JP2000167232A - 出会い支援システム - Google Patents

出会い支援システム

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JP2000167232A
JP2000167232A JP11183796A JP18379699A JP2000167232A JP 2000167232 A JP2000167232 A JP 2000167232A JP 11183796 A JP11183796 A JP 11183796A JP 18379699 A JP18379699 A JP 18379699A JP 2000167232 A JP2000167232 A JP 2000167232A
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Masanobu Kujirada
雅信 鯨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「偶然に近くに居る」というチャンスを逃が
さずに、フェイス・ツー・フェイスの出会いを実現でき
るシステムを提供する。 【構成】 第1のユーザーが携帯する第1の携帯型通信
端末であって、少なくとも、第1のユーザーが自己に関
するキー・データ(自己のキー・データ又は自己が出会
いたい人に関するキー・データ)を記録する記録手段
と、このキー・データを無線により近傍のエリア内に送
信する送信手段とを含む、第1の携帯型通信端末、及
び、第2のユーザーが携帯する第2の携帯型通信端末で
あって、少なくとも、第2のユーザーが自己に関するキ
ー・データ(自己のキー・データ又は自己が出会いたい
人に関するキー・データ)を記録する記録手段と、前記
の第1の通信端末から無線送信されたキー・データを受
信する受信手段と、この受信したキー・データが前記の
第2のユーザーに関するキー・データと一致又は関連し
ているとき、そのことを第2のユーザーに知らせるため
の告知手段と、を含む第2の携帯型通信端末、を備えた
ことを特徴とする出会い支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸外や大規模施設
内などでの出会いたい人との偶然の出会いを支援するた
めのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ある携帯機器から所定の信号
を無線(赤外線など)により出力し、それと同種の携帯
機器を持っている人がたまたま近傍に居たとき、その携
帯機器が光の点滅等により「近傍に同種の携帯機器を持
つ人が居ること」を持ち主に知らせるものが、知られて
いる。これは、「ラブゲッティ」という商品名で「エア
フォルク」という会社(兵庫県芦屋市)から1998年
2月に発売された携帯グッズで、多くの人と知り合いに
なる切っ掛けとして使えるツールとして販売されている
(ある雑誌の紹介欄の記事を次に引用しておく。「ラブ
ゲッティ」は、男性用と女性用があり、男女が半径5m
以内に接近するとランプが点滅する。「おはなし」「カ
ラオケ」「ともだち」の3択で、相手とデートモードに
入れるという携帯グッズだ。」)。
【0003】他方、1998年6月26日付け日経産業
新聞の中の「偶然の出会い、端末ビビビッ アステル関
西 新型のPHS 同じ電波圏内で反応」というタイト
ルの記事には、次のような内容が報道されている。「ア
ステル関西は友人だけでなく、付近にいる他人とも偶然
の情報交換ができるPHS端末「クーフィー」を7月3
1日に発売する。PHSのトランシーバー機能を利用
し、複数の端末が同じ電波圏内に入ると互いに反応す
る。クーフィーはトランシーバーの電波を送受信する
「Angel Waveモード」を搭載した。同モード
に設定した二台の端末が半径100〜150メートルの
トランシーバー圏内に入ると、音や本体の振動で互いに
反応する。端末の電話帳に登録している相手であれば、
名前とPHS番号が表示される。反応した相手が友達で
あることを確かめてから通話できる。トランシーバー機
能を利用しているため、アステル関西のエリア外でも通
話が可能。」
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、ある携帯機器から所定の信号を無線(赤外線な
ど)により出力し、それと同種の携帯機器を持っている
人が近傍に居たとき、その携帯機器が音又は振動などに
より「近傍に同種の携帯機器を持つ人が居ること」を持
ち主に知らせるもの(ラブゲッティ)は、それ自体に通
信機能は付いていないため、その携帯機器を外部から分
かるように所持している必要がある。また、同種の機器
同士であれば、誰彼となく無差別に音又は振動で知らせ
るため、道路通行中に、前記の「知らせる」音などが度
重なるとかえって煩雑である。また、前記の日経産業新
聞の記事の新型PHSについても、同一の機種のPHS
で同一のモードに設定している機器同士は、無差別に
(自分が会話をしたい特定の人かどうかを確認しないま
ま)通話状態となるので、例えばある目的地に向かって
急いで道路を通行中などに無差別に通話状態になるとか
えって煩雑であるという問題がある。
【0005】他方、一般に、繁華街を通行中、ある歌手
のコンサート会場の中、ある学会(物理学会など)の会
場の中、などの様々な場所で、たまたま偶然、親しい知
人や友人に遭遇し、久しぶりの「フェイス・ツー・フェ
イス」の出会い・会話を楽しむことが少なくない。しか
し、よく考えてみれば、同じ町に住んでいる者同士、同
じ歌手のファンとして昔から知っている者同士、同じ学
問(物理学など)を研究している者同士が、前記の繁華
街・コンサート会場・学会の会場などで「たまたま偶
然」であったとしても、それは、むしろ「十分にあり得
ること、かなりの確率で起こり得ること」である。た
だ、従来は、人間の視力や注意力の限界から、本当は、
前記の繁華街・コンサート会場・学会の会場などで互い
に近傍の位置に居合わせたのに、それを知らないまま
「互いに通り過ぎた(すれ違った)」ということが、少
なくなかったはずである。
【0006】特に、最近は、電子メールやテレビ会議な
どの普及から、コンピュータ通信ネットワークを介した
交流・接触が増え、「フェイス・ツー・フェイス」の出
会い・会話が少なくなる傾向にある。人々は公私共に多
忙になり時間に追われるようになるため、親しい人同士
でも、かなり距離的に離れた地域で生活・仕事をしてい
ると、なかなか「フェイス・ツー・フェイス」で出会う
機会がなくなってしまう。しかし、「ハイテクに囲まれ
た生活」が普及すればするほど、それとのバランスを取
るための「ハイタッチの機会」(フェィス・トー・フェ
イスで出会える機会)はより貴重になっていく。特に、
「たまたま偶然に」近傍に位置することになった(「フ
ェイス・ツー・フェイス」の出会いが可能になった)機
会を逃すこと無く(従来は、そのような機会があって
も、人間の視力や注意力の限界から、それに気付かない
まま通り過ぎることが少なくなかった)、「フェイス・
ツー・フェイス」の出会いを実現することは、極めて大
切になる。本発明はこのような従来技術の課題に着目し
てなされたものであって、互いに関連又は縁を持つ人た
ちが、「たまたま偶然に」近傍に位置することになった
機会を逃すこと無く、「フェイス・ツー・フェイス」の
出会いを確実に実現できるようにすることができる、出
会い支援システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、本発明において使
用する用語の定義をしておく。本発明の「携帯型通信端
末」は、携帯電話、PHS(簡易型携帯電話)、通信機
能を備えたノート型パソコン(パーソナル・コンピュー
タ)、PDA(携帯型情報端末。腕時計型などの様々な
形態のものを含む)などを含み、ユーザーが携帯できる
通信機器ならば何でもよい。また、本発明の「携帯型通
信端末」の外観は、縫いぐるみ人形の形状をしていても
よいし、時計・指輪・ブレスレット・イヤリング・ベル
トなどの身に着けるものの形状や機能を有していてもよ
い(時計・指輪・ブレスレット・イヤリング・ベルトな
どの機能を兼ねるものでもよい)。また、本発明におい
て、「通信」とは、音声による会話、文字による会話
(チャット)、電子メール、などの様々な形態を含む。
また、本発明において、「無線による送信」には、赤外
線による送信、電波による送信、光送信などの様々な無
線送信を含む。また、本発明において、「ユーザーに関
するキー・データ」とは、ユーザー自身のキー・デー
タ、又は、ユーザーが出会いたいと思っている人のキー
・データ、である。また、この「キー・データ」には、
例えば、ユーザーの個人ID、ユーザーがたまたま近傍
に居合わせたときは合いたい人の個人ID(ユーザーI
D、IDコード、識別子)、ユーザーの電話番号や電子
メールアドレス(この電話番号や電子メールアドレスが
前記ユーザーIDを兼ねるようにしてもよい)、自己の
氏名、自己のハンドルネーム(通信の世界での仮想の名
前)、携帯型通信端末の中で育成している電子ペットな
どの電子生物に関するデータ、趣味、所属しているクラ
ブやサークルや学会の名前、出身地、出身小学校の名前
と卒業年次、出身の大学ゼミの名前と卒業年次、自己の
居住している地名、などの様々なデータが含まれる。ま
た、この「キー・データ」は、文字、音声、画像などの
様々なデータ形態が可能である。また、本発明におい
て、携帯型通信端末間の通信を仲介するための「基地局
(無線局)内のセンター(「サーバー」コンピュータや
「ホスト」コンピュータなど)、又は基地局(無線局)
に接続されたセンター(「サーバー」コンピュータや
