JP2002512183A - 医薬用エアゾール製剤 - Google Patents

医薬用エアゾール製剤

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JP2002512183A JP2000544308A JP2000544308A JP2002512183A JP 2002512183 A JP2002512183 A JP 2002512183A JP 2000544308 A JP2000544308 A JP 2000544308A JP 2000544308 A JP2000544308 A JP 2000544308A JP 2002512183 A JP2002512183 A JP 2002512183A
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オリビエ、ルイ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に肺経路による治療薬の投与のための、(A)少なくとも1種の被覆用賦形剤と少なくとも1種の界面活性剤とにより被覆された粒子の形態の治療薬を、(B)液化噴射剤ガス中に、懸濁して含んでなる新規な医薬用エアゾール製剤、およびこれらの製剤の製造方法に関する。本発明はまた、かかる製剤において使用するために好適な新規な粒子に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、特に肺経路による治療薬の投与のための新規な医薬用エアゾール製
剤、およびこれらの製剤を製造する方法に関する。本発明はまた、かかる製剤に
おいて用いることに好適な新規な粒子に関する。
【0002】背景技術 末梢気系経路による薬剤投与のためのエアゾールの使用は数十年前から知られ
ている。かかるエアゾールは一般に、治療薬、溶媒または界面活性剤などの1種
以上のアジュバント、および1種以上の噴射剤を含んでなる。
【0003】 これまでに最もよく使用されてきた噴射剤はCClF(Freon(商標)
11)、CCl(Freon(商標)12)またはCFClCFCl
(Freon(商標)114)などのフロロフルオロカーボンである。しかしな
がら、これらの噴射剤ガスはオゾン層に悪影響を及ぼすため最近では徐々に撤去
されていることから、エアゾールスプレーの製造者は成層圏のオゾンを保護する
新規な噴射剤ガスを使用するようになっている。
【0004】 かかる「オゾンに優しい」ガスはグリーンガス(green gases)としても知られ
、例えば水素含有クロロフルオロカーボン、水素含有フルオロカーボンおよびパ
ーフルオロカーボンが含まれる。
【0005】 肺経路で投与される特定の治療薬群としては、気管支拡張薬をはじめとする抗
喘息薬、および肺では局所治療作用を有し、および/または血中に吸収された後
は全身治療作用を有するステロイド系の抗炎症薬がある。
【0006】 かかる薬剤では、従来のクロロフルオロカーボン噴射剤をオゾン層を保護する
新規な噴射剤に置き換えると、懸濁液の安定性の問題が伴う。
【0007】 これは噴射剤の極性の変化により、ガス中に薬剤の一部がしばしば溶解してし
まうためである。この部分的な溶解が保存中の粒子径の望ましくない増大および
/または凝集塊の形成をもたらす。次ぎに投与装置のバルブに閉塞が見られるよ
うになり、かつ/または粒子の凝集塊が細い下部の呼吸器経路に十分浸透しなく
なる。
【0008】 国際特許出願WO92/08446(Glaxo Group Limited)および欧州特許E
P−A−0 493437(Riker Laboratories Inc)には医薬用エアゾール製剤
における界面活性剤が含まれることが開示されているが、ラクトースまたはその
他の糖の使用は記載されていない。WO94/03153(Glaxo Group Limited
)には二プロピオン酸ベクロメタソンの懸濁剤が開示されているが、界面活性剤
の存在は特に排除されている。WO93/11743、WO93/11744お
よびWO93/11745(Glaxo Group Limited)にも薬剤の懸濁製剤が開示さ
れているが、特に界面活性剤の存在は排除されている。WO97/35562(D
anbiosyst)には、噴霧乾燥により多糖微小球に薬剤を組み込む方法が開示されて
いるが、かかる方法ではラクトースなどの二糖類の使用は特に排除されている。
さらに、液化噴射剤ガスを含有する製剤にそれを使用することは開示されていな
い。WO91/16882(Liposome Technology)には、薬剤/脂質含有エタノ
ール溶液を噴霧乾燥する方法が開示されているが、この方法において界面活性剤
を使用するという記載はない。欧州特許EP−A−550031(Hoechst)では
噴霧乾燥製品を含有する加圧エアゾール製剤が開示されているが、この噴霧乾燥
製品は薬剤、界面活性剤および(所望により)補助物質からなる溶液を噴霧乾燥
して、微細分散マトリックスとすることにより得られるものである。
【0009】
【発明の概要】
本発明者らは、今般、被覆によって薬剤粒子を噴射剤ガスから保護することに
より、噴射剤中の薬剤の懸濁液の安定性を向上させることが可能であることを見
出した。この保護層は噴射剤中の薬剤の部分的な可溶化および凝集塊の形成を防
ぐ。界面活性剤と併用すれば、この被覆用賦形剤により、大気水分から保護され
、何ヶ月も安定な肺投与用エアゾール製剤が得られるようになり、さらに呼吸器
経路へ浸透するのに十分小さい粒径の薬剤粒子が送達されるようになる。
【0010】 従って本発明の第1の主題は、噴射剤中に、懸濁した被覆粒子の形態で治療薬
をを含んでなる、医薬用エアゾール製剤である。
【0011】 本発明のさらなる主題は、これらの粒子および医薬製剤を製造する方法である
【0012】 なおさらなる主題は被覆された薬剤粒子である。
【0013】 さらなる主題は当業者には以下の説明および例から明らかとなろう。
【0014】
【発明の具体的説明】
本発明は、 (A)少なくとも1種の被覆用賦形剤と少なくとも1種の界面活性剤によって
被覆された粒子の形態の治療薬を、 (B)液化噴射剤ガス中に 懸濁して含んでなる、医薬用エアゾール製剤を提供する。
【0015】 これらのエアゾール製剤で使用できる治療薬は、肺経路で投与でき、かつ、そ
の薬剤粒子を被覆するのに用いる媒質に不溶であるか、または極めて難溶性であ
るあらゆる固形薬剤である。
【0016】 ある薬剤が被覆に用いる懸濁媒質中0.1%(m/v)未満しか溶けなければ
、不溶性または極めて難溶性であるとみなせる。
【0017】 これらの治療薬としては、二プロピオン酸ベクロメタソン、サルブタモール(
例えば、硫酸塩または遊離塩基として)、サルメテロール(例えば、1−ヒドロ
キシ−2−ナフトン酸塩として)、プロピオン酸フルチカソンまたはその溶媒和
物など、特に喘息の治療に通常使用される気管支拡張薬およびステロイド系抗炎
症薬が含まれる。注目されるその他の化合物としては、(2R,3R,4S,5
