JP2002521895A - データキャリヤから得たデータを少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によってステーションに送信するシステム - Google Patents

データキャリヤから得たデータを少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によってステーションに送信するシステム

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JP2002521895A JP2000561579A JP2000561579A JP2002521895A JP 2002521895 A JP2002521895 A JP 2002521895A JP 2000561579 A JP2000561579 A JP 2000561579A JP 2000561579 A JP2000561579 A JP 2000561579A JP 2002521895 A JP2002521895 A JP 2002521895A
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Abstract

(57)【要約】 データキャリヤ(D)からステーション(1)へのデータ送品は通常は、補助キャリヤ信号(SCS1)によって未変調キャリヤ信号が負荷変調され、次に、ステーション中に装備されている試験手段がデータ送信が正しく実行されたか否か試験し、データ送信に対する妨害が検出された場合に、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号(SCS2)による未変調キャリヤ信号(CS)の負荷変調によるデータキャリヤ(D)からステーション(1)へのデータ送信が実行される他の送信モードに切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータキャリヤから得たデータを読み/書きステーションに無接触送
信する方法に関し、この場合、この読み/書きステーションはキャリヤ信号を発
生し、この発生したキャリヤ信号は読み/書きステーションの無接触動作式送信
手段に印加され、キャリヤ信号が、無接触式に読み/書きステーションの送信手
段にカップリングされているデータキャリヤの無接触動作式送信手段によってデ
ータキャリヤ中で得られ、キャリヤ信号の負荷変調が、データキャリヤから読み
/書きステーションへのデータブロックの送信のための送信モードにおける1つ
の補助キャリヤ信号によって実行され、この1つの補助キャリヤ信号によって負
荷変調されたキャリヤ信号が読み/書きステーション中の復調手段によって復調
されて、送信されたデータブロックを得て、読み/書きステーション中で試験を
実行して、復調手段を越えた信号経路内で妨害が発生するか否か判断し、妨害が
検出された時に制御情報が発生される。
【0002】 本発明はまた、データキャリヤからデータを無接触受信する読み/書きステー
ションに関するが、このステーションは、キャリヤ信号を発生するキャリヤ信号
発生手段と、キャリヤ信号を供給されることができる無接触動作式送信機と、を
含み、これによって、データキャリヤから読み/書きステーションにデータブロ
ックを送信するための送信モードで1つの補助キャリヤ信号によってキャリヤ信
号を負荷変調することができる、データキャリヤの送信手段によってデータキャ
リヤ中でキャリヤ信号が得られるように、無接触式にデータキャリヤの無接触動
作式送信機にカップリングすることができ、また、この1つの補助キャリヤ信号
によって変調されたキャリヤ信号を復調する復調手段であり、この復調手段はデ
ータキャリヤから読み/書きステーションに送信されたデータブロックを出力で
きる復調手段を含み、さらにまた、この復調手段を越えたところの信号経路で妨
害が発生したか検査して、妨害が検出されたら制御情報を発生するように配置さ
れた試験手段を含む。
【0003】 本発明はまた、データを読み/書きステーションに無接触出力するデータキャ
リヤに関するが、このデータキャリヤは:読み/書きステーションの無接触動作
式送信手段にカップリングすることが可能な無接触動作式送信手段であり、読み
/書きステーション中で発生されたキャリヤ信号をカップリング状態にあるデー
タキャリヤ中で得ることが可能である無接触動作式送信手段と;データキャリヤ
から読み/書きステーションにデータを送信するための送信モードで1つの補助
キャリヤ信号によってキャリヤ信号を負荷変調することを可能とする負荷変調手
段と;を含んでいる。
【0004】 本発明はまた、データを読み/書きステーションに無接触出力するためのデー
タキャリヤ用の集積回路に関するが、この回路は:読み/書きステーションの無
接触動作式送信手段にカップリングすることができる無接触動作式送信手段接続
用の接続手段と;この回路から読み/書きステーションにデータブロックを送信
するために送信モードで1つの補助キャリヤ信号によってキャリヤ信号を負荷変
調することを可能とする負荷変調手段と;を含んでいる。
【0005】
【従来の技術】
本発明の文脈において、さまざまな様態で実現され、また、本出願者によって
、それが周知なものであると市場に出されているデータキャリヤシステムが引用
される。この周知のデータキャリヤシステムに加えて、その公告をここに参照し
て組み込む、米国特許第5,345,231号(US5,345,231、A)
が引用される。この周知のデータキャリヤシステムにおいては、読み/書きステ
ーションで発生され、データキャリヤ中で誘導的に得られるキャリヤ信号は、補
助キャリヤ信号による負荷変調を受け、これによって、ディジタルデータ、すな
わちデータブロックをデータキャリヤから読み/書きステーションに送信され;
これで補助キャリヤ信号は423.75kHzという補助キャリヤ周波数f1と
、整数で与えられる、この補助キャリヤ周波数f1対キャリヤ信号のキャリヤ周
波数f0の比と、を有する。すると、例えば「0」ビットは、第1のビットハー
フ間での補助キャリヤ信号によるキャリヤ信号の負荷変調と第2のビットハーフ
間でのキャリヤ信号の負荷変調の省略とによって、データキャリヤから読み/書
きステーションに送信され、一方、「1」ビットは、第1のビットハーフ間での
キャリヤ信号の負荷変調の省略と第2のビットハーフ間での補助キャリヤ信号に
よるキャリヤ信号の負荷変調とによってデータキャリヤから読み/書きステーシ
ョンに送信される。データキャリヤから読み/書きステーションへのデータ送信
の実行中に少なくとも1つでも妨害、したがって例えばデータ送信のエラーが発
生すると、このような妨害は、読み/書きステーション中に含まれ、例えば論理
回路やマイクロコンピュータやCRC段(交差冗長チェック段:Cross Redundan
cy Check stage)などによって形成される試験手段によって検出されるが;これ
らの試験手段は、妨害を検出すると制御情報を発生する。この周知のデータキャ
リヤシステムでは、この制御情報を指示目的専用に用いて、データキャリヤシス
テムの使用者の注意を動作妨害や不正動作に引き付けるようにしている。すると
、この周知のデータキャリヤシステムの使用者は、このような妨害がさらに発生
することを回避するようなステップを取ろうと試行することがある。これは、多
くの使用者によっては解消し得ない欠点を実際に構成する擾乱として経験される
【0006】 本発明の目的は、上記の問題を回避し、また、単純な方法でまた単純な手段を
用いて、第2のパラグラフに記載した種類の改良型の読み/書きステーションと
、第3のパラグラフに記載した種類の改良型のデータキャリヤと、第4のパラグ
ラフに記載した種類の改良型の集積回路と、を提供し、これによって、これらの
改良型手段を応用して第1のパラグラフに記載した種類の改良された方法の実行
を可能とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明による第1のパラグラフに記載した種類の
方法は、少なくとも1つの送信モードデータブロックを制御信号として発生し、
この送信モードデータブロックをデータキャリヤに送信し、この送信された送信
モードデータブロックをデータキャリヤ中で評価し、この送信された送信モード
データブロックの評価に合わせて、データキャリヤを制御して他の送信モードと
し、このモードで、データキャリヤからのデータブロックを読み/書きステーシ
ョンに送信するために、キャリヤ信号の負荷変調を、少なくとも1つの他の補助
キャリヤ信号によって実行し、この際にこの少なくとも1つの他の補助キャリヤ
信号の少なくとも1つの周波数と1つの補助キャリヤ信号の周波数とが別々の値
を有することを特徴とする。
【0008】 上記の目的を達成するために、本発明による第2のパラグラフに記載した種類
の読み/書きステーションは、少なくとも1つの送信モードデータブロックを制
御情報として発生し、これによって、データキャリヤ中で、他の送信モードが起
動可能であり、この送信モードでは、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号に
よってキャリヤ信号の負荷変調を実行して、データキャリヤからのデータブロッ
クを読み/書きステーションに送信可能であり、また、この少なくとも1つの他
