JP2002520846A - ウエハの洗浄装置 - Google Patents

ウエハの洗浄装置

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JP2002520846A JP2000559580A JP2000559580A JP2002520846A JP 2002520846 A JP2002520846 A JP 2002520846A JP 2000559580 A JP2000559580 A JP 2000559580A JP 2000559580 A JP2000559580 A JP 2000559580A JP 2002520846 A JP2002520846 A JP 2002520846A
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cleaning
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ジョンズ・オリビエ・デイビッド
ベイル・ジム
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Lam Research Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直に支持されたウエハの洗浄方法および洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 この装置は、第1のブラシと、第1のブラシと水平に配置された第2のブラシとを備える。洗浄後のウエハをアンロードする際に、第1のブラシと第2のブラシの間において、1対のローラの上に、ウエハを垂直に配置する。第1のブラシと第2のブラシに挟まれた領域の真上に配置されたフィンガチップは、ウエハのエッジに接触し、このためウエハ移送用のロボットアームでウエハを保持し/解放するプログラム上の正確なアンロード位置にウエハを保持する。したがって、ロボットアームによってウエハを確実且つ反復可能に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して半導体の処理に関し、特に、ウエハを洗浄するための方法お
よび装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
半導体の製造工程では、ウエハ、すなわち典型的にはシリコンウエハが、実質
的に微粒子フリーであることが要求される。例えば300ミリメートル(mm)
など大直径ウエハの処理へと半導体産業が移行するのに伴って、ウエハから微粒
子を取り除く困難が増しつつある。特にウエハの洗浄工程では、直径が大きいす
なわち表面積が大きいウエハから効果的に微粒子を取り除かなければならない。
直径が大きいウエハの機械的強度は直径が小さいウエハのそれより小さいため、
ウエハの洗浄工程では、さらに、ウエハに過度の力を加えることなくウエハを洗
浄しなければならない。
【0003】
【発明の概要】
本発明に従って、垂直に支持されたウエハを洗浄するための方法および装置を
提供する。1つの実施形態において、この装置は、第1のブラシと、第1のブラ
シの水平方向に配置された第2のブラシとを備える。第1のブラシおよび第2の
ブラシは、両ブラシに挟まれた1つの領域を定義する。第1および第2のブラシ
によって定義される上記領域の真下には、1対のローラが配置されている。ロー
ドの間、ウエハは、第1および第2のブラシに挟まれた領域内且つ1対のローラ
上に、ロボットアームによって縦方向に配置される。
【0004】 この装置はさらに、第1および第2のブラシが定義した領域の真上に配置され
るフィンガチップを備える。ウエハがロボットアームによって1対のローラ上に
配置されると、フィンガチップが移動してウエハのエッジに接触し、ロード/ア
ンロード位置においてウエハを保持する。そして、装置からロボットアームが引
き抜かれる。
【0005】 次いで、第1および第2のブラシが移動して、第1および第2のウエハの表面
に接触する、すなわち閉じられる。すると、フィンガチップがウエハのエッジか
ら離れてウエハを解放する。次いで、ウエハを液体ですすいで洗浄している間、
第1のブラシと、第2のブラシと、ウエハとが回転させられる。洗浄後、フィン
ガチップが再び移動し、ウエハのエッジに接触してウエハを保持する。すると、
第1および第2のブラシが再びウエハから遠ざかる、すなわち開かれる。次いで
、ロボットアームが再び装置に挿入されて、ウエハを保持する。すると、フィン
ガチップがウエハのエッジから遠ざかってウエハを解放し、ロボットアームが装
置からウエハを取り出す。
【0006】 代替の実施形態において、フィンガチップをウエハのエッジから遠ざけてウエ
ハを解放させ、ウエハの回転を可能とする替わりに、フィンガチップとして、回
転が可能なV溝ローラを使用することができる。この代替の実施形態に従うと、
ウエハが回転して洗浄されている間も、フィンガチップとウエハのエッジとの接
触を保つことができる。
【0007】 いずれの実施形態の場合であっても、ロード/アンロードの最中にウエハを確
実に保持しておくために、1対のローラおよびフィンガチップにV溝を有してお
り、これらV溝の頂点でウエハを確実に保持する。ここで重要なのは、ウエハが
1対のローラおよびフィンガチップによって保持されているのが、ロボットアー
ムがウエハを保持/解放するようにプログラムされている正確なロード/アンロ
ード位置である、ということである。したがって、ウエハがロボットアームによ
って確実且つ反復可能に保持されるため、ウエハ処理に関する平均のサイクル時
間および製造コストが低減される。この装置はさらに、アームが2本もしくは1
本のエンドエフェクタまたはエッジグリッパを有したロボットアームと共に使用
するのに適している。
【0008】 この装置は、ウエハの第1および第2の表面だけでなく、ウエハのエッジを洗
浄しても良い。この実施形態に従うと、フィンガチップはウエハのスクラブパッ
ドであっても良い。洗浄中にウエハを回転させている間に、ウエハのスクラブパ
ッドをウエハのエッジに対して保持することにより、第1および第2のブラシが
