JP2002510446A - 高いコスト効果を持つ移動局の呼管理方法及び装置 - Google Patents
高いコスト効果を持つ移動局の呼管理方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】
移動無線信号を基地局に送信するための移動局(1)は、1つのメモリ装置(8)を持っている。そのメモリ装置の中には多くの利用可能なアプリケーション(18)が蓄積され、それらは異なる「キャリア」、すなわち複数の移動無線のネットワークシステムに、又は単一の移動無線ネットワークの中の複数のサービスプロバイダに、関連することができる。移動局の選択装置は、送信接続のために考慮される(17)、これらのアプリケーションそれぞれのために必要な接続に要する、予想される料金を計算する。計算に基づいて、必要な送信のために最もコスト効果の高いアプリケーションが選択(4)される。次に、基地局のための通信データの実際の送信(11、12および13)が、このアプリケーションに基づいて実行される。
Description
【発明の詳細な説明】
高いコスト効果を持つ移動局の呼管理方法及び装置
本発明の背景
本発明は、移動無線システム内で使用される移動局に関する。
関連する技術の説明
移動通信は、電気通信事業の最も速く成長している分野の1つである。80年
代の終わりまでに、わずかにいくつかのアナログの無線電話機システムがヨーロ
ッパで稼働していた。これらは基本的には450〜900MHzの周波数帯の中
で動作していた。一定の技術的な規格の不足により、そしてデジタル音声コーダ
及びデジタル信号処理の分野での急速な技術的な進歩により、一様な汎ヨーロッ
パデジタルシステム、すなわちGSM(移動通信のためのグローバルシステム)
、に関する作業が開始された。これは、1992年に西ヨーロッパにおいて稼動
された。引き続く時間においては、他のデジタル移動無線システムが開発された
。それらは図2を参照しながら以下のパラグラフで説明される。
GSMは当初、西ヨーロッパだけで稼動していたが、次に、例えば、オースト
ラリア、中国、ロシア、シ
ンガポールなどの西ヨーロッパの以外の多くの国においても成功を収めた。ドイ
ツでは、Federal Ministry for Post and TelecommunicationsがデジタルGSM
ネットワークのために2つの免許を発行した。これらは一方ではDeTeMobil GmbH
によって取得され、他はMannesmann Mobilfunkによって取得された。2つの事業
者によって提供されたGSMネットワークは、それら自身の送信局を有する2つ
の物理的に別々の移動無線ネットワークであった。DeTeMobil GmbHは名前“D1
”の下にそのGSMネットワークを運用し、一方Mannesmann Mobilfunkによって
運用されたGSMネットワークは、名前“D2”によって知られている。図2か
ら理解できるように、GSMネットワークのディジタルデータ送信は、例えば自
動車電話、コードレス電話機または携帯電話機であるような移動局から、固定の
基地局までは、890及び915MHzの間の周波数帯で行われる。接続のこの
方向は、「アップリンク」として知られている。「ダウンリンク」、すなわち固
定した基地局から移動局へのデータ送信、は935及び960MHzの間の周波
数帯において行われる。デジタル送信情報で変調されるキャリア周波数は、20
0kHzのチャンネル間隔を有しており、1つのキャリア周波数当たり8つの個
別チャンネルを送信することが可能である。
数人の加入者が、ある周波数スペクトルに同時にア
クセスするのを可能にするために、個々の加入者の信号が互いに他に干渉しない
ことを確実にするよう、注意が払われなくてはならない。様々な加入者信号を互
いに分離させることができるための、原理的には3つの基本的な方法がある。す
なわち、周波数分割多重方法(FDMA、周波数分割多重アクセス)、時分割多
重方法(TDMA、時分割多重アクセス)そしてコード分割多重方法(CDMA
、コード分割多重アクセス)である。FDMA方法では、周波数軸は周波数チャ
ンネルに細分されて、それぞれの加入者は別々のチャンネルに割り当てられる。
前もって決められたチャンネル帯域幅内に送信が残っている限り制限なしで、こ
のチャンネルの上で加入者が送信することができる。FDMA方法は、主として
アナログの移動無線システムに使用されて終わった。TDMA方法では、時間軸
が周波数軸の代わりに細分されるだけであり、すなわち各加入者は帯域幅全体に
アクセスできるが、この加入者はある時間、すなわち時間スロットにおいて、だ
け送信することができる。GSMの移動無線システムにおいては、これらのスロ
ットは例えば0.577msの幅を有している。図2から知ることができるよう
に、GSMの移動無線システムは、アクセス法としてTDMA方法を使用してい
る。CDMA方法では、各加入者はTDMA方法のように全体の周波数帯域幅を
使用することができるが、しかしある一定の時間のス
ロットを固く守る必要はなく、全体の時間にわたって、送信することができる。
それにもかかわらず、この場合、個々の加入者信号との衝突を避けるために、個
々の加入者信号はパワー軸の方向に直交したコードを使用することによって、す
なわち個々の加入者信号は異なったパワーで送信することによって、分離される
。これらの3つの基本的な型式とは別に、個別のアクセス方法の組合せもまた考
慮することができ、通常は、TDMAとFDMAの組合せがGSM移動無線シス
テムで使用されている。
デジタル通信情報の伝達のための異なる送信方法の多くが知られている。これ
らは各場合において使用される変調方法によって互いに区別される。一般に変調
は、送信されるべき情報信号によるキャリア信号の変化として理解されている。
原理的には、変調方法はキャリア信号に関して(デジタル変調においてデジタル
形式で存在する)情報信号を表現する3つの可能性を伴っている。それらの区別
は、送信されるべき情報によって変化するのが振幅、周波数または位相角度であ
るのかに依存して振幅、周波数または位相変調である。広く使用されている位相
変調方法はGMSK(Gaussian Minimum Shift Keying)方法である。GMSK
方法は、MSK(Minimum Shift Keying)方法の利点を有しているが、しかし、
パワー密度スペクトルの広くなる結果としてMSK信号の周波数及び位相特性に
お
いて生じるブレークポイントは、正規分布形低パワー変形を使用することによっ
