JP2002516759A - ハイブリッド型押ダイ - Google Patents

ハイブリッド型押ダイ

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Abstract

(57)【要約】 型押ダイは、開放構造を有するベースマトリックスとその上に設けられたエラストマー材料のコーティングからなる基材型押表面を含む。前記表面は主に、適所にエラストマーから突き出ているマトリックスを有するエラストマーからなる複合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は型押ダイ、特に石鹸型押ダイに関する。本明細書中、石鹸は製品の少
なくとも20%の量で石鹸、合成洗剤またはその組合せを含む固体製品を意味す
る。
【0002】 石鹸型押ダイは、通常1対の対称的に対向するダイ半割体から構成され、前記
ダイ半割体はそれぞれキャビティーを有し、該ダイ半割体を基材を接触させると
型押した基材ビレットが形成される。型押方法の重要な部分は、2つのダイ半割
体を離した後型押したビレットをダイ半割体から離型することにある。離型を促
進するために各種方法、例えばダイエジェクターを使用する方法、基材型押表面
をタルク粉末または離型流体で被覆する方法、または型押表面をエラストマーコ
ーティングで被覆する方法等が提案されている。
【0003】 例えば、欧州特許第285,722号明細書には、基材に耐摩耗性離型表面を
付与するための複合コーティングが開示されており、このコーティングは熱金属
マトリックスとその上に含浸させたシリコーンフィルムを含む。
【0004】 上記したダイをエラストマーコーティングで被覆する方法は、離型を促進する
特に有効な手段であることが判明している。しかしながら、この方法では各種問
題にぶつかる。第1に、スタンピング機で使用したとき、ダイの型押作用のため
にエラストマーは剪断歪み及び変形を絶えず被る。これにより、エラストマーコ
ーティングが比較的短時間で損傷するようになる。スタンパーを連続作動させた
場合にはコーティングの損傷が3週毎の頻度で起こり得るが、コーティングの損
傷が起きたときにはダイ上のコーティングを取り替える必要があり、機械の運転
を長時間停止させなければならない。
【0005】 前記コーティングによる別の問題は、適用中幾つかのエラストマーが硬化前で
はダイの非水平面に垂れたり流れ落ちる恐れがあり、その結果厚さが均一でない
不揃いな表面が生ずることである。上記したダイの型押表面上の欠陥が通常その
まま型押した製品上の欠陥になる。
【0006】 数種のエラストマーの別の問題は、ダイ表面と十分に接着させるために結合剤
を必要とすることである。結合剤は通常、危険性の高い反応性化学物質及び担体
溶媒として揮発性有機化合物を含む。現在の健康、安全性及び環境の法制により
、上記物質の工業的使用に対する規制がますます厳しくなりつつある。
【0007】 本発明で所望する目的は、上記した問題の少なくとも一部を解消または改善す
る型押ダイ用基材型押表面を提供することである。
【0008】 本発明の第1の態様で、開放構造を有するベースマトリックスとその上にエラ
ストマー材料のコーティングを含む基材型押表面を有する型押ダイを提供する。
本明細書中、用語「開放構造(open structure)」は、マトリックスに対して用い
るとき、マトリックスの表面が均一でなく、断面で見たときに複数の凹部、凸部
及び平坦部を含むことを意味する。典型的には、凸部から凹部の距離は50〜2
00ミクロンまたは70〜150ミクロンである。前記マトリックス表面に適用
した場合、エラストマーは凹部を充填し、結合の絡み合い性によりマトリックス
に強く結合するようにマトリックス中に侵入する。更に、前記した開放マトリッ
クス構造に適用した場合、低粘性エラストマー組成物は硬化するまでマトリック
スにより保持され、よってエラストマーは流れたり垂れたりしにくくなる。
【0009】 本発明の好ましい実施態様では、型押表面は、適所にエラストマーコーティン
グから突き出ているマトリックスを含む複合構造である。理想的には、表面は主
にエラストマーである。
【0010】 通常、マトリックスはセラミックスまたは金属材料からなり、この材料は1実
