JP2002514580A - 化粧用製剤 - Google Patents
化粧用製剤Info
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- JP2002514580A JP2002514580A JP2000547952A JP2000547952A JP2002514580A JP 2002514580 A JP2002514580 A JP 2002514580A JP 2000547952 A JP2000547952 A JP 2000547952A JP 2000547952 A JP2000547952 A JP 2000547952A JP 2002514580 A JP2002514580 A JP 2002514580A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/87—Polyurethanes
Abstract
Description
ポリマーおよびイソシアナート基に対して反応性の基を有する少なくとも1種の
ポリマーから成る、少なくとも1種の水溶性または水分散可能な架橋ポリウレタ
ンを含む化粧用製剤に関する。
有するポリマーが使用されている。これらのヘアトリートメント剤は、一般にア
ルコールまたはアルコールと水とから成る混合物中の皮膜形成剤の溶液を含んで
いる。
発の後、毛髪は残留しているポリマーの相互の接触点において所望の形に保持さ
れる。ポリマーは、一方では毛髪から洗い流すことができるように親水性でなけ
ればならないが、しかし他方ではポリマーで処理された毛髪が高い空気中の湿気
でもその形を保持し、またたがいに粘着しないように疎水性でなければならない
。できるだけ効率的な整髪作用を得るためには、比較的高い分子量および比較的
高いガラス転移温度(少なくとも15℃)を有するポリマーの使用がなかでも望
ましい。
合物)の大気中への放出を制限するための環境規則に基づいて、アルコールおよ
び噴射剤含有量の低下が必要であることを考慮しなければならない。
を与えることであり、これは例えば生まれつき著しく剛いかおよび/または暗色
の毛髪の場合に該当する。
体をヘアケア剤中に使用することは公知である。
柔軟性および豊満性の改善のために洗髪剤およびヘアトリートメント剤中へのポ
リシロキサン−アンモニウム誘導体の使用を記載している。
リコーンターポリマーおよびB)第四級アンモニウム塩をベースとする少なくと
も1種のカチオン性でシリコーンを含まないコンディションニング剤をベースと
するヘアトリートメント剤を記載している。
結合しているポリシロキサンの使用の際の欠点は、貯蔵の間およびそれを毛髪上
に適用した後に配合物の混合分離がしばしば起きることである。
飽和の親水性モノマーおよびb)ポリシロキサン基を有するエチレン性不飽和モ
ノマーから成る単位を有するコポリマーのヘアケア製品への使用を記載している
。
ベースとする骨格に一価のシロキサンポリマー単位を有するグラフトコポリマー
をベースとするヘアケア剤を記載している。乾燥後に、ポリマーは、不連続でシ
リコーンを含有する相および連続でシリコーンを含まない相に分離する。
している:a)界面活性剤0.1〜2質量%、b)少なくとも300000の数
平均分子量を有するイオン性樹脂0.5〜15質量%およびc)液状キャリヤー
。ここで、イオン性樹脂はシリコーン含有モノマーを包含し、その際、樹脂は乾
燥後に不連続性のシリコーン含有相およびシリコーンを含まない連続相に分離す
る。
リコーンエステル誘導体およびこれらを含む化粧用組成物を記載している。
サン基の共有結合を有するポリウレタンをベースとするセット用ポリマーを記載
していない。殊に、シロキサン基を含む水溶性または水分散可能な架橋ポリウレ
タンは記載されていない。さらに、これらのポリマーは、VOCが少ない配合物
を製造するためには、適応が著しく制限される。
ール中での一般に低い粘度に基づいて、化粧品中に使用することは公知である。
すなわち、米国特許(US−A)第4743673号明細書は、ポリマー骨格中
のカルボキシ基を有する親水性ポリウレタンポリマーを記載している。これらの
カルボキシ基の生成のために、ポリマー骨格に結合したエステル基を、強塩基を
用い、30〜60分間加熱して鹸化する。しかしその際、カルボン酸エステル成
分のエステル基の鹸化だけでなく、またポリウレタン鎖内に含まれるエステル基
も鹸化される。そのため、ポリウレタン鎖の開裂およびポリウレタン鎖の分子量
の著しい低下となる。確かにヘアスプレーへのポリウレタンの使用は記載されて
いる。しかし実際には、これらのポリウレタンを含む皮膜は、毛髪用化粧品のた
めには使用できない、それというのもこれらは水に不溶性であるかまたは分子量
が低すぎて、不満足なセット作用しか有していないからである。
03515号明細書は、水溶性または水中に分散可能なアニオン性ポリウレタン
の整髪剤としての使用を記載している。これらのポリウレタンは、 a)1分子あたり2個またはそれ以上の活性水素原子を有する、少なくとも1種
の化合物、 b)酸基または塩の基を有する少なくとも1種のジオールおよび c)少なくとも1種のジイソシアナート から構成されている。
あり、また一般に添加剤を加えないと快適な手触りとはならない。
医薬製剤中の助剤としての非架橋のカチオン性ポリウレタンおよびポリ尿素の使
用を記載している。
ート、ジオールおよび式
キシメチルで置換されているカルボキシレートをベースとするポリウレタンの整
髪剤中への使用を記載している。カルボン酸基の少なくとも一部は、ここで有機
または無機の塩基を用いて中和されている。これらのポリウレタンをベースとす
る皮膜は軟弱かつ粘着性であり、これに基づく整髪剤は、これについて改善の必
要がある。
項を部分的にしか満足できない。すなわち、毛髪の望ましい柔軟性は、すべての
上記のポリウレタンベースの製品の場合に改善の必要がある。
キャリヤー中に、少なくとも1種のポリシロキサン単位およびアニオン性または
カチオン性基を有する少なくとも1種のポリウレタンおよび/またはポリ尿素単
位を有する重縮合体をベースとする少なくとも1種の疑似ラテックス(Pseudolat
ex)を含む化粧用組成物を記載している。水溶性または水分散可能な架橋ポリウ
レタンは記載されていない。WO97/25021号明細書は、同様の開示内容
を有している。この化粧用製剤は、なかでもケラチン性物質の処理のために適し
ている。しかし、この皮膜形成剤の洗い流し性は、満足ではない。さらに、これ
らは高いシロキサンの割合のために、毛髪用ポリマーに要求されるセット作用も
有していない。
/17052号明細書は、式I 〔A−(X)n〕n-・〔HmB〕m+ I 〔式中、 Aは、化粧用に認容できる脂肪族、脂環式または芳香族基を表し、これはシロキ
サン単位および/またはフッ素含有単位を有していてもよく、 Xは、カルボキシレート基、スルホネート基、ホスフェート基またはホスホネー
ト基を表し、 Bは、シロキサン単位および/またはフッ素含有単位を有していてもよい化粧用
に認容できるアミン塩基を表し、 nは、1〜30を表し、かつ mはアミンBの結合価を表す〕 の水溶性または水分散可能な塩を含むヘアトリートメント剤を記載している。
コーン油をベースとするヘアスプレー配合物は、容易に、例えば機械的な負荷に
より毛髪表面から剥離する皮膜となる。従って、これらの配合物のセット作用は
、改善の必要がある。
/17386号明細書は、末端酸基を有する水溶性または水分散可能なポリウレ
タン、その製造およびその使用を記載している。これによると、水溶性または水
分散可能な末端イソシアナート基を有するポリウレタンプレポリマーを、アミノ
スルホン酸またはアミノカルボン酸、殊にはタウリン、アスパラギン酸およびグ
ルタミン酸と反応させる。これらのポリウレタンをベースとするヘアスプレーは
、まだ改善の必要がある。殊に、高い噴射気体含有量および/または高い有機溶
剤含有量および場合により非常に小さい微粒子を得るための噴霧微細化剤を同時
に使用したヘアスプレーの配合の際に問題を生じることがある。
ン−ポリオキシアルキレン−ブロックコポリマーを反復単位として含む、スキン
ケアおよびヘアケア製品中に使用するための化粧用製剤を記載している。シロキ
サン含有またはシロキサンを含まないポリウレタンプレポリマーをベースとする
水溶性または水分散可能な架橋ポリウレタンは、この文献中には記載されていな
い。
ドロキシル基2個および他端にトリメチルシリル基1個を有し、一般式
す〕のポリジメチルシロキサン、ならびにこれを用いて変性されたポリウレタン
を記載している。その際これらは、シロキサン含有側鎖およびポリウレタン骨格
を有する「グラフトコポリマー」の種類の変性ポリウレタンのみである。この変
性ポリウレタンの毛髪用化粧品中への使用は記載されていない。
御された放出のために適する、組み込まれたウレタン単位を有する線状ジオルガ
ノポリシロキサン−ポリエステル−ブロックコポリマーを記載している。
不飽和シロキサンマクロモノマーと少なくとも1種のポリウレタンコポリマーお
よび/またはポリ尿素コポリマーとのラジカル法グラフト共重合により得られる
水性ポリマー分散液をベースとするヘアトリートメント剤を記載している。末端
イソシアナート基を有するポリウレタンプレポリマーおよびイソシアナート基に
対して反応性の基を有するポリマーから成る架橋ポリウレタンは、この文献中に
は記載されていない。
ポリマーおよび B)遊離アミノ基を有するタンパク質 から成る水溶性または水分散可能なグラフトポリマーを記載している。
として適する。タンパク質の使用は、これが保存剤による安定化を必要とし、ま
た天然物質としてしばしば変動する製品特性を有するという欠点を有する。
(再分散性)を有する、ポリウレタンに基づく新規の化粧用製剤、殊にはヘアト
リートメント剤を提供するという課題に基づいていた。有利には、これらは毛髪
に滑らかさおよび柔軟性を与えなければならない。
ウレタンプレポリマーおよびイソシアナート基に対して反応性の基を有する少な
くとも1種のポリマーから反応生成物を製造し、その際、成分の少なくとも1種
