JP2002506815A - GABAAα5逆作動薬とアセチルコリンエステラーゼ阻害剤との組合わせ - Google Patents
GABAAα5逆作動薬とアセチルコリンエステラーゼ阻害剤との組合わせInfo
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- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 神経性変性疾患の治療に使用する薬物を提供する。
【解決手段】 本発明は、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα 5受容体サブタイプの逆作動薬との組合わせ、及びアルツハイマー病の様な神経性変性疾患の治療における該組合わせの使用に関する。
Description
【0001】
本発明は、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα5受容体サブタイ
プの逆作動薬との組合わせ、及びアルツハイマー病の様な神経性変性疾患の治療
における該組合わせの使用に関する。
プの逆作動薬との組合わせ、及びアルツハイマー病の様な神経性変性疾患の治療
における該組合わせの使用に関する。
【0002】
アルツハイマー病は年配者のみならず一般に遺伝的に罹りやすい傾向にある若
年者をも襲う、未だ解明の不充分な神経性変性疾患である。
年者をも襲う、未だ解明の不充分な神経性変性疾患である。
【0003】 コリン作動系に作用するアセチルコリンエステラーゼ阻害剤の投与を含む治療
法が提唱されている。しかしながら、この方法は下痢、唾液分泌過多、嘔吐とい
った幾つかの副作用を伴うという不都合に苦しんでいる。
法が提唱されている。しかしながら、この方法は下痢、唾液分泌過多、嘔吐とい
った幾つかの副作用を伴うという不都合に苦しんでいる。
【0004】
本発明は、新規で驚くべき効果を有する、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤
とGABAα5受容体サブタイプの逆作動薬との、分割、連続または同時投与用
の共同作用的な組合わせを提供する。
とGABAα5受容体サブタイプの逆作動薬との、分割、連続または同時投与用
の共同作用的な組合わせを提供する。
【0005】 本発明は、加齢などの正常な過程により生ずるかあるいは外傷などの異常な過
程により生ずるアルツハイマー病、パーキンソン病などあるいはその他の認識障
害と関連のある神経性変性疾患に苦しんでいる患者の状態について、活性成分を
単独で投与したときに期待し得る以上の改善をもたらす。さらに、当該組合わせ
によれば、個々の活性成分の投与量を全体的に低くすることが出来、その結果、
副作用を低減しそして長期投与時の個々の活性成分の効果の低減を減ずる事が可
能となる。
程により生ずるアルツハイマー病、パーキンソン病などあるいはその他の認識障
害と関連のある神経性変性疾患に苦しんでいる患者の状態について、活性成分を
単独で投与したときに期待し得る以上の改善をもたらす。さらに、当該組合わせ
によれば、個々の活性成分の投与量を全体的に低くすることが出来、その結果、
副作用を低減しそして長期投与時の個々の活性成分の効果の低減を減ずる事が可
能となる。
【0006】 使用し得るアセチルコリンエステラーゼ阻害剤は、当業者に公知なものであれ
ばいずれも含まれる。例としては、フィゾスチグミン、ネオスチグミン、エドロ
フォニウム及びその塩化物、ピリドスチグミン及びその臭化物、エプタスチグミ
ン及びその酒石酸塩、ガランタミンおよびその塩酸塩または臭化水素塩、メトリ
フォネート、タクリン及びその塩酸塩、エセリジン及びそのサリチル酸塩、スロ
ナクリン及びそのマレイン酸塩、ベルナクリン及びそのマレイン酸塩、アミリジ
ン及びその塩酸塩、7−メトキシタクリン、SM−10888及びそのクエン酸
塩、フェンセリン及びその酒石酸塩、ENA−713、ドネペジル及びその塩酸
塩、TAK−147、CP−118954、フペルジンA及びジフロシロンがあ
る。
ばいずれも含まれる。例としては、フィゾスチグミン、ネオスチグミン、エドロ
フォニウム及びその塩化物、ピリドスチグミン及びその臭化物、エプタスチグミ
ン及びその酒石酸塩、ガランタミンおよびその塩酸塩または臭化水素塩、メトリ
フォネート、タクリン及びその塩酸塩、エセリジン及びそのサリチル酸塩、スロ
ナクリン及びそのマレイン酸塩、ベルナクリン及びそのマレイン酸塩、アミリジ
ン及びその塩酸塩、7−メトキシタクリン、SM−10888及びそのクエン酸
塩、フェンセリン及びその酒石酸塩、ENA−713、ドネペジル及びその塩酸
塩、TAK−147、CP−118954、フペルジンA及びジフロシロンがあ
る。
【0007】 使用し得るGABAα5受容体サブタイプの逆作動薬はいずれも、国際公開特
許WO−A−9625948号の基準を満たす。逆作動薬はα5サブタイプに特
異的に結合するかあるいは機能的に選択的であるかの何れかでもよい。即ち該逆
作動薬は、国際公開特許WO−A−9625948号に記載された卵母細胞を用
いた測定で、他のGABAAα受容体サブタイプに対しては、好ましくは拮抗薬
、殆ど効果のない作動薬あるいは逆作動薬となるものである。
許WO−A−9625948号の基準を満たす。逆作動薬はα5サブタイプに特
異的に結合するかあるいは機能的に選択的であるかの何れかでもよい。即ち該逆
作動薬は、国際公開特許WO−A−9625948号に記載された卵母細胞を用
いた測定で、他のGABAAα受容体サブタイプに対しては、好ましくは拮抗薬
、殆ど効果のない作動薬あるいは逆作動薬となるものである。
【0008】 この様に、逆作動薬は好ましくはα5受容体サブタイプに対して20%以下の
、及びα1、α2ならびにα3受容体サブタイプに対して−20〜20%の機能
的効力を有するものである。GABAにより生じるEC20応答の調節割合(%
)は、調べようとしているα受容体サブユニットを含むGABAA受容体チャン
