JP2002534349A - 特に液状の肥料を予熱するための熱交換器 - Google Patents

特に液状の肥料を予熱するための熱交換器

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JP2002534349A JP2000593399A JP2000593399A JP2002534349A JP 2002534349 A JP2002534349 A JP 2002534349A JP 2000593399 A JP2000593399 A JP 2000593399A JP 2000593399 A JP2000593399 A JP 2000593399A JP 2002534349 A JP2002534349 A JP 2002534349A
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ブールデール、ジャック
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シルヴァン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は液状肥料のように固体粒子とガスを含有する流動性及び発泡性の冷えた物質を加熱液体で加温するように設計された熱交換器に関する。本発明の熱交換器は直列接続された複数の熱交換器ユニット(1a,1b)を備え、各ユニットは熱伝導壁を有すると共に内部で前記物質を一端から他端へ流す水平管(2)と、水平管(2)を取り囲むと共に内部で前記加熱液体を一端から他端へ前記物質の流れとは逆方向に流す同心管状ケース(3)とからなり、水平管(2)の内部にはロータリーシャフト(4)が同軸配置され、ロータリーシャフトにはアルキメデスのねじを形成する螺旋ブラシ(40)が担持され、螺旋ブラシが前記物質を水平管(2)に沿って搬送するように水平管の内壁を擦るようになっていることを特徴とする。この熱交換器は乾燥設備における液状肥料の予熱に特に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は熱交換器に関するものであり、特別には固体粒子とガスを含有する流
動性及び発泡性の冷えた物質を温めるために加熱液体を使用する熱交換器に関す
るものである。
【0002】 本発明は、特に動物の排泄物、更に特別には豚の糞尿肥料などの液状肥料を乾
燥するための設備における特定の用途向けに立案されたものである。
【0003】 例えば、係る形式の設備は本出願人名義の国際公開公報WO93/16005
に述べられており、必要な場合にはこの公開公報を参照されたい。
【0004】 上記国際特許出願の主題を構成している設備においては、処理対象の物質はそ
れに含まれる蒸発性成分、特に水を迅速に蒸発させるに充分なほどの高温に加熱
された熱交換器壁の上面に薄い層の形状で連続的に展延され、該壁面上に形成さ
れる固形物及び乾燥残留物は掻き取りによって除去されるようになっている。こ
の熱交換器壁は蒸発で生じた蒸気により加熱され、この場合、該蒸気は機械的に
圧縮されてから熱交換器壁の下面に接触して凝縮し、凝縮された蒸留液はその後
に除去されるようになっている。
【0005】 このような抽出法は、凝縮で放出されるエネルギーを熱交換器壁の他面側で蒸
発に利用するので特に低コストである。
【0006】 この方法の熱効率を更に改良するには、処理対象の物質、特に液状肥料を蒸発
乾燥設備へ持ち込む前に予熱し、またこの予熱を蒸発乾燥設備から生じる蒸留液
を利用して行うことが有利である。
【0007】 本発明は、熱交換器が蒸発で乾燥されるべき液状肥料を予熱することを意図し
たものであって、この予熱に用いる加熱液体は乾燥処理で生じる蒸留液であると
言う背景のもとになされたものである。
【0008】 このような熱交換器の設計に際しては、液状肥料の極めて得意な性質に関連す
る技術的難点に遭遇した。
【0009】 液状肥料は、流動性で、固体粒子とガスを含有するスラリーの粘性を有する半
液体物質であり、しかも極めて泡の多い或いは泡立ち易いものである。また液状
肥料は迅速に沈下する重い物質と浮上傾向をもつ軽い物質とを含有する全体的に
種々雑多な媒質を含んでいる。このような物質は加温中における極めて顕著なガ
ス発生源であり、生成されるガス、主に二酸化炭素(CO)の量は肥料体積よ
