JP2002530661A - 光学分析用の改善された感度を有するマルチウェルアセンブリ - Google Patents

光学分析用の改善された感度を有するマルチウェルアセンブリ

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JP2002530661A JP2000583628A JP2000583628A JP2002530661A JP 2002530661 A JP2002530661 A JP 2002530661A JP 2000583628 A JP2000583628 A JP 2000583628A JP 2000583628 A JP2000583628 A JP 2000583628A JP 2002530661 A JP2002530661 A JP 2002530661A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、マルチウェルアセンブリ及び光学的検定のためのその使用に関する。本発明は、殊に、連続キャビティを有するウェルウォールアレイ(1)及びウェルウォールアレイに結合した1つ又はそれ以上の光学的に透明なボトムプレート(2)を含む複数のコンテナ系に関するものであり、かつ系は、ボトムプレートが、分子の共有結合形での固定化に適した官能基を有するフィルム(3)で被覆されていることにより特徴付けられる。ボトムプレート上のフィルムは、有利にラングミュア−ブロジェット膜であり、かつ有利にセルロースベースのラングミュア−ブロジェット膜である。更に、本発明は、連続キャビティを有するウェルウォールアレイ及びウェルウォールアレイに結合した1つ又はそれ以上の光学的に透明なボトムプレートを含むマルチウェルアセンブリに関する。前記系は、ボトムプレートが、受容分子又は低い非特異的タンパク吸着が存在する分子で誘導体化されたフィルムで被覆されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、マルチウェルアセンブリ(Mehrgefaessanordnung)及びこのマルチウ
ェルアセンブリの使用に関する。
【0002】 ミクロタイタープレートのようなマルチウェルアセンブリは、生化学的分析学
において標準となっている、それというのも、これらは、殊に、多数の分析又は
検定を並行してかつ自動化できるようになる利点を有するからである。そのよう
な検定は、例えばELISA試験(固相酵素免疫検定法)、化学製品、タンパク
質及びDNAの濃度の決定又はシンチレーション測定、蛍光測定、りん光測定又
はルミネセンス測定等の際のα線、β線及び/又はγ線の決定を含んでいる。更
に、マルチウェルアセンブリは、自動化された細胞培養分析にとって有利である
ことがわかっている。概して、分析は、マルチウェルアセンブリ中の試料が、U
V/VIS波長範囲からの光で照射され、かつ試料の放出又は吸収が、適した検
出器により決定されるようにして行われる。しかしながら、これらの測定の感度
は、マルチウェルアセンブリを製造するために使用されるプラスチック、概して
ポリスチレンの光学的性質に基づいて制限されていた。従って、最近では、マル
チウェルアセンブリの光学的性質を、適した材料を選択することによって又はマ
ルチウェルアセンブリの適したジオメトリーを選択することによって改善するこ
とが尽力されている。例えば、欧州特許出願公開第0797088A1号明細書
には、特に高いUV透過率を有するプラスチック材料からなるボトムを有してい
るマルチウェルアセンブリが開示されている。しかしながら、そのようなマルチ
ウェルアセンブリの感度は、依然として単独分子までのごく僅かな試料量が部分
的にのみ分析すべきである場合、例えばコンビナトリアルケミストリーによって
製造される物質ライブラリの場合には、複数の検定にとって不十分である。
【0003】 従って、本発明による課題は、光学的分析方法のために改善された感度を有す
るマルチウェルアセンブリを提供することである。
【0004】 この課題は、本発明によれば、連続するウェルを有しているウェルウォールア
レイ(Gefaesswandmatrix)(1)及びそれに取り付けられた1つ以上の光学的に
透明なボトムプレート(2)を含むマルチウェルアセンブリによって解決され、
