JPH0313093A - ディジタルコンバーゼンスシステム - Google Patents

ディジタルコンバーゼンスシステム

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JPH0313093A
JPH0313093A JP14683689A JP14683689A JPH0313093A JP H0313093 A JPH0313093 A JP H0313093A JP 14683689 A JP14683689 A JP 14683689A JP 14683689 A JP14683689 A JP 14683689A JP H0313093 A JPH0313093 A JP H0313093A
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JP
Japan
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correction data
memory
data
convergence
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Application number
JP14683689A
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English (en)
Inventor
Makoto Shiomi
誠 塩見
Michitaka Osawa
通孝 大沢
Kosuke Ozeki
尾関 孝介
Masahiro Kame
亀 正広
Kuninori Matsumi
邦典 松見
Hiroshi Oki
沖 紘
Hisao Oosawa
大澤 彌雄
Noriyuki Yokoyama
横山 典之
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は1画面を複数の区画に分割して、各区画ごとに
フンバーゼンス調整を行なうようにした、デイスプレィ
のディジタルコンバーゼンスシステムに関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭57−212492に示すように
、下記特徴を有していた。
第2図は従来の普通のディジタルコンバーゼンス装置の
概要を示すブロック図である。同図において、1はコン
バーゼンス補正データを予め記憶するメモリ、114は
ディジタル/アナログ変換器(D/A変換器)、115
はローパスフィルタ(LPF)、116は電圧−電流変
換アンプ、117はコンパ”−ゼンスヨーク(CY)、
3は、アナログコンバーゼンスである。
回路動作は次の如くである。すなわち、メモリ1内にデ
ィジタル的に記憶された補正データをD/A変換器11
4でアナログ補正波形に変換し、ローパスフィルタ11
5を介して平滑した後、電圧−電流変換アンプ116を
用いてコンバーゼンスヨーク117を駆動してコンバー
ゼンスを行う。
この時、アナログコンバーゼンス3より供給されるアナ
ログ補正波形と、LPF115の出力の補正波形とを、
加算器4にて加算する。
すなわち、アナログ補正で補正出来ない残り分をディジ
タル補正により補正するシステムである。
次にテレビジボン画面とメモリとの関係を述べる。
第3図は、メモリ1とアドレスカウンタ7.8等の関係
を示すブロック図である。
第4図はデイスプレィの画面の正面図である。
同図において、画面6の水平方向座標位置がχ。
垂直方向座標位置がりである。この場合、水平方向の走
査線121.Q2,13.・・・Qn上の座標位置Cx
、 Iりに対応する水平方向の補正データと垂直方向の
補正データが第3図におけるメモリ1に記憶される。
TVの場合、赤、緑、青の3種類の信号に対して補正が
必要であるが、ここでは説明を簡単にするため、緑の水
平方向補正データについて説明する。
第3図において、メモリ1に記憶されたデータのアクセ
ス位置は、行と列のアドレス信号により設定されている
。すなわち、行アドレスカウンタ7からの行アドレス信
号と列アドレスカウンタ8からの列アドレス信号とによ
り、メモリに記憶されたデータのアクセス位置が設定さ
れる。画面6上の走査線fil、Q2.Q3.・・・1
2nのアドレスは行アドレスに対応する。従って、行ア
ドレスカウンタ7は水平同期信号と同じ操り返し周波数
のパルスHを数えることにより行アドレス信号を発生す
