JP2002526242A - 積み重ねピペットコーンレフィルを含むアセンブリ - Google Patents

積み重ねピペットコーンレフィルを含むアセンブリ

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JP2002526242A JP2000573472A JP2000573472A JP2002526242A JP 2002526242 A JP2002526242 A JP 2002526242A JP 2000573472 A JP2000573472 A JP 2000573472A JP 2000573472 A JP2000573472 A JP 2000573472A JP 2002526242 A JP2002526242 A JP 2002526242A
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    • B01L9/543Supports specially adapted for pipettes and burettes for disposable pipette tips, e.g. racks or cassettes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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Abstract

(57)【要約】 積み重ねにより1つのスタックを形成し、複数の要素(3) を保持するのに適した少なくとも2つのレフィル(2) と、該スタックを受け入れ、レフィル(2) の1つを該スタックの残りから分離するためのローダー手段(4, 6)と、該スタック内でレフィル(2) を互いに固定するための固定手段(22, 24)とを備えた、複数の要素(3) 、特にピペットコーンのためのアセンブリ。レフィル(2) の少なくとも1つが該固定手段(22, 24)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ピペットコーン (pipette cone) のような要素を含む積み重ねレフ
ィル (refill) を備えたアセンブリに関する。
【0002】 この種のアセンブリは、それぞれピペットコーンを保持している一連の積み重
ねたトレーを備えることが知られており、これらのトレーは、透明材料のケース
の中に、上端が閉じたタワーの形態で収容されている。このタワーは、その下端
にローダー (装填器、loader) を受け入れることができ、それにより積み重ね物 (以下、スタック) のトレーが互いに一時的に固定される。トレーはスタックの
中で上下に積み重ねられているので、トレーとコーンが散らばるのを防ぐため、
タワーを上下逆さまにひっくり返して、タワーの上端にローダーを載せる必要が
ある。その後はじめて、タワーをきちんと正しい向きに戻すことができる。次に
、ローダーをラックまたはキャリアーの上に装着する。スタックとローダーをこ
のようにしてラック上に受け入れると、アセンブリは、スタックに加えた下向き
圧力によってスタックを下方に動かし、トレーをラック上に装填することができ
る配置になる。その後、ラックをローダーとスタックから取り外すと、こうして
ラック上に装填されたトレーのピペットコーンへの接近が可能となる。この種の
タワーは、操作が比較的簡単であり、トレー、従ってコーンの保管スペースを節
約でき、使用者とトレーまたはコーンとの直接接触 (トレーやコーンの汚染を生
ずる可能性がある) が避けられるという利点がある。しかし、このアセンブリは
なお比較的かさが大きく、取り扱いが難しい。
【0003】 本発明の目的は、取り扱いがより簡単で、よりコンパクトなレフィルアセンブ
リを提供することである。 この目的を達成するため、本発明は、複数の要素、特にピペットコーンのため
のアセンブリであって、積み重ねにより1つのスタックを形成し、複数の要素を
保持するのに適した少なくとも2つのレフィルと、該スタックを受け入れ、レフ
ィルの1つを該スタックの残りから分離するためのローダー手段と、該スタック
内でレフィルを互いに固定するための固定手段とを備え、レフィルの少なくとも
1つが該固定手段を備えているアセンブリを提供する。
【0004】 即ち、レフィルは直接相互に固定されているので、積み重ねたレフィルのスタ
ックを収容する硬いケースを用意する必要がない。かかる状況では、上記のケー
スが存在しないので、レフィルを使い果たしていく間にスタックの高さが小さく
なる。これはスペースのかなりの節約になる。それにもかかわらず、アセンブリ
はなお取り扱いが簡単なままである。
【0005】 有利には、固定手段は、雄雌型の嵌め込み相互係合に適した固定部を備えてい
る。 こうすると、固定手段はコンパクトとなる。
【0006】 有利には、ローダー手段は固定部を係合解除するように固定部に力を加えるの
に適している。 有利には、各レフィルごとに、固定手段が、オリフィスと、別のレフィルのオ
リフィスを係合させるのに適した留め具 (キャッチ、catch)とを備えている。
【0007】 有利には、ローダー手段は、オリフィスの留め具とは反対側から留め具に力を
加えるのに適した部材を備えている。 有利には、ローダー手段は、固定手段をロック解除するまでスタックを保持す
るのに適したものである。
【0008】 こうすると、使用者がスタックから1つのレフィルを取り外すようにするまで
はスタックがローダー手段により支持される。 有利には、ローダー手段は、固定手段をロック解除した後もスタックの残りを
保持するのに適したものである。
【0009】 こうすると、スタックの残りは取り外されたレフィルとは別に支持される。 有利には、ローダー手段は、1つのレフィルを介して、スタックまたはスタッ
クの残りを保持するのに適したものである。
【0010】 有利には、アセンブリは、特にレフィル固定手段をロック解除するまでスタッ
クをローダー手段に固定するための固定手段を備えている。 こうすると、アセンブリをバラバラに落下させるという危険を冒さずにアセン
ブリを容易に動かすことができる。
【0011】 有利には、スタック固定手段は、スタックの1つのレフィルをローダー手段に
固定するのに適したものである。 有利には、アセンブリは、特にレフィル固定手段をロック解除した後に、スタ
ックの残りをローダー手段に固定するための固定手段を備えている。
【0012】 こうすると、スタックの残りを引き離さずに、取り外されたレフィルに容易に
接近できる。 有利には、スタックの残りを固定する手段は、スタックの残りの1つのレフィ
ルをローダー手段に固定するのに適したものである。
【0013】 有利には、アセンブリは、スタックをローダー手段上でセンタリング (心合わ
せ) するための心合わせ手段を備えている。 これは組立てを容易にする。
【0014】 有利には、ローダー手段は、レフィルの1つの相対的変位を妨げるロック位置