その際、ボトムプレートが、分子の共有結合形での固定化に適した官能基を有し
ているフィルム(3)で被覆することによって特徴づけられる。
【0005】 図1及び2は、本発明による好ましいマルチウェルアセンブリを示している。
図1は、連続するウェルを有しているウェルウォールアレイ(1)及びそれに取
り付けられ、フィルムで(3)を被覆された光学的に透明なボトムプレート(2
)からなる本発明によるマルチウェルアセンブリを示す。図2は、連続するウェ
ルを有しているウェルウォールアレイ(1)及びそれに取り付けられ、フィルム
(3)で被覆された複数の光学的に透明なボトムプレート(2)からなる本発明
によるマルチウェルアセンブリを示し、その際、ウェルウォールアレイのウェル
1個あたり1つのボトムプレートが存在する。
【0006】 本発明によるマルチウェルアセンブリは、先行技術のマルチウェルアセンブリ
とは異なり、それによって光学分析が実施されるマルチウェルアセンブリ及び、
単に流体を保持するに過ぎず、かつ概して分析とは無関係であるウェルウォール
のボトムの表面特性の独立した制御を可能にする。意外なことに、ボトム表面特
性のこの制御によって、強化されているマルチウェルアセンブリで光学的分析方
法の感度は高められることができる。
【0007】 本発明によるマルチウェルアセンブリは、ウェルの数に基づいて制限されず、
かつ殊に24(4*6)、48(6*8)、96(8*12)、384(16*
24)、864(24*36)又は1536(32*48)のウェルを有してい
るマルチウェルアセンブリを含むが、しかしこれらの構成に限定されない。しか
しながら、本発明の優れた点は、ウェルの数が増大すればするほどよりはっきり
する、それというのも、これが増大している表面/体積比率を伴う、即ち、表面
効果は、ウェルの数が増大すればするほどより関連してくるからである。マルチ
ウェルアセンブリの寸法は、好ましくは“Society of Biomolecular Screening
”(SBS)規格に向けられており、即ち、マルチウェルアセンブリは、好まし
くはかつウェルの数に関係なく、幅86mm及び長さ128mmである。
【0008】 本発明により使用すべきウェルウォールアレイ(1)は、好ましくはプラスチ
ック材料、特に好ましくは、分析すべき物質、例えばDNA又はタンパク質のた
めに低い非特異的吸収を有するようなプラスチック材料からなる。ウェルウォー
ルアレイのための好ましい材料は、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチ
レン及び/又はポリプロピレンを含む。更に、ウェルウォールアレイとして本発
明により使用されうるのは、その表面がウェルウォールアレイでの分析物の吸収
を低下させるウェルウォール材料上にフィルムを形成する物質で被覆されている
プラスチックである。適した物質は、これに関して、特にウシ血清アルブミン、
フッ素化炭化水素、オリゴエチレンオキシド含有のポリマー、例えばプルロニッ
クの物質クラスのポリマー並びに多糖、例えばセルロース誘導体及びデキストラ
ン誘導体を含む。更に、ウェルウォールアレイ(1)のプラスチックは、個々の
ウェルの間での光学的クロストークを防止するために、有利に光学的に不透明な
物質、例えば二酸化チタン又はカーボンブラックを含む。ボトムプレート(2)
と結合しているウェルウォールアレイ(1)の面は、概して、特に多数のウェル
の場合に平面である。より少数のウェル、ひいては概して各ウェルのより大きな
表面の場合には、各ウェルもしくはウェルの群、例えば4個又は9個のウェルも
また、それに取り付けるべきボトムプレートのサイズのキャビティを有し、即ち
この場合に、ウェル1個あたり又はウェルの群1個あたり1個のボトムプレート
が使用される。これは製造に関しては好ましくないけれども、本発明によるその
ようなマルチウェルアセンブリは、その感度増強に好ましいかもしれない、それ
というのも、ボトムに沿った個々のウェルの間の光学的クロストークを防止でき
るからである。本発明により使用されるウェルウォールアレイのウェルは、円形
、矩形又は正方形であってよい。本発明によれば円形のウェルが好ましい、それ
というのも、これらは、同じ体積で正方形のウェルよりも小さい表面を有し、ひ
