JP2002271514A - 最適無線通信路自動選択装置 - Google Patents

最適無線通信路自動選択装置

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JP2002271514A
JP2002271514A JP2001063471A JP2001063471A JP2002271514A JP 2002271514 A JP2002271514 A JP 2002271514A JP 2001063471 A JP2001063471 A JP 2001063471A JP 2001063471 A JP2001063471 A JP 2001063471A JP 2002271514 A JP2002271514 A JP 2002271514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各無線通信路の特性を踏まえてユーザの目的
に応じた無線通信路を選択する。 【解決手段】 通信路選択方略記憶部15に、入力部1
6からユーザによって指定された通信路選択の方略を記
憶しておく。各通信路情報記憶部10〜12には、各無
線通信路17〜19の接続情報,通信履歴,料金体系およ
び使用可能な通信帯域中の何%を使用しているか等の通
信情報を格納しておく。通信路選択制御部13は、通信
路選択方略記憶部15に記憶されている通信路選択の方
略に従って、各通信路情報記憶部10〜12に記憶され
ている通信情報を参照して使用無線通信路を選択し、対
応する通信路用スイッチをオンにする。オンした通信路
用スイッチに接続されている通信路用通信制御部は、対
応した無線通信路によるデータ通信を行う。こうして、
各無線通信路の特性を踏まえてユーザの目的に応じた無
線通信路を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特性の異なる複
数の無線通信路から目的に応じた無線通信路を自動的に
選択できる最適無線通信路自動選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ装置とインター
ネットに代表されるネットワークとを接続して上記ネッ
トワークに対してデータを送受信するために、有線/無
線両通信路を使用する回線交換方式/パケット交換方式
の通信方法が使用されている。上記回線交換方式による
通信は基本的に接続時間に比例した課金体系であり、パ
ケット交換方式による通信は従量課金体系となってい
る。
【0003】上記特徴の異なる両通信方式が使用可能な
携帯情報端末は既に存在しており、両通信方式を効率的
に使用する方法として、無線通信路使用における各通信
路の電界強度を指標として最適通信路を選択する通信路
選択装置(特開平10‐304071号公報)が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信路選択装置においては、通信を行うアプリケー
ションが考慮されていないために、通信データの性質に
従った無線通信路が使用されていないという問題があ
る。また、同時に使用する無線通信路を一経路のみと仮
定しているため、複数の無線通信路を使用することによ
る効果を十分に利用されているとは言えない。
【0005】さらには、複数の無線通信路を使用可能な
コンピュータ装置においては、使用目的,送受信データ
の特性,使用ソフトウェアおよび現在接続中の回線交換
通信路の空き容量等に応じて無線通信路を選択すること
ができないため、以下のような種々の問題が予想され
る。
【0006】すなわち、第1には、無線回線交換や無線
パケット交換のように特性の異なる複数の通信インフラ
ストラクチャを利用可能なコンピュータ装置において
は、任意の時点で何れの無線通信路を使用するか、また
は、複数の無線通信路を使用する場合にはどの組み合せ
を用いるかを決定することは、当該コンピュータ装置の
使用者には困難であると考えられる。そして、最適な無
線通信路の組み合せはコンピュータ使用者の使用目的、
あるいは、送受信を行うデータの特性によっても変化す
ると考えられ、上記困難性は更に増す。
【0007】また、第2には、上記コンピュータ装置の
使用者が使用するソフトウェアが、使用する無線通信路
の特性を利用できない場合には、目的を達成するために
不要な通信時間若しくは通信料が必要となり、ユーザに
対して不利益を与える可能性がある。
【0008】また、第3には、上記コンピュータ装置が
現在接続中の回線交換通信路の空き容量を認識できない
場合には、新たに別の無線通信路を接続することにな
り、目的を達成するために不要な通信時間若しくは通信
料が必要となるため、ユーザに対して不利益を与える可
能性がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、各無線通信路