と、この変位を可能にする移送位置、との間で移動可能な少なくとも1つの凸部 (レリーフ部) を備えている。
【0015】 有利には、アセンブリは、凸部をロック位置に戻すための戻り手段を備えてい
る。 有利には、凸部は、凸部がレフィルからの力を受けている時の作用によって、
ロック位置から移送位置に移動するのに適したものである。
【0016】 こうすると、レフィルは、使用者がこの方向への力をアセンブリに加えた作用
によって外れるため、レフィルが不適切な時点で外れる危険性が低減する。 有利には、ローダー手段は、レフィルが要素の使用中位置にある時にレフィル
固定手段をロック解除するのに適したものである。
【0017】 こうすると、1つのレフィルを分離するためのロック解除が自動となる。従っ
て、レフィルを相互に直接固定してしまったことは、アセンブリの取り扱いが簡
単であることを阻害しない。
【0018】 有利には、ローダー手段は、スタックがローダー手段に対して移動する作用に
よって、レフィル固定手段をロック解除するのに適したものである。 有利には、ローダー手段は、要素の使用中位置にあるレフィルの1つを、レフ
ィルがスタックから分離された後で受け入れるのに適した受け具 (receptacle)
を備えている。
【0019】 有利には、アセンブリは受け具上にレフィルの1つを心合わせするための心合
わせ手段を備えている。 これは、受け部へのレフィルの移送を容易にする。
【0020】 有利には、ローダー手段は、スタックを受け入れるのに適したローダーと、要
素の使用中位置にあるレフィルの1つをローダーから受け入れるのに適した受け
具とを備えている。
【0021】 有利には、アセンブリは受け具上にローダーを心合わせするための手段を備え
ている。 有利には、受け具は、スタックが受け具に装着されたローダーに対して移動す
る作用によって、ローダーからレフィルを受け入れるのに適したものである。
【0022】 有利には、アセンブリは、ローダーを受け具に装着する時より、これが受け具
から離れるときの方が、該移動に対してスタックがより大きな抵抗を与えるよう
に配置されている。
【0023】 これは、ローダーが受け具に受け入れられていない間にレフィルが不適切な時
点でスタックから外れる危険性を低減する。 有利には、受け具は固定手段をロック解除するのに適したものである。
【0024】 有利には、ローダーに属する凸部について、ローダーを受け具に受け入れる時
に、受け具は、凸部をロック位置と移送位置との間の中間位置か、または移送位
置に位置させるのに適したものである。
【0025】 こうすると、受け具上でのローダーの位置は、レフィルの取り外しをより容易
にする位置となる。これは、受け具上のレフィルの取り外しをより困難にするこ
となく、受け具の外部で外れてしまう危険性を低減する。
【0026】 有利には、アセンブリの配置は、ローダーが受け具上に受け入れられていない
時に、該変位を達成するためにスタックに力を加えた時に、凸部をロック位置に
保持し易くするように、レフィルの1つがローダーとのカム作用によって共働す
るような配置である。
【0027】 有利には、凸部は、ローダー手段、特にローダーの壁体に設けた開口の中に位
置するタブに設けられる。 有利には、凸部はローダー手段、特にローダーの可撓性壁体に設けられる。
【0028】 有利には、各レフィルは1つのトレーと、このトレーに平行でレフィルの側面
から突き出ている少なくとも1つのリブを備えている。 このリブは、レフィルの固定および/または取り外しのために凸部と共働する
ことができる。
【0029】 有利には、各レフィルは、1つのトレーと、このトレーを支持平面上にそれか
らある距離だけ離間させて支持するのに適した、複数のスペーサーとを備えてい
る。
【0030】 こうすると、スタックから分離した時に、レフィルは、従来の器具ではそうで
あったような、例えば受け具内で、特にその目的のために用意されたラックと組
合わせることを必要とせずに、ラックとして直接使用することができる。これに
より、縦横の行列状態に配置されたそのそれぞれのオリフィスの位置を正確に一
致させるために、取り外すべきレフィルと受け入れラックとの間の適正な心合わ
せを確保するのに関係する問題が解消される。従来は、このような心合わせを得
ることができないと、取り外しを行うのが妨げられるか、さもなくばコーンの散
乱を生じることになる。さらに、受け具は最初にラックを保持している必要がな
くなるので、受け具を引き続き使用して、サイズが異なる要素を保持しているレ
フィルを受け入れることができる。最後に、ラックは、それ自体が少なくとも部
分的に閉じているスタックを構成するように設計することができ、それにより少
なくとも一部のラックに保持されている要素が外部から隔離される。こうすると
、これらの要素は周囲から保護される。
【0031】 有利には、オリフィスと留め具の一方がトレーの縁部とつながっている。 有利には、アセンブリの配置は、使用中位置にある1つのレフィルを受け具上
に受け入れることで、レフィルを受け具に堅固に固定することが起きるようにな
っている。
【0032】 有利には、各レフィルはこの堅固な固定を達成するために受け具の凸部と共働
するのに適した少なくとも1つの留め具を備えている。 有利には、アセンブリは、ローダーがスタックを保持している時、および受け
具がローダーを受け入れていない時に、スタックを直接支持するのに適したスタ
ンドを備えている。
【0033】 有利には、受け具は蓋部 (リッド) とホルダーとを備え、これらは、蓋部で受
け具を閉じた時に要素がラックから飛び出るのを防ぐように、受け具に収容され
たラックの要素と見当を合わせた大きさとするのに適しており、このホルダーと
蓋部は、ホルダーを蓋部に取り外し可能に装着するための手段を有している。
【0034】 本発明はまた、複数の要素、特にピペットコーンのためのアセンブリであって
、複数の要素を保持し、別の同一レフィルと一緒に1つのスタックを形成するの
に適した少なくとも1つのレフィルと、このスタックを受け入れ、該レフィルを
スタックの残りから分離するためのローダー手段と、該レフィルをスタック内の
別の同一レフィルに固定するための固定手段とを備え、該レフィルが該固定手段
を備えているアセンブリを提供する。
【0035】 本発明の他の特徴および利点は、本発明を制限しない実施例として示した以下
の2つの好適態様の説明からさらに明らかとなろう。 本発明の第1の態様において、図1のアセンブリは、要素、具体的にはピペッ
トチップまたはコーン3を保持するように設計されている。このアセンブリは、
複数のレフィル2(図示例では互いに同一)を、具体的にはラックまたはキャリ
アーの形態で備えている。このアセンブリはまた、図示例ではボックス4の形態
をとる受け具と、ローダー6とを備えている。これらのボックスとローダーとで
ローダー手段を構成している。
【0036】 ラック2についてまず説明する。各ラックは、矩形平面形態のほぼ平らなトレ
