JP2002517775A - チャンバの検査方法、検査装置および工業プロセスチャンバ - Google Patents

チャンバの検査方法、検査装置および工業プロセスチャンバ

Info

Publication number
JP2002517775A
JP2002517775A JP2000552536A JP2000552536A JP2002517775A JP 2002517775 A JP2002517775 A JP 2002517775A JP 2000552536 A JP2000552536 A JP 2000552536A JP 2000552536 A JP2000552536 A JP 2000552536A JP 2002517775 A JP2002517775 A JP 2002517775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
lance
chamber
head
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000552536A
Other languages
English (en)
Inventor
クリスティアン・エス・ミヒャエルゼン
Original Assignee
クリスティアン・エス・ミヒャエルゼン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリスティアン・エス・ミヒャエルゼン filed Critical クリスティアン・エス・ミヒャエルゼン
Publication of JP2002517775A publication Critical patent/JP2002517775A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D21/00Arrangements of monitoring devices; Arrangements of safety devices
    • F27D21/02Observation or illuminating devices
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D21/00Arrangements of monitoring devices; Arrangements of safety devices
    • F27D21/02Observation or illuminating devices
    • F27D2021/026Observation or illuminating devices using a video installation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 運転中にプロセスチャンバ(3)を検査するために、ランス(7)を用いて比較的小さな検査開口部(1)を介してヴィデオカメラ(9)を前記チャンバに導入する。前記カメラ(9)は駆動連結装置(13,15)を介して遠隔制御され、前記ランス(7)に関して所望の方向に回動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1のおいて書き部分に記載の方法、請求項5のおいて書き部
分に記載の検査装置および請求項9のおいて書き部分に記載の工業プロセスチャ
ンバおよびその使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
工業プロセスチャンバは運転される条件で使用されるため、プロセス停止後、
すなわち長く待たなくては巡視が行えないものであるが、このような工業プロセ
スチャンバを定期的な間隔で、すなわち可能な場合にのみ行うか、または必要な
だけ行うかであるが、亀裂などの欠陥個所について検査するのは通常のことであ
る。このような場合、プロセスの安全性と商業的な観点との間で妥協をはからな
ければならないが、前記のようにプロセスチャンバの検査のためには、少なくと
もプロセスのある部分を比較的長い時間停止させなければならないことが非常に
多い。このようなチャンバの例としては、ボイラー、燃焼室、オイル貯蔵室、化
学的プロセスチャンバなど、原則的に運転中に眼で直接的に検査できないあらゆ
る種類のチャンバが挙げられる。
【0003】 米国特許第4218989号からコーティングランスにコーティングノズルの
TVカメラを固定的に設けることが周知である。これは炉や容器などの内部空間
をカメラによって監視しながら新たにコーティングするためである。
【0004】 この場合コーティングランスはコーティング車の一部であり、運転者は運転台
でコーティングランスの位置をTVカメラによって監視し、制御する。
【0005】 欧州特許公報第0152301号から容器の内部をランスによって検査する方
法が周知である。このランスの端部から容器の外側に設けられたカメラの導波管
を介して視覚信号が供給される。
【0006】 米国特許第3764736号から原子炉の内部を検査ランスの端部に設けられ
たTVカメラによって検査する方法が周知である。この方法では原子炉の壁体の
外側に駆動および配置のための装置が設けられ、この装置によってランスに設け
られ、ランスの横軸に対して上下に回動可能なTVカメラが、ランスの長手方向