の補助キャリヤ信号の少なくとも1つの周波数とこの1つの補助キャリヤ信号の
周波数とが別々の値を有するように試験手段が配置されていることを特徴とする
【0009】 上記の目的を達成するために、本発明による第3のパラグラフに記載の種類の
データキャリヤは、このデータキャリヤが読み/書きステーションによってデー
タキャリヤに送信された送信モードデータブロックを評価する評価手段を含み、
また、データキャリヤを制御して他の送信モードとし、このモードで、少なくと
も1つの他の補助キャリヤ信号によるキャリヤ信号の負荷変調を実行して、デー
タキャリヤからのデータブロックを読み/書きステーションに送信することが可
能であり;また、このデータキャリヤは、この評価手段が影響を及ぼすことがで
き、また、評価された送信モードデータブロックに合わせてデータキャリヤを制
御して他の送信モードとし、このモードで、データキャリヤからのデータブロッ
クを読み/書きステーションに送信するために、キャリヤ信号の負荷変調を少な
くとも1つの他の補助キャリヤ信号によって実行することが可能であり、この少
なくとも1つの他の補助キャリヤ信号の少なくとも1つの周波数とこの1つの補
助キャリヤ信号の周波数とが別々の値を有するような制御手段を含む;ことを特
徴とする。
【0010】 上記の目的を達成するために、本発明による第4のパラグラフに記載された種
類の集積回路は、この回路が、読み/書きステーションによって本回路に送信さ
れた送信モードデータブロックを評価する評価手段を含み、本回路を制御して他
の送信モードとし、このモードで、キャリヤ信号の負荷変調を、少なくとも1つ
の他の補助キャリヤ信号によって実行して、この回路からのデータブロックを読
み/書きステーションに送信することと;本回路が、この評価手段によって影響
することができる制御手段を含み、これによって、本回路を、評価された送信モ
ードデータブロックに合わせて、制御して他の送信モードとし、これによって、
本回路からのデータブロックを読み/書きステーションに送信し、キャリヤ信号
の負荷変調が少なくとも1つの他の補助信号によって実行可能であり、この少な
くとも1つの他の補助キャリヤ信号の少なくとも1つの周波数とこの1つの補助
キャリヤ信号の周波数とが別々の値を有する;ことを特徴とする。
【0011】 追加手段をほとんど用いることなく、本発明によるステップは、本発明による
データキャリヤから本発明による読み/書きステーションへのデータ送信中のエ
ラーが検出されたら、読み/書きステーションがデータキャリヤに影響するよう
に、すなわち、1つの補助キャリヤ信号によってキャリヤ信号の負荷変調による
データ送信の代わりに、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によるキャリヤ
信号の負荷変調によるデータ送信に切り換えられようにすることを、簡単に保証
する。言い換えれば、本発明によるデータキャリヤから本発明による読み/書き
ステーションへのデータ送信は、1つの補助キャリヤ信号によるキャリヤ信号の
負荷変調による1つの送信モードと、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号に
よるキャリヤ信号の負荷変調による他の送信モードと、で可能とされる。他の送
信モードでは、キャリヤ信号の負荷変調を、他の補助キャリヤ信号だけで実行で
きれば利点がある。しかしながら、他の送信モードでは、キャリヤ信号の負荷変
調もまた、1つの補助キャリヤ信号と他の補助キャリヤ信号で実行できれば利点
がある。しかしながら、他の送信モードでは、キャリヤ信号の負荷変調もまた、
2つ、3つ、または4つの他の補助キャリヤ信号で実行できれば利点がある。1
つの補助キャリヤ信号を用いることは、例えば、妨害がこの1つの補助キャリヤ
信号の範囲で発生して他の補助キャリヤ信号の範囲では発生しない場合には利点
となるが、その理由は、このキャリヤ信号を他の補助キャリヤ信号によって負荷
変調すると、妨害を鎮めて正しいデータ送信が可能となるからである。例えば2
つの補助キャリヤ信号を用いると、この1つの補助キャリヤ信号の範囲で妨害が
発生しても、他の補助キャリヤ信号の範囲では妨害が発生しないということがあ
って、これによってこの他の補助キャリヤ信号に基づいて読み/書きステーショ
ンでデータを受信できるという利点がある。したがって、2つの補助キャリヤ信
号を用いると、高い信頼性を生じる所与の冗長性を導入する。その一方では、2
つの補助キャリヤ信号を用いることは、データキャリヤ中での消費電力が比較的
高くなり、そのため、その範囲が減少することを意味する。データ送信にたった
1つの補助キャリヤ信号を用いると、データキャリヤ内での消費電力が比か雨滴
低くなるという利点があるが;これは出きる限り大きい範囲を達成するという観
点からは魅力的である。データキャリヤから読み/書きステーションへのデータ
送信の途中で妨害が検出されると、読み/書きステーションはデータキャリヤに
影響するので、本発明によるデータキャリヤに対してより魅力的な送信モードま
たは通信モードを毎回起動できるということは利点である。
【0012】 データキャリヤから読み/書きステーションへのディジタルデータ、すなわち
データブロックの送信に際しては、読み/書きステーション中で発生されデータ
キャリヤ中で誘導的に得られたキャリヤ信号を2つの補助キャリヤ信号で負荷変
調することは欧州特許出願公開第0845751号(EP 0 845 751
A1)からすでに周知であるが、この場合、補助キャリヤ信号の補助キャリヤ
周波数f1及びf2の、キャリヤ信号のキャリヤ周波数f0に対する比はいつで
も整数である。これで、周波数f1=484.2kHzを有する補助キャリヤ信
号によるキャリヤ信号の負荷変調によって「1」ビットが送信され、補助キャリ
ヤ周波数f2=423.75kHzを有する補助キャリヤ信号によるキャリヤ信
号の負荷変調によって「0」ビットが送信される。データキャリヤから読み/書
きステーションへのデータ送信に際して妨害が発生すると、この妨害は読み/書
きステーションに含まれる試験手段によって検出され、その後で、試験手段は、
妨害または受信データのエラーを検出した際の制御情報を発生する。この制御情
報はシーケンス手段に印加され、このシーケンス手段は、この供給された制御情
報とは無関係に、スイッチング信号を出力し、このスイッチング信号は読み/書
きステーション内でスイッチング目的で用いられる;このスイッチング動作によ
って、データ送信を改善したり実質的に正確に実行しようという試行がなされる
。欧州特許出願公開第0845751号から周知のデータキャリヤシステムでは
、スイッチング動作は読み/書きステーション中だけで実行される。しかしなが
ら、このようなスイッチング動作は、データキャリヤから読み/書きステーショ
ンに至る送信経路に起因する妨害に対して影響することはあり得ず、このため、
データ送信中にこのような妨害によって引き起こされたエラーはこの周知のデー
タキャリヤシステムでは解消することは不可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の上記の態様及び他の態様は以下に述べる実施形態から明らかになるで
あろう。
【0014】 本発明を、図面中に示す実施形態を参照して以下に詳述するが、本発明はこの
実施形態に制限されることはない。
【0015】 図1に、分かりやすいように、以後簡潔にするためステーション1と呼ぶ読み
/書きステーション1を示す。ステーション1は、複数のデータキャリヤDと通
信するように意図され配置されている。図2にこのようなデータキャリヤDを示
す。
【0016】 ステーション1とデータキャリヤD間での通信に関しては、このような通信は
主としてデータブロックという形態でなされるが、このデータブロックは各々が
所定の数のバイトから成り、また、各バイトが、本実施例では8ビットである所
定のビット数から成っていることに注意されたい。ステーション1とデータキャ
リヤD間での通信において、ステーション1は命令データブロック、例えば選択
データブロックと読み出しデータブロックと書き込みデータブロックとをデータ
キャリヤDに送信することができる。本実施例では、命令データブロックの内で
送信モードデータブロックMDBだけを以下の記述で詳述する。
【0017】 ステーション1はデータ処理手段2を含んでいる。データ処理手段2はシーケ
ンス手段(図示せず)とロジック手段と制御手段と記憶手段とを含んでいる。デ
ータ処理手段2はまた、以下の詳述する機能を持つ試験手段3を含んでいる。
【0018】 ステーション1はまた、最大で13.56MHzに達する周波数f0を有する
クロック信号CLKを発生するクロック信号発生器4を含んでいる。クロック信
号CLKは接続部5を介してデータ処理手段2に供給することができる。
【0019】 クロック信号発生器4が発生したクロック信号CLKはまた、さらなる接続部
6を介して、クロック信号CLKとは無関係にキャリヤ信号CSを発生するキャ
リヤ信号発生器7に供給できるが、このキャリヤ信号はもまた、最大で13.5
6MHzに達する周波数f0を有する。キャリヤ信号発生器7が発生したキャリ
ヤ信号CSは、接続部8を介して変調手段9に、また、さらなる接続部10を介
して周波数分割手段11に供給することができる。
【0020】 ステーション1はまた、データ処理手段2が発生した命令データブロックを接
