JP2002514204A - 粘着性、抗菌性および/または修復的象牙質刺激歯科用組成物およびこれらの組成物の生成および使用方法 - Google Patents

粘着性、抗菌性および/または修復的象牙質刺激歯科用組成物およびこれらの組成物の生成および使用方法

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Abstract

(57)【要約】 粘着性抗菌性歯科用組成物およびこれらの組成物の生成および使用方法を開示する。組成物(10)は、主に覆髄剤および象牙質ライナーとして有用である。組成物(10)は、オキシホスホラス基を有するアルキルメタクリレート、重合開始剤および抗菌剤を含む。抗菌剤は、有機ハロゲン類、抗生物質類、アルカリ金属水酸化物類、アルカリ土類金属酸化物類およびアルカリ土類金属水酸化物類でよい。組成物(10)は、高い象牙質張力結合力を有し、単一成分系または単一包装系として安定であり、in situで重合が可能であり、組成物(10)で処置した歯(30)の領域(32)への微生物の進入を予防し、注射器(20)で送達することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 粘着性、抗菌性および/または修復的象牙質刺激歯科用組成物 およびこれらの組成物の生成および使用方法 発明の背景 1.発明の分野 本出願は、組成物および歯科用組成物を生成するための方法を対象とする。よ り具体的には、組成物および方法は、粘着性、抗菌性および/または修復的象牙 質刺激性を有する歯科用組成物を対象とする。これらの組成物は、主に覆髄剤お よびライナーとして有用である。 2.関連する技術 従来の象牙質ライナーおよび覆髄剤は、修復歯科医術で有用ないくつかの有利 な性質を備えている。しかし、これらの有用な性質を確実に得ることは不可能で ある。 従来の歯科用ライナーは、充填材料を収めるために歯腔を剔削し歯内で作られ た窩洞形成を内張りするため、特にその窩洞形成がエナメル質を越えて象牙質に 深く貫通するときに用いられる。歯科用ライナーは、充填材料の塗布前に用いら れ、破壊の原因となる細菌の進入に対する防壁として働き、修復的に象牙質を刺 激し、および/または熱的絶縁をもたらす。 歯科用ライナーは任意のタイプの充填材料とともに用いることができるが、一 般に結合した複合レジン充填は比較的堅固な密閉をもたらすので、通常は窩洞形 成が歯髄露出中あるいは歯髄露出の近くに広がらない限り、コンポジット充填材 とともに歯科用ライナーを用いる必要はない。しかし、金属アマルガム充填は歯 の露出した内部を細菌の接近を封ずること、修復的に象牙質を刺激すること、お よび/または熱的絶縁を付与することができないため、金属アマルガム充填には 歯科用ライナーが必要である。 ライナーに用いられるのと同じ歯科用材料が、従来から覆髄剤にも用いられ、 歯髄室の近くあるいは内部に達する深いう食を剔削した後の歯髄を防護する。歯 髄および隣接する組織であるピンク象牙質は、歯の生きている部分であり、した がって感受性が高い。歯髄室を適切に密閉できないと、細菌の歯髄への感染を高 める。感染領域が固く動かない歯の内部であるため、感染に起因する炎症で感染 領域が広がることができず、感染領域への血流が制限されることになる。血液供 給が制限される結果として、感染と戦う歯髄の能力が損なわれ、通常歯の死を招 く。したがって、細菌の進入に対する防壁として覆髄剤を用いて歯髄の感染を防 ぎ、および/または生物学的密閉のために修復的架橋形成を開始させることは極 めて重大である。 歯髄腔を密閉して細菌の進入を予防することに加え、できるだけ速やかに修復 性架橋形成を刺激することも重要である。したがって、歯髄の露出または歯髄近 くの露出が起きたとき象牙質修復も刺激できる覆髄組成物が好ましい。修復的架 橋形成の可能性を増すため、水酸化カルシウム組成物が従来から用いられている 。水酸化カルシウムの低いpHが細菌を殺すという理由からも水酸化カルシウム 組成物が用いられる。 歯髄露出は、充填物またはクラウンの配置に備えて深いう食を剔削する結果と してしばしば起きる。充填物およびクラウンに関連する修復的歯科手順は、不快 な化学薬品を用いることが必要なこともあり、化学薬品が歯髄に接触すると術後 過敏性を招く恐れがある。深部窩洞形成(deep preparation) または露出を剔削した場合の充填物およびクラウンに関連する修復的歯科手順の ステップは一般に、消毒薬で領域を消毒し、領域を乾燥し、歯髄室への開口部ま たはその近くに覆髄剤を置き、領域をエッチングし、下塗りし、次いでコンポジ ットまたはクラウンのために結合用樹脂を塗布するか、金属アマルガム充填を置 くことを含む。適切に塗布された覆髄剤は、象牙質細管または歯髄内の化学薬品 または細菌による術後過敏性の可能性および程度を最小限に抑えるばかりでなく 、術後の炎症反応も減少させる。したがって、治癒および予想される非歯内療法 の成功が促進される。露出歯髄または露出に近い歯髄を有する歯の生存性は、覆 髄剤を用いることによって上昇するが、通常、従来の覆髄剤は処置領域の密閉が 充分でなく、修復の維持に有害な影響を与える。