JP2002523905A - レーザ繰り返し率増倍器 - Google Patents

レーザ繰り返し率増倍器

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JP2002523905A JP2000566933A JP2000566933A JP2002523905A JP 2002523905 A JP2002523905 A JP 2002523905A JP 2000566933 A JP2000566933 A JP 2000566933A JP 2000566933 A JP2000566933 A JP 2000566933A JP 2002523905 A JP2002523905 A JP 2002523905A
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pulse repetition
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Abstract

(57)【要約】 高繰り返し率光学的パルスを生成する装置であって、初期パルス繰り返し率を有する初期パルス光ビームを生成するジェネレータと、前記初期パルス光ビームを受容して前記初期率よりも高いパルス繰り返し率を有する少なくとも1つのパルス光ビームを生成するパルス繰り返し率増倍器と、を含む装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般にパルス光ビームの繰り返し率増倍(repetition rate multip
lication)に関し、特にモードロックレーザ(mode locked laser)の繰り返し率
増倍に関する。本発明の重要な応用は、プリント回路基板の製造に使われるモー
ドロックレーザの繰り返し率増倍器である。 [発明の背景]
【0002】 プリント回路基板(以下、PCBと称する)製造のような応用において、レー
ザは銅皮膜基板上のフォトレジスト皮膜(photoresist coating)上にパターン
を露光するのに使われる。ドイツのLISのDP100のような典型的な露光システ
ムでは、連続波UV(CW UV)レーザビームがPCB表面に渡って走査され、そ
の強度は生成するパターンに従って変調される。変調装置は、制御回路によって
供給される電子的画素データを受け取る。現代のPCB製造において、高データ
率の動作によって製造速度を高めることが望まれる。運用データ率は変調率及び
/又は利用可能なレーザ出力によって制限される。
【0003】 UV感光フォトレジスト特性(UV sensitive photoresist)を用いるPCBの
製造においては、アルゴンイオンレーザがよく用いられる。UV光源として広く
利用されているが、ガスレーザであるアルゴンレーザは運用にあたって複雑であ
り繊細で、又、メンテナンス性が低く及び/又は高価であるというような多くの
欠点を持っている。
【0004】 UVレーザ放射を生み出す複数の方法は知られている。例えば、そのような1
つの方法は、赤外線(IR)モードロックレーザを利用して高繰り返し率レーザ光パ
ルスを生成する。そのレーザ光の周波数は、非線形媒体をその光が通過すること
によって2倍化されてUVになる。しかし、そのようなレーザをフォトレジスト
膜に対する露光に利用する場合、固有の矛盾があって厳しく制限される。即ち、
実用UV出力は繰り返し率の増加にともなって急速に下降することである。この
理由は、周波数倍化の過程は著しく非線形であり、その効率はピーク出力の増加
にともなって増加するからであり、所与の平均赤外線出力に対して、パルス繰り
返し率が増加するにつれてピーク出力が下降して、UV生成効率は減少する。
【0005】 米国特許第5,462,433号は、電子戦に使用する、時間遅れ要素を調整
可能にしてコヒーレントな無線周波数(coherent RF)信号を遅らせる装置を示
している。無線周波数信号は複数の信号路に分割され、その通路のあるものは他
の通路に比べて遅延され、その後、遅延された通路と遅延されない通路とが再結
合されてパルス繰り返し率を増加させる。
【0006】 [発明の概要] 本発明の幾つかの好適な実施形態の大きな特徴の1つは、光学的信号のパルス
繰り返し率の増倍を扱う。本発明のこの特徴を用いる好ましい実施形態において
は、平均出力は実質的に保存される。即ち、変換過程は実質的に無損失である。
【0007】 本発明の幾つかの好適な実施形態の2番目の大きな特徴は、情報伝達、特に感
光性表面の露光のためのパルス化された光ビームの振幅変調の利用を扱う。本発
明の好適な実施形態においては、光のパルス率は少なくとも変調周波数の数倍で
ある。ここで、そのようなパルス放射の変調の組合せは「擬似連続波(quasi-CW
)」変調と呼ぶ。ゆえに、本発明の幾つかの好適な実施形態の1つの特徴は、擬
似連続波変調パルス光を用いてプリント基板上のフォトレジスト材料を露光する
ことである。
【0008】 擬似連続波変調は、その2者間の同期の欠如に由来するタイミングエラーを最
小化するように、変調データ率に比べてパルス繰り返し率が十分に高くされると
き、結果として生じる。パルス反復周波数は、滑らかな、エラーフリーのパター
ンの描画を確保するために、画素データ率の少なくとも2から3倍であるべきで
ある。
【0009】 本発明の第3の特徴は、PCB書き込みシステムにおいて、データ変調と時間
的に同期しかつ同一の繰り返し率を有するパルスレーザを扱う。しかし、実用上
の観点から、パルス率はデータ率と正確に同一であるべきであり、又、パルスは
個別にオンオフすべきであるという要請によって、そのような装置は本発明の実
施形態の擬似連続波よりも実行が困難になっている。
【0010】 本発明は、典型的にはPCB製造においてフォトレジスト材料への直接的な書
き込みに使用されるパルスUVレーザの繰り返し率増倍に関連して記載されたも
のである。しかし、後に明らかになるように、本発明は、例えば、断続的な(ch
opped)、コヒーレントな及び/又は非コヒーレントな、単色及び/又は非単色
ビーム、及び/又はストロボ光などのパルス光ビームのどの繰り返し率の増倍に
対しても応用できる。本発明のこのより広い応用可能性を強調するために、「パ
ルス化された光ビーム(=pulsed light beam, PLB)」という言葉をレーザ以外
の光ビームについて使用し、「レーザビーム」あるいは「パルス化されたレーザ
ビーム」という言葉をパルス化されたレーザについて用いることにする。
【0011】 本発明の幾つかの好適な実施形態の目的は、パルス化された光ビームの繰り返
し率を増倍させる装置と方法を提供することである。好適には、装置は光ビーム
の平均出力を実質的に減少させない。
【0012】 本発明の幾つかの実施形態の他の目的は、PCBの製造においてフォトレジス
ト材料の上に直接書き込むために使用するレーザ装置と方法を提供することであ
る。好適には、その装置は、パルス化されたUVレーザと、該レーザのパルス反
復を増大させるパルス率増倍装置と、を含む。1つの解釈では、好適な実施形態
は、増倍に先立ってレーザパルス繰り返し率よりもデータ率を高くできる。
【0013】 本発明の好適な実施形態においては、例えば、PCBに対するレーザ書き込み
システムが提供される。この装置は、比較的長波で低い繰り返し率の、高出力の
パルス化されたレーザ、例えば、およそ80メガヘルツで動作し、好適には約1
ワットの平均出力を有する、赤外線モードロックレーザを使用する。該装置はこ
のレーザ光を、好適には非線形光学媒体を用いて、UV光に変換する。パルス化
されたUV光は振幅変調されて、UV光感光レジストで被覆されたPCBを走査
し露光して、パターンの形成に用いられる。好適には、UV光は擬似連続波のパ
ルス列を含んでおり、公知技術による方法でUV光は変調され露光すべき領域の
走査に用いられる。
【0014】 さらに本発明の幾つかの好適な実施形態の目的は、パルスビームの繰り返し率
を増倍させる繰り返し率増倍の装置と方法を提供することである。好適には、繰
