JP3530821B2 - 工業空気チャンネル用のリアクティブ形サイレンサー及びその使用方法 - Google Patents

工業空気チャンネル用のリアクティブ形サイレンサー及びその使用方法

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JP3530821B2 JP2000572621A JP2000572621A JP3530821B2 JP 3530821 B2 JP3530821 B2 JP 3530821B2 JP 2000572621 A JP2000572621 A JP 2000572621A JP 2000572621 A JP2000572621 A JP 2000572621A JP 3530821 B2 JP3530821 B2 JP 3530821B2
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ヨキネン、ユハニ
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メッツォ ペーパー、インク.
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/48Suction apparatus

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の対象は、添付された独立形式の請
求項の前段部分に記載されたリアクティブ形(反応性)
サイレンサー(消音器)であり、特に製紙工場における
工業用の供給空気及び排出空気チャンネルに又は類似分
野で使用される。
【0002】種々の種類の工業用プラント、特に製紙工
場にあっては、ファンや真空ポンプはかなり大きな騒
音、即ちノイズの発生源であり、ノイズは空気チャンネ
ル又は同類物を介して周囲環境に拡散する。ファンは一
般に、必要とされる空気量及びシステムの圧力損失に基
づいて選択されるものであるので、ファンのノイズはあ
まり注意が払われない。従って、ノイズは、空気チャン
ネルに設置されるサイレンサーによって減衰されなけれ
ばならない。大きなプラントにあっては、ノイズのレベ
ルを非常に厳しい要求条件以下に低減する為に、非常に
大きなサイレンサー又は多数のサイレンサーを必要と
し、即ち多大な投資を必要とする。これは、サイレンサ
ーがまた、特に古いプラントには必ずしも存在しないよ
うな大きなスペースを占めることを意味する。
【0003】ファンから発生するノイズは広いスペクト
ルを有する。しかしながら、異なったタイプのサイレン
サーは特定のスペクトル領域のみで有効である。従来の
吸収性サイレンサーは、音エネルギーを多孔性の材料内
に吸収して熱に変換するものであり、高周波数において
最もよく機能する。この最大減衰は約1000Hzの周
波数において生ずる。200Hz未満の周波数の低ノイ
ズは、任意の合理的な大きさの吸収性サイレンサーによ
っては、ほとんど減衰されない。
【0004】低周波数を減衰する為にいわゆるリアクテ
ィブ形サイレンサーを使用することが公知であり、この
ようなリアクティブ形サイレンサーはその特有の幾何学
的な形状によって音減衰を行う。典型的なリアクティブ
形サイレンサー、いわゆる管共鳴器(レゾネーター)
は、空気チャンネルよりも大きい管状の室を具備し、こ
の管状の室の内部には、流れの方向を横切る仕切り壁と
この仕切り壁を貫通する狭い流れ用パイプとが配置され
る。
【0005】管共鳴器の音減衰効果は、空気流がその共
鳴器に流入すると、突然膨張した後に収縮し、これによ
って音エネルギーの一部を音源の方へ反射するという事
実に基づく。管共鳴器室は、その長さがその最大減衰周
波数を決定する。即ち、その室が長くなればなる程、減
衰周波数は低くなる。また、仕切り壁を貫通する流れ用
チャンネルの横断面積に対する室の横断面積の比は、減
衰のレベルを決定する。
【0006】管共鳴器の仕切り壁を貫通する流れ用パイ
プは、パーフォレーションが穿孔された延長部分を有す
る場合が多く、この延長部分はパイプ本体の端から共鳴
器の供給又は吐出し開口まで延在する。このようなパー
フォレーション付きのパイプ延長体は共鳴器の圧力損失
を低減する。本出願人の米国特許第5、285、026
号は、上述のタイプの管共鳴器を開示しており、この管
共鳴器は更に、仕切り壁がいわゆるゼロ減衰周波数(ze
ro attenuation frequency)を避ける為に斜めの位置に
設置されるという特長を有する。