「ホスト」コンピュータなど)」は、従来の地上の基地
局(無線局)内に設置された又はそれに接続されたコン
ピュータだけでなく、飛行船、静止軌道上の人工衛星、
低軌道周回衛星(世界的な携帯電話システムの「イリジ
ウム」などで計画されている)、成層圏内などに浮かべ
た飛行船などに備えられた基地局(無線局)内に設置さ
れた又はそれに接続されたコンピュータ、でもよい。
【0008】まず、本発明の全体像を述べると、次のと
おりである。ユーザーが携帯する携帯型通信端末又はネ
ットワークに接続されたコンピュータに備えられた記憶
手段であって、「ユーザーに関するキー・データ」(そ
のユーザー自身のキー・データ、又は、そのユーザーが
出会いたい人に関するキー・データ)を記録する記録手
段と、ユーザーが携帯する携帯型通信端末に備えられた
送信手段であって、「少なくともそのユーザーを識別す
るための識別データ」を無線で送信する送信手段と、ユ
ーザーが携帯する携帯型通信端末又はネットワークに接
続されたコンピュータに備えられた受信手段であって、
他のユーザーが携帯している携帯型通信端末から無線送
信された「少なくとも前記他のユーザーを識別するため
の識別データ」を受信する受信手段と、ユーザーが携帯
する携帯型通信端末又はネットワークに接続されたコン
ピュータに備えられたマッチング手段であって、前記受
信手段により受信した識別データにより識別される他の
ユーザーに関するデータであって「前記他のユーザーの
キー・データ」(前記他のユーザーのキー・データ、又
は、前記他のユーザーが出会いたい人に関するキー・デ
ータ)が、前記のユーザーの「自己に関するキー・デー
タ」と一致又は関連しているものがあるかどうかを判定
するためのマッチング手段と、ユーザーが携帯する携帯
型通信端末又はネットワークに接続されたコンピュータ
に備えられた告知手段であって、前記マッチング手段に
より前記ユーザーと他のユーザーとの間で「キー・デー
タ」が一致又は関連するものがあるとき、そのことを前
記のユーザーに知らせるための告知手段と、を備えたこ
とを特徴とする(「ユーザーが近くに居れば会いたいと
思う人」が実際にユーザーの近くに居るとき、そのこと
をユーザーに知らせて実際にその人に会うことができる
ように支援するための)出会い支援システム。上記出会
い支援システムにおいて、さらに、ユーザーが携帯する
携帯型通信端末に備えられ、そのユーザーの現在位置を
特定するための現在位置特定手段を備え、前記送信手段
は、前記「少なくともそのユーザーを識別するための識
別データ」と「そのユーザーの現在位置データ」とを無
線で送信するものである、ことを特徴とする出会いシオ
ンシステム。上記出会い支援システムにおいて、さら
に、前記のユーザーの通信端末と前記の「他のユーザ
ー」の通信端末との間を自動的に通信可能状態(電話・
チャット・電子メール交換などが可能な状態)とする自
動通信モード設定手段(つまり、ユーザーの特別な操作
を必要とすること無く自動的に、音声会話モード、チャ
ット(文字会話)モード、電子メール送信モードになる
機能を実現するための手段)を備えたことを特徴とする
出会い支援システム。次に、上記の本発明の全体像を個
別に述べると、次のとおりである。 1.ユーザーが携帯する携帯型通信端末であって、ユー
ザーが「自己に関するキー・データ」(自己のキー・デ
ータ又は自己が出会いたい人に関するキー・データ)を
記録する記録手段と、前記キー・データを近傍のエリア
内に向けて無線で送信する送信手段と、他のユーザーが
携帯している通信端末から近傍のエリア内に向けて無線
送信された他のユーザーに関するキー・データを受信す
る受信手段と、前記受信手段により受信した他のユーザ
ーの通信端末からのキー・データが前記のユーザーの
「自己に関するキー・データ」と一致又は関連している
とき、そのことを前記のユーザーに知らせるための告知
手段と、を含む携帯型通信端末を備え、「ユーザーが近
くに居れば会いたいと思う人」が実際にユーザーの近く
に居るとき、そのことをユーザーに知らせて実際にその
人に会うことができるように支援することを特徴とする
出会い支援システム。 2.上記1において、さらに、前記携帯型通信端末は、
ユーザーの現在位置を特定するための現在位置特定手段
をも含み、前記送信手段は、前記キー・データと共に、
前記第1のユーザーの現在位置データをも送信するもの
である、出会い支援システム。 3.上記1又は2において、前記送信手段は、前記キー
・データと共に、前記のユーザーからのメッセージをも
送信するものであり、前記告知手段は、前記の他のユー
ザーからのメッセージの内容をも知らせるものである、
出会い支援システム。 4.上記1,2又は3において、さらに、前記受信手段
により受信した「他のユーザー」の通信端末からのキー
・データにより特定されるその「他のユーザー」が、前
記のユーザーが予め設定した「もし近傍に居れば自動的
に通信可能状態にしたい人の条件」を満たしていると
き、前記のユーザーの通信端末と前記の「他のユーザ
ー」の通信端末との間を自動的に通信可能状態とする自
動通信モード設定手段、を備えた出会い支援システム。 5.ユーザーが携帯する携帯型通信端末であって、ユー
ザーが「自己に関するキー・データ」(自己のキー・デ
ータ又は自己が出会いたい人に関するキー・データ)を
記録する記録手段と、自己の現在位置を特定するための
現在位置特定手段と、前記のキー・データ及び現在位置
データを無線により送信する送信手段と、他のユーザー
が携帯している通信端末から無線送信された他のユーザ
ーに関するキー・データ及び現在位置データを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した前記の他のユ
ーザーのキー・データが前記のユーザーの「自己に関す
るキー・データ」と一致又は関連しており、且つ、前記
受信手段により受信した他のユーザーの現在位置が前記
のユーザーの現在位置の近傍であるとき、そのことを前
記のユーザーに知らせるための告知手段と、を含む携帯
型通信端末を備え、「ユーザーが近くに居れば会いたい
と思う人」が実際にユーザーの近くに居るとき、そのこ
とをユーザーに知らせて実際にその人に会うことができ
るように支援することを特徴とする出会い支援システ
ム。 6.上記5において、前記送信手段は、前記キー・デー
タ及び現在位置データと共に、前記のユーザーからのメ
ッセージをも送信するものであり、前記告知手段は、前
記の他のユーザーからのメッセージの内容をも告知する
ものである、出会い支援システム。 7.上記5又は6において、さらに、前記受信手段によ
り受信した他のユーザーのキー・データが前記のユーザ
ーの「自己に関するキー・データ」と一致又は関連して
おり、且つ、前記受信手段により受信した「他のユーザ
ー」の現在位置が前記のユーザーの現在位置の近傍であ
るとき、前記のユーザーの通信端末と前記の「他のユー
ザー」の通信端末との間を自動的に通信可能状態とする
自動通信モード設定手段、を備えた出会い支援システ
ム。 8.複数のユーザーが携帯する携帯型通信端末であっ
て、少なくとも、各ユーザーが「自己に関するキー・デ
ータ」(自己のキー・データ又は自己が出会いたい人に
関するキー・データ)を近傍のエリア内をカバーする基
地局(無線局)に無線で送信する送信手段を有する携帯
型通信端末と、前記の複数の通信端末からそれぞれ前記
基地局(無線局)内に設置された又は基地局(無線局)
に接続されたセンター(センターのコンピュータ)に無
線送信されたキー・データに基づいて、互いに一致又は
関連するキー・データを有する複数のユーザーが互いに
近傍の位置に居るとき、それらのユーザーに対して、そ
のことを知らせる告知手段と、を備えた出会い支援シス
テム。 9.上記8において、前記携帯型通信端末は、前記ユー
ザーの現在位置を特定するための現在位置特定手段をも
含み、前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記
のユーザーの現在位置データをも送信するものである、
出会い支援システム。 10.上記8又は9において、前記送信手段は、前記キ
ー・データと共に、前記各ユーザーからのメッセージを
も送信するものであり、前記告知手段は、このメッセー
ジの内容をも告知するものである、出会い支援システ
ム。 11.上記8,9又は10において、さらに、互いに一
致又は関連するキー・データを有する複数のユーザーが
互いに近傍の位置に居ると判断したとき、前記の互いに
一致又は関連するキー・データを有する複数のユーザー
が携帯する通信端末の間を自動的に通信可能状態とする
自動通信モード設定手段、を備えた出会い支援システ
ム。 12.複数のユーザーが携帯する携帯型通信端末であっ
て、少なくとも、各ユーザーの「自己に関するキー・デ
ータ」(自己のキー・データ又は自己が出会いたい人に
関するキー・データ)を記録する記録手段、各ユーザー
の現在位置を特定するための現在位置特定手段、及び、
前記の自己に関するキー・データ及び自己の現在位置デ
ータをセンター(センターの(「サーバー」コンピュー
タや「ホスト」コンピュータなど)に向けて無線で送信
する送信手段、を有する携帯型通信端末と、前記の各携
帯型通信端末からそれぞれセンターに無線送信された各
ユーザーのキー・データ及び現在位置データに基づい
て、「あるユーザー」の近傍のエリア内に、「そのユー
ザー」に関するキー・データと一致又は関連するキー・
データを有する「他のユーザー」が居るときは、それら
の各ユーザーにそのことを知らせる告知手段と、を備え
た出会い支援システム。 13.上記12において、前記送信手段は、前記キー・
データと共に、前記の各ユーザーからのメッセージをも