続部13を介して供給される符号化手段12を含んでいる。すでに述べた送信モ
ードデータブロックMDBもまた、したがって、符号化手段12に供給すること
ができる。符号化手段12は、データ処理手段2に含まれるシーケンス手段によ
って接続部14を介して制御することができる。符号化手段12は、自身に入力
された命令データブロックを符号化する、すなわち、受信された送信モードデー
タブロックMDBを符号化する。符号化手段12によって符号化されたデータブ
ロックは接続部15を介して変調手段9に入力することができる。
【0021】 本実施例では、変調手段9は、キャリヤ信号CSを接続部8を介してキャリヤ
信号発生器7から供給されて、符号化手段12が出力した符号化済みのデータブ
ロックとは無関係にキャリヤ信号CSの振幅変調を保証することができる振幅変
調手段によって形成されている。変調手段9は、10%振幅変調(ASK10%
)を実行して、振幅変調されたキャリヤ信号CSMを出力する。しかしながら、
振幅変調手段という形態で実現されたこの変調手段はまた、100%振幅変調(
ASK100%)を実行するようにすることもできる。
【0022】 変調手段9が符号化手段12から符号化済みデータブロックを供給されない場
合、変調手段9は未変調のキャリヤ信号CSを出力する。これは、例えば、ステ
ーション1とデータキャリヤDとの間で通信動作中にデータをデータキャリヤD
からステーション1に送信する場合である。
【0023】 振幅変調済みのキャリヤ信号CSMと未変調のキャリヤ信号CSとは、送信機
増幅器16に入力することができる。
【0024】 キャリヤ信号発生器7から接続部10を介して周波数分割手段11に印加され
たキャリヤ信号CSは、周波数分割手段11で周波数を分割される。周波数分割
手段11はこのようにして、周波数分割されたキャリヤ信号CS’を接続部17
を介して出力する。
【0025】 送信機増幅器16は、接続部18を介してコイルカップリング手段19に接続
されているが、この手段19から、振幅変調されたキャリヤ信号CSMまたは未
変調のキャリヤ信号CSのどちらかを、送信機コイル21を含んでいる送信機/
受信機手段20に入力することができる。送信機コイル21を含んでいる送信機
/受信機手段20は、無接触式にこのデータキャリヤDの無接触動作式送信機手
段にカップリングすることが可能な無接触動作式送信機手段を構成しており、こ
のため、振幅変調されたキャリヤ信号CSMと未変調のキャリヤ信号CSとを、
データキャリヤDの無接触動作式送信機手段によってデータキャリヤD中で得る
ことができ;また、ある1つの送信モードにおいては、以下に詳述するように、
未変調のキャリヤ信号CSの負荷変調を補助キャリヤ信号によって実行して、デ
ータブロックをデータキャリヤDからステーション1に送信することができる。
【0026】 ステーション1はまた、接続部23を介してコイルカップリング手段19に接
続されている入力フィルタ手段22を含んでいる。負荷変調されたキャリヤ信号
CSBは接続部23を介して入力フィルタ手段22に印加することができる。負
荷変調されたキャリヤ信号CSBが入力フィルタ手段22によってフィルタリン
グされると、フィルタリングされた負荷変調済みのキャリヤ信号CSBは、接続
部24を介して復調手段25に印加することができる。第1の復調手段25にも
また、接続部17を介して周波数分割されたキャリヤ信号CS’を供給すること
ができる。負荷変調されたキャリヤ信号CSBは復調手段25によって復調され
る。復調によって形成されたこの信号は、接続部26を介して復調手段25から
出力することができる。復調手段25から出力されたこの信号は、第1の補助キ
ャリヤ信号SCS1を含むデータ信号DS1に関わり、また、マンチェスタ符号
に従って符号化されたり、または、第2の補助キャリヤ信号SCS2を含む第2
のデータ信号DS2もまたマンチェスタ符号に従って符号化される。
【0027】 ステーション1はまた、第1のフィルタ手段27と第2のフィルタ手段28と
を含むが、双方とも、それぞれの接続部29Aと29Bを介して、接続部26に
対して、したがって復調手段25の出力に接続されている。第1のフィルタ手段
27は、第1の補助キャリヤ信号SCS1を含み、マンチェスタ符号に従って符
号化される第1のデータ信号DS1をフィルタリングするように配置されている
。第2のフィルタ手段28は、第2の補助キャリヤ信号SCS2を含み、これま
たマンチェスタ符号に従って符号化される第2のデータ信号DS2をフィルタリ
ングする。第1のフィルタ手段27は、フィルタリングされた第1のデータ信号
DS1を接続部30から出力する。第2のフィルタ手段28は、第2のデータ信
号DS2をさらなる接続部31から出力する。
【0028】 接続部33を介して制御することができる復号化手段32は、接続部30に接
続されている。さらなる接続部35を介して制御可能な第2の復号化手段34は
、接続部31に接続されている。これら2つの復号化手段32と34は、自身に
入力されるデータ信号DS1とDS2とを復号化することが可能であり、このた
め、第1の復号化手段32は、ベースバンドにあり個々の第1のデータブロック
DB1を構成するデータを自身の出力部36から出力し、第2の復号化手段34
は、ベースバンドにあり第2のデータブロックDB2を構成するデータを自身の
出力部37から出力する。出力部36と37から出力されたデータブロックDB
1とDB2とは、それぞれの接続部38と39を介してデータ処理手段2に印加
される。
【0029】 すでに述べたように、データ処理手段2にもまた、図1の略図に点線で示すよ
うに、第1と第2の復号化手段32と34が出力したデータブロックDB1とD
B2を供給することができる。試験手段3の構造は、復調手段25に続く信号経
路内で妨害が発生したか否かを検出するように自身が試験を実行できるような構
造となっている。したがって、これらの試験手段はまた、データキャリヤDとス
テーション1との間での送信経路上での妨害影響による妨害を検出する。
【0030】 図1に示すステーション1では、試験手段3に、復号化手段32と34が出力
したデータブロックDB1とDB2を供給して、試験を実行することが可能であ
る。しかしながら、データブロックDB1とDB2(点線で示されている)の代
わりにデータ信号DS1とDS2を試験手段3に供給することも容易に可能であ
る。また、データブロックDB1とDB2と共にデータ信号DS1とDS2を一
緒に試験手段に供給することも可能である。
【0031】 試験手段3は、環境とは無関係に、すなわち、試験手段3が、複数の送信モー
ドのデータブロックMDB1、MDB2及びMDB3を発生するようになってい
る状態で送信モードが起動されたか妨害が検出されたかとは無関係に様々な制御
情報を発生することが可能である。試験手段3は、図1に点線で示すように、こ
れらの送信モードデータブロックMDB1、MDB2及びMDB3の各々を、デ
ータ処理手段2と復号化手段12との間に備えられている接続部13を介して供
給することができる。したがって、送信モードデータブロックMDBは符号化手
段12に印加し、ここで符号化され、次に、変調手段9によって変調され、これ
によって、変調された送信モードデータブロックMDBが送信増幅器16によっ
て増幅されたら、この変調済み送信モードデータブロックMDBの各々を送信機
/受信機手段20によってデータキャリヤDに送信することが可能となる。変調
モードデータブロックMDB1、MDB2及びMDB3は各々が、以下に詳述す
るように、データキャリヤD中で別の送信モードを起動して、ステーション1と
通信することが可能である。
【0032】 データキャリヤDの構造は、図1に示すステーション1と協働するに適しまた
そのように構造化されているが、図2に示すデータキャリヤを参照して以下に詳
述する。
【0033】 データキャリヤDは、送信機コイル41を含み、また、データブロックの受信
と送信を実行するように配置されている送/受信手段40を含んでいる。
【0034】 データキャリヤ2は、集積回路42を含んでいるが、この集積回路については
図2では、本文脈で本質的な部分だけを図示してある。回路42は、第1の接続
コンタクト44と第2の接続コンタクト45とを含む接続手段43を含んでいる
【0035】 送信機コイル41は、接続手段43の2つの接続コンタクト44と45に接続
されている。さらに、キャパシタ46が2つの接続コンタクト44と45に接続
されており;このキャパシタは、送信機コイル41と一緒になって、実質的に送
/受信手段40を構成する並行共振回路を構成している。送/受信手段40は、
読み/書きステーション1の無接触動作式送信機手段に、したがってステーショ
ン1の送/受信手段20に誘導性カップリングすることが可能な無接触動作式送
信機手段を構成し;これで、データキャリヤD中の送/受信手段40による誘導
性カップリングによって、振幅変調されたキャリヤ信号CSMと未変調キャリヤ
信号CS―双方ともステーション1で発生した信号である―とをデータキャリヤ
D中で得ることが可能となる。
【0036】 データキャリヤDは負荷変調手段47を含み、これによって、以下に詳述する
ように、データキャリヤDからデータブロックをステーション1に送信する送信
モードにおいて、未変調キャリヤ信号CSの負荷変調を、補助キャリヤ信号SC
