JP2002525697A - 工業空気チャンネル用のリアクティブ形サイレンサー及びその使用方法 - Google Patents

工業空気チャンネル用のリアクティブ形サイレンサー及びその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 リアクティブ形サイレンサーは工業用の供給空気又は排出空気のチャンネルに使用される。このサイレンサーは音減衰器室(10)から構成され、この音減衰器室(10)には仕切り壁(12)が設置される。この仕切り壁(12)は音減衰器室を第1及び第2の室部分(14、16)に分割する。仕切り壁(12)は2本以上のチャンネル又はパイプ(26、26′、26″)を備え、これらのチャンネル又はパイプ(26、26′、26″)は第1の室部分(14)を第2の室部分(16)に接続する。こうして、簡単な構造の小型サイレンサーは、ノイズ、特に大きな空気チャンネル又は数本の小さな空気チャンネルによって発生されるノイズを減衰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の対象は、添付された独立形式の請求項の前段部分に記載されたリアク
ティブ形(反応性)サイレンサー(消音器)であり、特に製紙工場における工業
用の供給空気及び排出空気チャンネルに又は類似分野で使用される。
【0002】 種々の種類の工業用プラント、特に製紙工場にあっては、ファンや真空ポンプ
はかなり大きな騒音、即ちノイズの発生源であり、ノイズは空気チャンネル又は
同類物を介して周囲環境に拡散する。ファンは一般に、必要とされる空気量及び
システムの圧力損失に基づいて選択されるものであるので、ファンのノイズはあ
まり注意が払われない。従って、ノイズは、空気チャンネルに設置されるサイレ
ンサーによって減衰されなければならない。大きなプラントにあっては、ノイズ
のレベルを非常に厳しい要求条件以下に低減する為に、非常に大きなサイレンサ
ー又は多数のサイレンサーを必要とし、即ち多大な投資を必要とする。これは、
サイレンサーがまた、特に古いプラントには必ずしも存在しないような大きなス
ペースを占めることを意味する。
【0003】 ファンから発生するノイズは広いスペクトルを有する。しかしながら、異なっ
たタイプのサイレンサーは特定のスペクトル領域のみで有効である。従来の吸収
性サイレンサーは、音エネルギーを多孔性の材料内に吸収して熱に変換するもの
であり、高周波数において最もよく機能する。この最大減衰は約1000Hzの
周波数において生ずる。200Hz未満の周波数の低ノイズは、任意の合理的な
大きさの吸収性サイレンサーによっては、ほとんど減衰されない。
【0004】 低周波数を減衰する為にいわゆるリアクティブ形サイレンサーを使用すること
が公知であり、このようなリアクティブ形サイレンサーはその特有の幾何学的な
形状によって音減衰を行う。典型的なリアクティブ形サイレンサー、いわゆる管
共鳴器(レゾネーター)は、空気チャンネルよりも大きい管状の室を具備し、こ
の管状の室の内部には、流れの方向を横切る仕切り壁とこの仕切り壁を貫通する
狭い流れ用パイプとが配置される。
【0005】 管共鳴器の音減衰効果は、空気流がその共鳴器に流入すると、突然膨張した後
に収縮し、これによって音エネルギーの一部を音源の方へ反射するという事実に
基づく。管共鳴器室は、その長さがその最大減衰周波数を決定する。即ち、その
室が長くなればなる程、減衰周波数は低くなる。また、仕切り壁を貫通する流れ
用チャンネルの横断面積に対する室の横断面積の比は、減衰のレベルを決定する
【0006】 管共鳴器の仕切り壁を貫通する流れ用パイプは、パーフォレーションが穿孔さ
れた延長部分を有する場合が多く、この延長部分はパイプ本体の端から共鳴器の
供給又は吐出し開口まで延在する。このようなパーフォレーション付きのパイプ
延長体は共鳴器の圧力損失を低減する。本出願人の米国特許第5、285、02
6号は、上述のタイプの管共鳴器を開示しており、この管共鳴器は更に、仕切り
壁がいわゆるゼロ減衰周波数(zero attenuation frequency)を避ける為に斜め
