JP2002520193A - 安全ラベルの作成方法 - Google Patents

安全ラベルの作成方法

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JP2002520193A
JP2002520193A JP2000558980A JP2000558980A JP2002520193A JP 2002520193 A JP2002520193 A JP 2002520193A JP 2000558980 A JP2000558980 A JP 2000558980A JP 2000558980 A JP2000558980 A JP 2000558980A JP 2002520193 A JP2002520193 A JP 2002520193A
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シャルル マルセル ジャック ブルジェ,アラン
マルセル シャルル クロード ブルジェ,ギ
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ブルジェ アンブラージェ ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、フィルム上に下地堆積層を生成し(100)、次いで、ラベル形状を画定する(101)、安全ラベルの作成方法に関する。本方法は、さらに、ウインドウ輪郭を構成する線条により境界づけられるセルを用いて好ましくはフォトグラビアにより印刷用ウインドウを生成し(102)、表面安定化被覆を設けた下地堆積層上に印刷用ウインドウを印刷し(103)、物理化学的操作によりウインドウを現像する(104)ことを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、物品を保護するための安全ラベルを作成するための方法、ならびに
この方法により得られるラベルに関する。
【0002】 複製技術の発展により、書類、特に、信用紙幣[fiduciary papers]や銀行紙
幣や切手などの複写や偽造がますます簡単になってきている。
【0003】 物品の真正さを検証することは、物品に付された認証・保証要素[authentica
tion and security elements]を検証することである。一般に、このような認証
・保証要素は、検出器によってのみ読み取れる、物品に一体化されたマークで構
成されている。検証は、認証・保証要素の性質や形状や位置を、検証を実行する
装置のメモリに、アクセス不能かつ侵害不能に記憶された基準の認証・保証要素
と比較することであってもよい。これは、銀行紙幣に関する場合である。このよ
うな物品は、好ましくは不可視光領域の、特定の波長の光線を用いて読み取るこ
とのできる、銀行紙幣に一体化されたマーク・検証要素を含んでいる。
【0004】 しかし、市販の分析手段の精緻化は、効果的な対策をとることをますます困難
にしつつある。その対策とは、すなわち、権限のない者がマークおよび認証・保
証要素を分析して明確に知り得ること、その結果、この知識を用いて物品を、す
なわち、検出器で読み取ったときに、真正で偽物ではない認証・保証要素に相当
するものと検出器により判断されるような認証・保証要素を偽造することを防ぐ
手段である。
【0005】 認証・保証手段のための保証分野において、重要な手段を適所に配置すること
により、偽造が困難な対象物すなわち物品を作成すること、あるいは、少なくと
も、このような偽造を非常に困難にし、もはや何の利益ももたらさないようにす
ることが可能であることは確かである。
【0006】 たとえば銀行紙幣や信用紙幣など、非常に多数が製造あるいは使用される物品
にも、ほとんど同じことがあてはまる。後者については、製造コストおよび特に
保証手段のコストは決定的な要素である。
【0007】 言い換えれば、このような物品について、保証や偽造防止の手段を工業的プロ
セスに一体化することが必要であり、このような手段は、このような実施条件に
適合したものでなければならない。このような手段は、とにかく高すぎない通常
の製造コストに関連付けられねばならず、手の届かないコストをもつ一回限りの
製造分野[one-off production field]とは著しい対象をなすものでなければな
らない。
【0008】 さまざまな技術経済的要件は、利用可能な工業的手段の保護のための条件を制
約する。そこで、銀行紙幣や信用紙幣や切手の印刷は、現在のところ、従来の印
刷技術を利用しており、認証・保証要素の正確な印刷および位置決めに設けられ
た制約は、従来の印刷技術のものである。
【0009】 ホログラムおよび光学的可変回折性画像からなる手段の形態での認証・保証要
素の一体化は、同じ物理的誤差限界に直面し、このことにより、必要な安全性を
提供することはできない。
【0010】 DOVID(diffractive optically variable image devices)と呼ばれる、この
ような光学的可変回折性画像からなる手段は、観察される角度によって現れる異
なる画像により特徴付けられ、型によるフィルム刻印の際に生成される微細レリ
ーフの角づけ[angulation]により得られる。
【0011】 本発明の目的は、偽造を極めて困難にすることにより、このような偽造に対す
る物品の安全性を大幅に増大させることを可能とする方法を開発することである
【0012】 この目的のため、本発明は、 −フィルム上に下地堆積層[base deposit]を形成し、 −ラベル形状を画定し、 −ウインドウ輪郭を構成する線条により境界づけられるセルを備えた彫刻面[
engraved surface]として、好ましくは前記ラベル形状にしたがって、印刷用ウ
インドウを作成し、 −好ましくは表面安定化被覆[passivation coating]を備えたフィルム下地堆
積層上にマークを付して印刷用ウインドウを印刷し、 −前記ウインドウを物理化学的操作により現像し、 −ラベルを剥離して取り出す ことにより特徴付けられる方法に関する。
【0013】 正確に作成され位置決めされたラベルからなる認証・保証要素により、真正な
物品、すなわち、真正なラベルを一体化した物品を、安全性を数段階も増加させ
て、識別することができる。
【0014】 ラベルは、認証・保証目的で物質の表面および/または中心部に転写可能な状
態で用いられる。
【0015】 また、ラベルを作成する精度は、認証・保証要素の形状や輪郭や包含物や制限
もしくは配置の複雑さを増加させることを可能とする。後者はさらに、露呈する
のが非常に困難なように、作成の精度と適合する条件下でのみ露呈や感知の可能
な認証・保証要素を一体化することを可能とする。
【0016】 好ましくはフォトグラビア型の印刷シリンダーに、彫刻ゾーンを含む画像を彫
刻する。これらのゾーンは、線条により囲まれ、欠刻[indentation]のない高解
像度の印刷を可能にする。
【0017】 本発明により可能な作成精度は、検出精度を、逆に言えば、認証・保証要素の
精度や縮小化を疑いなく増加させることを可能とする。従来、この精度は、作成
の不正確さにともなう誤差リスクにより非常に大きく制限されていた。
【0018】 この精度により、検出不能であり現在具現し得る誤差限界をはるかに越えたと
ころにあることから、通常の分析条件では感知できない複数の認証・保証要素を
、より簡単にカモフラージュすることが可能となる。
【0019】 最後に、この非常に高い精度は、マーク要素の数を増加させること、ならびに
、このことにより偽造に対する安全性を増大させることを可能とする。
【0020】 この作成精度は、線条の品質に大きく依存し、この線条は、堆積される材料に
より、2〜50μmの範囲の、好ましくは20μmの太さをもつ。
【0021】 そして特に、この線条は、セルからの距離が5〜50μmの範囲、好ましくは
20μmである。
【0022】 ラベルを画定するウインドウは、凹状および/または凸状の線や、曲線、およ
び/または直線を組み合わせた輪郭をもつ。ウインドウは、均一な凸状輪郭をも
っていても、凹状と凸状の曲線が交互する輪郭をもっていてもよい。この輪郭は
、曲線のセグメントおよび/または直線のセグメントから構成され、レタリング
およびネガやポジの装飾を備えている。
【0023】 ウインドウの複雑度は、ラベルの偽造を困難にするために、あるいは、集積回
路の場合には回路のタイプに適合するように、ラベルに付与すべき所望の複雑度
に関連する。
【0024】 本発明の別の特徴によれば、輪郭をもつウインドウは、横方向においては被覆
されたストリップ上に設けられた案内チャネルの読み取りに関して位置決めされ
、長手方向においては被覆されたストリップの持つパターンに対するウインドウ
の位置決め制御を可能とする信号を与えるスポットやマーカーの読み取りに関し
て位置決めされる。全体のセットは、0.1mm〜0.5mm、好ましくは0.
