JP2002511728A - 電動モータ式の駆動部 - Google Patents
電動モータ式の駆動部Info
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/66—Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
電動モータ式の駆動部に関し、該駆動部に、ブラシ（１５ａ，１５ｂ）の受容のためのブラシホルダー（１６，１１６，１２６）を備えた電動モータ（１２）、電機子軸（３２）に相対回動不能に配置された磁石車（１９）の磁場の検出のための少なくとも１つの磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８ａ，２１８ａ）並びに、モータ出力及び／又は制御電子装置のための電子基板（２４）の受容のための電子装置ケーシング（２０）が設けられている。電子基板（２４，１２４，２２４）が電動モータ・カップ形磁極ケーシング（２６）の外側で、ブラシホルダー（１６，１１６，２１６）に一体成形された支持体（２８，１２８，２２８）に配置されており、少なくとも１つの磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８，２１８）が、少なくとも部分的にブラシホルダー（１６，１１６，２１６）内に組み込まれて束ねて案内された挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3，１３０，２３０）を介して、電子基板（２４，１２４，２２４）内の制御電子装置に直接に接続されている。
Description
【０００１】 本発明は独立請求項に記載の形式の電動モータ式の駆動部に関する。
【０００２】 ドイツ連邦共和国特許第４３３７３９０Ｃ２号公報により、電子モジュールを
備えた電動モータ式の駆動部が公知であり、電子モジュールが駆動部の電動モー
タへの給電のための回路を有している。電動モータの整流子のブラシ案内が、電
子モジュールの、電子装置シャシーによって形成された支持構成部分に結合され
ている。整流子のブラシへの給電が、電子モジュールの基板の構成部分でない導
体路を介して行われる。導体路(Leiterbahn)として金属路(Metallbahn)が提案さ
れている。
備えた電動モータ式の駆動部が公知であり、電子モジュールが駆動部の電動モー
タへの給電のための回路を有している。電動モータの整流子のブラシ案内が、電
子モジュールの、電子装置シャシーによって形成された支持構成部分に結合され
ている。整流子のブラシへの給電が、電子モジュールの基板の構成部分でない導
体路を介して行われる。導体路(Leiterbahn)として金属路(Metallbahn)が提案さ
れている。
【０００３】 さらにブラシホルダーを備えた電動モータ式の駆動部が公知であり、ブラシホ
ルダーに、接続プラグを備えた差し込みケーシングが一体成形されている。ブラ
シホルダーが駆動部の電動モータの内部に配置されている。ブラシホルダーに、
ホール・センサを備えた基板が配置されており、ホール・センサが挿入・導体路
及び接続プラグを介してエネルギーを供給されるようになっている。
ルダーに、接続プラグを備えた差し込みケーシングが一体成形されている。ブラ
シホルダーが駆動部の電動モータの内部に配置されている。ブラシホルダーに、
ホール・センサを備えた基板が配置されており、ホール・センサが挿入・導体路
及び接続プラグを介してエネルギーを供給されるようになっている。
【０００４】 前記配置においては欠点として、整流子への基板の取り付けが製造技術的に煩
雑で、かつ故障時の基板の交換が困難である。さらに、基板上の電子構成部分が
モータの内部で過酷な周囲条件にさらされている。モータの内部の温度は高く、
さらに炭素ブラシ、電機子軸軸受若しくは電機子軸自体の運転時に発生する摩耗
粒子が電子構成部分上に堆積して、機能エラー及び短絡を生ぜしめてしまうこと
になる。
雑で、かつ故障時の基板の交換が困難である。さらに、基板上の電子構成部分が
モータの内部で過酷な周囲条件にさらされている。モータの内部の温度は高く、
さらに炭素ブラシ、電機子軸軸受若しくは電機子軸自体の運転時に発生する摩耗
粒子が電子構成部分上に堆積して、機能エラー及び短絡を生ぜしめてしまうこと
になる。
【０００５】 発明の利点 請求項１に記載の特徴を有する本発明においては利点として、モータ制御及び
出力電子装置が１つ若しくは複数の磁場センサを除いて完全に電動モータの外側
に配置されている。磁場センサが公知技術のように電子基板上に配置されていな
いので、電子基板の組み込みに際して維持すべき誤差が、公知の装置の場合より
も問題ではない。さらにモジュール構造(modularer Aufbau)が可能であり、それ