ネルを発現している卵母細胞において、逆作動薬を同時投与した場合の機能的効
率によって測定される。この測定方法の詳細は国際公開特許WO−A−9625
948号に記載されている。
、及びα1、α2ならびにα3受容体サブタイプに対して−20〜20%の機能
的効力を有するものである。GABAにより生じるEC20応答の調節割合(%
)は、調べようとしているα受容体サブユニットを含むGABAA受容体チャン
ネルを発現している卵母細胞において、逆作動薬を同時投与した場合の機能的効
率によって測定される。この測定方法の詳細は国際公開特許WO−A−9625
948号に記載されている。
【0009】 逆作動薬は、α1、α2あるいはα3サブユニットを含むGABAA受容体と
比較したときに、10倍、25倍及び特に50倍もα5サブユニットを含むGA
BAA受容体に対して好ましくは選択的に結合する。好ましくは、この選択的結
合はこれら全てのサブユニットで認められるものである。
比較したときに、10倍、25倍及び特に50倍もα5サブユニットを含むGA
BAA受容体に対して好ましくは選択的に結合する。好ましくは、この選択的結
合はこれら全てのサブユニットで認められるものである。
【0010】 好ましい逆作動薬のクラスは、国際公開特許WO−A−9625948号に開
示されている、下記式I;
示されている、下記式I;
【0011】
【化1】 式中、R1は水素、ハロゲン、CN、あるいはC1−4アルキル群、C2−4 アルケニル群、C2−4アルキニル群、C1−4アルコキシ群、C2−4アルケ
ニルオキシ群またはC2−4アルキニルオキシ群であり、ここで各群は無置換で
あるか、あるいは1つまたは2つのハロゲン原子か、1つまた2つのハロゲン原
子、ニトロ、シアノ、アミノ、メチルまたはCF3により独立に置換されていて
もよいピリジン環またはフェニル環かで置換されている; R2は水素、ハロゲン、CN、あるいはC1−4アルキル群、C2−4アルケ
ニル群、C2−4アルキニル群、C1−4アルコキシ群、C2−4アルケニルオ
キシ群またはC2−4アルキニルオキシ群であり、ここで各群は無置換であるか
、1つまたは2つのハロゲン原子で置換されている群である; LはO,SまたはNRnであり、ここでRnはH,C1−6アルキルまたはC 3−6 シクロアルキルである; Xは酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜4個含み、少な
くとも1つのヘテロ原子が酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5員環、または1〜
3個の窒素原子を含むヘテロ芳香族6員環であり、ここで5員環及び6員環はベ
ンゼン環に縮合されていてもよく、該ヘテロ芳香族環はRx及び/又はRy及び
/又はRzで置換されていてもよい、ここでRxはハロゲン、R3、OR3、O
COR3、NR4R5、NR4COR5、トリ(C1−6アルキル)シリルC1 −6 アルコキシC1−4アルキル、CNまたはR9であり、Ryはハロゲン、R 3 、OR3、OCOR3、NR4R5、NR4COR5またはCNであり、Rz
はR3、OR3、OCOR3であり、ここでR3はモノ、ジまたはトリフッ素置
換されていてもよいC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニ
ル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキルであり、R4及びR 5 はそれぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6ア
ルキニル、C3−6シクロアルキル又はCF3であり、あるいはR4とR5はこ
れらが結合している窒素原子と共に窒素原子を唯一のヘテロ原子として含むヘテ
ロ脂肪族4〜7員環を形成し、そしてR9はベンゼン環または1〜3個の窒素原
子を含んでいてもよい芳香族6員環または酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれ
るヘテロ原子を1〜3個含みそのうち1つは酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5
員環であり、そしてR9はハロゲン及び1〜3個のハロゲンで置換されていても
よいC1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、C1−4ア
ルコキシ、C2−4アルケニルオキシ及びC2−4アルキニルオキシの群から選
ばれる1〜3個の置換基で独立に置換されていてもよく、そしてXがピリジン誘
導体であるときは該ピリジン誘導体はN−オキシドの形態であってかつXがテト
ラゾール誘導体であるときはC1−4アルキル群で保護されており;あるいはX
はハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキ
ニル、C3−6シクロアルキルから独立に選ばれる1〜3個の群により置換され
ていてもよいフェニルである; Yはオキソグループによって置換されていてもよい分岐していてもよいC1− 4 アルキリデンでもよく、またはYは酸素がXグループに最も近接しそしてjが
2、3または4である(CH2)jOグループであり; Zは酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜3個含み、ヘテ
ロ原子の一つが酸素又は硫黄であり、ただしへテロ原子の2つが窒素原子のとき
は酸素原子又は硫黄原子もまた存在し、そして原子の1つが酸素又は硫黄である
ときは少なくとも1つの窒素原子が存在するヘテロ芳香族5員環であり、または
2個または3個の窒素原子を含むヘテロ芳香族6員環であり、ZはRv及び/又
はRwで置換されていてもよく、ここでRvはハロゲン、R6、NR6R7、N
R7COR8、CN、フリル、チエニル、フェニル、ベンジル、ピリジル、ある
いは窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜3個含みかつヘテロ原子