2mmの許容誤差をもつ。
【0025】 本発明によれば、マーキングおよび物理化学的処理によるウインドウの貼付の
ための方法を、作成すべき層に応じて、特定の回数だけ繰り返すことができ、各
層に対して1つのウインドウが画定される。各層のレベルにおいて実行される操
作は異なっていてもよい。1つの場合には、物質を除去するための作用をもつ物
理化学的操作を挙げることができる。別の場合には、この操作は、物質の塗布(
たとえば消耗可能な電極を用いた電気分解による)であってもよい。第3の場合
には、除去と堆積を同時に行なう。ウインドウは、必ずしも閉じた輪郭により境
界づけられた領域でなくてもよい。ウインドウは、多かれ少なかれ複雑な形状を
もつ閉じた輪郭の外側に位置する領域であってもよい。
【0026】 最後に、ウインドウの内側に、それぞれ、より縮小した領域のゾーンを画定す
る補助あるいは副次ウインドウをもたせることも可能である。
【0027】 多くの場合には、基板はフィルムであり、下地堆積層は金属堆積層である。し
かしながら、他の物質でも差し支えない。
【0028】 特に好ましい方式では、下地堆積層は、特に金属下地堆積層を備えたホログラ
ムを有する。ホログラムおよび光学的可変回折性画像あるいは同等の要素からな
る手段をフィルム上に作成することは、窓の正確な位置決めと位置決めのための
マーキングを可能とする装置を設けた検出器と相互作用するマーク要素により、
好適に達成される。
【0029】 下地堆積層は、さらに、ベース、特に、パターン化されたベースを備えていて
もよい。
【0030】 これらのさまざまな手段により、たとえば、集積回路の製造や偽造防止用の要
素など、得られるべき結果に応じて、きわめて複雑かつ高精度の構造を作成する
ことができる。説明中において、「ラベル」という用語は、これらさまざまな実
施例を包含するものとして一般的に用いられる。
【0031】 別の特徴によれば、印刷された表面安定化被覆は、セルロースおよび/または
金属および/またはプラスチックおよび/または真空めっきプラスチックタイプ
である。
【0032】 あるいは、印刷された表面安定化被覆は、不溶性であり、ポリマー、好ましく
は、ニトロセルロースポリマーからなり、印刷されたストリップの最終用途に応
じて各種の装荷物[charge]、特に、金属酸化物、好ましくはチタン、鉄、ホウ素
、ニッケル、クロム、炭素、ケイ素、その他の酸化物を個々にあるいは組み合わ
せた導電性や絶縁性の顔料や装荷物を含んでいる。
【0033】 別の特徴によれば、印刷された表面安定化被覆は、可溶性であり、ポリマー、
好ましくは、ポリビニルアルコールポリマーや水溶性であるがウインドウ現像用
の水溶液には不感応性であるその他のポリマーからなる。
【0034】 本発明は、さらに、上述の方法の実施のための、安全ラベルの作成装置におい
て、被覆を施したストリップを供給する供給ステーションと、前記ストリップ上
に好ましくはフォトグラビアである印刷用ウインドウを貼付するためのフォトグ
ラビア印刷セットを備えた印刷ステーションと、その下流側に設けた、前記スト
リップに対して電気分解を行うための電解ステーションと、ストリップ表面を洗
浄するための洗浄ステーションと、乾燥ステーションと、検査ステーションと、
巻き取りステーションとを含む装置に関する。
【0035】 このように、処理ゾーンを有する一組の機械装置を含み、その処理ゾーンには
、通過しながら電解質表面を掬い取る金属あるいは金属化したプレプリントフィ
ルムの非印刷ゾーンの急速な腐食を可能とする電流下で電解質に浸漬した不溶性
電極が設けられている。
【0036】 ウインドウ現像のための水溶液は、5〜150g/lの範囲、好ましくは10
0g/lの濃度の、NaOHやNaClなどの、塩基あるいは酸が結合された塩
からなる。
【0037】 別の特徴によれば、ウインドウ現像液は、15〜150g/lの範囲、好まし
くは100g/lの濃度の、NaOH、NaCl、CuClなどの、塩基や酸
が結合された電解質である。
【0038】 電解質の温度は、5〜80℃の範囲、好ましくは40℃である。
【0039】 電極端子の電圧は、連続的であり、2V〜21Vの範囲、好ましくは6Vであ
る。
【0040】 電解ステーションにおいて、電極は、腐食すべき金属フィルムに向かう電流の
集中に適した形状をもつ断面を有するロッドであり、その断面は、三角形の頂点
のひとつがフィルムの方向に向けられた三角形である。
【0041】 電極材料は、チタンなどの、電流のもとでも現像用水溶液に不溶な物質である
【0042】 別の特徴によれば、この装置は、プレプリントウインドウフィルム上の急速な
堆積を可能とする電流下で電解質に浸漬された可溶電極を設けた処理ゾーンを有
する一組の機械装置からなる。
【0043】 本装置において、現像液は、5〜150g/lの範囲、好ましくは100g/
lの濃度の、CuClおよびHClなどの、塩基や酸が結合された電解質であ
る。
【0044】 さらに、重要なのは、電極端子の電流が、5〜30Vの範囲、好ましくは6V
の電圧において印加される直流電流であることである。
【0045】 有利な特徴によれば、電極ロッドの断面は、電極金属の溶解に適した形状、し
たがって、電解質と接触する最大表面をもち、これはたとえば円形断面である。
【0046】 この場合には、電極材料は、銅フィルムを堆積する銅などの、電解質に可溶な
物質である。
【0047】 陽極と陰極は、絶縁性仕切りにより分離された状態で、数mm好ましくは1m
mより長い間隔をおいてウインドウ現像液中に、フィルムの繰出し方向に直交し
て互いに平行な関係をもって好適に浸漬される。フィルムは、電解質中に浸漬さ
れることなくその表面を掬いとる。
【0048】 本発明によれば、ロッド電極の断面は、腐食すべき金属フィルムに向かう電流
の集中に好適で、かつ、電解質中への溶解に好適な形状、好ましくは、先端がフ
ィルムの方向に向けられたしずく形である。
【0049】 別の特徴によれば、本装置は、洗浄ゾーンを有する一組の機械装置から構成さ
れ、この洗浄ゾーンには、鋼鉄シリンダーとポリマーシリンダー間の乾燥サイク
ルが設けられ、駆動を制限し、洗浄液の蒸発により乾燥を促進して、可溶な表面
安定化被覆が溶解し、処理されたフィルムが乾燥してその最終用途に適さない電
解質の痕跡が一切残らないようにしている。
【0050】 別の特徴によれば、本装置は、直線状に配列された一組の機械装置から構成さ
れ、第2の機械に配備された他の操作から印刷を分離することを確実にした分離
型多重ステーション機を提供する。
【0051】 別の特徴によれば、本装置は、印刷と処理のあいだの2つの検査ゾーンと乾燥
