JP2002536953A - 交差結合式モータ・ゲート駆動装置 - Google Patents
交差結合式モータ・ゲート駆動装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
-
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- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
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- H02P6/085—Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor in a bridge configuration
-
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- H02P2209/07—Trapezoidal waveform
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- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータを駆動するゲート駆動装置を含むモータ装置を提供する。
【解決手段】 インバータ・ブリッジ回路(71)が、モータ巻線(63)に電源リンクのレールを選択的に接続して、巻線をモータ動作電流で付勢する。ブリッジ回路は、巻線と夫々電源リンクの上側及び下側レールの間に接続された上側及び下側電力スイッチを有する。各々の下側スイッチ(75,77)は、巻線に対して下側スイッチと同じ側にある上側スイッチ(79,81)の内の1つに対応して、ブリッジ回路のアームを定める。制御回路(39)がスイッチを制御するモータ制御信号を発生する。駆動回路(45)が、対応する下側スイッチの状態に応答して、上側スイッチを駆動し、これらの下側スイッチがモータ制御信号に応答する。駆動回路が、夫々の下側スイッチの電流に応答するブリッジ回路の各アームに接続された電圧利得素子を含んでいて、対応する上側スイッチをその非導電状態に保つ。
Description
【0001】
この発明は全般的にモータ装置、具体的に言うと、単相または多相電子制御モ
ータに対する改良されたゲート駆動装置に関する。
ータに対する改良されたゲート駆動装置に関する。
【0002】 この明細書で説明する種類の電子転流式モータ(ECM)は、複数個の歯を持
つ固定子と、その上に装着した永久磁石を持つ回転子とを有する。歯の上にワイ
ヤーを巻装したコイルが電流で付勢されると、固定子と回転子が相互作用して、
磁石の極性に対する電流の向きに応じて、正または負のトルクを発生する。この
種のモータでは、電子式インバータ・ブリッジが固定子巻線の付勢を制御して、
モータによって発生されるトルクの向き及び大きさを制御すると共に、回転子軸
速度を制御する。典型的には、インバータ・ブリッジが、モータの巻線(1つま
たは複数)を電源に接続するための多数の電力スイッチング装置を持っている。
装置は、電源リンクの上側及び下側レールに対して配置されていて、各々の装置
にはフライバック・ダイオードが結合されている場合が多い。
つ固定子と、その上に装着した永久磁石を持つ回転子とを有する。歯の上にワイ
ヤーを巻装したコイルが電流で付勢されると、固定子と回転子が相互作用して、
磁石の極性に対する電流の向きに応じて、正または負のトルクを発生する。この
種のモータでは、電子式インバータ・ブリッジが固定子巻線の付勢を制御して、
モータによって発生されるトルクの向き及び大きさを制御すると共に、回転子軸
速度を制御する。典型的には、インバータ・ブリッジが、モータの巻線(1つま
たは複数)を電源に接続するための多数の電力スイッチング装置を持っている。
装置は、電源リンクの上側及び下側レールに対して配置されていて、各々の装置
にはフライバック・ダイオードが結合されている場合が多い。
【0003】 本出願人に譲渡された米国特許出願第08/865,135号(その開示全体
をここで引用することによってこの出願に取り入れる)は、下側電力スイッチの
状態に応答して、モータのインバータ・ブリッジの上側電力スイッチを制御する
改良された単相モータ・ゲート駆動装置を示している。このゲート駆動装置は、
インバータ・ブリッジを駆動するための高電圧ゲート・レベル・シフタを使うこ
とをしないで、突き抜け電流を減少している。公知の様に、モータの転流は、モ
ータの回転子の角位置の関数として制御するのが普通である。この出願と同じ被
譲渡人に譲渡された米国特許第5,796,194号及び米国特許出願第09/
048,946号(その開示全体をここで引用することによってこの出願に取り
入れる)は、直角軸巻線を用いて、単相モータの回転子の位置を感知する改良さ
れた手段を示している。
をここで引用することによってこの出願に取り入れる)は、下側電力スイッチの
状態に応答して、モータのインバータ・ブリッジの上側電力スイッチを制御する
改良された単相モータ・ゲート駆動装置を示している。このゲート駆動装置は、
インバータ・ブリッジを駆動するための高電圧ゲート・レベル・シフタを使うこ
とをしないで、突き抜け電流を減少している。公知の様に、モータの転流は、モ
ータの回転子の角位置の関数として制御するのが普通である。この出願と同じ被
譲渡人に譲渡された米国特許第5,796,194号及び米国特許出願第09/
048,946号(その開示全体をここで引用することによってこの出願に取り
入れる)は、直角軸巻線を用いて、単相モータの回転子の位置を感知する改良さ
れた手段を示している。
【0004】 これらの発明は改良になっているが、モータのコストを下げることを含めて一
層の改善が依然として望まれている。特に、米国特許出願第08/ 865,13
5号のゲート駆動回路は、下側電力スイッチのターンオンに応答して、上側スイ
ッチのゲート駆動装置を強制的にターンオフにする電力ダイオードを用いている
。このとき、ダイオードには、上側ゲートを許容し得る電圧にクランプしながら
、巻線からの負荷電流を通す。しかし、このダイオードはフライバック電流の流
れを阻止する。完全な動作には、下側電力スイッチの内部のフライバック・ダイ
オードを通るフライバック電流を阻止しないで流すことが望ましい。このため、
この点で改良された交差結合ゲート駆動装置が望ましい。さらに、一層高い電力
レベルで使うため、並びに多相モータに使うためのゲート駆動装置が望まれてい
る。
層の改善が依然として望まれている。特に、米国特許出願第08/ 865,13
5号のゲート駆動回路は、下側電力スイッチのターンオンに応答して、上側スイ
ッチのゲート駆動装置を強制的にターンオフにする電力ダイオードを用いている
。このとき、ダイオードには、上側ゲートを許容し得る電圧にクランプしながら
、巻線からの負荷電流を通す。しかし、このダイオードはフライバック電流の流
れを阻止する。完全な動作には、下側電力スイッチの内部のフライバック・ダイ
オードを通るフライバック電流を阻止しないで流すことが望ましい。このため、
この点で改良された交差結合ゲート駆動装置が望ましい。さらに、一層高い電力
レベルで使うため、並びに多相モータに使うためのゲート駆動装置が望まれてい
る。
【0005】 単相モータの駆動について言うと、巻線の逆起電力(EMF)を感知するとい
うような、モータの角位置を感知するというような、モータの回転子の角位置を
検出する普通の方法は利用できないことがある。さらに、従来の調整及び導電方
式によっては、トルクのリップル及び雑音が望ましくない大きさになることがあ
る。したがって、直角軸電圧に基づいて、直角軸で位置を感知し、電流を調整す
ることを含めて、単相ゲート駆動装置を制御するこの他の改良が望まれている。
うような、モータの角位置を感知するというような、モータの回転子の角位置を
検出する普通の方法は利用できないことがある。さらに、従来の調整及び導電方
式によっては、トルクのリップル及び雑音が望ましくない大きさになることがあ
る。したがって、直角軸電圧に基づいて、直角軸で位置を感知し、電流を調整す
ることを含めて、単相ゲート駆動装置を制御するこの他の改良が望まれている。
【0006】 米国特許第5,552,685号、同第5,423,192号、同第4,93
3,584号、同第4,757,603号、及び同第4,757,241号(こ
の全てはこの出願と同じ被譲渡人に譲渡されており、その開示全体をここで引用
することによってこの出願に取り入れる)が、電子制御モータを開示している。
3,584号、同第4,757,603号、及び同第4,757,241号(こ
の全てはこの出願と同じ被譲渡人に譲渡されており、その開示全体をここで引用
することによってこの出願に取り入れる)が、電子制御モータを開示している。
【0007】
この発明は、モータを駆動するための交差結合ゲート駆動装置を含む改良され
た装置を提供することにより、上に述べた必要に応え、従来の欠点を克服する。
た装置を提供することにより、上に述べた必要に応え、従来の欠点を克服する。
【0008】 簡単に言うと、この発明のモータ装置を実現する一面は、少なくとも1つの巻
線を含む不動の集成体と、この不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体
とを有する。装置は、電源から給電される上側及び下側レールを持つ電源リンク
をも有する。ブリッジ回路がレールを巻線に選択的に接続して、それをモータ動
作(motoring)電流で付勢して、不動の集成体に対して回転自在の集成体を回転さ
せる電磁界を発生させる。ブリッジ回路は、巻線と夫々上側及び下側レールの間
に接続された上側及び下側電力スイッチを持っている。各々の下側スイッチが、
巻線に対して下側スイッチと同じ側にある上側スイッチの内の1つに対応し、ブ
リッジ回路のアームを定める。さらに装置が、スイッチを制御するモータ制御信
号を発生する制御回路を含む。駆動回路が、モータ制御信号に応答する、対応す
る下側スイッチの状態に応答して、上側スイッチを駆動する。駆動回路が、ブリ
ッジ回路の各アームに接続された電圧利得素子を含み、これが夫々の下側電流ス
イッチの電流に応答して、各ブリッジ回路の同じアームにある対応する上側スイ
ッチをその非導電状態に保つ。
線を含む不動の集成体と、この不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体
とを有する。装置は、電源から給電される上側及び下側レールを持つ電源リンク
をも有する。ブリッジ回路がレールを巻線に選択的に接続して、それをモータ動
作(motoring)電流で付勢して、不動の集成体に対して回転自在の集成体を回転さ
せる電磁界を発生させる。ブリッジ回路は、巻線と夫々上側及び下側レールの間
に接続された上側及び下側電力スイッチを持っている。各々の下側スイッチが、
巻線に対して下側スイッチと同じ側にある上側スイッチの内の1つに対応し、ブ
リッジ回路のアームを定める。さらに装置が、スイッチを制御するモータ制御信
号を発生する制御回路を含む。駆動回路が、モータ制御信号に応答する、対応す
る下側スイッチの状態に応答して、上側スイッチを駆動する。駆動回路が、ブリ
ッジ回路の各アームに接続された電圧利得素子を含み、これが夫々の下側電流ス
イッチの電流に応答して、各ブリッジ回路の同じアームにある対応する上側スイ
ッチをその非導電状態に保つ。
【0009】 全般的に言うと、この発明の別の形式は、モータを駆動するインバータ・ブリ
ッジを対象とする。モータが、少なくとも1つの巻線を含む不動の集成体と、こ
の不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体とを有する。モータは、電源
から給電される上側及び下側レールを持つ電源リンクと、巻線の転流を制御する
モータ制御信号を発生する制御回路とをも有する。インバータ・ブリッジが、巻
線と夫々上側及び下側レールの間に接続された上側及び下側電力スイッチを持っ
ている。各々の下側スイッチは、巻線に対して下側スイッチと同じ側にある上側
スイッチの内の1つに対応する。インバータ・ブリッジは、モータ制御信号に応
答する、対応する下側スイッチの状態に応答して、上側スイッチを駆動する駆動
回路をも持っている。駆動回路が、各々の下側スイッチに接続された電圧利得素
子を持っており、これが夫々の下側スイッチの電流に応答して、対応する上側ス
イッチをその非導電状態に保つ。こうしてインバータ・ブリッジがレールを巻線
に選択的に接続して、それをモータ動作電流で付勢して、不動の集成体に対して
回転自在の集成体を回転させる電磁界を発生させる。
ッジを対象とする。モータが、少なくとも1つの巻線を含む不動の集成体と、こ
の不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体とを有する。モータは、電源
から給電される上側及び下側レールを持つ電源リンクと、巻線の転流を制御する
モータ制御信号を発生する制御回路とをも有する。インバータ・ブリッジが、巻
線と夫々上側及び下側レールの間に接続された上側及び下側電力スイッチを持っ
ている。各々の下側スイッチは、巻線に対して下側スイッチと同じ側にある上側
スイッチの内の1つに対応する。インバータ・ブリッジは、モータ制御信号に応
答する、対応する下側スイッチの状態に応答して、上側スイッチを駆動する駆動
回路をも持っている。駆動回路が、各々の下側スイッチに接続された電圧利得素
子を持っており、これが夫々の下側スイッチの電流に応答して、対応する上側ス
イッチをその非導電状態に保つ。こうしてインバータ・ブリッジがレールを巻線
に選択的に接続して、それをモータ動作電流で付勢して、不動の集成体に対して
回転自在の集成体を回転させる電磁界を発生させる。
【0010】 この発明のさらに別の実施例では、3相モータ装置が、3相巻線を含む不動の
集成体と、不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体とを有する。直角軸
巻線が各相巻線に対応している。各々の直角軸巻線が回転自在の集成体に磁気結