り返し率増倍は、パルス光ビーム生成を生み出すジェネレータの外側のジェネレ
ータで得られる。本発明の好適な実施形態では、パルス光ビームジェネレータは
パルスレーザである。好適には、パルス率変換過程は実質的に無損失であって、
その結果、光ビームの平均出力は保存される。
【0015】 他の、本発明の幾つかの好適な実施形態の目的は、PLB及び/又はレーザ光ビ
ームジェネレータの、例えば効率、共振キャビティ長(resonant cavity length
)、放熱特性などの初期の機能上の要求値及び/又は特性に影響を及ぼさない繰
り返し率増倍の方法と装置を提供することである。
【0016】 本発明の他の幾つかの好適な実施形態の目的は、現行のパルス光源、好適には
、パルスレーザに後付け可能な繰り返し数増倍装置を提供することである。
【0017】 本発明の幾つかの好適な実施形態の他の目的は、動作に当たって外部電源を必
要としない受動構成要素からなる繰り返し率増倍装置を提供することである。好
適には、その受動構成要素は光学的要素であって、装置の動作のために機械的に
変位されることを要求しないものである。
【0018】 本発明の幾つかの好適な実施形態の他の目的は、1つの目標又は一度に2以上
の目標にパルス光を当てる繰り返し率増倍装置を提供することである。
【0019】 本発明の幾つかの好適な実施形態の他の目的は、個々のパルスの相互の遅延を
可能としあらかじめ決定した構成を一連のパルスに課する繰り返し率増倍装置と
方法を提供することである。
【0020】 本発明の幾つかの好適な実施形態の他の目的は、モードロックレーザの繰り返
し率増倍を、好ましくはその共振キャビティ長を変えることなく、可能にする繰
り返し率増倍装置を提供することである。
【0021】 こうして本発明の好適な実施形態にしたがって、高繰り返し率光学的パルスを
生成する装置が提供され、その装置は、 初期パルス繰り返し率を有する初期パルス光ビームを生成するビームジェネレ
ータと、 前記初期パルス光ビームを受けて、そして、前記初期パルス繰り返し率よりも
高いパルス繰り返し率を有する少なくとも1つのパルス光ビームを生成するパル
ス繰り返し率増倍器と、を含む。
【0022】 好適には、前記パルス繰り返し率増倍器は、 前記初期光ビームを受け、それを複数の分割パルス光ビームに分割するビーム
分割器と、 前記分割光ビームを受け、そして、前記分割ビームを異なった量で遅延させる
少なくとも1つの光学的遅延路と、を含み、 一緒にされた前記遅延されたパルス光ビームは、増加されたパルス繰り返し率
を有するパルス光を提供し、該増加された繰り返し率の平均は前記複数の分割パ
ルス光ビームによって倍化された前記初期繰り返し率に実質的に等しいことを特
徴とする。
【0023】 好適には、装置は、前記遅延ビームを受けて結合して、前記増加したパルス繰
り返し率を有する単一のビームを生成するビーム結合器を含む。あるいは、装置
は、前記遅延ビームを所与の領域に向けて、前記領域が増加したパルス繰り返し
率の光で照射されるようにした。好適には、前記ビームは、1又は1以上のレン
ズを含む。
【0024】 本発明の好適な実施形態において、前記光学的遅延路は、少なくとも1の部分
反射ミラーと少なくとも1の実質的に全反射ミラーとを含むビーム遅延装置を含
む。
【0025】 好適には、前記光学的遅延路は、前記分割ビームを前記ビーム遅延装置の要素
間の距離による時間量のセットによって遅延させる。
【0026】 本発明の好適な実施形態において、装置は 複数のビーム分割器と、 前記ビーム分割器から離れておかれた少なくとも1つの、実質的に全反射のミ
ラーと、を含む。
【0027】 本発明の好適な実施形態では、前記少なくとも1の分割器は、前記実質的に全
反射ミラーから異なった距離におかれる。
【0028】 好適には、各々の前記ビーム分割器は、2つの等しい部分への入射ビームに分
割する。
【0029】 本発明の好適な実施形態において、前記複数のビームはNであり、前記複数の
ビームは、第1の入射ビームと第2の入射ビームとに分割し、前記第1の入射ビ
ームの強度は前記入射ビームの強度の1/N,1/(N−1)、1/(N−2)
、・・・、1/2倍に、そして、前記第2の入射ビームの強度は前記入射ビーム
の強度の(N−1)/N,(N−2)/(N−1)、(N−3)/(N−2)、
・・・、1/2倍に、等しい。
【0030】 本発明の好適な実施形態において、前記光学的遅延路は偏光立体ビーム分割器
と2つのレトロリフレクタ(retro-reflector)と、を含む。
【0031】 本発明の好適な実施形態において、前記光学的遅延路は偏光立体ビーム分割器
と2つのレトロリフレクタとを含み、前記ビーム結合器は前記偏光立体ビーム分
割器に含まれる。
【0032】 好適には、前記初期光ビームは線偏光されている。
【0033】 本発明の好適な実施形態において、装置は、第2の繰り返し率増倍器を含み、
該第2の繰り返し率増倍器は前記繰り返し率増倍器からの出力ビームを受け、そ
して、それが受ける前記ビームの前記繰り返し率よりも高い繰り返し率を有する
出力ビームを生成する。
【0034】 好適には、前記第1の繰り返し率増倍器と前記第2の増倍器は、各々前記繰り
返し率を倍化する。前記第2の繰り返し率増倍器は、上記によって画定される繰
り返し率増倍器の構造を有する。
【0035】 好適には、前記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の2倍、3倍、
4倍、あるいはそれ以上である。
【0036】 本発明の好適な実施形態においては、前記パルス光ビームジェネレータはレー
ザビームを生成する。好適には、前記レーザビームジェネレータは、 第1の比較的低いレーザ周波数において動作するパルスレーザと、 前記レーザ周波数を倍化して前記光ビームを生成するレーザ周波数増倍器と、
を含む。
【0037】 好適には、前記パルスレーザはモードロックレーザ(mode locked laser)を
含む。好適には、前記パルスレーザは赤外線レーザである。 好適には、前記光ビームはUVレーザである。 本発明の好適な実施形態において、前記より高い繰り返し率パルスは、実質的
に前記初期パルス光ビームに等しい。
【0038】 本発明の好適な実施形態に従う、1のデータ率において情報を伝達する装置が
提供されて、該装置は、 前記データ率に実質的に高いパルス繰り返し率を有するパルス光を生成するパ
ルス光源と、 前記パルス光を前記データ率において変調する変調器と、を含む。 本発明の好適な実施形態に従う、感光性表面上に像を記録する装置が更に提供
されて、該装置は、 パルス繰り返し率を有するパルス化された光を生成するパルス光源と、 データ率において前記パルス光を変調する変調器と、 前記変調されたパルス光を前記表面にわたって走査するスキャナと、を含む。
【0039】 好適には、前記パルス光源は線光源(line source)であり、前記変調器は前
記線を空間的(spatially)に変調する。
【0040】 好適には、前記感光性表面はフォトレジストを含む。
【0041】 本発明の好適な実施形態において、前記データ率は実質的に前記パルス繰り返
し率よりも高い。好適には、前記パルス繰り返し率は前記データ率の少なくとも
2倍、3倍、4倍、あるいはそれ以上である。あるいは、前記データ率は前記パ
ルス率と同じである。
【0042】 好適には、前記パルス光はレーザ光であり、又好適にはレーザビームを含む。 好適には、前記パルス光は上記装置に従って生成される。
【0043】 本発明の好適な実施形態に従う高繰り返し率光学的パルスを生成する方法が提
供され、該方法は、 初期パルス繰り返し率を有する初期パルス光ビームを提供する行程と、 前記初期パルス光ビームの前記パルス率を増倍して、前記初期パルス繰り返し
率よりも高いパルス繰り返し率を有する少なくとも1つパルス化された光ビーム
を生成する増倍行程と、を含む。
