JP2002510769A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、回転中心線(2)に沿って蒸気入口室(3)から排気室(4)迄延びている流れ通路(6)を備えた蒸気タービン(1)に関する。この流れ通路は排気室に向かって出口開口(8)迄広がっている。出口開口にその出口開口直径(9)を超えて広がる流れ案内要素(10)が付属して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、回転中心線に沿って蒸気入口室から排気室迄延びている流れ通路を
備え、この流れ通路が排気室に向かってある出口開口直径を持つ出口開口迄広が
っている蒸気タービンに関する。
【0002】 蒸気タービンは通常発電機を駆動するため並びに高温蒸気を発生するための原
動所に、あるいは作業機械を駆動するための工業設備に採用されている。そのた
め、蒸気タービンには流れ媒体として作用する蒸気が導入され、この蒸気は仕事
をしながら膨張する。この蒸気は完全に膨張した後、蒸気タービンの排気室を通
って後置接続された復水器に流入し、そこで凝縮する。その排気室は軸方向ある
いは半径方向に貫流される。電気エネルギを発生する原動所においては、通常流
体的に相互に接続されている高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービンおよび低圧蒸
気タービンを有する蒸気タービン設備が設けられている。その低圧蒸気タービン
において膨張した蒸気は復水器に導入され、この中で凝縮する。そのような蒸気
タービン設備の効率は多数のパラメータで決定され、特にその効率は蒸気タービ
ン設備で生ずる流れ抵抗によって制限される。
【0003】 ヨーロッパ特許出願公開第0345700号明細書において、蒸気流の渦およ
び剥離によるエネルギ損失を減少するための流体機械、特に蒸気タービンの排気
室が提案されている。この排気室は断面円形のディフューザを有し、その広がり
側端に2つの別個の排出路が接続されている。排気室背面壁で境界付けられた後
部排出路は、機械長手軸線に対して直角に真っ直ぐ延びている。前部排出路はデ
ィフューザ内において流れ方向と逆向きに延びる湾曲部を介して案内され、後部
排出路に対して平行に下向きに延びている。これらの両排出路は隔壁によって互
いに分離されている。後部排出路内においてディフューザの下縁に流路の全幅に
わたって延びる後部傾斜壁が配置され、この後部傾斜壁はディフューザから隔壁
迄達している。このヨーロッパ特許出願公開第0345700号明細書における
排気室の場合、蒸気タービンから流出する蒸気は2つの部分流に分割され、両部
分流は隔壁によって互いに分離され、互いに無関係に復水器に導かれる。
【0004】 本発明の課題は、流れ損失が僅かな蒸気タービンを提供することにある。
【0005】 この課題は本発明に基づいて、回転中心線に沿って蒸気入口室から排気室迄延
びている流れ通路を備え、この流れ通路が排気室に向かってある出口開口直径を
持つ出口開口迄広がっている蒸気タービンにおいて、出口開口にここから流出す
る蒸気に対する流れ案内要素が付属して設けられ、この流れ案内要素が、蒸気が
流れ案内要素の両側を案内され流れ案内要素の下流で蒸気の混合が行われるよう
に、一方では出口開口の出口開口直径を超えて広がり、他方では流出方向に沿っ
て排気室内迄延びていることによって解決される。
【0006】 この場合本発明は、拡張流れ通路(軸流・半径流ディフューザ)の出口開口に
、もっと下流の、特に復水器の流入平面(復水器喉部)における平均静面圧より
も大きな平均静面圧が存在しているという認識から出発している。これによって
大きな圧力損失が存在し、これは特に渦によりひき起こされる流れの強い渦巻き
によって生ずる。そのような渦は、蒸気が出口開口から、一方では半径方向下向
きに、他方では半径方向上向きに転向され、半径方向上向きに転向された蒸気が
もう一度下向きに転向され、最初の既に下向きに転向された蒸気と合流すること
によって生ずる。まず上向きに転向された蒸気は2つの蒸気流に分けられ、これ
らの蒸気部分流はそれぞれ下向きに流れ、渦を巻いて流れて渦巻を形成する。こ
の渦巻の原点は、流れ通路を包囲する内部車室の上側に位置している。
【0007】 両側が流出蒸気で洗流される流れ案内要素は、好適には流出方向において排気
室内に部分的にしか延びていない。これによって、流れ案内要素の下流において
復水器の流入平面迄混合領域が残存するので、蒸気全体の十分な混合および均一
化が達成される。従って復水器の流入平面に、復水器の小さな負荷を保証する一
様な流入状態が存在する。
【0008】 出口開口に付属された流れ案内要素によって、特に直接下向きに流出する蒸気
と、上から転向された蒸気との混合範囲における質量流量密度分布を均一化し、
