JP2002507279A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Abstract

(57)【要約】 圧力センサおよび関連する圧力検出プロセスは光束空洞またはその他の積分球内の複式散乱光線、またはその他の波動伝搬エネルギを検出することに依っている。空洞内部は空洞の内表面の光散乱表面、または空洞に充填された、光散乱特性を有する材料からなっており、いずれの場合も、わずかな発生源の周囲領域の散乱光の光度を上昇させる。空洞内のエネルギ発生源および検出器は、検出器が空洞の変形による光度の上昇を測定できるように、互いに充分に近接して配置されている。空洞の容積の変化はサンプリングされた光度の変化によって検出される。光ファイバ技術を利用して、高密度のセンサを有する感圧マットが組立てられる。この装置はまた、散乱エネルギ源として音波を利用するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 圧力センサ 発明の分野 この発明は圧力センサに関する。この発明は特に、散乱光線、またはその他の 波動伝搬現象の輝度が空洞の容積、または散乱波を含む容積に応じて変化するこ とで、これを印加された圧力の尺度として利用できる散乱装置に関する。 用途は、圧力状態の存在を、または圧力の変化を検出したいあらゆる分野に拡 がっている。これには特に、センサ・マットおよびロボットのグリッパ用の接触 検出アレイが含まれる。 発明の背景 圧力の状態を検出するために光線を利用することは公知である。圧力の状態を 検出するために、特に光ファイバ・ケーブルおよび光ファイバが利用されてきた 。 米国特許明細書第4、845、357号(ブレナン)では、ファイバの撓みに よって光ファイバ内に生ずる後方散乱光線が検出される。反射モードで動作する ファイバが構造内に埋設される。検出された信号は構造体のどこかに実装された 圧電素子を起動させるために利用される。同様の脈絡で米国特許明細書第4,7 14,829号(ハートッグ他)も参照されたい。 米国特許明細書第4,701,614号(レーガー)では、光ファイバは、フ ァイバ壁の変形がファイバ内の光線の透過に及ぼす変調作用によって、光ファイ バの側面に横から加えられた圧力を検出する役割を果たす。更に米国特許明細書 第4,915,473号(ヘーゼ)をも参照されたい。 米国特許明細書第4,634,858号(ゲルト)では、光線が透過する媒体 の屈折率の変化によって光ファイバ・カップリングが応力を検出する。 米国特許明細書第5,425,273号(シェベリエ)は、圧力が加わると離 隔距離が変化して光ファイバ内に再反射する光学系の焦点距離が修正さ れる、光ファイバのセグメントの形式の介在物を含む、変形可能で、弾力的な光 透過性の材料で光ファイバが成端している圧力センサを開示している。 中空のガラス球の変形を光学的に検出することに基づく高圧センサはM.G. Xu、J.P,ダーキン共著の論文「高い静水圧を監視するための新規の中空の 微小ガラス球センサ」(2/SPIE、1795巻、光ファイバおよびレーザー ・センサX、1992年刊)に記載されている。光ファイバから供給されたレー ザー光線をガラス球の内表面に反射することによって、圧力が加わった球の変形 が検出された。撓みを検出するため、干渉作用のファブレー−ペロット干渉計の 態様で反射信号が分析された。この文献では散乱光線を利用することは記載され ていない。 反射光線、または後方散乱光線に作用を及ぼす外的現象または影響を測定する ために反射光線を利用したセンサには下記が含まれる。 (1)米国特許明細書第4,599,908号(シェリダン)−反射光ビーム の進路内に位置する圧縮−遮断穴の狭窄によって圧力が検出される。 (2)米国特許明細書第4,155,065号(スティムラー)−液体内の光 散乱粒子の縣濁液を透過する音波を検出するためにドップラーレーザー粒子運動 検出器が使用される。 (3)米国特許明細書第4,691,709号(コリーン)−カテーテルの末 端の血圧が、反射モードで動作する光ファイバの光導体の端部の前に配置した可 撓ミラーに加わる作用を変調することによって検出される。 (4)米国特許明細書第3,580,082号(ストラック)−光線を1つ置 きの光検出ファイバに向ける偏向薄膜から反射した光線の強さの変化を検出する ことによって圧力を検出する。 (5)米国特許明細書第4,986,671号(サン)−光ファイバの能動端 部に取付けられた変形可能な弾性材料に加わる圧力を測定するため、反射モード で動作する照射/受光用光ファイバを利用する。弾性材料の表面に形成された反 射層が光ファイバの方に変位すると、ファイバが動作している2つのモード間の 光学的結合のレベルに影響を及ぼす。この変化がファイバの端部に加えられる力 または圧力の尺度になる。 (6)米国特許明細書第4,870,271号(フィリップス)−接触センサ が撓む、片持ばねから再反射した光線を受けることで動作する。ばねは光ファイ バからばねが撓む方向に発光された光線によって照射され、それが照射ファイバ の近傍に位置する一対の光ファイバによって検出される。 フィリップス氏、サン氏およびその他の特許は、圧力に誘発される弾性部材の 光センサの方向への撓みが、照射された表面の輝度の変化によって検出される圧 力検出システムを記載している。これらの参考文献の照射された表面を監視する センサは偏向面、および加えられる圧力の発生源の方向を向いている。そのため に複合形の検出システムの機械的構造に限界がある。特に、フィリップス氏およ びサン氏の特許は、光センサの監視方向に対して斜めに、または横向きに加えら れる圧力を検出するための手段を備えてはいない。 更に、上記の参考文献のどれも、“積分空洞”または“積分光束空洞”に類す る容積内にある、例えば光線のような複式散乱波エネルギの積分光度がこのよう な空洞の容積の変化によって変化することを利用しているものはない(“複式” はここでは副詞として用いている)。 本明細書で用いられる積分空洞、または容積はある側面では“積分球”と同類 である。積分球は1997年版のフォトニックス辞典(マサチューセッツ州ピッ ツフィールドのローリン出版社刊、D−27ページ)に下記のように定義されて いる。 “白い拡散材料で内部が被覆され、入射ビーム、試料、および検出器用の開口 部を有する、対象の拡散反射率、または透過率を測定するために使用される、中 空の球” このような容積内の光線は、それが局部的にほぼ等方向性の性質になる範囲ま で、すなわち、光の強さが全方向で測定された時にある一点でほぼ同一になるま で繰り返し散乱される。このような球は発光源から発光された全光量を測定する ために使用される。 容積を圧縮可能であり且つ散乱光線または散乱波エネルギを含んでいる、圧縮 可能な光散乱媒体または容積に加わる圧力の作用は、刊行されているどの装置で も未だ利用されていない。散乱した光線または波動エネルギの検出 によって、加えられる圧力を適正なコストで、局部的にも、特定の表面積全体で も測定できる圧力検出装置およびシステムを創出するチャンスがある。この発明 はこのような目的を達成するものである。 従来型の設計には、センサの方向に軸方向に変位する圧力反応面を監視する必 要性によって限定される傾向がある。このことによって前記構造の用途は制限さ れるが、これはそれらが横向きに加えられた圧力に対する感度がないか、または 比較的低いためである。横向きに加えられた圧力に反応するセンサ装置を提供す ることによって、比較的低コストで実質面積があり、厚さが最小限の感圧性表面 を備えたアレイを構成することが可能になる。