はシロキサン基を有する、少なくとも1種の水溶性または水分散可能な架橋ポリ
ウレタンを含む化粧製剤により解決されることが見出された。
および B)ヒドロキシル基、第一級および第二級アミノ基および/またはカルボキシル
基から選ばれている、イソシアナート基に対して反応性の基を有する少なくとも
1種のポリマー から成り、その際、成分A)および/またはB)の少なくとも1種が水溶性また
は水分散可能であり、かつ成分A)および/またはB)の少なくとも1種が少な
くとも1個のシロキサン基を有する、少なくとも1種の水溶性または水分散可能
な架橋ポリウレタン、およびその塩を含む化粧用製剤である。
有する少なくとも1種の化合物、 b)1分子あたり活性水素原子2個を有する少なくとも1種のポリマー、 c)場合によりポリシロキサン、 d)場合により、1分子あたり活性水素原子2個および少なくとも1個のイオノ
ゲン性またはイオン性基を有する少なくとも1種の化合物 e)少なくとも1種のジイソシアナート から成るポリウレタンプレポリマーである。
の混合物である。これらの化合物の分子量は、有利には約56〜280の範囲内
にある。希望する場合には、上記の化合物の3モル%まではトリオールまたはト
リアミンにより置換されていてもよい。
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペン
チルグリコール、シクロヘキサンジメチロール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタエチレングリコールまた
はヘキサエチレングリコールおよびこれらの混合物である。有利にはネオペンチ
ルグリコールおよび/またはシクロヘキサンジメチロールを使用する。
アミノ)エタノール、3−アミノプロパノール、4−アミノブタノール、1−エ
チルアミノブタン−2−オール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、
4−メチル−4−アミノペンタン−2−オールなどである。
ジアミノブタン、1,5−ジアミノペンタンおよび1,6−ジアミノヘキサンな
らびにポリアルキレンオキシドのアンモニアを用いるアミノ化により製造できる
α,ω−ジアミノポリエーテルである。
殊には500〜3000の範囲内の数平均分子量を有するポリマーである。使用
できるポリマーb)は、例えばポリエステルジオール、ポリエーテルオール(Pol
yetherol)およびこれらの混合物である。ポリエーテルオールは、有利にはポリ
アルキレングリコール、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラヒドロフランなど、エチレンオキシドおよびポリプロピレンオ
キシドから成るブロックコポリマーまたはエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ドおよびブチレンオキシドから成るブロックコポリマーであり、これらはアルキ
レンオキシド単位がランダムに分布しているかまたはブロックの形で一緒に重合
されて含まれている。有利には、成分b)として、ポリテトラヒドロフラン、ポ
リエステルジオールおよびこれらの混合物を使用する。
硫酸の存在下におけるテトラヒドロフランのカチオン重合により製造できる。こ
のような製造方法は、専門家には公知である。
には500〜3000、殊には600〜2000の数平均分子量を有する。
らゆるものが該当し、殊には芳香族ジカルボン酸、例えばテレフタル酸、イソフ
タル酸、フタル酸、Na−スルホイソフタル酸またはK−スルホイソフタル酸な
ど、脂肪族ジカルボン酸、例えばアジピン酸またはコハク酸など、および脂環式
ジカルボン酸、例えば1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘ
キサンジカルボン酸または1,4−シクロヘキサンジカルボン酸をベースとする
ものである。ジオールとしては、殊には脂肪族ジオール、例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,4−ジメチロールシクロヘキサン、ならびに式
C1〜C12−アルキルまたはC1〜C8−アルキル)を表す〕の分子量3000以
下を有するポリ(メタ)アクリレートジオールが該当する。このようなジオール
は、通常の方法で製造ができ、また市場で入手できる〔ゴルトシュミット社(Fa.
Goldschmidt)のテゴマー(Tegomer) (R) タイプMD、BDおよびOD〕。
するポリエステルジオールであり、殊には芳香族ジカルボン酸が、全ジカルボン
酸部分の10〜95モル%、殊には40〜90モル%および有利には50〜85
モル%(残りは脂肪族ジカルボン酸)で構成されているものである。
フタル酸/1,4−ブタンジオール、イソフタル酸/アジピン酸/1,6−ヘキ
サンジオール、5−NaSO3−イソフタル酸/フタル酸/アジピン酸/1,6
−ヘキサンジオール、アジピン酸/エチレングリコール、イソフタル酸/アジピ
ン酸/ネオペンチルグリコール、イソフタル酸/アジピン酸/ネオペンチルグリ
コール/ジエチレングリコール/ジメチロールシクロヘキサンおよび5−NaS
O3−イソフタル酸/イソフタル酸/アジピン酸/ネオペンチルグリコール/ジ
エチレングリコール/ジメチロールシクロヘキサンからの反応生成物である。
ルを表し、 XおよびYは、たがいに独立してOHまたはNHR3(式中、R3は水素、C1〜
C6−アルキルまたはC5〜C8−シクロアルキルを表す)を表し、 mおよびnは、たがいに独立して2〜8を表し、 pは3〜50を表す〕 の化合物である。
n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなどである。好適なシク
ロアルキル基は、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチルなどである。
00〜3000の範囲内の数平均分子量を有する。
16号明細書に記載されたポリジメチルシロキサンであり、これをここに引用す
る。
オン性基を有する好適な化合物d)は、例えばカルボキシレート基および/また
はスルホネート基を有する化合物である。成分d)として、ジメチロールプロパ
ン酸およびジメチロールプロパン酸を含む混合物が殊に有利である。
ルd)は、例えばジメチロールプロパン酸および式
Kを表す〕の化合物である。
つMはLi、NaまたはKを表す〕の化合物、および式 H2N(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)q(CH2)n−NH−(CH2)m− SO3 -M+ 〔式中、m、nおよびMは上記の意味を有し、pおよびqはたがいに独立して0
〜50の整数を表し、その際、両変数pおよびqの少なくとも一方は>0である
〕の化合物も使用できる。ここでアルキレンオキシド単位の順序は任意である。
最後に挙げた化合物は、有利には約400〜3000の範囲内の数平均分子量を
有する。
ポリウレタンが得られる。使用できる成分d)は、例えば一般式
し、 −同じかまたは異なっていてもよいR3、R6およびR7は、C1〜C6−アルキル
、フェニルまたはフェニル−C1〜C4−アルキルを表し、 同じかまたは異なっていてもよいR4およびR5は、HまたはC1〜C6−アルキル
を表し、 oは、1、2または3を表し、 X(-)は、塩素、臭素、ヨウ素、C1〜C6−アルキルスルフェートまたはSO4 2- /2を表す〕の化合物である。殊に有利には、N−(C1〜C6−アルキル)ジエ
タノールアミン、例えばメチルジエタノールアミンである。
分および少なくとも1種の上記のカチオン性またはカチオノゲン性成分とを有す
る混合物も好適である。従って有利には、ジメチロールプロパン酸とN−メチル
ジエタノールアミンとを含む混合物を使用する。
例えばテトラメチレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、メ
チレンジフェニルジイソシアナート、2,4−トルイレンジイソシアナートおよ
び2,6−トルイレンジイソシアナートおよびこれらの異性体混合物、o−キシ
リレンジイソシアナートおよびm−キシリレンジイソシアナート、1,5−ナフ
チレンジイソシアナート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアナート、ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアナートおよびこれらの混合物、殊にはイソホロンジ
イソシアナートおよび/またはジシクロヘキシルメタンジイソシアナートである
。希望する場合には、上記の化合物の3モル%まではトリイソシアナートにより
置換されていてもよい。
)および/またはd)と成分e)の化合物の反応により行う。その際、温度は約
60〜140℃、有利には約70〜100℃の範囲内である。反応は、無溶剤ま
たは好適な不活性の溶剤または溶剤混合物中で行うことができる。好適な溶剤は
、非プロトン性極性溶剤、例えばテトラヒドロフラン、酢酸エチルエステル、N
−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミドおよび有利にはケトン、例えばアセ
トンおよびメチルエチルケトンである。有利には、反応は不活性雰囲気中、例え
ば窒素中で行う。成分は、有利には、成分e)の化合物のNCO当量と、成分a
)、b)、および存在する場合にはc)およびd)の活性水素原子の当量との比
が、約1.0:1から1.4:1、有利には1.03:1から1.3:1、殊に
は1.05:1から1.25:1の範囲内にあるような量で使用する。得られた
ポリウレタンプレポリマーA)は、このためにまだ遊離のイソシアナート基を有
する。
、 −少なくとも1種の成分b)0.5〜80質量%、有利には1〜65質量%、 −少なくとも1種の成分c)0〜30質量%、 −少なくとも1種の成分d)0〜25質量%、 −少なくとも1種の成分e)25〜60質量%、有利には35〜53質量% を一緒に重合して含む。
の成分c)を、成分a)〜e)の全量に対して0.1〜25質量%、殊には0.