における上下移動に関しても、ランスの長手軸を中心とするカメラの回転移動に
関してもランスと共に制御される。
【0007】 本発明の課題は、検査のために必要な設備に関してかかるコストが大幅に少な
くて済み、使用の適応性が格段に増大するとともに、プロセスの負荷が大きい時
でもプロセスチャンバをその場で、すなわち運転中に検査できるような、前記の
種類の方法または検査装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的のために、本発明の方法は請求項1に記載の特徴を有する。そ
れによるとランスに設けられたカメラはランスに関して、所望の方向に遠隔制御
により、少なくとも2つの軸を中心として回動される。
【0009】 ランスに設けられたカメラがすべての所望の方向に遠隔制御によって回動可能
であることにより、必要な場合にランスの長手軸方向に設けられるリニアモータ
以外は、チャンバの外側からのあらゆる配置駆動装置が不要となる。しかしなが
らこのような直線的な上下の配置は、もちろん走行ウィンチを備えたクレーンな
ど、従来通りの、他の目的にも使用される操作装置を用いても実現できる。例え
ば米国特許第3764736号から周知の駆動器官が検査すべきチャンバの外側
に設けられていないので、カメラを備えたランスを相応にチャンバ開口部が設け
られた任意の狭い場所に導入することによって、使用の融通性が格段に増大する
【0010】 好適な実施の形態では高度な解像能力を有するビデオカメラが用いられる。
【0011】 プロセス温度が500℃以上、好ましくは800℃以上、特に少なくとも10
00℃以上のプロセスチャンバについてはプロセス中に非常に好適に検査が行わ
れる。それによって検査のためにプロセスを停止させる必要がなくなり、したが
ってプロセスの経済性という点で当然ながら本質的な有利点が得られる。
【0012】 本発明によるさらなる好適な実施の形態では、可視スペクトル領域または赤外
線領域で感受性を有するビデオカメラが用いられ、ランスに設けられたカメラは
選択可能とすることができる。
【0013】 特にプロセスチャンバを稼働中に検査するという観点からするとランスを介し
てカメラを冷却するのが望ましい。冷却は好適にガスまたは空気によって行われ
、好適にカメラの部材と周囲との間に設けられた多重冷却流、少なくとも二重の
冷却流によって行われる。すなわちカメラの部材とプロセスの周囲との間に少な
くとも2つのガス、好ましくは空気の冷却流層を設けるということであり、個々
の流れが対向的に流れる様子についてはさらに説明する。
【0014】 さらに好適な実施の形態ではランスおよびカメラが好適に手動または操作装置
を用いて、いずれにしても設けられる好適に走行ウィンチを備えたクレーンを用
いて、チャンバの検査開口部に導入される。この開口部は好適に上部に設けられ
、最適に小さな直径を有して形成される。すなわち最大でも50cm、好適には最
大20cm、最大12cmの場合すらある。
【0015】 このように小さな検査開口部を設けると多くの点で非常に有利である。例えば
空間の需要、閉鎖部材の操作、プロセスの故障、プロセスの有害な漏損や場合に
よっては隔絶の防止などに関して有利である。前記の課題を解決するために本発
明による検査装置は請求項7に記載の特徴を有する。好適な実施の形態は請求項
8から10に記載されている。
【0016】 本発明による工業プロセスチャンバは請求項11に記載の特徴を有し、好適な
実施の形態は請求項12または13に記載されている。本発明による方法の使用
および本発明による検査装置の使用は請求項14、好適に請求項15に記載され
ている。請求項16は本発明によるカメラヘッドを定義している。
【0017】 前記のように操作装置を用いて、好適に走行ウィンチを有するクレーンを用い
て導入される検査装置は、プロセスチャンバの外部で監視および制御ユニットと
作用連結し、この監視および制御ユニットには検査のための情報が記憶または表
示されると共に、ランスの位置、特にカメラの回動位置がヘッドに組み込まれた
駆動装置を介して制御される。本発明による方法または本発明による装置の使用
が特に考慮される熱的に高い負荷を受けるプロセスチャンバとしては、特に前記
のような高温領域における燃焼チャンバ、ボイラー、燃焼空間、化学プロセス空
間、原子力装置の空間などが挙げられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて以下のように説明する。
【0019】 図1によればチャンバ上部壁30に設けられ、閉鎖可能なフランジ5を備えた
検査開口部を介してランス7が導入され、このランスは数メートルの長さになる
こともある。チャンバ内部Iに突出しているランス7の端部にはカメラ9aを有す
るカメラヘッド9が、好適に多くの型のカメラ、好ましくは可視スペクトル領域
で感応するカメラおよび赤外線領域で感応するカメラに共通の標準留め具11、
好ましくはスナップ留め具を介して取り付けられている。
【0020】 カメラヘッド9はランス7において駆動モータ13によってランス軸Lを中心
としてφ13に応じて制御されて回動され、正確に配置され、さらにφ15によって
示される制御された駆動装置15によって、軸Lに関して正確に角度調整される
。ヘッド全体は好適にさらなる標準留め具、この場合も好適に差込み継ぎ手など
