JP2624903B2 - ディスクブレーキ用摩擦ライニング及びその製造方法 - Google Patents
ディスクブレーキ用摩擦ライニング及びその製造方法Info
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Description
構成されていて担持板に固着された圧縮摩擦材料から成
るブロックを含み、担持板の該ブロックを支持している
側の面には完全な摩擦結合をなし且つアンダーカット
部,くびれ部又はこれと同様の形状部を有する独特の形
をした部材から成る焼結−融合された表装用ベッドが形
成されており、該表装用ベッドにはブロック状に圧縮摩
擦部材が上記アンダーカット部,くびれ部又はこれと同
様の形状部に充填された状態で取付けられている、特に
路上車及び軌道車用のディスクブレーキ用摩擦ライニン
グに関する。
ブレーキ用ライニングはドイツ国実用新案第82014
04号から公知である。この種摩擦ライニングは、長い
間の実際的使用によりその価値は既に証明されており、
表装用ベッドと摩擦材料ブロックとの間に中間層を使用
することがしばしば要求される。この中間層は今までボ
ンド接着フィルム又は接着剤の形で構成されていたが、
種々の欠点があるため中間層なしで済ませる可能性を提
供することが望まれている。更に、公知の表装用ベッド
と担持板との間又は表装用ベッドと摩擦材料ブロックと
の間に割れ目や腐食が発生して、摩擦材料ブロックの膜
の下部がブレーキ効果の減退−極端な場合には−ブレー
キライニングの破損につながる側から除々に錆びるよう
になることが分かった。
板への摩擦材料のボンド接着は、接着剤の熱処理のため
に、比較的時間が掛り生産性が低い。摩擦材料を担持板
に十分に接着させるのには、比較的長い待ち時間を必要
とする。この待ち時間を短縮すると、接着剤を通しての
熱の伝達が不十分であるため、着きが悪い。その上、接
着剤が使用される場合は、担持板を前処理しなければな
らないと云う条件が加わる。即ち、接着面を研磨するか
或いは接着剤を塗布する粗地を形成しなければならな
い。更に、摩擦材料を担持板に押し付けた後、摩擦材料
ブロックの側部領域まで延びるワニス層を形成すること
が知られている。この処理工程においては、ワニスをス
プレーする人即ちワニススプレー装置の操作者を保護す
るため、特別の配慮が払われなければならない。然し、
スプレー作業で生じるワニスの残りと使用できなくなっ
た分の量は可成りのものとなり、そのための処理装置が
必要となる。更に、塗布されるべきワニス層には多くの
要求がなされるが、それでも、担持板が鉄や鋼で作られ
る場合には十分な腐食保護にはならない。担持板の動電
気処理即ち電気メッキにより耐腐食性を改善することを
目的とした多くの試みも、平滑な担持板上での金属メッ
キ膜が接着剤のための適当な接着地とならない限り、失
敗に終わっていた。例えば、亜鉛メッキされた金属シー
トには接着剤は付着しない。
金属メッキ膜その他の適宜の被膜を形成した場合でも、
担持板又は担持用金属シートの腐食保護の改善と同時に
摩擦材料と担持板又は担持用金属シートとの間の十分な
付着が達成される、冒頭に記載した形式の摩擦ライニン
グを提供することを目的としており、さらに割れ目の発
生が少なく同時に騒音の発生の少ない改良された担持板
又は担持用金属シートを得ることを目的としている。
許請求の範囲の請求項1及び2において特徴付けられた
特徴により達成される。
て生じる諸欠点は、担持板の粗地上に摩擦材料が押し付
けられる前に、銅,銀,錫,カドミウム,亜鉛,クロム
又は他の適宜金属から成る動電気的な金属膜が形成され
ると、回避されるということが分かった。この場合、担
持板の粗地上に例えばトリフロロエチレン,ポリテトラ
フロロエチレン,ポリシロキサン又はシリコンゴムの如
き耐高温プラスチックの被膜を形成しても同様の結果が
得られるうることが分かった。上記粗地(表装用ベッ
ド)と動電気的被膜との相互作用によって担持板に対す