の特性を踏まえたユーザの目的に応じた最適な無線通信
路の選択を自動的に行うことができる最適無線通信路自
動選択装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、通信路選択方略記憶部に記憶された無
線通信路選択の方略に基づいて,通信情報記憶部に記憶
された各無線通信路の通信情報を参照して,上記通信路
選択の方略に合致した最適な無線通信路,若しくは,複数
の無線通信路を選択し,この選択された無線通信路に対
応した通信制御部を動作させる通信路選択制御部を有す
る最適無線通信路自動選択装置において、通信すべきデ
ータのサイズおよび現在時刻を出力する情報処理部を備
えると共に、上記通信情報記憶部に,上記各無線通信路
が接続中であるか否かを表す接続情報を上記通信情報と
して記憶し、上記通信路選択制御部を,上記データサイ
ズおよび現在時刻の少なくとも一方と上記接続情報を含
む通信情報とに基づいて無線通信路を選択するように成
したことを特徴としている。
【0011】この実施例によれば、上記通信路選択制御
部は、無線通信路選択の方略と、情報処理部からの通信
すべきデータのサイズおよび現在時刻の少なくとも一方
と、上記通信情報記憶部に記憶された接続情報を含む通
信情報とに基づいて、上記データの通信に必要な通信時
間や通信料金を算出することが可能になる。したがっ
て、各無線通信路の実効通信帯域や料金体系を踏まえ
て、より短時間にあるいはより低料金で等のユーザの目
的に応じた最適な無線通信路が選択可能になる。
【0012】また、第1の実施例は、この発明の最適無
線通信路自動選択装置において、上記情報処理部は,上
記無線通信路によってデータ通信を行うソフトウェアを
実行すると共に,上記ソフトウェアに従ってデータの送
受信を行う際の通信路選択規則を上記無線通信路選択の
方略として上記通信路選択方略記憶部に記憶させるよう
になっており、上記通信路選択制御部は,上記情報処理
部の要求に従って,上記通信路選択方略記憶部に記憶さ
れた通信路選択規則に基づいて無線通信路を選択するよ
うになっていることを特徴としている。
【0013】この実施例によれば、情報処理部が現在実
行中のソフトウェアに従ってデータの送受信を行う際の
通信路選択規則に基づいて、上記通信路選択制御部によ
って最適な無線通信路が選択される。こうして、ソフト
ウェアによって指定される無線通信路が選択されて、使
用される無線通信路の特性の有効利用が図られる。した
がって、ソフトウェアによる指定とは異なる無線通信路
の選択によって生ずる通信時間あるいは通信料金の浪費
等のユーザの不利益が避けられる。
【0014】また、第3の実施例は、この発明の最適無
線通信路自動選択装置において、上記複数の無線通信路
は2以上の回線交換無線通信路を含み、上記各回線交換
無線通信路に接続された通信制御部は,上記回線交換無
線通信路が接続中である場合には,当該回線交換無線通
信路の空き容量を監視して空き容量情報を生成して上記
通信情報記憶部に上記通信情報として記憶させるように
なっており、上記通信路選択制御部は,上記空き容量情
報に基づいて,選択する回線交換無線通信路を決定する
ようになっていることを特徴としている。
【0015】この実施例によれば、上記情報処理部が回
線交換無線通信路によってデータ通信を行う2つのソフ
トウェアを実行する際に、例えば一方のソフトウェアが
使用中の第1回線交換無線通信路の使用割合が100%
に近い場合に、他方のソフトウェアに基づいてデータ通
信の必要が発生すると、上記通信路選択制御部によっ
て、上記通信情報記憶部に記憶された容量情報が参照さ
れて、新規通信されるデータの総量から上記第1回線交
換無線通信路を使用した場合の通信時間等が推測され
る。そして、その推測結果に基づいて現在接続中の上記
第1回線交換無線通信路を使用するか、上記第2回線交
換無線通信路を使用するかが自動的に決定される。こう
して、通信路選択方略記憶部に記憶された例えば「回線
交換無線通信路によって最も短時間で通信を完了する」
等の無線通信路選択の方略に則した最適な無線通信路が
選択される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。 <第1実施の形態>図1は、本実施の形態の最適無線通
信路自動選択装置におけるブロック図である。ここで、
本最適無線通信路自動選択装置は、複数の無線通信方式
に適用可能になっている。
【0017】すなわち、図1に示すように、第1無線通
信路用の第1通信路用アンテナ1を有している。そし
て、この第1通信路用アンテナ1は、第1通信路用スイ
ッチ4を介して第1通信路用通信制御部7に接続されて
いる。以下、同様に接続された第2無線通信路用アンテ
ナ2〜第X通信路用アンテナ3、第2通信路用スイッチ
5〜第X通信路用スイッチ6、および、第2通信路用通
