JP2002507216A - 殺虫剤含有調合物 - Google Patents

殺虫剤含有調合物

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JP2002507216A JP50622499A JP50622499A JP2002507216A JP 2002507216 A JP2002507216 A JP 2002507216A JP 50622499 A JP50622499 A JP 50622499A JP 50622499 A JP50622499 A JP 50622499A JP 2002507216 A JP2002507216 A JP 2002507216A
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
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    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof

Abstract

(57)【要約】 本発明は、重合体を基礎にした殺虫剤調合物、それの製造方法およびそれを屋内の昆虫の防除で用いることに関する。この新規な調合物は、少なくとも1種の殺虫剤を含有していてそれが適切な重合体の中に組み込まれていることを特徴とする。この調合物はこれの形態も巨視的外観も変化することなく所定温度で上記殺虫剤を制御様式で放出し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 殺虫剤含有調合物 本発明は殺虫剤含有調合物、この調合物を製造する方法およびそれを昆虫の防 除で用いることに関する。 加熱装置を基とする昆虫防除システム(insect control sy stem)が益々好まれるようになってきている。それらは殺虫活性物質を適切 な材料、例えばセルロースまたは綿カード(card)、アスベストまたはセラ ミックなどに含浸させると言った原理を基にしている。その後、上記含浸を受け させた支持体材料を切断して形状品を生じさせることができ、この形状品の形状 は如何なる形状であってもよく、好適には活性物質を高温で放出する錠剤(以下 に述べるいわゆる「ベイポライザータブレット(vaporizer tabl ets)」の形状である。120から190℃の範囲の温度を発生する加熱装置 の作用によって上記殺虫剤が蒸発する。同様な原理がゲルインプロバイザー(g el improviser)の基礎を成しており、この場合、殺虫剤がゲル調 合物(gel formulation)の中に組み込まれている。 ドイツ特許出願公開第196 05 581号には、重合体を基にしていて活 性物質を高温で放出する殺虫剤組成物が開示されている。可能な活性物質として いろいろなピレトロイド類(pyrethroids)が述べられている。その ような組成物は実用に関する数多くの要求を満たしはするが、継続して改良が求 められている。特に、使用者がその形状品を交換する必要がある頻度がより少な くなるように上記調合物の枯渇を遅らせることが望まれている。しかしながら、 そのような組成物の 寿命を延ばすには、また、材料である活性物質と重合体がそれに関連した温度応 力(temperature stresses)に耐える得る必要があり、そ の上、該重合体は望ましくなく活性物質が室温で染み出すことなくそれを比較的 高い割合で収容する能力を有するべきである。従って、本発明の目的は、活性物 質を均一に放出する性質を有していて作用期間が最大限の殺虫剤含有調合物を提 供することにあった。 驚くべきことに、殺虫剤を重合体の中に埋め込んだ調合物に無機アグリゲート (aggregate)[すなわち、無機増量剤(Zuschlagstoff )]を含有させそして/または上記重合体をポリ−4−メチルペンテンにすると 本目的が卓越して満たされることを見い出した。従って、本発明は、 A)高温で放出される少なくとも1種のピレトロイド殺虫剤、および B)100から300、好適には150から250、最も好適には150から2 00℃の範囲の軟化点を有する少なくとも1種の重合体、 を基とする調合物に関し、この調合物は、無機アグリゲートを含有しそして/ま たは上記重合体がポリ−4−メチルペンテンであることを特徴とする。 上記軟化範囲は、非晶質の熱可塑性重合体の場合にはガラス温度でありそして 半結晶性重合体の場合には融点である。追加的に、上記混合物にさらなる添加剤 、例えば安定剤、着色剤または香料など、そして通常の有機または無機助剤など を組み込むことも可能である。 