る高度の腐食保護性がもたらされる一方、この粗地は、
動電気的な被膜が該粗地の外形に応じて形成されるた
め、摩擦材料と担持板との間に付着力をもたらす。この
仕方で、摩擦ライニングの環境的に矛盾のない製造方法
が提供される。これに、摩擦ライニングのための製造方
法が改良され且つ簡素化されるという情況が、付加され
る。一片の摩擦ライニングの製造において、接着剤の硬
化時間やワニス層の乾燥時間による長い待ち時間は不要
となる。
高融点成分(B)とで作られた混合材料から成る冒頭で
述べた形式の摩擦ライニングを提供することが提案され
ている。
めに、上記の混合材料即ちアンダーカット部やくびれ部
等を以って確実な摩擦結合を構成する形状部材を使用す
ることにより、その構造表面が完全に一風変わった不規
則な構成をなすようにすることが可能であり、既知の球
面に較べて夫々独立した焼結−融合せしめられた形状部
材が球状をなすことなしに大きな表面積を持つように、
焼結−融合せしめられた粒子に対し微視構造だけでなし
に巨視構造においても、表面を一風変わった不規則な構
成にすることが可能である。それにより非常に大きい機
械的な強度と高い温度安定性が得られ、その結果担持板
上への摩擦材料ブロックの協力な付着と大きな付着安定
性が得られる。
して錫,柔らかいか又は迅速に溶ける半田等の如き低融
点金属又は青銅や黄銅等の如き低融点合金が提供され、
又高融点成分(B)として鉄や砂やセラミックの粉末等
から成るものが提供されており、その場合高融点成分
(B)の溶融点は担持板の溶融点以下であるべきであ
る。担持板又は担持用シートは、鋼,V2A−鋼(ニッ
ケル−クロム鋼),セラミック材料,アルミニウム又は
他の適宜材料から成っている。成分(A)は低融点のも
のであり、成分(B)の溶融点及び担持板の材料の溶融
点は高くなければならないが、それらは違っていても良
いし、同じであってもよい。
擦材料から焼結−融合された材料の表装用ベッドひいて
は担持板への力と熱の直接的な移動は可能である。従来
品における如き追加の連結層は不要となる。特に、青銅
が使用されるときには、膜の下側が錆びたり最初から錆
びたりすることが回避されて、共使寿命が延び且つ極端
な環境条件においても腐食傾向が小さくなる。
料を使用しているために、焼結−融合された表装用ベッ
ド内で最適の緊急走行特性を有する。一方、ブレーキ盤
の接触領域内が一風変わった表面構造になっているため
に、混合材料はブレーキ盤と一定の接触状態にあって、
ブレーキ作用は摩擦材料の残りの部分によって今まで通
り遂行され得るようになっている。使用されている組合
せ材料のためにブレーキ盤の破損が回避され得るので、
同時にブレーキ盤が保護される。それは、この構造によ
り、緊急走行特性が発揮されるように強力な付着力と摩
擦力が最後まで正しく提供されるようになっているため
である。一風変わった構造の表面と摩擦材料ブロックと
の間の結合のために、残ったライニングを挾み取ること
はできないが、その結合の安定性は膜の下側が錆びるの
が確実に回避できるという事情から更に増大せしめられ
る。
止を行うために今日まで提供されて来たような孔なしの
摩擦ライニングを担持板に使用することも可能である。
それにより大きな剛性が得られるので、同じ強度を保持
しながら担持板を薄くすることができ、軽量化が達成さ
れる。
り、摩擦材料ブロックと焼結−融合された表装用ベッド
との間のアンダーカット部及びくびれ部又は凹部が摩擦
材料で十分に満たされ、摩擦材料にそれによって発生す
る空洞内へ広がる可能性を付与して発生する熱応力が減
らされるようになるという追加の利点があることが分か
った。この結果、摩擦ライニングの一層の保護と共使寿
命の改善が達成される。
約30%の青銅を含み、高融点成分(B)は約70%の
鉄粉を含んでいて、青銅は10%の割合で錫を含んでい
る。かかる混合物を使用すると、耐摩耗性,騒音の低減
及び腐食の抑制等の所望の総ての特性について最適の結
果が得られる。
