JP2002535580A - 回転数差に関係する温度補償付き液体クラツチ - Google Patents

回転数差に関係する温度補償付き液体クラツチ

Info

Publication number
JP2002535580A
JP2002535580A JP2000596281A JP2000596281A JP2002535580A JP 2002535580 A JP2002535580 A JP 2002535580A JP 2000596281 A JP2000596281 A JP 2000596281A JP 2000596281 A JP2000596281 A JP 2000596281A JP 2002535580 A JP2002535580 A JP 2002535580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
space
pressure chamber
clutch
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000596281A
Other languages
English (en)
Inventor
マンフレート ホーフエル,
ジーグフリート カルトマン,
アンドレアス シユトラスシイール,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG
Original Assignee
Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG filed Critical Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG
Publication of JP2002535580A publication Critical patent/JP2002535580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/28Automatic clutches actuated by fluid pressure
    • F16D43/284Automatic clutches actuated by fluid pressure controlled by angular speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19005Nonplanetary gearing differential type [e.g., gearless differentials]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 回転数に関係する液体クラツチは、回転する駆動ハウジング(2;80)、この中に設けられる静液圧容積形機械(7)、出力軸(3)、及び出力軸(3)を駆動ハウジング(2;80)に結合する摩擦クラツチ(6)から成り、駆動ハウジングと出力軸との間に差回転数が現われると、圧力室(26;85)に圧力が発生されて、摩擦クラツチ(6)を作用させる。高い精度で温度による粘度変動を補償するため、弁空間(40)内に案内されかつ温度に関係する長さの素子(47)に支持される弁体(48)によって形成される絞り弁(33)が設けられ、弁体(48)が弁空間(40)の制御開口(55)と共同作用する制御縁(51)を持ち、制御開口(55)が圧力室(26;85)と一層低い圧力の空間との接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、回転数に関係する液体クラツチであって、回転する駆動ハウジング
、この中に設けられる静液圧容積形機械、出力軸、及び出力軸を駆動ハウジング
に結合する摩擦クラツチから成り、駆動ハウジングと出力軸との間に差回転数が
現われると、圧力室に圧力が発生されて、摩擦クラツチを作用させ、圧力室が少
なくとも1つの弁を介して一層低い圧力の空間に接続されているものに関する。
【0002】 このようなクラツチは、自動車の動力伝達系統における種々の状況で、トルク
の直接伝達のため、又は1つの車軸の両方の車輪の駆動用又は2つの車軸の間の
駆動トルクの分配用の接続される差動歯車装置の差動装置の差動止めのために使
用される。いずれの場合も静液圧容積機械は、内側回転子及び外側回転子から成
り、駆動ハウジングと出力軸との間に回転数差があると、これらの回転子が相対
運動を行って圧力を発生する。
【0003】 このようなクラツチは米国特許出願公開第5,536,215号の図1及び7
から公知である。この刊行物では、圧力空間と一層低い圧力空間との間即ちクラ
ツチ空間に、バイメタル板片により形成される弁が設けられて、動作液体の温度
に関係する粘度変化を補償するようにしている。しかしその作用は、湾曲するバ
イメタル板片の不精確さは別として、遠心力、液圧及び別の液体力によって妨げ
られている。
【0004】 従って本発明の目的は、できるだけ簡単かつ信頼できる構造で最初にあげた種
々いのクラツチを構成して、高い精度及び信頼性で温度による粘度変動が補償さ
れるようにすることである。
【0005】 これは本発明によれば、弁空間内に案内されかつ温度に関係する長さの素子に
支持される弁体によって形成される絞り弁が設けられ、弁体が弁空間の制御開口