ー8を備えている。通常のように、トレー8は、ピペットコーン3を受け入れ、
それを支持するようになっている、縦列と横列の行列状に規則的に配置されたオ
リフィス14を与える。より正確には、トレー8は上面10および底面12を有し、そ
れぞれわずかに凸状および凹状に湾曲している。これにより、横1列のコーンを
、使用者の手の適当な揺れ動きで多流路ピペットのそれぞれの流路に順に係合さ
せてかぶせていくのがより容易になり、そのため多流路ピペットでピペットコー
ン3を取るのがより容易になる。
【0037】 ラック2は、トレー8の一般平面に垂直にその同じ面から同方向に向かう2つ
の長手方向の壁体16と2つの横方向の壁体18を有し、これらの壁体はトレー平面
の縁部から始まっていて、ラックに矩形平行六面体の概略形状を与えている。ラ
ックは、トレーと長手方向または横方向の各壁体との接合部の部分に肩部20を有
し、この肩部は、図1に示すように、2つのラック2をそれらのトレー8を平行
にして位置を合わせて直接重ね合わせた時に、上に乗る別のラック2の長手方向
および横方向の壁体の下端の自由縁部を受けるのに適した形状に賦形されている
。こうすると、積み重ねたスタックの下側のラックのトレー8は、その上のラッ
クの壁体16, 18の間に少しだけ入り込むようになる。その結果、2つのラックは
相互に離間させながら心合わせされる。また、そうなると、2つのラックの長手
方向壁体16と横方向壁体18は互いにつながって続いていくので、コーン3は周囲
からある程度は隔離される。このように、ラックは積み重ねるのに適していて、
コーンを使用し始める前に、10個ないし12個分のラックの高さとすることが可能
な、タワーの形態のスタックを作り上げることができる。図面を明瞭にするため
、図示のスタックではラックは4個だけである。各ラックの壁体は、ラックを支
持平面上に支持するためのスペーサーを構成し、ラックのトレー8はこの支持平
面からある距離だけ離間して位置する。
【0038】 ラック2は、スタック内で相互の間に現れる直接固定手段を有する。この固定
手段は、2つのラックを一緒に固定するための雄雌型の嵌め込み結合を与えるの
に適した固定部により構成される。具体的には、特に図2、3および13を参照す
ると、各ラックは、肩部20につながった、トレー8の横方向縁部の中央に形成さ
れた2つの矩形オリフィス22を有する。また、各横方向壁体18は、その中央の下
部の自由縁部に留め具24を有していて、この留め具は、スタック内でその下に位
置するラックのオリフィス22の中に係合するのに適した形状で、ラックの内側に
突き出ている。
【0039】 この留め具は、これを保持する壁体18に対して傾斜して、スタックの最下段ラ
ックの方を向いている、平面状の底面案内面26を有する。オリフィス22は、案内
面26と接触するように設計された上縁部を有し、この上縁部は、留め具の案内面
26に平行になるようにトレー8および隣接端面18に対して傾斜している上面案内
ファセット28を与える。2つのラック2を積み重ねた時、2つの留め具24の案内
面26が対応するオリフィス22のファセット28と面接触し、それにより留め具24を
保持する各横方向壁体18が外向きに押され、留め具24がオリフィス22の縁部を過
ぎて動くことができる。壁体18を構成する素材のレジリエンスのため、留め具24
はその後オリフィス22の方に戻って、その中に受け入れられる。
【0040】 トレーの底面12とつながっているオリフィス22の縁部は、鋭い雄型である。留
め具24の上端は、この鋭い雄型縁部を受け入れるのに適した上面形状を有する雌
型肩部を有する。この鋭い縁部と肩部は、留め具24がオリフィス22の中に係合さ
れている時に、留め具24を外側に押すだけで結合された2つのラックを離すこと
ができるように配置されている。
【0041】 各ラックは、各長手方向壁体16の外面から肩部20に隣接して突き出た、トレー
8に平行な直線リブ30を有し、また各横方向壁体18の外面から、この壁体の底部
自由縁部に隣接して突き出た、トレーに平行な直線リブ32も有する。リブ30およ
び32は、後述するように、ローダーおよびボックスと共働するのに適している。
各ラック2はプラスチック材料の単一部材として作製することができる。
【0042】 ボックス4について次に説明する。これは、1つの平面状の底部壁体36と、こ
の底部壁体から垂直に延びた、2つの長手方向壁体38および2つの横方向壁体40
を有し、ボックスに矩形平行六面体の概略形状を与えている。長手方向壁体38は
その上部の自由縁部にそれぞれセットバック42を有していて、ボックス内に収容
されたラック2を、取り出しのためにより容易につかめるようになっている。ボ
ックス4は、後方の長手方向壁体38にヒンジを介して接続された、ほぼ矩形平行
六面体の形態の蓋部44を有する。蓋部を閉じた状態では、ボックスはボックス内
に収容されたラックを外部から隔離する。
【0043】 ボックスは、ボックスの底面36から壁体38, 40の上部自由縁部のレベルに近い
レベルまで突き出ている、互いに平行で、壁体にも平行に延びた、複数のスタッ
ド (間柱) 46, 47を有する。図示例の6本のスタッド46はボックスの中央付近に
配置され (これらを「中央」スタッドという) 、残りの6本のスタッド47は横方
向壁体40の近くに位置している (これらを「周辺」スタッドという) 。周辺スタ
ッドの2本は各壁体の垂直縁部の近くに、真ん中のスタッドは壁体40の中央付近
に配置される。中央スタッド46の目的は、具体的には、ラックをボックスの中に
収容した時に、ラックのトレー8を、スタッド上に乗ったその底面12を介して支
持することである。周辺スタッド47は、ラックの横方向壁体18および長手方向壁
体16の内面と接触して、ラックをボックスに対して心合わせする。2つの真ん中
の周辺スタッドは、特に心合わせを完結させるため、それぞれのオリフィス22の
中にわずかに入り込む。
【0044】 ローダー6について、特に図4および5を参照しながら次に説明する。これは
、2つの長手方向壁体50と2つの横方向壁体52と有し、これら各対の壁体はほぼ
平行で、矩形平行六面体の概略形状を与え、2つの口を形成している。長手方向
壁体50は、それらの底部自由縁部にそれぞれセットバック54を有する。ローダー
には、その壁体50および52とその高さ方向とに対して垂直な概略中央平面があり
、この中央平面でローダーは上部と下部の2つの部分に細分され、上部部分の長
さと幅が下部部分の長さと幅より小さくなっている。この寸法差は、壁体50およ
び52のそれぞれがS字形のプロファイルを有することにより得られる。壁体の外
面には、上部部分と下部部分との間の移行部が傾斜ファセット56により現われて
おり、その内面では、この移行部は壁体に垂直で下向きの平面ファセット58を形
成する肩部を備えている。下部部分の内容積の長さおよび幅は、上部部分の寸法
とは異なり、これをボックス4の上にかぶせて、中にボックスを嵌め込むことが
できるようにするのに十分な大きさである。ローダー6をこのようにして開いた