【0044】 好適には、前記パルス率を増倍する行程は、 前記初期光ビームを、複数の分割パルス光ビームに分割する行程と、 前記分割光ビームを異なった量によって遅延する行程と、を含み 前記パルス遅延光ビームは一緒になって、その平均が前記初期パルス繰り返し
率に実質的に等しい増加したパルス繰り返し率を有するパルス光を提供する。 好適には、その方法は、前記遅延ビームを、増加されたパルス繰り返し率を有
する単一のビームに結合する行程を含む。更に、その方法は、前記遅延ビームを
結合する行程と、前記領域が前記増加したパルス繰り返し率で光によって照射さ
れるように該結合されたビームを向ける行程と、を含む。
【0045】 本発明の好適な実施形態において、該方法は、より大きな率を有する前記少な
くとも1のパルス化された光ビームの前記パルス繰り返し率を、更に高い繰り返
し率に増倍する行程を、さらに含む。本発明の好適な実施形態において増倍する
行程、及び、更に増倍する行程は、各々、前記繰り返し率を倍化する。
【0046】 好適には、前記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の2倍、3倍、
4倍、あるいはそれ以上である。
【0047】 好適には、前記パルス光ビームはレーザビームである。
【0048】 好適には、前記より高い繰り返し率パルスに含まれる前記出力は、前記初期パ
ルス光ビームに含まれる出力に実質的に等しい。
【0049】 本発明の好適な実施形態に従って、データ率において情報を伝達する方法が提
供され、該方法は、 前記データ率よりも実質的に高いパルス繰り返し率においてパルス化されるパ
ルス光を提供する行程と、 前記データ率において前記パルス化された光を変調する行程と、を含む。
【0050】 さらに、本発明の好適な実施形態に従って、感光性表面上に像を記録する方法
が提供され、該方法は、 パルス繰り返し率においてパルス化されるパルス光を提供する行程と、 データ率において前記パルス化された光を変調する行程と、 前記表面にわたって前記変調されたパルス光を走査する行程と、を含む。
【0051】 好適には、前記パルス化された光は光の線であり、そして、前記変調器は前記
線を空間的に変調する。
【0052】 好適には、前記感光性表面はフォトレジストを含む。
【0053】 本発明の好適な実施形態において、前記データ率は前記パルス繰り返し率より
も実質的に高い。好適には、前記パルス繰り返し率は前記データ率の少なくとも
2倍、3倍、4倍あるいはそれ以上である。あるいは、前記データ率は前記パル
ス繰り返し率と同じである。
【0054】 好適には、前記パルス光はレーザ光、更に好適には、レーザビームを含む。好
適には、前記パルス光は、上記の方法に従って生成される。
【0055】 [好ましい実施形態の詳細] PCB上のUV感フォトレジスト材料(photoresists)へ露光するアルゴンイ
オンレーザを用いる不利益を克服する1つの方法は、本発明の背景においても述
べたように、赤外線又は他の比較的長波長のレーザ、好適には固体レーザから始
めて、UV放射が得られるまで、その周波数を倍化するかあるいはUV変換する
ことである。この周波数の増加は、光ビームの周波数を少なくとも1度、倍化す
ることによってなされる。
【0056】 赤外線レーザは、ポンピングや周波数増倍によって充分な高出力のUVレーザ
放射を容易に獲得できる状況では、比較的効率が高く、信頼性がある。
【0057】 周波数増倍は、効率が初期レーザ出力の増加に伴って増加する非線形過程であ
るので、UVレーザ放射は、高出力赤外線レーザ即ちスペクトラフィジックスレ
ーザ(Spectra-Physics Laser)社からのツナミモードロックチタンサファイア
(Tsunami mode-locked Ti:saphire)レーザのような赤色レーザを、スペクトラ
フィジックス(Spectra-Physics)社のミレニア(Millenia)レーザのようなレ
ーザによってポンピングすることによって生成される調波発生によって獲得され
る。ツナミレーザのパルス繰り返し率は、PCB製造の高速書き込みに便利なデ
ータ率と同じ範囲にあるので、パルス/データ同期の上記引用した問題によって
、その使用が問題視される。それゆえ、パルス繰り返し率は、本発明に従う好適
な実施形態に従って作られたシステムによって、さらに高まる。好適には、本発
明の好適な実施形態に従って、繰り返し率はこのように十分高められて、生成さ
れたレーザビームパルスの擬似連続波変調が可能になる。
【0058】 好適には、パルス繰り返し率の増倍は、レーザ動作状態に干渉しない高出力U
Vレーザの外側にある装置によって、実行される。
【0059】 図1を参照すると、本発明の好適な実施形態に従って作られたフォトレジスト
材料に直接書き込むUVレーザ露光システム4の基本的動作原理が、模式的に描
かれている。パルスUVレーザ光20は、高出力パルスレーザ18の周波数増倍
器(17)によって獲得され、パルス増倍率f0を有してビーム分割器22に入り
、該分割器は初期パルスビームをN個のビーム24に分割する。N個の分割ビーム
は、次にそれぞれ遅延光学的回路26によって遅延させられ、ビーム結合器30
によって結合されて結合ビーム100を形成し、単一の目標32あるいは複数の
目標34に向けられる。
【0060】 各ビーム24に対して、各遅延回路によって設定されたnΔtに等しい遅延時間
Tnが課されるとき(ここでnは、ビームに添えられた0からN−1までの添え字であ
る)、Δtの時間に分けられた1組のパルス28が得られる。1組の中のパルス
28は又、図1に示される光学的構成が使用されるとき空間において分けられる
。パルス28の全体の組にあるパルス繰り返し率は、遅延時間Tnと遅延ライン(
delay line)の個数Nとの関数である。これらの遅延ビームが満たすべき唯一の
一般的な条件は、N*Δt≦1/f0で、ここでNはビーム24の個数であり、f0はレ
ーザ18のパルス繰り返し率である。1連のパルス28におけるN番目のパルス
の終わり(遅延が(N−1)*Δt)には、続くパルス20がビーム分割装置22
に入り分割及び遅延過程が繰り返される。NΔt=1/f0の場合、1連のパルス2
8の中でN番目のパルスは、続くパルス20に結合した第1パルスにΔtだけ先だ
って起きる。遅延Tnは、等式(1)の条件が満たされる限り、期間1/f0にわた
って一定である。最終パルス繰り返し率が少なくともデータ率の4倍である状態
では、1連のパルス28の中のN番目のパルスと次の一連のパルスの最初のパル
スとの間の時間は、Δtに等しくなる必要はない。さらに、パルス間の時間も正
確に同一である必要もなく、また少なくともPCBへの書き込みのエネルギーも
正確に同一である必要もない。一連のパルス28は、こうしてビーム結合装置3
0に入り、そこで独立したパルス28は所定の設定に従って結合される。
【0061】 好適には、すべてのN個のパルスは実質的に同一のエネルギーであり、等しく
配置されるべきである。この状況は一般的に、レーザ出力の変動(fluctuation
)を最小にするので好ましい。
【0062】 次節以降は、a)入射ビーム20を分割ビーム24として分割するステップ、b)
分割ビーム24の遅延ステップ、c)分割ビームを結合するステップ、d)結合ビー
ム100を再び方向付けるステップの各ステップが、本発明の好適な実施形態に
従って詳細に説明される。
【0063】 図2には、パルス繰り返し率増倍装置16が、レーザ装置18の外側に示され
ており、そこにおいて周波数は本発明の好適な実施形態に従って調波発生器によ
って増倍される。パルス化された、好適には平行化されたUVレーザビーム20
は第1部分反射前表面ミラー44に入射させられる。初期パルスビーム20は、
2つのビームに分割され、1つは透過ビーム46であり、もうひとつは反射ビー
ム48である。透過ビーム46は反射ミラー50によって100%反射され、第
2部分反射前表面ミラー52に向かう。透過ビーム46はミラー52によって透
過ビーム(54)と反射ビーム(56)とに分割される。反射ビーム56はミラ
ー50に当たってビーム56’の方向に反射する。ビーム46と56は図2に示
