JP2002507242A - ポリマー性材料及びそれらの用途 - Google Patents

ポリマー性材料及びそれらの用途

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Abstract

(57)【要約】 疎水性モノマー単位、並びに遊離カルボン酸又は酸塩単位及びグリシジル又は無水物単位を含む親水性モノマー単位から、ポリマー性の両親媒性安定剤を形成する。グリシジル又は無水物単位が、非水性液中に分散されると、ポリマー粒子上の反応性基と反応し、粒子が後で電解液に分散されたとき、改善された安定性を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマー性材料及びそれらの用途 本発明は、ポリマー性安定剤、及び液中に分散すると、改善された安定性を与 えるポリマー性粒子、すなわち、有機ポリマーの外表面を有する粒子の形成並び にそれらを含有する分散系に関する。 WO97/24179及びWO97/24177(PCT/GB96/03233及びPCT/GB96/03231)は、本出願 の第一の優先日では公開されていなかったが、非水性媒体中の両親媒性のポリマ ー性安定剤の存在下でポリマー粒子の分散系を形成した後、その粒子を電解質、 すなわち洗剤濃縮物中に分散させる種々の方法及び生成物を記載している。これ ら二つの公開及び出願の全開示内容を引用例として本明細書に含める。 これらのポリマー性安定剤は、例えば逆相重合法、すなわち逆相乳化重合法又 は逆相粒状重合法のいずれかでの使用のために既知である物質である。 これらの非常に異なる媒体における効果的な安定化特性の要件が、媒体のその ような条件に適した改善された安定剤の提供を必要にする。 種々の分散系が、例えばGB-A-1,198,052、GB-A-1,231,614、GB-A-1,268,692、 GB-A-2,207,681、AU-A-455,165、US-A-3,580,880、US-A-3,875,262、EP-A-707,0 18及びEP-A-719,085から既知である。 本発明により、本発明者らは、新規なポリマー性の両親媒性安定剤を提供する 。両親媒性安定剤は、疎水性基と親水性基の両方を含み、両方の基が、安定剤を 水性相と非水性相との界面で分配させるのに十分な量で存在する安定剤である。 本発明の新規な安定剤は、疎水性モノマー単位と親水性モノマー単位との付加 ポリマーであって、親水性モノマー単位が、遊離のカルボン酸又は酸の塩単位、 並びに(a)グリシジルモノマー単位及び(b)無水物モノマー単位から選択さ れる反応性モノマー単位を含み、無水物モノマー単位の量が、全モノマー単位の 10重量%未満であるか、又は全カルボン酸モノマー単位の19重量%未満であ るかのいずれかである付加ポリマーである。 ポリマーは、グリシジル又は無水物モノマー単位の付加ポリマーであるため、 主鎖炭化水素鎖に対して懸垂し、したがって、他の反応性基との共有結合反応に 利用することができる基としてグリシジル又は無水物単位を担持するポリマー主 鎖を有している。モノマーはすべてエチレン性不飽和モノマーである。 反応性モノマー単位の量は、通常は少なくとも0.5%であり、好ましくは少 なくとも1%である(全モノマーの重量基準)。これは、少なくとも5%、例えば 少なくとも10%であってもよい。通常、それは、全モノマーの50重量%を超 えず、もっとも通常には、全モノマーの30重量%を超えない。しかし、最高の 結果は、通常、かなり低い量、例えば0.5又は1%、好ましくは5%又は10 %以下の量のグリシジル又は無水物モノマーを用いて得られる。0.5〜5%、 しばしば1〜3%あたりの量がしばしば好ましい。 使用の際、両親媒性ポリマーを分散系中でポリマー粒子と反応させて分散系を 安定化する。本発明者らは、好ましい低い量の反応性基の使用が、安定剤を、粒 子に対し、分子規模で互いに離れた点で永久に付着させることができるため、望 ましいと考える。これは、結果的に、ポリマー安定剤の他方の単位が粒子に対し てそれらの正常な配置をとることを可能にし、特に、疎水性単位と親水性単位と の適切な間隔を可能にし、単位の、互いに対する、及び粒子からの適切な立体的 変位を可能にする。