というのは種々の制御電子装置を同一のモータのための異なる基板上にモータコ
ンセプトの変更なしに設けることができ、新たな電子装置が電子基板の交換によ
って組み込まれ得るからである。電子基板をモータ室の外側に配置してあるので
、電子基板が電動モータの摩耗粒子に対して著しく良好に保護されている。磁場
センサとして特にホール・センサ若しくは磁気抵抗センサが用いられる。
出力電子装置が１つ若しくは複数の磁場センサを除いて完全に電動モータの外側
に配置されている。磁場センサが公知技術のように電子基板上に配置されていな
いので、電子基板の組み込みに際して維持すべき誤差が、公知の装置の場合より
も問題ではない。さらにモジュール構造(modularer Aufbau)が可能であり、それ
というのは種々の制御電子装置を同一のモータのための異なる基板上にモータコ
ンセプトの変更なしに設けることができ、新たな電子装置が電子基板の交換によ
って組み込まれ得るからである。電子基板をモータ室の外側に配置してあるので
、電子基板が電動モータの摩耗粒子に対して著しく良好に保護されている。磁場
センサとして特にホール・センサ若しくは磁気抵抗センサが用いられる。
【０００６】 挿入・導体路なる概念は、該導体路が基板の構成部分ではないことを意味して
いる。該導体路は基板から空間的に隔てて配置された電子的な構成部分と基板と
を接続するために用いられる。該導体路は、別個の構成部分を形成する若しくは
電動モータの別の構成部分に装着された金属路から成っている。
いる。該導体路は基板から空間的に隔てて配置された電子的な構成部分と基板と
を接続するために用いられる。該導体路は、別個の構成部分を形成する若しくは
電動モータの別の構成部分に装着された金属路から成っている。
【０００７】 本発明の有利な構成が請求項２以下に記載してある。
【０００８】 本発明に基づく電動モータ式の駆動部は、電子基板がほぼ方形の基礎平面を有
している場合には特に経済的に形成される。この場合、標準基板が用いられ得る
。費用を掛けて基板の基礎平面をカップ形磁極ケーシングに合わせる必要がない
。方形とわずかに異なる形の基板も簡単かつ経済的に形成される。
している場合には特に経済的に形成される。この場合、標準基板が用いられ得る
。費用を掛けて基板の基礎平面をカップ形磁極ケーシングに合わせる必要がない
。方形とわずかに異なる形の基板も簡単かつ経済的に形成される。
【０００９】 有利な構成では電子基板が電機子軸の回転軸線に対して横方向に配置されてい
る。このような配置によって所要スペースがわずかであり、それというのは電子
装置ケーシングが小さくてすむからである。
る。このような配置によって所要スペースがわずかであり、それというのは電子
装置ケーシングが小さくてすむからである。
【００１０】 有利には、電動モータのカップ形磁極ケーシングが電子基板に対してシールさ
れている。このような処置によって、電子基板が電動モータの摩耗粒子に対して
さらに良好に保護されている。電動モータ内への湿気及び別の物質の侵入も効果
的に避けられる。
れている。このような処置によって、電子基板が電動モータの摩耗粒子に対して
さらに良好に保護されている。電動モータ内への湿気及び別の物質の侵入も効果
的に避けられる。
【００１１】 支持体がブラシホルダーへの移行部に縮小部を有しており、挿入・導体路が縮
小部内に組み込まれていると、挿入・導体路がカップ形磁極ケーシングから電子
基板まで別の処置なしに外部に対して保護されて導かれる。挿入・導体路は、ブ
ラシホルダー／支持体内への装着によるこのような機械的な保護の他に電気的に
も効果的に保護されている。支持体とブラシホルダーとの間の縮小部によって、
電子基板の支持体が電子装置ケーシングの外部に作用する力を受けた場合にも限
界内で弾性的にたわみ、その結果、破損が避けられる。
小部内に組み込まれていると、挿入・導体路がカップ形磁極ケーシングから電子
基板まで別の処置なしに外部に対して保護されて導かれる。挿入・導体路は、ブ
ラシホルダー／支持体内への装着によるこのような機械的な保護の他に電気的に
も効果的に保護されている。支持体とブラシホルダーとの間の縮小部によって、
電子基板の支持体が電子装置ケーシングの外部に作用する力を受けた場合にも限
界内で弾性的にたわみ、その結果、破損が避けられる。
【００１２】 本発明の別の構成では、２つの磁場センサを設けてあり、ブラシホルダー及び
支持体が、ほぼ電機子軸の回転軸線に対して横方向に電子基板の平面内を延びる
少なくとも１つの鏡面対称軸線を有している。磁場センサが互いに、磁石車に対
して周方向で磁石車の中心点及び鏡面対称軸線を基準としてほぼ同じ角度位置に
配置されている。２つの回転数センサの使用によって、回転方向の規定が位相の