【0007】ノイズ防止の観点からは、製紙工場に特に
厳しい条件が課されている。この製紙工場にあっては、
例えば抄紙機室内の換気や抄紙機の乾燥機部からの水分
除去や低圧を発生させるためには、ファンや真空ポンプ
によって大量の空気を吐出しなければならない。この場
合には、単一回の大量空気と多数回の少量空気との両方
が問題となる。
【0008】上述の管共鳴器は比較的小型なものでは効
率的に機能することが判明している。しかしながら、大
型の場合、例えばその直径が630mmを超える場合に
は、音波はその一部が共鳴器を減衰することなく通過し
てしまう。製紙工場では、空気排出チャンネルの直径は
2mに達することもある。この場合の音減衰の問題は、
空気流を数本の小径チャンネルに分割してその各小径チ
ャンネルにサイレンサーを設置することによって、解決
を図っていた。しかしながら、空気流を数本のチャンネ
ルに分割しかつ各チャンネルに別個のサイレンサーを使
用することは、かなりのコストの増大をもたらすと共
に、使用可能な空間が不足する為に、その実現が多くの
場合不可能である。
【0009】本発明の目的は、上述の問題に対する改良
をもたらすことである。
【0010】この目的は、特に大きな排出空気及び供給
空気用のチャンネルに対して使用に適したリアクティブ
形サイレンサーを提供することである。
【0011】本目的はまた、数本の小径の排出空気又は
供給空気用のチャンネルと関連して使用する為に適した
リアクティブ形サイレンサーを提供することである。
【0012】上述の目的を達成する為に、本発明による
リアクティブ形サイレンサーは、音減衰器室から構成さ
れ、この音減衰器室は仕切り壁とこの仕切り壁を貫通す
る流れ用パイプ又は同類物とを備え、その特徴とする点
は、添付の独立請求項の特徴部分に記載される事項であ
る。
【0013】工業用の空気チャンネル又は同類の分野に
使用できる本発明による典型的なリアクティブの音減衰
器室は、音減衰器室を第1及び第2の室部分に分割する
仕切り壁と、第1の室部分に設けられた供給開口と、第
2の室部分に設けられた吐出し開口と、第1及び第2の
室部分の空気空間を接続する為に仕切り壁に設置された
2本以上の流れ用チャンネル又はパイプと、を具備し、
上記複数のパイプ又はチャンネルの横断面積A1は音減
衰器室本体の横断面積A2よりもかなり小さい。好まし
くは、流れ用チャンネルの総横断面積ΣA1は、音減衰
器室の横断面積の1/5よりも小さい。即ちΣA1<(1/
5)×A2である。
【0014】本発明の第1の好適な実施形態によると、
2個以上の供給開口と2個以上の吐出し開口が音減衰器
室に設置される。この形態にあっては、音減衰器室は好
ましくは、仕切り壁に設けられた流れ用のチャンネルの
各々につき、1個の供給開口と1個の吐出し開口とを有
する。これらの供給開口と吐出し開口とは、好ましくは
互に同軸状に対向した対として設置される。各流れ用の
パイプ又はチャンネルは好ましくは一対の供給開口及び
吐出し開口の間に同軸状に設置される。
【0015】仕切り壁は好ましくは以下のように音減衰
器室に設置される。即ち仕切り壁は、音減衰器室を第1
の室部分と第2の室部分とに分割し、このとき第1の室
部分の長さl1が第2の室部分の長さl2よりも小さく又
は大きくなる。典型的にはl1=(1/2)×l2又はl1
2×l2である。
【0016】特別な場合には、音減衰器室を減衰要件及
び減衰すべき周波数範囲に応じて、数個の連続する仕切
り壁によって流れ方向に分割して、数個の連続する部分
を形成することができる。
【0017】流れ用パイプは、好ましくは第1の室部分
内に突出するパイプ・セクションの長さl3が流れ方向
の第1の室部分の長さl1の半分に等しくなるように、
仕切り壁に設置される。同様に、第2の室部分に突出す
る流れ用パイプ・セクションの長さl4は、流れ方向に
おける第2の室部分の長さl2の半分に等しい。
【0018】仕切り壁に設置される流れ用パイプの直径
は、好ましくは供給開口及び/又は吐出し開口の直径に
等しい。このような場合には、各流れパイプの端と室の
供給開口及び吐出し開口との間にパーフォレーション付
きのパイプ延長体を設置することができ、これによって
圧力損失を低減することができる。
【0019】最も典型的には、本発明によるサイレンサ
ーは細長の箱状構造体から構成され、この箱状構造体は
縦仕切り壁によって2個の細長の室部分に分割される。
この仕切り壁はその長手方向に、一列に並んだ2個以上
の開口を有し、これらの開口の各々には仕切り壁を貫通