のスナップ留め具を用いて取り外し、再び取り付けることができる。
【0021】 図に示すとおり、駆動モータ13および15のための制御信号S13およびS15 はランスを介してヘッド9に設けられたモータに伝えられる。同様にカメラの作
動のための制御信号Saもランスを介して伝えられる。カメラ9aの画像信号B
はさらに好適に導波管を用いてヘッド9およびランスを介して外部に導かれる。
好適に、また特に運転温度が500℃以上、または800℃以上、あるいは少な
くとも1000℃などの高温で使用するために、ランス7および特にカメラ9a
のケーシングは冷却剤によって、好適に水、またはガス、または空気により、閉
鎖された、または開放された循環において冷却され、そのために図には示されな
いが、ランス7のチャンバ外側の端部には、Qの矢印で示される冷却剤のための
継ぎ手が設けられている。制御信号Sと画像信号Bは検査装置1から離れた制御
および入力装置17に好適に供給され、また制御および入力装置から出力される
。その時々の検査結果はディスプレイ19に視覚化され、場合によっては21に
よって示すように、記憶される。検査開口部1の直径は好適に50cm以下であり
、好適に20cm以下、または12cm以下の場合もある。検査開口部は開口部面F
0に関して垂直な垂直面Nfとともに検査すべきプロセスチャンバ30の上壁部
領域に設けられている。
【0022】 カメラヘッド9およびカメラ9aを備えた、場合によっては数メートルにも及
ぶ検査ランス7は好適に走行ウィンチを有するクレーンによって導入される。そ
のために(図には示されないが)ランス7の外側端部には取り外し可能な留め具
が設けられている。制御信号および画像信号のための電線および冷却剤のための
導管は柔軟性を有するので、ランスは当然ながらその時々に検査すべきプロセス
チャンバに導入される。
【0023】 図2には本発明によるランス/カメラの配置、特にそこに設けられた本発明に
よるカメラヘッド9の長手方向断面図である。すでに説明した部材および値につ
いては見やすくするために同じ番号が使用されている。カメラ9aは少なくとも
部分的に2重、3重または多重の壁を有するケーシング30に設けられている。
本来のカメラ9aが収納されている最も内側のケーシング空間32は内壁34iに
よって限定されている。
【0024】 内壁34iの外側には第二の壁34mが設けられている。第2の壁は石英ガラス
などから成る受容ウィンド36と密閉的に結合しているため、冷却溝38iはウ
ィンド側の連結部40を介して内部空間32と連通する。壁34mは壁34iとと
もに、図に示すとおり少なくともカメラに接するケーシングの部分に沿って第1
の冷却溝38iを限定する。外側にはさらなる壁34aが設けられ、この壁はケー
シング30の裏側の隔離壁42と密閉的に結合され、壁34mとともに外側の流
れ経路38aを限定している。外側の流れ経路は領域44において流れ経路38i
と連通する。
【0025】 ケーシング30は50において示されるとおり、ランス接続スリーブ46に設
けられた軸A15を中心として回動可能に軸受けされている。ランス接続スリーブ
46には駆動モータ15が取り付けられ、この駆動モータは歯車装置15gを介
してカメラ9aを有するケーシング30をφ15に応じて軸A15を中心として回
動する。接続スリーブ46は軸受け55からわかるとおり、互いに同軸的に部分
46aおよび46bの2部分から成り、回動可能に軸受けされている。部分46a
は駆動モータ13により、場合によっては歯車装置および、図に示すように歯車
=歯車リング回転連結器52を介して部分46bに関して回動される。この回動
はφ13に応じて行われる。
【0026】 本発明によるヘッド9を概ね単純な中空管として形成されたランス7に迅速に
連結するために、スナップ留め具11aがカメラヘッド9全体に対して好適に設
けられている。
【0027】 冷却ガスG、好ましくは冷却空気はランス7を通って駆動モータ13および1
5に沿って軸受け50に設けられた開放された回転軸受けを通って、矢印で示さ
れる通り、内部空間32に押し込められる。このガスはまず直接的にカメラ9a
の周囲を流れ、好適に3つの側で流れ通路38に流れ込む。流れ通路からガスは
一番外側の流れ通路38aに流れ込み、そこからプロセス環境を一番外側の流れ
通路38aに接続している開口部60を介してプロセス空間に排出される。排出
開口部は好適に直径φ1mm以下、好ましくは0.5mm以下の開口部によって実現さ
れる。プロセスによっては空気の代わりに他のガスも使用される。62において
カメラ制御および画像電送ケーブルのための軸受け50による実施の形態が示さ
れている。駆動モータ13および15に通じる制御ケーブルは示されていない。
【0028】 図2に示すように、カメラ9aとプロセス環境との間に多くの冷却ガスの流れ
の層を有するように、多重壁によって実現された冷却技術は好適にカメラ9aの
周囲の少なくとも3つの側で実現される点を強調しておきたい。
【0029】 図2によればさらに適宜取り付け可能な投光器64が設けられている。この投
光器は対応する壁領域において実現された流れ通路38cを介して内部空間32
内に圧縮されたガスによって共に冷却される。
【0030】 前記の本発明による方法によれば、前記のような小さな開口部を設けたプロセ
スチャンバについて、プロセス運転中に、すなわちほとんどいかなる時にも検査
