JP2002519896A - 滑らかなコンバーゼンス補正のための補間方法 - Google Patents

滑らかなコンバーゼンス補正のための補間方法

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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
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Abstract

(57)【要約】 複数の出力データ値よりも少数の複数の入力サンプル値から決定された複数の連続する出力データ値からコンバーゼンス補正曲線を発生する方法であって、この方法は、正確に3個の入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラップする期間を定めるステップと、3個の入力サンプル値に基づいて線形補間曲線の移動平均を計算することによって補間期間中に複数の出力データ値であって、その各々が3個の入力サンプル値によって影響される複数の出力データ値を補間するステップと、補間期間における出力データ値の個々のものを決定するために3個の入力サンプル値の影響を個別にエンファサイズするステップと、コンバーゼンス補正を制御するために上記入力サンプル値を調整するステップと、を含み、それによって隣接する出力データ値相互間の補正曲線の各増加スロープは滑らかに変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、アレイ中の点のマトリックスあるいは線(ライン)に沿う一連の間
隔を置いた点のような個別の補正サンプル点相互間の点に対して使用される補正
係数の補間に関するものである。特定のデータ点に対する補正係数は、特定の点
が配置されているセクタに先行する重み付けされたセクタ・データおよび後続す
る重付けされたセクタ・データからの補正係数データを事前処理することによっ
て決定される。この事前処理は、特定の点のセクタ用の2次の個々の補間処理に
入力された補正係数を変更し、比較的少ない補正係数と最少の処理操作を使用し
て理想的な補正曲線に滑らかに近似する。本発明は、例えば、カラーCRT表示
(ディスプレイ)用のコンバーゼンス補正点のマトリックス中の点相互間、また
はアップコンバートされたイメージ・データ相互間、または時間領域でサンプル
されたオーディオ信号相互間を補間するディジタル・コンバーゼンス補正システ
ムに適用することができる。
【0002】 (発明の背景) コンバーゼンス制御のために、表示スクリーンの有効走査領域は表示上の間隔
を置いた点に対応する係数を有する行列のマトリックスに分割される。行列の数
、およびその結果生じるセクションの数は、所望の補正精度に基づいて選択され
る。マトリックス中の各格子点において、その点における赤、緑、および青のラ
スタを重畳し、あらゆる歪みを打ち消し、その点におけるラスタを正確に整合さ
せる補正値を書き留める(注目する)ことにより補正値は経験的に決定される。
各マトリックス点における各ラスタの値は例えばメモリに記憶される。表示を横
切るライン中の連続する補正点は理想的な補正曲線を表すことを意図したもので
ある。補正を行うために、曲線上の点の値は、例えば、各カラー用のCRT電子
ビームの位置を調整する補正コイルを駆動するために結合されたディジタル−ア
ナログ変換器を使用してラスタの表示期間中、一般には連続する水平線中で読出
される。
【0003】 補正点の数は、補正係数を読み出すために使用されるサンプリング点の数より
も少ない。従って、マトリックス中の補正点は専ら理想的な補正曲線に近似する
ことができる。補正マトリクスの記憶された値相互間に配置されたサンプリング
点に対する付加値を定めるために、補間は水平方向と垂直方向の双方で実行され
る。表示(ディスプレイ)中に不所望な目に見える帯(band:バンド)状効
果を生じさせる原因となる表示を横切る補正曲線のスロープが急激に変化するこ
とがないようにするために、補正曲線は隣接する補正値を経由して滑らかに通過
する必要がある。水平方向の補間は、例えば、ディジタル−アナログ変換器から
の補正信号を低域通過濾波することによって、あるいはFIRフィルタによって
実行される。
【0004】 垂直方向(または他の方向)には、低次多項式曲線を1組の調整点に適合させ
るための計算を使用して補間が行なわれる。調整点は滑らかで且つ連続した補正
曲線を与えるように定められ且つ変更される。このような補間作用に必要な計算
は非常に多く、複雑で多量のメモリを必要とする可能性がある。補正曲線をある
マトリックス調整値から次の調整値に直線的に(線形に)前進させる計算は格子
点におけるスロープに鋭い屈折または変化を生じさせる可能性がある。鋭いスロ
ープの変化は、表示された画像中に陰影のある変化として見える“バンディング
(banding:帯状縞)”と称される好ましくない可視アーティファクトを
生じさせる。補正曲線値を、点から点へのスロープ中の変化を許容範囲内に制限
するように処理することは可能である。これは低域通過フィルタの形式のもので
、存続させることが有利である幾つかの有効な補正を除去するか減衰させる。こ
れは特に高い帯域幅の信号に対して当てはまる。
【0005】 連続するサンプル値から補正波形のような理想的な信号を回復する問題は幾つ
かの状況に直面する。もしサンプルの数が制限されると、入力信号のすべての周
波数成分を同じように回復することは不可能である。係数を連続的に読出すと、
階段状のステップ信号を発生する。係数相互間の線形補間は変化する鋸歯状信号
を生じさせる。この両方の補正は高い周波数成分、すなわち低域通過フィルタを
使用して濾波する必要のある急激なスロープの変化を導入し、この低域通過濾波
により有効な高い周波数成分を除去または減衰させる。
【0006】 幾つかの適用についての解決法は、回復しようとする波形を特定するために、
より多くの数の係数またはサンプルを使用することである。ナイキストの周波数
よりも高い周波数で波形をサンプリングすることによって入力波形を実質的に回
復することができる。より多くの数のサンプリング点または係数を使用すると、
精度は改善されるが、多量のメモリを必要とする。他の幾つかの適用例に対して
は有限インパルス応答フィルタ(finite impulse respon
