JP2002525023A - ヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジ - Google Patents

ヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジ

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JP2002525023A JP52348796A JP52348796A JP2002525023A JP 2002525023 A JP2002525023 A JP 2002525023A JP 52348796 A JP52348796 A JP 52348796A JP 52348796 A JP52348796 A JP 52348796A JP 2002525023 A JP2002525023 A JP 2002525023A
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    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1664Instruments for inserting intraocular lenses into the eye for manual insertion during surgery, e.g. forceps-like instruments

Abstract

(57)【要約】 外科的挿入器具と共に用いられるヒンジなしの眼内レンズマイクロカートリッジである。ヒンジなしのマイクロカートリッジはレンズ収容部とノズル部との間に延在する移行部を備える固定的形態を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 本出願は現在放棄された1992年9月30日付米国特許出願第07/953 ,251号の一部継続出願である。 発明の分野 この発明は、変形自在な眼内レンズを眼内に植え込むために外科器具と伴に用 いられるヒンジなしの形式の眼内レンズマイクロカートリッジに関する。 発明の背景 眼内レンズは各種の白内障切除術後のヒト水晶体レンズの代用として広く受け 入れられている。ヒト水晶体レンズは一般に約5ミリメートルの厚みを有し約9 ミリメートルの直径を有する透明な構造体であると認識されている。水晶体は毛 様体へ水晶体を結合している層間線維により虹彩の後方に吊り下げられている。 水晶体嚢胞が水晶体をくるみ、嚢胞の前方は前眼房として共通に周知で、また後 方部分は後眼房として共通に周知である。 水晶体を眼球から除去して人工水晶体インプラントで置換するような白内障除 去のための数多くの術式が開発されている。摘除術式は一般に眼房内(水晶体が 水晶体嚢胞といっしょに切除される)および眼房外(前眼房を水晶体とともに除 去し、後眼房はそのまま残す)に分類することができる。 リドリーが1949年に最初の人工水晶体を植え込みして以来、白内障摘出お よび水晶体植え込みに関連した問題は眼科医から大きな注目をもって受け止めら れてきた。各種の人工水晶体が考案されており、患者の不快感を低減し術後合併 症を減少することを標榜する適切な術式が開発されてきた。この関連においてN .JaffeらのPseudophakos(偽水晶体);"History of Intraocular Implants"( 眼内インプラントの歴史)by D.P.Choyce(Annals of Ophthalmology1973 年10月);、1981年2月24日付Anisに発行された米国特許第4,251 ,887号;1977年11月8日付Kelmanに発行された米国特許第4,092 ,743号;1982年4月23日米国眼内インプラント学会シンポジウム発表 のCharles Berkert,M.D.による"Comparison of Flexible Posterior Chamber Implants"(柔軟な後眼房インプラントの比較);および"the Simcoe Posterior Lens"(Cilco,Inc.1980)(Simcoe後眼房レンズ);1986年3月4日付Mazz occoに発行された米国特許第4,573,998号および1982年7月22日 付の"Improved Fixation System for Intraocular Lens Structures"(眼内レン ズ構造の固定システムの改良)と題する米国特許出願第400,665号;19 87年10月27日付Mazzoccoに発行された米国特許第4,702,244号; さらに1987年12月29日付Mazzocco et al.に発行の米国特許第4,71 5,373号を参照し、これらの開示は本明細書の一部を構成する。 本発明の状況において特に注目されるのは米国特許第4,002,169号な らびに米国特許第3,996,935号に開示されている白内障摘除のための眼 球組織への比較的小さい切開を必要とする外科処置技術の開発である。光学的用 途に好適なガラスまたはプラスチック等の堅い材料から一般に作成される光学領 域部分を含む眼内レンズ構造を多数の当業者が開示している。 しかし、従来の堅い眼内レンズの大きな欠点の1つはレンズの植え込みに眼球 組織の大きな切開を必要とすることである。この種の術式では、特に合併症併発 率が比較的高くなる欠点がある。たとえば、堅いレンズ構造の植え込みに伴う重 大な危険として、感染の危険性の増大、網膜剥離、また眼球組織の特に眼瞼の断 裂がある。 したがって比較的小さい切開創技術を使用する臨床的利点が実現でき、安全か つ一層便利な術式を提供する変形自在な眼内レンズ構造の植え込みのための手術 器具の大きな必要性が当業者に認識されてきた。