の一つが酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5員環であり、そしてRwはR6また
はCNであり; R6はC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3− 6 シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C2− 6 アルケニルオキシ、C2−6アルキニルオキシ、CH2FまたはCF3であり
; そして R7及びR8はそれぞれ独立に、水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニ
ル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキルまたはCF3であるか、また
はR7とR8はそれらが結合している窒素と一緒になって窒素を唯一のヘテロ原
子として含むヘテロ脂肪族4〜7員環を形成する:で表される化合物またはそれ
らの薬学的に許容される塩である。
ニルオキシ群またはC2−4アルキニルオキシ群であり、ここで各群は無置換で
あるか、あるいは1つまたは2つのハロゲン原子か、1つまた2つのハロゲン原
子、ニトロ、シアノ、アミノ、メチルまたはCF3により独立に置換されていて
もよいピリジン環またはフェニル環かで置換されている; R2は水素、ハロゲン、CN、あるいはC1−4アルキル群、C2−4アルケ
ニル群、C2−4アルキニル群、C1−4アルコキシ群、C2−4アルケニルオ
キシ群またはC2−4アルキニルオキシ群であり、ここで各群は無置換であるか
、1つまたは2つのハロゲン原子で置換されている群である; LはO,SまたはNRnであり、ここでRnはH,C1−6アルキルまたはC 3−6 シクロアルキルである; Xは酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜4個含み、少な
くとも1つのヘテロ原子が酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5員環、または1〜
3個の窒素原子を含むヘテロ芳香族6員環であり、ここで5員環及び6員環はベ
ンゼン環に縮合されていてもよく、該ヘテロ芳香族環はRx及び/又はRy及び
/又はRzで置換されていてもよい、ここでRxはハロゲン、R3、OR3、O
COR3、NR4R5、NR4COR5、トリ(C1−6アルキル)シリルC1 −6 アルコキシC1−4アルキル、CNまたはR9であり、Ryはハロゲン、R 3 、OR3、OCOR3、NR4R5、NR4COR5またはCNであり、Rz
はR3、OR3、OCOR3であり、ここでR3はモノ、ジまたはトリフッ素置
換されていてもよいC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニ
ル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキルであり、R4及びR 5 はそれぞれ独立に水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6ア
ルキニル、C3−6シクロアルキル又はCF3であり、あるいはR4とR5はこ
れらが結合している窒素原子と共に窒素原子を唯一のヘテロ原子として含むヘテ
ロ脂肪族4〜7員環を形成し、そしてR9はベンゼン環または1〜3個の窒素原
子を含んでいてもよい芳香族6員環または酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれ
るヘテロ原子を1〜3個含みそのうち1つは酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5
員環であり、そしてR9はハロゲン及び1〜3個のハロゲンで置換されていても
よいC1−4アルキル、C2−4アルケニル、C2−4アルキニル、C1−4ア
ルコキシ、C2−4アルケニルオキシ及びC2−4アルキニルオキシの群から選
ばれる1〜3個の置換基で独立に置換されていてもよく、そしてXがピリジン誘
導体であるときは該ピリジン誘導体はN−オキシドの形態であってかつXがテト
ラゾール誘導体であるときはC1−4アルキル群で保護されており;あるいはX
はハロゲン、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキ
ニル、C3−6シクロアルキルから独立に選ばれる1〜3個の群により置換され
ていてもよいフェニルである; Yはオキソグループによって置換されていてもよい分岐していてもよいC1− 4 アルキリデンでもよく、またはYは酸素がXグループに最も近接しそしてjが
2、3または4である(CH2)jOグループであり; Zは酸素、窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜3個含み、ヘテ
ロ原子の一つが酸素又は硫黄であり、ただしへテロ原子の2つが窒素原子のとき
は酸素原子又は硫黄原子もまた存在し、そして原子の1つが酸素又は硫黄である
ときは少なくとも1つの窒素原子が存在するヘテロ芳香族5員環であり、または
2個または3個の窒素原子を含むヘテロ芳香族6員環であり、ZはRv及び/又
はRwで置換されていてもよく、ここでRvはハロゲン、R6、NR6R7、N
R7COR8、CN、フリル、チエニル、フェニル、ベンジル、ピリジル、ある
いは窒素及び硫黄から独立に選ばれるヘテロ原子を1〜3個含みかつヘテロ原子
の一つが酸素又は硫黄であるヘテロ芳香族5員環であり、そしてRwはR6また
はCNであり; R6はC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3− 6 シクロアルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C2− 6 アルケニルオキシ、C2−6アルキニルオキシ、CH2FまたはCF3であり