する1本の流れ用チャンネル又はパイプが設置される。
同様に、第1の長い外壁には、その外壁の長手方向に一
列に並んだ2個以上の供給開口が設けられ、また第2の
長い外壁には、その外壁の長手方向に2個以上の吐出し
開口が設けられる。
【0020】複数の供給開口及び複数の吐出し開口は、
一直線状の列に互に隣接配置してもよいし、好ましくは
ジグザグ・パターン状の列となるように多少互い違いに
配置してもよい。このジグザグ・パターン状の場合に
は、開口はより小さいスペース内に設置することができ
るであろう。室部分同士を互に接続する複数の流れ用パ
イプは、好ましくは、上述の開口に対応して、一直線列
状に又はジグザグ・パターン列状に設けられる。所望の
場合には、数列の開口及び流れ用パイプを互に並置して
もよい。この種の箱状構造体は小型であり、例えば工業
プラントの屋根に鉛直方向又は水平方向に容易に設置す
ることができる。
【0021】サイレンサーは屋内又は屋外に設置するこ
とができる。サイレンサーの壁は必要に応じてその内面
及び/又は外面を例えば、鉱質綿や発泡プラスチックや
ポリエステル繊維やグラス・ファイバー絶縁材で絶縁し
てもよい。この断熱材はまた防音材として機能する。サ
イレンサーの内部に設置された絶縁材は、吸収性消音機
能を果たす。
【0022】本発明の第2の好適な実施形態によると、
仕切り壁を貫通する1本以上の大径の主パイプ又は主チ
ャンネルが音減衰器室に設置され、上記パイプ又はチャ
ンネルは、パイプ又はチャンネル内の流れの方向と平行
な1枚以上の壁によって、流れ方向に2個以上の部分即
ちセクションに分割される。上記セクションの各々は、
音減衰器室の第1の部分の空気空間と第2の部分の空気
空間との間において、別個の接続パイプを構成する。こ
の場合、音減衰器室は好ましくは主パイプ又はチャンネ
ルにつき、1個の供給開口と1個の吐出し開口とを具備
する。他方、所望の場合には、パイプ・セクションの各
々に対して、別々に1個の供給及び吐出し開口を設ける
こともできる。
【0023】所望の場合には、流れの方向に平行な1枚
以上の付加仕切り壁によって、音減衰器室本体を流れの
方向に平行な2個以上の隣接する室部に分割することも
できる。所望の場合には、流れの方向に平行でかつ互に
垂直に設けられた2枚の付加仕切り壁によって、音減衰
器室を流れの方向に平行な4個の室部分に分割すること
ができる。このように分割された音減衰器室は、好まし
くは各室部分に横断仕切り壁を備え、この横断仕切り壁
は少なくとも1本の流れ用パイプ又はチャンネルを備え
る。
【0024】本発明による上述のサイレンサーは、ファ
ンや真空ポンプや同類物によって発生する低周波数ノイ
ズを減衰する為に適するものである。尚、この低周波数
ノイズは製紙工場の排出空気チャンネルを通って出て来
る。本発明による解決手段は、大量の空気を吐出す排出
空気チャンネルに使用することができ、この場合には、
排出空気チャンネルからの大量の空気流は、音減衰器室
に入る前に、又は音減衰器室入口において、数個の少量
の空気流に分割される。他方、本発明によるサイレンサ
ーは、数個の小排出空気チャンネルに使用される小型共
同(ジョイント)サイレンサーとして、使用することも
できる。
【0025】本発明は、以下の種々の利点を有する。即
ち、本発明による統合サイレンサー構造体が多くのスペ
ースを必要とせず、かつ全体として簡単な手段であり、
かつ数個の別々のサイレンサーから成る従来のサイレン
サー「群」よりもコストの面でもっと安価である点と、
スペースをあまり必要としないサイレンサーは、従来の
サイレンサーにとっては小さ過ぎるようなスペースに設
置することができる点と、サイレンサーはまた、小さな
空気流に分割可能な大量の空気流にも機能する点と、サ
イレンサーがモジュール構造体として構成することがで
きる点。
【0026】流れの方向における本発明によるサイレン
サーの長さと膨張比と流量はいずれも、大流量空気流が
もっと大きくなる場合に対応してサイレンサーを拡大す
る時に、変更する必要がないので、所望の減衰はもっと
大きいサイレンサーでも達成される。本発明による拡大
されたサイレンサーは、減衰が従来のサイレンサーより
も大幅に効果的になる。尚、従来のサイレンサーの大き
さは、大流量空気流の更なる増大に対応する為に、全体
が増大していた。
【0027】本発明によるリアクティブ形サイレンサー
はまた、付加的な消音の必要性を低減する。高周波数ノ
イズの減衰の為に本発明によるサイレンサーの後に吸収
性サイレンサーがしばしば必要となるが、この吸収性サ