信制御部8〜第X通信路用通信制御部9を有している。
【0018】さらに、上記第1通信路用通信制御部7に
接続された第1通信路情報記憶部10、第2通信路用通
信制御部8に接続された第2通信路情報記憶部11,…,
第X通信路用通信制御部9に接続された第X通信路情報
記憶部12を有している。通信路選択制御部13は、常
時、各無線通信路17〜19,各通信路用通信制御部7
〜9,各通信路情報記憶部10〜12及び情報処理部1
4に接続されており、各無線通信路17〜19が使用可
能か否かを判定し、通信すべきデータの特性および通信
路選択方略記憶部15の内容等を参照して、使用する無
線通信路の通信路用スイッチ4〜6をオンする。尚、場
合によっては、複数の通信路用スイッチをオンする。
【0019】そうすると、上記各通信路用通信制御部7
〜9のうちオンとなった通信路用スイッチ4〜6に接続
されている通信路用通信制御部7〜9は、対応する無線
通信路17〜19によるデータ通信を行う。そして、そ
の際に得られた通信情報を各通信路情報記憶部10〜1
2に送出する。ここで、各通信路情報記憶部10〜12
は、各通信路用通信制御部7〜9のうちデータ通信を行
った各通信路用通信制御部7〜9からの通信情報によっ
て、各無線通信路に関する情報を更新する機能を有して
いる。
【0020】入力部16からは、上記情報処理部14を
介して、通信路選択方略記憶部15に記憶させるユーザ
の通信路選択の方略や通信路選択制御部13への選択情
報や情報処理部14に対する指令等を入力する。また、
通信路選択方略記憶部15には、情報処理部14上にお
いて実行されているソフトウェアによって指定された通
信路選択の方略も記憶されている。
【0021】図2は、上記通信路選択制御部13および
各通信路用通信制御部7〜9の制御の下に実行される自
動無線通信路選択処理動作のフローチャートである。以
下、図2に従って、自動無線通信路選択処理動作につい
て詳細に説明する。情報処理部14によって通信路選択
制御部13に対して通信要求が出されると、自動無線通
信路選択処理動作がスタートする。
【0022】先ず、ステップS1で、上記通信路選択制
御部13によって、各通信路用アンテナ1〜3からの信
号に基づいて、第1無線通信路17〜第X無線通信路1
9が使用可能であるか否かが判断される。さらに、第1
通信路情報記憶部10〜第X通信路情報記憶部12に記
憶されている各無線通信路17〜19による通信履歴や
料金体系や使用可能な通信帯城中の何%を使用している
か等の各種通信情報が取得される。ステップS2で、通
信路選択制御部13によって、入力部16からユーザに
よって入力されて或はソフトウェアによって指定されて
通信路選択方略記憶部15に記憶されている通信路選択
の方略が参照される。そして、ステップS3で、通信路
選択制御部13によって、上記ステップS2において参
照された通信路選択の方略に従って、上記ステップS1
において取得された各無線通信路17〜19の通信情報
に基づいて、使用する無線通信路が選択される。そし
て、通信路用スイッチ4〜6のうち上述の選択に対応す
る通信路用スイッチがオンされる。
【0023】この場合、上記ステップS3で参照される
通信情報は、上記ステップS1において得られた総ての
通信情報が参照されるのではなく、ユーザやソフトウェ
アによって指定された通信路選択の方略に応じた通信情
報のみが参照される。例えば、ユーザが指定した方略が
「現在接続中の無線通信路を選択する」である場合には、
第1通信路情報記憶部10〜第X通信路情報記憶部12
に記憶されている通信情報のうち接続中であるか否かを
示す通信情報のみが参照され、その他の通信履歴や料金
体系、あるいは、現在使用中の回線交換無線通信路は使
用可能な通信帯城中の何%を使用しているか等の通信情
報は参照されない。また、上記指定された通信方略が
「パケット交換無線通信路を使用する」である場合には、
通信情報中における各無線通信路の交換方式を示す通信
情報のみが参照されるのである。尚、上述したように、
上記無線通信路17〜19の選択処理は、情報処理部1
4が通信路選択制御部13を駆動することによって行わ
れるのであるが、切り換え選択の単位は規定されず、ま
た、複数の無線通信路の同時選択も可能となっている。
【0024】ステップS4で、上記通信路用通信制御部
7〜9のうち、上記ステップS3においてオンされた通
信路用スイッチに接続された通信路用通信制御部によっ
て、上記選択された無線通信路によるデータ通信が行わ
れる。そうした後、自動無線通信路選択処理動作を終了
する。
【0025】以下、上記通信路選択制御部13によって
行われる無線通信路の選択方法について、具体例を上げ
て説明する。ここで、第1無線通信路17及び第2無線
通信路18は共に回線交換無線通信路であり、第1無線
通信路17を第1回線交換無線通信路とし、第2無線通
信路18を第2回線交換無線通信路とする。情報処理部
