JPH0510821A - 位相差制御装置及び方法 - Google Patents
位相差制御装置及び方法Info
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- JPH0510821A JPH0510821A JP3190995A JP19099591A JPH0510821A JP H0510821 A JPH0510821 A JP H0510821A JP 3190995 A JP3190995 A JP 3190995A JP 19099591 A JP19099591 A JP 19099591A JP H0510821 A JPH0510821 A JP H0510821A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
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Abstract
タや旋光分散計等に用いられる位相差制御装置及び方法
に関し、光弾性変調子に入射する光の波長や光弾性変調
子自体もしくはその雰囲気の温度が変化しても、光弾性
変調子によって与えられる位相差の振幅を一定値に保持
することを目的とする。 【構成】複屈折性偏光子14Aで入射光を常光と異常光
の2つの直線偏光に分離し、その一方を参照光束LRと
し、他方を主光束LMとし、これら参照光束LR及び主
光束LMを、角周波数ωで振動される光弾性変調子16
に通し、光弾性変調子16を通った参照光束LRを、検
光子42を介して光電子増倍管44で検出し、この検出
信号に含まれている角周波数2ωの交流成分の振幅と直
流成分との比が一定になるように、光弾性変調子16を
角周波数ωで振動させる。
Description
エリプソメータ、旋光分散計(ORD)、円二色性分散
計(CD)、直線二色性分散計(LD)及び直線複屈折
分散計(LB)等に用いられる位相差制御装置及び方法
に関する。
は、分光器12で波長選択され、偏光子14を通って直
線偏光となり、光弾性変調子16を通って、互いに直交
する方向に電気ベクトルが振動する直線偏光成分間に位
相差δが与えられる。この位相差δは、駆動回路18か
ら光弾性変調子16に加えられる電圧V0sinωtに
応じてδ=δ0sinωtと変化する(正確には、δ=
δ0sin(ωt−φ)となるが、本案とは直接関係し
ないので説明の簡単化のためφ=0とする)。ここにδ
0は位相差振幅、ωは角周波数、tは時間である。光弾
性変調子16を通った光束は、入射角φで試料20に入
射し、試料20で反射され、検光子22を通って光電子
増倍管24で検出される。
が選択的にDCアンプ26で増幅され、感度調節回路2
8に供給される。感度調節回路28は、この直流成分の
大きさ(電圧)が一定になるように光電子増倍管24の
感度を調節する。
成分は、コンデンサC1 を介してロックインアンプ30
及び32に供給される。ロックインアンプ30及び32
にはそれぞれ、駆動回路18から参照信号Vr sinω
t及びVr sin2ωtが供給される。ロックインアン
プ30及び32はそれぞれ、入力信号に含まれる角周波
数ω及び2ωの成分の振幅に比例した電圧A1及びA2を
出力する。これら電圧A1及びA2は、それぞれA/D変
換器34及び36に供給されてデジタル化され、マイク
ロコンピュータ38に供給される。
関数J0(δ0)の値が0になるように、すなわち、δ0
=2.405ラジアンとなるようにすると、マイクロコ
ンピュータ38により、測定すべき値を容易に求めるこ
とが可能となる。
波長走査すると、位相差振幅δ0が変化する。そこで、
マイクロコンピュータ38は、分光器12を波長走査さ
せながら、波長λに応じて駆動回路18の出力電圧の振
幅V0を変化させる。λとV0の関係は、予めマイクロコ
ンピュータ38にプログラム設定されている。
λ、δ0、A1及びA2に基づいて、公知の方法で、試料
20の基板屈折率又は基板表面に形成された膜の厚さ及
び屈折率を求める。
子16自体やその雰囲気の温度が変化しても位相差振幅
δ0が変化し、測定値が不正確になる。このような問題
は、旋光分散計(ORD)、円二色性分散計(CD)、
