JPH1189553A - インキュベータブロック - Google Patents
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- JPH1189553A JPH1189553A JP27193297A JP27193297A JPH1189553A JP H1189553 A JPH1189553 A JP H1189553A JP 27193297 A JP27193297 A JP 27193297A JP 27193297 A JP27193297 A JP 27193297A JP H1189553 A JPH1189553 A JP H1189553A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/12—Well or multiwell plates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/12—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
- C12M41/14—Incubators; Climatic chambers
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- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多種多様化したマイクロチューブやマイクロ
プレートに対応可能で汎用性が高く、マイクロチューブ
やマイクロプレートの温度を一様にできるインキュベー
タブロックを提供する。 【解決手段】 恒温槽と熱源と温度制御機能３２を備
え、恒温槽内のインキュベータブロック１０の温度を設
定値に保持するようにした恒温装置において、前記イン
キュベータブロック１０の形状を、マイクロチューブ等
を挿入する挿入穴３０ａを有する金属ブロック型のイン
キュベータブロック３０やマイクロプレート、シャーレ
等を収納できるように形成した。この場合、インキュベ
ータブロック１０の形状を箱形形状に形成し、インキュ
ベータブロック１０の材質をアルミニウム等の金属材料
とするようにすると、インキュベータブロック１０の熱
伝導率が大きくなるので、インキュベータブロック１０
内の温度の一様化がとなり、試料に直接的に熱伝導でき
るので高精度に温度制御が可能となる。
プレートに対応可能で汎用性が高く、マイクロチューブ
やマイクロプレートの温度を一様にできるインキュベー
タブロックを提供する。 【解決手段】 恒温槽と熱源と温度制御機能３２を備
え、恒温槽内のインキュベータブロック１０の温度を設
定値に保持するようにした恒温装置において、前記イン
キュベータブロック１０の形状を、マイクロチューブ等
を挿入する挿入穴３０ａを有する金属ブロック型のイン
キュベータブロック３０やマイクロプレート、シャーレ
等を収納できるように形成した。この場合、インキュベ
ータブロック１０の形状を箱形形状に形成し、インキュ
ベータブロック１０の材質をアルミニウム等の金属材料
とするようにすると、インキュベータブロック１０の熱
伝導率が大きくなるので、インキュベータブロック１０
内の温度の一様化がとなり、試料に直接的に熱伝導でき
るので高精度に温度制御が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物等を培養す
る恒温装置でインキュベータユニットとして用いるイン
キュベータブロックの改良に関する。
る恒温装置でインキュベータユニットとして用いるイン
キュベータブロックの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】微生物等を培養するために、恒温槽内の
インキュベータブロックを設定された温度に保持するよ
うにした恒温装置が実用に供されている。また、従来よ
り、マイクロチューブや試験管等の試料容器を、当該恒
温装置により加熱又は冷却する際に用いるインキュベー
タブロックとして、金属製、特に熱伝導性が高いアルミ
ニウム製の金属ブロックに、マイクロチューブや試験管
等の被加熱体を収納支持する挿入穴が設けられたインキ
ュベータブロックが用いられている。
インキュベータブロックを設定された温度に保持するよ
うにした恒温装置が実用に供されている。また、従来よ
り、マイクロチューブや試験管等の試料容器を、当該恒
温装置により加熱又は冷却する際に用いるインキュベー
タブロックとして、金属製、特に熱伝導性が高いアルミ
ニウム製の金属ブロックに、マイクロチューブや試験管
等の被加熱体を収納支持する挿入穴が設けられたインキ
ュベータブロックが用いられている。
【０００３】このインキュベータブロックを用いて、上
記被加熱体を加熱保温又は冷却保温する方法について、
図５（Ａ）、（Ｂ）及び図６（Ａ）〜（Ｃ）を用いて説
明する。図５（Ａ）は、上記従来のインキュベータブロ