る。
また走査線上の座標位置Xには、列アドレスが対応する
。従って、列アドレスカウンタ8は、予め定められたク
ロック周波数をもつ基準クロックCを数えることによっ
て列アドレス信号を発生し、前記のパルスHによりリセ
ットされる。
さて、座標位置(χ、+a)に対応する補正データは次
のように作成される。
第5図に示すように、まず画面6を格子状に区切り、格
子の各交差点(X、Y)の補正データを定める。次に各
交差点(x、y)の補正データを使って補間演算をする
事で任意の座標位@(I。
す)の補正データを設定する。通常は、緑色に赤と青色
を合わせる事が多い。
さて、この様なコンバーゼンス調整が必要となる理由を
簡単に述べる。まずコンバーゼンス補正を行なう対象と
して、第6図と第7図に示すプロジェクションテレビ(
以下PTVと略す)を考える。
光学部品は、折り返しミラー1008.投写レンズ10
11.ブラウン管1010.スクリーン1013である
投写レンズ1011.ブラウン管1010は赤(以下R
と略す)、緑(以下Gと略す)、青(以下Bと略す)の
3色分必要である。
さらにブラウン管1010にはR,G、Bそれぞれにコ
ンバーゼンス補正コイル1012が取り付けてあり、ス
クリーン1013上にR,G、Bの光を一点に集める様
にコンバーゼンス補正電流を流す。
さて、これらの部品類は、それぞれ電気的、光学的特性
にバラツキがある。また部品類を組み立てる時にもセッ
ト毎で組み立てバラツキが発生する。
これらのバラツキ量を吸収し、コンバーゼンスを合わせ
るのが、コンバーゼンス調整である。
以下に具体的なディジタルコンバーゼンスシステムの例
を説明する。
第8図は、波形発生部と調整部とを分離した従来のディ
ジタルコンバーゼンス補正装置を示すブロック図である
第8図において、100は波形発生部、200は調整部
、である。
また、波形発生部100において、101.102は、
それぞれ、陰極線管(図示せず)におけるラスクスキャ
ンに同期した水平ブランキングパルス及び垂直ブランキ
ングパルスが入力される入力端子である。そして、10
3は位相検波器(PD)、104はローパスフィルタ(
LPF)、105は電圧制御発振器(VCO) 、10
Bは分周比1 / nを持つ分周器であり、これら10
3〜106の各素子でPLL (フェイズ・ロックド・
ループ)が構成されている。
また、107は分周器106からの出力を基準にして水
平周期の水平基準パルスを発生する水平基準パルス発生
器、108は垂直ブランキングパルスを基準にして垂直
周期の垂直基準パルスを発生する垂直基準パルス発生器
、109,110は。
それぞれ、後述するメモリ111の読み出しアドレスの
発生を行う水平、垂直アドレスカウンタ、である。
また、111はコンバーゼンス補正データを記憶してい
るメモリであり、そのメモリの種類としては、電源を切
断しても記憶内容が消滅しないように、不揮発性メモリ
であるFROM (プログラマブル・リード・オンリー
・メモリ)を用いている。
また、112はデータ切換器、113はデータ変換器、
114はディジタル/アナログ(以下、D/Aと略す6
)変換器、115は信号を補間するためのローパスフィ
ルタ(LPF)、116は後述するコンバーゼンスヨー
ク117を駆動するためのアンプ(AMP)、117は
コンバーゼンス磁界を発生するコンバーゼンスヨーク(
以下、CYと略す、)、である。
また、調整部200において、201は後述する調整用
補正データメモリ204の操作、補間演算、およびFR
OMilき込み制御を行うセントラル・プロセッシング
・ユニット(以下、CPUと略す。)、202はコンバ
ーゼンスなどの様に調整するかの指示を送るためのキー
ボード、203はアドレス切換器、である。また、20
4はコンバーゼンス調整時にコンバーゼンス補正データ
を記憶しておく調整用補正データメモリであり、そのメ
モリの種類としては、書き込み、読み出し共に自由に行
うことのできるRAM (ランダム・アクセス・メモリ
)を用いている。205はデータ切換器、2o6はコン
バーゼンス調整後のコンバーゼンス補正データを書き込
むためのメモリであり、そのメモリの種類としては、メ
モリ111と同様のFROMを用いている。また、20
7はPROM書き込みインターフェイス、208は調整
部200を用いてコンバーゼンス調整を行う時に1m用
パターン信号を発生する調整用パターン発生器、209
は、CPU201が調整用パターン発生器208を制御