第1および第2のウエハ表面をスクラブしている間、ウエハのスクラブパッドで
ウエハのエッジをスクラブすることができる。こうして、ウエハからの微粒子の
除去を促進することができる。
【0009】 添付した図面との関連のもとで行われる以下の詳細な説明から、本発明のこれ
らおよびその他の目的、特徴、および利点がいっそう明らかとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に従って、垂直に支持されたウエハを洗浄するための方法および装置を
提供する。添付した図面に示された要素のうち幾つかは、実質的に同じものであ
る。したがって、同じ要素は同一の参照番号を使用して表した。
【0011】 図1は、本発明に従った、ウエハ洗浄装置14,16を備えたウエハ洗浄シス
テム8の斜視図である。ウエハ洗浄システム8は、ロボットアーム10と、湿式
緩衝ユニット12と、ウエハ洗浄装置14,16と、遠心乾燥ユニット18と、
フィニッシュカセット20とを備える。
【0012】 ロボットアーム10は、真空を使用してウエハを保持するエンドエフェクタ1
1を備える。エンドエフェクタ11は、図1に示されるアーム11Aがアーム1
1Bに水平に配置される水平位置から、アーム11Aがアーム11Bの上方に配
置される垂直位置へと回転することができる。湿式緩衝ユニット12は、ウエハ
を保持する複数の水平スロットを備える。湿式緩衝ユニット12には、通常、ウ
エハ上に液体を吹き付けて、ウエハの研磨など前段階のウエハ処理後のウエハを
湿った状態に維持するための、噴霧器が備えられている。後ほど詳述するウエハ
洗浄装置14,16は、ウエハ洗浄装置14がウエハ洗浄装置16と異なるスク
ラブ溶液を使用することを除き、この実施形態においてほぼ同一である。遠心乾
燥ユニット18は、ウエハを高速で回転させてウエハの表面からあらゆる液体を
除去することによって、ウエハを乾燥させる。遠心乾燥ユニット18に関しては
、ジョーンズが1996年7月15日に提出した出願番号#08/680,73
9に詳しく記述されており、同出願全体を引用として本明細書に含むものとする
。フィニッシュカセット20は、終了後のウエハを保持するための複数のスロッ
トを有する。
【0013】 使用中、ロボットアーム10は、水平に保持されたウエハを湿式緩衝ユニット
12から取り出す(図1には、湿式緩衝ユニット12から取り出される際のウエ
ハの外周22が示されている)。次に、ロボットアーム10は、ウエハを垂直の
方向に90度回転させて、このウエハをウエハ洗浄装置14の垂直スロット24
に挿入する。ウエハ洗浄装置14でウエハを洗浄した後(後ほど記述する)、ロ
ボットアーム10は、スロット24を通してウエハ洗浄装置14からウエハを取
り除く。そして、一連の操作をウエハ洗浄装置16でも繰り返す。次いで、ロボ
ットアーム10によってウエハを90度回転させる。そして、ウエハを遠心乾燥
ユニット18へと水平に載せし、最後に、遠心乾燥ユニット18からフィニッシ
ュカセット20に詰める。
【0014】 図2は、本発明に従ったウエハ洗浄装置14の部分上面図である。図中に示さ
れるように、ウエハ洗浄装置14は、ウエハをウエハ洗浄装置14に挿入するス
ロット24を備えたハウジング23を備える。スロット24には、スロット24
を開閉するドア27が取り付けられている。ウエハ洗浄装置14はさらに、第1
の回転式ブラシ26と第2の回転式ブラシ28とを備える。ブラシ26,28は
、ポリビニルアルコールフォーム(PVA foam)で作成されているが、ナイロン、
モヘア、または研磨パッド材料で包まれたマンドレル等の、他の材料を使用して
も良い。1つの実施形態では、ブラシ26,28は日本のカネボウ社によって製
造されたPVAフォームである。ブラシ26,28は互いに水平方向に配置され
ている。
【0015】 ブラシ26,28の間には、これらのブラシ26,28によって定義される領
域30が挟まれている。領域30の真下には、第1のローラ32および第2のロ
ーラ34が配置されている。ローラ32,34には、ローラの周囲を取り囲むV
溝36,38がそれぞれ設けられている。
【0016】 ブラシ26,28は、シャフト40,42の第1端にそれぞれ設けられている
。シャフト40,42の第2端には、回転式ユニオン41,43がそれぞれ設け
られている。回転式ユニオン41,43からシャフト40,42を通って液体を
流すことができるように、シャフト40,42の中心には空洞が形成されている
。シャフト40,42はさらに、ブラシ26,28がそれぞれ設けられている領
域に排出孔を有する。これらの排出孔は、シャフト40,42からブラシ26,
28への液体の分配をそれぞれ可能とするものであり、ヴェイルらによる出願#
(代理人番号#M−5921)に詳しく記述されているため、同出願全体を引用
として本明細書に含むものとする。
【0017】 ウエハ洗浄装置14はさらに、複数の噴霧ノズルを備える。特に、ブラシ26
の上方には、第1組の噴霧ノズル56が接近して設置されている。同様に、ブラ
シ28の上方には、第2組の噴霧ノズル58が接近して設置されている。使用中
、第1組および第2組の噴霧ノズル56,58は、ブラシ26,28の間に配置
されたウエハに向かってそれぞれ液体を噴射する。1つの実施形態では、第1組
および第2組の噴霧ノズルがそれぞれ3つの個々の噴霧ノズルからなるが、例え
ば4つなど、別の個数の噴霧ノズルを使用することもできる。
【0018】 サーボモータ44,46は、駆動ベルト45,47によって、シャフト40,
42の第2端上のプーリにそれぞれ接続されている。シャフト40は軸受け48
,50に嵌め込まれ、同様に、シャフト42は軸受け52,54に嵌め込まれて
いる。
【0019】 図3は、本発明に従ったウエハ洗浄装置14の部分正面図である。図3に示さ
れるように、軸受け52,54は上側の可動プレート80に設けられている。軸
受け48,50は下側の可動プレート82に設けられている。モータ46,44
も、可動プレート80,82にそれぞれ設けられている。使用中、モータ44,
46は、シャフト40,42を反対の方向に回転させることにより、ブラシ26