se filter)のような計算型フィルタが使用される。この解決法は、そ
の最良の補正係数に到達するために、フィルタ用の計算資源および時間を必要と
する。これはまた元のサンプルされたデータからのずれを導入することになる。
これらの解決法はいずれも最善ではない。このような適用例では、波形を定める
係数の数をできる限り少なくし、それによってメモリを保存することが望ましい
。また、スロープの急激な変化に対応する高い周波数成分が導入されるのを防止
し、さらに入力波形の比較的正確な表示を得ることが望ましく、この場合望まし
いスロープの変化は過度に減衰しない。このような目的は、時間および処理電力
に関して最少の計算上の負担で実現されるべきである。
【0007】 (発明の概要) 本発明の装置による補間方法は、波形を定めるのに必要とされる係数の数をで
きるだけ少なくして、メモリの量を一定に保つことができるという利点がある。
スロープ中の急激な変化に対応する高い周波数成分は有効に回避され、さらに好
都合に入力波形を比較的正確に表示することができ、この場合、望ましいスロー
プの変化は過度に減衰されない。さらに、従来技術の問題は、時間および処理電
力に関して最少の計算上の負担で有利に解決されるべきである。
【0008】 本発明の装置に従って、複数の出力データ値よりも少数の複数の入力サンプル
値から決定された複数の連続する出力データ値からコンバーゼンス補正曲線を発
生する方法は、正確に3個の入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラップす
る期間を定めるステップと、3個の入力サンプル値に基づいて線形補間曲線の移
動平均を計算することによって補間期間中に複数の出力データ値であって、その
各々が3個の入力サンプル値によって影響される上記複数の出力データ値を補間
するステップと、補間期間における出力データ値の種々のものを決定するために
3個の入力サンプル値の影響を種々にエンファサイズ(emphasize:強
調)するステップと、コンバーゼンス補正を最適化するために入力サンプル値を
調整するステップとを含み、それによって隣接する出力データ値相互間の上記補
正曲線の各増加スロープは滑らかに変化することができる。
【0009】 エンファサイズ(emphasize:強調)するステップは、複数の出力デ
ータ値の先行するものおよび後続するものの異なる各数に基づいて補間を行なう
ステップを含むことができる。
【0010】 エンファサイズするステップは、入力サンプルの所定の1個がある入力サンプ
ル値に後続し、また後続する入力サンプル値に先行するように各期間中にサンプ
ル値を順序付けるステップと、所定の入力サンプル値に先行する出力データ値を
計算するときに先行する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと
、所定の入力サンプル値に後続する出力データ値を計算するときに後続する入力
サンプル値の影響をエンファサイズするステップとを含むことができる。
【0011】 調整ステップは、補正曲線によって達成された補正を観察するステップと、コ
ンバーゼンスのためにラスタを正確に位置付ける最適化された出力データ値を得
るために入力サンプル値を調整するステップとを含むことができる。
【0012】 観察(observe)するステップは、機械で補正を自動的に検出するステ
ップを含むことができる。
【0013】 この方法は、さらに出力データ・サンプルの選択された数だけ補間期間をシフ
トするステップを含むことができる。
【0014】 この方法は、さらに補間期間の偶数Pであるべき平均期間を選択するステップ
と、2×Pが2の係数であるようなPに対する値を選択するステップとを含むこ
とができる。
【0015】 補間ステップは各補間期間に先行する増加スロープおよび各補間期間に後続す
る増加スロープを計算するためにランプ関数を使用するステップを含み、ランプ
関数は補間期間の隣接するもの相互間の滑らかな変化を決定する。ランプ関数を
使用するステップは、各補間期間に先行する入力サンプル値に基づいて第1の平
均値を計算するステップと、各補間期間に後続する入力サンプル値に基づいて第
2の平均値を計算するステップとを含むことができる。
【0016】 本発明に従って、複数の出力データ値よりも少数の複数の入力サンプル値から
決定された複数の連続する出力データ値からコンバーゼンス補正曲線を発生する
他の方法は、3個の上記入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラップする期
間を定めるステップと、隣接する出力データ値相互間の補正曲線の各増加スロー
プが滑らかに変化し、また複数の入力サンプル値が補正曲線上に位置しないよう
に複数の出力データ値を補間期間中に補間するステップと、コンバーゼンス補正
を制御するために上記入力サンプル値を調整するステップと を含み、それによってコンバーゼンス補正がバンディング・アーティファクト(
banding artifact)を生じさせることなく達成される。
【0017】 この方法は、少なくとも3個の入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラッ
プする期間を定めるステップを含むことができる。
【0018】 エンファサイズするステップは、入力サンプルの所定の1個が入力サンプル値
に後続し、後続する入力サンプル値に先行するように各期間中に上記入力サンプ
ル値を順序付けるステップと、所定の入力サンプル値に先行する出力データ値を
計算するときに先行する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと
、所定の入力サンプル値に後続する出力データ値を計算するときに後続する入力
サンプル値の影響をエンファサイズするステップとを含むことができる。
【0019】 この方法は、さらに補間期間の偶数Pであるべき平均期間を選択するステップ
と、2×Pが2の係数であるようなPに対する値を選択するステップとを含むこ
とができる。
【0020】 補間ステップは各補間期間に先行する増加スロープおよび各補間期間に後続す
る増加スロープを計算するためのランプ関数を使用するステップを含むことがで
き、ランプ関数は補間期間の隣接するもの相互間の滑らかな変化を決定する。ラ
ンプ関数を使用するステップは、各補間期間に先行する入力サンプル値に基づい