直線二色性分散計(LD)及び直線複屈折分散計(L
B)等においても同様の原因で生ずる。
み、光弾性変調子に入射する光の波長や光弾性変調子自
体やその雰囲気の温度が変化しても、光弾性変調子によ
って与えられる位相差の振幅を一定値に保持することが
できる位相差制御装置及び方法を提供することにある。
る位相差制御装置及び方法を、実施例図中の対応する構
成要素の符号を引用して説明する。
ば図1に示す如く、入射光を主光束LMと参照光束LR
の偏光に分割する分割偏光器、例えば複屈折性偏光子1
4Aと、分割された参照光束LR及び主光束LMが通さ
れ、角周波数ωで振動される光弾性変調子16と、光弾
性変調子16を通った参照光束LRが通される検光子4
2と、検光子42を通った参照光束LRを検出する光検
出器44と、光検出器44の出力に含まれている角周波
数2ωの交流成分の振幅と直流成分の大きさとの比が一
定になるように、光弾性変調子16を角周波数ωで振動
させる光弾性変調子制御回路18A、46〜50とを備
えている。
束LMが光弾性変調子16を通ると、参照光束LR及び
主光束LMのいずれについても、互いに直交する方向に
電気ベクトルが振動する直線偏光成分間に位相差δが与
えられる。上記比は、光弾性変調子16に入射する光の
波長λや光弾性変調子16及びその雰囲気の温度に依存
せず、この位相差δの振幅δ0のみによる。換言すれ
ば、本第1発明のようにこの比を一定にすれば、位相差
振幅δ0も一定になる。
差振幅δRと主光束LMに与えられる位相差振幅δM(上
記δ0)とは、光弾性変調子16を通る位置や光弾性変
調子16内の光路長の違いにより僅かに異なる。しか
し、両者の比δR/δMは、光の波長や光弾性変調子16
の温度や光弾性変調子16の雰囲気温度に依存しない。
δRを一定にすれば、δMも一定になる。したがって、位
相差振幅δRを一定に制御することにより位相差振幅δM
を精度よく一定に制御することができる。
に示す如く、光検出器は光電子増倍管44であり、光弾
性変調子制御回路は、光検出器44の出力に含まれてい
る直流成分を増幅するDCアンプ46と、該直流成分の
大きさが一定値になるように該光電子増倍管の感度を調
節する感度調節回路48と、光検出器44の出力に含ま
れている角周波数2ωの交流成分の振幅の平方に比例し
た信号を生成するロックインアンプ50と、ロックイン
アンプ50の出力が一定になるように、光弾性変調子1
6を角周波数ωで振動させる光弾性変調子駆動回路18
Aとを備えている。
く、入射光束を常光と異常光の2つの直線偏光に分割
し、その一方を参照光束とし、他方を主光束とする複屈
折性偏光子14A、又は、図5に示す如く、入射光を透
過光束と反射光束に分割するビームスプリッタ142
と、偏光子14と、該透過光束と該反射光束を偏光子1
4に通させる反射器143とを備えた構成である。
者の分割偏光器は紫外域の波長の光を使用する場合に有
効である。
ずれかの位相差制御装置を用い、主光束の光路に配置さ
れた検光子22の透過軸を分割偏光器14Aの透過軸に
対し0゜にしたときと90゜にしたときとで、検光子2
2を透過した光の強度信号に含まれる変調角周波数2ω
の交流成分の強度が互いに等しくなるようにし、このと
きの、光検出器44の出力に含まれている角周波数2ω
の交流成分の振幅と直流成分の大きさとの比を一定に保
つ。
れた検光子42の透過軸を分割偏光器14Aの透過軸に
対し0゜にしたときと90゜にしたときとで、検光子4
2を透過した光の強度信号に含まれる変調角周波数2ω
の交流成分の強度が互いに等しくなるようにした場合よ
りも正確にJ0 (δ0)=0とすることができる。この
J0は0次のベッセル関数である。この比を一定にすれ
ば、主光束側の対応する比も一定になり、δ0は光弾性
変調子16に入射する光の波長λや光弾性変調子16及
びその雰囲気の温度によらず一定になる。また、J
0(δ0)=0となるので、位相差振幅δ0の値を容易に
知得することができ、位相差制御装置が適用されたエリ
プソメータ等で、測定すべき値を容易に求めることが可
能となる。
する。
タを示す。図6と同一構成要素には、同一符号を付して
しその説明を省略する。
