JP2002506491A - 濃縮布地柔軟化組成物およびそのための高不飽和布地柔軟剤化合物 - Google Patents

濃縮布地柔軟化組成物およびそのための高不飽和布地柔軟剤化合物

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Abstract

(57)【要約】 エステル結合、疎水鎖中に実質量の不飽和を含有する生分解性布帛柔軟剤化合物。化合物は、化合物の水性分散液または透明な組成物である布帛柔軟化組成物を調製するために使用できる。これらの組成物は、望ましい低粘度を有し且つ凍解後に回復して安定な低粘度を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 濃縮布地柔軟化組成物およびそのための高不飽和布地柔軟剤化合物 技術分野 本発明は、布を柔軟化するのに有用な柔軟化組成物を調製する際に使用するた めの高不飽和生分解性布帛(布地)柔軟剤化合物に関する。特に、本発明は、優 秀な布帛柔軟化/静電気制御および再湿潤上の利益を与えるために家庭布類洗濯 操作のすすぎサイクルで使用するための良好な凍結/解凍回復性を有する濃縮布 類柔軟化組成物の調製に関する。 背景技術 多量の柔軟剤を含有する布帛柔軟化組成物は、技術上既知である。しかしなが ら、良好な凍結/解凍回復性を有する高濃縮組成物、特に通常の室温で加工する ことによって調製できる組成物が要請されている。 本発明は、常温、即ち、室温および常温以下の温度(sub-normaltemperature )で長期貯蔵条件下で改善された安定性(即ち、沈殿せず、ゲル化せず、増粘せ ず、または凝固しない)を有し且つ凍結後に回復して安定な組成物を調製するで あろう高濃縮水性液体布類処理組成物を提供する。 発明の開示 1態様において、本発明の液体布帛柔軟剤組成物は、 (A)組成物の約15〜約50重量%、好ましくは約16〜約35重量%、よ り好ましくは約17〜約30重量%の (1)式 〔式中、各R置換基は短鎖C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキルまたはヒドロ キシアルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロ キシエチルなど、ベンジル、またはそれらの混合物であり;各mは2または3で あり;各nは1〜約4であり;各Yは−O−(O)C−、または −C(O)−O−であり;各R1中の炭素プラスYが−0−(O)C−である時 の1との和はC12〜C22、好ましくはC14〜C20であり、各R1はヒドロカルビ ル、または置換ヒドロカルビル基、好ましくはアルキル、モノ不飽和アルキレン 、およびポリ不飽和アルキレン基であり、ポリ不飽和アルキレン基を含有する柔 軟剤活性成分は存在する全柔軟剤活性成分の少なくとも約3重量%、好ましくは 少なくとも約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好ましく は少なくとも約15重量%であり(ここで使用する所定のR1基を含有する「柔 軟剤活性成分の%」は柔軟剤活性成分のすべてを調製するために使用する全R1 基に対してのその同じR1基の%と同じである)(ここで使用する「親」脂肪酸 または「対応」脂肪酸のヨウ素価はR1基を含有する脂肪酸に存在するであろう 不飽和量と同じであるR1基の不飽和量を定義するために使用される);対イオ ンX-は柔軟剤相容性陰イオン、好ましくはクロリド、ブロミド、メチルサルフ ェート、またはニトレート、より好ましくはクロリドであることができる〕を有 する柔軟剤、 (2)式 (式中、各Y、R、R1、およびX(-)は前と同じ意味を有する) を有する柔軟剤(このような化合物としては式 [CH3]3N(+)[CH2CH(CH2O(O)CR1)O(O)CR1]Cl(-) (式中、特に、C(O)R1は若干の飽和、若干の不飽和、例えば、オレイン脂 肪酸および若干のポリ不飽和脂肪酸を含有するR1基の混合物に由来し、好まし くは各Rはメチルまたはエチル基であり、好ましくは各R1はC15〜C19の範囲 内であり、異なる不飽和度はアルキル鎖に存在する) を有する柔軟剤、および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれる生分解性布帛柔軟剤活性成分(前記布帛柔軟剤活性成分 は安定な分散液の形である)、 (B)場合によって香料0%〜約10%、好ましくは約0.1%〜約5%、よ り好ましくは約0.2%〜約3%、 (C)場合によって安定剤0%〜約2%、好ましくは約0.01%〜約0.2 %、より好ましくは約0.035%〜約0.1%、および (D)残部(水および場合によって組成物の約5〜約30重量%,好ましくは 約8〜約25重量%、より好ましくは約10〜約20重量%の水溶性有機溶媒を 含む液体担体)(組成物の粘度は約500cps以下、好ましくは約400cp s以下、より好ましくは約200cps以下であり且つ凍結および解凍後に 約1000cps以下、好ましくは約500cps以下に回復する) を含む。 別の態様においては、組成物は、透明であることができ且つ (A)組成物の約2〜約80重量%、好ましくは約13〜約75重量%、より 好ましくは約17〜約70重量%の (1)式 〔式中、各R置換基は短鎖C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキルまたはヒドロ キシアルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロ キシエチルなど、ベンジル、またはそれらの混合物であり;各mは2または3で あり;各nは1〜約4であり;各Yは−O−(O)C−、または −C(O)−O−であり;各R1中の炭素プラスYが−O−(O)C−である時 の1との和はC12〜C22、好ましくはC14〜C20であり、各R1はヒドロカルビ ル、または置換ヒドロカルビル置換基、好ましくはアルキル、モノ不飽和アルキ レン、およびポリ不飽和アルキレン基であり、ポリ不飽和アルキレン基を含有す る柔軟剤活性成分は存在する全柔軟剤活性成分の少なくとも約3重量%、好まし くは少なくとも約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好ま しくは少なくとも約15重量%であり(ここで使用する所定のR1基を含有する 「柔軟剤活性成分の%」は柔軟剤活性成分のすべてを調製するために使用する全 R1基に対してのその同じR1基の%と同じである)(ここで使用する「親」脂肪 酸または「対応」脂肪酸のヨウ素価はR1基を含有する脂肪酸に存在するであろ う不飽和量と同じであるR1基の不飽和量を定義するために使用される);対イ オンX-は柔軟剤相容性陰イオン、好ましくはクロリド、ブロミド、メチルサ ルフェート、またはニトレート、より好ましくはクロリドであることができる〕 を有する柔軟剤、 (2)式 を有する柔軟剤および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれる生分解性布帛柔軟剤活性成分、 (B)組成物の約40重量%まで,好ましくは約10〜約38重量%、より好 ましくは約12〜約25重量%、一層好ましくは約14〜約20重量%の、Cl ogP約0.15〜約0.64、好ましくは約0.25〜約0.62、より好ま しくは約0.40〜約0.60を有する主溶媒〔該主溶媒は好ましくは1,2− ヘキサンジオール、または或いは2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ オールと1,4−シクロヘキサンジメタノールとの混合物を含む(TMPD対1 ,4−シクロヘキサンジメタノールの比率範囲は良好な相安定性、特に低温相安 定性のために好ましくは約80:20から約50:50、より好ましくは約75 :25である)〕 を含む。 組成物のpHは、約1〜約5、好ましくは約1.5〜約4.5、より好ましく は約2〜約3.5であるべきである。発明を実施するための最良の形態 A.布帛柔軟化活性成分 本発明の必須成分は、組成物の約15〜約50重量%、好ましくは約16〜約 35重量%、より好ましくは約17〜約30重量%の後述の化合物およびそれら の混合物から選ばれる生分解性布帛柔軟剤活性成分である。これらの化合物は、 布帛柔軟剤活性成分の分散液/懸濁液である伝統的な種類の水性濃縮布帛柔軟剤 組成物に処方する時に自明ではない性質を有する新規化合物である。化合物は、 ポリ不飽和基を含有する柔軟剤活性成分少なくとも約3重量%、より好ましくは 少なくとも約5重量%、一層好ましくは少なくとも10重量%、一層好ましくは 少なくとも約15重量%を有しているべきである。このポリ不飽和は、優れた凍 結/解凍回復を与える。通常、ポリ不飽和がモノ不飽和基よりはるかに不安定で ある傾向があるので、活性成分中にポリ不飽和を欲しないであろう。これらの高 不飽和物質の存在は、高度に望ましくさせ且つ多量のポリ不飽和のために本発明 の化合物および/または組成物が活性成分を分解から保護するために抗菌剤、酸 化防止剤、および/または還元物質を含有することを必須にさせる。 ジエステル第四級アンモニウム布帛柔軟化活性化合物(DEQA) (1)第一の種類のDEQAは、好ましくは、主活性成分として、式 〔式中、各R置換基は短鎖C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキルまたはヒドロ キシアルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロ キシエチルなど、ベンジルまたはそれらの混合物であり;各mは2または3であ り;各nは1〜約4であり;各Yは−O−(O)C−、または −C(O)−O−であり;各R1中の炭素プラスYが−O−(O)C−である時 の1との和はC12〜C22、好ましくはC14〜C20であり、各R1はヒドロカルビ ル、または置換ヒドロカルビル置換基である〕 の化合物を含む。好ましくは、柔軟剤活性成分は、アルキル、モノ不飽和アルキ レン、およびポリ不飽和アルキレン基を含有し、ポリ不飽和アルキレン基を含有 する柔軟剤活性成分は存在する全柔軟剤活性成分の少なくとも約3重量%、好ま しくは少なくとも約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好 ましくは少なくとも約15重量%である(ここで使用する所定のR1基を含有す る「柔軟剤活性成分の%」は所定のR1基が存在する全R1基に関してである%に 対しての全活性成分の%を解釈することに基づく)。 これらのR1基の「親」脂肪酸のヨウ素価(以下IVと称する)は、好ましく は、平均して約60〜約140、より好ましくは約70〜約130、一層好まし くは約75〜約115である。不飽和R1基を含む活性成分は、好ましくは、存 在する全活性成分の約50〜約100重量%、より好ましくは約55〜約95重 量%、一層好ましくは約60〜約90重量%である。ポリ不飽和R1基を含む活 性成分は、存在する全活性成分の少なくとも約3重量%、好ましくは少なくとも 約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好ましくは少なくと も約15重量%である。これらのポリ不飽和は、特に凍結および解凍後に最適の 粘度安定性を与えるために必要である。活性成分中のポリ不飽和の量が多ければ 多い程、不飽和R1基を含む活性成分の量は少ないことができる。 前記対イオンX-は柔軟剤相容性陰イオン、好ましくは強酸の陰イオン。例え ば、クロリド、ブロミド、メチルサルフェート、サルフェート、ニトレートなど 、より好ましくはクロリドであることができる。 これらの生分解性第四級アンモニウム布帛柔軟化化合物は、好ましくは、主と して天然源からの不飽和脂肪酸、例えば、オレイン酸、必須のポリ不飽和脂肪酸 および/または飽和脂肪酸および/または部分水素添加脂肪酸に由来し、例えば 、 植物油および/または部分水素添加植物油、例えば、カノラ油、サフラワー油、 落花生油、ヒマワリ油、トウモロコシ油、大豆油、トール油、米糠油などに由来 する基−(O)CR1を含有する。他の好ましい態様においては、脂肪酸は、下 記の近似分布を有し、比較DEQAは、技術上記載のものと同様である: DEQAの非限定例は、次の通りである。 DEQA10は、大豆脂肪酸から製造し、DEQA11はわずかに水素添加された タロー脂肪酸から製造する。 少なくとも大部分(例えば、約50%〜100%、好ましくは約55%〜約9 5%、より好ましくは約60%〜約90%)の脂肪酸基は、不飽和であること、 およびポリ不飽和脂肪アシル基を含有する活性成分の合計量(TPU)は約3% 〜約30%、好ましくは約5%〜約25%、より好ましくは約10%〜約18% であることが好ましい。不飽和脂肪アシル基のシス/トランス比は、通常、重要 であり、シス/トランス比は1:1から約50:1であり、最小は1:1であり 、好ましくは少なくとも3:1、より好ましくは約4:1から約20:1である 。 必須のポリ不飽和脂肪アシル基を含めた不飽和脂肪アシル基は、驚異的なこと に、有効な柔軟化を与えるだけではなく、良好な再湿潤特性、良好な帯電防止特 性、および凍結および解凍後の優れた回復も与える。これらの不飽和物質は、吸 水性の損失および「グリース」感を最小限にしながら、優秀な柔軟化および帯電 防止効果を与える。これらの2つの特性は、通常望ましい量より多い量の柔軟剤 の使用を可能にし、このことは布帛の少ない損傷および着色アイテムに改善され た色維持を含めて数種の追加の利益を与える。すすぎサイクルにおける典型的な 使用量は、柔軟剤活性成分g対布帛kgの比率少なくとも約3、好ましくは約3. 2〜約10、より好ましくは約3.5〜約7を与えるのに十分である。良好な布 帛色維持を与えるのに必要とされるすすぎ水中の柔軟剤活性成分の濃度C(pp m−部/百万)は、布帛重量(g)対すすぎ水重量(kg)の比率Rによって測定 して布帛とすすぎ水との相対量にも依存する。 高不飽和物質は、低粘度を維持する濃縮プレミックスに処方することがより容 易であり、それゆえ、加工することが容易であり、例えば、ポンプ供給し混合す ることなどが容易である。通常この様な物質と関連づけられる少量の溶媒、即ち 、全柔軟剤/溶媒混合物の約5〜約20重量%、好ましくは約8〜約25重量% 、より好ましくは約10〜約20重量%のみを有するこれらの高不飽和物質も、 室温においてさえ、本発明の安定な濃縮組成物に処方することが容易である。活 性成分を低温で加工するこの能力は、分解を最小限にするので、ポリ不飽和基の 場合に特に重要である。分解に対する追加の保護は、化合物および柔軟剤組成物 が後述のような有効な酸化防止剤、および/または還元剤を含有する時に与える ことができる。 R1が基本的に疎水特性を維持する限りは、置換基RおよびR1は、場合によっ てアルコキシル、ヒドロキシル基などの各種の基で置換できることが理解される であろう。好ましい化合物は、広く使用されている布帛柔軟剤であるジタロージ メチルアンモニウムクロリド(以下「DTDMAC」と称する)の生分解性ジエ ステル変形物であるとみなすことができる。好ましい長鎖DEQAは、多量の ポリ不飽和を含有する源から製造されるDEQA、即ち、N,N−ジ(アシル− オキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドである(アシルは十分 なポリ不飽和を含有する脂肪酸に由来する)。 ここで使用するジエステルを規定する時に、それは、存在するモノエステルを 包含できる。好ましくは、DEQAの少なくとも80%は、ジエステル形であり 且つ0%〜約20%は、DEQAのモノエステルであることができる(例えば、 式(1)中、mは2であり、1個のYR1基は「H」または−C−(O)−OH のいずれかである)。柔軟化のために、無/低洗剤キャリーオーバー洗濯条件下 では、モノエステルの%は、できるだけ低くあるべきであり、好ましくは約5% 以下であるべきである。しかしながら、高い陰イオン洗剤界面活性剤または洗浄 性ビルダーキャリーオーバー条件下では、若干のモノエステルが好ましいことが ある。ジエステル対モノエステルの全比率は、約100:1から約2:1、好ま しくは約50:1から約5:1、より好ましくは約13:1から約8:1である 。高い洗剤キャリーオーバー条件下では、ジエステル/モノエステル比は、好ま しくは、約11:1である。存在するモノエステルの量は、DEQAを製造する 際に制御できる。 本発明の実施で生分解性第四級化エステル−アミン柔軟化物質として使用する 前記化合物は、標準の反応化学を使用して製造できる。DTDMACのジエステ ル変形物の1つの合成においては、式RN(CH2CH2OH)2のアミンは、両 方のヒドロキシル基において式R2C(O)Clの酸塩化物でエステル化し、次 いで、アルキルハライドRXで第四級化して所望の反応生成物(RおよびR1は 前に定義の通りである)を生成する。しかしながら、この反応順序は、製造すべ き薬剤の広い選択を可能にすることが当業者によって認識されるであろう。 本発明の透明な濃縮液体布帛柔軟剤組成物の処方に好適であるなお別のDEQ A柔軟剤活性成分は、前記式(1)(式中、1個のR基はC1 〜4ヒドロ キシアルキル基である)を有し、好ましくは1個のR基がヒドロキシエチル基で あるものである。このようなヒドロキシエチルエステル活性成分の一例は、ジ( アシルオキシエチル)(2−ヒドロキシエチル)メチルアンモニウムメチルサル フェート(アシル基は前記脂肪酸に由来する)である。この種のDEQAの別の 例は、DEQA1の脂肪酸と同じ脂肪酸に由来し且つ以下DEQA8と示す。 (2)第二の種類のDEQA活性成分は、一般式(式中、各Y、R、R1、およびX(-)は、前と同じ意味を有する) を有する。このような化合物としては、式 [CH3]3N(+)[CH2CH(CH2O(O)CR1)O(O)CR1]Cl(-) (式中、各Rは、メチルまたはエチル基であり、好ましくは各R1はC15〜C19 の範囲内である) を有するものが挙げられる。ここで使用するジエステルを規定する時に、それは 、存在するモノエステルを包含できる。存在してもよいモノエステルの量は、D EQA(1)と同じである。 これらの種類の薬剤およびその一般的な製法は、1979年1月30日発行の ナイク等の米国特許第4,137,180号明細書(ここに参考文献として編入 )に開示されている。式(2)の好ましいDEQAの一例は、式1,2−ジ(ア シルオキシ)−3−トリメチルアンモニオプロパンクロリド(式中、アシル基は DEQA5のものと同じである)を有する「プロピル」エステル第四級アンモニ ウム布帛柔軟剤活性成分であり且つ以下DEQA9と示す。 前記DEQA活性成分は、未反応出発物質および/または完成組成物中での柔 軟剤活性成分の部分分解、例えば、加水分解の副生物であることができる少量の 脂肪酸を含有できる。遊離脂肪酸の量は、少ないこと、好ましくは柔軟剤活性成 分の約10重量%以下、より好ましくは約5重量%以下であることが好ましい。 