従来のライナーは、その強度 が外被修復材料に比べて著しく低いことを主因とし、結合修復に対して否定的な 影響を与える。 ガラスイオノマーセメントが密閉タイプライナーとして教示されている。ガラ スイオノマーセメントは、ポリアクリル酸などの液体成分とイオンリーチングガ ラスなどの粉末成分を含む2成分系であって、それらが混合されたものである。 遺憾ながら、ポリアクリル酸は水酸化カルシウムと反応して塩を形成し、水酸化 カルシウムを不活化するため、水酸化カルシウムはポリアクリル酸と共存できな い。ガラスイオノマーセメントも消毒剤と両立できないが、これは消毒剤が結合 を妨害するためである。さらに、ガラスイオノマーセメントは、コンポジットま たは金属に比べて著しく脆弱である。コンポジットと比べると、歯との結合接着 力ははるかに弱く、その結合は弱いガラスイオノマーライナー材料程度に過ぎな い。 非粘着性の覆髄剤およびライナーの最も重要な臨床的関心は、強力な歯科処置 様式が組織障害を引き起こす可能性があることである。例えば、従来の非粘着性 覆髄剤およびライナーの多くは密閉を形成できず、密閉を形成するものは歯科用 器具、ブラシなどによってしばしば取り除かれてしまう。さらにコンポジットま たは金属アマルガム充填の型どりまたは賦型で、手順の間に加えられる力により 脆弱なライナーのずれが生じ、もはや有効または確実な防壁でないライナーにな ってしまう。その結果、保護のための密閉が、歯科用器具が単にぶつかることに より、あるいは器具を使った型どりまたは賦型の間に取り外されることによって 損なわれてしまうため、このような非粘着性覆髄剤の有用性は限定される。 したがって、歯髄保護材料および象牙質ライナーとして歯科開業医が使用でき る多くの材料があるにもかかわらず、細菌の進入に対して極めて確実な密閉を提 供し、修復的象牙質形成を促進する材料は知られていない。従来のライナーおよ び覆髄剤は一般に、水性の重合不能な材料および重合可能な非粘着性材料ととも に少なくとも水酸化カルシウムから形成された水酸化カルシウム液を含む。従来 から用いられている水性重合不能な材料の例には、水酸化カルシウムおよび水、 および通常は、ガーゴム、キサンタンガム、メチルセルロースまたはポリカルボ キシメチレンなどの増粘物質またはゲル化物質が含まれる。重合不能な材料は、 組成物を高粘性とし、低粘着力にする。従来から用いられている重合可能な非粘 着性材料の例には、アルキルメタクリレート類およびアミノアルキルメタクリレ ート類が含まれる。これらの重合可能な非粘着性材料も、有効で確実な密閉を付 与するのに必要な性質に寄与しない。これらの材料は外被修復材料よりはるかに 脆弱であり、より強力な最終的修復に対しては脆弱な基礎を与える。 したがって、微生物の進入に対抗する有効で確実な密閉をもたらし、修復的象 牙質刺激を提供し、通常の歯科修復手順で用いられる不快な化学薬品から歯内の 領域を防護する象牙質ライナーおよび覆髄組成物が得られれば有用であろう。 また、保存可能な1つの包装したペーストとして安定で、必要に応じて歯質に 塗布できる象牙質ライナーおよび覆髄組成物が得られれば有用であろう。 最後に、注射器による組成物の塗布を可能にするような流動性を有する象牙質 ライナーおよび覆髄組成物が得られれば有用であろう。 発明の概要 本発明は、粘着性抗菌性および/または修復的象牙質刺激歯科用組成物および そのような組成物の生成および使用方法に関する。組成物は、主に覆髄剤および 象牙質ライナーとして有用である。組成物は、少なくともオキシホスホラス(o xyphosphorus)基を有するアルキルメタクリレート、重合開始剤お よび抗菌剤を含む。微生物の除去に加え、抗菌剤は修復的象牙質刺激を提供する こともできる。組成物はまた、賦形剤および単量体希釈剤などの他の添加剤も含 むことができる。 粘着性抗菌性歯科用組成物の主な利点には、処置領域において微生物を除去し 、微生物の進入に対して有効で確実な密閉をもたらす覆髄剤および象牙質ライナ ーとして有用なことが含まれる。さらに、抗菌剤は、重合反応の間に消費されず 、重合の後にも抗菌作用を持つ。組成物はまた、修復的象牙質刺激を提供し、通 常の歯科修復手順で用いられる不快な化学薬品から歯内の領域を防護する。組成 物は最終的修復に等しい物理的性質を有している。 組成物の別の利点には、保存中の安定性および光開始剤の開始によるin s ituの重合が可能であることが含まれる。 最後に、本組成物のさらなる利点には、注射器から基質上への組成物の送達を 可能にする流動性および粘性が含まれる。 本発明のこれらの特徴および利点は、以下の説明および添付する請求の範囲か らさらに明らかになり、または以下に記載するように本発明を実施することによ って知ることができよう。 図面の簡単な説明 本発明の前記およびその他の利点を得るために、添付の図面で説明する具体的 実施形態を参照することにより、先に簡単に説明した本発明のより具体的な説明 を提供する。これらの図面が本発明の代表的な実施形態のみを表し、したがって 発明の範囲を限定するとは見なされないことを理解の上で、以下に列挙する添付 の図面を用いることによってより具体的および詳細に本発明を記述し、説明する 。 