送信するものであり、前記告知手段は、このメッセージ
の内容をも告知するものである、出会い支援システム。 14.上記12又は13において、さらに、近傍のエリ
ア内に一致又は関連するキー・データを有するユーザー
が居るとき、前記の互いに一致又は関連するキー・デー
タを有する複数のユーザーが携帯する通信端末の間を自
動的に通信可能状態とする自動通信モード設定手段、を
備えた出会い支援システム。 15.複数のユーザーがそれぞれ携帯する携帯型通信端
末であって、少なくとも、各ユーザーの自己を識別する
識別データ、及び、自己の現在位置特定用データ(自己
の現在位置を特定するデータ、又は、例えばGPS用信
号などの自己の現在位置を特定するための資料となるデ
ータ)を、センター(「サーバー」コンピュータや「ホ
スト」コンピュータなど)に向けて無線で送信する送信
手段、を有する携帯型通信端末と、前記センター側に備
えられ、前記の各携帯型通信端末からそれぞれ送信され
た各ユーザーの識別データ及び現在位置特定用データに
基づいて、「あるユーザー」の近傍のエリア内に「その
ユーザーがもし近傍の地に居れば実際に会いたいと希望
する人」が居るとき、そのことを前記ユーザーに知らせ
るための告知手段と、を備えた出会い支援システム。な
お、本発明において、前記各ユーザーのキー・データ
(自己に関する属性データや、自己がもし近傍の地に居
れば実際に会いたい人に関する氏名や属性データ)は、
前記各携帯型通信端末から、前記現在位置特定用データ
などと一緒にセンター側に送信するようにしてもよい
し、一緒に送信しないで、予め、年に一回、月に一回、
又は周に一回のペースで、センター側に送信しておき、
センター側で予めデータベース化しておくようにしても
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示すブロック図である。図1において、1は第
1のユーザーAが携帯する携帯型通信端末(例えば、携
帯電話機)、2はユーザーAに関するキー・データ(ユ
ーザーA自身のID、氏名、所属する趣味の会名や学会
名などのキー・データ、及び、ユーザーAがもしたまた
ま偶然に近傍に居合わせたときは合って話をしたいと思
う人のID、氏名、所属する趣味の会名や学会名などの
キー・データ)を予め記録しておくキー・データ記録部
である。このキー・データ記録部2には、例えば、ユー
ザーの携帯電話番号(この電話番号がユーザーIDを兼
ねるようにしてもよい)、ユーザーの氏名、ユーザーが
所属している趣味のサークル名、ユーザーが前記通信端
末1の中で仮想的に飼育している電子ペット(電子生
物)の種類(例えば「たまごっち」など)や同電子ペッ
トの好物や好きな遊びなどがキー・データとして記録さ
れている。また、図1において、2cは、従来の「たま
ごっち」などの電子ペット又は電子生物を端末の画面上
で育成するための電子ペット育成部である。なお、前記
の「電子ペット(電子生物)」は、例えば、1997年
頃から爆発的に流行している「携帯型電子ペット玩具」
であるバンダイ(株)製の「たまごっち」や、特開平7
−160853号公報(カシオ計算機、「画像表示装
置」。これらの各公報は、先行技術文献として本明細書
に取り込む)に開示されている「電子生物」の生育機能
が前記通信端末1の一機能として付加されているとき
の、電子ペット・電子生物のことである。
【00010】また図1において、2aはユーザーAの
現在位置座標を特定するための現在位置特定部(GPS
=グローバルポジショニングシステムなどで構成され
る。また、基地局(無線局)の電波通信圏内が狭いPH
S=簡易型携帯電話システムを使用した位置特定システ
ムなどでもよい)、2bはユーザーが「もし、たまたま
偶然に近くに居たら実際に会いたい人に対して送りたい
メッセージ」を生成するためのメッセージ生成部であ
る。このメッセージ生成部2bによるメッセージの生成
は、例えば、ユーザーの音声入力、キーボード入力、又
はペン入力などの方法で生成してもよいし、又は、予め
何種類かの定型的なメーセージを用意しておいてユーザ
ーがその中から適当なものを選ぶなどの方法で生成して
もよい。
【0011】また、図1において、3は、前記のキー・
データ記録部2からのキー・データ、現在位置特定部2
aからの現在位置データ、及びメーセージ生成部2bか
らのメッセージデータを、自己の近傍のエリアに向け
て、電波又は赤外線などで無線で送信すると共に、他の
通信端末から無線送信されたキー・データ、現在位置デ
ータ、及びメッセージを受信するためのキー・データ等
送受信部である。なお、この送受信部3によるキー・デ
ータ等の無線送信は、ユーザーの近傍のエリア、すなわ
ちユーザーが希望する距離の範囲内だけ電波が届くよう
に、行われる。例えば、赤外線で送信するときは、大
体、数十メートルだけで間に障害物が無い範囲しか届か
ないが、ユーザーがそれで十分と思えば、赤外線で送信
される。また、ユーザーが自己の位置から半径100m
から300m程度のエリア内に知人などがたまたま偶然
に居ればコンタクトを取ってフェイス・ツー・フェイス
で合いたいと希望すれば、半径100〜300m程度の
到達能力を持つような出力を有する微弱電波によりキー
・データ、現在位置データ、及びメッセージ等を送信す
るようにする。また、ユーザーが半径10m程度の範囲
内の近傍エリア内にたまたま居る知り合いの人とのみ会
いたいと思えば、半径10m程度にだけ届く微弱電波
(前記キー・データなどを乗せた電波)を飛ばすように
すればよい。
【0012】なお、このキー・データ等の無線送信は、
例えば、ユーザーが予め指定した所定時間毎(例えば、
5分毎、3分毎)に、行われる。また、前記送受信部3
は、ユーザーが希望するときは、ユーザーの操作によ
り、いつでも、前記キー・データ等を無線送信する。
又、図1において、電子ペット育成部2cからもその電
子ペットの固有の信号が出力され、その信号は前記キー
・データ等送受信部3から外部へ無線出力されるように
なっている。
【0013】また、図1において、4は前記ユーザーA
とは異なるユーザーBが携帯している携帯型通信端末
(例えば、携帯電話機)、5はこのユーザーBに関する
キー・データを記録しておくキー・データ記録部、5a
はこのユーザーBの現在位置座標を特定するための現在
位置特定部、5bはこのユーザーBのメッセージを生成
するメッセージ生成部である。また図1において、6
は、前記キー・データ記録部5からのキー・データ、前
記現在位置特定部5aからの現在位置データ、及びメッ
セージ生成部5bからのメッセージを、近傍のエリアに
向けて、無線で送信すると共に、他の通信端末から無線
送信されたキー・データ、現在位置データ、及びメッセ
ージを受信するためのキー・データ等送受信部である。
この送受信部6は、前記の他のユーザーBが設定した所
定時間毎に(例えば3分毎に)前記キー・データ等を無
線送信する。また、前記送受信部6は、前記他のユーザ
ーBが希望するときは、その操作により、いつでも、前
記キー・データ等を無線送信する。また、図1におい
て、電子ペット育成部5cからも、その電子ペットの固
有の信号が出力され、その信号は前記キー・データ等送
受信部6から外部へ無線出力されるようになっている。
【0014】また、図1において、7は前記送受信部6
で受信した他のユーザー(例えばユーザーA)から送信
されたキー・データ(場合により現在位置データも)
が、前記記録部5に記録された自己(ユーザーB)に関
するキー・データ(場合により現在位置データも)と一
致又は関連するかどうかを比較・照合するためのマッチ
ング部、8はこのマッチングの結果、自己に関するキー
・データと一致又は関連するキー・データが無線送信さ
れて来たとき、そのことをユーザーBに告知するための
告知部である。この告知部8は、音響、音声、光、又は
振動などにより、ユーザーBに「自己のキー・データと
一致又は関連するキー・データを有する人(ユーザーA
のこと)が自己の近傍に居ること」を知らせる(音響、
音声、光又は振動などにより、ユーザーBに注意を喚起
する)。なお、前記マッチング部7は、前記キー・デー
タと現在位置データとを併せて照合し、キー・データの
関連が比較的薄い場合でも、現在位置データが極めて近
い場合は、ユーザーBにそのことを告知するようにして
もよい。
【0015】ユーザーBは、ユーザーAのキー・データ
の具体的内容を知りたいと思えば、前記のキー・データ
が一致又は関連する他のユーザーAのキー・データ(送
受信部6で受信したデータ)を、ディスプレイ9に表示
させる(前記ユーザーAのキー・データは音声で出力さ
せてもよい)。ディスプレイ9には、前記ユーザーAの
氏名などが表示されるので、ユーザーBがその画面を見
て、ユーザーAが誰かを知ることができる。そして、ユ
ーザーBが例えば昔から親しい知人なので、「実際にフ
ェイス・ツー・フゥイスで会いたい」と思えば、操作部
10から通信部11を制御して、ユーザーAに電話し
て、「実際にフェイス・ツー・フェイスで会いません
か」などのコンタクトを求めることができる。また、ユ
ーザーBは、ユーザーAの現在位置を詳しく知りたいと
希望するときは、前記ディスプレイ9に自己の周囲の地
図(戸外のときは地図、施設内のときは建物見取り図・
配置図など)を表示させて、前記ユーザーAの現在位置
データに基づいて、その地図上にユーザーAの現在位置
を表示させるようにすることもできる。
【0016】また、本実施形態1では、ユーザーBは、
前記ディスプレイ7に、前記のキー・データが一致した
他のユーザーAからのメッセージ(前記キー・データ送
受信部6から、メッセージデータを受け取ることによ
り)を表示させることもできる。また、本実施形態1で
は、ユーザーBが、前記通信部11を予め「自動通信モ
