JP2002517359A - カートリッジを充填およびシール装置 - Google Patents

カートリッジを充填およびシール装置

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JP2002517359A
JP2002517359A JP2000553327A JP2000553327A JP2002517359A JP 2002517359 A JP2002517359 A JP 2002517359A JP 2000553327 A JP2000553327 A JP 2000553327A JP 2000553327 A JP2000553327 A JP 2000553327A JP 2002517359 A JP2002517359 A JP 2002517359A
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filling
pack
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ウォルター エフ., ジュニア クライマ,
ウィリアム エル. クライマ,
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スプレイックス, インコーポレイテッド
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B1/00Packaging fluent solid material, e.g. powders, granular or loose fibrous material, loose masses of small articles, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
    • B65B1/04Methods of, or means for, filling the material into the containers or receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65B3/10Methods of, or means for, filling the material into the containers or receptacles by application of pressure to material
    • B65B3/12Methods of, or means for, filling the material into the containers or receptacles by application of pressure to material mechanically, e.g. by pistons or pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 流体を貯蔵するための少なくとも2つのコンパートメント(24a,24b)を有するカートリッジ(10)を充填するための装置が、流体のための少なくとも1つのリザーバ(R)と;流体のための前記少なくとも1つのリザーバ(R)に連結された少なくとも2つの計量ポンプ(P1,P2)と;少なくとも2つの計量ポンプ(P1,P2)にそれぞれ連結された少なくとも2つの充填チューブ(T1,T2)とを含み;充填チューブ(T1,T2)は、カートリッジ(10)内の前記少なくとも2つのコンパートメント(24a,24b)に同時に流体を充填する。前記装置は、好ましくは、パック(30)を含み、パック(30)は、ほぼ円柱状の窪み(32)と、前記ほぼ円柱状の窪み(32)の内部に偏心的に配置されたピン(34)とを画成している。これによりカートリッジ(10)は、パック内の窪み(32)に挿入され、かつパック(30)のピン(34)をカートリッジ(10)の前記偏心通し穴(22)に挿入することにより位置合わせされ得る。回転スクリュー(100)がパック(30)と係合して、カートリッジ(10)をシールするためのカートリッジの位置決めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、概して、容器に流体を充填しかつ容器をシールするための自動化さ
れた機械に関し、特には、複数のコンパートメントを有するカートリッジ(容器
)を充填およびシールするための自動化された機械に関する。
【0002】 コンパートメントを1つのみ有する容器に流体を分与する自動化された機械(
例えば、飲料用の缶またはボトルに飲料を詰めるための機械)が知られている。
1つの容器に対して1つのコンパートメントしかないため、容器は充填機構と特
定の位置合わせをされる必要がない。また、この容器内には1つの貯蔵コンパー
トメントしかないため、容器が貯蔵することができるのは1種類の流体のみであ
る。
【0003】 複数のコンパートメントを有する容器を充填する場合には、容器と充填機構と
が、各コンパートメントが充填されるように特定の方法で位置合わせされること
が必要である。さらに、互いに異なる流体を複数のコンパートメントに分与する
場合には、それらの異なる流体が適切なコンパートメントに入るように容器が適
切に位置合わせされることが必要である。
【0004】 充填中に充填ノズルがコンパートメント内に挿入されることもまた有利である
。ノズルがコンパートメント内に挿入されないと、充填中に流体が跳ね飛び、ま
たは流体が適切な方向に流れないこともあろう。流体が跳ね飛び、また不適切な
方向に流れることは、少なくとも製品に損害を与え、容器の外側を汚し、かつ機
械および作業スペースを汚すことになる。流体が有害または腐食性である場合に
は、流体が跳ね飛び不適切な方向に流れると、さらに一層深刻な結果を生じるこ