下記がピレトロイダル(pyrethroidal)活性化合物として用いる に好適である: 1) 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン− 1−イル−d/l−シス/トランス−クリサンテメート(chrysanthe mate)[アレトリン(allethrin)/Pynamine(商標)] 、 2) 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル −d−シス/トランス−クリサンテメート[Pynaminforte(商標) ]、 3) 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル −d−トランス−クリサンテメート[Bioallethrin(商標)]、 4) (+)−1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビ ニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジル[ トランスフルトリン(transfluthrin)、Bayothrin(商 標)]、 5) (S)−3−プロパルギル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4− オン−1−イル−(1R)−シス/トランス−クリサンテメート[プラレトリン (prallethrin)/Etoc(商標)]、または上記活性化合物の混 合物。 特に好適な活性化合物は3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン− 4−オン−1−イル−d−シス/トランス−クリサンテメート[Pynamin forte(商標)]および(+)−1R−トランス−2,2−ジメチル−3 −(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テ トラフルオロベンジル[トランスフルトリン]である。 好適な重合体材料は、熱可塑的に加工可能、即ち粘性のある溶融物と して加工可能でありかつ組み込むべき活性化合物が大気圧下で示す沸点よりも低 い軟化範囲を有する非晶質重合体および半結晶性重合体およびこれら2種の混合 物である。当該活性化合物と重合体が少なくともある程度混和し得るように活性 化合物用重合体を選択する。 適切で好適な重合体は下記である: PVC(軟質)、ポリスチレン、スチレン/ブタジエン、スチレン/アクリロニ トリル、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン、ポリメタアクリレート、非 晶質のポリシクロオレフィン類、セルロースエステル類、芳香族ポリカーボネー ト類、非晶質の芳香族ポリアミド類、ポリフェニレンエーテル類、ポリ(エーテ ル)スルホン類、ポリイミド類、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン 、ポリメチルペンテン、PVC(硬質)、ポリアミド、ポリエーテルアミド類、 ポリエステルアミド類、ポリオキシメチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ リブチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエーテル(エーテル)ケトンおよ びポリウレタン類。 好適な混合物は例えば下記である: ポリカーボネート類とポリブチレンテレフタレートのブレンド物、ポリアミド− 6とスチレン/アクリロニトリルのブレンド物、ポリプロピレンとポリメチルペ ンテンのブレンド物。 特にポリプロピレン、ポリ−4−メチル−1−ペンテンおよびそれらの混合物 が好適である。 本発明は、好適には、 A. トランスフルトリン を0.1から80、好適には0.2から40、特に0.5から20、特別には1 から10重量%含有しかつ B. ポリ−4−メチル−1−ペンテンを99.9から20、好適には99.8 から60、特に99.5から80、特別には99から90重量%含有するが、こ れの重量の半分以下、好適には1/3以下、特に1/4以下が別のポリ−α−オ レフィンに置き換わっていてもよく、ここで、上記パーセントが各場合とも成分 A+Bの合計を基準にしたパーセントである、 混合物から成る調合物に関する。 トランスフルトリンおよびそれの製造方法はドイツ特許出願公開第37 05 224号(=ヨーロッパ特許第279 325号)から公知である。 