14は、アプリケーションAを現在実行中であり、次に
アプリケーションBを実行しようとしている。通信路選
択制御部13は、情報処理部14からの通信要求によっ
て、現在アプリケーションA用に第1回線交換無線通信
路17を選択している。
【0026】そして、上記第1通信路情報記憶部10に
は、 回線状態:通信中 データ通信速度:上り下りとも19.2Kbps アプリケーションAによる占有帯域:上り下りとも95
% を含む通信情報が記憶されている。また、第2通信路情
報記憶部11には、 回線状態:非通信中 データ通信速度:上り下りとも54Kbps 回線接続に必要な時間:15秒 を含む通信情報が記憶されている。さらに、通信路選択
方略記憶部15には、情報処理部14によって、アプリ
ケーションB用の通信路選択の方略「回線交換無線通信
路によって最も短時間で通信を完了する」が記憶されて
いるものとする。
【0027】この状態で、上記情報処理部14は、アプ
リケーションAに並行してアプリケーションBの実行を
開始し、やがてアプリケーションBに従ってデータサイ
ズが10キロバイトのデータ通信を行う必要が生じたた
めに通信路選択制御部13に対して通信要求を出したと
する。そうすると、通信路選択制御部13は、各通信路
情報記憶部10〜12から通信情報を取得し、通信路選
択方略記憶部15に記憶されているアプリケーションB
に関する通信路選択の方略「回線交換無線通信路によっ
て最も短時間で通信を完了する」を読み出す。そして、
以下のようにして、第1回線交換無線通信路17と第2
回線交換無線通信路18とによる通信時間を算出する。
【0028】すなわち、上記第1回線交換無線通信路1
7を使用する場合には、既に95%をアプリケーション
Aが使用しているために、使用可能な帯域は 19.2×0.05=0.96(Kbps) である。したがって、10キロバイトのデータの通信時
間は 10,000÷0.96×1,000=10.42(秒) となる。また、第2回線交換無線通信路18を使用する
場合には、回線接続に必要な時間が15秒必要であるた
めに、10キロバイトのデータの通信時間は 15+10,000÷54,000=15.19(秒) となる。したがって、この場合、通信路選択制御部13
は、通信時間の短い第1回線交換無線通信路17を使用
無線通信路として選択するのである。
【0029】次に、同じ条件で、データサイズが102
4キロバイトのデータ通信を行う場合を考えてみる。こ
の場合には、上述と同様にして、第1回線交換無線通信
路17を使用する場合の通信時間は1064秒となる。
これに対して、第2回線交換無線通信路18を使用する
場合の通信時間は33.96秒となる。したがって、こ
の場合、通信路選択制御部13は、通信時間が圧倒的に
短い第2回線交換無線通信路18を使用無線通信路とし
て選択するのである。
【0030】上述したように、本実施の形態において
は、上記通信路選択方略記憶部15には、入力部16か
ら指定された通信路選択の方略、および、情報処理部1
4上において実行されているソフトウェアによって指定
された通信路選択の方略を記憶しておく。さらに、各通
信路情報記憶部10〜12には、各無線通信路17〜1
9の接続情報,通信履歴,料金体系および使用可能な通信
帯域中の何%を使用しているか等の通信情報を格納して
おく。
【0031】そして、上記通信路選択制御部13は、上
記通信路選択方略記憶部15に記憶されている通信路選
択の方略に従って、各通信路情報記憶部10〜12に記
憶されている通信情報を参照して使用無線通信路を選択
し、通信路用スイッチ4〜6のうち対応する通信路用ス
イッチをオンにする。こうして、各通信路用通信制御部
7〜9のうちオンした通信路用スイッチに接続されてい
る通信路用通信制御部によって、対応した無線通信路に
よるデータ通信を行うようにしている。
【0032】したがって、ユーザが指定した通信路選択
の方略や情報処理部14が実行しているソフトウェアに
よって指定された通信路選択の方略に従って、無線通信
インフラストラクチャの特性に応じた最適な無線通信路
を自動的に選択することが可能になる。
【0033】<第2実施の形態>次に、上記実施の形態
における最適無線通信路自動選択装置を、より具体的な
例をあげて説明する。図3は、本実施の形態における最
適無線通信路自動選択装置のブロック図である。尚、こ
の無線通信路自動選択装置は、パケット交換と回線交換
との2つの無線通信方式に適用可能となっている。
【0034】すなわち、上記通信路用アンテナとしてパ
ケット交換用アンテナ21と回線交換用アンテナ22と
を有し、パケット交換用アンテナ21はパケット交換用
スイッチ23を介してパケット交換用通信制御部25に
接続されている。さらに、上記パケット交換用通信制御
部25は、パケット交換情報記憶部27に接続されてい
る。同様に、回線交換用アンテナ22は、回線交換用ス