いてはそれ以外は同じ性質で分析物のより少ない吸収をもたらすからである。
【0009】 マルチウェルアセンブリの本発明により使用可能な光学的に透明なボトムプレ
ート(2)は、有利に、検定が実施される波長範囲において、特に高い透過を有
する。複数の光学測定のためには、特に石英ガラス又はホウケイ酸ガラスは好ま
しいが、しかし、他の材料、例えばMitsui Petrochemical Industries、日本の
4−メチル−ペンテン−1−ポリマーTPX(R)又はポリメチルメタクリレー
トが使用されてもよい。本発明により使用されるボトムプレート(2)は、好ま
しくは僅かな厚さを有し、特に好ましくは200μm未満の厚さ、殊に130〜
170μm、特に好ましくは150μmの厚さである。できるだけ薄いボトムプ
レートは、特に、使用すべき検定にとって、強く集束した光又は高い開口数を有
している対物レンズが、例えば蛍光相関分光分析の際に使用される場合に、望ま
しい。できるだけ僅かな表面粗さを有しているボトムプレートは特に好ましい。
ボトムプレートの寸法は、ウェル1個あたり1個のボトムプレートが使用される
場合には、ウェルの数に依存する。24−アレイにおいて、サイズは約17mm
*17mmであってよい。1個のボトムプレートのみが本発明によるマルチウェ
ルアセンブリに使用される場合には、ボトムプレートのサイズは通常75mm*
115mmである。
【0010】 分子の共有結合形での固定化に適した官能基を有している、本発明によるマル
チウェルアセンブリのボトムプレートの被覆として使用されるフィルム(3)は
、ボトム表面、即ち分析に関連している表面の目標とする表面変性を可能にする
。これにより、意外なことに、光学測定の感度が高められることができる。
【0011】 フィルム(3)の種類は制限されるのではなくて、この適した官能基を有し、
かつ例えばシランフィルム、ラングミュア−ブロジェット膜及びヒドロゲルフィ
ルム、例えばデキストランフィルムを含む。
【0012】 このフィルムの官能基は、制限されるものではなく、かつ例えば、ヒドロキシ
、アミノ、アルデヒド及びカルボキシ基を含む。好ましくは、これらの基は、保
護されて存在し、即ちこれらの基の分子の共有結合形での固定化前に保護基が開
裂されていなければならない。適した保護基は当業者に公知である。
【0013】 本発明により使用されるフィルムは、好ましくはラングミュア−ブロジェット
膜、特に二次元又は三次元に架橋可能なラングミュア−ブロジェット膜、特に好
ましくは多糖ベース、殊にセルロースベースのラングミュア−ブロジェット膜で
ある。有利に、本発明により使用可能なフィルムは、光化学的に架橋可能である
。本発明により使用可能なラングミュア−ブロジェット膜は、受容体の固定化後
に、これらが低い非特異的吸収で高い特異的吸収を有し、場所的に安定であり、
かつトポグラフィー的に高度に定義された表面を提供するという利点を有する。
【0014】 ラングミュア−ブロジェット膜のための多糖誘導体又はセルロース誘導体は、
好ましくは5を上回る重合度及び特に好ましくは、a)少なくとも1つの疎水性
置換基及びb)窒素原子を有する少なくとも1つの置換基を有する混合されたセ
ルロースエーテルが示される。
【0015】 好ましい実施態様において、混合されたセルロースエーテルは、置換基a)と
してトリアルキルシリル基及び置換基b)としてアミノアルキル基を有し、その
際、アルキル基は、特に、置換基a)中に1又は2個のC原子及び置換基b)中
に2〜8個のC原子を有する。付加的に、多糖誘導体は、また、c)光化学的、
ラジカル的又は熱的に架橋可能な基を有する少なくとも1つの別の置換基を含有
していてもよい。
【0016】 好ましい混合されたセルロースエーテルは、主として、セルロース構造のOH
基のHの一部が、有機又はオルガノシリル基と置換されている、即ち直接Oに隣
接している原子がC又はSiである化合物であると理解される。更に、この名称
は、しかし、付加的に別の置換基を(特にOH基のOに)有する誘導体でもある
ことが理解されうる、例えば置換基c)がそのようなものである。具体的な分子
(Lothar Brandt in Ullmann's Enyclopedia of Industrial Chemistry, Volume.