の位置に設置されるという特長を有する。
【0007】 ノイズ防止の観点からは、製紙工場に特に厳しい条件が課されている。この製
紙工場にあっては、例えば抄紙機室内の換気や抄紙機の乾燥機部からの水分除去
や低圧を発生させるためには、ファンや真空ポンプによって大量の空気を吐出し
なければならない。この場合には、単一回の大量空気と多数回の少量空気との両
方が問題となる。
【0008】 上述の管共鳴器は比較的小型なものでは効率的に機能することが判明している
。しかしながら、大型の場合、例えばその直径が630mmを超える場合には、音
波はその一部が共鳴器を減衰することなく通過してしまう。製紙工場では、空気
排出チャンネルの直径は2mに達することもある。この場合の音減衰の問題は、
空気流を数本の小径チャンネルに分割してその各小径チャンネルにサイレンサー
を設置することによって、解決を図っていた。しかしながら、空気流を数本のチ
ャンネルに分割しかつ各チャンネルに別個のサイレンサーを使用することは、か
なりのコストの増大をもたらすと共に、使用可能な空間が不足する為に、その実
現が多くの場合不可能である。
【0009】 本発明の目的は、上述の問題に対する改良をもたらすことである。
【0010】 この目的は、特に大きな排出空気及び供給空気用のチャンネルに対して使用に
適したリアクティブ形サイレンサーを提供することである。
【0011】 本目的はまた、数本の小径の排出空気又は供給空気用のチャンネルと関連して
使用する為に適したリアクティブ形サイレンサーを提供することである。
【0012】 上述の目的を達成する為に、本発明によるリアクティブ形サイレンサーは、音
減衰器室から構成され、この音減衰器室は仕切り壁とこの仕切り壁を貫通する流
れ用パイプ又は同類物とを備え、その特徴とする点は、添付の独立請求項の特徴
部分に記載される事項である。
【0013】 工業用の空気チャンネル又は同類の分野に使用できる本発明による典型的なリ
アクティブの音減衰器室は、 音減衰器室を第1及び第2の室部分に分割する仕切り壁と、 第1の室部分に設けられた供給開口と、 第2の室部分に設けられた吐出し開口と、 第1及び第2の室部分の空気空間を接続する為に仕切り壁に設置された2本
以上の流れ用チャンネル又はパイプと、 を具備し、上記複数のパイプ又はチャンネルの横断面積A1は音減衰器室本体
の横断面積A2よりもかなり小さい。好ましくは、流れ用チャンネルの総横断面
積ΣA1は、音減衰器室の横断面積の1/5よりも小さい。即ちΣA1<(1/5)×A 2 である。
【0014】 本発明の第1の好適な実施形態によると、2個以上の供給開口と2個以上の吐
出し開口が音減衰器室に設置される。この形態にあっては、音減衰器室は好まし
くは、仕切り壁に設けられた流れ用のチャンネルの各々につき、1個の供給開口
と1個の吐出し開口とを有する。これらの供給開口と吐出し開口とは、好ましく
は互に同軸状に対向した対として設置される。各流れ用のパイプ又はチャンネル
は好ましくは一対の供給開口及び吐出し開口の間に同軸状に設置される。
【0015】 仕切り壁は好ましくは以下のように音減衰器室に設置される。即ち仕切り壁は
、音減衰器室を第1の室部分と第2の室部分とに分割し、このとき第1の室部分
の長さl1が第2の室部分の長さl2よりも小さく又は大きくなる。典型的にはl 1 =(1/2)×l2又はl1=2×l2である。
【0016】 特別な場合には、音減衰器室を減衰要件及び減衰すべき周波数範囲に応じて、
数個の連続する仕切り壁によって流れ方向に分割して、数個の連続する部分を形
成することができる。
【0017】 流れ用パイプは、好ましくは第1の室部分内に突出するパイプ・セクションの
長さl3が流れ方向の第1の室部分の長さl1の半分に等しくなるように、仕切り
壁に設置される。同様に、第2の室部分に突出する流れ用パイプ・セクションの
長さl4は、流れ方向における第2の室部分の長さl2の半分に等しい。
【0018】 仕切り壁に設置される流れ用パイプの直径は、好ましくは供給開口及び/又は
吐出し開口の直径に等しい。このような場合には、各流れパイプの端と室の供給
