JP2002531282A - 被覆の改良 - Google Patents

被覆の改良

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JP2002531282A
JP2002531282A JP2000584992A JP2000584992A JP2002531282A JP 2002531282 A JP2002531282 A JP 2002531282A JP 2000584992 A JP2000584992 A JP 2000584992A JP 2000584992 A JP2000584992 A JP 2000584992A JP 2002531282 A JP2002531282 A JP 2002531282A
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metal
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Abstract

(57)【要約】 基材、例えばプレートまたは触媒モノリスを、基材を高分子電解質で処理して被覆を形成し、そして水溶性スラリーから金属酸化物の被覆を堆積することによって、金属酸化物、特にゼオライトで被覆することができる。連続的被覆、ここで複数の層を包含することのできるもの、を容易に形成することができる。実施例においてポリアクリルアミドを高分子電解質として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、被覆の改良、特に、金属酸化物およびそれと同様のものを金属また
は非金属基材上に被覆する方法における改良に関する。
【0002】 金属酸化物、例えばアルミナ、セリア、ジルコニア等を、単一または混合酸化
物として、金属基材およびセラミック、例えば排気ガス触媒において大量に使用
されているハニカムスルーフロー触媒支持体上に被覆することは非常に確立され
ている。一般的に、このことは、金属酸化物を付着調整剤、例えばLudox(商品
名)シリカ、を包含する適切な成分を伴う水溶性スラリーの中で混合し、ウォッ
シュコートスラリーを形成することによって達成される。その後、この基材を前
記スラリーの中に漬け、または浸し、そして加熱して前記触媒に高い表面積のベ
ースを付与する。このシリカは、このスラリーの固形分の50wt%以上を形成
でき、明らかにこれによって前記触媒金属と酸化物との間の相互作用は弱まり、
このことは非常に重要である。約20〜30年の間、これらの被覆技術における
重大な改良はなされていないが、排気ガス触媒の設計はより精巧に、また困難に
なってきており、新しい成分、例えばゼオライトや他の多層を包含する必要がで
てきている。従来の被覆方法は新しい要件を扱いにくく、特に、従来の被覆方法
は多層被覆において問題が生じる、と我々は確信している。
【0003】 我々は、以前、触媒粒子等をその場で同時に形成されたゼオライトで被覆する
という、高分子電解質の使用を開示した(ヨーロッパ特許第878223号参照
)。我々は、今回、ゼオライトやそれと同様のものを包含する、1以上の予備形
成された金属酸化物が前記基材上に堆積するという工程において、以前のように
その場でゼオライトを形成することなく、高分子電解質を金属とセラミック基材
とを前処理することに用いることができること、および、付着調整剤を用いて弱
めることが要求されることのみならず(しかし、そのような付着調整剤を包含す
ることがあってもよい)、この被覆が、同様のまたは異なるタイプの被覆をさら
に堆積することにもまた特に適していることを見出した。
【0004】 したがって、本発明は、基材上に金属酸化物被覆を堆積する方法であって、前
記基材の表面を高分子電解質で処理して、その上に高分子電解質の被覆表面を付
与してなり、かつ、その後にまたはそれと同時に、この被覆した表面を、金属酸
化物粒子を含んでなる水溶性スラリーで処理することを含んでなる方法を提供す
る。必要があれば、同一または異なる金属酸化物の層をさらに塗布し、その金属
酸化物の添加量を増加するか若しくは多層被覆を形成することができる。
【0005】 望ましくは、前記高分子電解質を水溶液の形態で、例えば0.01〜20wt
%溶液の形態で、下記に具体的に記載された材料の場合には4wt%で、塗布さ
れれば十分満足されうることが見出された。高分子電解質は、いくつかの適切な