,28を反対の方向にそれぞれ回転させる。ブラシ26,28は、概ね1分あた
り50〜1500の回転数で回転される。
【0020】 さらに、上側プレート80はピボット84の第1端84Aに結合されて、下側
プレート82はピボット84の第2端84Bに結合されている。ピボット84は
、その中心84Cにおいてハウジング23のセクション23Aに結合されている
(あるいはハウジング23に接続されたプレート23Aに結合されている)。ま
た、セクション23Aには空気圧シリンダ86も結合されている。空気圧シリン
ダ86は、圧力変換器89を介して上側プレート80に結合されたピストン88
を有する。
【0021】 空気圧シリンダ86に出入りする加圧された空気流を制御することにより、ピ
ストン88の位置を制御することができ、したがってブラシ26,28の位置を
制御することができる。特に、図3に示されるようにピストン88が部分的に引
き出されている場合、ブラシ26,28は、互いに一定の間隔を開けて配置され
る。しかしながら、ピストン88がエアシリンダ86内に押し込まれている(図
3の矢印で示されるように、セクション23Aに向かう方向に移動している)場
合は、上側のプレート80も、やはりセクション23Aに向かって移動する。シ
ャフト42が上側のプレート80に設けられているため、シャフト42およびブ
ラシ28も、やはりセクション23Aに向かって移動する。
【0022】 上側プレート80のセクション23Aへの移動によって、ピボット84の第1
端84Aもまた、セクション23Aに向かって移動する。ピボット84が、その
中心84Cにおいてセクション23Aに結合されているため、第1端84Aの移
動は、ピボット84の第2端84Bに、同等量且つ反対方向の動きを生じさせる
。したがって、上側プレート80がセクション23Aに向かって移動すると、下
側プレート82はセクション23Aから遠ざかる方向に移動する。下側プレート
82にはシャフト40が設けられているため、シャフト40とブラシ26も、や
はりセクション23Aから遠ざかる方向に移動する。結果として、ピストン88
が押し込まれるとブラシ26,28が互いに接近し、ピストン88が引き出され
ると(セクション23から遠ざかると)ブラシ26,28が互いから遠ざかる。
さらに、ピボット84は、一方のブラシ(26,28)が及ぼす力(後ほど詳述
する)の垂直成分が、他方のブラシ(28,26)のそれと同等量且つ反対方向
であることを、保証するものである。
【0023】 図4は、本発明に従ったウエハ洗浄装置14の部分斜視図である。図4に示さ
れるように、上側のプレート80には軸受け90,92、および94が設けられ
ている。軸受け90,92には第1の固定シャフトが通されて、軸受け94には
第2の固定シャフトが通されている(これらのシャフトは、明確を期すため図4
には図示せず)。エアシリンダ86のピストン88が引き出されたり押し込まれ
たりして上側のプレート80が移動するのに伴って、上側のプレート80は、軸
受け90,92、および94に通されたシャフトに沿ってスライドする。このよ
うにして、プレート80は、セクション23Aの平面に垂直方向以外の動きが規
制される。プレート82にも、同様な軸受けおよびシャフトが設けられており、
やはり、セクション23Aの平面に垂直な方向以外の動きが規制される。
【0024】 図5は、本発明に従ったウエハ洗浄装置14の部分側面図である。図5に示さ
れるように、駆動ベルト60は、ローラ32,34をローラモータ62に連結さ
せる。アイドルプーリ61は、駆動ベルト60を適度な張り具合に維持する。使
用中、モータ62は、駆動ベルト60を動かしてローラ32,34を回転させる
。図5には、軸受け90,92、および94をそれぞれ通るシャフト96および
98も示されている。
【0025】 図6は、使用中の状態における、本発明に従ったウエハ洗浄装置14の部分正
面図である。図6に示されるように、最初、ブラシ26,28はそれぞれ位置6
6,68に配置されている(破線の円で示されている)。次に、ウエハ64が、
ロボットアーム10(図示せず)によってスロット24より垂直に領域30に挿
入される。ウエハがエンドエフェクタ11(図示せず)によって保持されている
間に、ブラシ26,28は、それぞれ位置70,72へと互いに接近する方向に
移動する。ブラシ26,28は、位置66と70の間および位置68と72の間
で約0.5インチ移動するのが通常である。位置70,72において、ブラシ2
6,28は、ウエハ64の第1および第2の表面74,76とそれぞれ接触する
。ブラシ26(およびブラシ28)がウエハ64に及ぼす力の垂直成分(ウエハ
64の表面74,76によって形成される平面に垂直に働く力)は、測定および
制御される。例えば、ピストン88が圧力変換器89(図3)に及ぼす力を測定お
よび制御することによって、ブラシ26,28がウエハ64に及ぼす力の垂直成
分を測定および制御することができる。各ブラシがウエハ64上に及ぼす力の垂
直成分は、一般に50ポンド毎平方インチ(PSI)未満であり、好ましくは5
PSIである。
【0026】 次いで、エンドエフェクタ11がウエハ64を解放し、ロボットアーム10が
ウエハ洗浄装置14からエンドエフェクタ11を抜き、スロット24のドア27
が閉じられる。図5に最も良く示されているように、ウエハ64は、ブラシ26
,28によって第1の位置64Aで保持されている。次いで、ブラシ26,28
が、サーボモータ44,46によってそれぞれ回転される(図2及び図3)。サ
ーボモータ44,46は、ブラシ26,28をほぼ同じ速度で回転させる。図6
に示されるように、ブラシ26は時計回りに回転されて、ブラシ28は逆時計回
りに回転される。ブラシ26,28のこのような回転によって、ウエハ64は、
ローラ32,34のV溝36,38にそれぞれ押しつけられる。こうして、ウエ
ハ64がローラ32,34に引っ掛けられる。するとモータ62は、ローラ32
,34を、今度はウエハ64を回転させるように回転させる。ウエハは、500
RPM未満で回転されるのが通常である。
【0027】 するとブラシ26,28は、シャフト40,42からブラシ26,28に供給
