JP2002540007A - バラストで安定化された超狭幅の自動車 - Google Patents
バラストで安定化された超狭幅の自動車Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D37/00—Stabilising vehicle bodies without controlling suspension arrangements
- B62D37/04—Stabilising vehicle bodies without controlling suspension arrangements by means of movable masses
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- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
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- B62D49/08—Tractors having means for preventing overturning or tipping
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- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K1/00—Arrangement or mounting of electrical propulsion units
-
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 超狭幅の自動車であって、取り囲まれたキャビン（１１）を有する車体（１０）と、そのキャビン内側の１対のタンデム・シート（１２、１３）と、当該車体の隅にある４つの車輪（１４）と、それら車輪のうち少なくとも幾つかを駆動する推進システム（１５）と、安定のために当該車体内に配置されたバラスト（１６）とを備える。係るキャビンは、好ましくは、２台のそのような自動車がレーン上で並んで走行することを可能にする程度に十分に幅が狭い。係るバラストは、低重心および好ましくは約５０度以上の高いロールオーバしきい値を与える程度に、十分に重く且つ十分に低く配置される。係る推進システムは、好ましくは燃料電池によって駆動される電気モータを備え、係るバラストは、好ましくは当該燃料電池に燃料を補給すべく金属水素化物のタンクを備える。係るバラストは、バッテリが十分には重くないとき、またはモータが電気モータでないときに所望のロールオーバしきい値を与えるための死重を含んでも良い。
Description
【０００１】 ＜発明の背景＞ １．発明の属する技術分野 本発明は、一般に、超狭幅路の車両に関する。
【０００２】 ２．従来技術 従来の自動車すなわち四輪の車両は、各列に少なくとも２人の乗員のためのシ
ートを１列または複数列有しており、通常は、約６フィート（１．８３メートル
）の幅である。従来の二輪のオートバイは、前後すなわちタンデム・シート（ｔ
ａｎｄｅｍ ｓｅａｔｉｎｇ）に１人または２人の乗員が座り、通常は、約３フ
ィート（０．９２メートル）の幅である。二輪から三輪を有する車両は、オート
バイとして分類され、四輪を有する車両は、自動車として分類される。米国にお
いて、車道の各レーンは、１台の自動車、または２台のオートバイをそれらオー
トバイ間の十分な隙間をあけて並んで収容する程度に、約１２フィート（３．６
６メートル）の幅がある。オートバイは、交通が混雑しているとき、隣接するレ
ーン内の自動車の間を走るのに十分なほどに幅が狭く、縁石に対して垂直方向の
自動車の間に駐車することができる。自動車は、特に通勤のために、ただ１人の
人間を運ぶために使用されることがよくある。オートバイと比較して、自動車に