従って、それがこの発明の更なる 目的である。 先ずこの発明の基本的形式を説明してから、以下の図面を参照して特定の実施 例を詳細に説明する。これらの実施例はこの発明の原理と実施態様を説明するこ とを意図したものである。次にこの発明の最も広範囲の、より具体的な形式をさ らに説明し、かつ本明細書を終結する個々の請求の範囲で定義する。 発明の大要 基本的にはこの発明は、 (1)外部境界を有する波動エネルギ透過性材料の圧縮可能な担持媒体と、 (2)前記担持媒体と結合された波動エネルギ源と、 (3)散乱波エネルギを含む発生源周囲領域に散乱したエネルギ容積を生成す るための、前記担持媒体内に分散された波動エネルギ散乱中心と、 (4)散乱したエネルギ容積内の散乱波エネルギの積分光度に反応する波動エ ネルギ・レシーバと、 (5)波動エネルギ・レシーバに連結され、そこから圧力表示器に信号を伝送 する信号結合手段と、 を備えてなり、 外部境界が変位すると、散乱エネルギ容積の寸法容積が外部からの圧力の変化 に反応して、容積内部の散乱波エネルギの強さを変化させることで、圧 力表示器が加えられた圧力の測定値を示すことができる、圧力センサに向けられ ている。好適なバリエーションでは、波動エネルギは光線であり、担持媒体は拡 散透光性であり、光線を拡散的に散乱させ、波動エネルギ源は光源であり、波動 エネルギ・レシーバは光センサである。好適には更に、センサは光源から直接発 光される光線を遮断しない。 光線は二重の性質を有しており、波動と粒子の動作の双方で説明できることは 認識されている。この発明は双方のエネルギ伝搬形式に適用される。しかし、簡 略にするため、ここでは光線の波形伝搬についてだけ説明する。 更に指摘しておくと、好適な実施例は波動源として光線を利用しているが、こ の発明は適宜に修正すれば音を含む他の波動エネルギ源でも動作する。 更なるバリエーションとして、この発明は、 (1)照射源と、 (2)照射源からの光線がその内部で拡散し、複式散乱によって積分される積 分空洞を形成する、圧縮可能な、または変形可能な光散乱媒体、もしくは中空の 、圧縮可能な構造体と、 (3)積分空洞内の複式散乱に起因する、拡散する積分光線をサンプリングし て、散乱する積分光線の強さを示す信号を送るために監視方向に向けられた光検 出手段と、 (4)光検出手段に連結され、信号を圧力表示器に伝送するための信号結合手 段と、 を備えてなり、 積分空洞の容積の変化は外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、 拡散する積分光線の強さを変化させることによって、圧力表示器が加えられた圧 力の測定値を示すことができる信号が生成される圧力センサを含んでいる。この ような積分空洞の容積は有利に、監視方向に対して横向きに加えられる外部から の圧力に反応することで、ひいては横向きに加えられた圧力の測定が可能になる 。 この発明は、積分光束空洞を形成する圧縮可能な、光散乱構造の表面に存在す る、または表面に含まれる拡散する、複式散乱照射光線の強さ−輝度を 検出するという原理に基づいている。このようにして検出された光の強さは加え られた圧力を測定する手段として利用される。 本明細書の積分光束空洞は、空洞内の照射光線が複式散乱反射、または屈折す ることによって、空洞全体の光線の分布が効率よく不規則化されて平滑になるよ うな特徴を有する、材料内の、または構造体によって境界が形成された領域、ま たは容積として定義される。このような空洞内では、照射光線の出射方向に関す る情報は結局は境界で消失する。 このような空洞の1つのバリエーションの例は、光源の特定の形状に関わりな く、光源の絶対測光輝度を測定するために一般的に使用される種類の光学積分球 であろう。このような積分球内では、壁および全ての内部構造には白い拡散反射 面が被覆され、光源からの光線がそこに到達するのに必ず1回以上反射されるよ うに積分光束計が配置される。 しかし、ここで使用される積分光束空洞は、空気または気体を充填した容積で もよく、または光散乱中心を備える開放セル、または閉鎖セルの発泡マトリクス のような拡散透光性の固体が占める容積でもよい。 このような空洞の特性は、電力出力が一定の光源の場合、空洞内の光の強さが 空洞の容積と、光源の寸法と、壁がある場合には壁の反射率との関数であること にある。この発明は好適には、光源と比較して相対的に大きく、壁がある場合に は壁の反射率は良好であるが、完全ではないような空洞に関するものである。( 完全な反射率である場合は、散乱光線の強さは空洞の容積の変化によって変化し なくなる。)例えば、壁の面積は光源の面積の10倍から1000倍であり、壁 の反射率は50から99.9%でよいだろう。このような空洞が他の変化を伴わ ずに膨張または収縮すれば、空洞内の散乱光線の内部光度は空洞の容積と反比例 して変化しよう。 このような空洞は球である必要はない。極端な形状のものは最適に反応しない が、任意のどのような形状でも同様の特性を有している。 このような空洞は光源および積分光束計の正確な位置と向きには感応しないこ とも特性の1つである。同様に、光源から発する照射光線の照射野および積分光 束計の視野は、好適には積分光束計の視野を光源に直接向けないこ とを除けば限定されない。 実際的な目的のために、積分光束空洞は光源と積分光束計とを白いラテックス 気球内部に配置することによって製造できよう。このような構造体は外部の大気 圧の変化と共に膨張、または収縮し、外圧が上昇すると増大する信号を積分光束 計は発するであろう。 積分球と同義である光束空洞は光源と積分光束計とを光散乱媒体内に埋設する ことによっても製造できる。媒体は拡散された散乱中心を含む透明材料または液 体でよい。拡散の中心は反射性でも屈折性でもよく、レイリー、MIEまたは形 状範囲で散乱するものでよい。散乱中心は媒体内の平均自由光路と比較して小さ くなければならない。 更に、構造体が圧縮可能な光散乱媒体を封入する変形可能な外皮からなってい れば、構造全体が圧縮されない場合でもこの発明が作動することが分かる。その 理由は、光源と検出手段とを囲む領域内の媒体は、局部的な圧力を加えると圧縮 するからである。このような結果は、例えば構造体が可撓性の不透気性外皮によ って囲まれた圧縮可能な散乱媒体からなっていることで、構造体の1領域が圧縮 すると外皮が変形し、媒体が局部的に圧縮されるが、構造体のいずれかの箇所で 対応する膨張が生ずるので構造全体は圧縮しないことで達成できる。 本明細書で定義する散乱は反射性でも屈折性でもよい。不可欠な特性は光線の 向きが変わることである。散乱中心が関連する空洞の容積は変化するので、この ような効果を達成する散乱中心の上記の能力は堅持されなければならない。標準 的には、それらの個々の散乱特性はこのような容積の変化によっても不変である 。このような特性が容積と共に変化する場合は、容積内の散乱光線の全体的な光 度が空洞の寸法の変化と共にある程度変化するだけで充分である。 光線が空洞内で複式散乱すると、光線はより均質になる傾向がある。このよう なプロセスによって、光線は累積した散乱を介して封入スペース内で積分、すな わち平滑化、もしくは平均化される。複式散乱が進捗すると、空洞内の光線は、 半径方向の光度の傾きがある場合のように部分的な等方向性し か有していない場合でも局部的に等方向性に向おうとする。 容積内に分散した散乱中心がある光分散媒体の場合、平均自由光路を特性散乱 長として定義することが通例である。これは散乱中心に遭遇する約63%の確率 で光線が進行可能な距離である。