特に、変形自在な眼内レンズな らびに植え込みの方法および装置の分野の当業者は、植え込み中または植え込み 後に眼球組織内に作られる切開創を拡大する必要がないが眼内レンズをストレス のかかった状態で所定の断面積に変形させ、眼球内で操作することなく、植え込 み前にレンズを眼外科医が検査することのできる手術器具の顕著な必要性を認識 している。本発明はこれらの必要性を満たすものである。 本発明は前述の特許の方法ならびに装置、特に米国特許第4,573,998 号の方法ならびに米国特許第4,702,244号の装置を改良することにより なされた。 発明の要約 本発明の目的は、改良された眼内レンズマイクロカートリッジを提供すること にある。 本発明の他の目的は、変形自在な眼内レンズを、眼細胞に作られた比較的小さ な切開創を通して眼内に植え込むために、外科器具と伴に用いられる眼内レンズ マイクロカートリッジを提供することにあり、前記レンズマイクロカートリッジ は、変形自在な眼内レンズを収容かつ保持するレンズ収容部を有するレンズ保持 部と、前記レンズ保持部に接続されそれから延在するノズル部とを備え、前記レ ンズ保持部および前記ノズル部はそれらを通して延在する連続した通路を有して いる。 本発明のさらなる目的は、ヒンジなしの構造の眼内レンズマイクロカートリッ ジを提供することにある。 本発明のさらなる目的は、ノズル部に対して固定されたレンズ収容部を有する 眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明のさらなる他の目的は、楕円形のバレル形態を有するレンズ収容部を備 えた眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明の他の目的は、長手方向スロットが設けられ、このスロットを通して変 形自在な眼内レンズの装填を許すレンズ収容部を有する眼内レンズマイクロカー トリッジを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、長手方向スロットが設けられ、かつ、レンズ保持 部の端部まで延在し、このスロットを通して変形自在な眼内レンズの装填を許す レンズ収容部を有する眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明のさらにまた他の目的は、長手方向スロットが設けられ、かつ、丸味を 帯びた端部からレンズ保持部の端部まで延在し、このスロットを通して変形自在 な眼内レンズの装填を許すレンズ収容部を有する眼内レンズマイクロカートリッ ジを提供することにある。 本発明の他のさらなる目的は、レンズ収容部とノズル部との間に位置され、楕 円形バレルを備える移行部を含むレンズ保持部を備える眼内レンズマイクロカー トリッジを提供することにある。 本発明の他の目的は、レンズ収容部とノズル部との間に位置され、レンズ収容 部の寸法からノズル部の寸法へ先細りの内方に先細となる側壁により形成された 楕円形バレルを備える移行部を含むレンズ保持部を備える眼内レンズマイクロカ ートリッジを提供することにある。 本発明のさらなる目的は、楕円形バレルが設けられたレンズ収容部と、内方に 先細となる側部を備える楕円形のバレルが設けられた移行部と、マイクロカート リッジを貫通する連続した通路を形成する内方に先細となる円錐状の通路が設け られたノズル部とを備える眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにあ る。 本発明のさらなる他の目的は、円錐形の内側側壁、ほぼ平坦な底壁、および、 レンズ収容部からノズル部に延在するにつれ目立たなくなるように先細となり下 向きに延在する突起を有する頂壁により画成されている移行部の楕円形バレルを 備える眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明のさらなる他の目的は、円錐形の内側側壁、ほぼ平坦な底壁、および、 レンズ収容部からノズル部に延在するにつれ目立たなくなるように先細となり下 向きに延在する突起を有する頂壁により画成されている移行部の楕円形バレルを 備え、内側の頂壁が内側の底壁にほぼ平行である眼内レンズマイクロカートリッ ジを提供することにある。 本発明の他の目的は、ノズル部への入口の断面寸法に対して、より大きな断面 寸法を有している収容部の楕円形バレルを有する眼内レンズマイクロカートリッ ジを提供することにある。 本発明のさらなる目的は、変形自在な眼内レンズを、眼細胞に作られた比較的 小さな切開創を通して眼内に植え込むために、外科器具と伴に用いられる眼内レ ンズマイクロカートリッジを提供することにあり、前記レンズマイクロカートリ ッジは、変形自在な眼内レンズを収容かつ保持するレンズ収容部を有するレンズ 保持部と、前記レンズ保持部に接続されそれから延在し先細りの形状を有するノ ズル部とを備え、前記レンズ保持部および前記ノズル部はそれらを通して延在す る連続した通路を有している。 本発明のまたさらなる目的は、レンズ保持部からノズル部の自由端まで下向き に先細であるノズル部の外側の壁を有する眼内レンズマイクロカートリッジを提 供することにある。 本発明の他のさらなる目的は、ノズル部の自由端に向かう方向で共に先細であ り、レンズ保持部からノズル部の自由端までより薄い先細の壁厚をもたらしてい るノズル部の内側の壁および外側の壁を有する眼内レンズマイクロカートリッジ を提供することにある。 本発明の他の目的は、レンズマイクロカートリッジを変形自在な眼内レンズの 植え込み装置に整列するための、レンズマイクロカートリッジの延長部を有する 眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明のさらなる目的は、レンズマイクロカートリッジを変形自在な眼内レン ズの植え込み装置に整列するための、レンズマイクロカートリッジの延長部を有 し、この延長部はレンズ保持部から上向きに突出している眼内レンズマイクロカ ートリッジを提供することにある。 