合されていて、回転自在の集成体の角位置を表す出力信号を発生するように位置
決めされている。さらに装置が、直角軸巻線の出力信号に応答して、相巻線の転
流を制御するモータ制御信号を発生する制御回路を含む。
集成体と、不動の集成体に磁気結合された回転自在の集成体とを有する。直角軸
巻線が各相巻線に対応している。各々の直角軸巻線が回転自在の集成体に磁気結
合されていて、回転自在の集成体の角位置を表す出力信号を発生するように位置
決めされている。さらに装置が、直角軸巻線の出力信号に応答して、相巻線の転
流を制御するモータ制御信号を発生する制御回路を含む。
【0011】 この代わりに、この発明はこの他の種々の方法及びシステムを構成することが
できる。
できる。
【0012】 その他の目的及び特徴は一部分が明らかであろうし、一部分はこれから説明す
る。
る。
【0013】
次に図面について説明する。図面全体に亙り、対応する参照記号は対応する部
分を表わす。図1はこの発明の好ましい実施例によるモータ装置21を示す。装
置21が全体を23で示したモータを含み、これは不動の集成体または固定子2
5と、固定子25に磁気結合された回転自在の集成体または回転子27とを有す
る。ここで説明する実施例では、モータ23が電子電流型モータである。しかし
、この発明の色々な面は、任意の電子制御が可能なモータまたは典型的な電子制
御回路から給電されるダイナモ電気機械に用いることができることを承知された
い。例えば、この様なモータは、例えば外側回転子モータ(即ち、内側を外にし
たモータ) 、永久磁石モータ、単一及び可変速度モータ、複数個の速度を持つ
速度選択可能なモータ、無ブラシ直流モータ、電子転流型モータ、切り換え磁気
抵抗型モータ及びインダクション・モータを含む。さらに、モータは多相又は単
相であってよく、いづれの場合も、このモータは単一分割相巻線または多相巻線
を持っていてよい。このモータは、電気スイッチまたはその他の制御回路によっ
て選ばれる1つ又はさらに多くの有限の離散的な回転子速度にすることができる
。
分を表わす。図1はこの発明の好ましい実施例によるモータ装置21を示す。装
置21が全体を23で示したモータを含み、これは不動の集成体または固定子2
5と、固定子25に磁気結合された回転自在の集成体または回転子27とを有す
る。ここで説明する実施例では、モータ23が電子電流型モータである。しかし
、この発明の色々な面は、任意の電子制御が可能なモータまたは典型的な電子制
御回路から給電されるダイナモ電気機械に用いることができることを承知された
い。例えば、この様なモータは、例えば外側回転子モータ(即ち、内側を外にし
たモータ) 、永久磁石モータ、単一及び可変速度モータ、複数個の速度を持つ
速度選択可能なモータ、無ブラシ直流モータ、電子転流型モータ、切り換え磁気
抵抗型モータ及びインダクション・モータを含む。さらに、モータは多相又は単
相であってよく、いづれの場合も、このモータは単一分割相巻線または多相巻線
を持っていてよい。このモータは、電気スイッチまたはその他の制御回路によっ
て選ばれる1つ又はさらに多くの有限の離散的な回転子速度にすることができる
。
【0014】 この発明の好ましい実施例では、モータ軸31が回転子27を、回転自在の部
品33のような、駆動しようとする特定の装置に機械的に接続する。例えば、回
転自在の部品33は、加熱、通風及び空気調和装置又は冷却装置に使われるファ
ン、送風機、圧縮材等を構成している。モータ23は、ファンを駆動するのに特
に役に立つが、モータ23が、この他の回転自在の部品を駆動する多数の異なる
装置の一部分であってよいことを承知されたい。さらに、回転自在の部品33は
、それを軸31に結合するための接続機構を含んでいてよい。
品33のような、駆動しようとする特定の装置に機械的に接続する。例えば、回
転自在の部品33は、加熱、通風及び空気調和装置又は冷却装置に使われるファ
ン、送風機、圧縮材等を構成している。モータ23は、ファンを駆動するのに特
に役に立つが、モータ23が、この他の回転自在の部品を駆動する多数の異なる
装置の一部分であってよいことを承知されたい。さらに、回転自在の部品33は
、それを軸31に結合するための接続機構を含んでいてよい。
【0015】 ユーザ・インターフェース又はシステム制御装置35が、線41を介して制御
回路39にシステム制御信号を供給することが望ましい。この場合、システム制
御信号は、例えばターン・オン及びターン・オフ指令、所望のファン速度等を表
すモータ指令の形をしている。システム制御信号に応答して、制御回路39がモ
ータ制御信号を発生する。図1のブロック図に示すように、制御回路39がモー
タ制御信号を線43を介して供給し、複数個のゲート駆動装置45を電子的に制
御する。これによってゲート駆動装置45が、絶縁ゲート・バイポーラ・トラン
ジスタ、バイポーラ接合トランジスタ又は金属酸化物シリコン電界効果トランジ
スタのような複数個の電力スイッチ53を切り換える駆動信号を線51を介して
供給する。電力スイッチ53を駆動するのに十分な電圧(例えば15ボルト)を
供給する他に、ゲート駆動装置45は、電力スイッチ53の動作が最適になるよ
うに制御回路39から供給される信号を条件付ける。この発明の好ましい実施例
では、制御回路39がマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ及び/ または
用途向け集積回路(ASIC)によって構成される。制御回路39の或るまたは
全ての機能を実現するためにデジタル信号プロセッサ(DSP)を使ってもよい
。
回路39にシステム制御信号を供給することが望ましい。この場合、システム制
御信号は、例えばターン・オン及びターン・オフ指令、所望のファン速度等を表
すモータ指令の形をしている。システム制御信号に応答して、制御回路39がモ
ータ制御信号を発生する。図1のブロック図に示すように、制御回路39がモー
タ制御信号を線43を介して供給し、複数個のゲート駆動装置45を電子的に制
御する。これによってゲート駆動装置45が、絶縁ゲート・バイポーラ・トラン
ジスタ、バイポーラ接合トランジスタ又は金属酸化物シリコン電界効果トランジ
スタのような複数個の電力スイッチ53を切り換える駆動信号を線51を介して
供給する。電力スイッチ53を駆動するのに十分な電圧(例えば15ボルト)を
供給する他に、ゲート駆動装置45は、電力スイッチ53の動作が最適になるよ
うに制御回路39から供給される信号を条件付ける。この発明の好ましい実施例
では、制御回路39がマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ及び/ または
用途向け集積回路(ASIC)によって構成される。制御回路39の或るまたは
全ての機能を実現するためにデジタル信号プロセッサ(DSP)を使ってもよい
。
【0016】 電源57が線59を介してスイッチ53に高電圧直流電力を供給する。このと
き、電極スイッチ53が、固定子25にあるモータ巻線63(図2参照)に関連
して、電源57を選択的に切り換えることにより、線61を介してモータ23に
電力を供給する。電力スイッチ53が、制御回路39に応答して、モータ23を
転流する少なくとも1つのあらかじめ選ばれた順序でモータ巻線63を付勢する
ことが好ましい。この場合、制御回路39が、モータ制御信号の関数として電力
スイッチ53を選択的に作動して、モータ23の回転を制御する。電源57が、
制御回路39を動作させる電力を供給してもよいことを承知されたい。
き、電極スイッチ53が、固定子25にあるモータ巻線63(図2参照)に関連
して、電源57を選択的に切り換えることにより、線61を介してモータ23に
電力を供給する。電力スイッチ53が、制御回路39に応答して、モータ23を
転流する少なくとも1つのあらかじめ選ばれた順序でモータ巻線63を付勢する
ことが好ましい。この場合、制御回路39が、モータ制御信号の関数として電力
スイッチ53を選択的に作動して、モータ23の回転を制御する。電源57が、
制御回路39を動作させる電力を供給してもよいことを承知されたい。
【0017】 さらに図1について説明すると、位置センサ65が、固定子25に対する回転
子27の角位置を表す帰還信号を線67を介して制御回路39に供給する。例え
ば、直角位相巻線69(図10参照)がこの位置センサ65を構成する。一般的
に、位置信号は、モータの逆起電力に対して(例えばモータ23の逆起電力に対
して同相または90まで位相はずれというような)あらかじめ定められた角度関
係をもっており、これにより回転子の位置を推定することができる。例えは、3
相モータでは、制御回路39は巻線のモータ直角位相波形を観察して、位置を感
知することができる。1つまたはさらに多くのホール・センサまたは光センサの
ようなこの他の位置センサを用いて、直角位相巻線69または逆起電力情報の代
わりに、またはその他に、回転子の位置の帰還をすることができる。
子27の角位置を表す帰還信号を線67を介して制御回路39に供給する。例え
ば、直角位相巻線69(図10参照)がこの位置センサ65を構成する。一般的
に、位置信号は、モータの逆起電力に対して(例えばモータ23の逆起電力に対
して同相または90まで位相はずれというような)あらかじめ定められた角度関
係をもっており、これにより回転子の位置を推定することができる。例えは、3
相モータでは、制御回路39は巻線のモータ直角位相波形を観察して、位置を感
知することができる。1つまたはさらに多くのホール・センサまたは光センサの
ようなこの他の位置センサを用いて、直角位相巻線69または逆起電力情報の代
わりに、またはその他に、回転子の位置の帰還をすることができる。
【0018】 制御回路39は、巻線63の逆起電の推定されたゼロ交差の関数として、その
制御信号を発生することが好ましい。電流と逆起電力の積がモータ23で発生れ
るトルクを決定するから、制御回路39は、逆起電力がそれを付勢する電圧と対
抗する向きにゼロと交差したときに、巻線63を付勢することにより、正のトル
クを維持する。モータの逆起電力もゼロと交差する時点に、モータ電流がゼロと
交差することが望ましく、そのため、制御回路39は、次の逆起電力のゼロ交差
に対するある角度でモータ23を転流することが望ましい。言いかえると、制御
回路39が、回転子27の感知された位置に基づいて、この後の逆起電力のゼロ
交差を推定し、推定された逆起電力のゼロ交差と一致してまたはその前に、電力
スイッチ53を駆動するゲート駆動信号を線51に発生する。このため、制御回
路39が、位置信号によって表される回転子27の感知された位置の関数として
モータ制御信号を発生する。この出願と同じ被譲渡人に譲渡された米国特許第5
,423,192号は、ゼロ交差を検出する好ましい1つの手段を記載している
。
制御信号を発生することが好ましい。電流と逆起電力の積がモータ23で発生れ
るトルクを決定するから、制御回路39は、逆起電力がそれを付勢する電圧と対
抗する向きにゼロと交差したときに、巻線63を付勢することにより、正のトル
クを維持する。モータの逆起電力もゼロと交差する時点に、モータ電流がゼロと
交差することが望ましく、そのため、制御回路39は、次の逆起電力のゼロ交差
に対するある角度でモータ23を転流することが望ましい。言いかえると、制御
回路39が、回転子27の感知された位置に基づいて、この後の逆起電力のゼロ
交差を推定し、推定された逆起電力のゼロ交差と一致してまたはその前に、電力
スイッチ53を駆動するゲート駆動信号を線51に発生する。このため、制御回
路39が、位置信号によって表される回転子27の感知された位置の関数として
モータ制御信号を発生する。この出願と同じ被譲渡人に譲渡された米国特許第5
,423,192号は、ゼロ交差を検出する好ましい1つの手段を記載している
。
【0019】 動作について説明すると、制御回路39は、システム制御信号に基づいて所望
の転流期間を定める状態マシーンを構成する。制御回路39によって発生された
モータ制御信号または転流信号に応答して、ゲート駆動装置45が電力スイッチ
53を切り換える。この結果生じるモータ電流が、調整された電流基準レベルの
関数としての負荷トルク需要と釣合うことが好ましい。トルク負荷が発生された
トルクと釣合うようにすることにより、モータ23は所望のトルクまたは速度で
運転することができる。1実施例では、モータ制御信号が、一連のパルス幅変調
サイクルを含み、各サイクルによって電力スイッチ53の対応する切り換え事象
が行われる。巻線63の電流が、モータ23の回転子27を回転させる電磁界を
発生する。回転自在の部品33の速度を制御するため、装置21が、負荷に送り
出される電力を制御して、モータ23の速度を制御することが好ましい。特に装
置21は、モータ23の電流を調整し、これによってトルクを調整して、所望の
速度で負荷及びモータ損失需要トルクを釣合わせることにより、所望のモータ速
度を達成する。
の転流期間を定める状態マシーンを構成する。制御回路39によって発生された
モータ制御信号または転流信号に応答して、ゲート駆動装置45が電力スイッチ
53を切り換える。この結果生じるモータ電流が、調整された電流基準レベルの
関数としての負荷トルク需要と釣合うことが好ましい。トルク負荷が発生された
トルクと釣合うようにすることにより、モータ23は所望のトルクまたは速度で
運転することができる。1実施例では、モータ制御信号が、一連のパルス幅変調
サイクルを含み、各サイクルによって電力スイッチ53の対応する切り換え事象
が行われる。巻線63の電流が、モータ23の回転子27を回転させる電磁界を
発生する。回転自在の部品33の速度を制御するため、装置21が、負荷に送り
出される電力を制御して、モータ23の速度を制御することが好ましい。特に装
置21は、モータ23の電流を調整し、これによってトルクを調整して、所望の
速度で負荷及びモータ損失需要トルクを釣合わせることにより、所望のモータ速
度を達成する。
【0020】 電流調整方式の一例として、制御回路39が、巻線63の瞬時電流レベルに基
づいて、交互のオン・オフ期間を定める。測定された電流が予定のピーク・レベ