Sによって実行することが可能となる。負荷変調手段47は実質的に、抵抗体4
8と制御式スイッチ49との直列接続から成っている。この抵抗体48とスイッ
チ49との直列接続はまた、2つの接続コンタクト44と45に接続され、した
がって、送信機コイル41とキャパシタ46から成る並行共振回路に並列に接続
可能である。制御式スイッチ49は、非導通状態と導通スイッチング状態間でス
イッチングさせることができ、抵抗体48は、スイッチ49の非導通状態におい
ては並行共振回路にとっては負荷とは成らず、一方、スイッチ49の導通状態に
おいては、抵抗体48は並行共振回路を抑制することにある。したがって、制御
式スイッチ49を制御することによって、ステーション1で発生され、データキ
ャリヤDに送信された未変調キャリヤ信号CSの負荷変調が可能となるが;この
ような負荷変調を実行すると、2つの送信機コイル41と42間での誘導性カッ
プリングのために、データキャリヤDとステーション1との中で負荷変調された
キャリヤ信号CSBが発生する。
【0037】 データキャリヤDすなわちデータキャリヤDの回路42はまた、接続部51を
介して第1の接続コンタクト44に接続されている直流電圧発生手段50を含ん
でおり、これによって、振幅変調されたキャリヤ信号CSM又は未変調のキャリ
ヤ信号CSを用いて、直流電源電圧Vを発生して回路42全体に供給することが
できる。直流電圧発生手段50は、周知の方法で、過度に高い直流電源電圧の発
生を防止するために電圧制限手段を含んでいることに注意されたい。
【0038】 直流電圧発生手段50に対して、接続部52を介して、直流電源電圧が発生す
るとリセット信号RSを発生することができるリセット信号発生手段53が接続
されているが;これは、データキャリヤDがステーション1の通信範囲に入って
、このリセット信号がいわゆるパワーオン/リセットを開始することが可能であ
る場合には常に当てはまる。リセット信号RSは、以下に述べる構造と動作を持
つデータ処理手段55に、接続部54を介して入力することができる。
【0039】 データキャリヤDはまた、これまた第1の接続コンタクト44に接続部51を
介して接続されているクロック信号再発生手段56を含んでいる。クロック信号
CLKは、受信された振幅変調済みキャリヤ信号CSM又は受信された未変調キ
ャリヤ信号CSに基づいてクロック信号再発生手段56によって発生され、これ
によって、クロック信号CLKをデータキャリヤDとステーション1との中で利
用して、関連のキャリヤ信号CSM又はCSを発生して送信することを可能とす
る。この再発生されたクロック信号CLKは接続部57を介してデータ処理手段
55に入力される。再発生クロック信号CLKはまた接続58からも利用可能で
ある。
【0040】 データキャリヤDはまた、振幅復調手段として形成されている復調手段59を
含んでおり、また、接続部51を介して第1の接続コンタクト44に接続されて
いる。復調手段59は、ステーション1から送信され、データキャリヤDの送信
機コイル41で受信された振幅変調されたキャリヤ信号CSMを復調することが
可能である。復調手段59は、データキャリヤDから送信されたデータブロック
を接続部60を介して出力するが、また、データキャリヤDに送信された送信モ
ードデータブロックMDB1、MDB2及びMDB3を未変調でありまだ復号化
されていない形態で含んでいる。
【0041】 復号化手段61は、符号化されたデータブロックを復号化するために備えられ
ている。復号化手段61は、データ処理手段55に含まれているが図2には示さ
れていないシーケンス手段によって接続部62を介して制御することができる。
復号化手段61はデータブロックを復号化する、したがってまた、送信モードデ
ータブロックMDB1,MDB2及びMDB3を復号化するが;この復号化され
た送信モードデータブロックはデータ処理手段55に接続部63を介して供給す
ることができる。
【0042】 データ処理手段55は、シーケンス手段(図示せず)と、ロジック手段と、制
御手段と、さらに記憶制御手段と、を含んでいる。この記憶制御手段(図示せず
)は、記憶手段64に記憶されており、毎回少なくとも1つのデータブロックD
Bを構築するデータDAを、接続部66を介してデータ処理手段55に入力する
ことができるように、データキャリヤDの記憶手段64を接続部65を介して制
御することが可能である。
【0043】 データ処理手段55は評価手段67を形成し、これによって、ステーション1
からデータキャリヤDにすなわち回路42に送信された送信モードデータブロッ
クMDB1、MDB2及びMDB3の各々を評価することが可能となっている。
【0044】 データ処理手段55はまた、点線の接続部69で示されるように、評価手段6
7からの影響を受けることが可能な制御手段68を実現している。制御手段68
は、データキャリヤ2すなわち回路42を、評価された送信モードデータブロッ
クMDB1、MDB2又はMDB3に合わせて制御して別の送信モードとするこ
とが可能であるが、ここで、各送信モードは送信モードデータブロックMDB1
、MDB2及びMDB3にそれぞれ対応している。
【0045】 データキャリヤDすなわち回路42はまた、それぞれ接続部73と74を介し
て接続部58に接続されている第1の周波数分割手段71と第2の周波数分割手
段72とに含んでいる。この第1の周波数分割手段の分割比は1:32であり、
第2の周波数分割手段の分割比は1:28である。第1の周波数分割手段71の
後続段は第1の補助キャリヤ信号発生器75となっている。第2の周波数分割手
段72の後続段は第2の補助キャリヤ信号発生器76となっている。第1の周波
数分割手段71が出力した周波数分割されたクロック信号を用いて、第1の補助
キャリヤ信号発生器75は、周波数f1=423.75kHzを有する第1の補
助キャリヤ信号SCS1を発生することが可能である。第2の周波数分割手段が
出力した周波数分割されたクロック信号を用いて、第2の補助キャリヤ信号発生
器76は、周波数f2=484.28kHzを有する第2の補助キャリヤ信号S
CS2を発生することが可能である。
【0046】 第1の補助キャリヤ信号発生器75の後続段は第1の制御式スイッチング手段
77となっており、第2の補助キャリヤ信号発生器76の後続段は第2の制御式
スイッチング手段78となっている。第1のスイッチング手段77は、データ処
理手段55又はデータ処理手段55によって実現されている制御手段68に接続
部80を介して接続されている制御入力部79を含んでいる。第2のスイッチン
グ手段78は、これまたデータ処理手段55又はデータ処理手段55によって実
現されている制御手段68に接続部82を介して接続されている制御入力部81
を含んでいる。2つの補助キャリヤ信号SCS1とSCS2の転送は、制御手段 68によってスイッチング手段77と78に入力することが可能な制御信号CS 1とCS2とは無関係に、2つのスイッチング手段77と78によって制御する ことができる。
【0047】 第1のスイッチング手段77の出力側は、接続部83を介して、データキャリヤ
Dすなわち回路42の符号化手段85に接続されており、また、第2のスイッチ
ング手段78の出力側は接続部84を介してそれに接続されている。接続部86
を介して、符号化手段85は、データ処理手段55に含まれるシーケンス手段(
図示せず)によって制御することが可能である。符号化手段85にはまた、さら
なる接続部87を介して、また(図2の点線の接続部で示すように)接続部66
を介して、記憶手段64からデータ処理手段55に入力されたデータDA又はデ
ータブロックDBを供給することができる。本実施例においては、符号化手段8
5は、いわゆるマンチェスタ符号化動作を実行するように配置されている。符号
化手段85の出力側は、接続部88を介して、負荷変調手段47の制御式スイッ
チ49の制御入力部89に接続されている。したがって、スイッチ49のスイッ
チング状態は、接続部88を介して供給されたマンチェスタ符号化された信号と
は無関係に制御することが可能である。
【0048】 ステーション1とデータキャリヤD間における協働作業、すなわちステーショ
ン1とデータキャリヤD間の通信を以下に詳述する。このような通信動作では、
データキャリヤDからステーション1へのデータの無接触送信が実行される。
【0049】 データキャリヤDがステーション1の通信範囲に入ると仮定する。次に、ステ
ーション1は、例えば規則的な時間間隔で自動的に選択データブロックを出力し
て、ステーション1の通信範囲内に存在するデータキャリヤDを要求して、識別
データブロックを返送し、これによって、通信範囲内に存在するすべてのデータ
キャリヤDの選択を可能とする。図2に示すデータキャリヤDはまたこのような
選択操作でも選択される。
【0050】 また、このようなデータキャリヤDの選択に対して、ステーション1のデータ
処理手段2は、第1の送信モードデータブロックMDB1を発生してそれを、選
択データブロックのフレームワーク中の符号化手段12に出力し、これによって
、符号化した後で、キャリヤ信号CSの変調が、これまた第1の送信モードデー
タブロックMDB1とは無関係に発生し、この後で、変調されたキャリヤ信号C
SMは送/受信手段20によって送信されるものと仮定する。その結果、変調さ
れたキャリヤ信号CSMは、データキャリヤDの送/受信手段40によって受信