ドは、全体又は一部がアンダーカット部,くびれ部等を
有する確実な摩擦結合を形成する独立した形状部材から
成る摩擦材料収容領域内の担持板を被服する基層を含む
ように構成される。この場合、グリップ要素は、円柱
状,円錐台柱状,円錐台状又は底面が三角形,正方形又
は多角形のピラミッド状に構成されて、互いに離間配置
される。どの形式のグリップ要素を選択するかは、望ま
れる摩擦ライニングの特性に依存する。グリップ要素を
柱状構造にした場合には、表装用ベッド材料と摩擦材料
との割合は摩耗が大きい場合でも一定に維持されるが、
他の形状のグリップ要素を使用する場合には、その割合
は増加せしめられて、摩擦ライニングに作用する応力が
大きい時でもブレーキ特性が二つの検査値の間に維持さ
れるように摩耗を減らすことが可能である。
合された表装用ベッドを有する担持板上に摩擦材料を押
し付ける前に、担持板上に腐食保護用として銅,銀,
錫,カドミウム,亜鉛,クロムその他の適宜金属の動電
気的に生成された金属膜又は耐高温プラスチックの膜を
形成する方法が提供されている。
ることによって自体公知の担持板が使用に供されるが、
低融点の一つの成分(A)と高融点の一つの成分(B)
との混合粉末が用意されて、その混合粉末を担持板上に
置かれたすき網又は穿孔板に通した後そのすき網又は穿
孔板を持ち上げて担持板上に細い粉末状混合物を堆積さ
せそして焼結処理を行うか、又は上記の粉末状混合物を
円錐状に広がる多数の盲孔を有する黒鉛鋳型内へ該盲孔
に向けて導入した後その黒鉛鋳型の盲孔を有する側面上
に担持板を置きそして焼結処理を行うか、又は上記粉末
状混合物を縦横に交差して好ましくは三角形の横断面を
有する多数の溝を該設した型板上に撒いて粉末状混合物
が担持板上に蜂の巣格子状に広げられるようにした後担
持板を上記型板の溝の設けられている側の面上に置いて
焼結処理を行うか、するようにしたものである。
る。即ち、 (a) 各焼結体が−球面に較べて−球状の外形をなさ
ずに大きな表面積を持つような独特な形の焼結−融合粒
子からなる構造体; (b) 大きな機械的強度と耐熱性; (c) 強力な付着性; (d) 非常走行特性を有する付着ベットの使用による
良好な非常走行特性;及び (e) 層を少なくしたことにより割れ目の発生が少な
いこと。
良好な滑り特性を有する他の適宜材料で作られた鋳型を
使用することも可能である。個々の盲孔はその開口方向
に円錐状に広がっている。又、多数の孔を有していてそ
の孔内に嵌合する多数のピンを有する一枚の板によりそ
の一側が閉じられているような鋳型を使用することもで
きる。各盲孔内へ投入される粉末の量はピンの挿入長さ
の範囲までである。それによって正確な投入とグリップ
要素の構造が可能ならしめられる。この場合、材料の最
適量は、独特な構造が温度と圧力の扱い方の相互作用に
おいて溶融点が異なることによって創生されるため、焼
結工程の枠内で適当に熱処理される混合物の結合作用に
より決められる。
に、表装ベッドに成分(A)と(B)の他に炭素成分
(C)を含めても良い。この場合、摩擦値は炭素成分に
より調節される。
請求の範囲の幾つかの従属請求項において特徴づけられ
ている。
に説明する。図1乃至5において、金属その他の適宜材
料で作られ、それ自体公知の方法で構成された担持板又
は担持用金属シートが符号10で示されており、その上
には、略示された摩擦材料を圧縮して成る混合物のブロ
ック16が載置されている。図1及び図2に示された実
施例において、ブロック16を担持している面11に
は、成形された複数の部材13から成る基層12aを含
む組織的に構成された外観形状をなすベッド12が設け
られており、部材13は、それぞれアンダーカット部、
くびれ部又はこれらと同様の形状部14をもつように、
高溶融成分と低溶融成分とを含む材料を混合・圧縮及び
熱処理することにより作られている。部材13は、例え
ば、後述する球状部材13′として形成され、ブロック
16とベッド12とを緊密に結合させる機能を奏する。