ルに達したとき、制御回路39が電力スイッチ53に指令を送って、例えば非同
期発振器またはオフ・タイマによって決定された期間の間、電流をターン・オフ
にする。その代わりに、制御回路39は、可変デューティ・サイクル信号を使っ
て、電圧の調整を行う。デューティ・サイクルは、例えば0%から100%まで
変化してよく、ここで100%は最大電圧に対応する。
づいて、交互のオン・オフ期間を定める。測定された電流が予定のピーク・レベ
ルに達したとき、制御回路39が電力スイッチ53に指令を送って、例えば非同
期発振器またはオフ・タイマによって決定された期間の間、電流をターン・オフ
にする。その代わりに、制御回路39は、可変デューティ・サイクル信号を使っ
て、電圧の調整を行う。デューティ・サイクルは、例えば0%から100%まで
変化してよく、ここで100%は最大電圧に対応する。
【0021】 図2は、この発明にしたがってモータ23を駆動する好ましい交差結合ゲート
駆動方式を示す。図2に示すように、インバータ・ブリッジ回路71が、2つの
下側スイッチ75、77(Q05、Q06)及び2つの上側スイッチ79、81
(Q03、Q04)を持ち、これらが電力スイッチ53を構成している。フライ
バック・ダイオード(図2には示してない)が各々のスイッチ75、77、79、
81と逆並列に結合されている。この場合、図2は電界効果トランジスタとして
のスイッチ75、77、79、81を示しており、フライバック・ダイオードは
これらの部品の内部にある。モータ巻線63に接続されたとき、インバータ・ブ
リッジ回路71が、モータ23の駆動に使われるH型ブリッジの形になる。簡単
の為、図2はモータ23を単相巻線63を持つ単相ECMとして示している。し
かし、この発明の色々な面が、多相モータに使うことも考えられていることを承
知されたい。
駆動方式を示す。図2に示すように、インバータ・ブリッジ回路71が、2つの
下側スイッチ75、77(Q05、Q06)及び2つの上側スイッチ79、81
(Q03、Q04)を持ち、これらが電力スイッチ53を構成している。フライ
バック・ダイオード(図2には示してない)が各々のスイッチ75、77、79、
81と逆並列に結合されている。この場合、図2は電界効果トランジスタとして
のスイッチ75、77、79、81を示しており、フライバック・ダイオードは
これらの部品の内部にある。モータ巻線63に接続されたとき、インバータ・ブ
リッジ回路71が、モータ23の駆動に使われるH型ブリッジの形になる。簡単
の為、図2はモータ23を単相巻線63を持つ単相ECMとして示している。し
かし、この発明の色々な面が、多相モータに使うことも考えられていることを承
知されたい。
【0022】 インバータ・ブリッジ回路71が正、または上側レール85と、負または下側
レール87を持ち、これらが電源57から給電される。分路抵抗、変流器、ホー
ル効果電流センサ、積分電流センサまたはこの分野で公知のその他のセンサまた
は回路を使って電流調整のためにモータ23の巻線電流またはモータ動作電流を
感知することができる。レール85、87が、線59、61でも示された電源リ
ンクを構成していて、モータ巻線63に電力を供給する。
レール87を持ち、これらが電源57から給電される。分路抵抗、変流器、ホー
ル効果電流センサ、積分電流センサまたはこの分野で公知のその他のセンサまた
は回路を使って電流調整のためにモータ23の巻線電流またはモータ動作電流を
感知することができる。レール85、87が、線59、61でも示された電源リ
ンクを構成していて、モータ巻線63に電力を供給する。
【0023】 さらに、図2は、ブリッジ回路71の右側(即ちスイッチ77、81)に関連
する全体を89で示したゲート駆動回路と、ブリッジ回路71の左側(即ちスイ
ッチ75、79)と関連した全体を91で示すゲート駆動回路を示している。図
面を簡単にするために、図1では、電力スイッチ53、線51及びゲート駆動装
置45が別々に示されているが、図2のブリッジ回路71は、これらの部品の夫
々の面を実現していることを承知されたい。
する全体を89で示したゲート駆動回路と、ブリッジ回路71の左側(即ちスイ
ッチ75、79)と関連した全体を91で示すゲート駆動回路を示している。図
面を簡単にするために、図1では、電力スイッチ53、線51及びゲート駆動装
置45が別々に示されているが、図2のブリッジ回路71は、これらの部品の夫
々の面を実現していることを承知されたい。
【0024】 モータ23の動作の一例として、制御回路39が、巻線43の反対側に夫々あ
る一対の電力スイッチ53(即ちスイッチ77、79またはスイッチ75、81
)を付能(enabling)する制御信号を供給する。普通の動作では、制御回路39が
、能動的な電力スイッチ53の内の1つをモータ電流の制御に使うために選ぶ。
2つの能動的なスイッチの内の一方(例えばスイッチ77またはスイッチ75)
が、他方(例えばスイッチ79、81)が転流論理回路によって指示された転流
期間全体の間、オン状態または導電状態に留まる間、パルス幅変調(PWM)を
行う。この期間中のモータ逆起電力の極性は、供給電圧と反対であり、このため
、モータ23に電流を発生する駆動用の起電力は、供給電圧からこの逆起電力を
差し引いた値である。図示の実施例では、制御回路39が、転流及び調整信号の
関数として、制御信号をスイッチ75、77に印加する。例えば、スイッチ77
に論理低レベル信号がスイッチ77に印加されている間、パルス幅変調信号がス
イッチ75に印加され、あるいはその逆になる。一方または両方の導電している
電力スイッチの導電時間をパルス幅変調してモータ巻線63に供給される電流を
制御することはできるが、図示の実施例では、下側スイッチ75,77だけがパ
ルス幅変調に使われている。この出願人に譲渡された米国特許第4,757,6
03号は、この一例のモータのPWM制御を示している。
る一対の電力スイッチ53(即ちスイッチ77、79またはスイッチ75、81
)を付能(enabling)する制御信号を供給する。普通の動作では、制御回路39が
、能動的な電力スイッチ53の内の1つをモータ電流の制御に使うために選ぶ。
2つの能動的なスイッチの内の一方(例えばスイッチ77またはスイッチ75)
が、他方(例えばスイッチ79、81)が転流論理回路によって指示された転流
期間全体の間、オン状態または導電状態に留まる間、パルス幅変調(PWM)を
行う。この期間中のモータ逆起電力の極性は、供給電圧と反対であり、このため
、モータ23に電流を発生する駆動用の起電力は、供給電圧からこの逆起電力を
差し引いた値である。図示の実施例では、制御回路39が、転流及び調整信号の
関数として、制御信号をスイッチ75、77に印加する。例えば、スイッチ77
に論理低レベル信号がスイッチ77に印加されている間、パルス幅変調信号がス
イッチ75に印加され、あるいはその逆になる。一方または両方の導電している
電力スイッチの導電時間をパルス幅変調してモータ巻線63に供給される電流を
制御することはできるが、図示の実施例では、下側スイッチ75,77だけがパ
ルス幅変調に使われている。この出願人に譲渡された米国特許第4,757,6
03号は、この一例のモータのPWM制御を示している。
【0025】 制御回路39が、抵抗95(R17)を介してスイッチ77のゲートに電圧を
印加してトランジスタのスイッチングを制御する。この発明の好ましい実施例で
は、この下側ターン・オン抵抗95の値は、上側スイッチ81がターン・オフす
る速度に比べて、下側スイッチ77が比較的ゆっくりとターン・オンするように
選ばれる。同様にその値は抵抗95よりずっと大きいが、上側ターン・オン抵抗
97(R13)が、下側スイッチ77がターン・オフになる速度よりずっとゆっ
くりと上側スイッチ81をターン・オンさせる。インバータ・ブリッジのゲート
駆動回路89が、NPNトランジスタ99(Q08)のような電圧利得素子を用
いて、下側スイッチ77が導電しているとき、上側スイッチ81をターン・オフ
する。ブリッジ回路71の夫々のアームに接続されているが、トランジスタ99
は、モータ動作電流の導電通路の一部分を形成するものではない。スイッチ77
が導電しているとき、抵抗分路103(R16)がモータ巻線63からの電流を
通す。分路抵抗103により、下側電力スイッチ77の内部にあるフライバック
・ダイオードを通るフライバック電流を阻止せずに流すことができ、比較的大型
の電力ダイオードを使わずにすむ。これは小規模の用途では特に有利である。
印加してトランジスタのスイッチングを制御する。この発明の好ましい実施例で
は、この下側ターン・オン抵抗95の値は、上側スイッチ81がターン・オフす
る速度に比べて、下側スイッチ77が比較的ゆっくりとターン・オンするように
選ばれる。同様にその値は抵抗95よりずっと大きいが、上側ターン・オン抵抗
97(R13)が、下側スイッチ77がターン・オフになる速度よりずっとゆっ
くりと上側スイッチ81をターン・オンさせる。インバータ・ブリッジのゲート
駆動回路89が、NPNトランジスタ99(Q08)のような電圧利得素子を用
いて、下側スイッチ77が導電しているとき、上側スイッチ81をターン・オフ
する。ブリッジ回路71の夫々のアームに接続されているが、トランジスタ99
は、モータ動作電流の導電通路の一部分を形成するものではない。スイッチ77
が導電しているとき、抵抗分路103(R16)がモータ巻線63からの電流を
通す。分路抵抗103により、下側電力スイッチ77の内部にあるフライバック
・ダイオードを通るフライバック電流を阻止せずに流すことができ、比較的大型
の電力ダイオードを使わずにすむ。これは小規模の用途では特に有利である。
【0026】 下側スイッチ77が最初に電流を通すときの分路抵抗103の両端の電圧降下
に応答する電圧利得素子NPNトランジスタ99は、スイッチ81に対する上側
ゲート駆動を強制的にオフにする作用をする。開始電流は、突き抜け電流である
ように見えるが、その持続時間は限られており(即ち、過渡的なものであり)、典
型的にはそれはモータ駆動の転流ごとに起こるにすぎない。この後の下側スイッ
チ77のPWM動作の間、開始電流が、ダイオード回復電流の形でスイッチ81
の上側フライバック・ダイオードから供給される。NPNゲート・ターン・オフ
・トランジスタ99のベースに接続されたベース抵抗105(R15)が、下側
スイッチの導電を開始するのにかなりの電流が流れなければならないという条件
を制限する。これによって、トランジスタ99のベース・エミッタ接合における
過電流状態が防止される。
に応答する電圧利得素子NPNトランジスタ99は、スイッチ81に対する上側
ゲート駆動を強制的にオフにする作用をする。開始電流は、突き抜け電流である
ように見えるが、その持続時間は限られており(即ち、過渡的なものであり)、典
型的にはそれはモータ駆動の転流ごとに起こるにすぎない。この後の下側スイッ
チ77のPWM動作の間、開始電流が、ダイオード回復電流の形でスイッチ81
の上側フライバック・ダイオードから供給される。NPNゲート・ターン・オフ
・トランジスタ99のベースに接続されたベース抵抗105(R15)が、下側
スイッチの導電を開始するのにかなりの電流が流れなければならないという条件
を制限する。これによって、トランジスタ99のベース・エミッタ接合における
過電流状態が防止される。
【0027】 図示の実施例では、ゲート駆動回路91が対応する回路89と同様に動作する
。ゲート駆動回路91がNPNトランジスタ113(Q07)及び分路抵抗11
5(R11)と組み合わさって下側ターンオン抵抗107(R18)及び上側タ
ーンオン抵抗111(R08)を含む。この場合、抵抗117(R10)がNP
Nゲート・ターン・オフ・トランジスタ113のベースに接続される。この発明
の転流方式では、下側スイッチ75、77だけの直接的なスイッチングにより、
モータ電流の転流及び調整が行われる。上側スイッチ79、81の状態が、それ
ぞれ自動的に下側スイッチ75、77の状態に対して補数になる。上側ゲート駆
動装置を自動的に制御することにより、ゲート駆動回路89のトランジスタ99
と抵抗95、97、103,105の組み合わせは、もし両方のスイッチ77、
81が同時に導電した場合に起こる突き抜け電流を最小限に抑える。同様に、ト
ランジスタ113と抵抗107、111、115、117の組み合わせが、駆動
回路89と同様に、スイッチ75、79の突き抜け電流を減らす。
。ゲート駆動回路91がNPNトランジスタ113(Q07)及び分路抵抗11
5(R11)と組み合わさって下側ターンオン抵抗107(R18)及び上側タ
ーンオン抵抗111(R08)を含む。この場合、抵抗117(R10)がNP
Nゲート・ターン・オフ・トランジスタ113のベースに接続される。この発明
の転流方式では、下側スイッチ75、77だけの直接的なスイッチングにより、
モータ電流の転流及び調整が行われる。上側スイッチ79、81の状態が、それ
ぞれ自動的に下側スイッチ75、77の状態に対して補数になる。上側ゲート駆
動装置を自動的に制御することにより、ゲート駆動回路89のトランジスタ99
と抵抗95、97、103,105の組み合わせは、もし両方のスイッチ77、
81が同時に導電した場合に起こる突き抜け電流を最小限に抑える。同様に、ト
ランジスタ113と抵抗107、111、115、117の組み合わせが、駆動
回路89と同様に、スイッチ75、79の突き抜け電流を減らす。
【0028】 続けてゲート駆動回路89の説明をすると、分路抵抗103の両端の電圧降下
が、NPNトランジスタ99をターンオンする閾値を超えると、抵抗103は、
夫々の下側電力スイッチ77が引き出した電流をベース抵抗105を介してトラ
ンジスタ99に知らせる。正帰還抵抗121(R14)が、夫々の下側電力スイ
ッチ77がオンであるとき、トランジスタ99に対するベース電流駆動を維持す
る。NPNゲート・ターン・オフ・トランジスタ99は、そのベース端子のバイ
アス条件が適切なコレクタ電流を発生するとき、ゲート抵抗97を介して供給さ
れる電圧を低に引張る。
が、NPNトランジスタ99をターンオンする閾値を超えると、抵抗103は、
夫々の下側電力スイッチ77が引き出した電流をベース抵抗105を介してトラ