ずれの評価に基づき可能である。全体的に該構成においては利点として、挿入・
導体路が特にわずかな所要スペースで配置できる。
支持体が、ほぼ電機子軸の回転軸線に対して横方向に電子基板の平面内を延びる
少なくとも１つの鏡面対称軸線を有している。磁場センサが互いに、磁石車に対
して周方向で磁石車の中心点及び鏡面対称軸線を基準としてほぼ同じ角度位置に
配置されている。２つの回転数センサの使用によって、回転方向の規定が位相の
ずれの評価に基づき可能である。全体的に該構成においては利点として、挿入・
導体路が特にわずかな所要スペースで配置できる。
【００１３】 挿入・導体路をわずかな所要スペースで配置する構成は、少なくとも１つの磁
場センサがブラシホルダーの、磁石車の受容のための切欠きの縁部に対して接線
方向に配置されており、挿入・導体路がブラシホルダー側に磁場センサへの接点
端部を有しており、挿入・導体路の接点路が接点端部と電子基板との間で切欠き
の縁部からブラシホルダーの縁部へ導かれていて、かつブラシホルダーの縁部か
らブラシホルダー若しくは支持体の輪郭に対してほぼ平行に及び電子基板の平面
に対してほぼ平行に延びていることによってさらに改善される。挿入・導体路の
このような特殊な配置によって、ブラシホルダー／支持体の機械的な安定性が改
善され、かつ破損のおそれが減少され、それというのは導体路がブラシホルダー
及び支持体内で骨組み状の支持構造体を成すからである。挿入・導体路の前記平
行な案内によって、挿入・導体路を介して伝達される電気信号が干渉妨害信号の
影響を受けにくい。
場センサがブラシホルダーの、磁石車の受容のための切欠きの縁部に対して接線
方向に配置されており、挿入・導体路がブラシホルダー側に磁場センサへの接点
端部を有しており、挿入・導体路の接点路が接点端部と電子基板との間で切欠き
の縁部からブラシホルダーの縁部へ導かれていて、かつブラシホルダーの縁部か
らブラシホルダー若しくは支持体の輪郭に対してほぼ平行に及び電子基板の平面
に対してほぼ平行に延びていることによってさらに改善される。挿入・導体路の
このような特殊な配置によって、ブラシホルダー／支持体の機械的な安定性が改
善され、かつ破損のおそれが減少され、それというのは導体路がブラシホルダー
及び支持体内で骨組み状の支持構造体を成すからである。挿入・導体路の前記平
行な案内によって、挿入・導体路を介して伝達される電気信号が干渉妨害信号の
影響を受けにくい。
【００１４】 さらに有利な改善が、ブラシへの電流供給のために第２の挿入・導体路を少な
くとも部分的にブラシホルダー内に組み込んで、支持体とブラシホルダーとの間
に配置することによって達成される。この場合、モータ内に電子装置ケーシング
を別個に配置する必要がなく、それというのはモータへのすべての接点路がブラ
シホルダー若しくは支持体内を延びているからである。
くとも部分的にブラシホルダー内に組み込んで、支持体とブラシホルダーとの間
に配置することによって達成される。この場合、モータ内に電子装置ケーシング
を別個に配置する必要がなく、それというのはモータへのすべての接点路がブラ
シホルダー若しくは支持体内を延びているからである。
【００１５】 実施例の説明 図１には、本発明に基づく電動モータ式の駆動部の実施例を示してある。電動
モータ式の駆動部１０は電動モータ１２及び後置の伝動装置（図示せず）から成
っている。電動モータ１２はブラシ１５ａ，１５ｂ（図２）の受容のためのブラ
シホルダー１６及び磁場センサ１８ａ，１８ｂとしての２つのホールセンサを有
しており、ホールセンサが電動モータ１２の固定子に対する電機子軸３２の回転
及び該回転に基づく値を規定するために、電機子軸３２に相対回動不能に取り付
けられた磁石車１９と協働するようになっている。ブラシホルダー１６の切欠き
２１が電機子軸３２によって貫通されている。磁石車１９並びに、同じく電機子
軸３２に配置されていてブラシ１５ａ，１５ｂを介して電動モータ１２のための
電流を供給される整流子２９は、切欠き２１内で自由に回転できるようになって
いる。ブラシホルダー１６の外側輪郭１７はカップ形磁極ケーシング２６の内側
輪郭２５にほぼ適合している。ブラシホルダー１６は、カップ形磁極ケーシング
２６内でのブラシホルダー１６の固定のために役立つ一体成形された付加部２７
及び、同じく一体成形された支持体２８を除いて、カップ形磁極ケーシング２６
若しくは伝動装置ケーシング３６内に完全に収容されている。
モータ式の駆動部１０は電動モータ１２及び後置の伝動装置（図示せず）から成
っている。電動モータ１２はブラシ１５ａ，１５ｂ（図２）の受容のためのブラ
シホルダー１６及び磁場センサ１８ａ，１８ｂとしての２つのホールセンサを有
しており、ホールセンサが電動モータ１２の固定子に対する電機子軸３２の回転