本発明のまたさらなる目的は、変形自在な眼内レンズを、眼細胞に作られた比 較的小さな切開創を通して眼内に植え込むために、外科器具と伴に用いられるレ ンズマイクロカートリッジであって、長手方向スロットを有する筒で形成され、 変形自在な眼内レンズを収容かつ保持するレンズ収容部を有するレンズ保持部で あって、前記レンズ収容部から延びる内方に先細の内壁により形成される移行部 を有するレンズ保持部と、前記レンズ保持部の前記移行部に接続されそれから延 在するノズル部とを備え、前記レンズ保持部および前記ノズル部はそれらを通し て延在する連続した通路を有し、レンズマイクロカートリッジを変形自在な眼内 レンズの植え込み装置に整列するための、前記レンズ保持部の延長部を備えてい る眼内レンズマイクロカートリッジを提供することにある。 本発明は眼内レンズを眼内に植え込むための方法および装置を指向する。特に 、本発明はヒンジなし形式の眼内レンズマイクロカートリッジを指向している。 本発明による外科的装置は、レンズ保持器とレンズ保持器またはレンズマイク ロカートリッジとの組合せを含んでいる。好ましいレンズマイクロカートリッジ は、レンズ収容器および植え込みノズルの組合せを備える。一つの好ましい実施 例は、延長部を備える可動のチューブ部にヒンジで接続される延長部を備える固 定のチューブ部を有する分割されたチューブ部材により形成されている。この形 態では変形自在な眼内レンズを受け入れるためにマイクロカートリッジが開かれ 、レンズを通路内に収縮するために閉じられる。分割されたチューブ部はノズル に接続され、ノズルはチューブ部材およびノズルを貫通する連続した通路を備え ている。 他の好ましい実施例はヒンジなしの形式のマイクロカートリッジであり、外科 的植え込み装置の収容部(受け)内に設置される前に、レンズがこれに注意深く 装填される。 レンズ保持器は、レンズをレンズ保持器から眼内に駆動ないしは操作する手段 を有する保持器(すなわち、外科的植え込み装置)内に挿入される。好ましい実 施例では、保持器には保持器から眼内にレンズを駆動するプランジャが設けられ ている。さらに、保持器は、ヒンジ付またはヒンジなしのノズルを有するマイク ロカートリッジを収容するよう形状付けられている。 好適な保持器はマイクロカートリッジが保持器内で回転するのを防止するため の手段と、プランジャが保持器内部で回転するのを防止するための手段とを含む 。保持器内でのマイクロカートリッジの回転を防止するための手段はマイクロカ ートリッジに保持器の収容部の開口部と協動する1つまたはそれ以上の延長部 を備えたマイクロカートリッジを提供することにより形成することができる。プ ランジャが保持器内部で回転するのを防止するための手段は回転を防止する、例 えば、半円形の特定の断面形状を保持器内部のプランジャとスリーブに与えるこ とにより形成することができる。 好適な保持器は植え込み手術中にレンズの正確かつ精密な移動のために、保持 器内部でプランジャをダイアル式に前進させるため保持器本体のねじスリーブと 協動するねじキャップのついたプランジャを含む。保持器は保持器本体のねじス リーブとプランジャのねじキャップが係合してから保持器本体内部の摺動により 所定の距離だけプランジャが移動してプランジャ先端の前向き移動が続くように 構成される。 好適なプランジャ先端はレンズ保持器から眼球内へレンズを移動させ操作する ための多様な表面を有する、面取りした先端により形成される。先端は先端とレ ンズ保持器を貫通する通路の内部表面との間に間隙をもたらし、後続の係止ひげ (trailing haptic)を収容しこれに損傷を与えないように設計される。レンズが 眼球内に挿入されると、先端は眼球内部の正しい位置までレンズを押して回転さ せるために使用することができる。 本発明による方法は変形自在な眼内レンズの表面を外科的に生体親和性の潤滑 剤で潤滑することと、レンズを開放位置のマイクロカートリッジに装填すること を含む。マイクロカートリッジを閉じる際に折り曲げ動作でレンズを圧縮してマ イクロカートリッジの通路へ圧入することができるようにする。マイクロカート リッジはプランジャを引いた状態で保持器に挿入される。 保持器本体を保定しつつプランジャを前向きに押すことによって摺動的にプラ ンジャが前方へ移動される。この動作はマイクロカートリッジのチューブ部材部 からノズル部へレンズを圧入する。この点でプランジャのねじ切りしてある端部 キャップのねじがねじ切りしてあるスリーブのねじと係合する。ねじ端部キャッ プはわずかに回転してねじと係合する。これで装置は植え込み処置の準備ができ たことになる。 マイクロカートリッジのノズルは眼球の小切開創を通して置かれる。プランジ ャのねじ端部キャップを回転またはダイアルしてレンズをノズルを通して眼球 内までさらに前進させる。ねじ端部キャップをさらにダイアルしてプランジャ先 端を眼球内に露出させ、レンズを所定位置まで押し出す。先端は眼球内でレンズ を回転させて係止ひげの位置合わせを行なうためにも使用することができる。 図面の簡単な説明 図1は眼球内に設置するための変形自在なレンズ構造を植え込むための器具に レンズ保持マイクロカートリッジが配置された本発明による器具の1つの実施例 の斜視図である。 図2は図1に示した手術器具の斜視図であり、プランジャが後退され、レンズ 保持マイクロカートリッジが除去された状態である。 図3は図2に示した器具の側面図であり、プランジャが延出した位置にある。 図4は図1に示した器具の側面図である。 