A5, 2nd edition, under “Cellulose Ethers”, 第461頁以降参照)において、
セルロースエーテル分子中の各分子単位(アンヒドログルコース単位)が1つ以
上のOH基で置換されている必要はなくて、化合物の名称は、分子又は分子単位
の全体に関係しており、即ち平均値の名称を表しており;一般に分子単位1個あ
たり3個以下のOH基が置換可能である。置換基a)又はc)(しかしb)では
ない)を有するセルロース誘導体の製造又は挙動に関しては、Frank Loescher他
, Proc.SPIE Vol. 2928, 1996, 第209〜219頁及びDieter Klemm他, Z.Chem. 第2
4版(1984), No.2, 第62頁, “4-dimethylamino-pyridin-katalysierte Synthese
von Celluloseestern ueber organoloesliche Synthese von Celluloseestern
ueber organoloesliche Trimethylcellulose”が参照される。
【0017】 ボトムプレートを被覆するためには、多糖誘導体の少なくとも1個の単分子膜
、好ましくはその2〜10個の単分子膜がボトムプレートに適用され、その際、
これらは、置換基a)として好ましくはアルキル、アルケニル、アリール、アル
キルシリル、アルケンシリル及び/又はアリールシリル基を有する疎水性置換基
、しかし、ラングミュア−ブロジェット(LB)技術及び/又はラングミュア−
ブロジェット−シェーファー(LBS)技術での表面への被覆を可能にする他の
置換基も有する。
【0018】 この層の施与は、溶液中でのインキュベーションによって、自己アセンブリ(
SA)法によって又は好ましくはラングミュア−ブロジェット技術又はラングミ
ュア−ブロジェット−シェーファー技術によって行われることができる。多糖誘
導体は、親水性及び疎水性の表面への粘着に適している。ひいては、この物質ク
ラスが表面変性するフィルムとして施与されることができ、かつ使用されること
ができる。
【0019】 これらの層が、光重合可能又は熱重合可能な基、例えばシンナモイル基、しか
し化学において公知の全ての他の基が分子中に配合される場合に、付加的に安定
化されてもよい、それというのも、これらは、移動前、移動中又は移動後に、重
合によって層の架橋性の安定化をもたらすからである。
【0020】 この際、重合可能な基が、前記の多糖誘導体に適用されることができるか又は
、しかしながら、層上で又は層中に多糖誘導体と混合されて適用される別の分子
の形で存在していてもよい。重合が、単分子層内で行われてもよい;しかし、複
数の単分子層が重なり合って存在する場合には、重合もまた個々の層の分子の間
で行われてもよい。
【0021】 本発明によるマルチウェルアセンブリは、次のようにして製造されることがで
きる。
【0022】 ボトムプレートは、フィルムで、例えば前記のラングミュア−ブロジェット膜
で被覆される。予備成形されたウェルウォールアレイ、例えばポリスチレンの射
出成形により製造されたウェルウォールアレイは、別個の処理工程において最初
に、例えば超音波処理により清浄化される。この後に、ウェルウォールアレイは
、好ましくは、ウェルウォールアレイのウォールでの分析物、例えばタンパク質
又はDNAの吸収を減少させる物質を含む溶液、例えばウシ血清アルブミン中に
浸漬される。ついでウェルウォールアレイの乾燥が行われる。
【0023】 塗布すべきボトムプレートとの接触面を形成するウェルウォールアレイのエッ
ジに、接着剤、例えばシリコーンゴム接着剤、エポキシ樹脂接着剤又はアクリレ
ート接着剤(例えばLoctite)は、例えばロールを用いて適用される。
【0024】 光活性化可能な一成分接着剤が特に好ましい。こうして予備処理されたウェル
ウォールアレイは、ラングミュア−ブロジェット膜で被覆されたボトムプレート
上に慎重に押しつけられる。選択的に、ウェルウォールアレイとの接触面に相当
するパターンで、接着剤をボトムプレート上にシルクスクリーン印刷を用いて直
接施与されてもよい。こうして本発明によるマルチウェルアセンブリが得られる
。接着したボトムプレートは、好ましくは、プラスチック体の外側エッジに対し
て、約1mmの最小レベル差のみを有する。従って、本発明によるマルチウェル
アセンブリの全てのウェルが光学的にボトム側で測定されることができ、かつウ
ェルウォールアレイのエッジによる計測光学の立体障害が起こらないことを保証
する。
【0025】 本発明によるマルチウェルアセンブリの行われた製造後に、表面は好ましくは
蓋及び/又は箔によって保護されている。蓋は、本発明によるマルチウェルアセ
ンブリの頂部に強制的に位置決めされるように好ましくは設計されている。更に
、マルチウェルアセンブリの強制的に位置決めされたスタックも可能にする。蓋
