JP2002527167A - 書類整理箱の連動装置と機構 - Google Patents

書類整理箱の連動装置と機構

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JP2002527167A JP2000576148A JP2000576148A JP2002527167A JP 2002527167 A JP2002527167 A JP 2002527167A JP 2000576148 A JP2000576148 A JP 2000576148A JP 2000576148 A JP2000576148 A JP 2000576148A JP 2002527167 A JP2002527167 A JP 2002527167A
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/46Locks or fastenings for special use for drawers
    • E05B65/462Locks or fastenings for special use for drawers for two or more drawers
    • E05B65/463Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked
    • E05B65/464Drawer interlock or anti-tilt mechanisms, i.e. when one drawer is open, at least one of the remaining drawers is locked comprising two or more lock elements aligned in end-to-end abutting relation

Abstract

(57)【要約】 キャビネットのようなハウジングの伸縮摺動子(10)に取付けられた2つ又はそれ以上の垂直方向に配列された引出しと共に用い1つの引出しの伸長を他の引出しが開放されたときに阻止する連動装置(図1)。連動装置はキャビネットに取付けられた垂直方向に配列された摺動子(10)の静止部材(12)と結合する。一対の対向する上側及び下側のアクチュエータ従動子(32,34)が静止部材(12)の前部の近くに摺動自在にかつ横断して取付けられそれによりアクチュエータ従動子(32,34)の一方の他方に向う動きが他方を移動させるようにする。ロッド(72)が1つの摺動子の上側アクチュエータ従動子(32)をその直上の摺動子の下側アクチュエータ従動子(34)に連結する。アクチュエータ(74)が摺動子(10)の伸縮部材(14)の前端に連結される。これに代え、回動又は可撓フィンガー(202,204)を有するアクチュエータ(200)が各摺動子(10)の中間部材(16)の前端に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は横方向の引出しの書類整理キャビネットのようなユニットにおける伸
縮摺動組立体を介して取付けられた多数の垂直方向に配列された引出し又は保管
ユニットと共に用いる連動装置に関する。この連動装置は1つの引出しが開放さ
れた時に第2の引出しの開放を阻止し書類整理キャビネットの傾くのを防止する
ようになっている。
【0002】 発明の背景 多数の垂直に配列された引出しを有するキャビネットは1つ以上の引出しが同
時に開放された時に傾き、危険を生じることがある。このキャビネットの傾斜は
2つ又はそれ以上の引出しが開放された時にキャビネットの重心が移動すること
によって生じる。キャビネットの傾斜は特に開いた引出しが比較的重い材料を収
容している時に起きやすい。
【0003】 この傾斜をなくすために、垂直に配列された引出しを有する多くのキャビネッ
トはもう1つの引出しが開放されたならば1つの引出しが開放されるのを阻止す
る連動装置を組込んでいる。今日使用されているある種の連動装置は米国特許第
4,480,883号に示されているように書類整理引出しの後方部分に結合さ
れている。この位置づけは引出しの取付けと修理とを困難にする。さらにまた、
この連動装置の位置はこの連動装置を典型的には書類整理ハウジングの頂部のい
ずれかの側のキャビネットの前方に位置するロック装置に結合するのを困難にす
る。
【0004】 現在の連動装置はその構成要素が一定の順序で取付けられ又は取外されること
が必要である。例えば最も下側の摺動子の間に位置する連動構成要素はこれら要
素が最も上側の摺動子の間に配置される前に取付けなければならない。この構造
の一例は米国特許第4,637,667号に開示されている掛け止め棒の積重ね
を用いる連動装置である。さらに、最も下側の摺動子の近くに位置する構成要素
は最初に最も上側の摺動子の近くに位置する構成要素を取外さずには取外すこと
はできない。これは連動装置の取付け及び取外し工程を複雑で時間を要しコスト
高のものとする。
【0005】 これに加え、今日使用されている大概の連動装置は特定の予め決められた高さ
の引出しと共に用いるよう設計されており、異なった高さの引出しと共に用いる
よう容易に変更することはできない。
【0006】 今日用いられている大概の連動装置はまたその構成要素が精密な公差で組立て
られることが必要である。
【0007】 PCT出願逐次番号PCT/CA93/00359(国際公開番号WO94/
07989)に開示されているような現在用いられている回転カム連動装置は引
出し開放時の瞬間的な作動に依存しており引出しが開いている間常に一定の移動
を保持できるものではない。このため、この連動装置は装置の故障をなくするよ
う確実で継続した作動を得ることができない。これは引出しの偶然のロック解除
を生じることになる。
【0008】 したがって、引出しをキャビネット又は他のハウジングに連結するのに用いら
れる摺動子の前部に結合することができまたキャビネットロック装置に結合する
ことができる連動装置が必要となる。さらにまた取付けが容易で、精密な公差を
必要とせず、異なる高さの引出しからなる引出し構造と共に用いるよう容易に変
更することのできる連動装置が必要である。
【0009】 発明の概要 本発明は書類整理キャビネット又は保管ユニットのようなハウジングの中の左
右セットの垂直に離間した伸縮式摺動子に取付けられた2つ又はそれ以上の垂直
に配列された引出しと共に用いる引出し摺動子連動装置を提供する。この連動装
置は左側又は右側のセットの摺動子のいずれかと結合することができる。
【0010】 各摺動子組立体は、キャビネットに取付ける静止部材と引出しに取付ける伸縮
部材とからなっている。