開口及び吐出し開口との間にパーフォレーション付きのパイプ延長体を設置する
ことができ、これによって圧力損失を低減することができる。
【0019】 最も典型的には、本発明によるサイレンサーは細長の箱状構造体から構成され
、この箱状構造体は縦仕切り壁によって2個の細長の室部分に分割される。この
仕切り壁はその長手方向に、一列に並んだ2個以上の開口を有し、これらの開口
の各々には仕切り壁を貫通する1本の流れ用チャンネル又はパイプが設置される
。同様に、第1の長い外壁には、その外壁の長手方向に一列に並んだ2個以上の
供給開口が設けられ、また第2の長い外壁には、その外壁の長手方向に2個以上
の吐出し開口が設けられる。
【0020】 複数の供給開口及び複数の吐出し開口は、一直線状の列に互に隣接配置しても
よいし、好ましくはジグザグ・パターン状の列となるように多少互い違いに配置
してもよい。このジグザグ・パターン状の場合には、開口はより小さいスペース
内に設置することができるであろう。室部分同士を互に接続する複数の流れ用パ
イプは、好ましくは、上述の開口に対応して、一直線列状に又はジグザグ・パタ
ーン列状に設けられる。所望の場合には、数列の開口及び流れ用パイプを互に並
置してもよい。この種の箱状構造体は小型であり、例えば工業プラントの屋根に
鉛直方向又は水平方向に容易に設置することができる。
【0021】 サイレンサーは屋内又は屋外に設置することができる。サイレンサーの壁は必
要に応じてその内面及び/又は外面を例えば、鉱質綿や発泡プラスチックやポリ
エステル繊維やグラス・ファイバー絶縁材で絶縁してもよい。この断熱材はまた
防音材として機能する。サイレンサーの内部に設置された絶縁材は、吸収性消音
機能を果たす。
【0022】 本発明の第2の好適な実施形態によると、仕切り壁を貫通する1本以上の大径
の主パイプ又は主チャンネルが音減衰器室に設置され、上記パイプ又はチャンネ
ルは、パイプ又はチャンネル内の流れの方向と平行な1枚以上の壁によって、流
れ方向に2個以上の部分即ちセクションに分割される。上記セクションの各々は
、音減衰器室の第1の部分の空気空間と第2の部分の空気空間との間において、
別個の接続パイプを構成する。この場合、音減衰器室は好ましくは主パイプ又は
チャンネルにつき、1個の供給開口と1個の吐出し開口とを具備する。他方、所
望の場合には、パイプ・セクションの各々に対して、別々に1個の供給及び吐出
し開口を設けることもできる。
【0023】 所望の場合には、流れの方向に平行な1枚以上の付加仕切り壁によって、音減
衰器室本体を流れの方向に平行な2個以上の隣接する室部に分割することもでき
る。所望の場合には、流れの方向に平行でかつ互に垂直に設けられた2枚の付加
仕切り壁によって、音減衰器室を流れの方向に平行な4個の室部分に分割するこ
とができる。このように分割された音減衰器室は、好ましくは各室部分に横断仕
切り壁を備え、この横断仕切り壁は少なくとも1本の流れ用パイプ又はチャンネ
ルを備える。
【0024】 本発明による上述のサイレンサーは、ファンや真空ポンプや同類物によって発
生する低周波数ノイズを減衰する為に適するものである。尚、この低周波数ノイ
ズは製紙工場の排出空気チャンネルを通って出て来る。本発明による解決手段は
、大量の空気を吐出す排出空気チャンネルに使用することができ、この場合には
、排出空気チャンネルからの大量の空気流は、音減衰器室に入る前に、又は音減
衰器室入口において、数個の少量の空気流に分割される。他方、本発明によるサ
イレンサーは、数個の小排出空気チャンネルに使用される小型共同(ジョイント
)サイレンサーとして、使用することもできる。
【0025】 本発明は、以下の種々の利点を有する。即ち、 本発明による統合サイレンサー構造体が多くのスペースを必要とせず、か
つ全体として簡単な手段であり、かつ数個の別々のサイレンサーから成る従来の
サイレンサー「群」よりもコストの面でもっと安価である点と、 スペースをあまり必要としないサイレンサーは、従来のサイレンサーにと
っては小さ過ぎるようなスペースに設置することができる点と、 サイレンサーはまた、小さな空気流に分割可能な大量の空気流にも機能す