濃縮分散液組成物 本発明の新規の化合物/組成物を使用して調製できる安定な「分散液」組成物 は、E/H.ウォール等による1995年6月5日出願の同時係属米国特許出願 第08/461,207号明細書(該出願をここに参考文献として編入)に開示 のものである。 (B)香料 本発明のプレミックスおよび/または完成組成物は、いかなる柔軟剤相容性香 料も含有できる。好ましい香料は、1996年3月19日発行のベーコン等の米 国特許第5,500,138号明細書(該特許をここに参考文献として編入)に 開示されている。香料は、場合によって、完成組成物の約0〜約10重量%、好 ましくは約0.1〜約5重量%、より好ましくは約0.2〜約3重量%の量で存 在できる。香料が好ましくは完成分散液組成物の調製を単純化し且つ前記香料の 布帛付着を改善するためにプレミックスに添加できることは、本発明の使用の利 点である。プレミックスは、後述のような完成組成物を調製するために所要量の 酸、好ましくは鉱酸、より好ましくはHClを含有する水に添加できる。 (C)安定剤 安定剤は、本発明の完成分散液および/または透明な組成物および場合によっ て原料において高度に望ましく且つ必須でさえある。ここで使用する「安定剤」 なる用語は、酸化防止剤および還元剤を包含する。これらの薬剤は、完成組成物 中で酸化防止剤の場合には0%〜約2%、好ましくは約0.01%〜約0.2% 、より好ましくは約0.035%〜約0.1%、還元剤の場合には、より好まし く は約0.01%〜約0.2%の量で存在する。プレミックスの場合には、量は、 プレミックスおよび完成組成物中の柔軟剤活性成分の濃度に応じて調整する。こ れらは、長期貯蔵条件下で良好なにおい安定性を保証する。酸化防止剤および還 元剤安定剤は、香気のない製品または微香製品(香料なしか少ない香料)に特に 臨界的である。 本発明の分散液組成物に添加できる酸化防止剤の例としては、イーストマン・ ケミカル・プロダクツ・インコーポレーテッドから商品名テノックス(Tenox)P GおよびテノックスS−1で入手できるアスコルビン酸とアスコルビン酸パルミ テートと没食子酸プロピルとの混合物、イーストマン・ケミカル・プロダクツ・ インコーポレーテッドから商品名テノックス−6で入手できるBHT(ブチル化 ヒドロキシトルエン)とBHA(ブチル化ヒドロキシアニソール)と没食子酸プ ロピルとクエン酸との混合物、UOPプロセス・ディビジョンから商品名サスタ ン(Sustane)BHTで入手できるブチル化ヒドロキシトルエン、イーストマン・ ケミカル・プロダクツ・インコーポレーテッドからテノックスTBHQとして入 手できるt−ブチルヒドロキノン、イーストマン・ケミカル・プロダクツ・イン コーポレーテッドからテノックスGT−1/GT−2で入手できる天然トコフェ ロール、およびイーストマン・ケミカル・プロダクツ・インコーポレーテッドか らBHAとして入手できるブチル化ヒドロキシアニソール、没食子酸の長鎖エス テル(C8〜C22)、例えば、没食子酸ドデシル、イルガノックス(Irganox)1 010、イルガノックス1035、イルガノックスB1171、イルガノックス 1425、イルガノックス3114、イルガノックス3125、およびそれらの 混合物、好ましくはイルガノックス3125、イルガノックス1425、イルガ ノックス3114、およびそれらの混合物、より好ましくはイルガノックス31 25単独またはクエン酸および/またはクエン酸イソプロピルなどの他のキレー ト化剤との混合物、モンサン トから1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(エチドロン酸)の化 学名で入手できるデクエスト(Dequest)2010、およびコダックから4,5− ジヒドロキシ−m−ベンゼンスルホン酸/ナトリウム塩の化学名で入手できるチ ロン(Tiron)、およびアルドリッチからジエチレントリアミン五酢酸の化学名で 入手できるDTPAが挙げられる。 (D)水および水溶性有機溶媒系 本発明の分散液組成物は、水を含有し且つ場合によって組成物の約5〜約30 重量%、好ましくは約8〜約25重量%、より好ましくは約10〜約20重量% の水溶性有機溶媒を含む。溶媒は、好ましくは、室温でさえ、加工、例えば、ポ ンプ供給および/または混合の容易さのために低い粘度を与えるのを助長するた めに布帛柔軟剤DEQAと混合する。 有機溶媒は、好ましくは、水溶性溶媒、例えば、エタノール、イソプロパノー ル、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、プロピレンカーボ ネート、ヘキシレングリコールなどである。 少量のみの水溶性溶媒を使用して室温、例えば、約10℃〜約40℃、好まし くは約20℃〜約35℃で通常の混合で完成濃縮組成物を調製する能力は、前記 高不飽和布帛柔軟剤化合物の場合に可能である。室温でのこの加工は、分散液組 成物が多量のポリ不飽和柔軟剤活性物質を含有する時に非常に重要である。 透明な組成物 組成物は、透明であることができ且つ (A)組成物の約2〜約80重量%、好ましくは約13〜約75重量%、より 好ましくは約17〜約70重量%、一層好ましくは約19〜約65重量%の (1)式 〔式中、各R置換基は短鎖C1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキルまたはヒドロ キシアルキル基、例えば、メチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロ キシエチルなど、ベンジル、またはそれらの混合物であり;各mは2または3で あり;各nは1〜約4であり;各Yは−O−(O)C−、または −C(O)−O−であり;各R1中の炭素プラスYが−O−(O)C−である時 の1との和はC12〜C22、好ましくはC14〜C20であり、各R1はヒドロカルビ ル、または置換ヒドロカルビル置換基、好ましくはアルキル、モノ不飽和アルキ レン、およびポリ不飽和アルキレン基であり、ポリ不飽和アルキレン基を含有す る柔軟剤活性成分は存在する全柔軟剤活性成分の少なくとも約3重量%、好まし くは少なくとも約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好ま しくは少なくとも約15重量%であり(ここで使用する所定のR1基を含有する 「柔軟剤活性成分の%」は同じR1基が柔軟剤活性成分のすべてを生成するため に使用される全R1基に対しするものである%と同じである)(ここで使用する 「親」脂肪酸または「対応」脂肪酸のヨウ素価はR1基を含有する脂肪酸に存在 するであろう不飽和量と同じであるR1基の不飽和量を定義するために使用され る);対イオンX-は柔軟剤相容性陰イオン、好ましくはクロリド、ブロミド、 メチルサルフェート、またはニトレート、より好ましくはクロリドであることが できる〕 を有する柔軟剤、 (2)式 (式中、各Y、R、R1、およびX(-)は前と同じ意味を有する) を有する柔軟剤、および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれる生分解性布帛柔軟剤活性成分、 (B)組成物の約40重量%まで,好ましくは約10〜約38重量%、より好 ましくは約12〜約25重量%、一層好ましくは約14〜約20重量%の、Cl ogP約0.15〜約0.64、好ましくは約0.25〜約0.62、より好ま しくは約0.40〜約0.60を有する主溶媒〔該主溶媒は好ましくは1,2− ヘキサンジオール、または或いは2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ オール(TMPD)および1,4−シクロヘキサンジメタノールを含む(TMP D対1,4−シクロヘキサンジメタノールの比率範囲は良好な相安定性、特に低 温相安定性のために好ましくは約80:20から約50:50、より好ましくは 約75:25である)〕、 (C)場合によってであるが好ましくは、透明性を改善するのに十分な有効量 のエタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジ オール、プロピレンカーボネート、ヘキシレングリコールなどの低分子量水溶性 溶媒(該水溶性溶媒は透明な組成物をそれらだけでは調製しないであろう量であ る)、 (D)場合によってであるが好ましくは、透明性を改善するのに有効な量の水 溶性カルシウム塩および/またはマグネシウム塩、好ましくは塩化物、および (E)残部(水) を含む。 ニンイノ水溶性有機溶媒は、上に記載した。透明な組成物は、前記香料および 安定剤系も含有でき且つ組成物のすべては、下記の任意組成物を含有できる。 (B)主溶媒 必要な安定性を有する本発明の液体濃縮(好ましくは透明)布帛柔軟剤組成物 の処方に対する主溶媒の適合性は、驚異的なことに選択的である。好適な溶媒は 、オクタノール/水分配係数(P)に基づいて選ぶことができる。主溶媒のオク タノール/水分配係数は、オクタノール中の平衡濃度と水中の平衡濃度との間の 比率である。本発明の主溶媒成分の分配係数は、好都合には、10を底とする対 数、logPの形で与えられる。 多くの成分のlogPは、報告されている。例えば、カリフォルニア州イルビ ンのデイライト・ケミカル・インフォメーション・システムズ・インコーポレー テッド(ダイライト・CIS)から入手できるポモナ92データベースは、オリ ジナル文献に対する引用と一緒に多くのものを含む。しかしながら、logP値 は、最も好都合には、デイライトCISから入手できる「CLOGP」プログラ ムによって計算される。このプログラムも、ポロナ92データベースで入手する 時の実験logPも記載している。「計算されたlogP」(ClogP)は、 ハンシュおよびレオのフラグメントアプローチによって求められる〔A.レオ、 Comprehensive Medicinal Chemistry、第4巻、C.ハンシュ、P.G.サマー ズ、J.B.テイラーおよびC.A.ラムスデン編、第295頁、パーガモン・ プレス、1990年(ここに参考文献としてへ編入)参照〕。フラグメントアプ ローチは、各成分の化学構造に基づき且つ原子の数および種類、原子結合性およ び化学結合を考慮する。物理化学的性質のために最も信頼でき且つ広く使用され ている推定値であるClogP値は、好ましくは、本発明で有用である主溶媒成 分の選択において使用される。 低分子量を有し且つ生分解性である溶媒も、若干の目的で望ましい。より不斉 の溶媒は、帆上に望ましいらしい一方、対称中心を有する高度に対称の溶媒、例 えば、1,7−ヘプタンジオールまたは1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シク ロヘキサンは、ClogP値が好ましい範囲内に入るとしても、単独で使用する 時に本質上透明の組成物を与えることができないらしい。ジ(オレオイルオキシ エチル)ジメチルアンモニウムクロリド約27%、主溶媒約16〜20%、およ びエタノール約4〜6%を含有する組成物が約40(約4.4℃)で貯蔵時間に 透明のままであり且つ約0(約−18℃)で凍結することから回復するかどうか を測定することによって最も好適な主溶媒を選択できる。 好適な溶媒としては、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールのエトキシレート誘導体、 ジエトキシレート誘導体またはトリエトキシレート誘導体、および/または2− エチル−1,3−ヘキサンジオール、および/またはそれらの混合物; (I) (a)n−プロパノールおよび/または (b)2−ブタノールまたは2−メチル−2−プロパノール; を含めたモノオール; (II)2,3−ブタンジオール,2,3−ジメチル−;1,2−ブタンジオー ル,2,3−ジメチル−;1,2−ブタンジオール,3,3−ジメチル−;2, 3−ペンタンジオール,2−メチル−;2,3−ペンタンジオール,3−メチル −;2,3−ペンタンジオール,4−メチル−;2,3−ヘキサンジオール;3 ,4−ヘキサンジオール;1,2−ブタンジオール,2−エチル−;1,2−ペ ンタンジオール,2−メチル−;1,2−ペンタンジオール,3−メチル−;1 , 2−ペンタンジオール,4−メチル−;および/または1,2−ヘキサンジオー ルを含めたヘキサンジオール異性体; (III)1,3−プロパンジオール,2−ブチル;1,3−プロパンジオール ,2,2−ジエチル;1,3−プロパンジオール,2−(1−メチルプロピル) −;1,3−プロパンジオール,2−(2−メチルプロピル)−;1,3−プロ パンジオール,2−メチル−2−プロピル−;1,2−ブタンジオール,2,3 ,3−トリメチル−;1,4−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル−;1 ,4−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−;1,4−ブタンジオール, 2−プロピル−;1,4−ブタンジオール,2−イソプロピル−;1,5−ペン タンジオール,2,2−ジメチル−;1,5−ペンタンジオール,2,3−ジメ チル−;1,5−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−;1,5−ペンタンジ オール,3,3−ジメチル−;2,3−ペンタンジオール,2,3−ジメチル− ;2,3−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−;2,3−ペンタンジオール ,3,4−ジメチル−;2,3−ペンタンジオール,4,4−ジメチル−;3, 4−ペンタンジオール,2,3−ジメチル−;1,5−ペンタンジオール,2− エチル−;1,6−ヘキサンジオール,2−メチル−;1,6−ヘキサンジオー ル,3−メチル−;2,3−ヘキサンジオール,2−メチル−;2,3−ヘキサ ンジオール,3−メチル−;2,3−ヘキサンジオール,4−メチル−;2,3 −ヘキサンジオール,5−メチル−;3,4−ヘキサンジオール,2−メチル− ;3,4−ヘキサンジオール,3−メチル−;1,3−ヘプタンジオール;1, 4−ヘプタンジオール;1,5−ヘプタンジオール;および/または1,6−ヘ プタンジオールを含めたヘプタンジオール異性体; (IV)1,3−プロパンジオール,2−(2−メチルブチル)−;1,3−プ ロパンジオール,2−(1,1−ジメチルプロピル)−;1,3−プロパンジオ ール,2−(1,2−ジメチルプロピル)−;1,3−プロパンジオール,2− (1−エチルプロピル)−;1,3−プロパンジオール,2−(1−メチルブチ ル)−;1,3−プロパンジオール,2−(2,2−ジメチルプロピル)−;1 ,3−プロパンジオール,2−(3−メチルブチル)−;1,3−プロパンジオ ール,2−ブチル−2−メチル−;1,3−プロパンジオール,2−エチル−2 −イソプロピル−;1,3−プロパンジオール,2−エチル−2−プロピル−; 1,3−プロパンジオール,2−メチル−2−(1−メチルプロピル)−;1, 3−プロパンジオール,2−メチル−2−(2−メチルプロピル)−;1,3− プロパンジオール,2−t−ブチル−2−メチル−;1,3−ブタンジオール, 2,2−ジエチル−;1,3−ブタンジオール,2−(1−メチルプロピル)− ;1,3−ブタンジオール,2−ブチル−;1,3−ブタンジオール,2−エチ ル−2,3−ジメチル−;1,3−ブタンジオール,2−(1,1−ジメチルエ チル)−;1,3−ブタンジオール,2−(2−メチルプロピル)−;1,3− ブタンジオール,2−メチル−2−イソプロピル−;1,3−ブタンジオール, 2−メチル−2−プロピル−;1,3−ブタンジオール,3−メチル−2−イソ プロピル−;1,3−ブタンジオール,3−メチル−2−プロピル−;1,4− ブタンジオール,2,2−ジエチル−;1,4−ブタンジオール,2−メチル− 2−プロピル−;1,4−ブタンジオール,2−(1−メチルプロピル)−;1 ,4−ブタンジオール,2−エチル−2,3−ジメチル−;1,4−ブタンジオ ール,2−エチル−3,3−ジメチル−;1,4−ブタンジオール,2−(1, 1−ジメチルエチル)−;1,4−ブタンジオール,2−(2−メチルプロピル )−;1,4−ブタンジオール,2−メチル−3−プロピル−;1,4−ブタン ジオール,3−メチル−2−イソプロピル−;1,3−ペンタンジオール,2, 2,3−トリメチル−;1,3−ペンタンジオール,2,2,4−トリメチル− ;1,3−ペンタンジオール,2,3,4−トリメチル−;1,3−ペンタンジ オール,2,4,4−トリメチル−;1,3−ペンタンジオール,3,4,4− トリメチル−; 1,4−ペンタンジオール,2,2,3−トリメチル−;1,4−ペンタンジオ ール,2,2,4−トリメチル−;1,4−ペンタンジオール,2,3,3−ト リメチル−;1,4−ペンタンジオール,2,3,4−トリメチル−;1,4− ペンタンジオール,3,3,4−トリメチル−;1,5−ペンタンジオール,2 ,2,3−トリメチル−;1,5−ペンタンジオール,2,2,4−トリメチル −;1,5−ペンタンジオール,2,3,3−トリメチル−;1,5−ペンタン ジオール,2,3,4−トリメチル−;2,4−ペンタンジオール,2,3,3 −トリメチル−;2,4−ペンタンジオール,2,3,4−トリメチル−;1, 3−ペンタンジオール,2−エチル−2−メチル−;1,3−ペンタンジオール ,2−エチル−3−メチル−;1,3−ペンタンジオール,2−エチル−4−メ チル−;1,3−ペンタンジオール,3−エチル−2−メチル−;1,4−ペン タンジオール,2−エチル−2−メチル−;1,4−ペンタンジオール,2−エ チル−3−メチル−;1,4−ペンタンジオール,2−エチル−4−メチル−; 1,4−ペンタンジオール,3−エチル−2−メチル−;1,4−ペンタンジオ ール,3−エチル−3−メチル−;1,5−ペンタンジオール,2−エチル−2 −メチル−;1,5−ペンタンジオール,2−エチル−3−メチル−;1,5− ペンタンジオール,2−エチル−4−メチル−;1,5−ペンタンジオール,3 −エチル−3−メチル−;2,4−ペンタンジオール,3−エチル−2−メチル −;1,3−ペンタンジオール,2−イソプロピル−;1,3−ペンタンジオー ル,2−プロピル−;1,4−ペンタンジオール,2−イソプロピル−;1,4 −ペンタンジオール,2−プロピル−;1,4−ペンタンジオール,3−イソプ ロピル−;1,5−ペンタンジオール,2−イソプロピル−;2,4−ペンタン ジオール,3−プロピル−;1,3−ヘキサンジオール,2,2−ジメチル−; 1,3−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−;1,3−ヘキサンジオール, 2,4−ジメチル−;1,3−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−;1,3 −ヘキサン ジオール,3,4−ジメチル−;1,3−ヘキサンジオール,3,5−ジメチル −;1,3−ヘキサンジオール,4,5−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオー ル,2,2−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−;1 ,4−ヘキサンジオール,2,4−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,2 ,5−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−;1,4− ヘキサンジオール,3,4−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,3,5− ジメチル−;1,3−ヘキサンジオール,4,4−ジメチル−;1,4−ヘキサ ンジオール,4,5−ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,5,5−ジメチ ル−;1,5−ヘキサンジオール,2,2−ジメチル−;1,5−ヘキサンジオ ール,2,3−ジメチル−;1,5−ヘキサンジオール,2,4−ジメチル−; 1,5−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−;1,5−ヘキサンジオール, 3,3−ジメチル−;1,5−ヘキサンジオール,3,4−ジメチル−;1,5 −ヘキサンジオール,3,5−ジメチル−;1,5−ヘキサンジオール,4,5 −ジメチル−;1,6−ヘキサンジオール,2,2−ジメチル−;1,6−ヘキ サンジオール,2,3−ジメチル−;1,6−ヘキサンジオール,2,4−ジメ チル−;1,6−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−;1,6−ヘキサンジ オール,3,3−ジメチル−;1,6−ヘキサンジオール,3,4−ジメチル− ;2,4−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−;2,4−ヘキサンジオール ,2,4−ジメチル−;2,4−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−;2, 4−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−;2,4−ヘキサンジオール,3, 4−ジメチル−;2,4−ヘキサンジオール,3,5−ジメチル−;2,4−ヘ キサンジオール,4,5−ジメチル−;2,4−ヘキサンジオール,5,5−ジ メチル−;2,5−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−;2,5−ヘキサン ジオール,2,4−ジメチル−;2,5−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル −;2,5−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−;2,5−ヘキサンジオー ル,3, 4−ジメチル−;2,6−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−;1,3−ヘ キサンジオール,2−エチル−;1,3−ヘキサンジオール,4−エチル−;1 ,4−ヘキサンジオール,2−エチル−;1,4−ヘキサンジオール,4−エチ ル−;;1,5−ヘキサンジオール,2−エチル−;2,4−ヘキサンジオール ,3−エチル−;2,4−ヘキサンジオール,4−エチル−;2,5−ヘキサン ジオール,3−エチル−;1,3−ヘプタンジオール,2−メチル−;1,3− ヘプタンジオール,3−メチル−;1,3−ヘプタンジオール,4−メチル−; 1,3−ヘプタンジオール,5−メチル−;1,3−ヘプタンジオール,6−メ チル−;1,4−ヘプタンジオール,2−メチル−;1,4−ヘプタンジオール ,3−メチル−;1,4−ヘプタンジオール,4−メチル−;1,4−ヘプタン ジオール,5−メチル−;1,4−ヘプタンジオール,6−メチル−;1,5− ヘプタンジオール,2−メチル−;1,5−ヘプタンジオール,3−メチル−; 1,5−ヘプタンジオール,4−メチル−;1,5−ヘプタンジオール,5−メ チル−;1,5−ヘプタンジオール,6−メチル−;1,6−ヘプタンジオール ,2−メチル−;1,6−ヘプタンジオール,3−メチル−;1,6−ヘプタン ジオール,4−メチル−;1,6−ヘプタンジオール,5−メチル−;1,6− ヘプタンジオール,6−メチル−;2,4−ヘプタンジオール,2−メチル−; 2,4−ヘプタンジオール,3−メチル−;2,4−ヘプタンジオール,4−メ チル−;2,4−ヘプタンジオール,5−メチル−;2,4−ヘプタンジオール ,6−メチル−;2,5−ヘプタンジオール,2−メチル−;2,5−ヘプタン ジオール,3−メチル−;2,5−ヘプタンジオール,4−メチル−;2,5− ヘプタンジオール,5−メチル−;2,5−ヘプタンジオール,6−メチル−; 2,6−ヘプタンジオール,2−メチル−;2,6−ヘプタンジオール,3−メ チル−;2,6−ヘプタンジオール,4−メチル−;3,4−ヘプタンジオール ,3−メチル−;3,5−ヘプタンジオール,2−メチル−;3,5−ヘプタン ジオ ール,3−メチル−;3,5−ヘプタンジオール,4−メチル−;2,4−オク タンジオール;2,5−オクタンジオール;2,6−オクタンジオール;2,7 −オクタンジオール;3,5−オクタンジオール;および/または3,6−オク タンジオールを含めたオクタンジオール異性体; (V)2,4−ペンタンジオール,2,3,3,4−テトラメチル−;2,4 −ペンタンジオール,3−t−ブチル−;2,4−ヘキサンジオール,2,5, 5−トリメチル−;2,4−ヘキサンジオール,3,3,4−トリメチル−;2 ,4−ヘキサンジオール,3,3,5−トリメチル−;2,4−ヘキサンジオー ル,3,5,5−トリメチル−;2,4−ヘキサンジオール,4,5,5−トリ メチル;2,5−ヘキサンジオール,3,3,4−トリメチル−;および/また は2,5−ヘキサンジオール,3,3,5−トリメチル−を含めたノナンジオー ル異性体; (VI)1,2−プロパンジオール,3−(n−ペンチルオキシ)−;1,2− プロパンジオール,3−(2−ペンチルオキシ)−;1,2−プロパンジオール ,3−(3−ペンチルオキシ)−;1,2−プロパンジオール,3−(2−メチ ル−1−ブチルオキシ)−;1,2−プロパンジオール,3−(イソアミルオキ シ)−;1,2−プロパンジオール,3−(3−メチル−2−ブチルオキシ)− ;1,2−プロパンジオール,3−(シクロヘキシルオキシ)−;1,2−プロ パンジオール,3−(1−シクロヘキシ−1−エニルオキシ)−;1,3−プロ パンジオール,2−(ペンチルオキシ)−;1,3−プロパンジオール,2−( 2−ペンチルオキシ)−;1,3−プロパンジオール,2−(3−ペンチルオキ シ)−;1,3−プロパンジオール,2−(2−メチル−1−ブチルオキシ)− ;1,3−プロパンジオール,2−(イソアミルオキシ)−;1,3−プロパン ジオール,2−(3−メチル−2−ブチルオキシ)−;1,3−プロパンジオー ル,2−(シクロヘキシルオキシ)−;1,3−プロパンジオール,2−(1− シクロヘ キシ−1−エニルオキシ)−;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ )−,トリエトキシ化;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−, テトラエトキシ化;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−,ペン タエトキシ化;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−,ヘキサエ トキシ化;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−,ヘプタエトキ シ化;1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−,オクタエトキシ化 ;および/または1,2−プロパンジオール,3−(ブチルオキシ)−,ノナエ トキシ化を含めたグリセリルエーテルおよび/またはジ(ヒドロキシアルキル) エーテル; (VII) (a)1−イソプロピル−1,2−シクロブタンジオール;3−エチル−4− メチル−1,2−シクロブタンジオール;3−プロピル−1,2−シクロブタン ジオール;3−イソプロピル−1,2−シクロブタンジオール;1−エチル−1 ,2−シクロペンタンジオール;1,2−ジメチル−1,2−シクロペンタンジ オール;1,4−ジメチル−1,2−シクロペンタンジオール;2,4,5−ト リメチル−1,3−シクロペンタンジオール;3,3−ジメチル−1,2−シク ロペンタンジオール;3,4−ジメチル−1,2−シクロペンタンジオール;3 ,5−ジメチル−1,2−シクロペンタンジオール;3−エチル−1,2−シク ロペンタンジオール;4,4−ジメチル−1,2−シクロペンタンジオール;4 −エチル−1,2−シクロペンタンジオール;1,1−ビス(ヒドロキシメチル )シクロヘキサン;1,2−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン;1,2 −ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;1,3−ビス(ヒドロキシメチ ル)シクロヘキサン;1,3−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;1 ,6−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;1−ヒドロキシシクロヘキ サンエタノール;1−ヒドロキシシクロヘキサンメタノール;1−エチル−1. 3− シクロヘキサンジオール;1−メチル−1,2−シクロヘキサンジオール;2, 2−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;2,3−ジメチル−1,4− シクロヘキサンジオール;2,4−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール ;2,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;2,6−ジメチル−1 ,4−シクロヘキサンジオール;2−エチル−1,3−シクロヘキサンジオール ;2−ヒドロキシシクロヘキサンエタノール;2−ヒドロキシエチル−1−シク ロヘキサノール;2−ヒドロキシメチルシクロヘキサノール;3−ヒドロキシエ チル−1−シクロヘキサノール;3−ヒドロキシシクロヘキサンエタノール;3 −ヒドロキシメチルシクロヘキサノール;3−メチル−1,2−シクロヘキサン ジオール;4,4−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオール;4,5−ジメ チル−1,3−シクロヘキサンジオール;4,6−ジメチル−1,3−シクロヘ キサンジオール;4−エチル−1,3−シクロヘキサンジオール;4−ヒドロキ シエチル−1−シクロヘキサノール;4−ヒドロキシメチルシクロヘキサノール ;4−メチル−1,2−シクロヘキサンジオール;5,5−ジメチル−1,3− シクロヘキサンジオール;5−エチル−1,3−シクロヘキサンジオール;1, 2−シクロヘプタンジオール;2−メチル−1,3−シクロヘプタンジオール; 2−メチル−1,4−シクロヘプタンジオール;4−メチル−1,3−シクロヘ プタンジオール;5−メチル−1,3−シクロヘプタンジオール;5−メチル− 1,3−シクロヘプタンジオール;5−メチル−1,4−シクロヘプタンジオー ル;6−メチル−1,4−シクロヘプタンジオール;1,3−シクロオクタンジ オール;1,4−シクロオクタンジオール;1,5−シクロオクタンジオール; 1,2−シクロヘキサンジオール,ジエトキシレート;1,2−シクロヘキサン ジオール,トリエトキシレート;1,2−シクロヘキサンジオール,テトラエト キシレート;1,2−シクロヘキサンジオール,ペンタエトキシレート;1,2 −シクロヘキサンジオール,ヘキサエトキシレート;1,2−シクロヘキサンジ オー ル,ヘプタエトキシレート;1,2−シクロヘキサンジオール,オクタエトキシ レート;1,2−シクロヘキサンジオール,ノナエトキシレート;1,2−シク ロヘキサンジオール,モノプロポキシレート;1,2−シクロヘキサンジオール ,モノブチレノキシシレート;1,2−シクロヘキサンジオール,ジブチレノキ シレート;および/または1,2−シクロヘキサンジオール,トリブチレノキシ レートを含めた飽和ジオールおよびそれらの誘導体; (b)1,2−シクロブタンジオール,1−エテニル−2−エチル−;3−シ クロブテン−1,2−ジオール,1,2,3,4−テトラメチル−;3−シクロ ブテン−1,2−ジオール,3,4−ジエチル−;3−シクロブテン−1,2− ジオール,3−(1,1−ジメチルエチル)−;3−シクロブテン−1,2−ジ オール,3−ブチル−;1,2−シクロペンタンジオール,1,2−ジメチル− 4−メチレン−;1,2−シクロペンタンジオール,1−エチル−3−メチレン −;1,2−シクロペンタンジオール,4−(1−プロペニル)−;3−シクロ ペンテン−1,2−ジオール,1−エチル−3−メチレン−;1,2−シクロヘ キサンジオール,1−メチル−4−メチレン−;1,2−シクロヘキサンジオー ル,3−エテニル−;1,2−シクロヘキサンジオール,4−エテニル−;3− シクロヘキセン−1,2−ジオール,2,6−ジメチル−;3−シクロヘキセン −1,2−ジオール,6,6−ジメチル−;4−シクロヘキセン−1,2−ジオ ール,3,6−ジメチル−;4−シクロヘキセン−1,2−ジオール,4,5− ジメチル−;3−シクロオクテン−1,2−ジオール;4−シクロオクテン−1 ,2−ジオール;および/または5−シクロオクテン−1,2−ジオールを含め た不飽和脂環式ジオール を含めた飽和および不飽和脂環式ジオール; (VIII)C3 〜8ジオールのアルコキシ化誘導体(下記の開示においては、「E O」はポリエトキシレート、即ち、−(CH2CH2O)nHを意味し、 Me−Enはメチルキャップ化ポリエトキシレート −(CH2CH2O)nCH3を意味し、「2(Me−En)」は必要とされる2M e−En基を意味し、「PO」はポリプロポキシレート −(CH(CH3)CH2O)nHを意味し、「BO」はポリブチレンオキシ基( CH(CH2CH3)CH2O)nHを意味し、「n−BO」はポリ(n−ブチレン オキシ)またはポリ(テトラメチレン)オキシ基 −(CH2CH2CH2CH2O)nHを意味する。ここで「Cx」なる用語はアルコ キシ化するベース物質中の炭素原子の数を意味する〕、例えば、 (1)1,2−プロパンジオール(C3)2(Me−E1 〜4);1,2−プロ パンジオール(C3)PO4;1,2−プロパンジオール,2−メチル−(C4 )(Me−E4 〜10);1,2−プロパンジオール,2−メチル(C4)2(M e−E1);1,2−プロパンジオール,2−メチル−(C4)PO3;1,2− プロパンジオール,2−メチル−(C4)BO1;1,3−プロパンジオール( C3)2(Me−E6 〜8);1,3−プロパンジオール(C3)PO5 〜6;1, 3−プロパンジオール,2,2−ジエチル−(C7)E1 〜7;1,3−プロパン ジオール,2,2−ジエチル−(C7)PO1;1,3−プロパンジオール,2 ,2−ジエチル−(C7)n−BO1 〜2;1,3−プロパンジオール,2,2− ジメチル−(C5)2(MeE1 〜2);1,3−プロパンジオール,2,2−ジ メチル−(C5)PO3 〜4;1,3−プロパンジオール,2−(1−メチルプロ ピル)−(C7)E1 〜7;1,3−プロパンジオール,2−(1−メチルプロピ ル)−(C7)PO1;1,3−プロパンジオール,2−(1−メチルプロピル )−(C7)n−BO1 〜2;1,3−プロパンジオール,2−(2−メチルプロ ピル)−(C7)E1 〜7;1,3−プロパンジオール,2−(2−メチルプロピ ル)−(C7)PO1;1,3−プロパンジオール,2−(2−メチルプロピル )−(C7)n−BO1 〜2;1,3−プロパンジオ ール,2−エチル−(C5)(MeE6 〜10;1,3−プロパンジオール,2− エチル−(C5)2(MeE1);1,3−プロパンジオール,2−エチル−( C5)PO3;1,3−プロパンジオール,2−エチル−2−メチル−(C6) (MeE1 〜6);1,3−プロパンジオール,2−エチル−2−メチル−(C6 )PO2;1,3−プロパンジオール,2−エチル−2−メチル−(C6)BO1 ;1,3−プロパンジオール,2−イソプロピル−(C6)(MeE1 〜6);1 ,3−プロパンジオール,2−イソプロピル−(C6)PO2,1,3−プロパ ンジオール,2−イソプロピル−(C6)BO1;1,3−プロパンジオール, 2−メチル−(C4)2(MeE2 〜5);1,3−プロパンジオール,2−メチ ル−(C4)PO4 〜5;1,3−プロパンジオール,2−メチル−(C4)BO2 ;1,3−プロパンジオール,2−メチル−2−イソプロピル−(C7)E2 9 ;1,3−プロパンジオール,2−メチル−2−イソプロピル−(C7)PO1 ;1,3−プロパンジオール,2−メチル−2−イソプロピル−(C7)n−B O1 〜3;1,3−プロパンジオール,2−メチル−2プロピル−(C7)E1 〜7 ;1,3−プロパンジオール,2−メチル−2−プロピル−(C7)PO1;1 ,3−プロパンジオール,2−メチル−2−プロピル−(C7)n−BO1 〜2; 1,3−プロパンジオール,2−プロピル−(C6)(MeE1 〜4);1,3− プロパンジオール,2−プロピル−(C6)PO2;1,3−プロパンジオール ,2−プロピル−(C6)BO1; (2)1,2−ブタンジオール(C4)(MeE2 〜8);1,2−ブタンジオ ール(C4)PO2 〜3;1,2−ブタンジオール(C4)BO1;1,2−ブタ ンジオール,2,3−ジメチル−(C6)E1 〜6;1,2−ブタンジオール,2 ,3−ジメチル−(C6)n−BO1 〜2;1,2−ブタンジオール,2−エチル −(C6)E1 〜3;1,2−ブタンジオール,2−エチル−(C6)n−BO1 ;1,2−ブタンジオール,2−メチル−(C5)(MeE1 〜2); 1,2−ブタンジオール,2−メチル−(C5)PO1;1,2−ブタンジオー ル,3,3−ジメチル−(C6)E1 〜6;1,2−ブタンジオール,3,3−ジ メチル−(C6)n−BO1 〜2;1,2−ブタンジオール,3−メチル−(C5 )(MeE1 〜2);1,2−ブタンジオール,3−メチル−(C5)PO1;1 ,3−ブタンジオール(C4)2(MeE3 〜6);1,3−ブタンジオール(C 4)PO5;1,3−ブタンジオール(C4)BO2;1,3−ブタンジオール, 2,2,3−トリメチル−(C7)(MeE1 〜3);1,3−ブタンジオール, 2,2,3−トリメチル−(C7)PO1 〜2;1,3−ブタンジオール,2,2 −ジメチル−(C6)(MeE3 