て第1の平均値を計算するステップと、各補間期間に後続する入力サンプル値に
基づいて第2の平均値を計算するステップとを含むことができる。
【0021】 (好ましい実施形態の説明) 本発明は、波形を定める一連の係数から波形を発生する最適化された過程(プ
ロセス)および装置に関するものであり、特に最少の計算上のオーバーヘッド(
overhead)を用いて最少のサンプル数から波形を回復させることができ
るものである。本発明は、各種の状態で使用することができるが、表示(ディス
プレイ)上で空間的に分布した点に対する係数のマトリックスが表示の各カラー
・ラスタ用の補正波形を発生するために記憶され、使用されるディジタル・コン
バーゼンス補正システムに関して説明する。
【0022】 図1Aに示されているディジタル・コンバーゼンス・システムは一般にコンバ
ーゼンス・パターン発生器、コンバーゼンス補正コイルあるいはヨークを駆動す
る増幅器、補正定数を記憶するメモリ、マイクロプロセッサとのインタフェース
を含んでいる。コンバーゼンス・システムは、表示中の間隔を置いた点における
各カラー・ラスタの位置に対する補正係数のマトリックスを決定し、記憶するた
めに使用される。システムは、マトリックス中の点相互間の点に対する値を含む
上記マトリックスからの付加補正値を決定する。信号の表示期間中、補正値はデ
ィジタル−アナログ変換器、およびコンバーゼンス補正コイルを駆動するための
増幅器を経て読み出される。コンバーゼンス補正コイルは、別の方法で発生され
、表示スクリーン上を走査するラスタを生じさせる主信号上に偏向信号を重畳す
る。
【0023】 ディジタル・コンバーゼンス・システムは内部マイクロプロセッサ102を含
んでいる。独立したコンバーゼンス補正のために外部マイクロプロセッサ30を
設けることもできる。内部マイクロプロセッサはコンバーゼンス補正コイルに対
する出力を制御する。内部および/または外部マイクロプロセッサは、顧客によ
る補正係数のマトリックスの決定を、あるいは技術者によるセットアップまたは
メインテナンス処理時に管理することができる。顧客によるコンバーゼンス補正
の例として、投影型テレビジョンを地球磁界中で異なる方向に移動させたときに
画像のシフトを補正するのに必要なコンバーゼンス補正を変更することがある。
【0024】 図1Aは本発明による優れたディジタル・コンバーゼンス方法を使用したシス
テムを示す。ディジタル・コンバーゼンス回路100は、またEEPROM10
3、内部RAM104、ディジタル−アナログ変換器(DAC)105、および
コンバーゼンス・パターン発生器120を含んでいる。
【0025】 調整は3色の各々に対する1組の調整点によって行なわれる。通常、コンバー
ゼンス・パターン発生器120のようなオンスクリーン・ビデオ・パターン発生
器は調整のための位置の基準を与える。調整データはEEPROM103に記憶
され、パワーアップ時に内部RAM104に読み込まれる。内部RAM104は
X(水平方向に整列した点の数)×Y(垂直方向に整列した数)×2(水平/垂
直)×3(R、G、B)係数に対する容量をもっている。
【0026】 表示手段の有効走査領域は、例えばコンバーゼンス制御のために長方形の格子
を限定する行列に分割することができ、格子の線が交わる点に対してのみ記憶さ
れた調整係数をもっている。図1Bはこのようなクロスハッチ格子で範囲が定め
られた表示スクリーンを示し、有効領域は外側の長方形によって限定されている
。この例では13個の垂直格子点すなわちサンプルと、16個の水平サンプルが
設けられているが、生成されるラスタ中の所望の補正精度に基づいて任意の数の
サンプル点が可能である。このサンプルは、格子の線が交差する点および格子の
線が交差する点相互間の点も含む格子の各領域中における各ラスタのコンバーゼ
ンス補正を決定するために使用される。本発明の特徴によれば、局部補正は、補
間プロセスに与えられる入力値を調整するプリエンファシス技術(pre‐em
phasis technique)を使用して、特定の点に先行するおよび特
定の点に後続する格子のより遠くの領域に対する補正値を考慮に入れる。
【0027】 再び図1Aを参照すると、ディジタル・コンバーゼンス・システムは3色の各
々に対するプラスまたはマイナスの水平および垂直コンバーゼンス信号を供給す
る。3個の出力段、すなわち低域通過フィルタ106、増幅器107、およびコ
イル108が設けられており、図1Aでは1色に対してのみ示されている。補正
データはマイクロプロセッサ102によってディジタル−アナログ変換器105
に供給される。低域通過フィルタ106は高い周波数成分を除去または減衰させ
、増幅器107は低域通過フィルタの出力の関数としてコンバーゼンス・コイル
108を駆動する電流出力を発生する。
【0028】 増幅器107はコンバーゼンス・ヨーク108中の電流レベルに応答する帰還
増幅器とすることができ、ディジタル−アナログ変換器(DAC)105の出力
によって決定(指令)されたレベルに整合するようにヨークを駆動する。コンバ
ーゼンス・コイル108中の理想的な駆動電流は、CRT10上のカラーラスタ
・イメージを歪みなく正確に整合させ、他の2個のカラーによるイメージと正確
に一致させるのに必要なものである。
【0029】 図1Bで、点A、B、Cは線(この場合垂直線)に沿う3つの位置で、これら
の位置に対してコンバーゼンス補正係数が定められ、記憶される。格子点A、B
、Cにおけるコンバーゼンス補正係数の値は、それぞれF1(0)、F1(1)
、F1(2)として表される。隣接する点A、BおよびC間の線に沿う別の点に
対するコンバーゼンス補正データは補間によって計算される。
【0030】 図2は点A、B、Cを含む調整点の線に沿うコンバーゼンス係数の値のプロッ
トの例である。この図で、Y軸は補正係数値を表わし、X軸は点の位置を表わす
。X軸に沿ってMはコンバーゼンス補正に対する記憶された調整点の増分を表わ
す。記憶された調整点相互間に補間点を含み、この補間点は、計算された補正値
が図1A中のDAC105に読み出そうとする追加の点である。Lは補間された
集中補正値を計算するための調整点相互間の点のインデックス(指標)を表わす
。従って、F1(M)はマトリックスの未処理コンバーゼンス補正点のデータを
表わす。図に示されるような連続する補正点の値相互間の線形補間を仮定すると