のサイズは、好ましくは約86mm*128mm*8mmである。箔の使用は、
例えばウェルに、流体が箔を突き通す針付きの注射器によって導入される場合に
、ボトムプレート表面も保護されたままであるという利点を有する。
【0026】 本発明によるマルチウェルアセンブリのボトムに、分子は、分析法又は検定の
種類に応じて表面特性を決定する光学検定を実施するために共有結合されていて
もよい。その際、均一測定法と不均一測定法とを、即ち分析物が溶液中に存在す
る場合の検定と、分析物、例えば受容体又は配位子が、表面に存在する配位子又
は受容体に結合する場合の検定とを区別すべきである。本発明によるマルチウェ
ルアセンブリが特に有利に使用されうる均一測定法には、蛍光相関検定(Fluores
zenzkorrelations-Assay)、蛍光偏光イムノアッセイ(Fluoreszenzpolarisations
-Immunosorbent-Assay)及びフェルスターエネルギー移動検定(Foerster-Energie
transfer-Assay)が属する。本発明によるマルチウェルアセンブリが特に有利に
使用されうる不均一測定法には、ボトム表面に分析物を濃縮することが有利であ
る全ての光学検定、例えばエバネッセンス検定(Evaneszenzassay)又は蛍光励起
のために表面が高度に集束したレーザー光線で走査する検定が属する。
【0027】 検定の種類に応じて、ボトムプレート上の表面フィルムは、分子で誘導体化さ
れる。均一測定法の際に、分子を固定化することにより、こうして表面での分析
物の高い可動性を確実にするために分析物の最小限の吸収を目的とするのに対し
て、不均一測定法の際には、分析物の固定化を目的とする。従って、均一測定法
の際に、フィルムは好ましくは、例えばウシ血清アルブミン、オリゴエチレンオ
キシド鎖を含んでいる物質、フッ素化炭化水素又は多糖、例えばセルロース誘導
体又はデキストラン誘導体で変性される。それに対して、不均一測定法の際に、
フィルムに、分析物を結合させることができる物質が結合される。分析物の種類
に応じて、当業者には、どのようにして、分析物、例えばDNA、タンパク質、
例えば抗体又はペプチドと結合することができる、適した物質を選択すべきであ
るかは分かっている。
【0028】 分子の共有結合形での固定化は、直接、表面フィルムの反応性基に又は保護基
を予め開裂した後に行われてもよい。前記のラングミュア−ブロジェット膜の場
合には、例えば分子の直接結合に、存在するアミノアルキル基が適している。ア
ミノアルキル基は求核試薬として用いられ、かつ求電子基を有する分子と共有結
合を形成する。他方では、フィルムがシリル基、例えばトリアルキルシリル基、
トリアリールシリル基又はトリアルケニルシリル基を有する場合には、表面特性
は、シリル基が被覆後に開裂されるので、ヒドロキシ基が残留するように変えら
れてよい。これは、例えば酸に暴露することにより達成可能である。これらのヒ
ドロキシ基は、共有結合形での固定化のための官能基として用いられてもよい。
【0029】 分子が固定化された後に、検定は当業者に公知の方法によって実施されること
ができる。
【0030】 比較実験 1.例1 (a)ガラスプレートを、アミノアルキル−トリメチルシリル−エーテルセルロ
ース(ATMSC)の層で、引き続きシンナモイルトリメチルシリル−エーテル
セルロース(CTMSC)の層で被覆した。被覆方法の詳細に関して、“ultrat
hin cellulose based layers for detection of single antigen molecules, Ad
vanced Materials 1998, 10, No. 13”が参照される。ついでストレプトアビジ
ンをLemieux酸化によってセルロース表面に結合させた(付言した刊行物参照)
【0031】 (b)それに並行してプラスチックフレーム、即ちウェルウォールアレイを1時
間、室温で0.2mg/mlのウシ血清アルブミンと共にインキュベートした。
【0032】 (c)引き続き、プラスチックフレームを、セルロース変性したガラスプレート
に接着させた。
【0033】 (d)測定のために、ついで、Regensburg大学で合成された10−10Mビオチ
ン−CY5コンジュゲート0.08mlを、マルチウェルアセンブリのウェル中
にピペットで移しかつその中で1時間、室温でインキュベートした。引き続いて
、リン酸塩緩衝液(PBS)で二度洗浄し、かつ表面へのビオチン−CY5コン
ジュゲートの結合を、LB8(R)カウンター(MMI社、ハイデルベルク)を
用いて共焦点蛍光分光分析法によって測定した。0.5mm毎に10本の線及び
1本の線当たり2000の測定点を測定した。1点当たりの測定時間は0.5m
secであった。300カウントを事象として評価した。測定を二回実施した。