図5は図4に示した器具の詳細な長手方向断面図である。 図6は図5に示した位置での器具の詳細な横断面図である。 図7は図5に示した位置での器具の詳細端面図である。 図8は図1に示した空間方向におけるプランジャの先端の拡大詳細左側面図で ある。 図9は図8に示した先端の拡大詳細端面図である。 図10はプランジャの先端の拡大詳細上部平面図である。 図11は図4に示した空間方向におけるプランジャ先端の拡大詳細右側面図で ある。 図12は図1に示した空間方向におけるプランジャ先端の拡大詳細底面図であ る。 図13は本発明において使用するレンズの斜視図である。 図14は本発明において使用する別の種類のレンズの斜視図である。 図15は図13に示したレンズの側面図である。 図16はレンズを装填できるように開放位置にあるレンズ保持マイクロカート リッジの斜視図である。 図16Aは開放位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの他の斜視図であ る。 図17は開放位置にあるレンズ保持カートリッジの後端端面図である。 図18は開放位置にあるレンズ保持カートリッジの前端端面図である。 図19は閉じた位置にあるレンズ保持カートリッジの後端端面図である。 図20は閉じた位置にあるレンズ保持カートリッジの前端端面図である。 図20Aはノズルの詳細端面図で、長さが異なり先端外周部に等間隔に配置さ れる3つのスロットを示す。 図20Bは先端の詳細斜視図で、長さが異なる3つのスロットを示す。 図20Cは斜めに切られた先端を示す詳細側面図である。 図21は開放位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの上部平面図である 。 図22は閉じた位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの側面図である。 図23は閉じた位置にあるレンズ保持マイクロカートリッジの後端端面図であ る。 図24は本発明の器具の部分破断側面図であり、後退された位置のプランジャ との関連においてレンズ保持マイクロカートリッジを示している。 図25は本発明の器具の部分破断側面図であり、部分的に延出された位置のプ ランジャとの関連においてレンズ保持マイクロカートリッジを示している。 図26は本発明の器具の部分破断側面図であり、完全に延出された位置のプラ ンジャとの関連においてレンズ保持マイクロカートリッジを示す。 図27は変形自在な眼内レンズを眼球内に位置付けしている本発明の器具を示 す斜視図である。 図28は変形自在な眼内レンズを眼球内の所定位置へ手術器具によって位置付 けることを示す眼球の断面図である。 図29は変形自在な眼内レンズを眼球内の別の位置へ手術器具によって位置付 けることを示す眼球の断面図である。 図30は斜めに切られた先端部が設けられたレンズ保持マイクロカートリッジ の別の実施例の側面図である。 図31は通路内に溝を設けてカートリッジの折り曲げを容易にしているレンズ 保持マイクロカートリッジの開放位置における別の実施例の後端端面図である。 図32は通路内に溝を設けてカートリッジの折り曲げを容易にしているレンズ 保持マイクロカートリッジの閉じた位置における別の実施例の後端端面図である 。 図33Aはレンズ保持マイクロカートリッジの別の実施例のノズルの前端端面 図である。 図33Bはレンズ保持マイクロカートリッジのさらに別の実施例のノズルの前 端端面図である。 図34は本発明によるヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの好ましい 実施例の長手方向断面図である。 図35は図34に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの上面図で ある。 図36は図35に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの部分破断 上面図である。 図37は図34に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの37−3 7における断面図である。 図38は図34に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの38−3 8における断面図である。 図39は図34〜図37に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの 正面図である。 図40は図34に示すヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジの長手方向 断面図で、眼内レンズがその中に挿入のために用意されてマイクロカートリッジ の頂部におかれている。 図41は図40に示すマイクロカートリッジの背面図で、眼内レンズがマイク ロカートリッジに挿入のためにまだ変形されていない。 図42は図40に示すマイクロカートリッジの背面図で、眼内レンズが部分的 に変形され、中央で折り曲げられマイクロカートリッジに挿入されている。 図43は図40に示すマイクロカートリッジの背面図で、眼内レンズが充分に 変形され、マイクロカートリッジの内部に挿入されている。 図44は斜めに切られた端部を有するマイクロカートリッジの代替的先端部の 部分断面図である。 図45は熱変形先端を有するマイクロカートリッジの他の代替的先端部の部分 断面図である。 好適実施例の詳細な説明 本発明は外科的に眼球内に装着する変形自在な眼内レンズ構造の植え込みのた めの方法ならびに器具を含むシステムに関する。 本発明による新規な器具は受けを有する保持器と、前記保持器の受けに着脱自 在に挿入することのできるレンズ保持器と、前記保持器内に取り付けて前記レン ズ保持器から眼球へレンズを押し出しまた操作する移動自在なプランジャ等の手 段とを含む。 