〜8);1,3−ブタンジオール,2,2−ジメ チル−(C6)PO3;1,3−ブタンジオール,2,3−ジメチル−(C6) (MeE3 〜8);1,3−ブタンジオール,2,3−ジメチル−(C6)PO3 ;1,3−ブタンジオール,2−エチル−(C6)(MeE1 〜6);1,3−ブ タンジオール,2−エチル−(C6)PO2 〜3;1,3−ブタンジオール,2− エチル−(C6)BO1;1,3−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル− (C7)(MeE1);1,3−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル−( C7)PO1;1,3−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル−(C7)n −BO2 〜4;1,3−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)(M eE1);1,3−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)PO1; 1,3−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)n−BO2 〜4;1 ,3−ブタンジオール,2−イソプロピル−(C7)(MeE1);1,3−ブ タンジオール,2−イソプロピル−(C7)PO1;1,3−ブタンジオール, 2−イソプロピル−(C7)n−BO2 〜4;1,3−ブタンジオール,2−メチ ル−(C5)2(MeE1 〜3);1,3−ブタンジオール,2−メチル−(C5 )PO4;1,3−ブタンジオール,2−プロピル−(C7)E2 〜9;1,3− ブタンジオール,2−プロピル−(C7) PO1;1,3−ブタンジオール,2−プロピル−(C7)n−BO1 〜3;1, 3−ブタンジオール,3−メチル−(C5)2(MeE1 〜3);1,3−ブタン ジオール,3−メチル−(C5)PO4;1,4−ブタンジオール(C4)2( MeE2 〜4);1,4−ブタンジオール(C4)PO4 〜5;1,4−ブタンジオ ール(C4)BO2;1,4−ブタンジオール,2,2,3−トリメチル−(C 7)E2 〜9;1,4−ブタンジオール,2,2,3−トリメチル−(C7)PO1 ;1,4−ブタンジオール,2,2,3−トリメチル−(C7)n−BO1 〜3 ;1,4−ブタンジオール,2,2−ジメチル−(C6)(MeE1 〜6);1, 4−ブタンジオール,2,2−ジメチル−(C6)PO2;1,4−ブタンジオ ール,2,2−ジメチル−(C6)BO1;1,4−ブタンジオール,2,3− ジメチル−(C6)(MeE1 〜6);1,4−ブタンジオール,2,3−ジメチ ル−(C6)PO2;1,4−ブタンジオール,2,3−ジメチル−(C6)B O1;1,4−ブタンジオール,2−エチル−(C6)(MeE1 〜4);1,4 −ブタンジオール,2−エチル−(C6)PO2;1,4−ブタンジオール,2 −エチル−(C6)BO1;1,4−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル −(C7)E1 〜7;1,4−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル−(C7 )PO1;1,4−ブタンジオール,2−エチル−2−メチル−(C7)n−B O1 〜2;1,4−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)E1 〜7; 1,4−ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)PO1;1,4− ブタンジオール,2−エチル−3−メチル−(C7)n−BO1 〜2;1,4−ブ タンジオール,2−イソプロピル−(C7)E1 〜7;1,4−ブタンジオール, 2−イソプロピル−(C7)PO1;1,4−ブタンジオール,2−イソプロピ ル−(C7)n−BO1 〜2;1,4−ブタンジオール,2−メチル−(C5)( MeE6 〜10);1,4−ブタンジオール,2−メチル(C5)2(MeE1); 1,4−ブタンジオール,2−メチル −(C5)PO3;1,4−ブタンジオール,2−メチル−(C5)BO1;1, 4−ブタンジオール,2−プロピル−(C7)E1 〜5;1,4−ブタンジオール ,2−プロピル−(C7)n−BO1 〜2;1,4−ブタンジオール,3−エチル −1−メチル−(C7)E2 〜9;1,4−ブタンジオール,3−エチル−1−メ チル−(C7)PO1;1,4−ブタンジオール,3−エチル−1−メチル−( C7)n−BO1 〜3;2,3−ブタンジオール(C4)(MeE1 〜10);2, 3−ブタンジオール(C4)2(MeE1);2,3−ブタンジオール(C4) PO3 〜4;2,3−ブタンジオール(C4)BO1;2,3−ブタンジオール, 2,3−ジメチル−(C6)E3 〜9;2,3−ブタンジオール,2,3−ジメチ ル−(C6)PO1;2,3−ブタンジオール,2,3−ジメチル−(C6)n −BO1 〜3;2,3−ブタンジオール,2−メチル−(C5)(MeE1 〜5); 2,3−ブタンジオール,2−メチル−(C5)PO2;2,3−ブタンジオー ル,2−メチル−(C5)BO1; (3)1,2−ペンタンジオール(C5)E3 〜10;1,2−ペンタンジオー ル(C5)PO1;1,2−ペンタンジオール(C5)n−BO2 〜3;1,2− ペンタンジオール,2−メチル(C6)E1 〜3;1,2−ペンタンジオール,2 −メチル−(C6)n−BO1;1,2−ペンタンジオール,2−メチル(C6 )BO1;1,2−ペンタンジオール,3−メチル−(C6)E1 〜3;1,2− ペンタンジオール,3−メチル(C6)n−BO1;1,2−ペンタンジオール ,4−メチル−(C6)E1 〜3;1,2−ペンタンジオール,4−メチル(C6 )n−BO1;1,3−ペンタンジオール(C5)2(Me−E1 〜2);1,3 −ペンタンジオール(C5)PO3 〜4;1,3−ペンタンジオール,2,2−ジ メチル−(C7)(MeE1);1,3−ペンタンジオール,2,2−ジメチル −(C7)PO1;1,3−ペンタンジオール,2,2−ジメチル−(C7)n −BO2 〜4;1,3−ペンタンジオール,2,3−ジメチル−(C7) (Me−E1);1,3−ペンタンジオール,2,2−ジメチル−(C7)PO1 ;1,3−ペンタンジオール,2,3−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1, 3−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)(Me−E1);1,3− ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)PO1;1,3−ペンタンジオ ール,2,4−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1,3−ペンタンジオール, 2−エチル−(C7)E2 〜9;1,3−ペンタンジオール,2−エチル−(C7 )PO1;1,3−ペンタンジオール,2−エチル−(C7)n−BO1 〜3;1 ,3−ペンタンジオール,2−メチル−(C6)2(Me−E1 〜6);1,3− ペンタンジオール,2−メチル−(C6)PO2 〜3;1,3−ペンタンジオール ,2−メチル−(C6)BO1;1,3−ペンタンジオール,3,4−ジメチル −(C7)(Me−E1);1,3−ペンタンジオール,3,4−ジメチル−( C7)PO1;1,3−ペンタンジオール,3,4−ジメチル−(C7)n−B O2 〜4;1,3−ペンタンジオール,3−メチル−(C6)(Me−E1 〜6); 1,3−ペンタンジオール,3−メチル−(C6)PO2 〜3;1,3−ペンタン ジオール,3−メチル−(C6)BO1;1,3−ペンタンジオール,4,4− ジメチル−(C7)(Me−E1);1,3−ペンタンジオール,4,4−ジメ チル−(C7)PO1;1,3−ペンタンジオール,4,4−ジメチル−(C7 )n−BO2 〜4;1,3−ペンタンジオール,4−メチル−(C6)(Me−E1 〜6 );1,3−ペンタンジオール,4−メチル−(C6)PO2 〜3;1,3− ペンタンジオール,4−メチル−(C6)BO1;1,4−ペンタンジオール( C5)2(Me−E1 〜2);1,4−ペンタンジオール(C5)PO3 〜4;1, 4−ペンタンジオール,2,2−ジメチル−(C7)(Me−E1);1,4− ペンタンジオール,2,2−ジメチル−(C7)PO1;1,4−ペンタンジオ ール,2,2−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1,4−ペンタンジオール, 2,3−ジメチル−(C7) (Me−E1);1,4−ペンタンジオール,2,3−ジメチル−(C7)PO1 ;1,4−ペンタンジオール,2,3−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1, 4−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)(Me−E1);1,4− ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)PO1;1,4−ペンタンジオ ール,2,4−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1,4−ペンタンジオール, 2−メチル−(C6)(Me−E1 〜6);1,4−ペンタンジオール,2−メチ ル−(C6)PO2 〜3;1,4−ペンタンジオール,2−メチル−(C6)BO1 ;1,4−ペンタンジオール,3,3−ジメチル−(C7)(Me−E1);1 ,4−ペンタンジオール,3,3−ジメチル−(C7)PO1;1,4−ペンタ ンジオール,3,3−ジメチル−(C7)n−BO2 〜4;1,4−ペンタンジオ ール,3,4−ジメチル−(C7)(Me−E1);1,4−ペンタンジオール ,3,4−ジメチル−(C7)PO1;1,4−ペンタンジオール,3,4−ジ メチル−(C7)n−BO2 〜4;1,4−ペンタンジオール,3−メチル−(C 6)2(Me−E1 〜6);1,4−ペンタンジオール,3−メチル−(C6)P O2 〜3;1,4−ペンタンジオール,3−メチル−(C6)BO1;1,4−ペ ンタンジオール,4−メチル−(C6)2(Me−E1 〜6);1,4−ペンタン ジオール,4−メチル−(C6)PO23;1,4−ペンタンジオール,4−メ チル−(C6)BO1;1,5−ペンタンジオール(C5)(Me−E4 〜10); 1,5−ペンタンジオール(C5)2(Me−E1);1,5−ペンタンジオー ル (5)PO3;1,5−ペンタンジオール,2,2−ジメチル(C7)E1 〜7; 1,5−ペンタンジオール,2,2−ジメチル−(C7)PO1;1,5−ペン タンジオール,2,2−ジメチル−(C7)n−BO1 〜2;1,5−ペンタンジ オール,2,3−ジメチル(C7)E1 〜7;1,5−ペンタンジオール,2,3 −ジメチル−(C7)PO1;1,5−ペンタンジオール,2,3−ジメチル (C7)n−BO1 〜2;1,5−ペンタンジオール,2,4−ジメチル(C7) E1 〜7;1,5−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)PO1;1, 5−ペンタンジオール,2,4−ジメチル−(C7)n−BO1 〜2;1,5−ペ ンタンジオール,2−エチル−(C7)E1 〜5;1,5−ペンタンジオール,2 −エチル−(C7)n−BO1 〜2;1,5−ペンタンジオール,2−メチル−( C6)(Me−E1 〜4);1,5−ペンタンジオール,2−メチル−(C6)P O2;1,5−ペンタンジオール,3,3−ジメチル−(C7)E1 〜7;1,5 −ペンタンジオール,3,3−ジメチル−(C7)PO1;1,5−ペンタンジ オール,3,3−ジメチル−(C7)n−BO1 〜2;1,5−ペンタンジオール ,3−メチル−(C6)(Me−E1 〜4);1,5−ペンタンジオール,3−メ チル−(C6)PO2;2,3−ペンタンジオール(C5)(Me−E1 〜3); 2,3−ペンタンジオール(C5)PO2;2,3−ペンタンジオール,2−メ チル−(C6)E1 〜7;2,3−ペンタンジオール,2−メチル−(C6)PO1 ;2,3−ペンタンジオール,2−メチル−(C6)n−BO1 〜2;2,3− ペンタンジオール,3−メチル−(C6)E1 〜7;2,3−ペンタンジオール, 3−メチル−(C6)PO1;2,3−ペンタンジオール,3−メチル−(C6 )n−BO1 〜2;2,3−ペンタンジオール,4−メチル(C6)E1 〜7;2, 3−ペンタンジオール,4−メチル−(C6)PO1;2,3−ペンタンジオー ル,4−メチル(C6)n−BO1 〜2;2,4−ペンタンジオール(C5)2( Me−E1 〜4);2,4−ペンタンジオール(C5)PO4;2,4−ペンタン ジオール,2,3−ジメチル−(C7)(Me−E1 〜4);2,4−ペンタンジ オール,2,4−ジメチル−(C7)PO2;2,4−ペンタンジオール,2, 4−ジメチル−(C7)(Me−E1 〜4);2,4−ペンタンジオール,2,4 −ジメチル−(C7)PO2;2,4−ペンタンジオール,2−メチル−(C7 )(Me−E5 〜10);2,4 −ペンタンジオール,2−メチル−(C7)PO3;2,4−ペンタンジオール ,3,3−ジメチル−(C7)(Me−E1 〜4);2,4−ペンタンジオール, 3,3−ジメチル−(C7)PO2;2,4−ペンタンジオール,3−メチル− (C6)(Me−E5 〜10);2,4−ペンタンジオール,3−メチル−(C6 )PO3; (4)1,3−ヘキサンジオール(C6)(Me−E1 〜5);1,3−ヘキサ ンジオール(C6)PO2;1,3−ヘキサンジオール(C6)BO1;1,3− ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)E2 〜9;1,3−ヘキサンジオール, 2−メチル−(C7)PO1;1,3−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7 )n−BO1 〜3;1,3−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)BO1;1 ,3−ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)E2 〜9;1,3−ヘキサンジオ ール,3−メチル−(C7)PO1;1,3−ヘキサンジオール,3−メチル− (C7)n−BO1 〜3;1,3−ヘキサンジオール,4−メチル−(C7)E2 〜9 ;1,3−ヘキサンジオール,4−メチル−(C7)PO1;1,3−ヘキサ ンジオール,4−メチル−(C7)n−BO1 〜3;1,3−ヘキサンジオール, 5−メチル−(C7)E2 〜9;1,3−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7 )PO1;1,3−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)n−BO1 〜3;1 ,4−ヘキサンジオール(C6)(Me−E1 〜5);1,4−ヘキサンジオール (C6)PO2;1,4−ヘキサンジオール(C6)BO1;1,4−ヘキサンジ オール,2−メチル−(C7)E2 〜9;1,4−ヘキサンジオール,2−メチル −(C7)PO1;1,4−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)n−BO1 〜3 ;1,4−ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)E2 〜9;1,4−ヘキ サンジオール,3−メチル−(C7)PO1;1,4−ヘキサンジオール,3− メチル−(C7)n−BO1 〜3;1,4−ヘキサンジオール,4−メチル−(C 7)E2 〜9;1,4−ヘキサンジオール, 4−メチル−(C7)PO1;1,4−ヘキサンジオール,4−メチル−(C7 )n−BO1 〜3;1,4−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)E2 〜9;1 ,4−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)PO1;1,4−ヘキサンジオ ール,5−メチル−(C7)n−BO1 〜3;1,5−ヘキサンジオール(C6) (Me−E1 〜5);1,5−ヘキサンジオール(C6)PO2;1,5−ヘキサ ンジオール(C6)BO1;1,5−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7) E2 〜9;1,5−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)PO1;1,5−ヘ キサンジオール,2−メチル−(C7)n−BO1 〜3;1,5−ヘキサンジオー ル,3−メチル−(C7)E2 〜9;1,5−ヘキサンジオール,3−メチル−( C7)PO1;1,5−ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)n−BO1 〜3 ;1,5−ヘキサンジオール,4−メチル−(C7)E2 〜9;1,5−ヘキサン ジオール,4−メチル−(C7)PO1;1,5−ヘキサンジオール,4−メチ ル−(C7)n−BO1 〜3;1,5−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7) E2 〜9;1,5−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)PO1;1,5−ヘ キサンジオール,5−メチル−(C7)n−BO1 〜3;1,6−ヘキサンジオー ル(C6)(Me−E1 〜2);1,6−ヘキサンジオール(C6)PO1 〜2;1 ,6−ヘキサンジオール(C6)n−BO4;1,6−ヘキサンジオール,2− メチル−(C7)E1 〜5;1,6−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)n −BO1 〜2;1,6−ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)E1 〜5;1,6 −ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)n−BO1 〜2;2,3−ヘキサンジ オール(C6)E1 〜5;2,3−ヘキサンジオール(C6)n−BO1;2,3 −ヘキサンジオール(C6)BO1;2,4−ヘキサンジオール(C6)(Me −E3 〜8);2,4−ヘキサンジオール(C6)PO3;2,4−ヘキサンジオ ール,2−メチル−(C7)(Me−E1 〜2);2,4−ヘキサンジオール,2 −メチル−(C7)PO1 〜2;2, 4−ヘキサンジオール,3−メチル−(C7)(Me−E1 〜2);2,4−ヘキ サンジオール,3−メチル−(C7)PO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,4 −メチル−(C7)(Me−E1 〜2);2,4−ヘキサンジオール,4−メチル −(C7)PO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)(Me −E1 〜2);2,4−ヘキサンジオール,5−メチル−(C7)PO1 〜2;2, 5−ヘキサンジオール(C6)(Me−E3 〜8);2,5−ヘキサンジオール( C6)PO3;2,5−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)(Me−E1 2 );2,5−ヘキサンジオール,2−メチル−(C7)PO1 〜2;2,5−ヘ キサンジオール,3−メチル−(C7)(Me−E1 〜2);2,5−ヘキサンジ オール,3−メチル−(C7)PO1 〜2;3,4−ヘキサンジオール(C6)E O1 〜5;3,4−ヘキサンジオール(C6)n−BO1;3,4−ヘキサンジオ ール(C6)BO1; (5)1,3−ヘプタンジオール(C7)E1 〜7;1,3−ヘプタンジオール (C7)PO1;1,3−ヘプタンジオール(C7)n−BO1 〜2;1,4−ヘ プタンジオール(C7)E1 〜7;1,4−ヘプタンジオール(C7)PO1;1 ,4−ヘプタンジオール(C7)n−BO1 〜2;1,5−ヘプタンジオール(C 7)E1 〜7;1,5−ヘプタンジオール(C7)PO1;1,5−ヘプタンジオ ール(C7)n−BO1 〜2;1,6−ヘプタンジオール(C7)E1 〜7;1,6 −ヘプタンジオール(C7)PO1;1,6−ヘプタンジオール(C7)n−B O1 〜2;1,7−ヘプタンジオール(C7)E1 〜2;1,7−ヘプタンジオール (C7)n−BO1;2,4−ヘプタンジオール(C7)E3 〜10;2,4−ヘプ タンジオール(C7)(Me−E1);2,4−ヘプタンジオール(C7)PO1 ;2,4−ヘプタンジオール(C7)n−BO3;2,5−ヘプタンジオール( C7)E3 〜10;2,5−ヘプタンジオール(C7)(Me−E1);2,5−ヘ プタンジオール(C7)PO1;2,5−ヘプタン ジオール(C7)n−BO3;2,6−ヘプタンジオール(C7)E3 〜10;2, 6−ヘプタンジオール(C7)(Me−E1);2,6−ヘプタンジオール(C 7)PO1;2,6−ヘプタンジオール(C7)n−BO3;3,5−ヘプタンジ オール(C7)E3 〜10;3,5−ヘプタンジオール(C7)(Me−E1);3 ,5−ヘプタンジオール(C7)PO1;3,5−ヘプタンジオール(C7)n −BO3; (6)1,3−ブタンジオール,3−メチル−2−イソプロピル−(C8)P O1;2,4−ペンタンジオール,2,3,3−トリメチル−(C8)PO1;1 ,3−ブタンジオール,2,2−ジエチル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサン ジオール,2,3−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサンジオール,2 ,4−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサンジオール,2,5−ジメチ ル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−(C8) E2 〜5;2,4−ヘキサンジオール,3,4−ジメチル−(C8)E2 〜5;2, 4−ヘキサンジオール,3,5−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサン ジオール,4,5−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,4−ヘキサンジオール,5 ,5−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,5−ヘキサンジオール,2,3−ジメチ ル−(C8)E2 〜5;2,5−ヘキサンジオール,2,4−ジメチル−(C8) E2 〜5;2,5−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−(C8)E2 〜5;2, 5−ヘキサンジオール,3,3−ジメチル−(C8)E2 〜5;2,5−ヘキサン ジオール,3,4−ジメチル−(C8)E2 〜5;3,5−ヘプタンジオール,3 −メチル−(C8)E2 〜5;1,3−ブタンジオール,2,2−ジエチル−(C 8)n−BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−(C8)n −BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,2,4−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2 ;2,4−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2; 2,4−ヘキサンジオール,3,3− ジメチル−(C8)n−BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,3,4−ジメチ ル−(C8)n−BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,3,5−ジメチル−( C8)n−BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,4,5−ジメチル−(C8) n−BO1 〜2;2,4−ヘキサンジオール,5,5−ジメチル−(C8)n−B O1 〜2;2,5−ヘキサンジオール,2,3−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2 ;2,5−ヘキサンジオール,2,4−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2;2, 5−ヘキサンジオール,2,5−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2;2,5−ヘ キサンジオール,3,3−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2;2,5−ヘキサン ジオール,3,4−ジメチル−(C8)n−BO1 〜2;3,5−ヘプタンジオー ル,3−メチル−(C8)n−BO1 〜2;1,3−プロパンジオール,2−(1 ,2−ジメチルプロピル)−(C8)n−BO1;1,3−ブタンジオール,2 −エチル−2,3−ジメチル−(C8)n−BO1;1,3−ブタンジオール, 2−メチル−2−イソプロピル−(C8)n−BO1;1,4−ブタンジオール ,3−メチル−2−イソプロピル−(C8)n−BO1;1,3−ペンタンジオ ール,2,2,3−トリメチル−(C8)n−BO1;1,3−ペンタンジオー ル,2,2,4−トリメチル−(C8)n−BO1;1,3−ペンタンジオール ,2,4,4−トリメチル−(C8)n−BO1;1,3−ペンタンジオール, 3,4,4−トリメチル−(C8)n−BO1;1,4−ペンタンジオール,2 ,2,3−トリメチル−(C8)n−BO1;1,4−ペンタンジオール,2, 2,4−トリメチル−(C8)n−BO1;1,4−ペンタンジオール,2,3 ,3−トリメチル−(C8)n−BO1;1,4−ペンタンジオール,2,3, 4−トリメチル−(C8)n−BO1;1,4−ペンタンジオール,3,3,4 −トリメチル−(C8)n−BO1;2,4−ペンタンジオール,2,3,4− トリメチル−(C8)n−BO1;2,4−ヘキサンジオール,4−エチル−( C8)n−BO1;2,4 −ヘプタンジオール,2−メチル−(C8)n−BO1;2,4−ヘプタンジオ ール,3−メチル−(C8)n−BO1;2,4−ヘプタンジオール,4−メチ ル−(C8)n−BO1;2,4−ヘプタンジオール,5−メチル−(C8)n −BO1;2,4−ヘプタンジオール,6−メチル−(C8)n−BO1;2,5 −ヘプタンジオール,2−メチル−(C8)n−BO1;2,5−ヘプタンジオ ール,3−メチル−(C8)n−BO1;2,5−ヘプタンジオール,4−メチ ル−(C8)n−BO1;2,5−ヘプタンジオール,5−メチル−(C8)n −BO1;2,5−ヘプタンジオール,6−メチル−(C8)n−BO1;2,6 −ヘプタンジオール,2−メチル−(C8)n−BO1;2,6−ヘプタンジオ ール,3−メチル−(C8)n−BO1;2,6−ヘプタンジオール,4−メチ ル−(C8)n−BO1;3,5−ヘプタンジオール,2−メチル−(C8)n −BO1;1,3−プロパンジオール,2−(1,2−ジメチルプロピル)−( C8)E1 〜3;1,3−ブタンジオール,2−エチル−2,3−ジメチル−(C 8)E1 〜3;1,3−ブタンジオール,2−メチル−2−イソプロピル−(C8 )E1 〜3;1,4−ブタンジオール,3−メチル−2−イソプロピル−(C8) E1 〜3;1,3−ペンタンジオール,2,2,3−トリメチル−(C8)E1 〜3 ;1,3−ペンタンジオール,2,2,4−トリメチル−(C8)E1 〜3;1, 3−ペンタンジオール,2,4,4−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,3−ペ ンタンジオール,3,4,4−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,4−ペンタン ジオール,2,2,3−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,4−ペンタンジオー ル,2,2,4−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,4−ペンタンジオール,2 ,3,3−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,4−ペンタンジオール,2,3, 4−トリメチル−(C8)E1 〜3;1,4−ペンタンジオール,3,3,4−ト リメチル−(C8)E1 〜3;2,4−ペンタンジオール,2,3,4−トリメチ ル−(C8) E1 〜3;2,4−ヘキサンジオール,4−メチル−(C8)E1 〜3;2,4−ヘ プタンジオール,2−メチル−(C8)E1 〜3;2,4−ヘプタンジオール,3 −メチル−(C8)E1 〜3;2,4−ヘプタンジオール,4−メチル−(C8) E1 〜3;2,4−ヘプタンジオール,5−メチル−(C8)E1 〜3;2,4−ヘ プタンジオール,6−メチル−(C8)E1 〜3;2,5−ヘプタンジオール,2 −メチル−(C8)E1 〜3;2,5−ヘプタンジオール,3−メチル−(C8) E1 〜3;2,5−ヘプタンジオール,4−メチル−(C8)E1 〜3;2,5−ヘ プタンジオール,5−メチル−(C8)E1 〜3;2,5−ヘプタンジオール,6 −メチル−(C8)E1 〜3;2,6−ヘプタンジオール,2−メチル−(C8) E1 〜3;2,6−ヘプタンジオール,3−メチル−(C8)E1〜3;2,6− ヘプタンジオール,4−メチル−(C8)E1 〜3;および/または3,5−ヘプ タンジオール,2−メチル−(C8)E1 〜3; (7)それらの混合物 (IX)1−フェニル−1,2−エタンジオール、1−フェニル−1,2−プロ パンジオール、2−フェニル−1,2−プロパンジオール、3−フェニル−1, 2−プロパンジオール、1−(3−メチルフェニル)−1,3−プロパンジオー ル、1−(4−メチルフェニル)−1,3−プロパンジオール、2−メチル−1 −フェニル−1,3−プロパンジオール、1−フェニル−1,3−ブタンジオー ル、3−フェニル−1,3−ブタンジオール、1−フェニル−1,4−ブタンジ オール、2−フェニル−1,4−ブタンジオール、および/または1−フェニル −2,3−ブタンジオールを含めた芳香族ジオール;および (X)前記構造の同族体または類似体である溶媒(加える各CH2基の対して 2個の水素原子は分子中の隣接炭素原子から除去されて1つの炭素−炭素二重結 合を形成する際に1個以上のCH2は加えて、このように分子中の水素原子の数 を一定に保持し、下記のもの:1,3−プロパンジオール,2,2−ジ−2−プ ロペニル−;1,3−プロパンジオール,2−(1−ペンテニル)−;1,3− プロパンジオール,2−(2−メチル−2−プロペニル)−2−(2−プロペニ ル)−;1,3−プロパンジオール,2−(3−メチル−1−ブテニル)−;1 ,3−プロパンジオール,2−(4−ペンテニル)−;1,3−プロパンジオー ル,2−エチル−2−(2−メチル−2−プロペニル)−;1,3−プロパンジ オール,2−エチル−2−(2−プロペニル)−;1,3−プロパンジオール, 2−メチル−2−(3−メチル−3−ブテニル)−;1,3−ブタンジオール, 2,2−ジアリル−;1,3−ブタンジオール,2−(1−エチル−1−プロペ ニル)−;1,3−ブタンジオール,2−(ブテニル)−2−メチル−;1,3 −ブタンジオール,2−(3−メチル−2−ブテニル)−;1,3−ブタンジオ ール,2−エチル−2−(2−プロペニル)−;1,3−ブタンジオール,2− メチル−2−(1−メチル−2−プロペニル)−;1,4−ブタンジオール,2 ,3−ビス(1−メチルエチリデン)−;1,4−ブタンジオール,2−(3− メチル−2−ブテニル)−3−メチレン−;2−ブテン−1,4−ジオール,2 −ブチル−;1,3−ペンタンジオール,2−エテニル−3−エチル−;1,3 −ペンタンジオール,2−エテニル−4,4−ジメチル−;1,4−ペンタンジ オール,3−メチル−2−(2−プロペニル)−;1,5−ペンタンジオール, 2−(1−プロペニル)−;1,5−ペンタンジオール,2−(2−プロペニル )−;1,5−ペンタンジオール,2−エチリデン−3−メチル−;1,5−ペ ンタンジオール,2−プロピリデン−;2,4−ペンタンジオール,3−エチリ デン−2,4−ジメチル−;4−ペンテン−1,3−ジオール,2−(1,1− ジメチルエチル)−;4−ペンテン−1,3−ジオール,2−エチル−2,3− ジメチル−;1,4−ヘキサンジオール,4−エチル−2−メチレン−;1,5 −ヘキサジエン−3,4−ジオール,2,3,5−トリメチル−;1,5−ヘキ サジエン−3,4−ジオール,5−エチル−3−メチル−;1,5−ヘキサンジ オール,2− (1−メチルエテニル)−;1,6−ヘキサンジオール,2−エテニル−;1− ヘキセン−3,4−ジオール,5,5−ジメチル−;1−ヘキセン−3,4−ジ オール,5,5−ジメチル−;2−ヘキセン−1,5−ジオール,4−エテニル −2,5−ジメチル−;3−ヘキセン−1,6−ジオール,2−エテニル−2, 5−ジメチル−;3−ヘキセン−1,6−ジオール,2−エチル−;3−ヘキセ ン−1,6−ジオール,3,4−ジメチル−;4−ヘキセン−2,3−ジオール ,2,5−ジメチル−;4−ヘキセン−2,3−ジオール,3,4−ジメチル− ;5−ヘキセン−1,3−ジオール,3−(2−プロペニル)−;5−ヘキセン −2,3−ジオール,2,3−ジメチル−;5−ヘキセン−2,3−ジオール, 3,4−ジメチル−;5−ヘキセン−2,3−ジオール,3,5−ジメチル−; 5−ヘキセン−2,4−ジオール,3−エテニル−2,5−ジメチル−;1,4 −ヘプタンジオール,6−メチル−5−メチレン−;1,5−ヘプタジエン−3 ,4−ジオール,2,3−ジメチル−;1,5−ヘプタジエン−3,4−ジオー ル,2,5−ジメチル−;1,5−ヘプタジエン−3,4−ジオール,3,5− ジメチル−;1,7−ヘプタンジオール,2,6−ビス(メチレン)−;1,7 −ヘプタンジオール,4−メチレン−;1−ヘプテン−3,5−ジオール,2, 4−ジメチル−;1−ヘプテン−3,5−ジオール,2,6−ジメチル−;1− ヘプテン−3,5−ジオール,3−エテニル−5−メチル−;1−ヘプテン−3 ,5−ジオール,6,6−ジメチル−;2,4−ヘプタジエン−2,6−ジオー ル,4,6−ジメチル−;2,5−ヘプタジエン−1,7−ジオール,4,4− ジメチル−;2,6−ヘプタジエン−1,4−ジオール,2,5,5−トリメチ ル−;2−ヘプテン−1,4−ジオール,5,6−ジメチル−;2−ヘプテン− 1,5−ジオール,5−エチル−;2−ヘプテン−1,7−ジオール,2−メチ ル−;3−ヘプテン−1,5−ジオール,4,6−ジメチル−;3−ヘプテン− 1,7−ジオール,3−メチル−6−、エチレン−;3−ヘプテン−2,5−ジ オール, 2,4−ジメチル−;3−ヘプテン−2,5−ジオール,2,5−ジメチル−; 3−ヘプテン−2,6−ジオール,2,6−ジメチル−;3−ヘプテン−2,6 −ジオール,4,6−ジメチル−;5−ヘプテン−1,3−ジオール,2,4− ジメチル−;5−ヘプテン−1,3−ジオール,3,6−ジメチル−;5−ヘプ テン−1,4−ジオール,2,6−ジメチル−;5−ヘプテン−1,4−ジオー ル,3,6−ジメチル−;5−ヘプテン−2,4−ジオール,2,3−ジメチル −;6−ヘプテン−1,3−ジオール,2,2−ジメチル−;6−ヘプテン−1 ,4−ジオール,4−(2−プロペニル)−;6−ヘプテン−1,4−ジオール ,5,6−ジメチル−;6−ヘプテン−1,5−ジオール,2,4−ジメチル− ;6−ヘプテン−1,5−ジオール,2−エチリデン−6−メチル−;6−ヘプ テン−2,4−ジオール,4−(2−プロペニル)−;6−ヘプテン−2,4− ジオール,5,5−ジメチル−;6−ヘプテン−2,5−ジオール,4,6−ジ メチル−;6−ヘプテン−2,5−ジオール,5−エテニル−4−メチル−;1 ,3−オクタンジオール,2−メチレン−;1,6−オクタジエン−3,6−ジ オール,2,6−ジメチル−;1,6−オクタジエン−3,5−ジオール,3, 7−ジメチル−;1,7−オクタジエン−3,6−ジオール,2,6−ジメチル −;1,7−オクタジエン−3,6−ジオール,2,7−ジメチル−;1,7− オクタジエン−3,6−ジオール,3,6−ジメチル−;1−オクテン−3,6 −ジオール,3−エテニル−;2,4,6−オクタトリエン−1,8−ジオール ,2,7−ジメチル−;2,4−オクタジエン−1,7−ジオール,3,7−ジ メチル−;2,5−オクタジエン−1,7−ジオール,2,6−ジメチル−;2 ,5−オクタジエン−1,7−ジオール,3,7−ジメチル−;2,6−オクタ ジエン−1,4−ジオール,3,7−ジメチル−(ロジリドール);2,6−オ クタジエン−1,8−ジオール,2−メチル−;2,7−オクタジエン−1,4 −ジオール,3,7−ジメチル−;2,7−オクタジエン−1,5−ジオール, 2,6 −ジメチル−;2,7−オクタジエン−1,6−ジオール,2,6−ジメチル− (8−ヒドロキシリナロール);2,7−オクタジエン−1,6−ジオール,2 ,7−ジメチル−;2−オクテン−1,4−ジオール;2−オクテン−1,7− ジオール;2−オクテン−1,7−ジオール,2−メチル−6−メチレン−;3 ,5−オクタジエン−1,7−ジオール,3,7−ジメチル−;3,5−オクタ ジエン−2,7−ジオール,2,7−ジメチル−;3,5−オクタンジオール, 4−メチレン−;3,7−オクタジエン−1,6−ジオール,2,6−ジメチル −;3,7−オクタジエン−2,5−ジオール,2,7−ジメチル−;3,7− オクタジエン−2,6−ジオール,2,6−ジメチル−;3−オクテン−1,5 −ジオール,4−メチル−;3−オクテン−1,5−ジオール,5−メチル−; 4,6−オクタジエン−1,3−ジオール,2,2−ジメチル−;4,7−オク タジエン−2,3−ジオール,2,6−ジメチル−;4,7−オクタジエン−2 ,6−ジオール,2,6−ジメチル−;4−オクテン−1,6−ジオール,7− メチル−;2,7−ビス(メチレン)−;2−メチレン−;5,7−オクタジエ ン−1,4−ジオール,2,7−ジメチル−;5,7−オクタジエン−1,4− ジオール,7−メチル−;5−オクテン−1,3−ジオール;6−オクテン−1 ,3−ジオール,7−メチル−;6−オクテン−1,4−ジオール,7−メチル −;6−オクテン−1,5−ジオール;6−オクテン−1,5−ジオール,7− メチル−;6−オクテン−3,5−ジオール,2−メチル−;6−オクテン−3 ,5−ジオール,4−メチル−;7−オクテン−1,3−ジオール,2−メチル −;7−オクテン−1,3−ジオール,4−メチル−;7−オクテン−1,3− ジオール,7−メチル−;7−オクテン−1,5−ジオール;7−オクテン−1 ,6−ジオール;7−オクテン−1,6−ジオール,5−メチル−;7−オクテ ン−2,4−ジオール,2−メチル−6−メチレン−;7−オクテン−2,5− ジオール,7−メチル−;7−オクテン−3,5−ジオール,2−メチル−;1 −ノ ネン−3,5−ジオール;1−ノネン−3,7−ジオール;3−ノネン−2,5 −ジオール;4,6−ノナジエン−1,3−ジオール,8−メチル−;4−ノネ ン−2,8−ジオール;6,8−ノナジエン−1,5−ジオール;7−ノネン− 2,4−ジオール;8−ノネン−2,4−ジオール;8−ノネン−2,5−ジオ ール;1,9−デカジエン−3,8−ジオール;および/または1,9−デカジ エン−4,6−ジオールを包含する)、および (XI)それらの混合物 が挙げられる。 