【0011】 一対の対向する上下のアクチュエータ従動子が各静止部材の前端に近接して摺
動自在に直角に位置している。各アクチュエータ従動子は伸縮部材の延長経路を
遮断する位置からこの延長経路を遮断しない位置まで摺動することができる。摺
動子の内部で、1つのアクチュエータ従動子が他の従動子に向って動くにつれて
、このアクチュエータ従動子は他の従動子に当接しこれを移動させる。例えば、
下方のアクチュエータ従動子が上方に向って動くにつれて、この下方の従動子は
上方のアクチュエータ従動子に当接しこれを移動させる。
【0012】 ロッドが1つの摺動子の上方アクチュエータ従動子をこれより高い摺動子の下
方アクチュエータ従動子に相互連結するのに用いられる。これのロッドはアクチ
ュエータ従動子に容易に落とし嵌めできまた必要ならばアクチュエータ従動子か
ら外すこともできる。アクチュエータ従動子に連結された時、ロッドは適度の限
度内で垂直方向に自由に動くことができる。
【0013】 1つの実施態様では、アクチュエータは伸縮部材の前端に取付けられる。この
アクチュエータはテーパーつきの表面を有している。アクチュエータ従動子のテ
ーパー面は伸縮部材がその閉じた位置から伸長されるにつれて又は伸縮部材が開
いた位置から引込められた時にアクチュエータのテーパー面と接触するようにな
る。アクチュエータとアクチュエータ従動子とは好ましくは重合体材料から作ら
れ摩擦を減少させ、両者間の衝撃を緩和しまた摺動子の作動を静かにする。
【0014】 1つの摺動子の伸縮部材が伸長すると、伸縮部材の前方のアクチュエータはこ
の摺動子の上方アクチュエータ従動子と接触しこれを上方に移動させる。アクチ
ュエータ従動子は、最初に摺動伸縮部材と共に伸長するように配列された摺動子
の中間部材の伸長により上方に向って移動した状態に保持される。このため、ア
クチュエータ従動子はロッドと直ぐ上の摺動子の相互連結された下側アクチュエ
ータとを移動させ、この摺動子の下側アクチュエータ従動子を摺動子の伸縮部材
の伸長を阻止するよう所定位置に持って来る。
【0015】 同時に、この下側アクチュエータ従動子はその向き合う上側アクチュエータ従
動子を移動させる。この工程は同時に繰返されそしてこの結果伸長した摺動子の
上方に位置する摺動子上の全ての下側アクチュエータ従動子がそれぞれの伸縮部
材の伸長を阻止するよう所定位置へと動く。
【0016】 同時に、伸長した摺動子が下側摺動子の上側アクチュエータ従動子の上方への
運動を阻止する。このため、伸長した摺動子の下方の摺動子の全ての上側アクチ
ュエータ従動子が上方に動くのが阻止され、それによりそれぞれの伸縮部材の伸
長を阻止する位置にあるままとする。
【0017】 変更実施態様では、アクチュエータは本体とアクチュエータ本体を越えて延び
る一対のフィンガーとからなっている。これらのフィンガーは可撓性であり又は
アクチュエータ本体に回動可能に連結されている。この変更実施態様のアクチュ
エータは摺動子の中間部材の前端に連結されそれによりアクチュエータのフィン
ガーが摺動子の引込められた時に摺動子の伸縮部材を越えて延びるようにする。
摺動子が引込められた時、上側フィンガーは摺動子の上側アクチュエータ従動子
と係合するよう所定位置にあり一方アクチュエータの下側フィンガーは摺動子の
下側アクチュエータ従動子と係合するよう所定位置にある。この実施態様により
摺動子伸縮部材の伸長は摺動子の伸縮部材と共に延びるよう配列された摺動子の
中間部材を伸長させ、フィンガーをまた続いて中間部材を摺動子の上側アクチュ
エータ従動子と係合させこれを上方に移動させる。この実施態様のアクチュエー
タに関し、連動装置は依然として上記したように作動する。しかし、摺動子の配
列機構が伸長することができず摺動子の伸縮部材が摺動子の中間部材を伸長させ
ずに伸長したならば、摺動子の伸縮部材は依然として摺動子のアクチュエータの
上側フィンガーを上方に付勢し続けこれを摺動子の上側アクチュエータ従動子と
係合させ上方に移動させる。同時に、伸縮部材がアクチュエータの下側フィンガ
ーと下側アクチュエータ従動子とが上方に移動するのを阻止する。この結果、伸
長された摺動子の上方と下方の摺動子の伸長は阻止される。
【0018】 閉じた位置で全ての摺動子をロックするロック機構を本発明の連動装置に容易
に組込むことができる。例えば、ロック機構は最も上側の摺動子の最も上側のア
クチュエータ従動子の上方への移動を邪魔するように位置させることができる。
これはどの摺動子のどの上側アクチュエータ従動子も上方に移動しないようにす
る。この結果全ての上側アクチュエータ従動子がそれぞれの伸縮部材の伸長を阻
止する位置となる。
【0019】 同様に、ロック機構はまた装置の高さに沿って任意の場所に組込むことができ
る。例えば、1つの部材がロッドのどれかを付勢するよう用いられそれによりこ
の付勢部材の直ぐ上の摺動子上の全ての下側アクチュエータ従動子が上方に移動
されるようにし、一方付勢部材の直ぐ下の摺動子の全ての上側アクチュエータ従
動子が上方に移動するのが阻止されるようにすることができる。この結果、各引
出しの摺動子のアクチュエータ従動子はそれぞれの伸縮部材の伸長を阻止する位
置となる。
【0020】 詳細な記載 本発明はキャビネットのようなハウジングの中の伸縮摺動子に取付けられた2
つ又はそれ以上の垂直に配置された引出しと共に用い他の引出しが開放されたと
き引出しの伸長を阻止する連動装置である。
【0021】 この連動装置は引出しをキャビネットの中に取付けるのに用いられる伸縮摺動
子と結合する(図1,2)。これら伸縮摺動子は様々な構造とすることができる
。しかし記載上の目的で、本発明はキャビネットの壁35に取付けられた溝形状
の静止部材12と引出し(図示しない)に取付けられた伸縮部材14とを有する
伸縮摺動子10として記載されている。伸縮部材は好ましくは中間部材16を介
して外側静止部材に連結される。記載上の目的で、ここに用いられる“伸縮部材
”なる用語は摺動組立体の摺動部材を云うものである。中間部材を含む摺動組立
体にとって、“伸縮部材”なる用語は3つの部材の摺動子の中間部材に連結され
た摺動部材について云うものである。
【0022】 各引出しは2つの摺動子を用いてキャビネットに摺動可能に連結される。した
がって、キャビネットは左右一組の摺動子を有している。連動装置は左側もしく
は右側の組の摺動子のいずれか一方又はその両方と結合することができる。
【0023】 各摺動子の静止部材12は溝を形成する横方向の円弧状部分20,21が延び
るウエブ部分18を有する溝形状である(図3a)。垂直の部分18を横切って
延びる細長い切抜き22が静止溝の前端の近くに形成される。好ましくは、切抜
き22は静止部材の前端に近接して形成されそして典型的には1インチ(25.