ポリ−4−メチル−1−ペンテンBは公知の重合体で、これが示すガラス転移 温度は好適には50から60℃であり、これをビーカー(Vicat)(AST M D 1525)に従って測定した時の軟化温度は140から180、好適に は170から175℃でありそしてそれをASTM D 1238に従って測定 した時のメルトインデックス(260℃/5kg)は20から200、好適には 22から35[g/10分]であり、この重合体は4−メチル−1−ペンテンの 重合で調製可能であ る。 ある程度ではあるが上記ポリ−4−メチル−1−ペンテンの代わりに用いるこ とができる適切なポリ−α−オレフィン類は、主にポリエチレン類、ポリプロピ レン類、ポリブテン類およびポリイソブテン類、そしてまた上記重合体の基にな るα−オレフィン類の共重合体、例えばエチレン−プロピレン共重合体などであ る。好適なポリプロピレン類はイソ−および/またはシンジオタクティックポリ プロピレン類から成り、これをビーカー(ISO 306)に従って測定した時 の軟化温度は好ましくは130から170、好適には140から160℃であり そしてそれをISO 1133に従って測定した時のメルトインデックス(23 0℃/2kg)は20から40、好適には25から35[g/10分]である。 また「他の」ポリ−α−オレフィン類も用いる限り、ポリ−4−メチル−1− ペンテン/ポリ−α−オレフィン類の重量比を70:30から99:1、好適に は80:20から95:5にすることも可能である。 成分AおよびBに加えて、本発明に従う調合物にさらなる有機および/または 無機添加剤、例えば充填材、着色剤、安定剤、香料などを含めることも可能であ る。 本発明に従う殺虫剤組成物にUV吸収剤を添加剤として混合することを通して 、この調合物に抗酸化剤を補助として用いた安定化を受けさせることも可能であ る。適切なUV吸収剤は公知のUV吸収剤全部である。 フェノール誘導体、例えばブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒド ロキシアニソール(BHA)など、ビスフェノール誘導体、アリールアミン類、 例えばフェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β −ナフチルアミン、フェネチジンとアセトンの縮合物など、またはベンゾフェノ ン類の使用が好適である。 着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン、プルシャンブルーなど 、そして染料、例えばアリザリン、アゾ染料および金属フタロシアニン染料など を用いることも可能である。 本発明に従うゲル調合物に添加可能な合成香料の例は下記である: ピネン、リモネンおよび同様な炭化水素;3,3,5−トリメチルシクロヘキサ ノール、リナロール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール、メントール、 ボルネオール、ボルネイルメトキシシクロヘキサノール、ベンジルアルコール、 アニシルアルコール、シンナミルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、 シス−3−ヘキサノール、テルピネオールおよび同様なアルコール類;アネトー ル類、ムスク(musk)キシレン、イソエウゲノール、メチルエウゲノールお よび同様なフェノール類;α−アミルシンナムアルデヒド、アニスアルデヒド、 n−ブチルアルデヒド、クミンアルデヒド、シドラメンアルデヒド、デシルアル デヒド、イソブチルアルデヒド、ヘキサアルデヒド、ヘプタアルデヒド、n−ノ ニルアルデヒド ノナジエノール、シトラール、シトロネラール、ヒドロキシシ トロネラール、ベンズアルデヒド、メチルノニルアセトアルデヒド、シンナムア ルデヒド、ドデカナール、α−ヘキシルシンナムアルデヒド、ウンデカナール、 ヘリオトロピン、バニリン、エチルバニリンおよび同様なアルデヒド類、メチル アミルケトン、メチルβ−ナフチルケトン、メチルノニルケトン、ムスクケトン 、デアセチル、アセチルプロピオニル、アセチルブチリル、カルボン(carv one)、メトン(methone)、カンファー(camphor)、アセト フェ ノン、p−メチルアセトフェノン、イオノン(ionone)、メチルイオノン および同様なケトン類;アミルブチロラクトン、ジフェニルオキサイド、メチル フェニルグリシデート、ノニルアセトン、クマリン、シネオール(cineol )、エチルメチルフェニルグリシデートおよび同様なラクトン類またはオキサイ ド類、蟻酸メチル、蟻酸イソプロピル、蟻酸リナリル、酢酸エチル、酢酸オクチ ル、酢酸メチル、酢酸ベンジル、酢酸シンナミル、ブチルプロピアント(pro