JP2002507038A - Av/cプロトコルにおいて記述データによって格納データのサーチを行う方法及び装置 - Google Patents

Av/cプロトコルにおいて記述データによって格納データのサーチを行う方法及び装置

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JP2002507038A JP2000536188A JP2000536188A JP2002507038A JP 2002507038 A JP2002507038 A JP 2002507038A JP 2000536188 A JP2000536188 A JP 2000536188A JP 2000536188 A JP2000536188 A JP 2000536188A JP 2002507038 A JP2002507038 A JP 2002507038A
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Abstract

(57)【要約】 ネットワークバスによって接続される電子機器からなるネットワークに格納されたデータのサーチを行うためのシステム及び方法である。電子機器の少なくとも1つは格納データを有するターゲット装置であり、別の1つがコントローラである。一実施形態では、その電子機器はオーディオ・ビジュアルコントロール(AV/C)プロトコルに準拠し、ネットワークはIEEE1394に準拠する。本発明によれば、コントローラからターゲット装置に送信されるコマンド構造においてサーチ判定基準が規定される。ターゲット装置は、そのコマンドを格納されたデータのサーチを行うための要求として認識し、そのコマンドを実行し、サーチを行う。結果としてサーチが成功した場合、サーチ判定基準を満足するターゲット装置のデータが特定され、そのデータの位置を特定する識別子も規定される。ターゲット装置は、識別子を含む応答をコントローラに送信する。その識別子は、後にコントローラによってアクセスされて検索されるように、発見されたデータの位置を特定するだけの十分な情報を提供する。こうして本発明は、格納されたデータを有するターゲット装置でサーチを行うことができ、比較的少量のデータのみがネットワークバスによって送信される。したがって、バスの利用可能な帯域幅容量の一部のみしか使用せず、全ネットワークの性能が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、オーディオ/ビジュアルネットワークに接続された民生用電子機器
(consumer electronic devices)に関し、特に、ネットワーク内の電子機器に 格納されたデータによってサーチを行うための装置及び方法に関する。
【0002】 背景技術 典型的なオーディオ/ビジュアル(A/V)システムは、多様な態様でAV媒
体を提供及び記録する種々の民生用電子機器から構成されている。例えば、家庭
用の典型的なAV装置は、ラジオ受信機すなわちチューナ、コンパクトディスク
(CD)プレーヤ及び/又はデジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、多数
のスピーカ、テレビ、ビデオカセットレコーダ(VCR)、テープデッキ等のい
つくかの構成要素を備え、またパーソナルコンピュータ(PC)を備える場合も
ある。AVシステム内の民生用電子機器は、いつくかの方法で、一般的にはケー
ブルによって相互に接続される。
【0003】 民生用電子機器は、高性能にかつ複雑になってきており、また、最近の最も高
性能な装置に対する要望も高まっている。新しい装置が現れ一般的になってくる
と、消費者は、それらの装置を購入し、家庭或いはオフィスのAVシステムに「
接続する(plug)」。また従来のAVシステムは、民生用電子機器をネットワー
ク化するための家庭又はオフィス用のAVネットワークアーキテクチャ(AV net
work architecture)に置き換えられつつある。AVネットワークアーキテクチ ャは、装置の機能及び相互運用性を構築することができる強力なプラットフォー
ムを提供し、また民生用電子機器に組み込まれつつあるより精緻な構成を利用す
ることができる。
【0004】 通信規格であるIEEE1394標準規格は、標準通信プロトコル層(例えば
オーディオ・ビジュアル制御[AV/C]プロトコル)を用いて民生用電子機器を
ネットワーク接続するための規格である。IEEE1394標準規格は、非同期
及びアイソクロノスフォーマットの両方のデータの転送を可能にする廉価な高速
シリアルバスアーキテクチャを実現するための国際標準規格である。IEEE1
394標準規格は、デジタル機器を相互接続する高速シリアルバスを提供する。
これによって、全てのデジタル機器間の入力/出力端子間の接続間が可能になる
。IEEE1394標準規格では、アプリケーション用のデジタルインターフェ
ースが規格されている。よって、バス間で伝送される前に、デジタル形式のデー
タからアナログ形式のデータに変換するアプリケーションが必要でなくなる。し
たがって、受け入れアプリケーションは、バスからアナログデータではなくデジ
タルデータを受け取るので、アナログデータからデジタルデータに変換する必要
が無くなる。バスが使用中のときでも、デジタル機器をシリアルバスに接続した
り或いは取り外したりすることができるので、IEEE1394標準規格は、あ
る面で民生用電子機器間の通信に対して理想的である。
【0005】 AVネットワーク内の装置のうちの少なくとも1つの装置は、例えばチューナ
、PC、又はセットトップボックスのようなインテリジェントコントローラ(in
telligent controller)のようなコントローラとして機能する。このようなコン
トローラは、ターゲット装置と呼ばれるAVネットワーク上の他の民生用電子機
器との接続のための多数の特定の入力端子を有する。コントローラは、対応する
機器数分のコントロールボタン或いはコントロールスイッチを有し、それらのコ
ントローラボタンが、ターゲット装置にある自由度の可制御性及び相互運用性を
与える。ユーザは、中央装置の前面にあるボタン及びスイッチを操作することに
より、或いは可搬のリモートコントロールユニットのボタンを操作することによ
り、AVシステム及びターゲット装置を制御する。家庭用のオーディオ/ビジュ
アル相互運用性(HAVi)アーキテクチャに準拠する装置からなるネットワー
クのようなAVネットワークの他の実施形態では、ターゲット装置は、画面或い
はコントローラのスピーカを介してユーザに提供されるオン・スクリーン表示(
OSD)制御を与える。
【0006】 AVネットワーク内のターゲット装置は、階層的セットのデータ構造を提供す
るいくつかの方法或いはモデルを用いて、コンテンツ及び/又は放送サービスを
格納する。このようなモデルの一例として、本発明の譲受人に譲渡され、本明細
書の一部でも参照している、1998年3月17日出願のHarold Aaron Ludtke による「Method and Apparatus for Representing Devices and Available Info
rmation within a Network of Devices Using Object List and Object Entries
」というタイトルの米国特許出願第09/040,540号、代理人整理番号5
0L1819に記載されるAV/Cオブジェクト・リストモデルがある。AV/
Cオブジェクト・リストモデルは、オブジェクトを用いて、あるコンパクトディ
スク上の特定のトラック、或いは多数のCDを保有するCDチェンジャ内に装填
された特定のコンパクトディスクのようなターゲット装置上の個別のエンティテ
ィを表す。オブジェクト・リストは、CDチェンジャ内の全てのCDのリストの
ようなオブジェクトのリストである。
【0007】 AVネットワークに関して、ネットワークバスの最大帯域幅容量に関連する問
題がある。すなわち、一般的には、Mビット/秒で測定され、ネットワークがデ
ータを搬送することができる最大速度が存在する。AVネットワーク上の各装置
は、装置がデータを伝送している際にある量の帯域幅容量を使用するので、他の
装置が同時に使用することが可能な帯域幅が低減されてしまう。
【0008】 AVネットワーク、特に、ターゲット装置が主に同等の装置(peers)として 動作する分散型ネットワークの場合には、コントローラは、1つ或いは複数のタ
ーゲット装置からのデータを見つけ、アクセスし、そのデータを検索することが
必要になることがある。従来技術の著しい問題点は、利用可能なコンテンツを記
述する特定のデータの事例(例えばオブジェクト或いはオブジェクト・リストに
対応する記述データ)をターゲット装置から見つけるために、コントローラは、
最初にターゲット装置からの大部分或いは全てのデータを検索する。データは、
最初に、ネットワークバス間でターゲット装置からコントローラまで転送されな
ければならない。次に、コントローラは、ターゲット装置に格納された全てのデ