安定剤中の反応性単位の量が多すぎるならば、安定剤が、分 子規模で、安定剤の効力が阻害されるほど粒子の囲りで密な間隔の点で結合する 傾向が出る。 グリシジルモノマーは、いかなるエチレン性不飽和グリシジル誘導体であって もよく、それによってエチレン性不飽和基がポリマー主鎖として重合し、グリシ ジル基が懸垂するものである。 グリシジル誘導体は、グリシジルアクリラートであることができるが、グリシ ジルメタクリラートであることが好ましい。 反応性基が無水物モノマー単位であるとき、それらは、ジカルボン酸モノマー 、例えばマレイン酸の無水物基である。これらは、マレイン酸無水物と他のモノ マー、例えばマレイン酸又は他のカルボン酸との共重合によって導入することも できるし、マレイン酸無水物又は他の無水物モノマーの重合の後、基のいくらか を加水分解することによって導入することもできる。マレイン酸無水物又は他の 無水物基の量が全カルボン酸モノマー単位の19%未満、好ましくは15又は1 7%未満になるよう、加水分解の程度は高いことが好ましい。 本発明者らは、例えば1997年6月30日の英国特許出願GB9713812.7及び9 713310.1、並びに、これらからの優先権を主張する同日に出願されたPCT出願 (参照番号PRL03819WO及びPRL03821WO)において、無水物基を含む安定剤を使用 する特定の方法を記載し、その中で、カルボン酸モノマー単位の20〜80%の 加水分解によって安定剤を誘導できることを述べている。 安定剤中の他方のモノマーは、好ましくは、1種以上の疎水性モノマー、例え ばC1-4又は他の低級アルキルアクリラート若しくはメタクリラート(好ましく はメチルメタクリラート)であり、特に、脂肪族アルキルアクリラート若しくは メタクリラート又はスチレン若しくはアルキルスチレンである。脂肪族アルキル 基は、C8-32、しばしばC10-24、好ましくはC12-18であることができる。逆相 重合のための両親媒性安定剤に従来から使用されるいかなる疎水性モノマーも本 発明に使用することができる。 疎水性モノマーの合計量は、通常、モノマーの重量の30又は40%から70 又は80%まで、しばしば40〜60%である。脂肪族アルキルメタクリラート の量は、しばしば、全モノマーの重量の20〜50%であり、残りの疎水性モノ マーは、好ましくはメチルメタクリラート0〜50%、しばしば10〜40%で ある。 使用することができる親水性モノマーは、イオン化し得るモノマー、例えばエ チレン性不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸又は特にメタクリル酸であること ができる。アクリル酸又はメタクリル酸を親水性モノマーとして使用する代わり に、又はそれに加えて、カルボン酸、例えばマレイン酸(遊離の酸又は無水物の いずれか)を使用してもよい。親水性モノマーのいくらか又は全部が非イオン化 性の親水性モノマーであってもよい。好ましくは、非イオン化性モノマーは、エ チレン性不飽和ヒドロキシアルキルモノマー、例えばエチレン性不飽和酸、例え ばアクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステルである。ヒドロキ シアルキル基は、好ましくは、C1-8(通常はC2-4)ヒドロキシアルキル基、例 えばヒドロキシエチル又は好ましくはヒドロキシプロピルである。好ましくは、 それは、メタクリル酸エステルとして存在する。 親水性モノマーの合計量は、逆相重合法のための両親媒性ポリマー安定剤で通 常に使用される範囲であることができ、前述のPCT公開に記載されたとおりで あることができる。例えば、エチレン性不飽和カルボン酸モノマーの合計量は、 一般には少なくとも5重量%であるが、通常は30重量%又は40重量%を超え ない。エチレン性不飽和カルボン酸モノマーとグリシジルモノマーとの合計量は 、一般にモノマーの重量の5〜70%の範囲であり、好ましくはモノマーの重量 の10又は20%から40又は50%である。 ヒドロキシアルキルモノマーを使用するとき、親水性モノマーの合計量は、カ ルボン酸モノマー+グリシジルモノマーに関して上記した範囲であることができ る。好ましくは、ヒドロキシアルキルモノマーの量は、モノマーの重量の1〜4 0%、しばしば3〜20%である。