; そして R7及びR8はそれぞれ独立に、水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニ
ル、C2−6アルキニル、C3−6シクロアルキルまたはCF3であるか、また
はR7とR8はそれらが結合している窒素と一緒になって窒素を唯一のヘテロ原
子として含むヘテロ脂肪族4〜7員環を形成する:で表される化合物またはそれ
らの薬学的に許容される塩である。
【0012】 本明細書において、「C1−6アルキル」という表現は、メチル、エチル、直
鎖及び分岐鎖のプロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルの各基を包含する。
特徴的なアルキル基はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、及びt−
ブチルである。派生した表現である「C1−4アルキル」、「C2−4アルケニ
ル」、「C2−6アルケニル」、「ヒドロキシC1−6アルキル」、「C2−4 アルキル」及び「C2−6アルキニル」は同様に解釈されたい。
鎖及び分岐鎖のプロピル、ブチル、ペンチル、及びヘキシルの各基を包含する。
特徴的なアルキル基はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、及びt−
ブチルである。派生した表現である「C1−4アルキル」、「C2−4アルケニ
ル」、「C2−6アルケニル」、「ヒドロキシC1−6アルキル」、「C2−4 アルキル」及び「C2−6アルキニル」は同様に解釈されたい。
【0013】 本明細書における「C3−6シクロアルキル」という表現は、例えばシクロプ
ロピルやシクロヘキシルなどの環状プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシルを
包含する。
ロピルやシクロヘキシルなどの環状プロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシルを
包含する。
【0014】 好ましいヘテロ芳香族5員環及び6員環は、ピリジニル、ピリダジニル、ピリ
ミジニル、ピラジニル、ピロリニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリ
ル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル及びチアジ
アゾリルの各群を包含する。4つの窒素原子を含む好ましいヘテロ芳香族5員環
はテトラゾリルである。3つの窒素原子を含む好ましいヘテロ芳香族6員環は、
1,2,4−トリアジン及び1,3,5−トリアジンを包含する。
ミジニル、ピラジニル、ピロリニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリ
ル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル及びチアジ
アゾリルの各群を包含する。4つの窒素原子を含む好ましいヘテロ芳香族5員環
はテトラゾリルである。3つの窒素原子を含む好ましいヘテロ芳香族6員環は、
1,2,4−トリアジン及び1,3,5−トリアジンを包含する。
【0015】 本明細書における「ハロゲン」という表現は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素
を包含し、その中でフッ素と塩素が好ましい。
を包含し、その中でフッ素と塩素が好ましい。
【0016】 本明細書における「C1−6アルコキシ」という表現は、メトキシ及びエトキ
シ、直鎖状、分岐鎖状、環状のプロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ
を包含し、シクロプロピルメトキシを含む。派生した表現である「C2−6アル
ケニルオキシ」、「C2−6アルキニルオキシ」、「C1−4アルコキシ」、「
C2−4アルケニルオキシ」及び「C2−4アルキルオキシ」は同様に解釈され
たい。
シ、直鎖状、分岐鎖状、環状のプロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ
を包含し、シクロプロピルメトキシを含む。派生した表現である「C2−6アル
ケニルオキシ」、「C2−6アルキニルオキシ」、「C1−4アルコキシ」、「
C2−4アルケニルオキシ」及び「C2−4アルキルオキシ」は同様に解釈され
たい。
【0017】 使用可能な特徴的な4つの化合物は以下の通りである: 6−(1−メチルイミダゾリル−4−イル)メチルオキシ−3−(5−メチルイ
ソキサゾール−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン
; 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(1−メチル−1,2,3
−トリアゾール−4−イル)メチルオキシ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−
a]フタラジン; 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(2−ピリジル)−1,2
,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(1−メチルイミダゾール
−4−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イルメチルオキシ−1,2,4
−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン。
ソキサゾール−3−イル)−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン
; 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(1−メチル−1,2,3