ード」に設定しておくことにより、前記マッチング部7
からの出力に基づいて、所定の「自動交信状態設定モー
ド」の条件を満たすときは、自動的に(ユーザーBの操
作部10の操作によらずに)ユーザーAに電話をして通
話可能状態にすることができる。すなわち、ユーザーB
は、例えば、自己のキー・データの中の「趣味のサーク
ル名」と一致又は関連するキー・データを有する人(例
えばユーザーAを含む)が近傍に居るときは、自動的に
その人(ユーザーA)の携帯電話機に電話をするよう
に、前記通信部11を、「自動通信モード」に設定して
おくことができる。
【0017】なお、図1において、12は携帯電話機用
の電波を中継するための基地局(無線局)、13はこの
基地局(無線局)12が接続されている公衆通信網(ネ
ットワーク)である。また、図1において、符号14,
15,16,17,及び18は、前記携帯型通信端末1
を構成する要素であり、14はマッチング部、15は告
知部、16はディスプレイ、17は操作部、18は通信
部である。
【0018】また、本実施形態1では、各ユーザーAと
ユーザーBとは、それぞれが携帯通信端末1,4で育成
・飼育している電子ペットからの固有の信号を外部に送
信させることにより、「双方が共に同じ種類の電子ペッ
ト又は違う種類の電子ペットを育成・飼育しているこ
と」を知ることができる。よって、例えば、犬などのペ
ットを散歩させている人たちがお互いにペットを「仲立
ち」として知り合いになるように、「電子ペット」を
「仲立ち」として知り合いになることもできる。
【0019】実施形態2.図2は本発明の実施形態2を
示すブロック図である。図2において、20はユーザー
1が携帯している携帯型通信端末、21はユーザー1に
関するキー・データ等を記録しておくキー・データ等記
録部、22はユーザー1の現在位置座標を特定するため
の現在位置特定部(GPS=グローバルポジショニング
システムや、PHSの基地局(無線局)の圏内が比較的
狭いことを利用したPHS(パーソナルハンディホンシ
ステム)の現在位置特定機能などで構成される)、23
は前記キー・データ記録部21からのキー・データ及び
現在位置特定部22からの現在位置データを電波で基地
局(無線局)内装置24に無線送信すると共に基地局
(無線局)内装置24から他のユーザーのキー・データ
や現在位置データやメッセージ等を無線で受信するため
キー・データ等送受信部、である。また、22aはメッ
セージ生成部である。
【0020】前記基地局(無線局)24は、携帯電話機
の相互間の電波のやり取りのために半径数km又は数十
km毎に設置されるものである。各基地局(無線局)内
装置24は、電波の届く圏内(半径数km又は数十km
のエリア内)の携帯電話機との間で、音声通信(電話)
のための電波をやり取りする。ただ、本実施形態2にお
ける基地局(無線局)内装置は、単に、「電話(音声に
よるおしゃべり)」のための電波のやり取りだけでな
く、「圏内に居る複数のユーザーのキー・データ及び現
在位置データ」のやり取りと各ユーザーのキー・データ
等の相互のマッチングなどをも行っている。すなわち、
図2において、25はその基地局(無線局)からの電波
が届く圏内のユーザー1などの各ユーザーの携帯通信端
末から送信されるキー・データ及び現在位置データを受
信すると共に、圏内の各通信端末にキー・データ等を送
信するためのキー・データ等送受信部、26はこのキー
・データ送受信部25で受信された各ユーザーに関する
キー・データを互いに比較・照合すると共に、各ユーザ
ーの現在位置データをも比較・照合するマッチング部で
ある。なお、この基地局(無線局)内装置24のキー・
データ等送受信部25には、その基地局(無線局)の電
波が届く圏内に居る他のユーザーの通信端末(例えば、
図1のユーザー2の携帯型通信端末27や、ユーザー3
の携帯型通信端末28など)からも、前記の通信端末2
0と同様に、キー・データや現在位置データやメッセー
ジなどが送信される。この送信は、例えば、ユーザーが
予め指定した所定時間毎(例えば、5分毎)に、行われ
る。
【0021】このマッチング部26は、各ユーザーに関
するキー・データの同一性・近接度・類似度を判定し
て、キー・データが同一であるユーザー同士、又は、比
較的高い近接度・類似度を有しているキー・データを有
するユーザー同士に、「お互いが近傍の地に居ることを
示すデータ(相手のユーザーのキー・データ及び現在位
置データを含むことが望ましい)」を、前記キー・デー
タ等送受信部25を介して送信する。例えば、マッチン
グ部26は、ユーザー1が「たまたま偶然に近くに居れ
ば会いたい人」としてある人のID、電話番号、又は氏
名をキー・データとして送信していた場合、そのID、
電話番号、氏名と同一のユーザーが基地局(無線局)の
圏内に居たときは、「そのこと(圏内にそのID、電話
番号、氏名の人が居るということ)」を、その人の現在
位置データ及びメッセージがあればそのメッセージ(例
えば、「今は一人なので誰か知り合いがいれば合流した
い」などのメッセージ)と共に、前記キー・データ等送
受信部25から、送信する。また、マッチング部26
は、例えば、ユーザー1が「たまたま偶然に近くに居れ
ば合いたい人」としてある趣味のサークル名をキー・デ
ータとして送信していた場合、その同じサークル名をキ
ー・データとする人が前記基地局(無線局)の圏内に居
るときは、そのことを、その人の現在位置データと共
に、前記キー・データ等送受信部25から、送信する。
【0022】また、マッチング部25は、前記キー・デ
ータ等送受信部25からのキー・データ及び現在位置デ
ータを総合的に勘案して、ユーザー同士を結び付けるこ
とも行う。すなわち、例えば、ユーザー1に関するキー
・データが「クラシック音楽鑑賞が趣味」となってお
り、他のユーザー2のキー・データが「音楽鑑賞が趣
味」となっており、完全にはキー・データが一致してい
ない場合でも、両ユーザーの現在位置データが極めて近
接しているときは、両ユーザーに、「趣味が類似してい
る人が極めて近接した位置に居る」ということを、他の
ユーザーの現在位置データ及び電話番号などのキー・デ
ータや現在位置データ、メッセージなどと共に、送信す
る。
【0023】前記基地局(無線局)側から「条件に合う
人(合いそうな人)が近くに居ること」及びその人のキ
ー・データ及び現在位置データが例えばユーザー1側に
送信されると、ユーザー1の携帯型通信端末20のキー
・データ等送受信部23で受信される。すると、通信端
末20に内蔵された告知部31が、そのことを音又は振
動などでユーザー1に告知する。告知されたユーザー1
は、ディスプレイ32にその「条件に合う人(合いそう
な人)」のキー・データを表示させて「その人」が自己
の知人かどうか確認できると共に、ディスプレイ32に
地図を表示させてその地図画面上に「その人」の現在位
置を表示させて自分との位置関係(どのくらい距離があ
るか、合うための交通経路など)を確認することができ
る。また、ユーザー1は、「条件の合う人からのメッセ
ージ」を基地局(無線局)内装置24から送受信部23
で受信しているので、その受信したメッセージの内容を
ディスプレイ32で表示させる(又は、このメッセージ
の内容を、図示しないスピーカから音声出力させる)こ
とができる。
【0024】そして、ユーザー1は、前記ディスプレイ
32で確認した上で、「その人」に会いたいと欲したと
きは、操作部33を操作して、通信部34から「その
人」に電話を掛ける(又は、電子メールを送信する)こ
とができる。例えば、ユーザー1は、前記ディスプレイ
32に、前記送信されたキー・データに基づいて「その
人」の氏名又は電話番号を表示させて、表示画面上で
「その人」を選択してクリック(指定・選択)操作をす
ることにより、「その人の電話番号」に電話を掛けるこ
とができる。
【0025】また、本実施形態2では、前記通信端末2
0には、自動交信条件判定部35が備えられている。ユ
ーザーは、家族や極めて親しい友人などの「たまたま偶
然に近くに居れば自動的に交信状態すなわち通信可能状
態にしたい人」のIDや氏名などを、この自動交信条件
判定部35に予め登録(記録)しておく。自動交信条件
判定部35は、前記キー・データ等送受信部23で受信
した「その人」のIDや氏名などを前記の登録されたI
Dや氏名などと比較し、一致しているときは、前記通信
部34を制御して、自動的に(ユーザーの特別な操作を
経ないままに)、「その人の電話番号」に電話を掛け
て、交信状態=通信可能状態にする。
【0026】以上のように、本実施形態2では、ある一
つの基地局(無線局)の圏内にある各ユーザーの携帯型
通信端末20,27,28・・・から、その基地局(無
線局)内装置24に対して、各ユーザーが「たまたま偶
然に近くに居るときは合いたい人」のキー・データ等を
送信するようにしているので、基地局(無線局)内装置
24では、それらの圏内の各ユーザーから送信された
「たまたま偶然に近くに居れば合いたい人」のキー・デ
ータ等を互いに比較・照合し、条件が一致又はほぼ一致
するユーザー同士(2人でもよいし、3人以上でもよ
い)がいれば、それらの各ユーザーに「そのこと(条件
が相互に一致又はほぼ一致する人が近くに居ること)」
を知らせて、ユーザー同士が「フェイス・ツー・フェイ
ス」の交流・親交を図ることを支援することができる。
そして、この場合の「支援」の手法としては、単に「条
件に合いそうな人」のキー・データ及び現在位置データ
を送信するだけのサービス・レベル(後は、それらのデ
ータを受信したユーザーの側で、その「条件に合いそう
な人」のキー・データ等を確認して、電話などをするか
どうか決める)、「条件に合う人」のキー・データ及び