イレンサーは、極めて小型のもので足りる。場合によっ
ては、このような吸収性サイレンサーは完全に省略する
こともできる。こうして、更に大幅なコスト低減を達成
することができる。
【0028】本発明によるサイレンサーは同一のコスト
で従来の公知サイレンサーよりももっと効率的になるよ
うにその寸法を選定することができるので、本発明を適
用することによって、もっと少ない周囲ノイズの対策に
も開発を行うことが可能である。
【0029】本発明は、添付の図面を参照して以下に更
に詳細に説明する。
【0030】図1、図2及び図3は、本発明による典型
的なリアクティブ形サイレンサーを示し、このサイレン
サーは音減衰器室10を有する。この室10内には仕切
り壁12が設置され、この仕切り壁12は室を、流れの
方向に主として垂直方向に、第1の室部分14と第2の
室部分16とに分割する。この仕切り壁は、第1の室部
分の長さl1が第2の室部分16の長さl2のほぼ半分に
等しくなるように、室10を分割する。こうして、比
(l1/l2)は1/2である。尚、このような室部分の長
さの比は、別の値であってもよく、例えば2/1又は1/3と
することもできる。
【0031】もし所望の場合には、仕切り壁は上述の代
りに、図2に破線12′で示されかつ本出願人の米国特
許第5、285、026号に示されたように、傾斜位置
に位置してもよい。
【0032】第1の室部分14には3個の供給開口1
8、18′、18″が設置され、これらの供給開口の各
々は、機械室(machine room)からの夫々別個の小径の
排出空気用チャンネルに接続してもよいし、又は全て、
1本の大径の分岐形排気チャンネル20に接続してもよ
い。この後者の場合には、各供給開口18、18′、1
8″は図3に破線で示したように、支管22、22′、
22″の1本に接続される。
【0033】第2の室部分16には、サイレンサーから
の排出空気の為に3個の吐出し開口24、24′、2
4″が、供給開口に対応して、設置されている。
【0034】仕切り壁12には3本のパイプ26、2
6′、26″が設置され、これらのパイプは、仕切り壁
を貫通すると共に、第1の室部分14の空気空間と第2
の室部分16の空気空間とを互に接続する。これらのパ
イプは、供給開口18、18′、18″及び吐出し開口
24、24′、24″と同軸、即ち同一中心である。パ
イプの両端は仕切り壁12からかなりの距離だけ、第1
の室部分14内と第2の室部分16内とに夫々突出して
いる。図1、図2及び図3に示した例にあっては、パイ
プは第1及び第2の室部分の両方にその中程まで突出し
ている。この場合には、第1の室部分14内に突出した
パイプの部分28、28′、28″の長さは約(1/2)
×l1であり、同様に、第2の室部分16内に突出した
部分30、30′、30″の長さは約(1/2)×l2であ
る。
【0035】仕切り壁に設けられたパイプ26、2
6′、26″の横断面積の合計ΣA1は、流れの方向に
垂直な音減衰器室の横断面積A2よりもかなり小さい。
好ましくはA1<(1/5)×A2である。
【0036】パイプ26、26′、26″の直径は典型
的には400〜630mmの範囲内である。尚、非常に大
径のチャンネル、例えば2000mmのチャンネルが、本
発明に従って、上述の630mmよりも大径である100
0mmのチャンネル4本に分割される場合に、明らかに或
る利点が達成される。
【0037】音減衰器室の第1の部分14内に突出した
パイプ部分28、28′、28″と供給開口18、1
8′、18″との間に、複数のアパーチャ又はパーフォ
レーション付きのパイプ延長体を設置することができ
る。図4はこの種のパイプ延長体32を示したもので、
このパイプ延長体32は、第1の室部分14内に突出し
たパイプ26の端28に延長部として設けられている。
この延長体32は供給開口18まで延在する。パイプ延
長体は複数のアパーチャ34を有する。これに対応し
て、吐出し開口24まで延在する延長体36が、第2の
室部分16内に突出したパイプ26の端30に設けら
れ、この延長体は複数のアパーチャ38を有する。パイ
プ延長体は、サイレンサーによって生ずる圧力損失を低
減する。サイレンサーによって生ずる圧力損失はファン
の必要性を増大し、これにより騒音を増大するので、上
述の圧力損失の低減は有効である。
【0038】図5及び図6は、図1及び図2に示したよ
うな本発明による第3のサイレンサーを示す。これらの
図5及び図6にあっても、図1、図2及び図3と同一の
参照数字が使用されている。図5及び図6に示された実