すように単一のミラー50に入射し、あるいは他の実施例では、2枚の別々のミ
ラーに入射する(明瞭さのために図2には示さず)。
【0064】 図2に示すように、初期ビームパルス20からの等しいピーク出力を有する3
本のパルスを獲得するためには、ミラー44の反射率は33%であり、その透過
率は66%であり、一方、ミラー52の反射率は50%であるべきである。この
方法によるビーム48,54及び56’はすべて出力Pf=Pi/3を有し、ここで
Pfは各ビームの最終出力であり、Piはビーム20の初期出力である。各分割ビー
ム48,54及び56’の出力はこのようにミラー44と52の反射率によって
制御される。この分割は無損失ミラーに基づいている。もしミラー上にいくらか
の損失があれば、反射率はそれに従って修正される。
【0065】 図2に示される実施形態は、所望の等しい出力のビーム個数Nにまで拡張が可
能であり、その際44や52のような1組の無損失部分反射ミラーを用い、その
反射率はそれぞれ1/N、1/(N−1)、・・・1/2を有する。
【0066】 長さAB、ACDEおよびACDFGは分割ビーム48,54及び56’間の
遅延時間を制御する。長さAB、ACDEおよびACDFGは距離58及び/又
は60と、1つはミラー44と50との間の角度もう一つはミラー50と52と
の角度によって制御される。初期パルス20から出た3本の実質的に(時間的に)
等しく配置されたパルスを得るために、長さは実質的にACDFG−ACDE=
ACDE−AB=(t0/3)*cであり、ここでcは適切な媒質中の光速度であ
る。ミラー44と52の厚さ及び反射率に従ってその距離が調整されることは、
当業者にとって明らかなことである。
【0067】 ビーム48、54及び56’は好適にはビーム結合装置30(図示されたレン
ズは好適な実施形態である)によって結合されて、変調装置32に向けられる。
パルスビーム20に対する「分割−結合−再方向付け」のサイクルの最後には、次
のパルス化されたビーム20がミラー44のA点に到達し、ビーム全体の「分割
−結合−再方向付け」のサイクルが繰り返す。パルス20を3本のパルス48,
54及び56’に分割するという意味は、レーザ18の初期パルス繰り返し率が
、パルス率繰り返し増倍装置16の動作によって3倍化することを意味する。
【0068】 図3には、本発明の好適な実施形態に従う図2の領域59の詳細が示されてい
る。各独立なビーム48,54及び56’は、好適には変調器55上に、球面レ
ンズ51(負レンズが示されているが正レンズでもよい)及びシリンドリカルレ
ンズ(cylindrical lens)53を組み合わせて像を結ぶ。この結像機構に従って
、各々独立なビームは生成するパターンに従って、変調器55を完全に照射する
。変調器55によって変調されたあと、ビームの内側の境界43及び45はレン
ズ49を使って、マルチファセットポリゴンミラー(multi- faceted polygon m
irror)31(唯一の面とその動作の方向しか示されていないが)を介して目標
35上に、結像する。ポリゴンミラー(polygon mirror)31はX方向に線33を
走査し、PCB35はY方向に動く。
【0069】 本発明の幾つかの好適な実施形態では、変調器55は例えば、アブラハム・グ
ロス(Abraham Gross)の米国特許第5,309,178号に示されるものであ
ってもよい。この特許の変調器の機構は、各ビームはレンズ53によって1つの
線に広がり、そして、ビームはその変調器の入力において一致させられ、本発明
の使用にも好適である。好適には、レンズ53はシリンドリカルレンズであって
、線の幅はビーム48,54及び56’の幅と同じであるものである。変調器は
、PCBが書き込まれるべきデータ率で線を、空間的に変調する。こうして、数
十画素の長さの線は、PCB上の比較的大きな数の画素を書き込む。本発明の好
適な実施形態において、各画素は複数のビームによって照射され、その結果、変
調されたレーザパルス繰り返し率は、増大された率となる。レンズ49は好適に
は、目標35上の線として、変調器を通過して焦点を結ぶ全ての光を受けるほど
十分に大きい。
【0070】 図3における変調器55、レンズ49及びポリゴン31間の相対的な距離は、
当業者にとって模式的な表現に過ぎないことが理解されよう。本発明に従う幾つ
かの好適な実施形態において、レンズ51,53は図4に示すようにプリズム1
14によって置き換えられてもよく、それは変調器55上でビーム48,54及
び56’を結合する。公知技術による他のビームをスキャンする方法が使用され
てもよい。
【0071】 図2のレンズ30の代わりに、3つの独立なレンズが分割ビーム48,54及
び56’の位置に置かれる場合、そのビームが3つの異なった目標34に向けら
れることも可能である。さらに、各ビームは広がって線を形成し、そして、変調
機構は公知技術を用いて線の中の個々の画素を変調するようにしてもよい。
【0072】 図2の距離58と60を変化させることによって、可変な/異なった時間遅延
をビーム54及び56’に加えることもできる。ミラー44及び52間を変え、
又、ミラー50の角度を変えて(図1参照)、ビーム48,54及び56’の方
向を制御することができる。さらに、入力ビーム20の直径は、光学的な配置に
合わせて最適化してもよい。示された角度は非常に誇張されていることが理解さ
れるべきであろう。一般的に変調器55に入射するビーム間の角度は非常に小さ
い。
【0073】 図5は入力20、中間パルス48,54及び56及び一連の出力パルストレイン
(output pulse train)のタイミングを示すグラフであり、パルストレインは図
2に従うパルス繰り返し率増倍装置に入ってそして出て行く。パルストレイン5
7はパルストレイン20のパルス繰り返し率と仕事サイクル(duty cycle)を有
し、且つ、同じ平均出力を有する。
【0074】 本発明の幾つかの好適な実施形態では、ミラー44,50及び52、そしてビー
ム結合装置30は、単一の光学的機構に一体化されて、単独のパルス繰り返し率
増倍装置を形成している。そのような単独ユニットはパルス化されたレーザ(図
2の18)に後付けされて、異なった時に異なったレーザを供し得る。レーザ1
8の外部から操作することによって、増倍ユニット16はレーザの正常な動作を
乱さない。パルス繰り返し率増倍ユニット16は、モードロックレーザとともに
使用されるときレーザのもとのパルス繰り返し率の増大を、そのキャビティ長や
他の特性を変化することなしに可能にする。
【0075】 図6と図7は、図2に示された装置の変形態様を示す。図6と図7において、
初期ビーム20は4つのビーム48,54,54’及び56’に(図2における
3つに代わって)分けられる。これは、ただ2種類のミラーを使用することによ
って実現される。ミラー44及び52は好適には部分反射前表面ミラーであり、
一方ミラー50,110及び112は100%反射するミラーである。ミラー5
2と112との間の距離がミラー44と50間の距離の1.5倍であって、且つ
、ミラー44と52との反射率と透過率とが両方とも50%でありミラー50,
110及び112の反射率が100%であるならば、ビーム48,54、54’
及び56’は時間的に等間隔の等しい出力のパルスを有する。
【0076】 図8は、初期パルスビーム20を4本のビーム48,54,54’及び56に
分割する他の可能な構成を示し、そこでは無損失ミラー44(反射率50%)、
52(反射率50%)及び50(反射率100%)を用いる。ミラー50と52と
の距離が図8の構成ではHであり、ミラー44はミラー52と54’間の正確に
真中に位置していれば、ビームは以下のように他のビームに相対的に遅延される
。即ち、遅延(48−54)=H/c、遅延(48−54’)=2H/cそして
遅延(48’−56’)=3H/cであり、ここでcは光速、c/4Hはパルス
ビーム20の初期パルス繰り返し率である。
【0077】 本発明の他の好適な実施形態は図9に示されている。最初から線偏光され、好