するための、調整用パターン制御用インターフェイスで
ある。
第8図に示すディジタルコンバーゼンス補正装置のうち
、テレビジョン受像機またはデイスプレィ内に組み込ま
れるのは、波形発生部100のみであり、調整部200
は、テレビジョン受像機またはデイスプレィの製造工程
においてコンバーゼンス調整を行うときのみ波形発生部
100に接続され、それ以外では外されている。従って
、一般ユーザにおいてテレビジョン受像機またはデイス
プレィが使用される時には、波形発生部100のみによ
りコンバーゼンス補正が行われる。
そこで、先ず、波形発生部100のみによりコンバーゼ
ンス補正を行う場合について説明する。
今、PLLを構成する電圧制御発振器105の出力には
、入力端子101からの水平偏向周波数fHを持つ水平
ブランキングパルスに位相同期したn X f Hの周
波数を持つクロックが発生しているものとする。分周器
106で分周されたそのクロックは、水平基準パルス発
生器107により、水平同期の水平基準パルスとなる。
また、入力端子102からの垂直ブランキングパルスは
、垂直基準パルス発生器108により、垂直同期の垂直
基準パルスとなる。
水平アドレスカウンタ109は、電圧制御発振器105
の発生するクロックをカウントし、水平基準パルス発生
器107の発生する水平基準パルスによりリセッ゛トを
行い1画面水平方向に対応した読み出しアドレス信号を
発生する。
また、垂直アドレスカウンタ110は、水平アドレスカ
ウンタ109からの水平周期のクロックをカウントし、
垂直基準パルス発生器108の発生する垂直基準パルス
によりリセットを行い、画面垂直方向に対応した読み出
しアドレス信号を発生する。この結果、メモリ(FRO
M)111に予め格納されているコンバーゼンス補正デ
ータは。
陰極線管(図示せず)におけるラスクスキャンに同期し
て読み出される。
読み出されたコンバーゼンス補正データは、データ切換
器112.データ変換部113を経て、D/A変換器1
14によりディジタル信号からアナログ信号に変換され
た後、ローパスフィルタ115に入力される。そして、
そのローパスフィルタ115の出力はアンプ116を介
してCY117を祁動して、コンバーゼンス補正を行う
・次に、調整部200を波形発生部100に接続して、
コンバーゼンス調整を行う場合について説明する。
その場合には、スクリーン1o13の画面上におけるコ
ンバーゼンス状態を確認しながら、コンバーゼンス補正
データを何回も変化させる必要があるため、コンバーゼ
ンス補正データを記憶しておくメモリとしては、読み出
し、書き込み共に自由に行えることが要求される。しか
し、波形発生部100内のメモリ111としては、電源
を切断してもデータが消滅しないよう、FROMを使用
しているため、コンバーゼンス補正データを自由に書き
込むことができない。そこで、波形発生部100に調整
部200を接続した場合には、メモリ111の代りに、
書き込み、読み出し共に自由に行うことのできるRAM
を使用した調整用補正データメモリ204を用いる。
先ず、そこで、調整部200内のCPU201が2調整
用補正データメモリ204に、アドレス切換器203を
介して書き込みアドレス信号を送り、適当なコンバーゼ
ンス補正データをデータ切換器205を介して書き込む
そして、波形発生部100内の水平、垂直アドレスカウ
ンタ109,1.10の発生する読み出しアドレス信号
を、アドレス切換器203を介して調整用補正データメ
モリ204に入力させ、それにより調整用補正データメ
モリ204から読み出されるコンバーゼンス補正データ
をデータ切換器205.112を介してデータ変換部1
13に入力させる。その結果、調整用補正データメモリ
204内のコンバーゼンス補正データに従ったコンバー
ゼンス補正が行われる。つまり、波形発生部100に調
整部200を接続した場合は、メモリ(FROM)11
1の動作が、調整用補正データメモリ(RAM)204
に置き換わることになる。
そして、調整者は、その様なコンバーゼンス補正の行わ
れているスクリーン1013の画面を見て、そのコンバ
ーゼンス状態を確認しながら、キーボード202により
コンバーゼンスをどの様に調整するかの指示を送り、そ
れにより、CPU201は、その指示に従って、調整用
補正データメモリ204に記憶されているコンバーゼン
ス補正データを書き換えて、コンバーゼンスを合わせて
行く。