施形態にあっては、パイプ26は、音減衰器室10の仕
切り壁12に互に並置状態に2列に設置される。上方の
列及び下方の列のパイプは、互い違いのジクザグ・パタ
ーンとなるように仕切り壁に設けられ、このような配置
によって、パイプはその占有空間を、一直線上に配置さ
れた場合よりも小さくすることができる。この実施形態
の場合も、複数のパイプの総横断面積ΣA1と室10の
全体の横断面積A2との間の比を、充分な減衰を達成す
るように、保つことが必要である。
【0039】図7、図8及び図9は本発明による第4の
サイレンサーを示したもので、このサイレンサーは例え
ば製紙工場の屋根部に設置する為に適する。尚、これら
の図にあっても図1、図2及び図3と同一の参照数字が
使用されている。図7は本発明によるリアクティブ形サ
イレンサーを側面図で示すもので、製紙工場の排出空気
用チャンネル又はパイプ40、42が音減衰器室の供給
開口18に接続され、これらのチャンネル又はパイプは
製紙工場からの排出空気を音減衰器室に排出する。図7
はまた、排出チャンネル又はパイプ44、46と吸収性
サイレンサー48、50とを示し、これらの排出チャン
ネル又はパイプ44、46は音減衰器室の吐出し開口2
4に接続され、排出空気を外気に排出する。吸収性サイ
レンサー48、50は上述の排出パイプ44、46に接
続される。図7及び図8は、一つ置きの排出パイプ44
が隣接の排出パイプ46よりもサイレンサーの吐出し開
口24から更に遠方に突出している様子を示している。
尚、これらのパイプ44、46の突出は、パイプ44、
46が上方向に曲がる前のものである。これにより、パ
イプ間の、吸収性サイレンサー48、50用の空間は、
パイプを互いに接近配置した場合よりもより多く残存す
る。
【0040】図7及び図9は、音減衰器室構造体の長い
外壁15に設けられた供給開口18に接続された空気排
出システムのパイプ40、42が2列の互い違いのジク
ザグ・パターン状に設けられている様子を示す。一つ置
きのパイプ40は、高位置の供給開口に接続され、一つ
置きのパイプ46は低位置の供給開口に接続される。同
様に、図7は、室の他の長い壁17に設けられた吐出し
開口も前述と同一の互い違いのジクザグ・パターン状に
設けられた様子を示す。一つ置きの排気パイプ46は高
位置の吐出し開口に接続され、一つ置きの排気パイプ4
4は低位置の吐出し開口に接続される。これらの供給開
口と吐出し開口は、互に対となって同軸(同心)的に対
向するように設けられる。各対の供給開口と吐出し開口
との間には、例えば図3に示したように、流れ用パイプ
が音減衰器室内部の仕切り壁に同軸状に設けられる。
【0041】図10乃至図15は、本発明による互に多
少異なった音減衰器室を示すが、これらは、たった一つ
の供給開口とたった一つの吐出し開口とを有する。室は
その内部において、図1乃至図9に示した例のように、
異なった複数の流路に分割される。尚、これらの図10
乃至図15の参照数字は図1乃至図9と同一の参照数字
が使用される。
【0042】図10及び図11は音減衰器室10を示
し、この音減衰器室は仕切り壁12によって流れ方向に
垂直な方向に2部分に分割される。こうして、形成され
た室10の両部分は、流れ方向に平行な2枚の付加仕切
り壁52、54によって、流れ方向に平行な4個の部分
56、58、60、62に更に分割される。これらの部
分56〜60の各々には本発明に従って、パイプ26が
仕切り壁に設置される。このパイプ26は仕切り壁12
によって分割された室部分の空気空間14、16を互に
接続する。音減衰器室の外観は円筒状である。4本のパ
イプ26を内蔵する図10及び図11に示されたサイレ
ンサーは、仕切り壁52を設置しなかった場合でさえ
も、1本のパイプを備えた従来のサイレンサーよりも、
もっと効率的である。
【0043】図12及び図13は、図10及び図11に
示した本発明による解決手段の変形例を示す。この変形
例にあっては、サイレンサーは流れの方向に垂直な横断
面が矩形である。本発明によると、仕切り壁12は流れ
の方向に垂直な方向にサイレンサーに設置され、図10
及び図11に示したように、2枚の付加仕切り壁52、
54が流れの方向に平行に設置され、これらの仕切り壁
52、54は流れの方向に平行な室を複数の部分に分割
する。各部分には、仕切り壁12に1本のパイプ26が
設けられる。各部分に複数本のパイプを設けてもよいこ
とは言うまでもない。
【0044】図14及び図15は本発明による更に別の
音減衰器室10を示すものであり、この音減衰器室10