された液体を内側から流し出す。それとほぼ同時に、第1組および第2組の噴霧
ノズル56,58が、ブラシ26と、ディスク64の第1の表面74と、ブラシ
28と、ディスク64の第2の表面76とにそれぞれ液体を吹き付ける。
【0028】 1つの実施形態において、ウエハ洗浄装置14はさらに、第1組および第2組
の噴霧ノズル56,58の下方に配置された第3組および第4組の噴霧ノズル5
7,59をも備える。ウエハ洗浄サイクルの第1段階では、2組の噴霧ノズル5
7,59(または56,58)から第1の液体が吹き付けられる。ウエハ洗浄サ
イクルの第2段階では、2組の噴霧ノズル56,58(または57,59)から
第2の液体が吹き付けられる。例えば、第1の液体が界面活性剤で、第2の液体
が脱イオン水とすることができる。あるいは、噴霧ノズルの組56,57,58
,59から同じ液体を同時に吹き付けることもできる。さらに、噴霧ノズルの組
を追加することにより、ウエハ洗浄サイクルの様々な段階で追加の液体を吹き付
けることもできる。
【0029】 あるいは、第1組および第2組の噴霧ノズル56,58のみを使用し、各組の
個々のノズルに異なる液体を配管することもできる。この方法では、ウエハ洗浄
サイクルの様々な段階において、ノズルを選択することにより様々な液体を吹き
付けることができる。
【0030】 ブラシ26,28、ならびに第1組および第2組の噴霧ノズル56,58への
液体の流れは、回転式ユニオン41,43を介してそれぞれシャフト40,42
に接続されたフィードライン(図示せず)と、噴霧ノズルの組56,58とに結
合されたバルブを開閉することによって制御される。さらに、ウエハ洗浄装置1
4の動作は、例えば米国マサチューセッツ州ホプキントンにあるControl
Technology Corp.によって製造されたPLCモデル #260
0等の、従来のプログラマブル論理制御器(PLC)によって制御される。
【0031】 ブラシ26,28の回転によるウエハ64の表面74,76の研磨作用と、ブ
ラシ26,28および噴霧ノズルの組56,58によって供給される液体とが相
まって、ウエハ64の表面74,76から微粒子が取り除かれる。特に、ブラシ
26,28による研磨によって、表面74,76からそれぞれ微粒子が取り除か
れる。これらの粒子は、シャフト40,42を経てブラシ26,28に供給され
る液体によって、ブラシ26,28から洗い流される。
【0032】 さらに、ブラシ26,28の研磨動作によって緩んだが、なおもウエハ64の
表面74,76上に残留している微粒子が、噴霧ノズルの組56,58から吹き
付けられる液体によって、表面74,76から洗い流される。ウエハ64を水平
ではなく垂直に向けることにより、表面74,76からの微粒子の除去を促進す
ることができる。特に、ウエハ64を垂直に向けることにより、ウエハ64の表
面74,76上に吹き付けられた液体と、その液体の中に閉じ込められた微粒子
とを、重力によって表面74,76から落下させ易くなる。反対に、もしウエハ
64を水平に向けると、微粒子が表面74,76上を動き回るため、容易には取
り除かれない。したがって、ウエハ洗浄装置14は、大表面積から微粒子を取り
除かなければならない大直径のウエハに特に適している。例えば、ウエハ洗浄装
置14は、直径が200mmおよび300mmのウエハへの使用に特に適してい
る。
【0033】 さらに、ウエハを垂直に向けて表面74,76を同時に研磨することにより、
ウエハ64にかかる機械的応力を最小限に抑えることができる。これは、ブラシ
26がウエハ64に及ぼす力の法線成分が、ブラシ28がウエハ64に及ぼす力
の法線成分によって相殺されるためである。(一方のブラシがウエハに及ぼす力
の法線成分は、他方のブラシがウエハに及ぼすそれと同等量且つ反対方向である
。)したがって、ブラシ26,28がウエハ64に及ぼす力の正味は、表面74
(または表面76)によって形成される平面にほぼ平行となる。ウエハ64はこ
の平面内で最大の機械的強度を有することから、ウエハ洗浄装置14は、より大
直径のディスクへの使用に適している。(直径が大きいディスクは、側面74に
直交する平面に力が働くと曲がり易い。)
【0034】 ウエハ64が一定期間、一般的には30〜120秒間、代表的には45秒間、
研磨されると、ブラシ26,28および噴霧ノズルの組56,58への液体の流
れが遮断される。これとほぼ同時に、ローラ32,34およびブラシ26,28
の回転が停止する。そしてスロット24のドア27が開き、ロボットアーム10
によってスロット24にエンドエフェクタ11が挿入され、エンドエフェクタ1
1によってウエハ64が保持される。すると、ブラシ26,28が位置66,6
8にそれぞれ戻り、ウエハ64がロボットアーム10によって取り出される。こ
うして、ウエハ洗浄装置14は別のウエハを処理可能な状態となる。
【0035】 大直径のウエハに伴う困難の1つは、ブラシ26,28の偏心(不均一)を原
因とする垂直方向の変位である。図7は、ウエハ洗浄装置14の正面図であり、
ブラシ26,28の偏心を原因とするウエハ64の垂直方向の変位を示している
。図7に示されるように、ウエハ64は、中心位置64Cから垂直方向に変位し
て、位置64Dで示される左側または位置64Eで示される右側のいずれにも変
位し得る。重要なのは、例えば300mmなどの大直径のウエハに適用する時、
ブラシ26,28のどのような偏心によってもウエハの垂直方向の変位は大きく
なることである。
【0036】 ウエハ64の垂直方向の変位は、エンドエフェクタ11がウエハ64を保持す
る際の信頼性を低下させる。図7に示されるように、ウエハ64が例えば位置6
4Dにある場合は、エンドエフェクタ11のアーム11Aがアーム11Bより先
にウエハ64に接触する。この状況で、エンドエフェクタ11に真空を作用させ
、ウエハ64を吸引して保持すると、アーム11Bとウエハ64の間が密着して
いないため、アーム11Bとウエハ64の間で真空シールの形成が妨げられる。
この真空漏れは、従来のエンドエフェクタ技術を使用して(例えば、適切な減圧
を達成するためにエンドエフェクタ11に接続された、吸引管路の故障を検知す
ることによって)検知される。その結果、ウエハ64とエンドエフェクタ11と