及び該回転に基づく値を規定するために、電機子軸３２に相対回動不能に取り付
けられた磁石車１９と協働するようになっている。ブラシホルダー１６の切欠き
２１が電機子軸３２によって貫通されている。磁石車１９並びに、同じく電機子
軸３２に配置されていてブラシ１５ａ，１５ｂを介して電動モータ１２のための
電流を供給される整流子２９は、切欠き２１内で自由に回転できるようになって
いる。ブラシホルダー１６の外側輪郭１７はカップ形磁極ケーシング２６の内側
輪郭２５にほぼ適合している。ブラシホルダー１６は、カップ形磁極ケーシング
２６内でのブラシホルダー１６の固定のために役立つ一体成形された付加部２７
及び、同じく一体成形された支持体２８を除いて、カップ形磁極ケーシング２６
若しくは伝動装置ケーシング３６内に完全に収容されている。
【００１６】 駆動部１０に、電子基板２４の受容及び保護のための電子装置ケーシング２０
が配置されている。電子基板２４は、電子装置ケーシング２４に成形されたプラ
グ部分（図示せず）内のプラグに接触されていてかつ、モータ出力及び制御電子
装置を保持している。電子基板の基礎平面（基準平面）はほぼ方形である。電子
基板２４は電機子軸の回転軸線に対して横方向に、即ち電子基板の平面に対する
垂直線を該回転軸線に対して平行に向けて、カップ形磁極ケーシング２６の外側
に配置されかつ、ブラシホルダー１６に一体成形された支持体２８によって支持
されており、支持体の基礎平面が電子基板２４の基礎平面よりもわずかだけ大き
くなっている。両方の磁場センサ１８ａ，１８ｂはそれぞれ、各グループ３０ａ
，３０ｂのそれぞれ３つの挿入・導体路３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３
０ｂ-3を介して電子基板２４の制御電子装置に電気的に接触されている。挿入・
導体路は、折り曲げられ及び／又はクランク状に曲げられた薄板曲げ／打ち抜き
部分から成り、接触のために端部でのみ支持体２８若しくはブラシホルダー１６
から突出していて、そのほかの箇所では射出成形時にブラシホルダー１６若しく
は支持体２８内に完全に埋め込まれている。
が配置されている。電子基板２４は、電子装置ケーシング２４に成形されたプラ
グ部分（図示せず）内のプラグに接触されていてかつ、モータ出力及び制御電子
装置を保持している。電子基板の基礎平面（基準平面）はほぼ方形である。電子
基板２４は電機子軸の回転軸線に対して横方向に、即ち電子基板の平面に対する
垂直線を該回転軸線に対して平行に向けて、カップ形磁極ケーシング２６の外側
に配置されかつ、ブラシホルダー１６に一体成形された支持体２８によって支持
されており、支持体の基礎平面が電子基板２４の基礎平面よりもわずかだけ大き
くなっている。両方の磁場センサ１８ａ，１８ｂはそれぞれ、各グループ３０ａ
，３０ｂのそれぞれ３つの挿入・導体路３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３
０ｂ-3を介して電子基板２４の制御電子装置に電気的に接触されている。挿入・
導体路は、折り曲げられ及び／又はクランク状に曲げられた薄板曲げ／打ち抜き
部分から成り、接触のために端部でのみ支持体２８若しくはブラシホルダー１６
から突出していて、そのほかの箇所では射出成形時にブラシホルダー１６若しく
は支持体２８内に完全に埋め込まれている。
【００１７】 支持体２８はブラシホルダー１６への移行領域に縮小部３４を有している（図
２）。縮小部３４の周囲にシールを配置してあり、シールが支持体２８を一方で
伝動装置ケーシング３６に対してかつ他方でカップ形磁極ケーシング２６に対し
て密閉している。挿入・導体路３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3は
貫通区分として縮小部３４の内部を通して案内されている。これによって電子基
板２４自体がカップ形磁極ケーシング２６に対して密閉されている。
２）。縮小部３４の周囲にシールを配置してあり、シールが支持体２８を一方で
伝動装置ケーシング３６に対してかつ他方でカップ形磁極ケーシング２６に対し
て密閉している。挿入・導体路３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3は
貫通区分として縮小部３４の内部を通して案内されている。これによって電子基
板２４自体がカップ形磁極ケーシング２６に対して密閉されている。
【００１８】 磁場センサ１８ａ，１８ｂは互いに、円形の切欠き２１及び該切欠き２１と同
心的に位置する磁石車１９に対して周方向でほぼ９０°の角度を成していて、か
つ互いにブラシホルダー１６の軸線３８を基準として鏡面対称的に配置されてい
る。軸線３８はほぼブラシホルダー１６及び支持体２８の鏡面対称軸線を形成し
