JP2002526400A5

JP2002526400A5 -

Info

Publication number: JP2002526400A5
Application number: JP2000573344A
Authority: JP
Filing date: 1999-10-01
Publication date: 2006-11-16

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】無針シリンジからの投与のためのスプレー被覆した粉末組成物であって、該粉末組成物は、薬学的組成物で被覆したシード粒子を含み、該被覆したシード粒子は、約１０〜１００μｍの平均サイズ、約０．１〜約２５ｇ／ｃｍ³の範囲の包膜密度、および３以下の軸比を有する、粉末組成物。
【請求項２】前記シード粒子が、結晶性粒子である、請求項１に記載の粉末組成物。
【請求項３】前記シード粒子が、ラクトース、マンニトール、トレハロース、ポリサッカリド、デンプンおよび生分解性ポリマーからなる群より選択される、請求項１または２に記載の粉末組成物。
【請求項４】前記被覆したシード粒子が、約２０〜７０μｍの平均サイズを有する、請求項１〜３のいずれか１項に記載の粉末組成物。
【請求項５】前記被覆したシード粒子が、約０．８〜約１．５ｇ／ｃｍ³の範囲の包膜密度を有する、請求項１〜４のいずれか１項に記載の粉末組成物。
【請求項６】前記被覆したシード粒子が、実質的に球状の空力的形状を有する、請求項１〜５のいずれか１項に記載の粉末組成物。
【請求項７】前記被覆したシード粒子が、実質的に一様な、非多孔性表面を有する、請求項１〜６のいずれか１項に記載の粉末組成物。
【請求項８】前記被覆したシード粒子が、約１〜５０重量％の薬学的組成物の充填量を有する、請求項１〜７のいずれか１項に記載の粉末組成物。
【請求項９】無針シリンジからの投与のためのスプレー被覆した粉末を調製するための方法であって、該方法は、約１０〜１００μｍの平均サイズ、約０．１〜約２５ｇ／ｃｍ³の範囲の包膜密度、および３以下の軸比を有する被覆した粒子を提供するのに十分な条件下で、水性の薬学的組成物をシード粒子上にスプレー被覆する工程を包含する、方法。
【請求項１０】請求項９に記載の方法であって、以下の工程：
（ａ）加熱した空気流を使用して、反応チャンバー中で前記シード粒子を懸濁させる工程；
（ｂ）水性の薬学的組成物をスプレーに霧化して、そして該スプレーを該反応チャンバー内に導入する工程；
（ｃ）該スプレーを、該懸濁させたシード粒子の表面上に拡散させて、該シード粒子を膜で被覆する工程；および
（ｄ）該被覆したシード粒子を乾燥する工程
を包含する、方法。
【請求項１１】前記水性の薬学的組成物が、前記加熱した空気流の方向に対して横軸の方向で、前記反応チャンバー内にスプレーされる、請求項１０に記載の方法。
【請求項１２】無針シリンジの投薬容器であって、該容器は、治療有効量の、請求項１〜８のいずれか１項に記載のスプレー被覆した粉末組成物を含む、容器。
【請求項１３】カプセル、フォイルポーチ、サチェおよびカセットからなる群より選択される、請求項１２に記載の容器。
【請求項１４】請求項１〜８のいずれか１項に記載のスプレー被覆した粉末組成物を充填された、無針シリンジ。