され、その後で、復調手段59によって復調され、次に復号化手段61によって
復号化され、これによって、復号化の後で、第1の送信モードデータブロックM
DB1もまた、データキャリヤDのデータ処理手段55に入力される。データ処
理手段55中の評価手段を用いて、第1の送信モードデータブロックMDB1が
評価される。ステーション1によって入力されたデータキャリヤに対する第1の
送信モードデータブロックMDB1とは無関係に、第1の送信モードがデータキ
ャリヤD中で起動される。この第1の送信モードはまたステーション1でも起動
される、すなわち、ステーション1中にすでに存在する第1の送信モードデータ
ブロックMDB1によって起動される。したがって、第1の送信モードはステー
ション1の中とデータキャリヤDの中で起動される、すなわち、第1の送信モー
ドデータブロックMDB1によって起動される。
【0051】 第1の送信モードの場合、未変調のキャリヤ信号CSの負荷変調は第1の補助
キャリヤ信号SCS1によって実行され、これによって、データキャリヤDから
データブロックをステーション1に送信するものと仮定する。このようにデータ
ブロックをデータキャリヤDからステーション1に対して未変調キャリヤ信号C
Sを負荷変調することによって送信することを可能とするために、ステーション
1は、キャリヤ信号発生器7によって発生されているが変調手段9による変調を
受けていないキャリヤ信号を送/受信手段40に送信し、これによって、未変調
キャリヤ信号CSがキャリヤD中での負荷変調目的に対して利用可能となる。こ
の負荷変調は、制御信号CS3を接続部87を介して制御式スイッチ49に入力
することによって、負荷変調手段47を用いて周知の方法で実行することができ
る。
【0052】 制御信号CS3の発生を、図3A、3B、3C及び3Dを参照して以下に簡単
に述べる。第1の送信モードデータブロックMDB1が評価手段67によって評
価されたら、これらの手段67は、接続部69を介して、制御手段68が図3A
の高レベルの第1の制御信号CS1を出力するように、また、制御手段68が図
3Bの低レベルの第2の制御信号CS2を出力するように、制御手段68に制御
情報を入力する。制御信号CS1は、第1のスイッチング手段77をその導通ス
イッチング状態に設定し、一方、第2の制御信号CS2のために、第2のスイッ
チング手段78は、自身の非導通スイッチング状態に留まる。したがって、符号
化手段85がマンチェスタ符号化目的で第1の補助キャリヤ信号CS1だけを受
信するという状態が達成される。符号化手段85がデータブロックDB(図3C
にはその1部だけを示す)を接続部87を介して受信し、このデータブロックは
「0」ビットと「1」ビットから成るものと仮定する。図3Cに示すようなビッ
トシーケンスとなるため、その結果、図3Dに示す制御信号CS3が、符号化手
段85によってマンチェスタ符号化することによって得られる。制御信号CS3
においては、周波数f1を有する第1の補助キャリヤ信号SCS1が各半ビット
毎に、すなわち、「1」ビットが符号化される第2の半ビットの各持続時間毎に
、また、「0」ビットが符号化される第1の半ビットの各持続時間毎に発生する
【0053】 第1の補助キャリヤ信号SCS1のサイクルが制御信号CS3中で発生すると
すぐに、制御式スイッチ49は第1の補助キャリヤ信号SCS1の周波数f1、
すなわちf1=423.75kHzで制御され;その結果、未変調キャリヤ信号
CSは第1の補助キャリヤ信号SCS1によって負荷変調され、これによって、
データキャリヤDの送信機コイル41とステーション1の送信機コイル21との
間の誘導性カップリングによって、負荷変調されたキャリヤ信号CSBが得られ
る、すなわち、データキャリヤD中とステーション1中とで得られることになる
【0054】 次いで、負荷変調されたキャリヤ信号CSBが、入力フィルタ手段22を介し
て復調手段25に入力され、復調手段25によって復調され、これによって、第
1の補助キャリヤ信号SCS1を含み、マンチェスタ符号に合わせて符号化中の
第1のデータ信号DS1が出力側で、接続部26を介して得られる。第1のデー
タ信号DS1は、第1のフィルタ手段27によってフィルタリングされ、これに
よって、第1の復号化手段32に入力される。第1の復号化手段は、マンチェス
タ符号化された第1のデータ信号DC1を復号化し、これによって、ステーショ
ン1のデータ処理手段2に入力された復号化済みの第1のデータブロックDB1
を自身の出力部36から出力する。
【0055】 第2の送信モードもまた、ステーション1のデータ処理手段2によって起動す
ることが可能である。この目的のために、データ処理手段は第2の送信モードデ
ータブロックMDB2を発生するが、このデータブロックもまたデータキャリヤ
Dに入力されて、データキャリヤD中のデータ処理手段55の評価手段67によ
って評価される。ステーション1からデータキャリヤDに送信された送信モード
データブロックMDB2の評価に合わせて、第2の送信モードをデータキャリヤ
D中で起動する。この第2の送信モードもまたステーション1中で、すなわち、
ステーション1中にすでに存在する第2の送信モードデータブロックMDB2に
よって起動される。したがって、第2の送信モードは、ステーション1中とデー
タキャリヤD中とで、すなわち、第2の送信モードデータブロックMDB2によ
って起動される。
【0056】 第2の送信モードの場合、未変調のキャリヤ信号CSの負荷変調は第2の補助
キャリヤ信号SCS2によって実行され、これによって、データブロックをデー
タキャリヤDからステーション1に送信するものと仮定する。この目的のために
、図4A、4B、4C及び4Dを参照して以下に簡潔に述べるように、制御信号
CS3を再度発生する。
【0057】 評価手段67は、第2の送信モードデータブロックMDB2を評価したら、図
4Aに示す低レベルの第1の制御信号CS1を制御手段68が出力し、また、制
御手段68が、図4Bに示す高レベルの第2の制御信号CS2を出力するように
、制御情報を接続部69を介して制御手段68に供給する。第1の制御信号CS
1は、第1のスイッチング手段77を非導通スイッチング状態に留め、一方、第
2の制御信号CS2によって、第2のスイッチング手段78はその導通スイッチ
ング状態に設定される。このようにして、マンチェスタ符号化用の符号化手段8
5が第2の補助キャリヤ信号SCS2だけを受信するような状況が達成される。
図4Cに部分的にだけ示され、「0」ビットと「1」ビットから成るデータブロ
ックDBは、接続部87を介して符号化手段85に入力されると仮定される。デ
ータブロック。ビットシーケンスが図4Cに示すようなものであるため、図3D
に示す制御信号CS3は、符号化手段85がマンチェスタ符号化を実行すること
によって得られる。制御信号CS3においては、周波数f2を持つ第2の制御キ
ャリヤ信号SCS2は各半ビット毎に発生する、すなわち、「1」ビットが符号
化される第2の半ビットの持続時間毎と、「0」ビットが符号化される第1の半
ビットの持続時間毎に発生する。
【0058】 第2の補助キャリヤ信号SCS2の発振列が制御信号CS3中で発生するとす
ぐに、制御式スイッチ49が、第2の補助キャリヤ信号SCS2の周波数f2、
すなわち周波数f2=484.28kHzで制御され、その結果、未変調キャリ
ヤ信号CSが第2の補助キャリヤ信号SCS2によって負荷変調され、これによ
って、負荷変調されたキャリヤ信号CSBが、データキャリヤDとステーション
1との中で得られる。
【0059】 次いで、この負荷変調されたキャリヤ信号CSBが、入力フィルタ手段22を
介して復調手段25に入力されてここで復調され、これによって、第2の補助キ
ャリヤ信号SCS2を含み、マンチェスタ符号に合わせて符号化された第2のデ
ータ信号DS2が、出力側の接続部26から得られる。第2のデータ信号DS2
は、第2のフィルタ手段28によってフィルタリングされて、第2の復号化手段
34に入力される。第2の復号化手段は、マンチェスタ符号化された第2のデー
タ信号DS2を復号化し、これによって、この第2の復号化手段が、ステーショ
ン1のデータ処理手段2に入力される復号化された第2のデータブロックDB2
を自身の出力部から出力されるようにする。
【0060】 ステーション1のデータ処理手段2もまた、第3の送信モードブロックMDB
3を発生し、これによって、第3の送信モードがステーション1中でとデータキ
ャリヤD中で起動できるようにすることができる。第3の送信モードの場合、未
変調のキャリヤ信号CSの負荷変調は、第1の補助キャリヤ信号CS1と第2の
補助キャリヤ信号CS2とによって実行され、これによって、データブロックを
データキャリヤDからステーション1に送信するものと定められる。データブロ
ックをデータキャリヤDからステーション1に既述の負荷変調によってこのよう
に送信するために、第3の送信モードデータブロックMDB3が評価手段67に
よって評価されたらこれに引き続いて、データキャリヤDのデータ処理手段55
が上記と同じような方法で制御信号CS3を発生する。
【0061】 図5A、5B、5Cおよび5Dを参照して、制御信号CS3の発生方法を以下
に簡潔に説明する。第3の送信モードデータブロックMDB3を評価手段67で
評価したら、これらの手段は、制御手段68が図5Aと5Bに示すそれぞれの高
レベルを持つ制御信号CS1とCS2を出力するような制御情報を接続部69を