て、GMSK方法においては排除される。別の知られた位相変調方法は、QPS
K(Quadrature Phase Shift Keying)方法の有利な変形であるπ/4 DQP
SK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)方法である。QPSK方
法では、デジタル信号として存在している通信情報は、直交位相シフトキーイン
グの助けを得て偶数及び奇数の位置ビットに分割されて、次に、キャリア周波数
が掛けられる。この過程では、直交位相変調信号の包絡線カーブには複数のディ
ップが現れ得る。これは隣接しているチャンネルとの干渉を生じさせる。包絡線
カーブをできるだけ一定にすることを達成するために、QPSK方法はさらにπ
/4 DQPSK方法へと開発が進められた。ここにおいてはQPSK方法にお
いて振幅ディップに通じる180°の位相ジャンプが避けられている。これらの
位相変調方法に加えて、他の多くの変調方法が知られているが、これらは以下の
文中では詳細に説明されてはいない。
図2はGSM移動無線システムの特性を示している。D1及びD2の免許に加
えて、Federal Ministry for Post and Telecommunicationsは、第3の移動無線
免許を発行した。これはDCS(Digital Cellular System)1800移動無線シ
ステムに関するものである。1994年以来、DCS 1800移動無線システ
ムは“E1”ネットワークとしてドイツで運用されている。GSMシステムの変
更されたバージョンは、合衆国ではPCS−1900と呼ばれている。
一般的に、多数の加入者を目的とした移動無線システムはセル形構造を持って
いる。すなわち、事業供給される全体の領域は、より小さい無線ゾーンである「
無線セル」に細分されている。無線ゾーンの意図的な制限は、情報を送信するた
めに必要とされる送信パワーを減少させるのを可能にし、その結果、実際には不
十分な送信周波数を、互いに個々の送信チャンネル干渉なしで十分大きい距離に
おいて再利用することができる。この方法によって互いに他に対して十分遠くに
いる二人の移動無線加入者は同時に、同じ周波数チャンネルを使用することがで
きる。それぞれの無線のセルは、1つの基地局に割り当てられる。その受信範囲
は関連する無線セルの範囲に制限されている。1つの移動局がその基地局のサー
ビス領域から外に移動するならば、この接続は別の基地局を通して実行されなけ
ればならない。このことは次に、継続している接続の品質を著しく損なうことな
く、無線ゾーンにおいて自動的な変更によって実行される。この過程は「ハンド
オーバー」と呼ばれている。セルラ方式と対照的に、PCS又はPCNシステム
は個々のローカルネットワークを含んでいて、これがセルラネットワークとして
構造化されている。しかしながら、個々のローカルネ
ットワークは地上線ネットワークによって互いに接続されている。このことは、
PCS又はPCNシステムの場合には、全体の領域は無線のゾーンでカバーされ
ていないが、しかし移動無線送信は個々のローカルネットワークの中でだけ可能
であることを意味している。アメリカのPCSシステムに関しては特に、DCS
1800規格はさらにPCS 1900規格にまで進展された。この周波数帯
は、DCS 1800規格に比べて100MHzだけシフトされている。
図2に示される別の移動無線システムの規格は、アメリカのD−AMPS(Di
gital Advanced Mobile Phone System)規格である。これはまた、IS−136
(Interim Standard 136)として指定されている。アップリンク(UL)及びダ
ウンリンク(DL)に関する周波数情報ならびに、D−AMPS規格の他の技術
的なパラメータは、図2に記載されている。
合衆国において一般的に使用されている別の移動無線システムの規格は、IS
−95システムであり、その技術的なデータは図2に示されている。IS−95
規格によって使用される周波数帯は、800と900MHzとの間のセルラ帯域
に、そして1850と1990MHzとの間のアメリカPCS帯域にある。IS
-95規格は、上で説明されたCDMAアクセス方法に基づいている。使用され
る変調方法はQPSK方法である。図2はまた、日本のJDC(Japanese Digit
al
Cellular)規格をも示している。これはまた、PDC(Personal Digital Cellul
ar)規格とも呼ばれている。
最後に、図2はDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)
規格を示している。しかしながら、これは実際の意味としては移動無線の規格で
はなく、無線電話機のための規格である。DECTは、移動通信用のネットワー
クに特定されず、基地局と移動部分との無線インタフェースを定義するのみであ
る。DECT規格は、オフィス、又は私有のビルあるいは住宅ゾーンなどの空間
的に規定される領域の中においては理想的な規格である。基地局の比較的短い範
囲(30〜300m)のために、完全にカバーされているDECTネットワーク
を実現するのはまだ可能ではない。DECTネットワークと、例えばGSMシス
テムなどの、もう片方の移動無線ネットワークの大部分との間の顕著な違いは、
上で説明されたハンドオーバーが基地局ではなく、移動局によって制御されるこ
とである。
実際の移動無線ネットワーク事業者に加えて、いくつかのサービスプロバイダ
が存在している。それらは対応する移動無線ネットワークへのアクセス権を購入
して、次に、最終顧客へそれらのサービスを有料サービスとして提供している。
上の説明から、ある空間的な領域内の顧客には、異
なる移動無線のネットワークシステムと、そして個々の移動無線ネットワークの
範囲による適切なプロバイダとに関する多数の選択が提供されているということ
になる。
図3aは1つの例として、3つの異なった移動無線システムI−IIIの空間的
な範囲を示している。例えば、これらはGSMネットワーク、DECTネットワ
ーク、DCS 1800ネットワークなどであることができる。3つの移動無線
ネットワークは、陰影をつけられて示されている領域Aにおいて空間的に重なっ
ている。この領域A内に位置する移動無線の加入者(図3aの携帯電話機14に
よって示される)は、これら3つの異なる移動無線ネットワークのそれぞれの間
に関して選択権を持っている。
図3bは、4つの異なった移動無線ネットワークI−IVによる領域のカバー範