好ましくは、レンズ保持器はレンズ構造を受け入れるためのレンズ保持マイク ロカートリッジにより形成される。さらに、マイクロカートリッジは開閉される ように設計された構造が好ましい。マイクロカートリッジの好適な実施例は開放 位置にある時に処方されたメモリ特性を有するレンズを受け入れ、閉じた時にレ ンズ構造を圧縮された形態まで折り曲げないしは変形させる機能を実行する。こ れ以外にも、マイクロカートリッジは連続壁の円環で形成された通路を有する構 造とすることができ、マイクロカートリッジへの挿入前にレンズを圧縮、丸め、 折り曲げ、またはこれらの技術の組み合わせによってマイクロカートリッジの端 部から通路に挿入することもできる。 レンズをマイクロカートリッジに装着してからマイクロカートリッジをプラン ジャ器具に装着する。組み立てた器具は眼球内へ挿入する間、レンズを圧縮した 状態に保持しつつ眼球内に挿入してから変形させたレンズを元の状態、寸法、所 定の焦点距離に復元させられるので、安全、便利かつ快適な外科処置をもたらす 。 本発明による変形自在な眼内レンズ植え込み器具10の好適実施例を図1、図 2、図3に示してある。植え込み器具は受け15と移動自在なプランジャ16の ついた保持器本体14を含む保持器13内部に装着するマイクロカートリッジ1 2を含む。図1において、受け15は図1および図2に示した寸法形状の保持器 本体14の壁部を貫通する開口部17によって形成される。開口部17はマイク ロカートリッジ12を保持器13の受け15に装填できるように、充分な間隔を 取って離してある平行な縁部17a、17aと、先細の縁部17bと、クランピ ング縁部17cとストップ縁部17dで形成される。図1において、マイクロカ ートリッジ12は、プランジャが、例えば、レンズ植え込み後に所定位置のマイ クロカートリッジ12を通って延出されて、クランピング縁部17cの間の受け 15に位置されている。 図2において、レンズ保持マイクロカートリッジ12は、装填されたレンズと これの係止ひげを含むマイクロカートリッジ12が保持器13に挿入できるよう に、プランジャ16が後退された位置で保持器13から取り出して図示してある 。図3では、部材を図解する目的で、マイクロカートリッジ12なしにプランジ ャ16を延出した位置で保持器13を図示してある。 プランジャ16は一端でねじ端部キャップ18と嵌合し、対向する端部で先端 20と嵌合する。ねじ端部キャップ18には指先でねじ端部キャップ18をしっ かり把持できるように複数の溝22が設けてある。ねじ端部キャップ18は挿入 保持器14のねじスリーブ24に受け入れられる。ねじ端部キャップ18は挿入 保持器13に取り付ける別の部材とするか、または図5の構造に示してあるよう に、これと一体化することができる。 プランジャ16はプランジャが往復運動できるような方法で保持器13に装着 する。図示した実施例では、プランジャ16はプランジャ16内部で、図5およ び図6に示してあるように、ガイド26により摺動的に移動するように支持され る。ガイド26の外寸は保持器13の内寸とほぼ同一寸法としてガイドが挿入保 持器内に挿入できるようにする。組み立て中、ガイド26は保持器13に挿入さ れ、保持器13の壁面とガイド26の両方に予め穿孔してある孔に挿入されるピ ン28によって所定位置に固定される。 プランジャ16の断面形状ならびにガイド26の内部表面の形状は図6に示し てあるようにほぼ半円形である。この形状によりプランジャ16が保持器13内 部で回転するのを防止して保持器13に対する先端20の方向を操作中に一定に 保つようにする。 ねじ端部キャップ18はねじ端部キャップ18がプランジャ16に対して回転 できるような方法でプランジャ16に結合する。たとえば、プランジャ16の左 端(図5)にはねじ切りしてある延長部30が設けてあり、これがナット32に よってねじ端部キャップ18に固定される。さらに詳しくは、ねじ端部キャップ 18は、外ねじ34とねじ端部キャップ18の右端で壁38を残して終る長手方 向の中心孔36を備えて製造される。 壁38にはねじ切りした延長部34の外径よりわずかに大きな孔を設けて、ね じ端部キャップ18がプランジャ16に対して自由に回転でき、同時に、プラン ジャ16の端部に固定されるようにする。組み立て中、ナット32を中心孔36 に挿入して延長部30にねじ込み、プランジャ16にねじ端部キャップ18を固 定する。湾曲したキャップ40は中心孔36の端部に圧入され中心孔36を密閉 し使用中にくずが内部に入り込むのを防止している。 先端構造の詳細が図7から図12に示してある。プランジャ16は延長部42 で先端20を支持するように製造する。先端20の構造は変形自在な眼内レンズ を眼球に挿入するためと挿入段階の後に眼球内でレンズを操作するための手段を 提供する。例えば、先端20は図面に示したような方法で面取りする。さらに詳 しくは、先端20の図8に示してある左側面には平坦な表面42と、円錐表面4 4と、円筒状表面46とを設けてある。図11に示した右側面には凹面状の表面 50が設けてある。 先端20の端面は眼内に挿入してからレンズを所定位置へ押すように設計して ある。たとえば、端面は図8に示したような凹面状の円筒表面52で形成される 。 本発明での使用に好適な変形自在な眼内レンズが図13から図15に示してあ る。図13と図15に示した変形自在な眼内レンズ54は、それぞれが、レンズ 部分56に固定された一端と眼球組織への係止のための自由端とを有する一対の 係止ひげ58で形成される取り付け手段を備えるレンズ本体56を含む。図14 に示した変形自在な眼内レンズ60はレンズ本体62とレンズ部分62の一対の 側方ローブ64で形成される取り付け手段とを含む。 