2〜20質量%、特には0.3〜15質量%を一緒に重合して含む。
たはイオン性基を有する少なくとも1種の化合物d)を含む場合には、これは、
成分a)〜e)の全量に対して有利には5〜25質量%、殊に有利には8〜20
質量%の量を一緒に重合して含む。
ンの製造は、少なくとも1種の上記のポリウレタンプレポリマーA)と、少なく
とも1種のポリマーB)との反応により行われる。
んでおり、追加的に1分子あたりイソシアナート基に対して反応性の少なくとも
1個の基を有するポリマー、 B2)ポリエステル B3)シリコーン−ポリ(アルキレンオキシド)−コポリマー およびこれらの混合物から選ばれる。
基を有する、少なくとも1種のα,β−エチレン性不飽和モノマー、 g)場合により、α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸および/またはジカ
ルボン酸とC1〜C22−アルカノールとのエステル、α,β−エチレン性不飽和
モノカルボン酸および/またはジカルボン酸とモノ−C1〜C22−アルキルアミ
ンおよびジ−C1〜C22−アルキルアミンとのアミド、ビニルアルコールおよび
アリルアルコールとC1〜C40−モノカルボン酸とのエステル、ビニルエーテル
、ビニル芳香族、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、C2〜C8−モノオ
レフィン、少なくとも2個の共役二重結合を有する非芳香族炭化水素およびこれ
らの混合物から選ばれている、少なくとも1種のα,β−エチレン性不飽和モノ
マー、 h)場合により、N−ビニルアミド、N−ビニルラクタム、α,β−エチレン性
不飽和モノカルボン酸の第一級アミド、ビニル置換およびアリル置換複素芳香族
化合物およびこれらの混合物から選ばれている、少なくとも1種のα,β−エチ
レン性不飽和モノマー、 i)場合により、ラジカル重合が可能なα,β−エチレン性不飽和二重結合およ
び少なくとも1個のイオノゲン性またはイオン性基を1分子あたり有する、少な
くとも1種の別のモノマー を一緒に重合して含んでいる。
ルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、クロトン酸などと、C1〜C20−アルカンジオールとのエステルである、こ
れには、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルエタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピル
アクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシブチル
アクリレート、3−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルア
クリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、6−ヒドロキシヘキシルア
クリレート、6−ヒドロキシヘキシルメタクリレート、3−ヒドロキシ−2−エ
チルヘキシルアクリレート、3−ヒドロキシ−2−エチルヘキシルメタクリレー
トなどが挙げられる。有利には、ヒドロキシエチルアクリレートおよびヒドロキ
エチルメタクリレートを使用する。好適なモノマーf)は、また上記の酸とトリ
オールおよびポリオール、例えばグリセリン、エリトリトール、ペンタエリトリ
トール、ソルビトールとのエステルである。
酸およびジカルボン酸と、第一級または第二級アミノ基を有するC2〜C12−ア
ミノアルコールとのエステルおよびアミドである。これには、アミノアルキルア
クリレートおよびアミノアルキルメタクリレートおよびそのN−モノアルキル誘
導体、例えばN−C1〜C8−モノアルキル基を有するもの、例えばアミノメチル
アクリレート、アミノメチルメタクリレート、アミノエチルアクリレート、アミ
ノエチルメタクリレート、N−メチルアミノメチルアクリレート、N−メチルア
ミノメチルメタクリレート、N−エチルアミノメチルアクリレート、N−エチル
アミノメチルメタクリレート、N−(n−プロピル)アミノメチル(メタ)アク
リレート、N−イソプロピルアミノメチル(メタ)アクリレートおよび有利には
t−ブチルアミノエチルアクリレートおよびt−ブチルアミノエチルメタクリレ
ートが挙げられる。これにはさらに、N−(ヒドロキシ−C1〜C12−アルキル
)(メタ)アクリルアミド、例えばN−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
およびジカルボン酸と、少なくとも2個の第一級または2個の第二級あるいは1
個の第一級および1個の第二級アミノ基を有するジアミンおよびポリアミンとの
アミドである。これには、例えばアクリル酸およびメタクリル酸(以下には語「
(メタ)」で表す)との相当するアミド、例えばアミノメチル(メタ)アクリル
アミド、アミノエチル(メタ)アクリルアミド、アミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、アミノ−n−ブチル(メタ)アクリルアミド、メチルアミノエチル(
メタ)アクリルアミド、エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、メチルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミド、エチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミド、メチルアミノ−n−ブチル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
は、α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸およびジカルボン酸と、C1〜C2 2 −アルカノール、有利にはC1〜C18−アルカノールとのエステル、例えばアク
リル酸および/またはメタクリル酸とメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、t−ブタノール
、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール
、2−エチルヘキサノール、ドデカノール、ヘキサデカノール、オクタデカノー
ルなどとのエステルが挙げられる。
びジカルボン酸と、アルキル基1個あたり炭素原子1〜22個、有利には炭素原
子1〜18個を有するモノアルキルアミンおよびジアルキルアミンとのアミドで
ある。これには、例えばN−C1〜C22−アルキル(メタ)アクリルアミド、例
えばN−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、
N−(n−プロピル)(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アク
リルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−(t−ブチル)(メタ)
アクリルアミド、N−ペンチル(メタ)アクリルアミド、N−ヘキシル(メタ)
アクリルアミド、N−ヘプチル(メタ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)
アクリルアミド、N−エチルヘキシル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミドなどが挙
げられる。
、n−酪酸ビニル、ステアリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、スチレン、α−メ
チルスチレン、o−クロロスチレン、ビニルトルエン、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、メチル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ドデシルビニ
ルエーテルなどである。
は、例えばN−ビニルアミド、例えばN−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセ
トアミド、N−ビニルプロピオンアミドなどが挙げられる。有利にはN−ビニル
ホルムアミドを使用する。
り、これらは例えば1個またはそれ以上のC1〜C6−アルキル置換基、例えばメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t
−ブチルなどを有していることができる。これには、例えばN−ビニルピロリド
ン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニル−5−メチ
ル−2−ピロリドン、N−ビニル−5−エチル−2−ピロリドン、N−ビニル−
6−メチル−2−ピペリドン、N−ビニル−6−エチル−2−ピペリドン、N−
ビニル−7−メチル−2−カプロラクタム、N−ビニル−7−エチル−2−カプ
ロラクタムなどが挙げられる。
酸の第一級アミド、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、エタクリルアミ