イッチ24を介して回線交換用通信制御部26に接続さ
れている。さらに、回線交換用通信制御部26は、回線
交換情報記憶部28に接続されている。
【0035】通信路選択制御部29は、通信路選択方略
記憶部31に記憶されているユーザの通信路選択の方略
あるいは情報処理部30によって実行されているソフト
ウェアからの情報および通信情報と、パケット交換情報
記憶部27および回線交換情報記憶部28に記憶されて
いる通信情報とを参照して、使用する無線通信路を選択
する。そして、その選択結果に従って、パケット交換用
スイッチ23あるいは回線交換用スイッチ24をオンに
する。そうすると、パケット交換用通信制御部25ある
いは回線交換用通信制御部26のうちオンされた通信路
用スイッチに接続されている通信制御部は、対応する無
線通信路によってデータ通信を行う。通信完了後は、使
用されたパケット交換用通信制御部25あるいは回線交
換用通信制御部26によってパケット交換情報記憶部2
7あるいは回線交換情報記憶部28の記憶情報が更新さ
れると共に、情報処理部30に同様の情報が送出され
る。
【0036】上記情報処理部30は、上記パケット交換
用通信制御部25あるいは回線交換用通信制御部26の
うちデータ通信を行った通信制御部からの通信結果や入
力部32からのユーザの指定に基づいて、通信路選択方
略記憶部31に対する通信情報や通信方略の記憶・更新
を行う。また、入力部32からは、通信路選択方略記憶
部31に記憶させるユーザの通信方略や情報処理部30
に対する指令等が入力される。
【0037】本実施の形態において適用可能な無線通信
方式である回線交換では、回線が接続されると、回線が
切断されるまでは時間単位で課金される。これに対し
て、パケット交換では、データをパケットと呼ばれる一
定の長さ以下のブロックに区切り、このバケット毎に宛
て先情報を付加して通信インフラストラクチャの交換機
に蓄積して相手の回線が空いた場合に相手に転送する。
このようにパケット交換では、実際にデータ交換を行っ
ている場合のみ回線を使用するので、使用目的によって
は上記回線交換と比較して通信料は非常に少なくて済む
場合がある。ところが、上記パケット交換は、比較的大
きなサイズのデータを送受信する場合には多くのパケッ
ト送受信が必要となり、十分高速な回線交換通信路を高
占有率で使用した場合に比較して通信料が掛るという欠
点を有する。
【0038】そこで、本実施の形態においては、上記パ
ケット交換情報記憶部27および回線交換情報記憶部2
8に、通信情報の一つとして該当する無線通信路の料金
体系表を記憶する。パケット交換情報記憶部27に記憶
される料金体系表の例を図4に示す。また、回線交換情
報記憶部28に記憶される料金体系表の例を図5に示
す。さらに、回線交換無線通信路34を使用して通信し
た場合、通信路として確保された通信帯域の総てを使用
できるわけではなく、通常半分以下しか使用できない。
そのため、本実施の形態においては、特定の時間帯を単
位としてその通信路を使用した場合の実効通信帯域を記
憶しておく。回線交換情報記憶部28に記憶されている
時間別の実効通信帯域を図5に示す。本実効通信帯域の
情報を使用することによって通信路選択制御部29は、
より正確な通信時間および通信料金を算出可能になるの
である。また、通信要求を情報処理部30が出す際に
は、通信を行うデータのサイズおよび現在時刻等の情報
を同時に通信路選択制御部29に対して送出する。
【0039】図6は、上記通信路選択制御部29,パケ
ット交換用通信制御部25および回線交換用通信制御部
26の制御の下に実行される自動無線通信路選択処理動
作のフローチャートである。以下、図6に従って、本実
施の形態における自動無線通信路選択処理動作について
説明する。情報処理部30によって通信路選択制御部2
9に対してデータサイズ及び現在時刻等の情報と共に通
信要求が出されると、自動無線通信路選択処理動作がス
タートする。
【0040】先ず、ステップS11で、上記通信路選択制
御部29によって、パケット交換用アンテナ21および
回線交換用アンテナ22からの信号に基づいて、各無線
通信路33,34が使用可能であるかどうかが判定され
る。ステップS12で、通信路選択制御部29によって、
通信路選択方略記憶部31に記憶されている通信路選択
の方略(例えば、最も短時間で通信を完了させる)が取得
される。ステップS13で、通信路選択制御部29によっ
て、パケット交換情報記憶部27および回線交換情報記
憶部28に記憶されている各通信情報が取得される。そ
して、取得された各通信情報に基づいて、各無線通信路
の料金体系と実効通信帯域情報とその無線通信路が使用
中か否かが調査される。
【0041】次に、ステップS14で、上記通信路選択制
御部29によって、パケット交換無線通信路33および
回線交換無線通信路34毎に、上記取得された選択方略