と共同作用する制御縁を持ち、制御開口が圧力室と一層低い圧力の空間との接続
を行うことによって達せられる。
【0006】 温度に関係する長さの素子は遠心力とは無関係に温度補償を行い、充分な長さ
の場合高い精度を生じ、高い圧力を保つため、制御縁の作用と共に、充分な力を
生じる。それにより精確に再現可能な絞り設定が可能になるが、このことは機能
的に重要である。なぜならば、これによりクラツチ装置全体の特性が決定される
からである。
【0007】 絞り弁が弁板に形成され、この弁板において弁空間が、軸線に対して直角な面
にあって小さい間隔をおいて中心軸線のそばを通り過ぎる穴である(請求項2)
とよい。弁板は軸線方向に非常に小さい構造空間しか必要としないが、軸線に対
して直角な非常に長い穴をもつことができ、温度に関係する長さの素子のための
空間がこの穴内で利用可能であり、弁体がよく案内されている。穴が小さい間隔
をおいて中心軸線のそばを通っていることにより、弁体の運動方向に対して直角
に摩擦を生じる遠心力の影響が小さい。このように設けられる穴は、調節ねじ用
の場所も与えるので、弁体の位置を精密に調節することができる。
【0008】 有利な実施形態では、弁板が駆動ハウジングに固定的に結合され、圧力室が、
摩擦クラツチと共同作用する環状ピストンと弁板との間に形成されている(請求
項3)。別の有利な実施形態では、弁板が環状ピストンに固定的に結合されるか
又はこのピストンの一部であり、圧力室が回転する駆動ハウジングと静液圧容積
形機械を収容する環状ピストンとの間にあり、弁板が摩擦クラツチから遠い方に
あるピストンの側に取付けられている(請求項4)。両方の実施形態において、
温度に関係する長さの素子は摩擦クラツチから大きく離れているので、摩擦クラ
ツチの摩擦熱が素子の膨張を誤らせない。従って素子は、粘度変化を補償されね
ばならない液体の温度にのみ反応する。
【0009】 本発明の好ましい展開(請求項5)では、 a)弁空間の制御開口が、この弁空間を包囲して圧力室に接続される環状空間を 形成し、 b)弁体が少なくとも部分的に管であり、温度に関係する長さの素子から遠い方 にある管の側が制御縁を形成し、温度に関係する長さの素子に近い方にある 管の側が、弁空間への開口を持ち、 c)弁空間が弁板の中心穴に接続されている。
【0010】 制御開口の周りの環状空間及び管状構成により、圧力があらゆる側から弁体へ
作用するのを保証される。管状構成は制御縁のきちんとした加工を可能にする側
面にある開口及び弁空間と弁板の中心穴との流れ接続によって、液体は温度に関
係する長さの素子のそばを通って流れるので、素子は液体の温度変化に速やかに
追従することができる。
【0011】 本発明による考えの洗練では、圧力室に存在する圧力が温度に無関係であるよ
うに、制御縁が形成されている(請求項6)。それにより特に精確な温度補償が
行われ、弁体に形成される制御縁は特に簡単に加工可能である。
【0012】 温度に関係する長さの素子が、有利なように波形の縦断面を持つ金属ベローで
あるか(請求項7)、又は適当なプラスチツクから成っている(請求項8)こと
ができる。
【0013】 更に弁板が軸線に対して直角な別の穴を持ち、この別の穴がばね荷重を受ける
ピストンを収容し、かつ圧力室に接続されている(請求項9)ことも、本発明の
範囲内にある。それによりいわば1回の洗い上げにより、非常に僅かな費用及び
同様な利点で、温度補償の精度を低下することがある液圧衝撃の減衰が直ちに行
われる。同様に弁板が圧力室に接続される逃し弁を持つこともできる(請求項1
0)。
【0014】 本発明が図に基いて以下に説明される。
【0015】 図1において、駆動装置の静止したハウジングが1で示されている。駆動ハウ
ジング2は図示しない動力源から駆動される。第1の出力軸3及び第2の出力軸
4は、図示されてないが、車両の1つの車軸の両方の車輪又は車両の2つの車軸
に伝動結合されている。両方の出力軸3,4は、駆動ハウジング2から、公知の
ように両方の出力軸3,4の間にトルク分配を行う差動歯車装置5を介して駆動
される。更に回転数差に関係する液体クラツチが、駆動ハウジング2と第1の出
力軸3との間に設けられ、摩擦クラツチ6と静液圧容積形機械7とから構成され
ている。
【0016】 ハウジング1は概略的にのみ示されている。このハウジング1は油だめ環10
及び軸受ブラケツト11にねじ止めされている。ハウジング1内には油だめ12
がある。軸受ブラケツト11には、内側に密封片保持環13がある。差動歯車装
置5は、駆動ハウジング2の一部を形成する差動歯車装置ハウジング14、軸を
持つ差動歯車15、第1の出力軸3に固定的に結合されている第1の従動傘歯車
16、及び第2の出力軸4に固定的に結合されている第2の従動傘歯車17から
成っている。
【0017】 摩擦クラツチ6も同様に差動歯車装置ハウジング14に収容され、このハウジ
ングの内側クラツチ歯20に、外側薄板21が相対回転しないか軸線方向移動可
能に設けられている。内側薄板22は、第1の従動傘歯車16に相対回転しない
ように結合されるクラツチ内側部分23上に相対回転しないようにはまっている
。更に摩擦クラツチ6にはピストン24も属し、このピストンは一方では圧力を
薄板21,22へ及ぼし、他方では差動歯車装置ハウジング14に取付けられる
弁板25と共に圧力室26を形成している。