適には平行化されているパルスレーザビーム70は、メレスグリオ(Melles Gri
ot)社製のQ2 WUQ水晶遅延板のような4分の1波長遅延板(quarter wave
retardation plate)72を通過する。4分の1波形遅延板72は初期直線偏光
ビームを円偏光ビーム76に変換する。円偏光ビーム76は、メレスグリオ社製
のO3 PBB広帯域偏光立体ビーム分割器のような偏光立体ビーム分割器82
によって互いに直交する偏光ビームに分けられる。
【0078】 これらのビームは、p偏光及びs偏光を有していて参照番号78と80でそれ
ぞれ示される。偏光立体ビーム分割器を通過したビーム78は、図面の平面に平
行な方向(84)に向けられた偏光ベクトルを有し、一方、ビーム80は図面の
平面に垂直(86)に向けられた偏光ベクトルを有する。その結果、立体偏光器
82によって反射される。
【0079】 立体偏光器82を位置Lにおいて出た後、ビーム80は第1の4分の1波長板
88を通過し、エドモンドサイエンティフィック(Edmund Scientific)社のテ
クスペックレトロリフレクタ(TECH SPECH retro-reflector)のような第1レト
ロリフレクタによって反射され、それから再び第1の4分の1波長板88を反対
方向で通過する。こうして、2度目にそれは第1の4分の1波長板88をJ位置
において出て、そのビーム80は、その図の平面に平行に向いた偏光ベクトル9
3を有する。ビーム80は再びK位置において偏光立体ビーム分割器82に入っ
て、その偏光ベクトルの新しい方向ゆえに通過する。
【0080】 L位置において偏光立体ビーム分割器82から出射し、K位置において同じ立
体に入射するビーム80の分離である分離92は、レトロリフレクタ90の頂点
94及び、ビーム80がレトロリフレクタ90に入射する位置Mによって決定さ
れる。この距離は、レトロリフレクタ90の幾何学的寸法とその立体ビーム分割
器82の相対的な位置によって、決定される。頂点94と位置Mとの横方向の距
離が大きくなれば、偏光ビーム分割器82に入出射するビーム80間の距離が大
きくなる。
【0081】 位置Nにおいて立体ビーム分割器82を出射するビーム80は、第2の4分の
1波長板96を通過する。ビーム80は次に第2レトロリフレクタ98によって
逆向きに反射されて、4分の1波長板96を再び通過する。立体ビーム分割器8
2に再び入射するとき、ビーム80はその図の平面に直交するよう方向付けられ
た偏光ベクトルを有する。こうしてこの時、ビーム80は立体ビーム分割器82
によって反射される。
【0082】 本発明の好適な実施形態において、出力ビーム100は遅延(80)及び非遅
延(78)ビームを含み、ビームは交差する偏光を有する。さらに、位置Rにお
いて立体ビーム分割器を出射するビーム80は、ビーム78に比較して遅延させ
られ、その時間はΔtであって、ビーム80が完全に位置Sから位置Uまで立体
ビーム分割器82を一回りする時間に等しい。立体ビーム分割器82と第1レト
ロリフレクタ及び/又は第2レトロリフレクタとの間の距離を変えることによっ
て、パルスビーム78と80との遅延時間Δtは可変である。
【0083】 図9に描かれた本発明の好適な実施形態においては、単一レーザパルス70は
2つのパルス78と80に分割され、そして、立体ビーム分割器82の位置Uに
おいて結合される。この2つのパルスは、初期パルスと同じパルス幅をする。引
き続くパルス70は同じ「分割−遅延−再結合」過程を受けるので、図9に示さ
れるような装置102はパルス繰り返し率増倍器として機能する。上に説明され
た図2に描かれた第1の装置は、任意の増倍因子を有するパルス繰り返し率増倍
器として機能することを思い出すべきである。図9のパルス繰り返し率増倍器1
02は、実質的に入力ビーム70の空間的(spatial)角度的特性を保存してい
る。
【0084】 図10は、入力70、中間ビーム78と80、及び出力ビーム100の、ビー
ムパルスが図9に示されたパルス繰り返し率増倍装置に入射し出射するタイミン
グを示すタイミンググラフである。入射ビーム70は各ビーム78,80及び1
00のピーク出力の2倍である。ビーム80はビーム78に比べて遅延している
。ビーム100は、ビーム70,78及び80の2倍のパルス繰り返し率、及び
、2倍の仕事サイクルを有する。パルス幅はビーム70,79,80及び100
に等しい。ビーム100はビーム70と実質的に同じ平均出力を有する。
【0085】 繰り返し率増倍装置102は又、単一の光学的装置に組み込まれて、それによ
って、図2を参照して分かるように上述のパルス繰り返し率増倍装置として、最
終繰り返し率以外は同一の構造と動作特性を有する単一のパルス繰り返し率増倍
装置を得ることができる。
【0086】 その代わりにあるいは追加的に、1以上の装置102が縦列に(in cascade)
使われてその結果、初期パルス繰り返し率の4倍、8倍あるいは何倍もの倍率を
得ることができる。たとえば、ビーム78と80からなる出力ビーム100を、
装置102に類似する第2の装置に入射させることができる。第2の装置におい
て、波長板72はビーム100に相対的な角度に向けられて、その結果、交差偏
光しているビーム78と80は両方とも円偏光ビームに変換することができる。
第2の装置においては、偏光立体ビーム分割器82とレトロリフレクタ90及び
98との距離は例えば、第1装置102の対応する距離の半分以下にすることに
よって、等しく(時間的に)分離された最終パルスを(レトロリフレクタの光学
路を考慮に入れながら)得ることができる。全ての増倍器において、入力4分の
1波長板72は入力ビーム70の偏光に対して45度の角度を有していることが
理解されるべきである。それゆえ、出力100は(P及びSの)2つの直交する偏
光ビームを含むので、第2及びそれに続く増倍器の入力4分の1波長板は最初の
ステージのP及びSに相対的に45度に置かれなければならない。
【0087】 図9に示された構成の他の好適な実施形態は、模式的に図11に示す。図9と
図11とを比較すると、両図に描かれた装置は同じ原理によって動作することが
わかる。双方とも、線偏光されたパルスレーザビームは、円偏光ビームに変換さ
れて、単一の偏光立体ビーム分割器によって分割されて再結合される。
【0088】 図11の構成において、レトロリフレクタ90,98及び/又は立体偏光分割
器82の物理的寸法及び/又は位置は、レトロリフレクタ90によって逆に反射
されるビーム80を偏光立体ビーム分割器82に当たらないようにさせ、一方、
第2レトロリフレクタ98によって逆反射されたビーム80はその分割器に入射
してビーム78と結合させる。ビーム80は、ビーム分割器82に当たらないの
で、図9の4分の1波長板88と96は必要なく、それゆえ図11の構成からは
除かれている。
【0089】 図11の構成の入力、中間及び出力ビームの時間グラフは図10に示されたも
のと同じである。ここでもビーム78と80との遅延は、偏光立体ビーム分割器
82とレトロリフレクタ90と98の距離、並びにそれらの幾何学的寸法によっ
て制御される。
【0090】 図9及び図11において示されたような本発明の幾つかの好適な実施形態にお
いて、遅延及び非遅延ビーム80及び78は結合され、単一の出力パルスビーム
100として引き出される。このビームは広がって、上記に引用されたグロス特
許のような公知技術によって画素ごとに変調されて、線照射を提供する。ビーム
78及び80が単一のビーム100に結合されるか、あるいは2つの異なったビ
ームとして引き出されるかは、偏光立体ビーム分割器の位置Wによっており、そ
こ(W)に遅延ビーム80が第2レトロリフレクタ98から導かれる。ビーム8
0が立体ビーム分割器82の位置Uにおいてビーム78に合致するようにされる
場合、2つのビームは単一の出力100に結合される。そうでなければ2つのビ
ームは、ビーム分割器82から別々に出てくることになる。
【0091】 図9及び図11の単一偏光立体ビーム分割器82を使用すると、初期パルス繰