ボックス4に装着すると、ローダー下部部分の壁体50および52の内面は、ボック
スの壁体38および40の外面と向かい合う。その後、ローダーはそのファセット58
を介してボックスの壁体の上部自由縁部に突き当たるか、あるいはボックスから
突き出ているスタッドに突き当たる。
【0045】 ローダー下部部分の内面は、ボックスへのローダーの心合わせに寄与するよう
に、ボックスの壁体38および40の外面に突き当たるための、ローダーの高さに平
行方向のリブ60を有する。ローダーをボックスに嵌めるのが容易になるように、
リブ60はその下端が面取りされている。
【0046】 ローダー6とラック2との間の共働を与える手段について次に説明する。ロー
ダーの各長手方向壁体50は、壁体の内面から突き出た留め具70、図示例では2個
のかかる留め具、を有する。各留め具70の先端は下を向いている。この留め具は
、ラック2がローダーに対して下向きに動くことはできるが、その後これが上向
きに動くことができないように設計されている。各留め具70は、上を向いた平面
状の上面72を有し、この上面72は、留め具内面のその上縁部から下向きに離れる
方向で、かつローダーの内側の方に内向きに傾斜している。留め具はその後、下
降面につながり、続いて長手方向内面に垂直な向きの平面状の下面74になる。各
留め具70は、壁体50の上縁部につながり、この上縁部の長手方向中央とそれぞれ
その両端の一方との間の中間地点に位置する。
【0047】 複数のラック2を積み重ねたスタックをローダーの上の開口に差し込むと、ス
タックの最下段に位置する底部ラックの長手方向リブ30が、留め具70の傾斜上面
72にあたる。4個の留め具70はスタックをこの位置で支持するのに適している。
この位置は「最上段」または「未固定上段」位置と呼ばれ、この状態ではまだ、
1つのラックまたは複数ラックのスタックをローダーから上向きに引き抜くこと
ができる。ローダーの上部部分の長手方向壁体52はそれぞれこの壁体の内面から
突き出た2つの垂直リブ76を有する。リブ76は、ラックの長手方向リブ32に当た
ることにより、ローダー内でスタックの最下段ラックを離間および心合わせする
のに寄与する。これらのリブ76は、ローダーへのラック2またはスタックの挿入
を容易にするように上端が面取りされている。
【0048】 ローダー上部部分の長手方向壁体50はそれぞれ、2つの留め具70の下側で、こ
れらとではなく、これらの間の隙間の長さと見当を合わせて、壁体内面から突き
出た水平方向に延びた三角形プロファイルの直線リブ78を有する。このリブ78は
それぞれ上向きおよび下向きの傾斜している上面および下面を有する。
【0049】 ローダーの下部部分の横方向壁体52はそれぞれ、矩形形状の2つの開口または
穴80を有しており、その中に対応した形状のタブ82がそれぞれ延設されている。
各タブ82はその上縁部だけで周囲の壁体52と連結しており、それによりタブ82は
ローダー壁体52に対して内向きと外向きの両方向に、開口80を通ってレジリエン
スによる曲げ運動が可能となる。静止している時、各タブ82は壁体の厚みの中に
位置する。タブの外面は、壁体と同一のS字形の形状をとる。
【0050】 各タブ82は、タブがその静止位置にある時に横方向壁体52の内面から突き出て
、ローダーの内部の方にはみ出た、留め具84を有する。留め具84は、それぞれ上
部が面取りされている、互いに離間して、同じ高さで向かい合っている2つの上
部リブ86を有する。2つのリブ86は、面取りと垂直面 (2つのリブ86の間の空の
空間を材料で満たすのに十分な量の) で代替することもできよう。留め具84はま
た、リブ86から突出した、タブがその静止位置にある時にやや上向きに傾斜して
いる、内向きに突き出た水平方向に賦形された先端部材88も有する。
【0051】 上述した最上段位置から始まって、積み重ねたラックのスタックを下向きに押
す小さな力により、ラック2を「上段」または「固定上段」位置に動かす。この
下向き移動の際に、スタックの最下段ラックの長手方向リブ30が、留め具70を保
持するローダーの長手方向壁体50を押し広げて外向きに弾性変形させることによ
り、このローダー長手方向壁体の留め具を外側に押すので、リブが留め具を通り
すぎることが可能となる。留め具を通りすぎると、ラックの長手方向リブ30はロ
ーダーの2つの長手方向リブ78に突き当たって、これと心合わせに共働し、ラッ
クの横方向リブ32は留め具84の先端部材88に突き当たる。ローダーの長手方向リ
ブ78と留め具の先端部材88とで、使用者がさらに力を加えない場合に、スタック
がさらに下降しないように防ぐ。また、ローダーの長手方向の留め具70で、ラッ
クの長手方向リブ30がラックをローダーに対して上向きに戻るように動くことが
できないように防ぐ。こうして、ラック2が重なったスタックは、専らスタック
の下端に位置するラックだけを介してローダー6に固定される。そうなると、得
られたサブアセンブリは、ラックがばらばらになる危険を冒さずに、任意の方向
に全く自由に取り扱うことができる。
【0052】 本発明のアセンブリは、ラックカバー90を備えているのが有利である。ラック
カバーは、そのトレー8がコーンを受けるためのオリフィス14を全く有していな
いこと、および固定用オリフィス22も全く有していないことを除いて、ラック2
とあらゆる点で同一である。このカバーをその留め具24を介してスタックの最上
段ラックに固定すると、これはそのラックのコーンを保護し、これらのコーンを
それらのオリフィス14内に保持する作用を果たす。上述したサブアセンブリにこ
のカバー90を設けると、コーンを一つでも失う危険を冒さずに、サブアセンブリ
を任意の方向に傾けることができる。ローダーとスタックのこの位置は、図1、
2、3、6、7、10および12に示されている。この固定上段位置では、ローダー
を配したサブアセンブリは、ボックス4から取り出すことができ、またボックス
の上に戻すこともできる。
【0053】 以下では、ローダーを配したサブアセンブリが、図1に示すように、ラックを
収容していないボックス上に上段位置で配置されていると仮定する。ローダーの
タブ82は、その下端に下を向いた面取り部91を有し、この面取り部は該タブの1
つの面により、または図示のようにその上のリブにより形成され、タブがその静
止位置にある時に該面取り部は横方向壁体52の内面から飛び出ている。この面取
り部91は、図4、5、7および9により詳しく見ることができる。ローダー6が
ボックス4の上に引っ掛かっているときは、面取り部91はボックスの横方向壁体
40の上部自由縁部と接触しており、こうしてそれぞれのタブ82を外向きに押すカ
ムとして作用する。この外向きの移動は、各タブの留め具84の先端部材88をラッ
クから離れるように動かすが、ラックはローダーの内面長手方向リブ78により支
持され続ける。こうなると、最下段ラックはもはや留め具84では支持されなくな
る。また、その時の留め具の位置は、ボックスが存在しない場合に必要な力より