−トリアゾール−4−イル)メチルオキシ−1,2,4−トリアゾロ[3,4−
a]フタラジン; 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(2−ピリジル)−1,2
,4−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン 3−(5−メチルイソキサゾール−3−イル)−6−(1−メチルイミダゾール
−4−イル)−1,2,4−トリアゾール−3−イルメチルオキシ−1,2,4
−トリアゾロ[3,4−a]フタラジン。
【0018】 上記の2番目の化合物が特に好ましい。
【0019】 本発明はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤、GABAAα5受容体サブタイ
プの逆作動薬及び薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物を提供する。
プの逆作動薬及び薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物を提供する。
【0020】 本発明は、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤及び第一の薬学的に許容される
担体を含む第一の薬学的組成物と、GABAα5受容体サブタイプの逆作動薬及
び第2の薬学的に許容される担体を含む第二の薬学的組成物とを含む、同時投与
、分割投与または連続投与用パーツキットを提供する。
担体を含む第一の薬学的組成物と、GABAα5受容体サブタイプの逆作動薬及
び第2の薬学的に許容される担体を含む第二の薬学的組成物とを含む、同時投与
、分割投与または連続投与用パーツキットを提供する。
【0021】 本発明は、アルツハイマー病またはパーキンソン病などの認識欠損に関連する
神経性変性疾患患者、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常
な過程で発生する認識欠損症患者の治療方法において使用するためのアセチルコ
リンエステラーゼ阻害剤とGABAAα5受容体サブタイプの逆作動薬との組合
わせを提供する。該組合わせは、アルツハイマー病の治療に対して特に有効であ
る。
神経性変性疾患患者、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常
な過程で発生する認識欠損症患者の治療方法において使用するためのアセチルコ
リンエステラーゼ阻害剤とGABAAα5受容体サブタイプの逆作動薬との組合
わせを提供する。該組合わせは、アルツハイマー病の治療に対して特に有効であ
る。
【0022】 本発明は、アルツハイマー病またはパーキンソン病などの認識欠損に関連する
神経性変性疾患、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常な過
程で発生する認識欠損症の治療用医薬の製造における、アセチルコリンエステラ
ーゼ阻害剤とGABAAα5受容体サブタイプの逆作動薬との組合わせの使用を
提供する。アルツハイマー病の治療が特に好ましい。
神経性変性疾患、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常な過
程で発生する認識欠損症の治療用医薬の製造における、アセチルコリンエステラ
ーゼ阻害剤とGABAAα5受容体サブタイプの逆作動薬との組合わせの使用を
提供する。アルツハイマー病の治療が特に好ましい。
【0023】 本発明は、アルツハイマー病またはパーキンソン病などの認識欠損に関連する
神経性変性疾患、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常な過
程で発生する認識欠損症に苦しむ患者の治療方法を提供するものであり、該方法
は治療的に有効量のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα5受容体サ
ブタイプの逆作動薬との組合わせを患者に投与することを含むものである。アル
ツハイマー病の治療が特に好ましい。
神経性変性疾患、あるいは加齢などの正常な過程であるいは外傷などの異常な過
程で発生する認識欠損症に苦しむ患者の治療方法を提供するものであり、該方法
は治療的に有効量のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα5受容体サ
ブタイプの逆作動薬との組合わせを患者に投与することを含むものである。アル
ツハイマー病の治療が特に好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】 本発明である医薬組成物は、経口、皮下、経鼻、舌下又は直腸投与もしくは吸
引あるいは吸入投与に用いられる錠剤、丸剤、カプセル、粉末、顆粒、滅菌済み
の皮下投与用溶液または懸濁液、計量されたエアゾールまたは液体スプレー、液
滴、アンプル、経皮パッチ、自動注入装置又は座剤などの単位投与形態であるこ
とが好ましい。錠剤の固形組成物を調製に際しては、本発明の化合物または薬学
的に許容されるそれらの塩を均一に含むプレ配合組成物を調製するために、主要
な活性成分は薬学的な担体、例えばコーンスターチ、乳糖、スクロース、ソルビ
トール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウ
ムなどの錠剤用成分、ガム類、またはソルビタンモノオレート、ポリエチレング
リコールなどの界面活性剤、及びその他の薬学的な稀釈剤、例えば水などと混合
される。この均一なプレ配合組成物という意味は、活性成分が組成物全体にわた
って均等に分散されていて、その組成物から容易に等しく効果的な単位投与形態
、例えば錠剤、丸剤及びカプセルなどに分割され得る組成物を意味する。このプ
レ配合組成物は、本発明の活性成分を0.1〜500mg含む上述の単位投与形
態へと分けられる。通常の単位投与形態は、形態当り1〜100mg例えば1、