の連結が中断されて、エンドエフェクタ11はウエハ64から離れる。そして、
ウエハ64をエンドエフェクタ11に保持する一連の試みが再開される。
【0037】 本発明によれば、ロボットアーム10は、アームが1本のエンドエフェクタを
使用してウエハ64を移動させることができる。例えば、アーム11Aおよび1
1Bを有したエンドエフェクタ11の替わりに、1本のアームのみ、例えばアー
ム11Aのみを有したエンドエフェクタ11を使用することができる。しかしな
がら、図7に示されるように、1本のアーム11Aのみを有したエンドエフェク
タを使用した場合でも、アーム11Aとウエハ64のズレが原因で生じる間隙1
02から真空漏れが生じ、ウエハを保持するサイクルが中断される可能性がある
。したがって、ウエハ64の変位は、ウエハの平均サイクル時間を増大させて、
スループットの低減およびウエハ処理コストの増大を招く原因となる。
【0038】 再び図6を参照すると、ウエハ64の変位を防ぐために、フィンガチップ11
0を使用してウエハ64を位置合わせすることができる。フィンガチップ110
は、フッ化ビニリデン樹脂(PVDF)のように、比較的化学的に不活性で微粒
子を生成しにくい材料で形成されるのが通常である。フィンガチップ110は、
片側にV溝112が彫られたブロックの形状を採るのが通常であるが、V溝11
2を有したその他の形状を使用することも可能である。1つの実施形態において
、フィンガチップ110はV溝112を有したローラである。
【0039】 フィンガチップ110が図6に示される保持位置にある場合、ウエハ64は、
V溝112および36,38の頂点114および116,118の間にそれぞれ
保持される。このため、ブラシ26,28によってスクラブされた後、すなわち
ブラシ26,28およびウエハ64が回転を終えた際に、各ウエハ64が同じ位
置にくることが保証される。
【0040】 再び図5を参照すると、フィンガチップ110はフィンガ120の末端に取り
付けられているか、あるいは、フィンガ120の末端に一体成形されている。フ
ィンガ120の基部122、すなわちフィンガチップ110の反対側は、シャフ
ト124に取り付けられている。フィンガチップ110は、シャフト124の回
転によって解放位置120Aと保持位置120Bの間を移動する。
【0041】 図2および図6に示されるように、シャフト124の回転は、回転式アクチュ
エータ126、例えば空気回転式アクチュエータによって制御される。アクチュ
エータ126は、ウエハ64が洗浄される空間を形作る内部ハウジング128の
外側に設けられている。シャフト124は、内部ハウジング128によって(ま
たは内部ハウジング128に取り付けられた1つまたはそれ以上の軸受けによっ
て)位置決めされ、回転可能な形で両端を保持されている。シャフト124は、
ブラシ26,28の縦軸に垂直であり、ブラシ26,28の軸で定義される平面
400に平行である。フィンガチップ110は、ブラシ26,28に挟まれた領
域30の真上に配置されている。フィンガ120そしてフィンガチップ110の
厳密な位置は、シャフト124の位置を感知する1つまたはそれ以上のセンサを
利用して決定することができる。保持位置120Bにおいてフィンガチップ11
0がウエハ64に及ぼす力は、アクチュエータ126に供給される空気圧を制御
することによって制御される。フィンガチップ110がウエハ64に及ぼす力は
、ウエハを曲げる力より小さいのが一般的であり、例えば1ポンドまたはそれ未
満である。
【0042】 本発明のこの実施形態に従うと、ウエハ64は、以下で述べる手順でウエハ洗
浄装置14にロードされ、洗浄され、アンロードされる。図5および図6を参照
すると、先ず、ブラシ26,28がそれぞれ位置66,68にある状態、すなわ
ち開かれており、フィンガチップ110が解放位置120Aにある。次に、ウエ
ハ64が、ロボットアーム10(図示せず)によってスロット24からに領域3
0に垂直に挿入され、第1の位置64Aに配置される。すると、ロボットアーム
10がウエハ64をローラ32,34のV溝36,38にそれぞれ嵌め込んで、
位置64Bまで引き下げる。
【0043】 次いで、アクチュエータ126が作動して、フィンガチップ110を解放位置
120Aから保持位置120Bへと回転させる。したがって、フィンガチップ1
10のV溝112がウエハ64のエッジ22を押さえる。ここで言うウエハのエ
ッジ22とは、ウエハの表面74,76の間に位置するウエハの外周エッジを指
す。次いで、ロボットアーム10がウエハ64を解放し、ウエハ洗浄装置14か
ら退出する。ドア27が閉じられて、ブラシ26,28がそれぞれ位置70,7
2へと互いに近づく方向に移動する、すなわち閉じられる。アクチュエータ12
6が再び作動して、フィンガチップ110を保持位置120Bから解放120A
へと戻す。上述したように、ブラシ26,28およびウエハ64が回転し、シャ
フト40,42ならびに噴霧ノズル56,58および/または57,59を通し
て液体が供給され、ウエハ64が洗浄される。
【0044】 洗浄後、アクチュエータ126が再び作動して、フィンガチップ110を解放
位置120Aから保持位置120Bへと移動させる。したがって、図7で説明し
たウエハ64の垂直方向のズレが原因で、ウエハ64のエッジは、通常は頂点1
14からオフセット距離だけ離れた位置でV溝112に接する。次いで、ブラシ
26,28は位置66,68に戻る、すなわち開かれる。ブラシ26,28が開
かれると、ウエハ64はV溝112に沿ってスライドして頂点114に到達する
。ウエハ64がV溝112に沿ってスライドするのは、アクチュエータ126の
力が制御され、フィンガチップ110がウエハ64に押し付けられるためである
。ここで、ウエハ64がV溝112に沿って頂点114にスライドするのに伴っ
て、フィンガチップ110が僅かに下向きに移動することは無論である。したが
ってフィンガチップ110は、ブラシ26,28が開いた際に、保持位置120
Bで僅かに移動する。
【0045】 頂点114に落ち着く結果、ウエハ64は、ロボットアーム10がウエハ64