よって消費されるはるかに大きな空間、材料、および燃料を考慮すると、自動車
は、人間の輸送においてあまり効率的ではない。
ートを１列または複数列有しており、通常は、約６フィート（１．８３メートル
）の幅である。従来の二輪のオートバイは、前後すなわちタンデム・シート（ｔ
ａｎｄｅｍ ｓｅａｔｉｎｇ）に１人または２人の乗員が座り、通常は、約３フ
ィート（０．９２メートル）の幅である。二輪から三輪を有する車両は、オート
バイとして分類され、四輪を有する車両は、自動車として分類される。米国にお
いて、車道の各レーンは、１台の自動車、または２台のオートバイをそれらオー
トバイ間の十分な隙間をあけて並んで収容する程度に、約１２フィート（３．６
６メートル）の幅がある。オートバイは、交通が混雑しているとき、隣接するレ
ーン内の自動車の間を走るのに十分なほどに幅が狭く、縁石に対して垂直方向の
自動車の間に駐車することができる。自動車は、特に通勤のために、ただ１人の
人間を運ぶために使用されることがよくある。オートバイと比較して、自動車に
よって消費されるはるかに大きな空間、材料、および燃料を考慮すると、自動車
は、人間の輸送においてあまり効率的ではない。
【０００３】 交通渋滞、駐車、および効率性におけるオートバイの利点にも関らず、自動車
は、非常に多くの人に好まれている。なぜなら、自動車は、運転がより容易であ
り安全であり、自動車の囲まれた車室は、快適で十分な運搬能力を提供する。従
って、どこの高速道路も都市部の通りも自動車で混雑している。都市部の経済お
よび人口の増加につれて、交通および駐車の問題は深刻になる。都市の行政機関
は、これらの問題を軽減するために、公衆に相乗り方式および公共の輸送手段を
使用することを促そうとした。しかしながら、人々は、自由と便利さを断念する
ことを嫌い、人々は自分の自家用車を楽しむので、これらの対策は、限られた成
功しか収めなかった。残された唯一の解決方法は、車道を拡張することであるが
、そのような解決方法は非常に費用がかかり、利用できる空間が足りないために
しばしば不可能である。
は、非常に多くの人に好まれている。なぜなら、自動車は、運転がより容易であ
り安全であり、自動車の囲まれた車室は、快適で十分な運搬能力を提供する。従
って、どこの高速道路も都市部の通りも自動車で混雑している。都市部の経済お
よび人口の増加につれて、交通および駐車の問題は深刻になる。都市の行政機関
は、これらの問題を軽減するために、公衆に相乗り方式および公共の輸送手段を
使用することを促そうとした。しかしながら、人々は、自由と便利さを断念する
ことを嫌い、人々は自分の自家用車を楽しむので、これらの対策は、限られた成
功しか収めなかった。残された唯一の解決方法は、車道を拡張することであるが
、そのような解決方法は非常に費用がかかり、利用できる空間が足りないために
しばしば不可能である。
【０００４】 タンデム・シートに１人または複数の乗員を乗せることによって輸送効率を増
加すべく、自動車を囲む幅の狭い車体が提案された。そのような自動車は、停止
したときに、自動車を直立に維持するために三輪またはそれ以上の車輪を有する
。一方、従来の自動車は、転回時に本質的に安定しているほどに十分に幅が広く
、誠にもって幅の狭い自動車は、サスペンションまたは乗員キャビン（ｐａｓｓ
ｅｎｇｅｒ ｃａｂｉｎ）を動かすことによって転回の内側に向かって傾斜また
は傾けるように構成された自動車を開示するところの、Ｊｅｐｈｃｏｔｔへの米
国特許第４，４８４，６４８号およびＴｉｄｗｅｌｌへの米国特許第４，２８３
，０７４号の安定化装置によって安定化されなければ、あまりにも幅が狭く転回
時にその側方に横転することを避けられない。実際、必要になる傾斜量は、速度
および転回径によって決まり、車体は、正確な電子的および流体圧的に制御され
なければならない。そのような傾斜システムは、複雑であり高価である。更に、