4mm)より小さい幅を有している。
【0024】 さらに図3aに示されるように、開口28が静止部材の側方部分20,21に
おいて切抜き22の対向両端部に形成されている。これらの開口は静止部材のウ
エブ部分に形成された切抜き22よりも幅広でありまた切抜き22と共に1つの
連続した開口を形成する。この3つの切抜きの全てが連続する切抜きを形成する
溝を横切って横方向に整列されている。
【0025】 対向する上側及び下側のアクチュエータ従動子32,34がこれら切抜きの内
部に摺動自在に取付けられる(図2,3a,3b)。上側アクチュエータ従動子
32は静止部材の上側側方部分に形成された切抜きを通って摺動自在に取付けら
れる。同様に、下側アクチュエータ従動子34は下側側方部分に形成された切抜
きを通って取付けられる(図1,2,3b)。アクチュエータ従動子は通常摺動
子の静止部材をキャビネットの壁35に取付ける前に切抜きの内部に取付けられ
る(図3c)。切抜きの内部に取付けられた時、各アクチュエータ従動子の一部
側方部分を越えて静止部材の外側に延びている。記載上の目的で、側方部分を越
えて常時延びているアクチュエータ従動子の部分36がここではアクチュエータ
従動子の“外側部分”と称される(図1)。
【0026】 アクチュエータ従動子の後面38は幅が狭められている(図4aと4c)。こ
の幅狭部分はアクチュエータの後面が静止部材の垂直部分の垂直の切抜きの内部
に嵌まりかつ摺動できるようにする。アクチュエータ従動子の幅広部分40は静
止部材の側方部分に形成された切抜き28の内部に嵌まり摺動するようになって
いる。アクチュエータ従動子の幅狭部分はアクチュエータ従動子の幅狭の後面部
分を案内する案内として作用しまたそれによりアクチュエータ従動子の摺動運動
を案内するようにしている。
【0027】 各アクチュエータ従動子は典型的には丸くされた頂点を有する三角形又は台形
の断面の幾何学形状を有する横に突出する部材又は先端42を有している(図4
a,4b)。先端の傾斜した表面44,46は好ましくは45°となっている。
アクチュエータ従動子が静止部材の内部に摺動自在に取付けられると、その先端
は静止部材の2つの側方部分20,21の間に位置する。さらに、先端は静止部
材の側方部分の切抜きを越えて突出するような長さ48を有している。この結果
、従動子が開口に挿入されると、先端はアクチュエータ従動子が静止部材の側方
部分を越えて摺動するのを阻止するようになる(図3b,3c)。
【0028】 垂直の突起50がアクチュエータ従動子の後側38の一部としての円錐形表面
を越えて直角に延びている(図4a,4b)。2つの対向アクチュエータ従動子
からの垂直の突起は一方のアクチュエータ従動子が他方のアクチュエータ従動子
に向って摺動した時相互に当接するようになっている(図1と2)。したがって
、一方のアクチュエータ従動子が他方に向って動くにつれて、これが他方のアク
チュエータ従動子を移動させる。
【0029】 アクチュエータ従動子クリップ(挟み具)52がアクチュエータ従動子を摺動
子の静止部材の内部に保持するために用いられる(図5a,5b)。この保持ク
リップは典型的には相互に平行に偏倚している2つの部分を形成する形状の金属
又はプラスチックのストリップである。クリップの一方の部分54が静止部材に
固定され又は締結され、それにより他方の偏倚した部分55が、これ自身と静止
部材が取付けられるキャビネットの表面との間の垂直の切抜き22を通る空間を
区画形成するようにしている。アクチュエータ従動子の突起はこの空間の内部を
摺動する(図1,2,3a,3b,5a,5b)。
【0030】 アクチュエータ従動子が何時も保持クリップにより保持されるのを保証するた
め、すなわちアクチュエータ従動子の垂直突起が保持クリップによって被覆され
る面積を越えて摺動しないのを保証するため、垂直突起50はその幅に沿って段
部がつけられる。その幅の半分の部分で突起はその幅の他の半分の部分における
よりも長い長さ56を有している。対向するアクチュエータ従動子の段付き突起
は相互に対し相補的となっている(図1,2)。
【0031】 アクチュエータ従動子の外側部分36は静止部材の側方部分の切抜き28の長
さよりも大きい深さを有している。これは外側部分が側方部分を通って摺動する
のを阻止する。外側部分は内側の垂直溝65を形成する。この溝は横壁62によ
って連結される2つの側壁60で形成されている。横壁62はアクチュエータ従
動子の後面の一部である(図4b,4c)。溝の上端66は開放され一方その底
端68はアクチュエータ従動子の下側部分によって区画されている。小さなリッ
プ70が各側壁の内面に形成されている。このリップは長手方向と横方向とに側
壁の水平の横の縁から始って各側壁の内面の一部のみに延びている。
【0032】 ロッド72は隣接する摺動子のアクチュエータ従動子を相互に連結するのに用
いられる(図1,2)。例えばロッドは一側の上側アクチュエータ従動子32を
その直上の摺動子の下側アクチュエータ従動子34に連結する。用いられるロッ
ドは任意の断面形状を有することができる。しかし記載上の目的で、ここでは円
筒状のロッドが参照される。
【0033】 ロッドはアクチュエータ従動子の外側部分の溝開口に挿入される。ロッドはこ
れをリップ70を通過して側壁の内面に押しつけることにより挿入される。ロッ
ドはリップを通過し所定個所に“嵌まる”。リップはロッドを溝開口の内部に保
持する保持具として作用する。ロッドはまた必要ならばこれをリップを通って引
出す(外す)ことにより容易に取除くことができる。垂直の溝開口に挿入された
時ロッドは溝開口の内部を自由に摺動できることが好ましい。
【0034】 アクチュエータ74が摺動伸縮部材の前側に取付けられる。取付けられた時ア
クチュエータは伸縮部材84の前端76を取巻く(図2)。アクチュエータは伸
縮部材の端部に平行な平坦面78を有している。2つの傾斜した表面80,82
が平坦面の上側及び下側の端部から伸縮部材の端部に向って延びている。好まし
くはこの傾斜表面は伸縮部材の長手方向軸線84に関し対称である。これら表面
は前方傾斜表面と称される。これら表面は伸縮部材の端部の垂直平面を通って連
続しそして摺動子長手方向軸線に対し角度のつけられた表面86,88(ここで