piant)、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピル、イソ吉草酸ゲラニル、 カプロン酸アリル、ヘプチル酸ブチル、カプリル酸オクチル、ヘプチンカルボン 酸メチル、オクチンカルボン酸メチル、カプリル酸イソアミル、ラウリン酸メチ ル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸ベン ジル、酢酸メチルカルビニルフェニル、酢酸イソブチルフェニル、桂皮酸メチル 、スチラシン(styracin)、サリチル酸メチル、エチルアニセート、メ チルアントラニレート、エチルプルベート、α−ブチル酪酸エチル、プロピオン 酸ベンジル、酢酸ブチル、酪酸ブチル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、酢 酸デリル(deryl)、酢酸シトロネリル、蟻酸シトロネリル、酢酸p−クレ ジル、酪酸エチル、カプロン酸エチル、桂皮酸エチル、酢酸エチルフェニル、エ チレンブラシレート、酢酸ゲラニル、蟻酸ゲラニル、サリチル酸イソアミル、吉 草酸イソアミル、酢酸イソボルニル、酢酸リナリル、メチルアントラニレート、 メチルジヒドロジャスモネート、酢酸ノニル、酢酸β−フェニルエチル、酢酸ト リクロロメチレンフェニルカルビニル、酢酸テルピニル、酢酸ベチベリル(ve tiveryl)および同様なエステル。 本調合物の活性化合物含有量を一般に0.1から80%、好適には0.2から 40%、特に好適には1.0から20%の範囲にする。使用可能なアグリゲート には、修飾剤(modifiers)および/または充填材、そして補強用材料 および/または加工助剤、例えば核形成剤(nucleating agent s)、可塑剤、放出剤(release agents)、難燃剤、耐衝撃性改 良剤、安定剤、或は熱可塑性プラスチックで通常用いられる他の添加剤などが含 まれる。Encyclopaedia of Polymer Science and Engineering、7巻、53−73頁(1985)に記述さ れている如き充填材の使用が好適である。 使用可能な充填材および補強用材料は、鉱物、例えば石膏、石灰、ガラス繊維 または砂など、好適にはガラス繊維である。 本発明に従う調合物の調製は、重合体Bを粒状物または粉末として適切なニー ダーまたは押出し加工機に導入してそれを可塑化させる(plastifyin g)ことで実施可能である。活性物質Aを適切な計量装置に通して上記重合体の 溶融物にこの重合体に典型的な可塑化条件および温度下で直接導入して均一に分 散させてもよい。 この重合体の可塑化はニーダー(Banbury、Werner & Pfl eiderer)(特殊なニーダーを包含)およびまた可変せん断ロール押出し 加工機(variable shearing−roll extruders )および単軸および二軸押出し加工機で実施可能である。 バッチ式(batch)製造では主にせん断ロール押出し加工機を用いるが、 単軸および/または二軸押出し加工機またはBuss KO− ニーダーを用いて活性物質を連続的に組み込むことも可能である。活性物質の組 み込みで用いるに適切な押出し加工機またはニーダーは、摩擦原理を基とするも のであり、スクリューが水平方向に前後に動く過程で摩擦熱が発生する。このス クリューを、フライト(flight)の深さ、チャンネル(channel) の幅、回転方向におけるヘリックス(helix)の角度の点で、上記重合体/ 活性物質の混合に応じて変えることができる。混練り時間そして押出し加工機に 備わっているスクリューの長さ/直径比を用いて均一化(homogeniza tion)の品質を調整することができる。 成形用コンパウンドを生じさせる熱可塑加工で用いるに適した均一な生成物を 得ようとする場合には下記の形態の計量が推奨される:重合体の添加を好適には 粒状物または粉末の形態で行う。 活性物質は、要求される精度に応じて固体または液体の形態で(溶融物または 溶液として)添加可能であり、この添加を体積もしくは重量計量装置を用いて行 う。体積計量装置にはスクリュー、スター(star)、カロウセル(caro usel)および振動シュート(vibrating−chute)供給装置が 含まれる。重量測定装置は、例えばプロポーショネイティングベルト重量測定装 置(proportioning belt weighers)または示差重 量供給装置(differential weigh feeders)である 。自由流れする重合体粒子(粒子サイズ>50μm)の場合には、振動シュート 、スパイラルスクリューまたは羽根付き(bladed)スクリューおよびベル トを計量装置として用いるのが好適である。