ータを調べなければならない。例えば、特定のコンパクトディスクが、多数のC
Dを保有しているCDチェンジャ内に存在するか否かを知るためには、従来技術
では、コントローラがターゲット装置(CDチェンジャ)からの全タイトルを検
索する必要がある。次に、コントローラは、検索された全てのデータを構文解析
し、探している特定のタイトルを見つけなければならない。これ以外の例で、さ
らに多量のデータが検索かつサーチされる必要がある場合もある。このように、
従来の技術では、上述したような従来のサーチ方法によって、全ネットワーク、
コントローラ及びターゲット装置に大きな負荷がかけられる。特に、バスは、タ
ーゲット装置とコントローラとの間で全てのデータを伝達しなければならないの
で大きな負荷がかかる。
【0009】 従来の技術では、記述データのサーチが要求される際には、ネットワークバス
上を多量のデータが必ず転送されなければならないために、ネットワークトラフ
ィック(network traffic)が著しく増加してしまうという問題があった。した がって、バスが利用可能な帯域幅は著しく縮小され、他の機能のために完全に利
用されなくなってしまう。IEEE1394標準規格によれば、帯域幅はアイソ
クロノス部分と非同期部分とに分割される。帯域幅のアイソクロノス部分は、必
要な帯域幅を都合よく予約している装置に対しては保証される。しかしながら、
本来この種の転送は任意の特定の時間だけ実行されるように保証されていないた
め、この保証は非同期データ転送を犠牲にしている。このように、バス上の非同
期転送の負荷が高い場合、全ての非同期トランザクションには遅延が生じるよう
になる。例えば、ターゲット装置からコントローラへのOSDデータの伝送に遅
延が生じるようになり、ユーザには画面更新の遅れや動画品質の劣化として現れ
る。このように従来技術では、サーチ機能に関連する重交通(heavy traffic) に起因して、AVネットワークの機能が一時的に実行されない場合がある。記述
データがネットワークバスによって転送されている際には、AVネットワークが
同時に実行できる機能の数は間違いなく減少する。
【0010】 さらに、従来技術では、対照のオブジェクトを見つけるために、コントローラ
が多量の記述データを捕捉し、次に検索することを要求されるため問題である。
一般的に、コントローラは、データを処理し格納する能力において制限される。
従って、従来の方法では、コントローラの中央プロセッサ及び他のリソースには
負荷がかかり、リアルタイムユーザインターフェースを管理し、ネットワークと
ターゲット装置とを制御するその主な機能に向けられなくなる。このように、コ
ントローラはユーザに応答しない場合があり、グラフィカルユーザインターフェ
ース(graphical user interface)の一部として与えられる表示、画像等が遅れ
たり、或いは速度が低下したりする。さらに、従来のサーチ方法を可能にするた
めに、コントローラは、高い能力を有する高速のプロセッサ或いはより多くのメ
モリを用いて設計し製造しなければならず、したがって民生用のコントローラの
コストが上昇する。
【0011】 同様に、従来技術の問題点は、ターゲット装置の性能にマイナスの影響を与え
る点である。大部分のターゲット装置では、記述データは、必ずしも高速アクセ
スするのに都合のよい場所に格納されるわけではなく、サーチするためにコント
ローラにより要求されるフォーマットに依存する。一般的には、ターゲット装置
は、最初に入手可能な情報を収集し、必要な記述データをコンパイルするために
その情報をアセンブルする必要がある。その後、ターゲット装置は種々のデータ
フォーマットを変換し、記述データをコントローラが望むフォーマットでパッケ
ージングしなければならない。このように従来の技術は、ターゲット装置におい
て利用可能なリソースを消費するために問題である。上述したように、ネットワ
ークバスによってデータをコントローラに送出する従来のサーチ方法は、ターゲ
ット装置の処理能力に負荷をかけるようになる。従来技術によるサーチ方法を可
能にするためにターゲット装置は高い能力で設計されなければならないため、消
費者が負担するコストも増加する。
【0012】 従来技術の別の問題は、AVネットワークに関して生じる絶えることのない発
達及び改良に関連する。汎用のハードディスク或いは他の大容量記憶装置を用い
るいくつかのターゲット装置は、記録されるデータの種類に関係なく、或いは記
録されるデータの種類に関する専用の知識を有することなくデータを記録するよ
うに設計される場合がある。こうして、ターゲット装置上にどのようなデータが
格納されるかを判定するために、コントローラが必要とするフォーマットと互換
性のあるフォーマットにおいて記述データを作成するための能力を持たないタイ
プの装置が存在する場合もある。
【0013】 従って、ターゲット装置上に格納される記述データのサーチを行うが、ネット
ワークバス上のトラフィックを低減し、それにより全ネットワーク性能を改善す
ることができる方法及び/又はシステムが必要とされる。さらに上記要求を取り
扱い、ターゲット装置及びコントローラにかかる上記負荷を低減する、記述デー
タをサーチするための方法及び/又はシステムであって、サーチ機能を可能にす
るためにより高性能の中央プロセッサ及び大きなメモリのようなコストがかかる
性能拡張を組み込むことを不要するとともに、これらの装置の全体性能を改善す
る方法及び/又はシステムが必要とされる。さらに、上記要求を取り扱い、将来
的にもAVネットワークに行われる変更及び改良と互換性があることを可能にす
るサーチ方法及び/又はシステムが必要とされる。
【0014】 発明の概要 本発明は、ターゲット装置上に格納される記述データのサーチを行うが、ネッ
トワークバス上のトラフィックを低減し、それによって全ネットワーク性能を改
善することができる方法及び/又はシステムを提供する。また本発明は、上記要
求を達成し、ターゲット装置及びコントローラにかかる上記負荷を低減し、記述
データをサーチするための方法及び/又はシステムであって、サーチ機能を可能
にするためにより高性能の中央プロセッサ及び大きなメモリのようなコストがか
かる性能拡張を組み込むことを不要するとともに、これらの装置の全体性能を改
善する方法及び/又はシステムを提供する。さらに本発明は、上記要求を達成し
、さらにAVネットワークの将来的な実施形態と互換性があることを可能にする
サーチ方法及び/又はシステムを提供する。本発明のこれらの利点及び特にこれ
ら以外の他の利点は、ここに提示される本発明の実施の形態を通して明らかにな
るであろう。
【0015】 本発明は、バスのようなネットワークインターフェースにより接続される電子
機器のネットワークに格納されたデータをサーチするための方法及びシステムで
あり、電子機器の少なくとも1つは格納されたデータを含むターゲット装置であ
り、別のものがコントローラである。最初に、サーチ判定基準がコマンド構造に
おいて規定され、そのコマンド構造が、ネットワークバス上をコントローラから
ターゲット装置まで伝送される。ターゲット装置は、格納されたデータのサーチ
を行うための要求としてそのコマンド構造を認識し、そのコマンド構造を実行し
、それによってサーチが行われるようになる。サーチが成功した結果として、サ
ーチ判定基準を満足するターゲット装置上のデータが識別され、そのデータに対
応する識別子も規定される。ターゲット装置は、その識別子を含む応答を、ネッ
トワークインターフェースによってコントローラに送信する。識別子は十分な情
報を提供し、その後検出されたデータがコントローラによりアクセスされ、検索
されるようになる。また識別子により、コントローラは、サーチ判定基準を満足
するデータにより記述されるコンテンツ/放送サービスデータ(例えばオブジェ
クト)にアクセスし、検索できるようになる。
【0016】 一実施形態では、電子機器はAV/C(オーディオ・ビジュアルコントロール
)プロトコルに準拠し、ネットワーク及びネットワークインターフェースはIE
EE1394通信標準規格に準拠する。
【0017】 本発明は、格納データを有するターゲット装置によってサーチを実行し、コン
トローラでは実行しない。従って、相対的に少量のデータのみがネットワークイ
ンターフェースによって伝送され、ネットワークインターフェースの利用可能な
帯域幅容量のうちの小さな部分しか消費せず、全ネットワーク性能を向上させる
。さらに、コントローラは、対象のデータを見つけるため多量のデータをサーチ
することに関する時間のかかるタスクによって負荷をかけられることがない。同
様に、ターゲット装置は、ターゲット装置に転送されることになるデータを作成
するため多量のデータを処理し変換しさらにフォーマットしなければならないこ
とにより負荷をかけられることがない。
【0018】 本実施形態では、コマンドにおいて規定されるサーチ判定基準は、サーチ対象
、サーチのための場所、サーチのための開始点及び/又はサーチ方向を含むこと
ができる。同様に、その応答において与えられる識別子のためのフォーマットは