渦度を減少することができる。これによって、蒸気が出口開口から排気室に流出
する際の圧力損失が減少され、従って蒸気タービンの効率が高められる。例えば
出口開口と、復水器の流入平面との間に形成される流出範囲において、流れ案内
要素の下流で初めて蒸気流の混合が達成される。この混合は復水器の流入平面迄
蒸気流を均一化し、これによって復水器への流入が一様になり、特に復水器冷却
板の負荷が一様になる。これに伴い異なった流速の蒸気部分流(蒸気ジェット)
が混合されないことより、復水器における液滴衝撃荷重および負荷の増大は減少
される。従って、排気室において出口開口との接続部のすぐ近くにおいて、上向
きに流出する蒸気と、下向きに流出する蒸気との混合が少なくともかなり減少さ
れ、同時に流れ案内要素の下流で流出する蒸気流全体の均一化が達成され、これ
により排気室内において流れ案内要素の下流で、例えば別個の流出路の場合に生
ずるような摩擦損失の減少が達成される。
【0009】 流れ案内要素は、好適には流出方向に沿って一定幅で延びているか、あるいは
流出方向に沿って回転中心線からの距離が増大するにつれて広がっている。流れ
案内要素が一定幅を有していることによりあるいは回転中心線からの距離が増大
するにつれて広がっていることによって、流れ案内要素の包括範囲における最初
上向きに案内された蒸気と直接下向きに転向された蒸気との混合が減少し、これ
によって、圧力損失も減少する。流れ案内要素は、好適には測地学的に回転中心
線の下側に配置され、これによって下向きに流出する蒸気の流れの効果的な案内
が達成される。この場合、蒸気タービンは、好適には回転中心線を含む水平面内
において上下に分割でき、この平面内に接合面を有している。
【0010】 流れ案内要素は、好適には回転中心線に対して70〜110°特に85〜95
°の角度だけ傾斜している。流れ案内要素は、好適には約90°の角度だけ傾斜
され、即ち回転中心線に対して垂直に延びている。これによって、接合面の下側
において、拡張流れ通路(ディフューザ)から下向きに流出する蒸気排出流への
渦巻の影響が減少される。従って、直接下向きに流出する蒸気と、まず上向きに
流出する蒸気との間のせん断流の形成個所ももっと下流に置かれ、それに応じて
流れ損失が減少する。
【0011】 流れ案内要素は、好適には出口開口に直に接し、これによって出口開口から流
出する蒸気は、この出口開口から流出した後、流れ案内要素によって案内される
。これに伴い、出口開口と流れ案内要素との間の間隔に基づく蒸気の混合および
渦巻きは確実に防止される。
【0012】 流れ案内要素は好適には平らであり、この結果流れ案内要素および例えば蒸気
タービンの外部車室によって、平らな壁の流路が形成される。同様に、流れ損失
を一層減少するため蒸気を望み通りに案内するように、流れ案内要素に湾曲面を
設けることもできる。流れ案内要素の具体的な形状は実験および三次元流れ計算
によって決定される。
【0013】 流れ案内要素は板金から成っていることが有利である。これにより流れ案内要
素を特に単純な構造形状にすることができ、例えば点検作業の枠内において後で
蒸気タービンに流れ案内要素を装備することもできる。
【0014】 流れ通路を包囲する内部車室を備え、この内部車室が外部車室で包囲され、流
れ案内要素が外部車室に接していることが有利である。この場合、外部車室によ
って形成されている開口断面積の幅にわたり完全に延びているのが有利である。
これにより、外部車室と内部車室との間に存在する開口断面積を介して上から流
下する蒸気と、下向きに流下する蒸気との混合が有効に防止される。渦巻内を上
から下向きに案内される蒸気流と、直接下向きに流下する蒸気流との混合は、従
ってもっと下流域で生じ、これによって圧力損失の減少が達成される。
【0015】 好適には、流れ案内要素は外部車室に固定されている。これによって、流れ案
内要素が長期間にわたって安定して固定されるほか、排気室内における蒸気ター
ビン外部車室の補強も達成される。
【0016】 この蒸気タービンは、好適には特に双流形の低圧蒸気タービンとして形成され
ている。流れ案内要素は、好適には復水器への流れを案内するために使われる。
【0017】 以下図に示した実施例を参照して本発明に基づく流れ案内要素付きの蒸気ター
ビンを詳細に説明する。各図において同一部分には同一符号が付されている。
【0018】 図1には双流形に形成された低圧蒸気タービン1が縦断面図で示されている。
この低圧蒸気タービン1は、回転中心線2に沿って延びるタービン軸7を有して
いる。低圧蒸気タービン1の中央部位に、蒸気5の入口室3が設けられている。
蒸気5はこの蒸気入口室3に、特に中圧蒸気タービン(図示せず)から転流管(
図示せず)を介して流入する。蒸気入口室3の両側に対称にそれぞれ回転中心線
2に沿って流れ通路6が延びている。これらの流れ通路6は、タービン軸7とこ