【0018】 容積形機械7は、差動装置ハウジング14にねじ止めされたポンプハウジング
27に収容され、大体において、第1の出力軸3に相対回転しないように結合さ
れる内側回転子28と、ポンプハウジング27内で回転可能な偏心外側回転子2
9から成っている。両方の回転子28,29の間に動作空間30が形成され、そ
の形状は容積形機械7の構造様式によって決定される。動作空間30から少なく
とも1つの圧力通路31(図2も参照)が摩擦クラツチの圧力室26へ通じ、容
積形機械の構造様式に応じて、適当な自動制御装置を持つ複数の圧力通路を設け
ることができる。
【0019】 図2には弁板25が断面で示されている。この弁板は、軸線に対して直角な面
に絞り弁33、脈動減衰器34及び逃し弁35を含んでいる。36で示されるフ
ランジ穴を通して弁板25が駆動ハウジング2及びポンプハウジング27にねじ
止めされている。弁板25は中心に円形穴37を持ち、出力軸3が若干の遊撃を
もってこの円形穴を貫通している。
【0020】 絞り弁33は円筒状弁空間40内に形成され、この弁空間は、軸線に対して直
角な面にあって出力軸3から少し離れて通りかつ両側で開いている円筒状穴であ
る。弁空間40は一端で第1のねじ41に終り、他端の近くではめ合い穴42を
形成し、そこで第2のねじ44に終っている。はめ合い穴42は、圧力室26(
図1)の方へ開く環状空間43により中断されている。弁空間40は、出力軸3
との間隔が最も小さいほぼ中心で、円形穴37の方へ開き、この目的のため弁空
間40に交差する三日月空間45が形成されている。
【0021】 弁空間40の内部(図3も参照)には、第1のねじ41へねじ込まれるねじ頭
部を持つ弁担体46がある。弁担体46には、温度に関係する長さの素子47、
図示した実施例では波形の縦断面を持つ金属ベローが続き、この素子27はねじ
止め49を介して弁体48に固定的に結合されている。素子27から遠い方にあ
る弁体48の部分は、内側に流路を持つ管50として構成され、端部に制御縁5
1を持ち、この制御縁が後述するように環状室間43の制御開口55と共同作用
する。管50の他端には側方開口52が設けられ、この側方開口により管50の
内部が弁空間40に流れ接続されている。管50の端部に作用する圧縮ばね53
は、第2のねじ44へねじ込まれるねじ54に支持される。
【0022】 絞り弁33は、圧力室26と一層低い圧力の空間例えば摩擦クラツチ6の内部
との接続を行う。圧力のかかっている液体は圧力室26から環状空間43へ達し
、この環状空間の制御開口と共同作用する制御縁51のそばを通って管50の内
部へ流入し、側方開口52を通って弁空間40へ流れ、そこで温度に関係する素
子47のそばを流れ、その素子にその温度をとらせ、更に三日月状空間45へ入
り、そこから円形穴37及び場合によっては別の流通開口又は通路を経て摩擦ク
ラツチ6の内部へ達する。環状空間43と制御縁51との間に形成される流通断
面は、温度に関係する長さの素子47の作用により、液体の温度に関係する。こ
の素子が一層熱く、従ってその粘度が一層低いと、断面も一層小さい。
【0023】 脈動減衰器34は、環状空間61を経て圧力室26に接続される穴60と、一
方の側に環状空間61の圧力を受けかつ他方の側に圧縮ばね63の作用を受ける
ピストンから成り、この圧縮ばねはねじ栓64に支持されている。穴60は、軸
線に対して直角な面内で、できるだけ円形穴37の近くで弁板25にある。更に
弁板25は、軸線に対して直角な面にある別の穴65に収容される逃し弁35を
含んでいる。この穴65は、ばね荷重を受ける玉弁66を介して、再び圧力室2
6の方へ開く通路67に接続されている。玉弁により規定される圧力を超過する
と、液体が出口開口67を通って流出する。
【0024】 図4は、図3の細部IV、即ち環状空間43の制御開口55の軸線に対して直
角な壁と制御縁51との共同作用を示している。図示を簡単にするため運動が反
転されている。制御縁51は固定して示され、環状空間の境界により形成される
直線縁55が、それぞれ特定の温度(−40℃と140℃との間)に対応する種
々の位置で示されている。ここでは制御縁51は対称で、軸線に対して直角な直
線部分70からなり、この部分に直角に段部71が続き、この段部に曲線部72
が続き、この曲線部の形状は物理的法則性から生じる。曲線72の両方の分岐は
、流れの低下する″水面″(縁55)で減少する断面を与えるいわば″渓谷″を
形成している。環状空間の縁55の種々の位置は55′〜55″″で示されてい
る。位置55′に対して流通断面はハツチングを施されている。温度が上昇する
と、流通断面は直線55″,55′′′,55″″より下の部分に減少する。
【0025】 上述したことからわかるように、問題の解決のために重要な特徴は、弁板25
の構成及び配置にある。従って液体クラツチ全体は非常に多様に構成することが
できる。図1に記載した実施形態は差動装置にまとめられる実施形態で、圧力室
25が容積形機械とクラツチの間で駆動ハウジングに固定的に結合された位置に
ある。本発明の考えは異なるように構成されるクラツチにも同様に適用可能であ
る。
【0026】 図5は変わった実施形態を示し、差動装置の存在なしに、駆動ハウジング80
が摩擦クラツチ81を介して出力軸82を駆動する。静液圧装置83は、摩擦ク
ラツチ81を閉じるピストン84に収容され、弁板25はピストン84の蓋を形