、サーチ判定基準を満足するデータのアドレス、そのデータにより記述されるオ
ブジェクトの位置、オブジェクトの識別子、そのオブジェクトを含むリスト及び
/又はそのオブジェクトを含むリストのタイプを含むことができる。本発明によ
り、サーチは、記憶装置(例えばハードドライブ)が記述データの構造を理解す
る必要のない判定基準に基づいて規定され行われるようになる。本発明のこの自
由度及び他の特徴により、AVネットワークが変更及び改良された後も、本発明
が互換性と有用性とを保つことができる。
【0019】 発明の詳細な説明 以下の詳細な説明では、本発明を完全に理解するためのAV/Cプロトコルの
記述データをサーチするための方法及びシステムを、多数の詳細な実施形態を用
いて説明する。しかしながら、当業者は、本発明がこれらの詳細な実施形態を用
いなくても、或いはこれらと同等な実施形態を用いて実施されるということが理
解できるであろう。既知の方法、手順、構成要素及び回路を用いたその他の実施
形態は、本発明の実施形態を不必要に不明瞭することを防ぐため、ここでは詳細
には記載しない。
【0020】 表記及び専門用語 以下に記載する本発明の詳細な説明の一部は、インテリジェント電子メディア
装置内のデータビットの操作の手順、論理ブロック、処理及び他の記号表記に関
するものである。これらの記載及び表記は、当業者に作業の内容を最も効果的に
伝えるためのものであり、データ処理分野の当業者によって用いられる手段であ
る。以下に記載する手順、論理ブロック、プロセス等は、本明細書においても、
また一般的にも、所望の結果に導く矛盾のない一連のステップ或いは命令である
。これらのステップは、物理量を物理的に操作する必要があるステップである。
通常これらの物理的な操作は、必ずしもそうであるということではないが、民生
用電子メディア装置において格納、転送、結合、比較及び他の方法で操作される
ことができる電気信号或いは磁気信号の形態を取る。便宜上及び共通の使用方法
を考慮して、本発明の詳細な説明において、これらの信号はビット、数値、要素
、記号、文字、項目、番号等として表される。
【0021】 しかしながら、これら全ての用語は、物理的な操作及び物理量を参照するもの
として解釈されるべきであり、単なる便宜上のラベルにすぎず、また、当分野に
おいて一般に用いられる用語に鑑みて解釈されるべきであるということを理解さ
れたい。以下の説明から明らかなように、具体的に他に記載がなければ、本発明
の全説明、すなわち「処理」、「算定」、「生成」、「計算」、「判定」、「表
示」等のような用語を用いる説明は、データを操作して変換する民生用電子機器
、或いは同様の電子計算機(例えば専用或いは組込み式のコンピュータシステム
)の動作及びプロセス(例えばFIG.3のプロセス300)を表す。そのデー
タは、民生用電子機器のレジスタ及びメモリ内の物理(電子工学的な)量として
表され、民生用電子機器のメモリ、レジスタ或いは情報記憶装置、伝送装置又は
表示画面のような他の装置内の物理量として同様に表される他のデータに変換さ
れる。
【0022】 現在の技術及び提案される技術によって、民生用電子機器は、家庭用又はオフ
ィス用のネットワークにおいて接続され、オーディオ情報、ビデオ情報及びその
他のデータをネットワークバスによって互いに転送されるようになる。本明細書
における説明では、「民生用電子機器」及び「ネットワーク」のような用語は、
いずれかの形態或いは種類の装置に限定されるものではなく、またいずれかの種
類の分配ネットワーク或いはデータフォーマットに限定されるものでもない。本
明細書における説明では、本発明は、シリアルバスを用いてハードウエアにより
接続されるよく知られた民生用電子機器を備え、標準的なプロトコルを介して通
信する家庭用ネットワークの構成に則して説明される。
【0023】 分散形オーディオ・ビジュアルネットワーク FIG.1は、本発明の一実施形態であるネットワーク10の具体的な構成を
示すブロック図である。ネットワーク10は、パーソナルコンピュータシステム
を有する民生用電子機器を備え、FIG.1に示した組み合わせ以外の種々の組
み合わせでも他の民生用電子機器を組み込むように拡張することができる構成に
なっている。
【0024】 ネットワーク10は、インテリジェントコントローラ12、ビデオカメラ14
、テレビジョン受像機16、パーソナルコンピュータ18、受信機20、ビデオ
カセットレコーダ(VTR)22及びコンパクトディスク(CD)プレーヤ24
のような、ネットワークインターフェース(例えばバス30)によりネットワー
ク10内で互いに接続される一体型の受信機/デコーダ装置を備える。民生用電
子機器は、それぞれ固有アドレス、1組のコントロールレジスタ及び揮発並びに
不揮発性メモリユニットを備え、ネットワーク10上のノードとして表される論
理エンティティと見なされる。ネットワーク10内の民生用電子機器はピア・ト
ゥ・ピア(peer-to-peer)で互いに相互作用することができ、データ、コマンド
等がネットワーク10内の装置間で送られるようになっている。
【0025】 本実施形態では、バス30はIEEE1394に準拠したバスである。従って
、ネットワーク10の民生用電子機器は、AV/C(オーディオ・ビジュアルコ
ントロール)プロトコルのようなIEEE1394に準拠したプロトコルを用い
てバス30によって通信を行う。本発明の他の実施形態は、当分野において知ら
れた家庭用のオーディオ・ビジュアル相互運用性(HAVi)アーキテクチャに
準拠した民生用電子機器のネットワーク内で通信することができる。しかしなが
ら、本発明によれば、他のプロトコル、バス、ネットワークインターフェース及
びネットワークアーキテクチャを用いることも可能であることは理解されよう。
【0026】 FIG.1に示すコントローラ12は、セットトップボックス或いはパーソナ
ルコンピュータのようなインテリジェントコントローラである。コントローラ1
2は、ターゲット装置(例えば、ネットワーク10の他の民生用電子機器)を制
御するネットワーク10内のシステム構成要素/ソフトウエア装置である。コン
トローラ12に関しては、FIG.2Aで詳細に説明する。
【0027】 コントローラ12は、いくつかの種類の入力/出力装置(図示せず)を介して
グラフィカルユーザインターフェースを用いるユーザと通信を行う。ユーザの入
出力装置は、例えばリモートコントロール、キーボード、マウス或いは他のカー
ソル指定装置、ジョイスティック、又はこれらの装置を組み合わせた既知の装置
を用いることができる。コントローラ12は、一般的には、ユーザがメニュー或
いはメッセージを視認できる構成となっており、また、ユーザが入出力装置を介
してエントリしたときユーザの入力を表示する表示装置に接続される。表示装置
は、コントローラ12に組み込まれて構成されてもよいし、或いはコントローラ
12とは分離されて構成されてもよい。例えば、テレビジョン受像機16をコン
トローラ12とともに用いて、ユーザにメニュー或いはメッセージを表示するこ
ともできる。
【0028】 ネットワーク10内のコントローラ12以外の民生用電子機器は、ターゲット
装置として表される。ネットワーク10内のターゲット装置は、いくつかの方法
或いは階層的セットのデータ構造を提供するモデルを用いて、コンテンツ及び/
又は放送サービスを格納する。ターゲット装置のコンテンツは、例えば、コンパ
クトディスクのトラックに記録されている音楽のデータである。ターゲット装置
の放送サービスは、例えば、テレビ番組の構成部分をそれぞれ集合的に表すデー
タである。すなわち1つの構成部分はビデオ部分を含み、第2の構成部分はオー
ディオ部分を含み、第3の構成部分はクローズドキャプション用の文字を含む場
合がある。各組のコンテンツデータ或いは放送サービスを識別するための記述デ
ータは、そのコンテンツ及び/又は放送サービスに関連する。記述データは、例
えば、コンテンツ或いは放送サービスの名称(例えばテレビ番組名)及び特に興
味を引くか、或いはコンテンツ又は放送サービスをさらに細かく規定する他の関
連する細目(例えば特定のエピソードに関する項目、登場人物の名前等)を含む
【0029】 コンテンツ及び放送サービスを格納するための階層的セットのデータ構造を提
供するモデルの一例として、本発明の譲受人に譲渡され、本明細書の一部にも参
照されているHarold Aaron Ludtkeによって1998年3月17日に出願された 「Method and Apparatus for Representing Devices and Available Informatio
n within a Network of Devices Using Object List and Object Entries」とい
うタイトルの米国特許出願第09/040,540号、代理人整理番号50L1
819に記載されるAV/Cオブジェクト・リストモデルがある。AV/Cオブ
ジェクト・リストモデルは、あるコンパクトディスク上の特定のトラック或いは
多数のCDを保有するCDチェンジャ内に装填された特定のコンパクトディスク