高分子電解質、例えば、アニオン性またはカチオン性であってもよいが、ポリア
クリルアミド、例えばAllied Colloids Ltd, England製Alcostat(商品名)16
7が好適である。他のポリアクリルアミドも考慮に入れることができる。このよ
うな材料のためには、溶液はアルカリ性で、例えば約pH9が望ましい。各基材
および高分子電解質用の溶液のpHを最適化するために通常の試験が行なわれる
べきであり、また、主に基材の表面化学によって、酸性またはアルカリ性であっ
てよい。この基材の処理は、スプレー、浸漬、真空塗布、「落水」を用いた浸水
等を包含する、いかなる適切な方法であってよく、そして室温において行うこと
ができる。望ましくは、この高分子電解質を乾燥し、連続的表面ポリマー層を形
成する。
【0006】 前記基材は、特にハニカムスルーフロー触媒支持材を包含する、いかなる形状
の、いかなる金属またはセラミック材料であってよいが、固定ミキサーとして知
られる型の装置でもあってもよく、この固定ミキサーは良質のガスまたは他の流
動性混合物を提供する。この金属は、例えば「(フェクラロイ)Fecralloy」ま
たはアルミニウムを包含する、ステンレス鋼であることができ、また、このセラ
ミックはコーディエライト等であることができる。酸化物被覆を必要とするかま
たはそれで保護されるであろう、他の基材もまた考慮されるべきである。
【0007】 金属酸化物という用語は、全てのタイプのゼオライトおよびSiとAlの比率
があらゆる場合におけるゼオライトを包含し、また、「シリケート」および最近
入手可能になったゼオライト型組成物に加えて、変性ゼオライト、例えばイオン
交換性ゼオライト、を包含する。このゼオライト型組成物において、Gaおよび
Inまたは他の適切な金属はゼオライト骨組構造並びに単一若しくは混合酸化物
、例えば、セリア、ジルコニア、マグネシア、アルミナおよびシリカから選択さ
れた1以上のもの、の中に包含されている。この金属酸化物は、望ましくは、水
溶性スラリーの形態、例えば適切な粒子サイズをもつ粒子の固形分が約40wt
%のスラリー、である。必要があれば、この金属酸化物を摩砕して金属酸化物に
分散する伴に、大きさを小さくしてもよい。このスラリーは、付着調整剤を包含
する必要はないが、包含することができ、また、触媒的に活性のある粒子および
触媒的に活性のある金属および/またはそれらの促進剤の溶液を包含する他の成
分を包含することができる。
【0008】 その後、このスラリーを、いずれかの方法によって、適切に高分子電解質被覆
基材に塗布し、そして適切に乾燥する。最終段階は、望ましくは、加熱または焼
成とし、この酸化物被覆をしっかりと基材上に堆積する。しかしながら、最終的
な加熱の前に、酸化物および/または他の成分のスラリーをさらに堆積すること
ができ、その結果、連続的な若しくはより厚い被覆、または一連の多成分被覆と
してもよい。要望があれば、または必要があれば、高分子電解質層をさらに塗布
することができ、また、1以上の追加の金属酸化物または他の被覆を塗布しても
よい。
【0009】 他の実施態様においては、独立した予備被覆工程を経ずに、この高分子電解質
を前記スラリーと混合している。その他の点では、その工程および材料に関する
考察は非常に類似している。この実施態様は、薄くて均一の被覆を堆積すること
に特に適していると考えられている。
【0010】 我々はいかなる理論にも拘泥しないが、この高分子電解質は前記基材上での働
きを逆転する作用を及ぼす、つまり前記スラリー粒子を堅固に付着させるものと
、確信しており、および、我々は二番目の被覆が堆積する上で、この高分子電解
質は「再活性」し、そしてこの二番目の被覆に優れた付着性を生じさせるのに役
立つものと、確信している。
【0011】 本発明は、以前は被覆することが困難であった基材上に良質な被覆を施すこと
で意義のある、および予測し得ない効果を付与し、かつ、特に、堅固で付着性の
ある、2層または多層被覆を可能にすると確信されている。
【0012】
【実施例】
本発明を下記の実施例によって説明する。
【0013】 例1 アルミニウムのプレートをpH9の4wt%ポリアクリルアミド水溶液に浸す
。その後、この湿ったプレートを乾燥して高分子電解質の表面被覆を薄く残す。
この被覆したプレートを、排気ガス触媒産業において使用されているような、4
0wt%ゼオライトを含有し、pHを8〜9に調整した標準ゼオライトx、yウ
ォッシコートスラリーの中に漬ける。このウォッシコートは前記プレートに付着