施態様ではプラズマまたはフレーム溶射方法によりダイに施される。或いは、マ
トリックスは、ダイ材料をレーザーもしくは機械微細加工、化学エッチング、陽
極酸化、放電加工、プラズマまたはイオンビーム処理して形成され得る。しかし
ながら、本発明は、上記した開放構造を有するマトリックスの形成方法に限定さ
れない。
【0011】 「エラストマー」の詳細な説明及び好適なエラストマーの特定例は、援用によ
り本明細書に含まれるとする本出願人の公開された欧州特許出願明細書第959
24225号明細書に記載されている。本発明の好ましい態様では、エラストマ
ーはシリコーンまたはフルオロシリコーンエラストマーからなる。
【0012】 本発明に従ってダイ中に使用するのに適したエラストマーは、通常比較的低い
減衰レベル及び低モジュラスを有する。別の態様によれば、好ましいエラストマ
ーは通常炭素を含み得、American Society for Test
ing and Materials D1418の分類によれば“R”、“M
”または“U”クラスであり得る。これらのクラスは、不飽和炭素鎖エラストマ
ー、飽和炭素鎖エラストマー、及びポリマー鎖中に炭素、窒素及び酸素を含むエ
ラストマーである。この種のエラストマーは、例えば古いエラストマーコーティ
ングの残留物を完全に焼いて除くことによりダイ上に新しく形成することが比較
的容易であることが判明した。
【0013】 好適な炭素含有エラストマーには、ポリウレタン、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム、及び水素化アクリロニトリル−ブタジエンゴムが含まれ、特に水素化
アクリロニトリル−ブタジエンゴムである。後者の例には、Therban(B
ayer製)及びZetpol(Zeon製)が含まれる。
【0014】 本発明は型押ダイの製造方法に関し、その方法は、ダイ表面上に開放構造を有
するマトリックス表面を形成するステップ及び前記マトリックス上にエラストマ
ーのコーティングを設けるステップを含む。
【0015】 理想的には、前記方法は、その後エラストマーを硬化するステップを含む。
【0016】 典型的には、マトリックス形成ステップには上記したマトリックス形成方法が
含まれる。
【0017】 本発明はまた、開放構造を有するベースマトリックスとその上に設けたエラス
トマーコーティングを含む複合ハイブリッドコーティングの、型押ダイ中の基材
型押表面としての使用に関する。
【0018】 理想的には、形成されたハイブリッドコーティングはエラストマーコーティン
グから突き出ているマトリックスのポケットを含む。
【0019】 本発明はまた、開放構造を有するベースマトリックスとその上に設けたエラス
トマー材料のコーティングを含む型押表面を有する型押ダイを用いて製品(例え
ば、棒状洗剤)を型押する方法に関し、その方法は、製品組成物を前記型押ダイ
に供給するステップ、該ダイにおいて組成物を型押して、型押した製品を形成す
るステップ、及び型押した製品をダイから離型するステップを含む。
【0020】 理想的には、型押される製品は、石鹸のような洗剤組成物である。しかしなが
ら、本発明の方法及びデバイスは、錠剤や食品のような各種製品を型押する際に
使用することも想定される。
【0021】 本発明に従って製造したコーティング及び基材型押表面により、優れた金属−
エラストマー界面結合強度が付与される。多くの場合、こうした結合強度により
別の結合剤を使用する必要がなくなる。よって、本発明の別の態様では、金属ダ
イとエラストマー層との間に結合剤またはプライマーが存在しないエラストマー
被覆ダイが提供される。更に、本発明のマトリックスにより、エラストマーがマ
トリックス中に深くに押し込まれ得るようにエラストマープリケーターに対する
複数の接触点を有する支持表面が与えられ、これによりテクスチャーが濡れ、優
れた機械的結合及びエラストマー−ベース接着が生ずる。コーティングは、マト
リックステクスチャーの最高ピーク高さによりコントロールされる均一で最適厚
さを有する。
【0022】 本発明のコーティングの場合、機能性エラストマーコーティングは、エラスト
マーコーティングから突き出ている硬質マトリックスのポケットにより偶発的ダ
メージから保護される。よって、比較的軟らかく脆いエラストマーを使用しても