成している。ここでは弁板25は摩擦クラツチ81から特に大きく離れており、
それにより摩擦クラツチに場合によっては起因する温度変動は一層小さくなる。
弁板25は、駆動ハウジング80と共に、弁板25に関して上述した実施例に正
確に一致する圧力室85を形成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による液体クラツチの縦断面を示す。
【図2】 図1のII−IIによる横断面を示す。
【図3】 図2のIII−IIIによる縦断面を示す。
【図4】 図3の細部IVを展開しかつ著しく拡大して示す。
【図5】 本発明により構成される液圧クラツチの縦断面を変わった実施形態において示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホーフエル, マンフレート オーストリア国 アー−8041 グラーツ デイーゼルヴエーク7/30 (72)発明者 カルトマン, ジーグフリート オーストリア国 アー−8047 グラーツ ラグニツツタールヴエーク58 (72)発明者 シユトラスシイール, アンドレアス オーストリア国 アー−8010 グラーツ ブロツクマンガツセ93

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転数に関係する液体クラツチであって、回転する駆動ハウ
    ジング(2;80)、この中に設けられる静液圧容積形機械(7)、出力軸(3
    )、及び出力軸(3)を駆動ハウジング(2;80)に結合する摩擦クラツチ(
    6)から成り、駆動ハウジングと出力軸との間に差回転数が現われると、圧力室
    (26;85)に圧力が発生されて、摩擦クラツチ(6)を作用させ、圧力室が
    少なくとも1つの弁を介して一層低い圧力の空間に接続されているものにおいて
    、弁空間(40)内に案内されかつ温度に関係する長さの素子(47)に支持さ
    れる弁体(48)によって形成される絞り弁(33)が設けられ、弁体(48)
    が弁空間(40)の制御開口(55)と共同作用する制御縁(51)を持ち、制
    御開口(55)が圧力室(26;85)と一層低い圧力の空間との接続を行うこ
    とを特徴とする、回転数差に関係する液体クラツチ。
  2. 【請求項2】 絞り弁(33)が弁板(25)に形成され、この弁板(25
    )において弁空間(40)が、軸線に対して直角な面にあって小さい間隔をおい
    て中心軸線(3)のそばを通り過ぎる穴であることを特徴とする、請求項1に記
    載の回転数差に関係する液体クラツチ。
  3. 【請求項3】 弁板(25)が駆動ハウジング(2)に固定的に結合され、
    圧力室(26)が、摩擦クラツチ(6)と共同作用する環状ピストン(24)と
    弁板(25)との間に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の回転
    数差に関係するクラツチ。
  4. 【請求項4】 弁板(25)が環状ピストン(84)に固定的に結合される
    か又はこのピストン(84)の一部であり、圧力室(85)が回転する駆動ハウ
    ジング(80)と静液圧容積形機械(7)を収容する環状ピストン(84)との
    間にあり、弁板(25)が摩擦クラツチ(6)から遠い方にあるピストン(4)
    の側に取付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の回転数差に関係す
    る液体クラツチ。
  5. 【請求項5】 a)弁空間(40)の制御開口(55)が、この弁空間を包囲して圧力室(26 ;85)に接続される環状空間(43)を形成し、 b)弁体(46)が少なくとも部分的に管(50)であり、温度に関係する長さ の素子(47)から遠い方にある管の側が制御縁(51)を形成し、温度に 関係する長さの素子に近い方にある管の側が、弁空間(40)への開口(5 2)を持ち、 c)弁空間(40)が弁板(25)の中心穴(37)に接続されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の回転数差に関係する液体クラツチ。
  6. 【請求項6】 圧力室(26;85)に存在する圧力が温度に無関係である
    ように、制御縁(51)が形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の
    回転数差に関係する液体クラツチ。
  7. 【請求項7】 温度に関係する長さの素子(47)が、波形の縦断面を持つ
    金属ベローであることを特徴とする、請求項1に記載の回転数差に関係する液体
    クラツチ。
  8. 【請求項8】 温度に関係する長さの素子(47)が、適当なプラスチツク
    から成っていることを特徴とする、請求項1に記載の回転数差に関係する液体ク
    ラツチ。
  9. 【請求項9】 弁板(25)が軸線に対して直角な別の穴(60)を持ち、
    この別の穴がばね荷重を受けるピストン(62)を収容し、かつ圧力室(26;
    85)に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の回転数差に関係す
    る液体クラツチ。