りも2〜10倍大きく、高い発泡性の媒質中で泡も大量に形成される。
【0010】 最初に従来形式の熱交換器を使用して幾つかの試験を行ったが、特にダクトが
詰まり始めてしまうことにより極めて迅速に動作停止に至り、満足が得られるも
のではなかった。
【0011】 本発明は、特に液状肥料のような固体粒子とガスを含有する発泡性の半液体物
質を温めるように適合され、技術的にも設計が単純でコスト価格も適度であるこ
とは勿論、保守が容易で信頼性、処理速度、及び効率に関しても満足できる条件
のもとで動作可能な熱交換器を提供することにより、上述の従来技術の困難を解
消しようとするものである。
【0012】 これらの種々の目的を達成するために、本発明の熱交換器は直列に接続された
複数の熱交換器ユニットを備えており、各熱交換器ユニットは、熱伝導壁を有す
ると共に内部で前記物質を一端から他端へ流す水平管と、該水平管を取り囲むと
共に内部で前記加熱液体を一端から他端へ前記物質の流れとは逆方向に流す同心
管状ケースとによって構成され、前記水平管の内部にはロータリーシャフトが同
軸配置され、該ロータリーシャフトにはアルキメデスのねじを形成する螺旋ブラ
シが担持され、該螺旋ブラシが前記物質を前記水平管に沿って搬送するように該
水平管の内壁を擦るようになっている。
【0013】 更に、本発明の限定を意図しない種々の付加的な特徴は以下の通りである。
【0014】 各熱交換器ユニットが実質的に一つの共通垂直面内で互いに上下に配置され、
前記物質が上部の熱交換器ユニットから下部の熱交換器ユニットへ下向きに流さ
れるのに対して前記加熱液体が逆に上向きに流されるもの。
【0015】 前記水平管の下流端にガス抜き部品を有するもの。
【0016】 前記ロータリーシャフトが浮動式取付構造で前記水平管内に配置され、該シャ
フトが前記水平管の内壁に対して支承される前記螺旋ブラシにより前記水平管内
で自動的に調心されるもの。
【0017】 前記ロータリーシャフトが連結部材によって回転され、該連結部材が前記シャ
フトを或る大きさの自由度で径方向に移動自在にしているもの。
【0018】 前記水平管とその周囲の同心管状ケースとの間に前記加熱液体を通過させて螺
旋シート状に流すために螺旋状のガスケットが介装されているもの。
【0019】 前記ガスケットが合成ゴムの膨張可能なチューブであるもの。
【0020】 全ての螺旋ブラシが同じ捲回方向で同一ねじピッチを有すると共に、隣接する
一対のロータリーシャフトが互いに反対方向に回転されるもの。
【0021】 各ロータリーシャフトが駆動スプロケット(8)を担持し、全てのロータリー
シャフトがこれら一連のスプロケットに噛み合う一つのチェーンを介して一つの
モータにより駆動されるもの。
【0022】 本発明の一つの可能な適用形態においては、係る熱交換器は蒸発によって乾燥
されるべき液状肥料の予熱用のものであり、前記加熱液体は前記乾燥処理で生成
された蒸留液である。
【0023】 本発明のその他の特徴と利点は、以下の説明および限定を意図しない単に好適
な実施例を示す添付図面から明らかである。
【0024】 図1に示した液状肥料などの含水物質用の乾燥設備は、符号Eで陰影を付して
示す本発明の熱交換器を含んでいる。
【0025】 この熱交換器の機能は、流動体物質、特に例えば養豚場に設備されている貯蔵
タンク10からの豚の糞尿肥料を温めることである。
【0026】 図中、夫々符号iとiを付して太線で示したダクトは、夫々熱交換器Eに
冷たい液状肥料を搬送するためのダクトと、熱交換器から温められた肥料を取り
出して乾燥設備18に搬送するためのダクトを示す。
【0027】 乾燥設備18から加熱蒸留液を熱交換器Eに搬送するダクトと、冷却された蒸
留液を貯蔵所100に排出するダクトは、夫々符号jとjで示されている。
【0028】 浄化装置19への排気導入用の各ダクトは破線kで示されている。
【0029】 液状肥料給送ダクトi上の符号11と11'は、該肥料をダクトに沿って移
動させるためのポンプを示し、また符号12と13は夫々粉砕容器と混合容器を
示している。
【0030】 これらの設備機器の機能は、液状肥料が適正に熱交換器を貫流するように液状
肥料を可能な限り均質化して流動化することである。
【0031】 必要な場合は、適切な添加物を容器12及び13に導入して上記の流動化を更
に改善することができる。
【0032】 粉砕容器は有利には網体を装備しており、その機能は、ある種の固体、特に毛