の後の第3のゾーンを有する一組の機械装置からなり、異なるゾーンの導電率を
継続的に検出するためのプローブと、異なる操作ステージにおける解像度が満た
されていることを検証するためのビデオカメラが設けられている。
【0052】 本発明は、さらに、上記方法および装置により得られる生成物に関する。
【0053】 本発明によれば、本生成物は、信用書類[fiduciary material]を保証するため
にその印刷に用いられる、絶縁性および導電性物質、あるいは、絶縁性および金
属物質の複数層を含むフィルムから得られる。
【0054】 別の特徴によれば、マークされ脱金属化された、保証を目的とした、ホログラ
ムおよび光学的可変回折性画像、すなわち、回折により光学的に可変な画像など
からなる手段が作成される。ここで、上記パターンが転写される基板の凹凸を克
服するため、表面安定化被覆の厚さは、0.5〜8μm、好ましくは1μmであ
る。
【0055】 本発明によれば、電子産業のための材料の印刷に用い得る、絶縁性および導電
性物質、あるいは、絶縁性および金属物質の複数層を含むフィルムが製造される
【0056】 本生成物は、前記複数層が、最終厚さを制限するために、さらには、0.05
μm〜5μmの範囲、好ましくは1μmの厚さをもつ高精度表面安定化被覆を生
成するために、0.05μm〜5μmの範囲、好ましくは1μmの厚さをもつよ
うな、電子産業用にも用いられる。
【0057】 本生成物は、さらに、金属層が、5Å〜600Åの範囲、好ましくは、50Å
の厚さをもつような電子産業用にも用いられる。
【0058】 本発明によれば、本生成物は、輪郭が滑らかで、欠刻を有さないパターンから
なる。
【0059】 本生成物は、10μm〜100μmの範囲、好ましくは、50μmの解像度を
もつパターンからなり、このパターンは、10μm〜100μmの範囲、好まし
くは、50μmの最小太さおよび間隔をもつ線あるいは市松模様の要素である。
【0060】 前記パターンは金属性パターンである。
【0061】 本生成物は、さらに、製造の際にマークされ、脱金属化され、書類に切り取ら
れて、透明性あるいは反射によりパターンを可視とした、金属性ホログラム、D
OVIDなどで被覆されたポリマーフィルムから構成される。
【0062】 別の特徴によれば、本生成物は、マークされ、脱金属化され、最終書類上への
連続的転写(線条)および/またはマーク式(パッチ)に必要なさまざまな層で
被覆された、ホログラムおよび/またはDOVIDなどを含む剥離可能な金属化
層で被覆されたポリマーフィルムからなる。
【0063】 別の特徴によれば、本生成物は、マークされ、脱金属化され、別のポリマーを
積層され、被覆され、切り取られあるいは切り取られない、ホログラムおよび/
またはDOVIDなどを含む金属化被覆されたポリマーフィルムあるいは非被覆
ポリマーフィルムからなり、剥離可能なフィルムからなるその最終基板からそれ
を剥離しようという試みがなされると直ちにその画像を破壊することにより特徴
付けられる。
【0064】 同じ生成物をホログラム、DOVIDなどを用いずに製造してもよい。
【0065】 以下、本発明を、添付図面を参照してより詳細に説明する。
【0066】 図1を参照して、本発明は、偽造を防止するために物品上に固定される、ある
いは、物品中に一体化される安全ラベル、たとえば、銀行紙幣、信用紙幣、包装
、保証や認証書類におけるホログラムおよび光学的可変回折性画像や線などから
なる手段である、安全ラベルの作成方法に関する。
【0067】 本方法は、下地堆積層、一般には、ポリエステルやPVCおよび/または金属
および/またはプラスチックおよび/または真空めっきプラスチック型基板など
の、プラスチックベースフィルム上の金属堆積層をもつフィルムを作成する(1
00)ことを含む。
【0068】 下地堆積層は、デザインを構成してもよい。すなわち、ホログラムを備えたベ
ースでもよい。
【0069】 この作成と平行して、ラベル中に隠される認証・保証要素の位置と、フィルム
上のラベルの位置をマークするために実行される操作のためのマーキングポイン
トをもつラベル形状を定める(101)。
【0070】 ラベル形状を定めた後、印刷用ウインドウを作成する(102)。これは、ラ
ベル輪郭により定められ、このラベルの内側に位置する面である。この面は全体
として、フォトグラビアにより印刷される。
【0071】 この目的のため、ウインドウは、ウインドウ輪郭を構成する線条により境界づ
けられるフォトグラビアセルをもつ彫刻面として作成される。このウインドウは
、四角形や円形以外の、より一般的に言えば、単純な幾何学形状以外のどんな形
状であってもよい。本方法により可能となる精度のもとでは、高精細度(50μ
m以下)の形状やレタリングを備えて高精度で作成可能な、したがって偽造防止
のための非常に効果的な手段をそれ自体が含む、複雑なウインドウ輪郭を選択す
ることが特に重要である。
【0072】 この印刷用ウインドウはフォトグラビアシリンダー上に作成される。
【0073】 この印刷用ウインドウを用いて(103)、フィルムの下地堆積層上にマーキ
ングをしてウインドウを印刷する。印刷は、後で行われる物理化学作用に耐える
表面安定化物を用いて行われる。印刷用ウインドウは、すでに印刷されたストリ
ップに関して、プレプリントストリップ上で読み取れるスポットのリーダーによ
り、縦方向のマーキングを用いて、位置決めされる。そのリーダーの信号は増幅
され、印刷シリンダーの駆動モータの制御を可能とする。
【0074】 ガイドチャネル(BA1b)のリーダーにより、その信号は、ストリップ(B
A1)が0.1〜0.5mm、好ましくは0.2mm、未満の許容誤差をもって
印刷用ウインドウに対して横方向に移動することを可能とする。
【0075】 横方向ガイドシステムが、光電セル(BB1)などを用いてガイドチャネル(
BA1b)を読み取ることにより設けられる。その信号は増幅されて、ガイドチ
ャネル(BA1b)が、シリンダー(B2)のもつチャネル(B22)に関して
常に横方向に同様に位置するように、ストリップ(BA1)を制御する。長手方
向のマーキングの制御は、パターン(BA1a)、スポット(BA1c)、およ
びガイドチャネル(BA1b)の刻印型の回転キャリアツールの各回転において
描かれる刻印スポット(BA1c)の読み取りに対して設定される。前記スポッ
ト(BA1c)間の距離の測定と記録は、データ処理システムにより用いられて
、長手方向位置決め偏差の統計をとり、これらの位置決めの品質を判定し、特定
の許容誤差を外れた動作の場合には警告を発する。
【0076】 光電セル(BB2)により発せられる信号は、符号化器(BB3)の信号と比