傾斜システムにおいて、電気的または機械的な故障が発生すると、自動車は制御
不能となる。
加すべく、自動車を囲む幅の狭い車体が提案された。そのような自動車は、停止
したときに、自動車を直立に維持するために三輪またはそれ以上の車輪を有する
。一方、従来の自動車は、転回時に本質的に安定しているほどに十分に幅が広く
、誠にもって幅の狭い自動車は、サスペンションまたは乗員キャビン（ｐａｓｓ
ｅｎｇｅｒ ｃａｂｉｎ）を動かすことによって転回の内側に向かって傾斜また
は傾けるように構成された自動車を開示するところの、Ｊｅｐｈｃｏｔｔへの米
国特許第４，４８４，６４８号およびＴｉｄｗｅｌｌへの米国特許第４，２８３
，０７４号の安定化装置によって安定化されなければ、あまりにも幅が狭く転回
時にその側方に横転することを避けられない。実際、必要になる傾斜量は、速度
および転回径によって決まり、車体は、正確な電子的および流体圧的に制御され
なければならない。そのような傾斜システムは、複雑であり高価である。更に、
傾斜システムにおいて、電気的または機械的な故障が発生すると、自動車は制御
不能となる。
【０００５】 Ｐｉｖａｒへの米国特許第４，３１３，５１７号は、２人の乗員のための並ん
だシートまたは並列したシートを有する、三輪の幅の広い車体の自動車を開示す
る。それは、バッテリの頂部上に配置された軽量キャビンによって与えられた低
い重心を有している。しかしながら、開示された小さなバッテリは、ほぼ間違い
なく十分な安定性を提供しない。並列したシートは、従来の自動車とほぼ同じ幅
をなし、その結果、２台のそのような車両は、同じレーン上に並ぶことに適しな
い。係る軽量キャビンは、衝突および天候に対する保護をほとんど提供しない。
更に、係る軽量キャビンの最高速度は高々時速２０マイル（時速３３ｋｍ）であ
るため、その結果、従来の自動車に置き換えることは、商業的に実現可能ではな
い。たとえそのパワー・トレイン（ｐｏｗｅｒ ｔｒａｉｎ）が、より高い最高
速度を可能にするように変更されても、その３個の車輪は、より高い速度におけ
る十分な転回安定性を提供できない。
だシートまたは並列したシートを有する、三輪の幅の広い車体の自動車を開示す
る。それは、バッテリの頂部上に配置された軽量キャビンによって与えられた低
い重心を有している。しかしながら、開示された小さなバッテリは、ほぼ間違い
なく十分な安定性を提供しない。並列したシートは、従来の自動車とほぼ同じ幅
をなし、その結果、２台のそのような車両は、同じレーン上に並ぶことに適しな
い。係る軽量キャビンは、衝突および天候に対する保護をほとんど提供しない。
更に、係る軽量キャビンの最高速度は高々時速２０マイル（時速３３ｋｍ）であ
るため、その結果、従来の自動車に置き換えることは、商業的に実現可能ではな
い。たとえそのパワー・トレイン（ｐｏｗｅｒ ｔｒａｉｎ）が、より高い最高
速度を可能にするように変更されても、その３個の車輪は、より高い速度におけ
る十分な転回安定性を提供できない。
【０００６】 すべての従来の車両は、過剰な幅、不十分な転回安定性、または安全および快
適の欠如を被り、その結果、従来の車両はいずれも商業的に実現可能ではない。
商業的に実現可能な特徴の組み合わせを提供することは、明らかに困難である。
車両がその車輪上に車両自体をまだ直立させる、最大の許容可能な傾きまたは傾
斜であるところの、高いロールオーバ（ｒｏｌｌｏｖｅｒ）しきい値の重要性に
関しては、従来技術には何ら教示がない。安定な高いロールオーバしきい値がな
いと、狭幅の車両は、転回時にその側方に転倒する。
適の欠如を被り、その結果、従来の車両はいずれも商業的に実現可能ではない。
商業的に実現可能な特徴の組み合わせを提供することは、明らかに困難である。
車両がその車輪上に車両自体をまだ直立させる、最大の許容可能な傾きまたは傾