囲の1つの例を示している。オーバラップAの領域では、この領域に位置する移
動無線の加入者は4つの移動無線システムの間に選択権を持っている。一方、領
域Bにおいては、移動無線システムIIIとIVの間にだけ選択権を有している。こ
の場合もまた、移動無線ネットワークI−IVは、図2に示されたネットワークシ
ステムのいずれかであるか、又は他の知られたネットワークシステムであること
ができる。しかしながら、例えばネットワークIIとIIIが、いずれの場合でもG
SMネットワークであって、異
なるネットワーク事業者によって提供されていることもまた、あり得ることであ
る。このようにして、例えばIIによって指定されたネットワークは、D1ネット
ワークであるかもしれず、そしてIIIによって指定されたネットワークは、D2
ネットワークであるかもしれない。また、個々のネットワークが異なったDEC
Tネットワークなどであることも想像することができる。
既に言及されたように、移動無線ネットワークは一般に、単に1つのネットワ
ーク事業者だけによって提供されているとは限らない。ドイツにおいては、それ
ぞれD1、D2およびE1ネットワークへのアクセス権を購入し、そして有料で
移動無線のサービスを提供する10社以上のサービスプロバイダが存在している
。したがって顧客は、個々のプロバイダの、又は個々の移動無線ネットワークの
サービス範囲によって、異なる移動無線システムの間を選択するだけでなく、個
々の移動無線システムの中の異なるサービスプロバイダの間からも選択せざるを
得ない。
移動無線のサービスは、実際の移動無線のネットワーク事業者によって、そし
て個々のサービスプロバイダによって、の両方から有料で提供されている。図4
は、アメリカのPCSシステムに生ずる料金の1つの例を示している。この配置
においては、多くのローカル無線のネットワークI−IIIは、地上線のネットワ
ー
クを通して別のローカルネットワークIVに接続されている。ある無線のネットワ
ークI−IIIの送信及び受信範囲の中に場所を得ている移動無線の加入者14は
、最初にその加入者によって選択された移動無線ネットワークの適切な基地局へ
の接続をセットアップしなくてはならない。そのようにして、送信されるべき情
報はその基地局から地上線のネットワークを通して、ローカルネットワークIVに
責任がある基地局にまで伝送され、移動無線の加入者14と15との間に接続を
確立する。この配置においては、発呼者14は一方では移動局と基地局間の接続
のための通話料金(例えば発報時間)を、そして他方では地上線のネットワーク
を通る伝送のための料金を支払わなければならない。
西ヨーロッパにおけるGSMネットワークは完全にカバーされたネットワーク
として構成されているので、地上線のネットワークを通る通信情報の伝送は必要
ない。こうしてこの場合には、地上線のネットワーク伝送のためのどんな料金も
必要ない。
顧客が個々の移動無線のネットワーク事業者によって、又はサービスプロバイ
ダによって請求される、送信及び、あるいは地上線のネットワーク料金は、互い
に著しく異なるものである。いくつかのアプリケーションにおいては、無線電話
の使用のための料金を知っておくことが重要である。合衆国特許第5,577,
100号及び第5,325,418号は共にMcGregor
氏他によるものであるが、ここでは内部的な経理システムを持つワイヤレス電話
を説明している。このワイヤレス電話は特にレンタルの電話システムに、そして
制御された企業内電話システムに適しており、ここではその都度払いの処理が望
ましい。蓄積された複雑なアルゴリズムは、電話が使用されるのに従って借方経
理を減少させるための、多重要素経理プロトコルを提供する。前もって選択され
た料金量に達したとき、この電話は非活性状態とされる。したがって、電話機を
ユーザに提供しているレンタル会社、又は企業実体には、ユーザ支払いが過重な
料金にまで上るというリスクはない。
McGregor氏他の方法及びシステムは、それらの意図された目的のためにはよく
作動する。しかしながら、その方法及びシステムは、出接続呼の接続状態に関し
ては「受け身」である。すなわち、内部的な経理処理としては単に使用状態をモ
ニターしているだけである。
より「能動的な」システムはJabs氏他による合衆国特許第5,173,933
号で説明されている。このシステムは特に、海洋航行する船のテレコミュニケー
ションシステムにおいて使用されるのに適している。そのような船は、代替の通
信メデイアへのアクセスを有していることもある。Jabs氏他の特許は、費用に基
づいて通信メディアの階層制を提供すると説明してい
る。例えば、その船がドック入りしているときには、直接的に陸上の電話回線に
接続されているトランクチャンネルがあってもよい。それよりもいくらか高価な
通信メデイアは、セルラ接続として認識されている。さらに高価な通信メディア
は、衛星経由接続である。そのような階層制の中では、呼の開始時点で有線の電
話回線がアクセス可能であれば、陸上の線が利用されるであろう。陸上を基にし
た線に接続されているトランクチャンネルが利用可能でなければ、セルラ線が利
用可能であるかどうかに関して決定が行われるであろう。もし利用可能でなけれ
ば、衛星経由接続が利用されるであろう。したがって、最少費用の通信媒体又は
ネットワークを持っている通信キャリアが選択される。もし衛星通信を使用して
ルーティングが確立されるべきであれば、このシステムは海洋航行中の船のロケ
ーション、呼の相手先および他のレート問題に基づいて最少費用の海岸地球局を
選択する。
陸上の線に接続されているトランクチャンネルが利用可能でなければ、セルラ
線が利用可能であるかどうかに関して決定が行われるであろう。もし利用可能で
なければ、衛星経由接続が利用されるであろう。したがって、最少費用の通信媒
体又はネットワークを持っている通信キャリアが選択される。もし衛星通信を使
用してルーティングが確立されるべきであれば、このシステムは海洋航行中の船
のロケーション、呼の相手
先および他のレート問題に基づいて最少費用の海岸地球局を選択する。
Weinberger氏他の合衆国特許第5,425,085号は、地上線の電話機を対
応する最も費用効率的な電話プロバイダに接続する装置を開示している。しかし
ながら、この特許明細で説明されている装置は、単に地上線のネットワーク、す
なわち交換線、を通して伝送するために最も費用効率の高いプロバイダを選択す
ることに関連する装置である。ローカル移動無線のネットワーク事業者又はサー
ビスプロバイダの異なる料金制は、それぞれ考慮に入れられていない。合衆国特