を漉別して、後でそれを処理装置120に排出・回収可能とすることである。
【0033】 このようにして比較的均質な液状肥料が給送ダクトiによって熱交換器Eへ
給送されることとなる。
【0034】 一例として、この肥料は約10℃程度の温度である。
【0035】 本発明の特徴によれば、熱交換器Eは直列に接続されて一連の肥料搬送路を形
成する複数の熱交換器ユニットを備えており、これらの肥料搬送路1は互いに上
下に位置して水平に配置され、いずれも一つの垂直面内に位置している。従って
熱交換器Eは全体として垂直壁状の形態である。
【0036】 冷たい液状肥料は、組み立てられた最上部の熱交換器ユニットに送り込まれ、
順次下方の熱交換器ユニットを通過しながらジグザク状の熱交換路に沿って移動
し、最下部の熱交換器ユニットから排出されて行く。
【0037】 このように、肥料は隣接した2つの熱交換器ユニットでは互いに反対方向に移
動して行く。
【0038】 図1において、符号1aは内部で肥料が左から右へ、符号1bは内部で肥料が
右から左へ移動して行く熱交換器ユニットを示している。
【0039】 個々の熱交換器ユニット1の下流端に肥料が到達すると、肥料は次段の熱交換
器ユニットの上流端へ重力で流下して行く。
【0040】 以下に詳述するように、熱交換器E内を搬送されて行く間に肥料は蒸発乾燥処
理で得られた蒸留液によって次第に温められ、この蒸留液は、その熱の一部を肥
料に渡すように肥料に対して向流で熱交換器を通過して流れる。
【0041】 温められた肥料は最下部の熱交換器を通過して出て行き、ダクトiにより乾
燥設備18に送られるが、該ダクトには、水頭損失装置14、ガス抜き容器15
、脱泡容器16、及び搬送ポンプ17が順に配置されている。
【0042】 熱交換器Eへの入口におけるポンプ11’の存在と、熱交換器からの出口にお
ける水頭損失装置14の存在は、熱交換器内における肥料の圧力を上昇させる効
果と、従って肥料に生じる気泡及び泡の体積を減少して同時に熱交換効率をも向
上させる効果をもたらしている。
【0043】 ガス抜き容器15と脱泡容器16の機能は、肥料中の泡の生成を低下させると
共に肥料中にあるガス、特にアンモニアガスをできるだけ多く抜くために、温め
られた肥料を数時間に亘って撹拌し続けることである。ガス抜きと脱泡の処理を
改良するために、これらの容器に適切な添加剤を導入することも有利に可能であ
る。
【0044】 容器15及び16で生成されるガスは、夫々浄化装置19に導かれているダク
トk及びkによって除去される。
【0045】 乾燥設備18は、例えば国際公開公報WO93/16005に述べられている
ものと同じ形式のものであり、ダクトiによって供給される温められた肥料を
処理する役目を果たして乾燥粉状物質を生成し、この乾燥粉状物質は符号180
で示すように回収される。
【0046】 この乾燥設備は、例えば約110℃の温度の加熱された蒸留液も生成し、この
蒸留液はパイプjにより熱交換器Eへ向けて送り出される。最後の一つとして
乾燥設備18は不要ガスを生成し、これはダクトkを介して浄化装置19へ排
出される。
【0047】 既に述べたとおり、加熱蒸留液は熱交換器Eの最下部に導入され、特に図2及
び図3を参照して以下に述べるように、この蒸留液は熱交換器内を肥料に対して
向流として流れ、最下部から上向きに一連の熱交換器ユニット1a及び1bを順
に通過して移動して行く。冷却された蒸留液はパイプjを介して熱交換器から
出て行き、貯槽100に集められる。
【0048】 また、個々のダクト1a又は1bの下流端(肥料の移動方向)では、熱交換器
ユニット内で肥料中に存在する気泡から生じたあらゆるガスが夫々パイプk
はkを介して取り出され、浄化装置19に回収されることが判る。
【0049】 不要なガスと蒸気を処理した後は、無公害のガスをパイプ1から大気中に放散
可能である。
【0050】 以下、図2〜図4を参照して熱交換器Eの構造と作用を説明する。
【0051】 熱交換器Eを構成する個々のダクトの数は、例えば6本とすることができる。
図2には、上下に重ねた二つの熱交換器ユニットだけを示してある。
【0052】 各熱交換器ユニット1は主に円筒状の水平管2によって構成されており、その
内部に取り付けられたロータリーシャフト4と、外部に同心状に取り付けられた
同様に円筒状の管状ケース3とを備えている。