【0034】 (e)事象43892もしくは46253の値が得られた。
【0035】 2.例2 マルチウェルアセンブリを、例1で同じように製造したが、但しプラスチック
フレームを0.2mg/mlウシ血清アルブミンではなく0.1mg/mlスト
レプトアビジンでインキュベートした。以降の測定も、本発明による例と同じよ
うに実施したが、但し事象1663及び事象2170の値が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による好ましいマルチウェルアセンブリの一例を示す略図。
【図2】 本発明による好ましいマルチウェルアセンブリの一例を示す略図。
【符号の説明】
1 ウェルウォールアレイ、 2 ボトムプレート、 3 フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ペーター シューベルト ドイツ連邦共和国 ダルムシュタット ヤ ーンシュトラーセ 127 (72)発明者 シュテファン ゼーガー ドイツ連邦共和国 バート アバッハ ゲ ーテシュトラーセ 2 Fターム(参考) 2G057 AA04 AB01 AB03 AC01 BA01 BA03 BB01 BB02 BB06 4G057 AB39 【要約の続き】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続ウェルを有するウェルウォールアレイ(1)及びそれに
    取り付けられた1つ又はそれ以上の光学的に透明なボトムプレート(2)からな
    るマルチウェルアセンブリにおいて、専らボトムプレートが分子の共有結合形で
    の固定化に適した官能基を有する多糖誘導体の少なくとも1つの単分子層(3)
    で被覆されていることを特徴とする、マルチウェルアセンブリ。
  2. 【請求項2】 ウェルウォールアレイ(1)がプラスチックからなる、請求
    項1記載のマルチウェルアセンブリ。
  3. 【請求項3】 ウェルウォールアレイ(1)が光に対して不透明な材料から
    なる、請求項1又は2記載のマルチウェルアセンブリ。
  4. 【請求項4】 ボトムプレート(2)が石英ガラスからなる、請求項1から
    3までのいずれか1項記載のマルチウェルアセンブリ。
  5. 【請求項5】 多糖誘導体の少なくとも1つの単分子層(3)が自己アセン
    ブリ法又はラングミュア−ブロジェット技術により施与されたものである、請求
    項1から4までのいずれか1項記載のマルチウェルアセンブリ。
  6. 【請求項6】 多糖誘導体の少なくとも1つの単分子層(3)がセルロース
    ベースのラングミュア−ブロジェット膜である、請求項1から5までのいずれか
    1項記載のマルチウェルアセンブリ。
  7. 【請求項7】 ボトムプレート(2)が接着剤を用いてウェルウォールアレ
    イに取り付けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載のマルチウェ
    ルアセンブリ。
  8. 【請求項8】 接着剤が光硬化性接着剤である、請求項7記載のマルチウェ
    ルアセンブリ。
  9. 【請求項9】 連続ウェルを有するウェルウォールアレイ及びそれに取り付
    けられた1つ又はそれ以上の光学的に透明なボトムプレートを含むマルチウェル
    アセンブリにおいて、専らボトムプレートが受容体分子で誘導体化されたフィル
    ムで被覆されていることを特徴とする、マルチウェルアセンブリ。
  10. 【請求項10】 連続ウェルを有するウェルウォールアレイ及びそれに取り
    付けられた1つ又はそれ以上の光学的に透明なボトムプレートを含むマルチウェ
    ルアセンブリにおいて、専らボトムプレートがウシ血清アルブミン、オリゴエチ
    レンオキシド鎖を含有している物質、フッ素化炭化水素又は多糖を含むフィルム
    で被覆されていることを特徴とする、マルチウェルアセンブリ。
  11. 【請求項11】 光学的分析方法のための、請求項1から10までのいずれ
    か1項記載のマルチウェルアセンブリの使用。
  12. 【請求項12】 請求項1から8までのいずれか1項記載のマルチウェルア
    センブリを製造する方法において、次の工程: a)ボトムプレート上に多糖誘導体の少なくとも1つの単分子層を施与し; b)取り付けるべきボトムプレートとの接触面を形成するウェルウォールアレイ
    のエッジに接着剤を塗布し; c)こうして処理したウェルウォールアレイを、被覆されているボトムプレート
    に押しつける ことを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のマルチウェルアセ
    ンブリの製造法。
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