し、この被覆したプレートを除去して100℃において30分間乾燥する。その
後、さらにもう1つの同一のウォッシコート層を被覆し、所望の厚さを堆積した
。そして、この被覆した金属プレートを400℃において2時間焼成し、これに
より高分子電解質残渣を除去する。このようにして被覆したプレート(「A」)
の写真を添付の図面のページに示す。比較として、その後、それと同一の工程を
この高分子電解質処理をせずに行った。最初の被覆は良好で均一であるようであ
ったが、二番目の被覆によって、結合された被覆は激しく剥がれた。この被覆し
たプレートの写真を図面中に「B」として示す。明らかに、本発明が均一で連続
的な被覆を可能にすることがわかるが、高分子電解質がない二重被覆は、この被
覆のフレーキング、およびむらのある不連続な被覆の原因となる。
【0014】 上記の例は100%ゼオライト被覆を利用しているが、他の良好な被覆は、5
0wt%「Ludox」シリカ付着調整剤、若しくは他の割合のもの、を塗布するこ
とができる。
【0015】 例2 アルミニウムシート上のゼオライト13X アルミニウムシートを、高分子電解質水溶液(Allied Colloids BLO6272AQ/Al
costat167,SD no0004568 5%、pH9〜10)を用いてゼオライト13X(Zeo
lyst Int.)で被覆した。このアルミニウムプレートを200℃で加熱した後、
15%硫酸溶液中で陽極処理した。その後、このプレートを薄い高分子電解質層
で被覆し、そして約5in(32cm)の表面上に、総計0.57gの増量
を伴って、ゼオライト13Xを連続的に4段階塗布した。これは、以前の実験に
おいて達成することができたよりも、添加量が3倍以上改良されたことを表した
。この3段階と4段階の間で、高分子電解質の二番目の層が必要であった。最後
に、このシートを300℃において焼成し、高分子電解質を焼き落とした。
【0016】 例3 アルミニウムモノリス上のゼオライト13X 異なるセル密度をもつ2つのアルミニウムハニカムモノリス(1平方インチあ
たり400セルおよび200セル)を、高分子電解質水溶液(Allied Colloids
BLO6272AQ/Alcostat167,SD no0004568 5%、pH9〜10)を用いてゼオライ
ト13Xで被覆した。非常に低い比率のバインダー(5%未満)を伴って、ゼオ
ライト13Xを連続的に14回塗布する中で、この400および200cpsi
モノリスはそれぞれ2.7および3.2g/inの被覆に達成した。高分子電
解質層を最初の段階および11番目と13番目の段階の間に塗布した。
【0017】 例4 アルミニウムシート上のゼオライトY アルミニウムシートを、高分子電解質水溶液(Allied Colloids BLO6272AQ/Al
costat167,SD no0004568 5%、pH9〜10)を用いてゼオライトY(Zeolyst
Int.)で被覆した。このアルミニウムプレートを薄い高分子電解質層で被覆し
、その後、約1.55in(10cm)の表面上に、総計0.81gの増量
を伴って、ゼオライトYを連続的に3段階塗布した。高分子電解質を有しないゼ
オライトを用いての先の試験において、この被覆は2回塗布した後に完全に崩壊
し剥がれ落ちることを示した。
【0018】 例5 アルミニウムモノリス上のゼオライトY 200cpsiセル密度のアルミニウムハニカムモノリスを、高分子電解質水
溶液(Allied Colloids BLO6272AQ/Alcostat167,SD no0004568 5%、pH9〜
10)を用いてゼオライトYで被覆した。高分子電解質層を最初の段階の前に塗
布した。連続的に7回塗布する中で、このモノリスは4.2g/inのゼオラ
イトY被覆に達成した。
【0019】 例6 「フェクラロイ(Fecralloy)」固定ミキサー上のゼオライト4A 「フェクラロイ」金属製固定ミキサー(Sulzerより入手可能)を1時間、90
0℃にまで予備加熱し、pH9の5wt%Alcostat167高分子電解質溶液(Allie
d Colloids Ltd)の中に浸した。その後、この湿ったミキサーを乾燥して、薄い
高分子電解質表面被覆を残す。そして、このミキサーを、5wt%白金を伴う3
5wt%ゼオライト4Aおよび2wt%Ludoz Silica(DuPont)を含有するスラリ
ーの中に浸す。この被覆したミキサーに80psiの窒素を吹きかけることによ