ともある。さらに、異なる流体がコンパートメントに分与される時に、1つの流
体が別の流体に混入しないことが重要である。
【0005】 単一のコンパートメントを有する流体容器には、例えば加熱ヘッドを用いてフ
ォイルによりシールされるものがある。単一のコンパートメントを有する容器に
おいては、容器の外周のみがシールされる。単一のコンパートメントを有する容
器のためのシーラ(シール装置)は、概して凸状の加熱ヘッドを用いる。複数の
コンパートメントを有する構造においては、外周以外のさらなる面(すなわち、
容器を複数のコンパートメントに分割している面の上部)もまたシールされなけ
ればならない。したがって、凸状の加熱ヘッドを用いると、外周面がシールされ
る前に外周より内側の面が溶融してしまうことになるため、凸状の加熱ヘッドは
望ましくない。
【0006】 発明の概要 本発明の目的は、複数のコンパートメントを有するカートリッジを充填するた
めの装置および方法を提供することにある。
【0007】 本発明の別の目的は、複数のコンパートメントを有するカートリッジを充填す
るための装置および方法であって、種々の異なる流体を複数のコンパートメント
に分与し得る装置および方法を提供することにある。
【0008】 本発明のさらなる目的は、カートリッジと充填機構とを位置合わせするための
装置および方法を提供することにある。
【0009】 本発明のさらに別の目的は、複数のコンパートメントを有するカートリッジを
充填するための装置および方法であって、充填ノズルが充填作業中にコンパート
メント内に挿入され得る装置および方法を提供することにある。
【0010】 本発明のさらにまた別の目的は、複数のコンパートメントを有するカートリッ
ジをシールするための装置および方法を提供することにある。
【0011】 本発明のこれらおよび他の目的は、流体を貯蔵するための少なくとも2つのコ
ンパートメントを有するカートリッジを充填するための装置であって、流体のた
めの少なくとも1つのリザーバと;流体のための前記少なくとも1つのリザーバ
に連結された少なくとも2つの計量ポンプと;前記少なくとも2つの計量ポンプ
にそれぞれ連結された少なくとも2つの充填チューブとを含み;上記少なくとも
2つの充填チューブが、カートリッジ内の前記少なくとも2つのコンパートメン
トに同時に流体を充填する装置により達成される。
【0012】 好ましくは、前記カートリッジは、ほぼ円柱状でありかつ偏心通し穴をカート
リッジ内部に画成し、前記装置は、さらに、ほぼ円柱状の窪み(キャビティ)と
、前記ほぼ円柱状の窪みの内部に偏心的に配置されたピンとを画成しているパッ
クを含み、それにより前記カートリッジは、パック内の前記窪みに挿入され、か
つパックのピンをカートリッジの前記偏心通し穴に挿入することにより位置合わ
せされ得る。
【0013】 最も好ましくは、前記装置は、さらに、プレートと;少なくとも2つのノズル
であって、少なくとも2つの充填チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレート
に取り付けられた少なくとも2つのノズルと;往復動キャリアであって、前記プ
レートを、前記少なくとも2つのノズルがカートリッジの少なくとも2つのコン
パートメント内に挿入され、また該少なくとも2つのコンパートメントから取り
出されることができるように前記プレートに連結された往復動キャリアとを含む
【0014】 本発明の別の態様は、流体を貯蔵するための第1、第2、第3および第4のコ
ンパートメントを有するカートリッジを充填するための装置であって、第1、第
2、第3および第4の流体をそれぞれ収容する第1、第2、第3および第4のリ
ザーバと;前記第1、第2、第3および第4のリザーバにそれぞれ連結された第
1、第2、第3および第4の計量ポンプと;前記第1、第2、第3および第4の
計量ポンプにそれぞれ連結された第1、第2、第3および第4の充填チューブと
を含み;前記第1、第2、第3および第4の充填チューブが、それぞれ、カート
リッジ内の前記第1、第2、第3および第4のコンパートメントに前記第1、第
2、第3および第4の流体を同時に充填する装置である。
【0015】 好ましくは、この態様の装置は、さらに、プレートと;第1、第2、第3およ
び第4の充填チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレートに取り付けられた第
1、第2、第3および第4のノズルと;往復動キャリアであって、前記プレート
を、前記第1、第2、第3および第4のノズルがカートリッジの第1、第2、第
3および第4のコンパートメント内に挿入され、また該第1、第2、第3および
第4のコンパートメントから取り出されることができるように前記プレートに連
結された往復動キャリアとを含む。
【0016】 本発明のさらなる態様は、流体を貯蔵するための少なくとも2つのコンパート
メントを有するカートリッジを充填する方法であり、この方法は、カートリッジ
を少なくとも2つのノズルの下に配置することと;前記少なくとも2つのノズル
をカートリッジの前記少なくとも2つのコンパートメント内に、各々のコンパー
トメントに1つのノズルのみが挿入されるように挿入することと;前記少なくと
も2つのコンパートメントに流体を充填することと;前記少なくとも2つのノズ
ルを前記少なくとも2つのコンパートメントから取り外すこととを含む。
【0017】 好ましい具体例において、前記方法は、さらに、カートリッジをノズルの下に
配置する前記段階の前に、カートリッジをパックに積み込み、かつカートリッジ
を、前記パックのピンをカートリッジの偏心通し穴に挿入することにより位置合
わせする段階を含む。
【0018】 本発明のまたさらなる態様は、少なくとも2つのコンパートメントを有するカ
ートリッジをシールするための装置であり、前記カートリッジはほぼ円柱状であ