【0053】 各水平管2は両端壁20を有し、これら両端壁は対応する垂直プレート6に形
成された開口部に係合している。
【0054】 これらの水平管2は、適切な手段(図示しない)、例えばボルト又は溶接によ
って垂直プレート6に固定されている。
【0055】 各水平管2は、その両端のうちの上流側の一端に入口部品21と、その両端の
うちの下流側の一端に出口部品22とを有している。
【0056】 入口部品21は上流側に面しており、これに対して出口部品22は下流側に面
している。
【0057】 水平管2aの出口部品は、下部に位置する次段の水平管2bの入口部品に接続
されている。
【0058】 図2において、矢印Fは、2つの連続する水平管2aと2bを通る肥料の流れ
を表している。
【0059】 水平管2の周囲を囲む管状ケース3は、肥料に対して向流として流れる加熱蒸
留液を運搬する。
【0060】 これらの管状ケースは、その両端部に符号31と32で示す蒸留液入口部品と
出口部品を備えている。この構成は水平管2における入口及び出口部品とは逆向
きであり、入口部品31は下流側に面して出口部品は上流側に面しており、その
うえで下部の管状ケース3bの出口部品32bがその上部に位置する次段の管状
ケース3aの入口部品31aに接続されている。
【0061】 水平管2内の肥料は、管状ケース3に関してはその下流端から入って上流端か
ら出て行くことになる。
【0062】 水平管2は、管状ケース3内に流れる蒸留液から水平管2内に流れる肥料へ熱
が良好に伝達されるように熱伝導性の良い材料で作られている。
【0063】 実際には水平管2及び管状ケース3はステンレス鋼で製作することができ、ス
テンレス鋼は充分に熱を伝えると同時に高活性の肥料による化学的浸食にも良好
に耐え得る材料である。
【0064】 蒸留液の流れは図2に矢印Gで示されている。
【0065】 ロータリーシャフト4は好適にはステンレス鋼製の円筒管からなり、それを収
容する水平管2の内径よりも幾分小さな外径を有している。
【0066】 この円筒管の外周面には肥料による腐食に耐え得る可撓性の合成材料製剛毛材
からなるブラシ40が螺旋状に捲回されており、この剛毛材としては例えば直径
約0.4mmの多数のポリアミド繊維を放射状に起毛させたものでよく、このよ
うな繊維束の全体を円筒管シャフトの外周面上に例えば150mmのピッチで螺
旋状に捲回する。
【0067】 一例を示すと、水平管2の内径は約200mmであるのに対して円筒管シャフ
ト4の外径は約170mmであり、それにより螺旋ブラシが占める径方向ギャッ
プは約15mmとなっている。
【0068】 更に例示すれば水平管2の長さは例えば6mである。
【0069】 シャフトの外周面を巡るブラシ40の捲回方向はシャフトの回転方向によって
自ずと決まり、それによりブラシがその収容体である水平管2の上流端から下流
端へ向かって物質を移動させるに適したアルキメデスのねじとして動作するよう
にする。
【0070】 いずれの段のブラシも同一の捲回方向であると共に同一のねじピッチを有して
いるが、以下に述べるように上下に隣接する段のシャフト4aと4bは矢印Ra
とRbで示すように互いに逆方向に回転される。
【0071】 水平管2とそれを囲む管状ケース3との間には、同様に螺旋状に捲回された膨
張可能なガスケット5が介装されている。
【0072】 例として、このガスケットは先に内部を減圧状態にして水平管2の外周面上に
捲回して平らな断面形状としたEPDMタイプの合成ゴム製のものとすることが
でき、これを次いで大気圧の作用のもとに自動的に膨張可能としてもよい。この
種の膨張可能なガスケットは周知である。
【0073】 ガスケットは、このようにして水平管2の外周面と管状ケース3の内周面とに
支承される。
【0074】 このガスケットは、いったん配置されると螺旋シート形状の空間を画定し、蒸
留液はこの空間に沿って水平管2内の肥料の進行方向に対する向流として流れる
ことができる。
【0075】 このような配置構成により、熱搬送液(蒸留液)と加温対象物質(肥料)との
間で極めて良好な熱交換が得られる。
【0076】 図2の上部右側に示されているように、個々のシャフト4の内部には複数枚の
ディスクの組が装備されている。これらのディスクは各々の中心穴によって軸心
ロッド401上に係合されている。これらのディスクは、熱交換によってシャフ
ト4に生じるアルキメデスのスラストを補償するための安定バラストとして機能