を行うことが可能であり、それによってプロセス全体または装置全体の有利性が
著しく増大する。特に本発明による検査はチャンバの外部にコストがかかり、容
量の大きな駆動装置を設けることなく用いることができるので、使用の融通性が
著しく増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による工業プロセスチャンバに導入された、本発明によ
る方法を実施するための、カメラヘッドを備えた本発明による検査装置の概略構
成図である。
【図2】 特にカメラ配置駆動装置および冷却装置を説明するための本発
明による装置の長手方向の断面図である。
【符号の説明】 1 検査開口部 3 工業プロセスチャンバ 7 ランス 9 カメラ 11,11a スナップ留め具 13,15 駆動連結装置 17,19 制御ユニット 30 ケーシング 34i,34m,34a 二重壁 38a,38i,38c 多重冷却流れ 46b 第一のヘッド部分
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月25日(2000.5.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項前記カメラヘッドをスナップ留め具によって前記ランスに取
り付けることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項】 ビデオカメラを用いることを特徴とする請求項1または2
記載の方法。
【請求項】 プロセス温度が500℃以上、好ましくは800℃以上のチ
ャンバにおいて、プロセス中に前記検査を行うことを特徴とする請求項1から3
のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】 ビデオカメラ(9a)を使用し、該ビデオカメラが可視的な
スペクトル領域または赤外線領域において感応することを特徴とする請求項1か
ら3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】 前記カメラを前記ランスを介して冷却し(Q)、好適にガス
、好適に空気によって冷却し、好適にカメラ部材と環境との間に作られた多重冷
却流れ(38a,38i,38c)、少なくとも2重の冷却流れによって冷却する
ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の方法。
【請求項】 前記チャンバ(3)の好適に上部に、直径が最大でも50cm
、好適に最大20cm、または好適に最大12cmで、好適に垂直な開口部法線(N
f)を有する閉鎖可能な検査開口部(1)が設けられ、カメラヘッド(9)を備
えたランス(7)を操作装置、好ましくはクレーンを用いて前記開放された検査
開口部に導入することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載
の方法。
【請求項前記カメラの画像信号(B)を光波管を用いて前記ランス(
7)を介して外部に伝送することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
一項に記載の方法。
【請求項ランスとカメラが導入される前記チャンバに設けられた検査
開口部から離れて、制御信号および画像信号を制御および入力ユニット(17)
において出力するか、該ユニットに供給することを特徴とする請求項1から請求
項8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10一時的な検査結果を表示装置において視覚化し、好適に記
憶することを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11前記カメラによって投光器を動かすことを特徴とする請求
項1から請求項10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】 工業プロセスチャンバ(3)のための検査装置であって、 該装置は導入ランス(7)と、 前記導入ランス(7)の端部に設けられた、駆動によって回動可能に軸受けさ
れたカメラ(9a)と、前記ランスによって運ばれる前記カメラ(9a)に対する
回動駆動=制御連結装置と、 画像伝送ケーブルと、前記ランス(7)を介して前記カメラ(9a)と作用連
結された少なくとも一つの制御および表示ユニット(17,19)を有して成り
、 前記ランス(7)に設けられたカメラヘッド(9)を備えた前記カメラ(9a
)が前記ランスの長手軸に対しても、該長手軸を横断する軸に対しても、駆動さ
れて回動するように軸受けされていることを特徴とする装置。
【請求項13前記カメラヘッドを回動移動させるための駆動装置(13
,15)が前記カメラヘッド内に設けられていることを特徴とする請求項12に
記載の検査装置。
【請求項14】 前記ランス(7)に設けられた前記カメラ(9a)および
/あるいはカメラヘッド(9)が好適に標準留め具、好ましくはスナップ留め具
(11,11a)によって交換可能であることを特徴とする請求項12または請
求項13に記載の装置。
【請求項15】 ランス(7)およびヘッド(9)に設けられたカメラケー
シングが冷却剤配管機構(Q)を有し、前記ランス(7)の前記ヘッド(9)か