この時、アドレス切換器203及びデータ切換器205
が、それぞれ、高速度にて時分割で切り換えられること
により、調整用補正データメモリ204に記憶されたコ
ンバーゼンス補正データの読み出しと、CPU201に
よる調整用補正データメモリ204に記憶され°たコン
バーゼンス補正データの書き換えとは、みかけ上回時に
行われることになる。
また、この際、CPU201は、調整用パターン制御用
インターフェイス209を介してl111用パタ一ン発
生器208を制御して、調整用パターン発生器208に
、調整用パターン信号を発生させ1図示せざる映像処理
回路(即ち、テレビジョン受像機またはデイスプレィの
映像処理回路)に送らせる。その結果、現在のmuポイ
ントを示すマーカ等を含む調整用パターンがスクリーン
1゜13の画面上に表示される。
そして、以上の様なコンバーゼンス調!!(即ち、CP
、U2O5による調整用補正データメモリ204に記載
されたコンバーゼンス補正データの書き換え)が終了す
ると、CPU201は、調整用補正データメモリ204
に記憶されているコンバーゼンス補正データを順次読み
出し、FROM書き込みインターフェイス207を介し
て、メモリ(FROM)206に書き込む。
メモリ206への書き込みが終了したら、調整者は、メ
モリ206をメモリ206が差し込まれているメモリソ
ケット(図示せず)から外して、波形発生部100のメ
モリ111が差し込まれていたメモリソケット(図示せ
ず)に、メモリ206をメモリ111に代えて差し込む
そして、調整部200を波形発生部100から外して、
コンバーゼンス調整の動作を終了する。
この結果、以後の波形発生部100によるコンバーゼン
ス補正は、コンバーゼンス調整されたコンバーゼンス補
正データ、即ち、メモリ111のメモリソケット(図示
せず)に差し込まれたメモI7206に記憶されたコン
バーゼンス補正データによって行われる。
次に調整手順の観点から従来システムの方法を説明する
。第9図は調整手順の流れ図である。
格子の書く交差点(X、Y)(第5図参照)毎の調整を
、調整者が画面を見ながら、調整する。
([相])全調整点の調整が完了すると(■)、後述す
る直線補間演算を用いて、全ての座標位置(X 。
1)の補正データを算出する。(o) そして、調整用補正データメモリ(RAM)2富・。
04のデータはPROM206へ転送され、書き込まれ
る(■)。最後に、PROM206をメモリ111に代
えて差し込んで、すべての調整を終了する。(■) なお直線補間演算は、補間法の中で最も単純な方法であ
る。すなわち、隣り合う調整点間を直線的に近似する。
演算が容易である反面、補正量が大きくなると、補間誤
差が大きくなる・したがって、アナログコンバーゼンス
を併用する従来システムでは、補正量がすくないため、
直線補間演算が使用出来る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、主に産業用のデイスプレィを対象にし
たディジタルコンバーゼンスシステムである。そのため
、特に調整の簡易さ、調整時間(通常の場合1時間以上
)の点について十分な配慮がされていなかった。
すなわち、調整時間(人件費)についての十分な配慮が
されておらず、低コスト化が重要な課題である家電品に
採用するには、問題であった。
本発明の目的は、高精度かつ高速な調整が出来る低コス
トなディジタルコンバーゼンス装B(ハードウェア)と
調整手法(ソフトウェア)を提供する事にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、工場出荷時でのコンバーゼ
ンス調整と、市場での再調整時に、下記手段を用いて、
調整の簡易性、調整時間の短縮。
高精度化を図るものである。
(1)工場出荷時の調整において、他のセットとの相関
性に着目し、他のセットの補正データを基に調整する。
(2)工場出荷時の調整において、理論値の補正データ
を基に調整する。
(3)市場での再調整時に、再調整されるセットの再調
整前の補正データを基に調整する。
(4)市場での再調整時に、理論値の補正データを基に
調整する。
さらに、高精度化を図るために、調整しながら直線補間
演算を行ない、かつ最後に曲線補間演算により補正デー
タを作成する。
〔作用〕
かかる調整手順を用いれば、他のセットの補正データや
、調整セットの過去のデータを利用出来るため、ディジ
タルコンバーゼンス補正時間が、大巾に短縮される。
〔実施例〕