を保持するためにプログラムされた正確な位置、すなわちV溝112,36,3
8の頂点114,116,118でそれぞれ保持される。
【0046】 次いで、ドア27が開かれて、ウエハ64を保持するエンドエフェクタ11を
ロボットアーム10が挿入する。アクチュエータ126が再び作動し、フィンガ
チップ110を保持位置120Bから解放位置120Aへと回転させる。次いで
、ロボットアーム10は、位置64Bから位置64Aへ、そしてウエハ洗浄装置
14の外へとウエハ64を移動させる。こうして、ウエハ洗浄装置14が別のウ
エハを処理可能な状態となる。
【0047】 ここで、他の代替の実施形態において、他のメカニズムを使用してフィンガチ
ップ110Aの位置を制御できることは無論である。例えば、フィンガチップ1
10Aを、上述したウエハ64によって定義される平面内で移動させる替わりに
、フィンガチップ110Aを旋回させるか、ウエハ64によって定義される平面
すなわちウエハ64の面74,76のいずれかに対して垂直かまたは一定の角度
を有する平面内で移動させることができる。
【0048】 代替の1つの実施形態において、フィンガチップ110A(上述したフィンガ
チップ110と実質的に同一である)を、図5に示されるように、空気圧式シリ
ンダ132のピストン130の末端に取り付けることができる。空気圧式シリン
ダ132は、内部ハウジング128の外側に配置および設置されており、ピスト
ン130は、内部ハウジング128を貫いている。フィンガチップ110Aは、
ブラシ26,28に挟まれた領域30の真上に配置されている。
【0049】 この実施形態に従うと、空気圧シリンダ132は、ピストン130Bを出し入
れして、フィンガチップ110Aを解放位置130Aから保持位置130Bへと
移動させることにより、ロードおよびアンロードの最中にウエハ64を解放およ
び保持するように、制御される。フィンガチップ110Aによってウエハ64に
及ぼされる力は、空気圧シリンダ132に提供される空気圧を制御することによ
って制御される。それ以外の点では、フィンガ120およびフィンガチップ11
0との関連で説明したのとほぼ同様の処理が行われる。
【0050】 いずれの実施形態においても、フィンガチップ110(110A)は、ローラ
32,34と同様に回転できるV溝ローラであっても良い。この代替の実施形態
に従うと、洗浄中にウエハ64が回転される間、フィンガチップ110(110
A)は保持位置120B(130B)に留まることができる。一方、フィンガチ
ップ110(110A)がV溝を有したブロックの形状をとる場合、フィンガチ
ップ110(110A)は、解放位置120A(130A)まで押し込まれて、
洗浄中のウエハ64の回転を可能とする必要がある。その他全ての態様に関して
は、上で説明した処理とほぼ同様の処理が行われる。
【0051】 フィンガチップ110(110A)は、ロボットアーム10がウエハ64を保
持するためにプログラムされた正確なロード/アンロード位置、すなわちV溝1
12,36,38の頂点114,116,118の間でウエハ64を保持する利
点がある。したがって、ウエハ64はエンドエフェクタ11によって確実且つ反
復可能に保持されるため、ウエハ処理に関する平均のサイクル時間および製造コ
ストが低減される。さらに、フィンガチップ110(110A)は、図1に示さ
れたエンドエフェクタ11のように、アームが2本のエンドエフェクタと共に使
用されるのに適している。あるいは、アームが1本のエンドエフェクタを替わり
に使用することができる。
【0052】 さらに別の代替案として、フィンガチップ110(110A)に、従来のエン
ドエフェクタの替わりにウエハエッジグリッパを使用することができる。特に、
ウエハエッジグリッパは、ウエハ64をエッジ22で保持するものであり、ウエ
ハの表面74,76には接触しないため、ウエハの表面74,76が汚染される
可能性を低減または排除することができる。エッジグリッパがウエハのエッジ2
2を保持できるように、ブラシ26,28は位置66,68に移動する、すなわ
ち開かれる。重要なのは、ウエハ64がフィンガチップ110(110A)によ
って所定位置に保持されることによって、従来のエンドエフェクタの替わりにウ
エハエッジグリッパが使用可能となっている点である。
【0053】 幾つかの製造工程では、ウエハの表面74,76だけでなくウエハのエッジ2
2をも洗浄することが望ましい。これを達成するためには、フィンガチップ11
0(または110A)は、図6に示されるようなV溝ウエハホルダの替わりに、
例えばポリビニルアルコール(PVA)フォーム、ナイロン、モヘア、または研
磨パッド材料で形成されたパッドなどの、ウエハエッジスクラブパッドとするこ
とができる。この実施形態に従うと、洗浄中にウエハ64が回転されている間、
フィンガチップ110(110A)は保持位置120B(130B)に保持され
る。したがって、ブラシ26,28がウエハの表面74,76をそれぞれスクラ
ブする一方で、フィンガチップ110(110A)がウエハのエッジをスクラブ
するため、ウエハ64からの微粒子の除去を促進することができる。
【0054】 1つの実施形態において、ウエハ洗浄装置14は、V溝ホルダおよびウエハエ
ッジスクラブパッドを共に備える。例えば図5を参照すると、フィンガチップ1
10がV溝ウエハホルダで、フィンガチップ110Aがウエハエッジスクラブパ
ッドとすることができ、あるいはその逆にすることもできる。別の代替の実施形
態では、2つまたはそれ以上のV溝ウエハホルダを使用してウエハを保持するこ
とができ、例えばフィンガチップ110および110Aを共に使用してウエハを
保持することができる。
【0055】 図1を参照すると、2つのウエハ洗浄装置14,16を順に使用することによ
り、2つの異なる溶液でウエハをスクラブするおよびすすぐことができる。例え
ば1つの実施形態において、ウエハ洗浄装置14におけるスクラブ液は、アンモ
ニア溶液か、またはヴァルテック(Valtec)もしくはアライド(Allied)から入
手可能な界面活性剤であり、ウエハ洗浄装置16におけるスクラブ液は脱イオン
水である。ウエハ洗浄装置14からのウエハ上の残留物が、ウエハ洗浄装置16