ずっと小さい力を加えた時にスタックを下向きに動かすことができる。これに関
して、図2では、各部材が一体に組立てられてはいるが、留め具88がラックに対
するはっきりした通路を残すように、この位置のタブが普通には変形するにもか
かわらず、変形していないことを明記しておく。また、この位置では、ボックス
の中央および周辺スタッド46および47は、最下段ラックの壁体の間にごくわずか
だけ既に突き出ている。特に、真ん中の周辺スタッド47は、図2に示すように、
その上端がラックの横方向の留め具24の傾斜した底面26に突き当たっていて、こ
れらを引き離す方向、即ち、外向きに動かし始めている。リブ60は、ローダー6 (従って、ラックの輪郭) をボックス4に対して心合わせする作用を果たす。
【0054】 使用者が、複数ラックのスタックを、例えばスタックの上面を押すことにより
押し下げると、最下段ラックの長手方向リブ30がローダーの長手方向リブ78を押
して、それを保持する壁体50と一緒に離れる方向に動かし、それにより最下段ラ
ックはボックス内に収容されるまで下方に動くことができる。この下降中に、真
ん中の周辺スタッドは、最下段ラックの留め具24を、この留め具の面26に係合し
ているスタッドの上端のランプ (ramp, 坂道) のカム作用によりさらに外向きに
動かす。最下段ラックがボックスの中央スタッド46に突き当たるように収容され
る直前に、真ん中の周辺スタッド47の上端は、最下段ラックの内部を介して、対
応するオリフィス22を通して、スタック内の上方向で次の (下から2番目の) ラ
ックについている留め具24と当たるようになる。スタッド47はこの留め具の底面
26に突き当たり、カム作用によりこれを外向きに押す。この外向きの動きは、ボ
ックス内に収容されつつあるラックのオリフィス22から、下から2番目のラック
の留め具24を外すのに十分である。これによりラック固定手段がロック解除され
る。
【0055】 スタックが下に動くにつれて、下から2番目のラックは、再び固定上段位置を
とる。下降が終わりになると、中央スタッド46により、スタックのそれ以上の下
降が防止される。スタックの残りとこれに固定されたローダー6とを含むサブア
センブリを、その後ボックス4から取り出すことができる。この操作により、ボ
ックス内に収容されたラック2と、とりわけそのコーン3とに近づくことができ
るようになり、その後コーンを直ちに使用することができる。
【0056】 コーンを使用し終わった後は、ラック2をボックスから取り外し、ボックス上
にサブアセンブリを戻し、スタックを下向きに押す同じ操作を用いて、ボックス
内に別のフル装備のラックを装填するだけでよい。スタックの最後のラックまで
同じ操作を繰り返すことができる。最後のラックをボックス内に収容すると、そ
の上のカバー90はローダー6内に残る。
【0057】 図2に示すように、各ラックは、留め具88と同位置にくるはずであるその底面
縁部の各位置で、ラックの内側の方を向いた底面の傾斜ランプ面91を与え、この
ランプ面は、タブ82を保持するローダーの横方向壁体52の方を向いている、留め
具88の組合わされた上面傾斜ランプ面93と、面接触するのに適している。こうす
ると、ボックス上に収容されずに作業面に置かれている積み重ねたラックのスタ
ックをローダーが支持している時、2つのランプ面91および93は、互いに接触す
る。そのため、重力または使用者による不意の突き押しの作用を受けると、2つ
のランプ面91および93の間のカム作用による共働で、ラックのスタックは下向き
に動く傾向があり、留め具88を、ラックの内部の方向に、即ち、ローダーをボッ
クス上に収容する時にラックを取り外すことができる方向とは反対の方向に動か
す傾向がある。これは、ローダーがボックス上に受け入れられていない時はいつ
でも、ラックのスタックをローダー内部で下に動かないようにロックする安全機
構を与える。
【0058】 その寸法がコーン3の寸法に拘束されないボックスは、直径が異なるコーンを
入れたラック2のスタックと組合わせることができる。 ラックを使い果たすと、アセンブリの高さが小さくなるので、スペースの節約
になる。
【0059】 本発明の第2の好適態様について、図17〜30を参照しながら次に説明する。こ
のアセンブリは第1の態様のアセンブリによく似ている。ただし、これは多くの
変更例を包含しており、それらは実際互いに独立して実施することができる。
【0060】 第1の態様を構成するアセンブリでは、ラック2は、ボックス4内で使用中の
位置では、摩擦、具体的には真ん中のスタッド47と横方向の留め具24との間の接
触により、ボックスにしっかり固定されている。こうしてラックはボックスにク
ランプ締結されている。
【0061】 しかし、このようなアセンブリにとって、この配置にある間にオートクレーブ
に入れることができることが有利である。典型的には、オートクレーブは、20分
の時間をかけて121 ℃に昇温させる工程を含む。しかし、昇温の作用により、ラ
ックのプラスチック材料が軟化して、ラックが変形し、クランプ締結が低減して
無になってしまうことが判明した。オートクレーブ内で一定時間経過後、アセン
ブリは放冷されるが、その部材はそれらの変形を保持しており、もはやクランプ
締結はなくなっている。その結果、ラックはもはやボックスに固定されておらず
、使用者がコーンを取る時またはボックスを倒した時に問題を生ずる。
【0062】 次に説明する第1の変更例は、この欠点の軽減を図ったものものである。各ラ
ック2は、各留め具24の上に、同様に内向きに突出している別の留め具101 を備
えている。ロック解除用の真ん中のスタッド47は、その外周面にそれぞれキャビ
ティ100 を与え、ラック2を使用中位置にてボックス4内に収容すると、このキ
ャビティの内部に、対応する留め具101 が受け入れられる。留め具101 は、ラッ
クがボックスに収容される直前に弾性により変形する壁体18のレジリエンスによ
って、前記キャビティ内に受け入れられる。キャビティ100 が形成する1つの縁
部に留め具101 が係合して引っ掛かることにより、使用者が特に強い力をその方
向に加えない限りラック2がボックスから分離しないように防いでいる。ラック
とボックスはこうして一緒にしっかり固定される。この位置では、恐らく真ん中
のスタッドに力を加えずに、留め具101 をキャビティ内に受け入れることができ
る。
【0063】 このような固定によって、ラックとボックスとの間の固定を損なわずにアセン
ブリをオートクレーブ内を順次通過させることができる。さらに、上記において
留め具101 がラック2に力を加えずに受け入れられる場合には、オートクレーブ
内の通過は変形を全く生じない。本発明のアセンブリは、こうしてオートクレー
ブを繰り返し通過させることができる。
【0064】 この態様の別の変更例は、ボックス内にスタッドに平行な少なくとも1つの平
面リブ102 を、これらの一部を相互結合して補強するように作製することからな