許第5,425,085号は、排他的に地上線の電話機と関係づけており、その
特許もまた移動局の固有の問題を考慮に入れていない。すなわち、発呼者のサイ
トはその呼の間に変化することがあり、そのことは接続に関する料金にも影響を
及ぼすことがあり得るということである。
必要とされているのは、出接続呼のための接続を確立するために、携帯用の電
話機に利用可能な多数の異なる事業者及び/又はサービスプロバイダの中から選
択する上での柔軟性を提供する、呼の管理方法及び装置である。
本発明の概要
移動局は、ある移動無線のネットワークの使用、又
はあるサービスプロバイダの移動無線サービスの使用が認証されている多くの異
なるアプリケーションの中から選択できるように提供されている。本発明による
移動局には、これらのアプリケーションそれぞれに対応する料金データが供給さ
れ、そのデータは移動局内に都合よく蓄積される。相手先の番号を選択した後に
、移動局内に提供されている選択装置は第1に、異なるアプリケーションのうち
のどれが利用可能であるかを判断する。すなわち、異なる移動無線ネットワーク
又はサービスプロバイダが考慮できるか、または必要な接続に利用可能であるか
、ということである。このために選択装置は、異なる「キャリア」、すなわち移
動無線ネットワーク及びサービスプロバイダ、を考慮する。この判断は、移動局
ユーザの現在のロケーションと、そしてダイヤルされた相手先の番号に対応する
移動無線の加入者のロケーションにと基づいて行われる。関連するアプリケーシ
ョンから、選択装置はアプリケーション(すなわちキャリア)を選択する。これ
は必要な接続のために最もコスト効果の高いアプリケーションである。この選択
は、提供された費用データ、望ましい送信に必要な送信リンクおよび呼の持続時
間に従って、問題となっている各アプリケーションのために予想される料金を計
算することによって行われる。最も費用効率的なアプリケーションが選択された
後に、選択されたアプリケーションに対応する移動無
線のネットワーク状態に従って、望ましい送信が実行される。
移動無線信号の助けを得て中央情報局を呼び出すことによって、移動局は定期
的に、そして自動的にそれぞれの利用可能なアプリケーションのために移動局に
蓄積されている料金データをアップデートすることができる。有効な料金レート
のそのようなポーリングの周期は、予想されるべき料金の変化が常に確かに検出
されるくらいの方法で、都合よく選択される。
実際の呼の持続時間が期待された呼の持続時間を超えるか、又は発呼者の位置
が変化するならば、このことは、請求されるべき料金に影響を及ぼす可能性があ
る。この目的のために、連続的に実際の呼の持続時間及び発呼者の実際のロケー
ションに従って、それぞれの利用可能なアプリケーションのために実際コストを
決定し、そしてそれらを連続的に比較することが本発明によって提案される。そ
のようにして、必要なら別の移動無線のネットワーク事業者又はサービスプロバ
イダがより安いアプリケーションとして考えられるとき、適切な情報を表示する
ことができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明による移動局の説明的な実施例を示す図である。
図2は、公知移動無線のネットワークシステムの技
術的なパラメータのリストを示す図である。
図3及び図4は、本発明の基礎を形成する目的について説明するための解説図
である。
詳細な説明
図1を参照すると、本発明による移動局1はマイクロホンのような音声入力装
置2と、電話番号を入力するか、または前に蓄積されている電話番号を選択する
ためのキーボード3と、選択された、または入力された電話番号の表示のための
、そして移動局の操作上のメッセージを表示するための表示装置7と、そして受
信された通信データの再生聴取のために、又は移動局の操作上のステータスメッ
セージのためにスピーカによって形成される音声出力装置10とを含んでいる。
移動局1は、一人のユーザの少なくとも2つの異なるアプリケーションを処理
することができる。すなわち、1つ以上のキャリアが出接続呼のために接続を確
立するのに利用可能である。この目的のために、移動局1はメモリ8を有してお
り、このメモリはそのユーザの様々なアプリケーション8a〜8cを蓄積してい
る。それぞれのアプリケーションは、ユーザの認証に対応している。その認証は
、彼がそのアプリケーションに属す移動無線のネットワークを動作させることを
、又はそのアプリケーションに属すサービスプロバイダを使用することを許容す
る。原則として、ユーザは
関連する移動無線のネットワーク事業者か、又はサービスプロバイダ(すなわち
キャリア)との契約を締結することによって、使用のための認証を得る。ユーザ
がアクセス認証を得た後に、各ユーザには移動無線の加入者を明確に識別する「
認承データ」が与えられる。これらの認承データは、対応するアプリケーション
の通信規格か、又は移動無線の規格に対応しており、基地局を通して接続がセッ
トアップされるたびに査問され、そしてチェックされる。そのようにして誤った
アイデンティティによる経理エラーと、そして見せかけのアイデンティティを用
いた偽装侵入とを効果的に避けることができる。
図1の移動局1は以下の通り動作する。移動無線の加入者は初めに、キーボー
ド3を通して必要な相手先セットの呼出し番号をダイヤルする。この呼出し番号
はダイヤルレジスタ16に格納されており、そこから番号が選択装置4に供給さ
れる。選択装置4は必要な送信接続のために利用可能な個々の移動無線ネットワ
ークの中から、最もコスト効果の高い移動無線のネットワーク事業者又はサービ
スプロバイダを決定する。
移動無線の加入者によってダイヤルされた相手先の呼出し番号はまた、適切な
プレ選択コードか、又はローカルエリアコードを含んでいる。その結果、選択装
置4はダイヤルされた電話番号によって相手先セットのロケーションに関する結
論を引き出すことができる
。必要な送信接続のために最もコスト効果の高いプロバイダを決定することがで
きるように、第一に、移動局から相手先のセットまで導く送信リンクを明確に決
定することができる必要がある。この目的のために、相手先のセットのロケーシ
ョンに加えて、移動局1のロケーションにおいてアクセスできるサービスプロバ
イダを決定することが必要である。このことはその移動無線の加入者のロケーシ
ョンにおいて利用可能なアプリケーション、すなわちネットワーク事業者及び/
又はサービスプロバイダ、を決定する装置17の助けを得て適切な無線規格にお