R)−2−[6−アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチ
ルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾール−5
−イル)−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(例えば、マレイン酸塩と
して)、ならびに6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α−メチ
ル−3−オキソ−17α−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン
−17β−カルボチオン酸S−(2−オキソ−テトラヒドロ−フラン−3−イル
)エステル、および6α,9α−ジフルオロ−11β−ヒドロキシ−16α,1
7α−イソプロピリデンジオキシ−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン
−17β−カルボチオン酸S−(2−オキソ−テトラヒドロ−フラン−3−イル
)エステルが挙げられる。
【0018】 これらのうち、二プロピオン酸ベクロメタソン、特にはその一水和物の使用が
好ましい。サルメテロールキナホエートに関する使用も好ましい。
【0019】 この医薬製剤はまた、もちろん肺経路で投与できる2種以上の治療薬の組合せ
を含んでもよい。かかる組合せの例としてはプロピオン酸フルチカソンとサルメ
テロールキナホエートがある。
【0020】 これらの粒子は本発明に従い、少なくとも1種以上の被覆溶賦形剤を含んでな
る保護層で被覆される。気系経路による投与に使用する場合、この被覆用賦形剤
は生理学上許容されるものでなければならない。薬剤粒子を十分に保護するには
、それはさらに噴射剤に実質的に不溶性でなければならない。さらには、被覆剤
の製造方法は、被覆用賦形剤が製剤の製造に用いられる懸濁媒質(好ましくは水
性媒質)に不溶であることを必要とする。
【0021】 大部分の粒子表面を覆う被覆層により、有利な被覆効果が得られる。薬剤粒子
の最適な保護を達成するには、その表面の少なくとも約80%、より好ましくは
少なくとも約90%を被覆層で覆わなければならない。
【0022】 これらの要求を総て満たす被覆用賦形剤は、マンニトール、ラクトース、トレ
ハロース、デキストロース、ミクロクリスタリンセルロース、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、メチルヒドロキシプロピルセルロースまたはソルビトー
ルなどの単糖類、二糖類または多糖類から選択される。
【0023】 これらのうち、2種のジグリコシド、ラクトースおよびトレハロースのうち1
種を使用することが好ましい。
【0024】 これらの薬剤粒子は、前記の被覆様賦形剤を用いて被覆するだけでなく、少な
くとも1種の界面活性剤でも被覆する。吸入により使用する場合は、この界面活
性剤は生理学上許容されるものでなければならない。それは液化噴射剤ガスに不
溶(または実質的に不溶)でなければならず、かつ、それと親和性を持ってはな
らない。この界面活性剤は実質的に、被覆用水性媒質中で薬剤粒子のスラリーの
安定化剤として働く。
【0025】 本発明に従い使用できる界面活性剤の例としては、オレイン酸などの陰イオ界
面活性剤、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノオレエート、ポリオキシ
エチレン(20)ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン(20)ソル
ビタンモノオレエート、天然レシチチン、オレイルポリオキシエチレン(2)エ
ーテル、ステアリルポリオキシエチレン(2)エーテル、ラウリルポリオキシエ
チレン(4)エーテル、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロック共重
合体、合成レシチン、ジエチレングリコールジオレエート、テトラヒドロフルフ
リルオレエート、エチルオレエート、イソプロピルミリステート、グリセリルモ
ノオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノリチノレート、セ
チルアルコール、ステアリルアルコール、ポリエチレングリコール400もしく
はグリセリルモノラウレートなどの非イオン界面活性剤、またはセチルピリジニ
ウムもしくはベンズアルコニウムクロリドなどの陽イオン界面活性剤がある。そ
の他の界面活性剤の例としては合成ホスファチド、例えばジステアロイルホスフ
ァチジルコリンが挙げられる。
【0026】 レシチンを用いることが好ましい。
【0027】 本発明の薬剤粒子の被覆は、必要に応じて、界面活性剤および被覆用賦形剤の
他に、オリーブ油、コーン油、綿実油およびヒマワリ油から選択される植物油を
含んでなってもよい。
【0028】 本発明に従い使用できる噴射剤は、噴射剤として働かせることができるに十分
な蒸気圧を有する液化可能なフルオロカーボン、水素含有フルオロカーボンまた
は水素含有クロロフルオロカーボンのいずれであってもよい。この噴射剤は被覆
薬剤粒子、すなわち治療薬、被覆用賦形剤および界面活性剤に対して実質的に溶
媒となってはならない。適当な噴射剤としては、例えば、CHClF、CCl
CHClF、CFCHClF、CHFCClF、CHCClFCHF 、CFCHClおよびCClFCHなどのC1−4ヒドロクロロフル
オロカーボン;CHFCHF、CFCHF、CHF−CHおよびC
CHFCFなどのC1−4ヒドロフルオロカーボン;およびCFCF およびCFCFCFなどのパーフルオロカーボンまたはそれらの混合物が
挙げられる。特に好ましい噴射剤としてはCFCHF、CFCHFCF およびその混合物が挙げられる。ヒドロフルオロカーボンまたはヒドロクロロフ
ルオロカーボン系の噴射剤の1種、特には1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン(CFCHF)(HFA134a)を用いるのが好ましい。
【0029】 本発明のエアゾール製剤の被覆薬剤粒子は、吸入により投与できる大きさでな
ければならない。これらの粒子は一方で障害物に対抗せずに呼吸器経路へ浸透す
るに十分小さくなければならず、他方で肺に沈着して呼気により出ていかないよ
う十分大きくなければならない。
【0030】 薬剤粒子の浸透は、呼吸再気管支や肺胞であれば、平均粒径10μm未満、好
ましくは5μm未満の粒子でのみ可能である。
【0031】 本発明の被覆薬剤粒子の粒径は、好ましくは0.5μm〜10μm、特に1μ
m〜5μmの範囲内である。
【0032】 本発明の医薬組成物はまた、溶媒または界面活性剤などのその他の医薬上許容
される成分を含んでなることができる。本発明の好ましい態様においては、これ
ら製剤は薬剤粒子に被覆されたもの以外には界面活性剤も補助溶媒も含まない。
【0033】 本発明はまた、少なくとも1種の被覆用賦形剤と少なくとも1種の界面活性剤