ック３０の平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
また、図６（Ａ）は当該インキュベータブロック３０に
より収納支持されるマイクロチューブ３１の平面図で、
同図（Ｂ）は側面図、同図（Ｃ）はマイクロチューブ３
１を装着し、恒温装置（図示せず）の温度制御部３２に
インキュベータブロック３０を載せた状態を示す縦断側
面図である。
記被加熱体を加熱保温又は冷却保温する方法について、
図５（Ａ）、（Ｂ）及び図６（Ａ）〜（Ｃ）を用いて説
明する。図５（Ａ）は、上記従来のインキュベータブロ
ック３０の平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
また、図６（Ａ）は当該インキュベータブロック３０に
より収納支持されるマイクロチューブ３１の平面図で、
同図（Ｂ）は側面図、同図（Ｃ）はマイクロチューブ３
１を装着し、恒温装置（図示せず）の温度制御部３２に
インキュベータブロック３０を載せた状態を示す縦断側
面図である。
【０００４】図５（Ａ）、（Ｂ）に示すように、インキ
ュベータブロック３０は、金属ブロックに図６（Ａ）、
（Ｂ）に示すマイクロチューブ３１を装着するための、
断面が略円形状の挿入穴３０ａを、所定の間隔をおいて
１６個形成することにより構成されている。この構成
で、インキュベータブロック３０は、図６（Ｃ）に示す
ように、マイクロチューブ３１をインキュベータブロッ
ク３０の各挿入穴３０ａに装着し、温度制御部３２に載
せ、恒温槽（図示せず）内に所定の時間保存することに
より微生物等の培養を行っている。一方、マイクロプレ
ートやシャーレにより培養する場合には、図示は省略す
るが、ふ卵器やエアジャケット式の恒温庫が用いられて
いる。
ュベータブロック３０は、金属ブロックに図６（Ａ）、
（Ｂ）に示すマイクロチューブ３１を装着するための、
断面が略円形状の挿入穴３０ａを、所定の間隔をおいて
１６個形成することにより構成されている。この構成
で、インキュベータブロック３０は、図６（Ｃ）に示す
ように、マイクロチューブ３１をインキュベータブロッ
ク３０の各挿入穴３０ａに装着し、温度制御部３２に載
せ、恒温槽（図示せず）内に所定の時間保存することに
より微生物等の培養を行っている。一方、マイクロプレ
ートやシャーレにより培養する場合には、図示は省略す
るが、ふ卵器やエアジャケット式の恒温庫が用いられて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、分子
生物学分野では、取り扱う試料容量が微量化しており、
それに対応して取り扱う試料容器の小型化や、多様化が
進んでいる。例えば、マイクロチューブのインキュベー
タブロックとしては上述の金属ブロックタイプのインキ
ュベータブロックが最適である。一方、多数の試料が同
時に収容可能であるマイクロプレートも近年多用される
ようになってきたが、これを用いる場合は、通常は上述
のように、細菌培養に使用するふ卵器やエアジャケット
式の恒温庫を使用している。
生物学分野では、取り扱う試料容量が微量化しており、
それに対応して取り扱う試料容器の小型化や、多様化が
進んでいる。例えば、マイクロチューブのインキュベー
タブロックとしては上述の金属ブロックタイプのインキ
ュベータブロックが最適である。一方、多数の試料が同
時に収容可能であるマイクロプレートも近年多用される
ようになってきたが、これを用いる場合は、通常は上述
のように、細菌培養に使用するふ卵器やエアジャケット
式の恒温庫を使用している。
【０００６】このように、マイクロチューブやマイクロ
プレート等の被加熱体が多様化するのに対応して、それ
らを収納するインキュベータブロックも多種多様化する
と、取り扱いが煩雑化し、維持コストが嵩むという問題
が生じる。従って、多種多様化したマイクロチューブや
マイクロプレート等を収納する汎用性の高いインキュベ
ータブロックが要望されている。また、恒温槽内の温度
は極力均一になるように工夫されているが、マイクロプ
レート等を用いて一度に多数の培養を行う場合、このマ
イクロプレート等に温度のむらがあると、培養の均一性
が阻害されることになる。そこで、微生物等の培養が均
質に行われるために、マイクロプレート等の温度分布を
一様とするインキュベータブロックも要望されている。
本発明は、上記課題（問題点）を解決し、多種多様化し
たマイクロチューブやマイクロプレートに対応可能で汎
用性が高く、マイクロチューブやマイクロプレートの温
度を一様にできるインキュベータブロックを提供するこ
とを目的とする。
プレート等の被加熱体が多様化するのに対応して、それ
らを収納するインキュベータブロックも多種多様化する
と、取り扱いが煩雑化し、維持コストが嵩むという問題
が生じる。従って、多種多様化したマイクロチューブや
マイクロプレート等を収納する汎用性の高いインキュベ
ータブロックが要望されている。また、恒温槽内の温度