ドなどである。
物、例えば2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、2−アリルピリジン、4
−アリルピリジン、および有利にはN−ビニル複素芳香族、例えばN−ビニルイ
ミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミダゾールなどである。
を有し、これらは有利にはカルボキシレート基および/またはスルホネート基お
よびこれらの部分的または全体的な塩基を用いて中和して得られる塩、ならびに
部分的または全体的なプロトン化および四級化されていてもよい第三級アミン基
から選ばれている。中和のために好適な塩基またはプロトン化のための酸および
四級化のためのアルキル化剤は、以下に本発明によるポリウレタンの製造に関連
して挙げられている。
酸およびジカルボン酸およびその半エステルおよび無水物、例えばアクリル酸、
メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレイン
酸、マレイン酸モノブチルなどである。有利にはアクリル酸、メタクリル酸およ
びこれらのアルカリ金属塩、例えばこれらのナトリウム塩およびカリウム塩を使
用する。
らの塩、例えば2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸およびこれ
らのアルカリ金属塩、例えばこれらのナトリウム塩およびカリウム塩である。
およびジカルボン酸と、アミン窒素にC1〜C8−ジアルキル化したC2〜C12−
アミノアルコールとのエステルである。これには、例えばN,N−ジメチルアミ
ノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メ
タ)アクリレートなどが挙げられる。有利にはN,N−ジメチルアミノプロピル
アクリレートおよびN,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレートを使
用する。
ン酸およびジカルボン酸と、1個の第三級および1個の第一級または第二級アミ
ノ基を有するジアミンとのアミドである。これには、例えばN−〔2−(ジメチ
ルアミノ)エチル〕−アクリルアミド、N−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕
メタクリルアミド、N−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕アクリルアミド、
N−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕メタクリルアミド、N−〔4−(ジメ
チルアミノ)ブチル〕アクリルアミド、N−〔4−(ジメチルアミノ)ブチル〕
メタクリルアミド、N−〔2−(ジエチルアミノ)エチル〕アクリルアミドなど
が挙げられる。
および/またはh)、ならびに場合により成分i)を一緒に重合して含む。
%、 −少なくとも1種の成分g)0〜99.9質量%、 −少なくとも1種の成分h)0〜99.9質量%、 −少なくとも1種の成分i)0〜50質量%、有利には0.1〜46質量%、 を一緒に重合して含む。
0〜99.5質量%、特には50〜99.5質量%の範囲内にある。
量%、 −少なくとも1種の成分i)0〜40質量%、有利には0〜35質量%、 を一緒に重合して含む。
、 −少なくとも1種の成分i)0〜50質量%、有利には10〜46質量%、 を一緒に重合して含む。
量%、 −少なくとも1種の成分h)0.1〜99.9質量%、有利には0.1〜99.
5質量%、 −少なくとも1種の成分i)0〜50質量%、有利には0〜46質量%、 を一緒に重合して含む。
、バルク重合および有利には溶液重合が挙げられる。重合温度は、通常30〜1
20℃、有利には40〜100℃である。重合媒体は、有機溶剤のみから成って
いても、あるいは水と少なくとも1種の水と混合可能な有機溶剤との混合物から
成っていることもできる。有利な有機溶剤は、例えばアルコール、例えばメタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ケ
トン、例えばアセトンおよびメチルエチルケトン、テトラヒドロフランなどであ
る。溶液重合は、バッチ法でも供給法(Zulaufverfahren)の形で、モノマー供給
法、段階法および勾配法も含めて行うことができる。有利には、一般に場合によ
り重合バッチの一部を装入し、重合温度まで加熱し、引き続いて重合バッチの残
部を通常1個または複数の別々の供給口から、連続的、段階的または重合ゾーン
の重合を継続するために濃度低下を考慮にいれて加える供給法である。
これには、脂肪族または脂環式アゾ化合物、例えば2,2′−アゾビス(イソブ
チロニトリル)、2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2′
−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1′−アゾビス(1−シ
クロヘキサンカルボニトリル)、2−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル
、4,4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)およびこれらのアルカリ金属塩およ
びアンモニウム塩、例えばナトリウム塩、ジメチル−2,2′−アゾビスイソブ
チラート、2,2′−アゾビス〔2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン
〕、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)および後に挙げた2つの化合
物の酸付加塩、例えばジヒドロクロリドが挙げられる。
および過酸が該当する。好適なヒドロペルオキシドは、例えばt−ブチルヒドロ
ペルオキシド、t−アミルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシドおよ
びピナンヒドロペルオキシドであり、いずれも例えばヒドロキシメタンスルフィ
ン酸の塩、鉄(II)塩またはアスコルビン酸と組み合わせる。好適な過酸は、
殊にはアルカリ金属ペルオキシジスルフェートである。
有利には0.05〜3モル%の範囲内にある。
。調整剤として、例えばアルデヒド、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒドおよびイソブチルアルデヒド
、ギ酸、ギ酸アンモニウム、硫酸ヒドロキシアンモニウムおよびリン酸ヒドロキ
シアンモニウムが好適である。さらに、調整剤として、有機的に結合している硫
黄を含むもの、例えばジ−n−ブチルスルフィド、ジ−n−オクチルスルフィド
、ジフェニルスルフィドなど、あるいは硫黄をSH−基の形で含む調整剤、例え
ばn−ブチルメルカプタン、n−ヘキシルメルカプタンまたはn−ドデシルメル
カプタンも使用できる。好適には、また水溶性で硫黄含有の重合調整剤、例えば
亜硫酸水素塩および二亜硫酸塩も適する。さらに、調整剤として、アリル化合物
、例えばアリルアルコールまたはアリルブロミド、ベンジル化合物、例えばベン
ジルクロリドまたはハロゲン化アルキル、例えばクロロホルムまたはテトラクロ
ロメタンも適する。
開始剤を加え、重合を完了させるために重合溶液を例えば重合温度または重合温
度以上の温度まで加熱する。好適には、上記のアゾ開始剤であるが、しかしその
他の慣用の水溶液中のラジカル重合のために適する開始剤、例えば過酸化物、ヒ
ドロペルオキシド、ペルオキソジスルフェート、過炭酸塩、ペルオキソエステル
および過酸化水素である。これにより、重合反応は、より高い変換率、例えば9
9.9%まで進行する。重合の際に発生する溶液は、場合により従来技術による
相応する乾燥法により固体粉末に転換できる。有利な方法は、例えば噴霧乾燥、
噴霧流動床乾燥、ロール乾燥およびバンド乾燥である。同様に、凍結乾燥および
凍結濃縮を適用できる。所望の場合には、溶剤を慣用の方法、例えば減圧下の蒸
留により部分的または完全に除去し、場合により引き続くポリマーB1)とポリ
ウレタンプレポリマーA)との反応のために使用した溶剤と交換することもでき
る。その際、有利には、活性水素原子を有する溶剤中で製造したヒドロキシル基
を有するポリマーB1)をA)との反応の前に乾燥し、引き続いて活性水素原子
を有していない溶剤または溶剤混合物中で使用する。
物をベースとするポリエステル、例えばドイツ特許出願公開(DE−A)第26
37167号明細書、欧州特許出願公開(EP−A)第000171号明細書中
、および殊にはドイツ特許出願公開(DE−A)第4224761明細書中に記
載のものであり、これらをここに全体を引用する。殊には、成分B2)は、数平
均分子量500〜1000を有するポリエステルジオールおよび芳香族ジカルボ
ン酸またはポリカルボン酸またはこれらのカルボン酸の無水物、有利には無水ト
リメリト酸をベースとするポリエステルである。ポリエステルジオール成分の製
造のための有利なジオールは、上記の成分a)およびb)として記載のジオール
、ポリエステルジオールおよびポリエーテルオールである。有利なポリエステル