りかつカートリッジ内に偏心通し穴を画成し、前記装置は、ほぼ円柱状の窪みと
、前記ほぼ円柱状の窪みの内部に偏心的に配置されたピンとを含むパックであっ
て、前記パックが前記円柱状の窪みとピンとを含むことにより、前記カートリッ
ジが、パック内の前記窪みに挿入され、かつパックのピンをカートリッジの前記
偏心通し穴に挿入することにより位置合わせされ得るパックと;パックと係合し
、それによりカートリッジをシールするためのカートリッジの位置決めをするね
じと;カートリッジをシールするためのシーラとを含む。
【0019】 好ましくは、前記シーラは平坦な加熱ヘッドを有する。
【0020】 本発明の別の態様は、少なくとも2つのコンパートメントを有するカートリッ
ジをシールするための方法であって、前記カートリッジはほぼ円柱状でありかつ
その内部に偏心通し穴を画成しており、前記方法は、パック内にカートリッジを
積み込み、かつカートリッジを、パックのピンをカートリッジの偏心穴に挿入す
ることにより位置合わせすることと;パックをねじと係合させ、それによりカー
トリッジをシールするための位置に配置することと;カートリッジをシールする
こととを含む。
【0021】 本発明のさらなる目的、特徴および利点は、以下の図面と関連して記載された
以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0022】 好ましい具体例の詳細な説明 本発明は、カートリッジ(容器)、例えば図1〜4に示すカートリッジ10,
10’,10”を充填およびシールするための装置および方法に関する。カート
リッジ10は、ほぼ円柱状の胴部14、底壁12,フランジ16およびシール1
8を含む。カートリッジ10には、流体などを貯蔵するための4つのコンパート
メント24a,24b,24c,24dが設けられている。4つのコンパートメ
ント24a,24b,24c,24dは、リブ26により画成されている。カー
トリッジ10は、スプレーヘッドのダウンチューブを収容するための通し穴20
と、プローブまたはバヨネットを収容および保持するための、カートリッジの中
心から外れた位置にある(偏心している)第2の通し穴22とを備える。
【0023】 カートリッジ10は、好ましくは、プラスチック材料(例えば、ポリエチレン
、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、PETEなど)の射
出成形により製造される。
【0024】 図1に示すように、コンパートメント24a,24b,24c,24dの上端
は、シール18によりシールされている。シール18は、膜の形態を有し得る。
この膜は、例えば、金属箔、ポリマーフィルム、複合ポリマーフィルム、フォイ
ルおよび/もしくはフィルムの複合フィルム、または他の好適なシール膜である
。シール18は、接着剤、熱溶着、誘導溶着、超音波溶着、または他の適切な方
法により貼り付けられることができる。長期持続性の気密シールを保証するため
には、シール18の他に、熱的および/もしくは誘導加熱または溶着を用いたキ
ャップタイプのシール(図示せず)を使用することが特に適していることが分か
った。
【0025】 もちろん、複数のコンパートメントを有するカートリッジのコンパートメント
の個数は4つ以外でもよい。図3および4は、それぞれ、2つのコンパートメン
トを有するカートリッジ10’および3つのコンパートメントを有するカートリ
ッジ10”の上面図である。1998年5月21日に出願された「再充填可能な
ディスペンサのためのプローブ」と題され、かつ発明者が本出願の発明者と同一
である係属中の特許出願09/082,469号が、本発明に従って充填および
シールされるカートリッジ(「挿入物としても表示されている」)に関する1つ
の特定の用途の範囲を開示している。上記の特許出願内容を全て援用して本文の
記載の一部とする。
【0026】 図5(a)〜5(d)は、本発明に従う、複数のコンパートメントを有するカ
ートリッジを充填するための装置を概略的に示す。図5(a)において、リザー
バRは、カートリッジを充填するために用いられる流体を供給する。2つの計量
ポンプP1,P2がリザーバRに連結されている。2つの充填チューブT1,T
2が、それぞれ2つの計量ポンプP1,P2に連結されている。充填チューブT
1とT2は、各々、2つのコンパートメントを有するカートリッジ10’の2つ
のコンパートメント24a,24bに同時に流体を充填する。
【0027】 図5(b)は、3つのコンパートメントを有するカートリッジ10”を充填す
るための本発明の具体例を示す。リザーバRは3つの計量ポンプP1,P2,P
3に連結されている。3つの充填チューブT1,T2,T3は、それぞれ3つの
計量ポンプP1,P2,P3に連結されている。充填チューブT1,T2,T3
は、各々、カートリッジ10”の3つのコンパートメント24a,24b,24
cの、充填チューブが連結された各々に同時に流体を充填する。
【0028】 図5(c)は、4つのコンパートメントを有するカートリッジ10を充填する
ための本発明の具体例を示す。リザーバRは4つの計量ポンプP1,P2,P3
,P4に連結されている。4つの充填チューブT1,T2,T3,T4は、それ
ぞれ、4つの計量ポンプP1,P2,P3,P4に連結されている。充填チュー
ブT1,T2,T3,T4は、各々、カートリッジ10の4つのコンパートメン
ト24a,24b,24c,24dに同時に流体を充填する。
【0029】 図5(d)は、4つのコンパートメントを有するカートリッジ10を2つ同時
に充填するための本発明の具体例を示す。リザーバRは8つの計量ポンプP1,
P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8に連結されている。8つの充填チュ