は“後方傾斜面”と称される)の他の組を形成する伸縮部材の上側及び下側の縁
に向って約90°だけ徐々に曲げられる。前方及び後方の傾斜表面が45°で傾
斜されているのが好ましいが、これら傾斜表面は他の角度に傾斜することができ
る。
【0035】 アクチュエータ従動子の先端の傾斜表面はアクチュエータの傾斜表面に乗る。
したがって、アクチュエータの表面の傾斜が円錐形突起の接触表面の傾斜と合致
するのが好ましい。
【0036】 アクチュエータ従動子がその完全に延びた位置にある時、すなわちその円錐形
突起が静止部材の側方部分に当接した時、アクチュエータ従動子は伸縮部材の延
長経路を邪魔することがない。先端42の頂端間の距離がアクチュエータの最大
幅部分よりも小さい時は、突起がアクチュエータの延長経路に対する障害物を提
供しまたそれにより伸縮部材が伸長された時突起が伸縮部材の経路から離れるよ
う移動できないときの伸縮部材に対する障害物を提供する。1つの実施態様では
、各アクチュエータ従動子はその伸長した位置から約1/2インチ(12.7mm
)摺動することができる。
【0037】 伸縮部材が閉じられた位置にある時(図1)、下側アクチュエータ従動子の先
端42は重力の作用のもとにあり、摺動子の静止部材12の底部側方部分20に
接して十分に伸長され、一方上側アクチュエータ従動子はこれも重力によりその
十分に閉じられた位置にありその円錐形突起が伸縮部材14の延長経路を遮断す
る(図1,2)。キャビネットの中の全ての伸縮部材が閉じられ1つの摺動子の
伸縮部材がその閉じられた位置から伸長されたならば、アクチュエータの上側前
方傾斜表面80が上側アクチュエータ従動子の先端の好ましくは合致した傾斜表
面44と接触しアクチュエータ従動子が上方に移動されるようにする(図1と4
b)。この結果、アクチュエータ従動子は、これをその直上の摺動子の下側アク
チュエータ従動子に相互連結しこの下側アクチュエータ従動子の円錐形突起をそ
の伸縮部材の延長経路上に持って来るロッド72を押圧する。同時に、下側アク
チュエータの垂直の段つき形状の突起50(図3d,4b)が上側アクチュエー
タを移動させるその対向上側アクチュエータの垂直の段つき形状の突起に当接す
る。同様に伸長された摺動子の上方に位置する摺動子の全てのアクチュエータ従
動子が同じ進路を動く。この結果、伸長された摺動子の上方の摺動子の全て下側
アクチュエータ従動子の先端が各摺動子の伸縮部材を遮断し伸長するのを阻止す
る。同様に、伸長された摺動子は下側摺動子、すなわちその下側の摺動子の上側
アクチュエータ従動子の上方への運動を邪魔する。したがって、伸長された摺動
子の下側の摺動子の上側アクチュエータの先端がその摺動子の伸縮部材を邪魔し
伸長するのを阻止する。
【0038】 ロッドがアクチュエータ従動子の溝開口の内部を摺動することができ、またそ
の伸長した位置から閉じた位置までのアクチュエータ従動子の走路が比較的大き
く(例えば好ましい実施態様にとって1/2インチ−12.7mm)、遮断は走路
の最初の1/8インチ(3.18mm)以内で生じるため、ロッドの長さの公差は
連動装置が正しく作動するよう精密にする必要がないことが理解されるであろう
【0039】 引出しがまたそれにより摺動子が部分的に開放されて摺動子のアクチュエータ
の前方傾斜表面80,82がアクチュエータ従動子の円錐形突起のいずれかに接
触しまた他の摺動子が開放されている場合は、アクチュエータ従動子32,34
の閉鎖又は圧縮運動90がその表面44,46をアクチュエータの前方傾斜表面
80,82に当接させ伸縮部材の軸線に沿った力を発生しアクチュエータと伸縮
部材を方向92に後方に向って閉じた位置へと動かす(図7)。さらにまた、摺
動子の伸縮部材が伸長された後閉じた位置に向って動くにつれて(図7)、アク
チュエータの後方傾斜表面86,88は円錐形突起の傾斜表面44,46に接触
するようになり傾斜表面を伸長させ伸縮部材を閉じるようにする(図2)。アク
チュエータとアクチュエータ従動子との衝突を緩和しまた作動を静かにするため
、アクチュエータとアクチュエータ従動子とは好ましくは重合体材料から作られ
る。
【0040】 この連動装置はまた別体のロック装置又はロック機構と結合することによりロ
ック能力が容易に得られる。例えば、ロック装置100がアクチュエータ従動子
の上方への移動を阻止する部材102を具備しそれにより図1に示されるように
、いずれかの摺動部材が開くのを阻止するようにしてもよい。これは最も上側の
摺動部材の上側アクチュエータ従動子に連結されたロッドの走行経路の前方に摺
動することのできるロック部材を用いることにより達成することができる。
【0041】 ロック機構は連動装置に沿ったいかなる位置にも配置することができる。例え
ば、図8に示されるように、ロック又は付勢部材が任意のロッドを付勢するため
に用いられそれによりこの付勢部材の直上の摺動子の全ての下側アクチュエータ
従動子が上方に移動されまた付勢部材104の直下の摺動子の上側アクチュエー
タ従動子の全てが上方に移動するのが阻止されるようにする。この結果、全ての
アクチュエータ従動子がそれぞれの伸縮部材の伸長を阻止する位置となる。
【0042】 典型的には静止部材と中間部材と伸縮部材とを組込んでいる摺動組立体は参照
例として本明細書に記載されている米国特許第5,551,775号と1997
年2月7日の出願で本明細書に参照例として記載されている逐次番号08/79
6,055号の米国出願とに記載されているような配列機構を有している。伸長
力が例えば引出しが開かれた時に伸縮部材を伸長させるために加えられるにつれ
て、この配列機構は一時的に伸縮部材が中間部材に対し伸長するのを阻止し、す
なわち一時的に伸縮部材を中間部材の内部に保持する。この結果、伸長力は中間
部材をその保持された伸縮部材と共に静止部材に対し伸長させる。中間部材が所
定の距離を越えて伸長された時、配列機構は伸縮部材を中間部材から解放しまた
伸長力はここで伸縮部材を中間部材と静止部材とに対し伸長させる。
【0043】 圧縮力が例えば引出しが閉じられた時のように摺動子組立体に加えられると、
この力は伸縮部材を中間部材に対し伸縮部材が中間部材のストッパと接触するま
で摺動させる。中間部材は伸縮部材が中間部材に対し完全に引込められるまで伸