る。具体的には、リブ102 は、ボックスの中央長手方向平面に位置し、真ん中の
周辺スタッド47を相互結合している。
【0065】 さらに、第1の態様に見られるように、ローダー6がボックス4の外側で複数
ラック2のスタックを支持するときに、ラックのスタックが留め具88の上、従っ
て可撓性タブ82の上に乗る。残念ながら、衝撃を受けた時に、ラックのスタック
が少なくとも1つのタブを破断させるのに十分な力をタブに及ぼすことが起こり
うる。
【0066】 第2の態様に組み込まれた1つの変更例は、この欠点の軽減を図ったものであ
る。そのために、第2の態様を構成するアセンブリは、図28〜30に示すスタンド
106 を備えている。このスタンドは単一部材として作製される。これは、ラック
2に近い形状および寸法の中央本体108 を与える。但し、その壁体の上縁部の間
にトレーを有しておらず、反対にその下縁部の間に底板110 を有する。
【0067】 この中央本体の矩形上縁部112 は、スタックの最下段のラック2の下縁部を直
接支持するのに適している。このために、特に該ラックの留め具24を受け入れる
容積を与えるために、切り抜き部を有する。スタンド106 はまた、中央本体108
をそれから一定間隔をあけて包囲する、高さがやや低い矩形外周カラー112 も有
する。中央本体108 は上に向かってややすぼまっているのに対し、カラー112 は
同じ方向にやや広がっている。スタンド106 は、図29および30に示すように、ボ
ックス4から取り外された後の複数ラックのスタックを支持しているローダー6
を受け入れるのに適するように設計される。このために、ローダー6は、その壁
体をスタンドの中央本体108 とカラー112 との間に差し込むことによりスタンド
106 の上に置かれる。ローダーの中に入り込むと、中央本体は、ローダーが支持
しているスタックの最下段ラック2の下縁部と接触する。このような状況下では
、ローダーのタブ82はもはや複数ラックのスタックを保持していない。こうして
、複数ラックのスタックは、ローダーを損なう危険を冒さずに、かなりの衝撃に
順応することができる。その後、ローダー6はスタックと一緒にスタンド106 か
ら自由に取り出してボックス4に戻すことができる。
【0068】 スタンド106 を図29の位置でローダー6に固定するため、カラー112 は、カラ
ーの内面に半円形断面のリブを形成するように複数の丸ミゾ114 を有する。ロー
ダー6をスタンド106 の上に置く時に、ローダーの壁体が丸ミゾ114 と中央本体
108 との間に押し込まれる。これは、ローダーとスタンドとの間の摩擦連結を与
える。具体的には、丸ミゾの一部はタブ82と同位置にくるように配置される。
【0069】 さらに、本発明の両方の態様のアセンブリが、型番の異なるピペットコーン、
特に多様なカラー高さのコーンを受け入れるのに適するように設計される。ここ
で、「カラー」なる用語は、コーンがラックに保持されている時にラックのトレ
ーより上に突き出てくるコーンの大直径部分について用いている。
【0070】 第1の態様では、ボックス内にカラーの高いコーンを入れるには、ラックの湾
曲表面 (カラーが乗っかる表面) と蓋部の端面壁体との間に十分なスペースをと
る必要がある。このような状況下では、カラーの小さいコーンをボックス内に入
れると、使用者が何らかの理由でボックスをひっくり返してしまった時 (例、置
くに入れる際) に、コーンがそのハウジングから逃げてしまう。その後ボックス
を開けると、使用者は散乱して使用不能になったコーンを見ることになる。
【0071】 第2の態様には、この欠点の軽減を図った変更例が組み込まれる。即ち、図22
〜27を参照すると、第2の態様を構成するアセンブリは、オリフィス122 を与え
る平板矩形本体121 を備えた120 を有する。全体として、この矩形本体はラック
2の上面トレー8と同一形状および同一寸法を有する。ホルダー120 は、ホルダ
ーを蓋部44に取り外し可能に装着するように、この蓋部の横方向壁体に設けた盲
オリフィス126 に係合するのに適した、ホルダーの横方向縁部から突き出た複数
の突っ張り部(strut) 、例えば、2つの突っ張り部を有する。盲オリフィス126
は、この場合は、蓋部を閉じた位置の時に下縁部となる方の蓋部の縁部に近い位
置に設けられている。従って、突っ張り部124 は傾斜している。
【0072】 ホルダーはまた、矩形本体121 と蓋部44の端面壁体との間に最小間隔を維持す
るように、矩形本体121 の平面から蓋部の端面壁体の方に向かって突き出たフィ
ンガーの形態の複数のスペーサー128 を有する。
【0073】 カラーの高さが小さいコーンをボックス内に収容した時には、ホルダー120 を
蓋部44に装着する。蓋部を閉じると、矩形本体121 がカラーのすぐそばでカラー
と同位置にくるようになり、ボックスを逆さまにひっくり返しても、カラーがラ
ックから逃げるのが防止される。カラー高さがより大きなコーンを収容したい場
合には、蓋部を閉じる前に蓋部からホルダー120 を取り外せばよい。
【0074】 ボックスは、複数ラックのタワーの特徴とは関係させずに、また複数ラックの
タワーの存在とも関係させずに、ホルダーと一緒に使用することもできる。 レフィルは、相互固定用タブを有する脚部を備えたトレーの形態で供すること
もできる。
【0075】 ローダー、ボックス、およびその蓋部を構成するこれらの要素はそれぞれ、例
えばプラスチック材料から、単一部材として作製することができる。 本発明のアセンブリは、他の要素、例えば、アイスクリームのコーン、を運ぶ
ために設計することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアセンブリの第1の好適態様の、ボックス内にラックを装填する前の
状態での破断斜視図。
【図2】 図1の一部の詳細を示すより大きな縮尺での部分詳細図。
【図3】 図1の別の一部の詳細を示すより大きな縮尺での部分詳細図。
【図4】 図1のローダーの縦 (長手方向) 断面図。
【図5】 図1のローダーの横断面図。
【図6】 図1のアセンブリを示す半分が縦断面図、半分が正面図。
【図7】 図6の変形部分の詳細を示すより大きな縮尺での部分詳細図。
【図8】 ラックをボックスに装填した後の図1のアセンブリを示す図6と同様の図。
【図9】 ラックをボックスに装填した後の図1のアセンブリを示す図7と同様の図。
【図10】 図1のアセンブリを示す半分が側面図、半分が横断面図。
【図11】 ラックをボックスに装填した後のアセンブリを示す図10と同様の図。
【図12】 図10および11の詳細を示すより大きな縮尺での詳細図。
【図13】 ラックを取り付けた図1のボックスの斜視図。
【図14】 ラックを取り外した図1のボックスの斜視図。
【図15】 図13のボックスの半分が正面図、半分が横断面図。
【図16】 図13のボックスの半分が横断面図、半分が側面図。
【図17】 第2の態様のラックの下から見た斜視図。
【図18】 図17のラックと共働する第2の態様のボックスの上から見た斜視図。