「最も短時間で通信を完了させる」に従って、通信が完了
するまでの通信時間が求められる。ここで、通信時間を
算出する場合には、各無線通信路が既に接続済みか否か
をパケット交換情報記憶部27または回線交換情報記憶
部28を参照することにより判定し、接続済みでない場
合には、通信路接続確立までに必要な時間をオフセット
として追加する。尚、パケット交換情報記憶部27およ
び回線交換情報記憶部28に記憶されている通信路接続
確立までに必要な時間の一例を図7に示す。ステップS
15で、通信路選択制御部29によって、上記ステップS
12において取得されたユーザ指定の通信路選択方略と、
上記ステップS14において算出された通信時間とに基づ
いて、使用する無線通信路が選択される。そして、パケ
ット交換用スイッチ23および回線交換用スイッチ24
のうち上述の選択に対応する通信路用スイッチがオンさ
れる。ステップS16で、パケット交換用通信制御部25
および回線交換用通信制御部26のうち、上記ステップ
S15においてオンされた通信路用スイッチに接続された
通信制御部によって、上記選択された無線通信路による
データ通信が行われる。そうした後、自動無線通信路選
択処理動作を終了する。
【0042】尚、上記自動無線通信路選択処理動作にお
いては、上記通信路選択の方略「最も短時間で通信を完
了させる」に基づいて通信時間を算出する場合を例に説
明したが、これに限らず、種々の通信路選択の方略に応
じて無線通信路の選択に必要な算出を行えばよい。
【0043】以下、上記通信路選択制御部29によって
行われる無線通信路の選択方法について、具体例を上げ
て説明する。先ず、通信路選択方略記憶部31に記憶さ
れている通信路選択の方略が「最も短時間でデータ通信
を完了させる」であって、接続条件が、夜間(20時)で
あり、回線交換無線通信路34が非接続で且つパケット
交換無線通信路33が接続中であり、通信先との距離が
150kmであり、総通信データサイズが50キロバイト
であり、接続中であるパケット交換無線通信路33の平
均使用通信帯域が実効通信帯域の50%であり、回線交
換無線通信路34の平均使用通信帯域が実効通信帯域の
70%である場合について説明する。
【0044】この場合には、上記通信路選択制御部29
は、図4,図5および図7のデータを用いて通信に必要
な時間を算出する。ここで、通信時間の算出は次式 通信時間=通信路接続確立時間+(総データ量)/(実効通
信帯域×(1−平均使用通信帯域)) に従って行う。
【0045】したがって、上記回線交換無線通信路34
を用いる場合の通信時間は、図7より接続確立に必要な
通信路接続確立時間は15秒であるから、 通信時間=15+50,000/(24,000×(1−0.7)) =21.94(秒) となる。また、パケット交換無線通信路33を用いる場
合の通信時間は、既に接続状態であるから、 通信時間=0+50,000/(28,000×(1−0.5)) =3.57(秒) となる。そして、この算出結果に従って、通信路選択制
御部29は、通信時間が短いパケット交換無線通信路3
3を使用無線通信路として選択するのである。
【0046】次に、同接続条件下において、上記通信路
選択方略記憶部31に記憶されている通信路選択の方略
が「最も小さい通信料金でデータ通信を完了させる」であ
る場合には、次のように使用無線通信路を選択する。す
なわち、通信路選択制御部29は、上述と同様に、図
4,図5および図7のデータを用いて通信に必要な料金
を算出する。ここで、通信料金の算出は次式 ・回線交換無線通信路34を用いる場合: 通信料金=実通信時間×単位時間当りの通信料金 ・パケット交換無線通信路33を用いる場合: 通信料金=通信データサイズ×単位データ当りの通信料
金 に従って行う。
【0047】したがって、上記回線交換無線通信路34
を用いる場合の通信料金は、上記実通信時間が、上述の
例において算出した通信時間21.94秒から通信路接
続確立時間の15秒を差し引いて6.94秒であるか
ら、 通信料金=6.94(秒)×0.21(円/秒) =1.457(円) となる。また、パケット交換無線通信路33を用いる場
合の通信料金は、 通信料金=50,000(バイト)×(0.21(円)/128(バイト)) =82.0(円) となる。そして、この算出結果に従って、通信路選択制
御部29は、通信料金の安い回線交換無線通信路34を
使用無線通信路として選択するのである。
【0048】上述したように、本実施の形態において
は、上記通信路選択方略記憶部31には、入力部32か
ら指定された通信路選択の方略を記憶しておく。また、
パケット交換情報記憶部27および回線交換情報記憶部
28には、パケット交換および回線交換による通信料金
体系,実効通信帯域,通信接続確立に必要な時間および現
在通信接続中か否かを示す接続情報等を通信情報として
記憶しておく。また、情報処理部30は、送受信すべき