長したままとなる。これが起きた時、この力は中間部材を引込められた伸縮部材
と共に静止部材に対し中間部材が静止部材のストッパに接触するまで引込める。
【0044】 したがって、平常の状態のもとに、引出しの開放は伸縮部材が中間部材に対し
伸長する前に中間部材を静止部材に対し伸長させる。さらにまた、引出しの閉鎖
の間、伸縮部材は中間部材が静止部材に対し引込む前に中間部材に対し完全に引
込む。中間部材を組込んでいる摺動子に関し、アクチュエータはその対応する中
間摺動部材の外幅にほぼ等しい幅を有している。この点に関しアクチュエータは
その対応する上側アクチュエータ従動子を上方に移動させ摺動中間部材が上側ア
クチュエータ従動子を通って動くようにする。したがって、引出しを伸長すると
、中間部材はその対応する下側従動子が上方に動くのを阻止するとともにその対
応する上側従動子が下方に動くのを阻止する。この結果、伸長された摺動子の下
側の摺動子の全ての上側アクチュエータ従動子が上方に動くのが妨げられ、それ
によりそれぞれの中間部材の伸長を阻止する位置にとどまるようになる。同様に
、伸長された摺動子の上側の摺動子上の全ての下側アクチュエータ従動子は下方
に動くのが妨げられそれによりそれぞれの中間部材の伸長するのを阻止する。引
込みの間、中間部材は連続して下側及び上側の摺動子の上側及び下側のアクチュ
エータ従動子の運動を中間部材が完全に引込むまでそれぞれ阻止する。
【0045】 しかし、摺動子の配列機構が引出しの伸長中に作動できなくなったならば、中
間部材が静止部材に対して伸長される前に伸縮部材が中間部材に対して伸長され
る。これが行われたならば、摺動子の上側アクチュエータが摺動子の伸縮部材1
4によって上方に移動される(図9)。典型的には、伸縮部材は、その小さな垂
直方向の寸法のため、上側従動子をこの従動子が中間部材によって移動された垂
直距離の約半分移動させるようになる。この結果、従動子の移動行程の減少は第
2の摺動子における十分な従動子の移動を可能にし第2の摺動子とその関連の引
出しとの部分的な伸長ができるようにする。この結果、2つの引出しは同時に部
分的に開かれ、この動かなくなった摺動子を有する引出しは部分的に(典型的に
は約半分だけ)開かれる。同様の問題が、伸長された摺動子組立体の伸縮部材の
みから離れる引出しの閉じる間に中間部材が最初に引込んだ場合に、生じる。両
方の場合連動装置の反傾斜、すなわち連動装置のロック機能が不能となる。
【0046】 この問題を克服するため、中間部材の前端に連結された他の実施態様のアクチ
ュエータが提供される。このアクチュエータは本体200と本体の前端から延び
る2つのフィンガー202,204を有している(図10)。一方のフィンガー
202はアクチュエータ本体の上方部分から延びまた他方のフィンガー204は
アクチュエータ本体の下方部分から延びている。フィンガー202,204は図
10に示されるようにアクチュエータ本体に回動可能に連結された別体の構造で
ある。これに代え、フィンガー1202,1204は図11に示されるように本
体と一体とすることもできる。この場合、フィンガーは可撓としそれによりフィ
ンガーが本体に対し上方又は下方に撓むことができるようにしなければならない
。アクチュエータの本体はフィンガーの反対側の本体の端部から延びる部分20
6を有する(図10)。この本体の部分は中間部材の内側表面と相補的であり中
間部材の前端部分と連動して係合し、中間部材の前端へのアクチュエータの取付
けを容易にする。
【0047】 摺動子が完全に引込んだ位置にありアクチュエータが中間部材の前端の所定位
置にある時、フィンガーは伸縮部材の前端208を越えて従動子32,34と係
合する位置まで延びる(図12a)。正常の作動順序の状態のもとで、フィンガ
ーは中間部材が伸長されるにつれて従動子を移動させるカム面としての作用をす
る。1つの摺動子の従動子の各々は従動子が摺動子に向って移動されるにしたが
って各フィンガーに接触するようになる。好ましくは従動子に接触する各フィン
ガーの表面が従動子の先端42と係合する凹面210を有している(図10と1
1)。
【0048】 引込められた第1の摺動子の下側従動子が第1の摺動子の下方に位置する第2
の摺動子を伸長させる引出しの伸長により上方に向って垂直に移動されるにつれ
て、下側の従動子は下側のアクチュエータフィンガーを押し下側フィンガーを回
転させ又は第1の摺動子の伸縮部材の延長経路に向って上方に屈撓させ、第1の
摺動子の伸縮部材の延長経路を邪魔する。この位置にある時、移動された下側従
動子はまた摺動子の中間部材の延長経路を邪魔する。この結果、第1の摺動子の
中間部材と伸縮部材との伸長は阻止され、それにより第1の摺動子に連結された
引出しの伸長を阻止する。
【0049】 同様に、伸長された第2の摺動子の下方に位置する第3の摺動子の上側従動子
は下方に移動された位置に保持され、第3の摺動子のアクチュエータの上側フィ
ンガーを下方に向って第3の摺動子の伸縮部材の経路の中に押し、その伸長を阻
止する。
【0050】 引出しの開放中に引出しの摺動子の中間部材が完全に引込められたままであり
(図11と12c)又は殆んど完全に引込められ従動子の移動経路からはずれた
ままであり(図12b)、また摺動子の伸縮部材が配列機構の故障の場合又は伸
縮部材の完全な引込みの前に中間部材が完全もしくは殆んど完全に引込んだ場合
に伸長されたならば、伸縮部材が図11,12b及び12cに示されるようにそ
の対応するアクチュエータの2つのフィンガーを付勢する。伸縮部材が2つのフ
ィンガーを付勢するのを助けるため、第2のアクチュエータ209が図11と1
2a〜12cに示されるように伸縮部材の前端に取付けられる。この結果、伸長
された時、伸縮部材はフィンガーの回転又は伸縮部材の方への撓みを阻止する。
この位置にある時、伸長された摺動子の伸縮部材と組合された上側フィンガーは
、上側従動子を中間部材によって移動されている従動子が取得した移動位置と同
様の又は移動位置に一致する垂直に移動された位置に保持する。同時に、伸長さ
れた摺動子の下側従動子の走行経路が邪魔され、下側従動子の上方への走行を、
中間部材の伸長が下側従動子の走行を制限するのと同じ又は殆んど同じの垂直位
置に制限する。この点に関し、摺動子の伸縮部材だけが伸長された時でも、この