すなわち、部材13のアンダーカット部、くびれ部又は
これらと同様の形状部14にブロック16が噛み合うこ
とにより、部材13ひいてはベッド12とブロック16
が結合される。
ッド12は、取付け領域内にアンダーカット部14を形
成している担持板10に焼結−融合された複数の球状部
材13′を含んでいる。表装用ベッド12には、各球状
部材13′を包囲し且つ該球状部材13′により形成さ
れる外形となるように被着された金属メッキ膜50が設
けられており、一方、この金属メッキ膜50はアンダー
カット部,くびれ部又はこれと同様の形状部14にも連
続的に形成されて、担持板10を腐食から十分保護する
ようになっている。金属メッキ膜50は、銅,銀,錫,
カドミウム,亜鉛,クロム又は他の適宜材料から成って
いればよい。金属メッキ膜による他の利点は膜厚の寸法
精度を正確に保持できるということである。この寸法精
度は、うわ塗り膜や振りかけ膜によっては得られない。
更に、金属メッキ膜は、他の塗膜法では達成し得ない均
一性を確保できるという利点がある。又、表装用ベッド
12の外形は、金属メッキ膜50が圧縮された摩擦材料
とでこぼこした基部との間にあるにも拘らず高水準の摩
擦作用と高水準の確実な結合が実現されるように、完全
に保たれる。
るプラスチック膜を使用することも出来る。かかるプラ
スチック膜は図3に符号50′で示されている。プラス
チックとしては、特に高温においても安定な例えばシリ
コンゴム,トリフロロエチレン,ポリテトラフロロエチ
レン,ポリシロキサン等が適している。
けをかりて、押圧操作中に摩擦材料混合物がアンダーカ
ット部,くびれ部又はこれと同様の形状部14によって
形成される空間内へは勿論(図6の(D)にその表面形
状が示されている)部材13間の隙間内へ流れ込むよう
な場合に、表装用ベッド12の設けられた担持板10上
に押し付けられる。このように、部材13の助けをかり
て、所謂互いに掴み合うように、変形された摩擦材料の
ブロック16と表装用ベッド12との間の親密な結合が
行われる。然しながら、材料の性質によっては、表装用
ベッド12と基層12aに、摩擦材料が表装用ベッドに
より充填されない領域11aの表面部分に作用するよう
に、変形が起こり、領域11aの総てが摩擦材料により
完全に充填されて、空いている領域や開放されているス
ペースが皆無となるか又は極く少なくなったり、それに
より水分の浸透やそれによる腐食が防止される。
る。この実施例の基本的な構造は図1及び2に示した実
施例の構造に対応しており、グリップ要素15は、基層
12a上に、図6の(B)に示す如く円筒状,円錐台状
又は先端を切った円錐状に形成されている。この場合、
グリップ要素15は巨視的に見て円柱状に起立し、細部
を拡大した場合は図6の(B)又は図6の(C)に示さ
れた如く、アンダーカット部,くびれ部又はこれと同様
の形状部14を有する一風変わった形に成形されてい
る。
ている。この実施例においては、図5の実施例とは違っ
て、グリップ要素115は基部が三角形,正方形又は多
角形をなすピラミッド形に成形されている。この場合、
最適の載置及び付着特性を得るために、ピラミッドの基
部115aとピラミッドの側面115bとのなす角αは
図6の(C)に示した如く約60゜になるように選定さ
れる。
−融合された後材料の性質によって、変わった構成の基
層12a及びグリップ要素が実際上どのように起立して
いるかを、電子顕微鏡により拡大して示されている。
ている。この実施例においては、表装用ベッドは格子状
に配列されたグリップ要素の列17を含んでおり、各グ
リップ要素区域18は各交差点において重ねられてい
て、追加のグリップ要素ユニットを形成している。
実施例における表装用ベッドの顕微鏡拡大図が示されて
いる。これらの図においては、ほぼ半球状又は半楕円状
の基部外形を有するグリップ要素が基層上に形成されて
いる。
明に従う表装用ベッドのための材料成分から成る混合物
を使用するか或いは本発明に従う方法を利用すれば、所