は極力均一になるように工夫されているが、マイクロプ
レート等を用いて一度に多数の培養を行う場合、このマ
イクロプレート等に温度のむらがあると、培養の均一性
が阻害されることになる。そこで、微生物等の培養が均
質に行われるために、マイクロプレート等の温度分布を
一様とするインキュベータブロックも要望されている。
本発明は、上記課題（問題点）を解決し、多種多様化し
たマイクロチューブやマイクロプレートに対応可能で汎
用性が高く、マイクロチューブやマイクロプレートの温
度を一様にできるインキュベータブロックを提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のインキュベータ
ブロックは、上記課題を解決するために、請求項１に記
載のものでは、恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒
温槽内のインキュベータブロックの温度を設定値に保持
するようにした恒温装置において、前記インキュベータ
ブロックの形状を、マイクロチューブ等を挿入する挿入
穴を有する金属ブロック型のインキュベータブロックや
マイクロプレート、シャーレ等を収納できるように形成
した。これにより、マイクロチューブを収納する金属ブ
ロック型のインキュベータブロックや多種多様のマイク
ロプレート等を収納できる、汎用性の高いインキュベー
タブロックとすることができる。
ブロックは、上記課題を解決するために、請求項１に記
載のものでは、恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒
温槽内のインキュベータブロックの温度を設定値に保持
するようにした恒温装置において、前記インキュベータ
ブロックの形状を、マイクロチューブ等を挿入する挿入
穴を有する金属ブロック型のインキュベータブロックや
マイクロプレート、シャーレ等を収納できるように形成
した。これにより、マイクロチューブを収納する金属ブ
ロック型のインキュベータブロックや多種多様のマイク
ロプレート等を収納できる、汎用性の高いインキュベー
タブロックとすることができる。
【０００８】請求項２に記載のインキュベータブロック
では、恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒温槽内の
インキュベータブロックの温度を設定値に保持するよう
にした恒温装置において、前記インキュベータブロック
の形状を、マイクロチューブ等を挿入する挿入穴を有す
る金属ブロック型のインキュベータブロックやマイクロ
プレート、シャーレ等を収納できるように形成すると共
に、着脱自在の蓋体を備えるように構成した。これによ
り、上記同様に汎用性の高いインキュベータブロックと
することができる他に、インキュベータブロック内の温
度分布の偏りが無くなり、微生物等の培養の均質性が向
上する。
では、恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒温槽内の
インキュベータブロックの温度を設定値に保持するよう
にした恒温装置において、前記インキュベータブロック
の形状を、マイクロチューブ等を挿入する挿入穴を有す
る金属ブロック型のインキュベータブロックやマイクロ
プレート、シャーレ等を収納できるように形成すると共
に、着脱自在の蓋体を備えるように構成した。これによ
り、上記同様に汎用性の高いインキュベータブロックと
することができる他に、インキュベータブロック内の温
度分布の偏りが無くなり、微生物等の培養の均質性が向
上する。
【０００９】請求項３に記載のインキュベータブロック
では、上記インキュベータブロックの形状を箱形形状に
形成すると共に、インキュベータブロックの材質をアル
ミニウム等の金属材料とするようにした。これにより、
インキュベータブロックの熱伝導率が大きくなるので、
インキュベータブロック内の温度の一様化ができる。ま
た、試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温度制御
が可能となる。
では、上記インキュベータブロックの形状を箱形形状に
形成すると共に、インキュベータブロックの材質をアル
ミニウム等の金属材料とするようにした。これにより、
インキュベータブロックの熱伝導率が大きくなるので、
インキュベータブロック内の温度の一様化ができる。ま
た、試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温度制御
が可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明のインキュベータブロック
の一実施の形態を図１（Ａ）、（Ｂ）乃至図４（Ａ）、
（Ｂ）を用いて説明する。なお、図１（Ａ）、（Ｂ）乃
至図４（Ａ）、（Ｂ）において、図５（Ａ）、（Ｂ）及
び図６（Ａ）〜（Ｃ）と同一の構成については同一の符
号を付して、説明を省略した。
の一実施の形態を図１（Ａ）、（Ｂ）乃至図４（Ａ）、