る点と、 サイレンサーがモジュール構造体として構成することができる点。
【0026】 流れの方向における本発明によるサイレンサーの長さと膨張比と流量はいずれ
も、大流量空気流がもっと大きくなる場合に対応してサイレンサーを拡大する時
に、変更する必要がないので、所望の減衰はもっと大きいサイレンサーでも達成
される。本発明による拡大されたサイレンサーは、減衰が従来のサイレンサーよ
りも大幅に効果的になる。尚、従来のサイレンサーの大きさは、大流量空気流の
更なる増大に対応する為に、全体が増大していた。
【0027】 本発明によるリアクティブ形サイレンサーはまた、付加的な消音の必要性を低
減する。高周波数ノイズの減衰の為に本発明によるサイレンサーの後に吸収性サ
イレンサーがしばしば必要となるが、この吸収性サイレンサーは、極めて小型の
もので足りる。場合によっては、このような吸収性サイレンサーは完全に省略す
ることもできる。こうして、更に大幅なコスト低減を達成することができる。
【0028】 本発明によるサイレンサーは同一のコストで従来の公知サイレンサーよりもも
っと効率的になるようにその寸法を選定することができるので、本発明を適用す
ることによって、もっと少ない周囲ノイズの対策にも開発を行うことが可能であ
る。
【0029】 本発明は、添付の図面を参照して以下に更に詳細に説明する。
【0030】 図1、図2及び図3は、本発明による典型的なリアクティブ形サイレンサーを
示し、このサイレンサーは音減衰器室10を有する。この室10内には仕切り壁
12が設置され、この仕切り壁12は室を、流れの方向に主として垂直方向に、
第1の室部分14と第2の室部分16とに分割する。この仕切り壁は、第1の室
部分の長さl1が第2の室部分16の長さl2のほぼ半分に等しくなるように、室
10を分割する。こうして、比(l1/l2)は1/2である。尚、このような室部
分の長さの比は、別の値であってもよく、例えば2/1又は1/3とすることもできる
【0031】 もし所望の場合には、仕切り壁は上述の代りに、図2に破線12′で示されか
つ本出願人の米国特許第5、285、026号に示されたように、傾斜位置に位
置してもよい。
【0032】 第1の室部分14には3個の供給開口18、18′、18″が設置され、これ
らの供給開口の各々は、機械室(machine room)からの夫々別個の小径の排出空
気用チャンネルに接続してもよいし、又は全て、1本の大径の分岐形排気チャン
ネル20に接続してもよい。この後者の場合には、各供給開口18、18′、1
8″は図3に破線で示したように、支管22、22′、22″の1本に接続され
る。
【0033】 第2の室部分16には、サイレンサーからの排出空気の為に3個の吐出し開口
24、24′、24″が、供給開口に対応して、設置されている。
【0034】 仕切り壁12には3本のパイプ26、26′、26″が設置され、これらのパ
イプは、仕切り壁を貫通すると共に、第1の室部分14の空気空間と第2の室部
分16の空気空間とを互に接続する。これらのパイプは、供給開口18、18′
、18″及び吐出し開口24、24′、24″と同軸、即ち同一中心である。パ
イプの両端は仕切り壁12からかなりの距離だけ、第1の室部分14内と第2の
室部分16内とに夫々突出している。図1、図2及び図3に示した例にあっては
、パイプは第1及び第2の室部分の両方にその中程まで突出している。この場合
には、第1の室部分14内に突出したパイプの部分28、28′、28″の長さ
は約(1/2)×l1であり、同様に、第2の室部分16内に突出した部分30、3
0′、30″の長さは約(1/2)×l2である。
【0035】 仕切り壁に設けられたパイプ26、26′、26″の横断面積の合計ΣA1
、流れの方向に垂直な音減衰器室の横断面積A2よりもかなり小さい。好ましく
はA1<(1/5)×A2である。
【0036】 パイプ26、26′、26″の直径は典型的には400〜630mmの範囲内で
ある。尚、非常に大径のチャンネル、例えば2000mmのチャンネルが、本発明
に従って、上述の630mmよりも大径である1000mmのチャンネル4本に分割