ていて、電機子軸３２の回転軸線と交差している。挿入・導体路３０ａ-1・・３
０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3の両方のグループ３０ａ，３０ｂは、鏡面対称軸
線３８から互いに同じ距離に配置されていて、電子基板２４の平面への挿入・導
体路の投影は互いにほぼ鏡面対称である。すべての挿入・導体路３０ａ-1・・３
０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3は図２の図平面に対してほぼ平行に延びているも
のの、軸線方向（図２の図平面に対して垂直な方向）で互いにずらして配置され
ている。
心的に位置する磁石車１９に対して周方向でほぼ９０°の角度を成していて、か
つ互いにブラシホルダー１６の軸線３８を基準として鏡面対称的に配置されてい
る。軸線３８はほぼブラシホルダー１６及び支持体２８の鏡面対称軸線を形成し
ていて、電機子軸３２の回転軸線と交差している。挿入・導体路３０ａ-1・・３
０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3の両方のグループ３０ａ，３０ｂは、鏡面対称軸
線３８から互いに同じ距離に配置されていて、電子基板２４の平面への挿入・導
体路の投影は互いにほぼ鏡面対称である。すべての挿入・導体路３０ａ-1・・３
０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3は図２の図平面に対してほぼ平行に延びているも
のの、軸線方向（図２の図平面に対して垂直な方向）で互いにずらして配置され
ている。
【００１９】 図１の駆動部１０のための別の実施例のブラシホルダー１１６が、図３に示し
てある。この場合にもホールセンサ１１８ａは挿入・導体路１３０ａ-1・・１３
０ａ-3を介して接続される。挿入・導体路１３０ａ-1・・１３０ａ-3は、ホール
センサ１１８ａと逆の側の端部に付加的に差し込み結合部の受容のための接点手
段１５０ａ-1・・１５０ａ-3（該接点手段を介して例えば外部の電子装置が接続
可能である）を有していて、しかも同時に電子基板１２４にも接続されている。
挿入・導体路１３０ａ-1，１３０ａ-3は薄板打ち抜き部分１５２ａ-1，１５２ａ
-3並びに、ブラシホルダー１１６のプラスチック材料の表面内に埋没させて装着
された導電性の材料部分１５４ａ-1，１５４４ａ-3から成っている。装着は例え
ばＭＩＤ・技術で行われてよい。材料部分１５４ａ-1，１５４４ａ-3は、プリン
ト基板の構成部分ではなく、射出成形で形成されるプラスチック・ブラシホルダ
ー１１６に直接に装着されるという意味で挿入・導体路である。
てある。この場合にもホールセンサ１１８ａは挿入・導体路１３０ａ-1・・１３
０ａ-3を介して接続される。挿入・導体路１３０ａ-1・・１３０ａ-3は、ホール
センサ１１８ａと逆の側の端部に付加的に差し込み結合部の受容のための接点手
段１５０ａ-1・・１５０ａ-3（該接点手段を介して例えば外部の電子装置が接続
可能である）を有していて、しかも同時に電子基板１２４にも接続されている。
挿入・導体路１３０ａ-1，１３０ａ-3は薄板打ち抜き部分１５２ａ-1，１５２ａ
-3並びに、ブラシホルダー１１６のプラスチック材料の表面内に埋没させて装着
された導電性の材料部分１５４ａ-1，１５４４ａ-3から成っている。装着は例え
ばＭＩＤ・技術で行われてよい。材料部分１５４ａ-1，１５４４ａ-3は、プリン
ト基板の構成部分ではなく、射出成形で形成されるプラスチック・ブラシホルダ
ー１１６に直接に装着されるという意味で挿入・導体路である。
【００２０】 本発明に基づく電動モータ式の駆動部の第３の実施例のブラシホルダー２１６
が、図４に斜視図で示してある。この場合、挿入・導体路２３０ａ，２３０ｂは
、一体構造の打ち抜き部分から成っており、該打ち抜き部分が横断面ほぼ方形の
接点端部２４０ａ，２４０並びに該接点端部に接続する横断面ほぼ方形の接点路
２４２ａ，２４２を備えており、該接点路がブラシホルダー２１６内に射出成形
時に埋め込まれている。挿入・導体路の軸線方向でのずれは支持体側で次のよう
に構成されており、即ち、挿入・導体路２３０ａ，２３０ａ及び２３０ｂ，２３
０ｂが軸線方向の位置に応じて電子基板２４４の上面若しくは下面と接触してい
る。挿入・導体路の接点端部２４０ａ，２４０ｂが、有利にはＩＣｓとして形成
されたホール・センサに電気的に接続されている。接点路２４２ａ，２４２ｂは
ブラシホルダー２１６及び支持体２２８内に次のように敷設され、即ち、磁場セ
ンサからブラシホルダー２１６の縁部へ導かれて、次いで該縁部からブラシホル
ダー２１６の外側輪郭２１７に対して平行に、かつブラシホルダー２１６と支持