における水洗によって容易に取り除かれるため、この配置は特に有利である。し
かしながら、代替の実施形態では他のスクラブ液が使用され、例えばウエハ洗浄
装置14または16において酸性溶液または 苛性アルカリ溶液が使用される。
さらに、ウエハ洗浄装置を1つのみ使用しても、あるいは複数のウエハ洗浄装置
を使用しても良いことは無論である。
【0056】 以上では、種々の実施形態との関連で本発明を説明したが、当業者ならわかる
ように、本発明の精神および範囲を逸脱しない限りにおいて、その形態および項
目に変更を加えることが可能である。例えば、ウエハは一般の環状のシリコンウ
エハでも、ガラスウエハでも、セラミックウエハでも、酸化物ウエハでも、タン
グステンウエハでも良いし、他タイプのウエハを使用しても良い。さらに、サイ
クル時間、ブラシの回転速度、ウエハの回転速度、ブラシがウエハに及ぼす力の
垂直成分等の、種々の作業パラメータの値が提供されているが、これらの値は単
に例示を目的としたものであって、特定の用途に依存して他の値を使用すること
も可能である。さらに、V溝を有したフィンガチップを開示したが、スロットや
刻み目等の他の特徴を有したフィンガチップを使用できることは無論である。し
たがって、本発明の内容は、添付した特許請求の範囲のみによって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った、1対のウエハ洗浄装置を備えたウエハ洗浄システムの斜視図
である。
【図2】 一方のウエハ洗浄装置の部分上面図である。
【図3】 ウエハ洗浄装置の部分正面図である。
【図4】 ウエハ洗浄装置の部分斜視図である。
【図5】 ウエハ洗浄装置の部分側面図である。
【図6】 使用中の状態における、本発明に従ったウエハ洗浄装置の正面図である。
【図7】 ウエハ洗浄装置の前面図であり、回転式ブラシの偏心を原因とするウエハの垂
直方向の変位が示されている。
【符号の説明】
8…ウエハ洗浄システム 10…ロボットアーム 11…エンドエフェクタ 11A,11B…アーム 12…湿式緩衝ユニット 14,16…ウエハ洗浄装置 18…遠心乾燥ユニット 20…フィニッシュカセット 22…ウエハのエッジ 23…ハウジング 23A…ハウジングの1セクション 24…垂直スロット 26…第1の回転式ブラシ 27…ドア 28…第2の回転式ブラシ 30…領域 32…第1のローラ 34…第2のローラ 36…第1のローラのV溝 38…第2のローラのV溝 40,42…シャフト 41,43…回転式ユニオン 44,46…サーボモータ 45,47…駆動ベルト 48,50,52,54…軸受け 56…第1組の噴霧ノズル 57…第3組の噴霧ノズル 58…第2組の噴霧ノズル 59…第4組の噴霧ノズル 60…駆動ベルト 61…遊びプーリ 62…ローラモータ 64…ウエハ 64A…ウエハの第1の位置 64B…ウエハの第2の位置 64C…ウエハの中心位置 64D…左側に変位した位置 64E…右側に変位した位置 66,68…開かれた状態のブラシの位置 70,72…閉じられた状態のブラシの位置 74…ウエハの第1の表面 76…ウエハの第2の表面 80…上側の可動プレート 82…下側の可動プレート 84…ピボット 84A…ピボットの第1端 84B…ピボットの第2端 86…空気圧シリンダ 88…ピストン 89…圧力変換器 90,92,94…軸受け 96,98…シャフト 110…フィンガチップ 110A…フィンガチップ 112…V溝 114,116,118…V溝の頂点 120…フィンガ 120A…解放位置 120B…保持位置 124…シャフト 126…回転式アクチュエータ 128…内部ハウジング 130…ピストン 130A…解放位置 130B…保持位置 132…空気圧シリンダ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月1日(2000.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ベイル・ジム アメリカ合衆国 カリフォルニア州95060 サンタ・クルーズ,グラハム・ヒル・ロ ード,760

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板洗浄装置であって、 第1のブラシと、 前記第1のブラシの水平方向に配置されて、前記第1のブラシとの間に1つの
    領域を定義する、第2のブラシと、 前記第1のブラシおよび前記第2のブラシによって定義された前記領域の真下
    に配置された、第1のローラおよび第2のローラと、 前記第1のブラシおよび前記第2のブラシによって定義された前記領域の真上
    に配置された、フィンガチップと を備える、基板洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板洗浄装置であって、 前記フィンガチップは片側に第1のV溝を有する、基板洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板洗浄装置であって、 前記第1のローラは第2のV溝を有し、前記第2のローラは第3のV溝を有し
    、前記第1のV溝と、前記第2のV溝と、前記第3のV溝とが基板のロード/ア
    ンロード位置を定義する、基板洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の基板洗浄装置であって、さらに、 末端に前記フィンガチップが配置されているフィンガを備える、基板洗浄装置
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基板洗浄装置であって、 前記フィンガは、前記フィンガチップに相対する基部を備えており、前記装置
    はさらに、 前記基部に取り付けられたシャフトと、 前記シャフトを回転させるための回転式アクチュエータであって、前記フィン
    ガチップを前記回転式アクチュエータによる前記シャフトの回転によって解放位