とで薬剤粒子を被覆し、されらを噴射剤とともに加圧カートリッジに封入するこ
とからなる医薬用エアゾール製剤の製造方法を提供する。
【0034】 本発明の医薬用エアゾール製剤の製造方法は、さらに詳しくは (a)粒子の形態の治療薬、 治療薬に対しては溶媒とならない懸濁媒質、 懸濁媒質に溶解した被覆用賦形剤、および 界面活性剤 を含有する懸濁液を製造し、 (b)工程(a)で得られた治療薬の懸濁液を噴霧乾燥して賦形剤と界面活性
剤とで被覆された薬剤粒子を得、 (c)工程(b)で得られた被覆薬剤粒子を液化噴射剤ガスに懸濁させる ことを含んでなる。
【0035】 また工程(a)で使用される治療薬の粒子も吸入に好適な粒径であり、例えば
平均径10μm未満(例えば0.5μm〜10μm)、好ましくは5μm未満(
例えば1μm〜5μm)である。
【0036】 本発明の方法の1つの態様においては、前記工程(a)の懸濁液はその懸濁媒
質に賦形剤を溶解し、界面活性剤を分散させ、次ぎにこのようにして得られたコ
ロイド溶液に薬剤粒子を分散させることにより調製される。
【0037】 また本発明の方法のもう1つの態様によれば、第1工程で未被覆の薬剤粒子に
界面活性剤を吸着させ、次ぎに被覆用賦形剤を溶解状態で含有する懸濁媒質に粒
子/界面活性剤配合物を分散させることも可能である。
【0038】 薬剤粒子の被覆に用いられる懸濁媒質は、実質的には治療薬に対しては溶媒と
ならず、かつ被覆用賦形剤に対しては優れた溶媒でなければならない。好ましい
懸濁媒質は水である。工程(a)で製造された懸濁液中の治療薬含量は広範囲で
変化させることができる。一般にそれは1〜40%(重量/容量)の範囲内であ
り、好ましくは5〜20%(重量/容量)の範囲内である。
【0039】 噴霧乾燥前の懸濁液中の治療薬に対する被覆用賦形剤の割合は1〜20重量%
の間であり、好ましくは5〜10重量%の間である。
【0040】 工程(a)で得られた懸濁液中の治療薬に対する界面活性剤の割合は、通常1
〜20重量%の間であり、好ましくは5〜10重量%の間である。
【0041】 前記の懸濁液は、次いで適当な装置中で噴霧乾燥される。乾燥させる懸濁液を
熱風流中で微細な液滴に分散させ、これを即時に微粒子粉末へと変える。当業者
ならば、製造業者の推奨に従い、得ようとする生成物の特徴の関数として、乾燥
チャンバーに到達する懸濁液流量、ノズルサイズ、入口および出口温度、噴霧圧
および噴霧気流量などの操作パラメーターをいかに調節すればよいかわかるであ
ろう。
【0042】 本発明の薬剤粒子の乾燥を可能にする好適な噴霧乾燥機としては、Buchi
191小型噴霧乾燥機(Buchi Company, Switzerland)がある。工程(a)の懸濁
液から有効成分の被覆粒子を得ることが可能な装置における噴霧の物理的パラメ
ーターは下記の通りである: ・入口気温:110〜170℃ ・出口気温:70〜120℃ ・噴霧気流量:時間当たり400〜1000リットル(好ましくは時間当たり
400〜800リットル) ・ポンプ速度:10〜45rpm(好ましくは10〜15rpm)。典型的に
はこれは分当たり2〜10リットルに値する(好ましくは分当たり約3ml)。
【0043】 得られた噴霧乾燥材料は平均径1mm〜10μmの間、含水率は0.1〜5重
量%の間を有する粒子よりなっている。
【0044】 本発明の薬剤粒子を乾燥させることが可能な、もう1つの好適な噴霧乾燥機と
してはNIROマイナーモビール噴霧乾燥機がある。工程(a)の懸濁液から有
効成分の被覆粒子を得ることが可能な装置における噴霧の物理的パラメーターは
下記の通りである: ・入口気温:100〜220℃ ・出口気温:60〜120℃ ・噴霧気流量:50〜130m/時間 ・懸濁液流量:300〜5000ml/時間
【0045】 得られた噴霧乾燥材料は平均径0.1μm〜10μmの間、含水率は0.1〜
5重量%の間を有する粒子よりなっている。
【0046】 必要に応じて、噴霧乾燥により得られた粒子を、微粒化するか、またはその平
均径を10μm未満に、好ましくは5μm未満の値に縮小させる他のいずれの方
法に付してもよい。実際には噴霧乾燥では被覆層により互いに結合した粒子が部
分的に凝集することとなり、この凝集が後に粒子の見かけの平均径を大きくする
【0047】 この工程の主要な目的はこれらの凝集塊を粉砕することにある。それは任意で
あり、その有用性はもちろん凝集塊の存在、言い換えると噴霧乾燥後の粒径によ
るものである。
【0048】 微粒化は、圧縮空気超微粉砕機または流体ジェットミルとして知られる装置で
行われる。これらの装置では粒子は、その中で粒子が多数の衝撃を受けるよう設
計されたチェンバーへ強気流により送られる。本発明によれば、適当なサイズを
有した被覆粒子を得るために、これらの装置は、8〜14バール、好ましくは9
〜12バール、の間の圧力で操作する。
【0049】 カートリッジは噴射剤中の被覆薬剤粒子の均質懸濁液を得ることが可能ないず
れの手段によって充填してもよい。例えば、カートリッジにはまず粉剤を充填し
、次いで噴射剤(「2段階法」)を充填することができる、または別法として噴
射剤中の粉剤の調製懸濁液を充填(「1段階法」)してもよい。
【0050】 充填中、粒子の水和作用を制限するために、充填は相対湿度の低い制御された
大気内で行われることが好ましい。
【0051】 一般にカートリッジは計量バルブで充填され、計量式吸入器(MDl)はかか
るカートリッジおよびバルブ、ならびに製剤の肺への送達に好適なチャネリング
装置で構成される。
【0052】 カートリッジは、必ずしも必要ではないが、大気水分に対して不透水性のフィ
ルムからなる包装材内に入れて保存することが好ましい。これらの上包みしたカ
ートリッジに入った懸濁液は室温(25℃)で数ヶ月間安定である。キャニスタ
ーへの水分の侵入に耐える他の手段を用いてもよい。
【0053】
【実施例】
以下、例により本発明を説明するが、それらに限定されるものではない。
【0054】例1 ラクトース0.5gおよびレシチン0.5gを室温で脱イオン水100mlに
溶解する。コロイド溶液を得た後に、超微粒子の二プロピオン酸ベクロメタソン
一水和物(BDP)5gを撹拌しながら水溶液に分散させる。このようにして得
られた懸濁液には5%BDP、0.5%レシチンおよび0.5%ラクトースが含
まれる。
【0055】 次いで下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機(Mini S
pray Dryer)でこの懸濁液を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:105℃ ・圧縮空気圧:9.5バール ・噴霧気流量:1000リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【0056】 噴霧乾燥の収率は60〜70%の間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9バールの加圧下で微粒化する。 超微粒子のESCA(X線電子分光法)データから、微粒化した後に粒子表面