較され、印刷用ウインドウ(B21)のキャリアシリンダー(B2)を駆動する
モータ(BB5)の送り(BB4)を判定し制御する。
【0077】 ビデオ制御システムは、長手方向および横方向位置決め制御の第1のカメラ(
F1)により、そして第2のカメラ(F2)によりランダムに、ウインドウ(I
)の印刷品質を系統的に検証することを可能にする。
【0078】 ここで、印刷シリンダーの大きさは、ストリップ(BA1)上のパターンの大
きさよりも大きく、それに張力を与える。長手方向のマーキングの制御は、単独
で読み取られるマスタースポット(BA1c)ともっとも規則的なインタースポ
ット(2つのマスタースポット間の距離)とを構成する刻印されたスポットの読
み取りに対して設定される。読み取られた各インタースポットを測定する。この
測定値は、長手方向位置決め偏差の統計をとり、これらの位置決めの品質を判定
し、特定の許容誤差を外れた動作の場合には警告を発する。ビデオ制御システム
は、長手方向および横方向位置決め制御の第1のカメラ(F1)により、そして
第2のカメラ(F2)によりランダムに、ウインドウの印刷品質を系統的に検証
することを可能にする。
【0079】 この印刷の後、ウインドウを現像する(104)。すなわち、フィルムに、た
とえば電気分解による、物理化学的作用を受けさせる。それと共に、印刷により
堆積した表面安定化層により堆積層が保護されていないところで、フィルム上の
下地堆積層を除くための除去が行なわれる(103)。このことは、印刷用ウイ
ンドウの外側に位置する下地堆積層のすべての部分を除去することである。
【0080】 一般には金属堆積層である下地堆積層を介して、操作によりもたらされるべき
反応速度と収量にしたがって、酸素還元反応や電気分解などの物理化学的作用に
よりウインドウを現像することが重要である。
【0081】 この物理化学的作用の最後に、下地堆積層が、印刷用ウインドウの印刷に対応
する位置以外の部分において、フィルムから除去される。
【0082】 つぎに、可能ならこの操作の後、フォトグラビアウインドウを覆う可溶性表面
安定化堆積層を除くことによりラベルを取り出す(105)。フィルムは洗浄さ
れ、基板を構成するフィルム上にラベルが得られる。
【0083】 上述した方法と逆のネガモードで進めることもできる。すなわち、ウインドウ
の外側のストリップの表面を表面安定化処理し、ウインドウの内側の表面を物理
化学的作用により処理してもよい。
【0084】 さらに、本方法の厚み「反転」から離れて、フィルム上にあらかじめ堆積され
た表面安定化層を越えてウインドウの外側あるいは内側に被覆を堆積する物理化
学作用を考えることもできる。
【0085】 作成すべきウインドウの形状は、大きさと複雑度について大幅に可変であって
もよい。
【0086】 さらに、ウインドウに対応するラベルは、必要に応じ、上述した操作、すなわ
ち: 異なるウインドウの印刷、次いでその現像、その後の最終的な「ラベル」の取
り出し の複合および反復により製造される電子装置を含んでいてもよい。
【0087】 図2は、上述した方法の実施のための装置を示す。この装置は、リールに巻か
れ、下地堆積層BA1を備えたフィルムを受け取る供給ステーションAを含む。
この供給ステーションにおいて、リールは分割されてフォトグラビア印刷ステー
ションBへの供給を行なう。このフォトグラビア印刷ステーションの下流側で、
ストリップBA2は、フィルムBA2のウインドウに対して物理化学的処理を行
なう電解ステーションCに入る。この電解ステーションCのつぎには洗浄ステー
ションDがあり、ここでは、可溶性表面安定化層が除去されてフィルムBA4が
得られ、ストリップがすすがれる。ストリップBA4はつぎに乾燥ステーション
Eに、最後に検査ステーションFに入って巻き取り器Gに到達する。
【0088】 供給ステーションAは、繰出し器A1を含み、これはリールA2を備えている
。この繰出し器は、ストリップBA1における制御された張力を調整するコール
セット[call set]A3により制御されるモータにより駆動される。ストリップは
、つぎに、印刷ステーションBに入り、これは、インク容器B1を備えた印刷セ
ット(図3および4)と、フォトグラビアセルとウインドウ輪郭を設けた表面を
覆うためにインク容器B1に浸漬したフォトグラビアシリンダーB2を有してい
る。このシリンダーはスクレーパB3と相互作用し、スクレーパは、表面のイン
クを取り除いてセルすなわち彫刻の内側にのみインクを残す。インク容器B1は
、被覆物を含む容器B4から、ポンプB5と管B6により、供給を受ける。容器
B4には、被覆液の粘度の制御を可能とするための粘度計などの、粘度を検出す
るための手段B6が設けられている。
【0089】 このフォトグラビアセットBに、金属化ストリップ上に配置されたスポットの
読み取りのためのシステムを設けてもよい。このことにより、ウインドウの位置
決めが、プレプリントパターンやデザインを組み入れた金属化ストリップ上のパ
ターンと調和してマークされるようなストリップ制御が可能となる。
【0090】 インク容器B1内のインク面は、フォトグラビアシリンダーB2が常にインク
容器B1内の同じ深さに浸漬されるように、容器B4への返却をもちいてオーバ
ーフローB7により制御される。
【0091】 シリンダーB2は、ストリップBA1の上方に配置された押圧シリンダーB1
0と相互作用する。シリンダーB2はストリップの下方に配置されている。
【0092】 図3に概略的に示すように、ストリップBA1はプラスチック基板Sと金属な
どの下地被覆Mから構成される。
【0093】 矢印の方向に回転することにより、フォトグラビアシリンダーB2は、押圧器
B10とともに、ストリップBA1を押圧し、ウインドウに対応する刻印すなわ
ち被覆Iを堆積する。
【0094】 図4は、図3に示す印刷セットの上面図である。この図は、フォトグラビアシ
リンダーB2と、押圧を示す矢印を付した押圧シリンダーB10と、ストリップ
BA1とを、上方から見て示している。フォトグラビアシリンダーB2は、相対
的に複雑な形状の印刷用ウインドウB21に対応する彫刻面を有し、これにより
、ストリップBA1の下面M上に刻印Iすなわち被覆ゾーンが作られる(ストリ
ップはここでBA2となる)。
【0095】 図5A〜5Dは、印刷用ウインドウの彫刻面の生成をより明確に示している。
【0096】 図5Aは、フォトグラビアウインドウの所望の輪郭、すなわち、将来のラベル
(I100)の輪郭を示している。
【0097】 この形状I100に基づいて、印刷用ウインドウの表面がシリンダーにおいて