このような条件下で、光散乱媒体内には、前述 のような中空の、境界付けされた空洞と同じ特性を有する光源を囲む照射領域が ある(双方とも本明細書では“光束空洞”の意味に含まれる)。光源を囲む光束 空洞内の照射野は不規則化され、中空の空洞の光度が空洞の全体の容積に相関す るのと同様に特性散乱長に反比例する光度を有する。吸収損が発生することは避 けられないので、散乱光線の光度は光源から更に進むにつれて低下する。 上記のケースで、拡散透光性の光散乱媒体が圧縮可能である場合は、媒体が圧 縮されると散乱中心はより密接に凝集される。その結果、特性散乱長は短縮し、 光源の近傍の局部的照射野の光度はより高くなる。同じような近傍にある測光検 出器が信号の増大を記録する。このようにして構成された空洞は限定された材料 構造を有している必要はないが、それでもなお圧縮による変形に対する予測可能 な反応を示す。更にこの空洞は、加えられる力の方向に関わりなく均一に反応し て、均一に圧縮変形する。 光束空洞の双方の構造、すなわち“散乱境界面を有する中空の媒体”と、“散 乱媒体”は、圧力センサとして構成することができ、実際には単一の装置内に2 つの構造を複合することができる。 この発明の上記のバリエーションへの使用に適した散乱媒体の特性は下記のと おりである。 −自己支持構造 −圧縮可能、すなわち容積が縮小可能 −弾性(オプション) −例えば拡散透光性のように、光線の少なくとも一部を透過 −媒体が圧縮すると密度を変化させる拡散中心 圧力が加えられたことに反応して散乱中心の密度が上昇すると、散乱光線の輝 度は光源の近傍領域で上昇する。更に、散乱光線からの照射が集中する ゾーンの容積が収縮すると、光源から離れた領域の散乱光線の輝度は低下する。 双方の領域の間に屈曲領域があるので、圧力が加えられると近傍領域と遠隔領域 の双方で輝度の変化が生ずる。好適には、この発明は、光散乱中心の凝集密度が 高まるにつれて散乱光線による照射光度が上昇するゾーンで輝度を検出すること に依るものである。 この発明の好適な構造は、光源から直接照射を受けることなくセンサの視野が 散乱光線の照射野と重なるように、照射源と光検出手段とを配置するものである 。このような条件は、光源とセンサの双方が光散乱体の同じ照射領域を向くよう に光源とセンサを並置することで満たされる。 例えば積分空洞内の光源または直接照射される固定表面から直接発する光線の ような、複式散乱によって積分されていない何らかの光線をセンサが検出した場 合は、この種類の光線からの信号成分は、積分光線と同様に空洞の容積の変化と 共に変化しない。これらの検出された入力は後続の信号処理を介して微分され、 積分された散乱光線の検出に派生する成分が分離される。このようにして、混合 された入力モードが存在する場合でも、システムは検出される光線の複式散乱成 分の変化に反応することができる。 好適にはセンサは、空洞内の照射光線のその他の、反応度がより少ない、もし くは非反応の成分をピックアップしないように構成する必要がある。例えば、照 射源は直接視野に入ってはならない。言い換えると、センサの視野に照射源が含 まれていてはならない。さもなければ、異なる作用を分離するために出力信号を 処理する必要が生ずる。 この発明の別のバリエーションでは、光拡散媒体は拡散反射する可撓性の発泡 シート、または弾性ポリマー材料の固体シートの形式である。このシートは光源 とセンサとを覆って拡散光線を含む照射空洞になるように配置される。光センサ を覆うシートに圧力が加わると、シートの撓みにより空洞の容積は縮小し、空洞 内の光線の光度が低下する。同時に、発泡材料を使用した場合は、発泡体内の散 乱光線の輝度も圧縮と共に上昇する。発泡体内の散乱光線のこのゾーンは光束空 洞の一部として含まれると言ってもよい。 圧縮不能な、または圧縮可能な拡散透光性シートのいずれを使用しても、 照射方向に対して斜めの角度で照射源を覆うようにシートを配置して間に空洞を 形成すると、シートに加えられる圧力は利便に照射方向に対して横向きまたは斜 め向きの方向から発する。いずれの場合も、圧力が加えられると反射体、または 光散乱体によって形成され、またはその中に存在する照射された光束空洞内にあ る複式散乱され、拡散反射された光線の知覚された輝度の関連する変化によって 加えられた圧力が検出される。 オプションとして、周囲光が照射空洞内に侵入しないように外側の防護カバー を備えてもよい。センサの性能を調整するために、いずれかの種類のカバー・シ ートの表面の空洞を形成する側、並びに空洞の境界を形成する他の表面の反射率 を増減してもよい。 この発明にはどの種類の波動エネルギ・センサまたは光検出器を使用してもよ い。照射を行い、圧力を加えることで変調される光線を検出する好適な手段は、 光ファイバを使用することである。 好適なバリエーションでは、光センサとして機能する光ファイバの端部は感圧 性の光変調媒体内、またはその下に配置される。更に、この光変調媒体を光ファ イバで照射してもよい。利便には、反射性の作用を有する単一の光ファイバは変 調媒体の照射領域、もしくは照射ゾーンを照射し、その輝度を検出する双方の役 割を果たすことができる。 照射源と、散乱光線のセンサの双方の役割を果たす光ファイバを使用すること によって、ファイバ終端/検出ゾーンの周囲をわざわざ区別された構造にする必 要なく、平坦なファイバ層を含む積層シートを構成することができる。それによ って達成される利点は、薄い断面積での大きい圧力検出アレイを非常な低コスト で製造できることにある。 光ファイバを使用する更なる利点は、寸法上高密度で組成された光検出ファイ バ端部の平坦なアレイが形成されるように、前記ファイバを配置できることにあ る。これは、各層内のファイバ端部を前記層の幅全体に亘って延在する直線的な 、または狭い二次元ゾーンで光線をサンプリングするように配置して、光ファイ バの連続的な、千鳥形に配置された平坦層を形成することによって達成される。 次に、拡張された平坦領域がサンプリングされるよう に、各層のサンプリング・ゾーンは隣接のゾーンと連続するように配置される。 個々の圧力センサのアレイは、光検出ファイバの端部を位置合わせして、また はシート表面の幅を横切って分散させて、光ファイバを使用して担体シート上に 組立てることができる。検出端部を線、または狭い帯域に配置した場合は、平坦 なセンサ・アレイの連続層を引っ込んだ位置で重ねて、ほぼ平坦な場に高密度で 配分された圧力検出領域を備えるようにしてもよい。このような複合アレイの場 合、センサの端部に共通の防護カバー、および共通の照射光線散乱媒体を取付け てもよい。 共通の照射光線散乱媒体を使用する場合、センサはセンサ相互の妨害性の“ク ロストーク”を回避するために充分な距離だけ間隔を離される。拡散透光性の発 泡体の場合は、これは照射源からの光線が最終的に効率よく消滅する速度を調節 する特性散乱長を有するようにする。クロストークを最小限にするには、センサ の間隔は上記の消滅長さを超えるようにし、またはセンサを遮断する(例えばセ ンサ間の境界を非透光性にするような)他の特別の手段を講じる必要があろう。 単一のセンサからの信号出力は光学信号−電子信号変換器に送られて、それが 電子メーターによって表示されるようにしてもよい。アレイの出力の場合は、出 力をカメラによって光学式に走査できるように、ファイバ端部は担体シート上に 配分される順序と同じ順序で組立てられる。 この発明の利点の1つは、平坦な光散乱媒体の変形に反応して生ずる輝度の変 化に基づいて空間的に配分されたデータをビデオ画像として視覚的に表示できる ことにある。