ら離れた側に冷却剤接続管を有することを特徴とする請求項12から14のいず
れか一項に記載の装置。
【請求項16】 少なくとも部分的に、少なくとも2重の壁を有するカメラ
ケーシング(30)が設けられ、該カメラケーシングは圧力ガス、好ましくは圧
力空気供給装置と前記ランス(7)を介して作用連結可能であり、前記2重壁(
34i,34m,34a)によって形成された中空空間(38i,38a)は、該中
空空間にそれぞれガスの流れが好適にそれぞれ逆の方向に発生するように流れと
結合し、環境と連通していることを特徴とする請求項12から請求項15のいず
れか一項に記載の装置。
【請求項17前記カメラヘッドに投光器が取り付けられていることを特
徴とする請求項12から請求項16のいずれか一項に記載の装置
【請求項18】 請求項12から17のいずれか一項に記載の装置を有する
工業プロセスチャンバ(3)であって、ランス(7)およびカメラヘッド(9)
を導入するための、開口部直径が50cm以下、好適に20cm以下、さらに好適に
12cm以下である閉鎖可能な検査開口部(1)を有することを特徴とする工業プ
ロセスチャンバ。
【請求項19】 前記検査開口部(1)が垂直な、上方に向かう開口面法線
を有し、前記チャンバ(3)にランス(7)およびカメラ(9)を導入するため
の操作装置、好適に走行ウィンチを有するクレーン装置が設けられていることを
特徴とする請求項18に記載のチャンバ。
【請求項20】 請求項18または請求項19のいずれかに記載のチャンバ
であって、500℃以上、好適に800℃以上、さらに好適に1000℃以上の
温度で経過するプロセスのためのプロセスチャンバであることを特徴とするチャ
ンバ。
【請求項21】 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の方法また
は請求項12から請求項17のいずれか一項に記載の装置の、燃焼室、ボイラー
、燃焼空間、化学プロセスチャンバなどの熱的に高度な負荷を受けるプロセスチ
ャンバを運転中に検査するための使用。
【請求項22】 熱的に高度な負荷を受けるプロセスチャンバを500℃以
上、好適に800℃以上、特に少なくとも1000℃の温度で運転中に検査する
ための請求項21に記載の使用。
【請求項23】 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の方法を実
施するためのカメラヘッドにおいて、 ケーシング(30)に設けられたカメラ(9a)を備え、 該ケーシングは光学的なカメラ軸に対して曲げられた第一の軸(A15)に関
して回動するように第一のヘッド部分(46a)に軸受けされ、 該第一のヘッド部分はさらなるヘッド部分(46b)に、前記第一の軸(A1
5)に対して曲げられた第二の軸(L)に関して回動するように軸受けされ、 さらに、前記カメラヘッドは、カメラおよびケーシングが前記第一の軸(A1
5)を中心として回動するための駆動モータ(15)および前記ヘッド部分(4
6a, 46b)が相対的に回動するためのさらなる駆動モータ(13)を有して
いることを特徴とするカメラヘッド。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業プロセスチャンバ(3)を検査するための方法であっ
    て、ランス(7)によってカメラ(9)を前記チャンバ(3)に導入し、前記ラ
    ンスを介して画像データ(B)を前記チャンバの外部に設けられた監視および制
    御ユニット(17,19)に伝送する方法において、 カメラヘッド(9)を備えたカメラ(9a)を前記ランスに設け、かつ前記ラ
    ンス(7)に対して少なくとも2つの軸を中心として所望の方向(φ13、φ1
    5)に遠隔操作によって回動させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ビデオカメラを用いることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 プロセス温度が500℃以上、好ましくは800℃以上の
    チャンバにおいて、プロセス中に前記検査を行うことを特徴とする請求項1また
    は請求項2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 ビデオカメラ(9a)を使用し、該ビデオカメラが可視的な
    スペクトル領域または赤外線領域において感応し、その都度前記ランスにおいて
    選択可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記カメラを前記ランスを介して冷却し(Q)、好適にガ
    ス、好適に空気によって冷却し、好適にカメラ部材と環境との間に作られた多重
    冷却流れ(38a,38i,38c)、少なくとも2重の冷却流れによって冷却す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記チャンバ(3)の好適に上部に、直径が最大でも50c
    m、好適最大20cm、または好適に最大12cmで、好適に垂直な開口部法線(Nf
    )を有する閉鎖可能な検査開口部(1)が設けられ、カメラヘッド(9)を備え
    たランス(7)を操作装置、好ましくはクレーンを用いて前記開放された検査開