する。加えて、これらディスクはシャフトの環状壁を補強し、それにより環状壁
が肥料からの外部圧力に耐えることができる。
【0077】 各ロータリーシャフト4は、シャフト4の一端に向けて延在する回転軸41の
端部に取り付けられた駆動スプロケット8によって駆動される。
【0078】 全ての駆動スプロケット8a、8bは、シャフト4のスプロケット取付側であ
る同じ側の端部に位置しており、それによりこれらスプロケットが同一の垂直面
内で並んでいる。
【0079】 回転軸41は、フレーム部材7に固定された適切な軸受、即ちボールベアリン
グ70に取り付けられて案内されている。
【0080】 本発明の重要な特徴によれば、各回転軸41は連結部材42を含み、この連結
部材がその駆動スプロケット8に対してシャフト4の若干の径方向変位を許容し
ている。
【0081】 このようなハイツ構成により、螺旋ブラシ40は対応する水平管2内で自動的
且つ遊動的に自身で調心を行い、それによって動きが正確に伝達され、ブラシの
摩耗が制限される。
【0082】 この連結部材42は径方向変位に或る程度の自由度をもって回転を伝達するも
のであるが、この種の連結部材は公知である。
【0083】 例として、相対回転を阻止する例えば星形の輪郭形状を有して互いに或るクリ
アランス量で嵌合する相補的な二つの雌雄部品を備えた連結部材を挙げることが
できる。
【0084】 回転軸41は、肥料の漏洩を防止するに適したシールリング200を介して水
平管2の対応する端面壁を貫通している。
【0085】 図4は、夫々螺旋ブラシを担持した全てのシャフトが如何にして安逸のモータ
9で回転されるかを示している。
【0086】 単一の電動モータ・ギヤボックスユニットが熱交換器構体7の頂部に設けられ
ている。このユニットは、駆動チェーン91に噛み合っている出力スプロケット
90を有している。この駆動チェーンは、出力スプロケットから先ず張力付与ス
プロケット80を通って転向スプロケット81及び82を経由し、一連の駆動ス
プロケット8と最後の転向スプロケット83を通って出力スプロケットに巡って
きている。
【0087】 図4に示すように、チェーン91は各駆動スプロケット8のほぼ半周(即ち、
180度の角度範囲)ずつを巡っており、一つの駆動スプロケットから次の駆動
スプロケットへとジグザク状に巡って、或る段のスプロケット8aが次段のスプ
ロケット8bとは逆方向に駆動されるようになっている。
【0088】 各スプロケットの回転方向は図4に矢印で示してある。
【0089】 この配置構成により、いずれの隣接する二段の水平管2a,2bにおいても肥
料は互いに逆方向に駆動される。
【0090】 図3には、螺旋ブラシ40を担持して矢印R方向に回転するシャフト4の作用
のもとで水平管2の内部で軸方向に向かう肥料の流れFが描かれており、管状ケ
ース3内で膨張ガスケット5により画定された螺旋環状空間内の水平管2の周囲
における蒸留液の流れGも示されている。
【0091】 有利には、ガスケット5は上下に隣接する水平管2aと2bで逆向きのピッチ
で捲回することができ、それにより肥料の流れの向きを考慮に入れて熱交換を改
善することができる。
【0092】 各水平管2の下流端には管内に溜まったガスを矢印Kで示すように排出するた
めの上向きのガス抜き部品23が設けられている。
【0093】 このガス抜きは、図1に関連して既に述べたようにパイプkとkを介して
行われる。
【0094】 一例として、シャフト4は1分間あたり約40回転(rpm)の速度で回転可
能である。
【0095】 熱交換器を通過する肥料と蒸留液の流量はそれぞれ1時間あたり約1000リ
ットル(L/h)と900L/hである。
【0096】 熱交換器入口での温度が110℃の蒸留液を使用することにより、肥料をほぼ
10℃から110℃に昇温可能であり、この場合、熱交換器から出て行く蒸留液
は約20℃の温度に冷却される。
【0097】 回転する螺旋ブラシは堆積物と気泡を肥料自体と同一方向へ同一速度で推進さ
せるのに寄与し、各水平管の下流端に達すると堆積物は重力で下方の水平管内へ
落下するのに対して気泡は気体となって排出される。
【0098】 本実施例の熱交換器は特定の用途、即ち肥料処理向けに設計されているが、従
来技術の熱交換器では処理が困難又は不可能な堆積物と気泡を含有する流動性で
発泡性の物質を加温する必要がある場合には、いずれにせよ種々の別の適用例を