の少なくとも90%が被覆層により保護されていることが示された。
【0057】 カートリッジに入れる前の粒子の特徴は下記の通りである: 平均径:1.5μm(100%の粒子が5μm未満の粒径を有している) 含水率:0.6%
【0058】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いでガスを連続的に導入することにより手動充填する。使
用されるガスは加圧HFA134aガスである。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。 このようにして得られた最終産物は室温(25℃)で数ヶ月間安定である。
【0059】例2 トレハロース0.5gおよびレシチン0.5gを室温で脱イオン水100ml
に溶解する。コロイド溶液を得た後に、超微粒子の二プロピオン酸ベクロメタソ
ン一水和物(BDP)5gを撹拌しながら水溶液に分散させる。このようにして
得られた懸濁液には5%BDP、0.5%レシチンおよび0.5%トレハロース
が含まれる。
【0060】 下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁液を
噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:105℃ ・圧縮空気圧:9.5バール ・噴霧気流量:1000リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【0061】 噴霧乾燥の収率は60〜70%の間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9バールの加圧下で微粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【0062】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いでガスを連続的に導入することにより手動充填する。使
用されるガスは加圧HFA134aガスである。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0063】例3 超微粒子の二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物(BDP)20gとレシチ
ン1gとを均質な物理的混合物が得られるまで乳鉢でトリチュレートする。ラク
トース2gを室温で脱イオン水100mlに溶解する。続いてBDP/レシチン
物理的混合物を撹拌しながらラクトース水溶液に分散させる。このようにして得
られた懸濁液には20%BDP、1%レシチンおよび2%ラクトースが含まれる
【0064】 下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁液を
噴霧乾燥する: ・入口気温:145℃ ・出口気温:110℃ ・圧縮空気圧:6バール ・噴霧気流量:400リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【0065】 噴霧乾燥の収率は約10%である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9バールの加圧下で微粒化する。
【0066】 カートリッジに入れる前の粒子の特徴は下記の通りである: 平均径:1.5μm(100%の粒子が5μm未満の粒径を有している) 含水率:0.9%
【0067】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いでガスを連続的に導入することにより手動充填する。使
用されるガスは加圧HFA134aガスである。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0068】例4 ラクトース2gおよびレシチン2gを室温で脱イオン水100mlに溶解する
。コロイド溶液を得た後に、超微粒子の二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物
(BDP)20gを撹拌しながら水溶液に分散させる。このようにして得られた
懸濁液には20%BDP、2%レシチンおよび2%ラクトースが含まれる。
【0069】 次いで下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸
濁液を噴霧乾燥する: ・入口気温:150℃ ・出口気温:100℃ ・圧縮空気圧:6バール ・噴霧気流量:400リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【0070】 噴霧乾燥の収率は50〜60%の間である。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により9
バールの加圧下で微粒化する。 超微粒子のESCAデータから、微粒化した後に粒子表面の少なくとも90%
が被覆層によりさらに保護されていることが示された。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【0071】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いでガスを連続的に導入することにより手動充填する。使
用されるガスは加圧HFA134aガスである。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0072】例5 レシチン2gを室温で脱イオン水100mlに溶解する。二プロピオン酸ベク
ロメタソン一水和物(BDP)20gとラクトース2gとを予備混合し、その混
合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。 この懸濁液をBuchi191小型噴霧乾燥機により例4に記載のパラメータ
ーで噴霧乾燥する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入することによ
り手動充填する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0073】 カートリッジは下記のような分析上の組成で製造された。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g 100μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 16mg レシチン: 1.6mg ラクトース: 1.6mg HFA134a: 11.981g 50μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 8mg レシチン: 0.8mg ラクトース: 0.8mg HFA134a: 11.990g