、F2(L)は調整点間の直線セグメントに対応する出力サンプルに対する補間
されたコンバーゼンス補正データを表わす。
【0031】 例えばMから(M+1)の期間の中間点Lにおける補正値を決定するための線
形補間計算が図3に示されている。図3はカウンタMおよびLがブロック301
でゼロ(0)に初期設定される流れ図(フロー・ダイアグラム)である。係数M
からM+1の期間で1つの点Lから次の点までの増分変化Kは、ブロック302
で出力値NLの数(図2の例では10)にわたって隣接するマトリックス係数F
1(M)とF1(M+1)との間の差を平均することによって決定される。ブロ
ック303は第1の中間出力点の出力F2(L)をマトリックス係数F1(M)
の値に初期設定し、ブロック304はMとM+1との間の中間出力点用のカウン
タをリセットする。ステップまたはブロック305、308、および309は、
MとM+1との間の点に対する出力値が決定されるまで、増分または平均差分K
は出力F2(L)の先行する値に順次加算される。平均値KはMとM+1との間
の一定のスロープを定め、これによって図2の直線が得られる。この処理は、す
べての出力補正値が決定されるまで次のマトリックスの計数(M+1からM+2
)等の間で繰返される。係数Kはマトリックスの点の各対間で新しいスロープを
定めるために再計算される。スロープ中の急激な変化は表示中にバンディング(
banding:帯状表示)を生じさせる。
【0032】 図4は発明による補間技術を示し、ここではマトリックス係数M間の点Lに対
する出力値間のスロープは、幾つかの隣接する点の値の関数として滑らかに変化
する。さらに具体的に云えば、図4による補間処理は補間しようとする期間を出
力サンプルPの選択された数だけシフトまたはオフセットする。さらに、補間の
期間(スパン)にわたって出力点を通って前進させることにより、係数Ramp
(L)は、先行する期間(例えば、M−1からM)のスロープを表わすサンプル
−サンプル間の増加スロープK4に関するエンファシス(emphasis)か
ら次の期間(MからM+1)を表わす増加スロープK3にシフトする。オフセッ
ト係数Pは、マトリックス係数間の線(ライン)の数NLが2Pより大きくなけ
ればならないように制限され、2Pの値は2の係数でなければならない。これら
の制限は滑らかな補正曲線を与え、マトリックスの点間の各点Lに対する出力補
正値3F(L)を決定するのに必要な計算を実質的に簡単にする。
【0033】 図4Aに示すプロセスによれば、生成された曲線はマトリックスの点によって
定められた調整点を通って直接通過するようにはされていない。すなわち、F3
(L)は必ずしもF1(L)に等しくならない。しかしながら、調整係数のマト
リックスを最初にセットアップするときに、技術者もまたマトリックス係数の値
を決定する。セットアップ期間中、マトリックス係数は、出力値F3(L)が理
想的な曲線に密に近似するのに充分にF1(M)の値は上記理想的な曲線からず
れるようにセットされる。
【0034】 図4Aに示す方法による一般的な補間計算は次式で表される。 F3(L)=AVG(F2(L−N)…F2(L+N)) こゝで、Lは補間されたデータに対するインデックス(index:指標)を
表わし、Nは平滑化が適用される先行する点(リーディング・ポイント)と後続
する点(トレーリング・ポイント)との間の全期間(スパン)を決定する。平均
を取ろうとする期間は変数Pだけシフトされてもよい。こゝで、P=N−1であ
り、2Pは2の指数(累乗)である。 F3(L)=AVG(F2(L−P)…F2(L+N))
【0035】 平滑化された曲線の値F3(L)を計算するために、L−PからL+Pまでの
期間内のデータの点を加算し、(P+N+1)で割る必要がある。P=N−1お
よび2Pを2の指数(累乗)として選ぶことにより、除算操作は単にビット・シ
フト操作になるから、(L−P)から(L+N)の期間の2進計算における関数
の計算は簡単になる。
【0036】 図4Aは有利な補間処理(プロセス)の流れ図を示す。ステップ400、40
1、402、403、404、および405はこの方法による初期設定計算を示
す。すなわち、マトリックス値F1(M−1)、F1(M)およびF1(M+1
)から4個の係数値K1、K2、K3、K4の値、およびマトリックスのセグメ
ント当たりの出力サンプルの数NLおよびオフセットPを決定する。係数K2は
最初0(ゼロ)であり(ブロック402)、L=0とL=2Pの間のループ(ブ
ロック403〜405)中に決定される増加量Ramp(L)だけ変更される(
ブロック406)。
【0037】 ステップ400はデータのインデックスおよびシステムのパラメータN、Lお
よびPを初期設定する。Pの値はこの発明の補間方法によって平均を取ろうとす
る点の数を決定するために選択され、これは所望の平滑化のレベルを決定する。
Pを選択するための幾つかの考慮事項はライン2PのスパンはNLよりも大きく
すべきでなく、好ましくはP=N−1であることである。2Pの値は除算を簡単
にするために2の累乗(指数)であるべきである。
【0038】 ステップ400はカウンタMおよびLをリセットし、オペレータがシステム・
レベルの変数N、NL、およびPの入力を可能にする。これらの係数が予めセッ
トされておらず、制約に従っていなければ、パラメータの境界および値をチェッ
クし、もし制約が満たされなければオペレータが選択を再入力することを促すた
めにステップ401を設けることができる。
【0039】 補間処理はステップ402で開始し、Ramp(L)およびK2(L)を0に
初期設定し、残りの係数に対する値を計算する。この値は補間セグメントを通じ
て一定に維持される。定数K1およびK2はLの関数であり、これは図2および
図3に従って単純な線形補間と同じである。K1は(2P×NL)−Pに等しい
定数である。これはP=N−1により、平均期間を右にオフセットする。また、
平均期間を左にオフセットして、初期設定がK1=(2P×NL)+Pとなるよ
うにP=N+1を使用することができる。定数K3およびK4はステップ402
の式に従って計算され、マトリックス点Mに後続するセクタおよび先行するセク
タのそれぞれの点L相互間の線形平均増分変化を表わす。
【0040】 図3を参照して説明した線形補間方法に従って、F2(L+1)=F2(L)
+K、およびF2(L)=F1(M)であるから、図4Aのステップ406に示