ジオールのカルボン酸成分は、芳香族ジカルボン酸、例えばフタル酸、イソフタ
ル酸またはテレフタル酸である。
和は3以上であり、 R4、R5およびR8は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジル、フェ
ニルまたは式III −(CH2)r−O−(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)q−H (III) (ここで、式III中、アルキレンオキシド単位の順序は任意であり、 rは、1〜8の整数を表し、 pおよびqは、たがいに独立して0〜200の整数を表し、その際pとqとの和
は>0である)の基を表し、 R6およびR7は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジルまたはフェニ
ルを表し、 その際、式IIの化合物は、少なくとも一般式IIIの基2個を有する〕の化合
物である。
の間にあるように選定する。
I中のpとqとの和は、約3〜200、有利には5〜180の範囲内にある。
ピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、ドデシルおよ
びオクタデシル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、ベンジル、フェニルエ
チル、トリル、キシリルなどから選定される。
メチルを表す。
ジメチコーン(Dimethicon)として知られているシリコン−ポリ(アルキレンオキ
シド)−コポリマーであり、これはゴルトシュミット社の商標テゴプレン(Tegop
ren)(R)、ワッカー社(Fa. Wacker)のベルシル(Belsil)(R)6031およびヴィト
コ社(Fa. Witco)のシルヴェット(Silvet)(R)Lである。
ーB)との反応により行う。その際、成分A)のNCO当量と成分B)の活性水
素原子の当量との比は、一般に約20:1〜1:1、有利には10:1〜1:1
、殊には10:1〜1.01:1の範囲内にある。反応の際の温度は、一般に約
10〜150℃、有利には約20〜90℃の範囲内である。反応は、有利には好
適な不活性溶剤または溶剤混合物中で行うことができる。好適な溶剤は、上記の
ポリウレタンプレポリマーA)の製造に記載してある。成分B)としてヒドロキ
シル基を有するポリマーB1)またはB3)またはヒドロキシル基含有またはカ
ルボン酸基含有ポリエステルB2)を使用する場合には、反応温度は、有利には
約60〜150℃の範囲内にある。ここで、反応は、有利には活性水素原子を有
していない溶剤または溶剤混合物中で行われる。有利にはケトン、例えばアセト
ン、メチルエチルケトンおよびこれらの混合物を使用する。成分B)として、イ
ソシアナート基に対して反応性の基として主としてまたはすべてが第一級および
/または第二級のアミノ基を有するポリマーB1)を使用する場合には、反応温
度は、有利には約20〜80℃の範囲内にある。この場合には、反応は、所望の
場合には活性水素原子を有していてもよい溶剤または溶剤混合物中で行うことが
できる。その際上記のものの他に、有利にはアルコール、例えばメタノールおよ
びエタノール、アルコールと水の混合物ならびにアルコール類と上記のケトンと
の混合物が使用される。有利には、本発明によるポリウレタンの製造のために、
成分A)またはB)の一方の溶液を、慣用で専門家には公知の反応器、例えば攪
拌反応器中に装入する。第二の成分を次いで有利には同様に溶液の形で加え、反
応を添加の終了後に混合物のNCO含有量が一定となるまで続ける。得られたポ
リウレタンがまだ遊離イソシアナート基を有する場合には、これを引き続いてア
ミン、有利にはアミノアルコールを加えて不活性化する。好適なアミノアルコー
ルは上記のものであり、有利には2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールで
ある。
ができる。アミン基を有するポリウレタンは、部分的または完全にプロトン化ま
たは四級化されていてよい。
好な水溶性または水中への分散性を有する。ポリウレタンの中和のための塩基と
して、アルカリ金属塩基、例えばカセイソーダ、カセイカリ、ソーダ、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸水素カリウムおよびアルカリ土類金属塩基
、例えば水酸化カルシウム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウムまたは炭酸マ
グネシウムならびにアンモニアおよびアミンが使用できる。好適なアミンは、例
えばC1〜C6−アルキルアミン、有利にはn−プロピルアミンおよびn−ブチル
アミン、ジアルキルアミン、有利にはジエチルプロピルアミンおよびジプロピル
メチルアミン、トリアルキルアミン、有利にはトリエチルアミンおよびトリイソ
プロピルアミン、C1〜C6−アルキルジエタノールアミン、有利にはメチルジエ
タノールアミンまたはエチルジエタノールアミンおよびジ−C1〜C6−アルキル
エタノールアミンである。ヘアトリートメント剤中の使用の際に殊には、酸基を
有するポリウレタンの中和のためには、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノ
ール、ジエチルアミノプロピルアミンおよびトリイソプロパノールアミンが実証
されている。酸基を有するポリウレタンの中和は、また複数の塩基の混合物、例
えばカセイソーダとトリイソプロパノールアミンとの混合物を用いて行うことも
できる。中和は、使用目的に応じて、部分的、例えば20〜40%または完全、
すなわち100%まで行うことができる。
、そのカチオン基のために、一般に容易に水または水−アルコール混合物中に可
溶性または少なくとも乳化剤の助けをかりなくても分散可能である。帯電したカ
チオン基は、存在する第三級アミン窒素から、例えばカルボン酸、例えば乳酸ま
たは鉱酸、例えばリン酸、硫酸および塩酸を用いるプロトン化により、または例
えばアルキル化剤、例えばC1〜C4−アルキルハロゲン化物またはC1〜C4−ア
ルキルスルフェートを用いる四級化のいずれかにより製造できる。このようなア
ルキル化剤の例は、塩化エチル、臭化エチル、塩化メチル、臭化メチル、硫酸ジ
メチルおよび硫酸ジエチルである。
ができる。酸基およびアミノ基の差の量(|ΔSZ−AZ|)は、その際、有利
には約15〜150、有利には30〜100の範囲内にある。その際、酸価およ
びアミン価は、いずれもmgKOH/g試験物質として定義される。
引き続いて慣用の専門家には公知の方法、例えば減圧下の蒸留により除去できる
。溶剤分離の前に、ポリウレタンに追加して水を加えることができる。溶剤を水
を用いて置換した後に、ポリマーの溶液または分散液が得られ、これから所望の
場合には、ポリマーを慣用の方法、例えば噴霧乾燥により得ることができる。
するシロキサン含有量が、一般式Iおよび/またはIIの組み込んだ化合物の質
量割合に相当して、約0.05〜30質量%、有利には0.05〜25質量%、
殊には0.05〜20質量%、特には0.1〜20質量%を有する。そのK値〔
E.フィケンチャー(E. Fikentscher)により, Cellulose Chemie 13(193
2)58-64ページ、N−メチルピロリドン中の1%溶液で測定〕は、一般に
約15〜90、殊には20〜60の範囲内にある。そのガラス転移温度は、一般
に少なくとも0℃、有利には少なくとも20℃、殊に有利には少なくとも25℃
、特には少なくとも30℃である。本発明によるポリウレタンが2点またはそれ
以上のガラス転移温度を有する場合には、その少なくとも1点は、上記の範囲内
にある。有利には、他の点は上記の温度範囲より下にある。
る少なくとも1種のポリウレタンを含む製剤は、有利には疎水性製品、殊にはシ
リコーンのための可溶化剤として、およびヘアトリートメント剤のための添加剤
として使用される。約0.05〜15質量%の範囲内のシロキサン含有量を有す
る少なくとも1種のポリウレタンを含む製剤は、有利にはヘアトリートメント剤
、殊にはヘアスプレーの形で使用される。
して、殊にはケラチン含有表面(毛髪、皮膚および爪)への被覆剤としてまたは
被覆剤中で、および固体状剤形のための被覆剤および/または結合剤として使用
できる。その他にもこれらは、繊維産業、製紙産業、印刷産業、皮革産業および
接着剤産業のための被覆剤としてまたは被覆剤中で使用できる。これらは、殊に
毛髪用化粧品として使用できる。上記のポリウレタンは、またクリーム中で、お
よび錠剤被覆剤および錠剤結合剤として使用できる。これらは、また化粧用製品
、例えばスティック形の化粧品製品のため、例えばデオドラント・スティック(D
eostift)、メイクアップ・スティックなどの製造の際の結合剤および接着剤とし
ても好適である。
への被覆剤に好適である。その中に使用される化合物は、水溶性または水分散可
能である。本発明による製剤中に使用する化合物が水分散可能である場合には、
これは通常1〜250nm、有利には1〜150nmの粒径を有する水性ミクロ
分散液の形で使用することができる。製剤の固体含有量は、その際、通常約0.