    口部に導入することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 工業プロセスチャンバ(3)のための検査装置であって、 該装置は導入ランス(7)と、 前記導入ランス(7)の端部に設けられた、駆動されて回動可能に軸受けされ
    たカメラ(9a)と、 前記ランスによって運ばれた前記カメラ(9a)に対する回動駆動=制御連結
    装置と、 画像伝送ケーブルと前記ランスを介して前記カメラ(9a)と作用連結された
    少なくとも一つの制御および表示ユニット(17,19)を有して成り、 前記ランス(7)に設けられたカメラヘッド(9)を備えた前記カメラ(9a
    )が前記ランスの長手軸に対しても、該長手軸を横断する軸に対しても、ヘッド
    に設けられた駆動装置(13,15)によって駆動されて回動するように軸受け
    されていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記ランス(7)に設けられた前記カメラ(9a)および/
    あるいはカメラヘッド(9)が好適に標準留め具、好ましくはスナップ留め具(
    11,11a)によって交換可能であることを特徴とする請求項7に記載の装置
  9. 【請求項9】 ランス(7)およびヘッド(9)に設けられたカメラケー
    シングが冷却剤配管機構(Q)を有し、前記ランス(7)の前記ヘッド(9)か
    ら離れた側に冷却剤接続管を有することを特徴とする請求項7または請求項8の
    いずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも部分的に、少なくとも二重の壁を有するカメ
    ラケーシング(30)が設けられ、該カメラケーシングは圧力ガス、好ましくは
    圧力空気供給装置と前記ランス(7)を介して作用連結可能であり、前記二重壁
    (34i,34m,34a)によって形成された中空空間(38i,38a)は、該
    中空空間にそれぞれガスの流れが好適にそれぞれ逆の方向に発生するように流れ
    と結合し、環境と連通していることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれ
    か一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の装置を
    使用するための工業プロセスチャンバ(3)であって、ランス(7)およびカメ
    ラヘッド(9)を導入するための、開口部直径が50cm以下、好適に20cm以下
    、さらに好適に12cm以下である閉鎖可能な検査開口部(1)を有することを特
    徴とする工業プロセスチャンバ。
  12. 【請求項12】 前記検査開口部(1)が垂直な、上方に向かう開口面法
    線を有し、前記チャンバ(3)にランス(7)およびカメラ(9)を導入するた
    めの操作装置、好適に走行ウィンチを有するクレーン装置が設けられていること
    を特徴とする請求項11に記載のチャンバ。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載のチャンバであって
    、 500℃以上、好適に800℃以上、さらに好適に1000℃以上の温度で経過
    するプロセスのためのプロセスチャンバであることを特徴とするチャンバ。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法また
    は請求項8から請求項13のいずれか一項に記載の装置の、燃焼室、ボイラー、
    燃焼空間、化学プロセスチャンバなどの熱的に高度な負荷を受けるプロセスチャ
    ンバを運転中に検査するための使用。
  15. 【請求項15】 熱的に高度な負荷を受けるプロセスチャンバを500℃
    以上、好適に800℃以上、特に少なくとも1000℃の温度で運転中に検査す
    るための請求項14に記載の使用。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の方法を実
    施するためのカメラヘッドにおいて、 ケーシング(30)に設けられたカメラ(9a)を備え、 該ケーシングは光学的なカメラ軸に対して曲げられた第一の軸(A15)に関
    して回動するように第一のヘッド部分(46a)に軸受けされ、 該第一のヘッド部分はさらなるヘッド部分(46b)に、前記第一の軸(A1
    5)に対して曲げられた第二の軸(L)に関して回動するように軸受けされ、 さらに、前記カメラヘッドは、カメラおよびケーシングが前記第一の軸(A1
    5)を中心として回動するための駆動モータ(15)および前記ヘッド部分(4
    6a, 46b)が相対的に回動するためのさらなる駆動モータ(13)を有して
    いることを特徴とするカメラヘッド。
JP2000552536A 1998-05-29 1999-05-21 チャンバの検査方法、検査装置および工業プロセスチャンバ Withdrawn JP2002517775A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH98/00228 1998-05-29