ーブT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8が、それぞれ8つの計量
ポンプP1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8に連結されている。充
填チューブT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8は、各々、2つの
カートリッジ10の各々の4つのコンパートメント24a,24b,24c,2
4dに同時に流体を充填する。
【0030】 追加の計量ポンプおよび充填チューブを用いてさらに多くの複数のコンパート
メントを有するカートリッジを同時に充填し得ることが理解されるべきである。
計量ポンプは、例えば容量形ピストン式ポンプであり得る。
【0031】 流体のためのリザーバを複数個用いれば、種々の流体をカートリッジ内の異な
るコンパートメントに分与することができる。図6a〜6dは、2つ以上のリザ
ーバを有する本発明の充填装置の種々の具体例を概略的に示す。例えば、図6a
において、2つのリザーバR1およびR2は、それぞれ第1および第2の流体を
含む。これらの第1および第2の流体は、同一の流体でも異なる流体でもよい。
リザーバR1およびR2は、それぞれに流体を計量ポンプP1,P2に供給する
。充填チューブT1,T2は、それぞれ計量ポンプP1,P2に連結されている
。充填チューブT1,T2は、それぞれ、カートリッジ10’の2つのコンパー
トメント24a,24bを同時に充填する。
【0032】 図6bは3つのリザーバR1,R2,R3を有する具体例である。3つのリザ
ーバR1,R2,R3は、互いに同一の流体を含んでもよいし、それぞれが異な
る流体を含んでも、また、2つのリザーバが同一の流体を含みかつ第3のリザー
バが異なる流体を含んでもよい。3つのリザーバR1,R2,R3は、それぞれ
、3つの計量ポンプP1,P2,P3に連結されている。3つの計量ポンプP1
,P2,P3は3つの充填チューブT1,T2,T3に連結されている。3つの
充填チューブT1,T2,T3は、それぞれ、カートリッジ10”の第1,第2
および第3のコンパートメント24a,24b,24cを同時に充填する。
【0033】 図6cは、4つのリザーバR1〜R4がそれぞれに4つの計量ポンプP1〜P
4に連結された具体例を示す。4つの計量ポンプP1〜P4は、それぞれ4つの
充填チューブT1〜T4に連結されている。リザーバR1〜R4内の流体は、互
いに同一であっても、または4つのリザーバ内の流体が互いに異なってもよい。
すなわち、4つの異なる流体が存在し得る。あるいは、R1内の流体とR2内の
流体が同一であってもよく、R3内の流体とR4内の流体が同一でありかつR1
内の流体とR2内の流体とが異なってもよい。また、これらのリザーバの内の3
つが同一の流体を有しかつ第4のリザーバRが異なる流体を有してもよい。4つ
の充填チューブT1〜T4は、それぞれ、カートリッジ10のコンパートメント
24a〜24dに流体を同時に充填する。
【0034】 図6dは、4つのリザーバR1〜R4を有する充填装置の具体例を示す。これ
らのリザーバRは、同一または異なる流体のいずれの組合せも含み得る。図6d
に示した装置において、4つのコンパートメントを有する2つのカートリッジ1
0が充填される。リザーバR1〜R4は、それぞれ、ポンプP1,P5;P2,
P6;P3,P7;およびP4,P8の各々に連結されている。充填チューブT
1〜T8は、それぞれ計量ポンプP1〜P8に連結されている。ポンプP1〜P
4は第1カートリッジ10のコンパートメント24a〜dに連結され、ポンプP
5〜P8は第2カートリッジ10のコンパートメント24a〜dに連結されてい
る。それゆえ、4つのコンパートメントを有する2つのカートリッジ10は、そ
れぞれ同時に、異なる流体の組合せにより充填され得る。もちろん、一方のカー
トリッジにおける流体の組合せが他方のカートリッジにおける流体の組合せと同
一でもよい。
【0035】 追加のリザーバを追加の計量ポンプおよび充填チューブと共に用いて、複数の
コンパートメントを有する追加の複数のカートリッジを同時に充填し得ることが
理解されるべきである。
【0036】 図7および8a〜bは、本発明において用いるためのパック30を示す。図7
はパックの上面図である。図8aは、図7の線8−8に沿って切断した図7のパ
ックの断面図である。図8bは、図8aのパックがカートリッジ10(断面図で
はない)を含む様子を示す。
【0037】 概して、パックは、充填される容器を運ぶための知られた装置である。しかし
、本発明においては、パック30は、ほぼ円柱状の窪み32と、窪み32内に偏
心的に配置されたピン34とを含む。カートリッジ、例えばカートリッジ10,
10’,10”がパック30内に配置されたときに、カートリッジは、ピン34
がカートリッジの偏心通し穴22に突き通るように位置合わせされなければなら
ない。カートリッジをこのようにパック30内で位置合わせすることにより、パ
ック30内でカートリッジが回転することが防止され、それによりカートリッジ
の複数のコンパートメントが充填ノズルと適切に位置合わせされることを保証す
る。
【0038】 図9は、複数のコンパートメントを有するカートリッジを充填するための組立
ライン200を概略的に示す。組立ラインの構成部品はコンベヤ202により連
結されている。パックインサータ204にて、カートリッジが、パック30に挿
入されかつパック30と位置合わせされてコンベヤ202に沿って運ばれる。充
填機206にて、流体がカートリッジのコンパートメントに注入される。シール
機208にて、シールフォイルまたはフィルムがカートリッジの上部に貼り付け
られる。刻印機210にて、異なるコンパートメントを識別するためにシールフ
ォイルまたはフィルムに刻印または印字が行われる。例えば、4つのコンパート