、物理的ダメージに対する耐性が改善され得る。ダイ表面上の主要場所でエラス
トマー中に起こる剪断歪みが最小限となる。なぜならば、エラストマーのゾーン
が島状のマトリックスにより拘束され、バルクエラストマーの剪断変形や摩耗の
一因となることが避けられるからである。これらの要因により、より頑丈な工場
設備が提供され、ハイブリッドダイの耐用年数が有意に向上する。
【0023】 マトリックスの粗度を注意深くコントロールすると、ハイブリッド被覆ダイに
複合最終表面トポグラフが付与され得る。これは、製品エラストマー表面での摩
擦の低下を助け、棒状石鹸上に目障りな表面マークが発生する率が少なくなる。
更に、ハイブリッド被覆ダイのテクスチャーをコントロールすることにより、棒
状石鹸に対して好ましい表面テクスチャーが形成され得る。
【0024】 本発明の幾つかの具体例を以下に例示するが、これらの記載から本発明がより
深く理解されるであろう。
【0025】 1.製造方法を含めたハイブリッドダイの具体例 ハイブリッドダイは、金属石鹸ダイ、硬い耐摩耗性開放マトリックス及びエラ
ストマートップコーティングから構成される。ハイブリッドダイの製造方法を以
下に例示する: (a)アルミニウムを機械加工して金属石鹸ダイを作成し、その後市販されてい
るハイブリッドコーティング、例えばImpreglon UL Ltd.製の
炭化タングステンベース層及びシリコーンエラストマーからなるPlasma
Coat 1915/11を施す。 (b)ダイの成形表面に対してニッケル/アルミニウム粉末の硬い耐摩耗性開放
マトリックスを溶射法により施す。次いで、選択したエラストマーをマトリック
ス上に次のようにして被覆する。ダイの成形表面上に、製造業者が推奨するよう
にして作成したエラストマー(例えば、Dow Corning製シリコーンS
ilastic 9050/50)をきれいな軟らな絵筆を用いてニッケル/ア
ルミニウムのテクスチャーをちょうど完全に覆うコーティング厚さまで被覆する
。エラストマーを被覆したダイを160℃のオーブン中に2時間置いて、エラス
トマーを硬化させる。
【0026】 2.ハイブリッドダイと石鹸の使用についての説明 本セクションでは、(欧州特許出願第95924225号明細書に示されてい
る)エラストマーコーティングにより達成される型押した製品と型押表面間の接
着の著しい減少が本発明のハイブリッドコーティングの使用に固有のものである
ことを立証する。
【0027】 実験は、38〜280μmの狭い粒径分布を有するNi/Al粉末をフレーム
溶射することにより端面が被覆されているアルミニウムパンチを用いて実施した
。次いで、シリコーンエラストマーを、溶媒溶液を噴霧することにより施した。
エラストマーを硬化する前に、最終コーティング厚さ(定量化せず)を与えるた
めに追加の層(1、2及び3)を更に設けた。このハイブリッドコーティングの
最終表面粗度は1〜15μmRaであり、金属の粒径及びエラストマーコーティ
ングの厚さの両方に依存することが判明した。
【0028】 各パンチを、予め40℃に加熱されている石鹸組成物中に押し込んだ。押込み
深さは3mmであり、押込み中パンチを12rpmで回転させた。次いで、パン
チを石鹸から引っ込め、パンチと石鹸を離すのに必要な力を測定した。生じた接
着力はすべての被覆パンチで10〜45Nの範囲であり、1つのエラストマー層
を被覆したパンチを除外した場合には10〜25Nの範囲であつた。エラストマ
ーを被覆したパンチのいずれにおいても、接着力は非被覆の磨きステンレススチ
ール対照パンチ(100N)に比して著しく低下した。
【0029】 3.従来のエラストマー被覆ダイに対するハイブリッドダイの効果の立証 3.1 化学プライマーを含まない金属−エラストマー結合 本実験により、エラストマーのハイブリッドベースコーティングへの機械的固
定により、従来の金属−エラストマー結合では必要とされた化学結合剤またはプ
ライマーをもはや使用しなくてすむ程度に優れた金属−エラストマー界面結合強
度または破壊エネルギーを与えることができることを示した。すなわち、反応性
プライマー中にしばしば含まれている危険な化学物質の使用または接触を避ける
ことができる。化学プライマーは、幾つかの石鹸ダイ材料(例えば、シリコーン