のタービン軸7を包囲する内部車室11との間に形成されている。各流れ通路6
内に多数の静翼16および多数の動翼15が互い違いに配置されている。
【0019】 流れ通路6は、蒸気入口室3から回転中心線2に沿って排気室4に向かって広
がっている。流れ通路6は、排気室4に対する出口開口8を有している。測地学
的に蒸気出口開口8の下側に、流れ案内要素10が配置されている。この流れ案
内要素10は回転中心線2に対し垂直なあるいは僅かに(15°迄、特に5°迄
の角度で)傾斜した平面内において流出方向14に沿って下向きに延びている。
内部車室11は外部車室12で包囲されている。この外部車室12は排気室4の
境界を形成し、出口開口8から流出する蒸気5の流れを転向するためおよび案内
するために使われる。タービン軸7は外部車室12の外側で詳述しない軸受17
で支持されている。
【0020】 蒸気5を凝縮するための復水器13が、測地学的に外部車室12の下側に配置
されている。この復水器13は復水器ハウジング21を有し、この復水器ハウジ
ング21内に概略的に図示された多数の冷却管18が配置されている。復水器1
3の運転中、その冷却管18内を通して冷却液、特に冷却水が流れる。冷却管1
8の下側に凝縮液出口22が配置されている。復水器13の運転中、冷却管18
の外側面に生じた凝縮液は滴下しその凝縮液出口22に集合する。復水器13の
両側下部空間内に、それぞれ上側が相互に屋根状に傾斜した壁で形成された下向
きに開いた空気冷却器19が設けられている。各空気冷却器19はそれぞれその
棟から出ている吸込み管20が真空ポンプ(図示せず)に接続されている。
【0021】 蒸気タービン1の運転中、蒸気5は流れ通路6を通って流れる。蒸気5が出口
開口8から排気室4に流出した後、その蒸気5の一部は上向きに導かれ、一部は
下向きに導かれる。その上向き蒸気流は出口開口8の上側で下向きに転向され、
詳述しない排気室部位4A内を通って流れ、両流れ案内要素10の下流で復水器
13に流入する。この場合、蒸気流全体の均一化および下向き蒸気流との少なく
とも部分的な混合が行われる。上向き蒸気流は、特に内部車室11の頂点におい
てそれぞれ2つの蒸気流に分けられる。これらの蒸気部分流は渦巻いて流れ、内
部車室11の頂点から流れ案内要素10の範囲に到達する渦巻を形成する。これ
らの連続渦は各流れ案内要素10によって、出口開口8から直接下向きに流出し
た蒸気5と空間的に分離される。これによって流れ案内要素10の範囲において
連続渦と直接下向きに流出した蒸気5との間におけるせん断流の発生が防止され
、これによって復水器13に流入する際の圧力損失の減少が達成される。
【0022】 図2は、蒸気タービン1、特に図1に示されている低圧蒸気タービン1の排気
室4を横断面図で示す。出口開口8は直径9の円形断面を有している。蒸気ター
ビン1は回転中心線2が位置する水平面23において、上下に分割可能に形成さ
れている。流れ案内要素10は測地学的に水平線23の下側に配置され、流出方
向14において水平面23から離れるに従って広がっている。また流れ案内要素
10は流出方向14において少なくとも部位的にあるいは大部分を一定した幅に
することもできる。更にまた水平面23から間隔を隔てて初めて出口開口8に接
することもできる。流れ案内要素10は水平線23に接する迄半円形に出口開口
8を包囲し、外部車室12に向かって広がっている。流れ案内要素10は外部車
室12に固く結合され、例えばねじ止めあるいは溶接されている。これによって
排気室4の範囲における外部車室12の補強並びに流れ案内要素10の耐久的固
定が達成される。
【0023】 図3は、測地学的に回転中心線2の下側における復水器13の方向に向いた排
気室4の部分を示す。図示した流れ範囲における蒸気の流れは矢印で示す。その
矢印の長さは、蒸気5の流速の大きさを表す。またこの図から、最終動翼15の
後ろから流出した蒸気5が、排気室4内において約90°下向きに転向され、こ
の場合同時に減速されることが理解できる。この蒸気5を転向するため、内部車
室11に延長部が設けられ且つ外部車室12がそれに応じて形成されている。内
部車室11の延長部に流れ案内要素10が続き、これによって流れ案内要素10
と外部車室12との間に、上述のように転向された蒸気5に対する通路範囲が形
成されている。流れ案内要素10は、回転中心線2に対し、特に70〜110°
図示した実施例の場合には約90°の角度αだけ傾斜されている。下向きに転向
された蒸気5の流れは、測地学的に流れ案内要素10の下側において、まず上向
きにそして下向きに転向された蒸気5と衝突する。それらの両部分流の相互作用
は、流れ案内要素10が設けられていない場合に比べて著しく減少される。これ
によってせん断流の発生が少なくともかなり減少され、従って圧力損失の減少が
達成される。復水器13に向いて下向きに且つ外部車室12に向いて半径方向外