カルボン酸モノマーをほとんど又は全く併せ ずに(例えば10%未満)使用するならば、ヒドロキシアルキルモノマーの量は 、10又は15%から40%であることができる。親水性モノマー成分は、メタ クリル酸とヒドロキシプロピル(メタ)アクリラートとの、重量比15:1〜1 :5、しばしば8:1〜1:1の混合物であってもよい。例えば、メタクリル酸 15〜30%及びヒドロキシプロピルメタクリラート2〜10%であってもよい 。 使用することができるモノマー及びモノマーの量の更なる詳細並びに安定剤ポ リマーの分子量に関しては、WO97/24179及びWO97/24177(全開示内容を引用例と して本明細書に含める)を参照されたい。 疎水性モノマーは、好ましくは、前記文献の中で定義されているヘキサンと脱 イオン水との間の分配係数Kを有する、前記文献の中で定義されている水不溶性 非イオン性モノマーであり、好ましくは、低級アルキルメタクリラート又はスチ レン(アルキルスチレンを含む)と、脂肪族アルキルメタクリラートとの組合せ を含む。 好ましいポリマーは、C8-20(メタ)アクリラート又は他の脂肪族アクリルモ ノマーの少なくとも20重量%、通常は25〜70重量%、メチル若しくは他の C1-4(メタ)アクリラート及び/又はスチレン(アルキルスチレンモノマーを 含む)少なくとも10重量%、通常は15〜40重量%、(メタ)アクリル酸及 び/又はマレイン酸(又は他のエチレン性不飽和モノマー)5〜30重量%、 ヒドロキシプロピル又は他のヒドロキシアルキル(メタ)アクリラート0〜20 %及び低い量、一般には1〜5%のマレイン酸無水物及び/又はグリシジル(メ タ)アクリラートで形成される。エチレン性不飽和カルボン酸モノマーの合計量 は、一般に5〜30%であり、ヒドロキシアルキルモノマー(存在するならば) の合計量は、通常は20%を超えず、組み合わせた親水性モノマー(カルボン酸 、ヒドロキシアルキル及びグリシジル無水物)の合計量は、一般に40又は50 重量%を超えない。 好ましい安定剤は、脂肪族アルキルメタクリラート25〜50%(通常はステ アリルメタクリラート30〜40%)、グリシジルメタクリラート1〜5%(通常 は2〜3%)、メチルメタクリラート15〜40%(通常は20〜30%)、メタ クリル酸5〜35%(通常は20〜30%)及びヒドロキシプロピルメタクリラ ート0〜20%(しばしば2〜20%、通常は3〜8%)で形成される。例えば 、挙げた各モノマーの量は、39:2:27:27:5の重量比であってもよい 。 ポリマーは、親水性ポリマー粒子の、水性媒体又は電解液、通常は水性電解質 媒体中の分散系を安定化するのに使用することができる。したがって、好都合な 技術によってあらかじめ形成したポリマーを水性媒体又は電解質に混入すること もできるし、ポリマー粒子を水性電解質中で、例えば沈殿重合によって形成する こともできる。 液状(通常は水性)電解質は、一般に、電解質を少なくとも0.5重量%、し ばしば少なくとも3重量%、一般には少なくとも5重量%から、例えば30重量 %又は50重量%まで含有する。電解質は、無機であっても有機であってもよい 。電解質は、モノマー性であってもポリマー性であってもよい。電解質は、水溶 性のイオン性ポリマー、例えば低分子量のカチオン性又はアニオン性の水溶性ポ リマー、例えば水溶性エチレン性不飽和アニオン性又はカチオン性モノマーを、 ポリマーを形成するために使用されるモノマーの、通常は少なくとも50重量% 、一般には少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも100重量%含む水溶 性エチレン性不飽和モノマーから形成されるポリマーであることもできるし、ポ リマーは、縮合ポリマーであってもよく、例えば、ポリエチレンイミン又はジシ ア ンジアミド又はポリアミンポリマーであってもよい。 ポリマー粒子の表面は、反応性安定剤と反応しなければならない。この反応は 、例えば、ポリマー粒子の表面(又はポリマー粒子の全体積)を構成するモノマ ーの選択の結果としてポリマー中に化学結合した基との反応であってもよいし、 ポリマー中に捕らえられた物質との反応であってもよい。 ポリマー粒子は、好ましくは、まず非水性液中の分散系として提供される。