JP2002521211A5 - 圧延線もしくは移送線内においてストリップ或いはシートを剪断する際にシャーを入れ替えするための方法および装置 - Google Patents

Description

【請求項１】 ストリップ（１）の上方および下方に設けられており、かつ保持部材（５，５′；６，６′）によって案内されるそれぞれ一つのナイフ担持体（４，４′）を備えている、圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）内において、ローラテーブル（２）上においてストリップ（１）或いはシートを剪断する際にシャーを入れ替えするための方法において
ストリップ或いはシートが圧延線もしくは移送線内に存在している際に、シャー（３）をナイフ担持体（４，４′）と共に、およびこのナイフ担持体の保持部材（５，５′；６，６′）と共に、切断行程終了の度毎に圧延線（ｘ−ｘ）から側方へと中立の待機位置内に走出させ、シャー（３）を走出させる以前に、ナイフ担持体（４，４′）間における或いは圧延線（ｘ−ｘ）間における、機枠（２２，２９）と、覆い作用を行う保持部材（６，６′）を結合するクランプ部材（７もしくは３２）との、機枠（２０）のＵ字形の開いている側における一体的なかつ強固な前方の結合を解くこと、
シャー（３）を後続して行われる切断のために圧延線内に走入させ、この場合シャーが上記の圧延線をＵ−字形状に覆うようにすること、
および
前方の一体的なかつ強固な結合を次の切断を行う以前に閉じ、クランプ部材（７；３２）を使用して一体的にかつ強固に連結し、その際、圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）内へのシャー（３）の走入と共にローラテーブル（２）の一部分（２′）を圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）から側方へと摺動させて走出させ、圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）からの待機位置へのシャー（３）の走出と同時にローラテーブルの一部分（２′）を摺動させて再び上記の圧延線もしくは移送線内に走入させることを特徴とする方法。

【請求項２】 圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）内において、ローラテーブル上においてストリップ（１）或いはシートを剪断する際にシャーを入れ替えするための請求項１による方法を実施する装置において
シャー（３）がその駆動ユニット（８）をも含めてレール上を案内される走行機構フレーム（９）上に設けられており、この走行機構フレームが、ストリップ或いはシートが圧延線もしくは移送線内に存在している場合、走行駆動機構（１０）により圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）に対して横方向に移動可能であるように構成されていること、
シャー（３）が圧延線もしくは移送線（ｘ−ｘ）方向にＵ−字形に開いていてかつ駆動側においては閉じられている機枠（２０）を備えており、この機枠に駆動側でもローラテーブル側でも、保持部材（５，５′；６，６′）が設けられており、この保持部材がその中にナイフ担持体（４，４′）のための支承部を備えていること、
および
走行機構フレーム（９）がローラテーブル（２）の走行可能な部分（２′）と連結されていることを特徴とする装置。

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストリップの上方および下方に設けられており、かつ保持部材によって案内されるそれぞれ一つのナイフ担持体を備えている、圧延線もしくは移送線内において、ローラテーブル上においてストリップ或いはシートを剪断する際にシャーを入れ替えするための方法およびこの方法を実施するための装置にも関する。