主溶媒は、望ましくは、透明度または透明性を得るために本組成物で実行可能 である最低量に保つ。水の存在は、主溶媒がこれらの組成物の透明性を達成する ための必要に対して重要な効果を示す。水分が多ければ多い程、透明性を達成す るために必要とされる主溶媒量(柔軟剤量と比較して)は多い。逆に、水分が少 なければ少ない程、主溶媒(柔軟剤と比較して)は少なくてすむ。このように、 約5%〜約15%の少ない水量においては、柔軟剤活性成分対主溶媒の重量比は 、好ましくは約55:45から約85:15、より好ましくは約60:40から 約80:20である。約15%〜約70%の水量においては、柔軟剤活性成分対 主溶媒の重量比は、好ましくは約45:55から約70:30、より好ましくは 約55:45から約70:30である。しかし、約70%〜約80%の多い水量 においては、柔軟剤活性成分対主溶媒の重量比は、好ましくは約30:70から 約55:45、より好ましくは約35:65から約45:55である。一層多い 水量においては、柔軟剤対主溶媒の比率も、一層高くあるべきである。 多量の溶媒と関連づけられる問題の1つが安全性であるので、前記主溶媒の混 合物が特に好ましい。混合物は、存在する1つの物質の量を減少する。においお よび可燃性も、特に主溶媒の1つが揮発性であり且つ/またはにおいを有する時 に(低分子量物質の場合にそうらしい)、混合物の使用によって最小限にできる 。 好ましい混合物は、溶媒の大部分が最も好ましいと同定された1種以上であるも のである。また、溶媒の混合物の使用は、特に好ましい主溶媒の1種以上が室温 で固体である時に、好ましい。この場合には、混合物は、流動性であるか、より 低い融点を有して、このように柔軟剤組成物の加工性を改善する。 また、本発明の有効量の1種以上の使用可能な主溶媒が透明な液体濃縮布帛柔 軟剤組成物に依然として存在する限り、本発明の主溶媒または主溶媒の混合物の 一部分をそれら自体本発明の主溶媒として使用できない二次溶媒または二次溶媒 の混合物に取り替えることは可能であり且つ望ましいことが発見される。本発明 の有効量の1種以上の主溶媒は、柔軟剤活性成分少なくとも約15%も存在する 時には、組成物の少なくとも約5重量%以上、好ましくは約7重量%以上、より 好ましくは約10重量%以上である。1種以上の代替溶媒は、いかなる量でも使 用できるが、好ましくは布帛柔軟剤組成物に存在する前記のような使用可能な主 溶媒の量と大体等しいか、それ以下である。 例えば、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−ペンタンジオール、 1,3−オクタンジオール、および下記の式 HO−CH2−C(CH3)2−CH2−O−CO−C(CH3)2−CH2−OH (CASNo.1115020−4)を有するヒドロキシピバリルヒドロキシピバ レート(以下、HPHP)は、本発明によれば使用不能の溶媒であるとしても、 これらの溶媒と主溶媒との混合物、例えば、2,2,4−トリメチル−1,3− ペンタンジオールとの混合物も、透明な液体濃縮布帛柔軟剤組成物を与える。1 ,4−シクロヘキサンジメタノールは、低いにおいを有するので、望ましい。主 溶媒の主要な利点は、溶媒の所定の重量に最大の利点を与えることである。ここ で使用する「溶媒」は、主溶媒の効果を意味し、所定の温度での物理的形を意味 しないことが理解される。その理由は、主溶媒の若干が室温で固体であるからで ある。 (F)任意成分 (A)増白剤 本発明のプレミックスおよび特に完成分散液組成物は、場合によって、染料移 動抑制作用も与える或る種の親水性光学増白剤約0.005〜5重量%も含有で きる。使用するならば、本組成物は、好ましくは、このような光学増白剤約0. 001〜1重量%を含むであろう。 本発明で有用な親水性光学増白剤は、構造式 (式中、R1はアニリノ、N−2−ビス−ヒドロキシエチルおよびNH−2−ヒ ドロキシエチルから選ばれ;R2はN−2−ビス−ヒドロキシエチル、N−2− ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ、モルホリノ、クロロおよびアミノから選 ばれ;Mはナトリウム、カリウムなどの塩形成陽イオンである) を有するものである。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビス−ヒドロキシエチルであ り且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は、4,4’−ビス 〔(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン −2−イル)アミノ〕−2,2’−スチルベンジスルホン酸および二ナトリウム 塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コーポレーションによって 商品名チノパール(Tinopal)−UNPA−GXで市販されている。チノパール− UNPA−GXは、本発明のリンス添加組成物で有用な好ましい親水性光学増白 剤である。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒドロキシエチル−N−2 −メチルアミノであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤 は、4,4’−ビス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ヒドロキシエチル−N− メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕−2,2’−スチルベン ジスルホン酸二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・ コーポレーションによって商品名チノパール5BM−GXで市販されている。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がモルホリノであり且つMがナトリウム などの陽イオンである時には、増白剤は、4,4’−ビス〔(4−アニリノ−6 −モリホリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕2,2’−スチルベンジス ルホン酸のナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバガイギー・コーポ レーションによって商品名チノパールAMS−GXで市販されている。 (C)分散性助剤 本発明の分散液組成物は、場合によって、完成分散液組成物の調製を助長する ために分散性助剤、例えば、モノ長鎖アルキル陽イオン第四級アンモニウム化合 物、モノ長鎖アルキルアミンオキシド、およびそれらの混合物からなる群から選 ばれるものを含有できる。前記分散性助剤が存在する時には、それは、典型的に は、組成物の約2〜約25重量%、好ましくは約3〜約17重量%、より好まし くは約4〜約15重量%、一層好ましくは5〜約13重量%の合計量で存在する 。これらの物質は、活性柔軟剤原料(I)として添加でき、または別個の成分と して添加できる。分散性助剤の合計量は、成分(I)の一部分として存在するこ とがあるいかなる量も包含する。 (1)モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物 モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物は存在する時には、典型的に は、組成物の約2〜約25重量%、好ましくは約3〜約17重量%、より好まし くは約4〜約15重量%、一層好ましくは約5〜約13重量%の量である(合計 モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物は、少なくとも有効量である) 。 本発明で有用なこのようなモノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物は 、好ましくは、一般式 〔R4+(R53〕X- 〔式中、R4基はC8〜C22アルキルまたはアルケニル基、好ましくはC10〜C18 アルキルまたはアルケニル基、より好ましくはC10〜C14またはC16〜C18アル キルまたはアルケニル基であり;各R5はC1〜C6アルキルまたは置換アルキル 基(例えば、ヒドロキシアルキル)、好ましくはC1〜C3アルキル基、例えば、 メチル(最も好ましい)、エチル、プロピルなど、ベンジル基、水素、約2〜約 20個のオキシエチレン単位、好ましくは約2.5〜約13個のオキシエチレン 単位、より好ましくは約3〜約10個のオキシエチレン単位を有するポリエトキ シ化鎖、およびそれらの混合物であり;X-は式(I)の場合に前に定義した通 りである〕 の第四級アンモニウム塩である。 特に好ましい分散性助剤は、モノラウリルトリメチルアンモニウムクロリドお よびウィトコから商品名バリソフト471で入手できるモノタロートリメチルア ンモニウムクロリドおよびウィトコから商品名バリソフト417で入手できるモ ノオレイルトリメチルアンモニウムクロリドである。 R4基は、成分(I)の増大された濃縮性などに望ましいことがある1個以上 のエステル結合基、アミド結合基、エーテル結合基、アミン結合基などの結合基 を含有する基を通して陽イオン窒素原子に結合することもできる。このような結 合基は、好ましくは、窒素原子の約1〜約3個の炭素原子以内にある。 モノアルキル陽イオン第四級アンモニウム化合物としては、C8〜C22アルキ ルコリンエステルも挙げられる。この種の好ましい分散性助剤は、式 R1C(O)−O−CH2CH2+(R)3- (式中、R1、RおよびX-は前に定義の通りである) を有する。 高度に好ましい分散性助剤としては、C12〜C14コココリンエステルおよびC16 〜C18タローコリンエステルが挙げられる。 長鎖中にエステル結合を含有する好適な生分解性単一長鎖アルキル分散性助剤 は、1989年6月20日発行のハーディーおよびウォーリーの米国特許第4, 840,738号明細書(該特許をここに参考文献として編入)に記載されてい る。 分散性助剤がアルキルコリンエステルからなる時には、好ましくは、組成物は 、少量、好ましくは組成物の約2〜約5重量%の有機酸も含有する。有機酸は、 1990年12月27日公告のマーチン等の前記欧州特許出願第404,471 号明細書(ここに参考文献として編入)に記載されている。好ましくは、有機酸 は、グリコール酸、酢酸、クエン酸、およびそれらの混合物からなる群から選ば れる。 分散性助剤として役立つことができるエトキシ化第四級アンモニウム化合物と しては、シェレックス・ケミカル・カンパニーから商品名バリクォート(Variqu at)66で入手できるエチレンオキシド17モルを有するエチルビス(ポリエト キシエタノール)アルキルアンモニウムエチルサルフェート、アクゾから商品名 エトクォード(Ethoquad)0/25で入手できるポリエチレングリコール(15 )オレアンモニウムクロリド、およびアクゾから商品名エトクォードC/25で 入手できるポリエチレングリコール(15)ココモニウムクロリドが挙げられる 。 分散性助剤の主機能は、エステル柔軟剤の分散性を増大することであるが、好 ましくは、本発明の分散性助剤は、若干の柔軟性も有していて組成物の柔軟化性 能を増進する。それゆえ、好ましくは、本発明の組成物は、組成物の全体の柔軟 化性能を減少するであろう非窒素質エトキシ化非イオン分散性助剤を本質上含ま ない。 また、単一アルキル長鎖のみを有する第四級化合物は、洗浄液からすすぎ液に キャリーオーバーされる陰イオン界面活性剤および/または洗浄性ビルダーと相 互作用することから陽イオン柔軟剤を保護できる。 (2)アミンオキシド 好適なアミンオキシドとしては、炭素数約8〜約22、好ましくは炭素数約1 0〜約18、より好ましくは炭素数約8〜約14のアルキルまたはヒドロキシア ルキル1個および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基か らなる群から選ばれるアルキル部分2個を有するものが挙げられる。 例としては、ジメチルオクチルアミンオキシド、ジエチルデシルアミンオキシ ド、ビス−(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシド、ジメチルドデシ ルアミンオキシド、ジプロピルテトラデシルアミンオキシド、メチルエチルヘキ サデシルアミンオキシド、ジメチル−2−ヒドロキシオクタデシルアミンオキシ ド、およびココナツ脂肪アルキルジメチルアミンオキシドが挙げられる。 (C)防汚剤 本発明においては、任意の防汚剤は、特に完成分散液組成物に、添加できる。 防汚剤の添加は、電解質添加前または後、または最終組成物を調製した後に、プ レミックスとの組み合わせで、酸/水シートとの組み合わせで、生ずることがで きる。本発明の方法によって調製した完成柔軟化組成物は、防汚剤0%〜約10 %、好ましくは約0.2%〜約5%を含有できる。プレミックス中の濃度は、所 望の最終濃度を与えるように調整する。好ましくは、このような防汚剤は、重合 体である。本発明で有用な高分子防汚剤としては、テレフタレートとポリエチレ ンオキシドまたはポリプロピレンオキシドとの共重合体ブロックなどが挙げられ る。 好ましい防汚剤は、テレフタレートとポリエチレンオキシドとのブロックを有 する共重合体である。より詳細には、これらの重合体は、エチレンテレフタレー ト単位対ポリエチレンオキシドテレフタレート単位のモル比25:75から約3 5:65のエチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレート の反復単位からなる(前記ポリエチレンオキシドテレフタレートは分子量約30 0〜約2000を有するポリエチレンオキシドブロックを含有する)。この高分 子防汚剤の分子量は、約5,000〜約55,000の範囲内である。 別の好ましい高分子防汚剤は、平均分子量約300〜約6,000のポリオキ シエチレングリコールに由来するポリオキシエチレンテレフタレート単位約10 〜約50重量%と一緒にエチレンテレフタレート単位約10〜約15重量%を含 有するエチレンテレフタレート単位の反復単位を有する結晶性ポリエステルであ り、且つ結晶性高分子化合物中のエチレンテレフタレート単位対ポリオキシエチ レンテレフタレート単位のモル比は、2:1から6:1である。この重合体の例 としては、市販の物質ゼルコン(Zelcon)4780(デュポン製)およびミリー ズ(Milease)T(ICI製)が挙げられる。 高度に好ましい防汚剤は、一般式: (式中、各Xは好適なキャップ化基であることができ、各Xは典型的にはH、お よび炭素数約1〜約4のアルキルまたはアシル基からなる群から選ばれる)の重 合体である。pは、水溶性であるように選ばれ、一般に約6〜約113、好まし くは約20〜約50である。uは、比較的高いイオン強度を有する液体組成物中 では処方に臨界的である。uが10より高い物質はほとんどあるべきではない。 更に、uが約3〜約5である物質少なくとも20%、好ましくは少なくとも40 %があるべきである。 R14部分は、本質上1,4−フェニレン部分である。ここで使用する「R14部 分は本質上1,4−フェニレン部分である」なる用語は、R14部分が全部1,4 −フェニレン部分からなるか一部分他のアリーレンまたはアルカリーレン部分、 アルキレン部分、アルケニレン部分、またはそれらの混合物で置換された化合物 を意味する。1,4−フェニレンの代わりに部分的に使用できるアリーレンおよ びアルカリーレン部分としては、1,3−フェニレン、1,2−フェニレン、1 ,8−ナフチレン、1,4−ナフチレン、2,2−ビフェニレン、4,4−ビフ ェニレン、およびそれらの混合物が挙げられる。部分的に置換できるアルキレン およびアルケニレン部分としては、1,2−プロピレン、1,4−ブチレン、1 ,5−ペンチレン、1,6−ヘキサメチレン、1,7−ヘプタメチレン、1,8 −オクタメチレン、1,4−シクロヘキシレン、およびそれらの混合物が挙げら れる。 R14部分の場合には、1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度は、化合 物の防汚性が大きい程度悪影響を及ぼされないようなものであるべきである。一 般に、許容できる部分置換度は、化合物の主鎖長に依存するであろうし、即ち、 より長い主鎖は、1,4−フェニレン部分に対してより多い部分置換を有するこ とができる。通常、R14が1,4−フェニレン部分約50%〜約100%(1, 4−フェニレン以外の部分0〜約50%)からなる化合物は、適当な防汚活性を 有する。