メントを有するカートリッジにおいては、シールには、それぞれのコンパートメ
ントの上に番号1,2,3および4が刻印され得る。フォイルパンチ212にて
、フォイルシールに穴が開けられて中央通し穴20および偏心通し穴22を開放
する。蓋締機214にて、カートリッジはスナップ式のキャップによりさらにシ
ールされる。パックアンローダ216にて、カートリッジはパック30から取り
外され、パック30はパックインサータ204へ進んで、未だ充填されていない
新しいカートリッジを積み込む。本発明は、主に充填機206およびシーラ20
8に関する。
【0039】 図10は、充填チューブおよびノズルの、往復移動するキャリア40に対する
配置の斜視図である。充填チューブT1,T2,T3およびT4は、各々、ノズ
ル36に連結されている。図10において、充填チューブは一部のみが示されて
いる。ノズル36は、ロッド46によりロッキングブロック44に連結された上
側プレート38内の穴に取り付けられている。ロッキングブロック44は、往復
動キャリア40のスライドロッド42にロックねじ48により固定されている。
図10においては、往復動キャリア40のスライドロッド42のみが示されてい
る。往復動キャリア40は図11にさらに詳細に示されている。ロックねじ48
が弛められると、ロッキングブロック44は、カートリッジの複数のコンパート
メントを充填するためにノズル36が適切に位置づけられるようにスライドロッ
ド42に沿って移動され得る。ロッド46、上側プレート38およびノズル36
を有する1以上のロッキングブロック44がスライドロッド42上に取り付けら
れ得る。このようにして、複数のコンパートメントを有する複数のカートリッジ
が同時に充填され得る。
【0040】 往復動キャリア40のスライドロッド42は、上下に、すなわち図10に矢印
60で示した方向に往復移動する。上側プレート38のブッシュ54を通って延
びているロッド56が、下側プレート50と上側プレート38とを移動可能に連
結している。コッターピン(割ピン)58が、ロッド56がブッシュ54から抜
け出ることを防止する。下側プレート50は、中央開口部62を画成しており、
かつインサートプレート64を開口部62の周囲に嵌め込んで含む。インサート
プレート64は、好ましくはプラスチックから製造され、プレート50内に、プ
レート50と軽度の締まり嵌めを生じるように挿入される。
【0041】 操作において、複数のコンパートメントを有するカートリッジを含むパック3
0は、図9の組立ライン200のコンベヤ202に沿って移動し、ノズル36の
下で停止する。次いで、往復動キャリア40のスライドロッド42が、インサー
トプレート64がカートリッジと接触するように下方に移動する。インサートプ
レート64がカートリッジと接触した後、ノズル36がさらに下方に移動して複
数のコンパートメント内に入る。下側プレート50は上側プレート38に移動可
能に連結されているため、下側プレート50は、上側プレート38がさらに下方
に移動するときには本質的に静止している。ノズル36がカートリッジの複数の
コンパートメントに挿入されると、上側プレートの下方への移動が停止する。次
いで複数のコンパートメントは、1以上のリザーバから計量ポンプおよび充填チ
ューブを通ってノズル36に流入する流体により充填される。複数のコンパート
メントに流体が充填された後、スライドロッド42が垂直方向において上方に移
動し始めて、ノズル36はカートリッジの複数のコンパートメントから取り外さ
れる。このプロセスは、別のカートリッジに関しても繰り返される。もちろん、
上側プレート38およびノズル36の組を複数用いて、2つ以上のカートリッジ
を同時に充填し得る。カートリッジを積み込んだパック30は、コンベヤ202
の方向においてインデックススター(図示せず)によりノズル36の下に適切に
位置合わせされる。かかるインデックススターはこの分野において知られている
。なぜなら、単一のコンパートメントを有する容器でも、コンベヤ202の方向
において位置合わせされなくてはならないからである。
【0042】 下側プレート50およびインサートプレート64は安全機能をもたらす。例え
ば、上側プレート38および下側プレート50が下方に移動すると、インサート
プレート64が、充填されるカートリッジと最初に接触する。ノズル36が取り
付けられた上側プレート38がさらに下げられると、ロッド56はブッシュ54
を通じて上方に移動する。ロッド56の移動不能(jamming)が生じた場合、すな
わち、もしロッド56の上方移動が幾らかでも抑制された場合には、カートリッ
ジに支持されているインサートプレート64が下側プレート50から外れて下側
プレート50を重力により下方に自由に移動させる。下側プレート50はカート
リッジに支持されておらずインサートプレート64のみがカートリッジに支持さ
れているため、下側プレート50は下方に移動することができる。このように、
移動可能なインサートプレート64は、パック30が下方に移動する間に上側プ
レート38が移動不能によって充填機構に損害を与えることを防止する。上側プ
レート38の全範囲は約1.5インチ(3.8cm)である。
【0043】 充填中にノズル36をカートリッジ内に挿入することは幾つかの利点を有する
。第1に、流体の漏出および跳ね飛びが最小限になる。第2に、異なる流体を異
なるコンパートメントに充填する場合に、ノズルをそれぞれのコンパートメント
に挿入することにより、1つの流体が他の流体と混合する可能性を最小限にする
【0044】 図11は、本発明の往復動キャリア40の具体例の分解図である。スライドロ
ッド42は、その両端が、支持プレート68に取り付けられたスライドロッド支
持体66に連結されている。支持プレート68は、リフトブラケット70および