される場合に、明らかに或る利点が達成される。
【0037】 音減衰器室の第1の部分14内に突出したパイプ部分28、28′、28″と
供給開口18、18′、18″との間に、複数のアパーチャ又はパーフォレーシ
ョン付きのパイプ延長体を設置することができる。図4はこの種のパイプ延長体
32を示したもので、このパイプ延長体32は、第1の室部分14内に突出した
パイプ26の端28に延長部として設けられている。この延長体32は供給開口
18まで延在する。パイプ延長体は複数のアパーチャ34を有する。これに対応
して、吐出し開口24まで延在する延長体36が、第2の室部分16内に突出し
たパイプ26の端30に設けられ、この延長体は複数のアパーチャ38を有する
。パイプ延長体は、サイレンサーによって生ずる圧力損失を低減する。サイレン
サーによって生ずる圧力損失はファンの必要性を増大し、これにより騒音を増大
するので、上述の圧力損失の低減は有効である。
【0038】 図5及び図6は、図1及び図2に示したような本発明による第3のサイレンサ
ーを示す。これらの図5及び図6にあっても、図1、図2及び図3と同一の参照
数字が使用されている。図5及び図6に示された実施形態にあっては、パイプ2
6は、音減衰器室10の仕切り壁12に互に並置状態に2列に設置される。上方
の列及び下方の列のパイプは、互い違いのジクザグ・パターンとなるように仕切
り壁に設けられ、このような配置によって、パイプはその占有空間を、一直線上
に配置された場合よりも小さくすることができる。この実施形態の場合も、複数
のパイプの総横断面積ΣA1と室10の全体の横断面積A2との間の比を、充分な
減衰を達成するように、保つことが必要である。
【0039】 図7、図8及び図9は本発明による第4のサイレンサーを示したもので、この
サイレンサーは例えば製紙工場の屋根部に設置する為に適する。尚、これらの図
にあっても図1、図2及び図3と同一の参照数字が使用されている。図7は本発
明によるリアクティブ形サイレンサーを側面図で示すもので、製紙工場の排出空
気用チャンネル又はパイプ40、42が音減衰器室の供給開口18に接続され、
これらのチャンネル又はパイプは製紙工場からの排出空気を音減衰器室に排出す
る。図7はまた、排出チャンネル又はパイプ44、46と吸収性サイレンサー4
8、50とを示し、これらの排出チャンネル又はパイプ44、46は音減衰器室
の吐出し開口24に接続され、排出空気を外気に排出する。吸収性サイレンサー
48、50は上述の排出パイプ44、46に接続される。図7及び図8は、一つ
置きの排出パイプ44が隣接の排出パイプ46よりもサイレンサーの吐出し開口
24から更に遠方に突出している様子を示している。尚、これらのパイプ44、
46の突出は、パイプ44、46が上方向に曲がる前のものである。これにより
、パイプ間の、吸収性サイレンサー48、50用の空間は、パイプを互いに接近
配置した場合よりもより多く残存する。
【0040】 図7及び図9は、音減衰器室構造体の長い外壁15に設けられた供給開口18
に接続された空気排出システムのパイプ40、42が2列の互い違いのジクザグ
・パターン状に設けられている様子を示す。一つ置きのパイプ40は、高位置の
供給開口に接続され、一つ置きのパイプ46は低位置の供給開口に接続される。
同様に、図7は、室の他の長い壁17に設けられた吐出し開口も前述と同一の互
い違いのジクザグ・パターン状に設けられた様子を示す。一つ置きの排気パイプ
46は高位置の吐出し開口に接続され、一つ置きの排気パイプ44は低位置の吐
出し開口に接続される。これらの供給開口と吐出し開口は、互に対となって同軸
(同心)的に対向するように設けられる。各対の供給開口と吐出し開口との間に
は、例えば図3に示したように、流れ用パイプが音減衰器室内部の仕切り壁に同
軸状に設けられる。
【0041】 図10乃至図15は、本発明による互に多少異なった音減衰器室を示すが、こ
れらは、たった一つの供給開口とたった一つの吐出し開口とを有する。室はその
内部において、図1乃至図9に示した例のように、異なった複数の流路に分割さ
れる。尚、これらの図10乃至図15の参照数字は図1乃至図9と同一の参照数