側に延びる流れ案内要素10を出口開口8の周りに付けられることにより、流れ
案内要素10の範囲における圧力損失の防止、少なくともその減少と、排気室部
位4Aにおける流れの均一化とによって、蒸気タービンの効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく低圧蒸気タービンの縦断面図。
【図2】 本発明に基づく低圧蒸気タービンの排気室の概略横断面図。
【図3】 本発明に基づく低圧蒸気タービンの排気室の部分詳細図。
【符号の説明】
1 蒸気タービン 2 回転中心線 3 蒸気入口室 4 排気室 5 蒸気 6 流れ通路 7 タービン軸 8 出口開口 9 出口直径 10 流れ案内要素 11 内部車室 12 外部車室 13 復水器 14 流出方向 15 動翼 16 静翼 17 軸受 18 冷却管 19 空気冷却器 20 吸込み管 21 復水器ハウジング 22 凝縮液出口 23 水平面 α 流れ案内要素の傾斜角度

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心線(2)に沿って蒸気入口室(3)から排気室(4
    )迄延びている流れ通路(6)を備え、この流れ通路(6)が排気室(4)に向
    かってある出口開口直径(9)を持つ出口開口(8)迄広がっている蒸気タービ
    ン(1)において、出口開口(8)に、ここから流出する蒸気(5)に対する流
    れ案内要素(10)が付設され、この流れ案内要素(10)が、蒸気(5)が流
    れ案内要素(10)の両側を案内され流れ案内要素(10)の下流で蒸気(5)
    の混合が行われるように、一方では出口開口(8)の出口開口直径(9)を超え
    て広がり、他方では流出方向(14)に沿って排気室(4)内迄延びていること
    を特徴とする蒸気タービン。
  2. 【請求項2】 流れ案内要素(10)が流出方向(14)に沿って広がって
    いるかほぼ一定した幅を有することを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン。
  3. 【請求項3】 流れ案内要素(10)が測地学的に回転中心線(2)の下側
    に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の蒸気タービン。
  4. 【請求項4】 流れ案内要素(10)が回転中心線(2)に対して70〜1
    10°、特に85〜95°、好適には約90°の角度(α)だけ傾斜しているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  5. 【請求項5】 流れ案内要素(10)が出口開口(8)に直接接しているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  6. 【請求項6】 流れ案内要素(10)が平らであることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  7. 【請求項7】 流れ案内要素(10)が板金から成っていることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  8. 【請求項8】 流れ通路(6)を包囲する内部車室(11)を備え、この内
    部車室(11)が外部車室(12)で包囲され、流れ案内要素(10)が外部車
    室(11)に接していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記
    載の蒸気タービン。
  9. 【請求項9】 流れ案内要素(10)が外部車室(12)に固定されている
    ことを特徴とする請求項6記載の蒸気タービン。
  10. 【請求項10】 低圧蒸気タービンとして形成されていることを特徴とする
    請求項1ないし9のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  11. 【請求項11】 双流形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    10のいずれか1つに記載の蒸気タービン。
  12. 【請求項12】 流れ案内要素(10)が復水器(13)への流れを案内す
    るために使われていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記
    載の蒸気タービン。
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EP (1) EP1068429B1 (ja)
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