見出し得ることは述べるまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の熱交換器を含む肥料乾燥設備の全体的な模式構成図である。
【図2】 本発明の熱交換器を示す一垂直面内上の断面における部分的な構成図である。
【図3】 本発明の熱交換器の一部を構成する熱交換器ユニットの部分切欠模式斜視図で
ある。
【図4】 熱交換器の各螺旋ブラシの駆動の仕方を示す本発明の熱交換器の模式側面図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状肥料のように固体粒子とガスを含有する流動性及び発泡
    性の冷えた物質を温めるために加熱液体を使用する熱交換器において、直列に接
    続された複数の熱交換器ユニット(1)を備え、各熱交換器ユニットは、熱伝導
    壁を有すると共に内部で前記物質を一端から他端へ流す水平管(2)と、該水平
    管(2)を取り囲むと共に内部で前記加熱液体を一端から他端へ前記物質の流れ
    とは逆方向に流す同心管状ケース(3)とによって構成され、前記水平管(2)
    の内部にはロータリーシャフト(4)が同軸配置され、該ロータリーシャフトに
    はアルキメデスのねじを形成する螺旋ブラシ(40)が担持され、該螺旋ブラシ
    が前記物質を前記水平管(2)に沿って搬送するように該水平管の内壁を擦るよ
    うになっていることをことを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 各熱交換器ユニット(1)が実質的に一つの共通の垂直面内
    で互いに上下に配置され、前記物質が上部の熱交換器ユニットから下部の熱交換
    器ユニットへ下向きに流されるのに対して前記加熱液体が逆に上向きに流される
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記水平管(2)の下流端にガス抜き部品(23)を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記ロータリーシャフト(4)が浮動式取付構造で前記水平
    管(2)内に配置され、該シャフトが前記水平管(2)の内壁に対して支承され
    る前記螺旋ブラシ(40)により前記水平管内で自動的に調心されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記ロータリーシャフト(4)が連結部材(42)によって
    回転され、該連結部材が前記シャフトを或る大きさの自由度で径方向に移動自在
    にしていることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記水平管(2)とその周囲の同心管状ケース(3)との間
    に前記加熱液体を通過させて螺旋シート状に流すために螺旋状のガスケット(5
    )が介装されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交
    換器。
  7. 【請求項7】 前記ガスケット(5)が合成ゴムの膨張可能なチューブであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 全ての螺旋ブラシ(40)が同じ捲回方向で同一ねじピッチ
    を有すると共に、隣接する一対のロータリーシャフト(4)が互いに反対方向に
    回転されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 【請求項9】 各ロータリーシャフト(2)が駆動スプロケット(8)を担
    持し、全てのロータリーシャフト(2)がこれら一連のスプロケット(8)に噛
    み合う一つのチェーン(91)を介して一つのモータ(9)により駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 【請求項10】 蒸発によって乾燥されるべき液状肥料の予熱に供する熱交
    換器であって、前記加熱液体が前記乾燥処理で生成された蒸留液であることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の熱交換器。
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