弾性変調子16との間に、分割偏光器として複屈折性偏
光子14A、例えばローションプリズムを配置してい
る。複屈折性偏光子14Aを通った光束は、主光束LM
と参照光束LRとに分割される。例えば、主光束LMは
正常光であり、参照光束LRは異常光であって、電気ベ
クトル振動方向は互いに垂直になっている。
子16を通り、主光束LMはその後、図6と同一の光路
を通る。
て光電子増倍管44で検出される。光電子増倍管44の
出力のうち、直流線分が選択的にDCアンプ46で増幅
され、感度調節回路48に供給される。感度調節回路4
8は、この直流成分の大きさ(電圧)が一定になるよう
に光電子増倍管44の感度を調節する。
は、コンデンサC2 を介してロックインアンプ50に供
給される。この信号は、ロックインアンプ50に参照信
号としても供給される。ロックインアンプ50からは、
角周波数2ωの電圧信号の振幅B2が取り出され、作動
アンプ52の非反転入力端子に供給される。作動アンプ
52の反転入力端子には、目標値設定器52で設定され
た電圧Eが供給される。作動アンプ52の出力は、スイ
ッチSWを介し動作信号として駆動回路18Aに供給さ
れる。駆動回路18Aは、この動作信号が0になるよう
に、出力電圧V0sinωtの振幅V0を調節する。な
お、駆動回路18Aは、スイッチSWをオフにすると、
出力電圧V0sinωtの振幅V0をある一定値にする。
を変化させるための信号をマイクロコンピュータ38か
ら駆動回路18Aへ供給する必要がない。他の点は図6
の場合と同一である。
定方法を説明する。以下においては、分光器12の選択
波長は固定しておく。
複屈折性偏光子14Aの透過軸方位と平行にする。すな
わち、スイッチSWをオフにした状態で、信号B2が最
大値になるように検光子42の回転角を調整して固定す
る。
に、検光子22に入射させる。そして、検光子22の透
過軸方位を複屈折性偏光子14Aの透過軸方位と平行に
する。すなわち、信号A2が最大値になるように検光子
22の回転角を調整して固定する。
定器54の出力電圧Eを変化させ、この電圧Eとロック
インアンプ32の出力電圧A2との関係を測定する。電
圧Eを変化させると振幅V0も変化し、V0と|A2|と
の関係は、例えば図2中のFのようになる。
0°回転させた状態で、目標値設定器54の出力電圧E
を変化させ、この電圧Eとロックインアンプ32の出力
電圧A2との関係を測定する。電圧Eを変化させると振
幅V0も変化し、V0と|A2|との関係は、例えば図2
中のGのようになる。
|A2|と上記(D)における|A2|とが等しくなるよ
うに電圧E=E0を設定する。これは、図2のFとGの
交点の電圧|A2|=E0を求め、これをB2の目標値E0
として目標値設定器52に対し設定することに相当す
る。
様にして、試料20に対する測定を行う。
Iで表し、複屈折性偏光子14A、光弾性変調子16及
び検光子22をミュラー行列P90、M45及びA90で表す
と、検光子22の出力光はA90M45P90Iとなり、具体
的には次式で表される。
0は、 I0=(1+cosδ)/4 ・・・(1) となる。
G0 、DCアンプ26の増幅率をG1 、ロックインアン
プ32の増幅率をG2とすると、DCアンプ26の出力
D及びロックインアンプ32の出力A2は、次式で表わ
される。
1 及び出力D、並びに、ロックインアンプ32の増幅率
G2 は一定であり、式(6)中、K2 DG2 /K1 G1
は一定値になる。
ら光軸の回りに90°回転させた場合には、ロックイン
アンプ32の出力は、 A2=K2 DG2 J2 (δ0)/〔K1 G1 {1−J0(δ0)}〕 ・・・(7) となる。
は、式(6)と式(7)とから、J0(δ0)=0、すな
わち、δ0=2.405ラジアンとなる。式(6)及び
式(7)から明らかなように、A2は、光弾性変調子1
6に入射する光の波長λや光弾性変調子16及びその雰
囲気の温度に依存せず、位相差振幅δ0のみによる。換
言すれば、A2が一定であれば、位相差振幅δ0も一定で
ある。
差振幅δRと主光束LMに与えられる位相差振幅δM(上
記δ0)とは、光弾性変調子16を通る位置や光弾性変
調子16内の光路長の違いにより僅かに異なる。しか