好適なレンズ保持マイクロカートリッジ12の詳細が図16から図20に示し てある。マイクロカートリッジ12は連続したチューブ部材67まで延在する分 割式チューブ部材66と植え込みノズル68とを備えている。マイクロカートリ ッジが閉じた位置にある時、同一直径の連続した円筒状または楕円形の通路が分 割式チューブ部材66と連続チューブ部材67と植え込みノズル68とを通って 延在する。マイクロカートリッジはポリプロピレン等の射出成形プラスチックか ら作成するのが好ましい。分割式チューブ部材66は固定部分70と可動部分7 2とで形成される。固定部分70は植え込みノズル68に対して相対的に固定さ れ、チューブ部分74と延長部72とで形成される。可動部分72は分割式チュ ーブ部材66の開閉のために固定部分70に対して移動できるようになっている 。可動部分72はチューブ部分78と延長部80とから形成される。固定部分7 0と可動部分72との間にはヒンジ82を設ける。ヒンジ82は、図17、図1 8、図19に示すように、ヒンジ部82におけるチューブ部分74、75の肉厚 を減少することで形成する。ヒンジ82は分割式チューブ部材66の全長にわた り、延長部76、78が分離して、または合わさって、それぞれ分割式チューブ 部分66を開閉するのを許容する。 可動部分72のチューブ部分78には封止縁84が設けてあり、マイクロカー トリッジ12が開いた時に図16Aに示すように露出され、レンズ保持マイクロ カートリッジを閉じた時に連続チューブ部材67の同様な封止縁86(図17お よび図21参照)で封止されるようになっている。 図20Aと図20Bに示してあるように、先端20の端部にはこれの周に設け た長さが異なる3つの等間隔のスロット87a、87b、87cが設けてある。 先端20の頂部に位置したスロット87aが最も短く、先端20の右側にあるス ロット87cが最も長く、左側のスロット87bがそれらの中間の長さであ る。スロット87a、87b、87cによりレンズ54が先端20から出る時に 回転するようになる。 本発明によるマイクロカートリッジ12の1つの実施例を図30から図33に 示してある。図30に示したマイクロカートリッジには植え込み中に眼球への切 開を通して先端部の挿入を容易にするための斜めに切った先端部94が設けてあ る。斜めに切った先端部94はマイクロカートリッジ12の通路に対してほぼ4 5度の角度に設定できる。 図31および図32に示したマイクロカートリッジの実施例には、これを貫通 する通路の内部に設けた一組の溝96が設けてある。溝はレンズがマイクロカー トリッジに装填される時にこれの縁部を収容してレンズを折り曲げ易くする。さ らに詳しくは、レンズの縁部が溝96に位置するとマイクロカートリッジが閉じ た位置へ折り曲げられる時にマイクロカートリッジを貫通する通路の内部表面と 縁部の相対的な摺動を防止する。 図33Aおよび図33Bに示したマイクロカートリッジの実施例では、各々示 したように異なる配置のスロット87′を設けた楕円形の断面を有するノズル6 8′をそれぞれ有し、眼球への切開を通しての挿入を容易にしている。これ以外 にも、断面形状を楕円形ではなく2つの半円形として互いに分割接続できるよう にしても良い。 図16から図21と図30から図33とに示したマイクロカートリッジの種々 な特徴は特定用途用に最適設計を実現するように各種の組み合わせで使用できる 。しかし、これらの特徴の全部は基本的組み合わせの改良と見なされるのが典型 的である。 マイクロカートリッジ12を除く植え込み器具10の部材はステンレス鋼等の オートクレーブ滅菌可能な材質または医療用ABSその他の使い捨て可能な硬質 プラスチックから製造するのが望ましい。 ヒンジなし眼内レンズマイクロカートリッジ 本発明によるヒンジなし形式の眼内レンズマイクロカートリッジの好ましい実 施例が図34〜図43に示されている。 この実施例において、レンズマイクロカートリッジ200はレンズ保持部20 2およびレンズ保持部202の一端に接続され、かつ、それから延在するノズル 部204を備えている。このレンズマイクロカートリッジには、レンズマイクロ カートリッジの一端からその他端にまで貫通して延在する連続した通路が設けら れている。レンズ保持部202は、図35および36に示すように、変形自在な 眼内レンズを収容する収容部206および移行部208を含んでいる。 収容部206は、長手方向スロット214を有する楕円形バレル212が設け られたチューブ部材210によって形成されている。この楕円形バレル212は 、収容部206の全長に亘り、一定断面または次第に減少する断面を有している 。さらに、長手方向スロット214はその一端に丸味を帯びた端部216を、か つ、その反対の端に開口した端部218を有している。 移行部208は収容部206からノズル部204にまで内方に先細になる断面 を有する楕円形バレル222を備えたチューブ部材220により形成されている 。特に、楕円形バレル222の側部224は、図36に示すように、内方に先細 となっており、一方、楕円形バレル222の頂面226(すなわち、溝226を 形成している)および底面228は、図34に示すように、平行(すなわち、先 細でない)である。さらに、頂部226には下向きに延在する突起230が設け られており、この突起230は、図37に示すように、変形自在の眼内レンズの 縁部を下向きに折り曲げるように形状付けられた湾曲側部を有している。この突 起はノズル部204に向かって延びる方向において目立たなくなり、ノズル部に おいてなくなる。そして、レンズ保持部202からノズル部204へ連続する内 表面と移行とをもたらす。 収容部206内の溝226は、図38に示すように、スロット214のいずれ かの側で収容部206ののカールされた上部により形成されて、移行部208の 溝に連続して延在している。 