JP2002523848A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、請求項6の前文に規定するような情報処理方法に関する。
ヤーは、デジタル・オーディオ・ファイルを処理してそれらがヘッドホン又はラ
ウドスピーカーを通して聞こえるようにする。オーディオファイルを処理しプレ
イすることはプレーヤーの主な機能であるので、オーディオファイルは、プレー
ヤーの主要な情報を構成する。MP3プレーヤーは、オーディオファイルを記憶す
るためのデジタルメモリを有し、CDプレーヤーは、取り外し可能な記憶手段すな
わち個々のCDを有する。別の例として、オーガナイザー又はパーソナル・デジタ
ル・アシスタント(PDA)は、住所及びアポイントメントのようなデジタルデータ
のエントリ、記憶及び取り出しを可能にする。このようなデジタルデータは、オ
ーガナイザー又はPDAの主要な機能に関連するので、それらの装置の主要なデー
タを構成する。
いため、類似の装置と簡単に取り替えられてしまうことである。ある装置によっ
て処理される主要な情報は、類似の装置に容易にコピーすることができるからで
ある。そのような装置の所有者は該装置に対して愛着を感じないので、所有者に
とって当該装置の価値は低くなる。
供することである。
本発明の第2の側面は、請求項6に示すような方法を提供する。本発明の有利な
実施例は従属項の中に規定する。
情報のユニット及び起動される該装置の処理機能を監視するためのパーソナライ
ズ手段(例えばソフトウェア・エージェント)を有する。これらの観察から、パー
ソナライズ手段は、不揮発性メモリに記憶されるパーソナライズ情報を得る。パ
ーソナライズ情報は、装置の製造日付、所有者による取得日付、所有の通算時間
、主要情報のユニットをくれた人についての情報、取得の日付又は都市、オーデ
ィオトラックをプレイする周波数等を含むことができる。しばらくの間上記装置
を使用した後、その装置は、パーソナライズ情報の履歴を蓄積している。そのよ
うな装置は、該装置及びユーザがその所有した期間に関与したイベントを思い起
こさせることができるのでその所有者にとって貴重なものになる。
用から得られたパーソナライズ情報のユニットとの間のリンクが維持される。主
要情報が処理されるたびに、ユーザは、該主要情報に関するイベントを思い出さ
せる関連するパーソナライズ情報にアクセスする。
レイするときのように主要情報が処理されている間、関連するパーソナライズ情
報がグラフィックディスプレイ上に表示される。
報が記憶手段から消去されるとしても、そのパーソナライズ情報は、他の記憶手
段に記憶されたままである。2つのタイプの情報の間のリンクは絶たれるが、消
去された主要情報の形跡は、その関連するパーソナライズ情報によって保存され
る。例えば、オーディオ・トラックがMP3プレーヤーから除去されたずっと後で
も、そのタイトル及びそのプレイされた回数はなお利用可能である。
ることができ、例えば2つのMP3プレーヤーを接続することによりそれらの間で
オーディオファイルを転送することができる。こうして転送されるファイルには
、送信装置の所有者に属する個人的なタグが添付される。タグは、受信装置によ
って、転送されたオーディオファイルから切り離され、パーソナライズ手段によ
りパーソナライズ情報として記憶される。個人的なタグは、送信装置の所有者か
らの個人的なメッセージや芸術的なアイコンを含むことができる。この個人的な
タグは、プレーヤーのメモリから歌を除去したずっと後でもMP3プレーヤー内に
なお保存されたままである。
発明に従う装置に愛着を感じるため該装置を他の装置と取り替えられなくなる。
所有者は、装置をしばらくの間使用することにより該装置に個人的な要素を付加
するので、該装置は類似の装置の中でも唯一のものになる。
に特に適している。本発明は、例えばGSM電話、遠隔制御、テレビ受像器、ビデ
オレコーダ等にも適用できる。
になるであろう。
スプレイ4、インタフェース5、マイクロプロセッサ6、オーディオ・プロセッサ7
、クロック8、パーソナライザー9及び補助記憶装置(二次記憶装置)10を有するMP
3プレーヤー1を示す。ユーザは、制御ユニット2によってMP3プレーヤー1を動作
させる。制御ユニット2は、マイクロプロセッサ6にコマンドを送信する。マイク
ロプロセッサ6は、制御ユニット2からコマンドを受け取る。マイクロプロセッサ
6は、インタフェース5を介してデジタルオーディオ情報を送受信し、また、クロ
ック8を制御してそこから時間信号を受け取る。マイクロプロセッサ6はさらに、
主記憶装置3にデジタルオーディオ情報を記憶しそこから取り出し、ディスプレ
イ4にグラフィック情報を送信し、オーディオ・プロセッサ7にデジタルオーディ