先に述べた手段を実現するためには、ディジタルコンバ
ーゼンスシステムのハードウェアと、ソフトウェアの両
方に工夫がいる。
ハードウェアの特徴については、第13図を用いて、具
体的回路構成を述べる。
ソフトウェア(調整手順)については、第1図。
第15図、第16図、第17図等を用いて説明する。
以上の説明のために。
まず、本発明の着眼点について、第10図を用いて、説
明する。さらに調整手順の一つの核をなす調整手法を第
11図と第12図を用いて述べる。
その後、ハードウェアとソフトウェアについて説明する
まず、本発明の基本思想を第10図を参考にして、説明
する。ディジタルコンバーゼンス調整は、調整する場所
で分けると2種類ある。工場出荷時の調整と市場での再
調整である。
先に第6図と第7図を用いて、コンバーゼンス調整の必
要性について述べた。工場出荷時の調整は、部品と組み
立てのバラツキを吸収するためのものである。市場での
再調整は修理等のために部品が代わりその部品によるバ
ラツキを吸収するためのものである。
さて、工場で生産されるPTVの部品類のバラツキ、組
み立て作業によるバラツキ量には、相関性がある。
したがって、量産されるPTV間のコンバーゼンス補正
量にも相関性がある。この相関性に着目すると、調整時
に他のP ’T Vセットの補正データを利用出来る。
同様の考え方によれば、市場での再調整時には、再調整
されるPTVセットの過去の補正データを基礎にすれば
能率的である。
また、工場での量産時に、部品間の相関が期待8来ない
場合には、設計値を基にした方が良い。
この様な場合は、たとえば同じ仕様でありながら部品の
生産場所や時期が異なる部品を組み立てる時に生じる。
また再調整時においても、多くの部品を取り代えた場合
には、設計値を基にした方が能率的となる事がある。
以上の説明から判る様に、第10図の◎印、Q印の所が
調整方法として、有利である。
次に第11図を用いて、基本となるデータの利用方法に
ついて述べる。
簡略化する為に、図面に表示されるクロスハツチパター
ンは、垂直方向がQl、Ω2.Q3の3本、水平方向が
ml、m2.m3の3本で構成されるとする。
また基のデータによる表示を実線で表示し、データ処理
を行なった後のデータによる表示を破線で示す。
(α)画面全体を水平および垂直方向に全体移動させる
全体移動である。
(b)画面の一部分を水平および垂直方向に移動させる
部分移動である。図ではQ2とm2で囲まれた部分を移
動させた状態を示した。
また画面の右もしくは左半分のみの移動や、画面の上も
しくは下半分のみの移動等も可能である。
(Q)クロスハツチパターンを構成する特定の水平ライ
ンもしくは垂直ラインのみを平行移動させる。図ではQ
lとmlを移動させた場合を示す。
以上の動作は、移動の対象を点、線2面に分けて考える
と理解し易い。すなわち従来の点毎の調整は1点の移動
である。これに対して第11図(c)に示した線の移動
は、点の集合を水平方向か垂直方向にまとめて移動させ
る方法である。
(b)に対応するのは面の移動で、線で構成されるある
部分の面をまとめて移動させる方法である。さらにこれ
を拡張すると全画面での移動となる。(第11図(α)
に対応) これらの移動は、メモリのアドレスのある範囲内の補正
データに一定値を加減算する事により行なえる。
同様の考え方を拡張すると、第12図に示す移動も可能
である。
(α) Ql、 Q2.Q3の垂直方向への移動である
が、移動量が、Ω1.Q2.Q3の順に大きくなってい
る。
(b)画面全体を時計方向に回転させた状態である。
(α)の場合は、アドレスで指定する補正データを一定
値の加減算とせず、アドレス値に応じて変化させる事で
実現出来る。
(b)の場合は、アドレス指定する補正データの水平方
向と垂直方向に回転量に対応する補正量を加減算する事
で可能である。
要するに、アドレス毎に水平方向と垂直方向の移動量を
任意関数で与える事で、自由な移動が可能になる。
以上に述べた基本データの利用による調整方法を実現す
るためのハードウェアについて以下に説明する。
本発明は、波形発生部と調整部とからなるディジタルコ
ンバーゼンスシステムのハードウェアおよびソフトウェ
アの両方に特徴がある。
ハードウェアの特徴を第13図を用いて、説明する。従
来例の第8図との差異である本発明のポイントを、まず
述べる。
(1)波形発生部と調整部との分離が可能である。
(必ずしも分離して使用する必要はない。)(2)両者