分 散系は、あらかじめ形成したポリマー粒子を非水性液中に分散させることによっ て形成することもできるし、非水性液中の重合によって粒子を形成することによ って形成することもできる。 粒子は、反応性基を担持し、例えば、粒子中に延びるポリマーのマトリックス で形成することができる。例えば、粒子は、第一の非水性液中に分散した状態に ある水性モノマー又はモノマーブレンドの滴を重合させる(例えば、非水性液中 の逆相重合によって)ことによって製造される水性ポリマー粒子であることもで きるし、液形態にあるポリマー物質を液(しばしば非水性液)中に分散させ、そ れを固形粒子に転換することによって製造することもできる。例えば、ポリマー 物質を水溶液又は水中エマルションとして導入した後、得られる溶液又はエマル ションの水性ポリマー粒子を、蒸留又はそうでなければこれらの粒子の第一の液 中の分散系から水を除去することにより、固形に転換することができる。粒子は 、マトリックス中に分散した活性成分を含有することができる。 一例として、粒子は、場合によっては他の水溶性モノマー、例えばアクリルア ミドと共重合したアクリル酸、ヒドロキシエチルアクリラート又はグリシジルア クリラートのポリマーで形成され、粒子が、後で反応性基として働く遊離カルボ キシル基、ヒドロキシル基又はエポキシ基を有する付加ポリマーで形成されるよ うにしてもよい。 粒子は、コアが活性成分を含有し、シェルが反応性基を有するポリマーで形成 されているシェル−コア構造を有することがしばしば好ましい。コアは、マトリ ックスポリマーを含むこともできるし、反応性成分及び場合によっては非ポリマ ー担体若しくは希釈剤のみからなることもできる。 シェルは、好都合な技術によって形成することができる。シェルは、例えば、 コアセルベート中のポリマーの少なくとも1種が反応性基を有する1種以上のポ リマーのコアセルベーションによって形成してもよい。例えば、コアセルベーシ ョンに使用されるポリマーは、カルボキシル基を有するポリマー、例えばポリア クリル酸又は天然ポリマー、例えばカルボキシルメチルセルロースからなる、又 はそれらを含むことができる。 しかし、好ましくは、シェルは、界面縮合(IFC)によって形成される。I FCによってシェルを形成するのに適した材料の組合せは、引用例として本明細 書に含めるPCT/GB96/03233に記載されている。それらのいずれを本発明に使用し てもよい。そのような方法は、親水性のコアを有する水性ポリマー粒子を製造す る。 ポリマー分散系は、両親媒性ポリマー安定剤又は他のいかなる安定剤の存在下 でも形成することができる。望むならば、分散系は、本明細書で定義する反応性 安定剤の存在下で、はじめに形成することもできる。あるいはまた、ポリマー粒 子を最初に製造した後に、これを加えてもよい。 したがって、本発明の好ましい方法は、分散系を、非水性液中、本明細書に定 義する反応性安定剤(はじめに分散系を形成する際に存在してもよいし、はじめ にそれを形成した後で加えてもよい)の存在下で形成する方法であって、分散系 が、グリシジル又は無水物基と反応することができる反応性基をその表面に有す る非水性ポリマー粒子の分散相を有し、この反応を起こさせ、粒子を電解液中に 分散させる方法である。 しかし、一般に、安定剤を、非水性液中の分散系であって、非水性液中で、し ばしば異なるポリマー安定剤、例えば非反応性の親水性及び疎水性モノマー単位 で形成された従来の安定剤の存在下で形成した分散系に加える。 ポリマー安定剤は、逆相系における水性相と非水性相との界面に集中し、ポリ マー安定剤中にグリシジル単位を使用する特定の利点は、分散系の水性相におけ るグリシジル又は無水物単位と反応性基との共有結合反応を促進することができ ることにある。したがって、グリシジル又は無水物基がポリマー安定剤のはじめ の形成の際に存在することが不可欠ではなく、グリシジル又は無水物モノマーを 使用する代わりに、本発明では、グリシジル置換基を、グリシジル基を持たない 安定剤に反応させて、ポリマー中にグリシジルモノマー単位を形成することが可 能である。 グリシジル基は、粒子の表面に結合した、又は物理的に閉じ込められ、活性水 素を含む基(例えばヒドロキシル、カルボキシル又はアミノ基)と反応すること ができる。