オ情報を送信する。オーディオ・プロセッサ7は、デジタルオーディオ信号をア
ナログオーディオ信号に変換する。このアナログオーディオ信号は、ヘッドホン
又は増幅器(図示せず)によって更に処理することができる。パーソナライザー9
は、補助記憶装置10にデジタルデータを記憶しそこから取り出し、マイクロプロ
セッサ6とデジタルデータを交換する。
イル及び記述的な情報を受け取り、それらを主記憶装置3に記憶する。ユーザコ
マンドに応じて、主記憶装置3内の任意のオーディオファイルがオーディオ・プ
ロセッサ7を通してプレイされ、例えばヘッドホンによって聞くことができる。
例えばオーディオファイルのタイトル、作曲家及び演奏者を含む記述的な情報は
、対応するオーディオファイルがプレイされているとき、ディスプレイ4上に表
示される。
ヤーから得られてもよい。オーディオファイルは、インタフェース5を介して類
似のMP3プレーヤーに送信することもできる。MP3プレーヤー1の所有者は、例え
ば個人的なメッセージ、電子メールアドレス又は芸術的なアイコンのような個人
的なタグを補助記憶装置10に記憶することができる。そのようなタグは、パーソ
ナルコンピュータ上に準備しておき、インタフェース5を介して得ることができ
る。オーディオファイルが類似のMP3プレーヤーに送信されるとき、オーディオ
ファイルと共に個人的なタグが送信される。類似のMP3プレーヤーからオーディ
オファイル及び個人的なタグを受信すると、パーソナライザー9は、オーディオ
ファイルからタグを切り離す。オーディオファイルは、主記憶装置3に記憶され
るが、受信された個人的なタグは、クロック8によって生成されるタイムスタン
プ及びオーディオファイルに対するリファレンスとともに補助記憶装置10に記憶
される。このリファレンスは、オーディオファイルと、生成されたパーソナライ
ズ情報との間のリンクを確立する。オーディオファイルがプレイされるたびに、
該オーディオファイルに対するリファレンスを含むパーソナライズ情報を探すた
め補助記憶装置10がサーチされる。そのような情報が見つかった場合、オーディ
オファイルが誰から取得されたか、取得の時間及び場所を所有者に思い起こさせ
るように該情報がディスプレイ4上に表示される。上記オーディオファイルがユ
ーザコマンドに応じて主記憶装置3から消去される場合、関連する個人的なタグ
及び時間/場所の情報が、オーディオファイルのタイトル及び統計データと一緒
に補助記憶装置10に保存される。この統計データは、例えばファイルがプレイさ
れた回数を含む。これまでにMP3プレーヤー1に記憶されたそれぞれのオーディオ
ファイルからの形跡が補助記憶装置10に残されており、MP3プレーヤー1の使用の
履歴について思い出させる。こうして補助記憶装置10内の情報は、MP3プレーヤ
ー1をパーソナライズし、その所有者が一層愛着を感じるようにする。オーディ
オファイルに関連する情報のほかに、補助記憶装置10は、例えば装置の購入日付
及び場所、所有の通算期間、使用の時間数等の情報も含む。制御ユニット2及び
ディスプレイ4によって補助記憶装置10内のパーソナライズ情報を閲覧すること
が可能であるが、それを変更したり、消去したり、インタフェース5を通してコ
ピーすることはできない。それはMP3プレーヤー1の一部となっており、該プレー
ヤーを唯一の装置にする。
面の中に表されている参照番号は、同じ構成要素を示す。図2のMP3プレーヤーは
更に、マッチャー(matcher、マッチング装置)11及びアラーター(alerter、警告
器)12を含む。さらにインタフェース5は、例えば電磁波又は赤外線信号によって
、例えば約10メートルの半径をもつ限定された領域内の類似の装置と通信するよ
うに構成されている。さらにパーソナライザー9は、上記領域内の類似の装置に
対しパーソナライズ情報の一部を伝送するように構成されている。例えば、パー
ソナライザー9は、最近オーディオファイルをくれた人の識別情報を伝送するこ
とができる。パーソナライザー9は、上記領域内の類似の装置から受信されるパ
ーソナライズ情報をマッチャー11にリレーするようにも構成されている。マッチ
ャー11は、受け取ったパーソナライズ情報を、補助記憶装置10内のパーソナライ
ズ情報と比較する。それらがある程度合致する場合、アラーター12を制御して所
有者に信号を発する。例えば、MP3プレーヤー1のパーソナライズ情報が、特定の
人に対するリファレンスを含んでおり、その人の識別情報が、上記領域内の類似
のMP3プレーヤーから受信される場合、2つのプレーヤーの所有者は、共通の知
人をもつと考えられる。これが会話の開始となりうる。上記共通の知人の識別情