いて規定される手順によって行われ、そしてメモリ18にそれらが蓄積される。
必要な送信接続のために考慮されるべき移動無線ネットワーク又はサービスプ
ロバイダの、そしてダイヤルされた呼出し番号に対応する相手先セットに関して
の、決定の後に、選択装置4は必要な送信接続のために最もコスト効果の高い移
動無線のネットワーク事業者又はサービスプロバイダを決定する。したがって、
最もコスト効果の高いプロバイダの選択には2つのレベルがある。しかしながら
、送信接続のための移動無線ネットワークの、及び地上線のネットワーク(図4
と比較)の予想される料金は送信時間、すなわち呼の持続時間、に依存するので
、選択装置4もまた、予想される呼の持続時間値に基づいて最もコスト効果の高
いプロバイダの決定をしなければならない。この目的
のために、選択装置4による決定のための基礎として決まりきって使用される例
えば5分のような標準又はデフォルト値が呼の持続時間メモリ6内に蓄積される
。代替手段としては、発呼者がキーボード3を通して予想されるべき呼の持続時
間を選択装置4に知らせることもできる。また、呼持続時間のためのデフォルト
値として、例えば最後の5つの呼の呼持続時間の現在の平均値を蓄積するように
して、呼持続時間メモリ6は最後に行われた複数の呼に基づいて学習し続け、そ
して連続的にその内容をアップデートすることも想像することができる。過去の
、より大きいか、又はよりわずかな数の呼から平均値を測定することもできるの
は当然である。
選択装置4が移動局1のロケーションと、相手先セットのロケーションと、必
要な送信接続のために考慮されるべきメモリ8のアプリケーションと、そして予
想されるべき呼の持続時間とを決定したときには、必要な送信接続のために最も
コスト効果の高いプロバイダを実際に決定するために、選択装置4はまた、個別
のアプリケーションに適用できる料金レートに関する情報をも必要としている。
通常、これらの料金レートは週の曜日と、そして時刻に依存している。したがっ
て、選択装置4には送信接続に関する、すなわち考慮されるべき移動無線ネット
ワーク内の移動無線ネットワーク又はサービスプロバイダに関する、考慮される
べきアプリケーションのための幅広い料金情報が供給されることが必要となる。
それぞれのアプリケーションのアプリケーションデータと共に、対応する料金情
報はメモリ8の中に都合よく蓄積される。しかしながら、選択装置4はキーボー
ド3を通して(しかしながらこれは比較的複雑である)、又は交換可能なチップ
カードを通して、料金情報に関して知らされることもまた想像することができる
。このチップカードは、その移動局が使用に供される以前に、すべての移動無線
ネットワークに関する、又は移動無線ネットワークの中に含まれるサービスプロ
バイダに関する、各場合における適切な料金レートを含んでいるものである。必
要な送信接続のために考慮されている移動無線ネットワークが完全にカバーされ
たネットワークでないならば、そのために送信接続に関して地上線のネットワー
クの挿入が必要(図4と比較)になり、同様の方法で選択装置4は地上線の1つ
のネットワーク事業者又は複数の事業者の適用される料金について知らされなけ
ればならない。
今度はこの前述の情報に基づいて、必要な送信接続のために最もコスト効果の
高い移動無線のネットワーク又は、移動無線ネットワークの中のサービスプロバ
イダが選択装置4によって選択される。そして選択されたキャリアは、必要な出
接続呼のために接続を確立するのに使われる。
本発明に従よる移動局1のメモリ8は、少なくとも2つの異なるアプリケーシ
ョンを含んでいる。これらのアプリケーションは一方では、例えばGSMネット
ワーク、DCS 1800ネットワーク、D−AMPSネットワークなどの、異
なる移動無線ネットワークに関連して登録されているかもしれない。この接続に
おいては、すべての利用可能な移動無線ネットワーク、又は移動無線規格、及び
特に図2に示された移動無線規格が含まれることができる。他方では、アプリケ
ーションはまた、同じ移動無線規格の中で異なったアプリケーションに関連する
ことができる。移動無線のネットワークの中にいくつかのサービスプロバイダ、
すなわち関連する移動無線のネットワークへの購入したアクセス権を持っていて
、次に最終的な顧客に移動無線のサービスを提供する会社、があるために、同じ
移動無線のネットワークの中にも、異なるアプリケーションを持つことも可能で
あり、この場合には異なるアプリケーションは異なるサービスプロバイダに関連
しているということができる。その結果例えば、1つのアプリケーションはD1
ネットワークに、そして1つのアプリケーションはGSM移動無線ネットワーク
の中のD2ネットワークへ関係していることができる。また、異なるアプリケー
ションが同じ移動無線ネットワーク及び同じサービスプロバイダに関係がある場
合でも、異なるアクセス認証が関連していることだけ
は想像することができる。このようにして、例えばあるサービスプロバイダと交
渉されるべき移動局の異なる呼出し番号に関しては異なる契約であるということ
は可能であり、そして異なる契約に関して適用されるのは異なる料金レートであ
ることも可能である。特にDECT GAP(Digital Enhanced Cordless Telec
ommunications-Generic Access Profile)規格においては、各セットのためにD
ECT規格による少なくとも2つのアプリケーションを許容している。ここにお
いては、1つのアプリケーションは例えば個人的な接続に、1つはオフィス接続
に、そして1つのアプリケーションは公衆において使用される接続に関係づける
ことができる。上の説明は、本発明における用語「アプリケーション」は、その
最も一般的な意味で解釈されなければならないことを示しており、そして各場合
においては、移動無線のネットワークへの、又は移動無線ネットワークの中のサ
ービスプロバイダへの、個々のアクセス認証を指定している。
図1の説明的な実施例では、メモリは3つの異なるアプリケーション8a〜8
cを含んでいる。アプリケーション8aはGSM移動無線ネットワークへのアク
セス認証を指定し、アプリケーション8bは第1DECT移動無線ネットワーク
へのアクセス認証を指定し、そしてアプリケーション8cは第2のDECT移動
無線ネットワークへのアクセス認証を指定している。
しかしながら、他の移動無線の規格に、あるいは異なるサービスプロバイダに関
連するさらなるアプリケーションがメモリ8内に備えられることは可能である。