のようなターゲット装置上の個別のエンティティをオブジェクトを用いて表す。
オブジェクト・リストは、CDチェンジャ内の全てのCDのリストのようなオブ
ジェクトのリストである。
【0030】 FIG.2Aは、本発明の実施形態であるコントローラ12の具体的な構成を
示すブロック図である。本発明によれば、種々の異なるシステムを用いることが
できるが、代表的なシステムは、コントローラ12によって表される。
【0031】 FIG.2Aに示すように、コントローラ12は、情報及び命令を処理するた
めに内部アドレス/データバス200と接続されるプロセッサ201を備える。
揮発性メモリ202(例えば、ランダムアクセスメモリ)は、プロセッサ201
用の情報及び命令を格納するためのものであり、同様にバス200に接続される
。不揮発性メモリ203(例えばリードオンリーメモリ)は、プロセッサ201
用の静的な情報及び命令を格納するためのものであり、同様にバス200に接続
される。コントローラ12は、オプションとして、情報及び命令を格納するため
のバス200に接続される大容量記憶装置204(例えば磁気或いは光ディスク
及びディスクドライブのようなデータ記憶装置)を備える。また、コントローラ
12は、バス200に接続されるビデオ/オーディオ受信機206及び動画像標
準方式(MPEG)装置207も備える。バスインターフェース208はネット
ワークバス30とのインターフェースとして用いられる。
【0032】 FIG.2Bは、本発明の実施形態を実施することができるターゲット装置2
20の具体的な構成を示すブロック図である。本発明によれば、種々の異なるシ
ステムを用いることができるが(例えばFIG.1に示されるターゲット装置)
、代表的なシステムは、ターゲット装置220によって表される。
【0033】 一般に、ターゲット装置220は、情報を通信するためのバス230と、情報
及び命令を処理するためにバス230に接続されるプロセッサ221と、プロセ
ッサ221用の情報及び命令を格納するためのバス230に接続されるランダム
アクセスメモリ(揮発性RAM)222と、プロセッサ221用の静的な情報及
び命令を格納するためのバス230に接続されるリードオンリーメモリ(不揮発
性ROM)223と、媒体データ、オブジェクト、コンテンツ及び放送サービス
のようなデータ用としてバス230に接続される磁気或いは光ディスク及びディ
スクドライブのようなデータ記憶装置224と、ネットワークバス30とのイン
ターフェースとしてのバスインターフェース228とを備える。
【0034】 サーチ及び発見プロセス 本発明は、FIG.1のネットワーク10のようなAVネットワークのターゲ
ット装置上に格納された記述データのサーチを行うためのシステム及び方法を提
供する。本発明によれば、サーチ判定基準が規定され、このサーチ判定基準は、
コマンド構造として、ネットワークバス30によってコントローラ12からター
ゲット装置(或いは規定された判定基準によって決定される特定のターゲット装
置)に伝送される。ターゲット装置は、コマンド構造に応じて、判定基準に対す
るデータのサーチを行う。サーチ判定基準との一致が検出された場合、ターゲッ
ト装置は、ネットワークバス30によってコントローラ12に応答信号を送る。
この応答信号には、後にユーザの要求に応じて発見されたデータにアクセスした
り検索することができるように、発見されたデータに関連する識別子(例えばポ
インタ)が含まれている。以下の詳細な説明でわかるようにに、本発明は、ター
ゲット装置がデータのサーチを実行し、その結果に応じてポインタを用いること
によって、コントローラ及びターゲット装置において処理するデータ量が著しく
低減される。
【0035】 FIG.3は、本発明の一実施形態であり、AVネットワーク内のターゲット
装置に格納される記述データのサーチを行うプロセス300のフローチャートで
ある。本実施形態では、プロセス300は、FIG.2A及びFIG.2Bのコ
ントローラ12及びターゲット装置220のようなAVネットワークに接続され
るインテリジェント装置内のプログラム学習として実施される。プロセス300
を実行するための詳細は、FIG.3を参照して説明する。
【0036】 ステップ305では、当分野においてよく知られた様々な方法から任意の方法
を用いて、ユーザがサーチしたいオブジェクトを指示する。例えば、FIG.1
に示すネットワークに接続されたテレビジョン受像機16のような表示装置によ
って、メニュー等がユーザに表示される。ユーザは、一般に知られているリモー
ト・コントロール装置のような既存の入出力装置を用いて、サーチを行うオブジ
ェクトを指示する。また、ユーザは、サーチを行う場所、サーチを行うときのの
開始点、或いはサーチを行う方向を指示することもできる。例えば、ユーザは、
トラックのタイトルのようなサーチのオブジェクトを入力することにより、別の
トラックのサーチを開始することもできる。ユーザが予めコンパクトディスク上
の特定のトラックの位置を特定している場合には、ユーザは、この特定されたト
ラックにおいてサーチを開始すべきであることを、また、サーチがそのオブジェ
クトリストより高位の或いは低位のトラックのいずれかに進むべきであることを
指示することもできる。このように、ユーザは、サーチを行うオブジェクトを識
別するために基本的に用いられるサーチ判定基準を指示する。しかしながら、ユ
ーザがサーチの方向のような特定のサーチ判定基準を入力しない場合には、本発
明に従ってデフォルト値が自動的に入力され、そのデフォルト値のもとにサーチ
が進行する。或いは、コントローラ12は、いくつかのサーチ判定基準(例えば
順方向にサーチを行うか如何か等)を提供することができる。
【0037】 ステップ310では、コントローラ(例えばFIG.1のコントローラ12)
は、ユーザによって入力されたサーチ判定基準基づいて、ステップ305でユー
ザによって識別されるサーチ判定基準を含むコマンド構造を公式化する。コマン
ド構造のために所定のフォーマットが用いられる。本実施形態では、コマンド構
造フォーマット内のバイトの1つ(例えばオペコードバイト)を用いて、コマン
ド構造がサーチを行うための要求であることを示す。本発明では、ユーザによっ
て規定されるサーチ判定基準を、コマンドのために規定された適当なフォーマッ
トの中のコマンド構造の適当なフィールドに入力する(コマンド構造フォーマッ
トに関するさらなる詳細は以下に与えられる)。
【0038】 ステップ315では、FIG.1及びFIG.3に示すように、コマンド構造
がネットワーク10のバス30によってコントローラからターゲット装置に送ら
れる。一般的には、1回の操作で1台の装置にコマンド構造を伝送することが可
能であり、1つのターゲット装置、或いはある限られた数のターゲット装置にコ
マンド構造を伝送することができる。
【0039】 ステップ320では、FIG.3に示すように、ターゲット装置(例えばFI
G.2Bのターゲット装置220)は、コマンド構造内のオペコードバイトを読
み、それによってそのコマンドがサーチが要求されているコマンドであることを
認識する。ターゲット装置220は、コマンド構造を実行し、コマンド構造で規
定されているサーチ判定基準を用いて、その記述データのサーチを行う。当分野
において一般に知られた技術を用いて、サーチ判定基準を記述データ対して一致
させることによってサーチが行われる。このように、本発明によれば、サーチは
ターゲット装置によって行われ、サーチを行うために記述データ或いは他のデー
タをネットワークバス30によってコントローラ12に送る必要はない。したが
って、ターゲット装置には、そのデータを処理してコントローラにより要求され
るフォーマットにしなければならないという負荷がかかることはない。さらに、
ネットワークバス30の帯域幅は、ターゲット装置からコントローラ12までの
データ転送によって使用されることはない。さらに、コントローラ12は、多量
の記述データをサーチする必要はない。コントローラ12の代わりにターゲット
装置がサーチを実行し、全体としてネットワークリソースをさらに効率的に使用
することができる。
【0040】 ステップ325では、サーチ判定基準に一致する記述データがターゲット装置
によって識別され、そのデータに対応する識別子も決定される。識別子は、後に
記述データがコントローラ12によって位置決めされアクセスされるようにする
様々な種類(例えばポインタ、タイトル、名称、メモリ位置等)のうち、任意の
ものにすることができる。以下に示す説明で明らかなように、コマンド構造にお
いて、コマンドに応じて供給されるべき識別子の種類を特定することができる。
例えば、識別子は、データが位置するターゲット装置のレジスタ或いはメモリ装
置内のアドレスであることが可能である。リスト、オブジェクト或いは他の記述
子のようなデータ構造の場合には、識別子は、コントローラが後にサーチ判定基
準を満足する記述データの位置を特定するのに十分な情報を有する。本実施形態
では、一旦サーチ判定基準を満足するオブジェクトが識別されると、サーチは終
了される。
【0041】 ステップ330では、ステップ325で決定された識別子がネットワークバス