の間を、基準クロックと、リセットパルスと、数種類の
制御信号のみで接続する。
(3)fiモ+)111 (FROM) とメ(−IJ
204(RAM)の間でデータを相方向に転送出来る。
(4)メモリ280 (EEPROM)とメモリ204
 (RAM)の間でデータを相方向に転送出来る。
(5)コンバーゼンス補正にアナログ方式の補正る。
第13図において、第8図におけるものと同じ動作をす
る構成要素については、同一の番号を付した。
以下に第8図との差異を中心に述べる。
171.172,173はそれぞれ水平アドレスカウン
タ109に入力されるクロック、リセットパルス及び垂
直アドレスカウンタ110に入力されるリセットパルス
を切り換えるための切換器、274はCPU201の制
御により、クロックおよびリセットパルスを発生し、切
換器171〜173に出力するアドレスを制御するイン
ターフェイスである。
275はメモリ111とメモリ204間でデータを相互
に伝送するためのインターフェイスである。
280は一度記憶したデータを保持するタイプのメモリ
であり、ここではE E P ROM (Elactr
ically Erasable Programab
le ROM)を例として説明する。EEPROMはデ
ータの書き込み消去が電気的に行なえるメモリで、さら
に電源をOFFしても前のデータを保持しておける。
以下、システム動作を説明する。調整部200を波形発
生部100に接続してコンバーゼンス調整を行う場合を
考える。
CPU201による調整用補正データの作製が終了し、
メモリ204には補正データが記憶されている。アドレ
ス制御インタフェース274は、CPU201の制御に
より、クロックとリセットパルスを発生させる。これら
の信号は波形発生部100内の切換器171〜173を
介して、水平。
垂直アドレスカウンタ109,110に入力する。
この結果、水平、垂直アドレスカウンタ109゜110
からは順次操り上がる書き込みアドレス信号がメモリ1
11に入力される。
また、CPU201は、コンバーゼンス調整されたコン
バーゼンス補正データを調整用補正データメモリ204
より順次読み出し、インタフェース275からメモリ1
11に書き込む。この時、前述の水平、垂直アドレスカ
ウンタ109.110からの書き込みアドレス信号によ
り、アドレス指定される。
またインタフェース275からメモリ111へは、書き
込みに必要な書き込み制御信号および書き込み電圧も併
せて出力される。
以上のデータの流れとは逆方向の場合を説明する。すな
わち、メモリ111に書き込まれているデータをインタ
フェース275を介して、メモリ204に読み込む場合
である。
CPU201の制御による切換器171〜173、アド
レス109,110の動作は前述と同じである。異なる
のは、メモリ111のアドレス指定されたデータをメモ
リ204に転送する命令をCPU201がインタフェー
ス275を介して出す点である。
さらにメモリ280の動作を説明する。
メモリ280のデータをメモリ204に転送する場合は
、CPU201による制御により、インタフェース27
9.CPU201.スイッチ203、スイッチ205を
介して行なわれる。
その逆方向のデータ転送も同様である。
すなわち、メモリ280とメモリ204のアドレスをC
PU201が指定し、データの転送をCPU201が行
なう。
さて、第14図を用いて、本発明に関係する曲線補間方
法について、述べておく。
横軸光は、デイスプレィの画面の垂直方向の位置とし、
縦軸は調整点の補正データ値とする。
α? bj Oを結ぶ2次曲線は次式で表現出来る。
f=A尤”+Bt+C(A、B、C・・・定数)・・・
・・・■ 調整点αに対応する補正データf。
II  l)     II      f bj  
c            f0#d     II 
     f(Lとする。
α−b=b−c=−p、とすると、調整点αとCの間の
任意の値は、 となる。
同様に調整点すとaの間の任意の値は となる。
そこで0〜5間には0式で計算されたfを5〜0間には
0式と0式で計算されたfの平均値を使用するのが、2
次曲採捕間演算である。
なお、調整点の数を増やし、任意の次数の曲線補間演算
も可能である。
一般に次数を増やせば、補正精度の向上が図れるが、計
算に時間がかかる。
従来技術で述べた直線補間演算であれば、8bit C
PUを使用した場合通常1 sec以下で、全調整点の