これは、アレイに構成された複数の輝度センサを使用し、ビデオ画 像内の関連するピクセルの輝度を制御するために個々のセンサの出力を利用する ことによって行われる。このようにして抽出された画像は次に、ビデオ・スクリ ーン上に通常の態様で表示され、各センサの領域内にある圧力状態の圧力マップ である画像が提示される。あるいは画像が、従来の機械ビジョン技術を利用して ディジタル化され、分析されてもよい。 このように、他の場合には光ファイバ・センサで用いられる離散的な光学 式読取りの代わりに、バルク・ビデオ・インターフェースを使用することもでき る。この技術に基づくインターフェース・モジュールは同時に105以上のファ イバを照射し、そこから信号を読取ることができる。センサの大型アレイからの ビデオ信号は、既存の画像捕捉および分析技術を利用して実時間で捕捉および解 読され、または後に処理されるために電子的に記憶されることができる。ビデオ 情報は解読された様式、または生の様式で従来型のRS170ビデオ画像として 表示することができる。 この発明は更に、基本的に上記に示した種類の圧力センサに加えられた圧力を 検出し、測定する方法をも含んでいる。この方法は、外部境界と、担持媒体に結 合された波動エネルギ発生源とを有する、波動エネルギの圧縮可能な担持媒体を 備えた圧力センサを備えるステップと、 担持媒体内に分散された波動エネルギ散乱中心と、散乱波エネルギの積分光度 を受ける波動エネルギ・レシーバと、レシーバに接続された信号結合手段と、を 備えるステップと、 エネルギ発生源とレシーバとを囲む領域内に散乱エネルギ容積を形成し、外部 境界が内側に変位すると、散乱エネルギ容積の寸法容積が縮小して、散乱エネル ギ容積内の散乱波エネルギを増大させるステップと、 レシーバ内の波動エネルギを検出するステップと、 外部境界に加えられた圧力を示す信号をレシーバから圧力インジケータに伝送 するステップと、 を含むことを特徴としている。 好適には、波動エネルギは光線であり、光ビームは発生源からレシーバへと間 接的にしか透過されず、レシーバは実質的に散乱光線だけを検出する。 上記はこの発明と幾つかのオプションの側面の基本的特徴を要約したものであ る。この発明は以下の図面を参照した好適な実施例の説明によって更に理解され よう。 図面の簡単な説明 図1は光散乱性発泡体の中心で成端している2個の光ファイバの概略横断面図 である。 図2はそれぞれが圧縮された図1の構造を示している。 図3および3aはそれぞれ圧縮前と圧縮状態とで、ファイバが基板の近傍にあ る図1の部品を示している。 図4は基板上の2個の光ファイバを覆う発泡シートの横断面図である。 図5は圧縮状態の図4の構造を示している。 図6は発泡シートがゴムで裏打ちされた、図4のセンサの概略横断面図である 。 図7は複数個の光ファイバを担持するテープの概略横断面図である。 図8は図7のテープの平面図である。 図9は図7のテープ・アレイの平面図である。 図9aは光ファイバ成端ブロックの略図である。 図10は照射用ファイバと検出用ファイバとの分離を示した概略透視図である 。 図10aは1つ置きの照射用および検出用ファイバの能動端部の透視図である 。 図11は2つのテープを互いに重ねたテープによって担持される光ファイバの 1つ置きの構成の透視図である。 図12はファイバ成端ブロックに結合するためのビームスプリッタの概略横断 面図である。 図13は圧力マットからビデオ・モニタへの信号伝送の略図である。 図14は侵入者を検知するためのセキュリティ・システムの圧力マットを示し ている。 図15は直接的な反射を利用した従来型のシステムの概略図である。 図16はこの発明によって開発された積分光束空洞の概略図である。 好適な実施例の説明 この発明の1つのバリエーションに基づく光散乱幾何学的配置センサの基 本要素は散乱媒体3内に埋設された光ファイバ・トランスミッタ1とレシーバ2 とからなっている。媒体3の散乱特性は変形に反応して変化し、加えられた圧力 に比例する光信号を発生する。図1に示すように、この発明に基づくセンサは一 対の光ファイバ1、2を圧縮可能な開放セルの拡散透光性発泡体3内で成端させ ることによって製造可能である。この開放セル発泡体の見かけはポリウレタン製 の場合は標準的には白である。この発泡体3は孔のサイズがミリメートル・レベ ルである拡散透光性の自己支持マトリクスを有している。一方の光ファイバ1は 、発光ダイオード4のような光源からの光線を提供する。他方の光ファイバは光 線を受光し、この光線はフォトダイオード5に透過される。前述のように、それ に引き続いて上記の2個の光ファイバ1、2を反射モードで動作する単一のファ イバ6で置き換えてもよい。 図2には圧力が加えられた場合に光散乱発泡体3内の照射ゾーン7もしくは領 域の容積が収縮することによる、散乱媒体3の圧縮の作用が示されている。この 照射ゾーン7は積分光束空洞として機能する。このゾーン7の容積が縮小するだ けではなく、その内部の輝度も上昇する。光検出ファイバ2の検出端部8を、収 縮する照射容積7内の残された場所に配置することによって、例えば光源端部9 の近傍が圧縮されると、センサ2は、発泡体3の圧縮が強まると共に上昇する出 力信号を発生する。 図1および2は周囲の発泡体3によって対称形に結合された光ファイバを示し ているが、このようなファイバ1、2は図3、3aに示すように境界面もしくは 基板10の近傍に配置してもよい。この基板の内表面10aと上部カバー層11 は反射性でも吸収性でもよい。光センサ2が圧縮に感応しなくなるほど背景の環 境照度が高くない場合は、透光性でもよい。しかし、不透光の境界面の方が好適 である。 満足すべき性能を達成するために、以下の条件を満たすことが望ましい。 (1)光源とセンサ端部9、8の直径を好適には光散乱媒体3内の光線の特性 散乱長と比較して小さくする。 (2)媒体3内の光散乱素子を好適には光源とセンサ9、8の寸法と比較して 小さくする。 (3)散乱媒体内の照射ゾーン7の容積を少なくとも媒体3の特性散乱長に匹 敵するものにする。 これらは単に概略のパラメタ範囲である。この発明はこれらの範囲外で動作す るようにも製造できる。光散乱媒体の特性散乱長とは、その範囲内で光線の約6 3%が散乱する長さである。これは係数(1−l/e)に基づいている。 図4および図5では、発泡シート3aは、下部基板10と上部カバー11とに 含まれる2個の光ファイバの検査端部と照射端部8、9を覆うように配置されて いる。照射ゾーン、または光束空洞7は発泡体3内に延在しており、圧縮する圧 力を加える前と後で双方の図面に示されている。光束空洞7は空気を充填したス ペース13と、発泡体の照射部分7aとを含んでいる。発泡体3はシート形式3 aであるので、ファイバ1、2の能動端部8、9に小さい空洞13があり、これ らの端部8、9を小さい空隙で発泡体3から隔離している。圧力が加えられ、発 泡体3が圧縮すると、空気を充填した前記空洞13の容積が縮小する。 この状況には幾つかのメカニズムが含まれているものと考えられる。すなわち 、 (1)発泡体3がシート3aとして実施されている場合、発泡体3は自然にフ ァイバ端部8、9と直接接触することが防止される。それによって、圧力が加え られない場合に検出ファイバ8によって“視野に入る”発泡体3の下表面14か ら発する光量が減少する空隙空洞が導入される。発泡体3が圧縮されると、空気 を充填した空洞13の容積は縮小し、それによって散乱した積分光線のセンサ端 部8への戻り、ひいては検出される輝度が増加する。 (2)発泡体3は基本的に空隙と、拡散透光性の介在ポリマー材料とからなっ ている。