摺動子の上側従動子は十分に移動され、上側摺動子のすなわち伸長された摺動子
の上方に位置する摺動子の下側従動子がその対応する下側アクチュエータフィン
ガーを摺動子の伸縮部材と中間部材の伸長を阻止する位置に回転させる。同様に
その対応する下側フィンガーと組合された伸長された伸縮部材は伸長された摺動
子の下側従動子の走行を制限し、下側摺動子の、すなわち伸長された摺動子の下
方に位置する摺動の上側従動子の上方への走行を阻止する。この結果、下側摺動
子の上側アクチュエータフィンガーは下側摺動子の伸長を阻止する位置に保持さ
れる。
【0051】 本発明の連動装置は、最も上側の摺動子に組込まれた上側アクチュエータ従動
子及び/又は上側アクチュエータフィンガーなしで、また同様に最も上側の摺動
子に組込まれた下側アクチュエータ従動子及び/又は下側アクチュエータフィン
ガーなしで、作動することができる。
【0052】 ここに記載された連動装置はいくつかの利点を有する。本発明の連動装置はモ
ジュール構造を可能にする。これは異なる高さの引出しを有するキャビネットに
用いることができる。異なる高さの引出しに適合するために必要なことは適当な
長さの相互連結ロッドを用いることである。他の必要な機材や設備も同じである
。もう1つの利点は本発明の連動装置に関連する在庫品コストが、ロッドの長さ
が装置ごとに変わるだけであるため低減されることである。さらにまた、組立て
工が最近の連動装置で必要とされるように摺動子をキャビネットの底から上方に
取付けることにより連動装置を組立てる必要がないため、取付け労力が軽減され
る。組立て工はロッドを最も便利な順序で装置に取付けることができる。さらに
、ロック機構(アクチュエータ従動子と相互連結ロッド)が引出しの開かれてい
る間作動した移動を維持するので、連動装置かうまく動かなくなり余分の引出し
が完全に開かれたり全ての引出しが偶然にロックされたりすることが実際になく
なる。
【0053】 本発明はある特定の実施態様において記載されてきたが、多くの付加的な変更
や変形が当業者にとって明らかとなるであろう。したがって本発明が請求の範囲
の記載の範囲で詳細に記載されたもの以外に実施されることが理解されるべきで
ある。例えば、隣接する引出しが狭くその各摺動子が一緒に閉じる時は、アクチ
ュエータ従動子が一緒に取付けられ又は当接され連結ロッドの使用を必要としな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全ての摺動子が完全に閉じた位置にある3つの垂直に配置された摺動子のため
の連動装置である。
【図2】 中央摺動子が伸長されている図1に記載された連動装置を示す。
【図3a】 アクチュエータ従動子の摺動子可能な取付けができる切取り部を示す摺動静止
部材の等角図である。
【図3b】 上側及び下側のアクチュエータ従動子が取付けられた摺動静止部材の等角図で
ある。
【図3c】 アクチュエータ従動子がキャビットの壁に取付けられた静止部材の端面図であ
る。
【図3d】 一方のアクチュエータ従動子が他方の従動子を移動させた静止部材の端面図で
ある。
【図4a】 アクチュエータ従動子の側面図である。
【図4b】 アクチュエータ従動子の前面図である。
【図4c】 アクチュエータ従動子の頂面図である。
【図5a】 保持クリップの頂面図である。
【図5b】 保持クリップの側面図である。
【図6】 伸縮部材の前端に係合したアクチュエータを示す。
【図7】 アクチュエータ上のアクチュエータ従動子によって行われアクチュエータとそ
の伸縮部材とを閉じた位置に付勢する接触を示す。
【図8】 摺動子をロックするため中間ロッドを付勢するロック部材を示す。
【図9】 伸縮摺動部材部材のみが伸長された3つの部材の摺動子を示す。
【図10】 他の実施態様のカムアクチュエータの斜視図を示す。
【図11】 伸縮摺動部材だけが伸長されまた摺動中間部材の前端に取付けられた本発明の
他の実施態様の可撓フィンガーを組込んでいる3つの部材の摺動子を示す。
【図12a】 完全に引込められた位置にありまた摺動中間部材の前端に取付けられた本発明
の他の実施態様のアクチュエータの回動フィンガーを組込んでいる3つの部材の
摺動子の側面図を示す。
【図12b】 伸縮部材が伸長され中間部材が部分的に伸長された図12aに示された3つの
部材の摺動子の側面図を示す。
【図12c】 伸縮部材だけが伸長された図12aに示された3つの部材の摺動子の側面図を
示す。
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月17日(2001.4.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,J P,MX,US

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の引出しのうちの他の引出しが開放されたとき複数の引
    出しのうちの1つが伸長するのを阻止するための調節可能な引出し摺動子連動装
    置であって、 最も上側の摺動子と、 最も上側の摺動子の下方に垂直方向に配置された最も下側の摺動子と、 最も上側の摺動子と最も下側の摺動子との間に垂直方向に配置された少なくと
    も1つの中間摺動子であって、各摺動子が、ユニットハウジングに取付ける静止
    部材と、静止部材に摺動可能に連結された中間部材と、前記引出しの1つに取付
    けるための中間部材に摺動可能に連結された伸縮部材とを具備し、伸縮部材が静
    止部材の前端から伸長可能となっている、少なくとも1つの中間部材と、 対向しかつ各中間の摺動子の静止部材の前端の近くに移動するよう摺動可能に
    取付けられた上側と下側のアクチュエータ従動子と、 最も下側の摺動子の静止部材の前端の近くに摺動可能に取付けられた上側アク
    チュエータ従動子と、 最も上側の摺動子の静止部材の前端の近くに摺動可能に取付けられた下側アク
    チュエータ従動子と、 各中間摺動子に対応するアクチュエータであって、各アクチュエータが各中間
    摺動子の中間部材の前端に連結され、各アクチュエータが、本体と、前記対応の
    中間摺動子が引込められた位置にある時に対応の中間摺動子の上側アクチュエー
    タ従動子と係合するための本体から延びる上側フィンガーと、上側フィンガーか