2つのベアリングブロック74に取り付けられている。リフトブラケット70は
、調節ねじ72にねじ調節可能に係合されている。支持プレート68は、1対の
リニア軸受76に支持された軸受ブロック74に取り付けられている。リニア軸
受76は、内側保持リング78により適切な位置に保持されている。軸受ブロッ
ク74はスライドシャフト80上に乗っている。スライドシャフト80は、それ
ぞれ左側リフト支持体82および右側リフト支持体84に支持されている。調節
ねじ72は、ブッシュ90および支持プレート86に挿入されている。支持プレ
ート86は、左側リフト支持体82および右側リフト支持体84に支持されてい
る。ハンドホイール88が調節ねじ72の一端に取り付けられて、リフトブラケ
ット70の垂直方向の位置を調節し、それにより、スライドロッド42の垂直方
向の位置を調節する。スライドロッド42の垂直方向の位置を調節することによ
り、ノズル36の、カートリッジに対する垂直方向の位置が調節され得る。
【0045】 シャフト継手92は調節ねじ72を連結ロッド94に連結する。連結ロッド9
4はブッシュ99により支持されている。連結ロッド94はエアシリンダ継手9
6を介してエアシリンダ98に連結されている。エアシリンダ98はリフトブラ
ケット70に鉛直方向の往復運動をさせる。
【0046】 図12は本発明のシール装置を概略的に示す。パック30が、その内部にカー
トリッジ10が挿入された状態で組立ライン200のコンベヤ202に沿って回
転スクリュー100へ移動する。回転スクリュー100は個々のパック30と係
合し、個々のパック30を、予め決められた空間を互いに有するように移動させ
る。シーラ208はシール18をカートリッジの上部に加熱ヘッド102により
貼り付ける。複数のコンパートメントを有するカートリッジ10は、外周以外に
もシールされなくてはならない面、すなわち、リブ26および通し穴20,22
の上面を有するため、新規の加熱ヘッド102が用いられる。
【0047】 図13に示すように、加熱ヘッド102は平坦なヘッド面104を有する。平
坦なヘッド面104は、カートリッジの全ての面が同時にシールされ得るために
必要である。先行技術の加熱ヘッドは凸面を用いたが、先行技術の容器には、外
周より内側にシールされる面がないため凸面でも不都合がなかった。しかし、こ
のような凸状の加熱ヘッドを、複数のコンパートメントを有するカートリッジに
用いるのは困難であろう。つまり、もし凸状の加熱ヘッドを、複数のコンパート
メントを有するカートリッジに用いならば、カートリッジの外周より内側の面は
、加熱ヘッドがカートリッジの外周に接触する前に幾分溶けてしまうにちがいな
い。これはカートリッジの寸法を不都合に変更させることになるであろう。加熱
ヘッド102は、また、シールをカートリッジに貼り付ける前にシール18をヘ
ッド上に保持するための減圧ライン106を含む。
【0048】 本発明を、幾つかの好ましい具体例を参照しつつ記載してきたが、記載した具
体例に対して、特許請求の範囲およびその均等物に定義されている本発明の精神
および範囲から逸脱せずに種々の変更、改変および修正を行うことが可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の装置および方法を用いて充填およびシールされ得るカートリ
ッジの具体例の正面図である。
【図2】 図2は、図1のカートリッジの上面図である。
【図3】 図3は、本発明と共に用いるカートリッジの別の具体例の上面図である。
【図4】 図4は、本発明と共に用いるカートリッジのさらなる別の具体例の上面図であ
る。
【図5】 図5a〜5dは、複数のコンパートメントを有する1以上のカートリッジを充
填するための装置の種々の配置を概略的に示す。
【図6】 図6a〜6dは、複数のコンパートメントを有するカートリッジに2つ以上の
異なる流体を充填するための装置の具体例を概略的に示す。
【図7】 図7は、パックの平面図である。
【図8】 図8aは、図7の線8−8に沿って切断したパックの断面図であり、図8bは
、カートリッジを含む図8aの断面図であり、カートリッジについては断面図と
して示していない。
【図9】 図9は、複数のコンパートメントを有するカートリッジに、充填、シール、蓋
締めおよび刻印を行うために用いられる組立ラインの概略図である。
【図10】 図10は、本発明のノズル装置を示す斜視図である。
【図11】 図11は、本発明に従う往復動キャリアの分解図である。
【図12】 図12は、本発明に従うカートリッジをシールするための装置を概略的に示す
【図13】 図13は、本発明に従う平坦な加熱ヘッドを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 クライマ, ウィリアム エル. アメリカ合衆国 22554 ヴァージニア州, スタフォード, セトラーズ ウェイ 26 Fターム(参考) 3E049 AA01 AB03 BA01 DB01 3E118 AA02 AB14 BA02 BA08 BA09 BA10 BB21 CA06 CA10 DA02 DA08 EA02 EA03 FA02 FA05 【要約の続き】 0)をシールするためのカートリッジの位置決めをす る。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を貯蔵するための少なくとも2つのコンパートメントを
    有するカートリッジを充填するための装置であって、 流体のための少なくとも1つのリザーバと; 流体のための前記少なくとも1つのリザーバに連結された少なくとも2つの計
    量ポンプと; 前記少なくとも2つの計量ポンプにそれぞれ連結された少なくとも2つの充填
    チューブとを含み; 上記少なくとも2つの充填チューブが、それぞれ、カートリッジ内の前記少な
    くとも2つのコンパートメントに同時に流体を充填する装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジが流体を貯蔵するための少なくとも3つの
    コンパートメントを有し、さらに、流体のための少なくとも1つのリザーバに連
    結された少なくとも3つの計量ポンプと、前記少なくとも3つの計量ポンプにそ
    れぞれ連結された少なくとも3つの充填チューブとを含み; 少なくとも3つの充填チューブが、それぞれ、カートリッジ内の前記少なくと
    も3つのコンパートメントに同時に流体を充填する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジが流体を貯蔵するための少なくとも4つの
    コンパートメントを有し、さらに、流体のための少なくとも1つのリザーバに連
    結された少なくとも4つの計量ポンプと、少なくとも4つの計量ポンプにそれぞ
    れ連結された少なくとも4つの充填チューブとを含み; 上記少なくとも4つの充填チューブが、カートリッジ内の前記少なくとも4つ
    のコンパートメントに同時に流体を充填する請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジがほぼ円柱状でありかつ偏心通し穴をカー
    トリッジ内部に画成しており、さらに、ほぼ円柱状の窪みと、前記ほぼ円柱状の
    窪みの内部に偏心して配置されたピンとを画成しているパックを含み、それによ
    り前記カートリッジが、パック内の前記窪みに挿入され、かつパックのピンをカ
    ートリッジの前記偏心通し穴に挿入することにより位置合わせされ得る請求項1
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 さらに、プレートと;少なくとも2つのノズルであって、少
    なくとも2つの充填チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレートに取り付けら
    れた少なくとも2つのノズルと;前記プレートを、前記少なくとも2つのノズル
    がカートリッジの少なくとも2つのコンパートメント内に挿入され、また該前記
    少なくとも2つのコンパートメントから取り出されることができるように往復運
    動させるための手段とを含む請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 さらに、プレートと;少なくとも2つのノズルであって、少
    なくとも2つの充填チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレートに取り付けら
    れた少なくとも2つのノズルと;往復動キャリアであって、前記少なくとも2つ
    のノズルがカートリッジの少なくとも2つのコンパートメント内に挿入され、ま
    た該少なくとも2つのコンパートメントから取り出されることができるように前
    記プレートに連結された往復動キャリアとを含む請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 流体を貯蔵するための第1および第2のコンパートメントを
    有するカートリッジを充填するための装置であって、 第1および第2の流体をそれぞれ収容する第1および第2のリザーバと; 前記第1および第2のリザーバにそれぞれ連結された第1および第2の計量ポ
    ンプと; 前記第1および第2の計量ポンプにそれぞれ連結された第1および第2の充填
    チューブとを含み; 前記第1および第2の充填チューブが、それぞれ前記カートリッジ内の第1お
    よび第2のコンパートメントに前記第1および第2の流体を同時に充填する装置
  8. 【請求項8】 流体を貯蔵するための第1、第2および第3のコンパートメ
    ントを有するカートリッジを充填するための装置であって、 第1、第2および第3の流体をそれぞれ収容する第1、第2および第3のリザ
    ーバと; 前記第1、第2および第3のリザーバにそれぞれ連結された第1、第2および
    第3の計量ポンプと; 前記第1、第2および第3の計量ポンプにそれぞれ連結された第1、第2およ
    び第3の充填チューブとを含み; 前記第1、第2および第3の充填チューブが、それぞれ、カートリッジ内の前
    記第1、第2および第3のコンパートメントに前記第1、第2および第3の流体
    を同時に充填する装置。
  9. 【請求項9】 流体を貯蔵するための第1、第2、第3および第4のコンパ
    ートメントを有するカートリッジを充填するための装置であって、 第1、第2、第3および第4の流体をそれぞれ収容する第1、第2、第3およ
    び第4のリザーバと; 前記第1、第2、第3および第4のリザーバにそれぞれ連結された第1、第2
    、第3および第4の計量ポンプと; 前記第1、第2、第3および第4の計量ポンプにそれぞれ連結された第1、第
    2、第3および第4の充填チューブとを含み; 前記第1、第2、第3および第4の充填チューブが、それぞれ、カートリッジ
    内の前記第1、第2、第3および第4のコンパートメントに前記第1、第2、第
    3および第4の流体を同時に充填する装置。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジがほぼ円柱状でありかつ偏心通し穴をカ
    ートリッジ内部に画成しており、ほぼ円柱状の窪みと、前記ほぼ円柱状の窪みの
    内部に偏心して配置されたピンとを画成しているパックを含み、それにより前記
    カートリッジが、パック内の前記窪みに挿入され、かつパックのピンをカートリ