（Ｂ）を用いて説明する。なお、図１（Ａ）、（Ｂ）乃
至図４（Ａ）、（Ｂ）において、図５（Ａ）、（Ｂ）及
び図６（Ａ）〜（Ｃ）と同一の構成については同一の符
号を付して、説明を省略した。
【００１１】図１は、本発明のインキュベータブロック
１０に上述した金属ブロック型のインキュベータブロッ
ク３０を収納して、温度制御部３２に載せた状態を示す
図で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図で
ある。図２は、本発明のインキュベータブロック１０の
一実施の形態を示す図で、同図（Ａ）は平面図、同図
（Ｂ）は縦断側面図である。
１０に上述した金属ブロック型のインキュベータブロッ
ク３０を収納して、温度制御部３２に載せた状態を示す
図で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図で
ある。図２は、本発明のインキュベータブロック１０の
一実施の形態を示す図で、同図（Ａ）は平面図、同図
（Ｂ）は縦断側面図である。
【００１２】本実施の形態に用いるインキュベータブロ
ック１０は、図２（Ａ）、（Ｂ）に示すような箱形形状
である。なお、本実施の形態では、インキュベータブロ
ック１０に収納する金属ブロック型のインキュベータブ
ロック３０は、図１（Ａ）、（Ｂ）に示すように、２４
個のマイクロチューブ（図示せず）が挿入できる挿入穴
３０ａが形成されている。３２は温度制御機能としての
温度制御部で、これは、例えばサーモモジュール等の制
御可能な加熱手段により構成すればよい。また、インキ
ュベータブロック１０は、金属ブロック型のインキュベ
ータブロック３０の温度むらをなくすために、熱伝導性
の良いアルミニウム材で構成されている。
ック１０は、図２（Ａ）、（Ｂ）に示すような箱形形状
である。なお、本実施の形態では、インキュベータブロ
ック１０に収納する金属ブロック型のインキュベータブ
ロック３０は、図１（Ａ）、（Ｂ）に示すように、２４
個のマイクロチューブ（図示せず）が挿入できる挿入穴
３０ａが形成されている。３２は温度制御機能としての
温度制御部で、これは、例えばサーモモジュール等の制
御可能な加熱手段により構成すればよい。また、インキ
ュベータブロック１０は、金属ブロック型のインキュベ
ータブロック３０の温度むらをなくすために、熱伝導性
の良いアルミニウム材で構成されている。
【００１３】先ず、この構成で、本実施の形態であるイ
ンキュベータブロック１０により、金属ブロック型のイ
ンキュベータブロック３０を用いて培養を行う場合は、
当該インキュベータブロック３０を、本発明の箱形形状
のインキュベータブロック１０に、図１（Ａ）、（Ｂ）
に示すように収納し、恒温槽（図示せず）内の温度制御
部３２に設置し、この温度制御部３２を作動し、所定の
時間インキュベータブロック３０を一定の温度に保温す
ることにより行う。
ンキュベータブロック１０により、金属ブロック型のイ
ンキュベータブロック３０を用いて培養を行う場合は、
当該インキュベータブロック３０を、本発明の箱形形状
のインキュベータブロック１０に、図１（Ａ）、（Ｂ）
に示すように収納し、恒温槽（図示せず）内の温度制御
部３２に設置し、この温度制御部３２を作動し、所定の
時間インキュベータブロック３０を一定の温度に保温す
ることにより行う。
【００１４】次に、本実施の形態であるインキュベータ
ブロック１０により、マイクロプレート３３を用いて培
養を行う場合は、当該マイクロプレート３３をインキュ
ベータブロック１０に、図３（Ａ）、（Ｂ）に示すよう
に収納し、着脱自在の蓋体１０ｂで蓋をする。なお、図
３はインキュベータブロック１０に上下２つのマイクロ
プレート３３を収納した状態を示す図で、同図（Ａ）は
平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
ブロック１０により、マイクロプレート３３を用いて培
養を行う場合は、当該マイクロプレート３３をインキュ
ベータブロック１０に、図３（Ａ）、（Ｂ）に示すよう
に収納し、着脱自在の蓋体１０ｂで蓋をする。なお、図
３はインキュベータブロック１０に上下２つのマイクロ
プレート３３を収納した状態を示す図で、同図（Ａ）は
平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
【００１５】更に、本実施の形態であるインキュベータ
ブロック１０により、スタンプ培地３４を用いて培養を
行う場合は、当該スタンプ培地３４をインキュベータブ
ロック１０に、図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように収納
し、上記同様に着脱自在の蓋体１０ｂで蓋をする。な
お、図４は、インキュベータブロック１０にスタンプ培
地３４を上下夫々３個ずつ計６個収納した状態を示す図
で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図を示