ンジスタ99に知らせる。正帰還抵抗121(R14)が、夫々の下側電力スイ
ッチ77がオンであるとき、トランジスタ99に対するベース電流駆動を維持す
る。NPNゲート・ターン・オフ・トランジスタ99は、そのベース端子のバイ
アス条件が適切なコレクタ電流を発生するとき、ゲート抵抗97を介して供給さ
れる電圧を低に引張る。
【0029】 図2は、下側スイッチ77がターンオフであるときに上側スイッチ81をター
ンオンするための好ましい電荷ポンプ回路をも示している。スイッチ77が導電
しているとき、キャパシタ123(C06)が高電圧ダイオード125(D07
)を介してプラス15ボルトに充電されることが好ましい。これによって、上側
電力スイッチ81に対して必要なバイアスを発生するための「フライング・キャ
パシタ」または「電荷ポンプ」源が形成される。言い換えると、下側スイッチ7
7がターンオフになったとき、キャパシタ123の両端の電圧が上側スイッチ8
1をターンオンする。夫々の下側電力スイッチ77のオン状態によってキャパシ
タ123が充電されているとき、抵抗129(R12)が、論理電源に流れる電
流を制限する。
ンオンするための好ましい電荷ポンプ回路をも示している。スイッチ77が導電
しているとき、キャパシタ123(C06)が高電圧ダイオード125(D07
)を介してプラス15ボルトに充電されることが好ましい。これによって、上側
電力スイッチ81に対して必要なバイアスを発生するための「フライング・キャ
パシタ」または「電荷ポンプ」源が形成される。言い換えると、下側スイッチ7
7がターンオフになったとき、キャパシタ123の両端の電圧が上側スイッチ8
1をターンオンする。夫々の下側電力スイッチ77のオン状態によってキャパシ
タ123が充電されているとき、抵抗129(R12)が、論理電源に流れる電
流を制限する。
【0030】 インバータ・ブリッジ回路71の左側について言うと、ゲート駆動回路91は
ゲート駆動回路89と同じように動作する。この場合、NPNトランジスタ11
3は、下側スイッチ75がベース抵抗117を介して通す電流により、分路抵抗
115の両端の電圧降下が、トランジスタ113をターンオンするための閾値を
越えたときに、ターンオンになる。正帰還抵抗131(R09)が、夫々の下側
電力スイッチ75がオンであるとき、トランジスタ113に対するベース電流駆
動を維持し、トランジスタ113が、そのベース端子のバイアス状態が適切なコ
ネクタ電流を発生した時、ゲート抵抗111を介して供給される電圧を低に引張
る。さらに、駆動回路91が、下側スイッチ75がターンオフになったとき、上
側スイッチ79をターンオンするための電荷ポンプ回路を含む。スイッチ75が
導電していて、下側スイッチ75がターンオフになったときに上側スイッチ79
をターンオンするとき、キャパシタ133(C05)が高電圧ダイオード135
(D06)を介してプラス15ボルトに充電されることが好ましい。抵抗139
(R07)が、夫々の下側電力スイッチ75のオン状態によってキャパシタ13
3が充電されているときの論理電源に流れる電流を制限する。2つの抵抗129
及び139は、論理電源電圧VCCとダイオード125、135の互いに接続さ
れた陽極の間に入れた1個の抵抗におきかえることができることを承知されたい
。
ゲート駆動回路89と同じように動作する。この場合、NPNトランジスタ11
3は、下側スイッチ75がベース抵抗117を介して通す電流により、分路抵抗
115の両端の電圧降下が、トランジスタ113をターンオンするための閾値を
越えたときに、ターンオンになる。正帰還抵抗131(R09)が、夫々の下側
電力スイッチ75がオンであるとき、トランジスタ113に対するベース電流駆
動を維持し、トランジスタ113が、そのベース端子のバイアス状態が適切なコ
ネクタ電流を発生した時、ゲート抵抗111を介して供給される電圧を低に引張
る。さらに、駆動回路91が、下側スイッチ75がターンオフになったとき、上
側スイッチ79をターンオンするための電荷ポンプ回路を含む。スイッチ75が
導電していて、下側スイッチ75がターンオフになったときに上側スイッチ79
をターンオンするとき、キャパシタ133(C05)が高電圧ダイオード135
(D06)を介してプラス15ボルトに充電されることが好ましい。抵抗139
(R07)が、夫々の下側電力スイッチ75のオン状態によってキャパシタ13
3が充電されているときの論理電源に流れる電流を制限する。2つの抵抗129
及び139は、論理電源電圧VCCとダイオード125、135の互いに接続さ
れた陽極の間に入れた1個の抵抗におきかえることができることを承知されたい
。
【0031】 このため、ブリッジ回路71の各々のアーム(即ち、負荷の同じ側にある上側
及び下側スイッチ)に対し、上側スイッチ(即ちスイッチ79または81)の状
態は、対応する下側スイッチ(即ちスイッチ75またはスイッチ77)の状態に関
係する。こうしてこの発明は上側スイッチ79、81の「手離し」の制御をする
。ブリッジ回路71のゲート駆動回路89、91は、各アームの上側スイッチが
対応する下側スイッチがターンオフする速度よりもゆっくりした速度でターンオ
ンすることにより、過渡的でない突き抜け電流が起こる機会を少なくする。
及び下側スイッチ)に対し、上側スイッチ(即ちスイッチ79または81)の状
態は、対応する下側スイッチ(即ちスイッチ75またはスイッチ77)の状態に関
係する。こうしてこの発明は上側スイッチ79、81の「手離し」の制御をする
。ブリッジ回路71のゲート駆動回路89、91は、各アームの上側スイッチが
対応する下側スイッチがターンオフする速度よりもゆっくりした速度でターンオ
ンすることにより、過渡的でない突き抜け電流が起こる機会を少なくする。
【0032】 図2で、スイッチ53を構成するトランジスタは、各々ゲート電極、ソース電
極及びドレイン電極を持っている。これらのトランジスタは内部のフライバック
・ダイオードをも持っている。下側ターンオン抵抗95、107が夫々下側スイ
ッチ77、75のゲート電極に接続され、上側ターンオン抵抗97、111が夫
々上側スイッチ81、79のゲート電極に接続されることが望ましい。キャパシ
タ123及びダイオード125の組み合わせと、キャパシタ133及びダイオー
ド135の組み合わせが、ブリッジ回路71の同じアームにある対応する下側ス
イッチ77、75がターンオフすることに応答して夫々上側スイッチ81、79
をターンオンするための電荷ポンプ回路を構成する。図示の様に、抵抗129及
びダイオード125が上側ターンオン抵抗97及び+15ボルト源の間に接続さ
れ、キャパシタ123が抵抗129と対応する下側スイッチ77のドレイン電極
の間に接続される。同様に、抵抗139及びダイオード135が上側ターンオン
抵抗111と+15ボルト源の間に接続され、キャパシタ133が抵抗139と
対応する下側スイッチ75のドレイン電極の間に接続される。さらに、駆動回路
89、91が、夫々の上側スイッチ81、79のゲート電極とそれらに対応する
下側スイッチ77、75のドレイン電極の間に接続された電圧利得素子トランジ
スタ99、113を含む。
極及びドレイン電極を持っている。これらのトランジスタは内部のフライバック
・ダイオードをも持っている。下側ターンオン抵抗95、107が夫々下側スイ
ッチ77、75のゲート電極に接続され、上側ターンオン抵抗97、111が夫
々上側スイッチ81、79のゲート電極に接続されることが望ましい。キャパシ
タ123及びダイオード125の組み合わせと、キャパシタ133及びダイオー
ド135の組み合わせが、ブリッジ回路71の同じアームにある対応する下側ス
イッチ77、75がターンオフすることに応答して夫々上側スイッチ81、79
をターンオンするための電荷ポンプ回路を構成する。図示の様に、抵抗129及
びダイオード125が上側ターンオン抵抗97及び+15ボルト源の間に接続さ
れ、キャパシタ123が抵抗129と対応する下側スイッチ77のドレイン電極
の間に接続される。同様に、抵抗139及びダイオード135が上側ターンオン
抵抗111と+15ボルト源の間に接続され、キャパシタ133が抵抗139と
対応する下側スイッチ75のドレイン電極の間に接続される。さらに、駆動回路
89、91が、夫々の上側スイッチ81、79のゲート電極とそれらに対応する
下側スイッチ77、75のドレイン電極の間に接続された電圧利得素子トランジ
スタ99、113を含む。
【0033】 ゲート駆動インバータ・ブリッジ71のスイッチ53がターンオン及びターン
オフする速度も、従来のブリッジ回路に比べて利点がある。具体的に言うと、上
側スイッチ81、79のターンオン速度は夫々下側スイッチ77、75のターン
オフ速度よりもゆっくりしている。これは、スイッチ77がターンオフした後に
スイッチ81がターンオンし、スイッチ75がターンオフした後にスイッチ79
がターンオンになることを意味する。したがって、ブリッジ回路71によって構
成されたゲート駆動装置は、スイッチ75、77に印加される制御信号の間に時
間的な隙間を必要とせずに、管理できないような突抜け電流が生ずることを最小
限に抑える。従来のゲート駆動装置と対照的に、ブリッジ回路71は、電力スイ
ッチ53に印加される駆動信号の間に時間的な隙間、即ち「デッドタイム」を設
けて突抜け電流を減らすためのタイマ等を使っていない。
オフする速度も、従来のブリッジ回路に比べて利点がある。具体的に言うと、上
側スイッチ81、79のターンオン速度は夫々下側スイッチ77、75のターン
オフ速度よりもゆっくりしている。これは、スイッチ77がターンオフした後に
スイッチ81がターンオンし、スイッチ75がターンオフした後にスイッチ79
がターンオンになることを意味する。したがって、ブリッジ回路71によって構
成されたゲート駆動装置は、スイッチ75、77に印加される制御信号の間に時
間的な隙間を必要とせずに、管理できないような突抜け電流が生ずることを最小
限に抑える。従来のゲート駆動装置と対照的に、ブリッジ回路71は、電力スイ
ッチ53に印加される駆動信号の間に時間的な隙間、即ち「デッドタイム」を設
けて突抜け電流を減らすためのタイマ等を使っていない。
【0034】 こういう理由で、この発明はブリッジ回路71の下側スイッチ75、77のパ
ルス幅変調により、モータのトルクまたは速度を制御するのに特に適している。
一例として、上側スイッチ81は、下側スイッチ77がオフであるとき、即ち、
スイッチ77のゲートに論理低レベル信号が印加されているとき、連続的にオン
のままでいる。一方、下側スイッチ75は制御の為にパルス幅変調することがで
きる。上側スイッチ81のオン状態は、下側スイッチ75のオンまたはオフ状態
ではなく、下側スイッチ77のオフ状態に関係するから、スイッチ75がパルス
幅変調されているときでも、スイッチ81はオンのままでいる。スイッチ75の
パルス幅変調の間、スイッチ81を不必要にオン及びオフに切り換えないことが
有利である。
ルス幅変調により、モータのトルクまたは速度を制御するのに特に適している。
一例として、上側スイッチ81は、下側スイッチ77がオフであるとき、即ち、
スイッチ77のゲートに論理低レベル信号が印加されているとき、連続的にオン
のままでいる。一方、下側スイッチ75は制御の為にパルス幅変調することがで
きる。上側スイッチ81のオン状態は、下側スイッチ75のオンまたはオフ状態
ではなく、下側スイッチ77のオフ状態に関係するから、スイッチ75がパルス
幅変調されているときでも、スイッチ81はオンのままでいる。スイッチ75の
パルス幅変調の間、スイッチ81を不必要にオン及びオフに切り換えないことが
有利である。
【0035】 次に図3について説明すると、この発明の別の好ましい実施例は、その電圧利
得素子として比較器145(U9B)を用いたゲート駆動回路143を含む。簡
単のため、図3は下側電力スイッチ147(Q18)及び上側電力スイッチ14
9(Q19)を持つ単相枝路を示している。これから説明するように、比較器1
45の他に比較器151(U9A)を含む2重比較回路が、上側スイッチ149
の過小電圧保護を容易にしている。分路抵抗153(R117)が下側スイッチ
147の電流を測定して、電圧利得素子比較器145による状態変化を行わせる
。この比較器はその反転端子(ピン6)に接続された抵抗155(R116)を
通じて作動される。この実施例では、直列抵抗回路157(R118、R119
,R120)が正帰還抵抗を構成している。比較器145の出力(ピン7)が、
分路抵抗153の両端の電圧(抵抗回路157を通じて反映する)が、比較器1
45の非反転端子(ピン5)の基準電圧を超えたとき、上側電力スイッチ149
のゲートを低に引張る。この発明では、ツェナー・ダイオード161(D26)
及び分圧器163(R113,R114)が基準電圧を設定する。
得素子として比較器145(U9B)を用いたゲート駆動回路143を含む。簡
単のため、図3は下側電力スイッチ147(Q18)及び上側電力スイッチ14
9(Q19)を持つ単相枝路を示している。これから説明するように、比較器1
45の他に比較器151(U9A)を含む2重比較回路が、上側スイッチ149
の過小電圧保護を容易にしている。分路抵抗153(R117)が下側スイッチ
147の電流を測定して、電圧利得素子比較器145による状態変化を行わせる
。この比較器はその反転端子(ピン6)に接続された抵抗155(R116)を
通じて作動される。この実施例では、直列抵抗回路157(R118、R119
,R120)が正帰還抵抗を構成している。比較器145の出力(ピン7)が、
分路抵抗153の両端の電圧(抵抗回路157を通じて反映する)が、比較器1
45の非反転端子(ピン5)の基準電圧を超えたとき、上側電力スイッチ149
のゲートを低に引張る。この発明では、ツェナー・ダイオード161(D26)
及び分圧器163(R113,R114)が基準電圧を設定する。
【0036】 比較器145を電圧利得素子として使うことにより、ゲート駆動回路143は
、作動するのにダイオードの順方向電圧降下を必要としない。即ち、回路143
は、分路153の両端に一層低い作動閾値電圧を取れるようにし、これが回路の