データのサイズを示す情報を保持している。
【0049】そして、上記通信路選択制御部29は、情
報処理部30からの通信要求とデータサイズおよび現在
時刻とに従って、通信路選択方略記憶部31に記憶され
ている通信路選択の方略に従って、各情報記憶部27,
28に格納された通信情報を用いて各無線通信路を使用
した場合の通信時間や通信料金を算出し、この算出結果
に基づいて使用する無線通信路を選択するのである。
【0050】したがって、上記入力部32からユーザに
よって指定されて記憶された通信路選択の方略に従っ
て、ユーザの目的に応じた最適な無線通信路あるいはそ
の組み合せを自動的に選択することができるのである。
【0051】また、上記通信路選択制御部29は、上記
情報処理部30からの通信要求に従って、情報処理部3
0によって実行されているソフトウェアからの情報に基
づいて、上記通信情報を用いて使用無線通信路を選択す
ることもできる。例えば、ウエブ(Web)ブラウザ・アプ
リケーションによってHTTP(ハイパーテキスト・トラ
ンスファ・プロトコル)サーバからデータを取得中に、メ
ールアプリケーションによって定期的にメールサーバに
対してメール着信の有無を確認することができるのであ
る。
【0052】その場合には、上記HTTPサーバからの
データ取得は、ある時間連続して実行されるというデー
タの送受信傾向を有する。一方、上記メール着信の有無
確認は、所定の時間間隔で繰り返し実行されるというデ
ータの送受信傾向を有する。そこで、情報処理部30
は、上記データの送受信傾向に基づいて、上記Webブラ
ウザ・アプリケーション用の無線通信路選択の方略とし
て「HTTPサーバからのデータ取得は回線交換無線通
信路によって行う」という通信路選択規則を通信路選択
方略記憶部31に記憶させる。さらに、上記メールアプ
リケーション用の無線通信路選択の方略として「メール
着信の確認はパケット交換無線通信路によって行う」と
いう通信路選択規則を通信路選択方略記憶部31に記憶
させるのである。
【0053】そして、上記通信路選択制御部29は、上
記通信路選択方略記憶部31に記憶された通信路選択規
則に従って、上記HTTPサーバからのデータ取得に関
しては回線交換無線通信路34を選択し、上記メール着
信の有無確認に関してはパケット交換無線通信路33を
選択するのである。
【0054】こうすることによって、各アプリケーショ
ンが他のアプリケーションの通信動作を阻害することが
防止されるのである。更には、使用しているソフトウェ
アが指定する無線通信路を的確に使用することができ、
当該無線通信路の特性を利用することができるのであ
る。
【0055】また、上記パケット交換情報記憶部27及
び回線交換情報記憶部28は、通信情報として現在接続
中の無線通信路においては平均使用通信帯域が実効通信
帯域の何%であるかの空き情報を記憶しておく。そし
て、通信路選択制御部29は、この空き情報を用いて使
用する無線通信路を選択するようにしている。したがっ
て、上記空き情報を用いて無線通信路を的確に選択する
ことができ、目的とする無線通信路に空きがあるのに他
の無線通信路を選択することによる不要な通信時間若し
くは通信料を浪費することが無くなる。
【0056】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の最
適無線通信路自動選択装置は、通信路選択制御部によっ
て、無線通信路選択の方略と、情報処理部からの通信す
べきデータのサイズおよび現在時刻の少なくとも一方
と、通信情報記憶部に記憶された接続情報を含む通信情
報とに基づいて、無線通信路を選択するので、例えばデ
ータの通信に必要な通信時間や通信料金を算出し、各無
線通信路の実効通信帯域や料金体系を踏まえて、より短
時間にあるいはより低料金で等のユーザの目的に応じて
最適な無線通信路を選択することが可能になる。
【0057】また、第1の実施例の最適無線通信路自動
選択装置は、上記情報処理部によって、ソフトウェアに
従ってデータの送受信を行う際の通信路選択規則を上記
通信路選択方略記憶部に記憶させ、上記通信路選択制御
部によって、上記情報処理部の要求に従って、上記通信
路選択規則に基づいて無線通信路を選択するので、ソフ
トウェアによって指定された無線通信路を選択すること
によって、使用される無線通信路の特性の有効利用を図
ることができる。したがって、ソフトウェアによる指定
とは異なる無線通信路の選択によって生ずる通信時間あ
るいは通信料金の浪費等のユーザの不利益を避けること
ができる。
【0058】また、第2の実施例の最適無線通信路自動
選択装置は、複数の回線交換無線通信路に接続された通
信制御部によって、接続中である回線交換無線通信路の
空き容量情報を生成して上記通信情報記憶部に記憶さ
せ、上記通信路選択制御部によって、上記空き容量情報