【図19】 図18のボックスの部分縦断面図。
【図20】 図17のラックの部分縦断面図。
【図21】 ラックを収容するボックスの部分縦断面図。
【図22】 ホルダー付きラックを収容した、閉じた状態での第2の態様の図18のボックス
を示す部分破断斜視図。
【図23】 図22と同様のボックスを示す部分破断正面図。
【図24】 図22と同様のボックスを示す部分破断斜視図。
【図25】 ボックスが開いている図24のアセンブリの斜視図。
【図26】 図22の蓋部だけを示す斜視図。
【図27】 図22のホルダーだけを示す斜視図。
【図28】 本発明の第2の態様の一部を構成するスタンドの斜視図。
【図29】 図28のスタンドの上に乗せた第2の態様の全体図。
【図30】 部分的に破断した図29と同様の図。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねにより1つのスタックを形成し、複数の要素(3) を
    保持するのに適した少なくとも2つのレフィル(2) と、該スタックを受け入れ、
    レフィル(2) の1つを該スタックの残りから分離するためのローダー手段(4, 6)
    と、該スタック内でレフィル(2) を互いに固定するための固定手段(22, 24)とを
    備えた、複数の要素(3) 、特にピペットコーンのためのアセンブリであって、レ
    フィル(2) の少なくとも1つが該固定手段(22, 24)を備えていることを特徴とす
    るアセンブリ。
  2. 【請求項2】 固定手段(22, 24)が嵌め込み型の相互係合に適した固定部を
    備えていることを特徴とする、請求項1記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 ローダー手段(4, 6)が固定部(22, 24)を係合解除するように
    固定部に力を加えるのに適していることを特徴とする、請求項2記載のアセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】 各レフィル(2) について、該固定手段が、オリフィス(22)と
    、別のレフィルのオリフィスを係合させるのに適した留め具(24)とを備えている
    ことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 ローダー手段(4, 6)が、留め具(24)に、オリフィス(22)のこ
    の留め具とは反対側から力を加えるのに適した部材(47)を備えていることを特徴
    とする、請求項4記載のアセンブリ。
  6. 【請求項6】 ローダー手段(4, 6)が、固定手段(22, 24)をロック解除する
    までスタックを保持するのに適したものであることを特徴とする、請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  7. 【請求項7】 ローダー手段(4, 6)が、固定手段(22, 24)をロック解除した
    後もスタックの残りを保持するのに適したものであることを特徴とする、請求項
    1ないし6のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  8. 【請求項8】 ローダー手段(4, 6)が、1つのレフィル(2) を介して、スタ
    ックまたはスタックの残りを保持するのに適したものであることを特徴とする、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 特にレフィル固定手段(22, 24)をロック解除するまで、スタ
    ックをローダー手段(4, 6)に固定するための固定手段(30, 70, 78, 32, 82)を備
    えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のアセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】 スタック固定手段がスタックの1つのレフィル(2) をロー
    ダー手段(4, 6)に固定するのに適したものであることを特徴とする、請求項9記
    載のアセンブリ。
  11. 【請求項11】 特にレフィル固定手段(22, 24)をロック解除した後に、ス
    タックの残りをローダー手段(4, 6)に固定するための固定手段(30, 70, 78, 32, 82)を備えていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の
    アセンブリ。
  12. 【請求項12】 スタックの残りを固定する手段(30, 70, 78, 32, 82)が、
    スタックの残りの1つのレフィル(2) をローダー手段(4, 6)に固定するのに適し
    たものであることを特徴とする、請求項11記載のアセンブリ。
  13. 【請求項13】 スタックをローダー手段(4, 6)上で心合わせするための心
    合わせ手段(70, 76)を備えていることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれ
    か1項に記載のアセンブリ。
  14. 【請求項14】 ローダー手段(4, 6)が、レフィル(2) の1つの相対的変位
    を妨げるロック位置と、この変位を可能にする移送位置、との間で移動可能な少
    なくとも1つの凸部(70, 78, 88)を備えていることを特徴とする、請求項1ない
    し13のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  15. 【請求項15】 凸部(70, 78, 88)をロック位置に戻すための戻り手段(50,
    82)を備えていることを特徴とする、請求項14記載のアセンブリ。
  16. 【請求項16】 凸部(70, 78, 88)が、凸部がレフィル(2) からの力を受け
    ている時の作用によって、ロック位置から移送位置に移動するのに適したもので
    あることを特徴とする、請求項14または15記載のアセンブリ。
  17. 【請求項17】 ローダー手段(4, 6)が、レフィル(2) が要素の使用中位置
    にある時に、レフィルの固定手段(22, 24)をロック解除するのに適したものであ
    ることを特徴とする、請求項1ないし16のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  18. 【請求項18】 ローダー手段(4, 6)が、スタックがローダー手段に対して
    移動する作用によって、レフィル固定手段(22, 24)をロック解除するのに適した
    ものであることを特徴とする、請求項1ないし17のいずれか1項に記載のアセン
    ブリ。
  19. 【請求項19】 ローダー手段(4, 6)が、要素(3) に対して使用中位置にあ