演算が可能であるが、精度が悪い。
上記2次曲線の場合は20〜3Qsec必要であるが、
高精度である。
本発明の様に、コンバーゼンス補正をディジタルコンバ
ーゼンスのみで行なう場合には、精度の点で、曲線補間
演算が必須である。
本発明を実現するための、調整手順を第1図を用いて1
m明する。
まずメモリ280 (EEPROM)には、理論値に基
づ<PTVの補正データが記憶されているとする。その
データをメモリ204 (RAM)に転送する。(■) メモリ204のデータを基に、第11図と第12図で示
した移動演算を行ない、基準の調整点(第5図参照)に
近ずける。(■)この時、移動演算を行なう毎に、直線
補間演算を同時に行なう。
(■) これは、画面全体を見易くシ、高精度かつ高速化を図る
ためである。
移動演算で、調整点に限りなく近ずけた後(■)残って
いるコンバーゼンスずれを一点毎の調整により、合わせ
る。(■)この時も、直線補間演算を同時に行なう、(
■) 全調整点の調整が終了する(■)と1曲採捕間演算を行
なう。(■)これにより、全走査線に対応する精度の良
い補正データがメモリ204に記憶される。
次にそのデータをメモリ111 (ROM)に転送し、
書き込む。(■) 以上の調整方法によれば、理論に基づく補正データを基
にするため、大巾に調整時間が、短縮出来る。
第1図の説明では、メモリ280 (EEPROM)に
理論値データが記憶されている場合を説明したが、次に
別のPTVセットの補正データの値を利用する場合を述
べる。
さて第1図の調整部j@に従えば、調整終了時のRAM
204とROM1114:は同じ補正データが記憶され
ている。従って、調整部200の電源をOFFしなけれ
ば、別のPTVの調整の初期データとして、RAM 2
04のデータが利用出来る。
この場合の調整手順を第15図に示す。第1図と異なる
点は、メモIJ280 (EEPROM) からメモリ
204 (RAM)へデータ転送する作業(第1図の■
に対応)がないのみ・で、他は同じである。
通常は、PTVセット間には相関性が強いため。
理論値を用いるよりも、他のPTVセットのデータを初
期値とした方が、調整速度が上がる。
さて、以上述べた第15図の方法では、調整部200の
電源をONL続ける必要があった。電源をOFFする場
合には、次の様にする。
メメモリ204 (RAM)のデータをメモリ280 
(EEPROM)に転送した後、電源をOFFすれば、
メモリ280のデータはそのまま保存される。
次に使用する時には、まずメモリ280のデータをメモ
リ204に転送した後、調整を開始すれば良い。この過
程は、第1図の■に対応し、メモリ280の内容が、理
論値であるが、別のPTVセットであるかの相異のみで
ある。
次に市場での再調整時の場合について述べる。
第16図に調整の手順を示す。まず、再調整されるPT
Vセットのメモリ111のデータを、インタフェース2
75を介して、メモリ204 (RAM)に転送する。
その後は、このメモリ204(RAM)内のデータを基
に調整する。
第1図との相異は第1図の作業■が第15図の作業[株
]に代わった点であり、他は同じである。
当然の事ながら、市場での再調整時に理論値を基本とす
る方法もある。その場合は、第1図で示した手順となる
が、通常の再調整の場合に−は、第15図の方法の方が
短時間で調整出来る。
第17図に示したのは別の実施例である。第1図で示し
た実施例において、調整部200内のメモリ280に補
正データを記憶していたが、第17図の実施例では、フ
ロッピーディスク等の記憶媒体を用いている。これらの
媒体は、そのドライブ装置がいる半面、大容量の記憶が
可能かつ、保管に便利である。
この場合には、ハードウェアは、第18図に示す様に、
メモリ280の代わりに、パーソナルコンピュータ29
0と接続するのが通常である。
279はインタフェースである。
以上の説明ではメモリ111として、EPROMを用い
たが、消去に紫外線を用いなくて済むEEPROMを用
いれば1便利である事は言うまでもない。
また、メモリ280として、EEPROMを用いている
が、EPROMを用いて、低コスト化を図る事も可能で
ある。しかし、この場合には、再書き込みを行なう毎に
消去をするか、使いすて使用となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、工場出荷時においても、市場での再調