エラストマー及びブラス)間を十分に接着するために必須であり、最悪の場合使
用しないと界面結合強度は事実上ゼロである。
【0030】 しかしながら、多くの他のゴム−金属結合用途と同様に、化学結合剤を使用す
ることにより界面接着を更に有意に向上させることができる。化学結合剤は、界
面接着または腐蝕に対する界面の長期間耐久性及び安定化の点で特定のベース−
エラストマーハイブリッド組合せに対して有利であり得る。この場合、ハイブリ
ッドテクスチャーは、界面破壊前に機械的に破壊または化学的に攻撃しなければ
ならない非常に強く複雑な界面を与える。
【0031】 これらの特徴、すなわち(a)プライマーなしでの十分な界面強度及び(b)
プライマーによるハイブリッドベースの改善は、異なる凝集強度を有する2種の
シリコーンエラストマー及び180゜剥離試験(BS 3712,4部,199
1)を用いて示された。この試験は、微細ステンレススチールワイヤメッシュを
エラストマー中に埋設し、硬質金属基材から剥がすラミネートからなる。破壊エ
ネルギー(G)は、剥離強度(P:単位幅wあたりの剥離力)から式G=2P/
wを用いて算出される。
【0032】 基材は、(i)ガラスビーズをブラストしたブラス、(ii)前記ブラスにS
2260(これは、従来のエラストマー被覆金属ダイの参照番号である。プライ
マーなしで、破壊エネルギーはほぼゼロであり、有用な結合強度は生じない)を
下塗りしたもの、(iii)Ni/Al粉末をフレーム溶射したアルミニウム、
及び(iv)Ni/Al粉末をフレーム溶射後S2260を下塗りしたアルミニ
ウムであった。プライマー及びエラストマーは、Dow Corningから入
手し、Dow Corningが推奨するように使用した。
【0033】
【表1】
【0034】 弱いエラストマー(9050/50)の場合、基材(i)を除いて、他の3つ
の基材でエラストマーの凝集破壊が生じた。すなわち、界面破壊エネルギーはエ
ラストマーの破壊エネルギー(2.3KJ/m)より高かった。(a)従って
、ハイブリッドベースにより与えられる界面結合強度は、たとえプライマーなし
でも十分である。(b)破壊が凝集にとどまるので、プライマーをハイブリッド
ペースに添加したときに更なる効果は得られない。
【0035】 より強いエラストマー(9280/50)の場合には、すべての基材でベース
とエラストマー間で界面破壊が生じた。すなわち、界面強度はエラストマーの内
部強度よりも低かった。このことから、(a)ハイブリッドベース単独で与えら
れる界面結合強度(3.5KJ/m)はプライマー付きビーズブラストブラス
(4.0KJ/m)と同等であったこと、及び(b)プライマーをハイブリッ
ドベースと併用したときには破壊エネルギーが増加したこと(4.6KJ/m )が認められ得る。
【0036】 3.2 エラストマー適用の容易さ 3.2.1 テクスチャーを有するハイブリッド表面による低粘性エラストマ
ーの保持 低粘性エラストマーコーティングをマトリックス上にブラシ、浸漬または噴霧
により被覆し、エラストマーを硬化させるまでマトリックステクスチャーにより
保持する。これらは非水平表面から流れ落ちにくく、そのためエラストマーの厚
さはより均一になる。これにより、本出願人の公開された欧州特許出願明細書第
95924225.6号明細書に記載されているコーティングでは或る条件下で
起こり得るような薄いエラストマーコーティングを有するダイにおけるコーティ
ングの垂れまたは流れ落ちは避けられる。
【0037】 上記した効果は、入手したままのブラスまたはフレーム溶射したNi/Alを
被覆したアルミニウムのいずれかの金属表面を低粘性エラストマー(Silas
tic 9050/50)で被覆し、90゜(垂直)の角度で室温で15分間の
保持時間、次いで推奨される160℃で2時間の硬化時間保持したときに示され
た。欧州特許出願明細書第95924225.6号明細書に詳細に記載されてい
るごとく薄く被覆したダイに対して施したように約100μmの薄いコーティン
グを施した。パネル間が同じコーティング厚さとなるように対照には設けなかっ
た。
【0038】 コーティング厚さは、エラストマー表面の半分の上に数nmの厚さに蒸着させ
た金フィルムにより形成した境界を渡ってレーザープロフィルメーターを用いて