30によってターゲット装置220からコントローラ12に送信される。本発明
によれば、この時点では、識別子のみが送信される。したがって、ターゲット装
置220からコントローラ12には少量のデータのみが転送される。このときの
転送に必要な帯域幅容量は非常に狭い。したがって、本発明を適用した結果、利
用可能な帯域幅容量を効率的に利用することができる。
【0042】 ステップ335では、ユーザが望む任意の時点で、ステップ325及び330
からの識別子がコントローラ12によって用いられることが可能になり、既知の
AV/Cプロトコルを用いてターゲット装置220にアクセスすることによって
記述データ及び関連するコンテンツ/放送サービスにアクセスすることができる
【0043】 ステップ340では、ステップ325で識別された記述データがバス30によ
ってターゲット装置220からコントローラ12に転送される。同様に、関連す
るコンテンツ/放送サービスをコントローラ12に転送するか、或いはユーザが
視認及び/又は聴取する民生用電子機器に転送することができる。
【0044】 別の実施形態では、識別子及び/又は関連するコンテンツ/放送サービスに関
連する記述データは識別子とともに送られるようになる(例えば、ステップ33
0で行われ、このときステップ335及び340は削除される)。
【0045】 FIG.4A乃至FIG.4Dは、本発明の一実施形態であるプロセス300
に関連するデータの流れを示す。FIG.4Aに示すように、コントローラ12
は、ネットワークバス30によって、ターゲット装置220にコマンド構造のサ
ーチ要求を送信する(例えばFIG.3のステップ315)。
【0046】 FIG.4Bに示すように、ターゲット装置220は、サーチを行うための要
求としてコマンド構造を認識し、コマンド構造によって供給されるサーチ判定基
準に従ってデータ記憶装置224のサーチを行う(例えば、FIG.3のステッ
プ320及び325)。サーチ時間中には、ネットワークバス30でサーチに関
連するトラフィックは存在しない。
【0047】 FIG.4Cに示すように、ターゲット装置220はコントローラ12に、サ
ーチ判定基準を満足する記述データに関連する識別子を送信する(例えば、FI
G.3のステップ330)。
【0048】 FIG.4Dに示すように、その後コントローラ12は、識別子を用いてター
ゲット装置220のサーチ判定基準を満足する記述データにアクセスし、ターゲ
ット装置220は、識別子によって規定される記述データ或いは記述データによ
って記述される媒体オブジェクトをコントローラ12に返送する(例えば、FI
G.3のステップ335及び340)。
【0049】 別の実施形態では、識別子及び/又は関連するコンテンツ/放送サービスに関
連する記述データが識別子とともに送られる(FIG.4Cで示すように、これ
によりFIG.4Dにより示されるトランザクションを回避する)。
【0050】 このように、本発明によれば、サーチはターゲット装置によって行われる。最
初に、サーチ結果はサーチ判定基準を満足するデータに関連する識別子のみから
なり、その識別子のみがターゲット装置からコントローラに送られる。その後、
記述データ及びコンテンツ/放送サービスがターゲット装置から転送される際に
、ユーザの選択に基づいて対象のデータのみが転送される。したがって、本発明
は、従来技術と比較すると、ネットワークバスによって転送されターゲット装置
及びコントローラにより処理されるデータの量を実質的に低減することができる
【0051】 ターゲット装置220の実施形態によって、本発明は、サーチ操作の効率を高
めることができる。大部分の典型的なターゲット装置では、記述データが素早く
アクセスすることのできる1つの位置に格納されないため、ターゲット装置は、
記述データをコンパイルするために必要な情報を収集する必要がある。実際には
、記述データは、通常、ターゲット装置が内部で見つけだすことができる情報の
個々の断片からコンパイルされなければならない。ターゲット装置は、このデー
タを如何に取得するかについての内部知識を有するので、最初にその情報をコン
トローラ12により期待されるフォーマットにパッケージングすることなく、デ
ータをサーチすることができる場合もある。このように、本発明によれば、ター
ゲット装置220内の処理サイクル(例えばクロックサイクル)及び他のリソー
スを節約することができる。
【0052】 さらに、ターゲット装置220がネットワークバス30にデータを送出するた
めに必要な処理電力を用いない場合には、このタスクを実行しないことによって
、処理電力を節約することができる。処理サイクルの点から見ると、ターゲット
装置220に組み込まれるインターフェース技術によっては、ハードウエアの自
動化によって、本発明のターゲット装置の実施形態によるサーチ操作が実質上無
くなることもあり得る。
【0053】 また、本発明は、将来のあるクラスの民生用電子機器の実施形態と互換性を有
するように構成されている。汎用のハードディスク、或いは他の大容量記憶装置
のようないくつかの電子機器は、今後1394ネットワークバスによって伝送さ
れる任意の種類のデータストリームを記録するように設計されるであろう。これ
らの電子機器は、データストリームを認識することができないであろう(例えば
、その電子機器は、データフォーマットを認識しないであろう)。そのような電
子機器は、データがネットワークバスから伝送されてきたときに、ただ単に伝送
されてきたデータを記録することになる。これらの電子機器は、コントローラが
媒体上に記録されたものを認識するために用いる記述データを作成することがで
きない。例えば、音楽CDがハードディスクに複製される場合、そのハードディ
スクは、記録されたデータを解析して、トラックタイトル、歌詞等を記述するコ
ンテンツテーブルを作成することはできない。したがって、実際には、複製操作
が終了した後、別のコントローラがその記述データの構造をハードディスクに書
き込まなければならない。
【0054】 将来的には、コントローラがコンテンツの特定の断片をサーチするようにさせ
たい場合、そのコントローラは、上述したように、ハードディスクにリモートサ
ーチコマンドを送るようにすべきであろう。しかしながら、ハードディスクは、
データ内容及び記述データ構造の詳細なフィールドのいずれをも認識しない。し
たがって、このハードディスクは、特定のタイトルを有するオーディオトラック
を見つけるために、「トラックタイトル」という名称のフィールドのような特定
のフィールドを探し出すことはできないであろう。
【0055】 本発明は、ハードディスクが記述データ構造を理解する必要がないというある
判定基準に基づくサーチ仕様を許可することにより上記問題を解決する。したが
って、新しいタイプの媒体が考案されたとしても、ハードディスクは、将来のA
Vネットワークの実施形態において実用的なプレーヤとなり得る。これが如何に
動作するかということの一例が、FIG.6を用いて説明される。
【0056】 本発明の一実施形態では、サーチコマンドは、本発明の譲受人に譲渡され、本
明細書の一部として参照している1998年9月10日出願のHarold Aaron Lud
kteによる「A Method and System for Defining and Discovering Proxy Functi
onality on a Distributed Audio Video Network」というタイトルの特許出願第
09/151,373号、代理人整理番号SONY−50M2374に記載され
ている種類のプロキシ装置とともに用いられる。
【0057】 FIG.5A乃至FIG.5Dは、コントローラ12、ターゲット装置220
及びプロキシ装置520の間のデータの流れを示したフローチャートであり、プ
ロキシ装置520は、上記特許出願によるターゲット装置220用のプロキシで
ある。これらの装置は、それぞれネットワークバス30(図示せず)で接続され
、ネットワークバス30でデータが流れる。FIG.5Aに示すように、プロキ
シ装置520は、ターゲット装置22のデータ内容を解析し、メモリにこのコン
テンツを格納する。データ内容は記述データを含むことができるか、或いは記述
データにより記述されるオブジェクトを含むことができる。
【0058】 FIG.5Bに示すように、コントローラ12は、ネットワークバス30によ
ってプロキシ装置520に送出されるコマンド構造のサーチ要求を送信する(例
えばFIG.3のステップ315)。コントローラ12は、プロキシ装置520
がターゲット装置220用のプロキシであることを認識し、それゆえターゲット
装置220の代わりにコマンド構造をプロキシ装置520に伝送する。プロキシ
装置520は、コマンド構造をサーチを行うための要求として認識し、コマンド
構造によって供給されるサーチ判定基準に従ってメモリのサーチを行う(例えば
FIG.3のステップ320及び325)。サーチ時間中には、ネットワークバ
ス30にサーチに関連するトラフィックは存在しない。