【0074】例6 レシチン15gを室温(20±2℃)で脱イオン水1000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物150gとラクトース15gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0075】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:93℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6バール(32000rpm) ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時
【0076】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。粉末の含水率は0.5〜1%(m
/m)の間である。 微粒化前の粒子の平均径は23.6μmである。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【0077】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいてPamasol系のような充填機を使用して自動充填する。微粒化材料を
連続的に導入し、HFA134aと合わせ、次いで加圧HFA134aガスだけ
を使用してカートリッジバルブを清浄する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0078】 カートリッジを上包みし、組成分析により次の結果が得られた。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g 100μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 16mg レシチン: 1.6mg ラクトース: 1.6mg HFA134a: 11.981g 50μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 8mg レシチン: 0.8mg ラクトース: 0.8mg HFA134a: 11.990g
【0079】例7 レシチン22.5gを室温(20±2℃)で脱イオン水1500mlに溶解す
る。二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物225gとラクトース22.5gと
を予備混合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0080】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する。 ・入口気温:160℃ ・出口気温:87〜90℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時 を用いて噴霧乾燥させる。
【0081】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。粉末の含水率は0.5〜1%(m
/m)の間である。 微粒化前の粒子の平均径は19μmである。
【0082】例8 レシチン22.5gを室温(20±2℃)で脱イオン水1500mlに溶解す
る。二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物225gとラクトース22.5gと
を予備混合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0083】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:91〜92℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時
【0084】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。粉末の含水率は0.5〜1%(m
/m)の間である。 微粒化前の粒子の平均径は25.3μmである。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満のサイズを有している)。
【0085】例9 レシチン30gを室温(20±2℃)で脱イオン水2000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物300gとラクトース30gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0086】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:93〜94℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【0087】 噴霧乾燥収率は50〜90%の間である。粉末の含水率は0.4〜1%(m/
m)の間である。 微粒化前の粒子の平均径は21.4μmである。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.7μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【0088】 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいてPamasol系のような充填機を使用して自動充填する。微粒化材料を
連続的に導入し、HFA134aと合わせ、次いで加圧HFA134aガスだけ
を使用してカートリッジバルブを清浄する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0089】 カートリッジを上包みし、組成分析により次の結果が得られた。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g 100μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 16mg レシチン: 1.6mg ラクトース: 1.6mg HFA134a: 11.981g 50μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 8mg レシチン: 0.8mg ラクトース: 0.8mg HFA134a: 11.990g
【0090】例10 レシチン30gを室温(20±2℃)で脱イオン水2000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物300gとラクトース30gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0091】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:88〜94℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【0092】 噴霧乾燥の収率は80〜90%の間である。微粒化前の粒子の平均径は12.