  10. 【請求項10】 弁板(25)が圧力室(26;85)に接続される逃し弁
    (35)を持っていることを特徴とする、請求項2に記載の回転数差に関係する
    液体クラツチ。
JP2000596281A 1999-01-26 2000-01-26 回転数差に関係する温度補償付き液体クラツチ Pending JP2002535580A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT48/99 1999-01-26
AT0004899U AT3343U1 (de) 1999-01-26 1999-01-26 Drehzahldifferenzabhängige hydraulische kupplung mit temperaturkompensation
PCT/AT2000/000020 WO2000045062A1 (de) 1999-01-26 2000-01-26 Drehzahldifferenzabhängige hydraulische kupplung mit temperaturkompensation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002535580A true JP2002535580A (ja) 2002-10-22

Family

ID=3480158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000596281A Pending JP2002535580A (ja) 1999-01-26 2000-01-26 回転数差に関係する温度補償付き液体クラツチ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6440027B1 (ja)
EP (1) EP1147325B1 (ja)
JP (1) JP2002535580A (ja)
KR (1) KR100646067B1 (ja)
AT (1) AT3343U1 (ja)
DE (1) DE50004560D1 (ja)
WO (1) WO2000045062A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733411B1 (en) * 2002-01-31 2004-05-11 Dana Corporation Electronically controlled hydraulic actuator for limited slip differential assembly
DE102005021975A1 (de) * 2005-05-12 2006-11-16 Zf Friedrichshafen Ag Variables Drosselglied und hydraulische Betätigungseinrichtung eines Kraftfahrzeuges mit einem variablen Drossselglied
DE102007042890A1 (de) * 2007-09-08 2009-03-12 Zf Friedrichshafen Ag Druckregelventil
DE102007042891A1 (de) * 2007-09-08 2009-03-12 Zf Friedrichshafen Ag Druckregelventil
CN111060510B (zh) * 2019-12-31 2022-03-25 中国科学院空间应用工程与技术中心 一种材料舱外光学巡检的驱动装置以及暴露平台

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3637327A (en) 1969-11-24 1972-01-25 Borg Warner Pump
US3688982A (en) 1970-07-09 1972-09-05 Herbert A Mcaninch Hydraulic transmission including temperature controlled orifice
US4094393A (en) * 1977-04-27 1978-06-13 Borg-Warner Corporation Clutch mechanism
US4936094A (en) 1989-01-17 1990-06-26 Eaton Corporation Torque-generating steering device with load-sensing capability
US5310388A (en) 1993-02-10 1994-05-10 Asha Corporation Vehicle drivetrain hydraulic coupling
US5536215A (en) 1993-02-10 1996-07-16 Asha Corporation Hydraulic coupling for vehicle drivetrain
US5595214A (en) 1993-02-10 1997-01-21 Asha Corporation Hydraulic coupling for vehicle drivetrain