斜であるところの、高いロールオーバ（ｒｏｌｌｏｖｅｒ）しきい値の重要性に
関しては、従来技術には何ら教示がない。安定な高いロールオーバしきい値がな
いと、狭幅の車両は、転回時にその側方に転倒する。
【０００７】 ＜発明の目的＞ 従って、本発明に係る超狭幅の自動車（ｕｌｔｒａ−ｎａｒｒｏｗ ａｕｔｏ
ｍｏｂｉｌｅ）の目的は、交通混雑において改善された操作性およびより容易な
駐車に関する従来のオートバイと同じように幅が狭く、その非常に狭い幅および
車体の傾斜がないにも関らず、従来の車体幅の自動車と同じように安定であり、
高速道路を走行するのに十分なほど速く、快適で安全なキャビンにその乗員を囲
み、従来の自動車を使用する運転者に対して慣れたハンドリングを提供し、従来
の自動車より組み立ておよび操作がより安価であり、および、実際的であり、従
って従来の自動車と置き換えることが商業的に実現可能にすることである。
ｍｏｂｉｌｅ）の目的は、交通混雑において改善された操作性およびより容易な
駐車に関する従来のオートバイと同じように幅が狭く、その非常に狭い幅および
車体の傾斜がないにも関らず、従来の車体幅の自動車と同じように安定であり、
高速道路を走行するのに十分なほど速く、快適で安全なキャビンにその乗員を囲
み、従来の自動車を使用する運転者に対して慣れたハンドリングを提供し、従来
の自動車より組み立ておよび操作がより安価であり、および、実際的であり、従
って従来の自動車と置き換えることが商業的に実現可能にすることである。
【０００８】 本発明のさらなる目的は、図面および以下の記載を考慮することから明らかに
なるであろう。
なるであろう。
【０００９】 ＜発明の要約＞ 超狭幅の自動車は、囲まれたキャビンを有する車体と、そのキャビン内側の１
対のタンデム・シートと、当該車体の隅にある４つの車輪と、それら車輪のうち
少なくとも幾つかを駆動する推進システムと、安定のための車体に配置されたバ
ラスト（ｂａｌｌａｓｔ）とを備える。係るキャビンは、好ましくは２台のその
ような自動車がレーン上で並んで走行することを可能にする程度に十分に幅が狭
い。係るバラストは、低重心および好ましくは約５０度以上の高いロールオーバ
しきい値を与える程度に、十分に重く且つ十分に低く配置される。係る推進シス
テムは、好ましくは燃料電池によって駆動される電気モータを備え、係るバラス
トは、好ましくは当該燃料電池に燃料を補給すべく金属水素化物のタンクを備え
る。係るバラストは、バッテリが十分には重くないとき、またはモータが電気モ
ータでないときに所望のロールオーバしきい値を与えるための死重（ｄｅａｄ
ｗｅｉｇｈｔ）を含んでも良い。
対のタンデム・シートと、当該車体の隅にある４つの車輪と、それら車輪のうち
少なくとも幾つかを駆動する推進システムと、安定のための車体に配置されたバ
ラスト（ｂａｌｌａｓｔ）とを備える。係るキャビンは、好ましくは２台のその
ような自動車がレーン上で並んで走行することを可能にする程度に十分に幅が狭
い。係るバラストは、低重心および好ましくは約５０度以上の高いロールオーバ
しきい値を与える程度に、十分に重く且つ十分に低く配置される。係る推進シス
テムは、好ましくは燃料電池によって駆動される電気モータを備え、係るバラス
トは、好ましくは当該燃料電池に燃料を補給すべく金属水素化物のタンクを備え
る。係るバラストは、バッテリが十分には重くないとき、またはモータが電気モ
ータでないときに所望のロールオーバしきい値を与えるための死重（ｄｅａｄ
ｗｅｉｇｈｔ）を含んでも良い。
【００１０】 ＜発明の実施の形態＞ 図１及び図２： 超狭幅の自動車に係る好適な実施形態が、図１及び図２において、それぞれ側
面図および前面図に示される。超狭幅の自動車は、快適と安全を提供するための
囲まれたキャビン１１を備える車体１０を含む。或いは、車体１０が経済性のた
めにオープンであることも可能である。車体１０は、交通混雑において改善され