字が使用される。
【0042】 図10及び図11は音減衰器室10を示し、この音減衰器室は仕切り壁12に
よって流れ方向に垂直な方向に2部分に分割される。こうして、形成された室1
0の両部分は、流れ方向に平行な2枚の付加仕切り壁52、54によって、流れ
方向に平行な4個の部分56、58、60、62に更に分割される。これらの部
分56〜60の各々には本発明に従って、パイプ26が仕切り壁に設置される。
このパイプ26は仕切り壁12によって分割された室部分の空気空間14、16
を互に接続する。音減衰器室の外観は円筒状である。4本のパイプ26を内蔵す
る図10及び図11に示されたサイレンサーは、仕切り壁52を設置しなかった
場合でさえも、1本のパイプを備えた従来のサイレンサーよりも、もっと効率的
である。
【0043】 図12及び図13は、図10及び図11に示した本発明による解決手段の変形
例を示す。この変形例にあっては、サイレンサーは流れの方向に垂直な横断面が
矩形である。本発明によると、仕切り壁12は流れの方向に垂直な方向にサイレ
ンサーに設置され、図10及び図11に示したように、2枚の付加仕切り壁52
、54が流れの方向に平行に設置され、これらの仕切り壁52、54は流れの方
向に平行な室を複数の部分に分割する。各部分には、仕切り壁12に1本のパイ
プ26が設けられる。各部分に複数本のパイプを設けてもよいことは言うまでも
ない。
【0044】 図14及び図15は本発明による更に別の音減衰器室10を示すものであり、
この音減衰器室10にあっては、大きな直径の単一の流れ用パイプ27が仕切り
壁12に設置される。この流れ用のパイプ27は、パイプ内に設けられた流れの
方向に平行な2枚の仕切り壁64、66によって、4個の部分68、70、72
、74に分割される。尚、これらの4個の部分は本発明による4個の別個の流れ
用パイプ26に対応する。仕切り壁64、66は、図15に破線で示したように
、パイプ27の壁を貫通して音減衰器室の壁に達するようにすることもできる。
従来の大きな管共鳴器を、例えば図14及び図15に示したように、小さな部分
に分割することも考えることができ、この場合にその音減衰効果は向上するであ
ろう。
【0045】 図14に示した場合にあっては、パイプを供給開口18及び吐出し開口24に
接続するパーフォレーション付きのパイプ延長体32、34も示されている。
【0046】 音減衰器室はまた、複数の仕切り壁によって、大きさの異なった部分に分割さ
れたものも考えることもできる。この場合には、異なった数の流れ用パイプ26
が異なった部分に設置されることが望ましい。
【0047】 本発明は上述の種々の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲によっ
て定められる保護の範囲内に広く適用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリアクフィブ形の音減衰器室を概略的に示した流れ方向に垂直な
横断面図。
【図2】 線AAに沿った図1の横断面図。
【図3】 線BBに沿った図2の横断面図。
【図4】 図2に示したような本発明による第2の音減衰器室を示す図。
【図5】 図1に示したような本発明による第3の音減衰器室を示す図。
【図6】 線AAに沿った図5の断面図。
【図7】 供給及び吐出しパイプを備えた本発明による第4の音減衰器室を示した概略側
面図。
【図8】 線AAにおいて上方から見た時の図7の音減衰器室を示した図。
【図9】 線BBにおいて側方から見た時の図7の音減衰器室を示した図。
【図10】 本発明による第5の音減衰器室を示した流れ方向の概略横断面図。
【図11】 線AAに沿った図10の横断面図。
【図12】 図10に示したような本発明による第6の音減衰器室を示す図。
【図13】 線AAに沿った図12の横断面図。
【図14】 図10に示したような本発明による第7の音減衰器室を示した図。