5μmである。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満のサイズを有している)。
【0093】例11 レシチン15gを室温(20±2℃)で脱イオン水1000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物150gとラクトース15gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0094】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:200℃ ・出口気温:88〜94℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):4バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【0095】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満のサイズを有している)。 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入することによ
り手動充填する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0096】 カートリッジを上包みし、組成分析により次の結果が得られた。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g
【0097】例12 レシチン30gを室温(20±2℃)で脱イオン水2000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物300gとラクトース30gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0098】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機によりこの懸
濁液を乾燥噴霧する: ・入口気温:150℃ ・出口気温:83〜90℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):6バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:1.41kg/時
【0099】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満のサイズを有している)。 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入することによ
り手動充填する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0100】 カートリッジを上包みし、組成分析により次の結果が得られた。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g
【0101】例13 レシチン30gを室温(20±2℃)で脱イオン水2000mlに溶解する。
二プロピオン酸ベクロメタソン一水和物300gとラクトース30gとを予備混
合し、その混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。
【0102】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:170℃ ・出口気温:83〜90℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):6バール ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:2.33kg/時
【0103】 噴霧乾燥の収率は50〜90%の間である。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により微
粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満のサイズを有している)。 カートリッジには制御された大気室内(20±2℃、相対湿度15%未満)に
おいて微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入することによ
り手動充填する。 カートリッジは大気水分に対して不透水性のフィルムで上包みする。
【0104】 カートリッジを上包みし、組成分析により次の結果が得られた。 250μg/生成物用量(63μl計量バルブ)用: BDP: 40mg レシチン: 4mg ラクトース: 4mg HFA134a: 11.952g
【0105】例14 レシチン2gを室温(20±2℃)で脱イオン水200mlに溶解する。超微
粒子のサルメテロールキナホエート10gとラクトース2gとを予備混合し、そ
の混合物を撹拌しながらレシチン水溶液に分散させる。このようにして得られた
懸濁液には5%サルメテロールキナホエート、1%レシチンおよび1%ラクトー
スが含まれる。
【0106】 次いで下記パラメーターを用いるBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁
液を乾燥噴霧する: ・入口気温:105℃ ・出口気温:58℃ ・圧縮空気圧:7バール ・噴霧気流量:800Nl/時 ・乾燥気流:28m/時 ・供給流:5ml/時
【0107】 噴霧乾燥の収率は約70%である。粉末の含水率は0.5%(m/m)未満で
ある。 微粒化前の粒子の平均径は2〜5μmの間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により8バールの加圧下で微粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は約1.5μmである。 カートリッジには微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入
することにより手動充填する。
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月1日(2000.11.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】 微粒化は、圧縮空気超微粉砕機または流体ジェットミルとして知られる装置で
行われる。これらの装置では粒子は、その中で粒子が多数の衝撃を受けるよう設
計されたチェンバーへ強気流により送られる。本発明によれば、適当なサイズを
有した被覆粒子を得るために、これらの装置は、8×10-5〜1.4×10-4
aバール、好ましくは9×10-5〜1.2×10-4Pa、の間の圧力で操作する
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】 次いで下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機(Mini S
pray Dryer)でこの懸濁液を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:105℃ ・圧縮空気圧:9.5×10-5Pa ・噴霧気流量:1000リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】 噴霧乾燥の収率は60〜70%の間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9×10-5Paの加圧下で微粒化する。 超微粒子のESCA(X線電子分光法)データから、微粒化した後に粒子表面
の少なくとも90%が被覆層により保護されていることが示された。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】 下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁液を
噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:105℃ ・圧縮空気圧:9.5×10-5Pa ・噴霧気流量:1000リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】 噴霧乾燥の収率は60〜70%の間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9×10-5Paの加圧下で微粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】 下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁液を
噴霧乾燥する: ・入口気温:145℃ ・出口気温:110℃ ・圧縮空気圧:6×10-5Pa ・噴霧気流量:400リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】 噴霧乾燥の収率は約10%である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により9×10-5Paの加圧下で微粒化する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】 次いで下記パラメーターで運転するBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸
濁液を噴霧乾燥する: ・入口気温:150℃ ・出口気温:100℃ ・圧縮空気圧:6×10-5Pa ・噴霧気流量:400リットル/時 ・ポンプ速度:15rpm(典型的にはこれは3ml/分に値する)
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】 噴霧乾燥の収率は50〜60%の間である。 噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)により9
×10-5Paの加圧下で微粒化する。 超微粒子のESCAデータから、微粒化した後に粒子表面の少なくとも90%
が被覆層によりさらに保護されていることが示された。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は1.5μmである(100%の粒子
が5μm未満の粒径を有している)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:93℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6×10-5Pa(32000rpm) ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する。 ・入口気温:160℃ ・出口気温:87〜90℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時 を用いて噴霧乾燥させる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:91〜92℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:353ml/時
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を噴霧乾燥する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:93〜94℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:160℃ ・出口気温:88〜94℃ ・圧縮空気圧(回転式噴霧器):6.5×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:200℃ ・出口気温:88〜94℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):4×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:480ml/時
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機によりこの懸
濁液を乾燥噴霧する: ・入口気温:150℃ ・出口気温:83〜90℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):6×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:1.41kg/時
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】 下記パラメーターを用いるNIROマイナーモビール噴霧乾燥機でこの懸濁液
を乾燥噴霧する: ・入口気温:170℃ ・出口気温:83〜90℃ ・圧縮空気圧(2流体ノズル式噴霧器):6×10-5Pa ・噴霧気流量:100m/時 ・ポンプ速度:2.33kg/時
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正内容】
【0106】 次いで下記パラメーターを用いるBuchi191小型噴霧乾燥機でこの懸濁
液を乾燥噴霧する: ・入口気温:105℃ ・出口気温:58℃ ・圧縮空気圧:7×10-5Pa ・噴霧気流量:800Nl/時 ・乾燥気流:28m/時 ・供給流:5ml/時
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0107
【補正方法】変更
【補正内容】
【0107】 噴霧乾燥の収率は約70%である。粉末の含水率は0.5%(m/m)未満で
ある。 微粒化前の粒子の平均径は2〜5μmの間である。 得られた噴霧乾燥材料を流体ジェットミル(MCC 50、JET Pharma S.A.)