粉末のサイズが10から50μmの 範囲の活性物質は液体のように処理可能であり、好適に は「チャンバシステム(chamber systems)」、例えばセルラー ホイールスルース(cellular−wheel sluices)またはダ ブルリードスクリュー(double−lead screws)などを用いて それの計量を行うことができる。上記活性物質は押出し加工機の充填ゾーン(f illing zone)にか或は更に下流の1つ以上の段階で添加可能である 。好適には、二次的凝集物が生じないように重合体溶融物への計量を行う。 活性物質が液状の場合、例えばそれをプレミキサー(加熱/冷却用ミキサー) に加えてもよい。活性物質がワックス様の場合、最初にそれを60から80℃に 自動温度調節されている貯蔵容器内で溶融させて貯蔵した後、押出し加工機に供 給してもよい。液状の活性物質はギアポンプ、小型のスクリューポンプ、または シングルもしくはマルチプルピストンポンプで計量可能である。これを押出し加 工機に供給する時、好適には、上記溶融物が加圧下にある地点に供給する。この 溶融物の圧力は、上記活性化合物がそれぞれの溶融物の温度で示す蒸気圧よりも 高い圧力でなければならない、と言うのは、そのようにしないと蒸気および発泡 が生じるからである。この注入部位の所の圧力はスクリュー先端の方向に向かっ て降下すべきである、言い換えれば、送り込まれる活性物質が上流で「押し出さ れる(pressed off)」ことがないように、圧力の勾配は負でなけれ ばならない。活性物質の量が比較的多くかつ重合体と液状活性物質の間の粘度の 差が大きい場合には、この液体を2つ以上の部位で同時に注入する方が有利であ る。活性物質が熱に敏感な場合には、そのような手段を用いて上記活性物質を上 記溶融物の中により迅速に分散させることができる。液状の活性物質が上記溶融 物の中にでき るだけ直接的に埋め込まれてそれが入り込んでいない部分が内部バレル壁(in ternal barrel wall)の縁の所のみであることが重要な要因 である。添加速度を低くすることで粘度が低い液体がバレル壁の所に膜を形成す るのを回避することができ、そのようにしないと移送が悪化し得るか或は単軸押 出し加工機の場合には崩壊が起こることさえあり得る。そのような場合には、ス クリューのチャンネルの中に突き出ているインジェクションバルブ(injec tion valves)を用いることができる。その場合、インジェクション 部位の所にスクリューのフライトが割り込む。計量用ポンプのスイッチを切った 時に重合体の溶融物がインジェクションバルブの中およびフィードライン(fe ed line)の中に入り込んでそれが固化することで上記計量用ポンプのス イッチを再び入れた時に液体の送り込みが遮断されると言った状況を是非とも回 避すべきである。このような影響を避ける目的で、ノンリターンバルブ(non −return valve)が出口開口部の所に直接位置する特殊なスプリン グローデッド(spring−loaded)ノンリターンバルブを用いること も可能である。 混合で組み込む点で液状の活性物質の場合の方法も固体状活性物質の場合の方 法も原則として同じである。しかしながら、この計量した液体の粘度は、大多数 の場合、上記重合体溶融物の粘度よりもずっと低いことから、均一化過程中にそ れらを分割することに関する問題は生じない。それらに必要なのは本質的に分散 のみである。この目的で用いるに適切な混合要素(mixing elemen t)は環状混合要素である、と言うのは、それらは交互に複数の分割をもたらし て個々の層を広げるからである。また、移送用スクリューとダイスの間に固定混 合要素を取 り付けることでも一定の混合品質を達成することができる。 液状または固体状の活性物質の計量をまた活性物質濃縮物の形態で行うことも 可能である。このような濃縮物は、担体物質の中に高濃度で埋め込まれている活 性物質を含んで成る中間体である。この場合の担体物質は重合体Bであってもよ いか或は重合体Bと混和しない材料(重合体、充填材)であってもよい。このよ うな製品を最終的に使用する時、これをさらなる重合体粒子と混合することで所 望の低濃度になるように希釈する。この形態における高濃度の活性物質は、確立 すべきいろいろな濃度にするための計量が容易な活性物質濃縮物の機能を果す。 このような「マスターバッチ」を通常は顆粒形態にする。 活性物質を含有する重合体をいろいろな手段で粒状にすることができる。例え ば、押出し加工して完全またはある程度冷却したストランド(strand)を 切断する(ストランドのペレット化)か、或はさもなければ、熱溶融物がダイス から出た時点で[ヘッド(head)に入る前に]それを直接切断する[例えば 水冷ダイスフェイスペレット化(water−cooled die face pelletization)]。 