例えば、イソフタル酸(1,3−フェニレン)対テレフタル酸(1,4 −フェニレン)のモル比40:60を使用して本発明に従って生成されたポリエ ステルは、適当な防汚活性を有する。しかしながら、繊維製造に使用する大抵の ポリエステルがエチレンテレフタレート単位からなるので、通常、最良の防汚活 性のためには1,4−フェニレン以外の部分での部分置換度を最小限にすること が望ましい。好ましくは、R14部分は、全部1,4−フェニレン部分からなり( 即ち、100%)、即ち、各R14部分は1,4−フェニレンである。 R15部分の場合には、好適なエチレンまたは置換エチレン部分としては、エチ レン、1,2−プロピレン、1,2−ブチレン、1,2−ヘキシレン、3−メト キシ−1,2−プロピレンおよびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、R15 部分は、本質上エチレン部分、1,2−プロピレン部分またはそれらの混合物 である。より高率のエチレン部分の配合は、化合物の防汚活性を改善する傾向が ある。驚異的なことに、より高率の1,2−プロピレン部分の配合は、化合物の 水中溶解度を改善する傾向がある。 それゆえ、1,2−プロピレン部分または同様の分枝均等物の使用は、防汚成 分の実質的部分を液体布帛柔軟剤組成物に配合するのに望ましい。好ましくは、 約75%〜約100%が、1,2−プロピレン部分である。 各pの値は、少なくとも約6であり、好ましくは少なくとも約10である。各 nの値は、通常、約12〜約113である。典型的には、各pの値は、約12〜 約43の範囲内である。 防汚剤のより完全な開示は、1987年4月28日発行のデッカー、コニッグ 、ストラートホッフおよびゴッセリンクの米国特許第4,661,267号明細 書、1987年12月8日発行のゴッセリンクおよびデールの米国特許第4,7 11,730号明細書、1988年6月7日発行のエバンズ、ハンチントン、ス チュアート、ウォルフおよびジマラーの米国特許第4,749,596号明細書 、1989年4月4日発行のトリン、ゴッセリンクおよびラッチンガーの米国特 許第4,818,569号明細書、1989年10月31日発行のマルドナド、 トリンおよびゴッセリンクの米国特許第4,877,896号明細書、1990 年9月11日発行のゴッセリンク等の米国特許第4,956,447号明細書、 および1990年12月11日発行のマルドナド、トリンおよびゴッセリンクの 米国特許第4,976,879号明細書(ここに参考文献として編入)に含まれ る。 これらの防汚剤は、スカム分散剤としても作用できる。 (D)スカム分散剤 本発明においては、プレミックスは、防汚剤以外の任意のスカム分散剤と合わ せ、成分の融点以上の温度に加熱することができる。スカム分散剤は、本発明の 完成分散液組成物の望ましい成分である。 本発明の好ましいスカム分散剤は、疎水性物質を高度にエトキシ化することに よって生成する。疎水性物質は、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アミン、脂肪酸 アミド、アミンオキシド、第四級アンモニウム化合物、または防汚重合体を生成 するのに使用される疎水部分であることができる。好ましいスカム分散剤は、高 度にエトキシ化し、例えば、平均して1分子当たり約17モル以上、好ましくは 約25モル以上、より好ましくは約40モル以上のエチレンオキシドがあり、ポ リエチレンオキシド部分は全分子量の約76%〜約97%、好ましくは約81% 〜約94%である。 スカム分散剤の量は、スカムを使用条件下で許容可能な(好ましくは消費者に 認められない)量を保つのに十分であるが、柔軟化に悪影響を及ぼすのに十分で はない。若干の目的で、スカムは存在しないことが望ましい。典型的な洗濯法の 洗浄サイクルで使用する陰イオン界面活性剤または非イオン界面活性剤などの量 、本組成物の導入前のすすぎ工程の効率、および水硬度に応じて、布帛(洗濯物 )にトラップされる陰イオン洗剤界面活性剤または非イオン洗剤界面活性剤およ び洗浄性ビルダー(特にホスフェートおよびゼオライト)の量は、変化するであ ろう。通常、スカム分散剤の最小量は、柔軟性への悪影響を回避するために使用 されるべきである。典型的には、スカム分散剤は、柔軟剤活性成分の量に対して 少なくとも2%、好ましくは少なくとも約4%(最大のスカム回避のために少な くとも6%、好ましくは少なくとも10%)を必要とする。しかしながら、約1 0%(柔軟剤物質に対して)以上の量では、特に布帛が洗浄操作時に吸収された 高い割合の非イオン界面活性剤を含有する時には製品の柔軟化効能の損失のリス ク がある。 好ましいスカム分散剤は、ブリジ(Brij)700、バロニック(Varonic)U− 250、ゲナポール(Genapol)T−500、ゲナポールT−800、プルラファ ック(Plurafac)A−79、およびネオドール(Neodol)25−50である。 (E)殺細菌剤 本発明の組成物で使用する殺細菌剤の例としては、グルタルアルデヒド、ホル ムアルデヒド、ペンシルベニア州フィラデルフィアに置かれたイノレックス・ケ ミカルズによって商品名ブロノポール(Bronopol)で販売されている2−ブロモ −2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、およびローム・エンド・ハース・カ ンパニーによって商品名カトン(Kathon)CG/ICPで販売されている5−ク ロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチア ゾリン−3−オンとの混合物が挙げられる。本組成物で使用する殺細菌剤の典型 量は、薬剤の重量で約1〜約1,000ppmである。 (F)キレート化剤 本発明の完成分散液組成物および方法は、場合によって、1種以上の銅および /またはニッケルキレート化剤(「キレーター」)を使用する。このような水溶 性キレート化剤は、以下に定義のようなアミノカルボキシレート、アミノホスホ ネート、多官能置換芳香族キレート化剤およびそれらの混合物からなる群から選 ぶことができる。布帛の白色度および/または増白は、このようなキレート化剤 によって実質上改善されるか復元され且つ分散液および透明な組成物における物 質の安定性は、特にキレート化剤が加工時に布帛柔軟化活性成分と共に存在する 時に、改善される。 本発明のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレ ンジアミンテトラアセテート(EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジア ミントリアセテート、ニトリロトリアセテート(NTA)、エチレンジアミンテ トラプロピオネート、エチレンジアミン−N,N’−ジグルタメート、2−ヒド ロキシプロピレンジアミン−N,N’−ジスクシネート、トリエチレンテトラア ミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート(DETPA) 、およびエタノールジグリシン、例えば、それらのアルカリ金属塩、アンモニウ ム塩、置換アンモニウム塩などの水溶性塩およびそれらの混合物が挙げられる。 また、アミノホスホネートは、少なくとも少量の合計リンが洗剤組成物で許さ れる時には本発明の組成物でキレート化剤として使用するのに好適であり且つそ れらの例としてはエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)、ジエ チレントリアミン−N,N,N’,N”,N”−ペンタキス(メタンホスホネー ト)(DETMP)および1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホネート(H EDP)が挙げられる。好ましくは、これらのアミノホスホネートは、約6個よ り多い炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基を含有しない。 キレート化剤は、典型的には、本発明のすすぎ法で約2ppm〜約25ppm の量で1分から数時間のソーキングの時間使用される。 ここで使用する好ましいEDDSキレート化剤(エチレンジアミン−N,N’ −ジスクシネートとしても既知)は、前記米国特許第4,704,233号明細 書に記載の物質であり且つ式(遊離酸形で示す) を有する。 特許に開示のように、EDDSは、無水マレイン酸およびエチレンジアミンを 使用して製造できる。EDDSの好ましい生分解性〔S,S〕異性体は、L−ア スパラギン酸を1,2−ジブロモエタンと反応させることによって製造できる。 EDDSは、銅陽イオンとニッケル陽イオンとの両方ともキレート化するのに有 効であり、生分解性形で入手でき且つリンを含有しないので、他のキレート化剤 より有利である。ここでキレート化剤として使用するEDDSは、典型的には、 塩形である(即ち、4個の酸性水素の1個以上はナトリウム、カリウム、アンモ ニウム、トリエタノールアンモニウムなどの水溶性陽イオンMで置換される)。 前記のように、EDDSキレート化剤は、典型的には、本発明のすすぎ法で約2 ppm〜約25ppmの量で2分から数時間のソーキングの時間使用される。或 るpHにおいては、EDDSは、好ましくは、亜鉛陽イオンと併用される。 前記のことからわかるように、各種のキレート化剤は、ここで使用できる。事 実、サイトレート、オキシジスクシネートなどの単純なポリカルボキシレートは 、重量基準でアミノカルボキシレートおよびホスホネート程有効ではないが、使 用できる。従って、使用量は、異なるキレート化有効度を考慮して調整してもよ い。本発明のキレート化剤は、好ましくは、銅イオンの場合に安定度定数(完全 にイオン化されたキレート化剤の安定度定数)少なくとも約5、好ましくは少な くとも約7を有するであろう。典型的には、キレート化剤は、本発明の分散液組 成物の約0.5〜約10重量%、より好ましくは約0.75〜約5重量%を占め るであろう。好ましいキレート化剤としては、DETMP、DETPA、NTA 、EDDSまたはそれらの混合物が挙げられる。エチレンジアミンテトラアセテ ート、ジエチレントリアミン五酢酸などのポリカルボキシレートキレート化剤が 、より好ましい。 (G)任意の粘度/分散性調整剤 濃縮助剤の添加なしに安定である、飽和ジエステル第四級アンモニウム化合物 と不飽和ジエステル第四級アンモニウム化合物との両方とも含有する比較的濃縮 組成物は、調製できる。しかしながら、本発明の組成物は、一層高濃度にし且つ /または他の成分に応じてより高い安定性標準を満たすために有機および/また は無機濃縮助剤を必要とすることがある。典型的には粘度調整剤であることがで きるこれらの濃縮助剤は、特定の柔軟剤活性成分量を使用する極限条件下で安定 性を保証するために必要とされることがあり、または好ましいことがある。界面 活性剤濃縮助剤は、典型的には、(1)単一長鎖アルキル陽イオン界面活性剤、 (2)非イオン界面活性剤、(3)アミンオキシド、(4)脂肪酸、および(5 )それらの混合物からなる群から選ばれる。これらの助剤は、1995年6月5 日出願のウォール等のP&G同時係属米国特許出願第08/461,207号明 細書、詳細には第14頁第12行〜第20頁第12行(ここに参考文献として編 入)に記載されている。 (H)他の任意成分 本発明の完成分散液組成物は、布類処理組成物で常用されている任意成分、例 えば、着色剤、防腐剤、界面活性剤、収縮防止剤、布帛はりぱり付与剤、スポッ ティング(spotting)剤、殺菌剤、殺真菌剤、酸化防止剤、例えば、ブチル化ヒ ドロキシトルエン、耐食剤などを包含できる。 特に好ましい成分としては、対かの安定性を与える水溶性カルシウムおよび/ またはマグネシウム化合物が挙げられる。塩化物が好ましいが、酢酸塩、硝酸塩 などの塩は使用できる。前記カルシウム塩および/またはマグネシウム塩の量は 、0%〜約2%、好ましくは約0.05%〜約0.5%、より好ましくは約0. 1%〜約0.25%である。これらの物質は、望ましくは、完成粘度を調整する のを助長するために完成分散液組成物を調製するために使用する水および/また は酸(水シート)に加える。 本発明は、他の相容性成分、例えば、1995年1月12日出願のラッシュ等 の同時係属米国特許出願第08/372,068号明細書、1995年1月12 日出願のショー等の同時係属米国特許出願第08/372,490号明細書、お よび1994年7月19日出願のハートマン等の同時係属米国特許出願第08/ 277,558号明細書(ここに参考文献として編入)に開示のようなものも包 含できる。 本発明は、下記の非限定実施例によって例証し、これらの実施例においてはす べての数値は通常の経験と一致する近似値である。組成物は、予熱柔軟剤活性成 分を水と微量成分とからなる「水シート」に加えることによって予熱柔軟剤活性 成分を使用して調製できるが、より好ましくは特に活性成分と香料とを予備混合 した後に、室温で調製する。 生分解性布帛柔軟化活性成分の製造 本発明の布帛柔軟化組成物を調製するために使用できる1つの好ましいトリグ リセリド源は、カノラ油である。カノラ油は、それぞれのアシル基の適当な鎖長 分布および不飽和度を有するトリグリセリドの混合物である。カノラ油は、数種 の理由で、本発明の方法に係る特に望ましい出発物である。特に、それぞれのア シル基の鎖長の自然分布は、特に高い割合の炭素数18のアシル基を有し、この ように通常の市販のC18脂肪酸源を出発物質として使用する時に招かれる追加の 費用を回避する。 トリグリセリド出発物は、所望ならば、ジ不飽和およびトリ不飽和アシル基、 特に炭素数18のものをモノ不飽和対応物に転化するために部分的に水素添加で きる。通常、モノ不飽和アシル基の水素添加は、最小限にし且つ完全に回避しさ えすることが望ましい。飽和アシル基は、通常飽和源から得ることができ且つ不 飽和アシル基と混合できる。アシル基の若干の有用な混合物においては、不飽和 C18アシル基の約10%以下は、飽和対応物に水素添加する。若干の生成物の場 合には、ジ不飽和およびトリ不飽和C18アシル基の水素添加は、好ましくは最大 限にされ、飽和C18基の最小の生成と一致する。例えば、トリ不飽和アシル基は 、水素添加は、ジ不飽和アシル基の完全な水素添加を達成せずに完全に水素添加 で きる。 モノ不飽和アシル基を最大限にするトリグリセリド出発物の水素添加は、水素 添加反応の条件の適当なバランスを維持することによって容易に達成できる。ト リグリセリドの水素添加におけるプロセス変数およびこのような変数を変更する 効果は、一般に、当業者に全く周知である。一般に、トリグリセリド出発物の水 素添加は、約170℃〜約205℃の温度(広く述べる)、より好ましくは約1 85℃〜約195℃の多少狭い範囲内の温度で行うことができる。他の有意のプ ロセス変数は、水素添加反応器内の水素の圧力である。一般に、この圧力は、約 2psig〜約20psigの範囲内(広く述べる)、より好ましくは約5ps ig〜約15psigに維持するべきである。 パラメーターのこれらの範囲内で、水素添加は、これらのパラメーターの効果 に特に期待して行うことができる。反応器中の低い水素圧力は、特に選択性に関 して反応の大きい制御度を可能にする。「選択性」とは、モノ不飽和アシル基の 過度の水素添加なしのジ不飽和およびトリ不飽和アシル基の水素添加を意味する 。一方、より高い水素圧力は、それ程選択性を与えない。選択性は、或る場合に 望ましいことがある。 より高い水素添加温度は、より速い水素添加速度および水素添加のより大きい 選択性と関連づけられる。逆に、より低い水素添加温度は、より低い選択性(即 ち、モノ不飽和基の増大された水素添加)および特に一般により遅い水素添加速 度と関連づけられる。 これらの考慮は、立体化学の考慮と釣り合わせる。より詳細には、アシル基中 の不飽和の存在は、水素添加時にアシル基中の異なる立体異性体の生成をもたら すことがある。不飽和脂肪アシル基に可能な2つの立体異性配置は、「シス」お よび「トランス」形として既知である。シス形の存在は、結局の生成物の低融点 と関連づけられ、このようにより大きい流動性と関連づけられるので、好ましい 。 このように、カノラ油が特に好ましいトリグリセリド出発物である別の理由は、 天然産物質として、このトリグリセリドに存在するアシル基がシス形のみを示す ことである。水素添加においては、より高い水素圧力は、シス形からトランス形 への配置変化を受けるアシル基の傾向の減少とも関連づけられる。また、より高 い水素添加温度は、若干の理由で好都合であるが、シス不飽和のトランス形への より高い転化とも関連づけられる。満足な性質を示す生成物は、選択性と生成物 の立体化学配置の制御との両方を与えるために水素添加条件の適当な制御によっ て得ることができる。 水素添加は、好適な水素添加触媒の存在下で行う。好適な触媒は、周知であり 且つ市販されている。それらは、一般に、ニッケル、パラジウム、ルテニウムま たは白金(典型的には好適な触媒担体上)からなる。好適な触媒は、ニッケルを ベースとする触媒、例えば、エンゲルハードにより商品名「N−545」で販売 されているものである。 1つの変形においては、水素添加は、飽和アシル基の生成を最小限にしながら 、トリグリセリド生成物中のジ不飽和およびトリ不飽和の水素添加が最大限にさ れる終点まで行う。終点に向けての水素添加反応の進行は、反応塊のヨウ素価の 定期的測定によって容易に監視できる。水素添加が進行すると、ヨウ素価は減少 する。例えば、水素添加反応は、ヨウ素価が約95に達した時に中止する。 水素添加反応の他の要件、例えば、反応器の種類、所望の温度に維持するため の冷却装置、トリグリセリドと水素/触媒との間の適切な接触を与えるのに有効 な攪拌用装置の提供などは、周知である。 所望のアシル基を含有するトリグリセリドは、典型的には、加水分解して、例 えば対応脂肪酸として所望の脂肪アシル基を得る。即ち、トリグリセリド中の3 つのエステル結合は、アシル基の水素添加組み合わせがアシル基と同じ鎖長分布 を有し且つ水素添加反応によって与えられる飽和および不飽和の分布を有する脂 肪酸の混合物に転化するように破壊する。しかしながら、他のアプローチとして は、エステル交換を使用して例えばメチルエステルを生成することが挙げられ、 メチルエステルは次いで後述のようにアルカノールアミンをエステル化するため に使用できる。 加水分解は、トリグリセリドの脂肪酸成分への加水分解の技術上既知の好適な 条件のいずれかの下で行うことができる。一般に、トリグリセリドは、反応器中 で高温スチームと反応させ、そこで脂肪酸はグリセリンから分離して放出した後 、スチームは凝縮してグリセリンの水溶液を調製し、この溶液は除去する。 次いで、加水分解工程で得られる脂肪酸の混合物は、例えば、式 R−N(CH2CH2OH)2(式中、Rは上に定義し、好ましくはメチルである )の1種以上のアミンをエステル化するために使用される。或いは、所望のエス テル化は、メチルエステルなどの対応脂肪アシルエステルとのエステル交換によ って得ることができる。 