圧力によって発泡体3内の空隙が縮小し、発泡体3内で散乱する積分光 線の照射ゾーン7aの輝度が高まる。 (3)発泡体層3aが撓むことによって更に、照射用ファイバ9と検出用ファ イバ8の双方の“範囲”内により多くの光散乱ポリマーがもたらされることで、 戻り信号が増加する。 その上、発泡シート3aの上にオプションとして下部反射面15を有する反射 性の上部カバー11aを被せてもよく、これは厚さが消光経路の長さ未満である 発泡シート3aを使用した場合に機能する。カバーの反射率は全体的な光度に影 響を及ぼすが、反応特性を実質的に変えることはない。実際には、迷光が光散乱 媒体3内に進入しないように、上部カバー11aを不透光性にしてもよい。 加えられた圧力の検出は上記全てのメカニズムの作用を組合わせることによっ て行うことができる。あるいは、空気を充填した空洞13が除かれた場合(例え ば発泡体を本来の位置に取付けた場合)、または上部反射カバー11aがない場 合(例えば極めて厚い発泡体を使用しているので、迷光による妨害の可能性がな い場合)でも動作するようにすることもできる。 図4および5は発泡シート12を使用した場合を示しているが、拡散的に反射 する下表面を有する固体の、可撓性の弾性シートを使用しても同様の結果が達成 された。このような実施例では、実質的には上記の第1のメカニズムからだけ信 号発生現象が生ずる。 図6は基板20上に担持され、ゴムで裏打ちされた発泡シート3bによって覆 われた反射式に動作する光ファイバ6を有する簡略な単一センサ・システムを概 略的に図示しており、図4および5に示したセンサに組込まれた原理を示してい る。この単一センサを複数個組立てて、図7および8に示すような“テープ”の 形状にすることも便利である。 図7および8のテープ16は、長さが拡張され、ファイバ6とファイバ間の間 隔とが占めるスペースに等しい幅を有する基板10によって担持された、例えば 32個の、反射式に動作する複数の光ファイバ6を有している。1ミリメートル の間隔に直径0.25ミリメートルのファイバ6を有する幅10ミリメートルの テープ16が使用されている。ファイバの能動端部17は、ファイバ間の間隔1 8によってだけではなくテープ16の幅の対角線で千鳥形に配置することで互い に変位されてもよい。長手方向の分離間隔19は10ミリメートルで許容される ことが判明した。能動ゾーンを越えると、ファイバ6を束20に組み、コネクタ 21に送ってもよい。 複数のテープ16を共通の担体シート上に平行に組付け、図9に示すようにア レイ22の形式の拡張された検出面を形成するようにしてもよい。ファイバ6の すべてを共通のコネクタ21にリードオフして信号を信号表示システムに送出す ることおよび共通に照射することとしてもよい。 検出器のアレイは図9に示すように汎用目的の現場設置可能なテープとして構 成されてもよい。アレイ22の感応区間を当該位置に取付ける一方で、ファイバ のリード6を適宜の位置に誘導して、図9aに示すように特定の種類のコネクタ 21としての役割を果たす共通の成端ブロック23で特定の長さに切断すること ができる。 1つの試作品では各テープは図10、10aに示すように単一機能の照射用お よび検出用ファイバ1、2を担持し、これらは1つ置きのファイバ1、2が受信 と送信を行うように二股に形成されることで、反射式照射システムを使用する必 要がなくなる。 検出用アレイ22aを組立てる別の一つ置きの形式は、各テープ16内のファ イバ端部6aを同一線上で成端するように配置することによって、“タクセセル ”(taxel)すなわち圧力検出用ファイバ端部6aが図11に示すように一次元 で連続するようにするものである。積層アレイ22aは、テープ16を積重ねて 形成して、稠密に配置されたタクセルの、広範且つ高感度なゾーンが得られるフ ァイバ端部6aの階段状ブロックが形成されるようにしてもよい。 反射式照射は図12に示すようにビームスプリッタを使用して行うことができ る。図11では、光ファイバ6用の成端ブロック23は、圧力検出アレイ22、 22a上のタクセルの配置に対応する面26を横切るファイバ端部6aを提示し ている。ダイオード・レーザ27は光線を放ち、この光線はレンズ系28を通し て拡大され、ビームを分割する半透過性の傾斜したミラー29で反射した後、成 端ブロック23に保持されている露出したファイバ端部6aへと誘導される。フ ァイバ端部6aからの反射光線30は成端ブロック面26からミラー29と光学 レンズとを経て透過し、光検出器によって検出される。これはVE−262イン タープリタ32を備えたビデオ・カメラ であることが便利である。 図13に示すように、触覚検出アレイ22、22aからの信号33はビデオフ ォーマットでビデオモニタ35の画面34に送られ、標準のVE−262インタ ープリタ32を使用して表示されることができる。 これらの信号33を発する触覚マット22、22aは、幅200ミリメートル で、長さ320ミリメートルであるのが便利である。各々が32のファイバを担 持する20個のテープ・センサによって、640(32×20)のタクセルのア レイが形成される。 このようなマット22は加えられた圧力を検出したい領域に配置すればよい。 図14は、ビル37の窓38近傍の床36上に設置された上記マット22を示し 、ここで侵入者39の存在が検出される。マット22上の侵入者39によって形 成される足跡40の画像は、容易に認識できるパターンとしてビデオ・スクリー ン34に表示される。無線、または赤外線送信機41が遠隔位置に信号を送り、 そこで信号がセキュリティ・サービスによってモニターされてもよい。 監視所では、センサの活動が例えば足跡の画像としてコンピュータ・モニタに 表示可能なので、スタッフは監視下の現場で検出、または記録された活動を遠隔 地で解読することができる。 ファイバ端部6によって与えられた光信号に対応するディジタル化された出力 は、感度と、8ビットを超えるダイナミック・レンジの双方を備えることができ る。これはファイバ信号を複数のピクセルにわたって拡張することによって達成 される。この技術は、ファイバ数がピクセル数未満である場合に有用である。こ れは一般に、スペース・ビジョン・システムに採用されてきたサブ・ピクセル補 間技術に関係するものである。 この発明は静的および動的な信号処理をも行う。すなわち静圧測定と動的事象 の監視(例えばスリップ、接触、衝撃)である。更に接触パターン認識を行うこ とも可能である。 トランスデューサ/インタープリタの感度性能は、任意の高感度が得られるよ うに工夫された。12ビットの感度(1:1000)が容易に実証され た。開放セル発泡体3で構成されたセンサ・アレイ22は、数グラムの力が加え られて生じた僅かな変形に感応した。信号強度は変形の度合いが高まると共に最 大約1kg/cm2まで上昇した。センサにはある程度のヒステリシスが認めら れた。 インタープリタは命令によって光ファイバの画像位置の情報を取得することが できた。次にインタープリタは信号レベルの変化をトラッキングし、約15Hz の再生速度で解読された出力を表示することができた。ダイナミック・レンジと 感度は12ビットよりも優れていた。 システム設計によって、極めて低コストで多岐にわたる検出情報の提供が可能 になる。離散的な電子読取りによる従来型の光ファイバ触感センサは信号の解読 なしでタクセル当たりに約20ドルのコストがかかる。その他の種類の市販の触 感センサは読取りなしでタクセル当たり50ドルものコストがかかる。従来の触 感読取り技術を利用した(104)タクセルの大型アレイのコストは100万ド ル程度にも及ぶであろう。 