合衆国においては特に、D−AMPS又はIS−95移動無線規格に関連するア
プリケーションは、メモリ8に蓄積することができる。
第1のDECT移動無線ネットワークに関係づけられる、図1に示されるアプ
リケーション8bは、3つのサブコード8bi〜8biiiに細分される。既に上で
説明したように、これらのサブコード又はサブアプリケーションは、DECT
1ネットワークの中の異なるアクセス認証に関連している。これらは例えば、個
人的な接続、オフィス接続、または公衆回線において使用される移動無線の加入
者の接続に関係することができる。この場合には、ユーザによってダイヤルされ
た相手先呼出し番号を修正することが必要であるかも知れない。この理由は、も
し付属の構内交換機(PBX)を通しての接続に関連した(サブ)アプリケーシ
ョンが、最もコスト効果の高いアプリケーションとして選択されたならば、選択
装置4はダイヤルされた呼出し番号に“9”などの交換コードを付加する必要が
ある。この交換コードは付属の構内交換機から外への呼接続を可能にするもので
あるが、この交換コードは元々、ユーザによってダイヤルされてはいなかったも
のである。
メモリ8内に蓄積される各アプリケーション又はサブアプリケーションのため
に、それぞれのアプリケーション又はサブアプリケーションに適用できる料金レ
ートもメモリ8内に蓄積される。この方法によって、移動局1のロケーションと
、相手先セットのロケーションと、必要な送信接続のために考慮されるアプリケ
ーションと、そして予想される呼の持続時間を知った後に選択装置4は、必要な
送信接続のために最もコスト効果の高いプロバイダを、すなわち最もコスト効果
の高いアプリケーション又はサブアプリケーションを、選択することができる。
この接続については、予想される送信接続のための接続料金に基づいて選択が行
われる。これには特に、対応する移動無線のネットワークのための通話料金と、
そして必要なら地上線のネットワーク(図4と比較)のための通話料金とを含ん
でいる。
最もコスト効果の高いアプリケーションが決定した後に、選択されたアプリケ
ーションに対応する移動無線の規格に従って、選択装置4はこの移動無線の規格
のために備えられている送信及び受信ユニットを動作させる。図1で示されてい
る説明的な実施例では、無線のインタフェースを表している送信及び受信ユニッ
ト11及び12は、メモリ8内に蓄積されているアプリケーション8a〜8cに
従って、移動無線の規格GSM及びDECT用として存在している。移動局1が
また、他の移動無線の規格に応じて通信データを送信するのにも使用されるなら
ば、付加的な送信及び受信ユニットが対応して備えられなければならない。この
ようにして、例えば対応する無線インタフェース13が図1において付加的にI
S−95規格のために備えられるなら、この移動無線の規格に関連するアプリケ
ーションもまた、処理することができる。選択されたアプリケーションに対応す
る無線のインタフェースを動作させることによって、音声入力装置2を通して入
力された通信データは、選択装置4を通して適切な無線インタフェースへ進めら
れ、そしてそこで対応する移動無線の規格(図2と比較)の技術的なデータに従
って符号化され変調されて、そして適切な基地局に送信される。基地局との接続
がセットアップされた後に、基地局によって送られた通信データは対応する無線
のインタフェースによって同様の方法で受け取られ、デコードされ、復調され、
そして音声出力装置10を通して出力される。
個々の移動無線のネットワーク事業者又はサービスプロバイダの料金レートは
時々に応じて変化するので、選択装置4にはそれぞれの場合においてメモリに8
内に蓄積されている個々のアプリケーションのために適用される料金レートが提
供されることが望ましい。この目的のために、キーボード3を通して、メモリ8
内に蓄積されている料金データを変更させるための手
動のメカニズムが提供されてもよい。しかしながら、発振器のような内部タイマ
5によって作動されて、一定の間隔で接続をセットアップする受信ユニット9を
提供することが、より簡単である。この接続は、ユーザにとって明らかである必
要はない。この接続は中央情報局へのものであり、それによって情報局は受信ユ
ニット9に無線でそれぞれのキャリアに関する現在の料金データを送信する。し
たがって、受信ユニット9は、それらのアプリケーションに有効な料金データを
蓄積することができる。しかしながら、例えば受信ユニット9を直列インタフェ
ースとして構成することもまた想像することができる。ここにモデムを接続して
、オンライン接続を通して個々の移動無線ネットワーク又はサービスプロバイダ
のそれぞれの適用される料金レートについて質問し、そしてメモリ8にそれらを
蓄積することもできる。
移動局1を様々な移動無線の加入者、すなわち異なるユーザ、にアクセス可能
とするために、個々のアプリケーションと、そして個々のアプリケーションに対
応する料金データとを含んでいる全体のメモリ8は、例えばチップカードのよう
な、交換可能なユニットとして備えられることも可能である。このようにするな
ら、単にチップカードを挿入することによって、彼にとって適用可能なアプリケ
ーションに、そして料金データに従って各ユーザが移動局1を動作させることが
できる。
呼の間には、移動局1のロケーション変化のために、及び/又は初めに想定し
た呼の持続時間を越えることによって、及び/又はピーク通信レートからオフピ
ークレートまで経過したことによって、呼コストの変更が起こり得る。そのよう
な移動局1の現在のロケーション、及び/又は現在の呼の持続時間、及び/又は
通信料金レートの変化のためによる場合には、選択装置4によって選択されたア
プリケーションに対応する移動無線のネットワーク事業者又はサービスプロバイ
ダよりも、別の利用可能な移動無線のネットワーク又は他のサービスプロバイダ
のほうが、よりコスト効果の高いものとなる。したがって、装置17が連続的に
移動無線の加入者のロケーションで利用可能なアプリケーションを決定して、メ
モリにこれらを蓄積することが、本発明によって提案される。そのうえ、選択装
置4は、連続的に呼の持続時間メモリ6及び内部タイマ5を通して現在の呼の持
続時間を、そして対応する調査信号を送ることによって、個々の無線インタフェ
ース11〜13を通して移動局のロケーションをモニターしている。その上選択
装置は、異なるアプリケーションのための料金における通信料金レートの違いを
追跡している。いずれの場合でも、選択装置はメモリに8内に蓄積されている個
々のアプリケーションのために、その瞬間の送信接続に関して、そしてその瞬間