US5358454A (en) 1993-06-11 1994-10-25 New Venture Gear, Inc. Temperature and pressure compensated geared traction unit
US5749801A (en) * 1995-03-28 1998-05-12 Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha Differential unit
US5611746A (en) 1995-06-28 1997-03-18 Asha Corporation Vehicle drivetrain coupling
US5645506A (en) * 1995-09-19 1997-07-08 Mleczko; Alexander E. Variable drive transmission
US5827145A (en) 1997-03-17 1998-10-27 Asha Corporation Hydraulic coupling having supplemental actuation
US6041903A (en) * 1997-12-17 2000-03-28 New Venture Gear, Inc. Hydraulic coupling for vehicular power transfer systems
US5938556A (en) 1998-07-13 1999-08-17 Asha Corporation Differential speed-sensitive and torque-sensitive limited slip coupling
US5964126A (en) 1998-09-02 1999-10-12 Mclaren Automotive Group, Inc. Hydraulic coupling for auxiliary drive axle of a vehicle drivetrain
US6095939A (en) * 1998-12-09 2000-08-01 New Venture Gear, Inc. Differential for vehicular power transfer systems

Also Published As

Publication number Publication date
US6440027B1 (en) 2002-08-27
KR100646067B1 (ko) 2006-11-13
AT3343U1 (de) 2000-01-25
WO2000045062A1 (de) 2000-08-03
KR20020002373A (ko) 2002-01-09
DE50004560D1 (de) 2004-01-08
EP1147325A1 (de) 2001-10-24
EP1147325B1 (de) 2003-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4449024B2 (ja) 車両の動力伝達系の補助駆動軸のための流体継手
US5941788A (en) Vehicle drivetrain differential
EP0886083B1 (en) Limited slip differential
WO2010113018A1 (en) Hydraulic coupling having improved hydraulic porting path design
ITMI941746A1 (it) Procedimento e dispositivo per comandare un innesto
JPH0271131U (ja)
US4545263A (en) Gearbox
JPS5934905B2 (ja) ロツクアツプ装置付トルクコンバ−タ
EP2550467B1 (en) Hydraulic coupling having improved hydraulic porting path design
JP2002535580A (ja) 回転数差に関係する温度補償付き液体クラツチ
US5518095A (en) Coupling for transmitting torque
US4269295A (en) Torque transmitting fluid couplings
JP2002115670A (ja) 磁気クラッチを有するポンプ
US5234321A (en) Variable displacement hydrostatic pump and neutral return mechanism therefor
US7703352B2 (en) Hydrostatic-mechanical transmission
JP3041780B2 (ja) 差動歯車装置
JP3025240B2 (ja) スロットルエレメントを有するハイドロダイナミック・トルクコンバータ
JP2001520959A (ja) 自動車の動力舵取り装置のロータリ・シフト弁
US7234299B2 (en) Hydraulic transaxle
JPH0338469Y2 (ja)
JP3011797B2 (ja) 液圧流体のための内接歯車ポンプ
JPS6124753Y2 (ja)
JPH0447469Y2 (ja)
JP2005220975A (ja) 動力伝達装置
SU1016590A1 (ru) Гидромуфта