各パネルの上部から幾つかの場所で測定した。レーザーは金から反射するが、透
明なエラストマーを通過し、ベースから逆反射する。従って、金フィルムの端で
段が生じ、こうして厚さを計算することができる。
【0039】 図1に、ブラスプレート及びハイブリッド被覆プレートに関して得た結果を示
す。
【0040】 本実施例及びデーターから、薄く被覆したブラスプレートでは被覆後室温で1
5分間、次いで高温で硬化中更に2時間垂直に保持したときに垂れが生ずること
が立証される。比較として、ハイブリッドプレートに関するデーターでは垂れは
認められず、100±20ミクロンのコーティング厚さを与えた。
【0041】 従って、薄いコーティングの場合、ハイブリッド表面は斜め表面上での低粘性
エラストマーコーティングの崩れを少なくする。
【0042】 3.2.2 テクスチャーを有するハイブリッド表面の高粘性エラストマーに
よる被覆 硬化前の高粘性またはペースト様コンシステンシーを有するエラストマーを薄
く、均一な傷のないコーティングとして直接適用することは困難である。前記エ
ラストマーは有機溶媒から適用され得るが、この場合危険性のある有機溶媒を使
用し、エラストマーの最終機械的特性が劣化する恐れがある。金属ダイ上にアプ
リケーターを用いて直接塗布すると、コーティング厚さは均一でなくなる。しか
しながら、ハイブリッドベースのマトリックスにより、前記ペーストがマトリッ
クス中に深く押し込まれ得るようにアプリケーターに対する複数の接触点を有す
る支持表面が提供され得る。注意し、かつ技量があれば、石鹸との接触のため有
効で均一な表面が作成され得る。コーティングは、マトリックステクスチャーの
最大ピーク高さによりコントロールされる均一で最適の厚さを有する。ハイブリ
ッドベース層のテクスチャーは非硬化エラストマーにより十分に濡れており、こ
のために優れた機械的結合及びエラストマー−ベース接着が生ずる。
【0043】 この効果を示すために、界面破壊エネルギーを上記した180゜剥離試験及び
ハイブリッドベースNi/Al上のエラストマーSilastic 9280/
50で測定した。ダイ被覆のために十分なエラストマー薄層を上記した軟質プラ
スチックアプリケーターを用いて適用し、その後剥離試験用ラミネートを非硬化
エラストマーを用いて作成し、160℃で2時間硬化した。このアセンブリから
の破壊エネルギーは3.6KJ/mであり、破壊モデルは界面であった。比較
では、エラストマーの第1層を有機溶媒(例えば、トルエン)中の希溶液を用い
て適用したとき、3.5KJ/mのほぼ同等の界面破壊エネルギーを呈した。
従って、直接適用方法により、等しく高い界面結合強度が得られる一方、溶媒適
用の危険または問題が避けられる。
【0044】 3.3 向上した耐用年数 機能性エラストマーコーティングは、硬い突出マトリックスにより偶発的ダメ
ージから保護される。比較的に軟らかい脆いエラストマーを使用しても物理的ダ
メージに対して高い抵抗性が得られ得る。ダイ表面上の主要部分でエラストマー
中に生ずる剪断歪みが最小限となる。なぜならば、エラストマーのゾーンが島状
のマトリックスにより拘束され、バルクエラストマーの剪断変形及び摩耗の一因
となるのが防止されるからである。これらの要因は、以下の実施例に示すように
より頑丈な工場設備及びハイブリッドダイの耐用年数の有意な増加に寄与する。
【0045】 ブラスパンチの端面を炭化タングステンのフレーム溶射層で被覆した。次いで
、エラストマー(Dow CorningシリコーンSilastic 905
0/50)で被覆して、ハイブリッドコーティングを作成した。同じブラスパン
チをDow CorningプライマーS2260で下塗りし、同じエラストマ
ーで被覆した。
【0046】 パンチを、石鹸を擦ることにより生ずる摩耗を促進させように設計された機械
上に順次載せた。この試験は、実際工場の状況でのダイの寿命を模擬しているこ
とが判明している。前記パンチを、開口部からゆっくり押出されるテスト石鹸中
に繰り返し動かした。パンチ上に加わる圧力は、型押中に生ずるであろう圧力に
匹敵するように設計されている。前記試験を、石鹸がパンチ表面に接着し始める
まで継続し、こうなるまでの押込みサイクルの回数を記録した。次いで、パンチ
をエタノールで清浄し、機械上に再び載せた。石鹸が再びパンチ表面に接着する