2、5、10、25、50または100mgの活性成分を含む。新規な組成の錠
剤又は丸剤はコーティングされ得るか、さもなくば持効性作用を発揮する投与形
態を与えるよう配合され得る。例えば、錠剤又は丸剤は、外部殻層が内部殻層の
エンベロープの形態であるような内部殻層と外部殻層とを有し得る。この二つの
殻層は胃での消化に対して抵抗性を付与する腸溶層によって分けられ、そして内
部殻を無傷のまま十二指腸へと到達させるかあるいは遅延放出させ得るものとな
る。腸溶層またはコーティング用に多くの材料が用いられ得るが、その様な材料
は、多数のポリマー酸及びポリマー酸と例えばシェラック、セチルアルコールお
よびセルロースアセテートなどとの混合物を含む。
引あるいは吸入投与に用いられる錠剤、丸剤、カプセル、粉末、顆粒、滅菌済み
の皮下投与用溶液または懸濁液、計量されたエアゾールまたは液体スプレー、液
滴、アンプル、経皮パッチ、自動注入装置又は座剤などの単位投与形態であるこ
とが好ましい。錠剤の固形組成物を調製に際しては、本発明の化合物または薬学
的に許容されるそれらの塩を均一に含むプレ配合組成物を調製するために、主要
な活性成分は薬学的な担体、例えばコーンスターチ、乳糖、スクロース、ソルビ
トール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウ
ムなどの錠剤用成分、ガム類、またはソルビタンモノオレート、ポリエチレング
リコールなどの界面活性剤、及びその他の薬学的な稀釈剤、例えば水などと混合
される。この均一なプレ配合組成物という意味は、活性成分が組成物全体にわた
って均等に分散されていて、その組成物から容易に等しく効果的な単位投与形態
、例えば錠剤、丸剤及びカプセルなどに分割され得る組成物を意味する。このプ
レ配合組成物は、本発明の活性成分を0.1〜500mg含む上述の単位投与形
態へと分けられる。通常の単位投与形態は、形態当り1〜100mg例えば1、
2、5、10、25、50または100mgの活性成分を含む。新規な組成の錠
剤又は丸剤はコーティングされ得るか、さもなくば持効性作用を発揮する投与形
態を与えるよう配合され得る。例えば、錠剤又は丸剤は、外部殻層が内部殻層の
エンベロープの形態であるような内部殻層と外部殻層とを有し得る。この二つの
殻層は胃での消化に対して抵抗性を付与する腸溶層によって分けられ、そして内
部殻を無傷のまま十二指腸へと到達させるかあるいは遅延放出させ得るものとな
る。腸溶層またはコーティング用に多くの材料が用いられ得るが、その様な材料
は、多数のポリマー酸及びポリマー酸と例えばシェラック、セチルアルコールお
よびセルロースアセテートなどとの混合物を含む。
【0025】 経口投与あるいは注射投与の為に本発明の新規な組成物を含み得る液状形態に
は、エリキシル及び同様の薬学的ビヒクルに加え、水性溶液、適当に付香された
シロップ、水性又は油性の懸濁液、綿実油、胡麻油、ココナツ油またはピーナツ
油などの食用油を用いた付香されたエマルジョンなどが含まれる。水性懸濁液用
の適当な分散剤あるいは懸濁剤には、トラガカントガム、アカシアガム、アルギ
ン酸ガム、デキストラン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン又はゼラチンなどのガム類が含まれる。
は、エリキシル及び同様の薬学的ビヒクルに加え、水性溶液、適当に付香された
シロップ、水性又は油性の懸濁液、綿実油、胡麻油、ココナツ油またはピーナツ
油などの食用油を用いた付香されたエマルジョンなどが含まれる。水性懸濁液用
の適当な分散剤あるいは懸濁剤には、トラガカントガム、アカシアガム、アルギ
ン酸ガム、デキストラン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン又はゼラチンなどのガム類が含まれる。
【0026】 神経性変性疾患の治療用として、各活性成分の適当な投与量レベルは約0.0
1〜250mg/kg/日であり、好ましくは約0.01〜100mg/kg/
日、特に約0.01〜5mg/体重kg/日である。化合物は1日に1〜4回/
日投与される。しかしながらある場合にはこれ以外の投与計画も実施され得る。
1〜250mg/kg/日であり、好ましくは約0.01〜100mg/kg/
日、特に約0.01〜5mg/体重kg/日である。化合物は1日に1〜4回/
日投与される。しかしながらある場合にはこれ以外の投与計画も実施され得る。
【0027】 本発明の組合わせによる共役作用は、例えば、Folstein and Folstein J. Psy
chiat. Res., 1975, 12, 189-198またはvariant thereof as discussed in Tomb
augh and McIntyre, JAGS, 1992, 40, 922-935にて示されている小精神的状態試
験(Mini-Mental State Examination、MMSE)を用いて、本発明の組合わせにかか
る組合わせ投与とこれと等量の単独の活性成分を用いた投与を患者に行い比較す
ることによって示され得る。
chiat. Res., 1975, 12, 189-198またはvariant thereof as discussed in Tomb
augh and McIntyre, JAGS, 1992, 40, 922-935にて示されている小精神的状態試
験(Mini-Mental State Examination、MMSE)を用いて、本発明の組合わせにかか
る組合わせ投与とこれと等量の単独の活性成分を用いた投与を患者に行い比較す
ることによって示され得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 4C084 AA19 MA02 NA05 ZA021 ZA161 4C086 AA01 BC60 GA07 GA09 MA02 NA05 ZA02 ZA16
Claims (8)