【0059】 FIG.5Cに示すように、プロキシ装置520は、コントローラ12にサー
チ判定基準を満足する記述データに関連する識別子を伝送する(例えばFIG.
3のステップ330)。
【0060】 FIG.5Dに示すように、その後、コントローラ12は、この識別子を用い
てプロキシ装置520においてサーチ判定基準を満足する記述データにアクセス
する。プロキシ装置520は、識別子により規定される記述データをネットワー
クバス30によってコントローラ12に返送する。ターゲット装置220からプ
ロキシ装置520に転送されるデータの量によっては、プロキシ装置520は、
記述データによって記述される媒体オブジェクトも転送することができる(例え
ばFIG.3のステップ335及び340)。或いは、プロキシ装置520は、
ターゲット装置220を指示して、記述データによって記述される媒体オブジェ
クトを転送することができる。
【0061】 例えば、パーソナルコンピュータは、自身をCDプレーヤ用のプロキシとして
特定するであろう。経時的に、ユーザがCDをCDプレーヤに装填する際には、
パーソナルコンピュータは各CDのコンテンツを解析し、パーソナルコンピュー
タ上に保持されているデータベースにコンテンツを追加する。このデータベース
において、例えば、パーソナルコンピュータは、CDタイトルのトラック、個々
のトラックタイトル等を保持している。その後、ユーザが家庭用ネットワークに
よって利用可能な音楽のサーチを行う際に、本発明によるコントローラは、ネッ
トワークをサーチし、CDプレーヤ用のプロキシとして動作しているパーソナル
コンピュータを識別する。本発明に従ってコントローラが家庭用ネットワークに
おいてサーチを開始し、その機器が現在家庭用ネットワークに接続されていない
場合であっても、パーソナルコンピュータがCDプレーヤ及びプロキシとして動
作している他の電子機器のためのサーチ結果を返送する。
【0062】 このように、プロキシモデルは、所望のコンテンツ或いは放送サービスの分散
したサーチを可能にし、例えば典型的なCDプレーヤより大きなリソースを有す
るパーソナルコンピュータを利用する。上述した分散形のサーチは、当分野にお
いて知られたHAViネットワークアーキテクチャの場合のように、引用して記
載されたプロキシモデルを用いることなく、ネットワーク上のターゲット装置が
互いに通信することによって達成することができることに留意されたい。
【0063】 コマンド構造の典型的な実施形態 コンテンツ及び放送サービスを格納するために階層的セットのデータ構造を提
供するモデルの一例として、本発明の譲受人に譲渡され、本明細書の一部に参照
している、1998年3月17日出願のHarold Aaron Ludtkeによる「Method an
d Apparatus for Representing Devices and Available Information within a
Network of Devices Using Object List and Object Entries」というタイトル の米国特許出願第09/040,540号、代理人整理番号50L1819に記
載されるAV/Cオブジェクト・リストモデルがある。この引用文献のデータ構
造で実施された本発明の一実施形態が以下に記載される。以下の説明において、
「オブジェクト位置」、「オブジェクトID」、「リストID」、「リストタイ
プ」等の用語がこの参照内容の状況に則して用いられる。しかしながら、本発明
は、以下に説明される実施形態に限定されるものではなく、また上記参照内容を
用いる応用形態に限定されるものでもない。
【0064】 FIG.1に示すように、SEARCH DESCRIPTORコマンドにより、コントローラ (例えば、コントローラ12)は、ターゲット装置(例えば、ネットワーク10
のターゲット装置)が特定のサーチ判定基準を満足するエントリを探す記述デー
タ(すなわち、コンテンツ或いは放送サービスデータではない)のサーチを行う
ことを要求することができる。サーチが成功したときは、サーチの結果が記述デ
ータに関連する識別子の形でコントローラ12に返送される。その識別子は、コ
ントローラがサーチにより識別される記述データの位置を後に特定できるように
するために十分に詳細化される。SEARCH DESCRIPTORコマンドは、そのコマンド をサーチを行うための要求として識別するオペコードバイトにより識別される。
SEARCH DESCRIPTORコマンドのフォーマットの一実施形態(例えば、コマンドフ レーム)を以下のTable.1に示す。 (注記:各Table及び以下の説明においては、値は16進表記であり、「ms
b」は最上位ビットを表し、「lsb」は最下位ビットを表す。)
【0065】
【表1】
【0066】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのsearch_forオペランドは、ターゲット装置がサ ーチすべきものを規定する。search_forオペランドのフォーマットの一実施形態
を以下のTable.2に示す。lengthオペランドは、search_dataオペランド のためのバイト数を規定する。search_dataオペランドはサーチの主題を含み、 これらのバイトは「CNN」のようなテキストバイトとして表されるか、或いは
任意の数値として表されることが可能である。サーチされることになる特定の対
象が選択されていない場合には、lengthオペランドを0に設定することができる
。したがって、search_forオペランドには柔軟性があり、サーチされているもの
によって長さが変わる記述子データ構造に適している。
【0067】
【表2】
【0068】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのsearch_inオペランドは、サーチの場所及び範囲
を特定する。search_inオペランドはできるだけサーチを狭くするのに有用であ る。search_inオペランドの一実施形態を以下のTable.3に示す。ここで 、lengthオペランドは、type_specific_infoオペランドのバイト数を規定する。
type_specific_infoオペランドは、サーチの範囲及び場所を特定する。type_spe
cific_infoオペランドのフォーマットは、typeの値により定義される。typeオペ
ランドの値の一実施形態を以下のTable.4に示す。
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのstart_pointオペランドは、サーチを開始する場
所を規定する。ここでlengthオペランドは、type_specific_infoオペランドのバ
イト数を規定する。ここでtypeオペランドは、type_specific_infoオペランドに
おいて、開始点が如何に指示されるかを規定する。start_pointオペランドの一 実施形態のを以下のTable.5に示す。typeオペランドの値の一実施形態を
以下のTable.6に示す。
【0072】
【表5】
【0073】
【表6】
【0074】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのdirectionオペランドは、サーチが如何に進行す
べきかを規定する。directionオペランドの意味の一実施形態を以下のTabl e.7に示す。
【0075】
【表7】
【0076】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのresponse_formatオペランドは、返送データがコ
ントローラ12に如何に与えられるべきかを規定する。response_formatオペラ ンドの値の一実施形態をTable.8に示す。
【0077】
【表8】
【0078】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのstatusオペランドは、コントローラ12により FFに設定される。statusオペランドは、サーチが成功したときにサーチ操作の
結果を示すとともに更新される。
【0079】 SEARCH DESCRIPTORコマンドへの応答(例えば応答フレーム)の一実施形態を Table.9に示す。Table.9によって示される応答フレームは、サー
チ要求が「受け取られた」場合に、すなわち、ターゲット装置がコマンドを受け
取ってサーチの実行を試みた場合に送られる。サーチ要求が「拒否」された(す
なわち、例えば無効なパラメータが規定されたためターゲット装置がサーチ要求
を拒絶した)場合、FIG.9に示す応答フレームの代わりに、簡単なフレーム
がターゲット装置からコントローラ12に送られる。説明を簡単にするために、
コマンドフレームと応答フレームは同じ構造であるとしてあるが、これは、同じ
でなくてもよい。search_forからdirectionのオペランドは上記の通りである。 これらのオペランドは、コマンドフレームにおいて有していたとの同じ値を有す