    ら離間されかつ本体から延び対応の中間摺動子の下側アクチュエータ従動子と係
    合する下側フィンガーとを具備し、上側及び下側のフィンガーが前記対応の摺動
    子が引込められた位置にある時に対応の摺動子の伸縮部材の前端を越えて延び、
    対応の摺動子の上側アクチュエータ従動子が前記上側フィンガーに係合しこれを
    前記対応の摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置に動かす位置へと動くことが
    でき、対応の摺動子の下側アクチュエータ従動子が前記下側フィンガーと係合し
    これを前記摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置に動かす位置へと動くことが
    できる、各中間摺動子に対応するアクチュエータと、 最も上側の摺動子の中間部材の前端に連結されたアクチュエータであって、本
    体と、本体から延び最も上側の摺動子の下側アクチュエータ従動子に係合する下
    側フィンガーとを具備し、下側フィンガーが最も上側の摺動子が引込められた位
    置にある時に最も上側の摺動子の伸縮部材の前端を越えて延び、前記最も上側の
    摺動子に取付けられた下側アクチュエータ従動子が前記下側フィンガーと係合し
    これを前記最も上側の摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置に動かす位置へと
    動くことができる、最も上側の摺動子中間部材の前端に連結されたアクチュエー
    タと、 最も下側の摺動子の中間部材の前端に連結されたアクチュエータであって、本
    体と、本体から延び最も下側の摺動子の上側アクチュエータ従動子と係合する上
    側フィンガーとを具備し、上側フィンガーが最も下側の摺動子が引込められた位
    置にある時に最も下側の摺動子の伸縮部材の前端を越えて延び、前記最も下側の
    摺動子に取付けられた上側アクチュエータ従動子が前記上側フィンガーと係合し
    これを前記最も下側の摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置に動かす位置へと
    動くことができる、最も下側の摺動子中間部材の前端に連結されたアクチュエー
    タと、 次の摺動子に取付けられた各対の上側及び下側のアクチュエータ従動子を相互
    に連結するロッドであって、1つの摺動子の上側アクチュエータ従動子に取外し
    自在に連結された一方の端部と次の摺動子の下側アクチュエータ従動子に取外し
    自在に連結された他方の端部とを有し、ロッドの長さと摺動子の間の間隔とを変
    えることにより連動装置が異なる高さの引出しに適応できる、対の上側及び下側
    のアクチュエータ従動子を相互に連結するロッド、 とを具備している調節可能な引出し摺動子連動装置。
  2. 【請求項2】 最も上側の摺動子の前端に連結されたアクチュエータがさら
    に前記アクチュエータ本体から延びかつ前記最も上側の摺動子が引込んだ位置に
    ある時前記最も上側の摺動子の伸縮部材を越えて延びる上側フィンガーを具備し
    ている請求項1に記載の連動装置。
  3. 【請求項3】 最も下側の摺動子の前端に連結されたアクチュエータがさら
    に前記アクチュエータ本体から延びかつ前記最も下側の摺動子が引込んだ位置に
    ある時前記最も下側の摺動子の伸縮部材を越えて延びる下側フィンガーを具備し
    ている請求項1に記載の連動装置。
  4. 【請求項4】 前記摺動子中間部材が溝形状の内面を具備し、前記アクチュ
    エータ本体の1つの本体が前記内面に相補的な外面形状を有する部分を具備して
    いる請求項1に記載の連動装置。
  5. 【請求項5】 前記フィンガーの各々がそれぞれのアクチュエータ本体に回
    動自在に連結されている請求項1に記載の連動装置。
  6. 【請求項6】 前記フィンガーの各々がそれぞれの本体と一体であり、前記
    フィンガーの各々がその対応する中間部材の前端の近くの位置で撓むことができ
    る請求項1に記載の連動装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの中間摺動子の1つの伸縮部材が前記中
    間摺動子の中間部材に対し引込んだ位置から伸長した場合前記中間摺動子の伸縮
    部材が、前記伸縮部材の前端がフィンガーを越えて伸長されるにつれて前記摺動
    子の上側フィンガーを上方に付勢し前記摺動子の上側アクチュエータ従動子を上
    方に移動させる請求項1に記載の連動装置。
  8. 【請求項8】 各摺動子における前記アクチュエータ従動子の1つが摺動子
    の伸縮部材の伸長を妨げない位置に動くのを阻止する手段をさらに具備している
    請求項1に記載の連動装置。
  9. 【請求項9】 ユニットハウジングの複数の引出しのうちの1つの伸長を前
    記複数の引出しのうちの他の1つが開放されたときに阻止する引出し摺動子の連
    動装置であって、 第1及び第2の摺動子であって、第2の摺動子が第1の摺動子の上に位置し、
    各摺動子が、ユニットハウジングに取付ける静止部材と、静止部材に摺動自在に
    連結された中間部材と、中間部材に摺動自在に連結され前記引出しの1つに取付
    ける伸縮部材とを有し、伸縮部材が静止部材の前端から伸長可能となっている、
    第1及び第2の摺動子と、 第1の摺動子の静止部材の前端の近くに摺動自在に取付けられた上側アクチュ
    エータ従動子と、 第2の摺動子の静止部材の前端の近くに摺動自在に取付けられた下側アクチュ
    エータ従動子と、 第1の摺動子の中間部材の前端に連結された第1のアクチュエータであって、
    本体と、本体から延出し第1の摺動子の上側アクチュエータ従動子と係合する上
    側フィンガーとを有し、上側フィンガーが第1の摺動子が引込んだ位置にある時
    第1の摺動子の伸縮部材の前端を越えて延び、上側アクチュエータ従動子が、前
    記上側フィンガーと係合しこれを第1の摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置
