよいことを考慮している。これは、例えば、診断ビー
ムが主アパーチャ38を通るように方向づけされている間、主ビーム28を間欠
的に停止させることができるような状態において完遂することができる。特定の
ビーム(診断及び主のビーム)を、対応する検出器及び処理装置に向けるために
、可動ミラーを用いてよい。しかし、言及したように、別々のアパーチャが好ま
しい。
【0028】 PEM光学素子32から放射された診断ビーム52は、PEMの固有振動数(
共振周波数)に等しくなるようにPEMの作動出力周波数を減少させる光学的波
長板60を通過する。
【0029】 その後、分析装置62は、診断ビームから所望しない合成成分を除去する。好
ましい実施例において、波長板60及び分析装置62は、結合され、商業的に利
用可能な円偏波器として提供される。
【0030】 診断ビーム52は、フォトダイオードのような検出器64に衝突する。検出器
64は、受け取った診断光の時変強度を表す電流信号を出力に生じる。
【0031】 ビームが光学素子32を照射する位置に加えて、診断ビーム52の波長は、好
ましくは、検出器64の変調レベルに対して最大感度に達するように選択され、
主光ビーム28の作動周波数の干渉を回避する。
【0032】 検出器の出力は、前置増幅器66に送られる。前置増幅器66は、出力を、検
出器の信号の時間平均を表す低インピーダンス強度信号VAC及びDC強度信号
DCの形式で、位相感応装置(好ましくはロックイン増幅器70)に供給する
。ロックイン増幅器は、検出器からの出力を取り込む目的のために、PEM制御
装置40の基準信号48が供給される。この取り込まれた信号は、光学素子(す
なわち、診断アパーチャ58における光学素子の部分)によって診断ビーム52
に誘起されたリターダンスを表す。好ましい実施例において、この診断リターダ
ンス信号は、DC信号に変換され、マイクロ処理装置72に供給される。
【0033】 マイクロ処理装置72は、最初に、診断リターダンス信号を、主光ビーム28
(主アパーチャすなわち最も大きくリターダンスが誘起された領域)に誘起され
たリターダンスを表す信号に変換するタスクを処理する。他方、診断ビーム52
に誘起されたリターダンスは、主光ビームに誘起されたリターダンスより相対的
に小さい。それゆえに、診断ビームのリターダンスを表す信号は、主光ビームの
リターダンスの対応する値に達するように処理される。主光ビームのリターダン
スは、以下の計算によって、診断ビームのリターダンスから外挿法によって求め
られる。
【0034】
【数1】 I(t)=I/2(1−cos(δ+δsin(ωt)))
【0035】
【数2】 δ=π/2
【0036】 ここで、δは、固定波長板60のリターダンスであり、δは、診断ビーム
の中央線の位置でのPEM20のピークリターダンスであり、Iは、検出器6
4でのピーク強度であり、ωは、PEMの共振周波数である。PEMの異なる
位置に対する(すなわち、主アパーチャ38の中央に対する)δの値を外挿法
によって求めるために、以下の式を適用する。
【0037】
【数3】 δ=δsec(2D/L)
【0038】 ここで、δはPEMの主アパーチャ38の中央で外挿法によって求められたP
EMのリターダンスであり、Dは主アパーチャ38の中央から診断アパーチャ5
8の中央までの距離であり、LはPEMの光学素子32の長さである。
【0039】 寸法D及びLを図2に示す。好ましい実施例において、距離Dは20ミリメー
トル(mm)及び光学素子の長さLは57.3mmである。
【0040】 前記の式に用いた定数は診断装置のファームウェアに記憶され、該ファームウ
ェアを図1において記憶装置74として示している。その記憶装置は、好ましく
は、読み出し専用型の記憶装置(以下「ROM」という。)であり、その内容は
、診断装置の工場校正の間にプログラムされる。
【0041】 アパーチャ38、58を図2において円形線で示したが、光学素子32に関し
て、アパーチャを備えたコンポーネントにはそのような印はない。しかし、光学
素子32は、ハウジングに取り付けられ、かつハウジングに収容されている。し
たがって、図に示す円形線は、他の不透明なハウジングの開口(opening)を表
すと考えられ、その開口は、アパーチャ38、58をそれぞれ対応する診断及び
主光ビームに露出させる。好ましい実施例において、主アパーチャ38のための
開口は直径14mmの円である。診断アパーチャ58のための開口は、直径5m
mの円である。
【0042】 好ましい実施例において、診断装置のコンポーネントの大部分(レーザ光源5
0を除く)はPEMのハウジングに直接に取り付けられており、同じくハウジン
グに取り付けられた関連のプリント回路基板に電気部品が支持されている。
【0043】 処理装置72によって生じた主光ビームのリターダンス特性(例えばリターダ
ンス振幅)は、PEM制御装置40に与えられる。その信号は、主光学装置22
が作動したとき、表示装置76に実時間で表示される。
【0044】 好ましい実施例において、処理装置72によってPEM制御装置40に与えら
れる主光ビームのリターダンス特性を表す診断信号は、PEM制御信号に変換さ
れる。すなわち、PEM制御装置の中央処理装置は、使用者によって選択された
リターダンス特性(例えば、リターダンス振幅)と、診断処理装置72から受け
取った「実際の」リターダンス特性と比較する。これらの2つの値が異なる場合
には、その相違に対応する誤差信号が生じ、該誤差信号は、前記した実際の値が
前記した選択された値に達するまで、変換装置34に適用された駆動信号を変更
するために用いられる。
【0045】 本発明の好ましい実施例に関して述べてきたが、本発明は、上記実施例に限定
されるものでなく、種々の変更をすることや特許請求の範囲と同等なものとする
ことができることは当業者により認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る、光弾性変調器のための統合診断装置の好ましい実施例を示す図
【図2】 本発明に係る統合診断装置の光弾性変調器コンポーネントの部分の側面図。
【符号の説明】
20 光弾性変調器 22 主光学装置 24 診断装置 26 主光源 28 主光ビーム 30 偏光子 32 光学素子 36 試料 38 主アパーチャ 40 制御装置 42 ビームスプリッタ 44 2チャンネル検出器 46 処理装置 48 基準信号 50 光源 52 診断光ビーム 54 コリメーティングレンズ 56 偏光子 60 光学的波長板 62 分析装置 64 検出器 66 前置増幅器 70 ロックイン増幅器 72 マイクロ処理装置 74 記憶装置 76 表示装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向づけされた主光が通る主アパーチャを有する光学素子を