にあっては、大きな直径の単一の流れ用パイプ27が仕
切り壁12に設置される。この流れ用のパイプ27は、
パイプ内に設けられた流れの方向に平行な2枚の仕切り
壁64、66によって、4個の部分68、70、72、
74に分割される。尚、これらの4個の部分は本発明に
よる4個の別個の流れ用パイプ26に対応する。仕切り
壁64、66は、図15に破線で示したように、パイプ
27の壁を貫通して音減衰器室の壁に達するようにする
こともできる。従来の大きな管共鳴器を、例えば図14
及び図15に示したように、小さな部分に分割すること
も考えることができ、この場合にその音減衰効果は向上
するであろう。
【0045】図14に示した場合にあっては、パイプを
供給開口18及び吐出し開口24に接続するパーフォレ
ーション付きのパイプ延長体32、34も示されてい
る。
【0046】音減衰器室はまた、複数の仕切り壁によっ
て、大きさの異なった部分に分割されたものも考えるこ
ともできる。この場合には、異なった数の流れ用パイプ
26が異なった部分に設置されることが望ましい。
【0047】本発明は上述の種々の実施形態に限定され
るものではなく、請求の範囲によって定められる保護の
範囲内に広く適用可能なものである。 [図面の簡単な説明]
【図1】本発明によるリアクフィブ形の音減衰器室を概
略的に示した流れ方向に垂直な横断面図。
【図2】線AAに沿った図1の横断面図。
【図3】線BBに沿った図2の横断面図。
【図4】図2に示したような本発明による第2の音減衰
器室を示す図。
【図5】図1に示したような本発明による第3の音減衰
器室を示す図。
【図6】線AAに沿った図5の断面図。
【図7】供給及び吐出しパイプを備えた本発明による第
4の音減衰器室を示した概略側面図。
【図8】線AAにおいて上方から見た時の図7の音減衰
器室を示した図。
【図9】線BBにおいて側方から見た時の図7の音減衰
器室を示した図。
【図10】本発明による第5の音減衰器室を示した流れ
方向の概略横断面図。
【図11】線AAに沿った図10の横断面図。
【図12】図10に示したような本発明による第6の音
減衰器室を示す図。
【図13】線AAに沿った図12の横断面図。
【図14】図10に示したような本発明による第7の音
減衰器室を示した図。
【図15】線AAに沿った図14の横断面図。
フロントページの続き (72)発明者 ヨキネン、ユハニ フィンランド エフアイエヌ−21250 マスク、タルヴィキンティエ 1 (72)発明者 ヘイッキラ、タウノ フィンランド エフアイエヌ−21420 リエト ケーケー、マッニコンクヤ 7 (56)参考文献 実開 平3−78919(JP,U) 実公 昭57−30401(JP,Y1) 米国特許5285026(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/16 F01N 1/06 F04B 39/00 101 F16L 55/04 F24F 13/02

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給空気及び排出空気チャンネルに用いら
    れるリアクティブ形サイレンサーであって、上記サイレ
    ンサーは一つの音減衰器室(10)から構成され、上記
    音減衰器室には、 上記音減衰器室を第1及び第2の室部分(14、16)
    に分割する仕切り壁(12)と、 上記第1の室部分(14)に設けられた供給開口(1
    8)と、 上記第2の室部分(16)に設けられた吐出し開口(2
    4)と、 上記仕切り壁を貫通し、上記両室部分を互に接続するパ
    イプ(26)と、が設置され、 上記パイプの横断面積(A1)が流れの方向に垂直な上
    記音減衰器室の横断面積(A2)よりもかなり小さいよ
    うなリアクティブ形サイレンサーにおいて、 上記仕切り壁を貫通する2個以上のチャンネル又は2個
    以上のパイプ(26、26′、26″)が上記仕切り壁
    に設置され、上記2個以上のパイプは上記第1の室部分
    (14)を上記第2の室部分(16)に接続し、 上記音減衰器室は、上記室部分(14、16)を互に接
    続する上記2個以上のパイプ(26、26’、26”)
    のそれぞれに供給開口(18)と吐出し開口(24)と
    1 個づつ備え上記2個以上の 供給開口(18、18′、18″)
    記2個以上の吐出し開口(24、24′、24″)は、
    上記2個以上のパイプ(26、26′、26″)とそれ