た操作性を提供し、より容易に駐車することができ、特に、現在の２台の自動車
がレーン上に並んで走行することができるように、好ましくは約３フィート（０
．９２メートル）の幅Ｗを有する。また、その小さなサイズは、組み立ておよび
操作することを、従来の自動車よりかなり安くする。前部座席１２および後部座
席１３は、それぞれキャビン１１内で前後に配置される。２つのシートは、運搬
能力と長さとの間の好ましい妥協である。或いは、車体１０の狭い幅を維持する
ために、シートが単一の列で構成されている限り、２、３またはそれ以上のシー
トを提供することができる。車体１０の長さは、設けられるシートの数に応じて
変化させることができる。２つのタンデム・シートを有するこの例では、車体１
０は、好ましくは約７フィート（２．１５メートル）の長さＬを有する。
面図および前面図に示される。超狭幅の自動車は、快適と安全を提供するための
囲まれたキャビン１１を備える車体１０を含む。或いは、車体１０が経済性のた
めにオープンであることも可能である。車体１０は、交通混雑において改善され
た操作性を提供し、より容易に駐車することができ、特に、現在の２台の自動車
がレーン上に並んで走行することができるように、好ましくは約３フィート（０
．９２メートル）の幅Ｗを有する。また、その小さなサイズは、組み立ておよび
操作することを、従来の自動車よりかなり安くする。前部座席１２および後部座
席１３は、それぞれキャビン１１内で前後に配置される。２つのシートは、運搬
能力と長さとの間の好ましい妥協である。或いは、車体１０の狭い幅を維持する
ために、シートが単一の列で構成されている限り、２、３またはそれ以上のシー
トを提供することができる。車体１０の長さは、設けられるシートの数に応じて
変化させることができる。２つのタンデム・シートを有するこの例では、車体１
０は、好ましくは約７フィート（２．１５メートル）の長さＬを有する。
【００１１】 ４つの車輪１４は、ハードな転回において三輪より安定性を提供し、四輪を備
える従来の自動車を使用する運転者に対して慣れ親しんだハンドリングを提供す
べく、車体１０の四隅に一般に配置される。少なくとも車輪１４の幾つかは、好
ましくは燃料電池によって駆動される電気モータである推進システム１５によっ
て駆動される。或いは、バッテリによって給電される電気モータ、様々なタイプ
の燃料が供給される燃焼エンジンなどの他の適した推進システムを用いることが
できる。バラスト１６は、安定のために、前輪と後輪との間の車体１０に配置さ
れ、好ましくは、燃料電池に燃料を補給するための金属水素化物のタンクで構成
される。バラスト１６は、金属水素化物またはバッテリが十分には重くなく、ま
たは推進システム１５がバッテリによって駆動されないなら、鉛などの死重を含
んでも良い。
える従来の自動車を使用する運転者に対して慣れ親しんだハンドリングを提供す
べく、車体１０の四隅に一般に配置される。少なくとも車輪１４の幾つかは、好
ましくは燃料電池によって駆動される電気モータである推進システム１５によっ
て駆動される。或いは、バッテリによって給電される電気モータ、様々なタイプ
の燃料が供給される燃焼エンジンなどの他の適した推進システムを用いることが
できる。バラスト１６は、安定のために、前輪と後輪との間の車体１０に配置さ
れ、好ましくは、燃料電池に燃料を補給するための金属水素化物のタンクで構成
される。バラスト１６は、金属水素化物またはバッテリが十分には重くなく、ま
たは推進システム１５がバッテリによって駆動されないなら、鉛などの死重を含
んでも良い。
【００１２】 一例として、推進システム１５は、２００ピーク馬力および７５連続馬力の、
Ｓａｎ Ｄｉｍａｓ、ＣＡのＡＣ Ｐｒｏｐｕｌｓｉｏｎ ＣｏｍｐａｎｙのＡ
Ｃ電気推進システムであり、バラスト１６は、重さ約９５０ポンド（４３２キロ