例えば、これらは、例えばそのようなアミンを使用するIFC反応か らのジエチレントリアミン又は他の第一級若しくは第二級アミノ残基と反応する ことができる。 安定剤とポリマー粒子との反応は、通常、ポリマー粒子が非水性液中に分散し ている間に起こる。あるいはまた、望むならば、安定剤と粒子との間で反応を起 こす前又は安定剤を分散粒子に加える前に、分散系がはじめに形成される非水性 液を、別の非水性液又は何らかの他の液体、例えば界面活性剤に変更してもよい 。 反応を達成するためには、分散系を周囲温度で例えば3〜48時間反応させる ことができるが、好ましくは、例えば30〜90℃、好ましくは35〜60℃又 は70℃に加熱することによって1〜8時間、例えば35〜55℃で3〜16時 間、反応を行なう。 IFC、コアセルベート又は分散相中にある他のポリマー表面材料とで共有結 合的に反応することができ、反応する安定剤を使用する結果として、分散相の自 己安定化性を促進することが可能である。したがって、安定化ポリマーは、分散 粒子とで共有結合的に反応する。 その結果、安定剤は、物質をその後で扱うとき、例えば、いずれも上述したW O公開で記載されているように、非水性液中の元の分散系を蒸留及び/又は溶剤 交換技術に付したり、分散粒子を水性電解質及び/又は液体洗剤濃縮物に分散さ せたりするとき、置き換えられない。電解液中の分散系は新規である。 比較的少量(むしろ、多量ではなく)のグリシジル又は無水物モノマーの使用 は、安定剤分子が、受容IFC又は他の表面と反応することができる点の数を減 らす結果となり、したがって、安定剤が表面から外に延びることを促進する傾向 を示す。非イオン化性親水性モノマーの使用は、安定化特性でのイオン含有量( 粒子が分散される液体の)の影響を減らす利点を有する。したがって、そのよう なモノマーは、例えば環境を強アルカリ性洗剤から中性に近い洗剤濃縮物に変 えることによって有意に軽減しない溶媒和性又は親水特性を付与することができ る。 新規な安定剤(特に、ヒドロキシアルキル基及び/又は低グリシジル含量を有 するもの)は、例えば水性洗剤濃縮物中での、アミン−TPC又は他の界面縮合 (IFC)シェル粒子の特に良好な安定化を生じさせる。本発明は、貯蔵中の凝 集及び/又は沈降に対する安定性を改善する。 ポリマー粒子が他の技術、例えば逆相重合によって形成されるとき、それらは 、非水性液中エチレン性不飽和モノマー又はモノマーブレンドの水性溶液の逆相 重合によって従来の方法で製造することができ、その場合、重合されるモノマー は、例えば、エチレン性不飽和アニオン性モノマー、エチレン性不飽和カチオン 性モノマー又はエチレン性不飽和水溶性アニオン性モノマー(例えば、アクリル アミド)を含むことができ、安定剤の無水物又はグリシジル基と反応することが できる反応性基を有する付加ポリマーを提供するモノマーを含むように選択する ことができる。例えば、遊離のカルボキシル、ヒドロキシ又はエポキシ基を提供 するモノマーから粒状ポリマーを形成することができる。 新規な安定剤は、重合により、逆相又は他の重合法に関して周知である従来の 両親媒性安定剤に類似した分子量(典型的には、ゲル透過クロマトグラフィーに よる計測で10,000〜200,000)までで製造することができる。 本発明で安定化される粒子は、通常、比較的小さく、例えば、少なくとも90 重量%が30μm未満、好ましくは10又は20μmのサイズを有し、その結果、 洗剤濃縮物又は他の水性電解質中で実質的に安定な分散系として提供することが できる。本発明は、粒子が、低濃度(例えば、0.1重量%まで)及び高濃度( 例えば、5%又はそれをはるかに超える、例えば液体によっては30%又は50 %)の両方で、凝集及び/又は沈降する危険を軽減又は解消する。しかし、本発 明はまた、粒子が30μmを超える、例えば少なくとも90%が100〜100 0μmの範囲にあるサイズを有する、粒状重合又は他の方法における凝集を軽減 するための安定剤の使用を含む。 本発明の安定剤の使用は、粒子の凝集の危険を最小限にし、粒子の分散系の安 定性を高める。