介して制御手段に供給する。これら2つの制御信号CS1とCS2は、第1と第
2の制御手段77と78をその導通状態とするように制御する。このようにして
、符号化手段85が、マンチェスタ符号化のための第1の補助キャリヤ信号SC
S1と第2の補助キャリヤ信号SCS2を受信するような状況が達成される。図
5Cにその1部だけを示すデータブロックDBが接続部87を介して符号化手段
85に入力されるものと仮定する。ビットシーケンスが図5Cに示すようなもの
であるため、符号化手段85によるマンチェスタ符号化によって、図5Dに示す
制御信号CS3が発生する。制御信号CS3においては、周波数f1を持つ第1
の補助キャリヤ信号SCS1は半ビット毎に発生し、周波数f2を持つ第2の補
助キャリヤ信号SCS1もまた半ビット毎に発生する。「0」ビットが符号化さ
れると、周波数f1を持つ第1の補助キャリヤ信号SCS1が、第1の半ビット
持続時間毎に発生し、また、第2の半ビット持続時間毎に周波数f2を持つ第2
の補助キャリヤ信号SCS2が発生する。「1」ビットが符号化されると、第1
の半ビット持続時間毎に、周波数f2を持つ第2の補助キャリヤし号SCS2が
発生し、第2の半ビット持続時間毎に、周波数f1を持つ第1の補助キャリヤ信
号SCS1が発生する。
【0062】 図5Dに示す制御信号CS3が制御式スイッチ49に入力されると、制御式ス
イッチ49は第1の補助キャリヤ信号SCS1の周波数f1すなわちf1=42
3.75kHzと第2の補助キャリヤ信号SCS2の周波数f2すなわちf2=
484.28kHzで制御される。その結果、未変調のキャリヤ信号CSが、第
1の補助キャリヤ信号SC1と第2の補助キャリヤ信号SCS2によって負荷変
調され、これによって、負荷変調されたキャリヤ信号CSBがデータキャリヤD
とステーション1の中で得られる。
【0063】 この結果、負荷変調されたこのキャリヤ信号CSBは、入力フィルタ手段22
を介してステーション1の復調手段25に入力されて、復調手段25によって復
調され、これによって、出力側の接続部26のところで、第1の補助キャリヤ信
号SCS1を含みマンチェスタ符号に合わせて符号化されている第1のデータ信
号DS1と第2の補助キャリヤ信号SCS2を含みマンチェスタ符号に合わせて
符号化されている第2のデータ信号DS2とが得られる。この2つのデータ信号
DS1とDS2は、それぞれ、第1のフィルタ手段27と第2のフィルタ手段2
8によってフィルタリングされて、第1の復号化手段32と第2の復号化手段3
4に入力される。復号化手段32と34は、それぞれの復号化されたデータブロ ックDB1とDB2がそれぞれの出力部36と37から出力されてステーション 1のデータ処理手段に入力されるように、マンチェスタ符号化されたデータ信号 DS1とDS2を復号化する。
【0064】 ステーション1中のデータ処理手段2は試験手段3を含んでいる。この試験手
段3には、第1の復号化手段32と第2の復号化手段34が出力した復号化済み
のデータブロックDB1とDB2が供給される。試験手段3はデータブロックD
B1とSB2を試験する。試験手段3は、復号化手段25を越えたところの信号
経路内で妨害が発生したか否か試験を実行するが;このような妨害が検出された
場合、試験手段3は、制御情報、すなわち既述の送信モードデータブロックMD
B1、MDB2及びMDB3の内の1つを発生することができる。
【0065】 試験手段3は、自身が検出した妨害が、1つの補助キャリヤ信号SCS1によ
るキャリヤ信号CSの負荷変調の間に発生したエラーのためであるか否かの試験
を実行するようになっている。試験の結果が肯定であれば、試験手段3は、この
試験の結果と関連する送信モードデータブロックを発生するようになっているが
、このデータブロックは、第2の送信モードデータブロックMDB2又はさらに
、第3の送信モードデータブロックMDB3によって形成したものであってもよ
い。このようにして、ステーション1とデータキャリヤDで通例として起動され
ている第1の送信モード中にデータキャリヤDからステーション1への送信の際
に妨害が発生した場合に、別の送信モード、すなわち第2の又は第3の送信モー
ドがデータキャリヤ2とステーション1とで自動的に起動されるという状態が達
成されるが;このことは、試験手段3によって発生され、ステーション1とデー
タキャリヤDで関連の送信モードを起動する第2又は第3の送信モードデータブ
ロックMDB2又はMDB3によって実現される。
【0066】 試験手段3に関連して、この試験手段もまた、データキャリヤ2中の1つの補
助キャリヤ信号SCS1によってキャリヤ信号CSの負荷変調が実行されない送
信停止間に、有用な信号を模倣している妨害信号が復号化手段25を越えたとこ
ろに存在するか否かの試験を実行するようになっていることに注意されたい;試
験の結果が肯定であると、試験手段3は、この試験の結果と関連する送信モード
データブロックMDB2又はMDB3を発生するようになっている。
【0067】 上記のステーション1とデータキャリヤDにおいては、追加手段をほとんど用
いることなく、データキャリヤDからステーション1へのデータ送信中にエラー
が検出された後でデータキャリヤに対してステーション1が影響する、すなわち
、1つの補助キャリヤ信号を用いる負荷変調によるデータ送信の代わりに、少な
くとも1つの他の補助キャリヤ信号を用いるキャリヤ信号の負荷変調によるデー
タ送信に切り替わるようにできるという状況が簡単に達成される。したがって、
所与の送信モードで実行されるデータキャリヤDからステーション1へのデータ
送信の最中に妨害が検出されると、それぞれのより利点のある送信方法又は別の
送信モードを持つ通信方法に切り替われば利点となる。
【0068】 本発明は既述の実施形態に限られない。他の送信モードもまた可能であり、さ
らなる送信モードデータブロックによって起動される。例えば、さらなる送信モ
ードでは、各1ビット毎の送信が、3つの補助キャリヤ信号によって、又は4つ
の補助キャリヤ信号によって実現することができる。図2を参照してデータキャ
リヤDを考慮すると、第1のスイッチング手段77と第2のスイッチング手段7
8ともまた、符号化手段85に含んでもよいことに注意されたい。さらに、第1
のスイッチング手段77と第1の補助キャリヤ信号発生器75ともまた、第2の
スイッチング手段78と第2の補助キャリヤ信号発生器76と場合と同様に組み
合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示すようなデータキャリヤからのデータの無接触受信用に配置された本
発明の実施形態中の読み/書きステーションの本文脈における本質的な部分のブ
ロック図である。
【図2】 図1に示す読み/書きステーションに対するデータの無接触出力用に配置され
た本発明による実施形態中でのデータキャリヤとこのデータキャリヤの回路との
この文脈における本質的な部分のブロック図である。
【図3A】 図2のデータキャリヤ中に第1の送信モードで発生する信号の波形である。
【図3B】 図2のデータキャリヤ中に第1の送信モードで発生する信号の波形である。
【図3C】 図2のデータキャリヤ中に第1の送信モードで発生する信号の波形である。
【図3D】 図2のデータキャリヤ中に第1の送信モードで発生する信号の波形である。
【図4A】 図2のデータキャリヤ中に第2の送信モードで発生する信号の波形である。
【図4B】 図2のデータキャリヤ中に第2の送信モードで発生する信号の波形である。
【図4C】 図2のデータキャリヤ中に第2の送信モードで発生する信号の波形である。
【図4D】 図2のデータキャリヤ中に第2の送信モードで発生する信号の波形である。
【図5A】 図2のデータキャリヤ中に第3の送信モードで発生する信号の波形である。
【図5B】 図2のデータキャリヤ中に第3の送信モードで発生する信号の波形である。
【図5C】 図2のデータキャリヤ中に第3の送信モードで発生する信号の波形である。
【図5D】 図2のデータキャリヤ中に第3の送信モードで発生する信号の波形である。
【符号の説明】
1 読み/書きステーション 25 復調手段 D データキャリヤ DA データ CS キャリヤ信号 SCS1、SCS2 補助キャリヤ信号 MDB1、MDB2、MDB3 送信モードデータブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 27/02 G06K 19/00 H (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA21 KA27 KA40 5K004 AA03 DC02 DC06 5K012 AB03 AB18 AC06 AC08 AE02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをデータキャリヤから読み/書きステーションに無接触送信する方法に
    おいて、 前記読み/書きステーションがキャリヤ信号を発生し、前記発生されたキャリ
    ヤ信号が、前記読み/書きステーションの無接触動作式送信機手段に入力され; 前記キャリヤ信号が、無接触式で前記読み/書きステーションの前記送信機手
    段にカップリングされている前記データキャリヤの無接触動作式送信機手段によ
    って前記データキャリヤ中で得られ、 前記キャリヤ信号の負荷変調が、前記データキャリヤから前記読み/書きステ