により8×10-5Paの加圧下で微粒化する。 カートリッジに入れる前の粒子の平均径は約1.5μmである。 カートリッジには微粒化材料、次いで加圧HFA134aガスを連続的に導入
することにより手動充填する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/26 A61K 47/26 47/34 47/34 A61P 11/00 A61P 11/00 43/00 111 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 Glaxo Wellcome Hous e,Berkeley Avenue G reenford,Middlesex UB6 0NN,Great Brita in (72)発明者 ナタリー、ロルカ フランス国エブルー、セデックス、ボワッ ト、ポスタル、3531、リュ、ラボワジエ、 23、ゾーヌ、アンデュストリエル、ニュメ ロ、2、ラボラトワール、グラクソ、ウェ ルカム内 (72)発明者 オリビエ、ルイ フランス国エブルー、セデックス、ボワッ ト、ポスタル、3531、リュ、ラボワジエ、 23、ゾーヌ、アンデュストリエル、ニュメ ロ、2、ラボラトワール、グラクソ、ウェ ルカム内 (72)発明者 パトリック、ロジエ フランス国エブルー、セデックス、ボワッ ト、ポスタル、3531、リュ、ラボワジエ、 23、ゾーヌ、アンデュストリエル、ニュメ ロ、2、ラボラトワール、グラクソ、ウェ ルカム内 Fターム(参考) 4C076 AA24 AA25 CC04 DD03 DD08 DD09 DD19 DD35 DD37 DD63 DD67 EE23 EE53 FF04 FF21 GG09 GG21 GG32 4C086 AA01 DA08 DA10 MA02 MA03 MA05 MA13 MA21 MA56 NA10 ZB11

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ラクトースおよびトレハロースから選択される少なくとも1種の被覆用
    賦形剤と、少なくとも1種の界面活性剤とによって被覆された粒子の形態の治療
    薬を、 (B)1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3
    −ヘプタフルオロプロパンおよびその混合物から選択される液化噴射剤ガス中に
    懸濁して含んでなることを特徴とする、医薬用エアゾール製剤。
  2. 【請求項2】 薬剤が、肺経路により投与できる治療薬であって、かつ、製剤の製造に用いら
    れる懸濁媒質に不溶である治療薬である、請求項1記載の医薬用エアゾール製剤
  3. 【請求項3】 治療薬が、二プロピオン酸ベクロメタソン、サルブタモール(例えば、硫酸塩
    または遊離塩基)、サルメテロール(例えば、1−ヒドロキシ−2−ナホエート
    塩)、プロピオン酸フルチカゾン、またはそれらの溶媒和物から選択される、請
    求項2記載の医薬用エアゾール製剤。
  4. 【請求項4】 治療薬が、二プロピオン酸ベクロメタソンまたはその溶媒和物、特に二プロピ
    オン酸ベクロメタソン一水和物である、請求項3記載の医薬用エアゾール製剤。
  5. 【請求項5】 2種以上の治療薬の組合せを含んでなる、請求項3記載の医薬用エアゾール製
    剤。
  6. 【請求項6】 界面活性剤が、非イオン、陰イオンおよび陽イオン界面活性剤から選択される
    肺経路により投与可能な界面活性剤である、請求項1〜5のいずれか一項に記載
    の医薬用エアゾール製剤。
  7. 【請求項7】 界面活性剤が、オレイン酸、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノオレ
    エート、ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモ
    ノラウレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート、天然レ
    シチン、オレイルポリオキシエチレン(2)エーテル、ステアリルポリオキシエ
    チレン(2)エーテル、ラウリルポリオキシエチレン(4)エーテル、エチレン
    オキシドとプロピレンオキシドのブロック共重合体、合成レシチン、ジエチレン
    グリコールジオレエート、テトラヒドロフルフリルオレエート、エチルオレエー
    ト、イソプロピルミリステート、グリセリルモノオレエート、グリセリルモノス
    テアレート、グリセリルモノリチノレート、セチルアルコール、ステアリルアル
    コール、ポリエチレングリコール400、グリセリルモノラウレート、セチルピ
    リジニウムまたはベンズアルコニウムクロリドから選択される、請求項6記載の
    医薬用エアゾール製剤。
  8. 【請求項8】 界面活性剤がレシチンである、請求項7記載の医薬用エアゾール製剤。
  9. 【請求項9】 薬剤粒子が植物油によりさらに被覆されている、請求項1〜8のいずれか一項
    に記載の医薬用エアゾール製剤。
  10. 【請求項10】 植物油がオリーブ油、コーン油、綿実油およびヒマワリ油から選択される、請
    求項9記載の医薬用エアゾール製剤。
  11. 【請求項11】 噴射剤が1,1,1,2−テトラフルオロエタンである、請求項1〜10のい
    ずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤。
  12. 【請求項12】 被覆された薬剤粒子の平均径が0.5〜10μmの範囲内である、請求項1〜
    11のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤。
  13. 【請求項13】 被覆された薬剤粒子の平均径が1〜5μmの範囲内である、請求項12記載の
    医薬用エアゾール製剤。
  14. 【請求項14】 成分(A)および(B)の他に、薬剤粒子上に被覆されたもの以外の、溶媒ま
    たは界面活性剤のような成分をさらに含んでなる、請求項1〜13のいずれか一
    項に記載の医薬用エアゾール製剤。
  15. 【請求項15】 薬剤粒子(A)および噴射剤(B)以外の成分を含まない、請求項1〜13の
    いずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤。
  16. 【請求項16】 (a)粒子状の治療薬、 治療薬に対しては溶媒とならない懸濁媒質、 懸濁媒質に溶解した被覆用賦形剤、および 界面活性剤 を含有する懸濁液を製造し、 (b)工程(a)で得られた有効成分の懸濁液を噴霧乾燥して賦形剤および界