望の性質を有するどんな形の表面構造でも得ることがで
きるので、単なる幾つかの実施例として考慮されなけれ
ばならない。
膜を金属メッキ膜として説明したが、この金属膜は、熱
的方法や真空蒸着或いは陰極スパッタ法により形成する
こともできる。粗面化処理に先立って或いは表装用ベッ
ドを形成する前に、担持板上に例えば銅の金属膜を形成
することも可能であって、でこぼこの基部はその金属膜
を加工することにより得るようにしてもよい。
る場合は、該担持板10の本来の剛性を増大させるよう
に、例えば、うね状等の外形が形成される。
音が少なく優れたブレーキ特性を賦与し得る、軽量且つ
長寿命のディスクブレーキ用摩擦ライニングを提供する
ことができる。又本発明方法によれば、この種摩擦ライ
ニングを簡単,低廉且つ比較的短時間に大量生産するこ
とができる。
面図である。
けた担持板の拡大断面図である。
平面図である。
板の図5と同様の断面図であって、(A)はその全体図
を、(B)は図5のA部の拡大図を、(C)は図6のB
部の拡大図を、(D)はグリップ要素の表面形状の拡大
図を夫々示している。
るものの顕微鏡拡大写真である。
るものの顕微鏡拡大写真である。
るものの顕微鏡拡大写真である。
いるものの顕微鏡拡大写真である。
いるものの顕微鏡拡大写真である。
いるものの顕微鏡拡大写真である。
Claims (16)
- 【請求項1】 担持板(10)に固着された圧縮摩擦材
料から成るブロック(16)を含み、該担持板の前記ブ
ロックを支持している側の面には、摩擦結合をなし、か
つ、アンダーカット部、くびれ部又はこれと同様の形状
部(14)を有する部材(13)から成る焼結−融合さ
れたベッド(12)が粗地として形成されており、前記
ベッド上にはブロック状に前記圧縮摩擦材料が前記アン
ダーカット部、くびれ部又はこれと同様の形状部(1
4)に充填された状態で取り付けられているディスクブ
レーキ用摩擦ライニングにおいて、前記ブロック(1
6)と前記ベッド(12)の間には、前記ベッドの粗地
の形状と同様の形状をなしている金属膜(50)が前記
担持板(10)の腐食保護膜として形成されており、前
記金属膜(50)は銅、銀、錫、カドミウム、亜鉛又は
クロムからなり、前記ベッド(12)は低融点成分
(A)と高融点成分(B)とを含む混合材料からなるも
のであることを特徴とするディスクブレーキ用摩擦ライ
ニング。 - 【請求項2】 担持板(10)に固着された圧縮摩擦材
料から成るブロック(16)を含み、該担持板の前記ブ
ロックを支持している側の面には、摩擦結合をなし、か
つ、アンダーカット部、くびれ部又はこれと同様の形状
部(14)を有する部材(13)から成る焼結−融合さ
れたベッド(12)が粗地として形成されており、前記
ベッド上にはブロック状に前記圧縮摩擦材料が前記アン
ダーカット部、くびれ部又はこれと同様の形状部(1
4)に充填された状態で取り付けられているディスクブ
レーキ用摩擦ライニングにおいて、前記ブロック(1
6)と前記ベッド(12)の間には、前記ベッドの粗地
の形状と同様の形状をなしている耐高温プラスチックそ
の他の非金属膜(50′)が前記担持板(10)の腐食
保護膜として形成されており、前記ベッド(12)は低
融点成分(A)と高融点成分(B)とを含む混合材料か
らなるものであることを特徴とするディスクブレーキ用
摩擦ライニング。 - 【請求項3】 前記低融点成分(A)は錫その他の低溶
融金属又は青銅、黄銅その他の低溶融合金であることを
特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項4】 前記高融点成分(B)は砂又はセラミッ
ク粉末を含んでいることを特徴とする請求項1乃至3の
何れか一項に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項5】 前記高融点成分(B)の溶融点は前記担
持板の溶融点より低いことを特徴とする請求項1に記載