PCT/CH1998/000228 WO1999063382A1 (de) 1998-05-29 1998-05-29 Verfahren zur inspektion von kammern, inspektionseinrichtung und industrielle prozesskammer
PCT/CH1999/000220 WO1999063383A1 (de) 1998-05-29 1999-05-21 Verfahren zur inspektion von kammern, inspektionseinrichtung und industrielle prozesskammer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002517775A true JP2002517775A (ja) 2002-06-18

Family

ID=4551331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000552536A Withdrawn JP2002517775A (ja) 1998-05-29 1999-05-21 チャンバの検査方法、検査装置および工業プロセスチャンバ

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1082634B1 (ja)
JP (1) JP2002517775A (ja)
AT (1) ATE214167T1 (ja)
AU (1) AU7422898A (ja)
DE (1) DE59900947D1 (ja)
WO (2) WO1999063382A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284105A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Nippon Steel Corp 縦型炉の炉内点検装置
JP2014191167A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Kurimoto Ltd 管内検査装置
KR102169118B1 (ko) * 2020-06-17 2020-10-22 서울특별시 부식평가 실험장치
WO2021045325A1 (ko) * 2019-09-04 2021-03-11 신동신 고온의 로 내부 검사 방법 및 상기 방법에 사용되는 영상 촬영 장치
JP2021121776A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 三菱パワー株式会社 炉内監視構造、これを備えたボイラ、監視システム及び点検方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9525923B2 (en) 1997-12-17 2016-12-20 Intel Corporation Multi-detection of heartbeat to reduce error probability
WO2001058044A2 (en) 2000-02-07 2001-08-09 Tantivy Communications, Inc. Minimal maintenance link to support synchronization
US8155096B1 (en) 2000-12-01 2012-04-10 Ipr Licensing Inc. Antenna control system and method
ES2614202T3 (es) 2001-06-13 2017-05-30 Intel Corporation Método y aparato para la transmisión de una señal de latido de corazón a un nivel inferior que la solicitud de latido de corazón
NO329760B1 (no) * 2009-07-20 2010-12-13 Statoil Asa Rontgenutstyr for overvaking av koksbelegg i ovner
IT202000018511A1 (it) * 2020-07-30 2022-01-30 Danieli Automation Spa Apparato di ispezione e relativo metodo

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3764736A (en) * 1971-03-03 1973-10-09 Combustion Eng Remote visual examination apparatus
US4131914A (en) * 1975-09-23 1978-12-26 Bricmont & Associates, Inc. Method and apparatus for inspecting refractory lining in coke oven chambers and the like
JPS5479104A (en) * 1977-12-08 1979-06-23 Kurosaki Refractories Co Lining apparatus equipped with television camera