    置と保持位置の間で移動させる回転式アクチュエータと、 を備える、基板洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の基板洗浄装置であって、 前記シャフトは、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシの縦軸に垂直であ
    る、基板洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の基板洗浄装置であって、 前記シャフトは、前記第1のブラシおよび前記第2のブラシの中心線によって
    定義される平面に平行である、基板洗浄装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の基板洗浄装置であって、さらに、 末端に前記フィンガチップが取り付けられているピストンを備える、基板洗浄
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の基板洗浄装置であって、さらに、 前記ピストンを備える空気圧シリンダであって、前記フィンガチップを、前記
    空気圧シリンダによる前記ピストンの動きによって保持位置と解放位置の間で移
    動させる空気圧シリンダを備える、基板洗浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の装置であって、 前記フィンガチップはV溝を有した第3のローラである、装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の装置を備える基板洗浄システムであって、
    さらに、 ロボットアームを備える、基板洗浄システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の基板洗浄システムであって、さらに、 前記ロボットアームに取り付けられたエンドエフェクタを備える、基板洗浄シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の基板洗浄システムであって、 前記エンドエフェクタは、アームが2本のエンドエフェクタである、基板洗浄
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の基板洗浄システムであって、 前記エンドエフェクタは、アームが1本のエンドエフェクタである、基板洗浄
    システム。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の基板洗浄システムであって、さらに、 前記ロボットアームに取り付けられた基板エッジグリッパを備える、基板洗浄
    システム。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の基板洗浄装置であって、 前記フィンガチップは基板エッジスクラブパッドを備える、基板洗浄装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の基板洗浄装置であって、 前記パッドは、ポリビニルアルコールフォーム、ナイロン、モヘア、および研
    磨パッド材料よりなる群から選択される、基板洗浄装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の基板洗浄装置であって、さらに、 ロードおよびアンロードの最中に前記基板を保持するための、第2のフィンガ
    チップを備える、基板洗浄装置。
  19. 【請求項19】 基板の洗浄方法であって、 前記基板を、ロボットアームに取り付けられた基板ホルダで保持する工程と、 前記基板を、第1のローラおよび第2のローラ上で、基板のロード/アンロー
    ド位置に垂直に配置する工程と、 フィンガチップを保持位置に移動させ、該保持位置において前記フィンガチッ
    プによって前記基板のエッジを押さえる工程と、 前記第1のローラと、前記第2のローラと、前記フィンガチップとが、前記基
    板を前記基板のロード/アンロード位置で保持した上で、前記基板を前記基板ホ
    ルダから取り出す工程と を備える、方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法であって、さらに、 前記フィンガチップが前記基板の前記エッジを抑える力を制御する工程を備え
    る、方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の方法であって、 前記基板のロード/アンロード位置は、第1のブラシと第2のブラシの間にあ
    り、前記方法はさらに、 前記第1のブラシと前記第2のブラシとを、前記基板に接触する位置まで移動
    させる工程と、 前記フィンガチップを前記基板から遠ざけて解放位置に移動させる工程と、 前記第1のブラシと、前記第2のブラシと、前記基板とを回転させる工程と、 前記フィンガチップを移動させて前記保持位置に戻す工程と、 前記第1のローラと、前記第2のローラと、前記フィンガチップとが、前記基
    板を前記基板のロード/アンロード位置で保持した上で、前記第1のブラシと前
    記第2のブラシとを移動させて前記基板から遠ざける工程と を備える、方法。
  22. 【請求項22】 基板の洗浄方法であって、 前記基板を、第1のブラシと第2のブラシの間に位置する領域に垂直方向に挿
    入する工程と、 前記基板の第1の表面を前記第1のブラシでスクラブし、前記基板の第2の表
    面を前記第2のブラシでスクラブし、前記基板のエッジをスクラブパッドでスク
    ラブする工程と を備える、方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の方法であって、さらに、 前記挿入の工程の後に、前記スクラブパッドを移動させて前記基板の前記エッ
    ジに接触させる工程を備える、方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の方法であって、 前記スクラブの工程は、前記第1のブラシと、前記第2のブラシと、前記基板
    とを回転させることを備える、方法。
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