整においても高精度でありながら、短い時間で調整が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の調整手順を説明する流れ
図、第2図は従来のディジタルコンバーゼンス装置の概
要を示すブロック図、第3図は補正データを記憶するメ
モリとそのアドレスカウンタを示すブロック図、第4図
はデイスプレィの画6図はプロジェクションテレビの側
面図、第7図は上面図、第8図は従来のディジタルコン
バーゼンスシステムを示すブロック図、第9図は従来の
ディジタルコンバーゼンスシステムの調整手順を説明す
る流れ図、第10図は1本発明の利用方法を説明するた
めの説明図、第11図は1本発明の一実施例を説明する
ための、デイスプレィ図面の説明図、第12潟は本発明
の一実施例を説明するための、デイスプレィ図面の説明
図、第13図は、本発明のハードウェアの一実施例を説
明するための、ブロック図、第14図は1本発明の演算
処理方法を説明するための説明図、第15図は1本発明
の別の一実施例である調整手順を説明する流れ図、第1
6図は1本発明の別の一実施例である調整手順を説明す
る流れ図、第17図は、本発明の別の一実施例である調
整手順を説明する流れ図、第18図は、本発明のハード
ウェアの一実施例を説明するためのブロック図である。 111・・・メモリ(PROM) 、204・・・メモ
リ(RAM) 、280・ %−T−リ(EEPROM
)、275・・・インタフェース 英 2 図 革 3 圏 第 図 ヰ ろ 圓 篤 図 第 9 医 革 10 図 婆 j 図 笑 牛 回 篤 昆 回 第 5 圓 第 7 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、EPROMから補正データを読みだす制御手段と該
    補正データをアナログの補正データに変換する変換手段
    からなる波形発生部と、 CPUと補正データを記憶するRAMと調整用の基準信
    号を発生する信号発生手段とEEPROMとCPUを制
    御する入出手段とからなる調整部とからなり、 上記波形発生部と上記調整部とが分離可能であり、 EPROMとRAMとEEPROMの間で補正データを
    相互に転送するようにアドレス指定手段とデータ転送手
    段を設けたディジタルコンバーゼンス装置において、 ディジタルコンバーゼンスの調整時に、 CPUと補正データを記憶するRAMの行及び列の一定
    のアドレス範囲内で指定された調整点に対応する補正デ
    ータに任意の数を加減算させた結果に直線補間演算をほ
    どこしつつ全補正データを作成し、該RAMに記憶させ
    、 調整の終了後、曲線補間演算を全調整点にほどこした全
    補正データ結果を、EPROMに記憶させる事を特徴と
    するディジタルコンバーゼンスシステム。 2、請求項1記載のEEPROMの代わりに読み書き可
    能な記録媒体を用いる事を特徴とするディジタルコンバ
    ーゼンスシステム。 3、請求項1記載のEPROMの代わりにEEPROM
    を用いる事を特徴とするディジタルコンバーゼンスシス
    テム。 4、請求項1記載のEEPROMの代わりにEPROM
    を用いる事を特徴とするディジタルコンバーゼンスシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345280A (en) * 1992-02-26 1994-09-06 Hitachi, Ltd. Digital convergence correction system and method for preparing correction data
WO1999067954A1 (en) * 1998-06-23 1999-12-29 Thomson Licensing S.A. Interpolation method for smooth convergence correction

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US6711597B1 (en) 1998-06-23 2004-03-23 Thomson Licensing S.A. Interpolation method using pre-emphasized input samples

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