ビデオ技術を用いた光ファイバ検出の集積化には2つの効果がある。 (1)それによって光ファイバ・センサの製造コストが低減し、極めて低コス トの技術を利用して多数のセンサの読取りが可能になる。信号インターフェース のコストは数百ドルまで、すなわち104のセンサ・アレイでセンサ1個当たり 約0.01ドルまで低くすることができる。 (2)ビデオ・インターフェースはただ信号を捕捉するのではなく、既製の信 号解読能力にアクセスすることができる。従来型の機械ビジョン画像分析技術は 、0.01から0.1ドル/タクセル程度のコストで信号の捕捉と、実時間で1 05のタクセルを解読する処理能力を備えることができる。 このことは検出技術における先例のない技術躍進を示している。 この発明は従来技術とは異なった原理で動作する。図15は、光源42が拡散 反射性の、軸方向に配置された平坦面44上に照射野43を投射する従来型の構 造を示している。検出器45は同じ表面44を視野に入れる。表面44が検出器 41の方向に軸方向に変位すると、反射光線46を直接受光することで検出器4 1によって測定された光度は距離“d”に反比例してn乗ま で変化するものであり、但しnは2と4の間であり、“d”は光源と検出器との 間隔よりも大きい。これが従来型の実施例である。 図16に示すように拡散反射する側壁を加えることによって、積分光束空洞4 7が形成される。光源42と検出器45とが空洞47の寸法と比較して充分に小 さく、また、空洞47の“Q”が寸法に対して適切であるならば、主反射面44 の軸方向変位に対する検出された反応性は完全に異なるものになる。このような 反応性は距離“d”に反比例してn乗まで変化し、nは1と2の間である。さら に、反応性は空洞47の境界を形成するいずれの面が変位した場合にも同様に変 化し、それには光源と検出器の背後に位置する壁49の変位も含まれる。 この発明は空洞47の散乱素子と複式の散乱相互作用を受ける反射光線48に 反応するものである。壁44、49は光線48を散乱させるものとして図示して あるが、このような散乱は、発泡体が散乱媒体として機能する前述の場合のよう に、容積内で分散された散乱中心によっても同様に生ずる。 前述したように、この発明は更に、光線以外の音波またはその他の波動伝達エ ネルギを利用して同じ結果を達成する、上記のように構成された装置と方法をも 含むものである。図17に示されたこのバージョンでは、前述の光源の代わりに 音源が使用され、前述の光検出器の代わりに音響検出器が使用されている。音源 104は例えば圧電装置のような音響発生器からなり、音響は一端が音響発生器 に連結され、開放された対向端109で積分チャンバ103の内部と通信する音 響を伝導する筒状部材101を通して伝導される。検出器は音響を検出し、音波 を電気パルスに変換するマイクロフォン105またはその他の同類の手段からな り、次に前記電気パルスは前述の種類のように構成された情報処理手段に伝送さ れる。このバージョンでは積分球は音響拡散材料107を含んでいてもよい。 上記はこの発明を如何にして適用し、実用化するかを示した特定の実施例の説 明である。これらの実施例は例示に過ぎない。この発明は最も広範囲の、より具 体的な側面で、下記の請求の範囲に更に説明され、定義されている。 これらの請求の範囲、およびそこで用いられている用語は、説明されたこ の発明のバリエーションとしても理解されるべきものである。それらはこのよう なバリエーションに限定されるものではなく、この発明の範囲内で暗示された発 明と、これまでの開示内容の全範囲を網羅するものとして読まれるべきものであ る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月14日(1999.7.14) 【補正内容】 従来型の設計には、センサの方向に軸方向に変位する圧力反応面を監視する必 要性によって限定される傾向がある。このことによって前記構造の用途は制限さ れるが、これはそれらが横向きに加えられた圧力に対する感度がないか、または 比較的低いためである。横向きに加えられた圧力に反応するセンサ装置を提供す ることによって、比較的低コストで実質面積があり、厚さが最小限の感圧性表面 を備えたアレイを構成することが可能になる。従って、それがこの発明の更なる 目的である。 先ずこの発明の基本的形式を説明してから、以下の図面を参照して特定の実施 例を詳細に説明する。これらの実施例はこの発明の原理と実施態様を説明するこ とを意図したものである。次にこの発明の最も広範囲の、より具体的な形式をさ らに説明し、かつ本明細書を終結する個々の請求の範囲で定義する。 発明の大要 基本的にはこの発明は、 (1)外部境界を有する波動エネルギ透過性材料の圧縮可能な担持媒体と、 (2)前記担持媒体と結合された波動エネルギ源と、 (3)完全拡散された散乱波エネルギを含む発生源周囲領域に散乱したエネル ギ容積を生成するための、前記担持媒体内に分散された波動エネルギ散乱中心と 、 (4)散乱したエネルギ容積内の散乱波エネルギの積分光度に反応する波動エ ネルギ・レシーバと、 (5)波動エネルギ・レシーバに連結され、そこから圧力表示器に信号を伝送 する信号結合手段と、 を備えてなり、 外部境界が変位すると、散乱エネルギ容積の寸法容積が外部からの圧力の変化 に反応して、容積内部の散乱波エネルギの強さを変化させることで、圧力表示器 が加えられた圧力の測定値を示すことができる、圧力センサに向けられている。 好適なバリエーションでは、波動エネルギは光線であり、担 持媒体は拡散透光性であり、光線を拡散的に散乱させ、波動エネルギ源は光源で あり、波動エネルギ・レシーバは光センサである。好適には更に、センサは光源 から直接発光される光線を遮断しない。 光線が波動と粒子の動作の双方で伝搬されることは認識されている。しかし、 簡略にするため、ここでは光線の波形伝搬についてだけ説明する。粒子の放出は 、認識されてはいるが、ここに述べられる物理現象の相対的にマイナーな要素を 形成するものとして現れる。 更に指摘しておくと、好適な実施例は波動源として光線を利用しているが、こ の発明は適宜に修正すれば音を含む他の波動エネルギ源でも動作する。 更なるバリエーションとして、この発明は、 (1)照射源と、 (2)照射源からの光線がその内部で完全拡散し、複式散乱によって積分され る積分空洞を形成する、圧縮可能な、または変形可能な光散乱媒体、もしくは中 空の、圧縮可能な構造体と、 (3)積分空洞内の複式散乱に起因する、拡散する積分光線をサンプリングし て、散乱する積分光線の強さを示す信号を送るために監視方向に向けられた光検 出手段と、 (4)光検出手段に連結され、信号を圧力表示器に伝送するための信号結合手 段と、 を備えてなり、 積分空洞の容積の変化は外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、 拡散する積分光線の強さを変化させることによって、圧力表示器が加えられた圧 力の測定値を示すことができる信号が生成される圧力センサを含んでいる。この ような積分空洞の容積は有利に、監視方向に対して横向きに加えられる外部から の圧力に反応することで、ひいては横向きに加えられた圧力の測定が可能になる 。 この発明は、積分光束空洞を形成する圧縮可能な、光散乱構造の表面に存在す る、または表面に含まれる拡散する、複式散乱照射光線の強さ−輝度を検出する という原理に基づいている。このようにして検出された光の強さは 加えられた圧力を測定する手段として利用される。 