体２２８との間の移行領域で縮小部２３４の輪郭に対して平行に延びている。
が、図４に斜視図で示してある。この場合、挿入・導体路２３０ａ，２３０ｂは
、一体構造の打ち抜き部分から成っており、該打ち抜き部分が横断面ほぼ方形の
接点端部２４０ａ，２４０並びに該接点端部に接続する横断面ほぼ方形の接点路
２４２ａ，２４２を備えており、該接点路がブラシホルダー２１６内に射出成形
時に埋め込まれている。挿入・導体路の軸線方向でのずれは支持体側で次のよう
に構成されており、即ち、挿入・導体路２３０ａ，２３０ａ及び２３０ｂ，２３
０ｂが軸線方向の位置に応じて電子基板２４４の上面若しくは下面と接触してい
る。挿入・導体路の接点端部２４０ａ，２４０ｂが、有利にはＩＣｓとして形成
されたホール・センサに電気的に接続されている。接点路２４２ａ，２４２ｂは
ブラシホルダー２１６及び支持体２２８内に次のように敷設され、即ち、磁場セ
ンサからブラシホルダー２１６の縁部へ導かれて、次いで該縁部からブラシホル
ダー２１６の外側輪郭２１７に対して平行に、かつブラシホルダー２１６と支持
体２２８との間の移行領域で縮小部２３４の輪郭に対して平行に延びている。
【００２１】 ブラシホルダー２１６並びに支持体２２８内にさらに第２の挿入・導体路２４
４ａ，２４４ｂを組み込んであり、該挿入・導体路が支持体２２８の側で電子基
板２２４に接続されかつブラシホルダー２１６の側で電動モータのブラシに接続
されている。第２の挿入・導体路２４４ａ，２４４ｂを介してブラシに電流が供
給される。該挿入・導体路も鏡面対称軸線２３８を基準として鏡面対称に延びて
いて、少なくともブラシホルダー２１６側で第１の挿入・導体路のグループ２３
０ａ，２３０ｂ間の中間に配置されている。
４ａ，２４４ｂを組み込んであり、該挿入・導体路が支持体２２８の側で電子基
板２２４に接続されかつブラシホルダー２１６の側で電動モータのブラシに接続
されている。第２の挿入・導体路２４４ａ，２４４ｂを介してブラシに電流が供
給される。該挿入・導体路も鏡面対称軸線２３８を基準として鏡面対称に延びて
いて、少なくともブラシホルダー２１６側で第１の挿入・導体路のグループ２３
０ａ，２３０ｂ間の中間に配置されている。
【図１】 本発明に基づく電気モータ式の駆動部の部分断面図
【図２】 図１の矢印ＩＩの方向で見た平面図
【図３】 一体成形された支持体を備えるブラシホルダーの別の実施例の断面図。
【図４】 本発明に基づく電気モータ式の駆動部のためのブラシホルダーのさらに別の実
施例の斜視図。
施例の斜視図。
１０ 駆動部、 １２ 電動モータ、 １５ａ，１５ｂ ブラシ、 １
６ ブラシホルダー、 １７ 外側輪郭、 １８ａ，１８ｂ 磁場センサ、
１９ 磁石車、 ２０ 電子装置ケーシング、 ２１ 切欠き、 ２
４ 電子基板、 ２５ 内側輪郭、 ２６ カップ形磁極ケーシング、
２７ 付加部、 ２８ 支持体、 ２９ 整流子、 ３０ａ-1，３０ａ-2
，３０ａ-3，３０ｂ-1，３０ｂ-2，３０ｂ-3 挿入・導体路、 ３２ 電機子
軸、 ３４ 縮小部、 ３６ 伝動装置ケーシング、 ３８ 軸線、
１１６ ブラシホルダー、 １５４ａ-1，１５４４ａ-3 材料部分
６ ブラシホルダー、 １７ 外側輪郭、 １８ａ，１８ｂ 磁場センサ、
１９ 磁石車、 ２０ 電子装置ケーシング、 ２１ 切欠き、 ２
４ 電子基板、 ２５ 内側輪郭、 ２６ カップ形磁極ケーシング、
２７ 付加部、 ２８ 支持体、 ２９ 整流子、 ３０ａ-1，３０ａ-2
，３０ａ-3，３０ｂ-1，３０ｂ-2，３０ｂ-3 挿入・導体路、 ３２ 電機子
軸、 ３４ 縮小部、 ３６ 伝動装置ケーシング、 ３８ 軸線、
１１６ ブラシホルダー、 １５４ａ-1，１５４４ａ-3 材料部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラント シュミット ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト グ リューリングヴェーク 10 (72)発明者 ピオトル デプトゥラ ドイツ連邦共和国 イリンゲン ヨハン− シュトラウス−シュトラーセ 24 Ｆターム(参考） 5H611 BB01 PP05 QQ02 QQ03 RR02 TT01 UA04 5H613 AA02 BB16 BB25 GA08 GA14 GB03 GB05 GB09 PP05 5H623 BB06 GG13 HH01 JJ03 JJ05 JJ16 LL14 LL19
Claims (17)
- 【請求項１】 電動モータ式の駆動部であって、ブラシの受容のためのブラ
シホルダー（１６，１１６，２１６）を備えた電動モータ（１２）、電機子軸（
３２）に相対回動不能に配置された磁石車（１９）の磁場の検出のための少なく