彫刻される。このウインドウは、壁K101により分離されたカップすなわちセ
ルK100を含む彫刻面からなる。このセットは全体として、セルおよびセルK
100間の間隔を境界づける線条K102により囲まれている。
【0098】 この図において、セルは、白い壁(仕切りさもなければブリッジと呼ばれる)
K101により分離された、丸められさらに切頭状でもよい角をもつ黒い正方形
で示されている。
【0099】 ここでは、セルすなわちカップは、全体として、線条、すなわち非常に細い切
り込み、により囲まれている。この線条はインクで満たされているが、セルにお
けるインクの広がりを制限して、印刷画像に、正確かつ所定の方式でウインドウ
の限界を制限する連続的な正確な輪郭を与えている。
【0100】 図5Bにおいて、この線条K102は、連続的にセルを横切るか、あるいはセ
ルに隣接している。
【0101】 図5Cにおいて、ウインドウI200は、やはり、壁K201により分離され
たセルK200を含んでいる。このセットは全体として、図5Bに示したよりも
、セル(切頭状でも非切頭状でもよい)K200の縁から離れた線条K102に
よって囲まれている。
【0102】 線条を構成する線の精細度は、ウインドウを描いたトレーサーの解像度に依存
する。この印刷に用いられる液体の粘度は、したがって、図5Bおよび5Cの彫
刻形状の選択に依存する。すでに示したように、この液体は、いったん乾燥され
ると、表面安定化物、すなわち、実行される物理化学的作用に対して不活性な物
質となる。
【0103】 この表面安定化物のフィルム被覆への接着力、ならびに、最終的に堆積された
層の接着力は、残留溶剤および用いた樹脂の性質に依存する。表面安定化層の残
留溶剤は、150〜5mg/M/24 Hの範囲、好ましくは、15mg/M /24 Hである。
【0104】 表面安定化被覆上に堆積した下地(プライマー)の樹脂は、表面安定化被覆に
対して、1000g/M〜200g/Mの範囲の、好ましくは500g/M の層間剥離抵抗を与えるような、適合性をもつ。
【0105】 熱抵抗性を与える最終層(ワニス2成分)、熱接合剤の水分抵抗[moisture re
sistance]を与える層、さらにすべての他の層は、150〜5mg/M/24
Hの範囲、好ましくは、15mg/M/24 Hの残留溶剤総量と、100
0g/M〜200g/Mの範囲の、好ましくは500g/Mの層間剥離抵
抗をもつ。
【0106】 最後に、図5Dは、高精度で欠刻のない輪郭をもつ印刷画像I300を示す。
【0107】 図2に戻り、電解ステーションCは、印刷ステーションBで刻印を与えられた
ストリップBA2により掬い取られる、電解タンクC1を備えている。この電解
ステーションは、さらに、電解ガスの抽出器C2を含んでいる。図6、7、8は
ステーションC2の詳細を示す。
【0108】 図6の電解ステーションCの概略側面図は、導管C7と供給ポンプC8により
電解質容器C9に結合された電解タンクC3、C4、C5、C6の交互配置を示
す。実際には、被覆Iを設けたストリップBA2は、電解質タンクC3〜C6に
含まれる液体の表面に触れる。各タンクは、逆の極性をもつ電極C10、C11
、C12、C13を含み、電気分解は、タンクからタンクへと次々に行なわれる
【0109】 出口には、回収タンクC15が設けられ、2つのシリンダーC16およびC1
7を通過することにより乾燥されたストリップBA3から滴下する液体を集める
。乾燥の際の液体はタンクC15に集められ、そこから容器C9に戻される。
【0110】 図7は、電解セットC1を上方から見た図であり、特に、タンクを分離する仕
切りC20、C21、C22を示している。この図は、さらに、正および負の電
極の共通コレクタレールC30およびC31への接続をも示している。
【0111】 図8は、電解セットC1の構成の斜視図である。上記と同じ参照番号が用いら
れているが、説明は一切省略する。
【0112】 電気分解が行なわれる条件は、電気分解される金属の種類に依存する。電極は
非消耗電極であり、表面安定化層により保護されない位置、すなわち、ウインド
ウ輪郭を越えた位置ではフィルムの金属化を簡単に除くものである。
【0113】 電気分解が、既に述べたように金属化層を堆積するため、あるいは、除去およ
び堆積するためである場合には、状況は異なる。
【0114】 最後に、ウインドウ印刷と電気分解の操作を、たとえば集積回路を構成するよ
うに、次々に上に作成した異なる形のウインドウを用いて繰り返してもよい。こ
の場合には、ステーションBおよびCを交互に連続させ、さらにDを含めてもよ
い。
【0115】 フィルムBA3は、次いで、洗浄ステーションDに入る。この洗浄ステーショ
ンは、ストリップBA3をすすいで電解質残渣を除去し、被覆、特に表面安定化
層を溶解する。この洗浄ステーションDは、ストリップBA3を第1のタンクD
4に、次に第2のタンクD5に案内する、異なる戻りシリンダーD1およびD2
からなる。これらのタンクは、電解質および/または溶剤および被覆のためのリ
ンス液を含んでいる。これらの洗浄タンクの詳細構造は説明しない。これらは、
洗浄槽内のストリップ循環ラインを定める一組のシリンダーをいう。
【0116】 洗浄は、鋼鉄シリンダーとポリマーシリンダー間の乾燥サイクルを用いて行な
われ、駆動を制御し、洗浄液の蒸発により乾燥を促進して、フィルムが乾燥して
その最終用途に適さない電解質の痕跡が一切残らないようにしている。
【0117】 洗浄ステーションDの下流側では、ストリップBA4が、換気兼空気取り出し
手段E1、E2、E3、E4を設けた乾燥ステーションEに入る。最後に、乾燥
したストリップBA5は、フィルムBA5のゾーンを観察して製造品質を検査す
るためのビデオカメラF1を設けた検査ステーションFに入る。この検査は、連
続的に実施される。検査ステーションFの下流側で、フィルムは巻き取りステー
ションGにおいて巻き取られる。この巻取りステーションは、繰出し器Aとほと
んど同一の構造を有し、逆向きに動作する。このステーションは、モータ兼成形
ローラG2が設けられたサポートG1を含んでいる。
【0118】 図9は、コンピュータ(F4)により処理したあとでスクリーン(F3)の半
分に(IA’)および(IC’)として現れる繰出しチャネル(IA)およびス
ポット(IC)の画像を記録するビデオカメラ(F1)を備えたビデオ検査シス
テムの概略図である。カメラ(F2)は、ランダム位置決めにしたがって脱金属
化されたパターン(I)を視覚化し、画像をコンピュータ(F4)に送り、この
画像(I’)はスクリーンの他の半分(F5)に現れる。
【0119】 ストリップ検査ののち、ストリップはトリミングされ、過剰な厚みをもつゾー