挿入損失を小さくする。特に、一層低い作動閾値(例えば約50mV)は、値が
一層小さい電流分路抵抗153(例えば50m)を使うことができるようにする
。これと対照的に、スイッチング・トランジスタ99,113の閾値は約0.8
ないし1.2Vである。その結果、図3のゲート駆動回路143で構成したこの
発明は、比較的高い電力レベル(例えば低電力用途の約0.2Aではなく、約2
.25Aの動作電流)の用途に特に適している。例えば、1Vの作動レベルでは
、挿入損失は約2.25Wであるが、一層低い作動レベルを持つ低電力用途では
、挿入損失は約0.25Wである。大電流動作では、分路抵抗153は規模を小
さくして、挿入損失を最小限に抑えることができる。
、作動するのにダイオードの順方向電圧降下を必要としない。即ち、回路143
は、分路153の両端に一層低い作動閾値電圧を取れるようにし、これが回路の
挿入損失を小さくする。特に、一層低い作動閾値(例えば約50mV)は、値が
一層小さい電流分路抵抗153(例えば50m)を使うことができるようにする
。これと対照的に、スイッチング・トランジスタ99,113の閾値は約0.8
ないし1.2Vである。その結果、図3のゲート駆動回路143で構成したこの
発明は、比較的高い電力レベル(例えば低電力用途の約0.2Aではなく、約2
.25Aの動作電流)の用途に特に適している。例えば、1Vの作動レベルでは
、挿入損失は約2.25Wであるが、一層低い作動レベルを持つ低電力用途では
、挿入損失は約0.25Wである。大電流動作では、分路抵抗153は規模を小
さくして、挿入損失を最小限に抑えることができる。
【0037】 図3の説明を続けると、上側スイッチ149のゲートを放電するとき、抵抗1
65(R101)がいづれかの比較器145、151が通す電流を制限する。抵
抗167(R109)が、比較器145、151によって許されるとき、ゲート
を上に引張り、(スイッチ149をターンオンし)、抵抗171(R112)が
ツェナー161に対する電流のソースとなる。比較器151は、キャパシタ17
3(C30)の電圧が抵抗回路175(R115、R111、R109,R12
1)によって設定された閾値電圧(例えば約9V)より下がったとき、過小電圧
ゲート駆動保護をする。抵抗179(R111)がヒステリシスを持たせ、キャ
パシタ173が、上側ゲートの動作を再び付能する前に、約12.7Vの公称レ
ベルに再び充電されるようにする。高電圧ダイオード181(D25)及びキャ
パシタ173が、図2の交差結合データ駆動装置71について前に述べた電荷ポ
ンプ源になる。この代わりに、ゲート駆動装置71、143は、電荷ポンプ源の
代わりに、電圧源に対する隔離された変圧器巻線を用いる。
65(R101)がいづれかの比較器145、151が通す電流を制限する。抵
抗167(R109)が、比較器145、151によって許されるとき、ゲート
を上に引張り、(スイッチ149をターンオンし)、抵抗171(R112)が
ツェナー161に対する電流のソースとなる。比較器151は、キャパシタ17
3(C30)の電圧が抵抗回路175(R115、R111、R109,R12
1)によって設定された閾値電圧(例えば約9V)より下がったとき、過小電圧
ゲート駆動保護をする。抵抗179(R111)がヒステリシスを持たせ、キャ
パシタ173が、上側ゲートの動作を再び付能する前に、約12.7Vの公称レ
ベルに再び充電されるようにする。高電圧ダイオード181(D25)及びキャ
パシタ173が、図2の交差結合データ駆動装置71について前に述べた電荷ポ
ンプ源になる。この代わりに、ゲート駆動装置71、143は、電荷ポンプ源の
代わりに、電圧源に対する隔離された変圧器巻線を用いる。
【0038】 この発明の好ましい実施例では、キャパシタ173は図2のキャパシタ123
、133より規模が大きい。これは、比較器145、151及びゲート駆動回路
143の余分な回路が、一層大きな合計バイアス電流を使うからである。図3に
示すように、プルアップ抵抗185(R102)を持つNPNトランジスタ18
3(Q16)が、制御回路39からのモータ制御信号に応答して、下側ゲート・
スイッチ147を駆動する。この比較的簡単な電圧利得素子であるトランジスタ
183は、回路143を駆動するのにマイクロコンピュータまたはDSPのよう
な5V源を使えるようにする。
、133より規模が大きい。これは、比較器145、151及びゲート駆動回路
143の余分な回路が、一層大きな合計バイアス電流を使うからである。図3に
示すように、プルアップ抵抗185(R102)を持つNPNトランジスタ18
3(Q16)が、制御回路39からのモータ制御信号に応答して、下側ゲート・
スイッチ147を駆動する。この比較的簡単な電圧利得素子であるトランジスタ
183は、回路143を駆動するのにマイクロコンピュータまたはDSPのよう
な5V源を使えるようにする。
【0039】 上に述べたように、図3は簡単の為に1相の枝路だけを示している。中心タッ
プつき電源と組み合わせると、ゲート駆動回路143は単相動作を維持すること
ができる。しかし、単相H型ブリッジ動作のためには、ゲート駆動回路143を
2重にし、3相動作では3重にすることが好ましい。
プつき電源と組み合わせると、ゲート駆動回路143は単相動作を維持すること
ができる。しかし、単相H型ブリッジ動作のためには、ゲート駆動回路143を
2重にし、3相動作では3重にすることが好ましい。
【0040】 図2及び3の交差結合ゲート駆動方式を3相ECM用途に応用することは、固
有の180導電の考えがあるために複雑になる。単相ECMの用途並びに3相可
変速度インダクション・モータ駆動装置及び3相正弦波ECM駆動装置(巻線及
び磁束が正弦状に分布する)では180導電が標準の手順である。しかし、3相
ECMの用途では、120導電により逆起電力の位置の感知ができ、負のレール
87に配置した1個の分路抵抗によって電流調整ができる。さらに、120導電
は他の場合に180導電で起こるような循環電流の問題が避けられる。したがっ
て、交差結合ゲート駆動装置の利点が得られるような3相ECM駆動装置が望ま
しい。
有の180導電の考えがあるために複雑になる。単相ECMの用途並びに3相可
変速度インダクション・モータ駆動装置及び3相正弦波ECM駆動装置(巻線及
び磁束が正弦状に分布する)では180導電が標準の手順である。しかし、3相
ECMの用途では、120導電により逆起電力の位置の感知ができ、負のレール
87に配置した1個の分路抵抗によって電流調整ができる。さらに、120導電
は他の場合に180導電で起こるような循環電流の問題が避けられる。したがっ
て、交差結合ゲート駆動装置の利点が得られるような3相ECM駆動装置が望ま
しい。
【0041】 一般的に、交差結合ゲート駆動回路を用いると、180導電方式になる。この
ような回路をモータ23の駆動に直接的に用いた一例としては、負のレール87
に1個の電流感知用分路抵抗を使って、モータ電流を制御する。この例では、電
流が所望の閾値を超えることが観測されたとき、インバータ・ブリッジの全ての
下側電力スイッチをターンオンすることにより、電流のPWM制御が行われる。
適当な期間(非同期PWMタイマーのオフ・タイマーのいづれかによって設定さ
れる)の後、下側電力スイッチの内の1つをターンオフすると、ソース電流が再
び設定される。3相の用途では、ある期間の間2つの下側スイッチをターンオフ
することが適切であることがあるということが理解されよう。この方式は大電流
レベルでは受け容れられるように作用するが、低電流レベルでは重要な問題が発
生する。
ような回路をモータ23の駆動に直接的に用いた一例としては、負のレール87
に1個の電流感知用分路抵抗を使って、モータ電流を制御する。この例では、電
流が所望の閾値を超えることが観測されたとき、インバータ・ブリッジの全ての
下側電力スイッチをターンオンすることにより、電流のPWM制御が行われる。
適当な期間(非同期PWMタイマーのオフ・タイマーのいづれかによって設定さ
れる)の後、下側電力スイッチの内の1つをターンオフすると、ソース電流が再
び設定される。3相の用途では、ある期間の間2つの下側スイッチをターンオフ
することが適切であることがあるということが理解されよう。この方式は大電流
レベルでは受け容れられるように作用するが、低電流レベルでは重要な問題が発
生する。
【0042】 図4A−4Cは、全ての下側スイッチ(例えば各相に対応するスイッチ147
)のターンオンを作動するために負のレール87に1個の抵抗分路を用いたモー
タ23の動作例を示す。前に述べたように、電力スイッチ53のうちの下側スイ
ッチをターンオンすることが3相ECM制御で電流を制限する手段になる。図4
Aは、速度及びピーク電流調整レベルに対してトルクを示すグラフであり、広い
速度範囲にわたって、ピーク電流によってモータ・トルクを制御するという所望
の特性を示している。図4Bは、速度及びピーク電流の調整に対して効率を示す
グラフであり、0.5Aのピーク調整値の上方での比較的効率のよい動作を示し
ている。図4Cは、速度及びピーク調整アンペア数に対して観察された最大各相
アンペア数を示す。観測された最大各相アンペア数は、ピーク調整値が2Aから
1Aになるのに対応して減少するが、1Aより下に調整しようとしても、観測さ
れる最大各相アンペア数は1Aよりあまり減らない。
)のターンオンを作動するために負のレール87に1個の抵抗分路を用いたモー
タ23の動作例を示す。前に述べたように、電力スイッチ53のうちの下側スイ
ッチをターンオンすることが3相ECM制御で電流を制限する手段になる。図4
Aは、速度及びピーク電流調整レベルに対してトルクを示すグラフであり、広い
速度範囲にわたって、ピーク電流によってモータ・トルクを制御するという所望
の特性を示している。図4Bは、速度及びピーク電流の調整に対して効率を示す
グラフであり、0.5Aのピーク調整値の上方での比較的効率のよい動作を示し
ている。図4Cは、速度及びピーク調整アンペア数に対して観察された最大各相
アンペア数を示す。観測された最大各相アンペア数は、ピーク調整値が2Aから
1Aになるのに対応して減少するが、1Aより下に調整しようとしても、観測さ
れる最大各相アンペア数は1Aよりあまり減らない。
【0043】 図5A及び5Bには、0.25Aのピーク調整レベルでの回転(電気角度)に
対して、各相電流及び電圧の夫々の例が示されている。図5Aは、電気角度に対
してモータ巻線63の台形の各相逆起電力及び各相電流と基本インバータ電圧状
態を示している。図5Aは、1Aのレベルより低くなるように調整する努力に対
して電流の応答がないことをも示している。図5Bでは、図5Aのデータに瞬時
及び平均トルク及び分路電流を追加している。図5Bのグラフから、1つの各相
電流が、任意のあるときに分路電流の調整に応答するが、他の2相は図面では見
えない、そして電流調整器によって制御されない循環電流であることが分かる。
対して、各相電流及び電圧の夫々の例が示されている。図5Aは、電気角度に対
してモータ巻線63の台形の各相逆起電力及び各相電流と基本インバータ電圧状
態を示している。図5Aは、1Aのレベルより低くなるように調整する努力に対
して電流の応答がないことをも示している。図5Bでは、図5Aのデータに瞬時
及び平均トルク及び分路電流を追加している。図5Bのグラフから、1つの各相
電流が、任意のあるときに分路電流の調整に応答するが、他の2相は図面では見
えない、そして電流調整器によって制御されない循環電流であることが分かる。
【0044】 次に図6について説明すると、この発明は、可変速度インダクション・モータ
(VSIM)駆動装置に普通用いられる各相電圧調整を設定することにより、3
相ECMの用途に対する改良されたゲート駆動応答を提供する。3相電子転流モ
ータ23に各相電圧の適当な順序を印加すると、効率及び制御されたトルクの点
で一般的な条件を満たす電流が発生される。図6は、適当な各相電圧を発生する
ための1相枝路PWM基準の2つの交代的な順序を示している。各々の順序が、
3相駆動装置の1つの枝路だけに対応する。図面に示してない2つの各相枝路は
、この順序を120(2.094ラジアン)だけ次々とずらすことにより、図6
に示した特定の順序から直接的に導き出すことができる。台形及び正弦波順序は
、いづれも、モータ23のY結線巻線63の中性点に対してモータの各相に加え
た電圧の形から導き出される。これらの電圧が、最も負の瞬時値を持つ相が負の
レール87に対してゼロに設定されるという条件で、インバータの負のレール8
7を基準として示されている。図示の様に、両方の順序は、3.67ないし5.
76ラジアンの期間(約2/3ラジアンの期間)の間ゼロである。3相の内の1
相の電圧をゼロに設定することにより、図6のやり方の動作は色々な利点をもた
らす。例えば、モータ23を駆動するために利用しうる電圧が最大になり、PW
Mスイッチングの合計量が最小限になるために効率が改善され、負のレール87
と下側電力スイッチ/フライバック・ダイオード(例えばスイッチ147)の間
に入れた個別の各相枝路分路が、その相がゼロ・ボルトに設定されている間の完
全なモータ各相電流に関する情報を提供する。
(VSIM)駆動装置に普通用いられる各相電圧調整を設定することにより、3
相ECMの用途に対する改良されたゲート駆動応答を提供する。3相電子転流モ
ータ23に各相電圧の適当な順序を印加すると、効率及び制御されたトルクの点
で一般的な条件を満たす電流が発生される。図6は、適当な各相電圧を発生する
ための1相枝路PWM基準の2つの交代的な順序を示している。各々の順序が、
3相駆動装置の1つの枝路だけに対応する。図面に示してない2つの各相枝路は
、この順序を120(2.094ラジアン)だけ次々とずらすことにより、図6
に示した特定の順序から直接的に導き出すことができる。台形及び正弦波順序は
、いづれも、モータ23のY結線巻線63の中性点に対してモータの各相に加え
た電圧の形から導き出される。これらの電圧が、最も負の瞬時値を持つ相が負の
レール87に対してゼロに設定されるという条件で、インバータの負のレール8
7を基準として示されている。図示の様に、両方の順序は、3.67ないし5.