の呼の持続時間に関して、現在の料金を計算している。メモリ8内で選択された
アプリケーションの1つが、現在のロケーションでアクセス可能であって、移動
局1が動作状態に入ったときに選択されたアプリケーションよりも安くなるなら
ば、選択装置4は対応する警告信号をディスプレイ装置7及び/又は音声出力装
置10を通して、出力する。そしてユーザはキーボード3を通して、ユーザがア
プリケーションを変えることを望んでいることを確認することができる。この場
合には、選択装置4はいわゆる「転送呼」を開始する。これは、問合せ信号が、
最もコスト効果の高い新しいアプリケーションに対応している無線のインタフェ
ースを通して、新しいアプリケーションに対応する移動無線のネットワークの、
呼を持って行くための同じ局に対応している基地局に送られることを意味してい
る。この基地局によって承認信号が提供された後に、新しい無線のインタフェー
スを通して接続をセットアップすることができる。新しい接続が行われる前に、
以前の送信接続は中断されて、すなわち以前の選択されたアプリケーションに対
応する無線のインタフェースは選択装置4によって非活性状態とされる。以前の
アプリケーションに対応する移動無線のネットワークの基地局と、最もコスト効
果の高い新しいアプリケーションに対応する移動無線のネットワークの基地局と
が互いに高速データリンクによって接続されているな
らば、例えばTIA IS−41プロトコルを使用して、直接的に基地局間で送
信を送ることもできる。このことは、移動局1の送信及び受信ユニット11〜1
3のうちの2つが短時間だけアクティブとなるべき状況を避け、そして移動局1
において1つの送信及び受信ユニットからもう片方の送信及び受信ユニットへの
直接的な切り替えを可能とする。
新たな、よりコスト効果の高いアプリケーションへの接続を形成する前に、元
々選択されていたアプリケーションを非活性化するための代替的手段として、ア
プリケーションにおける変化は、「会議呼アプローチ」を使用して実行されても
よい。このアプローチでは、置換されるアプリケーション(すなわち、よりコス
ト効果の高いアプリケーション)が確立された後にだけ、元々のアプリケーショ
ンへの接続が落とされる。このアプローチは「転送呼」アプローチよりも高価で
あるが、いくつかの情況ではこのアプローチが、より高い信頼性を提供すること
ができる。
結論として、必要な送信接続のために考慮されているすべてのアプリケーショ
ンを表示し、そしてディスプレイ装置7を通してメモリに8内に、必要なら関連
する料金データと共に、蓄積することもまた可能であることが指摘されるべきで
ある。そのようにすれば、移動局のユーザが個人的に最も適切であると考える移
動無線のネットワーク事業者又はサービスプロバイダ
を手動的に選択することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年5月7日(1999.5.7)
【補正内容】
WO-A-96/28947号明細書は、移動端末へのアクセスおよび接続が可能な、いく
つかの移動通信ネットワークを組み合わせた移動通信システムを開示している。
この移動端末は特定のネットワークを所定のパラメータ、例えば料金、質および
容量により選択する。情報はネットワークから移動端末へ絶え間なく伝送される
ため、前記選択を実行することができる。
本発明の態様によると、移動端末と相手先局との間に送信接続を提供する方法
が提供されており、この方法は、a)前記送信接続を提供するために使用可能な
複数の通信規格を設け、b)利用可能な通信規格に従って複数のアプリケーショ
ンを導出し、c)前記送信接続に従って特定のアプリケーションを選択する、ス
テップを有する方法であって、前記方法は個々のアプリケーションに関連した料
金データを蓄積するステップをさらに含み、ステップc)は、前記送信接続に対
するアプリケーションの費用効率に従って前記アプリケーションを選択すること
を含むことを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、少なくとも1つの通信規格に従って通信データを
相手先局に送信するための移動端末が提供され、この移動端末は、前記通信デー
タを送信するための少なくとも1つの送信および受信ユニットと、送信接続に対
するコスト効果の高いアプリケーションを選択するための選択手段とを有する移
動端末であって、該移動端末は、少なくとも2つの異
なるアプリケーションに対応する料金データを蓄積するメモリ手段をさらに含み
、各アプリケーションはそれに対応する通信規格に従って、通信データの送信を
認証することを特徴とする。
請求の範囲
1.移動端末と相手先局との間に送信接続を提供する方法であって、
a)前記送信接続を提供するために使用可能な複数の通信規格を設け、
b)利用可能な通信規格に従って複数のアプリケーションを導出し、
c)前記送信接続に従って特定のアプリケーションを選択する、
ステップを有する方法において、
前記方法は個々のアプリケーションに関連した料金データを蓄積するステップ
をさらに含み、ステップc)は、前記送信接続に対するアプリケーションの費用
効率に従って前記アプリケーションを選択することを含む、
ことを特徴とする方法。
2.前記移動端末が送信接続に対する料金に影響する十分な距離だけ移転した
とき、前記料金データをアップデートするステップd)をさらに含む、請求項1
に記載の方法。
3.ステップd)は、遠隔サイトからワイヤレス受信により料金データを受信
することを含む、請求項2に記載の方法。
4.ステップd)は、周期的に料金データをアップ
デートすることをさらに含む、請求項2または3に記載の方法。
5.ステップc)は前記送信接続の間にアップデートされて、それに対して使
用されているアプリケーションは最もコスト効果が高いことを保証する、請求項
1〜4いずれか1項に記載の方法。
6.相手先コードを入力するステップをさらに有し、かつステップc)は、相
手先コードおよび予想される送信持続時間に従ってアプリケーションを選択する
ことをさらに含む、請求項1〜5いずれか1項に記載の方法。
7.少なくとも1つの通信規格に従って通信データを相手先局に送信するため
の移動端末(1;14)であって、
前記通信データを送信するための少なくとも1つの送信および受信ユニット(
11、12、13)と、
送信接続に対するコスト効果の高いアプリケーションを選択するための選択手
段(4)とを有する移動端末(1;14)において、