    に動かす位置へと動くことができる、第1のアクチュエータと、 第2の摺動子の中間部材の前端に連結された第2のアクチュエータであって、
    本体と、本体から延出し第2の摺動子の下側アクチュエータ従動子と係合する下
    側フィンガーとを有し、下側フィンガーが第2の摺動子が引込んだ位置にある時
    第2の摺動子の伸縮部材の前端を越えて延び、下側アクチュエータ従動子が、下
    側フィンガーと係合しこれを第2の摺動子の伸縮部材の伸長を阻止する位置に動
    かす位置へと動くことができる、第2のアクチュエータと、 上側アクチュエータ従動子に取外し自在に連結された一端と下側アクチュエー
    タ従動子に取外し自在に連結された他端とを有するロッド、 とを具備し、 第1の摺動子の伸縮部材が第1の摺動子の中間部材に対し引込んだ位置から伸
    長するようになった場合に、第1の摺動子の伸縮部材が上側フィンガーを上方に
    付勢し、上側アクチュエータ従動子を上方に動かしロッドを上方に動かしそれに
    より第2の摺動子の下側アクチュエータ従動子を動かすようにし、第2のアクチ
    ュエータの下側フィンガーと係合し第2のアクチュエータの下側フィンガーを第
    2の摺動子の伸縮部材の伸長を妨げかつ阻止する位置に動かし、また第2の摺動
    子の伸縮部材が第2の摺動子の中間部材に対し完全に引込んだ位置から伸長され
    るようになった場合、伸長された第2の摺動子の伸縮部材が、第1の摺動子の上
    側フィンガーと上側アクチュエータ従動子とが第1の摺動子の伸縮部材の伸長を
    妨げない位置に動くのを阻止し、それにより第1の摺動子の伸縮部材の伸長を阻
    止するようにしている、 引出し摺動子の連動装置。
  10. 【請求項10】 第2の摺動子の中間部材の前端に連結されたアクチュエー
    タがさらに、第2の摺動子のアクチュエータ本体から延びかつ第2の摺動子が引
    込んだ位置にある時第2の摺動子の伸縮部材を越えて延びる上側フィンガーを具
    備している請求項9に記載の連動装置。
  11. 【請求項11】 第1の摺動子の中間部材の前端に連結されたアクチュエー
    タがさらに第1の摺動子のアクチュエータ本体から延びかつ第1の摺動子が引込
    んだ位置にある時第1の摺動子の伸縮部材を越えて延びる上側フィンガーを具備
    している請求項9に記載の連動装置。
  12. 【請求項12】 第1及び第2の摺動子の中間部材の各々が溝形状の内面を
    具備し、前記アクチュエータの各々の本体が前記内面と相補的な外面形状を有す
    る部分を具備している請求項9に記載の連動装置。
  13. 【請求項13】 前記フィンガーの各々がそれぞれのアクチュエータ本体に
    回動自在に連結されている請求項9に記載の連動装置。
  14. 【請求項14】 前記フィンガーの各々がそれぞれのアクチュエータ本体と
    一体であり、前記フィンガーの各々がその対応する摺動子の中間部材の前端に近
    い位置で撓むことができる請求項9に記載の連動装置。
  15. 【請求項15】 各摺動子の前記アクチュエータ従動子の1つが摺動子の伸
    縮部材の伸長を妨げない位置に動くのを阻止するロック手段をさらに具備してい
    る請求項9に記載の連動装置。
  16. 【請求項16】 引出し摺動子の中間部材の前端に連結するアクチュエータ
    であって、 長手方向の軸線と前端とを有する本体と、 本体の前端を越えて軸方向に延び長手方向軸線から離間している第1のフィン
    ガー、 とを具備しているアクチュエータ。
  17. 【請求項17】 前記フィンガーがそれぞれのアクチュエータ本体に回動自
    在に連結されている請求項16に記載のアクチュエータ。
  18. 【請求項18】 前記フィンガーが前記本体と一体であり、前記フィンガー
    が撓むことができる請求項17に記載のアクチュエータ。
  19. 【請求項19】 本体の前端を越えて軸方向に延び第1のフィンガーから離
    間した第2のフィンガーをさらに具備し、長手方向の軸線が前記第1及び第2の
    フィンガーの間に位置している請求項16に記載のアクチュエータ。
  20. 【請求項20】 摺動子連動装置に用いる摺動子であって、 静止部材と、 静止部材に摺動自在に連結された中間部材と、 中間部材に摺動自在に連結され静止部材の前端から伸長可能な伸縮部材と、 中間部材の前端に連結されたアクチュエータであって、長手方向軸線と前端と
    を有する本体と、本体の前端を越えかつ摺動子が引込んだ位置にある時伸縮部材
    の前端を越えて軸方向に延びる第1のフィンガーとを有し、第1のフィンガーが
    長手方向軸線から離間して配置されている、アクチュエータと、 静止部材の前端の近くに摺動自在に連結された第1のアクチュエータ従動子で
    あって、伸縮部材の伸長を阻止する位置のフィンガーと係合しフィンガーを動か
    す位置へと動くことができる、第1のアクチュエータ従動子、 とを具備している摺動子連動装置に用いる摺動子。
  21. 【請求項21】 フィンガーがそれぞれのアクチュエータ本体に回動自在に
    連結されている請求項20に記載の摺動子。
  22. 【請求項22】 フィンガーが本体と一体であり、フィンガーが撓むことが
    できる請求項20に記載の摺動子。
  23. 【請求項23】 本体の前端を越えて軸方向に延び第1のフィンガーから離
    間している第2のフィンガーをさらに具備し、長手方向軸線が第1及び第2のフ
    ィンガーの間に位置している請求項20に記載の摺動子。
  24. 【請求項24】 第1のアクチュエータ従動子と対向しかつ第1のアクチュ
    エータ従動子に対し移動するよう静止部材の前端の近くに摺動自在に連結された
    第2のアクチュエータ従動子をさらに具備している請求項23に記載の摺動子。
JP2000576148A 1998-10-14 1999-10-14 書類整理箱の連動装置と機構 Pending JP2002527167A (ja)

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