このようにして調製した活性物質含有粒子を熱可塑性プラスチックとして更に 加工して成形品を得てもよいか、或はさらなるポリマーと一緒に加工して混合物 (マスターバッチ)にすることも可能である。 成形はプラスチックで用いられる通常の技術、例えば射出成形、押出しブロー 成形、フィルム押出し加工または熱成形などによる加工で実施可能である。 従って、本発明は、追加的に、上記成分を混合しそしてその結果とし て生じた混合物を成形することを通して本発明に従う調合物を製造する方法も提 供する。 本発明に従う調合物は、例えばセルロースベーポライザータブレット(cel lulose vaporizer tablets)で用いられる如き通常の ベーポライザーに入れるベーポライザータブレットの形態で使用可能である。操 作温度(operating temperatures)を60から180、 好適には130から170℃にすると活性物質がそれの周囲に長時間に渡って( long−lasting)比較的均一に放出されることが確保される。 本発明は、追加的に、昆虫、例えば蝿および蚊などの防除で本発明に従う調合 物を用いることを提供する。 以下の実施例に示すパーセントは各場合とも重量に関する。実施例 使用する出発材料: 1. 三井(Mitsui)から入手可能なポリ−4−メチル−1−ペンテン( ポリメチルペンテンTPXRT18) 2. ポリプロピレン(Hoechst AGから入手可能なHostalen PPV 2080、PPV 2700 L、PPV 2780 L) 3. 二酸化チタン[バイエル社(Bayer AG)から入手可能なBaye r Titan RFK−2]実施例1 活性化合物をいろいろな重合体に配合 測定用2軸押出し加工機(押出し加工機の種類:35/17 D、押 出し加工機の冷却:空気、入り口の冷却:水、3mmの丸型押出し加工ダイス、 4つの電気加熱ヒーティングゾーン)を用いてコンパウンド化(compoun ding)を実施した。 秤を用いて重合体粒子を計量してそれぞれの温度(respective t emperature)で押出し加工機に送り込む。活性化合物を水蒸気で加熱 されている貯蔵容器内で加熱して、ギアタイプ(gear−type)の計量用 ポンプを用いて加える。処理量が全体で6kg/時になるように調整する。 出て来た重合体押出し加工品を水浴中で冷却した後、グラニュレーター(gr anulator)で細分する。この粒状物を水流ポンプ真空下約50℃で乾燥 させる。 実施例2 アグリゲートの使用有り無しの比較 ウエイトサンプル(weight samples)をヒーターの中央部に置 いて、加熱装置のスイッチを入れた後、2時間毎に正確に重量を測定する。この 試験を計算した使用時間である10時間に到達するまで実施する。 加熱装置:固定型抵抗器(155℃)が備わっている Baygon Muec kenfrei Heizgeraet,Standard Germany サンプル:34x22x2.5mm サイクル:2−10時間 ガラス繊維を添加していないポリメチルペンテンとガラス繊維を20%添加し たポリメチルペンテンの比較は、蒸発する量がかなり増えることを示している。実施例3 大きさを変えた時の比較 ウエイトサンプルをヒーターの中央部に置いて、加熱装置のスイッチを入れた 後、2時間毎に正確に重量を測定する。この試験を計算したサンプル使用時間で ある10時間に到達するまで実施する。 加熱装置: 固定型抵抗器(155℃)が備わっているBaygon Mueckenfre i Heizgeraet,Standard Germany(実施例3.1 および3.2) PTC抵抗器(155℃)が備わっているBaygon Electrico Heater Brazil(実施例3.3および3.4)活性化合物:トラン スフルトリン(1.3%) サイクル:2−10時間 この実施例でもまたガラス繊維を20%添加すると向上した蒸発特性がもたら された。この効果はBrazilフォーマット(format)34mmx22 mmx2.5mmの場合よりもBrazilフォーマット40mmx18mmx 2.5の方が顕著である。実施例4 活性化合物の含有量を変えた時の比較 ウエイトサンプルをヒーターの中央部に置いて、加熱装置のスイッチを入れた 後、2時間毎に正確に重量を測定する。この試験を計算したサンプル使用時間で ある10時間に到達するまで実施する。 