レンズマイクロカートリッジ200には、これを眼内レンズの植え込み装置内 に整列させるための延長部232が設けられている。詳しくは、延長部232は レンズ保持部202から延在するプラスチック材料により形成され、眼内レンズ の植え込み装置のスロット内に係合するよう形状付けられている。図34−39 に示されている実施例においては、延長部232は矩形の側輪郭(図34参照) およびその長さに沿って一定の厚み(図35参照)を有している。 変形自在の眼内レンズがレンズマイクロカートリッジに挿入される方法は図4 0〜図43に図解されている。 変形自在の眼内レンズ234はレンズ保持部202の収容部206の頂部に置 かれる。変形自在の眼内レンズ234はその中央に器具または指で下向きに力が 加えられ図42に示す形態になる。変形自在の眼内レンズは、その外表面が周り を包み込み収容部206の側部224、底部228および頂部226に接触する 図43に示される楕円形の形態に充分に挿入されるまで、さらに、収容部206 内に押し込まれる。表面226によって形成されている溝がレンズを適所に保持 し、レンズが挿入器具によりマイクロカートリッジを通して押される間、それを ガイドする。 変形自在の眼内レンズ234の縁部は頂部226で下向きに延在する突起23 0に接触し、レンズマイクロカートリッジを通して挿入されるとき突起230に 沿って乗り上げ、レンズがノズル部204に入るにつれ、レンズを優しくさらに 折り曲げる。 斜めに切られた端部を有する、代替のノズル部204′が図44に示されてい る。斜めに切られた端部を備える、熱変形された先端部を有するさらなる代替の ノズル部204″が図45に示されている。詳しくは、ノズルの端部は加熱され 、かつ、伸長され図示の形状および形態となる。 植え込み方法 外科処置は生体親和性のある潤滑剤でレンズを被覆し、レンズをマイクロカー トリッジに装填することから開始する。例えば、図21に示したように、レンズ 本体56と先行する係止ひげ58aを有するレンズ54をマイクロカートリッジ 12に装填し、同時に後続の係止ひげ58bが図示したような方法でマイクロカ ートリッジ外部で後続するようにする。さらに詳しくは、レンズ54を一対の鑷 子を使って、例えば、チューブ部分74、78の内部表面に納まるまで開いたマ イクロカートリッジ12に下向きに装填する。レンズ54の外周面はそれぞれチ ューブ部分74、78の縁部88、90で保持される。レンズ54の後縁はマイ クロカートリッジ12のほぼ後縁に配置される。レンズ54はさらに図示したよ うな方法で係止ひげ58aと58bとが配置されるように操作される。さらに詳 しくは、一方の係止ひげ54aを先行する位置に配置し、他方の係止ひげ54b を矢印で示した植え込みの方向に対して外側の後続する位置に配置する。 次に、延長部76、80を指先で摘みマイクロカートリッジ12の分割式チュ ーブ部材66をレンズ54に向かって閉じる。チューブ部分74、78の内部表 面は延長部76、80を互いに合わせる際に、図22および図23に示したよう に、レンズ54を屈曲させ2つ折にする。変形自在な眼内レンズ54の弾力性の 故に、レンズ54は図23に示したように損傷を受けることなくチューブ部分7 4、78の湾曲した内部表面に適合する。 装填済みレンズ54を含むマイクロカートリッジ12は保持器13の受け15 に開口部17の縁部17a、17aの間から挿入する。マイクロカートリッジ1 2を前向きに動かすと、延長部76、80が先細の縁部17bを通過して移動し 、延長部76、80の前方部分がストップ縁部17dと当接した時にクランピン グ縁部17cの間の停止位置に来る。クランピング縁部17cは保持器13内部 でのマイクロカートリッジの回転を防止する。 使用者が保持器本体14を動かないように固定してねじ端部キャップ18を前 向きに押し、保持器内にプランジャ16を押し込む。プランジャ16が前進する と、先端20がマイクロカートリッジ12の後ろから後続の係止ひげ58を通過 し、先端が図24に示したように装填したレンズ54と当接するまで進入する。 このようにプランジャ16を前進させると、予め潤滑してあるレンズ54は図2 5に示したように、マイクロカートリッジ12の植え込みノズル68へ押し込ま れる。 レンズ54が植え込みノズル68に入ると、ねじ端部キャップ18のねじがね じスリーブ24のねじと当接して、このように前進する保持器本体14のさらな る移動を止める。端部キャップ18がわずかに回転してスリーブ24のねじと端 部キャップ18のねじを係合させる。この時点で、手術器具は植え込み段階への 準備が整ったことになる。ノズルを眼球の切開創から挿入し、ねじ端部キャップ 18を回転させて保持器本体14に対するねじ端部キャップ18の継続回転によ りプランジャ16の前進を続けて、図26に示したように、レンズをノズルから 眼球の内部に排出する。プランジャ16を前向き移動するためのねじ式前進のこ の方法は、植え込み手術中に先端68の残りの部分を通って眼球内へレンズ54 を押し出すことに関して精密制御と精度とをもたらすものである。プランジャ1 6から排出された後に、変形したレンズは元の形状、完全な寸法、一定の焦点距 離に復元する。 レンズが眼球内に挿入された後、端部キャップ18をさらに回転させて、図2 8と図29に示したようにプランジャ16の先端20を完全に露出させ、他の手 術器具を使用することなく、レンズを前方へ押したり側面で操作してレンズを回 転させ、また眼球内部でレンズを正しく配置するように押し下げることができる 。 先端20の形状は植え込み処置中に重要である。