- 【請求項1】 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα5受容体サ
ブタイプの逆作動薬との、分割、連続または同時投与用組合わせ。 - 【請求項2】 逆作動薬がα5受容体サブタイプに対して20%以下の、及
びα1、α2ならびにα3受容体サブタイプに対して−20〜20%の機能的効
力を有する、請求項1に記載の組合わせ。 - 【請求項3】 α1、α2ならびにα3受容体サブタイプを含むGABAA 受容体と比較して、α5受容体サブタイプを含むGABAA受容体に対する逆作
動薬の結合比率が10:1である、請求項1または請求項2に記載の組合わせ。 - 【請求項4】 逆作動薬が3−(5−メチルイソキサゾル)6−(1−メチ
ル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチルオキシ−1,2,4−トリアゾ
ロ[3,4−a]フタラジンである、請求項1に記載の組合わせ。 - 【請求項5】 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤が臭化フィゾスチグミン
、エプタスチグミン及びその酒石酸塩、ゲランタミンおよびその塩酸塩または臭
化水素塩、メトリフォネート、タクリン及びその塩酸塩、エセリヂン及びそのサ
リチル酸塩、スロナクリン及びそのマレイン酸塩、ベルナクリン及びそのマレイ
ン酸塩、アミリジン及びその塩酸塩、7−メトキシタクリン、SM−10888
及びそのクエン酸塩、フェンセリン及びその酒石酸塩、ENA−713、ドネペ
ジル及びその塩酸塩、TAK−147、CP−118954、フペルジンA及び
ジフロシロンから選ばれる請求項1乃至請求項4の何れかに記載の組合わせ。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の組合わせと薬学的に
許容される担体とを含む、同時投与用薬学的組成物。 - 【請求項7】 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤及び第一の薬学的に許容
される担体を含む第一の薬学的組成物と、GABAα5受容体サブタイプの逆作
動薬及び第2の薬学的に許容される担体を含む第二の薬学的組成物とを含む、同
時投与、分割投与または連続投与用パーツキット。 - 【請求項8】神経性変性疾患に苦しむ患者の治療方法であって、治療的に有
効量のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤とGABAα5受容体サブタイプの逆
作動薬との組合わせを患者に投与することを含む該方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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GBGB9805561.9A GB9805561D0 (en) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | A combination of therapeutic agents |
GB9805561.9 | 1998-03-16 | ||
PCT/GB1999/000778 WO1999047131A2 (en) | 1998-03-16 | 1999-03-16 | Combination of a gaba-a alpha 5 inverse agonist and an acetylcholinesterase inhibitor |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002506815A true JP2002506815A (ja) | 2002-03-05 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000536371A Withdrawn JP2002506815A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-16 | GABAAα5逆作動薬とアセチルコリンエステラーゼ阻害剤との組合わせ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2002506815A (ja) |
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GB (1) | GB9805561D0 (ja) |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005099696A1 (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. | アセチルコリンエステラーゼ阻害薬と5-置換-3-オキサジアゾリル-1,6-ナフチリジン-2(1h)-オン誘導体とを組み合わせてなる医薬 |
JP2006512417A (ja) * | 2002-12-24 | 2006-04-13 | ニューロケム (インターナショナル) リミテッド | β−アミロイド関連疾患の治療のための治療用製剤 |
JP2017523982A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-08-24 | ソウル ナショナル ユニバーシティ アールアンドディービー ファウンデーション | Gpcr19作用剤を有効成分として含有する、アルツハイマー病または認知症を予防、治療、または遅延させるための薬学的組成物 |
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---|---|---|---|---|
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US6627624B1 (en) | 1999-04-02 | 2003-09-30 | Neurogen Corporation | Aryl fused aminoalkyl-imidazole derivatives: selective modulators of GABAa receptors |