ンにより変形しないように、張力チェックを行ないながら巻き取られる。
【0120】 図2に示す装置を通過するストリップの制御は、マーキング、リーダー、制御
回路を用いて、同期して行なわれる。これらの手段は図示しない。
【0121】 本装置は、250m/minの処理速度を越える処理速度という利点を提供す
る。処理は、フィルムの金属化面を保護する金属酸化物の存在に不感応である。
これは、過去の化学的方法にくらべて著しい利点である。腐食した金属以外の種
類の金属被覆を堆積することが可能であるため、金属多重層の製造が可能となる
【0122】 腐食マスクの厚みは2μm以下であるため、得られた金属化ラインの解像度は
、印刷の解像度である。
【0123】 最後に、製造能力の問題に関して、腐食レジストの印刷は、処理装置とは独立
した装置上で行なってもよい。
【0124】 上記の方法および装置は、信用書類を保証するためあるいは認証するためにそ
の印刷において、あるいは、電子産業用の材料の印刷において用いることのでき
る、絶縁性および導電性物質、あるいは、絶縁性および金属物質の多重層を含む
フィルムの製造を可能にする。
【0125】 重要な特徴によれば、電極の端子上の電流は、反転性あるいは非反転性のパル
ス電流である。
【0126】 本発明による生成物は、ホログラムおよび光学的可変回折性保証画像からなる
手段を生成するためのものである。ここで、表面安定化被覆の厚さは、1〜8μ
mの範囲、好ましくは4μmであり、ホログラムが高温かつ圧力下で転写される
基板の凹凸を克服できる。
【0127】 この生成物は、複数層が、最終厚さを制限するために、さらには、0.05μ
m〜5μmの範囲、好ましくは1μmの厚さをもつ高精度表面安定化被覆を生成
するために、0.05μm〜5μmの範囲、好ましくは、1μmの厚さをもつよ
うな、電子産業用にも用いられる。
【0128】 この生成物は、さらに、金属層が、5Å〜600Åの範囲、好ましくは50Å
の厚さをもつような電子産業用にも用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法の概略的なフローチャートである。
【図2】 本方法の実施のための装置の概略構成図である。
【図3】 印刷セットの詳細を示す。
【図4】 マーキングシステムを備えた印刷セットの概略図である。
【図5A】 ラベル形状を示す。
【図5B】 図5Aに示したラベルのフォトグラビア彫刻をおこなう第1のモードを示す。
【図5C】 フォトグラビアシリンダー上のラベルの彫刻をおこなう第2のモードを示す。
【図5D】 印刷用ウインドウを用いて図5Bおよび5Cの一方を用いて得られた印刷結果
を示す。
【図6】 フィルムの物理化学処理のためのセットの概略図である。
【図7】 上方から見た電解タンクの図である。
【図8】 電解タンクの斜視図である。
【図9】 ビデオ検査システムの概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ブルジェ,ギ マルセル シャルル クロ ード フランス共和国,エフ−89100 ロゾワ− サン,シュマン デ ヴィオレッテ 10 Fターム(参考) 2C005 HA02 HB10 JB08 JB09 JB21 LA20 2H113 BA03 BB08 CA39 CA46 DA04 DA57 EA01 EA07 FA36

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偽造防止すべき物品上に固定される、あるいは、長く連続し
    た印刷回路の認証と保証によりその内部に一体化される安全ラベルを作成する方
    法において、 −フィルム上に下地堆積層を形成し(100)、 −ラベル形状を画定し(101)、 −ウインドウの輪郭を構成する線条により境界づけられるセルを備えた彫刻面
    と、図案と、レタリングを有する印刷フォーム上に、好ましくは前記ラベル形状
    にしたがって、印刷用ウインドウを作成し(102)、 −表面安定化被覆を備えたフィルム下地堆積層上にマークを付して印刷用ウイ
    ンドウを印刷し(103)、 −前記ウインドウを物理化学的操作により現像し(104)、 −ラベルを剥離して(105)取り出し(106)、そのまま用いるか、ある
    いは、保証・認証物の表面および/または中心部にそれを転写(107)するこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 フォトグラビア型の印刷シリンダーに、彫刻ゾーンを有する
    画像を彫刻し、前記ゾーンの輪郭は、線条により囲まれ、欠刻のない高解像度の
    印刷を可能にすることを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記ウインドウは、凹状および/または凸状の線や、曲線、
    および/または直線を組み合わせた輪郭をもつことを特徴とする、請求項1の方
    法。
  4. 【請求項4】 輪郭をもつ前記ウインドウは、横方向においては被覆された
    ストリップ上に設けられた案内チャネルの読み取りに関して位置決めされ、長手
    方向においては被覆されたストリップの持つパターンに対するウインドウの位置
    決め制御を可能とする信号を与えるスポットやマーカーの読み取りに関して位置
    決めされ、全体のセットは、0.1mm〜0.5mm、好ましくは0.2mmの
    許容誤差をもつことを特徴とする、請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記下地堆積層は金属堆積層であることを特徴とする、請求
    項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記金属下地堆積層はホログラムおよび光学的可変回折性画
    像からなる手段からなることを特徴とする、請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記ウインドウは、前記ウインドウを囲む物質の電気化学的
    除去により現像されることを特徴とする、請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 前記ウインドウは、前記ウインドウを囲む物質の電気化学的
    除去によりマーキングとともに現像されることを特徴とする、請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 前記下地堆積層は、ベース、特にパターン化されたベースに