まで前記過程を繰り返す。これらを第1及び第2粘着値として呼ぶ。粘着はエラ
ストマー表面への微細な損傷により生じ、摩耗の開始を指す。
【0047】 エラストマー被覆パンチは第1の70,000サイクル、第2の72,000
サイクル後に粘着したのに対して、ハイブリッド被覆パンチは第1の100,0
00サイクル及び第2の110,000サイクルまで操作し続けた。本発明のハ
イブリッドコーティングにより、耐用寿命が約40%向上した。
【0048】 3.4 トポグラフ、摩擦及びテクスチャー マトリックスの粗度を注意深くコントロールすることにより、ハイブリッド被
覆ダイに複合最終表面トポグラフを付与することができる。これにより、石鹸エ
ラストマー表面での摩擦の減少を助け、棒状石鹸上に見苦しい表面マークが発生
しにくくなる。更に、ハイブリッド被覆ダイのテクスチャーをコントロールする
ことにより棒状石鹸に対して好ましい表面テクスチャーが適用され得る。
【0049】 3.4.1摩擦 フレーム溶射した金属及びエラストマーを用いて平らなアルミニウムシートを
同様に被覆して、セクション2に記載したパンチを作成した。前記シート表面上
に石鹸ピースを摺動させる際に生じる摩擦力を摺動速度(7〜30mm/s)及
び付加した通常荷重で測定した。摩擦係数を、摩擦力/正常力のプロットの勾配
から算出した。同様にバルクエラストマーと見做され得る3mm厚さのシリコー
ン層を用いて値を得た。厚エラストマーは、エラストマーのバルク変形のために
石鹸と非常に高い摩擦係数を示した(1.9〜2.4)。マトリックス中のエラ
ストマーを制約すると、摩擦はかなり低下する(0.4〜0.8)。
【0050】 3.4.2 テクスチャー セクション2に記載の接着実験後に、ハイブリッド被覆パンチ及び石鹸表面の
粗度を非接触レーザープロフィルメーターを用いてRa(μm)で測定した。パ
ンチの粗度と得られた石鹸表面の粗度との間には強い直接的相関関係(〜1:1
)がある。
【0051】 本発明は、上記実施態様に限定されず、構造及び細部を変更させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブラス及びハイブリッド被覆プレートに関して得られた結果を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月2日(2000.6.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 エスピー,アラン・ウイリアム イギリス国、マージーサイド・エル・63・ 3・ジエイ・ダブリユ、ウイラル、ベビン トン、クオリー・ロード・イースト、ユニ リーバー・リサーチ・ポート・サンライト 気付(番地なし) (72)発明者 ストーリー,エドワード・ロス アメリカ合衆国、コネチカツト・06611、 トランブル、メリツト・ブールバード・ 40、ユニリーバー・ホーム・アンド・パー ソナル・ケア・ユー・エス・エイ気付 Fターム(参考) 4H003 BA01 CA06 DA01 DA02 FA01 FA03 FA21

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放構造を有するベースマトリックスとその上に設けられた
    エラストマー材料のコーティングからなる基材型押表面を有することを特徴とす
    る型押ダイ。
  2. 【請求項2】 断面で見たときに、マトリックスの表面は複数の凹部、凸部
    及び平坦部を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の型押ダイ。
  3. 【請求項3】 マトリックスがエラストマーに対する複数の接触点を有する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の型押ダイ。
  4. 【請求項4】 エラストマーがマトリックス中に深く押し込まれていること
    を特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の型押ダイ。
  5. 【請求項5】 主に、エラストマーから突き出ているマトリックスを有する