現在位置データを送信すると共に「その人」に自動的に
電話を掛けて交信可能状態とするというサービス・レベ
ル、などの様々なサービス・レベルがあり得る。
【0027】なお、本実施形態2では、ある基地局(無
線局)の電波の届く圏内(例えば、その基地局(無線
局)から電波の届く数km〜数十kmの圏内)は「近傍
の範囲」とみなして、その基地局(無線局)の圏内の通
信端末20,27,28・・・から送信されたキー・デ
ータを全て比較・照合するようにし、各通信端末から送
信される各ユーザーの現在位置データは、主として各ユ
ーザーの便宜のため(ユーザーが地図画面の上で他のユ
ーザーの位置を表示したりするなどの便宜のため)に、
各ユーザーに送信するためだけに利用している。他の利
用として、前述のように、趣味などのキー・データの類
似度の高低と現在位置の近接度を総合的に勘案して、各
ユーザーに「総合的に条件の合いそうな人」を選ぶこと
に利用することも可能である。
【0028】実施形態3.次に、本発明の実施形態3を
図3に基づいて説明する。図3において、図2における
と共通するものは同一の符号を付している。この実施形
態3と実施形態2との違いは、主として、各ユーザーか
ら送信される「たまたま偶然に近くに居れば実際に会い
たい人」に関するキー・データ及び自己に関するキー・
データ及び自己の現在位置データを、基地局(無線局)
内装置39を介して、センター局内装置40に送信し、
このセンター局内装置40で各ユーザーのキー・データ
及び現在位置データのマッチング処理を行う点にある。
なお、前記の「センター局内装置40」は、例えば、前
記基地局(無線局)39が接続されているインターネッ
トなどのネットワークに接続されている、センターの
「ホスト」コンピュータや「サーバー」と呼ばれるネッ
トワーク管理且つデータ蓄積用コンピュータなどで構成
されるものである。この実施形態3における「センター
局」は、電話局が設置する「局」である必要はなく、一
般の民間企業がインターネット上に設置する「サーバ
ー」コンピュータそのものでもよい(つまり、この場合
は、各ユーザーが携帯する各携帯電話機から、最寄の基
地局(無線局)へ、さらに、インターネットなどのネッ
トワークへ、さらに、この明細書では「センター」と呼
んでいる「サーバー」コンピュータへ、という経路で、
キー・データなどが送信されて行く)。
【0029】図3において、各ユーザー側の携帯型通信
端末20のキー・データ等記録部21には、各ユーザー
に関するキー・データと共に、各ユーザーが希望する希
望距離データ(たまたま偶然に「近く」に知人などが居
れば実際に会いたいと思うときの、その「近く」の距離
とは具体的にどのぐらいか、例えば、10m以内か、5
0m以内か、100m以内か、300m以内か、1km
以内か、2km以内か、10km以内か、20km以内
か、などの希望距離データ)をも記録しておく。そし
て、キー・データ等送受信部23は、前記のキー・デー
タ、希望距離データ、及びユーザーの現在位置データ
を、基地局(無線局)内装置39を介して、センター局
内装置40(「サーバー」コンピュータ)に、無線送信
する。この無線送信は、例えば、ユーザーが予め指定し
た所定時間毎(例えば、5分毎)に、自動的に行われ
る。また、このとき、メッセージ生成部22aで作成し
たメッセージも一緒に送ることができる。
【0030】センター局内装置40の構成及び動作は次
のとおりである。図3において、41は、基地局(無線
局)内装置39を介して(より詳しくは、この基地局
(無線局)内装置39から、図3では図示を省略してい
るインターネットなどのネットワークを介して)送信さ
れた各ユーザーのキー・データ、希望距離データ及び現
在位置データを受信すると共に、マッチング処理結果
(「たまたま偶然に近くに居れば実際に会いたい人」と
いう条件が互いに一致又はほぼ一致する人のキー・デー
タ及び現在位置データなど)を基地局(無線局)内装置
39を介して(より詳しくは、図3では図示を省略して
いるインターネットなどのネットワークから、基地局
(無線局)内装置39を介して)各ユーザーに送信(返
信)するためのキー・データ等送受信部である。また、
42は、前記キー・データ等送受信部41が受信した各
ユーザーからの現在位置データ、希望距離データ、及び
キー・データに基づいて、「希望距離が互いに満足し、
お互いにキー・データが一致又はほぼ一致する(お互い
にもし近くに居れば会いたいという希望条件を満たす)
ようなユーザーの組み合わせ」をピックアップ・抽出す
るためのキー・データ等照合部(マッチング部)であ
る。
【0031】すなわち、各ユーザーからは、自己に関す
るキー・データ(自己のキー・データ及び自己がもし偶
然に近くに居れば実際に会いたい人のキー・データ)、
希望距離データ、及び現在位置データが、センター局内
装置40に送信される。センター局内装置40では、前
記の送信された希望距離データ、現在位置データ、及び
キー・データに基づいて、全てのユーザーの中から、お
互いに条件が合致するような「現在、近くに居るとすれ
ば実際に会いたい」とお互いに認めるようなユーザーの
組み合わせを、選び出す。そして、その「組み合わせ」
に入っている各ユーザーに、そのこと(現在、近くに、
合いたいと思っている人が居るということ)と、「その
人」に関するキー・データ及び現在位置データ(さら
に、「その人」からのメッセージがあればそのメッセー
ジの内容)を、送信する。これらのデータを受信した各
ユーザー側の動作は、実施形態2とほぼ同様である。
【0032】以上のように、本実施形態3では、センタ
ー局内装置40が、各ユーザーからのキー・データ、希
望距離データ、及び現在位置データを、ほぼリアルタイ
ムに(又は所定時間毎に)受信し、これらのデータの相
互のマッチングを行って、現在、「お互いに近くに居れ
ば実際に会いたいと思うようなユーザー同士の組み合わ
せ」を選び出して(抽出して)、それを各ユーザーに知
らせる、というサービスを行うようにしている。さら
に、本実施形態では、ユーザーの希望により、前記セン
ター局内装置40が選出した「組み合わせ」の中の特定
の人(ユーザーが予め設定・指定しておいた「もし近く
に居れば自動的に通信・通話可能状態にしたいと希望す
る人の条件」に適合する人)に対しては、自動的に(ユ
ーザーによる特別な操作を必要とすること無く)、通話
モード(音声会話可能モード)、チャット(文字会話)
モード、電子メール送信モード(電子メール交換可能モ
ード)とすることもできる。
【0033】実施形態4.図4は本発明の実施形態4を
示すブロック図である。図4において、図2及び図3と
共通の部分には同一の符号を付している。この実施形態
4では、実施形態2及び実施形態3においてはそれぞれ
基地局(無線局)39,センター局40に備えられてい
るマッチング部が、ユーザー1が携帯する携帯型通信機
器20に内蔵されている点で、実施形態2及び実施形態
3と異なっている。つまり、この実施形態4において
は、マッチング部60が各ユーザーが携帯する通信端末
に内蔵されている点が、実施形態2及び実施形態3と異
なっている。
【0034】この実施形態4においては、キー・データ
等送受信部23は、ユーザー1のユーザーID(又は電
話番号)などを含むユーザー1の「自己に関するキー・
データ」、ユーザー1の現在位置データ、及びユーザー
1の「ユーザー1が、もしたまたま偶然に近くに居れば
実際に会いたい人」に対するメッセージなどを、基地局
(無線局)又はセンター局(39,40)に、無線送信
する。このとき、基地局(無線局)又はセンター局から
は、他のユーザー(図4のユーザー2やユーザー3な
ど)の携帯型通信機器からのキー・データ等が送信さ
れ、前記ユーザー1の携帯型通信端末20のキー・デー
タ等送受信部23により受信される。なお、この基地局
(無線局)又はセンター局(39,40)から前記ユー
ザー1の通信端末20に送信される「他のユーザーから
のユーザーID(又は電話番号)を含むキー・データ
等」は、日本国の全てのユーザーから送信されたキー・
データ等ではなく、基地局(無線局)又はセンター局に
おいてある程度スクリーニングされたものに限っている
(このように受信するキー・データ等のデータを絞り込
んでおかないと、膨大なデータが受信されてしまうこと
になり、マッチング部60が迅速に処理できない。した
がって、基地局(無線局)又はセンター局で「ある程度
近くのもの」に絞り込んで各ユーザーに送信するように
している)。すなわち、基地局(無線局)又はセンター
局(39,40)では、「各ユーザーからの現在位置デ
ータに基づいて、ある程度のマッチング」を行い、「あ
る程度近傍に居るユーザー」(例えば、双方の距離が3
0km以内に居るユーザー)についてのみ、そのキー・
データ等を送信(返信)する。
【0035】ユーザー1側の携帯型通信機器20では、
前記基地局(無線局)又はセンター局から送信された
「ある程度(例えば半径30km以内)近くに居る他の
ユーザーのキー・データ、現在位置データ、メッセージ
等」を、マッチング部60で、自己に関するキー・デー
タ、現在位置データ等と比較照合する。そして、マッチ
ング部60は、「自己に関するキー・データと一致又は
関連する他のユーザーであって、自己の現在位置と近い
位置(例えば、自己と1km以内の近くの位置)に居る
他のユーザー」を抽出・ピックアップして、そのデータ
を告知部31及びディスプレイ32に送る。告知部32
では、前記の抽出された「他のユーザーの存在」をユー
ザー1に知らせる。また、前記ディスプレイ32では、
前記の抽出された「他のユーザーのキー・データ、現在
位置データ、メッセージ等」を表示する(図示しないス
ピーカにより音声表示してもよい)。