5〜20質量%、有利には1〜12質量%の範囲内にある。これらのミクロ分散
液は、通常、その安定化のために乳化剤も界面活性剤も必要としない。
レーの形であることができる。その際、整髪剤として使用する場合には、製剤は
有利には少なくともガラス転移温度Tg≧20℃、有利には≧30℃を有するポ
リウレタンを含んでいる。このポリマーのK値は、有利には23〜90、殊には
25〜60の範囲内にある。
20質量%の範囲内の量で含む。
アルコール性または水−アルコール性溶液として存在する。好適なアルコールの
例はエタノール、プロパノール、イソプロパノールなどである。
えば軟化剤、例えばグリセリンおよびグリコール、皮膚軟化剤、香料、UV吸収
剤、着色剤、静電防止剤、櫛通り改善剤、保存剤および消泡剤を含む。
の噴射剤、例えば低沸点炭化水素またはエーテル、例えばプロパン、ブタン、イ
ソブタンまたはジメチルエーテルを含む。噴射剤として、また圧縮気体、例えば
窒素、空気または二酸化炭素も使用できる。その際、噴射剤の量は、VOCを不
必要に高くしないように低く保つことができる。その際、これは、一般に製剤の
全質量に対して55質量%を越えない。しかし、所望の場合には、85質量%ま
たはこれ以上の高いVOC含有量も可能である。
る。このようなポリマーは、殊には下記のものである: −非イオン性、水溶性または水分散可能なポリマーまたはオリゴマー、例えばポ
リビニルカプロラクタム、例えばルヴィスコル・プラス(Luviskol Plus)(BASF)
またはポリビニルピロリドンおよびそのコポリマー、殊にはビニルエステル、例
えば酢酸ビニルとのコポリマー、例えばルヴィスコルVA37(BASF)、ポ
リアミド、例えばイタコン酸および脂肪族ジアミンをベースとするもの、 −両性または双性イオン性ポリマー、例えば商標アンフォマー(Amphomer)(R) (D
elft National)として入手できるオクチルアクリルアミド/メチルメタクリレー
ト/t−ブチルアミノエチルメタクリレート/2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート−コポリマー、ならびに双性イオン性ポリマー、例えばドイツ特許出願(
DE)第3929973号、ドイツ特許出願(DE)第2150557号、ドイ
ツ特許出願(DE)第2817369号およびドイツ特許出願(DE)第370
8451号の各明細書中で公開されているものである。アクリルアミドプロピル
トリメチルアンモニウムクロリド/アクリル酸−コポリマーならびにアクリルア
ミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/メタクリル酸−コポリマーおよ
びこれらのアルカリ金属塩およびアンモニウム塩は、有利な双性イオン性ポリマ
ーである。さらに、好適な双性イオン性ポリマーは、メタクロイルエチルベタイ
ン/メタクリレート−コポリマーであり、これは商標アメルセット(Amersette)( R) (AMERCHOL)として市場で入手でき、またヒドロキシエチルメタクリレート、メ
チルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートおよびアク
リル酸から成るコポリマー〔ヨルダポン(Jordapon)(R)〕も好適である。
標レジン(Resyn)(R)(NATIONAL STARCH)、ルヴィセット(Luviset)(R)(BASF) およ
びガフセット(Gafset)(R)(GAF)として販売されているもの、ビニルピロリドン/
ビニルアクリレート−コポリマー、例えば商標ルヴィフレックス(Luviflex)(R)(
BASF)として入手できるもの。有利なポリマーは、商標ルヴィフレックス(R) V
BM−35(BASF)として入手できるビニルピロリドン/アクリレート−タ
ーポリマー、アクリル酸/エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミド
−ターポリマー(例えば商標ウルトラホルド(Ultrahold)(R)ストロング (BASF)
として販売されている)、ならびにルヴィマー(Luvimer)(R)(BASF、t−ブチル
アクリレート、エチルアクリレートおよびメタクリル酸から成るターポリマー)
、または −カチオン性(四級化)ポリマー、例えばN−ビニルラクタムおよびその誘導体
(N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタムなど)をベースとするカチ
オン性ポリアクリレートコポリマー、ならびに慣用のカチオン性ヘアコンディシ
ョナーポリマー、例えばルヴィクアット(Luviquat)(R)(ビニルピロリドンとビ
ニルイミダゾリウムメトクロリドから成るコポリマー)、ルヴィクアット(R) ホ
ルド(四級化N−ビニルイミダゾール、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニル
カプロラクタムから成るコポリマー)、メルクワット(Merquat)(R)(ジメチルジ
アリルアンモニウムクロリドをベースとするポリマー)、ガフクワット(Gafquat
)(R)(ポリビニルピロリドンと第四級アンモニウム化合物との反応から生成する
第四級ポリマー)、ポリマーJR(カチオン基を有するヒドロキシエチルセルロ
ース)、ポリクアテルニウム−タイプ(Polyquaternium-Type)(CTFA- 商標)など
。
エーテルシロキサン、例えばテゴプレン(Tegopren)(R)(ゴルトシュミット社)
またはベルシル(Belsil)(R)(ワッカー社)。
いアミド基含有毛髪用ポリマーとの混合物として使用できる。これには、例えば
ドイツ特許出願公開(DE−A)第4225045号明細書に記載のポリウレタ
ン、上記のビニルピロリドン/アクリレート−ターポリマーおよびアクリル酸/
エチルアクリレート/N−t−ブチルアクリルアミド−ターポリマー(例えばB
ASF株式会社のウルトラホルド(R)ストロング)、ドイツ特許出願公開(DE
−A)第4241118号明細書に記載のカチオン性ポリウレタン、上記のアミ
ド基を有する両性ポリマー(例えばアンフォマー(R))および殊には少なくとも
30質量%の割合のアミド基含有モノマー、例えばN−ビニルラクタムを有する
コポリマー(例えばBASF株式会社のルヴィスコル(R)プラスおよびルヴィス
コル(R)VA37)が挙げられる。
含まれる。
.5〜20質量%、 b)水および水と混合可能な溶剤、有利にはC2〜C5−アルコール、殊にはエタ
ノール、およびこれらの混合物から選ばれている溶剤40〜99質量%、有利に
は50〜98質量%、 c)噴射剤、有利にはジメチルエーテル0〜50質量%、 d)a)とは異なり、水溶性または水分散可能な少なくとも1種の毛髪用ポリマ
ー0〜15質量%、 e)少なくとも1種の水に不溶性のシリコーン0〜0.2質量%、 f)少なくとも1種の非イオン性、シロキサン含有、水溶性または水分散可能な
ポリマー0〜2質量%、 ならびに慣用の添加剤。
分散可能な毛髪用ポリマーを含むことができる。その際、この成分の割合は、一
般に製剤の全質量に対して約0.1〜15質量%、有利には0.1〜10質量%
である。その際有利には、シロキサン基を一緒に重合して含んでいない水溶性ま
たは水分散可能なポリウレタンを使用することができる。
ーン、殊にはポリジメチルシロキサン、例えばゴルトシュミット社のアビル(Abi
l) (R)タイプを含むことができる。その際、これらの成分の割合は、一般に、製
剤の全質量に対して約0.0001〜0.2質量%、有利には0.001〜0.