とも１つの磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８，２１８）並びに、モータ出力
及び／又は制御電子装置のための電子基板（２４，１２４，２２４）の受容のた
めの電子装置ケーシング（２０）が設けられており、電子基板（２４）が電動モ
ータ・カップ形磁極ケーシング（２６）の外側で、ブラシホルダー（１６，１１
６，２１６）に一体成形された支持体（２８，１２８，２２８）に配置されてい
る形式のものにおいて、少なくとも１つの磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８
，２１８）が、少なくとも部分的にブラシホルダー（１６，１１６，２１６）内
に組み込まれて束ねて案内された第１の挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，
３０ｂ-1・・３０ｂ-3，１３０，２３０）を介して、電子基板（２４，１２４，
２２４）内の制御電子装置の接点に直接に接続されていることを特徴とする電動
モータ式の駆動部。 - 【請求項２】 電子基板（２４，１２４，２２４）がほぼ方形の基礎平面を
有している請求項１記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項３】 電子基板（２４，１２４，２２４）が電機子軸（３２）の回
転軸線に対して横方向に配置されている請求項１又は２記載の電動モータ式の駆
動部。 - 【請求項４】 駆動部（１０）のカップ形磁極ケーシング（２６）及び／又
は伝動装置ケーシング（３６）が、電子基板（２４，１２４，２２４）に対して
シールされている請求項１から３のいずれか１項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項５】 支持体（２８，１２８，２２８）が、ブラシホルダー（１６
，１１６，２１６）への移行部に縮小部（３４，２３４）を有しており、第１の
挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3，１３０，２３０
）が縮小部（３４，２３４）内に組み込まれている請求項１から４のいずれか１
項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項６】 ２つの磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８，２１８）を設
けてあり、ブラシホルダー（１６，１１６，２１６）及び支持体（２８，１２８
，２２８）が、ほぼ電機子軸（３２）の回転軸線に対して横方向に電子基板（２
４，１２４，２２４）の平面内を延びる少なくとも１つの鏡面対称軸線（３８）
を有しており、磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８，２１８）が互いに、磁石
車（１９）に対して周方向で磁石車の中心点及び鏡面対称軸線（３８）を基準と
してほぼ同じ角度位置に配置されている請求項５記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項７】 各磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８，２１８）にそれぞ
れ１つのグループ（３０ａ，３０ｂ，１３０ａ，１３０ｂ，２３０ａ，２３０ｂ
）の第１の挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３０ｂ-3，１３
０，２３０）が導かれており、挿入・導体路のグループ（３０ａ，３０ｂ，１３
０ａ，１３０ｂ，２３０ａ，２３０ｂ）が、電子基板（２４，１２４，２２４）
の平面への投影図で見て鏡面対称軸線（３８）に関連して互いに対称的に位置し
ている請求項６記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項８】 それぞれ同一の磁場センサ（１８ａ，１８ｂ，１１８ａ，２
１８ａ）に接続される第１の挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・
・３０ｂ-3，１３０，２３０）が、互いのほぼ平行に延びている請求項１から７
のいずれか１項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項９】 磁場センサ（２１８ａ，２１８ｂ）が、ブラシホルダー（２
１６）の、磁石車（１９）の受容のための切欠き（２２１）の縁部に対して接線
方向に配置されており、第１の挿入・導体路（２３０ａ，２３０ａ，２３０ｂ，
２３０ｂ）がブラシホルダー側に磁場センサ（２１８ａ，２１８ｂ）への接点端