面取りした先端20は、先端 20とマイクロカートリッジ12を貫通する通路の内部表面との間にすき間を作 り、図25および図26に示したように、マイクロカートリッジ12内部でのレ ンズの移動中に後続の係止ひげ58bを収容する。さらに詳しくは、平坦な表面 44とマイクロカートリッジ12を貫通する通路の内壁との間に充分なすき間が 存在する。植え込み術中、後続の係止ひげは先端20の延長部42と通路の内壁 との間の空間で、図25に示すように浮遊する。これにより、たとえば先端20 とレンズ54の間に植え込み術中に挟まれることによる等で後続の係止ひげを損 傷する可能性がなくなる。先行する係止ひげは植え込み術中に通路を妨害されず 通過するので損傷が防止される。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.変形自在な眼内レンズを、眼細胞に作られた比較的小さな切開創を通して眼 内に植え込むために、外科器具と伴に用いられるレンズマイクロカートリッジで あって、 変形自在な眼内レンズを収容かつ保持するレンズ収容部を有するレンズ保持部 と、 前記レンズ保持部に接続されそれから延在するノズル部とを備え、前記レンズ 保持部および前記ノズル部はそれらを通して延在する連続した通路を有している ことを特徴とするレンズマイクロカートリッジ。 2.前記マイクロカートリッジはヒンジなしの構造であることを特徴とする請求 項1のレンズマイクロカートリッジ。 3.前記レンズ収容部は前記ノズル部に対して固定されていることを特徴とする 請求項1のレンズマイクロカートリッジ。 4.前記レンズ収容部は楕円形のバレル形態を有することを特徴とする請求項1 のレンズマイクロカートリッジ。 5.前記レンズ収容部には長手方向スロットが設けられ、これにより、前記スロ ットを通して変形自在な眼内レンズが装填されることを特徴とする請求項4のレ ンズマイクロカートリッジ。 6.前記スロットは前記レンズ保持部の端部まで延在していることを特徴とする 請求項5のレンズマイクロカートリッジ。 7.前記スロットには丸味を帯びた端部が設けられていることを特徴とする請求 項6のレンズマイクロカートリッジ。 8.前記レンズ保持部は、前記レンズ収容部と前記ノズル部との間に位置され、 楕円形バレルを備える移行部を含むことを特徴とする請求項1のレンズマイクロ カートリッジ。 9.前記移行部の楕円形バレルは、レンズ収容部の寸法からノズル部の寸法へ先 細りの内方に先細となる側壁により形成されていることを特徴とする請求項8の レンズマイクロカートリッジ。 10.前記レンズ収容部には楕円形バレルが設けら、前記移行部には内方に先細 となる側部を備える楕円形のバレルが設けられ、および、前記ノズル部には前記 連続した通路を形成する内方に先細となる円錐状の通路が設けられていることを 特徴とする請求項9のレンズマイクロカートリッジ。 11.前記レンズ収容部には一対の長手方向溝が設けられ、これにより、前記変 形自在の眼内レンズがガイドされることを特徴とする請求項1のレンズマイクロ カートリッジ。 12.前記移行部の前記楕円形バレルは、円錐形の内側側壁、ほぼ平坦な底壁、 および、前記レンズ収容部から前記ノズル部に延在するにつれ目立たなくなるよ うに先細となり下向きに延在する突起を有する頂壁により画成されていることを 特徴とする請求項11のレンズマイクロカートリッジ。 13.前記内側の頂壁は前記内側の底壁にほぼ平行であることを特徴とする請求 項12のレンズマイクロカートリッジ。 14.前記収容部の前記楕円形バレルは、前記ノズル部への入口の断面寸法に対 して、より大きな断面寸法を有していることを特徴とする請求項11のレンズマ イクロカートリッジ。 15.前記ノズル部は先細りの形状を有していることを特徴とする請求項1のレ ンズマイクロカートリッジ。 16.前記ノズル部の外側の壁は前記レンズ保持部から前記ノズル部の自由端ま で下向きに先細であることを特徴とする請求項15のレンズマイクロカートリッ ジ。 17.前記ノズル部の内側の壁は前記レンズ保持部から前記ノズル部の自由端ま で下向きに先細であることを特徴とする請求項15のレンズマイクロカートリッ ジ。 18.前記ノズル部の内側の壁は前記レンズ保持部から前記ノズル部の自由端ま で下向きに先細であることを特徴とする請求項16のレンズマイクロカートリッ ジ。 19.前記ノズル部の前記内側の壁および前記外側の壁は前記ノズル部の自由端 に向かう方向で共に先細であり、前記レンズ保持部から前記ノズル部の前記自由 端までより薄い先細の壁厚をもたらしていることを特徴とする請求項18のレン ズマイクロカートリッジ。 20.レンズマイクロカートリッジを変形自在な眼内レンズの植え込み装置に整 列するための、レンズマイクロカートリッジの延長部を含んでいることを特徴と する請求項1のレンズマイクロカートリッジ。 21.前記延長部は前記レンズ保持部から上向きに突出していることを特徴とす る請求項20のレンズマイクロカートリッジ。 22.変形自在な眼内レンズを、眼細胞に作られた比較的小さな切開創を通して 眼内に植え込むために、外科器具と伴に用いられるレンズマイクロカートリッジ であって、 長手方向スロットを有する筒で形成され、変形自在な眼内レンズを収容かつ保 持するレンズ収容部を有するレンズ保持部であって、前記レンズ収容部から延び る内方に先細の内壁により形成される移行部を有するレンズ保持部と、 前記レンズ保持部の前記移行部に接続されそれから延在するノズル部とを備え 、前記レンズ保持部および前記ノズル部はそれらを通して延在する連続した通路 を有し、 レンズマイクロカートリッジを変形自在な眼内レンズの植え込み装置に整列す るための、前記レンズ保持部の延長部を備えていることを特徴とするレンズマイ クロカートリッジ。
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