76ラジアンの期間(約2/3ラジアンの期間)の間ゼロである。3相の内の1
相の電圧をゼロに設定することにより、図6のやり方の動作は色々な利点をもた
らす。例えば、モータ23を駆動するために利用しうる電圧が最大になり、PW
Mスイッチングの合計量が最小限になるために効率が改善され、負のレール87
と下側電力スイッチ/フライバック・ダイオード(例えばスイッチ147)の間
に入れた個別の各相枝路分路が、その相がゼロ・ボルトに設定されている間の完
全なモータ各相電流に関する情報を提供する。
【0045】 図6で、第1の順序は、モータの中性点に関して各相に加えられた電圧の台形
波に基づいており、第2の順序は、モータの中性点に対して各相に加えられた電
圧の正弦波に基づいている。これらの順序は、台形がとんがった特性を持つのに
対し、正弦波が丸くなった形を持つことによって区別される。例えばVSIM駆
動装置では、インダクション・モータ駆動装置では高調波を最小限に抑える必要
があるために、効率を最大にするために正弦波形式のほうが好ましい。電子転流
型モータ(特に正弦状ではない逆起電力波形を持つ場合は)では、高調波を最小
にすることが効率の点で同じような利点を持っていない。
波に基づいており、第2の順序は、モータの中性点に対して各相に加えられた電
圧の正弦波に基づいている。これらの順序は、台形がとんがった特性を持つのに
対し、正弦波が丸くなった形を持つことによって区別される。例えばVSIM駆
動装置では、インダクション・モータ駆動装置では高調波を最小限に抑える必要
があるために、効率を最大にするために正弦波形式のほうが好ましい。電子転流
型モータ(特に正弦状ではない逆起電力波形を持つ場合は)では、高調波を最小
にすることが効率の点で同じような利点を持っていない。
【0046】 図7A−7C及び図8A−8Cは、図6の2相電圧順序によるモータの動作例
を並べて示す3つのグラフを示している。特に、図7A−7Cは、正弦波電圧デ
ューティ・サイクルに基づいて調整したときのモータ23の動作を示しており、
図8A−8Cは、台形各相電圧に基づいて調整した時のモータ23の動作を示し
ている。図7A及び8Aは、モータ速度及び公称電流調整レベルに対してモータ
・トルクを示している。図7B及び8Bは、速度及び公称電流調整レベルに対し
て効率を示しており、図7C及び8Cは、速度及び公称電流調整レベルに対して
観察された最大各相電流を示している。図4A−4Cとは対照的に、図7A−7
C及び8A−8Cの例のグラフは、負のレール87のピーク電流の瞬間的な調整
に基づいていない。その代わりに、これらのグラフは、負のレール87で観察さ
れた電流に応答して、各相枝路のPWMの値を調節することによるモータ動作を
示している。実質的に、これは遅延サーボ応答になり、それがこういう方式に隠
れているループ安定性を導入する。図7A−7Cと図8A−8Cとを比較すれば
、複雑な度合いが少ない台形は、正弦波順序とそんなに異なるものではないこと
が明らかである。好ましい実施例では、制御回路39(例えばDSP)が、モー
タ23を運転するのに、図7A−7Cと図8A−8Cの電圧調整方式の内の一方
を実施する。
を並べて示す3つのグラフを示している。特に、図7A−7Cは、正弦波電圧デ
ューティ・サイクルに基づいて調整したときのモータ23の動作を示しており、
図8A−8Cは、台形各相電圧に基づいて調整した時のモータ23の動作を示し
ている。図7A及び8Aは、モータ速度及び公称電流調整レベルに対してモータ
・トルクを示している。図7B及び8Bは、速度及び公称電流調整レベルに対し
て効率を示しており、図7C及び8Cは、速度及び公称電流調整レベルに対して
観察された最大各相電流を示している。図4A−4Cとは対照的に、図7A−7
C及び8A−8Cの例のグラフは、負のレール87のピーク電流の瞬間的な調整
に基づいていない。その代わりに、これらのグラフは、負のレール87で観察さ
れた電流に応答して、各相枝路のPWMの値を調節することによるモータ動作を
示している。実質的に、これは遅延サーボ応答になり、それがこういう方式に隠
れているループ安定性を導入する。図7A−7Cと図8A−8Cとを比較すれば
、複雑な度合いが少ない台形は、正弦波順序とそんなに異なるものではないこと
が明らかである。好ましい実施例では、制御回路39(例えばDSP)が、モー
タ23を運転するのに、図7A−7Cと図8A−8Cの電圧調整方式の内の一方
を実施する。
【0047】 図9A−9Cは、台形動作の間の電圧、電流及び各相枝路のデューティ・サイ
クルの例を示す。参考のため、各々のグラフには、回転子27の回転(電気角度
で表す)に対して、3相の逆起電力電圧が描かれている。図9Aは、モータ23
が例えば20Oz Ftのトルクを発生することを示している。図9Aは、0.
8Aの目標値(右側がY軸)に対して描いた分路電流のフィルター後のピーク値
をしめしている。図9Bは、各相枝路に対する単位当たりのデューティ・サイク
ルを示し、図9Cは各相電流を示す。
クルの例を示す。参考のため、各々のグラフには、回転子27の回転(電気角度
で表す)に対して、3相の逆起電力電圧が描かれている。図9Aは、モータ23
が例えば20Oz Ftのトルクを発生することを示している。図9Aは、0.
8Aの目標値(右側がY軸)に対して描いた分路電流のフィルター後のピーク値
をしめしている。図9Bは、各相枝路に対する単位当たりのデューティ・サイク
ルを示し、図9Cは各相電流を示す。
【0048】 コストを安くするとともに効率を改善するため、3相電子転流型モータは、凸
極構造で設計される。この構造は、各々の固定子各相凸極の磁束を他の2相の凸
極を介して戻すことを必要とし、そのため「順次極設計」と呼ばれる場合が多い
。この構造では、相数と極数の積の半分の数の固定子凸極がある。例えば、12
極で3相の順次極設計の固定子は、18個の凸極を有する。
極構造で設計される。この構造は、各々の固定子各相凸極の磁束を他の2相の凸
極を介して戻すことを必要とし、そのため「順次極設計」と呼ばれる場合が多い
。この構造では、相数と極数の積の半分の数の固定子凸極がある。例えば、12
極で3相の順次極設計の固定子は、18個の凸極を有する。
【0049】 この出願人に譲渡された米国特許第5,796,194号は、モータの固定子
の各々の歯にある切り欠きを通る直角軸巻線を持つ単相モータを開示している。
直角軸巻線を巻装する向きが隣り合った歯で交互に変わる。言い換えると、単相
凸極モータに対する直角軸巻線が、各々の凸極の中心に位置決めされる。順次極
設計の3相モータは、固定子の各相の極が、同じ向きに巻装されることを意味す
るから、これは最初は直角位相巻線69を配置する上でのジレンマの様に思われ
る。
の各々の歯にある切り欠きを通る直角軸巻線を持つ単相モータを開示している。
直角軸巻線を巻装する向きが隣り合った歯で交互に変わる。言い換えると、単相
凸極モータに対する直角軸巻線が、各々の凸極の中心に位置決めされる。順次極
設計の3相モータは、固定子の各相の極が、同じ向きに巻装されることを意味す
るから、これは最初は直角位相巻線69を配置する上でのジレンマの様に思われ
る。
【0050】 前に述べた様に、3相モータに対する従来の台形各相電圧方式は、回転子の位
置を追跡することを必要とする。例えば、回転子磁石の縁に接近した3つのホー
ル・センサを使って前の転流期間を基準とした経過時間により、回転角度を推定
することができる。同様に、3つの光遮断器及び軸装着シャッターを使って、回
転速度を推定することができる。この発明では、直角巻線69が回転子の位置の
帰還を行う。図10はモータ23を平坦にした断面の平面図である。この場合モ
ータ23はA,B及びCと示す巻線63、及び各相に対応する位置感知用の追加
のコイル(即ち直角軸巻線69)を持つ3相モータである。主巻線及び直角軸巻
線63、69の両方が、回転子27の磁束磁石から電磁的影響を受ける。しかし
、直角位相巻線69は、固定子25の磁束の電磁的な影響を受けない。このため
、直角位相巻線69は、主巻線63の電流の影響を受けずに、回転子27の位置
を検出することができる。両方の組の巻線が、回転子27の磁束の電磁的な影響
をうける。これは、回転子の各々の磁石による回転子27との間の磁束の向きが
、固定子25の夫々の部分に隣接する回転子磁石の極性に関係するからである。
1実施例では、固定子25が複数個の歯189を持ち、各々が3つの切り欠きを
持っている。直角軸巻線69が、図10に示すように、歯189の中心の切り欠
きの間に巻装される。
置を追跡することを必要とする。例えば、回転子磁石の縁に接近した3つのホー
ル・センサを使って前の転流期間を基準とした経過時間により、回転角度を推定
することができる。同様に、3つの光遮断器及び軸装着シャッターを使って、回
転速度を推定することができる。この発明では、直角巻線69が回転子の位置の
帰還を行う。図10はモータ23を平坦にした断面の平面図である。この場合モ
ータ23はA,B及びCと示す巻線63、及び各相に対応する位置感知用の追加
のコイル(即ち直角軸巻線69)を持つ3相モータである。主巻線及び直角軸巻
線63、69の両方が、回転子27の磁束磁石から電磁的影響を受ける。しかし
、直角位相巻線69は、固定子25の磁束の電磁的な影響を受けない。このため
、直角位相巻線69は、主巻線63の電流の影響を受けずに、回転子27の位置
を検出することができる。両方の組の巻線が、回転子27の磁束の電磁的な影響
をうける。これは、回転子の各々の磁石による回転子27との間の磁束の向きが
、固定子25の夫々の部分に隣接する回転子磁石の極性に関係するからである。
1実施例では、固定子25が複数個の歯189を持ち、各々が3つの切り欠きを
持っている。直角軸巻線69が、図10に示すように、歯189の中心の切り欠
きの間に巻装される。
【0051】 この発明では、モータ23は、夫々の直角軸巻線69を他の2相の間のスロッ
トを通して戻す。図10に示す様に、各々の直角位相巻線に対する交差端は、固
定子凸極の中心に配置される。図10は、各相のドット端が向かい合った2相の
巻線69の間を通って戻ることを示している。巻線69の最後の終端が共通接続
部(図に示してない)に戻り、直角位相巻線69に対するY結線形式を完成する
。動作の際、3つのY結線の直角位相巻線が基準となる1組の電圧を発生する。
これらの直角位相電圧が、前の転流期間を基準とした経過時間に基づいて、回転
子27の角度位置を推定するための情報を提供する。さらに、直角軸巻線の電圧
を積分して、各相電流を調整するための基準として使われる同相の1組の電圧を
達成することができる。1実施例では、制御回路39が積分器を構成している。
トを通して戻す。図10に示す様に、各々の直角位相巻線に対する交差端は、固
定子凸極の中心に配置される。図10は、各相のドット端が向かい合った2相の
巻線69の間を通って戻ることを示している。巻線69の最後の終端が共通接続
部(図に示してない)に戻り、直角位相巻線69に対するY結線形式を完成する
。動作の際、3つのY結線の直角位相巻線が基準となる1組の電圧を発生する。
これらの直角位相電圧が、前の転流期間を基準とした経過時間に基づいて、回転
子27の角度位置を推定するための情報を提供する。さらに、直角軸巻線の電圧
を積分して、各相電流を調整するための基準として使われる同相の1組の電圧を
達成することができる。1実施例では、制御回路39が積分器を構成している。
【0052】 一例として、制御回路39が、この出願と同じ被譲渡人に譲渡された米国特許
第5,796,194号に開示された原理に基づいて計算された転流進み角と組
み合わせて、回転子27の角度位置の推定値を発生する。この例では、モータの
各相に台形電圧順序が加えられると、図9A−9Cに示されるような結果が生ず
る。この発明が、直角位相巻線69から得られる情報を用いて、位置を感知する
他に、モータ動作電流を整形を行うことが有利である。この形式の電流調整は、
通常120導電方式に見られるトルク高調波の量を減らすことができる。
第5,796,194号に開示された原理に基づいて計算された転流進み角と組
み合わせて、回転子27の角度位置の推定値を発生する。この例では、モータの
各相に台形電圧順序が加えられると、図9A−9Cに示されるような結果が生ず
る。この発明が、直角位相巻線69から得られる情報を用いて、位置を感知する
他に、モータ動作電流を整形を行うことが有利である。この形式の電流調整は、
通常120導電方式に見られるトルク高調波の量を減らすことができる。
【0053】 この発明の好ましい1実施例では、制御回路39が(例えば普通のアナログ回
路によりまたはDSPの計算により)直角位相電圧の低域フィルタ作用を実施し
、このため基準電圧がモータ逆起電力と同相になる。逆起電力各相電圧を表す電
圧が得られることにより、モータ装置21は、各相電流を各相電圧にある倍率を
かけた値まで調整することができる。同相基準電圧により、回転状態の間の臨界
的順序に渡って電流を制御することができるとともに、自動的に進み角の補償が
行われるのが有利である。
路によりまたはDSPの計算により)直角位相電圧の低域フィルタ作用を実施し
、このため基準電圧がモータ逆起電力と同相になる。逆起電力各相電圧を表す電
圧が得られることにより、モータ装置21は、各相電流を各相電圧にある倍率を
かけた値まで調整することができる。同相基準電圧により、回転状態の間の臨界
的順序に渡って電流を制御することができるとともに、自動的に進み角の補償が
行われるのが有利である。
【0054】 隔離(isolation) された電流の測定に代わるものとして、負のレール87を3
つの下側電力スイッチ(例えば、スイッチ147)に接続する別々の各相分路及
びそれらに対応するフライバック・ダイオードが、下側電力スイッチまたはフラ
イバック・ダイオードが導電しているとき、正しい各相電流をもたらす。しかし
、分路は、上側電力スイッチ(例えばスイッチ149)がオンであるときには、
電流が存在しない。ここで説明している交差結合ゲート駆動方式では、下側電力
スイッチがオンに制御されたときには、いつでも正しい電流を観察することがで
きる。この理由で、制御回路39(例えばDSP)が、電流を低域フィルターに
かけられた直角巻線電圧に倍率をかけた値に釣り合う様に調整することに基づく
制御を実施する好ましい手段になる。DSPでは、どの相の枝路に対しても、P
WM期間は、100%デューティ・サイクル未満になるように制限される。各々
のPWMサイクルの初めに、分路電流のサンプルを、全ての下側電力スイッチが
作用している時間の間に記録する。低コストのDSPでは、各相サンプルは約3
マイクロ秒を必要とすることがある。このため、合計のサンプル時間は、3相全
部に対しては9マイクロ秒であり、2相に対しては約6マイクロ秒である。3相
の内の1つの下側電力スイッチが、PWMサイクルの間、オンに留まる様に選ば
れるから、全ての下側スイッチがオンである期間の間にそれを測定する必要はな
い。
つの下側電力スイッチ(例えば、スイッチ147)に接続する別々の各相分路及
びそれらに対応するフライバック・ダイオードが、下側電力スイッチまたはフラ
イバック・ダイオードが導電しているとき、正しい各相電流をもたらす。しかし
、分路は、上側電力スイッチ(例えばスイッチ149)がオンであるときには、
電流が存在しない。ここで説明している交差結合ゲート駆動方式では、下側電力
スイッチがオンに制御されたときには、いつでも正しい電流を観察することがで
きる。この理由で、制御回路39(例えばDSP)が、電流を低域フィルターに
かけられた直角巻線電圧に倍率をかけた値に釣り合う様に調整することに基づく
制御を実施する好ましい手段になる。DSPでは、どの相の枝路に対しても、P