加熱装置:固定型抵抗器(155℃)が備わっているBaygon Mueck enfrei Heizgeraet,Standard G ermany サンプル:34x22x2.5mm サイクル:2−10時間 活性化合物の濃度を高くすると放出速度が高くなり、結果として残存量が低く なった。実施例5 ポリプロピレン中のアグリゲート[100℃バージョン(version)] ウエイトサンプルをヒーターの中央部に置いて、加熱装置のスイッチを入れた 後、10時間毎に正確に重量を測定する。この試験を計算したサンプル使用時間 である70−80時間に到達するまで実施する。 温度:115℃ PTCが備わっているDBK加熱装置GD型 サンプル:6.25cm2 サイクル:1x10時間/日 期間:7日間 実施例6 ベーポライザータブレットの製造 直径が35mmでスクリューチャージ(screw charge)が約12 5g[5ショット(five shots)に相当]の単軸射出成形機であるA rburg 320−210−850機を用い、250℃(ダイス)265℃/ 270℃/280℃の逆温度プロファイルでサイクル時間を15秒にして射出成 形を行うことで、成形を行う。鋳型の温度を30℃にし、トンネルゲーティング (tunnel gating)が備わっているコールドランナーモルド(co ld runner mould)、12フォールド(fold)を用いる。初 期運転(initial run)として、各々が25gのショットを10ショ ット取り出す。この製品を50℃で15時間乾燥させる。 実施例7 本発明に従う調合物による活性物質の放出 活性物質の放出を重量法で測定する。重量測定した試験片を冷えている加熱装 置(Baygonベーポライザータブレットに通常の市販FALP標準加熱装置 )の中心部に置いて、各サイクル後に重量を正確に測定する。この試験を試験片 がさらなる重量損失を示さなくなるまで実施する。 試験片の寸法:34mm×23mm×2.5mm サイクル期間:8時/日実施例7.1 実施例6.1で得た調合物が7サイクルに渡って示す放出速度 実施例7.2 実施例6.2で得た調合物が7サイクルに渡って示す放出速度 実施例7.3 実施例6.3で得た調合物が10時間からなる1サイクルで示す累積放出率 実施例7.4 実施例6.4で得た調合物が10時間からなる1サイクルで示す累積放出率 実施例8 34m3の部屋を飛んでいる昆虫に対する殺虫作用に関する ベーポライザータブレットおよび長期(long-term)ベーポライザーの試験材料お よび方法 下記の寸法の部屋の中で試験を実施する: 個々のシステム(system)を空の部屋の中心の床の上に置く。プラグ( plug)バージョンの場合、該システムを高さが30cmになるようにスタン ドに固定する。短辺(narrow sides)から1メートル離れた位置の 2mの高さの所にコードを張り、これに試験動物を入れたワイヤーバスケットを 吊す。戸を閉める。温度をラジェーターで調節する。 朝、個々のベーポライザーシステムの作動を開始し、各々に20匹の試験動物 (3−4日才)が入っている2個のワイヤーバスケットを同時に部屋の中に吊す 。8時間に及んで、1時間の間隔でさらなる動物を部屋の中に吊すことで、ノッ クダウン(knock−down)効果を15分毎に評価する。50%および1 00%ノックダウン効果および24時間後の死亡率を測定する。該システムを8 時間に及んで加熱した後、それのスイッチを切る。長期ベーポライザーの場合に は該システムを更に1日当たり8時間作動させ、タイムスイッチ(time s witch)で調節する。 試験動物: 性 クレックス・キンケファシアツス(Culex quinquefasci atus)mf、DDT耐性実施例8.1 実施例6.1および6.2で得たベーポライザータブレットが34m3の部屋の中で蚊の 感受性種であるアエデス・アエギプチに対して示す殺虫作用 実施例8.2 実施例6.1および6.2で得たベーポライザータブレットが34m3の部屋の中で蚊の 耐性種であるクレックス・キンケファシアツスに対して示す殺虫作用 実施例8.3 実施例6.3で得たベーポライザータブレットが34m3の部屋の中で蚊の感受性種で あるアエデス・アエギプチに対して示す殺虫作用 実施例8.4 実施例6.3で得たベーポライザータブレットが34m3の部屋の中で蚊の耐性種であ るクレックス・キンケファシアツスに対して示す殺虫作用 実施例8.5 実施例6.4で得たベーポライザータブレットが34m3伝部屋の中で蚊の感受性種で あるアエデス・アエギプチに対して示す殺虫作用 実施例8.6 実施例6.4で得たベーポライザータブレットが34m3の部屋の中で蚊の耐性種であ るクレックス・キンケファシアツスに対して示す殺虫作用