特に、安定剤の使用は、WO97/24179及びWO97/24177並びに GB9713310.1からの優先権を主張する今日出願されるPCT出願(参照番号PRL03 819WO)及びGB9713804.4からの優先権を主張する今日出願されるPCT出願(参 照番号PRL03821WO)に記載されている方法及び製品で特別な価値がある。これら の全開示内容を引用例として本明細書に含める。したがって、これらの記載され ているように、ポリマー粒子は、界面縮合によって、洗剤酵素をコアに閉じ込め たシェルコア構造として製造することができ、その結果、粒子が分散している分 散系濃縮物は、すべてこれらの出願で論じられているとおり、改善された安定性 及び連続相におけるカプセル充填酵素と他の物質、例えば酵素との改善された分 離を有する。 特に、これらの出願は、 (a)30μm未満のサイズを有する粒子の、電解液中の分散系を製造する方 法であって、30μm未満のサイズを有し、洗剤活性成分を含有するコア及び界 面縮合によって形成され、反応性基を含む外面を有するシェルとを有する粒子の 、第一の液体中の分散系を形成させ、反応性安定剤物質を反応性基のいくつかと 共有結合的に反応させ、それにより、粒子のシェルの外面に共有結合した安定剤 物質を有する粒子の分散系を形成させ、得られた自己安定化粒子を電解液中に分 散させる工程とを含む方法、並びに (b)30μm未満のサイズを有する粒子の分散系を含む液体洗剤濃縮物であ って、シェルコア構造を有し、シェルが、界面縮合によって形成され、反応性基 を含む外面を有し、反応性安定剤が粒子の表面の反応性基のいくつかと共有結合 している液体洗剤濃縮物 を記載している。 これらのそれぞれで、反応性安定剤は、本明細書に記載するものであることが できる。 以下、本発明の例を示す。例1 ステアリルメタクリラート65%、スチレン17.5%、マレイン酸15.0 5及びマレイン酸無水物2.5%のモノマーブレンドの、炭化水素中での従来の 重合によって両親媒性ポリマーを製造した。これを安定剤Aとした。例2 ステアリルメタクリラート55重量%、メチルメタクリラート33重量%、メ タクリル酸10重量%及びグリシジルアクリラート2重量%で形成されたモノマ ーブレンドの、炭化水素中での従来技術による溶液重合によって両親媒性安定剤 を製造した。例3 20%非反応性両親媒性エマルション安定剤46gをIsopar G溶媒(炭化水素 の1種)586gで希釈することによって油相を調製した。 沈殿したSavinase酵素、ナトリウムポリアクリラートホモポリマー、硫酸ナト リウム及びホウ酸を含むpH5.0の水性分散系(900g)を高せん断Silverso nミキサの下で油相に加えて、平均滴サイズ3ミクロンの油中水型エマルション を形成した。この工程中、エマルションの温度を40℃未満に維持した。エマル ションを形成した後、更に306gのIsopar G及びジエチレントリアミン25g を高せん断混合しながら加えた。 Tsopar G(562g)中テレフタロイルクロリドの3%溶液を調製し、これを インラインスタチックミキサによって上記酵素エマルションと接触させて、ポリ アミドシェルカプセルを製造した。 次に、カプセル懸濁液を40℃に暖め、20%グリシジルポリマー安定剤B1 82gを加えた。そして、この混合物を40℃で16時間攪拌して、ポリマー安 定剤をカプセルの外側シェルに付着させた。 そして、上記で形成した改質カプセルを減圧蒸留に付して揮発性溶媒を除去し 、揮発性溶媒を、より揮発性の低い炭化水素Isopar M油300gで置き換えた。 最終生成物は、40KNPU/g酵素活性を有する油中Savinaseカプセルの懸濁液で あった。 改良した酵素カプセルを1.0KNPU/g酵素活性で市販の重質液体洗剤に添加し 、40℃で促進貯蔵試験に付した。4週間後、カプセルは洗剤媒体中でばらばら のままで、均一に分散していた。例4 50%ポリエチレンイミン(500g)の水性溶液を、攪拌しながら、Span 85 10g及びExsson D-40炭化水素溶媒490gからなる油相(500g)に 加えた。次に、形成した粗いエマルションを高圧ホモジナイザに通して、平均滴 サイズ0.5ミクロンの油中水型エマルションを製造した。次に、40%グルタ ルアルデヒド溶液5mlを加え、エマルションを55%に暖めてポリエチレンイミ ンポリマーを架橋させた。 