    備える光弾性変調器と、 前記主光とは別の診断光を前記光学素子を通るように方向づけする診断光源を
    備える診断装置とを含む、光弾性変調器と診断装置との統合装置。
  2. 【請求項2】 前記診断光源は、前記診断光が前記主アパーチャから離れた
    位置で前記光学素子を通るように方向づけされるべく構成されている、請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記光弾性変調器は、前記光学素子を通るように方向づけさ
    れた前記主光にリターダンス特性を与えるように作動可能であり、前記診断装置
    は、前記光弾性変調器によって与えられた少なくとも1つのリターダンス特性を
    決定する処理手段を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記処理手段によって決定された前記リターダンス
    特性を表示する表示手段を含む、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 さらに、決定された前記リターダンス特性を表す信号を前記
    光弾性変調器のための制御信号に変換するフィードバック手段を含む、請求項3
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記光弾性変調器は、前記光学素子を通るように方向づけさ
    れた前記主光にリターダンス特性を与えるために作動可能であり、前記診断装置
    は、前記診断光のリターダンス特性を決定しかつ該診断光のリターダンス特性を
    、前記光弾性変調器によって与えられた前記主光のリターダンス特性と互いに関
    係づける処理手段を備える、請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 光学素子を通るように方向づけされた主光ビームにリターダ
    ンス特性を与えるべく前記光学素子を振動させることが可能な光弾性変調器を作
    動させる方法であって、 診断光ビームを前記光学素子を通るように方向づけするステップと、 前記光学素子を通過する前記診断光ビームのリターダンス特性を決定するステ
    ップと、 前記診断光ビームのリターダンス特性を表す診断信号を生成するステップとを
    含む、光弾性変調器の作動方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記診断信号を、前記主光ビームのリターダンス特
    性を表す検算信号に変換するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記診断信号を、前記光弾性変調器を制御するため
    の制御信号に変換するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記主光ビーム及び前記診断光ビームを、これら
    のビームが互いに干渉しないように前記光学素子を経て送るステップを含む、請
    求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記方向づけするステップは、前記診断光ビームを前記光
    学素子の部分を通るように方向づけするステップを含み、前記光学素子の部分は
    前記光学素子の他の部分からオフセット距離だけ間隔をおかれ、前記他の部分を
    通るように前記主光ビームが方向づけされている、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記オフセット距離と、前記主光ビームのリター
    ダンス特性を表す検算信号を決定するための前記診断信号とを考慮するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記主及び診断のビームがそれぞれ方向づけされ
    て通る2つの別個のアパーチャを形成するように前記光学素子を収容するステッ
    プを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 光学素子を経て送られた主光にリターダンス特性を与える
    べく前記光学素子を振動させることが可能な光弾性変調器のための診断装置であ
    って、 診断光を前記光学素子を経て送るように配置された診断光源と、 前記光学素子を経て送られた主光を検出することなく、前記光学素子を経て送
    られた前記診断光の少なくとも一部分を検出する検出器とを含む、診断装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記診断光及び前記主光を前記光学素子を経て同
    時に送ることを可能にするように前記診断装置を取り付けるための取付手段を含
    む、請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 さらに、2つの別個の開口以外の前記光学素子を収容する
    ハウジングを含む、請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記光源は、コリメーティングレンズと偏光子とを含む、
    請求項14に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記検出器は、波長板と分析装置とを含む、請求項14に
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記診断光源は、前記主光の波長とは異なる波長を有する
    診断光を提供する、請求項1に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記方向づけするステップは、前記診断ビームの波長を、
    前記主ビームの波長とは異なるように選択するステップを含む、請求項14に記
    載の方法。
JP2000608147A 1999-03-31 2000-03-31 光弾性変調器のための統合診断装置 Pending JP2002540417A (ja)

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US12726399P 1999-03-31 1999-03-31
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