EP0152301B1 (en) * 1984-02-13 1989-04-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for inspecting the interior of a vacuum vessel
WO1989009918A1 (en) * 1988-04-06 1989-10-19 Shinagawa Refractories Co., Ltd. Inspection apparatus for hot furnace

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284105A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Nippon Steel Corp 縦型炉の炉内点検装置
JP2014191167A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Kurimoto Ltd 管内検査装置
WO2021045325A1 (ko) * 2019-09-04 2021-03-11 신동신 고온의 로 내부 검사 방법 및 상기 방법에 사용되는 영상 촬영 장치
CN114303036A (zh) * 2019-09-04 2022-04-08 申东信 高温的炉内部检查方法及使用于上述方法中的影像拍摄装置
JP2021121776A (ja) * 2020-01-31 2021-08-26 三菱パワー株式会社 炉内監視構造、これを備えたボイラ、監視システム及び点検方法
KR102169118B1 (ko) * 2020-06-17 2020-10-22 서울특별시 부식평가 실험장치

Also Published As

Publication number Publication date
AU7422898A (en) 1999-12-20
WO1999063382A1 (de) 1999-12-09
WO1999063383A1 (de) 1999-12-09
EP1082634B1 (de) 2002-03-06
EP1082634A1 (de) 2001-03-14
ATE214167T1 (de) 2002-03-15
DE59900947D1 (de) 2002-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002517775A (ja) チャンバの検査方法、検査装置および工業プロセスチャンバ
CN104797918B (zh) 燃气轮机燃烧室段内的在线光学监测系统与方法
US7391433B2 (en) Monitoring system for hostile environment
RU2297726C2 (ru) Вставной видеокомплекс для промышленных печей и система обработки изображений
JP2799291B2 (ja) 炉内検査装置
JP2009031288A (ja) 現場機械検査のための方法及びシステム
US5689734A (en) Pressurized camera system
US20040006448A1 (en) Apparatus and method for pipeline inspection
US10747091B2 (en) Method and apparatus for the inspection or operational observation of dangerous, harsh spaces or spaces with hostile environmental conditions
EA034842B1 (ru) Инспекционный и ремонтный модуль
JPH03574B2 (ja)
US20230258404A1 (en) Inspection apparatus for melting furnaces that can be used in the steel industry and method
JPS60187608A (ja) 高炉羽口前状況監視装置
JPS63122933A (ja) 熱間炉内観察装置
JPH01138445A (ja) 容器の内部点検装置
JPS6225242A (ja) 容器内点検装置
AU2014218432A1 (en) An Inspection Device And System
CN219104765U (zh) 一种车内管路检测探头
EP0152301B1 (en) Apparatus for inspecting the interior of a vacuum vessel
CN219734469U (zh) 一种供热二次管网监控设备
CN114310937A (zh) 一种能够一体化监测的防爆巡检机器人
CN1505387A (zh) 一种对插入式炉窑摄象仪的图象进行图象处理方法
JPH03261849A (ja) 流体充填ケーブル線路の内部観察装置
JPS58165044A (ja) 容器の内部検査装置
JPS62134418A (ja) バ−ナ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801