に基づいて回線交換無線通信路を選択するので、回線交
換無線通信路によってデータ通信を行う2つのソフトウ
ェアを上記情報処理部が実行する際に、一方のソフトウ
ェアが第1回線交換無線通信路を使用中に、他方のソフ
トウェアによるデータ通信の必要が発生すると、上記通
信路選択制御部によって、上記容量情報と新規通信デー
タの総量とから上記第1回線交換無線通信路を使用した
場合の通信時間等を推測し、その推測結果に基づいて何
れかの回線交換無線通信路を選択するかを自動的に決定
することができる。したがって、通信路選択方略記憶部
に記憶された例えば「回線交換無線通信路によって最も
短時間で通信を完了する」等の無線通信路選択の方略に
則した最適な無線通信路を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の最適無線通信路自動選択装置にお
けるブロック図である。
【図2】 図1に示す最適無線通信路自動選択装置によ
る自動無線通信路選択処理動作のフローチャートであ
る。
【図3】 図1とは異なる最適無線通信路自動選択装置
におけるブロック図である。
【図4】 図3におけるパケット交換情報記憶部に記憶
される料金体系表を示す図である。
【図5】 図3における回線交換情報記憶部に記憶され
る料金体系表を示す図である。
【図6】 図3に示す最適無線通信路自動選択装置によ
る自動無線通信路選択処理動作のフローチャートであ
る。
【図7】 図3におけるパケット交換情報記憶部および
回線交換情報記憶部に記憶されている通信路接続確立ま
でに必要な時間を示す図である。
【符号の説明】
1〜3…通信路用アンテナ、 4〜6…通信路用スイッチ、 7〜9…通信路用通信制御部、 10〜12…通信路情報記憶部、 13,29…通信路選択制御部、 14,30…情報処理部、 15,31…通信路選択方略記憶部、 16,32…入力部、 17〜19…無線通信路、 21…パケット交換用アンテナ、 22…回線交換用アンテナ、 23…パケット交換用スイッチ、 24…回線交換用スイッチ、 25…パケット交換用通信制御部、 26…回線交換用通信制御部、 27…パケット交換情報記憶部、 28…回線交換情報記憶部、 33…パケット交換無線通信路、 34…回線交換無線通信路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路選択方略記憶部に記憶された無線
    通信路選択の方略に基づいて、通信情報記憶部に記憶さ
    れた各無線通信路の通信情報を参照して、上記通信路選
    択の方略に合致した最適な無線通信路、若しくは、複数
    の無線通信路を選択し、この選択された無線通信路に対
    応した通信制御部を動作させる通信路選択制御部を有す
    る最適無線通信路自動選択装置において、 通信すべきデータのサイズおよび現在時刻を出力する情
    報処理部を備えると共に、 上記通信情報記憶部に、上記各無線通信路が接続中であ
    るか否かを表す接続情報を上記通信情報として記憶し、 上記通信路選択制御部を、上記データサイズおよび現在
    時刻の少なくとも一方と上記接続情報を含む通信情報と
    に基づいて無線通信路を選択するように成したことを特
    徴とする最適無線通信路自動選択装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の最適無線通信路自動選
    択装置において、 上記情報処理部は、上記無線通信路によってデータ通信
    を行うソフトウェアを実行すると共に、上記ソフトウェ
    アに従ってデータの送受信を行う際の通信路選択規則を
    上記無線通信路選択の方略として上記通信路選択方略記
    憶部に記憶させるようになっており、 上記通信路選択制御部は、上記情報処理部の要求に従っ
    て、上記通信路選択方略記憶部に記憶された通信路選択
    規則に基づいて無線通信路を選択するようになっている
    ことを特徴とする最適無線通信路自動選択装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の最適
    無線通信路自動選択装置において、 上記複数の無線通信路は2以上の回線交換無線通信路を
    含み、 上記各回線交換無線通信路に接続された通信制御部は、
    上記回線交換無線通信路が接続中である場合には、当該
    回線交換無線通信路の空き容量を監視して空き容量情報
    を生成して、上記通信情報記憶部に上記通信情報として
    記憶させるようになっており、 上記通信路選択制御部は、上記空き容量情報に基づい
    て、選択する回線交換無線通信路を決定するようになっ
    ていることを特徴とする最適無線通信路自動選択装置。
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