    面活性剤により被覆された薬剤粒子を得、 (c)工程(b)で得られた被覆された薬剤粒子を液化噴射剤ガスに懸濁させ
    る ことからなる工程を含んでなる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の医薬用
    エアゾール製剤の製造方法。
  17. 【請求項17】 噴射剤に懸濁させる前に、噴霧乾燥工程で得られた被覆粒子の径を縮小させる
    工程をさらに含んでなる、請求項16記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  18. 【請求項18】 被覆された薬剤粒子の平均径が0.5μm〜10μmの範囲内である、請求項
    16または17記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  19. 【請求項19】 被覆された薬剤粒子の平均径が1μm〜5μmの間である、請求項18記載の
    医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  20. 【請求項20】 懸濁媒質が、薬剤に対しては溶媒とならず、かつ、被覆用賦形剤に対しては溶
    媒となる媒質である、請求項16〜19のいずれか一項に記載の医薬用エアゾー
    ル製剤の製造方法。
  21. 【請求項21】 懸濁媒質が水である、請求項20記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  22. 【請求項22】 懸濁液の製造工程(工程(a))が、溶解した被覆用賦形剤と界面活性剤とを
    含有する懸濁媒質に薬剤粒子を直接懸濁させることからなる、請求項16〜21
    のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  23. 【請求項23】 懸濁液の製造工程(工程(a))が、 (i)薬剤粒子上に界面活性剤を再吸着させ、次いで (ii)被覆用賦形剤を溶解形態で含有する懸濁媒質中に、界面活性剤を有する
    薬剤粒子を懸濁させる ことからなる連続する二工程を含んでなる、請求項16〜21のいずれか一項に
    記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  24. 【請求項24】 工程(a)で得られた懸濁液中の治療薬の含量が1〜40%(質量/容量)の
    範囲内である、請求項16〜23のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤
    の製造方法。
  25. 【請求項25】 懸濁液中の治療薬の含量が5〜20%(質量/容量)の範囲内である、請求項
    24記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  26. 【請求項26】 工程(a)の懸濁液における界面活性剤/薬剤比が1〜20重量%の範囲内で
    ある、請求項16〜25のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤の製造方
    法。
  27. 【請求項27】 界面活性剤/薬剤比が5〜10重量%の範囲内である、請求項26記載の医薬
    用エアゾール製剤の製造方法。
  28. 【請求項28】 工程(a)の懸濁液の被覆用賦形剤/薬剤比が1〜20重量%の範囲内である
    、請求項16〜27のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  29. 【請求項29】 被覆用賦形剤/薬剤比が5〜10重量%の範囲内である、請求項28記載の医
    薬用エアゾール製剤の製造方法。
  30. 【請求項30】 噴霧乾燥または微粒化の後に得られた粒子に続いて、噴射剤を、カートリッジ
    に連続的に充填することを含んでなる、請求項16〜29のいずれか一項に記載
    の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  31. 【請求項31】 噴霧乾燥または微粒化の後に得られた被覆粒子の懸濁液を導入することにより
    、一工程でカートリッジを充填することを含んでなる、請求項16〜30のいず
    れか一項に記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  32. 【請求項32】 最初に噴霧乾燥または微粒化の後に得られた被覆粒子を導入し、次いで噴射剤
    を導入することによって、カートリッジを充填することを含んでなる、請求項1
    6〜30のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤の製造方法。
  33. 【請求項33】 充填したカートリッジを、大気水分に対して不透水性のフィルムを用いて上包
    みすることを含んでなる、請求項30〜32のいずれか一項に記載の医薬用エア
    ゾール製剤の製造方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも1種の被覆用賦形剤および少なくとも1種の界面活性剤により被覆
    された治療薬からなる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の医薬用エアゾー
    ル製剤において、噴射剤と併用するのに好適な医薬有効成分の粒子。
  35. 【請求項35】 (a)粒子の形態の治療薬、 治療薬に対しては溶媒とならない懸濁媒質、 懸濁媒質に溶解した、ラクトースおよびトレハロースから選択される少
    なくとも1種の被覆用賦形剤、および 界面活性剤 を含有する懸濁液を製造し、さらに (b)工程(a)で得られた有効成分の懸濁液を噴霧乾燥して賦形剤と界面活
    性剤とにより被覆された薬剤粒子を得る ことからなる工程を含んでなる方法によって得られる、医薬有効成分の粒子。
  36. 【請求項36】 治療薬が、二プロピオン酸ベクロメタソンまたはその溶媒和物であり、懸濁媒
    質が水であり、被覆用賦形剤がラクトースであり、かつ、界面活性剤がレシチン
    である、請求項35記載の粒子。
  37. 【請求項37】 請求項16〜29のいずれか一項に記載の方法により得られる、医薬用エアゾ
    ール製剤。
  38. 【請求項38】 請求項1〜15および37のいずれか一項に記載の医薬用エアゾール製剤を含
    んでなる、カートリッジ。
  39. 【請求項39】 大気水分に対しては不透水性であるフィルムで上包みされた、請求項38記載
    のカートリッジ。
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