本明細書の積分光束空洞は、空洞内の照射光線が複式散乱反射、または屈折す ることによって、空洞全体の光線の分布が効率よく不規則化されて平滑になるよ うな特徴を有する、材料内の、または構造体によって境界が形成された領域、ま たは容積として定義される。このような空洞内では、照射光線の出射方向に関す る情報は結局は境界で消失する。“完全に拡散された”なる用語は、レシーバが 本質的にすべての側から均等に照射されるように、光線またはその他の波動エネ ルギが本質的に完全に散乱した状況を指す。 このような空洞の1つのバリエーションの例は、光源の特定の形状に関わりな く、光源の絶対測光輝度を測定するために一般的に使用される種類の光学積分球 であろう。このような積分球内では、壁および全ての内部構造には白い拡散反射 面が被覆され、光源からの光線がそこに到達するのに必ず1回以上反射されるよ うに積分光束計が配置される。 請求の範囲 1.外部境界を有する波動エネルギ伝導材料の圧縮または変形可能な担持媒体と 、 前記担持媒体と結合された波動エネルギ発生源とを有する種類の圧力センサに おいて、 前記担持媒体内に分散され、前記波動エネルギが完全拡散された散乱波エネル ギを含む積分空洞を形成する散乱エネルギ容積を形成する波動エネルギ散乱中心 と、 前記担持媒体内で散乱波エネルギの積分光度に反応する波動エネルギ・レシー バと、 波動エネルギ・レシーバに接続され、そこから圧力インジケータに信号を伝送 するための信号結合手段と、 を備えてなり、前記波動エネルギ発生源と前記レシーバの周囲の領域が実質的に 前記完全拡散された散乱エネルギ容積を形成し、外部境界が変位すると、散乱エ ネルギ容積の寸法容積が外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、完 全拡散された散乱波エネルギの強度を変化させることにより、圧力インジケータ が加えられた圧力の測定を行えるような信号を発生することを特徴とする圧力セ ンサ。 2.(1)圧縮または変形可能な担持媒体は光透過材料からなり、 (2)波動エネルギ発生源は光源であり、 (3)前記担持媒体内に分散された散乱中心は光散乱中心であり、 (4)波動エネルギ・レシーバは前記担持媒体内の散乱光線を検出する光検出 器である、 請求の範囲第1項に記載の圧力センサ。 3.光検出器は光源から直接発光する光線を遮断しない請求の範囲第2項に記載 の圧力センサ。 4.前記波動エネルギ発生源は音波を発する請求の範囲第1項に記載の圧力セン サ。 5.照射源と、 照射源からの光線が散乱によって内部で完全拡散され、かつ積分される積分空 洞を形成する、圧縮可能な光散乱媒体または圧縮可能な中空構造と、を備えた種 類の圧力センサにおいて、 積分空洞内での複式散乱により生ずる完全拡散され、積分された光線をサンプ リングし、かつ拡散され、積分された光線の光度を示す信号を供給するように、 視野方向に向けられた光検出手段と、 光検出手段に接続され、信号を圧力インジケータに伝送する信号結合手段とを 備えてなり、 積分空洞の容積は外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、完全拡 散され、積分された光線の光度を変化させることによって、圧力インジケータが 加えられた圧力の測定を行えるような信号を発生することを特徴とする圧力セン サ。 6.積分空洞の容積は視野方向に対して横向きに加えられた外圧に反応する請求 の範囲第5項に記載の圧力センサ。 7.照射源は視野方向の外側にある請求の範囲第6項に記載の圧力センサ。 8.照射野を形成する照射源を備えた種類の圧力測定システムにおいて、 照射野内に配置されていて、複式反射し完全拡散された散乱光線によって照射 され、積分空洞を形成し、光散乱体に圧力を加えると圧縮可能な容積を有する照 射領域を形成する光散乱体と、 照射領域からの複式反射し完全拡散された散乱光線を視野に入れる方向に向け ることによって、照射領域内の散乱光線の光度を示す信号を供給する光検出手段 と、 光検出手段に接続され、信号を圧力インジケータに伝送する信号結合手段と、 を備えてなり、 光散乱体に圧力が加えられて照射領域の容積を変化させると、照射領域内に完 全拡散された散乱光線の光度の変化が生じ、光検出手段は加えられた圧力の量に 対応する信号を供給して、圧力インジケータが加えられた圧力の測定を行えるよ うにすることを特徴とする圧力測定システム。 22.カバー・シートは、容積が縮小可能であるという意味で圧縮可能な、検出 器の視野および照射ゾーン内に配置された拡散透光性の、弾性光散乱媒体からな る請求の範囲第18項に記載の圧力センサ。 23.前記各センサと関連する、電子メーターまたは表示装置によって表示され るための光学信号−電気信号プロセッサを備えたことを更なる特徴とする請求の 範囲第1項、5項、7項または17項のいずれかに記載の圧力センサ。 24.前記装置はこれに衝突する圧力パターンを検出するため分散配置を有する 前記センサのアレイを含み、前記各センサからの信号出力は、前記圧力パターン を再構成するために光学的に走査、表示、または監視するための前記分散配置に 対応する出力アレイに配列される請求の範囲第22項に記載の圧力センサ。 25.外部境界を有する、圧縮可能な、波動エネルギの担持媒体と、担持媒体に 結合された波動エネルギ発生源とからなる圧力センサを備えるステップを含む種 類の、圧力センサに加えられた圧力を測定する方法において、 前記担持媒体内の積分空洞内で波動エネルギを完全拡散するために担持媒体内 に分散された波動エネルギ散乱中心と、散乱波エネルギの積分強度を受けるため の波動エネルギ・レシーバと、レシーバに接続された信号結合手段とを備え、 エネルギ発生源とレシーバとを囲む領域内に完全拡散された散乱エネルギ容積 を形成し、外部境界が内側に変位すると、散乱エネルギ容積の寸法容積が縮小し て、散乱エネルギ容積内の散乱波エネルギが増大するようにし、 前記波動エネルギを前記レシーバで検出し、 前記外部境界に加えられた圧力を示す信号を前記レシーバから圧力インジケー タへと転送する、 ことを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 デイニッシュ リー エー. カナダ,ニュー・ブランクスウィック イ ー3ビー 7エー3,フレデリクトン,ピ ー.オー.ボックス 21029,シーオー メジャーランド アイエヌシー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外部境界を有する波動エネルギ伝導材料の圧縮または変形可能な担持媒体と 、 前記担持媒体と結合された波動エネルギ発生源とを有する種類の圧力センサに おいて、 前記担持媒体内に分散され、散乱波エネルギを含む散乱エネルギ容積を形成す る波動エネルギ散乱中心と、 散乱波エネルギの積分光度に反応する波動エネルギ・レシーバと、 波動エネルギ・レシーバに接続され、そこから圧力インジケータに信号を伝送 するための信号結合手段と、 を備えてなり、前記波動エネルギ発生源と前記レシーバの周囲の領域が実質的に 前記散乱エネルギ容積を形成し、外部境界が変位すると、散乱エネルギ容積の寸 法容積が外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、散乱波エネルギの 強度を変化させることにより、圧力インジケータが加えられた圧力の測定を行え るような信号を発生することを特徴とする圧力センサ。 2.