グラム）のバッテリで良い。約１６００ポンド（７２７キログラム）のカーブ（
ｃｕｒｂ）重量を備え、本発明に係る超狭幅の自動車は、充電当り約１００マイ
ル（１６１キロメートル）の走行距離、約時速１３０マイル（時速２１０キロメ
ートル）の最高速度、および５秒未満で時速０マイル〜時速６０マイル（時速０
キロメートル〜時速９７キロメートル）の加速を達成すると推測される。そのよ
うな性能は、良好なスポーツカーの性能に匹敵する。
Ｓａｎ Ｄｉｍａｓ、ＣＡのＡＣ Ｐｒｏｐｕｌｓｉｏｎ ＣｏｍｐａｎｙのＡ
Ｃ電気推進システムであり、バラスト１６は、重さ約９５０ポンド（４３２キロ
グラム）のバッテリで良い。約１６００ポンド（７２７キログラム）のカーブ（
ｃｕｒｂ）重量を備え、本発明に係る超狭幅の自動車は、充電当り約１００マイ
ル（１６１キロメートル）の走行距離、約時速１３０マイル（時速２１０キロメ
ートル）の最高速度、および５秒未満で時速０マイル〜時速６０マイル（時速０
キロメートル〜時速９７キロメートル）の加速を達成すると推測される。そのよ
うな性能は、良好なスポーツカーの性能に匹敵する。
【００１３】 図３： 係る超狭幅の自動車は、安全性および市場に受け入れられるために、転回時に
優れた安定性を有さなければならない。バラスト１６は、好ましくは垂直方向か
ら約５０度のロールオーバしきい値Ｒのために十分に低い重心ＣＧを与えるべく
、十分に重くおよび十分に低いことが非常に重要である。すなわち、本発明に係
る自動車は、ロールオーバしきい値未満で傾斜された限り、常にその車輪上に自
身を直立させる。５０度のロールオーバしきい値は、約９５０ポンド（４３２キ
ログラム）のバラスト１６、約１６００ポンド（７２７キログラム）のカーブ重
量、および約３フィート（０．９２メートル）の幅を備える例としての自動車に
おいて達成される。比較として、幾つかの従来のスポーツ目的の車両は、約３８
°程度に低いロールオーバしきい値を有する。本発明に係る超狭幅の自動車のロ
ールオーバしきい値は、少なくとも従来の幅広の自動車とほぼ同じである。代り
にバラストは、所望なら、例えば３８〜６０度の、より高いロールオーバしきい
値、またはより低いロールオーバしきい値のために構成されても良い。
優れた安定性を有さなければならない。バラスト１６は、好ましくは垂直方向か
ら約５０度のロールオーバしきい値Ｒのために十分に低い重心ＣＧを与えるべく
、十分に重くおよび十分に低いことが非常に重要である。すなわち、本発明に係
る自動車は、ロールオーバしきい値未満で傾斜された限り、常にその車輪上に自
身を直立させる。５０度のロールオーバしきい値は、約９５０ポンド（４３２キ
ログラム）のバラスト１６、約１６００ポンド（７２７キログラム）のカーブ重
量、および約３フィート（０．９２メートル）の幅を備える例としての自動車に
おいて達成される。比較として、幾つかの従来のスポーツ目的の車両は、約３８
°程度に低いロールオーバしきい値を有する。本発明に係る超狭幅の自動車のロ
ールオーバしきい値は、少なくとも従来の幅広の自動車とほぼ同じである。代り
にバラストは、所望なら、例えば３８〜６０度の、より高いロールオーバしきい
値、またはより低いロールオーバしきい値のために構成されても良い。
【００１４】 従って、本発明に係る超狭幅の自動車は、安定性のために四輪およびバラスト
だけに依存する。従来技術とは異なり、転回の内側に傾けるための装置を使用し
ない、その結果、代わりに従来の自動車のように転回の外側に装置を傾ける。従
って、本発明に係る超狭幅の自動車は、価格を低減し、信頼性を向上させ、従来
の自動車を使用する人々に対して慣れ親しんだハンドリングをも提供する。
だけに依存する。従来技術とは異なり、転回の内側に傾けるための装置を使用し
ない、その結果、代わりに従来の自動車のように転回の外側に装置を傾ける。従
って、本発明に係る超狭幅の自動車は、価格を低減し、信頼性を向上させ、従来