図1は、ラバーダムによって仕切られて示される歯の象牙質上に注射器チップ から押し出されている粘着性抗菌性歯科用組成物の斜視図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 粘着性抗菌性および/または修復的歯科用組成物およびそのような組成物の生 成および使用方法は、ライナー、覆髄剤、基礎材料などとして用いられる従来の 歯科用組成物に勝る顕著な利点を提供する。組成物は、少なくとも1つのオキシ ホスホラス基を有する少なくとも1種のアルキルメタクリレート、抗菌剤および 硬化剤を含む。また、組成物は、任意選択で、他の単量体、賦形剤、X線不透過 剤、および具体的な性質を達成するために必要な他の構成成分を含む。 組成物は、細菌の進入から処置基質を密閉し、処置および密閉領域において細 菌を殺すのに有効である。有効で確実な密閉をもたらすことによって、従来のラ イナーおよび覆髄剤が漏出したときに起こる実質的な刺激または過敏性の増加を 避ける。さらに、高い物理的強度の性質が得られる。組成物はまた、コンポジッ トおよび樹脂装着剤などの樹脂ベースの充填材料が緊密かつ化学的に結合するの を可能にする。 A.粘着単量体 少なくとも1つのオキシホスホラス基を有する少なくとも1種のアルキルメタ クリレートを含む重合可能な粘着単量体を、本発明の組成物に用いる。これらの オキシホスホラスアルキルメタクリレート類は、有効で確実な密閉を形成するの に十分な粘着力を与える。主にこれらのオキシホスホラスアルキルメタクリレー トを用いることから、歯科用器具のぶつかりまたは器具による型どりと賦型の間 の取り外しによる失敗という危険もなく組成物は密閉を形成することができる。 歯科手順が終了した後、組成物は、微生物の進入に対する有効な予備密閉を有す る。 さらに、これらの粘着単量体は、重合開始剤、抗菌剤および賦形剤などの他の 添加剤の存在下で安定である。したがって、組成物は、組成物が基質と接触して 置かれた後で重合開始剤によってin situで重合する能力を持つものとし て特徴づけられる。 安定性は、組成物を単一成分系または単一包装組成物として用いることを可能 にし、意図的に重合を開始するまで安定であることを可能にする。より具体的に は、混合され、保存および続くin situ重合のための基質への直接の塗布 が容易である安定な組成物を生成するような成分から組成物は生成される。この ようなシステムの主な利点は、歯科開業医の能率上昇である。組成物が混合され た後、少なくとも約6カ月間、より好ましくは少なくとも約1年間、最も好まし くは少なくとも約2年間、重合する能力および抗菌作用を利用できる能力を維持 することが好ましい。 最も好ましいオキシホスホラスアルキルメタクリレートは、ビスグリセロール メタクリレートリン酸エステルである。他の好ましいオキシホスホラスアルキル メタクリレートには、ビス2−ヒドロキシエチルメタクリレートリン酸エステル 、p−ヒドロキシフェニルメタクリルアミドのリン酸エステル、3−ヒドロキシ プロピルメタクリレートのリン酸エステル、および4−ヒドロキシブチルメタク リレートのリン酸エステルが含まれる。オキシホスホラスアルキルメタクリレー トは、からなる群から選択され、Rがアルキルであるオキシホスホラス基、またはリン 酸基を有するいかなるアルキルメタクリレートでもよい。ホスホラスアルキルメ タクリレート類は、抗菌剤と本質的に非反応性であることが好ましい。前記オキ シホスホラスアルキルメタクリレート類の混合物および誘導体は、いずれも本発 明の範囲内にある。前記オキシホスホラスアルキルメタクリレート類に加え、他 のオキシホスホラスアルキルメタクリレート類も本発明の意図の範囲にあり、開 示を読み、本発明を実施することにより通常の実験によって見出すことができる 。 本発明のオキシホスホラスアルキルメタクリレート類は、組成物の約0.01 から約90重量パーセント、好ましくは約0.5から約30重量パーセント、最 も好ましくは約1から約12重量パーセントの範囲の濃度で提供される。 B.抗菌剤および/または象牙質修復促進剤 発明組成物は、組成物が歯質に置かれたときに接触によって微生物を除去し、 また重合の後であっても微生物を除去し続ける抗菌剤を含有する。細菌などの微 生物を殺す主な利点は、歯髄が治癒し、修復的架橋を形成することである。 粘着性抗菌性歯科用組成物は、常に最適の抗菌作用を提供するが、これは抗菌 剤が混合物中にあることによって妨げられず、重合反応によって消費されず、単 量体の重合後も実質的に阻害されないためである。さらに、これらの抗菌剤のい くつかは、架橋形成を刺激する象牙質修復促進剤として作用する。 微生物の進入を予防し、組成物で処置した領域の微生物を殺すために用いるこ とができる抗菌剤の例には、有機ハロゲン類、抗生物質類、アルカリ金属水酸化 物類、アルカリ土類金属酸化物類、およびアルカリ土類金属水酸化物類が含まれ る。抗菌性有機ハロゲン類の例には、1,1’−ヘキサメチレンビス(5(p− クロロフェニル)ビグアニド)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウ ムおよび臭化セチルピリジニウムが含まれる。