WM期間は、100%デューティ・サイクル未満になるように制限される。各々
のPWMサイクルの初めに、分路電流のサンプルを、全ての下側電力スイッチが
作用している時間の間に記録する。低コストのDSPでは、各相サンプルは約3
マイクロ秒を必要とすることがある。このため、合計のサンプル時間は、3相全
部に対しては9マイクロ秒であり、2相に対しては約6マイクロ秒である。3相
の内の1つの下側電力スイッチが、PWMサイクルの間、オンに留まる様に選ば
れるから、全ての下側スイッチがオンである期間の間にそれを測定する必要はな
い。
【0055】 電流を標本化(sampling)した後、制御回路39がPWM期間を開始することが
好ましい。1実施例では、制御回路39が3つの各相枝路の内の1つを選んで、
夫々の下側電力スイッチをPWM期間全体にわたってターンオンする。制御回路
39は、低域フィルターにかけ、倍率を掛けた直角位相電圧によって定まる電流
の目標に比較して、どの相電流が最も負の補正を必要とするかを判断することに
より、この選択を下す。正の各相電流の補正を必要とする残りの上側電力スイッ
チをターンオンすることにより、PWM期間が開始される。上側スイッチが導電
している期間の間、上側スイッチが導電している枝路の各相電流は測定しなくて
も推定することができる。
好ましい。1実施例では、制御回路39が3つの各相枝路の内の1つを選んで、
夫々の下側電力スイッチをPWM期間全体にわたってターンオンする。制御回路
39は、低域フィルターにかけ、倍率を掛けた直角位相電圧によって定まる電流
の目標に比較して、どの相電流が最も負の補正を必要とするかを判断することに
より、この選択を下す。正の各相電流の補正を必要とする残りの上側電力スイッ
チをターンオンすることにより、PWM期間が開始される。上側スイッチが導電
している期間の間、上側スイッチが導電している枝路の各相電流は測定しなくて
も推定することができる。
【0056】 電流の推定には、PWMサイクルの時間、各相インダクタンス(各相巻線の間
の結合によって増加する)、各相逆起電力に対して直角位相電圧で推定された電
圧、及び想定されたまたは測定されたレール電圧を用いる。さらに精度を高くす
るため、Y結線された主巻線63の中心接続点の測定された電圧も取り入れるこ
とができる。一般的に、デューティ・サイクルはデューティ・サイクルの個別の
選択に拘束して、例えば45%という高い値にすることができる。PWM期間全
体に亙って下側電力スイッチをオンに選んだ各相枝路の分路により、電流の制御
されていない速い立ち上がりを観察することができ、それが所望の調整値を超え
た場合、それを用いて全ての上側電力スイッチの導電を終了させることができる
。
の結合によって増加する)、各相逆起電力に対して直角位相電圧で推定された電
圧、及び想定されたまたは測定されたレール電圧を用いる。さらに精度を高くす
るため、Y結線された主巻線63の中心接続点の測定された電圧も取り入れるこ
とができる。一般的に、デューティ・サイクルはデューティ・サイクルの個別の
選択に拘束して、例えば45%という高い値にすることができる。PWM期間全
体に亙って下側電力スイッチをオンに選んだ各相枝路の分路により、電流の制御
されていない速い立ち上がりを観察することができ、それが所望の調整値を超え
た場合、それを用いて全ての上側電力スイッチの導電を終了させることができる
。
【0057】 図11A−図11Cには、電圧、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの
例が示されている。参考の為、各々のグラフには、回転子27の回転(電気角度
で表す)に対して描いた3相の逆起電力電圧が示されている。図11Aは、モー
タ23が、例えば約50Oz Ftのトルクを発生することを示す。この場合、
制御回路39は3つの分路を介して電流を監視し、そのため、電流のフィルター
にかけたピーク値は示していない。図11Bは、示された各相枝路に対する単位
あたりのデューティ・サイクルを示し、図9Cは各相電流を示す。制御回路39
が、推定する各相電流を、低域フィルターにかけて倍率を掛けた直角位相電圧か
ら得られた目標値に調整することに基づいて、デューティー・サイクルを決定す
ることが好ましい。
例が示されている。参考の為、各々のグラフには、回転子27の回転(電気角度
で表す)に対して描いた3相の逆起電力電圧が示されている。図11Aは、モー
タ23が、例えば約50Oz Ftのトルクを発生することを示す。この場合、
制御回路39は3つの分路を介して電流を監視し、そのため、電流のフィルター
にかけたピーク値は示していない。図11Bは、示された各相枝路に対する単位
あたりのデューティ・サイクルを示し、図9Cは各相電流を示す。制御回路39
が、推定する各相電流を、低域フィルターにかけて倍率を掛けた直角位相電圧か
ら得られた目標値に調整することに基づいて、デューティー・サイクルを決定す
ることが好ましい。
【0058】 しかし、直角位相巻線69による位置の感知に基づくモータ23の運転は、自
動的に開始されるわけではない。始動の時、直角巻線の電圧はゼロである。した
がって、低域フィルターにかけられた直角巻線電圧に倍率を掛けた電流の値もゼ
ロである。好ましい始動方法は、正、ゼロの値及び負の電流の目標という6状態
順序を用いる。この場合、制御回路39が、直角位相電圧から導き出した推定各
相ボルトの順序によって決定されるボルト秒の和により、状態の間の転流を制御
する。
動的に開始されるわけではない。始動の時、直角巻線の電圧はゼロである。した
がって、低域フィルターにかけられた直角巻線電圧に倍率を掛けた電流の値もゼ
ロである。好ましい始動方法は、正、ゼロの値及び負の電流の目標という6状態
順序を用いる。この場合、制御回路39が、直角位相電圧から導き出した推定各
相ボルトの順序によって決定されるボルト秒の和により、状態の間の転流を制御
する。
【0059】 一例の順序は、相1(相A)に対して状態0ないし5に対する0,1,1,0
、−1、−1である。同じ順序内で、相2(または相B)は相1よりも2状態進
んでおり、相3(または相C)は相2より2状態進んでいる。この場合、順序は
、所望のピーク電流レベルに乗ずる係数の組を表す。推定各相電圧が、次の様に
フィルターにかけられた直角巻線電圧から導き出される。
、−1、−1である。同じ順序内で、相2(または相B)は相1よりも2状態進
んでおり、相3(または相C)は相2より2状態進んでいる。この場合、順序は
、所望のピーク電流レベルに乗ずる係数の組を表す。推定各相電圧が、次の様に
フィルターにかけられた直角巻線電圧から導き出される。
【0060】 最初に、RC分圧器は定常状態では次の分圧比を有する。基本に対して複素数
の数式を表すと Vc=Vq(−jXc)/(R−jXc) ここでVcはキャパシタの両端の電圧、Vqは直角位相電圧である。
の数式を表すと Vc=Vq(−jXc)/(R−jXc) ここでVcはキャパシタの両端の電圧、Vqは直角位相電圧である。
【0061】 分圧比の大きさに対して、角度を無視し、Xc及びVqで除すと
【0062】
【数1】
【0063】 1/wCをXcに代入すると
【0064】
【数2】
【0065】 ここでw=2。極数 RPM/120。
【0066】 nを各相巻線/直角位相コイルの実効ターン比として、Vq=Vph/n及び
=R Cを代入すると
=R Cを代入すると
【0067】
【数3】
【0068】 Vphについて解くと
【0069】
【数4】
【0070】 次に制御回路39は選ばれた相に対する各相電圧のこの推定値を用いて転流の
ためのボルト秒を加算する。ボルト秒の加算がゼロより大きい場合だけが許され
、ゼロより低い負の和は禁止される。制御回路39は、前の電流目標順序の相1
に割り当てられた状態により、ボルト秒の加算に選ばれる相を決定する。状態0
ないし5に対するこの後の順序(相1に割り当てられた状態によって選ばれる)
が、加算する各相電圧推定値を決定し、加算の方向は、この順序−1、2、−3
,1、−2,3における各相番号につけられた符号によって決定される。
ためのボルト秒を加算する。ボルト秒の加算がゼロより大きい場合だけが許され
、ゼロより低い負の和は禁止される。制御回路39は、前の電流目標順序の相1
に割り当てられた状態により、ボルト秒の加算に選ばれる相を決定する。状態0
ないし5に対するこの後の順序(相1に割り当てられた状態によって選ばれる)
が、加算する各相電圧推定値を決定し、加算の方向は、この順序−1、2、−3
,1、−2,3における各相番号につけられた符号によって決定される。
【0071】 この代わりに、制御回路39が、wが始動時に小さいとき、ボルト秒に対し、
低域フィルターにかけた直角位相電圧を直接的に加算する。
低域フィルターにかけた直角位相電圧を直接的に加算する。
【0072】 Vph=Vc n k ここでkは始動性能が受け入れられるものになるように、実験的に導き出される
。
。
【0073】 適切な時間の限界内にボルト秒加算によって転流がでてこない場合、制御回路
39は強制転流を用いることが望ましい。始動アルゴリズムは、100RPMの
ような予定の速度までしか持続せず、その後動作は電流を低域フィルターにかけ
た直角位相電圧に倍率を掛けた値に調整することに転換する。
39は強制転流を用いることが望ましい。始動アルゴリズムは、100RPMの
ような予定の速度までしか持続せず、その後動作は電流を低域フィルターにかけ
た直角位相電圧に倍率を掛けた値に調整することに転換する。
【0074】 図12A−12Dは、このようにして開始されたモータ23の動作例を示す。
図12Aは、低域フィルターにかけた直角位相電圧から導き出した逆起電力の推
定値に対する逆起電力を示す。一例として、低域フィルターは、0.1秒の時定
数を持つが、これは12極の3相モータでは、100RPMに対応する。このグ
ラフから分かる様に、これらの推定値の角度は許容しうるものである。図12A
には示してないが、制御回路39は、各相電圧の推定値が中心合わせされること
を促進するために、低域フィルターの出力をクランプするためのディジタルまた
はアナログの誘導計算をすることが好ましい。中心合わせアルゴリズムによって
決定された値にクランプしたとき、制御回路39(例えばDSP)は純粋な積分
を行って、所望の各相電圧の推定を行うことが好ましい。図12Bは、始動時の
シミュレーションによる各相電流を示しており、下側電力スイッチをオンにする
ように選ばれた相枝路の分路の観察に基づいて、ピーク電流限界の介入を示して
いる。始動電流の非対称性は、各相電圧推定値の非対称性を反映しており、これ
は前に述べた手段により実質的に補正することができる。図12Cは、始動時の
回転方向の反転及び補正の例を示す。このような反転は「位置はずれ」の始動に
よっておこることがある。この反転が、0乃至0.055秒まで負のRPMで、
そして0乃至0.09秒まで負の角度で起こることが認められる。約0.12秒
で始まる加速度の変化は、前に述べた電流の非対称性によるものである。図12
Dは、始動アルゴリズムが作用している最初の0.03秒だけを示している。m
V秒のパラメータが加算されて、第1の状態変化を0.0215秒のところで、
そして第2の状態変化を0.023秒のところで発生することが示されている。
図12Aは、低域フィルターにかけた直角位相電圧から導き出した逆起電力の推
定値に対する逆起電力を示す。一例として、低域フィルターは、0.1秒の時定
数を持つが、これは12極の3相モータでは、100RPMに対応する。このグ
ラフから分かる様に、これらの推定値の角度は許容しうるものである。図12A
には示してないが、制御回路39は、各相電圧の推定値が中心合わせされること
を促進するために、低域フィルターの出力をクランプするためのディジタルまた
はアナログの誘導計算をすることが好ましい。中心合わせアルゴリズムによって
決定された値にクランプしたとき、制御回路39(例えばDSP)は純粋な積分
を行って、所望の各相電圧の推定を行うことが好ましい。図12Bは、始動時の
シミュレーションによる各相電流を示しており、下側電力スイッチをオンにする
ように選ばれた相枝路の分路の観察に基づいて、ピーク電流限界の介入を示して
いる。始動電流の非対称性は、各相電圧推定値の非対称性を反映しており、これ
は前に述べた手段により実質的に補正することができる。図12Cは、始動時の
回転方向の反転及び補正の例を示す。このような反転は「位置はずれ」の始動に
よっておこることがある。この反転が、0乃至0.055秒まで負のRPMで、
そして0乃至0.09秒まで負の角度で起こることが認められる。約0.12秒
で始まる加速度の変化は、前に述べた電流の非対称性によるものである。図12
Dは、始動アルゴリズムが作用している最初の0.03秒だけを示している。m
V秒のパラメータが加算されて、第1の状態変化を0.0215秒のところで、
そして第2の状態変化を0.023秒のところで発生することが示されている。
【0075】 これらのグラフは、3相直角巻線69に対する4線接続に基づいている。3線
接続(Y結線になっている3相の中心接続を省略する場合)、3つの等しい抵抗
を使って、人工的な中心点に対して加算する。この加算された中心点から3つの
端子までの電圧は、ソースとなるY結線電圧の推定値として、かなりの瞬時誤差
を持つことがある。しかし、これらの近似的な電圧から導き出した低域フィルタ
ーにかけた電圧は、一般的に、ソースとしてY結線された直角位相電圧から直接
的に導き出した電圧と区別することができない。
接続(Y結線になっている3相の中心接続を省略する場合)、3つの等しい抵抗
を使って、人工的な中心点に対して加算する。この加算された中心点から3つの
端子までの電圧は、ソースとなるY結線電圧の推定値として、かなりの瞬時誤差
を持つことがある。しかし、これらの近似的な電圧から導き出した低域フィルタ
ーにかけた電圧は、一般的に、ソースとしてY結線された直角位相電圧から直接
的に導き出した電圧と区別することができない。
【0076】 上に述べたところから、この発明の幾つかの目的が達成され、その他の有利の
結果が得られたことが理解されよう。
結果が得られたことが理解されよう。
【0077】 この発明の範囲を逸脱せずに上に述べた構成及び方法に種々の変更を加えるこ
とができるので、上の説明に述べたことまたは添付図面に示したことは全て、例
であって、この発明を制限するものと解釈してはならないことを承知されたい。
とができるので、上の説明に述べたことまたは添付図面に示したことは全て、例
であって、この発明を制限するものと解釈してはならないことを承知されたい。
【図1】 この発明の好ましい実施例によるモータ装置のブロック図。
【図2】 図1のモータを駆動する好ましい交差結合ゲート駆動装置を構成するインバー
タ・ブリッジの図。
タ・ブリッジの図。
【図3】 図1のモータを駆動する別の好ましい交差結合ゲート駆動装置を構成するイン
バータ・ブリッジの図。
バータ・ブリッジの図。
【図4A】 インバータ・ブリッジの負のレールのピーク電流の瞬時調整に基づく3相電子
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図4B】 インバータ・ブリッジの負のレールのピーク電流の瞬時調整に基づく3相電子
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図4C】 インバータ・ブリッジの負のレールのピーク電流の瞬時調整に基づく3相電子
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