US6271241B1 (en) | 1999-04-02 | 2001-08-07 | Neurogen Corporation | Cycloalkyl and aryl fused aminoalkyl-imidazole derivatives: modulators and GLP-1 receptors |
US6281237B1 (en) | 1999-04-02 | 2001-08-28 | Neurogen Corporation | N-phenyl benzimidazolecarboxamide and N-phenyl indolecarboxamide derivatives |
US6723332B2 (en) | 2000-05-26 | 2004-04-20 | Neurogen Corporation | Oxomidazopyridine-carboxamides |
AU2001273639A1 (en) | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Neurogen Corporation | Aryl fused substituted 4-oxy-pyridines |
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IL159811A0 (en) | 2001-07-13 | 2004-06-20 | Neurogen Corp | Heteroaryl substituted fused bicyclic heteroaryl compounds as gabaa receptor ligands |
GB0322140D0 (en) * | 2003-09-22 | 2003-10-22 | Pfizer Ltd | Combinations |
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WO2008055945A1 (en) | 2006-11-09 | 2008-05-15 | Probiodrug Ag | 3-hydr0xy-1,5-dihydr0-pyrr0l-2-one derivatives as inhibitors of glutaminyl cyclase for the treatment of ulcer, cancer and other diseases |
US9126987B2 (en) | 2006-11-30 | 2015-09-08 | Probiodrug Ag | Inhibitors of glutaminyl cyclase |
CN101668525A (zh) | 2007-03-01 | 2010-03-10 | 前体生物药物股份公司 | 谷氨酰胺酰环化酶抑制剂的新用途 |
EP2865670B1 (en) | 2007-04-18 | 2017-01-11 | Probiodrug AG | Thiourea derivatives as glutaminyl cyclase inhibitors |
EP2475428B1 (en) | 2009-09-11 | 2015-07-01 | Probiodrug AG | Heterocylcic derivatives as inhibitors of glutaminyl cyclase |
JP6082250B2 (ja) | 2010-02-09 | 2017-02-15 | ザ・ジョンズ・ホプキンス・ユニバーシティー | 認知機能を改善するための方法および組成物 |
US9181233B2 (en) | 2010-03-03 | 2015-11-10 | Probiodrug Ag | Inhibitors of glutaminyl cyclase |
AU2011226074B2 (en) | 2010-03-10 | 2015-01-22 | Vivoryon Therapeutics N.V. | Heterocyclic inhibitors of glutaminyl cyclase (QC, EC 2.3.2.5) |
WO2011131748A2 (en) | 2010-04-21 | 2011-10-27 | Probiodrug Ag | Novel inhibitors |
DK2686313T3 (en) | 2011-03-16 | 2016-05-02 | Probiodrug Ag | Benzimidazole derivatives as inhibitors of glutaminyl cyclase |
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CA2986598C (en) | 2015-05-22 | 2023-09-26 | Agenebio, Inc. | Extended release pharmaceutical compositions of levetiracetam |
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-
1998
- 1998-03-16 GB GBGB9805561.9A patent/GB9805561D0/en not_active Ceased
-
1999
- 1999-03-16 JP JP2000536371A patent/JP2002506815A/ja not_active Withdrawn
- 1999-03-16 CA CA002323618A patent/CA2323618A1/en not_active Abandoned
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |