JP2002536155A - 個々の容器を選択的に温度調整するための装置 - Google Patents

個々の容器を選択的に温度調整するための装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、多数の容器(3)を有している複合体(30)の少なくとも1つの容器(3)を選択的に温度調整するための装置(40)に関する。容器複合体(30)を所定の温度に維持するために用いられる、容器複合体(30)のための受容プレート(1)を有している。受容プレート(1)は少なくとも1つの破断部を有し、この破断部を通じて少なくとも1つの温度調整要素(2)を温度調整対象である容器(3)と接触させて熱交換可能である。容器複合体(30)と少なくとも1つの温度調整要素(2)は互いに相対的に移動可能である。温度調整要素(2)から放出されて容器(3)の温度調整には利用されない熱を逃がす少なくとも1つの補助的な冷却ゾーン(16)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願の対象は、個々の容器を選択的に温度調整するための装置、特に分子生
物学およびスクリーニング、とりわけハイスル−プットスクリーニング(HTS)
に適用するための前記装置である。
【0002】 薬学研究は、組み合わせ化学の可能性によって飛躍的に進歩した。というのは
、この方式により、薬理学的ポテンシャルを持った多種多様な物質を極めて効率
的に製造できるからである。薬学研究の出発点は、今日では、多数の化合物、た
とえば自然物質や人工的なペプチドおよび核酸を予め保管した物質ライブラリー
である。いわゆるハイスループットスクリーニングでは、一部自動化されたプロ
セスにおいて、この物質ライブラリーからこれら物質の非常に多くのものが生物
学的試験方法によりその薬理作用に関し調べられる。このため、特に分子生物学
の技術も適用される。プロセス全体は一般にピペット操作ロボットを使用して進
行する。この分野における小型システムを用いた新規な技術はWO98/0023
1に記載されている。HTSのための特殊な容器に関してはDE29805613お
よびWO97/15394に記載されている。
【0003】 物質ライブラリーの物質を保管する容器は一般には複合容器であり、たとえば
96個、384個、或いは1536個のマイクロタイトレーションプレートの型
式に構成された容器である。96個のマイクロタイトレーションプレートの型式
に構成された複合容器は、たとえば米国特許第4154795号に記載されてい
る。種々のシステムがあり、とりわけいわゆるクラスターラックがあり、これは
多数の管片を受容するための複合装置である。しかし他の型式も考えられ、たと
えば核酸を増幅させるために使用される、円錐形状の反応容器もある。これらの
容器は通常シーリングによって密封されている。最近の開発によれば、この種の
容器を個別カバーによって閉鎖することもできる。たとえばDE4412286に
は、HTSの分野でも使用できる自動的なカバーが記載されている。
【0004】 通常、物質ライブラリーにはなんどもかいとうとさいかいとうをく温度に非常
に敏感な物質が保管され、これらの物質はたとえば−20℃または−70℃の低
温度で保管されねばならない。何度も解凍と凍結を繰り返すとこの種の物質は破
損するので、これは避けなければならない。
【0005】 HTSで物質ライブラリーを使用する方法にはさまざまなものがある。 1.いわゆる「マザープレート」から複数個の「ドータープレート」をピペット
で採取する。「ドータープレート」はその後HTSの適当な生物学的検定に供給する
。 2.物質ライブラリーの特定のいくつかの複合体、すなわち個々の容器だけを利
用して、「ドータープレート」で物質を選定し、その後これらの物質をHTSプロ
セスに供給する。
【0006】 特に後者の方法は、1つの複合体の個々の管片または容器を解凍し、物質の一
部を取り出し、閉鎖後再び凍結させる必要がある。 1つのプレートのすべての容器を不必要に頻繁に解凍、凍結させることがない
ようにするため、従来の技術ではすでに、1つの複合体の個々の反応容器を選択
的に温度調整し、すなわちたとえば解凍することができ、他方残りの容器をその
まま深冷凍結させておくようにした装置が知られている。したがってこの種の装
置は一部高価な物質を長期間保存するのに貢献し、物質ライブラリーの長期間使
用を可能にする。
【0007】 たとえば優先権は本願よりも古いが、後で公開されたWO99/16549には
、96個の個別容器の容器複合体を受容する受容プレートが開示されている。こ
の場合受容プレートの個々の受容部は固有の加熱装置を備えており、加熱装置は
受容部に受容されている個別容器の温度調整、特に解凍を可能にさせる。したが
ってこの公知の温度調整装置はかなり複雑な構成を持っており、よって製造、稼
動の点で高コストである。ここで96個の個別容器に対し必要なコストが384
個の型式または1536個の型式のマイクロタイトレーションプレートを使用し
た場合に経済的に容認できないほどの規模であることは容易に見て取れることで
ある。
【0008】 DE1900279からは、多数の温度調整要素を備えた温度調整装置が知られ
ており、これらの温度調整要素は一緒に1つの容器複合体の対応する多数の容器
と接触させて熱交換させることができる。このため温度調整要素を鉛直方向に変
位させることができ、他方容器複合体は温度調整要素に対し相対的に水平面内で
変位させることができる。しかしながら、温度調整要素から放出された熱が容器
複合体内で拡散しやすく、したがって一列の容器を選択的に解凍させる場合、少
なくとも直接に隣接している容器列が解凍される恐れがあるのが欠点である。
【0009】 さらにDE3441179も指摘しておく。ここに記載されているマイクロタイ
トレーションプレート用の温度調整装置には選択的な解凍ユニットが設けられて
いない。むしろこの装置では、複合体の反応容器を可能な限り均一に温度調整す
ることが問題となっている。同様のことはDE3941169およびDE39385
65に対しても言える。
【0010】 さらに他の従来技術としてDE1573193,DE3307572,DE40227
92,DE19646115,DD239473,DD276547,US4116777,U
S4950608,US5849208,WO98/15969を指摘しておく。
【0011】 これに対し本発明の課題は、構成が簡潔で、低コストに調達でき、1つの容器
複合体の個々の容器を選択的に温度調整でき、同時に、これにより温度調整する
必要のない隣接する容器が著しい影響を受けず、特に個々の容器を解凍する場合
に容器複合体の他の容器も解凍する恐れのない装置を提供することである。
【0012】 この課題は、本発明によれば、請求項1の構成を備えた装置により解決される
。本発明による装置では、容器複合体の、温度調整される必要のない容器は、受
容プレートにより凍結したままの温度に保持される。これに対し、温度調整要素
と熱交換接触によって温度調整される容器は、受容プレートの破断部の領域に配
置され、したがって受容プレートにより冷却されることはない。容器複合体と温
度調整要素の相対運動はロボットにより簡単に行なうことができる。この種のロ
ボットはたとえば容器複合体の容器に受容されている試料の分子生物学的な検査
を行うためのピペット操作ロボットの形態で既存のものであるので、本発明によ
る装置のコストを決定するにあたってあまり問題にならない。
【0013】 本発明の特徴は、温度調整要素から放出されて、容器の温度調整に利用されな
い熱を逃がす少なくとも1つの補助的な冷却ゾーンを設けたことにある。この補
助的な冷却ゾーンは、容器複合体の温度調整されない容器にたいする望ましくな
い熱の影響を阻止する確実性をさらに向上させるものである。よってこの構成に
対しては独立の保護を請求する。
【0014】 容器複合体の個々の容器を選択的に温度調整するための本発明による装置の他
の適用例として、一本鎖核酸のハイブリダイゼーション(hybridisierung)が挙げ
られる。可能な限り精密なハイブリダイゼーションを達成するため、特に、反応
容器の温度を特別なハイブリダイゼーション温度(それぞれの配列に対して特有
のハイブリダイゼーション温度)に制限する方法が適用される。拡散配列が異な
る複数の容器を1回の作業工程でハイブリダイゼーションする場合には、複数の
容器を並行的に異なるハイブリダイゼーション温度に保持できるので、本発明に
よる装置は極めて有利である。
【0015】 次に、本発明を実施形態に関し添付の図面を用いて詳細に説明する。 本発明による装置は2つの構成要素に基づいており、すなわち物質ライブラリ
ーの物質を保管し、場合によっては処理するための特殊な容器と、選択的に温度
調整するための装置に基づいている。
【0016】 図5aには、96個のマイクロタイトレーションプレートの型式に構成された
複合容器30が図示されている。複合容器30はプレート11を有し、プレート
11の下面には多数の個別容器3がたとえば射出成形法で一体成形されている。
この場合特徴的なことは、個々の反応容器3が複合プレート11の下方に、結合
細板なしに自由に配置されていることである。複合プレート11の上面には、容
器3の開口部13が設けられている(図5bを参照)。これらの開口部は、たとえ
ばDE4412286から知られているように個々のカバーによって閉鎖できるが
、当業者には他の閉鎖態様も知られている。
【0017】 図5aと図5bに図示した配置構成以外にも他の実施形態が可能である。たとえ
ば、必ずしも個別容器3を1つにまとめて安定な複合体30を形成させる必要は
ない。或いは、互いに別個に形成された多数の「固定していない」容器を、この
ために設けられる穴付きプレート(専門用語では「ラック」とも呼ばれる)を使
用して少なくともしばらくの間、或いは一時的に1つにまとめて、複合体を形成
させるようにしてもよい。
【0018】 本発明によれば、反応容器3の下部部分に自由に接近できることだけが必要で
ある。したがって、個々の反応容器3の間の間隔Aは約1mmないし約10mmであり
、有利には約2mmないし約5mmである。図5bの図示によれば、この間隔Aの値は
3.25mmである。
【0019】 さらに、容器3の開口部13から底部までの間隔Bは約1mmないし約100mm
であり、有利には約5mmないし約35mmである。図5bによれば、この間隔Bの値
は22.6mmである。この場合、プレート11の下方に自由に垂れ下がっている
ゾーン14(図1を参照)の長さは、図5の実施形態では18mmである。
【0020】 容器3の形状は、開口部13から底部のほうへ、少なくともこの区間の一部に
おいて先細りになっており、有利には円錐形であるので、温度調整心棒または解
凍心棒2(図2を参照)を位置決めするための十分なスペースが提供されている
。高速解凍または凍結のため、複合プレート11下方の自由なゾーン14を薄壁
に構成して、高速熱交換を達成できるようにするのが有利である。特に壁の厚さ
が約0.2mmないし約0.5mm、有利には約0.2mmないし約0.3mmであるの
が有利である。
【0021】 プレート11を介しての熱交換をできるだけ少なくさせるため、プレート11
の厚さはできるだけ小さな値を持っている必要がある。しかしこれは容器複合体
30の安定性にとっては不利である。このため、複合プレート11の厚さは約0
.5mmないし約5mm、有利には約2mmないし約4mmである必要がある。図5bによ
れば、プレート11の厚さは約4mmである。
【0022】 複合容器3はたとえば熱変形可能なプラスチック、たとえばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチロール、ポリカーボネート、ポリウレタン等から製造さ
れている。複合容器3は射出成形法により簡単に低コストに製造できる。
【0023】 複合容器30の1個または複数個の個別容器3を選択的に温度調整するため、
本発明によれば、図1ないし図4に詳細に図示した温度調整装置40が使用され
る。図1によれば、温度調整装置40は受容プレート1を有している。受容プレー
ト1は有利には熱伝導に優れた材料から製造されており、たとえば金属、有利に
はアルミニウム、真鍮、または銅からなっている。受容プレート1は、当業者に
よく知られている冷却装置を用いて冷却することができ、たとえばペルチエ要素
、適当な熱伝導要素と結合して使用されるコンプレッサー型冷却設備等を用いて
冷却できる。この冷却のために、複合容器30に受容されている物質を、冷凍庫
から出した後さらに深冷凍結させる。
【0024】 受容プレート1にはキャビティ4が設けられている。これらのキャビティ4は
容器3の受容に用いられ、したがってその形状は容器3の外側輪郭に対応するよ
う選定されている。図示した実施形態では、キャビティ4は縦溝として構成され
ているので、容器3は二重矢印yの方向に、すなわちY方向に変位することがで
きる。受容プレート1の変位区間のほぼ中央部に、それぞれの縦溝は少なくとも
1つの破断部5を備えている。各破断部5には、たとえば温度調整心棒または解
凍心棒2として実施された温度調整要素を走入させることができる。
【0025】 温度調整心棒または解凍心棒2の課題は、それぞれの破断部5の領域に配置さ
れている容器3を温度調整または解凍することである。このため温度調整要素2
を、上方へ矢印zの方向へ鉛直方向に移動させることによってそれぞれの容器3
の表面と物理的に接触させて熱交換させることができる。異なる温度で多重ハイ
ブリダイゼーションするための本発明による温度調整装置を使用するため、複数
個の温度調整要素2が複数の破断部5に走入される。
【0026】 図2によれば、破断部5は冷却ゾーン16によって取り囲まれている。図2で
は冷却ゾーンを1個だけ図示した。これらの冷却ゾーンは、温度調整心棒または
解凍心棒2から放出され、容器3の温度調整または解凍に利用されない熱を、で
きるだけ効率的に逃がして、これらの熱が隣接している容器3に悪影響するのを
阻止するために用いる。冷却ゾーン16は、たとえば熱伝導性に優れた材料から
製造されるリング要素を有することができ、リング要素は外部の冷却装置と熱的
に連結されている。リング要素は、たとえば銅などから製造され、冷却流体が貫
流する中実リングまたはリングパイプであってもよい。この種の補助的な冷却ゾ
ーンを複数設ける場合には、これら冷却ゾーンの少なくともいくつかを1つの共
通の冷却装置と熱的に連結させてよい。冷却ゾーン16と冷却可能な受容部1と
の温度差は約5℃ないし約50℃が有利であり、好ましくは約20℃ないし約3
0℃である。
【0027】 図2の実施形態では、縦溝4はそれぞれ1つの破断部5を有している。さらに
、受容プレート1に受容されている複合容器30をY方向に移動させるための移