    るレフィル(2) の1つを、このレフィルがスタックから分離された後で受け入れ
    るのに適した受け具(4) を備えていることを特徴とする、請求項1ないし18のい
    ずれか1項に記載のアセンブリ。
  20. 【請求項20】 受け具(4) の上にレフィル(2) の1つを心合わせするため
    の心合わせ手段(47)を備えていることを特徴とする、請求項19に記載のアセンブ
    リ。
  21. 【請求項21】 ローダー手段(4, 6)が、スタックを受け入れるのに適した
    ローダー(6) と、要素の使用中位置にあるレフィル(2) の1つをローダーから受
    け入れるのに適した受け具(4) とを備えていることを特徴とする、請求項1ない
    し20のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  22. 【請求項22】 受け具(4) の上にローダー(6) を心合わせするための手段
    (60)を備えていることを特徴とする、請求項21記載のアセンブリ。
  23. 【請求項23】 受け具(4) が、スタックが受け具に装着されたローダーに
    対して移動する作用によって、ローダー(6) からレフィル(2) を受け入れるのに
    適したものであることを特徴とする、請求項21または22記載のアセンブリ。
  24. 【請求項24】 ローダー(6) を受け具(4) に装着する時より、これが受け
    具から離れる時の方が、スタックが該移動に対してより大きな抵抗を与えるよう
    にアセンブリが配置されていることを特徴とする請求項23記載のアセンブリ。
  25. 【請求項25】 受け具(4) が固定手段(22, 24)をロック解除するのに適し
    たものであることを特徴とする、請求項21ないし24のいずれか1項に記載のアセ
    ンブリ。
  26. 【請求項26】 ローダー(6) に属する凸部(70, 78, 88)について、ローダ
    ー(6) を受け具(4) に受け入れる時に、受け具(4) が、凸部をロック位置と移送
    位置との間の中間位置か、または移送位置に位置させるのに適したものであるこ
    とを特徴とする、請求項14ないし16のいずれか1項に記載または請求項21ないし
    25のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  27. 【請求項27】 ローダー(6) が受け具(4) 上に受け入れられていない時に
    、該変位を達成するためにスタックに力を加えた時に、凸部(88)をロック位置に
    保持し易くするように、レフィル(2) の1つがローダーとのカム作用によって共
    働するようにアセンブリが配置されていることを特徴とする、請求項14ないし16
    のいずれか1項または請求項21ないし26のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  28. 【請求項28】 凸部(88)がローダー手段、特にローダー(6) の壁体(52)に
    設けた開口(80)の中に位置しているタブ(82)に設けられていることを特徴とする
    、請求項14ないし16のいずれか1項または請求項21ないし27のいずれか1項に記
    載のアセンブリ。
  29. 【請求項29】 凸部(70, 78)がローダー手段、特にローダー(6) の可撓性
    壁体(50)に設けられていることを特徴とする、請求項14ないし16のいずれか1項
    または請求項21ないし28のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  30. 【請求項30】 各レフィル(2) が、1つのトレー(8) と、このトレーに平
    行でレフィルの側面(16, 18)から突出している少なくとも1つのリブ(30, 32)と
    を備えていることを特徴とする、請求項1ないし29のいずれか1項に記載のアセ
    ンブリ。
  31. 【請求項31】 各レフィル(2) が、1つのトレー(8) と、このトレーを平
    面支持部材上にそれからある距離をあけて支持するのに適した複数のスペーサー
    (16, 18)とを備えていることを特徴とする、請求項1ないし30のいずれか1項に
    記載のアセンブリ。
  32. 【請求項32】 オリフィス(22)および留め具(24)の一方がトレー(8) の縁
    部とつながっていることを特徴とする、請求項4または5記載のアセンブリ。
  33. 【請求項33】 使用中位置にあるレフィル(2) を受け具(4) 上に受け入れ
    ることで、レフィル(2) を受け具(4) に堅固に固定することが起きるようにアセ
    ンブリが配置されていることを特徴とする、請求項19ないし29のいずれか1項に
    記載のアセンブリ。
  34. 【請求項34】 各レフィル(2) が、この堅固な固定を達成するために受け
    具(4) の凸部(100) と共働するのに適した少なくとも1つの留め具(101) を備え
    ていることを特徴とする、請求項33記載のアセンブリ。
  35. 【請求項35】 ローダー(6) がスタックを保持している時、および受け具
    (4) がローダー(6) を受け入れていない時に、スタックを直接支持するのに適し
    たスタンド(106) を備えていることを特徴とする、請求項19ないし29のいずれか
    1項または請求項33もしくは34に記載のアセンブリ。
  36. 【請求項36】 受け具が、蓋部で受け具を閉じた時に要素がラックから飛
    び出るのを防ぐように、受け具(4) に収容されたラック(2) の要素(3) と見当を
    合わせた大きさとするのに適した蓋部(44)とホルダー(120) とを備え、このホル
    ダーと蓋部は、ホルダーを蓋部に取り外し可能に装着するための手段(124, 126)
    を有していることを特徴とする、請求項19ないし29のいずれか1項または請求項
    33ないし35のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  37. 【請求項37】 複数の要素(3) を保持し、別の同一レフィル(2) と一緒に
    1つのスタックを形成するのに適した少なくとも1つのレフィル(2) と、このス
    タックを受け入れ、該レフィル(2) をスタックの残りから分離するためのローダ
    ー手段(4, 6)と、該レフィル(2) をスタック内の別の同一レフィル(2) に固定す
    るための固定手段とを備えた、複数の要素(3) 、特にピペットコーンのためのア
    センブリであって、該レフィル(2) が該固定手段(22, 24)を備えていることを特
    徴とするアセンブリ。
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