って、過剰なゼオライトを除去する。これは、ミキサー中の塞がれたチャンネル
を貫通することに役立つ。その後、この被覆したミキサーを120℃において8
時間乾燥し、500℃において2時間焼成する。この焼成工程により、前記高分
子電解質層は焼け落ち、ゼオライト被覆が無傷のまま残る。この場合、それは、
このミキサー中における、被覆密度3.1ginch−3の厚いゼオライト層と
なる。
【0020】 例7 「Fecralloy」固定ミキサー上のアルミナ系触媒 例6におけるものと同じ方法を用い、固定ミキサーをアルミナ触媒上において
Pt5%、Fe0.1%で被覆した。この触媒を7%の分散バインダー(Condea
)と混合し、35wt%水溶性ウォッシコートにした。得られた被覆は、優れた
付着性と完全性を有することを確認した。3.7ginch−3の被覆密度を達
成した。
【0021】 例8 セラミックモノリス上のゼオライトH−ZSM−5 従来のコーディエライトモノリスを、例3の技術を用いて、H−ZSM−5合
成ゼオライトで完全に被覆した。この試験を、ゼオライトとコロイドシリカバイ
ンダーの混合物を用いて完全に繰り返した。
【0022】 本発明は、その範囲からはずれることなく、当業者により改変されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方法によって被覆したプレートの写真「A」と、比較例の被
覆したプレートの写真「B」とを示したものである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月7日(2000.11.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 我々は、以前、触媒粒子等をその場で同時に形成されたゼオライトで被覆する
という、高分子電解質の使用を開示した(ヨーロッパ特許第878223号参照
)。我々は、今回、ゼオライトやそれと同様のものを包含する、1以上の予備形
成された金属酸化物が前記基材上に堆積するという工程において、以前のように
その場でゼオライトを形成することなく、高分子電解質を金属とセラミック基材
とを前処理することに用いることができること、および、付着調整剤を用いて弱
めることが要求されることのみならず(しかし、そのような付着調整剤を包含す
ることがあってもよい)、この被覆が、同様のまたは異なるタイプの被覆をさら
に堆積することにもまた特に適していることを見出した。 US4806427号公報は、高分子電解質が酸安定性液体として0.2−1
.0重量%で添加されてなる、担体の上に触媒活性材料を堆積する方法を開示し
ている。DE2300932号公報はポリエステル樹脂基材にポリアクリルアミ
ドとポリビニールアルコールの接着剤を被覆することを開示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 前記基材は、特にハニカムスルーフロー触媒支持材を包含する、例えばプレー
ト形状またはモノリス形状のいかなる形状で、いかなる金属またはセラミック材
料であってよいが、固定ミキサーとして知られる型の装置でもあってもよく、こ
の固定ミキサーは良質のガスまたは他の流動性混合物を提供する。この金属は、
例えば「(フェクラロイ)Fecralloy」またはアルミニウムを包含する、ステン
レス鋼であることができ、また、このセラミックはコーディエライト等であるこ
とができる。酸化物被覆を必要とするかまたはそれで保護されるであろう、他の
基材もまた考慮されるべきである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 金属酸化物という用語は、全てのタイプのゼオライトおよびSiとAlの比率
があらゆる場合におけるゼオライトを包含し、また、「シリケート」および最近
入手可能になったゼオライト型組成物に加えて、変性ゼオライト、例えばイオン
交換性ゼオライト、を包含する。このゼオライト型組成物において、Gaおよび
Inまたは他の適切な金属はゼオライト骨組構造並びに単一若しくは混合酸化物
、例えば、セリア、ジルコニア、マグネシア、アルミナおよびシリカから選択さ
れた1以上のもの、の中に包含されている。この金属酸化物は、望ましくは、水
溶性スラリーの形態、例えば適切な粒子サイズをもつ粒子の固形分が約40wt
%のスラリー、である。必要があれば、この金属酸化物を摩砕して金属酸化物に