り返し率の倍率を2に制限するが、しかし、複数のビーム分割器44及び52を
使用すると2以上の倍率因子が可能となる。図9及び/又は図11に示される繰
り返し率増倍器から出てくる出力ビームは、好適には共線形(collinear)であ
るが、一方、図2に示される増倍器においては一般的に共線形ではない。
【0092】 本発明の好適な複数の実施形態を参照して上に述べられたパルス繰り返し率増
倍装置は、全て、装置に入射する紫外レーザビームの平均出力を保つので、独立
のパルスビーム出力及び/又は単一パルス間での相対的な遅延は、PCB製造に
おけるフォトレジスト材料上への直接書き込みにおいて重要でない。
【0093】 図12は本発明による好適な実施形態がどのようにPCB製造ラインに組み込
まれるかを模式図で示す。線偏光されパルス化された紫外レーザビーム70は好
適には、高出力モードロック赤外線レーザからの調波発振器(harmonic generat
ion)17によって得られる。例えば、スペクトラフィジックスレーザ社のミレ
ニアレーザは、532ナノメータにおいてスペクトラフィジックスレーザ社のツ
ナミモードロックチタンサファイアレーザをポンピングする。ツナミモードロッ
クチタンサファイアレーザは周波数が倍化されて、出力ビームは約390ナノメ
ートルとなる。好適には、赤外線レーザの繰り返し率は82メガヘルツ(MHz)で
、その波長は約780ナノメートルである。UVビーム70のパルス繰り返し率
は、上述の装置102の1つによって増倍(例えば、2倍、4倍など)される。
装置102から出る出力ビーム100は、光学的書き込み装置110上に入射し
PCB製造に使用されるフォトレジスト材料35の表面を、ポリゴンミラー31
と連動する動きによって走査し、その方向は、X方向及びPCB35の横方向の
変位即ちY方向である。好適にはビームは、ここで参照することにより含められ
たハズマン(Hazman)の取得した米国特許第5,625,403号及び/又はグロ
スの取得した米国特許第5,309,178号の開示内容に示された方法によっ
て変調される。
【0094】 こうして、本発明の好適な実施形態においてパルス繰り返し率は160MHz(
繰り返し率の倍化)から4倍化である320MHzあるいはそれ以上の増倍の間で
可変である。これによって、線の各画素に対する100MHz以上のデータ率の変
調が可能になる。
【0095】 本発明の範囲は上述の図2,9および11に描かれた配置に限定されるもので
はなく、又、UVパルスレーザビームに限定されるものでもないことは、当業者
に明らかであろう。本発明の好適な実施形態に従う基本原理に基づいて動作する
装置は、任意のパルス光ビームのパルス繰り返し率を増倍させるのであって、レ
ーザやUVレーザのみではない。
【0096】 さらに、前述の擬似連続波変調機構を用いる本発明の解釈は、UVにおいて動
作する必要はなく、又、周波数倍化レーザを用いる必要も必ずしもない。本発明
の広い解釈は、例えば表面の走査又はデータ変換のような擬似連続変調光に適用
できる。
【0097】 さらに、本発明は、例示しながら非限定的な実施形態について詳細説明がなさ
れたが、それは本発明を限定するものではない。多様な実施形態の組合せを含む
本発明の実施形態の変形態様は、当業者であれば容易に想到し得よう。本発明の
範囲はそれゆえ特許請求の範囲のみに限定される。さらに、請求の範囲について
の疑問点を回避するために付言するならば、「成る、含む(comprise 、include
)」、あるいはそれに類する言葉は、「非限定的に含んでいる」事を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う好適な実施形態の基本的動作原理を示す模式図である。
【図2】 本発明に従う好適な実施形態のパルス繰り返し率増倍装置を示す模式図である
【図3】 本発明の好適な実施形態に従うビーム再結合の配置を例示した模式図である。
【図4】 本発明の好適な実施形態に従う他のビーム再結合要素を示す模式図である。
【図5】 図2に描かれたパルス繰り返し率増倍装置に入出射する、入力、中間及び出力
ビームパルスのタイミンググラフを示す。
【図6】 本発明の好適な実施形態に従う、パルス光ビームの初期パルス繰り返し率を4
倍化する他の配置を示す。
【図7】 本発明の好適な実施形態に従う、パルス光ビームの初期パルス繰り返し率を4
倍化する他の配置を示す。
【図8】 本発明の好適な実施形態に従う、パルス光ビームの初期パルス繰り返し率を4
倍化する他の配置を示す。
【図9】 本発明の好適な実施形態に従う、偏光入射光ビームパルスを用いるパルス繰り
返し率増倍装置を示す模式線図である。
【図10】 図9に描かれたパルス繰り返し率増倍装置に入出射する入力、中間及び出力光
ビームパルスのタイミンググラフを示す。
【図11】 本発明の好適な実施形態に従う、偏光入力光ビームパルスを用いるパルス繰り
返し率増倍装置の他の構成を示す。
【図12】 本発明の好適な実施形態が、PCB製造ラインに組み込まれた模式線図である
【符号の説明】
4 UVレーザ露光システム 16 パルス繰り返し率増倍器 17 周波数増倍器(調波発信器) 20 UVレーザパルス光 22 ビーム分割装置 24 分割ビーム 26 遅延光学的回路 30 ビーム結合器 70 パルスレーザビーム 76 円偏光ビーム 100 結合ビーム
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月25日(2000.10.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 フェンスター・ポール イスラエル国 ペタック ティクバ 49507 アハッド ハアム ストリート 59 (72)発明者 グロス・アヴラハム イスラエル国 ラマット アヴィヴ 69125 ベン ヨセフ ストリート 26 Fターム(参考) 2H097 AA03 CA00 CA06 CA08 CA12 CA17 LA09 5F046 BA07 CA03 CB01 CB02 CB07 CB12 CB22 5F072 AA02 HH03 HH07 JJ07 MM07 RR01 RR05 SS06 YY08

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高繰り返し率光学的パルス生成装置であって、 初期パルス繰り返し率を有する初期パルス光ビームを生成するビームジェネレ
    ータと、 前記初期パルス光ビームを受けて、そして、前記初期パルス繰り返し率よりも
    高いパルス繰り返し率を有する少なくとも1つのパルス光ビームを生成するパル
    ス繰り返し率増倍器と、 を含む装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、前記パルス繰り返し率増倍器が
    、 前記初期光ビームを受け、それを複数の分割パルス光ビームに分割するビーム
    分割器と、 前記分割光ビームを受け、そして、前記分割ビームを異なった量で遅延させる
    少なくとも1つの光学的遅延路と、を含み、 一緒にされた前記遅延されたパルス光ビームは、前記複数の分割パルス光ビー
    ムによって倍化された前記初期繰り返し率に実質的に平均が等しい増加されたパ
    ルス繰り返し率を有する、パルス光を提供することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置であって、前記遅延ビームを受けて結合し
    て、前記増加したパルス繰り返し率を有する単一のビームを生成するビーム結合
    器を含むことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の装置であって、前記遅延ビームを所与の領域に向
    け、前記領域が増加したパルス繰り返し率の光で照射されるようにしたことを特
    徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の装置であって、前記ビーム結合器はレン