適当な抗生物質の例には、4’− スルファモイルスルファニルアニリド、3−アミノ−6−(2−(5−ニトロ− 2−フリル)ビニル)ピリダジン、トランス−シュードモニック酸(trans −pseudomonic acid)、キサントマイシン、アルファ−アミノ −p−トルエンスルホンアミド、アルファ−アジドベンジルペニシリン、ペニシ リンO、ペニシリンN、モノプロピオニルエリスロマイシンおよびエリスロマイ シン9(O−((2−メトキシエトキシ)メチル)オキシムが含まれる。適当な アルカリ金属水酸化物の例には、水酸化ナトリウムおよび水酸化リチウムが含ま れる。適当なアルカリ土類金属酸化物の例には、酸化カルシウム、酸化マグネシ ウム、酸化バリウム、および酸化ストロンチウムが含まれる。適当なアルカリ土 類金属水酸化物の例には、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリ ウム、および水酸化ストロンチウムが含まれる。 好ましい抗菌剤は水酸化カルシウムであるが、それは水酸化カルシウムが微生 物を殺すだけでなく修復的架橋形成を増強または促進するからである。修復的架 橋形成は、歯髄および/または隣接するピンク象牙質が露出してしてしまった歯 が生き残り、生き続ける可能性を劇的に増加させる。用いる抗菌剤に関係なく、 オキシホスホラスアルキルメタクリレートの重合後に組成物で処置した領域への 微生物の進入を予防し、処置領域に閉じ込められたすべての微生物を接触によっ て殺すに十分な抗菌能力を有する抗菌剤が好ましい。 本発明の抗菌開始剤は、組成物の約0.001から約80重量パーセント、好 ましくは約0.005から約45重量パーセント、最も好ましくは約0.01か ら約35重量パーセントの範囲の濃度で提供される。 C.開始剤 開始剤は、単量体の重合を誘発するため組成物中に提供される。開始剤または 硬化剤は、適当な有機アミン添加剤または過酸化物および適当な有機アミン添加 剤を含む、または含まない放射エネルギー重合開始剤を含む。硬化剤は、選択さ れた歯科手順のために他の成分を補充するものとして選択できる。 光開始剤の例には、カンファーキノン、ベンゾインメチルエーテル、2−ヒド ロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−プロパノン、ジフェニル2,4,6− トリメチルベンゾイルホスフィンオキシド、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ フェノン、9,10−アントラキノン、および等価物が含まれる。 過酸化物の例には、過酸化ベンゾイル、過酸化2−ブタノン、過酸化ラウロイ ルおよび過酸化tert−ブチルが含まれる。 アミン添加剤などの任意選択の添加剤は、硬化剤の配合に好ましく、組成物の 特定の塗布に応じて硬化剤を援助する。アミン添加剤の例には、ジメチルアミノ エチルメタクリレート、トリエチルアミン、2−ジメチルアミノエタノール、ジ エチルアミノエチルメタクリレート、トリヘキシルアミン、N,N−ジメチル− p−トルイジン、N−メチルエタノールアミン、2,2’(p−トリルイミノ) ジエタノールおよび等価物が含まれる。 本発明の硬化剤は、約0.05から約5パーセント、好ましくは約0.1から 約2パーセント、より好ましくは約0.2から約1パーセントの範囲の濃度で提 供される。前記硬化剤に加え、他の硬化剤も本発明の意図の範囲にあり、開示を 読み、本発明を実施することによって通常の実験によって見出すことができる。 D.賦形剤 賦形剤はまた、例えば、可視光不透過剤およびX線不透過剤として機能するこ とが必要な場合に添加することができる。本発明の歯科用組成物に用いられる賦 形剤は、重合反応で消費されない。したがって、抗菌剤の濃度と同様、組成物に 混合された後の賦形剤濃度は、単量体の重合の後の賦形剤の濃度と比べて本質的 に一定に維持される。 適当な無機賦形剤の例には、二酸化ケイ素、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫 酸ストロンチウム、塩化バリウム、塩化ストロンチウムおよび第三リン酸カルシ ウムが含まれる。賦形剤は、X線不透過性を付与するために添加され、重合収縮 を最小限に抑え、重合の全熱ポテンシャル量を低下させる。 本発明の賦形剤は、組成物の約85重量パーセントまで、好ましくは約2から 約70重量パーセント、および最も好ましくは約5から約50重量パーセントの 範囲の濃度で提供される。 E.追加の単量体 希釈単量体などの追加の単量体を、粘性などの様々な性質を与えるために添加 することもできる。適当な追加の単量体の例には、アルキルメタクリレート類、 アルキルヒドロキシメタクリレート類およびアルキルアミノメタクリレート類が 含まれる。適当なアルキルメタクリレート類の例には、トリエチレングリコール ジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ブタンジオール ジメタクリレートが含まれる。