すように、F3(L)の式は F3(L)=F1(M)+K1(L)/2P×K3−(K2(L)/ 2P)×K4 に簡略化することができる。 こゝで、K3=(F1(M)−F1(M+1))/NL K4=(F1(M)−F1(M−1))/NL である。
【0041】 ランプ関数Ramp(L)はステップ405に示すように発生される。この関
数は、L−(NL×M)が(NL−2P)/2より大のときは増加し、L−(N
L×M)が2P+(NL−2P)/2を超過するときは平坦になる。関数Ram
p(L)は、あるセグメントから次のセグメントへの変化を生じさせる。境界条
件はループを形成するステップ403および404で検出される。ステップ40
3、404、および405において、関数Ramp(L)は次のように定義され
る。 もし、(L−NL×M)<(NL−2P)/2であれば、 Ramp(L)=0 もし、(L−NL×M)−2P>(NL−2P)/2であれば、 Ramp(L)=2P さもなければRamp(L)=L−NL×M−(NL−2P)/2
【0042】 ステップ406は係数K1およびK2を計算し、この2個の係数を出力値F3
(L)をセットするために使用する。すなわち、 K2(L)=K2(L−1)+Ramp(L) K1(L)=K1(L−1)−(2P−Ramp(L)) F3(L)=F1(M)+(K1(L)/2P)×K3−(K2(L)/ SP)×K4
【0043】 ステップ407は、補間が完了するまで境界条件およびループをチェックし、
次にカウンタMが増加され、ステップ402で次のセグメントに対する補間処理
が継続され、Ramp(L)およびK2をリセットし、次のセグメントに対する
残りの係数を再計算する。
【0044】 NL=20および2P=16である特定の場合に対する前述の計算が図4Bに
グラフの形で示されている。図4BはRamp(L)の出力データ、K1および
K2のデータ(縦座標)対L(横座標)を表している。右側の縦座標はRamp
出力に相当するデータであり、左側の座標はK1、K2のデータに相当する。
【0045】 線形補間の効果と図4Aを参照して説明した有効な補間処理との比較が図5お
よび図6に示されている。図5はマトリックス点F1(M)に対する出力F3(
L)の対応を示している。出力曲線F3(L)は滑らかであるが、調整点F1(
M)と交差しない。図6はL(abscissa:横軸)の関数としての3つの
プロットを示す。SUMは正弦波、パラボラ波および線形波を加算した理想的な
コンバーゼンス補正曲線の近似を示す。波形“補間(interpolated
)”は線形補間を示す。“補間2(inter2)”は図4Aを参照して説明し
た本発明の補間方法を示す。
【0046】 図4Aおよび図4Bによる補間処理は、出力値F3(L)をマトリックス調整
値F1(M)に接近させるが、通常はそのマトリックス値と交差しないようにす
る平滑化技術を使用して、帯状効果(banding)を取り除くことができる
。平滑化処理は、図5に示すようにスロープ(slope:傾斜)の変化が生じ
るこれらのマトリックス点に接近する曲線を丸める。コンバーゼンス・コイルに
よってラスタを実際に変位させる出力値F3(L)はマトリックス中の隣接する
調整値による影響を受けることから、マトリックスの調整値はラスタ上の対応す
る点を正しく配置する垂直および水平の変位の量から直接決定することができな
い。本発明をディジタル・コンバーゼンス補正に適用するときには、補間技術の
出力F3(L)により達成される補正を観察することにより、補正マトリックス
中の値F1(M)をセットし、次いで調整することが可能になる。これは補間技
術に対する入力としてF1(M)用の人工的な値、すなわちラスタを正確に位置
付けるのに必要となる出力値F3(L)を生じさせる値を有効に発生させる。
【0047】 入力信号の近似を発生させるためにサンプル値を使用するときに生ずるさらに
一般的な問題は、平滑化技法によって導入される効果(effect)を明らか
にするために、手段としてのオペレータ・フィードバック(operator
feedback)が、サンプル値(または補正係数)を間接的に調整する機会
を含まないことである。利用可能なサンプル点は、再発生される入力信号の単純
にディジタル化されたサンプルである。補間後、出力信号は対応する時間または
位置における入力およびサンプル値に等しいかあるいは殆ど等しいことが望まし
い。発明の他の特徴によれば、本発明は、入力信号のサンプル値に等しい係数を
使用して、任意の選択された精度内でサンプル位置における入力値に等しい出力
を生成することにより、サンプルが取られたその入力信号に近似するように、上
述のようにサンプル相互間を滑らかに補間することができる。これは、次の説明
に関連する図7に示すように達成される。プリエンファシス技術は、サンプリン
グ係数F1(M−1)、F1(M)、およびF1(M+1)を発生し、これらは
コンバーゼンスの適用で使用されるような補正係数であり、他の適用においても
同様に入力サンプリング係数を表わすことができる。係数F1(M−1)、F1
(M)およびF1(M+1)が前述の補間方法で使用される。それによって、連
続するサンプルF3(M−n)乃至F3(M+n)のより広い間隔(スパン)は
、入力信号を再発生させるためにサンプル係数F1(M−1)、F1(M)およ
びF1(M+1)間で補間するために適用される係数Kをプリエンファサイズ(
pre‐emphasize)する。
【0048】 本発明の補間方法は、補間されるセクタに先行するセクタを特徴付ける値から
補間されるセクタに後続するセクタの値への曲線のスロープ(傾斜)を変化させ
る重付け計数を使用する。解を求める一般的な補間関数は、 F3(M)=F1(M)−(Navg/8)×(F1(M)−F1(M+1)
/NL)−(Navg/8)×(F1(M)−F1(M−1)/NL) である。 こゝで、Navg=平均される点の数で、常に2の累乗であり、また常に<=
NL である。 NL=補間しようとする追加点の任意の数、 F3(M)=出力に供給されることが望ましい元のサンプルされたデータ、 F1(M)=本発明に従って決定しようとする事前処理(プリプロセス)され
たデータ値で、補間関数に対する入力計数として作用する。F1(M)は隣接す
るセクタ中の信号F3(M)の値を表わすエンファシスを挿入するためにF3(