【0036】また、前記マッチング部60は、前記の抽
出した「他のユーザーのキー・データ等」を自動交信条
件判定部35に送る。自動交信条件判定部35は、前記
マッチング部60から送られた「他のユーザーのキー・
データ等」がユーザー1が予め設定したおいた「自動交
信条件(あるユーザーが近くに居るときは自動的にその
ユーザーの電話番号やメールアドレスに電話を掛けて通
話・データ交信が可能な状態とするときのそのユーザー
の条件)」に合致するかどうかを判定し、合致したとき
は、通信部34に「自動交信せよ」との制御信号を送信
する。通信部34では、この制御信号を受けて、前記の
抽出された他のユーザーに(基地局(無線局)を介し
て)電話を掛けて(又は電子メールを送信して、チャッ
トをできるようにしてもよい)通話・交信可能状態とす
る。
【0037】なお、前記送受信部3の基地局(無線局)
又はセンター局との間での前記キー・データ等のやり取
り(無線送信)は、ユーザーが設定した所定時間毎に
(例えば3分毎に)、行われる。また、前記送受信部3
と基地局(無線局)又はセンター局との間での前記キー
・データ等のやり取りは、ユーザーが希望するときは、
ユーザーの操作部33による操作により、いつでも、行
うことができる。
【0038】実施形態5.図5は本発明の実施形態5を
示すブロック図である。図5において、51はGPS
(全地球測位システム)用の衛星電波を発信するGPS
用衛星、52は各ユーザーが携帯する携帯型通信端末
(従来からの携帯電話機や携帯情報端末や携帯型パソコ
ンなどを含む)、53は前記携帯型通信端末52との間
で公衆通信網54を介してデータや制御信号などをやり
取りするためのセンター局側装置である(ここでは
「局」という用語を使用しているが、前記「センター
局」は、NTTなどの電話局が設置するものに限らず、
一般のネットワーク管理・データ蓄積用の「サーバー」
コンピュータでよい)。
【0039】次に、前記通信端末52の内部構成を説明
する。図5において、61は前記GPS用衛星51(実
際は、衛星51は複数個)からのGPS用電波を受信す
るためのGPSアンテナ(GPS受信部)、62は前記
通信端末52を保有する各ユーザーを識別するためのユ
ーザーIDを記録するユーザーID記録部である。ま
た、63は、前記GPSアンテナ61からのGPS用信
号(ここで、「GPS用信号」とは、前記GPS用衛星
51からのGPS用電波の信号又はデータそのものや前
記GPS用電波を加工した信号又はデータであって、前
記通信端末52の現在位置情報を生成するため即ち現在
位置を特定するために必要な信号又はデータ、を意味す
る)と前記ユーザーID記録部62からのユーザーID
(このユーザーIDは、例えば個人用の電話番号などで
もよい)とを、図示を省略している基地局(無線局)及
び公衆通信網(インターネットなど)54を介して前記
センター局側装置53に送信するための送信部である。
また、64は、前記センター局側装置53からのマッチ
ング処理結果データ(この内容は後述する)を前記公衆
通信網(インターネットなど)54を介して受信するた
めの受信部である。また、65及び66はそれぞれ前記
受信部64からの前記マッチング処理結果データを出力
するためのディスプレー及びスピーカである。
【0040】次に、前記センター局側装置53の内部構
成を説明する。図5において、71は前記通信端末51
からのユーザーID及びGPS用信号を前記公衆通信網
(インターネットなど)54を介して受信する受信部、
72は前記受信部71からのユーザーID及びGPS用
信号に基づいて前記通信端末52の現在位置情報を生成
する(すなわち、ユーザーID毎にそのユーザーの現在
位置を特定する)ための現在位置情報生成部、73は各
ユーザーが「たまたま近くに居れば実際にフェイストゥ
ーフェイスで会いたい人」に関するユーザーID、氏
名、又は趣味、職業、所属団体名などのキー・データを
データベース化して記録した、ユーザーID毎の出会い
希望対象者又は出会い希望属性のデータベース記録部で
ある。なお、このデータベース記録部73のデータは、
予め、各ユーザーが、随時、センター局側装置53に送
信して、センター局側装置53がそれらをデータベース
化しておく。各ユーザーは、このデータベース記録部7
3のデータを、随時、自由に変更・更新又は削除するこ
とができる。また、図5において、74は前記現在位置
情報生成部72からの各ユーザーの現在位置情報と前記
データベース記録部73からの各ユーザー毎の出会い希
望対象者又はその属性データとをマッチング(突き合わ
せ・照合など)させて、双方の希望に沿うユーザーが互
いに近傍の地に居るかどうかを抽出するためのマッチン
グ処理部である。また、75は、前記マッチング処理の
結果、2人以上のユーザーについて双方の「たまたま近
くに居れば会いたいという希望」が互いに一致したもの
については、その希望が一致した相手のユーザに関する
データ(氏名や電話番号や趣味や職業や所属団体名やそ
のユーザーの現在位置情報や連絡方法などを含む、マッ
チング処理結果データ)を、各ユーザーに向けて送信す
るためのマッチングデータ送信部である。
【0041】なお、前記マッチング処理部74は、前記
現在位置情報生成部72からのユーザーID(利用者I
D)とそれに対応する現在位置情報を、データベース記
録部73からのデータとマッチングさせるものである
が、前記のマッチング処理部74の具体的な処理内容
を、図6のフローチャートに基づいて、以下に説明す
る。今、例えば、A,B,C,Dの4人のユーザーに関
するユーザーIDと現在位置情報が前記現在位置情報生
成部72からマッチング処理部74に送られたとする
(図7のステップS1)。すると、マッチング処理部7
4は、先ず、前記各ユーザーA,B,C,Dの現在位置
情報を互いに突き合わせさせて、互いに近傍の地(例え
ば半径数キロメートル以内の圏内)に居る人の組み合わ
せを抽出する(又は、互いに近傍の地に居る人だけをグ
ループ分け処理するようにしてもよい)(ステップS
2)。今の例では、前記各ユーザーA,B,C,Dの中
でA,B,Cは互いに近傍の地に居るが、Dだけは離れ
た地に居るとする。すると、前記の組み合わせの抽出処
理により、互いに近傍の地に居るA,B,Cの3人の組
み合わせ(「AとB」、「AとC」、「BとC」の計3
つの組み合わせ)が得られる。次に、この得られた「A
とB、AとC、BとCの3つの組み合わせ」について、
それぞれ、「双方のユーザーががもし近傍の地に居れば
実際に会いたいと希望する関係にあるかどうか」を、デ
ータベース記録部73からのデータに基づいて、判定す
る(ステップS3)。
【0042】ここで、図7は前記データベース記録部7
3に記録されたデータベースの一例を示している。この
データベースは、図7に示すように、各ユーザー毎に、
このユーザーの氏名、ユーザーID、ユーザーの属性
(趣味、性別、年齢、職業、所属団体名、出身大学名、
出身国名、出身地域名、など)、そのユーザーがもし近
くに居れば実際に会いたい人の氏名又はユーザーID、
そのユーザーがもし近くに居れば実際に会いたい人の属
性などが、記録されている。前記マッチング処理部74
は、前記のステップS2で得られた「AとB、AとC、
BとCの3つの組み合わせ」について、それぞれ、前記
A,B,Cの3人のユーザーに関するキー・データに基
づいて、「互いにもし近くに居れば実際に会いたいと希
望する関係」にあるかどうか、を判定する。前記のA,
B,Cの3人が図7のような属性や希望内容を有してい
るとすると、この例での判定結果は、次の(a)〜
(c)のようになる。
【0043】(a)「AとB」の組み合わせについて
は、「もし近くに居れば実際に会いたいと希望する人の
氏名又はユーザーID」として双方の氏名を提示してい
る(AはBを提示し、BはAを提示している)ので、前
記の「関係」が成立する。 (b)「AとC」の組み合わせについては、「もし近く
に居れば実際に会いたいと希望する人の属性」として双
方が弁護士を提示しており、且つ、双方の「ユーザー属
性」として弁護士が提示されていることから、前記の
「関係」が成立する。 (c)「BとC」の組み合わせについては、「もし近く
に居れば実際に会いたいと希望する人」の氏名も属性も
互いに一致する部分が無いので、前記「関係」は成立し
ない。
【0044】以上の判定結果に基づいて、前記の各ユー
ザーに、その判定結果(マッチング処理結果データ)
を、前記送信部75から、送信する(ステップS4)。
すなわち、前記マッチングデータ送信部75は、ユーザ
ーAに対しては、「BとCが近くに居ること、BとCの
電話番号又は電子メールアドレスなどのB又はCへの連
絡方法」などのデータを、送信する。また、ユーザーB
に対しては、「Aが近くに居ること、Aの電話番号又は
電子メールアドレスなどのAへの連絡方法」などのデー
タを、送信する。また、ユーザーCに対しては、「Aが
近くに居ること、Aの電話番号又は電子メールアドレス
などのAへの連絡方法」などのデータを送信する。さら
に、ユーザーDに対しては、「近傍の地には、会いたい
と双方が希望するような人は居ない」ことを示すデータ
を送信する。以上により、本実施形態5によっても、前
述のような実施形態1から4までとほぼ同様の効果を得
られる。なお、図5では、本発明に関して必要な構成要
素のみを表示するようにしており、その他の公知の要素
は省略している。例えば、図5において、携帯通信端末
52に、従来の携帯電話のための構成や従来の電子メー
ル送受信のための構成を付加してもよいことは勿論であ
る。
【0045】なお、この実施形態5の前述の実施形態4
と大きく異なる点の一つは、複数のGPS用衛星からの
電波に基づいて各通信端末52の現在位置情報を生成す