    ズを含むことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれか1に記載の装置であって、前記ビーム
    結合器は2以上のレンズを含むことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか1に記載の装置であって、前記光学的
    遅延路は、 少なくとも1の部分反射ミラーと少なくとも1の実質的に全反射のミラーとを含
    むビーム遅延装置を含むことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至7のいずれか1に記載の装置であって、前記光学的
    遅延路は、前記分割ビームを前記ビーム遅延装置の要素間の距離による時間セッ
    トの量によって遅延させることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至7のいずれか1に記載の装置であって、 複数のビーム分割器と、 前記ビーム分割器から離れておかれた少なくとも1つの、実質的に全反射のミ
    ラーと、 を含むことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置であって、前記少なくとも1の分割
    器は、前記少なくとも1の実質的に全反射のミラーから異なった距離におかれる
    ことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の装置であって、前記各々のビー
    ム分割器は、1つの入射ビームを2つの等しい部分に分割することを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載の装置であって、 前記複数のビームはNに等しく、且つ、前記複数のビーム分割器は、第1の入
    射ビームと第2の入射ビームとに分割し、 前記第1の入射ビームは前記入射ビームの強度の1/N,1/(N−1)、1
    /(N−2)、・・・、1/2倍に等しい強度を有し、そして、 前記第2の入射ビームは前記入射ビームの強度の(N−1)/N,(N−2)
    /(N−1)、(N−3)/(N−2)、・・・、1/2倍に等しい強度を有す
    る、 ことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項2乃至4のいずれか1に記載の装置であって、前記
    光学的遅延路は偏光立体ビーム分割器と2つのレトロリフレクタ(retro-reflec
    tor)と、を含むことを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項3又は4に記載の装置であって、前記光学的遅延路
    は偏光立体ビーム分割器と2つのレトロリフレクタとを含み、前記ビーム結合器
    は前記偏光立体ビーム分割器に含まれることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14のいずれか1に記載の装置であって、前
    記初期光ビームは線偏光されていることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至4,又は13乃至15のいずれか1に記載の
    装置であって、第2の繰り返し率増倍器を含み、該第2の繰り返し率増倍器は前
    記繰り返し率増倍器からの出力ビームを受け、且つ、受けた前記ビームの前記繰
    り返し率よりも高い繰り返し率を有する出力ビームを生成することを特徴とする
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の装置であって、前記第1の繰り返し率増
    倍器と前記第2の増倍器とは、各々前記繰り返し率を倍化することを特徴とする
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載の装置であって、前記第2の繰
    り返し率増倍器は、請求項2乃至3、又は、13乃至14のいずれか1によって
    画定される前記繰り返し率増倍器の前記構造を有することを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 先行する請求項のいずれか1に記載の装置であって、前記
    増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の2倍であることを特徴とする装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至14のいずれか1に記載の装置であって、前
    記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の3倍であることを特徴とする
    装置。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至14のいずれか1に記載の装置であって、前
    記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の4倍であることを特徴とする
    装置。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至14のいずれか1に記載の装置であって、前
    記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の4倍より大きいことを特徴と
    する装置。
  23. 【請求項23】 先行する請求項のいずれか1に記載の装置であって、前記
    パルス光ビームジェネレータはレーザビームを生成することを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の装置であって、前記レーザビームジェネ
    レータは、 第1の比較的低いレーザ周波数において動作するパルスレーザと、 前記レーザ周波数を倍化して前記光ビームを生成するレーザ周波数増倍器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の装置であって、前記パルスレーザはモー
    ドロックレーザ(mode locked laser)を含むことを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項24又は25のいずれか1に記載の装置であって、
    前記パルスレーザは赤外線レーザであることを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 先行する請求項のいずれか1に記載の装置であって、前記
    光ビームはUVレーザであることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 先行する請求項のいずれか1に記載の装置であって、前記
    より高い繰り返し率パルスはに含まれる前記出力は、実質的に前記初期パルス光
    ビームに等しいことを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 1つのデータ率において情報を伝達する装置であって、 前記データ率より実質的に高いパルス繰り返し率を有するパルス光を生成する
    パルス光源と、 前記パルス光を前記データ率において変調する変調器と、 を含むことを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 感光性表面上に像を記録する装置であって、 パルス繰り返し率を有するパルス光を生成するパルス光源と、 1つのデータ率において前記パルス光を変調する変調器と、 前記変調されたパルス光を前記表面にわたって走査するスキャナと、 を含むことを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の装置であって、前記パルス光源は線光源(li