M)から処理される。 すぐ前の式をF1(M)について解くと、その結果は、 F1(M)=(4×NL/(4NL−Navg))×(F3(M)− (Navg/8×NL)×(F1(M+1)+F1(M−1))) となる。
【0049】 この結果は多少複雑で難解である。F1(M)の値は一部はF1(M+1)お
よびF1(M−1)の値によって決定される。次のまたは先の補間セグメントに
対する繰返しでF1(M)の値は部分的にあるいは完全にF1(M−1)および
F1(M+1)の値を決定し、式を帰納的にして見かけ上解くのを不可能にする
。本発明の特徴によれば、F1(M+/−P)=F3(M+/−P)にすること
により解を所定の精度に近似させることができる。こゝでPは定数≧1である。
これは、所望の精度のレベルに対して相互作用が充分に小さくなる良好な近似を
与えることができる。
【0050】 この近似された解は最も困難な場合、すなわち補間セグメントの代表的な大き
さに対するNavg=NLを展開する(拡張する)ことによって見ることができ
るように実際上実用的である。こゝで、 F1(M)=(4/3)×F3(M)−(1/6)×(M+1)+F1(M−
1)) これを F1(M)=(4/3)×F3(M)−(1/6)×(4/3)×F3(M+
1))+ (1/6)×(1/6)×(2×F1(M)+F1(M+2)+F1(M−2)
) に展開される。 これは、 F1(M)×(1−1/18)=(4/3)×F3(M)−(2/9)×(F
3(M+1)+F3(M−1))+(1/36)×(F1(M+2)+F1(M
−2)) に簡略化される。 さらに F1(M)×(1−1/18)=(4/3)×F3(M)−(2/9)×(F
3(M+1)+F3(M−1))+(1/36)×(4/3)×F3(M+/−
2)−(1/36)×(1/6)×F1(M+/−3)+F1(M+/−1))
に展開される。
【0051】 この解は無限に展開することができる。展開および与えられるプリエンファシ
スで使用されるべき相関項は、付加される各成分(コンポーネント)、1/6^
Pの大きさの次数(順番、オーダー)と共に減少する。こゝで、Pは検査される
Mの前後の点の数である。この項数を考慮すると、解は2/(6^P)の精度に
可能であることを示しているので、これは臨界的な(重要な)結果である。従っ
て、本発明によれば、一連の3項を考慮すると、8ビットの精度(256中の一
部)が可能である。
【0052】 図7に示すような前述の近似は、入力信号F3(M−n)乃至F3(M+n)
の個々のサンプル値から曲線を復元(再生)するために、上述の補間処理に入力
として使用されるF1に対するプリエンファサイズ(pre‐emphasiz
e)された、または事前処理(プリプロセス)された値を発生するために使用さ
れる。展開から、プリエンファシス入力フィルタの対称係数は次のように計算さ
れる。 F1(M)=(4/3×18/17)×F3(M)−((2/9−4/(3×
216))×18/17)×F3(M+/−)+(1/27)×(18/17)
×F3(M+/−2)−(1/162)×(18/17)×F3(M+/−3)
【0053】 本発明の方法は、入力信号から得られたサンプルされたデータ・ストリームの
サンプル相互間の付加データ点を補間するように動作する数値濾波処理として有
効である。本発明は基本的な補間技術としてコンバーゼンス補正に適用すること
ができ、同様にビデオ情報を1つのフォーマットから他のフォーマットにアップ
−コンバートするときに必要とされる垂直および水平変換のような他のディジタ
ル−アナログ変換、および他のこのような応用分野にも適用可能である。
【0054】 ビデオ・フォーマットの変換の例として、640×480のインタレース画像
を1440×1080のインタレース画像に変換するための必要条件を仮定する
と、本発明は表示しようとする付加点に対するデータを補間するために適用でき
る。2つの解像度の比は4/9(480=4×120、1080=9×120)
である。この前提で、Navg=8、NL=9、表示しようとする各4番目の計
算された点を選択する。
【0055】 これらの値並びに式F1(M)=(4×NL/(4NL−Navg))×(F
3(M)−(Nvag/8×NL)×F1(M+1)+F1(M−1)))を使
用すると、上に述べたように、 F1(M)×(1−2×kl2−2×kl4−2×kl6−…)=k2×(kl
+kl3+kl5+…)×F3(M+/−1)+k2×(kl2+2kl4+2kl 6 +…)×F3(M+/−2)−k2×(kl3+kl5+kl7…)×F3(M+
/−3)+k2×(kl2+kl4+kl6…)×F3(M+/−4) こゝで、k2=4×NL(4×NL−Navg)、およびk1=Navg/(
2×(4×NL−Navg))
【0056】 ビデオ変換用に与えられる特定の事例では、NL=9、およびNavg=8、
K1=0.142857およびK2=1.285714である。8ビットの精度
を得るためには、k2×k33=3.756×10E−3であるから、F3(M
+/−3)を含む項は展開される。プリエンファシス濾波は次のように計算され
る。 F1(M)=k2/(1−2kl2)×F3(M)−(k2/(1−2kl2
)×(kl+kl3)×(F3(M+1)+F3(M−1))+(k2/(1−
2kl2))×(kl2)×(F3(M+2)+F3(M−2))−(k2/(1
−2kl2))×(kl3)×(F3(M+3)+F3(M−3))
【0057】 得られた結果は、±1ビット内で、640×480のディジタル化されたイメ
ージ・データの元のデータ点を通って通過する比較的正確な曲線である。図8は
ランダムなデータの組を使用して、補間されたデータと入力データ点の対応をグ
ラフの形で示している。元のデータ点は四角で示されており、補間されたデータ
点は塗りつぶされたひし形で示されている。直線は直線的に接続されたプリエン
ファサイズされたデータである。曲線は2次曲線によって展開され、接続された
補間されたデータである。
【0058】 上に説明したような計算はディジタル・コンバーゼンス回路の内部マイクロプ
ロセッサ102または他の利用できるプロセッサによって実行することができる
。変換されたデータを発生させるために信号路中に外部プロセッサを設ける必要
はない。ディジタル変換回路で必要とするRAMメモリのフレームは、実際には
通常のディジタル・コンバーゼンス・システムで必要とするメモリよりも小さい
【0059】 記憶された補正データに基づいて補正波形を発生する1つの方法は、X×Y1