る応答フレームとして返送されるであろう。response_formatオペランドは、最 初に規定された値(コマンドフレームにおいて、コントローラ12によって特別
のフォーマットが規定された場合)か、或いはターゲット装置によって選択され
たフォーマットを示す値のいずれかを含むであろう。statusオペランドは、サー
チが完了した後のサーチの状態を規定する。その状態が「成功」である場合、規
定されたデータ、或いはサーチ判定基準と一致する任意のデータのいずれかが見
出されたことを意味する。また、その状態が「失敗」である場合、サーチ判定基
準に一致するデータが見出されないことを意味する。descriptor_identifierオ ペランドは、ターゲット装置から返送されてくるデータを規定する。そのデータ
は、response_formatオペランドによって指示されるフォーマットであろう。add
ressオペランドは、データフィールドをサーチする場合に、返送されるデータが
見出されることができる場所を規定する。リスト、オブジェクト、或いは任意の
他の記述子のような記述子構造の場合、descriptor_identifierオペランドは、 コントローラ12がデータにアクセスのに十分な情報を有する。
【0080】
【表9】
【0081】 SEARCH DESCRIPTORコマンドのsearch_inオペランドのtype_specific_info構造
は、object_entry_descriptor_specifierデータ構造、或いは、object_list_des
criptor_specifierデータ構造のいずれかを利用する。これらの各データ構造の 一実施形態をそれぞれTable.10及びTable.11に示す。object_e
ntry_descriptor_specifierデータ構造は、オブジェクトエントリを規定する。s
earch_inオペランドのときは、サーチ動作が実行されるオブジェクト或いはオブ
ジェクトの集合体を規定する。object_list_descriptor_specifierデータ構造は
、一又は二以上のオブジェクトリストを規定する。search_inオペランドのとき は、サーチ動作が実行されるべきリスト或いはリストの集合体を規定する。
【0082】
【表10】
【0083】
【表11】
【0084】 Table.12は、object_entry_descriptor_specifierデータ構造の一実 施形態におけるtypeオペランドとtype_specificオペランドの関係を示す。
【0085】
【表12】
【0086】 Table.13は、object_list_descriptor_specifierデータ構造の一実施
形態におけるtypeオペランドとtype_specificオペランドの関係を示す。
【0087】
【表13】
【0088】 Table.14は、Table.4に示すsearch_in Type値の各値に対する
SEARCH DESCRIPTORコマンドのsearch_inオペランドのtype_specific_infoデータ
構造の各構造の一実施形態を示す。descriptor_identifier構造を用いて、サー チ動作が実行される非オブジェクト及び非リスト記述子構造の1つを特定する。
offset_addressフィールドは、サーチを開始するために特定された記述子構造内
の開始アドレスを規定する。lengthフィールドは、サーチが実行されるバイト数
を規定する。
【0089】
【表14】
【0090】
【表15】
【0091】
【表16】
【0092】
【表17】
【0093】 Table.15は、Table.6に示すstart_point type値の各値に対す
るSEARCH DESCRIPTORコマンドのstart_pointオペランドのtype_specific_infoデ
ータ構造各構造の一実施形態を示す。offset_addressフィールドは、start_poin
tオペランドにおいて規定された記述子構造の開始からのオフセットを規定する 。entry_typeフィールドは、オブジェクト記述子構造のentry_typeフィールドに
よって定義されるようなオブジェクトエントリのタイプを表す。
【0094】
【表18】
【0095】
【表19】
【0096】
【表20】
【0097】 以上詳細に説明してきた本発明の実施形態によって、サーチは、記憶装置(例
えばターゲット装置のハードドライブ)が記述データの構造を理解する必要がな
いサーチ判定規準に基づいて規定され実行される。したがって、本発明によれば
、ネットワーク、ネットワークを構成する民生用電子機器、又はこれらの装置に
よって用いられるデータフォーマットに変更及び改良が行われたとしても、本発
明がAVネットワークとの互換性を維持できるような柔軟性を提供することがで
きる。
【0098】 FIG.6は、サーチを行うために用いられる典型的なコマンド構造600を
示す(数値は、16進表記である)。コマンド構造600は、オブジェクト記述
子構造の任意のフィールドが如何に規定の値でサーチされるかを示す。コマンド
構造600を用いて、例えば、ターゲット装置(例えばFIG.2Bのターゲッ
ト装置220)には知られていないフィールドを見つけることができる。この例
では、サーチは、コマンド構造600のASCIIキャラクタによって表される
テキスト「NHK」のためのオペランド[0−3]において規定される。object
_ID応答フォーマットは、オペランド[13]によってコマンド構造600にお いて規定される。
【0099】 以上詳細に説明してきたように、本発明では、コントローラではなく格納デー
タを有するターゲット装置によってサーチを行うシステム及び方法を提供する。
従って、比較的少量のデータのみがネットワークバスによって伝送され、バスの
利用可能な帯域幅容量の一部のみを使用することになり、全ネットワークの性能
を改善する。さらに、対象のデータを見つけるためにコントローラに多量のデー
タをサーチする負荷がかかることが無くなる。同様に、ターゲット装置に転送さ
れるべきデータを作成するためにターゲット装置に多量のデータを処理しフォー
マットしなければならない負荷がかかることがない。
【0100】 このように、本発明では、AV/Cプロトコルにおいて記述データをサーチす
るための方法及びシステムの好ましい実施形態を記載してきた。本発明は、特定
の実施形態を用いて記載されているが、本発明はこのような実施形態によって限
定されるものではなく、添付の請求の範囲に基づいて定められるべきであること
を理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 FIG.1は、本発明の実施形態が実施される典型的なオーディ
オ・ビジュアルネットワークを示す図である。
【図2】 FIG.2Aは、本発明に適用されるコントローラの具体的な構
成を示すブロック図である。
【図3】 FIG.2Bは、本発明に適用されるターゲット装置の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図4】 FIG.3は、本発明に従って記述データのサーチを行うために
コントローラにより実行されるプロセスの一実施形態のフローチャートである。
【図5】 FIG.4Aは、本発明の一実施形態によるコントローラとター
ゲット装置のデータの流れを示す図である。
【図6】 FIG.4Bは、本発明の一実施形態によるコントローラとター
ゲット装置のデータの流れを示す図である。
【図7】 FIG.4Cは、本発明の一実施形態によるコントローラとター
ゲット装置のデータの流れを示す図である。
【図8】 FIG.4Dは、本発明の一実施形態によるコントローラとター
ゲット装置のデータの流れを示す図である。
【図9】 FIG.5Aは、本発明の一実施形態によるコントローラ、ター
ゲット装置及びプロキシ装置のデータの流れを示す図である。
【図10】 FIG.5Bは、本発明の一実施形態によるコントローラ、タ
ーゲット装置及びプロキシ装置のデータの流れを示す図である。
【図11】 FIG.5Cは、本発明の一実施形態によるコントローラ、タ
ーゲット装置及びプロキシ装置のデータの流れを示す図である。
【図12】 FIG.5Dは、本発明の一実施形態によるコントローラ、タ
ーゲット装置及びプロキシ装置のデータの流れを示す図である。
【図13】 FIG.6は、本発明の一実施形態による記述データのサーチ
を要求するための典型的なコマンド構造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 357 G06F 13/00 357A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5B065 BA03 BA10 CC07 5B075 KK03 KK07 MM01 5B089 GB02 HA18 HB10 JA35 JB10 JB22 KA07 KB04 5K048 BA03 DC04 EA14 HA04 HA06