    ぞれほぼ同軸となるように設けられることを特徴とする
    サイレンサー。
  2. 【請求項2】上記室部分を互に接続する上記パイプ(2
    、26’、26”)の直径(A1)は、上記同軸状に
    設けられた上記供給開口(18、18’、18”)及び
    /又は上記吐出し開口(24、24’、24”)の直径
    とほぼ等しいことを特徴とする請求項に記載のサイレ
    ンサー。
  3. 【請求項3】上記音減衰器室(10)は細長の箱状構造
    体から構成され、 上記箱状構造体の第1の長い外壁(15)には、上記壁
    の長手方向に一列に並んだ上記2個以上の供給開口が設
    けられ、 上記箱状構造体の第2の長い外壁(17)には、上記壁
    の長手方向に上記2個以上の吐出し開口が設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載のサイレンサー。
  4. 【請求項4】上記2個以上の供給開口(18、18′、
    18″)と上記2個以上の吐出し開口(24、24′、
    24″)は、ジクザグ・パターン状に互い違いに互に隣
    接して、上記夫々の外壁に設けられることを特徴とする
    請求項に記載のサイレンサー。
  5. 【請求項5】上記音減衰器室は細長の箱状構造体から構
    成され、上記箱状構造体は細長の仕切り壁(12)によ
    って2個の細長の室部分(14、16)に分割され、 上記室部分を互に接続する上記2個以上のパイプ(2
    6、26’、26”)は、一以上の高さ位置において互
    に隣接するように上記室に設けられる、ことを特徴とす
    る請求項に記載のサイレンサー。
  6. 【請求項6】上記室部分(14、16)を接続する上記
    2個以上のパイプ(26、26’、26”)の第1の端
    (28)には、第1の延長体(32)が設けられ、この
    第1の延長体には複数の空気孔(34)が穿設され、こ
    れらの空気孔は上記2個以上のパイプの内部を上記2個
    以上のパイプ延長体周囲の空間に接続することを特徴と
    する請求項1に記載のサイレンサー。
  7. 【請求項7】上記室部分(14、16)を接続する上記
    2個以上のパイプ(26、26’、26”)の第2の端
    (30)には第2の延長体(36)が設けられ、上記第
    2の延長体には複数の空気孔(38)が穿設され、上記
    空気孔は上記2個以上のパイプの内部を上記2個以上の
    パイプ延長体周囲の空間に接続することを特徴とする請
    求項に記載のサイレンサー。
  8. 【請求項8】上記第1のパイプ延長体(32)は上記
    個以上の供給開口(18、18’、18”)まで延在
    し、上記第2のパイプ延長体(34)は上記2個以上の
    吐出し開口(24、24’、24”)まで延在すること
    を特徴とする請求項又はに記載のサイレンサー。
  9. 【請求項9】上記仕切り壁(12)は上記音減衰器室を
    2個の部分に分割し、流れの方向における第1の室部分
    (14)の長さ(l1)は流れの方向における第2の室
    部分(16)の長さ(l2)よりも小さい又は大きいこ
    とを特徴とする請求項1に記載のサイレンサー。
  10. 【請求項10】上記第1の室部分の長さl1は上記第2
    の室部分の長さl2の約半分、即ちl1=1/2×l2である
    ことを特徴とする請求項に記載のサイレンサー。
  11. 【請求項11】上記第1の室部分(14)内に突出する
    上記第1のパイプ部分(28)の長さl3は、流れの方
    向における上記第1の室部分の長さl1の半分に等しい
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイレンサー。
  12. 【請求項12】上記第2の室部分(16)内に突出する
    上記第2のパイプ部分(30)の長さl4は、流れの方
    向における上記第2の室部分の長さl2の半分に等しい
    ことを特徴とする請求項11に記載のサイレンサー。
  13. 【請求項13】供給空気及び排出空気チャンネルに用い
    られるリアクティブ形サイレンサーであって、上記サイ
    レンサーは一つの音減衰器室(10)から構成され、上
    記音減衰器室には、 上記音減衰器室を第1及び第2の室部分(14、16)
    に分割する仕切り壁(12)と、 上記第1の室部分(14)に設けられた供給開口(1
    8)と、 上記第2の室部分(16)に設けられた吐出し開口(2
    4)と、 上記仕切り壁を貫通し、上記両室部分を互に接続する主
    パイプ(27)と、が設置され、 上記音減衰器室は、1個の供給開口(18)と1個の吐
    出し開口(24)とを備え、 上記主パイプ(27)は 、流れの方向に平行な1枚以上
    の仕切り壁(64、66)によって、2個以上の部分
    (68、70、72、74)に分割され、上記2個以上の部分のそれぞれの横断面積(A 1 )が流
    れの方向に垂直な上記音減衰器室の横断面積(A 2 )よ
    りもかなり小さい ことを特徴とするサイレンサー。
  14. 【請求項14】上記主パイプ(27)は、互に垂直な2
    枚の仕切り壁(64、66)によって、4個の部分(6
    8、70、72、74)に分割されることを特徴とする
    請求項13に記載のサイレンサー。
  15. 【請求項15】上記室部分(14、16)を接続する上
    記主パイプ(27)の第1の端には、第1の延長体(3
    2)が設けられ、この第1の延長体には複数の空気孔が
    穿設され、これらの空気孔は上記主パイプの内部を上記
    主パイプの周囲の空間に接続することを特徴とする請求
    項13に記載のサイレンサー。
  16. 【請求項16】上記室部分(14、16)を接続する上
    記主パイプの第2の端には第2の延長体(34)が設け
    られ、上記第2の延長体には複数の空気孔が穿設され、
    上記空気孔は上記主パイプの内部を上記主パイプの周囲
    の空間に接続することを特徴とする請求項13に記載の
    サイレンサー。
  17. 【請求項17】上記第1のパイプ延長体(32)は上記
    供給開口(18)まで延在し、上記第2のパイプ延長体
    (34)は上記吐出し開口(24)まで延在することを
    特徴とする請求項15又は16に記載のサイレンサー。
  18. 【請求項18】供給空気及び排出空気チャンネルに用い
    られるリアクティブ形サイレンサーであって、上記サイ
    レンサーは一つの音減衰器室(10)から構成され、上
    記音減衰器室には、 上記音減衰器室を第1及び第2の室部分(14、16)
    に分割する仕切り壁(12)と、上記第1の室部分(1
    4)に設けられた供給開口(18)と、 上記第2の室部分(16)に設けられた吐出し開口(2
    4)と、 上記仕切り壁を貫通し、上記両室部分を互に接続するパ
    イプ(26)と、が設置され、上記パイプの横断面積
    (A1)が流れの方向に垂直な上記音減衰器室の横断面
    積(A2)よりもかなり小さいようなリアクティブ形サ
    イレンサーにおいて、 上記音減衰器室は、1個の供給開口(18)と1個の吐
    出し開口(24)とを備え、 上記音減衰器室(10)は、流れの方向に平行な1枚以
    上の仕切り壁(52)によって、流れの方向に平行かつ
    互に隣接する2個以上の室部分(56、58、60、6
    2)に分割され、各隣接の室部分は、上記連続する第1
    及び第2の室部分を接続する上記パイプ(26)を備え
    ることを特徴とするサイレンサー。
  19. 【請求項19】上記音減衰器室は、流れの方向に平行か
    つ互にほぼ垂直に設けられた2枚の壁(52、54)に
    よって、流れの方向に平行な数個の室部分に分割される
    ことを特徴とする請求項18に記載のサイレンサー。
  20. 【請求項20】上記音減衰器室の複数の壁は、その内側
    及び/又は外側において、鉱質綿、発泡プラスチック、
    ポリエステル繊維又はグラス・ファイバー絶縁材で絶縁
    されることを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに
    記載のサイレンサー。
  21. 【請求項21】請求項1乃至20のいずれかに記載のサ
    イレンサーにより、製紙工場の空気チャンネルの低周波
    数ノイズを減衰する方法。
  22. 【請求項22】請求項21に記載の方法により、種々の
    場所からの種々の空気チャンネルを通って来るノイズを
    減衰する方法。
  23. 【請求項23】請求項21に記載の方法により、大径の
    空気チャンネルを通って来るノイズを減衰する方法。
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