    ッジの前記偏心通し穴に挿入することにより位置合わせされ得る請求項9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 さらに、プレートと;第1、第2、第3および第4の充填
    チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレートに取り付けられた第1、第2、第
    3および第4のノズルと;前記第1、第2、第3および第4のノズルがカートリ
    ッジの第1、第2、第3および第4のコンパートメント内に挿入され、また該第
    1、第2、第3および第4のコンパートメントから取り出されることができるよ
    うに前記プレートを往復移動させるための手段とを含む請求項10に記載の装置
  12. 【請求項12】 さらに、プレートと;第1、第2、第3および第4の充填
    チューブにそれぞれ連結されかつ前記プレートに取り付けられた第1、第2、第
    3および第4のノズルと;往復動キャリアであって、前記第1、第2、第3およ
    び第4のノズルがカートリッジの第1、第2、第3および第4のコンパートメン
    ト内に挿入され、また該第1、第2、第3および第4のコンパートメントから取
    り出されることができるように前記プレートに連結された往復動キャリアとを含
    む請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 流体を貯蔵するための少なくとも2つのコンパートメント
    を有するカートリッジを充填する方法であって、 カートリッジを少なくとも2つのノズルの下に配置することと; 前記少なくとも2つのノズルをカートリッジの前記少なくとも2つのコンパー
    トメント内に、各々のコンパートメントに1つのノズルのみが挿入されるように
    挿入することと; 前記少なくとも2つのコンパートメントに流体を充填することと; 前記少なくとも2つのノズルを前記少なくとも2つのコンパートメントから取
    り出すこととを含む方法。
  14. 【請求項14】 さらに、カートリッジをノズルの下に配置する前に、カー
    トリッジをパックに積み込み、かつカートリッジを、前記パックのピンをカート
    リッジの偏心通し穴に挿入することにより位置合わせすることを含む請求項13
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 流体を貯蔵するための第1、第2、第3および第4のコン
    パートメントを有するカートリッジを充填する方法であって、 カートリッジを少なくとも4つのノズルの下に配置することと; 少なくとも4つのノズルをカートリッジの前記第1、第2、第3および第4の
    コンパートメント内に、各々のコンパートメントに1つのノズルのみが挿入され
    るように挿入することと; 前記第1、第2、第3および第4のコンパートメントに、それぞれ第1、第2
    、第3および第4の流体を充填することと; 前記ノズルを前記第1、第2、第3および第4のコンパートメントから取り出
    すこととを含む方法。
  16. 【請求項16】 さらに、カートリッジをノズルの下に配置する前に、カー
    トリッジをパックに積み込み、かつカートリッジを、前記パックのピンをカート
    リッジの偏心通し穴に挿入することにより位置合わせすることを含む請求項15
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第1、第2、第3および第4の流体が同一の流体であ
    る請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の流体及び第2の流体とが同一の流体であり、前
    記第3の流体と第4の流体とが同一であり、かつ前記第1および第2の流体と異
    なる流体である請求項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1、第2および第3の流体が同一の流体でありかつ
    前記第4の流体が異なる流体である請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも2つのコンパートメントを有するカートリッジ
    をシールするための装置であって、前記カートリッジはほぼ円柱状でありかつカ
    ートリッジ内に偏心通し穴を画成し、 ほぼ円柱状の窪みと、前記ほぼ円柱状の窪みの内部に偏心的に配置されたピン
    とを含むパックであって、前記パックが前記円柱状の窪みとピンとを含むことに
    より、前記カートリッジが、パック内の前記窪みに挿入され、かつパックのピン
    をカートリッジの前記偏心通し穴に挿入することにより位置合わせされ得るパッ
    クと; パックと係合し、それによりカートリッジをシールするためのカートリッジの
    位置決めをするねじと; カートリッジをシールするためのシーラとを含む装置。
  21. 【請求項21】 前記シーラが平坦な加熱ヘッドを有する請求項20に記載
    の装置。
  22. 【請求項22】 少なくとも2つのコンパートメントを有するカートリッジ
    をシールするための方法であって、カートリッジがほぼ円柱状でありかつその内
    部に偏心通し穴を画成しており、 パック内にカートリッジを積み込み、かつカートリッジを、パックのピンをカ
    ートリッジの偏心穴に挿入することにより位置合わせすることと; パックをねじと係合させ、それによりカートリッジをシールするための位置に
    配置することと; カートリッジをシールすることとを含む方法。
  23. 【請求項23】 前記シールすることが平坦な加熱ヘッドを用いて行われる
    請求項22に記載の方法。
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