    対応することを特徴とする、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記下地堆積層は、ベース、特に、光学的可変回折性画像
    からなる手段を備えたベースに対応することを特徴とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷された表面安定化被覆は、セルロースおよび/ま
    たは金属および/またはプラスチックおよび/または真空めっきプラスチックタ
    イプ、あるいは、線、パッチ、ストライプ、粘着ラベル、剥離可能なフィルムな
    どの、書類の安全性を証明するその他の装荷物であることを特徴とする、請求項
    1の方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷された表面安定化被覆は、不溶性であり、ポリマ
    ー、好ましくは、ニトロセルロースポリマーからなり、印刷されたストリップの
    最終用途に応じて各種の装荷物、特に、金属酸化物、好ましくはチタン、鉄、ホ
    ウ素、ニッケル、クロム、炭素、ケイ素、その他の酸化物を個々にあるいは組み
    合わせた導電性や絶縁性の顔料や装荷物を含むことを特徴とする、請求項8の方
    法。
  13. 【請求項13】 マーキングとともに印刷された前記表面安定化被覆は、不
    溶性であり、ポリマー、好ましくは、ニトロセルロースポリマーからなり、印刷
    されたストリップの最終用途に応じて各種の装荷物、特に、金属酸化物、好まし
    くはチタン、鉄、ホウ素、ニッケル、クロム、炭素、ケイ素、その他の酸化物を
    個々にあるいは組み合わせた導電性や絶縁性の顔料や装荷物を含むことを特徴と
    する、請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷された表面安定化被覆は、可溶性であり、ポリマ
    ー、好ましくは、ポリビニルアルコールポリマーや水溶性であるがウインドウ現
    像用の水溶液には不感応性であるその他のポリマーからなることを特徴とする、
    請求項1の方法。
  15. 【請求項15】 マーキングとともに印刷された前記表面安定化被覆は、可
    溶性であり、ポリマー、好ましくは、ポリビニルアルコールポリマーや水溶性で
    あるがウインドウ現像用の水溶液には不感応性であるその他のポリマーからなる
    ことを特徴とする、請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 前記線条は、堆積される材料により、2〜50μmの範囲
    の、好ましくは20μmの太さをもつことを特徴とする、請求項1の方法。
  17. 【請求項17】 前記線条は、前記セルからの距離が5〜50μmの範囲、
    好ましくは20μmであることを特徴とする、請求項1の方法。
  18. 【請求項18】 安全ラベルを作成するための、且つ、請求項1ないし12
    のいずれかの方法の実施のための装置において、 マーキングシステム被覆を施したストリップ(BA1)を供給する供給ステー
    ション(A)と、好ましくはフォトグラビアである、前記ストリップ(B22)
    上に印刷用ウインドウを貼付するためのフォトグラビア印刷セットを備えた印刷
    ステーション(B)と、その下流側に設けた、前記ストリップに対して電気分解
    を行うための電解ステーション(C)と、ストリップ表面を洗浄するための洗浄
    装置(D)と、乾燥ステーション(E)と、検査ステーション(F)と、巻き取
    りステーション(G)とを含むことを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 処理ゾーンを有する一組の機械装置を含み、その処理ゾー
    ンには、通過しながら電解質表面を掬い取る金属あるいは金属化したプレプリン
    トフィルムの非印刷ゾーンの急速な腐食を可能とする電流下で電解質に浸漬した
    不溶性電極が設けられていることを特徴とする、請求項18の装置。
  20. 【請求項20】 ウインドウ現像のための水溶液は、5〜150g/lの範
    囲、好ましくは100g/lの濃度の、NaOHやNaClなどの、塩基あるい
    は酸が結合された塩からなることを特徴とする、請求項19の装置。
  21. 【請求項21】 ウインドウ現像のための水溶液は、15〜150g/lの
    範囲、好ましくは100g/lの濃度の、NaOH、NaCl、CuClなど
    の、塩基や酸が結合された塩からなる電解質であることを特徴とする、請求項1
    9の装置。
  22. 【請求項22】 前記電解質の温度は、5〜80℃の範囲、好ましくは40
    ℃であることを特徴とする、請求項19の装置。
  23. 【請求項23】 電極端子の電圧は、連続的であり、2V〜21Vの範囲、
    好ましくは6Vであることを特徴とする、請求項19の装置。
  24. 【請求項24】 前記電極は、腐食すべき金属フィルムに向かう電流の集中
    に適した形状をもつ断面を有するロッドであり、その断面は、三角形の頂点のひ
    とつが前記フィルムの方向に向けられた三角形であることを特徴とする、請求項
    19の装置。
  25. 【請求項25】 電極材料は、チタンなどの、電流のもとでも現像用水溶液
    に不溶な物質であることを特徴とする、請求項19の装置。
  26. 【請求項26】 プレプリントウインドウフィルム上の急速な堆積を可能と
    する電流下で電解質に浸漬された可溶電極を設けた処理ゾーンを有する一組の機
    械装置からなることを特徴とする、請求項1の装置。
  27. 【請求項27】 前記現像液は、5〜150g/lの範囲、好ましくは10
    0g/lの濃度の、CuClおよびHClなどの、塩基や酸が結合された電解
    質であることを特徴とする、請求項26の装置。
  28. 【請求項28】 電極端子の電流が、5〜30Vの範囲、好ましくは6Vの
    電圧において印加される直流電流であることを特徴とする、請求項27の装置。
  29. 【請求項29】 電極の端子上の電流は、反転性あるいは非反転性のパルス
    電流であることを特徴とする、請求項14あるいは27の装置。
  30. 【請求項30】 電極ロッドの断面は、電極金属の溶解に適した形状、した
    がって、電解質と接触する最大表面をもち、これはたとえば円形断面であること
    を特徴とする、請求項26の装置。