動可能なレーキ6を備えた直線運動ユニット7が設けられている。このようにし
て、複合容器30の各容器3を温度調整ポジションまたは解凍ポジション5を経
て移動できるよう保証されている。さらに、温度調整心棒または解凍心棒2はX方
向に移動可能に構成されている。このように、複合容器30をY方向へ移動させ、
且つ心棒2を当初はX方向へ、その後Z方向へ移動させることにより、複合容器3
0の任意の各容器3を制御して、温度調整または解凍させることができる。
【0028】 しかし、基本的には、受容プレート1が容器複合体30の容器3の数量に対応
する数量の受容部を有し、それぞれの受容部が破断部5を備えている構成、およ
び、温度調整要素または解凍要素2が3つの空間方向すべてに移動可能であり、
すなわちX方向とY方向とZ方向とに移動可能である構成でもよい。
【0029】 図3は、本発明にしたがって使用される温度調整要素または解凍要素2の構成
図である。温度調整要素または解凍要素2は絶縁層8を有し、この絶縁層8によ
り、温度調整要素または解凍要素2と周囲、たとえば金属プレート1との間の熱
伝導が最小になる。これにより、観察されている容器3を温度調整するために利
用されない熱の放射または放出を少なくさせることができる。温度調整要素また
は解凍要素2は電気的に加熱可能なフィラメント9を備えたセラミックス材8か
ら製造されているのが有利である。基本的には、マイクロ波加熱或いは赤外線加
熱を適用してもよい。しかし、セラミックスのような適当な材料に埋設される加
熱フィラメントには、生物学的に活性な物質との反応性混合の際に、これらの物
質を放射作用等によって阻害しないという利点がある。
【0030】 図4は特殊な実施形態における本発明の他の詳細を示すもので、温度調整要素
または解凍要素2が上方へ移動した場合、熱の移行を良好にするため、温度調整
要素または解凍要素2を解凍対象である容器に対して押圧させる必要がある。し
かしながら、これによって容器複合体30が冷却可能な受容部1から持ち上げら
れる危険がある。これを防止するため、温度調整要素または解凍要素2が上方へ
移動した場合、容器複合体30を冷却可能な受容プレート1の受容溝4内へ押し
込める対向保持装置、たとえば対向保持板15を自動的に下降させることができ
る。温度調整対象である個別容器に付設されるカバーを自動的に脱着させる装置
を使用する場合には、対向保持装置をこのカバー操作装置の把持アームによって
形成させてもよい。これは、別個の対向保持装置を設ける必要がないので、本発
明による装置の構成をさらに簡潔にさせる。
【0031】 本発明によれば、上述したような構成により、試料容器3を極めて迅速に加熱
させることが可能であり、しかもその周囲、すなわちそれを取り囲んでいる容器
3が選択的加熱過程により解凍する危険もない。この配置構成により、温度調整
要素2を適宜温度設定して温度制御することによって、1個または複数個の容器
3を、残りの容器の温度以上の約20℃ないし約70℃の温度に選択的に温度調
整することが可能になる。
【0032】 上述した装置では、容器複合体30の個々の容器3を温度調整するため、この
容器複合体30と温度調整要素2とを多数回の直線相対運動で位置決めしなけれ
ばならないが、これ以外に、個々の容器3を選択的に温度調整するための他の構
成の装置がある。図6ないし図8はこの種の3つの装置の例を概略して図示した
ものである。これらの装置は、その基本原理においては、本願よりも優先権が古
く、しかし後で公開されたWO99/16549で知られている温度調整装置に対
応しているが、前述したように、すべて補助的な冷却ゾーン16を備えている。
【0033】 図6の実施形態では、それぞれの受容部4にペルチエ要素18が取り付けられ
て、反応容器に対する良好な熱接触面が受容部4に生じるようになっている。当
業者には、ペルチエ要素が冷却面19と加熱面20からなり、極性反転させるこ
とによりこれらを適宜交換できることは周知である。図6に図示したような受容
プレート1に対しては、反応容器を1つの複合体に受容させ、ペルチエ要素を適
宜切換えることにより冷却することが可能である。適宜制御することにより、ペ
ルチエ要素を極性反転させることによって選択的に個々の容器を温度調整するこ
とができる。正確な温度調整を適宜行うには、図6の他のプレート17を介して
熱を適宜供給または放出させて、調整を簡単に且つ精密化するのが有利である。
このためには、本発明によれば、図6に図示したような温度調整可能なプレート
17(ここではたとえば底部に配置される)が有利である。解凍のために使用す
る場合は、プレート17を冷却して加熱熱を逃がす必要がある。
【0034】 図7は本発明の他の実施形態を示すものである。この実施形態では、容器3を
受容するためのキャビティ4を備えた個々の受容部1は、底部においてペルチエ
要素18と連結されている。個々の受容部は熱絶縁層28によって互いに仕切ら
れている。底部には、熱を逃がすため適当な空気管路21が取り付けられ、空気
管路21はベンチレータ12によりペルチエ要素18の冷却の用を成す。図6の
実施形態の場合と同様に、ペルチエ要素18を極性反転させることにより選択的
な温度調整または加熱を達成できる。
【0035】 図8によれば、容器3の受容部4の周囲に冷却液または加熱液が供給される。
対応する冷却可能な受容部1はそれぞれ絶縁層28によって互いに仕切られ、冷
却液または加熱液を供給できる穴22をそれぞれ有している。これは適当な冷却
蛇管であってもよいし、或いは冷却可能な受容プレートを金属材から構成する場
合は、接続部を備えた適当な穴であってもよい。この場合、個々の接続部はすべ
て適当なバルブシステムにより制御されて、選択的に個々の受容部を冷却または
加熱できるようになっている。
【0036】 図6ないし図8の装置は、特に配列(Sequenz)が異なる複数の容器、したがっ
てハイブリダイゼーション温度が異なっている複数の容器内で核酸ハイブリダイ
ゼーションを行なうのに適している。もう一度指摘しておくが、これら3つの実
施形態は本発明の可能な実施形態であるにすぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による温度調整装置の概略斜視図である。
【図2】 図1の装置の平面図である。
【図3】 温度調整心棒の平面図である。
【図4】 図1と図2の温度調整装置の概略側面図である。
【図5a,5b】 多数の個別容器の複合板を示す図で、図5aは下から見た斜視図、図5bは寸法
を記入した側断面図である。
【図6−8】 本発明による温度調整装置の他の実施形態の概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月25日(2001.1.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/53 G01N 33/566 33/566 35/02 A 35/02 37/00 103 37/00 103 35/00 B // G01N 35/00 C12N 15/00 A (72)発明者 カプラン トーマス ドイツ連邦共和国 デー・07407 ルード ルシュタット グーテンベルクシュトラー セ 3 (72)発明者 ビーンハウス ゲルハルト ドイツ連邦共和国 デー・82407 ヴィー レンバッハ カルヴェンデルシュトラーセ 1 (72)発明者 ベットゲ イェルク ドイツ連邦共和国 デー・07407 ルード ルシュタット フリーデンスシュトラーセ 10 Fターム(参考) 2G058 AA09 BB14 BB26 CC02 3L045 AA07 BA01 CA02 DA04 4B024 AA11 AA19 AA20 CA09 HA14 4B029 AA08 AA12 AA23 BB20 CC03 CC08 GA06 GB01 4G057 AD01 AD11 AE05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の容器(3)を有している複合体(30)の少なくとも1
    つの容器(3)を選択的に温度調整するための装置(40)であって、 容器複合体(30)を所定の温度に維持するために用いられる、容器複合体(
    30)のための受容プレート(1)が設けられ、 受容プレート(1)が少なくとも1つの破断部(5)を有し、この破断部(5
    )を通じて少なくとも1つの温度調整要素(2)を温度調整対象である容器(3
    )と接触させて熱交換可能であり、 容器複合体(30)と少なくとも1つの温度調整要素(2)が互いに相対的に
    移動可能である前記装置。
  2. 【請求項2】受容プレート(1)が多数の縦溝(4)を有し、これら縦溝(
    4)内にそれぞれ容器複合体(30)の多数の容器(3)を受容可能であること
    を特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】各縦溝(4)が、有利にはそのほぼ中心領域に、少なくとも1
    つの破断部(5)を有していることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】容器複合体(30)を少なくとも1つの破断部(5)に対し相
    対的に位置決めするため、有利には縦溝内で容器複合体(30)を変位させるこ
    とにより位置決めするため、駆動装置(Y)が設けられていることを特徴とする
    、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】少なくとも1つの温度調整要素(2)を少なくとも1つの破断
    部に対し相対的に位置決めするための駆動装置(X,Z)が設けられ、有利には温
    度調整要素を、縦溝(4)に対し直角に延び受容プレート(1)の面に対しほぼ
    平行に延びる第1の方向(X)と受容プレート(1)の面に対しほぼ直角に延び