(1)圧縮または変形可能な担持媒体は光透過材料からなり、 (2)波動エネルギ発生源は光源であり、 (3)前記担持媒体内に分散された散乱中心は光散乱中心であり、 (4)波動エネルギ・レシーバは前記担持媒体内の散乱光線を検出する光検出 器である、 請求の範囲第1項に記載の圧力センサ。 3.光検出器は光源から直接発光する光線を遮断しない請求の範囲第2項に記載 の圧力センサ。 4.前記波動エネルギ発生源は音波を発する請求の範囲第1項に記載の圧力セン サ。 5.照射源と、 照射源からの光線が散乱によって内部で拡散され、かつ積分される積分空洞を 形成する、圧縮可能な光散乱媒体または圧縮可能な中空構造と、を備えた種類の 圧力センサにおいて、 積分空洞内での複式散乱により生ずる拡散され、積分された光線をサンプリン グし、かつ拡散され、積分された光線の光度を示す信号を供給するように、視野 方向に向けられた光検出手段と、 光検出手段に接続され、信号を圧力インジケータに伝送する信号結合手段とを 備えてなり、 積分空洞の容積は外部から加えられた圧力の変化に反応して変化して、拡散さ れ、積分された光線の光度を変化させることによって、圧力インジケータが加え られた圧力の測定を行えるような信号を発生することを特徴とする圧力センサ。 6.積分空洞の容積は視野方向に対して横向きに加えられた外圧に反応する請求 の範囲第5項に記載の圧力センサ。 7.照射源は視野方向の外側にある請求の範囲第6項に記載の圧力センサ。 8.照射野を形成する照射源を備えた種類の圧力測定システムにおいて、 照射野内に配置されていて、複式反射した散乱光線によって照射され、光散乱 体に圧力を加えると圧縮可能な容積を有する照射領域を形成する光散乱体と、 照射領域からの複式反射した散乱光線を視野に入れる方向に向けることによっ て、照射領域内の散乱光線の光度を示す信号を供給する光検出手段と、 光検出手段に接続され、信号を圧力インジケータに伝送する信号結合手段と、 を備えてなり、 光散乱体に圧力が加えられて照射領域の容積を変化させると、照射領域内に散 乱光線の光度の変化が生じ、光検出手段は加えられた圧力の量に対応す る信号を供給して、圧力インジケータが加えられた圧力の測定を行えるようにす ることを特徴とする圧力測定システム。 9.光散乱体は表面を有する可撓シートの形式であると共に、照射領域は前記シ ートの表面によって一部が形成された空洞である請求の範囲第8項に記載の圧力 測定システム。 10.光散乱体は拡散透光性の自己支持マトリクスであると共に、照射領域は照 射源からの光線が散乱するゾーンをマトリクス内に含んでいる請求の範囲第8項 に記載の圧力測定システム。 11.光検出手段は前記散乱光線を受光する方向に向けられた端末の監視端部を 有する光ファイバからなる請求の範囲第8項に記載の圧力測定システム。 12.照射源は光ファイバからなる請求の範囲第11項に記載の圧力測定システ ム。 13.光検出手段と照射源とは双方とも同じ光ファイバを共用している請求の範 囲第12項に記載の圧力測定システム。 14.照射源と検出手段とが、個々の照射手段と個々の光センサを有するアレイ からなり、それぞれが、 (1)光散乱体と関連する照射位置として形成された照射野の複数の局部と、 (2)反射体の関連する照射位置から生ずる散乱光線の強度を示す複数の個々 の信号とを供給することにより、圧力インジケータがアレイに関連する複数の個 別位置で加えられた圧力の測定を行えることを特徴とする請求の範囲第8項に記 載の圧力測定システム。 15.前記センサの各々が光ファイバからなり、前記センサのアレイは前記装置 に衝突する圧力パターンを検出する分散配置であることを特徴としており、前記 センサの各々から出力される信号は、前記圧力パターンを再構成するために光学 的に走査、表示、または監視するための前記分散配置に対応する出力アレイに配 列される請求の範囲第14項に記載の圧力センサ。 16.アレイが平坦である請求の範囲第14項に記載の圧力測定システム。 17.前記アレイは、第2平面に形成された請求の範囲第11項に記載の個々の 照射手段および個々の光センサを有する第2アレイと組合わせた、第1平面に形 成された第1アレイであり、 (1)前記第1と第2のアレイはそれぞれの平面が平行であるか、または一致 して、互いに隣接して配置されており、 (2)各アレイが加えられた圧力の測定を行う個々の照射位置は、加えられた 圧力を受けるために個々に露出されるように、互いに横に変位される請求の範囲 第14項に記載の圧力測定システム。 18.(1)ほぼ水平面向きの照射ゾーンを備えるための照射源と、 (2)照射ゾーンの一部を含む視野を有する照射光線検出器とを備えた種類の 圧力センサにおいて、 水平面に配置され、照射源と照射光線検出器とを担持する支持面と、 照射ゾーンおよび視野を覆い、少なくとも部分的にそれらの内部に位置する下 部光散乱面を有する、弾性の平坦なカバー・シートと、を備え、 カバー・シートが下方に撓むと、検出器によって視野内で検出される照射の視 輝度が変化することを特徴とする圧力センサ。 19.平坦なカバー・シートは周囲光線が視野に進入しないように光線を透過し ない請求の範囲第18項に記載の圧力センサ。 20.照射源と照射光線検出器は連続している請求の範囲第18項に記載の圧力 センサ。 21.カバー・シートは固体弾性材料から形成される請求の範囲第18項に記載 の圧力センサ。 22.カバー・シートは、容積が縮小可能であるという意味で圧縮可能な、検出 器の視野および照射ゾーン内に配置された拡散透光性の、弾性光散乱媒体からな る請求の範囲第18項に記載の圧力センサ。 23.前記各センサと関連する、電子メーターまたは表示装置によって表示され るための光学信号−電気信号プロセッサを備えたことを更なる特徴とする請求の 範囲第1項、5項、7項または17項のいずれかに記載の圧力センサ。 24.前記装置はこれに衝突する圧力パターンを検出するため分散配置を有する 前記センサのアレイを含み、前記各センサからの信号出力は、前記圧力パターン を再構成するために光学的に走査、表示、または監視するための前記分散配置に 対応する出力アレイに配列される請求の範囲第22項に記載の圧力センサ。 25.外部境界を有する、圧縮可能な、波動エネルギの担持媒体と、担持媒体に 結合された波動エネルギ発生源とからなる圧力センサを備えるステップを含む種 類の、圧力センサに加えられた圧力を測定する方法において、 担持媒体内に分散された波動エネルギ散乱中心と、散乱波エネルギの積分強度 を受けるための波動エネルギ・レシーバと、レシーバに接続された信号結合手段 とを備え、 エネルギ発生源とレシーバとを囲む領域内に散乱エネルギ容積を形成し、外部 境界が内側に変位すると、散乱エネルギ容積の寸法容積が縮小して、散 乱エネルギ容積内の散乱波エネルギが増大するようにし、 前記波動エネルギを前記レシーバで検出し、 前記外部境界に加えられた圧力を示す信号を前記レシーバから圧力インジケー タへと転送する、 ことを特徴とする方法。 26.前記波動エネルギは光線であることを特徴とする請求の範囲第25項に記 載の方法。 27.前記レシーバによって受け取られた前記散乱波エネルギは前記発生源から 直接発せられない請求の範囲第25項に記載の方法。 28.前記担持媒体は、波動エネルギが散乱によってその内部で拡散され、積分 される積分空洞を形成すると共に、前記空洞に外圧が加えられると前記空洞を減 少させ、拡散し、積分された波動エネルギの強度を対応して高めるステップを含 むことを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。
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