し、両者の比δR/δMは、光の波長や光弾性変調子16
の温度や光弾性変調子16の雰囲気温度に依存しない。
δRを一定にすれば、δMも一定になる。
すれば、波長λや温度が変化しても、δ0は2.405
ラジアンに保たれる。すなわち、δ0=2.405ラジ
アンとなるように、電圧振幅V0が変化する。
の回りに45゜回転させて検光子22の回転を固定し、
光弾性変調子16と検光子22との間または検光子22
と光電子増倍管24との間に不図示の較正用偏光子を配
置し、上記(C)においてはこの較正用偏光子の透過軸
を複屈折性偏光子14Aの透過軸と平行にし、上記
(D)においてはこの較正用偏光子の透過軸をこの状態
から光軸の回りに90゜回転させた状態にしてもよい。
また、ロックインアンプ50は、角周波数2ωの電圧信
号の振幅を平方した電圧を出力するものであっても、本
発明の効果が得られる。
を除き、複屈折性偏光子14Aと検光子22の両光軸を
同一直線上に配置し、分光器12の選択波長を固定した
ときの、この装置の電源をオンにしてからの経過時間に
対するロックインアンプ32の出力A2の変化を示す。
図3(A)は、複屈折性偏光子14Aの透過軸と検光子
22の透過軸を平行にした場合であり、(B)は複屈折
性偏光子14Aの透過軸に対し検光子22の透過軸を9
0°回転させた場合である。
の、前記同様の条件下でのロックインアンプ32の出力
A2の変化を示す。図4(A)及び(B)は、それぞれ
図3(A)及び(B)に対応している。
かである。
す。
4Aがグラントムソンプリズムである場合、グラントム
ソンプリズムを構成する2つのプリズムの境界面が光学
用接着剤で接着されているため、紫外線透過率が幾分減
少し、有効透過波長域は350〜2300nm程度であ
る。
わたる波長の光を使用する場合には、図7に示すような
構成の分割偏光器を使用する。
散光束を平行光束にする凹面鏡141と、凹面鏡141
で反射された平行光束を透過光束と反射光束とに2分割
するビームスプリッタ142と、この透過光束を反射さ
せる平面鏡143と、ビームスプリッタ142及び平面
鏡143で反射された光束が通される偏光子14とから
なる。例えば、平面鏡143で反射された光束が主光束
LMとして用いられ、ビームスプリッタ142で反射さ
れた光束が参照光束LRとして用いられる。主光束LM
と参照光束LRは、偏光子14の同一点に通し、かつ、
両光束のなす角をできるだけ小さくした方が好ましい。
この角度は、偏光子14がその機能を果たす最大許容視
野角以内でありかつ参照光束LRを主光束LMから分離
して検光子42に入射させることができれる角度以上で
あればよく、例えば3〜20゜の範囲内の角度である。
まれる。例えば、上式(4)及び(5)から明らかなよ
うに、感度調節回路48を用いずに、ロックインアンプ
50の出力とDCアンプ46の出力の平方との比を駆動
回路18Aに供給する構成であってもよい。また、位相
差振幅δ0は2.405ラジアンに限定されず、δ0を一
定に制御するものであればよい。例えば、円二色性分散
計(CD)や直線複屈折分散計(LB)では位相差振幅
δ0を1.840ラジアンに、旋光分散計(ORD)や
直線二色性分散計(LD)では位相差振幅δ0を3.0
5ラジアンに制御するのが好ましい。さらに、上記実施
例では、本発明に係る位相差制御装置及び方法をエリプ
ソメータに適用した場合を説明したが、本発明は光弾性
変調子を備えた他の装置、例えば旋光分散計(OR
D)、円二色性分散計(CD)、直線二色性分散計(L
D)及び直線複屈折分散計(LB)等の測定装置にも適
用できることは勿論である。
制御装置及び方法によれば、光弾性変調子に入射する光
の波長や光弾性変調子もしくはその雰囲気の温度が変化
しても、光弾性変調子により与えられる位相差の振幅を
一定値に保持することができるという優れた効果を奏
し、エリプソメータ、旋光分散計、円二色性分散計、直
線二色性分散計及び直線複屈折分散計等の測定精度向上
に寄与するところが大きい。
実施例のエリプソメータの構成図である。
法説明図である。
子14Aと検光子22の両光軸を同一直線上に配置し、
分光器12の選択波長を固定したときの、この装置の電