    ーションへのデータブロックの送信のための送信モードで1つの補助キャリヤ信
    号によって実行され; 前記1つの補助キャリヤ信号によって負荷変調された前記キャリヤ信号が、前
    記送信されたデータブロックを得るために前記読み/書きステーション中の復調
    手段によって復調され; 前記復調手段を越えた信号経路内で妨害が発生したか否か判断するために、前
    記読み/書きステーション中で試験を実行し; 妨害が検出されたら、制御情報を発生し; 少なくとも1つの送信モードデータブロックを制御信号として発生し; 前記送信モードデータブロックが前記データキャリヤに送信され; 前記送信された送信モードデータブロックが前記データキャリヤ中で評価され
    ; 前記送信済み送信モードデータブロックの評価に合わせて、前記データキャリ
    ヤが他の送信モードになるように制御されて、前記データキャリヤから前記読み
    /書きステーションにデータブロックを送信するために、前記キャリヤ信号の負
    荷変調が、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によって実行され、前記少な
    くとも1つの他の補助キャリヤ信号の少なくとも1つの周波数と前記1つの補助
    キャリヤ信号の周波数とが別々の値を有することを特徴とする上記方法。
  2. 【請求項2】 前記送信済みの送信モードデータブロックの評価に合わせて、前記データキャ
    リヤを制御して他の送信モードとし、前記データキャリヤから前記読み/書きス
    テーション1にデータブロックを送信するために、前記キャリヤ信号の負荷変調
    が、前記他の補助キャリヤ信号だけによって実行されることを特徴とする請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記送信済みの送信モードデータブロックの評価に合わせて、前記データキャ
    リヤを制御して他の送信モードとし、前記データキャリヤから前記読み/書きス
    テーションにデータブロックを送信するために、前記キャリヤ信号の負荷変調が
    、前記1つの補助キャリヤ信号と前記他の補助キャリヤ信号とによって実行され
    ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記復調手段を越えた信号経路内で妨害が発生したか否かの試験中に試験を実
    行して、前記妨害が前記1つの補助キャリヤ信号による前記キャリヤ信号の負荷
    変調の際に発生したエラーのためであるか否かを決定し; 前記試験の結果が肯定的である場合、前記試験の結果に関連する送信モードデ
    ータブロックが発生されて、前記データキャリヤに送信され、前記データキャリ
    ヤ中で評価されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記復調手段を越えた信号経路内で妨害が発生したか否かの試験中に試験を実
    行して、前記キャリヤ信号の負荷変調が、前記データキャリヤ中の前記1つの補
    助キャリヤ信号によって実行されることがない送信停止中に、有用な信号を模倣
    する妨害信号が前記復調手段を越えて存在するか否かを決定し; 前記試験の結果が肯定である場合、前記試験の結果と関連する送信モードデー
    タブロックが発生され、前記データキャリヤに送信されて、前記データキャリヤ
    中で評価されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 データキャリヤからデータを無接触受信する読み/書きステーションであって
    、このステーションが: キャリヤ信号を発生するキャリヤ信号発生手段と; 前記キャリヤ信号を供給でき、且つ、前記データキャリヤの無接触動作式送信
    機手段によって前記データキャリヤ中でキャリヤ信号を得るように無接触式で前
    記データキャリヤの前記無接触動作式送信機手段にカップリング可能な無接触動
    作式送信機手段であって、前記データキャリヤ中では、前記データキャリヤから
    前記読み/書きステーションへのデータブロックの送信のための送信モードで1
    つの補助キャリヤ信号によって、前記キャリヤ信号の負荷変調を実行することが
    可能な、無接触動作式送信機手段と; 前記1つの補助キャリヤ信号によって負荷変調された前記キャリヤ信号を復調
    する復調手段であって、前記データキャリヤから送信されたデータブロックを前
    記読み/書き手段に出力する、復調手段と; 前記復調手段を越えた信号経路内で妨害が発生したか否か試験し、妨害検出結
    果に基づいて制御情報を発生する試験手段とを備え; 前記試験手段が、少なくとも1つの送信モードデータブロックを制御情報とし
    て発生するように配列され、これによって前記データキャリヤ中で、前記キャリ
    ヤ信号の負荷変調を少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によって実行して前
    記データキャリヤから前記読み/書きステーションにデータブロックを送信する
    ことが可能な別の送信モードを起動することができ、且つ前記少なくとも1つの
    他の補助キャリヤ信号の少なくとも1つの周波数と、前記1つの補助キャリヤ信
    号の周波数とが別々の値を有することを特徴とする読み/書きステーション。
  7. 【請求項7】 前記試験手段が少なくとも1つの送信モードデータブロックを発生するように
    配列され、これによって前記データキャリヤ中で、前記キャリヤ信号の負荷変調
    を前記他の補助キャリヤ信号だけで実行して、前記データキャリヤから前記読み
    /書きステーションにデータブロックを送信することができる他の送信モードを
    起動することが可能であることを特徴とする請求の範囲第6項記載の読み/書き
    ステーション。
  8. 【請求項8】 前記試験手段が少なくとも1つの送信モードデータブロックを発生するように
    配列され、これによって前記データキャリヤにおいて、前記キャリヤ信号の負荷
    変調が、前記1つの補助キャリヤ信号と前記他の補助キャリヤ信号とによって実
    行されて、前記データキャリヤから前記読み/書きステーションにデータブロッ
    クを送信することができる他の送信モードを起動することが可能であることを特
    徴とする請求の範囲第6項記載の読み/書きステーション。
  9. 【請求項9】 前記妨害が前記1つの補助キャリヤ信号による前記キャリヤ信号の負荷変調の
    間に発生したエラーによるものであるか否かを試験するように、前記試験手段が
    配列され; 前記試験の結果が肯定的である場合、前記試験の結果に関連する送信モードデ
    ータブロックを発生するように、前記試験手段が配列されていることを特徴とす
    る請求の範囲第6項記載の読み/書きステーション。
  10. 【請求項10】 前記キャリヤ信号の負荷変調が前記データキャリヤ中の前記1つの補助キャリ
    ヤ信号によって実行されない送信停止中に、有用な信号を模倣した妨害信号が前
    記復調手段を越えて存在するか否かの試験を実行するように、前記試験手段が配
    列され; 前記試験の結果が肯定的である場合、前記試験結果と関連する送信モードデー
    タブロックを発生するように、前記試験手段が配列されていることを特徴とする
    請求の範囲第6項記載の読み/書きステーション。
  11. 【請求項11】 データを読み/書きステーションに出力するデータキャリヤであって、このデ
    ータキャリヤが、 前記読み/書きステーションの無接触動作式送信機手段にカップリング可能な
    無接触動作式送信機手段と、ここで前記読み/書きステーション中で発生された
    キャリヤ信号が、カップリング状態にある前記データキャリヤ中で得ることがで
    きる、無接触動作式送信機手段と; 負荷変調手段と、 を備え、これによって、 前記キャリヤ信号は、前記データキャリヤから前記読み/書きステーションに
    データブロックを送信するための送信モードで1つの補助キャリヤ信号によって
    負荷変調可能であるとともに、 前記データキャリヤは、前記読み/書きステーションによって前記データキャ
    リヤに送信された送信モードデータブロックを評価する評価手段を含み、且つ少
    なくとも1つの他の補助キャリヤ信号による前記キャリヤ信号の負荷変調を実行
    して、データブロックを前記データキャリヤから前記読み/出しステーションに
    送信することができる他の送信モードになるように前記データキャリヤを制御す
    ることができ; 前記データキャリヤは、前記評価手段によって影響されることが可能な制御手
    段を含み、これによって前記データキャリヤは、評価された送信モードデータブ
    ロックに合わせて他の送信モードになるように制御され、このモードでは、デー
    タブロックを前記データキャリヤから前記読み/書きステーションに送信するた
    めに、前記キャリヤ信号の負荷変調を少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号に