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納データを有するターゲット装置とコントローラ装置とを
    備える電子機器装置のネットワークにおいて格納データのサーチを行う方法にお
    いて、 a)コマンド構造のサーチ判定基準を規定するステップと、 b)上記ターゲット装置は上記コマンド構造の記述子を上記格納データのサー
    チを行うための要求と認識し、上記コントローラ装置から上記コマンド構造をネ
    ットワークインターフェースによって上記ターゲット装置に送信するステップと
    、 c)上記ターゲット装置が上記格納データの上記サーチを行うステップと、 d)上記ターゲット装置が上記サーチ判定基準を満足する上記ターゲット装置
    のデータを識別し、上記サーチ判定基準を満足する上記データに対応する識別子
    を決定するステップと、 e)上記ターゲット装置から上記識別子を有する応答を上記ネットワークイン
    ターフェースによって上記コントローラ装置に送信するステップと、 を有することを特徴とする格納データのサーチを行う方法。
  2. 【請求項2】 f)上記コントローラ装置が上記識別子を用いて上記サーチ
    判定基準を満足する上記データにアクセスするステップと、 g)上記ターゲット装置から上記データを上記ネットワークインターフェース
    によって上記コントローラ装置に転送するステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の格納データのサーチを行う
    方法。
  3. 【請求項3】 上記g)ステップは、上記ターゲット装置から上記データに
    よって記述される媒体のオブジェクトを上記ネットワークインターフェースによ
    って上記コントローラ装置に転送するステップをさらに有することを特徴とする
    請求項2に記載の格納データのサーチを行う方法。
  4. 【請求項4】 上記コマンド構造は、サーチするデータを指示するコードと
    、サーチする上記データの場所を示すコードと、上記場所内の開始点と、上記識
    別子の応答フォーマットとを有することを特徴とする請求項1に記載の格納デー
    タのサーチを行う方法。
  5. 【請求項5】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する上
    記データのアドレスであることを特徴とする請求項4に記載の格納データのサー
    チを行う方法。
  6. 【請求項6】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する上
    記データによって記述される媒体のオブジェクトの位置であることを特徴とする
    請求項4に記載の格納データのサーチを行う方法。
  7. 【請求項7】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する上
    記データによって記述される媒体のオブジェクトの識別子であることを特徴とす
    る請求項4に記載の格納データのサーチを行う方法。
  8. 【請求項8】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する上
    記データによって記述される媒体のオブジェクトを有するリストであることを特
    徴とする請求項4に記載の格納データのサーチを行う方法。
  9. 【請求項9】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する上
    記データによって記述される媒体のオブジェクトを有するリストのタイプである
    ことを特徴とする請求項4に記載の格納データのサーチを行う方法。
  10. 【請求項10】 上記電子機器装置はAV/C(オーディオ・ビジュアルコ
    ントロール)プロトコルに準拠し、上記ネットワーク及びネットワークインター
    フェースはIEEE1394通信バス標準規格に準拠することを特徴とする請求
    項1に記載の格納データのサーチを行う方法。
  11. 【請求項11】 上記ターゲット装置はプロキシ装置であることを特徴とす
    る請求項1に記載の格納データのサーチを行う方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークインターフェースと、 上記ネットワークインターフェースに接続され、格納データを有するターゲッ
    ト装置とコントローラ装置とを含む複数の電子機器装置と、 を備える装置において、 上記コントローラ装置は、コマンド構造のサーチ判定基準を規定し、 上記コントローラ装置は、さらに、上記コマンド構造を上記ネットワークイン
    ターフェースによって上記ターゲット装置に送信し、 上記ターゲット装置は、上記コマンド構造を上記格納データのサーチを行うた
    めの要求を示すものと認識し、 上記ターゲット装置は、さらに、上記サーチを行うために上記コマンド構造を
    実行し、上記ターゲット装置の上記サーチ判定基準を満足するデータを特定し、
    上記サーチ判定基準を満足する上記データに対応する識別子を生成し、 上記ターゲット装置は、さらに、上記ターゲット装置から上記識別子を有する
    応答を上記ネットワークインターフェースによって上記コントローラ装置に送信
    することを特徴とする格納データのサーチを行う装置。
  13. 【請求項13】 用語「装置」が「手段」を意味することを特徴とする請求
    項12に記載の格納データのサーチを行う装置。
  14. 【請求項14】 上記ターゲット装置は、さらに、上記識別子を用いて上記
    サーチ判定基準を満足する上記データにアクセスし、上記ターゲット装置からの
    上記データを上記ネットワークインターフェースによって検索することを特徴と
    する請求項12又は13に記載の格納データのサーチを行う装置。
  15. 【請求項15】 上記コントローラ装置は、さらに、上記ターゲット装置か
    ら上記サーチ判定基準を満足する上記データによって記述される媒体のオブジェ
    クトを検索することを特徴とする請求項14に記載の格納データのサーチを行う
    装置。
  16. 【請求項16】 上記コマンド構造は、サーチするデータを指示するコード
    と、サーチする上記データの場所を示すコードと、上記場所内の開始点と、上記
    識別子の応答フォーマットとを有することを特徴とする請求項13に記載の格納
    データのサーチを行う装置。
  17. 【請求項17】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する
    上記データのアドレスであることを特徴とする請求項16に記載の格納データの
    サーチを行う装置。
  18. 【請求項18】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する
    上記データによって記述される媒体のオブジェクトであることを特徴とする請求
    項16に記載の格納データのサーチを行う装置。
  19. 【請求項19】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する
    上記データによって記述される媒体の上記オブジェクトの識別子であることを特
    徴とする請求項16に記載の格納データのサーチを行う装置。
  20. 【請求項20】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する
    上記データによって記述される媒体の上記オブジェクトを有するリストであるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の格納データのサーチを行う装置。
  21. 【請求項21】 上記応答フォーマットは、上記サーチ判定基準を満足する
    上記データによって記述される媒体の上記オブジェクトを有するリストのタイプ
    であることを特徴とする請求項16に記載の格納データのサーチを行う装置。
  22. 【請求項22】 上記コントローラ装置は、記述子を上記コマンド構造の特
    定のフィールドに配置し、上記記述子が上記コマンド構造を上記サーチを行うた
    めの要求として識別することを特徴とする請求項12又は13に記載の格納デー
    タのサーチを行う装置。
  23. 【請求項23】 上記電子機器装置はAV/C(オーディオ・ビジュアルコ
    ントロール)プロトコルに準拠し、上記ネットワークインターフェースはIEE
    E1394通信バス標準規格に準拠することを特徴とする請求項12又は13に
    記載の格納データのサーチを行う装置。
  24. 【請求項24】 上記ターゲット装置がプロキシ装置であることを特徴とす
    る請求項12又は13に記載の格納データのサーチを行う装置。
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