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 キスタース,デイートマー ドイツ連邦共和国デー―47809クレーフエ ルト・エルメンドンク32

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. A)高温で放出される少なくとも1種のピレトロイド殺虫剤、および B)100から300℃の範囲の軟化点を有する少なくとも1種の重合 体、 を基とする調合物であって、無機アグリゲートを含有しそして/または該重合体 がポリ−4−メチルペンテンであることを特徴とする調合物。 2. 殺虫活性化合物として、 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル−d/ l−シス/トランス−クリサンテメート[アレトリン/Pynamine(商標 )]、 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル−d− シス/トランス−クリサンテメート[Pynamin forte(商標)]、 3−アリル−2−メチル−シクロペンテ−2−エン−4−オン−1−イル−d− トランス−クリサンテメート[Bioallethrin(商標)]、 (+)−1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル) −シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベンジル[トラン スフルトリン、Bayothrin(商標)]、 または上記活性化合物の混合物、 を含有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調合物。 3. (+)−1R−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ ビニル)−シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラ フルオロベンジル[トランスフルトリン、Bayothrin(商標)]、を殺虫 剤として含有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調合物。 4. 重合体として、PVC(軟質)、ポリスチレン、スチレン/ブタジエン 、スチレン/アクリロニトリル、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン、ポ リメタアクリレート、非晶質のポリシクロオレフィン類、セルロースエステル類 、芳香族ポリカーボネート類、非晶質の芳香族ポリアミド類、ポリフェニレンエ ーテル類、ポリ(エーテル)スルホン類、ポリイミド類、ポリエチレン、ポリプ ロピレン、ポリブチレン、ポリメチルペンテン、PVC(硬質)、ポリアミド、 ポリエーテルアミド類、ポリエステルアミド類、ポリオキシメチレン、ポリエチ レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエーテル (エーテル)ケトンおよびポリウレタン類、ポリカーボネート類とポリブチレン テレフタレートのブレンド、ポリアミド−6とスチレン/アクリロニトリルのブ レンド、ポリプロピレンとポリメチルペンテンのブレンドまたは上記重合体の混 合物を含有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調合物。 5. ポリメチルペンテンまたはポリメチルペンテンとポリプロピレンの混合 物を重合体として含有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調合物。 6. 無機アグリゲートとして鉱物、例えば石膏、石灰、ガラス繊維または砂 を含有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の殺虫剤組成物。 7. A.トランスフルトリンを0.1から80重量%含有しかつ B.ポリ−4−メチル−1−ペンテンを99.9から20重量%含有す るが、これの重量の半分以下が別のポリ−α−オレフィンに置き換わっていても よく、ここで、該パーセントが各場合とも成分A+Bの合計を基準にしたパーセ ントである、 混合物を含んで成る請求の範囲第1項記載の調合物。 8. 請求の範囲第1から7項のいずれかに記載の調合物を製造する方法であ って、該成分を混合しそしてその結果として生じた混合物を成形することによる 方法。 9. 昆虫を防除するための請求の範囲第1から7項のいずれかに記載の調合 物の使用。
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