る(現在位置を特定する)ための装置を、実施形態4に
おいてはユーザーが携帯する通信端末に内蔵させるよう
にしている(図4の符号22の現在位置特定部を参照)
のに対して、この実施形態5においてはセンター局側装
置53に備えるようにしている(図5の符号72を参
照)点である。このように、GPS用衛星からの電波信
号又はこれに基づくGPS用信号(本明細書において、
前記「GPS用信号」は、前記電波信号そのものである
ことも、それを加工した信号であることも、あり得る)
に基づいて各ユーザー(又は各通信端末52)の現在位
置情報を生成するための装置を、各ユーザーが携帯する
通信端末かセンター局かのどちらに持たせるのが妥当か
は、技術的にはいずれも可能であり単に設計事項のレベ
ルの問題に過ぎないが、コスト的には、現在位置情報生
成部をネットワークの利用者全員(例えば携帯電話網の
利用者全員)が共有できる後者のやり方(図5に示すや
り方)の方が、優れている可能性がある。
【0046】なお、本実施形態5では、実施形態4など
と異なって、各ユーザーが携帯する情報端末52から
は、各ユーザーのユーザーIDとGPS用信号のみで、
各ユーザーが「もし偶々近くに居れば会いたいと希望す
る人の氏名、ユーザーID、趣味、所属団体名などのキ
ー・データ」は、前記GPS用信号と一緒に送らないよ
うにしている。これは、GPS用信号はユーザーが移動
する限り時々刻々と変化していくが、前記のユーザーが
もし近くに居れば出会いたいと思う人に関する「キー・
データ」は、GPS用信号のように時々刻々と変化する
ものではない。よって、「キー・データ」は、例えば、
一月に一回とか一週間に一回だけ送信して記録又は更新
するようにして、予めセンター局側でデータベース化し
ておく方が効率的だから、この実施形態5ではそうして
いる。
【0047】また、本実施形態5では、マッチング処理
をする装置を、前記各ユーザーの携帯端末51と公衆通
信網54を介して繋がっている「センター局」側の装置
53の中に備えるようにしているが、本発明では、前記
各ユーザー側の通信端末51からの無線電波が届く数キ
ロメートル圏内にそれぞれ設置される「無線局(基地
局、中継局)」側に、前記の図5のマッチング処理を行
う装置などを備えるようにしてもよい。このように、無
線電波が届く圏内にある基地局(無線局)の装置で前記
のマッチング処理を行うようにするときは、「無線電波
が届く基地局(無線局)の圏内」を一つの近傍の地とみ
なすことができ、そのときは、前記の各ユーザーの現在
位置情報の突き合わせにより互いに近傍の地に居る者同
士を組み合わせるという処理が不要になる(ある一つの
基地局(無線局)の圏内に居るユーザーは、それぞれが
近傍の地に居る者同士の関係にあるとみなせるから)の
で、処理が効率化できるメリットがある。
【0048】
【発明の効果】以上のように、従来は、人間の視力及び
注意力の限界から、「もし、たまたま偶然に近くに居れ
ば実際に会いたい人」が実際にたまたま偶然に近くに居
ても、そのことに気付かないまま互いに通り過ぎること
が多かったが、本発明によれば、「偶然に近くに居る」
というチャンスを逃がさずに、「実際のフェイス・ツー
・フェイスの出会い」を実現できるようになる。よっ
て、本発明によれば、携帯型通信機器により「生身の人
間同士の触れ合い・出会い」を支援できるようになり、
「ハイテク・ハイタッチ」の理念(人間にとっては、技
術が高度化・ハイテクノロジー化すればするほど、旧来
からの人間的な触れ合い=ハイタッチが必要になる)を
実現することができる。また、本発明において、「たま
たま偶然に近くに居れば実際に会いたい人」が存在して
おり、且つ、その人が所定の条件を満たしているとき
は、自動的に、その人の携帯型通信端末との間で、通話
(音声会話)モード、チャット(文字会話)モード、又
は電子メール送信(電子メール交換可能)モードなどの
データ交信可能モードに移行することができる機能を備
えたので、ユーザーは、いちいち交信可能モードに変更
するための操作が不要になり、大変に便利である。ま
た、特に、前記の実施形態3などでは、ユーザーの「識
別データ」、「キー・データ(この「キー・データ(ユ
ーザー自身のデータ、又は、ユーザーが出会いたい人に
関するデータ)」は、前記のユーザー識別データを含む
ものであってもよい)、及び「現在位置データ」を、携
帯型通信端末から、最寄りの無線局(基地局)とインタ
ーネットなどのネットワークを介して、ネットワークに
接続されたセンター(「サーバー」などのコンピュー
タ)に送信するようにし、このセンターで、各ユーザー
の「キー・データ」や「現在位置データ」を互いにマッ
チング処理するようにしている(さらに、ユーザーの
「キー・データ」をも、センターのコンピュータに蓄積
するようにして、各ユーザーの通信端末からは、各ユー
ザーの「識別データ」と「現在位置データ」とだけを送
信するようにしてもよい)。このようにすれば、マッチ
ング処理などの複雑な情報処理を、ユーザーが携帯する
通信端末ではなく、ネットワーク上のコンピュータで行
うことができるので、各ユーザーが携帯する通信端末の
構成を小型化・低消費電力化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施形態2を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態3を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明の実施形態4を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明の実施形態5を示すブロック図であ
る。
【図6】 本実施形態5のマッチング処理部74の動作
を示すフローチャートである。
【図7】 本実施形態5のデータベース記録部73に記
録されるデータベースの一例を示す図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザーが携帯する携帯型通信端末又は
    ネットワークに接続されたコンピュータに備えられた記
    憶手段であって、「ユーザーに関するキー・データ」
    (そのユーザー自身のキー・データ、又は、そのユーザ
    ーが出会いたい人に関するキー・データ)を記録する記
    録手段と、 ユーザーが携帯する携帯型通信端末に備えられた送信手
    段であって、「少なくともそのユーザーを識別するため
    の識別データ」を無線で送信する送信手段と、 ユーザーが携帯する携帯型通信端末又はネットワークに
    接続されたコンピュータに備えられた受信手段であっ
    て、他のユーザーが携帯している携帯型通信端末から無
    線送信された「少なくとも前記他のユーザーを識別する
    ための識別データ」を受信する受信手段と、 ユーザーが携帯する携帯型通信端末又はネットワークに
    接続されたコンピュータに備えられたマッチング手段で
    あって、前記受信手段により受信した識別データにより
    識別される他のユーザーに関するデータであって「前記
    他のユーザーのキー・データ」(前記他のユーザーのキ
    ー・データ、又は、前記他のユーザーが出会いたい人に
    関するキー・データ)が、前記のユーザーの「自己に関
    するキー・データ」と一致又は関連しているものがある
    かどうかを判定するためのマッチング手段と、 ユーザーが携帯する携帯型通信端末又はネットワークに
    接続されたコンピュータに備えられた告知手段であっ
    て、前記マッチング手段により前記ユーザーと他のユー
    ザーとの間で「キー・データ」が一致又は関連するもの
    があるとき、そのことを前記のユーザーに知らせるため
    の告知手段と、 を備えたことを特徴とする(「ユーザーが近くに居れば
    会いたいと思う人」が実際にユーザーの近くに居ると
    き、そのことをユーザーに知らせて実際にその人に会う
    ことができるように支援するための)出会い支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、 ユーザーが携帯する携帯型通信端末に備えられ、そのユ
    ーザーの現在位置を特定するための現在位置特定手段を
    備え、 前記送信手段は、前記「少なくともそのユーザーを識別
    するための識別データ」と「そのユーザーの現在位置デ
    ータ」とを無線で送信するものである、ことを特徴とす
    る出会いシオンシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、さらに、 前記のユーザーの通信端末と前記の「他のユーザー」の
    通信端末との間を自動的に通信可能状態(電話・チャッ
    ト・電子メール交換などが可能な状態)とする自動通信
    モード設定手段、を備えたことを特徴とする出会い支援
    システム。
  4. 【請求項4】 ユーザーが携帯する携帯型通信端末であ
    って、 ユーザーが「自己に関するキー・データ」(自己のキー
    ・データ、又は、自己が出会いたい人に関するキー・デ
    ータ)を記録する記録手段と、 前記キー・データを近傍のエリア内に向けて無線で送信
    する送信手段と、 他のユーザーが携帯している通信端末から近傍のエリア
    内に向けて無線送信された他のユーザーに関するキー・
    データを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した他のユーザーの通信端末か
    らのキー・データが前記のユーザーの「自己に関するキ