している。
ブロック１０により、スタンプ培地３４を用いて培養を
行う場合は、当該スタンプ培地３４をインキュベータブ
ロック１０に、図４（Ａ）、（Ｂ）に示すように収納
し、上記同様に着脱自在の蓋体１０ｂで蓋をする。な
お、図４は、インキュベータブロック１０にスタンプ培
地３４を上下夫々３個ずつ計６個収納した状態を示す図
で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断側面図を示
している。
【００１６】このように、本発明であるインキュベータ
ブロック１０を用いると、上述したように多種多様の金
属ブロック型のインキュベータブロック３０やマイクロ
プレート３３及びスタンプ培地３４等の多種多様化した
被加熱体を収納できるので、汎用性の高いインキュベー
タブロック１０とすることができる。また、図３（Ｂ）
及び図４（Ｂ）に示すように、インキュベータブロック
１０に蓋体１０ｂを備えて、恒温槽で加熱中に蓋体１０
ｂで蓋をするようにし、また、上述したように、インキ
ュベータブロック１０をアルミニウムで構成すると、イ
ンキュベータブロック１０内の温度分布の偏りが無くな
り、また、試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温
度制御が可能となり、微生物等の培養の均質性が向上す
る。
ブロック１０を用いると、上述したように多種多様の金
属ブロック型のインキュベータブロック３０やマイクロ
プレート３３及びスタンプ培地３４等の多種多様化した
被加熱体を収納できるので、汎用性の高いインキュベー
タブロック１０とすることができる。また、図３（Ｂ）
及び図４（Ｂ）に示すように、インキュベータブロック
１０に蓋体１０ｂを備えて、恒温槽で加熱中に蓋体１０
ｂで蓋をするようにし、また、上述したように、インキ
ュベータブロック１０をアルミニウムで構成すると、イ
ンキュベータブロック１０内の温度分布の偏りが無くな
り、また、試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温
度制御が可能となり、微生物等の培養の均質性が向上す
る。
【００１７】本発明のインキュベータブロックは上記実
施の形態には限定されない。例えば、上記実施の形態で
は、インキュベータブロックに収納する金属ブロック型
のインキュベータブロック等の形状に合わせて箱形形状
のもので説明したが、被加熱体の形状に対応して、種々
の形状の変更が可能である。また、本発明のインキュベ
ータブロックの材質にアルミニウム材料を用いる例で説
明したが、本発明のインキュベータブロックはこの材質
に限定されないことは勿論である。
施の形態には限定されない。例えば、上記実施の形態で
は、インキュベータブロックに収納する金属ブロック型
のインキュベータブロック等の形状に合わせて箱形形状
のもので説明したが、被加熱体の形状に対応して、種々
の形状の変更が可能である。また、本発明のインキュベ
ータブロックの材質にアルミニウム材料を用いる例で説
明したが、本発明のインキュベータブロックはこの材質
に限定されないことは勿論である。
【００１８】
【発明の効果】本発明のインキュベータブロックは、上
述のように構成したために、以下のような優れた効果を
有する。 （１）請求項１に記載のように、インキュベータブロッ
クの形状を、マイクロチューブ等を挿入する穴を有する
金属ブロック型のインキュベータブロックやマイクロプ
レート、シャーレ等を収納できるように形成すると、マ
イクロチューブを収納する金属ブロック型のインキュベ
ータブロックや多種多様のマイクロプレート等を収納で
きる、汎用性の高いインキュベータブロックとすること
ができる。
述のように構成したために、以下のような優れた効果を
有する。 （１）請求項１に記載のように、インキュベータブロッ
クの形状を、マイクロチューブ等を挿入する穴を有する
金属ブロック型のインキュベータブロックやマイクロプ
レート、シャーレ等を収納できるように形成すると、マ
イクロチューブを収納する金属ブロック型のインキュベ
ータブロックや多種多様のマイクロプレート等を収納で
きる、汎用性の高いインキュベータブロックとすること
ができる。
【００１９】（２）請求項２に記載のように、インキュ
ベータブロックの形状を、マイクロチューブ等を挿入す
る穴を有する金属ブロック型のインキュベータブロック
やマイクロプレート、シャーレ等を収納できるように形
成すると共に、着脱自在の蓋体を備えるようにすると、
インキュベータユニット内の温度分布の偏りが無くな
り、微生物等の培養の均質性が向上する。
ベータブロックの形状を、マイクロチューブ等を挿入す
る穴を有する金属ブロック型のインキュベータブロック
やマイクロプレート、シャーレ等を収納できるように形
成すると共に、着脱自在の蓋体を備えるようにすると、
インキュベータユニット内の温度分布の偏りが無くな