報は、ディスプレイ4上に表示することができる。さらに、特定の領域内にある
2つのMP3プレーヤーは、両方のプレーヤーの主記憶装置に以前に記憶されたオ
ーディオファイルに関する情報を交換する。実質的なオーバーラップがある場合
、それらの所有者に再び通知される。特定のオーディオファイルのリストの代わ
りに、パーソナライザー9は、もっと概括的に、例えば所有者の趣向に従って評
価される分類を使用して所有者の趣向を記述するユーザプロファイルを生成する
ように構成することができる。このように、本発明によるパーソナライズされた
装置は、類似の趣向又は共通の知人をもつ人々を引き合わせる役割を果たすこと
ができる。
おいて変更及び修正が行うことが可能である。従って、例えば主記憶装置3及び
補助記憶装置10は、1つの大きな記憶装置(例えばフラッシュメモリ)の中の区別
可能な個々の部分でありえる。パーソナライザー9は、単独の回路であるか、あ
るいはマイクロプロセッサ6のソフトウェア機能として実現することができる。
パーソナライズ情報を変更したり、消去したり、コピーすることができないこと
は必要条件ではない。さらに、MP3プレーヤーは紛失したり損傷を受けることが
あるのでバックアップをとる可能性も望ましい。MP3プレーヤー1は、特定のイベ
ント(例えばオーディオファイルの転送)が生じた場所に関係するパーソナライズ
情報の生成を可能にするGPS回路を備えることができる。
メント、覚え書き等である。同様に、そのようなデータは類似の装置と交換する
ことができ、上記のような方法でパーソナライズ情報を生成することができる。
本発明は更にGSM電話に適用することも可能であり、この場合、主要情報は電話
番号及び電子メールである。特定の番号がダイヤルされるときはいつも、場所及
び時間並びに対話者に関係するパーソナライズ情報が生成される。電話による会
話とともに、デジタル形式の個人的なタグを転送し、それを対話者の電話の補助
記憶装置に記憶することが可能である。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】 主要情報のユニットを記憶するための記憶手段と、処理され
るべき前記主要情報のユニット及び/又は起動されるべき機能の選択を行うため
のユーザ操作可能な手段とを有する情報処理装置であって、 他の記憶手段と、 前記他の記憶手段にパーソナライズ情報を記憶するために前記選択から前記パ
ーソナライズ情報を得るパーソナライズ手段と、 を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 前記パーソナライズ手段は、前記主要情報のユニットと前記
パーソナライズ情報のユニットとの間のリンクを維持するように構成されること
を特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記装置は、情報を表すための表示手段を備え、前記パーソ
ナライズ手段は、前記主要情報のユニットが処理されている間、該主要情報の該
ユニットにリンクされている前記パーソナライズ情報のユニットを表示するよう
に構成されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記装置は、ユーザコマンドに応じて主要情報のユニットを
消去するように構成され、 前記パーソナライズ手段は、前記主要情報の前記ユニットと前記パーソナライ
ズ情報のユニットとの間のリンクを除去し、前記他の記憶手段に前記パーソナラ
イズ情報の前記ユニットを保存するように構成されることを特徴とする、請求項
2又は請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 前記装置は、類似の装置との間で主要情報のユニットを交換
する通信手段を有し、 前記パーソナライズ手段は、前記類似の装置に送信されるべき主要情報のユニ
ットに個人的なタグを添付するように構成され、前記パーソナライズ手段は更に
、受信された主要情報のユニットから個人的なタグを切り離し、該タグをパーソ
ナライズ情報として前記他の記憶手段に記憶するように構成されることを特徴と
する、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】 主要情報を記憶し、処理されるべき主要情報のユニット及び
/又は起動されるべき機能を選択することを含む、装置による情報処理方法であ
って、 上記選択から得られるパーソナライズ情報により前記装置をパーソナライズし
、前記装置内に前記パーソナライズ情報を記憶することを含むことを特徴とする
方法。
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