の摩擦ライニング。 - 【請求項6】 前記低融点成分(A)は約30%の青銅
からなり、前記高融点成分(B)は約70%の鉄粉から
なることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記
載の摩擦ライニング。 - 【請求項7】 前記青銅は10%の錫成分を含んでいる
ことを特徴とする請求項6に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項8】 前記ベッドは、摩擦材料収容領域(11
a)内において前記担持板を完全に又は部分的に覆う基
層(12a)を含み、該基層(12a)は前記部材(1
3)をなしていることを特徴とする請求項1乃至7の何
れか一項に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項9】 前記基層(12a)上には、グリップ要
素(15,115,215)が離間配置されていること
を特徴とする請求項8に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項10】 前記グリップ要素(15)は円柱、円
錐台柱又は先端を切った円錐の形の外形を有しているこ
とを特徴とする請求項9に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項11】 前記グリップ要素(115)は底部が
三角形、正方形又は多角形をなすピラミッド形の外形を
有していることを特徴とする請求項9に記載の摩擦ライ
ニング。 - 【請求項12】 前記円錐又はピラミッドの底面と側面
のなす角(α)は約60°であることを特徴とする請求
項10又は11に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項13】 前記ベッドは、摩擦材料収容領域(1
1a)内において前記担持板を完全に又は部分的に覆
い、かつ、グリップ要素区域(18)によって形成され
た格子状配列(17)を含む基層(12a)からなって
おり、前記グリップ要素区域(18)は前記部材(1
3)をなしていることを特徴とする請求項1乃至7の何
れか一項に記載の摩擦ライニング。 - 【請求項14】 前記ベッドは前記成分(A)及び
(B)の他にカーボンからなる成分(C)を含むことを
特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の摩擦
ライニング。 - 【請求項15】 担持板(10)に、完全な摩擦結合を
なし、かつ、アンダーカット部、くびれ部又はこれと同
様の形状部を有する部材(13)からなるベッド(1
2)を構成する目的で粗地を形成するのに適する材料を
焼結−溶融させてなる摩擦ライニングの製造方法におい
て、焼結−溶融されたベッド(12)を有する前記担持
板上に摩擦材料を押し付ける前に、該担持板上に、腐食
保護用として、銅、銀、錫、カドミウム、亜鉛又はクロ
ムからなる金属膜(50)又は耐高温プラスチック膜
(50′)を形成するようにした摩擦ライニングの製造
方法。 - 【請求項16】 低融点成分(A)と高融点成分(B)
の粉末状混合物を準備し、かつ、該粉末状混合物を担持
板上に置かれたすき網又は穿孔板に通した後、該すき網
又は穿孔板を持ち上げて担持板上に細かい粉末状混合物
を堆積させそして焼結処理を行うか、該粉末状混合物を
円錐状に広がる多数の盲孔を有する黒鉛鋳型内へ該盲孔
に向けて導入した後、該黒鉛鋳型の該盲孔を有する側面
上に担持板を置きそして焼結処理を行うか、該粉末状混
合物を縦横に交差して好ましくは三角形の横断面を有す
る多数の溝を刻設した型板上に撒いて粉末状混合物が担
持板上に蜂の巣格子状に広げられるようにした後担持板
を前記型板の溝の設けられている側の面上に置きそして
焼結処理を行うか、するようにしたことを特徴とする請
求項15に記載の方法。
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