適当なアルキルヒドロキシメタクリレートの例に は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリセロールジメタクリレートおよ びビス−GMAが含まれる。適当なアルキルアミノメタクリレートの例には、ウ レタンジメタクリレートが含まれる。 本発明の追加の単量体は、組成物の約90重量パーセントまで、好ましくは約 5から約80重量パーセント、および最も好ましくは約10から約70重量パー セントの範囲の濃度で提供される。 F.使用方法 本発明の粘着性抗菌性歯科用組成物は、歯科用注射器から流動的に押し出すこ とができるペーストまたはゲルの形で製造される。組成物の成分は、好ましい塗 布の選択に応じて、乳濁液、懸濁液、分散液、溶液などを形成する。 本発明の組成物は、いくつかの方法のいずれでも塗布される。図1は、歯30 の象牙質上の露出32に注射器チップ20から押し出されている組成物10の斜 視図である。歯30は、ラバーダム40によって仕切られて示されている。組成 物10は、組成物が有効で確実な防壁を形成するために丁度良い分量の層として 塗布される。次いで組成物は重合する。 粘着性抗菌性歯科用組成物の1つの実施形態は、抗菌性および象牙質修復促進 剤(水酸化カルシウム)10.0%、リン酸化メタクリレート類(ビス−グリセ ロールメタクリレートリン酸エステル)5.0%、メタクリレート類(ウレタン ジメタクリレート57.0%およびトリエチレングリコールジメタクリレート6 .0%)63.0%、賦形剤(二酸化チタン1.0%および第三リン酸カルシウ ム 10.0%)11.0%、重合開始剤(ジメチルアミノエチルメタクリレート0 .5%およびカンファーキノン0.2%)0.7%、およびX線不透過剤(硫酸 バリウム)10.3%を含む。組成物の主な利点は、有効で確実な密閉の形成で ある。その結果として、歯科手順の間に密閉が損なわれることはない。さらに、 組成物は歯髄の近くで用いられるときに象牙質をエッチング剤から防護する。こ の組成物の他のいくつかの利点には、2mmの厚さで20秒間に光硬化する能力 、注射器で注入される能力、X線不透過性、およびコンポジット類または様々な 象牙質結合システムと結合する能力が含まれる。 好ましい実施形態の実施例 本発明のいくつかの実施例を、単に例示的な本発明のいくつかの実施例として 示す。これらの実施例は、本発明の精神および範囲を限定すると見なされるもの ではない。 実施例1は、オキシホスホラスアルキルメタクリレートを含まない重合可能な 水酸化カルシウムペーストの引張力を確認するための引張試験に用いる比較実施 例である。実施例2は、実施例1の結果との比較のために引張試験によって本発 明の組成物の引張力を確認した。 実施例3〜8は、本発明の実施の軽減を増進するために提出する仮定上の実施 例である。すべての量は重量パーセントで表す。 実施例1 本発明の粘着性抗菌性歯科用組成物を用いずに歯にクラウンを接合することに よって形成された結合について引張力または接着性を試験した。試験はすべて歯 とクラウンとの間の結合力を、機械的保持の程度ではなく化学的接着の関数とし て測定する方法で行った。 それぞれの試験では、歯を16.5°の研削角に加工し、33°のテーパーを 生成させた。それぞれの加工歯から鋳型を作り、ぴったり合ったクラウンを鋳型 から調製した。歯の破砕を引き起こし結合境界面ではなく歯の力を反映する試験 データをもたらす可能性のあるより平行な調製物とは対称的に、33°テーパー は、結合境界面の力を反映する試験データをもたらした。 Ultra−Blend(登録商標)基材としてUltradent Pro ducts,Inc.が販売している水酸化カルシウムペーストおよびライナー を歯に塗布し、次いで20秒間光硬化させた。次いで、Ultradent P roducts,Inc.がPermaLute(登録商標)として販売してい る樹脂ベースのセメントを塗布した後、クラウンを歯に据えた。PermaLu te(登録商標)セメントは約4分間で硬化した。 24時間の放置後、クラウンおよび歯を、1mm/minの速度で引張力試験 に供した。歯とクラウンとの間の結合を破壊するのに必要な力を、歯とクラウン を引き離すために必要な負荷を記録することによって測定した。被験試料につい ての試験結果は、11.7kg、7.39kg、5.90kg、4.54kg、 3.36kg、2.90kg、0.86kg、0.73kg、0.36kgであ った。標準偏差3.49kgで平均は4.19kgであった。 実施例2 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成した。 成分 混合物の重量パーセント 水酸化カルシウム 10.0% ビス−グリセロールメタクリレートリン酸エステル 5.0% ウレタンジメタクリレート 57.0% トリエチレングリコールジメタクリレート 6.0% 二酸化チタン 1.0% 第三リン酸カルシウム 10.0% ジメチルアミノエチルメタクリレート 0.5% カンファーキノン 0.2% 硫酸バリウム 10.3% 実施例1で要点を述べた手順を用い、粘着性抗菌性歯科用組成物を用いたとき の結合の引張力または粘着力を試験した。