の自動車を使用する人々に対して慣れ親しんだハンドリングをも提供する。
【００１５】 ＜要約および範囲＞ このように、超狭幅の自動車が提供される。係る超狭幅の自動車は、交通混雑
において操作性を改善すると共により容易に駐車するために、およびレーン上で
そのような２台の自動車が並んで走行することを可能にするために、従来のオー
トバイと同じように幅が狭い。その非常に狭い幅および車体の傾斜がないにも関
らず、係る超狭幅の自動車は、従来の幅広車体の自動車と同じように安定である
。係る超狭幅の自動車は、従来のスポーツカーと同じように速い。係る超狭幅の
自動車は、快適で安全なキャビン内にその乗員を囲む。係る超狭幅の自動車は、
従来の自動車を使用する運転者に慣れ親しんだハンドリングを提供する。係る超
狭幅の自動車は、従来の自動車より組み立ておよび操作がより安価である。係る
超狭幅の自動車は、このように実際的であり、従来の自動車と置き換えが商業的
に実現可能である。
において操作性を改善すると共により容易に駐車するために、およびレーン上で
そのような２台の自動車が並んで走行することを可能にするために、従来のオー
トバイと同じように幅が狭い。その非常に狭い幅および車体の傾斜がないにも関
らず、係る超狭幅の自動車は、従来の幅広車体の自動車と同じように安定である
。係る超狭幅の自動車は、従来のスポーツカーと同じように速い。係る超狭幅の
自動車は、快適で安全なキャビン内にその乗員を囲む。係る超狭幅の自動車は、
従来の自動車を使用する運転者に慣れ親しんだハンドリングを提供する。係る超
狭幅の自動車は、従来の自動車より組み立ておよび操作がより安価である。係る
超狭幅の自動車は、このように実際的であり、従来の自動車と置き換えが商業的
に実現可能である。
【００１６】 上記の記載は、特定のものであるが、本発明の範囲を限定するものではなく、
好ましい実施形態の一例にすぎないものであると考慮されるべきである。多くの
変形が、本発明の教示内で可能である。従って、本発明の範囲は、与えられた例
によってではなく、請求の範囲およびそれらの法律上の等価物によって決定され
るものである。
好ましい実施形態の一例にすぎないものであると考慮されるべきである。多くの
変形が、本発明の教示内で可能である。従って、本発明の範囲は、与えられた例
によってではなく、請求の範囲およびそれらの法律上の等価物によって決定され
るものである。
【図１】 本発明に係る超狭幅の自動車の側面図である。
【図２】 超狭幅の自動車の前面図である。
【図３】 ロールオーバしきい値に傾斜された超狭幅の自動車の前面図である。
１０：車体， １１：キャビン， １２：前部座席， １３：後部座席， １４：車輪， １５：推進システム， １６：バラスト， Ｌ：長さ， Ｗ：幅， ＣＧ：重心，
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (71)出願人 ウッドベリー， ブライアン， エー． ＷＯＯＤＢＵＲＹ， Ｂｒｙａｎ， Ａ． アメリカ合衆国 ワシントン州 99204， スポーケン， ６ス アヴェニュー ダ ブリュ． 1019 Ｗ． 1019 ６ｔｈ Ａｖｅｎｕｅ， Ｓ ｐｏｋａｎｅ， ＷＡ 99204 Ｕ．Ｓ． Ａ． (72)発明者 ウッドベリー， リチャード， ダブリ ュ． アメリカ合衆国 ワシントン州 99204， スポーケン， ６ス アヴェニュー ダ ブリュ． 1019 (72)発明者 ウッドベリー， ブライアン， エー． アメリカ合衆国 ワシントン州 99204， スポーケン， ６ス アヴェニュー ダ ブリュ． 1019 Ｆターム(参考） 3D003 BB01 CA11
Claims (15)
- 【請求項１】 超狭幅の自動車であって、 少なくとも１つのシートと、 安全および快適のために前記１つのシートを受容するキャビンを備える車体で
あって、前記キャビンが、前記１つのシートを受容するのに十分なだけ幅が広く