エステル化は、酸性触媒を与え且つ凝縮の副生水の排出を与える通常のエステ ル化条件下で行うことができる。好ましくは、少量、一般に反応体(即ち、酸お よびアミン)の約1.0重量%までの次亜リン酸(HPPA)は、エステル化反 応混合物に添加できる。HPPAは、反応を触媒し且つこの反応で得られる生成 物の色を保存するか改善しさえすると考えられる。 本発明の1態様においては、エステル化は、存在するすべてのアミンが前の加 水分解工程で生成した脂肪酸でジエステル化するように完全に進行させる。しか しながら、時々、前記のように微量の対応モノエステルを製造することが望まし い。 ジエステルの混合物、または場合次第でジエステル成分とモノエステル成分と の混合物は、第四級化する。第四級化は、この分野で経験のあるものに周知の条 件下で反応体を使用して行う。第四級化剤は、式RX(式中、Rは好ましくは メチル、ベンジル、またはエチルであり、Xは前記のような陰イオンである)を 有する。好ましくは、RXは、塩化メチル、塩化ベンジル、硫酸ジメチル、また は硫酸ジエチルである。この第四級化工程は、前記のような生分解性布帛柔軟化 活性成分の混合物を調製する。 ここで使用する化合物は、望ましくない不純物を比較的含まないことが高度に 望ましい。それゆえ、このような不純物を排除することが既知である方法、例え ば、酸素が少ない雰囲気下で加工し、制御された水素添加および/または酸素化 による化学変性前および/または化学変性後に望ましくない物質を濾過、吸着な どによって分離する方法などで脂肪酸源を加工することが望ましい。しかしなが ら、物質の純度は、本発明の一部分ではなく、本発明の方法はそれ程純粋ではな い物質に同等に適用可能であり、純度とコストとの間のかね合いは消費者の要望 およびニ−ズに徴して調整する。 本発明の生分解性布帛柔軟化活性成分の合成は、下記の合成例で更に例示する 。これらの合成例は、例示の目的のみで与える。化合物合成例A カノラ油約1,300gおよびNi約0.13重量%に対応する市販のニッケ ル水素添加触媒(エンゲルハード、「N−545」)約6.5gを攪拌機を備え た水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、排気する。内容物を約170℃に 加熱し、水素を反応器に供給する。450rpmでの攪拌を反応全体にわたって 維持する。約10分後、反応器における温度は約191℃であり、水素圧力は約 11psigである。温度を約190℃に保持する。水素供給が開始してから約 127分後に、水素圧力は約10psigである。反応塊の試料を採取し、ヨウ 素価約78.0およびシス:トランス比約1.098を有することが見出される 。約190℃で別の約20分後、水素圧力は約9.8psigである。水素供給 を中止し、反応器内容物を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は、ヨウ素価約 74.5およびシス:トランス比約1.35を有する。 反応器中で生成する生成物を取り出し、濾過する。それは、曇り点約22.2 ℃を有する。約127分で採取された試料上のアシル置換基の鎖長分布および最 終生成物の鎖長分布を測定したところ、表1に示す通りである。表1中、「sat 」は飽和を意味し、「モノ」および「ジ」はそれぞれモノ不飽和およびジ不飽和 を意味する。 表1 近似の%(モル) 鎖長 127分の試料 生成物 C14-sat 0.1 0.1 C16-sat 4.7 4.6 C16−モノ 0.4 0.4 C18-sat 8.9 13.25 C18−モノ 77.0 73.8 C18−ジ 4.5 3.1 C20-sat 0.7 0.75 C20−モノ 2.1 2.0 他のもの 1.6 2.0 化合物合成例B カノラ油約1,300gおよびエンゲルハード「N−545」ニッケル水素添 加触媒約5.2gを攪拌機を備えた水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、 排気する。内容物を約175℃に加熱し、水素を反応器に供給する。攪拌を反応 のコース全体にわたって約450rpmに維持する。約5分後、反応器における 温度は約190℃であり、水素圧力は約7psigである。温度を約190℃に 保持する。水素供給の開始から約125分後に、水素圧力は約7psigである 。 反応塊の試料を採取し、ヨウ素価約85.4を有することが見出される。約19 0℃で別の約20分後、水素圧力は約6psigである。水素供給を中止し、反 応器内容物を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は、ヨウ素価約80.0を有す る。反応器中で生成する生成物を取り出し、濾過する。それは、曇り点約18. 6℃を有する。 化合物合成例C カノラ油約1,300gおよびエンゲルハード「N−545」ニッケル水素添 加触媒約2.9gを攪拌機を備えた水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、 排気する。内容物を約180℃に加熱し、水素を反応器に供給する。攪拌を反応 のコース全体にわたって約450rpmに維持する。約5分後、反応器における 温度は約192℃であり、水素圧力は約10psigである。温度を約190± 3℃に保持する。水素供給の開始から約105分後に、水素圧力は約10psi gである。反応塊の試料を採取し、ヨウ素価約85.5を有することが見出され る。約190℃で別の約20分後、水素圧力は約10psigである。水素供給 を中止し、反応器内容物を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は、ヨウ素価約8 2.4を有する。反応器中で生成する生成物を取り出し、濾過する。それは、曇 り点約17.2℃を有する。 化合物合成例D カノラ油約1,300gおよびエンゲルハード「N−545」ニッケル水素添 加触媒約1.4gを攪拌機を備えた水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、 排気する。内容物を約180℃に加熱し、水素を反応器に供給する。約5分後、 反応器における温度は約191℃であり、水素圧力は約10psigである。温 度を約190±3℃に保持する。水素供給の開始から約100分後に、水素圧力 は約10psigである。反応塊の試料を採取し、ヨウ素価約95.4を有する ことが見出される。約190℃で別の約20分後、水素圧力は約10psigで ある。水素供給を中止し、反応器内容物を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は 、ヨウ素価約2.3を有する。反応器中で生成する生成物を取り出し、濾過する 。それは、曇り点約34℃を有する。 化合物合成例E カノラ油約1,300gおよびエンゲルハード「N−545」ニッケル水素添 加触媒約2.9gを攪拌機を備えた水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、 排気する。内容物を約190℃に加熱し、水素を反応器に水素圧力約5psig まで供給する。水素供給の開始から約3時間後に、反応塊の試料を採取し、ヨウ 素価約98を有することが見出される。水素供給を中止し、別の約0.7gの同 じ触媒を加え、反応条件を別の約1時間約190℃に再確立する。次いで、水素 供給を中止し、反応器内容物を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は、ヨウ素価 約89.9を有する。反応器中で生成する生成物を取り出し、濾過する。それは 、曇り点約16.0℃を有する。 化合物合成例F カノラ油約1,300gおよびエンゲルハード「N−545」ニッケル水素添 加触媒約2.0gを攪拌機を備えた水素添加反応器に入れる。反応器を密封し、 排気する。内容物を約190℃に加熱し、水素を反応器に水素圧力約psigま で供給する。攪拌を水素供給の反応のコース全体にわたって約450rpmに維 持する。水素供給の開始から約130分後に、水素供給を中止し、反応器内容物 を攪拌下に冷却する。最終反応生成物は、ヨウ素価約96.4を有する。反応器 中で生成する生成物を取り出し、濾過する。それは、曇り点約11.2℃を有す る。化合物合成例G 合成例Fからの水素添加油約1,200gと合成例Aからの水素添加油約20 0gとの混合物を約600psigにおいてスチーム対油約1.2の比率で(重 量で)約250℃のスチームで約2.5時間3回加水分解する。分離して放出す るグリセリンを含有する水溶液を除去する。 脂肪酸の得られた混合物を合計約150分間減圧蒸留し、そこでポット温度は 約200℃から約238℃に徐々に上がり且つヘッド温度は約175℃から約1 97℃に上がった。約0.3〜0.6mmの真空を維持する。 減圧蒸留の脂肪酸生成物は、ヨウ素価約99.1、アミン価(AV)約197 .6およびケン化価(SAP)約198.6を有する。 化合物合成例H 前記方法によってカノラ油から得られる脂肪酸の混合物約800g、MDEA (メチルジエタノールアミン)約194.4g、BHT(ブチル化ヒドロキシト ルエン)約2g、およびHPPAの約50重量%水溶液約1gを蒸留塔の底にお けるポットに入れる。塔を通しての窒素流を確立する。ポットを加熱し、蒸留は 約150のポット温度および約102℃のヘッド温度で開始する。混合物温度は 、第一時間で約193℃に上がり、次いで、次の約4時間を通して約202℃に 徐々に上がった。ヘッド温度は、第一時間で約107℃に上がり、次いで、次の 約4時間を通して約62℃に徐々に下がった。次いで、ポットにおける生成物を 冷却し、回収し、分析する。留出物は、MDEA約3重量%、水約51gを含有 し、且つ全アミン価(TAV)約0.5を示した。ポットに残る生成物は、全ア ミン価(TAV)約93.3を有する。 化合物合成例I 合成例Hの生成物約900g、エタノール約158g、ADPA、1−ヒドロ キシエタン−1,1−ジホスホン酸(色安定性用キレート化剤)約0.3g、消 泡剤約0.15g、および約43psigの内圧を確立するのに十分な塩化メチ ルを密封反応器中で合わせる。約7分後、温度は約106℃であり、圧力は約8 4psigである。次いで、圧力を塩化メチルの添加によって約57±2p sigに維持しながら、内容物を約105±1℃に約3〜5時間維持する。次い で、反応器をガス抜きし、内容物を約95℃に冷却する。合計約100gの塩化 メチルを使用する。次いで、生成物を取り出し、回転蒸発器上で約65℃でスト リッピングする。生成物は、ジエステル含量約75.9%およびモノエステル含 量約11.4%を有する。 実施例1〜4 実施例1〜3−方法 実施例1〜3の組成物は、下記の方法によって室温で調製する。 (1)HClを含有する水シートを調製する。 (2)別個に、香料およびテノックス6酸化防止剤をジエステル柔軟剤活性成 分に入れる。 (3)ジエステル活性成分ブレンドを混合下に水シートに加える。 (4)CaCl2溶液の約10〜20%をジエステル添加を通しての大体中間 で加える。 (5)ジエステル添加完了後、CaCl2溶液の残部を混合下に加える。実施例5〜8 実施例4〜6−方法 実施例5〜8の組成物は、DEQA1の代わりにDEQA5を使用する以外は実 施例1〜4のものと同様に調製する。 実施例1〜8の組成物は、良好な粘度を有する。それらは、約0(約−18℃ )の温度で恒温室に約3日間入れる時に凍結する。室温で解凍後、これらの組成 物は、流体として回復し且つ良好な粘度を有する。比較例9〜12 比較例9〜12の組成物は、(a)DEQA1の代わりにDEQA11(わずか に水素添加したタロー脂肪酸から製造)を使用し、(b)柔軟剤活性成分が約7 5℃に予熱される水シートに加える前に約75℃で加熱して溶融することが必要 であり、(c)もう約50%のCaCl2が良好な製品粘度を与えるために必要 とされ、(d)香料を冷却完成組成物に最後に加えて香料分解を回避する以外は 実施例1〜4のものと同様に調製する。実施例9〜12の組成物は、調製後に室 温に冷却する時に良好な粘度を有する。しかしながら、約0(約−18℃)の温 度で恒温室に約3日間入れる時に凍結し、次いで、室温で解凍した後に、こ れらの組成物は、回復せず且つ依然として増粘したままであるか塊状コンシステ ンシーを有する。 実施例13および14 実施例13および14 実施例13および14の組成物は、DEQA1の代わりにDEQA8およびDE QA9を使用する以外は実施例3のものと同様に調製する。 実施例15〜19 実施例20〜22 良好な相安定性、特に低温相安定性のためのTMPD対1,4−シクロヘキサ ンジメタノールの重量比範囲は、好ましくは約80:20から約50:50、よ り好ましくは約75:25である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU (72)発明者 ヘレン、ベルナルド、トーディル アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、ウェスト、チェスター、ロー ド、7590 (72)発明者 ロバート、オーティス、キース アメリカ合衆国オハイオ州、コロンブス、 プレストン、ウッズ、コート、1600 (72)発明者 ロウラ、マリー、メイヤー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 フィルノル、ドライブ、3751 (72)発明者 エロール、ホフマン、ウォール アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ディアシャドウ、レイン、8021

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (1)式 (式中、各R置換基は短鎖C1〜C6アルキルまたはヒドロキシアルキル基、ベン ジル、またはそれらの混合物であり;各mは2または3であり;各nは1〜約4 であり;各Yは−O−(O)C−、または−C(O)−O−であり;各R1はヒ ドロカルビル、または置換ヒドロカルビル基であり、各R1中の炭素プラスYが −O−(O)C−である時の1の和はC12〜C22であり;R1基の親脂肪酸の平 均ヨウ素価は約60〜約140であり;対イオンX-は柔軟剤相容性陰イオンで あり;ポリ不飽和アルキレン基を含有する柔軟剤活性成分の量は存在する全柔軟 剤活性成分の少なくとも約3重量%である) を有する化合物、 (2)式 (式中、各Y、R、R1、およびX(-)は前記と同じ意味を有する) を有する柔軟剤、および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれることを特徴とする、生分解性柔軟剤活性成分。 2. (1)式(式中、各R置換基はC1〜C3アルキルまたはヒドロキシアルキル基、またはそ れらの混合物であり;各mは2または3であり;各nは1〜約4であり;各Yは −O−(O)C−であり;各R1中の炭素プラス1の和はC14〜C20であり; このR1基の親脂肪酸の平均ヨウ素価は約70〜約130であり;対イオンX-は 塩化物イオンであり;ポリ不飽和活性成分の合計量は少なくとも約5%である) を有する化合物、 (2)式 (式中、各Y、R、R1、およびX(-)は前記と同じ意味を有する) を有する柔軟剤、および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれる、請求項1に記載の柔軟剤活性成分。 3. (1)式 (式中、各R置換基はC1〜C3アルキルまたはヒドロキシアルキル基、またはそ れらの混合物であり;各mは2であり;各nは2であり;R1基の親脂肪酸のヨ ウ素価は約80〜約115であり;シス/トランス比は約1:1から約50:1 であり;ポリ不飽和活性成分の合計量は少なくとも約10%である) を有する、請求項2に記載の柔軟剤活性成分。 4. 柔軟剤活性成分はmが2、1つのYR1がHまたは−C(O)OHであ るモノエステル化合物約20%までを含む、請求項1に記載の柔軟剤活性成分。 5. (A)組成物の約2〜約80重量%の (1)式 (式中、各R置換基は短鎖C1〜C6アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり ;各mは2または3であり;各nは1〜約4であり;各Yは−O−(O)C−、 または−C(O)−O−であり;各R1中の炭素プラスYが−O−(O)C−で ある時の1の和はC12〜C22であり、各R1はヒドロカルビル、または置換ヒド ロカルビル基であり、ポリ不飽和アルキレン基を含有する柔軟剤活性成分は存在 する全柔軟剤活性成分の少なくとも約3重量%であり;対イオンX-は柔軟剤相 容性陰イオンであることができる) を有する柔軟剤、 (2)式 (式中、各Y、R、R1、およびX(-)は前記と同じ意味を有する) を有する柔軟剤、および (3)それらの混合物 からなる群から選ばれる生分解性布地柔軟剤活性成分、および (B)組成物の約40重量%以下の、ClogP約0.15〜約0.64を有 する主溶媒 を含むことを特徴とする、透明な水性布地柔軟剤組成物。 6. 前記布地柔軟剤活性成分(1)約13〜約75重量%が存在し、各Rが C1〜C3アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、各Yが−O(O)−C− であり且つ各YR1がC14〜C20を含有し、各R1がアルキル、モノ不飽和アルキ レン、またはポリ不飽和アルキレン基であり、ポリ不飽和の量が少なくとも約5 %であり、X-が塩化物イオン、臭化物イオン、メチルサルフェート、またはニ トレートであり、主溶媒Bの量が約10%〜約38%、より好ましくは約12〜 約25%、およびさらに好ましくは約14%〜約20%であり、且つ、前記主溶 媒BClogP約0.25〜0.62を有する、請求項5に記載の組成物。 7. 各Rがメチル、ヒドロキシエチル、またはそれらの混合物である前記布 地柔軟剤活性成分(1)約17%〜約70%が存在し、主溶媒Bの量が約10% 〜約38%であり且つ主溶媒BがClogP約0.25〜約0.62を有する、 請求項6に記載の組成物。 8. 各Rがメチルであり、不飽和の量が少なくとも約15%である前記布地 柔軟剤活性成分(1)約19%〜約65%があり、主溶媒Bの量が約12%〜約 25%であり且つ主溶媒BがClogP約約0.40〜約0.60を有する、請 求項7に記載の組成物。 9. 前記主溶媒が約80:20から約50:50の重量比の2,2,4−ト リメチル−1,3−ペンタンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタノールと の混合物である、請求項6に記載の組成物。 10. 前記主溶媒が約75:25の重量比の2,2,4−トリメチル−1, 3−ペンタンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタノールとの混合物である 、請求項6に記載の組成物。
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