機械的固定は最小限に抑え、実験は、 歯を加工して33°テーパーとした結果としての粘着結合力を主に試験した。組 成物を先細の歯に塗布し、次いで20秒間光硬化させた。次いで、Ultrad ent Products,Inc.がPermaLute(登録商標)として 販売している樹脂ベースのセメントを塗布した後、クラウンを歯に据えた。Pe rmaLute(登録商標)セメントは約4分間で硬化した。 24時間の放置後、引張力を実施例1と同様の方法で測定した。被験試料につ いての試験結果は、21.32kg、17.37kg、9.305kg、17. 32kg、13.79kgおよび16.24kgであった。標準偏差3.69k gで平均は15.89kgであった。 実施例1および実施例2で処置した歯についての結合境界面の平均の力はそれ ぞれ4.19kgおよび15.89kgであり、これはオキシホスホラスアルキ ルメタクリレートを用いることにより歯とクラウンとの間の結合の引張力が有意 に増加することを示している。 実施例3 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。 成分 混合物の重量パーセント ビス2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10.0% 水酸化バリウム 25.0% 第三リン酸カルシウム 5.0% ベンゾインエチルエーテル 0.4% N−メチルエタノールアミン 0.5% グリセロールジメタクリレート 59.1% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、処置 領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。抗菌剤は、重合反応の 間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思われる。 実施例4 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。 成分 混合物の重量パーセント 酸化ストロンチウム 30.0% カンファーキノン 0.5% ジエチルアミノエチルメタクリレート 0.5% ビスグリセリルメタクリレートリン酸エステル 69.0% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、処置 領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。抗菌剤は、重合反応の 間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思われる。 実施例5 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。 成分 混合物の重量パーセント 塩化セチルピリジニウム 4.0% 塩化ストロンチウム 10.0% 2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル− 0.5% 1−プロパノン ジフェニル2,4,6−トリメチルベンゾイル 0.5% ホスフィンオキシド キサントマイシン 1.0% 4−ヒドロキシブチルメタクリレートのリン酸 29.0% エステル ブタンジオールジメタクリレート 55.0% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、保存 中も安定で、光開始剤の開始でin situ重合することができると思われる 。組成物はまた、処置領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。 抗菌剤は、重合反応の間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思 われる。 実施例6 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。 成分 混合物の重量パーセント ペニシリンN 3.5% ヒュームドニ酸化ケイ素 16.0% ビス−グリセリルメタクリレートリン酸エステル 3.0% ベンゾフェノン 1.0% トリヘキシルアミン 1.5% 第三リン酸カルシウム 10.0% ビス2−ヒドロキシエチルメタクリレート 4.0% トリエチレングリコールジメタクリレート 61.0% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、保存 中も安定で、光開始剤の開始でin situ重合することができると思われる 。組成物はまた、処置領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。 抗菌剤は、重合反応の間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思 われる。 実施例7 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。 成分 混合物の重量パーセント 4’−スルファモイルスルファニルアニリド 1.0% 1、1’−ヘキサメチレンビス(5(p−クロロ 1.0% フェニル)ビグアニド) 3−ヒドロキシプロピルメタクリレートのリン酸 5.0% エステル ウレタンジメタクリレート 92.0% ベンゾインエチルエーテル 1.0% 2−ジメチルアミノエタノール 1.0% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、保存 中も安定で、光開始剤の開始でin situ重合することができると思われる 。組成物はまた、処置領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。 抗菌剤は、重合反応の間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思 われる。 実施例8 この実施例では、以下の成分を有する粘着性抗菌性歯科用組成物を生成する。成分 混合物の重量パーセント 酸化マグネシウム 15.0% 塩化バリウム 40.0% 9、10−アントラキノン 0.9% トリエチルアミン 0.3% ビス−グリセリルメタクリレートリン酸エステル 43.8% 粘着性抗菌性歯科用組成物は、ホスフェートメタクリレート類を含まないライ ナーまたは覆髄剤よりも良好な密閉をもたらすと思われる。組成物はまた、保存 中も安定で、光開始剤の開始でin situ重合することができると思われる 。組成物はまた、処置領域を密閉し、処置領域の微生物を除去すると思われる。 抗菌剤は、重合反応の間も消費されず、重合の後においても抗菌作用を持つと思 われる。 本発明は、その精神または本質的特徴を逸脱することなく他の特定の形で実施 することができる。記載した実施形態は、あらゆる点で例示的と見なすべきであ って、限定的であると見なすべきではない。したがって、本発明の範囲は、前述 の説明ではなく添付の請求の範囲によって示される。請求の範囲と等価な意味お よび範囲内で行われるすべての変更は、その範囲に包含される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粘着性抗菌性歯科用組成物であって: オキシホスホラス基を有するアルキルメタクリレート; 放射エネルギーでアルキルメタクリレートを照射することによりアルキルメタ クリレートの重合を開始させるための光重合開始剤;および 抗菌剤 を含むことを特徴とする組成物。 2.オキシホスホラス基が、Rがアルキルである からなる群から選択される式を有することを特徴とする請求項1に記載の粘着性 抗菌性歯科用組成物。 3.アルキルメタクリレートが、ビス2−ヒドロキシエチルメタクリレートリン 酸エステル、p−ヒドロキシフェニルメタクリルアミドのリン酸エステル、3− ヒドロキシプロピルメタクリレートのリン酸エステル、4−ヒドロキシブチルメ タクリレートのリン酸エステル、それらの混合物、およびそれらの誘導体からな る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成 物。 4.アルキルメタクリレートが、ビスグリセロールメタクリレートリン酸エステ ルを含むことを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 5.アルキルメタクリレートが、歯科用組成物の約0.01重量%から約90重 量%の範囲の濃度を有することを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科 用組成物。 6.組成物が、歯内で剔削された窩洞形成中で重合した後に密閉を維持すること を特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 7.抗菌剤が、有機ハロゲン類、抗生物質類、アルカリ金属水酸化物類、アルカ リ土類金属酸化物類、アルカリ土類金属水酸化物類、およびそれらの混合物から なる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組 成物。 8.有機ハロゲンが、1,1’−ヘキサメチレンビス(5(p−クロロフェニル )ビグアニド)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、臭化セチル ピリジニウム、およびそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とす る請求項7に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 9.抗生物質が、4’−スルファモイルスルファニルアニリド、3−アミノ−6 −(2−(5−ニトロ−2−フリル)ビニル)ピリダジン、トランス−シュード モニック酸、キサントマイシン、アルファ−アミノ−p−トルエンスルホンアミ ド、アルファ−アジドベンジルペニシリン、ペニシリンO、ペニシリンN、モノ プロピオニルエリスロマイシン、エリスロマイシン9(O−((2−メトキシエ トキシ)メチル)オキシム、およびそれらの混合物からなる群から選択されるこ とを特徴とする請求項7に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 10.