    ne source)であり、前記変調器は前記線を空間的(spatially)に変調すること
    を特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項30又は31に記載の装置であって、前記感光性表面は
    フォトレジスト(photoresist)を含むことを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項30乃至32のいずれか1に記載の装置であって、
    前記データ率は実質的に前記パルス繰り返し率よりも高いことを特徴とする装置
  34. 【請求項34】 請求項29又は30乃至33のいずれか1に記載の装置で
    あって、前記パルス繰り返し率は前記データ率の少なくとも2倍であることを特
    徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の装置であって、前記パルス繰り返し率
    は前記データ率の少なくとも3倍であることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項34に記載の装置であって、前記パルス繰り返し率
    は前記データ率の少なくとも4倍であることを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項30乃至32のいずれか1に記載の装置であって、
    前記データ率は前記パルス率と同じであることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求項29乃至37のいずれか1に記載の装置であって、
    前記パルス光はレーザ光であることを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の装置であって、前記パルス光はレーザ
    ビームを含むことを特徴とする装置。
  40. 【請求項40】 請求項29乃至39のいずれか1に記載の装置であって、
    前記パルス光は請求項1乃至19のいずれか1に従って生成されることを特徴と
    する装置。
  41. 【請求項41】 高繰り返し率光学的パルスを生成する方法であって、 初期パルス繰り返し率を有する初期パルス光ビームを提供する行程と、 前記初期パルス光ビームの前記パルス率を増倍して、前記初期パルス繰り返し
    率よりも高いパルス繰り返し率を有する少なくとも1つパルス化された光ビーム
    を生成する増倍行程と、 を含む方法。
  42. 【請求項42】 請求項41記載の方法であって、前記パルス率を増倍する
    行程が、 前記初期光ビームを、複数の分割パルス光ビームに分割する行程と、 前記分割光ビームを異なった量によって遅延する行程と、 を含み、 前記パルス遅延光ビームは一緒になって、その平均が前記初期パルス繰り返し率
    に実質的に等しい、増加したパルス繰り返し率を有するパルス光を提供すること
    を特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載の方法であって、前記遅延ビームを、増
    加されたパルス繰り返し率を有する単一のビームに結合する行程を含むことを特
    徴とする方法。
  44. 【請求項44】 請求項42に記載の方法であって、前記遅延ビームを結合
    する行程と、前記増加したパルス繰り返し率においてビームによって1つの領域
    を照射するように該結合ビームを向ける行程と、を含むことを特徴とする方法。
  45. 【請求項45】 請求項41乃至44のいずれか1に記載の方法であって、 より大きな率を有する前記少なくとも1のパルス光ビームの前記パルス繰り返
    し率を、更に増倍する行程を含むことを特徴とする方法。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の方法であって、増倍する行程、及び、
    更に増倍する行程は、各々、前記繰り返し率を倍化することを特徴とする方法。
  47. 【請求項47】 請求項41乃至46のいずれか1に記載の方法であって、
    前記増加したパルス繰り返し率は、前記初期パルス率の2倍であることを特徴と
    する方法。
  48. 【請求項48】 請求項41乃至47のいずれか1に記載の方法であって、
    前記増加されたパルス繰り返し率は前記初期データ率の3倍であることを特徴と
    する方法。
  49. 【請求項49】 請求項41乃至47のいずれか1に記載の方法であって、
    前記増加されたパルス繰り返し率は前記初期データ率の4倍であることを特徴と
    する方法。
  50. 【請求項50】 請求項41乃至47のいずれか1に記載の方法であって、
    前記増加したパルス繰り返し率は前記初期パルス率の4倍より大きいことを特徴
    とする方法。
  51. 【請求項51】 請求項41乃至50のいずれか1に記載の方法であって、
    前記パルス光ビームはレーザビームであることを特徴とする方法。
  52. 【請求項52】 請求項41乃至51のいずれか1に記載の方法であって、
    前記より高い繰り返し率パルスに含まれる前記出力は、前記初期パルス光ビーム
    に含まれる出力に実質的に等しいことを特徴とする方法。
  53. 【請求項53】 1つのデータ率において情報を伝達する方法であって、 前記データ率よりも実質的に高いパルス繰り返し率においてパルス化されるパ
    ルス光を提供する行程と、 前記データ率において前記パルス化された光を変調する行程と、を含むことを
    特徴とする方法。
  54. 【請求項54】 感光性表面上に像を記録する方法であって、 1のパルス繰り返し率においてパルス化されるパルス光を提供する行程と、 1のデータ率において前記パルス化された光を変調する行程と、 前記表面にわたって前記変調されたパルス光を走査する行程と、を含むことを
    特徴とする方法。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載の方法であって、前記パルス化された光
    は光の線(a line of light)であり、そして、前記変調器は前記線を空間的(s
    patially)に変調することを特徴とする方法。
  56. 【請求項56】 請求項54又は55に記載の方法であって、前記感光性表
    面はフォトレジストを含むことを特徴とする方法。
  57. 【請求項57】 請求項54乃至56のいずれか1に記載の方法であって、
    前記データ率は前記パルス繰り返し率よりも実質的に高いことを特徴とする方法
  58. 【請求項58】 請求項53又は54乃至57のいずれか1に記載の方法で
    あって、前記パルス繰り返し率は前記データ率の少なくとも2倍であることを特
    徴とする方法。
  59. 【請求項59】 請求項58記載の方法であって、前記パルス繰り返し率は
    前記データ率の少なくとも3倍であることを特徴とする方法。
  60. 【請求項60】 請求項58記載の方法であって、前記パルス繰り返し率は
    前記データ率の少なくとも4倍であることを特徴とする。
  61. 【請求項61】 請求項54乃至56のいずれか1に記載の方法であって、
    前記データ率は前記パルス繰り返し率と同じであることを特徴とする方法。
  62. 【請求項62】 請求項53乃至61のいずれか1に記載の方法であって、
    前記パルス光はレーザ光であることを特徴とする方法。
  63. 【請求項63】 請求項63に記載の方法であって、前記パルス光はレーザ
    ビームを含むことを特徴とする方法。
  64. 【請求項64】 請求項53乃至63のいずれか1に記載の方法であって、
    前記パルス光は、請求項41乃至59のいずれか1に記載の方法に従って生成さ
    れることを特徴とする方法。
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