上記架橋反応の後、Exxsol D-40中20%安定剤B50gを加え、エマルショ ンを50℃で更に3時間維持した。この工程が、安定化性ポリマーを架橋ポリマ ー粒子に共有結合させた。 架橋したポリマーエマルションを10%硫酸アンモニウム溶液に加えると、ポ リマー粒子は分散し、均一に懸濁したままであった。3週間の貯蔵の後でも、不 安定性の兆候はなかった。 比較として、グリシジル安定剤の代わりにExxsol D-40溶媒50gを油中の架 橋ポリマー粒子に加えたことを除き、手順を繰り返した。ポリマー粒子を10% アンモニウム塩溶液に加えると、ポリマー粒子は分散したが、わずか1日の貯蔵 で大きな塊に凝集した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9721477.9 (32)優先日 平成9年10月9日(1997.10.9) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ミストリィ,キショー クマー イギリス国 ウェスト ヨークシャー ビ ーディー14 6エヌエイチ ブラッドフォ ード クレイトン ペニー ヒル ドライ ブ 55

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.疎水性モノマー単位及び親水性モノマー単位との付加ポリマーを含むポリマ ー性の両親媒性安定剤であって、親水性モノマー単位が、遊離のカルボン酸又は 酸の塩単位、並びに(a)グリシジルモノマー単位及び(b)無水物モノマー単 位から選択される反応性モノマー単位を含み、無水物単位の量が、全モノマー単 位の10重量%未満であるか、又は全カルボン酸モノマー単位の19重量%未満 であるかのいずれかである安定剤。 2.反応性モノマー単位の量が、全モノマー単位の10重量%未満である、請求 項1記載の安定剤。 3.反応性モノマー単位の量が、少なくとも0.5重量%である、請求項1記載 の安定剤。 4.反応性モノマー単位の量が、1〜5重量%、好ましくは1〜3重量%である 、請求項1記載の安定剤。 5.反応性モノマー単位が、グリシジルアクリラート及びグリシジルメタクリラ ートから選択される、請求項1〜4のいずれか1項記載の安定剤。 6.反応性モノマー単位がマレイン酸無水物である、請求項1〜4のいずれか1 項記載の安定剤。 7.親水性モノマー単位が、カルボン酸モノマー単位5〜30重量%並びにヒド ロキシアルキルモノマー単位及び反応性モノマー単位0〜20重量%を含む、請 求項1〜6のいずれか1項記載の安定剤。 8.カルボン酸モノマー単位を少なくとも10重量%含む、請求項7記載の安定 剤。 9.C8-24(メタ)アクリラート単位を少なくとも20重量%及びC1-4(メタ )アクリラート又はスチレン単位を少なくとも10重量%から形成される、請求 項1〜8のいずれか1項記載の安定剤。 10.C8-24アルキルメタクリラート25〜70重量%、メチルメタクリラート 及び/又はスチレン15〜40重量%、メタクリル酸及び/又はマレイン酸5〜 30重量%、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリラート0〜20重量%並びにマ レイン酸無水物及び/又はグリシジル(メタ)アクリラート1〜5重量%を 含む、請求項1〜9のいずれか1項記載の安定剤。 11.請求項1〜10のいずれか1項記載の安定剤をその表面に反応させたポリ マー粒子の、電解液中の分散系。 12.電解液が、電解質を少なくとも3%含有する水性溶液である、請求項11 記載の分散系。 13.請求項1〜10のいずれか1項記載の安定剤を含有する非水性液中で、安 定剤としての、グリシジル又は無水物基と反応することができる反応性基を表面 に有する水性ポリマー粒子の分散系を形成する方法であって、この反応を起こし 、粒子を電解液中に分散する方法。 14.反応性安定剤を、分散系が異なるポリマー性安定剤の存在下に形成されて いる、非水性液中のポリマー粒子の分散系に加える、請求項13記載の方法。 15.非水性液中の分散系が、逆相重合又は界面縮合によって形成されたもので ある、請求項13又は14記載の方法。
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