該移動端末(1;14)は、少なくとも2つの異なるアプリケーション(17
)に対応する料金データを蓄積するメモリ手段(8;18)をさらに含み、各ア
プリケーション(17)はそれに対応する通信規格に従って、通信データの送信
を認証する、
ことを特徴とする移動端末。
8.少なくとも2つの送信および受信ユニツト(11、12、13)を有し、
各ユニットは特定の通信規格に従った通信データの送信専用である、請求項7に
記載の端末。
9.メモリ手段(8)は、少なくとも2つの異なるサービスプロバイダに対応
した料金データを格納する、請求項7または8に記載の端末。
10.メモリ手段(8)は取り外し可能で、かつ交換可能である、請求項7〜
9いずれか1項に記載の端末。
11.メモリ手段(8)内に蓄積されているアプリケーションに対する、外部
的に提供された料金データを受信し、かつ受信された料金データをメモリ内に蓄
積するための受信機(9)をさらに含む、請求項7〜10いずれか1項に記載の
端末。
12.受信機(9)は、移動無線信号を介して一定の間隔で、外部的に提供さ
れた料金データを調査する、請求項11に記載の端末。
13.選択手段(4)は、対応する相手先コードの入力後、特定の送信接続に
対して最もコスト効果の高いアプリケーションを選択し、前記最もコスト効果の
高いアプリケーションは、対応する相手先コードおよび予想される送信持続時間
に従って選択される、請求項7〜12いずれか1項に記載の端末。
【図1】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ニール ジェイ キング
アメリカ合衆国 カリフォルニア オーク
ランド ヨーク ストリート 811
(72)発明者 マイケル サシン
アメリカ合衆国 カリフォルニア サンノ
ゼ エス.モリソン 49
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの通信規格によって通信データを基地局に送信するための 移動局(1)において、 少なくとも2つの異なるアプリケーション(18)に対応する料金データを蓄 積するメモリ(8)を含み、 各アプリケーションは移動局の助けによってそのアプリケーションに対応する 通信規格に従って、移動局のユーザが通信データを送信することを認証し、 各アプリケーションに関して備えられている料金データに従って、ある送信接 続のために最もコスト効果の高いアプリケーションを選択するための選択装置( 4)と、 選択装置によって選択された最もコスト効果の高いアプリケーションに従って 、通信データを送受信するための少なくとも1つの送信及び受信ユニット(11 、12および13)とを含む、 ことを特徴とする移動局。 2.移動局(1)は、少なくとも2つの異なる通信規格に従って通信データを 送信するために備えられ、ここにおいて、それぞれの通信規格には、専用の送信 及び受信ユニット(11、12および13)がある、請求項1に記載の移動局。 3.メモリ(8)内に蓄積されている料金データは 、少なくとも2つの異なるサービスプロバイダに相当している、請求項2に記載 の移動局。 4.メモリ(8)が取り外し可能で、しかも交換可能である、請求項1,2又 は3に記載の移動局。 5.メモリ(8)内に蓄積されている個々のアプリケーション(18)に関し て外部的に提供されている料金データを受け取り、そして受信された料金データ をメモリ内に蓄えるための受信機(9)をさらに含む、請求項1,2,3又は4 に記載の移動局。 6.受信機(9)が、移動無線の信号を通して一定のの間隔で、メモリ(8) 内に蓄積されている各アプリケーション(18)に関して適用できる費用データ としての料金レートを調査する、請求項5に記載の移動局。 7.ある送信接続に対応する相手先コードが入力された後に、選択装置(4) は、その送信接続のための最もコスト効果の高いアプリケーション(18)を選 択し、選択装置は、予想される前もって決められた送信持続時間に基づいて、メ モリ内に蓄積されているアプリケーションに関する、送信接続に必要な移動無線 及び地上線のネットワーク料金を考慮に入れて、移動局(1)のロケーションと 、相手先コードに対応する相手先ロケーションとの間の、ある送信接続のための 最もコスト効果の高いアプリケーションを選択する、請求項1,2,3,4,5 又は6に記載の移動局。 8.出接続呼のための接続を確立するために、移動電話(1)に利用可能な複 数のアプリケーションの中から選択する方法において、 前記メモリが前記アプリケーション(18)のそれぞれの料金情報を含むよう にして、前記移動電話機においてメモリ(8)内に料金データを蓄積するステッ プと、 前記移動電話機において第1の呼の情報の入力(3)を受け取るステップとを 含み、 前記第1の呼の情報は相手先電話機への第1の出接続呼を表しており、 前記第1の出接続呼の接続を確立するために前記アプリケーションを利用する ことに関連するコストを決定するために、前記メモリの中の前記料金データにア クセスするステップと、 前記第1の出接続呼を実行する上で費用効率に基づいて前記アプリケーション の1つ(4)を選択するステップと、 前記選択されたアプリケーションを通して、前記相手先電話機への前記第1の 出接続呼(11、12および13)を開始するステップとを含んでいる、 ことを特徴とするアプリケーションを選択する方法。 9.前記移動電話機(1)が、呼セッションを行う上で長距離通話料金に影響 する十分な距離だけ移転したとき、前記料金データ(9)をアップデートするス テップをさらに含み、前記アップデートは遠隔サイトからの前記料金データのワ イヤレス受信によって実現される、請求項8に記載の方法。 10.前記料金データのワイヤレス受信による周期的な前記料金データ(9) のアップデートのステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。 11.前記料金データにアクセスして、前記アプリケーション(4)の1つを 選択する前記ステップが、前記アプリケーションのそれぞれのための前記第1の 出接続呼のコストを比較することによって実行され、前記料金データにアクセス して、前記アプリケーションの1つを選択する前記ステップが、前記出接続呼の 間に繰り返されて、時間に関係する料金要素が、以前には選ばれていないアプリ ケーションを前記第1の出接続呼に関して、よりコスト効果の高いアプリケーシ ョンにしているかどうかを決定する、請求項8に記載の方法。
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