    る第2の方向(Z)とに変位させることにより前記位置決めを行なう駆動装置(X
    ,Z)が設けられていることを特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】容器複合体(30)を受容プレート(1)に対し押圧させる対
    向保持装置(15)、たとえば対向保持プレート(15)が設けられていること
    を特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の装置。
  7. 【請求項7】温度調整要素(2)から放出されて容器(3)の温度調整には
    利用されない熱を逃がす少なくとも1つの補助的な冷却ゾーン(16)が設けら
    れていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の装置。
  8. 【請求項8】多数の容器(3)を有している複合体(30)の少なくとも1
    つの容器(3)を、特に請求項1から7までのいずれか一つに記載の少なくとも
    1つの温度調整要素(2)を用いて選択的に温度調整するための装置(40)で
    あって、 容器複合体(30)を所定の温度に維持するために用いられる、容器複合体(
    30)のための受容プレート(1)が設けられ、 温度調整要素(2)から放出されて容器(3)の温度調整には利用されない熱
    を逃がす少なくとも1つの補助的な冷却ゾーン(16)が設けられている装置。
  9. 【請求項9】補助的な冷却ゾーン(16)が、熱伝導性に優れた材料から製
    造されるリング要素を有し、リング要素が冷却装置と熱的に連結されていること
    を特徴とする、請求項7または8に記載の装置。
  10. 【請求項10】補助的な冷却ゾーン(16)が多数設けられ、これら冷却ゾ
    ーン(16)の少なくともいくつかが1つの共通の冷却装置と熱的に連結されて
    いることを特徴とする、請求項7から9までのいずれか一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】受容プレート(1)と補助的な冷却ゾーン(16)との温度
    差が約5℃ないし約50℃、有利には約20℃ないし約30℃であることを特徴
    とする、請求項7から10までのいずれか一つに記載の装置。
  12. 【請求項12】温度調整要素(2)が少なくとも1つのペルチエ要素を有し
    ていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の装置。
  13. 【請求項13】温度調整要素(2)が少なくとも1つの加熱フィラメントを
    有していることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の装
    置。
  14. 【請求項14】温度調整要素(2)が熱絶縁層(8)によって取り囲まれて
    いることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の装置。
  15. 【請求項15】多数の温度調整要素(2)が設けられ、これら温度調整要素
    (2)は有利には互いに独立に温度設定可能であることを特徴とする、請求項1
    から14までのいずれか一つに記載の装置。
  16. 【請求項16】容器複合体(30)が、多数の容器(3)を一体成形した複
    合プレート(11)を有していることを特徴とする、請求項1から15までのい
    ずれか一つに記載の装置。
  17. 【請求項17】隣接する容器(3)の間隔(A)が約1mmないし約10mm、
    有利には約2mmないし約5mmであることを特徴とする、請求項1から16までの
    いずれか一つに記載の装置。
  18. 【請求項18】複合プレート(1)から容器(3)の底部までの間隔(B)
    が約1mmないし約100mm、有利には約5mmないし約35mmであることを特徴と
    する、請求項1から17までのいずれか一つに記載の装置。
  19. 【請求項19】容器(3)の壁厚が約0.2mmないし約0.5mm、有利には
    約0.2mmないし約0.3mmであることを特徴とする、請求項1から18までの
    いずれか一つに記載の装置。
  20. 【請求項20】複合プレート(11)の厚さが約0.5mmないし約5mm、有
    利には約2mmないし約4mmであることを特徴とする、請求項1から19までのい
    ずれか一つに記載の装置。
  21. 【請求項21】請求項1から20までのいずれか一つに記載の装置を、たと
    えば分子生物学において、核酸ハイブリダイゼーション時のスクリーニング、有
    利にはハイスループットスクリーニングに使用する使用方法。
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