り、微生物等の培養の均質性が向上する。
【００２０】（３）請求項３に記載のインキュベータブ
ロックのように、インキュベータブロックの形状を箱形
形状に形成すると共に、インキュベータブロックの材質
をアルミニウム等の金属材料とするようにすると、イン
キュベータブロックの熱伝導率が大きくなるので、イン
キュベータブロック内の温度の一様化ができる。また、
試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温度制御が可
能となる。
ロックのように、インキュベータブロックの形状を箱形
形状に形成すると共に、インキュベータブロックの材質
をアルミニウム等の金属材料とするようにすると、イン
キュベータブロックの熱伝導率が大きくなるので、イン
キュベータブロック内の温度の一様化ができる。また、
試料に直接的に熱伝導できるので高精度に温度制御が可
能となる。
【図１】本発明のインキュベータブロックの一実施の形
態を示す図で、同図（Ａ）は、マイクロチューブが挿入
できる金属ブロックタイプのインキュベータブロックを
収納して、温度制御部に載せた状態を示す平面図で、同
図（Ｂ）は縦断側面図である。
態を示す図で、同図（Ａ）は、マイクロチューブが挿入
できる金属ブロックタイプのインキュベータブロックを
収納して、温度制御部に載せた状態を示す平面図で、同
図（Ｂ）は縦断側面図である。
【図２】本発明のインキュベータブロックの一実施の形
態を示す図で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断
側面図である。
態を示す図で、同図（Ａ）は平面図、同図（Ｂ）は縦断
側面図である。
【図３】本発明のインキュベータブロックの一実施の形
態を示す図で、同図（Ａ）は、マイクロプレートを収納
した状態を示す平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図であ
る。
態を示す図で、同図（Ａ）は、マイクロプレートを収納
した状態を示す平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図であ
る。
【図４】本発明のインキュベータブロックの一実施の形
態を示す図で、同図（Ａ）は、スタンプ培地を収納した
状態を示す平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
態を示す図で、同図（Ａ）は、スタンプ培地を収納した
状態を示す平面図で、同図（Ｂ）は縦断側面図である。
【図５】従来のインキュベータブロックの構成を示すも
ので、同図（Ａ）は金属ブロックタイプのインキュベー
タブロックの平面図で、同図（Ｂ）は温度制御部に載せ
た状態の縦断側面図である。
ので、同図（Ａ）は金属ブロックタイプのインキュベー
タブロックの平面図で、同図（Ｂ）は温度制御部に載せ
た状態の縦断側面図である。
【図６】従来のインキュベータブロックの構成を示すも
ので、同図（Ａ）は金属ブロックタイプのインキュベー
タブロックに装着するマイクロチューブの平面図で、同
図（Ｂ）はその側面図、同図（Ｃ）はマイクロチューブ
を装着し、温度制御部に載せた状態のインキュベータブ
ロックの縦断側面図である。
ので、同図（Ａ）は金属ブロックタイプのインキュベー
タブロックに装着するマイクロチューブの平面図で、同
図（Ｂ）はその側面図、同図（Ｃ）はマイクロチューブ
を装着し、温度制御部に載せた状態のインキュベータブ
ロックの縦断側面図である。
１０：インキュベータブロック １０ｂ：蓋体 ３０ａ：挿入穴 ３２：温度制御部（温度制御機能）
Claims (3)
- 【請求項１】 恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒
温槽内のインキュベータブロックの温度を設定値に保持
するようにした恒温装置において、 前記インキュベータブロックの形状を、マイクロチュー
ブ等を挿入する挿入穴を有する金属ブロック型のインキ
ュベータブロックやマイクロプレート、シャーレ等を収
納できるように形成したことを特徴とするインキュベー
タブロック。 - 【請求項２】 恒温槽と熱源と温度制御機能を備え、恒
温槽内のインキュベータブロックの温度を設定値に保持
するようにした恒温装置において、 前記インキュベータブロックの形状を、マイクロチュー
ブ等を挿入する挿入穴を有する金属ブロック型のインキ
ュベータブロックやマイクロプレート、シャーレ等を収
納できるように形成すると共に、着脱自在の蓋体を備え
たことを特徴とするインキュベータブロック。 - 【請求項３】 上記インキュベータブロックの形状を箱
形形状に形成すると共に、インキュベータブロックの材
質をアルミニウム等の金属材料とするようにしたことを
特徴とする請求項１又は２に記載のインキュベータブロ