源をオンにしてからの経過時間に対するロックインアン
プ32の出力A2の変化を示すグラフであり、(A)は
複屈折性偏光子14Aの透過軸と検光子42の透過軸を
平行にした場合であり、(B)はこの状態から複屈折性
偏光子14Aの透過軸に対し検光子22の透過軸を90
°回転させた場合である。
(A)及び(B)に対応した図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 入射光を主光束(LM)と参照光束(L
R)の偏光に分割する分割偏光器(14A)と、 分割された該参照光束及び主光束が通され、角周波数ω
で振動される光弾性変調子(16)と、 該光弾性変調子を通った参照光束が通される検光子(4
2)と、 該検光子を通った参照光束を検出する光検出器(44)
と、 該光検出器の出力に含まれている角周波数2ωの交流成
分の振幅と直流成分の大きさとの比が一定になるよう
に、該光弾性変調子を角周波数ωで振動させる光弾性変
調子制御回路(18A、46〜50)と、 を有することを特徴とする位相差制御装置。 - 【請求項2】 前記光検出器(44)は光電子増倍管
(44)であり、 前記光弾性変調子制御回路は、 該光検出器の出力に含まれている直流成分を増幅するD
Cアンプ(46)と、 該直流成分の大きさが一定値になるように該光電子増倍
管の感度を調節する感度調節回路(48)と、 該光検出器の出力に含まれている角周波数2ωの交流成
分の振幅の平方に比例した信号を生成するロックインア
ンプ(50)と、 該ロックインアンプの出力が一定になるように、該光弾
性変調子を角周波数ωで振動させる光弾性変調子駆動回
路(18A)と、 を有することを特徴とする請求項1記載の位相差制御装
置。 - 【請求項3】 前記分割偏光器(14A)は、入射光束
を常光と異常光の2つの直線偏光に分割し、その一方を
参照光束とし、他方を主光束とする複屈折性偏光子であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の位相差制御装
置。 - 【請求項4】 前記分割偏光器は、入射光を透過光束と
反射光束に分割するビームスプリッタ(142)と、偏
光子(14)と、該透過光束と該反射光束を該偏光子に
通させる反射器(143)とを有することを特徴とする
請求項1又は2記載の位相差制御装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
位相差制御装置を用い、 前記主光束の光路に配置された検光子(22)の透過軸
を前記分割偏光器(14A)の透過軸に対し0゜にした
ときと90゜にしたときとで、該検光子を透過した光の
強度信号に含まれる変調角周波数2ωの交流成分の強度
が互いに等しくなるようにし、このときの、前記光検出
器の出力に含まれている角周波数2ωの交流成分の振幅
と直流成分の大きさとの比を一定に保つことを特徴とす
る位相差制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3190995A JPH0772700B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 位相差制御装置及び方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0510821A true JPH0510821A (ja) | 1993-01-19 |
JPH0772700B2 JPH0772700B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=16267116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3190995A Expired - Lifetime JPH0772700B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 位相差制御装置及び方法 |
Country Status (2)
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