アルカリ金属水酸化物が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、およびそ れらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項7に記載の粘着 性抗菌性歯科用組成物。 11.アルカリ土類金属酸化物が、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化バ リウム、酸化ストロンチウム、およびそれらの混合物からなる群から選択される ことを特徴とする請求項7に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 12.アルカリ土類金属水酸化物が、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム、水 酸化ストロンチウム、およびそれらの混合物からなる群から選択されることを特 徴とする請求項7に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 13.抗菌剤が水酸化カルシウムを含むことを特徴とする請求項1に記載の粘着 性抗菌性歯科用組成物。 14.抗菌剤が、歯科用組成物の約0.001重量%から約80重量%の範囲の 濃度を有することを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 15.抗菌剤が、アルキルメタクリレートの重合で実質的に消費されないことを 特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 16.歯科用組成物が歯質の処置領域を実質的に密閉する能力を持つことによっ て、歯科用組成物で処置した歯質の処置領域への微生物の進入を実質的に予防す ることを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 17.歯科用組成物が、保存されて、次いで、注射器を用いて歯質上に送達され ることができることを特徴とする請求項1に記載の粘着性抗菌性歯科用組成物。 18.粘着性抗菌性歯科用組成物であって: Rがアルキルである からなる群から選択される式を有するオキシホスホラス基を含むアルキルメタク リレート; 重合開始剤;および 抗菌剤 を含むことを特徴とする組成物。 19.粘着性抗菌性歯科用組成物であって: ビスグリセロールメタクリレートリン酸エステル、ビス2−ヒドロキシエチル メタクリレートリン酸エステル、p−ヒドロキシフェニルメタクリルアミドのリ ン酸エステル、3−ヒドロキシプロピルメタクリレートのリン酸エステル、4− ヒドロキシブチルメタクリレートのリン酸エステル、それらの混合物、およびそ れらの誘導体からなる群から選択されるメタクリレート; 放射エネルギーでアルキルメタクリレートを照射することによりメタクリレー トの重合を開始させるための光重合開始剤; および 水酸化カルシウム を含むことを特徴とする組成物。 20.粘着性抗菌性歯科用組成物であって: Rがアルキルである からなる群から選択される式を有するオキシホスホラス基を含むアルキルメタク リレート; 放射エネルギーでアルキルメタクリレートを照射することによりメタクリレー トの重合を開始させるための光重合開始剤;および 水酸化カルシウム を含み、 放射エネルギーを歯科用組成物に照射することによるアルキルメタクリレート のin situ重合のために歯質上の処置領域に組成物を位置させることが可 能で、 水酸化カルシウムがアルキルメタクリレートの重合で消費されないで、水酸化 カルシウムがアルキルメタクリレートの重合の後も歯科用組成物に抗菌能力を付 与することが可能で、 歯科用組成物が密閉をもたらして、処置領域への微生物の進入を実質的に阻害 する ことを特徴とする組成物。 21.注射器によって歯質に塗布し、in situで重合させることができる 注射器で送達可能な粘着性抗菌性歯科用組成物の製造方法であって: オキシホスホラス基を有するアルキルメタクリレート、放射エネルギーで歯科 用組成物を照射することによりアルキルメタクリレートの重合を開始させるため の光重合開始剤、および抗菌剤を一緒に混ぜて粘着性抗菌性歯科用組成物を得る ステップと; 粘着性抗菌性歯科用組成物を注射器に導入するステップと を含むことを特徴とする方法。 22.粘着性抗菌性歯科用組成物で歯質を処置する方法であって: オキシホスホラス基を有するアルキルメタクリレート、光重合開始剤、および 抗菌剤を含む粘着性抗菌性歯科用組成物を提供するステップと; 歯科用組成物を歯質の領域に塗布するステップと; 塗布した歯科用組成物を放射エネルギーで照射し、アルキルメタクリレートの 重合を開始させ、歯質の領域を密閉し、それによって歯科用組成物が塗布されて いる歯質の領域への微生物の進入を実質的に阻害するステップと を含むことを特徴とする方法。
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