×2×3のRAMデータ・アレイを設けることである。こゝで、Xは水平補正点
の数であり、Y1はフィールド中の線(ライン)の数である。Y1=Y×NL。
大きなメモリのフレームを使用するのを避けるために、本発明の補間方法は、記
憶されたデータから補間された、または変換されたデータを実時間(リアルタイ
ム)基準で発生することができる。利用可能な時間はXで割られた水平線時間(
例えば、約63マイクロ秒)である。好ましくは、各色について並列処理が実行
される。(最少の乗算、除算、加算、減算をもった)本発明により、比較的簡単
な計算が与えられる。好ましくは、2進係数が選択され、あるいは係数に置かれ
た条件(例えば、係数P)から得られる。このことにより加算(または減算)の
代わりに単純なシフトまたは切り捨てを使用することができ、また2進または浮
動小数点乗算、除算操作を使用して乗算および除算操作を行なうに当たってシフ
トを使用することができる。その結果、実時間で試みることは実用的でない指数
計算、多くの乗算/除算、および加算/減算操作を含む多項式曲線適合(フィテ
ィング)法に比して最少の処理ハードウエアおよび処理電力で出力データを生成
することができる。
【0060】 1回の乗算と1回の加算操作を使用して線形補間を行うことができる。係数を
プリエンファサイズ(pre‐emphasize)する本発明の補間方法を使
用すると、2次補間ブロックへの入力として、値F1(M−1)乃至F1(M+
1)を発生するために、2回の乗算と2回の加算が要求される。
【0061】 プリエンファシス(pre‐emphasis)期間と補間期間との間に直接
の関係はないことに注意する必要がある。目下のところ、好ましい実施例では補
間アルゴリズムは期間当たり正確に3個の入力データのサンプルを使用している
。3個以上の入力サンプル値を使用することもできるが、計算が遙かに複雑にな
る。出力波形の精度は、選択された補間定数とプリエンファシス計算で使用され
る入力サンプル値の数との組み合わせによって決定される。妥協点は精度と数学
的な複雑さとの間、換言すれば計算速度とコストとの間で決定される。
【0062】 補間期間用に正確に3個の入力サンプルを使用し、プリエンファシス期間に3
個の入力サンプル値を使用したとき、補間された出力曲線は約6%の精度内で入
力曲線に近似する。プリエンファシス期間に5個の入力サンプル値を使用すると
、補間出力曲線は約1%の精度内で入力曲線に近似する。プリエンファシス期間
に7個の入力サンプル値を使用すると、補間出力曲線は約0.1%の精度内で入
力曲線に近似する。
【0063】 本発明の技術は、一般に、展開された(拡張された)関数の滑らかに近似され
た補間を与えるために適用することができ、またディジタル・ビデオ、ディジタ
ル・オーディオ、あるいは入力サンプリング率または値の密度が所望の出力のサ
ンプリング率、密度よりも低い任意の状況のような使用目的の入力に適合させる
ことができる(すなわち、間隔を置いたサンプル値間で値を滑らかに付加するこ
とができる)。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ディジタル・コンバーゼンス・システムのブロック図である。
【図1B】 コンバーゼンス補正格子を示す図である。
【図2】 線形計算による補間値をグラフの形で示した図である。
【図3】 線形補間を実行するための流れ図である。
【図4A】 本発明の特徴による補間方法の流れ図である。
【図4B】 本発明の特徴による補間方法用に発生された定数をグラフの形で示した図であ
る。
【図5】 本発明の特徴による補間方法の効果をグラフの形で示した図である。
【図6】 本発明の特徴による補間方法の効果をグラフの形で示した図である。
【図7】 特定のセクタに先行するセクタおよび後続するセクタから決定された線形補間
セクタから2次補間を発生させるために使用された補正係数の関係を示す他の特
徴によるブロック図である。
【図8】 中空の四角で示されたサンプル値、および塗りつぶしたひし形で示した本発明
による補間された出力値をもったランダムな信号を示すプロットで、サンプル値
信号および出力値信号の線形で滑らかにされた表示は背景の線で示されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月10日(2000.8.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項11】 上記出力データ値の数だけ上記各スパンをシフトするステ
ップと、 Pが上記各補間期間にある線の数よりも少なく(P<NL)、2×Pが2の累
乗となるようにPの値を選択するステップと、 を含む、請求項10に記載の方法。
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月1日(2001.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,Z W (71)出願人 46,Quai A, Le Gallo F−92648 Boulogne Cede x France

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出力データ値よりも少数の複数の入力サンプル値から
    決定された複数の連続する上記出力データ値からコンバーゼンス補正曲線を発生
    する方法であって、 正確に3個の上記入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラップする期間を
    定めるステップと、 上記3個の入力サンプル値に基づいて線形補間曲線の移動平均を計算すること
    によって補間期間中に上記複数の出力データ値であって、その各々が上記3個の
    入力サンプル値によって影響される上記複数の出力データ値を補間するステップ
    と、 上記補間期間における上記出力データ値の個々のものを決定するために上記3
    個の入力サンプル値の影響を個別にエンファサイズするステップと、 コンバーゼンス補正を制御するために上記入力サンプル値を調整するステップ
    と、 を含み、 それによって隣接する出力データ値相互間の上記補正曲線の各増加スロープは
    滑らかに変化する、上記方法。
  2. 【請求項2】 上記エンファサイズするステップは、 上記複数の出力データ値の先行するものおよび後続するものの異なる各数に基