【図15】 線AAに沿った図14の横断面図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月3日(2000.10.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヘイッキラ、タウノ フィンランド エフアイエヌ−21420 リ エト ケーケー、マッニコンクヤ 7 Fターム(参考) 3G004 BA01 CA12 DA08 DA09 DA22 FA01 FA03 FA07 3H003 AA06 AC02 AD03 BA05 CD06 3H025 CA01 CB32 3L080 AD04 AE02 5D061 EE21 EE31 EE35

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業用の供給空気及び排出空気チャンネル又は類似分野に適用されるリアクテ
    ィブ形サイレンサーであって、上記サイレンサーは一つの音減衰器室(10)か
    ら構成され、上記音減衰器室には、 上記音減衰器室を第1及び第2の室部分(14、16)に分割する仕切り 壁(12)と、 上記第1の室部分(14)に設けられた供給開口(18)と、 上記第2の室部分(16)に設けられた吐出し開口(24)と、 上記仕切り壁を貫通し、上記両室部分を互に接続するパイプ(26)又は その同類物と、 が設置され、 上記パイプの横断面積(A1)が流れの方向に垂直な上記音減衰器室の横 断面(A2)よりもかなり小さい、 ようなリアクティブ形サイレンサーにおいて、 上記仕切り壁を貫通する2本以上のチャンネル、パイプ(26、26′、26
    ″)又は同類物が上記仕切り壁に設置され、上記パイプは上記第1の室部分(1
    4)を上記第2の室部分(16)に接続することを特徴とするリアクティブ形サ
    イレンサー。
  2. 【請求項2】 2本以上の供給開口(18、18′、18″)と2本以上の吐出し開口(24、
    24′、24″)が上記音減衰器室に設置されることを特徴とする請求項1に記
    載のサイレンサー。
  3. 【請求項3】 上記音減衰器室は、上記室部分(14、16)を互に接続する各パイプ(16)
    又は同類物に対して、1本の供給開口(18)と1本の吐出し開口(24)を備
    え、 上記複数の供給開口(18)と上記複数の吐出し開口(24)は上記パイプ(2
    6)又は同類物にほぼ同軸となるように設置される、ことを特徴とする請求項2
    に記載のサイレンサー。
  4. 【請求項4】 上記室部分を互に接続する上記パイプ(26)の直径(A1)は、上記同軸状に
    設けられた供給開口(18)及び/又は吐出し開口(24)の直径とほぼ等しい
    ことを特徴とする請求項3に記載のサイレンサー。
  5. 【請求項5】 上記音減衰器室(10)は細長の箱状構造体から構成され、 上記箱状構造体の第1の長い外壁(15)には、上記壁の長手方向に一列に並ん
    だ2個以上の供給開口が設けられ、 上記箱状構造体の第2の長い外壁(17)には、上記壁の長手方向に2個以上の
    吐出し開口が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載のサイレンサー。
  6. 【請求項6】 上記複数の供給開口(18、18′、18″)と上記複数の吐出し開口(24、
    24′、24″)は、ジクザグ・パターン状に互い違いに互に隣接して、上記夫
    々の外壁に設けられることを特徴とする請求項5に記載のサイレンサー。
  7. 【請求項7】 上記音減衰器室は細長の箱状構造体から構成され、上記箱状構造体は細長の仕切
    り壁(12)によって2個の細長の室部分(14、16)に分割され、 上記室部分を互に接続する上記複数のパイプ(26)は、一以上の高さ位置にお
    いて互に隣接するように上記室に設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載
    のサイレンサー。
  8. 【請求項8】 上記複数の室部分(14、16)を接続する上記パイプ(26)の第1の端(2
    8)には、第1の延長体(32)が設けられ、この第1の延長体には複数の空気
    孔(34)が穿設され、これらの空気孔は上記パイプの内部を上記パイプ延長体