  31. 【請求項31】 電極材料は、銅フィルムを堆積する銅などの、電解質に可
    溶な物質であることを特徴とする、請求項26の装置。
  32. 【請求項32】 陽極と陰極は、数mm、好ましくは1mmより長い間隔を
    おいて、ウインドウ現像液中に、フィルムの繰出し方向に直交して、絶縁性仕切
    りにより分離され、互いに対して平行に、浸漬され、前記フィルムは、電解質中
    に浸漬されることなくその表面を掬いとることを特徴とする、請求項19の装置
  33. 【請求項33】 ロッド電極の断面は、腐食すべき金属フィルムに向かう電
    流の集中に好適で、かつ、電解質中への溶解に好適な形状、好ましくは、先端が
    フィルムの方向に向けられたしずく形であることを特徴とする、請求項19の装
    置。
  34. 【請求項34】 洗浄ゾーンを有する一組の機械装置から構成され、この洗
    浄ゾーンには、鋼鉄シリンダーとポリマーシリンダー間の乾燥サイクルが設けら
    れ、駆動を制限し、洗浄液の蒸発により乾燥を促進して、可溶な表面安定化被覆
    が溶解し、処理されたフィルムが乾燥してその最終用途に適さない電解質の痕跡
    が一切残らないようにしたことを特徴とする、請求項19の装置。
  35. 【請求項35】 印刷と処理のあいだの2つの検査ゾーンと乾燥の後の第3
    のゾーンを有する一組の機械装置からなり、異なるゾーンの導電率を継続的に検
    出するためのプローブと、異なる操作ステージにおける解像度と、長手方向およ
    び横方向マーキングと、印刷品質が満たされていることを検証するためのビデオ
    カメラが設けられていることを特徴とする、請求項18の装置。
  36. 【請求項36】 直線状に配列された一組の機械装置から構成され、第2の
    機械に配備された他の操作から印刷を分離することを確実にした分離型多重ステ
    ーション機を提供することを特徴とする、請求項37の装置。
  37. 【請求項37】 請求項1ないし17のいずれかの方法の実施あるいは請求
    項18ないし38のいずれかの装置の実施から得られた生成物において、信用書
    類を保証するためにその印刷に用いられる、絶縁性および導電性物質、あるいは
    、絶縁性および金属物質の複数層を含むフィルムから得られることを特徴とする
    生成物。
  38. 【請求項38】 マークされ脱金属化された、保証を目的とした、ホログラ
    ムおよび光学的可変回折性画像、すなわち、回折により光学的に可変な画像など
    からなる手段を作成するためのものであって、上記パターンが転写される基板の
    凹凸を克服するため、表面安定化被覆の厚さは、0.5〜8μm、好ましくは1
    μmであることを特徴とする、請求項37の生成物。
  39. 【請求項39】 電子産業のための材料の印刷に用い得る、絶縁性および導
    電性物質、あるいは、絶縁性および金属物質の複数層を含むフィルムを製造する
    ためのものであることを特徴とする、請求項37の生成物。
  40. 【請求項40】 前記複数層が、最終厚さを制限するために、さらには、0
    .05μm〜5μmの範囲、好ましくは1μmの厚さをもつ高精度表面安定化被
    覆を生成するために、0.05μm〜5μmの範囲、好ましくは1μmの厚さを
    もつような、電子産業用に用いるためのものであることを特徴とする、請求項3
    7の生成物。
  41. 【請求項41】 金属層が、5Å〜600Åの範囲、好ましくは、50Åの
    厚さをもつような電子産業用に用いるためのものであることを特徴とする、請求
    項37の生成物。
  42. 【請求項42】 輪郭が滑らかで、欠刻を有さないパターンからなり、印刷
    技術の限界における基本的印刷ポイントが相互接続されたことを特徴とする、請
    求項37の生成物。
  43. 【請求項43】 10μm〜100μmの範囲、好ましくは、50μmの解
    像度をもつパターンからなり、このパターンは、10μm〜100μmの範囲、
    好ましくは、50μmの最小太さおよび間隔をもつ線あるいは市松模様の要素で
    あることを特徴とする、請求項37の生成物。
  44. 【請求項44】 前記パターンは金属性パターンであることを特徴とする、
    請求項41または42の生成物。
  45. 【請求項45】 製造の際にマークされ、脱金属化され、書類に切り取られ
    て、透明性あるいは反射によりパターンを可視とした、金属性ホログラム、DO
    VIDなどで被覆されたポリマーフィルムから構成されることを特徴とする、請
    求項37の生成物。
  46. 【請求項46】 マークされ、脱金属化され、最終書類上への連続的転写(
    線条)に必要なさまざまな層で被覆された、ホログラムおよび/またはDOVI
    Dなどを含む剥離可能な金属化層で被覆されたポリマーフィルムからなることを
    特徴とする、請求項37の生成物。
  47. 【請求項47】 マークされ、脱金属化され、最終書類上へのマーク式転写
    (パッチ)に必要なさまざまな層で被覆された、ホログラムおよび/またはDO
    VIDなどを含む剥離可能な金属化層で被覆されたポリマーフィルムからなるこ
    とを特徴とする、請求項37の生成物。
  48. 【請求項48】 マークされ、脱金属化され、さまざまな層を積層され、被
    覆され、ラベルやオーバレイを有する最終基板上に冷間接着するために必要なさ
    まざまなやり方で切り取られた、ひとつ以上のホログラム、DOVIDなどを含
    む金属化被覆されたポリマーフィルムからなることを特徴とする、請求項37の
    生成物。
  49. 【請求項49】 マークされ、脱金属化され、別のポリマーを積層され、被
    覆され、切り取られあるいは切り取られない、ホログラム、DOVIDなどを含
    む金属化被覆されたポリマーフィルムあるいは非被覆ポリマーフィルムからなり
    、剥離可能なフィルムからなるその最終基板からそれを剥離しようという試みが
    なされると直ちにその画像を破壊することを特徴とする、請求項37の生成物。
  50. 【請求項50】 本方法から得られる生成物が、ホログラム、DOVID、
    などをもたずに作成されていることを特徴とする、請求項37の生成物。
  51. 【請求項51】 本方法から得られる生成物が、非被覆ポリマーから出発し
    て作成されることを特徴とする、請求項37の生成物。
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