転流モータ制御による図1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図5A】 図4A−4Cのモータ動作の各相電流及び電圧の例を回転の電気角度に対して
示すグラフ。
示すグラフ。
【図5B】 図4A−4Cのモータ動作の各相電流及び電圧の例を回転の電気角度に対して
示すグラフ。
示すグラフ。
【図6】 3相電子転流モータを動作させるための図1のモータに印加される各相電圧順
序の2つの例を示すグラフ。
序の2つの例を示すグラフ。
【図7A】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答して、各相枝路の
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図7B】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答して、各相枝路の
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図7C】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答して、各相枝路の
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の正弦波電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御により、図
1のモータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図8A】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答する、各相枝路の
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図8B】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答する、各相枝路の
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図8C】 インバータ・ブリッジの負のレールの観察された電流に応答する、各相枝路の
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
パルス幅変調の値の台形電圧調整に基づく3相電子転流モータ制御による図1の
モータの動作例を速度に対して示すグラフ。
【図9A】 台形動作の間の図1のモータの電圧、電流及び各相枝路のデューティ・サイク
ルの例を示すグラフ。
ルの例を示すグラフ。
【図9B】 台形動作の間の図1のモータの電圧、電流及び各相枝路のデューティ・サイク
ルの例を示すグラフ。
ルの例を示すグラフ。
【図9C】 台形動作の間の図1のモータの電圧、電流及び各相枝路のデューティ・サイク
ルの例を示すグラフ。
ルの例を示すグラフ。
【図10】 複数個の固定子の切り欠きを通る直角軸巻線を含む、図1の固定子を平坦にし
てみた側面図。
てみた側面図。
【図11A】 回転子の位置の追跡の為に、図10の直角軸巻線を用いた図1のモータの電圧
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
【図11B】 回転子の位置の追跡の為に、図10の直角軸巻線を用いた図1のモータの電圧
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
【図11C】 回転子の位置の追跡の為に、図10の直角軸巻線を用いた図1のモータの電圧
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
、電流及び各相枝路のデューティ・サイクルの例を示すグラフ。
【図12A】 図11A−11Cの直角軸回転位置追跡にしたがって動作する図1のモータの
始動時の動作例を示すグラフ。
始動時の動作例を示すグラフ。
【図12B】 図11A−11Cの直角軸回転位置追跡にしたがって動作する図1のモータの
始動時の動作例を示すグラフ。
始動時の動作例を示すグラフ。
【図12C】 図11A−11Cの直角軸回転位置追跡にしたがって動作する図1のモータの
始動時の動作例を示すグラフ。
始動時の動作例を示すグラフ。
【図12D】 図11A−11Cの直角軸回転位置追跡にしたがって動作する図1のモータの
始動時の動作例を示すグラフ。
始動時の動作例を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キーファー,ジェームズ・アール アメリカ合衆国、46825、インディアナ州、 フォート・ウェイン、アーチウッド・レー ン、5440番 Fターム(参考) 5H560 AA01 AA02 BB02 BB04 BB12 DA02 DA05 DA06 DA13 DC12 EB01 TT01 TT08 TT15 UA02 UA05 UA06 XA02 XA12 5H576 AA08 AA10 CC01 DD01 DD02 DD04 DD07 EE11 HA03 HB02 JJ03 JJ04 JJ08 JJ17 JJ18 JJ22 JJ26 JJ28 LL22 LL41 5J055 AX26 AX37 BX16 CX20 DX04 DX13 EX01 EX07 EY01 EY05 EY10 EY12 EY13 EY17 EY21 EZ00 EZ10 EZ14 EZ55 EZ66 FX18 FX32 GX01 GX02 GX06
Claims (27)
- 【請求項1】 回転自在の集成体と、 前記回転自在の集成体に対して磁気結合され、少なくとも1つの巻線を含む不
動の集成体と、 上側レール及び下側レールを持ち、電源から給電される電源リンクと、 前記巻線及び前記上側レールの間に接続された1組の上側電力スイッチ並びに
前記巻線及び前記下側レールの間に接続された1組の下側電力スイッチを含むブ
リッジ回路であって、各々の前記下側スイッチが、前記巻線に対して前記下側ス
イッチと同じ側にある前記上側スイッチの内の1つに対応しており、前記巻線の
同じ端に接続された対応する上側及び下側スイッチがブリッジ回路のアームを定
め、前記スイッチは各々導電状態及び非導電状態を持ち、各々の上側スイッチの
状態が、ブリッヂ回路の同じアームにある対応する下側スイッチの状態によって
決定されるブリッジ回路と、 前記スイッチを制御するモータ制御信号を発生する制御回路であって、前記下
側スイッチが該モータ制御信号を受け取るとともにそれに応答するようにする制
御回路と、 前記下側スイッチの状態に応答して、対応する上側スイッチを駆動して、電源
リンクのレールを巻線に選択的に接続することにより、該巻線をモータ動作電流
で付勢して、不動の集成体に対して回転自在の集成体を回転させる電磁界を発生
するようにする駆動回路であって、該駆動回路はブリッジ回路の各アームに接続
された電圧利得素子を含み、該電圧利得素子が各々夫々の下側スイッチの電流に
応答して、ブリッジの同じアームにある対応する上側スイッチをその非導電状態
に保つようにする駆動装置と、 を有しているモータ装置。 - 【請求項2】 さらに、前記ブリッジ回路の各アームにある抵抗分路を有し
、各々の抵抗分路が前記巻線と夫々の下側スイッチの間に接続されて、該下側ス
イッチの電流を感知する請求項1記載のモータ装置。 - 【請求項3】 各々の電圧利得素子が前記巻線及び夫々の抵抗分路の間に接
続されていて、該抵抗分路の両端の閾値電圧に応答して、夫々の上側スイッチを
非導電にする請求項2記載のモータ装置。 - 【請求項4】 前記上側スイッチが各々その状態を決定するゲート電極を持
ち、前記電圧利得素子は各々夫々の上側スイッチに接続されていて、夫々の下側
スイッチの電流が閾値レベルを超えるとき、該電圧利得素子が夫々の上側スイッ
チのゲート電極を低に引張り、こうして夫々の上側スイッチを非導電にする請求
項1記載のモータ装置。 - 【請求項5】 前記電圧利得素子が各々の上側スイッチに接続されたトラン
ジスタで構成され、該トランジスタは各々導電状態及び非導電状態を持ち、前記
上側スイッチが前記トランジスタの導電状態に応答して非導電になる請求項1記
載のモータ装置。 - 【請求項6】 前記トランジスタが各々その状態を決定するベース電極を持
ち、さらに、夫々の抵抗分路と各々のトランジスタのべース電極の間に接続され
て、ベース電極電流を制限するベース抵抗を有する請求項5記載のモータ装置。 - 【請求項7】 前記上側レールと各トランジスタのベース電極の間に接続さ
れて、夫々の下側スイッチが導電するときに、前記トランジスタに対するベース
電流駆動を維持する正帰還抵抗を有する請求項6記載のモータ装置。 - 【請求項8】 前記電圧利得素子が、各々の上側スイッチに接続された比較
回路で構成され、該比較回路は各々低レベル出力状態及び高レベル出力状態を持
ち、前記上側スイッチが比較回路の低レベル出力状態に応答して非導電になる請
求項1記載のモータ装置。 - 【請求項9】 前記比較回路が各々基準レベルに対するその状態を決定する
入力を持ち、さらに夫々の抵抗分路と各々の比較回路の入力の間に接続されて、
入力電流を制限する抵抗を有する請求項8記載のモータ装置。 - 【請求項10】 前記比較回路がその出力で一緒に接続されて、ブリッジ回
路に対する過小電圧保護をする1対の比較器で構成されている請求項8記載のモ
ータ装置。 - 【請求項11】 前記下側スイッチには各々フライバック・ダイオードが結
合されていて、前記電圧利得素子が各々夫々の下側スイッチに対するダイオード
回復電流に応答して、対応する上側スイッチをその非導電状態に維持する請求項
1記載のモータ装置。 - 【請求項12】 前記巻線が単相巻線で構成され、前記ブリッジ回路が2つ
の上側スイッチ及び2つの下側スイッチをもつH形ブリッジで構成されていて、
前記単相巻線を電源リンクに選択的に接続する請求項1記載のモータ装置。 - 【請求項13】 前記巻線が3つの相互接続された相巻線の内の1つを構成
しており、前記ブリッジ回路が少なくとも3つの上側スイッチ及び少なくとも3
つの下側スイッチを持つ完全インバータ・ブリッジで構成されていて、3つの相
巻線を前記電源リンクに選択的に接続する請求項1記載のモータ装置。 - 【請求項14】 前記モータ制御信号が、前記ブリッジ回路の異なるアーム
からの1つの下側スイッチ及び1つの上側スイッチが導電して、前記巻線を前記
電源リンクの上側及び下側レールに接続する転流期間を定め、該転流期間が前記
回転自在の集成体の角位置の関数として定められ、さらに、前記3つの相巻線の
各々に対応する直角軸巻線を有し、各々の直角軸巻線は回転自在の集成体に磁気
結合されているとともに、該回転自在の集成体の角位置を表す出力信号を発生す
るように位置決めされている請求項13記載のモータ装置。 - 【請求項15】 さらに、前記直角軸巻線の出力信号の位相を遅らせる積分
器を有し、積分された出力信号は夫々の相巻線の逆起電力を表し、前記制御回路
が前記積分された出力信号に応答して、前記モータ制御信号を発生して、3つの
相巻線の各々におけるモータ動作電流を調整する請求項14記載のモータ装置。 - 【請求項16】 前記不動の集成体が、その間にスロットを定める複数個の
固定子の歯を含み、前記相巻線が前記歯に逐次的に巻装されて、前記3つの相巻
線の内の1つが各々の歯の上に位置決めされるとともに前記3つの相巻線のうち
の2つが各々のスロット内に位置決めされるようになっており、各々の歯はその
面の中心位置にある切り欠きを持ち、前記直角軸巻線が固定子の歯の切り欠きに
逐次的に位置決めされている請求項14記載のモータ装置。 - 【請求項17】 前記3つの相巻線の内の1つに対応する前記直角軸巻線が
、他の2つの相巻線が位置決めされているスロット内に位置決めされる請求項1
6記載のモータ装置。 - 【請求項18】 前記直角軸巻線がY結線回路を構成する請求項14記載の
モータ装置。 - 【請求項19】 前記制御回路によって発生されるモータ制御信号が、始動
時に前記直角軸巻線からの出力信号がないとき、モータを始動するための始動順
序を実施し、該始動順序が所望の起動トルクに基づいて、前記相巻線の目標電流
レベルの順序を定める請求項14記載のモータ装置。 - 【請求項20】 さらに、前記回転自在の集成体と駆動関係を持ち、回転自
在の部品を駆動する軸を有する請求項1記載のモータ装置。 - 【請求項21】 回転自在の集成体及びそれに対して磁気結合された不動の
集成体を持つモータであって、該不動の集成体が少なくとも1つの巻線を含み、
該モータがまた上側レール及び下側レールを持っていて、電源から給電される電
源リンクをも持つとともに、前記巻線の転流を制御するモータ制御信号を発生す
る制御回路を持つようなモータを駆動するゲート駆動装置において、 前記巻線及び前記上側レールの間に接続された1組の上側電力スイッチと、 前記巻線及び前記下側レールの間に接続されていて、各々モータ制御信号を受
け取るとともにそれに応答する1組の下側電力スイッチであって、各々の当該下
側スイッチが前記巻線の前記下側スイッチと同じ側にある前記上側スイッチの内
の1つに対応し、これらのスイッチの各々は導電状態及び非導電状態を持ってい
る1組の下側電力スイッチと、 前記下側スイッチの状態に応答して、対応する上側スイッチを駆動して、電源
リンクのレールを前記巻線に選択的に接続することによって、該巻線が付勢され
て、回転自在の集成体を不動の集成体に対して回転させる電磁界が発生するよう
にした駆動回路であって、該駆動回路が各々の下側スイッチに接続された電圧利
得素子を含んでおり、該電圧利得スイッチは各々夫々の下側スイッチの電流に応
答して、ブリッジ回路の同じアームにある対応する上側スイッチをその非導電状
態に保つようにした駆動回路と、 有しているゲート駆動装置。 - 【請求項22】 回転自在の集成体と、 該回転自在の集成体に磁気結合されていて、3つの相巻線を含む不動の集成体
と、 各々の相巻線に対応していて、各々回転自在の集成体に磁気結合されるととも
に、該回転自在の集成体の角位置を表す出力信号を発生するように位置決めされ
た直角軸巻線と、 該直角軸巻線の出力信号を受け取り、それに応答して前記相巻線の転流を制御
するモータ制御信号を発生する制御回路と、 を有する3相モータ装置。 - 【請求項23】 前記不動の集成体が、その間にスロットが構成される複数
個の固定子の歯を含み、前記相巻線が前記歯に逐次的に巻装されて、前記3つの
相巻線の内の1つが各々の歯の上に位置決めされ、前記3つの相巻線の2つが各
スロット内に位置決めされるようにし、各々の歯はその面に中心位置にある切り
欠きを持ち、前記直角軸巻線が固定子の歯の切り欠き内に逐次的に位置決めされ
る請求項22記載のモータ装置。 - 【請求項24】 前記3つの相巻線の内の1つに対応する前記直角軸巻線が
、他の2つの相巻線が位置決めされているスロット内に位置決めされる請求項2
3記載のモータ装置。 - 【請求項25】 前記直角軸巻線がY結線回路を構成している請求項22記
載のモータ装置。 - 【請求項26】 さらに、前記直角軸巻線の出力信号の位相を遅らせる積分
器を有し、積分された出力信号が夫々の相巻線の逆起電力を表し、前記制御回路
が積分された出力信号に応答して、モータ制御信号を発生して、前記3つの相巻
線の各々のモータ動作電流を調整する請求項22記載のモータ装置。 - 【請求項27】 前記制御回路によって発生されるモータ制御信号が、始動
時に前記直角軸巻線からの出力信号がないとき、前記モータを始動する始動順序
を実施し、該始動順序が所望の起動トルクに基づいて、前記相巻線の目標電流レ
ベルの順序を定める請求項22記載のモータ装置。
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