    ー・データ」と一致又は関連しているとき、そのことを
    前記のユーザーに知らせるための告知手段と、を含む携
    帯型通信端末、を備えたことを特徴とする(「ユーザー
    が近くに居れば会いたいと思う人」が実際にユーザーの
    近くに居るとき、そのことをユーザーに知らせて実際に
    その人に会うことができるように支援するための)出会
    い支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、さらに、 前記携帯型通信端末は、ユーザーの現在位置を特定する
    ための現在位置特定手段をも含み、 前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記第1の
    ユーザーの現在位置データをも送信するものである、出
    会い支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記のユー
    ザーからのメッセージをも送信するものであり、 前記告知手段は、前記の他のユーザーからのメッセージ
    の内容をも知らせるものである、出会い支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、さらに、 前記受信手段により受信した「他のユーザー」の通信端
    末からのキー・データにより特定されるその「他のユー
    ザー」が、前記のユーザーが予め設定しておいた「もし
    近傍に居れば自動的に通信可能状態にしたい人の条件」
    をも満たしているとき、前記のユーザーの通信端末と前
    記の「他のユーザー」の通信端末との間を自動的に通信
    可能状態(電話・チャット・電子メール交換などが可能
    な状態)とする自動通信モード設定手段、を備えた出会
    い支援システム。
  8. 【請求項8】 ユーザーが携帯する携帯型通信端末であ
    って、 ユーザーが「自己に関するキー・データ」(自己のキー
    ・データ、又は、自己が出会いたい人に関するキー・デ
    ータ)を記録する記録手段と、 自己の現在位置を特定するための現在位置特定手段と、 前記のキー・データ及び現在位置データを無線により送
    信する送信手段と、 他のユーザーが携帯している通信端末から無線送信され
    た他のユーザーに関するキー・データ及び現在位置デー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記の他のユーザーのキー
    ・データが前記のユーザーの「自己に関するキー・デー
    タ」と一致又は関連しており、且つ、前記受信手段によ
    り受信した他のユーザーの現在位置が前記のユーザーの
    現在位置の近傍であるとき、そのことを前記のユーザー
    に知らせるための告知手段と、を含む携帯型通信端末を
    備えたことを特徴とする(「ユーザーが近くに居れば会
    いたいと思う人」が実際にユーザーの近くに居るとき、
    そのことをユーザーに知らせて実際にその人に会うこと
    ができるように支援するための)出会い支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記送信手段は、前記キー・データ及び現在位置データ
    と共に、前記のユーザーからのメッセージをも送信する
    ものであり、 前記告知手段は、前記の他のユーザーからのメッセージ
    の内容をも知らせるものである、出会い支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項8において、さらに、 前記受信手段により受信した他のユーザーのキー・デー
    タが前記のユーザーの「自己に関するキー・データ」と
    一致又は関連しており、且つ、前記受信手段により受信
    した他のユーザーの現在位置が前記のユーザーの現在位
    置の近傍であるとき、前記のユーザーの通信端末と前記
    の他のユーザーの通信端末との間を自動的に通信可能状
    態(電話・チャット・電子メール交換などが可能な状
    態)とする自動通信モード設定手段、を備えた出会い支
    援システム。
  11. 【請求項11】 複数のユーザーが携帯する携帯型通信
    端末であって、少なくとも、各ユーザーが「自己に関す
    るキー・データ」(自己のキー・データ、又は、自己が
    出会いたい人に関するキー・データ)を、所定のエリア
    内をカバーする基地局(無線局)内に設置されたセンタ
    ー又はその基地局(無線局)に接続されたセンター
    (「センター」とは、センターの「サーバー」コンピュ
    ータや「ホスト」コンピュータなどの、ネットワークに
    接続された管理用コンピュータ、という意味で、以下同
    じ)に無線で送信する送信手段を有する携帯型通信端末
    と、 前記のセンターに備えられた告知手段であって、前記の
    複数の通信端末からそれぞれ前記センターに無線で送信
    されたキー・データに基づいて、互いに一致又は関連す
    るキー・データを有する複数のユーザーが互いに近傍の
    位置に居るとき、それらの各ユーザーに対して、そのこ
    とを知らせる告知手段と、を備えた出会い支援システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記携帯型通信端末は、前記ユーザーの現在位置を特定
    するための現在位置特定手段をも含み、 前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記のユー
    ザーの現在位置データをも送信するものである、出会い
    支援システム。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記各ユー
    ザーからのメッセージをも送信するものであり、 前記告知手段は、このメッセージの内容をも知らせるも
    のである、出会い支援システム。
  14. 【請求項14】 請求項11において、さらに、 前記センターが、互いに一致又は関連するキー・データ
    を有する複数のユーザーが互いに近傍の位置に居ると判
    断したとき、前記の互いに一致又は関連するキー・デー
    タを有する複数のユーザーが携帯する通信端末の間を自
    動的に通信可能状態(電話・チャット・電子メール交換
    などが可能な状態)とする自動通信モード設定手段、を
    備えた出会い支援システム。
  15. 【請求項15】 複数のユーザーが携帯する携帯型通信
    端末であって、少なくとも、各ユーザーの自己に関する
    キー・データ(自己のキー・データ又は自己が出会いた
    い人に関するキー・データ)を記録する記録手段、各ユ
    ーザーの現在位置を特定するための現在位置特定手段、
    及び、前記の自己に関するキー・データ及び自己の現在
    位置データをセンター(「センター」とは、センターの
    「サーバー」コンピュータや「ホスト」コンピュータな
    どの、ネットワークに接続された管理コンピュータ、の
    意味)に向けて無線で送信する送信手段、を有する携帯
    型通信端末と、 前記の各携帯型通信端末からそれぞれセンターに無線送
    信された各ユーザーのキー・データ及び現在位置データ
    に基づいて、「あるユーザー」の近傍の位置に「そのユ
    ーザーに関するキー・データ」と一致又は関連するキー
    ・データを有する「他のユーザー」が居るときは、それ
    らの各ユーザーにそのことを知らせる告知手段と、を備
    えた出会い支援システム。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記送信手段は、前記キー・データと共に、前記の各ユ
    ーザーからのメッセージをも送信するものであり、 前記告知手段は、このメッセージの内容をも知らせるも
    のである、出会い支援システム。
  17. 【請求項17】 請求項15において、さらに、 近傍のエリア内に一致又は関連するキー・データを有す
    るユーザーが居るとき、前記の互いに一致又は関連する
    キー・データを有する複数のユーザーが携帯する通信端
    末の間を自動的に通信可能状態(電話・チャット・電子
    メール交換などが可能な状態)とする自動通信モード設
    定手段、を備えた出会い支援システム。
  18. 【請求項18】 複数のユーザーがそれぞれ携帯する携
    帯型通信端末であって、少なくとも、各ユーザーの自己
    を識別する識別データ、及び、自己の現在位置特定用デ
    ータ(自己の現在位置を特定するデータ又は自己の現在
    位置を特定するための資料となるデータ)を、センター
    (センターの「サーバー」コンピュータや「ホスト」コ
    ンピュータなどの、ネットワークに接続された管理コン
    ピュータの意味)に向けて無線で送信する送信手段、を
    有する携帯型通信端末と、 前記センター側に備えられ、前記の各携帯型通信端末か
    らそれぞれ送信された各ユーザーの識別データ及び現在
    位置特定用データに基づいて、「あるユーザー」の近傍
    のエリア内に「そのユーザーがもし近傍の地に居れば実
    際に会いたいと希望する人」が居るとき、そのことを前
    記ユーザーに知らせるための告知手段と、を備えた出会
    い支援システム。 【0001】
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