    周囲の空間に接続することを特徴とする請求項1に記載のサイレンサー。
  9. 【請求項9】 上記複数の室部分(14、16)を接続する上記パイプ(26)の第2の端(
    30)には第2の延長体(36)が設けられ、上記第2の延長体には複数の空気
    孔(38)が穿設され、上記空気孔は上記パイプの内部を上記パイプ延長体周囲
    の空間に接続することを特徴とする請求項8に記載のサイレンサー。
  10. 【請求項10】 上記第1のパイプ延長体(32)は上記供給開口(18)まで延在し、上記第2
    のパイプ延長体(34)は上記吐出し開口(24)まで延在することを特徴とす
    る請求項8及び/又は9に記載のサイレンサー。
  11. 【請求項11】 上記音減衰器室の複数の壁は、その内側及び/又は外側において、鉱質綿、発泡
    プラスチック、ポリエステル繊維又はグラス・ファイバー絶縁材で絶縁されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のサイレンサー。
  12. 【請求項12】 上記仕切り壁(12)は上記音減衰器室を2個の部分に分割し、流れの方向にお
    ける第1の室部分(14)の長さ(l1)は流れの方向における第2の室部分(
    16)の長さ(l2)よりも小さい又は大きいことを特徴とする請求項1に記載
    のサイレンサー。
  13. 【請求項13】 上記第1の室部分の長さl1は上記第2の室部分の長さl2の約半分、即ち l1=1/2×l2であることを特徴とする請求項12に記載のサイレンサー。
  14. 【請求項14】 上記第1の室部分(14)内に突出する上記第1のパイプ部分(28)の長さl 3 は、流れの方向における上記第1の室部分の長さl1の半分に等しいことを特徴
    とする請求項1に記載のサイレンサー。
  15. 【請求項15】 上記第2の室部分(16)内に突出する上記第2のパイプ部分(30)の長さl 4 は、流れの方向における上記第2の室部分の長さl2の半分に等しいことを特徴
    とする請求項14に記載のサイレンサー。
  16. 【請求項16】 上記仕切り壁(12)に設けられた上記2本以上のパイプ又は同類物は、1本の
    主パイプ(27)又は他の相応のチャンネルから構成され、上記チャンネルは、
    流れの方向に平行な1枚以上の仕切り壁(64、66)によって、2個以上の部
    分(68、70、72、74)に分割されることを特徴とする請求項1に記載の
    サイレンサー。
  17. 【請求項17】 上記主パイプ(27)は、互に垂直な2枚の仕切り壁(64、66)によって、
    4個の部分(68、70、72、74)に分割されることを特徴とする請求項1
    6に記載のサイレンサー。
  18. 【請求項18】 上記音減衰器室(10)は、流れの方向に平行な1枚以上の仕切り壁(52)に
    よって、流れの方向に平行かつ互に隣接する2個以上の室部分(56、58、6
    0、62)に分割され、各隣接の室部分は、上記連続する第1及び第2の室部分
    を接続するパイプ(26)を備えることを特徴とする請求項1に記載のサイレン
    サー。
  19. 【請求項19】 上記音減衰器室は、流れの方向に平行かつ互にほぼ垂直に設けられた2枚の壁(
    52、54)によって、流れの方向に平行な数個の室部分に分割されることを特
    徴とする請求項18に記載のサイレンサー。
  20. 【請求項20】 低周波数ノイズを減衰する為に製紙工場の空気チャンネル、特に排出空気チャン
    ネルに請求項1乃至19に記載されたサイレンサーを使用する方法。
  21. 【請求項21】 種々の場所からの種々の空気チャンネルを通って来るノイズを減衰する為の請求
    項20に記載の使用方法。
  22. 【請求項22】 大径の空気チャンネル、特に排出空気チャンネルを通って来るノイズを減衰する
    為の請求項20に記載の使用方法。
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