部（２４０ａ，２４０，２４０ｂ，２４０）を有しており、第１の挿入・導体路
（２３０ａ，２３０ａ，２３０ｂ，２３０ｂ）の接点路（２４２ａ，２４２ａ，
２４２ｂ，２４２ｂ）が接点端部（２４０ａ，２４０，２４０ｂ，２４０）と電
子基板（２２４）との間で切欠き（２２１）の縁部からブラシホルダー（２１６
）の縁部へ導かれていて、かつブラシホルダー（２１６）の縁部からブラシホル
ダー（２１６）若しくは支持体（２２８）の輪郭に対してほぼ平行に及び電子基
板（２２４）の平面に対してほぼ平行に延びている請求項８記載の電動モータ式
の駆動部。 - 【請求項１０】 第１の各挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1
・・３０ｂ-3，１３０，２３０）がブラシホルダー（１６，１１６，２１６）内
で電機子軸（３２）の回転軸線に対して互いに軸線方向にずらされていて、かつ
ブラシホルダー（１６，１１６，２１６）若しくは支持体（２８，１２８，２２
８）の平面に対して平行に配置されている請求項９記載の電動モータ式の駆動部
。 - 【請求項１１】 第１の各挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1
・・３０ｂ-3，１３０，２３０）がそれぞれ軸線方向の位置に応じて電子基板（
２２４）の側で電子基板（２２４）の上面と若しくは下面と接触されている請求
項１０記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項１２】 ブラシへの電流供給のための第２の挿入・導体路（２４４
ａ，２４４ｂ）が少なくとも部分的にブラシホルダー（２１６）内に組み込まれ
ていて、支持体（２２８）とブラシホルダー（２１６）との間に配置されている
請求項１から１１のいずれか１項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項１３】 ブラシへの電流供給のための第２の挿入・導体路（２４４
ａ，２４４ｂ）が第１の挿入・導体路のグループ（２３０ａ，２３０ｂ）間に配
置されている請求項１２記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項１４】 ブラシホルダー（１６，１１６，２１６）がプラスチック
から成っており、第１の挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・・３
０ｂ-3）が少なくとも部分的にブラシホルダー（１６，１１６，２１６）内に射
出成形時に埋め込まれている請求項１から１３のいずれか１項記載の電動モータ
式の駆動部。 - 【請求項１５】 第１の挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3，３０ｂ-1・
・３０ｂ-3）が少なくとも部分的に、ブラシホルダーの表面に装着された導電性
の材料の区分（１５４ａ-1，１５４ａ-3）から成っている請求項１から１４のい
ずれか１項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項１６】 第１の挿入・導体路（１３０ａ-1・・１３０ａ-3）が少な
くとも１つの磁場センサ（１１８ａ）と逆の側に差し込み結合部への接続のため
の接点手段（１５０ａ-1・・１５０ａ-3）を有している請求項１から１５のいず
れか１項記載の電動モータ式の駆動部。 - 【請求項１７】 磁場センサ（１８ａ，１８ｂ）の少なくとも１つが、該磁
場センサを制御電子装置に接続する挿入・導体路（３０ａ-1・・３０ａ-3若しく
は３０ｂ-1・・３０ｂ-3）に溶接若しくはろう付けされている請求項１から１６
のいずれか１項記載の電動モータ式の駆動部。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19815702.9 | 1998-04-08 | ||
| DE19815702A DE19815702A1 (de) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | Elektromotorischer Antrieb |
| PCT/DE1998/003665 WO1999053598A1 (de) | 1998-04-08 | 1998-12-14 | Elektromotorischer antrieb |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002511728A true JP2002511728A (ja) | 2002-04-16 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090123 |