、前記車体が転回の外側に傾くように構成されている車体と、 転回安定性のために前記車体の四隅にある４つの車輪であり、前記車輪のうち
２つが前輪であって、前記車輪のうち他の２つが後輪である４つの車輪と、 転回安定性のために前記前輪と前記後輪との間の前記車体に配置されたバラス
トであって、前記バラストが、安全のために十分に高いロールオーバしきい値を
与えるべく十分に重く且つ十分に低く配置されているバラストと、 を備える超狭幅の自動車。 - 【請求項２】 前記バラストが、バッテリで構成される請求項１に記載の超
狭幅の自動車。 - 【請求項３】 前記バラストが、死重で構成される請求項１に記載の超狭幅
の自動車。 - 【請求項４】 前記バラストが、バッテリで構成され、更に、前記バッテリ
に接続され、前記車輪の幾つかを駆動する電気モータを含む請求項１に記載の超
狭幅の自動車。 - 【請求項５】 更に、前記１つのシートの後方において前後に配置された他
のシートを含む請求項１に記載の超狭幅の自動車。 - 【請求項６】 超狭幅の自動車であって、 少なくとも１つのシートと、 安全および快適のために前記１つのシートを受容するキャビンを備える車体で
あって、前記車体が転回の外側に傾くように構成され、前記車体が、レーン上に
２台の前記超狭幅の自動車が並んで走行できるために、約３フィート（０．９２
メートル）未満の幅である車体と、 転回安定性のために前記車体の四隅にある４つの車輪であって、前記車輪のう
ち２つが前輪であり、前記車輪のうち他の２つが後輪である４つの車輪と、 転回安定性のために前記前輪と前記後輪との間の前記車体に配置されたバラス
トであって、前記バラストが、安全のために十分に高いロールオーバしきい値を
与えるべく十分に重く且つ十分に低く配置されているバラストと、 を備える超狭幅の自動車。 - 【請求項７】 前記バラストが、バッテリで構成される請求項６に記載の超
狭幅の自動車。 - 【請求項８】 前記バラストが、死重で構成される請求項６に記載の超狭幅
の自動車。 - 【請求項９】 前記バラストが、バッテリで構成され、更に、前記バッテリ
に接続され、前記車輪の幾つかを駆動する電気モータを含む請求項６に記載の超
狭幅の自動車。 - 【請求項１０】 更に、前記１つのシートの後方において前後に配置された
他のシートを含む請求項６に記載の超狭幅の自動車。 - 【請求項１１】 超狭幅の自動車であって、 少なくとも１つのシートと、 安全および快適のために前記１つのシートを受容するキャビンを備える車体で
あって、前記車体が転回の外側に傾くように構成され、前記車体が、レーン上に
２台の前記超狭幅の自動車が並んで走行できるために、約３フィート（０．９２
メートル）未満の幅である車体と、 転回安定性のために前記車体の四隅にある４つの車輪であって、前記車輪のう
ち２つが前輪であり、前記車輪のうち他の２つが後輪である４つの車輪と、 転回安定性のために前記前輪と前記後輪との間の前記車体に配置されたバラス
トであって、前記バラストが、安全のために垂直方向から少なくとも約３８度の
ロールオーバしきい値を与えるべく十分に重く且つ十分に低く配置されているバ
ラストと、 を備える超狭幅の自動車。 - 【請求項１２】 前記バラストが、バッテリで構成される請求項１１に記載
の超狭幅の自動車。 - 【請求項１３】 前記バラストが、死重で構成される請求項１１に記載の超
狭幅の自動車。 - 【請求項１４】 前記バラストが、バッテリで構成され、更に、前記バッテ
リに接続され、前記車輪の幾つかを駆動する電気モータを含む請求項１１に記載
の超狭幅の自動車。 - 【請求項１５】 更に、前記１つのシートの後方において前後に配置された
他のシートを含む請求項１１に記載の超狭幅の自動車。
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