1質量%である。
サン含有、水溶性または水分散可能なポリマー、殊にはその際、上記のポリエー
テルシロキサンから選択されているものを含むことができる。これらの成分の割
合は、一般に、製剤の全質量に対して約0.001〜2質量%である。
とするものを含むことができる。消泡剤の量は、一般に製剤の全質量に対して約
0.001質量%以下である。
ーが容易に洗い落とすことができる(再分散可能である)という利点を有する。
さらに、ヘアスプレーとして配合する場合であっても、VOC含有量85質量%
以下、有利には60質量%以下を有するヘアトリートメント剤およびまた純粋に
水性の配合物も製造できる。
えた攪拌装置中に、ポリエステルジオール(Mn=1000g/モル、イソフタ
ル酸、アジピン酸およびヘキサンジオールから製造)、ネオペンチルグリコール
、場合によりジメチロールプロパン酸(実施例1、2および4)および場合によ
りN−メチルジエタノールアミン(実施例4)を表1に記載の量でメチルエチル
ケトン中(得られた反応溶液の固体含有量約75%)に、温度約70℃に加熱し
攪拌しながら溶かした。引き続いて、攪拌しながら表1に記載の量のイソホロン
ジイソシアナートを滴加し、これにより反応温度は上昇した。次いで、内部温度
85℃において、反応混合物を、混合物のイソシアナート基含有量が実際的に一
定(約0.5〜1%)になるまで攪拌し、引き続いて攪拌しながら室温まで冷却
した。次いで場合により温度約30℃において、表1記載の量のポリシロキサン
ジアミン(Mn=900g/モル、ゴルトシュミット社のテゴマー(R) A−Si
2122をメチルエチルケトン中の80%溶液として)(実施例1、2、3)を
上記のようにして製造したポリウレタンプレポリマー中に加えた。次いで混合物
をさらに30分間反応させた。すべての場合に、反応混合物をメチルエチルケト
ンを用いて40質量%に薄めた。
、Mn=1000g/モル 2)ポリシロキサンジアミン、Mn=900g/モル(ゴルトシュミット社のテゴ
マー(R)A−Si2122) 3)NPG=ネオペンチルグリコール 4)DMPA=ジメチロールプロパン酸 5)MDEA=N−メチルジエタノールアミン 6)IPDI=イソホロンジイソシアナート。
記載のモノマー混合物)の20質量%、供給2の12質量%およびエタノール1
20gを装入し、混合物を約75℃に加熱した。粘度上昇から認めることができ
る重合開始の後、供給1の残部を4時間以内および供給2の全部を5時間以内に
加え、その際、内部温度は約70〜75℃に維持した。引き続いて、供給3を2
時間以内に加え、その際、内部温度は約80℃に上昇した。添加が終わった後、
さらに約5時間、この温度で追加重合した。このようにして得られたポリマーは
、更に残留モノマー含有量の低下のための処理をしなくてもポリウレタン製造の
ために使用できる。著しく低い残留モノマー含有量を有するポリマーは、供給3
の代わりに、例えばエタノール150g中の2,5−ビス−(t−ブチルペルオ
キシ−2,5−ジメチルヘキサン)(アクゾ・ノーベル社(Fa. Akzo Nobel)のト
リゴノックス(Trigonox) (R)101)を2時間以内に反応混合物に加え、引き続
いてさらに約5時間、温度約130℃で反応混合物の自発圧力下で追加重合させ
て得られた。
り乾燥し、次いでさらに反応させるためにこのポリマーのメチルエチルケトン中
の40質量%溶液を製造した。
たポリマーの場合には、減圧下、約40℃における蒸留により溶剤を除去し、次
いでさらに反応させるためにエタノール中の40質量%溶液を製造した。
40質量%に調整した。
ための装置を備えた四つ口フラスコ中に、ジエチレングリコール、1,4−シク
ロヘキサンジメチロール、場合によりポリプロピレングリコール(Mn=600
g/モル)(実施例23)およびネオペンチルグリコールを表3記載の量で、な
らびにオルトチタン酸テトラブチル100ppmを触媒として装入した。ゆるや
かな窒素気流内で、反応混合物を温度約80℃に加熱し、攪拌しながら溶かした
。次いで、表3記載の量のイソフタル酸を加え、引き続いて2時間160℃に加
熱した。引き続いて温度を20℃/時間で上昇させ、約220℃において、酸価
が15以下に低下するまで反応水を留去した。引き続いて表3記載の量の無水ト
リメリト酸および追加の触媒100ppmを加え、さらに4時間、温度約200
℃および約10mmHgの減圧下でさらに反応させた。約70℃に冷却した後、
淡黄色のポリエステルが得られ、これをメチルエチルケトンを用いて70%溶液
に配合した。
ような実施例1、2または4からのポリウレタンプレポリマーの40質量%溶液
(メチルエチルケトン中)を装入し、60℃に加熱した。引き続いて実施例24
〜28においては、表4記載のような実施例5〜8からのヒドロキシル基を有す
るポリマーB1)の40質量%溶液(同様にメチルエチルケトン中)を混合した
。反応混合物を温度約85℃において混合物のイソシアナート基含有量が実質的
に一定になるまで攪拌した(約2時間)。引き続いて、水を反応混合物に加え、
また2−アミノ−2−メチルプロパノールを用いて中和した(pH約8.0)。
次いでメチルエチルケトンを真空中、40℃において留去し、これによりポリウ
レタンの水分散液が得られた。
ポリマーB1)の代わりにシリコーン−ポリ(アルキレンオキシド)−コポリマ
ーB3)(ワッカー社のベルシル(R) 6031)をメチルエチルケトン中の40
質量%溶液として使用した。
ような実施例1〜3からのポリウレタンプレポリマーの40質量%溶液(メチル
エチルケトン中)を装入した。次いで、温度約30℃において表4記載のような
ポリマーB1)(または混合物、実施例43)をエタノール中40質量%溶液の
形で混合させた。次いで、反応混合物を周辺温度において約1時間攪拌した。引
き続いて、水を反応混合物に加え、また反応混合物を2−アミノ−2−メチルプ
ロパノールを用いて中和した(pH約8.0)。次いで、メチルエチルケトンを
真空中、40℃において留去し、これによりポリウレタンの水分散液が得られた
。
ような実施例2または3からのポリウレタンプレポリマーの40質量%溶液(メ
チルエチルケトン中)を装入し、70℃に加熱した。引き続いて、表4記載の量
のポリエステルB2)(実施例22および23から)のメチルエチルケトン中7
0質量%溶液を混合した。次いで、イソシアナート基含有量=0となるまで、温
度約70℃において反応混合物を攪拌した(約2時間)。引き続いて、まだ含ま
れている遊離カルボン酸基を2−アミノ−2−メチルプロパノールを用いて中和
した(pH約8.2)。次いで水を反応混合物に加え、メチルエチルケトンをシ
リコーン消泡剤1滴の添加下に40℃において留去し、これにより安定な水分散
液が得られた。
物 実施例24〜27、29〜36、38〜46によるポリウレタン 10.00質量% エタノール 55.00質量% ジメチルエーテル 34.96質量% 香料、添加剤 適量 実施例91〜111 VOC含有量80質量%を有するヘアスプレー−配合物 実施例24〜27、29〜36、38〜46によるポリウレタン 5.00質量% エタノール 45.00質量% 水 15.00質量% ジメチルエーテル 34.96質量% 香料、添加剤 適量。
する透明の固体皮膜を与えた。高いシロキサン割合を有する製造例28、37、
47および48のポリウレタンは、著しく柔軟で容易に粘着する皮膜を与えた。
これらのポリウレタンは、単独では整髪用ポリマーとして適当ではないが、しか
しこれらは、添加剤として他のセット用ポリマーと一緒にして著しく良好な性質
を有するシリコーン含有ヘアスプレーに配合できる。これは、下記の本発明によ
る実施例(L)ならびに比較例(VL)1〜16により証明される。
含まない整髪用ポリマーとの混合物の形で、ならびに場合により水に不溶性のシ
リコーンの添加下に5質量%エタノール性溶液に配合した。この配合物の組成を
表6に記載した。これらをガラス板上に塗布し、得られた皮膜を表5記載の基準
5種で試験し、1〜4の評点で評価した。皮膜の評価を表7に記載する。
術で公知の慣用のシロキサンを含まない整髪用ポリマーの純粋の95質量%溶液
を用いた(VL1〜VL3)。比較例として、さらに実施例37、47および4
8のポリウレタンの純粋の95質量%溶液を用いた(VL4〜VL6)。別の比
較例として、本発明により使用するシロキサンの変性にも使用された一価カルボ
ン酸および二価ポリジメチルシロキサンジアミンからなる塩の95質量%溶液も
用いた(VL7)。
ASF株式会社のルヴィスコル(R) VA37) 3)t−ブチルアクリレート、エチルアクリレートおよびメタクリル酸をベースと
する整髪用ポリマー(BASF株式会社のルヴィマー(R) 100P) 4)ポリエステルジオール(イソフタル酸、アジピン酸およびヘキサンジオールか
ら製造、Mg=1000g/モル)、ジメチロールプロパン酸およびイソホロン