    エラストマーである複合表面を含むことを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれか1項に記載の型押ダイ。
  6. 【請求項6】 マトリックスがエラストマーから島状に突き出ていることを
    特徴とする請求の範囲第5項に記載の型押ダイ。
  7. 【請求項7】 ダイは、エラストマーをマトリックスに結合させる結合剤ま
    たはプライマーを含まないことを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    か1項に記載の型押ダイ。
  8. 【請求項8】 マトリックスがセラミックまたは金属材料からなることを特
    徴とする請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の型押ダイ。
  9. 【請求項9】 マトリックスがプラズマまたはフレーム溶射により施される
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の型押ダイ。
  10. 【請求項10】 マトリックスが、ダイ材料をレーザーもしくは機械微細加
    工、化学エッチング、陽極酸化、放電加工、プラズマもしくはイオンビーム処理
    することにより形成されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第9項のいずれ
    か1項に記載の型押ダイ。
  11. 【請求項11】 エラストマーがシリコーンまたはフルオロシリコーンエラ
    ストマーからなることを特徴とする請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項
    に記載の型押ダイ。
  12. 【請求項12】 エラストマーが炭素含有ダイからなることを特徴とする請
    求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の型押ダイ。
  13. 【請求項13】 エラストマーが不飽和炭素鎖エラストマー、飽和炭素鎖エ
    ラストマー、及び炭素鎖中に炭素、窒素及び酸素を含むエラストマーから選択さ
    れることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の型押ダイ。
  14. 【請求項14】 エラストマーがポリウレタン、アクリロニトリル−ブタジ
    エンゴムまたは水素化アクリロニトリル−ブタジエンゴムであることを特徴とす
    る請求の範囲第13項に記載の型押ダイ。
  15. 【請求項15】 石鹸を型押する際に使用するための請求の範囲第1項〜第
    14項のいずれか1項に記載の型押ダイ。
  16. 【請求項16】 型押ダイの製造方法であって、ダイ表面上に開放構造を有
    するマトリックス表面を形成するステップ及び前記マトリックスに対してエラス
    トマーコーティングを施すステップを含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 石鹸基材を、請求の範囲第1項〜第14項のいずれか1項
    に記載のダイを含む1対の対称的に対向するダイ半割体と接触させて型押した基
    材ビレットを得ることを特徴とする棒状洗剤の型押方法。
  18. 【請求項18】 ダイ半割体の各々が請求の範囲第1項〜第14項のいずれ
    か1項に記載のダイを含むことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 開放構造を有するベースマトリックスとその上に設けられ
    たエラストマー材料のコーティングからなる型押表面を有する請求の範囲第1項
    〜第14項のいずれか1項に記載の型押ダイを使用して製品を型押する方法であ
    って、製品組成物を前記型押ダイに供給するステップ、該ダイにおいて組成物を
    型押して、型押した製品を形成するステップ、及び型押した製品をダイから離型
    するステップを含むことを特徴とする前記方法。
  20. 【請求項20】 製品が棒状石鹸であることを特徴とする請求の範囲第19
    項に記載の方法。
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