分散する伴に、大きさを小さくしてもよい。このスラリーは、付着調整剤を包含
する必要はないが、包含することができ、また、触媒的に活性のある粒子および
触媒的に活性のある金属および/またはそれらの促進剤の溶液、例えば触媒成分
は1以上の白金属金属であってよいもの、を包含する他の成分を包含することが
できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 本発明は、以前は被覆することが困難であった基材上に良質な被覆を施すこと
で意義のある、および予測し得ない効果を付与し、かつ、特に、堅固で付着性の
ある、2層または多層被覆を可能にすると確信されている。 本発明の特別な態様(請求項8に記載した通り)によれば、本発明の方法によ
って製造された、金属酸化物で被覆したプレートまたはモノリスを含んでなる支
持された触媒が付与される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 32/00 B01J 32/00 37/02 301 37/02 301C 301E B05D 7/14 B05D 7/14 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 チャンドレッシュ、ネムチャンド、モール ド イギリス国レディング、ケバシャム、ロウ アー、ヘンリー、ロード、37 (72)発明者 マイケル、イアン、ペッチ イギリス国レディング、ウッドレイ、ポー トラッシュ、クロウス、14 Fターム(参考) 4D075 AE03 DA06 DA21 DB04 DB07 DB14 DC13 DC16 DC50 EA02 EA06 EA07 EA10 EB05 EB22 EC02 EC03 EC05 EC37 4F100 AA17B AA18B AA20B AA27B AB01A AB10A AB24B AC04B AK01C AK26C AT00A BA03 BA07 BA10A BA10B CC00B CC00C JL08B JM02B JM02C 4G069 AA01 AA03 AA08 BA01A BA01B BA02A BA02B BA05A BA06A BA07A BA13A BA17 BA18 BA22C BB02A BB02B BB04A BB06A BC43A BC66B BC69A BC75A BC75B BE19C EA11 EA19 FA03 FA04 FA06 FB15 FB17 FC04 ZA01A ZA03A ZA03B ZA04A ZA04B ZA11A ZA11B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に金属酸化物被覆を堆積する方法であって、 前記基材の表面を高分子電解質で処理して、その上に高分子電解質の被覆表面
    を付与してなり、かつ、その後にまたはそれと同時に、この被覆した表面を、金
    属酸化物粒子を含んでなる水溶性スラリーで処理することを含んでなる、方法。
  2. 【請求項2】 前記高分子電解質がポリアクリルアミドである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記基材がプレート型若しくはモノリス型の金属またはセラミック触媒支持基
    材である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記金属酸化物がゼオライトである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記金属酸化物が、アルミナ、シリカ、セリア、ジルコニア、マグネシアおよ
    び混合酸化物触媒支持材から選択されたものである、請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記金属酸化物が、触媒成分を包含してなるものである、請求項4または5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記触媒成分が1以上の白金属金属である、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 金属酸化物で被覆されてなるプレートまたはモノリスを含んでなる、請求項1
    〜7のいずれか一項に記載の方法によって製造された、支持された触媒。
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