    よって実行することが可能であり、前記少なくとも1つの他の保持キャリヤ信号
    の少なくとも1つの周波数と前記1つの補助キャリヤ信号の周波数が別々の値を
    有することを特徴とするデータキャリヤ。
  12. 【請求項12】 前記データキャリヤが評価手段を含み、これによって前記読み/書きステーシ
    ョンによって前記データキャリヤに送信された送信モードデータブロックを評価
    することが可能であり、前記送信モードデータブロックは、データブロックを前
    記データキャリヤから前記読み/書きステーションに送信するために、前記キャ
    リヤ信号の負荷変調を前記他の補助キャリヤ信号だけで実行可能である他の送信
    モードになるように前記データキャリヤを制御することが可能であり; 前記データキャリヤが、前記評価手段によって影響されることが可能な制御手
    段を含み、これによって、評価された送信モードデータブロックに合わせて、前
    記データキャリヤを別の送信モードになるように制御することが可能であり、こ
    のモードでは、前記データキャリヤから前記読み/書きステーションにデータブ
    ロックを送信するために、前記キャリヤ信号の負荷変調が、前記他の補助キャリ
    ヤ信号だけで実行することが可能であることを特徴とする請求の範囲第11項記
    載のデータキャリヤ。
  13. 【請求項13】 前記データキャリヤが評価手段を含み、これによって前記読み/書きステーシ
    ョンにより前記データキャリヤに送信された送信モードデータブロックは、評価
    されることが可能であり、且つ前記データキャリヤを他の送信モードになるよう
    に制御することが可能であり、このモードでは、データブロックを前記データキ
    ャリヤから前記読み/書きステーションに送信するために、前記キャリヤ信号の
    負荷変調が、前記1つの補助キャリヤ信号と前記他の補助キャリヤ信号によって
    実行することが可能であり; 前記データキャリヤが、前記評価手段によって影響されることができる制御手
    段を含み、これによって評価済みの送信モードデータブロックに合わせて、前記
    データキャリヤを他の送信モードになるように制御することが可能であり、この
    モードにおいては、データブロックを前記データキャリヤから前記読み/書きス
    テーションに送信するために、前記キャリヤ信号の負荷変調が、前記1つの補助
    キャリヤ信号と前記他の補助キャリヤ信号とによって実行可能であることを特徴
    とする請求の範囲第11項記載のデータキャリヤ。
  14. 【請求項14】 前記復調手段を越えた前記信号経路内の読み/書きステーション中において、
    前記1つの補助キャリヤ信号による前記キャリヤ信号の負荷変調中に発生したエ
    ラーに基づいて妨害が検出された場合、前記読み/書きステーションによって前
    記データキャリヤに送信することが可能な送信モードデータブロックを評価する
    ように、前記評価手段が配列されており; 前記送信モードデータブロックの評価に合わせて前記データキャリヤが他の送
    信モードになるように制御することが可能であることを特徴とする請求の範囲第
    11項記載のデータキャリヤ。
  15. 【請求項15】 前記キャリヤ信号の負荷変調が前記データキャリヤ中の前記1つの補助キャリ
    ヤ信号によって実行されないような送信停止中に、有用な信号を模倣した妨害信
    号を検出することが可能である場合、読み/書きステーションによって前記デー
    タキャリヤに送信可能な送信モードデータブロックを評価するように、前記評価
    手段が配列されており; 前記送信モードデータブロックの評価に合わせて前記データキャリヤが他の送
    信モードになるように制御可能であることを特徴とする請求の範囲第11項記載
    のデータキャリヤ。
  16. 【請求項16】 読み/書きステーションにデータを無接触出力するデータキャリヤの集積回路
    であって、この集積回路が: 前記読み/書きステーションの無接触動作式送信機手段にカップリングするこ
    とが可能な無接触動作式送信機手段を接続する接続手段であって、前記読み/書
    きステーション中で発生したキャリヤ信号を前記回路中で得ることが可能な、接
    続手段; 前記回路から前記読み/書きステーションにデータブロックを送信する送信モ
    ード中で1つの補助キャリヤ信号によって、前記キャリヤ信号を負荷変調するこ
    とを可能とする負荷変調手段とを備え、 前記回路が、前記読み/書きステーションによって前記回路に送信されて、前
    記回路を別の送信モードになるように制御することが可能な送信モードデータブ
    ロックを評価する評価手段を含み、前記別の送信モードにおいては、前記キャリ
    ヤ信号の負荷変調を少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によって実行してデ
    ータブロックを前記回路から前記読み/書きステーションに送信でき; 前記回路が、前記評価手段によって評価されることが可能な制御手段を含み、
    これによって、評価された送信モードデータブロックに合わせて、前記回路を別
    の送信モードになるように制御することが可能であり、このモードにおいては、
    データブロックを前記回路から前記読み/書きステーションに送信するために、
    前記キャリヤ信号の負荷変調を、少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号によっ
    て実行することが可能であり、前記少なくとも1つの他の補助キャリヤ信号の少
    なくとも1つの周波数と前記1つの補助キャリヤ信号の周波数とが別々の値を有
    することを特徴とする集積回路。
  17. 【請求項17】 前記回路が評価手段を含み、これによって、前記読み/書きステーションによ
    って前記回路に送信された送信モードのデータブロックを評価することが可能で
    あり、この送信モードでは、データブロックが前記回路を他の送信モードになる
    ように制御することが可能であり、この他の送信モードでは、データブロックを
    前記回路から前記読み/書きステーションに送信するために、前記キャリヤ信号
    の負荷変調が、前記他の補助キャリヤ信号だけで実行することが可能であり; 前記回路が、前記評価手段によって影響されることが可能な制御手段を含み、
    これによって、評価された送信モードデータブロックに合わせて、前記回路を他
    の送信モードになるように制御することが可能であり、この他の送信モードにお
    いては、データブロックを前記回路から前記読み/書きステーションに送信する
    ために、前記キャリヤ信号の負荷変調を前記他の補助キャリヤ信号だけで実行す
    ることが可能であることを特徴とする請求の範囲第16項記載の集積回路。
  18. 【請求項18】 前記回路が評価手段を含み、これによって、前記読み/書きステーションによ
    り前記回路に送信された送信モードデータブロックが評価され、且つ前記回路を
    制御して他の送信モードにすることが可能であり、この他の送信モードにおいて
    、データブロックを前記回路から前記読み/書きステーションに送信するために
    、前記キャリヤ信号の負荷変調が、前記1つの補助キャリヤ信号と前記他の補助
    キャリヤ信号とによって実行可能であり; 前記回路が前記評価手段によって影響されることが可能であり、これによって
    、評価された送信モードデータブロックに合わせて、前記回路を他の送信モード
    になるように制御することが可能であり、この他の送信モードでは、データブロ
    ックを前記回路から前記読み/書きステーションに送信するために、前記キャリ
    ヤ信号の負荷変調が、前記1つの補助キャリヤ信号と前記他の補助キャリヤ信号
    とによって実行可能であることを特徴とする請求の範囲第16項記載の集積回路
  19. 【請求項19】 前記復調手段を越えた前記信号経路内で、前記補助キャリヤ信号による前記キ
    ャリヤ信号の負荷変調中に発生したエラーに基づいて、妨害を検出することが可
    能である場合に、前記読み/書きステーションによって前記回路に送信すること
    が可能な送信モードデータブロックを評価するように、前記評価手段が配列され
    ており; 前記回路を、前記送信モードデータブロックの評価に合わせて、別の送信モー
    ドになるように制御することが可能であることを特徴とする請求の範囲第16項
    記載の集積回路。
  20. 【請求項20】 前記回路中の前記1つの補助キャリヤ信号によって前記キャリヤ信号の負荷変
    調が実行されない送信停止時に、有用な信号を模倣した妨害信号を検出すること
    が可能である場合、読み/書きステーションによって前記回路に送信することが
    可能な送信モードデータブロックを評価するように、前記評価手段が配列されて
    おり; 前記送信モードでタブロックの評価に合わせて、前記回路を他の送信モードに
    なるように制御することが可能であることを特徴とする請求の範囲第16項記載
    の集積回路。
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