    づいて補間を行なうステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記エンファサイズするステップは、 上記入力サンプルの所定の1個がある入力サンプル値に後続し、また後続する
    入力サンプル値に先行するように上記各期間中に上記入力サンプル値を順序付け
    るステップと、 上記所定の入力サンプル値に先行する上記出力データ値を計算するときに上記
    先行する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと、 上記所定の入力サンプル値に後続する上記出力データ値を計算するときに上記
    後続する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと、 を含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 調整ステップは、 補正曲線によって達成された補正を観察するステップと、 コンバーゼンスのためにラスタを正確に位置付ける最適化された出力データ値
    を得るために上記入力サンプル値を調整するステップと、 を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 観察するステップは、機械で補正を自動的に検出するステッ
    プを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記出力データのサンプルの選択された数だけ上記補間期間
    をシフトするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記補間期間の偶数Pであるべき平均期間を選択するステッ
    プと、 2×Pが2の係数であるようなPに対する値を選択するステップと、 を含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記補間ステップは上記各補間期間に先行する増加スロープ
    および上記各補間期間に後続する増加スロープを計算するためのランプ関数を使
    用するステップを含み、上記ランプ関数は上記補間期間の隣接するもの相互間の
    滑らかな変化を決定する、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記ランプ関数を使用するステップは、 上記各補間期間に先行する上記入力サンプル値に基づいて第1の平均値を計算
    するステップと、 上記各補間期間に後続する上記入力サンプル値に基づいて第2の平均値を計算
    するステップと、 を含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 複数の出力データ値よりも少数の複数の入力サンプル値か
    ら決定された複数の連続する上記出力データ値からコンバーゼンス補正曲線を発
    生する方法であって、 複数の上記入力サンプル値を含む連続し且つオーバーラップする期間を定める
    ステップと、 隣接する出力データ値相互間の上記補正曲線の各増加スロープが滑らかに変化
    し、また上記複数の入力サンプル値が上記補正曲線上に位置しないように上記複
    数の出力データ値を補間期間中に補間するステップと、 コンバーゼンス補正を制御するために上記入力サンプル値を調整するステップ
    と、 を含み、 それによってコンバーゼンス補正がバンディング・アーティファクトを生じさ
    せることなく達成される、上記方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも3個の上記入力サンプル値を含む連続し且つオ
    ーバーラップする期間を定めるステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記エンファサイズするステップは、 上記入力サンプルの所定の1個が入力サンプル値に後続し、後続する入力サン
    プル値に先行するように上記各期間中に上記入力サンプル値を順序付けるステッ
    プと、 上記所定の入力サンプル値に先行する上記出力データ値を計算するときに上記
    先行する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと、 上記所定の入力サンプル値に後続する上記出力データ値を計算するときに上記
    後続する入力サンプル値の影響をエンファサイズするステップと、 を含む請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記補間期間の偶数Pであるべき平均期間を選択するステ
    ップと、 2×Pが2の係数であるようなPに対する値を選択するステップと、 を含む請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記補間ステップは上記各補間期間に先行する増加スロー
    プおよび後続する増加スロープを計算するためのランプ関数を使用するステップ
    を含み、上記ランプ関数は上記補間期間の隣接するもの相互間の滑らかな変化を
    決定する、請求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記ランプ関数を使用するステップは、 上記各補間期間に先行する上記入力サンプル値に基づいて第1の平均値を計算
    するステップと、 上記各補間期間に後続する上記入力サンプル値に基づいて第2の平均値を計算
    するステップと、 を含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記3個の入力サンプル値に基づいて線形補間曲線の移動
    平均を計算することによって上記補間期間における上記複数の出力データ値であ
    って、その各々が上記3個の入力サンプル値によって影響される上記出力データ
    値を補間するステップと、 上記補間期間における上記出力データ値の種々のものを決定するために上記3
    個の入力サンプル値の影響を個別にエンファサイズするステップと、 を含む請求項10に記載の方法。
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