ジイソシアナートからのポリウレタン 5)テゴマー(R) A−Si2122(ゴルトシュミット社)と乳酸とからなる塩 6)ゴルトシュミット社のアビル(R)200
ルを表し、 XおよびYは、たがいに独立してOHまたはNHR3(式中、R3は水素、C1〜
C6−アルキルまたはC5〜C8−シクロアルキルを表す)を表し、 mおよびnは、たがいに独立して2〜8を表し、 pは3〜50を表す〕 の化合物である、請求項2に記載の製剤。
oとの和が3以上であり、 R4、R5およびR8は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジル、フェ
ニルまたは式III −(CH2)r−O−(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)q−H (III) の基を表し、 その際、式III中で、アルキレンオキシド単位の順序は任意であり、 rは、1〜8の整数を表し、 pおよびqは、たがいに独立して0から200までの整数を表し、その際、pと
qとの和が0を越え、 R6およびR7は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジルまたはフェニ
ルを表し、 その際、式IIの化合物は少なくとも2個の一般式IIIの基を有する〕 の化合物である、請求項1に記載の製剤。
Claims (14)
- 【請求項1】 A)末端イソシアナート基を有する少なくとも1種のポリウ
レタンプレポリマーおよび B)ヒドロキシル基、第一級および第二級アミノ基および/またはカルボキシル
基から選ばれているイソシアナート基に対して反応性の基を有する少なくとも1
種のポリマーから成り、その際、成分A)および/またはB)の少なくとも1種
が水溶性または水分散可能であり、かつ成分A)および/またはB)の少なくと
も1種が少なくとも1個のシロキサン基を有する少なくとも1種の水溶性または
水分散可能な架橋ポリウレタン、およびその塩を含むことを特徴とする、化粧用
製剤。 - 【請求項2】 成分A)が、 a)56から300の範囲内の分子量を有し、1分子あたり活性水素原子2個を
有する少なくとも1種の化合物、 b)1分子あたり活性水素原子2個を有する少なくとも1種のポリマー、 c)場合によりポリシロキサン、 d)場合により、1分子あたり活性水素原子2個および少なくとも1個のイオノ
ゲン性またはイオン性基を有する、少なくとも1種の化合物 e)少なくとも1種のジイソシアナート から成る少なくとも1種のポリウレタンプレポリマーである、請求項1に記載の
製剤。 - 【請求項3】 ポリシロキサンが、式I 【化1】 〔式中、 R1およびR2は、たがいに独立してC1〜C4−アルキル、ベンジルまたはフェニ
ルを表し、 XおよびYは、たがいに独立してOHまたはNHR3(式中、R3は水素、C1〜
C6−アルキルまたはC5〜C8−シクロアルキルを表す)を表し、 mおよびnは、たがいに独立して2〜8を表し、 pは3〜50を表す〕 の化合物である、請求項2に記載の製剤。 - 【請求項4】 成分e)の化合物のNCO当量と、成分a)、b)、c)お
よびd)の活性水素原子の当量との比が、1.01:1から1.4:1、有利に
は1.03:1から1.3:1、殊には1.05:1から1.25:1の範囲内
にある、請求項2または3に記載の製剤。 - 【請求項5】 ポリマーB)が、 B1)少なくとも1種のα,β−エチレン性不飽和モノマーを一緒に重合して含
んでおり、追加的に1分子あたりイソシアナート基に対して反応性の少なくとも
1個の基を有するポリマー、 B2)ポリエステル B3)シリコーン−ポリ(アルキレンオキシド)−コポリマー およびこれらの混合物 から選ばれている、請求項1から4までのいずれか1項に記載の製剤。 - 【請求項6】 ポリマーB1)が、 f)追加的に1分子あたりイソシアナート基に対して反応性の少なくとも1個の
基を有する、少なくとも1種のα,β−エチレン性不飽和モノマー、 g)場合により、α,β−エチレン性不飽和モノカルボン酸および/またはジカ
ルボン酸とC1〜C22−アルカノールとのエステル、α,β−エチレン性不飽和
モノカルボン酸および/またはジカルボン酸とモノ−C1〜C22−アルキルアミ
ンおよびジ−C1〜C22−アルキルアミンとのアミド、ビニルアルコールおよび
アリルアルコールとC1〜C40−モノカルボン酸とのエステル、ビニルエーテル
、ビニル芳香族、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、C2〜C8−モノオ
レフィン、少なくとも2個の共役二重結合を有する非芳香族炭化水素およびこれ
らの混合物から選ばれている、少なくとも1種のα,β−エチレン性不飽和モノ
マー、 h)場合により、N−ビニルアミド、N−ビニルラクタム、α,β−エチレン性
不飽和モノカルボン酸の第一級アミド、ビニル置換およびアリル置換複素芳香族
化合物およびこれらの混合物から選ばれている、少なくとも1種のα,β−エチ
レン性不飽和モノマー、 i)場合により、ラジカル重合が可能なα,β−エチレン性不飽和二重結合およ
び少なくとも1個のイオノゲン性またはイオン性の基を1分子あたり有する、少
なくとも1種の別のモノマー を一緒に重合して含んでいる、請求項5に記載の製剤。 - 【請求項7】 ポリマーB2)が、数平均分子量500〜1000を有する
ポリエステルジオールと芳香族ジカルボン酸またはポリカルボン酸またはその無
水カルボン酸、有利には無水トリメリト酸とをベースとするポリエステルである
、請求項5に記載の製剤。 - 【請求項8】 ポリマーB3)が、一般式II 【化2】 〔式中、 nおよびoは、たがいに独立して0から200までの整数を表し、その際、nと
oとの和が3以上であり、 R4、R5およびR8は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジル、フェ
ニルまたは式III −(CH2)r−O−(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)q−H (III) の基を表し、 その際、式III中で、アルキレンオキシド単位の順序は任意であり、 rは、1〜8の整数を表し、 pおよびqは、たがいに独立して0から200までの整数を表し、その際、pと
qとの和が0を越え、 R6およびR7は、たがいに独立してC1〜C8−アルキル、ベンジルまたはフェニ
ルを表し、 その際、式IIの化合物は少なくとも2個の一般式IIIの基を有する〕 の化合物である、請求項5に記載の製剤。 - 【請求項9】 成分A)の化合物のNCO当量と、成分B)の活性水素原子
の当量との比が、20:1から1:1、有利には10:1から1:1の範囲内に
ある、請求項1から8までのいずれか1項に記載の製剤。 - 【請求項10】 ポリウレタンが、組み込まれている成分の全質量に対して
0.05〜30質量%、有利には0.05〜25質量%、殊には0.05〜15
質量%の式Iおよび/またはIIのシロキサン含有化合物の割合を有する、請求
項1から9までのいずれか1項に記載の製剤。 - 【請求項11】 5〜20質量%、有利には7〜17質量%の範囲内のシロ
キサン含有量を有する少なくとも1種のポリウレタンを、疎水性製品、殊にはシ
リコーンに対する可溶化剤として、およびヘアトリートメント剤のための添加剤
として含んでいる、請求項10記載の製剤。 - 【請求項12】 0.05〜15質量%の範囲内のシロキサン含有量を有す
る少なくとも1種のポリウレタンを、ヘアトリートメント剤の形で、殊にはヘア
スプレーの形で含んでいる、請求項10記載の製剤。 - 【請求項13】 a)請求項1から10までのいずれか1項に定義されてい
る、少なくとも1種の水溶性または水分散可能なポリウレタン0.5〜20質量
%、 b)水および水と混合可能な溶剤、有利にはC2〜C5−アルコール、殊にはエタ
ノールおよびこれらの混合物から選ばれている溶剤40〜99質量%、有利には
50〜98質量%、 c)噴射剤、有利にはジメチルエーテル0〜50質量%、 d)a)とは異なり、水溶性または水分散可能な少なくとも1種の毛髪用ポリマ
ー0〜15質量%、 e)水に不溶性の少なくとも1種のシリコーン0〜0.2質量%、 f)非イオン性でシロキサンを含んでおり、水溶性または水分散可能な少なくと
も1種のポリマー0〜2質量% を含む、請求項12記載の製剤。 - 【請求項14】 美容術における助剤として、有利には毛髪、皮膚および爪
に対する被覆剤としてまたは被覆剤において、殊には毛髪用化粧品において、薬
学における助剤として、有利には固体剤形のための被覆剤または結合剤としてま
たは被覆剤または結合剤において、ならびに繊維産業、製紙産業、印刷産業、皮
革産業および接着剤産業のための被覆剤としてまたは被覆剤における、請求項1
から10のいずれか1項に定義されているポリウレタンの使用。
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