ック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27193297A JPH1189553A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インキュベータブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27193297A JPH1189553A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インキュベータブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189553A true JPH1189553A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17506861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27193297A Pending JPH1189553A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インキュベータブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189553A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001149801A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-06-05 | Tecan Schweiz Ag | サーモサイクラーおよび持ち上げ部材 |
| US6373063B1 (en) | 1999-07-08 | 2002-04-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for reading and recording image information |
| US6566676B1 (en) | 1999-09-21 | 2003-05-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image detector |
| US6573525B1 (en) | 1999-08-30 | 2003-06-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for recording and reading out images |
| US6707059B1 (en) | 1999-07-22 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Solid state radiation detector |
| WO2004050821A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 生化学用容器 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27193297A patent/JPH1189553A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6373063B1 (en) | 1999-07-08 | 2002-04-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for reading and recording image information |
| US6707059B1 (en) | 1999-07-22 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Solid state radiation detector |
| US6573525B1 (en) | 1999-08-30 | 2003-06-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and apparatus for recording and reading out images |
| US6566676B1 (en) | 1999-09-21 | 2003-05-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image detector |
| JP2001149801A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-06-05 | Tecan Schweiz Ag | サーモサイクラーおよび持ち上げ部材 |
| WO2004050821A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 生化学用容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |