JP2002505605A - 毛の移植方法、移植装置および移植キット - Google Patents

毛の移植方法、移植装置および移植キット

Info

Publication number
JP2002505605A
JP2002505605A JP50459099A JP50459099A JP2002505605A JP 2002505605 A JP2002505605 A JP 2002505605A JP 50459099 A JP50459099 A JP 50459099A JP 50459099 A JP50459099 A JP 50459099A JP 2002505605 A JP2002505605 A JP 2002505605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dilator
guide
incision
hair
tissue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50459099A
Other languages
English (en)
Inventor
バリー、エス.マークマン
Original Assignee
バリー、エス.マークマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バリー、エス.マークマン filed Critical バリー、エス.マークマン
Publication of JP2002505605A publication Critical patent/JP2002505605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3468Trocars; Puncturing needles for implanting or removing devices, e.g. prostheses, implants, seeds, wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/10Hair or skin implants

Abstract

(57)【要約】 複数の毛の移植を予め実行する方法、装置およびキットが示される。この装置は、毛を受けるために組織の切開部のパターンをつくる複数のカッタを有する。ダイレータ装置は、好ましくは相互係合プレートを有する。第1のプレートは、第2のプレートの下方に伸びる多数の中空のカテーテルを通る延長部の多数の下方に伸びるスパイクを含む。第1および第2のプレートは一緒に押され、相互に係合するスパイクとカテーテルが切開部分のパターンに対応するパターンのダイレータを保持する。ダイレータは切開部分に挿入され、第1のプレートが除去され、組織内に第2のプレートの中空のカテーテルを残す。毛で充填された第3のプレートは、第1のプレートのカテーテルに整合され、整列される。毛は、第1のプレートのカテーテルを通して第3のプレートを通って組織内に下方に押される。キットは切開装置とダイレータ装置を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 毛の移植方法、移植装置および移植キット 発明の分野 本発明は、毛の移植に関する。特に、本発明は、毛を移植する方法、毛を移植 する装置および毛を移植するキットに関し、さらに詳細には、毛のダイレータを 受けるために予め形成することに関する。 発明の背景 毛の移植は過去数年にわたって日常的になってきた。毛の移植技術でもっとも 新しい1つの技術においては、数本の毛を含む小さい組織の「グラフト」が患者 の頭皮の数箇所の場所に配置される。 特に、患者の他の部分からの毛は非常に小さい円筒形の部分、すなわち、グラ フトに切断される。患者の頭皮は、麻酔をかけられ、ガリール(galeal) 層の下の頭皮に食塩水を注入することによって拡張される。外科医はガリール層 を含む頭皮を通してニードル状のダイレータを挿入し、空洞を形成する。ダイレ ータが除去され、ドナーグラフトがキャビテイに挿入される。 この技術の成功率は、ダイレータがガリール層の下にキャビテイを形成する際 に成功するかどうか、グラフトの浸透および挿入の間の経過時間に主に依存する 。 毛の移植技術に関する新しい技術は、1つの期間に配置すべき多数の200な いし600の毛(グラフト)を必要とする。本技術によってダイレータは手によ って1つ1つ配置される。これは、時間を浪費するだけでなく、不正確である。 なぜならば、外科医はダイレータを本質的にランダムに配置しなければならない からである。しかしながら、移植された毛が均一な外観と適当に頭皮をカバーす るようにするために、毛は、頭皮上に特定のパターンで配置しなければならない 。 例えば、多数の小さい毛(グラフト)は、ヘアライン近傍に配置されるが、大き な毛は、頭皮の上部および後方にあまり密でないように配置される。 したがって、毛を挿入するキャビテイを容易に形成し、頭皮全体に挿入される ダイレータの場所および数を制御する方法が必要になる。さらに毛を受ける組織 ダイレータのパターンを配置し、容易に挿入する装置および方法が必要になる。 発明の概要 本発明は、毛が挿入される患者の組織に多数のキャビテイを形成する方法、装 置およびキットに関する。 本発明によれば、毛(グラフト)を受けるために組織を拡張する装置が提供さ れる。これらの装置は、開放した上端および底部の端部を備えた4つの壁からな るハウジングを備えたカートリッジを含む。型またはガイドは、ハウジングの底 縁から下がりハウジングに除去可能に配置される。複数のダイレータを所定の格 子パターンに含むために複数の通路がガイドを通して配置される。 ダイレータは、ダイレータとガイドとの間の摩擦によってガイドの通路の着脱 可能に保持される。各ダイレータは、頭皮に挿入する下方、すなわち近位のプロ ーブ部分と、外科医がダイレータを保持する上方、すなわち遠位の把持部分とを 有する。遠位の把持部分は、プローブの部分より外径が小さい。 ダイレータの遠位端はハウジングの上端に面し、ダイレータの近位端は、ハウ ジングの底部端部に面する。デプレッサは、ダイレータの遠位端近傍のハウジン グの開放した上端上に配置される。 外科医は、ハウジングの底縁が患者の頭部に乗るように患者の頭皮にカートリ ッジを配置する。外科医は、デプレッサを下方に押し、ガイドの外側にダイレー タを押し、ダイレータが患者の組織に入る。ダイレータが挿入されると、ハウジ ングが頭皮から除去される。毛が開口部に配置されると、ダイレータが除去され る。 本発明のこの形の変形例において、ダイレータ装置のデプレッサは、アクチュ エータに接続されたプランジャである。本発明のこの形態において、カートリッ ジのハウジングは、作動機構の起動機構に係合し、機構の起動は、アクチュエー タがプランジャを押し、ダイレータをガイドから組織内に押す。 ダイレータの他の形態において、ハウジングは、円筒形であり、起動機構に挿 入されるベース部材に関して回転可能である。ハウジングは、ダイレータを配置 する複数の通路を有する。アクチュエータ部材は、ベース部材からハウジングを 通って通路に配置されたダイレータの第1の端部近傍に配置されたプランジャに 通過する。外科医が機構を起動するとき、1つまたは複数のダイレータは、押さ れて通路から出て患者の組織に入る。外科医は、ベースに対してハウジングを回 転させ、ファイヤリング装置によって作動するように他の通路を整列させる。ダ イレータ装置の他の形態において、組織を拡張する装置は、めす型を有し、めす 型は、下方に垂下する多数のスパイクを有する対応するおす型に沿った通路を備 えた下方に垂下する多数のガイドを有する。めす型およびおす型が互いに係合す るとき、おす型のスパイクはめす型のガイドの通路を通過し、下方に伸びる「ダ イレータ」を備えた1つの型を形成する。 使用において、外科医は、患者の組織に、おす型およびめす型が組み合わせら れたダイレータを押す。外科医は、型を除去し、組織を拡張する場所にめす型を 残す。外科医は、各々がめす型に毛を含む下方に伸びる中空のガイドを有する第 3の型を押す。外科医は、第3およびめす型のガイドを通しておす型のスパイク を押し、毛を下方に押す。外科医は、型を取り除き、組織内に配置された毛が残 るようにする。 他の態様において、組織内に開口部をつくり、毛を配置するダイレータ装置は 4つの相互に係合するプレートを有する。切開カテーテルプレートは、ベースを 有し、ベースは、ベースの穴と整列する下方に伸びる多数の中空のカテーテルを 有する。切開ニードルプレートは、ベースを有し、ベースは、切開カテーテルプ レートのカテーテルに延長部用の下方に伸びる多数のスパイクを有する。毛のカ テーテルプレートは、ベースの穴に整列した下方に伸びる中空の多数のカテーテ ルを有する。移植用毛のニードルプレートは、下方に伸びる多数のロッドを有す るベースを有する。 プレートの整列した積み重ねのために他のプレートの各々に穴と係合する切開 カテーテルプレートからポストが上方に伸びている。 使用において、スパイクがカテーテルの開放端部を越えて伸びるまで切開ニー ドルプレートと切開カテーテルプレートを一緒に押す。ユーザは、スパイク/カ テーテルが患者の組織に伸びるようにプレートを下方に押す。ユーザは、切開ニ ードルプレートを除去し、組織に配置された切開カテーテルプレートのカテーテ ルを残す。 ユーザは、カテーテルが切開カテーテルプレートのカテーテルに配置されるま で(毛が各カテーテルに入れられている)毛のカテーテルプレートを下方に押す 。ユーザは、毛のニードルプレートを下方に押し、そのロッドは、毛のカテーテ ルプレートのカテーテルに伸び、組織に毛(グラフト)を配置するために毛を下 に押す。ユーザは、プレート全部を除去し、毛を患者の組織に残す。 本発明の他の好ましい実施例において、開口部をつくり毛を配置する際に使用 する拡張装置は、下方プレートと、上方プレートと、少なくとも1つのカートリ ッジとを有する。予め選択された毛のパターンの中空のカテーテルは、下方のプ レートから延長しており、それを通過する穴と整列する。スパイクが上方プレー トから下方に伸び、下方プレート上に可動に取り付けられている。カートリッジ は上方と下方のプレートの間に配置されている。第1の形態において、カートリ ッジは、カテーテル/スパイクと整列可能な数組の穴を備えた回転可能なホイー ルを有する。第2の形態において、カートリッジは、一組の穴を備えた小さい分 離したプレートを有する。カートリッジの穴とカートリッジのスパイクを整列さ せる装置が設けられる。 使用において、上方プレートを下方に押し、カートリッジおよびカテーテルの 空の穴を通ってスパイクを伸ばす。ユーザは、相互に係合するスパイク/カテー テルが所定の所望の毛のパターンで患者の組織に伸びるまで装置全体を下方に押 す。次にユーザは、上方プレートを持ち上げ、毛が入れられたカートリッジを挿 入し、毛が入れられた穴がカテーテルと整列するようにカートリッジを回転する 。ユーザは、上方プレートを下方に押し、毛をカテーテル内に押し、組織に押す 。ユーザは次に装置を除去し、患者の組織に毛を残す。 この形態において、ユーザは多数の毛をカートリッジに予め入れ、それによっ て問題なく多数の毛を配置することを可能にする。 上述したいずれの実施例においても、ダイレータの場所を提供するために、本 発明は、ダイレータを受けるために組織内に予め切開部をつくる方法および装置 を含む。予め切開装置は、ダイレータの所望のパターンと所望の毛のパターンを 合致するパターンにおいて複数の突出するカッタを備えた本体を有する。外科医 は、切開装置用の適当なパターンを選択し、このパターンはダイレータと毛のパ ターンを合致させ、それを押して、ダイレータを受けるために組織に切開部のパ ターンを形成する。予備切開は、特に、多数のダイレータがある場合に有効であ る。力の分配によって、ダイレータを使用して組織を貫通することは困難である 。予備切開を行うことによって、ダイレータは、組織の予備切開部分に容易に挿 入することができる。さらに、きれいで円滑な切開部分をつくることは、治療を 促進すると考えられている。 切開装置の使用を案内するために、ガイドブロックが提供される。ガイドブロ ックは、隣接する組織、すなわち、装置の動きを支持し案内して切開部をつくる ために頭皮に配置されるようになっている。案内面が設けられ、それによって装 置が整列し、切開部分の隣接するパターンをつくるために割り出される。 本発明によれば、毛を配置する際に使用される上述した拡張切開装置を含むキ ットが設けられる。 本発明による方法は、切開装置で切開部をつくり、つくられた切開部のパター ンにダイレータを挿入し、毛を配置する。 さらに、本発明の目的、特徴および利点は、添付図面を参照して詳細な説明を 考慮するときさらに明らかになる。 図面の簡単な説明 図1は、本方法に使用する1つのダイレータの斜視図である。 図2は、患者の頭皮に挿入される図1のダイレータの斜視図である。 図3は、頭皮から除去され、毛と置換された図2のダイレータの斜視図である 。 図4は、本発明による手動の複数のダイレータ配置カッタの斜視図である。 図5Aは、第1の後退位置でデプレッサを備えた図4のカートリッジの正面図 である。 図5Bは、第1の後退位置でデプレッサを備えた図4のカートリッジの正面図 である。 図6は、頭皮のある部分が異なる毛の寸法と密度、よって異なる寸法のダイレ ータおよびダイレータ挿入点を必要とすることを示す患者の頭皮の斜視図である 。 図7は、シングルショットダイレータカートリッジの自動化された回転を示す 本発明の第2の実施例の斜視図である。 図8は、複数ショットダイレータカートリッジの自動化された回転を示す本発 明の第3の実施例の斜視図である。 図9は、自動的に作動するダイレータカートリッジを示す本発明の第4の実施 例の斜視図である。 図10は、本発明の方法および装置に使用するダイレータの第2の形態を示す 図である。 図11は、本発明の第5の形態のおす型およびめす型の斜視図である。 図12は、互いに係合し、患者の組織に押された図11のおす型およびめす型 の断面図である。 図13は、図11の第3の型がめす型に係合し、おす型が第3の型に係合する 側断面図である。 図14Aは、本発明の第6の形態の切開カテーテルプレートの斜視図である。 図14Bは、本発明の第6の形態の切開ニードルプレートの斜視図である。 図14Cは、本発明の第6の形態の毛のカテーテルプレートの斜視図である。 図14Dは、本発明の第6の形態の毛のカテーテルプレートの斜視図である。 図15は、切開ニードルプレートと切開カテーテルプレートが相互に係合した 状態を示す側面図である。 図16は、患者の組織に複数のキャビティを形成するために切開ニードルプレ ートと切開カテーテルプレートが相互に係合した状態を示す側面図である。 図17は、毛のニードルプレート、毛のカテーテルプレートと、切開ニードル プレートと切開カテーテルプレートが相互に係合し、それにより毛が組織に形成 されたキャビティに毛のカテーテルプレートから押されることを示す側面図であ る。 図18は本発明の7番目の形態を示す斜視図である。図19は、本発明の7番 目の装置の他の実施例の斜視図である。 図20は、本発明による切開装置およびガイドブロックの斜視図である。 図21は、図20の切開装置の側面図である。 図22A−Cは、図20の切開装置の種々の実施例の図面である。 好ましい実施の態様の詳細な説明 本発明は、植毛方法、装置およびキットに関する。広範には、本発明は、ダイ レータを受けるためにダイレータパターンに対応するパターンに組織を予め切開 し、毛を受けるように所定のパターンに組織を切開する装置を含む方法、装置お よびキットに関する。 本発明の切開装置を説明する前に、本発明のこのような装置およびキットおよ び方法とともに使用する種々のダイレータを説明する。上述したように、ダイレ ータは、以降説明する切開装置とともに、若しくは切開装置を用いないで使用す ることができる。ダイレータ装置を切開装置がない状態で使用するとき、ダイレ ータ自身は組織に穴を開けるために使用することができる。 図1は、本発明の方法および装置のいくつかにおいて使用するダイレータ20 を示す。通常、ダイレータ20は、遠位ハンドル部分すなわち端部22と、近位 プローブ部分すなわち端部24とを有する。好ましくは、ハンドル部分の先端は にぶく、プローブ部分の先端は鋭い。図2に示すように、ダイレータ20は、毛 (グラフト)26を挿入する空洞をつくるために、患者の組織、通常、頭皮に挿 入される。 本発明による第1の方法によれば、外科医がデプレッサ38に係合するダイレ ータを手で押すとき、図5aおよび図5bに示すように、ガイド36を通して頭 皮に多数のダイレータが押される。 第2の方法において、一連のシングルダイレータ20は、図7に示すカートリ ッジを介してガンまたは他の遠隔起動装置の動作時に頭皮に挿入される。第3の 方法において、図8に示すカートリッジを介して外科医がガンを作動させるとき 複数のダイレータ20が頭皮に挿入される。第3の方法において、図8に示すカ ートリッジを介して外科医がガンを作動するとき、複数のダイレータ20が頭皮 に挿入される。 第4の方法において、外科医が図9に示すカートリッジ300に接続される作 動機構を起動するとき、多数のダイレータ20が同時に頭皮に挿入される。 第5の方法において、下方に垂下する拡張スパイクおよびガイドを含む、図1 1ないし図13に示す相互に係合する型板が組織を貫通し、組織に挿入するよう に使用され、毛が挿入される開放空洞を形成するように挿入される。 さらに詳細には、第1の形態において、図1ないし図3を参照すると、本発明 のダイレータ20は、円筒形の形状をしており、端部から端部までの長さが約2 cmであることが好ましい。特に、ハンドル部分22は、約1cmの長さで直径 は約0.5cmの長さである。プローブ部分24は、約1cmの長さであり、直 径が約1mmのハンドル部分より大きな直径を有する。ダイレータ20は、最後 の0.25cmにわたって組織を貫通し、浸透するプローブ部分の先端の鋭い先 端まで傾斜している。 最も重要なことは、ダイレータ20のハンドル部分22がプローブ部分24の 外径より小さいので、ダイレータを頭皮に挿入するときに毛を受け入れるのに十 分な大きさの空洞が形成され、外科医がそれらを把持しそれらの間で作業するこ とができるようにハンドルの間に十分な距離が存在する。図1ないし図3は、概 略的な形式において、毛のグラフト26の挿入を容易にするためにシングルダイ レータ20を使用することが示されている。最初は、ダイレータ20が頭皮28 のガリール層30にまで下方に押される。頭皮28の浸透は、ダイレータ20の 傾斜端部および本発明による予備切開によって容易にされる。 ダイレータ20が患者の組織に挿入されると、拡大プローブ部分24が図2に 示すように包囲する組織を拡張する。挿入後、図3に示すように、外科医がダイ レータ20を除去し、毛を挿入する空所が残る。組織の弾性が最終的に毛根26 の回りを閉鎖し、毛を所定の位置に固定する。 図4は、本発明の第1の方法によって複数のダイレータ20を配置する際に使 用する手動装置を示す。この方法によれば、外科医は手によって多数のダイレー タ20を所定の構成に同時に配置する。この方法を達成する装置は、カートリッ ジ32であり、このカートリッジ32は、連続した直立壁、ダイレータガイド3 6およびデプレッサ38の形を有するハウジング34の形の外側の支持装置を有 する。 カートリッジ32のハウジング34は、形状が正方形または矩形が好ましい。 内側の寸法および厚さは、配置すべきダイレータの数およびそれらの寸法に関し て変化する。4つの側面を有するとき、ハウジング34は、第1の側面56と、 第2の側面58と、第3の側面60と、第4の側面62と、上方端部39と下方 端部40とを有する。好ましくは、第1、第2および第3の側面56,58,6 0は固定されるように接続され、「C」形状部材を形成する。第4の側面62は 、他の側面に着脱可能に接続される。さらに詳細には、第4の側面62に係合す る第1および第2の側面56,58は、「C」形状溝を含む。図4に示す第4の 側面62は、第1および第2の側面56,58に着脱可能に接続される。 好ましくは、溝64,66の上端をカバーする中実部材の形の停止部68は、 第1および第2の側面56,56の第4の側面62の下方への動きを制限する。 第1および第2の側面に接続されるとき、第4の側面は、ハウジング34を有す る連続壁を完成する。 側面の各々は、プラスティック、または同様の丈夫な無菌材料からつくられる 。側面の各々がプラスティックからつくられるとき、第1、第2および第3の側 面56,58,60は、1つの部分として成形することができる。 ガイドまたは型36の形のダイレータガイド装置は、その内側のハウジング3 4の底縁41から上方に短い距離にわたって凹部が形成されたカートリッジに配 置されている。特定の溝の距離は、カートリッジ32が頭皮に配置されるときに 、カートリッジ32に配置されたダイレータ30の先端が図5aに示すように頭 皮に隣接するように選択される。 ダイレータガイド36は、第1および第2の端部または側面を有する矩形の部 材であり、第1および第2の端部および側面は、壁34の第1の側面の第1の溝 および壁の反対側の第2の側面58の第2の溝46に係合する。溝44,46は 、ガイドの厚さと同じ高さを有するこれら2つの側面56,58の凹部領域であ る。ガイド36と溝44,46の係合は、その底部端部上のハウジング34のガ イドを支持している。ガイド36は、ゴムのようなわずかに可撓性を有する材料 からつくられ、それを通る複数の通路42を含む。図4に示すように、通路は垂 直方向に関して約30°でガイド36を通過する。通路42は、所望の特定のダ イレータ配置パターンに依存して種々のパターンに配置される。 各通路42はダイレータを受ける寸法である。ダイレータ20は、上述した形 状を有するとき、通路42は、形状が円形であり、ダイレータ20の大きな部分 と同じ直径を有する。 停止装置は、ガイド36のダイレータを第1の位置に保持する。好ましくは、 停止装置は、ダイレータとガイド36との間に摩擦を有する。さらに詳細には、 通路42の寸法およびガイド36が選択される材料のタイプは、通路に配置され るダイレータ20が外側の力によって押されない限り中に保持されるように選択 される。図4に示すように、ダイレータの寸法が変化するとき、個々のカートリ ッジが異なる寸法の通路を有するガイドを保持することができるように通路の寸 法が変化する。 デプレッサ38は、ハウジング34の上端近傍に配置され、上面48と、底面 50とを有し、2つの対向する縁部の各々は、外側に伸びるタブ52a,bを有 する。上面48は、外科医の親指49または指に係合する平坦で円滑であること が好ましい。底面50は、各ダイレータの端部に平行に配置される個々に多数の 面を提供する「ステップ型」である。 タブ52a,bは、デプレッサの両側に沿って外側に伸びる薄い部材である。 タブ52a,bの各々は、ハウジングの第1および第2の側面の対応する脚部5 4a,bに係合し、第1の上昇位置でダイレータ20の上で、デプレッサ38の 端部を支持する手段として作用する。しかしながら、外科医がデプレッサを押す とき、タブ52a,bは壊れ、デプレッサ38がカートリッジ32の壁34内で 下方に移動することができるようにする。 第1の方法において、外科医は、多数のダイレータ20を同時に配置するため に本発明のカートリッジ32を使用する。まず、外科医は、第4の側面62を上 方に持ち上げカートリッジ32の内側部分を露出する。外科医は、ダイレータガ イド36をカートリッジに押し込み、特定のガイドは、毛を挿入する頭皮の部分 に必要な所望の予備選択されたダイレータ挿入パターンを有するように選択され る。 図6は、異なる寸法の毛26が頭皮の異なる領域にどのように移植されるかを 概略的に示す図である。通常の毛のラインに沿って、多数の小さい毛が挿入され る。頭皮の中央または内側部分において、大きな毛が挿入される。よって、移植 されるダイレータの「密度」のみが変化するだけでなく、それらの寸法も変化し なければならない。 寸法および密度において所望のダイレータのパターンを有するガイド36が一 旦選択されると、それはカートリッジに挿入され、4番目の側面62が下方に押 される。4番目の側面が配置された後、停止部68は、さらに側面の下方の移動 が停止するまで溝部分64,66は、第1および第2の側面56,58の縁部に 沿って摺動し係合する。 好ましくは、ガイドが挿入されるとき、適当な寸法のダイレータ20がガイド 36の通路42にすでに挿入される。もしそうでなければ、外科医は、ダイレー タを通路42に挿入する。 次に外科医は、図5aに示すように所望の位置に頭皮上にカートリッジ32を 配置する。この位置において、ダイレータ20は、ダイレータ20は、頭皮の近 傍に配置される。 外科医は、デプレッサ38を下方に押す。デプレッサの圧力はデプレッサの縁 部のタブ52a,bを壊し、壁34の第1および第2の側面56,58の棚部分 54a,bを越えて下方にデプレッサを下方に摺動させる。 ダイレータ20のハンドル部分22に係合するデプレッサは、それらを頭皮に 下方に押す。以下に説明するように、ダイレータ20は、本発明の切開装置によ って切開される切開部分に挿入される。最終的には、デプレッサ38のさらなる 運動は、図5bに示すようなガイドと接触することによって防止される。 次にカートリッジ32が除去され、ダイレータを頭皮の切開部の所定の位置に 残す。カートリッジ32は、ダイレータ20を動かすことなく、容易に除去され る。なぜならば、ダイレータはもはやガイドに係合せず、各ダイレータ20の小 径のハンドル部分22がガイドの大きな通路42に残るからである。よって図2 および図3に示すように、外科医は、ダイレータを除去し、毛26をそれらの場 所に挿入し、移植処理を終了する。 好ましくは、ダイレータ20に対するデプレッサ38の移動範囲は、ダイレー タ20が毛の挿入を最適化するために頭皮に挿入するように押さなければならな い距離に等しい。カートリッジを患者に設定するとき、ダイレータ20が、最初 組織に接触する場合において、この距離は、通常約7mmである。よって、ダイ レータに対するデプレッサ38の移動範囲は約7mmである。 本発明のカートリッジ32は再び使用可能である。特に、外科医は、カートリ ッジから古い使用されたデプレッサ38を除去し、それを無傷のタブ52a,b を有する新しいものと交換する。新しいデプレッサ38が設定されるとき、デプ レッサ38は、棚部52a,bによって棚部分54a,bの上昇位置に支持され る。 外科医は新しいダイレータ20をガイドの通路42に挿入するか、もし、異な るダイレータの挿入パターンが所望な場合には、カートリッジのガイド36と異 なるものと交換する。 これまでの説明は、本発明によるダイレータ装置の1つの実施の態様を示す。 しかしながら、本方法および装置に対する多数の変更が、本発明の範囲から逸脱 することなく可能である。 例えば、カートリッジ32は、種々の形状寸法を有する。さらに、ガイドは、 種々の寸法の間隔を置いたダイレータアクセプト通路を備えることができる。 他の側面において、ガイドは、実際にはカートリッジの1つの格子またはエレ メントを形成するために一緒に配置された多数の個々のエレメントを有する。こ の方法において、ガイドは、固定されたパターンを有する数個のガイドのみを使 用して注文製作することができる。例えば、ガイドは、多数のガイドを一緒に配 置したとき、異なる間隔の寸法の種々の列を有する格子が生じるように一列の通 路を備えた細長い部材を有してもよい。 ガイドに予め通路を形成することが望ましいが、ガイドを柔軟な材料でつくり 、外科医がダイレータを所望のパターンでガイドに押すことによって単に通路を 形成することができる。 さらに、図4、図5aおよび図5bに示すように配置されたダイレータは水平 線に関して30°の角度で傾斜しているが、通路は、任意の方向を有することがで きる。例えば、図9に示すように、通路はガイドを通して垂直方向に通過するこ とができる。別の例として、通路は、5,10または45°またはそれ以上でガ イドを通過することができる。ガイドを通過する通路の角度が異なるとき、デプ レッサの底面50は、デプレッサが直角に各ダイレータに係合するようにデプレ ッサの底面50が再構成される。 上述したように、好ましくは、デプレッサはダイレータの遠位端22に直角に 係合する。本発明の他の実施例において、デプレッサは、ガイドを通ってダイレ ータの動きの方向に平行に移動する。特に、デプレッサは、ハウジングの軌道に 配置され、それによって、デプレッサは、ダイレータはガイドを通過すると同じ 角度でダイレータに対して下方に移動する。 上述した溝と係合することなくカートリッジにガイドを選択的に取り付ける種 々の手段は有効である。例えば、ガイドは所定の位置にはめられるか、ハウジン グに圧力ばめされるか、カートリッジ壁をガイドに通過するばね偏寄ピンによっ て所定の位置に保持されるか、単に、壁から内側に伸びる棚部分によって支持し てもよい。また、ガイドに接近するために第4の側面を着脱する種々の手段が可 能である。 また、ガイドは、分離したエレメントの代わりにハウジングの一部を有する。 例えば、外壁の直接の一部である通路等を有するプラスティックの成形部分を有 する。 上述したように、停止手段は、ダイレータとガイドとの間に摩擦を有すること が可能である。本発明のこの形態において、ガイドは、ゴムと同様の拡張可能な 高摩擦材料から構成されることが好ましい。しかしながら、ガイドは、プラステ ィックまたは同様の剛性材料から構成され、各通路は、ゴムまたは同様の材料で カバーされる。 また、型にダイレータを保持する停止手段は、ダイレータとガイドとの間の摩 擦ではないあるものを有する。例えば、プラスティクシートのような薄い貫通可 能な部材をハウジングの開放端上に配置してもよい。別の例として、除去可能な パネルをハウジングの開放端にわたって配置され、ダイレータを頭皮の切開部に 押すことができることによってハウジングを頭皮に配置するときパネルが除去さ れる。 本発明の第2の形態が、図7に示される。図7は、自動ガン、または病院また は診療所で使用され見いだされるタイプの他の自動起動またはファイヤリング装 置とともに使用されるカートリッジ100を示している。このような装置は、組 織ステープルのような商品を配置するために使用される。 通常、カートリッジ100は、ベース104に回転可能に接続された管状ハウ ジング102を有する。アクチュエータ106は、ハウジングからダイレータを 押しだし患者の頭皮に入れるためにベース104を貫通しハウジング102に入 る。 ハウジング100は、第1の端部108および第2の端部110を備える円筒 形の形状をしている。ハウジング108の第1の端部が閉鎖されるが、第2の端 部110は開放されている。 ハウジング100は第1の端部108から内側に伸びる多数の管または通路1 12が中空である。各管112は、ダイレータよりわずかに大きい直径でわずか に長い長さを有する。好ましくは、管112はハウジング102の周りに等間隔 に配置され、その両端で開放している。 軸114がハウジング102の第1の端部からベース104に通過する。軸1 14がハウジング102の中心線に沿って通過し、ハウジング102を回転する ことができる。 ベース104は、ハウジング102の第2の端部とかみあう第1の端部116 を備えている。ベースの第1の端部116は、円形の形状であり、外壁と内側の 中空の内部空間を有する。 ベース104は、起動装置またはガン101と係合する第2の端部118を有 する。図示した実施例において、第2の端部118は、通常矩形の形状を有する 。 ベース104の第2の端部の外面に開口部120が配置され、ベースの内側へ の通路が形成される。アクチュエータ106は、ベースを通って開口部からハウ ジング102に伸びるほぼ「L形状」である。アクチュエータ106の第1の端 部は、ガン101の起動機構と係合する開口部120に上方に伸びる。アクチュ エータ106の第2の端部は、管112の一方の端部に隣接して配置される。 停止装置は、管112のダイレータ20を着脱可能に保持する。停止部材は、 ダイレータとハウジングとの間のわずかな絞りばめによって生じる摩擦を有する 。 使用において、ダイレータ20は、管112の各々に配置され、テーパ点が外 側に面している。カートリッジ100のベース104は、ガン101に配置され 、管112の一方は、アクチュエータ106の第2の端部に整列している。 外科医はガン101を作動させ、アクチュエータ106をハウジングの第1の 端部に向かって移動させる。アクチュエータ106の第2の端部は、整列した管 のダイレータ20の端部に係合し、管を通過させ、本発明による頭皮に予め形成 された切開部に押し込まれる。外科医は、ハウジング102からダイレータの端 部が出て、次のダイレータを配置するために前進するようにガン101を上方に 持ち上げる。 アクチュエータ106の第2の端部が、ダイレータを含む他の管に整列するま で、ベース104に関してハウジング102を回転させることによって、次のダ イレータを配置する。ガンは、再び起動され、次のダイレータが頭皮に押される 。 本発明の形態において、ダイレータ20を保持する管112は、次のダイレー タが最後のダイレータに非常に接近して配置することができるように、ハウジン グ102の外縁に接近して配置される。さらに、アクチュエータ106の動きの 範囲は、ダイレータ20が頭皮に適当な距離押されるように選択される。 この実施例において停止手段は、ダイレータが伸びるゴムのガスケットのよう な別のエレメントと、ダイレータが頭皮に押されるとき、貫通可能で可動な管の 開放端を横切るように伸びている薄膜またはプレートとを有する。 さらに、ダイレータが配置される管または通路を種々の形状に配列することが できる。本発明の第3の実施例の装置を図8に示す。この実施例において、いく つかのダイレータを外科医がガンを作動するときに自動的に頭皮に配置する。 特に、このカートリッジ200は、ハウジング202の管212が複数のダイ レータ20を受けるために構成されていることを除いて上述したものとほぼ同一 である。図示した実施例において、各管212は、7つのダイレータを受ける寸 法である。管212は、8つの明確な管または導管213を含み、この各々は、 1つのダイレータを保持する。再び、各管212の各々、および各通路213が 開放される。 使用中、外科医は、ガンまたは自動ファイヤリング装置を作動し、アクチュエ ータは、本発明による頭皮につくられた対応する形状の切開部に管212に全部 のダイレータを押す。図示した形状において、1つの管の通路の8つのダイレー タが頭皮に押される。 異なる数のダイレータを配置するために、広範な数の管および通路を有するこ とが可能である。さらに、通路は、広範内部形状において配置することができ、 複数のダイレータは特定の形状に頭皮に配置される。 図9は、本発明の第4の実施例の装置を示す。特に、装置の変形例は、それが 自動化されることを除いて図4に示すものと同様である。 本発明のこの形において、カートリッジ300は、ハウジング302を有し、 第1の底部開放端部304と第2のガン係合端部306とを備えている。ダイレ ータガイド308およびデプレッサ310はハウジング302の内側に配置され ている。 ハウジング302の第2の端部306は、ばね偏寄または空気動力ガンのよう な起動装置の端部と係合するような形状である。図示した形状において、第2の 端部306は、細長いいくぶん矩形の形状の部材である。 ハウジング302の残りの部分は、第1の端部304が開放していることを除 いてボックス形状である。図4,5aおよび5bに示すカートリッジと同様、除 去可能なダイレータガイド308は、ハウジング内に配置され、開放した第1の 端部304から短い距離後退している。 好ましくは、外科医は、第1の実施例において、上述した方法と同様に、ガイ ド308にアクセスするためにハウジング302の一方の側を開閉することがで きる。 デプレッサ310は、(ダイレータの端部で)ガイド308とハウジング30 2の第2の端部306との間に配置される。デプレッサ310は、ハウジング3 02の内側形状に合致する周囲形状を有し、第1の後退位置と第2の押圧位置と の間で自由に可動することができる。 デプレッサ310の底面312は、さらに詳細に上述したように直角にダイレ ータ上に押すようになっている。好ましくは、デプレッサ310は、ガンに係合 するためにハウジングの第2の端部306に伸びるアクチュエータ316に接続 されている。 一対のばね318,320の形のデプレッサ310を偏寄する装置は、通常の 後退位置でデプレッサ310を維持する。ばね318,320は、ガンが発射さ れるとき、アクチュエータ316がばねに対して移動し、アクチュエータをダイ レータに対して下方に押す。 使用において、外科医は、カートリッジのハウジング302に充填されたダイ レータガイド308を挿入する。一旦充填すると、外科医はカートリッジ300 をガンに挿入する。外科医は、患者の頭皮に対して所望の位置にカートリッジ3 00の開放端部を配置する。 外科医はガンを起動し、アクチュエータ316の動きを起動し、ダイレータと 対向するばね力に対してデプレッサを下方に押す。ダイレータは、ガイド308 の通路を通して、頭皮の対応する切開部に押される。ダイレータが配置されると き、新しい負荷されたダイレータガイドがカートリッジに挿入することができる とき、ばね318,320は、デプレッサを後退位置に上方に偏寄する。 この方法によれば、多数のダイレータは、自動機械を使用して頭皮に同時に配 置される。繰り返しになるが、ダイレータの特定の場所およびパターンは、ダイ レータ保持導管の特定の形状を有するガイドを選択することによって行われる。 ダイレータの他の構成も使用することができる。例えば、図10は、本発明の 方法および装置に使用するダイレータ400の第2の形態を示す。ダイレータ4 00は、その中心線に沿って中空の通路402を有することを除いて上述したも のと同様である。このダイレータ400は、ダイレータが挿入され、除去される とき患者から組織の一部の芯を抜く効果を有する。 図11ないし図13は、本発明に使用するダイレータの装置の第5の実施例を 示す。この実施例において、ダイレータを同時に配置する装置は、相互に係合す るプレートまたは型であり、ダイレータは1つの型に一連のスパイクを有する。 特に、第1またはめす型500は上面504と底面506とを有する薄いベース 部材502を有する。多数の円筒形状のガイド508は、型の底面506から下 方に垂下し、各々は傾斜またはベベル遠位端509を有する。各ガイド508は 、毛の残存を最大限にするために患者の組織に毛を配置しなければならない深さ にほぼ等しい長さを有する。 通路510がガイド508の各々を通して型の上面504を通って伸びている 。型500のガイド508の各々の場所およびパターンは型の空隙を、配置すべ き毛532に合致するように予め選択されている。 第2またはおす型512は、上面516および底面518を有する薄いベース 部材514を有する。多数のスパイクまたはプローブ520が型の底面518か ら下方に伸びている。 好ましくは、スパイク520は、めす型500を通って通路より長く、ガイド 508を通る通路510および以下に説明する第3の型のガイドを通る通路の直 径より小さい外径を有する。スパイク520は、一点に傾斜している遠位端を有 する。スパイク520は、めす型のガイド508と同じパターンで配列されてい る。図13に示すように、第3の型522は、上面524と底面526とを有す るベースプレート523を有する。多数の円筒形ガイド528は、型の底面52 6から下方に垂下している。通路530は、型522およびガイド528の各々 を通って伸びている。好ましくは、ガイド528の各々の外側寸法がめす型50 0の通路の寸法より小さい。ガイド508は、それとともにかみ合い係合するた めに、めす型テンプレート500のガイド508と同じパターンに配置される。 使用中、図12および図13に示すように、外科医は、おす型512をめす型 500に押し込む。さらに詳細には、外科医は、おす型のスパイク520とめす 型500のガイド508を整列させる。外科医は、おす型512の底面518が めす型の上面504に係合するまで2つの型500,512を一緒に押す。互い に係合するとき、スパイク520およびガイド508は、患者の組織534に交 換用の「ダイレータ」を形成するために協働する。外科医は患者の頭皮にコンビ ネーションを配置し、めす型500の底面506が頭皮に接触するまで下方に押 され、さらに移動することを防止する。外科医は、めす型500からおす型51 2を引き、めす型を所定の位置に残す。 めす型500が所定の位置にあるとき、通路510は、毛532を挿入する患 者の組織に空洞を形成する。特に、外科医または助手は、第3の型522の通路 530の各々に毛を配置し、外科医は、患者に係合するめす型500と係合する 第3の型522を押す。 外科医は、第3の型522をめす型500に押すとき、各毛は、患者の組織に 有効に配置される。好ましくは、外科医は、他の2つの型におす型512を押し 、スパイク520は、毛532に係合し、それらを形成された空洞の底部に押す 。外科医は、全部の型を除去し、患者の組織の所定の場所に毛を残す。 上述した装置において、型は、プラスティクまたは同様の材料からつくられた ほぼ剛性の部材を有する。しかしながら、好ましくは、装置が患者の変化する形 状に適合することができるように、各型のベースは、ゴムまたは可撓性プラステ ィックのようなわずかに可撓性を有する材料からつくられる。しかしながら、ス パイクおよびガイドは、容易に組織を貫通する剛性材料からつくられることが好 ましい。 さらに、ガイドおよび対応するスパイクの寸法および場所は変化する。例えば 、ガイドおよびスパイクは、頭皮のパターンの同じ変化において毛を配置する際 に使用する際にパターンの変化において各ベースに配置される。また、ガイドお よび合致するスパイクは、異なる型の間で、同じ型の間でさえも、移植する毛の 寸法に依存して寸法が変化する。 図14a−dおよび図15−17は、本発明の第6の実施例を示す。本発明の 第6の実施例は、(3つのような代わりに4つのプレートが)組織のキャビティ の生成および毛の配置に使用されることが好ましい。 本発明のこの形は、切開カテーテルプレート602と、切開ニードルプレート 604と、毛のカテーテルプレート606と、毛のニードルプレート608とを 有する。 図14aは、切開カテーテルプレート602を示す。このプレート602は、 そこから下方に伸びる多数の中空のカテーテル612を有するベース610を有 する。各カテーテル612は中空であり、ベース610を通る通路または穴と整 列する。 プレートを整列する手段が設けられている。好ましくは、手段は、その各端部 でプレート602のベース610から上方に伸びるガイドポスト613a,bを 含む。特に、各ポスト613a,bは、ベース610の小さい延長部から約22 −30mmベース610から上方に上昇することが好ましい。図示するように、 ポスト613a,bは形状が円筒形であり、丸い上端を有する。 図14bは、切開ニードル切開プレート604を示す。プレート604は、下 方に伸びる多数のスパイク616を有するベース614を有する。好ましくは、 ベース614は、切開カテーテルプレート602のベース610と同じ寸法を有 する。スパイク616は、切開カテーテルプレート602のカテーテル612と 同じパターンおよび位置でプレート604の底部に配置され、それによって、ユ ーザは、カテーテル612とスパイク616を整列させ、スパイクをカテーテル に係合させる。各スパイク616は、自由端近傍において、鋭い点まで傾斜する 円筒形部材であることが好ましい。 ベースの各端部の延長部で切開針プレート604のベース614に穴618a ,bが配置されている。この穴618a,bは、切開カテーテルプレート602 から上方に上昇するポスト613a,bと整列するためにプレート614に配置 されている。 使用中、図15および図16に示すように、ユーザは、切開ニードルプレート 604の穴618a,bと切開カテーテルプレート602のポスト613a,b と整列させ、切開ニードルプレート604のベース614は、切開カテーテルプ レート602のベース610の上部に乗るまで、2つのプレートを一緒に押す。 図16に示すように、2つのプレート602,604が互いに係合するとき、ス パイク616およびカテーテル612は、相互に係合して患者の組織を貫通する 中実の針を形成する。 カテーテル612は各々約5−9mm、最も好ましくは約5−7mmの長さ、 内径が1−4mmである。各スパイク616の外径は、好ましくはほぼ等しいが 、各カテーテル612の内径は通常わずかに小さい。これは、各スパイク616 を各カテーテル612に通過させ、もしその間にスペースがある場合にはほとん ど残らず、それによって、組織は、それらが頭皮に押されるとき、相互に係合す るスパイク/カテーテルの間に捕捉されることがない。さらに、カテーテル61 2 およびスパイク616の長さは、それらの全体の長さが適当な毛の配置(通常約 6−8mm)の十分な深さの組織に開口部をつくるのに十分である。 図16には示すように、一旦組織に押されると、切開カテーテルプレート60 2は所定の位置に残り、そのカテーテル612は、毛を配置するために組織に開 口部を形成する。 好ましくは、ユーザは、毛のカテーテルプレート606と、毛のグラフトの配 置のために毛のグラフトニードルプレート608を使用する。 毛のカテーテルプレート606は、下方に伸びる多数のカテーテル622を有 するベース620を有する。切開カテーテルプレート602のカテーテル612 と同様、これらのカテーテル622は、好ましくは中空であり、ベースを貫通す る通路または穴と整列する。このカテーテル622は、切開カテーテルプレート 602のカテーテル612と係合するためにベース620の底部に配置されてい る。 穴624a,bは、ベース620の各端部の延長部分を通って伸びている。穴 624a,bは、切開カテーテルプレート602のポスト613a,bと整列す るためにベース620の位置である。 毛のニードルプレート608は、ベース626を備え、ベース626は、底面 から下方にのびる多数の円筒形の鈍角の端部を備えたロッド626を有する。ロ ッド626は、それぞれ、切開カテーテルプレート602および毛のカテーテル プレート606のカテーテル612,622と係合するように配置される。 穴630a,bは、その延長部分でプレート608のベース626に配置され る。穴630a,bは、切開カテーテルプレート602のポスト613a,bが それを貫通できるようにするような寸法および位置である。 使用において、ユーザは、カテーテルプレート606の毛632のカテーテル 622の毛を配置する。ユーザは、このプレート606の穴624a,bと切開 カテーテルプレート602のポスト613a,bを整列させ、ベース620がカ テーテルプレート602のベース610に係合するまで毛グラフトカテーテルプ レート606を押す(図17参照)。 毛移植カテーテルプレート606のカテーテル622は、切開カテーテルプレ ート602のカテーテル612内を摺動する寸法である。例えば、切開カテーテ ルプレート602の各カテーテル612の内径が約1.7mmであるとき、各毛 移植カテーテルプレート622の外径は約1.2mmである。さらに、毛の移植 カテーテルプレートのカテーテル622は、切開カテーテルプレートカテーテル 612のほぼ等しい深さまで組織内に伸びている。切開カテーテルプレートベー ス610の厚さを補償するために、これは、毛の移植カテーテルプレートカテー テル622は、切開カテーテルプレートカテーテル612よりわずかに長い。 ユーザは、毛632をカテーテル612,622から押すために毛のグラフト ニードルプレート608を使用する。ユーザは毛移植ニードルプレート608の 穴630a,bを移植ニードルプレート602のポスト613a,bと整列させ 、図17に示すように、毛移植ニードルプレート608を下方に押す。一旦完全 に押されると、ユーザは、組み合わされ積み重ねられた切開カテーテルプレート 602、毛移植カテーテルプレート606および毛移植ニードルプレート608 を組織から持ち上げ、組織に移植された毛632を残す。 毛移植ニードルプレート608のロッド622は、好ましくは、毛の移植カテ ーテルプレートカテーテル628の内径よりわずかに小さい外径を有することが 好ましい。ロッド622は、係合したときに、切開カテーテルプレートのカテー テル612の底部近傍に伸びるように十分に長いことが好ましい。上述したよう な3つのプレートの構成の代わりに、4つのプレート、毛のニードルプレート6 08を使用する利点の1つは、切開ニードルプレート604のスパイク616が この課題のために使用される場合に生じると同じように、それらがカテーテル6 12の端部から外側に伸びないようにロッド622の長さを選択することができ ることである。これは、ユーザが患者の組織に毛を入れることを防止する。 第2に、ロッド622の形状は、先端部分がスパイクを使用するとき、カテー テルから毛のさらに有効な動きを可能にする。平坦な端部のロッド622の使用 によって、毛への損傷を小さくすることを可能にする。 本発明の前述した形態に関しては、プレートは、プラスティックまた同様の材 料からつくられたほぼ剛性部材を有する。しかしながら、いくつかの場合、プレ ートは、それらは、患者の組織の輪郭に適合することができるように、わずかに 可撓性を有する材料からつくられる。しかしながら、スパイク、ロッドおよびカ テーテルは、組織を容易に貫通する剛性材料から製造されることが好ましい。 スパイク、ロッドおよびカテーテルを2列の間隔を置いた部材で示したが、そ れらの場合は変化する。特に、スパイク、ロッドおよびカテーテルは、頭皮のパ ターンの同じ変化に毛を配置する際に使用するパターンの変化に配置される。 有利には、本発明の形態によれば、切開ニードルプレートスパイク616と切 開カテーテルプレートのカテーテル612との相互係合は、本質的に、組織の開 口部を形成するために、また本発明によって形成された予め切開された切断部分 で1つの剛性「ニードル」を形成する。これは、いくつかの理由により、規則的 なダイレータまたはカテーテルの使用よりも有利である。第1に、カテーテル単 独の使用は、カテーテルの内側に組織を押し、毛の位置を固定する。他に、ダイ レータ単独の使用は困難である。なぜならば、ダイレータを除去するとき、頭皮 の開口部は閉鎖して、組織の毛の位置決めを妨害するからである。 さらに、本発明のこれと最後の形態において、カテーテルまたはガイドおよび スパイクおよびロッドは、各プレートのベースに直角以外の角度で配置すること ができる。このように、ユーザは直角以外の角度になる組織に開口部をつくるこ とができる。これは、それと所定の角度以外の角度で頭皮から自然に成長すると きに重要である。頭皮に直角な角度以外の角度で伸びる部材を有する型またはプ レートの使用によって、頭皮と同じ角度で毛を配置することができる。 有利な本発明の最後の2つの形態の他の側面は、毛を後に使用するために多数 のプレート/型に入れることができることである。 いくつかの分離したプレート/型を予め入れることによって、ユーザは、他の 部材で開口部を非常に迅速に形成し、大量の毛を非常に迅速に配置することがで きる。 スパイクは、上述したもの以外のものを形成する。特に、スパイクは、先端よ り直径の小さい「本体」を有する。また、スパイクは、先端に対向する薄い刃状 のエレメントを有する先端を備えている。いくつかの場合、中実の代わりに中空 のスパイクが望ましい。 その端部においてカテーテルの壁は、装置を組織に挿入する際に補助となるよ うに傾斜しているか、鋭くなっている。別の例として、壁の長さに直角なカテー テルのエンディングの壁の代わりに、カテーテルの端部全体が傾斜していてもよ い。 また、プレート(またはそのベースの)形状は、毛を移植すべき組織の領域に 非常に広範に依存している。例えば、プレートは、丸いか、正方形か、または規 則的な形状である。プレートを整列装置は、公知であるガイドまたは他の同様な 部材を含む。 本発明において使用するダイレータ装置の他の変形例は、図18ないし図19 に示す。 本発明のこの変形例において、本発明の上述した例の型またはプレートは、迅 速な毛の移植を行うために「機械化」される。 本発明のこの形態の装置700は、上方に伸びる2つのガイドプレート702 を備えた第1または下方プレート702と、ガイド上に可動に取り付けられた上 方、または第2のプレート708と、上方と下方プレートとの間に配置されたカ ートリッジ710とを有する。 下方プレート704は、ベース部材712を有し、前記ベース部材は、下方に 伸びるとともに、ベースを貫通する穴716と整列する多数の中空のカテーテル 714を備えている。カテーテル714は、毛が患者の組織に最終的に移植され るパターンと同じパターンでベース712に配置される。 ベース712は、剛性で、プラスティックのような丈夫な無菌材料でつくられ ることが好ましい。ベース712は、穴716の外側に配置された第1および第 2の端部を有する形状において細長いことが好ましい。 好ましくは、第1の隆起し、第2の下降した位置の間で上方プレート708を 案内する装置が設けられる。この装置は、プレート702の端部から上方に伸び るガイド704,706を有することが好ましい。 第1のガイド704は、下方プレート702のベース712にその接続部分か ら上方に伸びている平坦な部材である。ガイド704は、中に凹部718を受け 入れるように非常に広い。停止部720は、上方プレート708の上側への移動 を制限するために下方プレート702と反対側に配置されたガイド704の端部 に配置されている。 第2のガイド706は、第1のガイド704と反対の下方プレート702のベ ース712の端部から上方に伸びている円筒形ポストである。第1および第2の ガイド704,706の双方は、丈夫な無菌材料からつくられ、以下に示す位置 の間で上方プレート708の移動を可能にするのに十分な長さであることが好ま しい。 上方プレート708は、下方プレート702と同様の形状であり、下方に伸び ている多数のスパイク724を有することが好ましい。スパイク724は、先端 部を備えた円筒形部材であり、この先端は、下方プレート702の中空カテーテ ル714に挿入する寸法である。各スパイク724の長さは、以下に説明したよ うに下方に押されるとき、カテーテル724の端部からわずかに伸びるように選 択されている。 第1と第2の通路は、第1と第2のガイド704,706を受けるために上方 プレートにおいて配置され、それによって、上方プレート708はガイドに沿っ て上下に摺動する。 図18に示すように、カートリッジ710は、上方プレート702と下方プレ ート708との間の第2のガイド706に回転可能に取り付けられたホイールを 有する。カートリッジ710は、第1のガイド704と第2のガイド706との 間の距離に等しい半径を有することが好ましい。 多数の穴726は、上面728から底面730にカートリッジ710を貫通し ている。上面と底面728と、730との間の距離は、毛が各穴726の内側に 配置されるのに十分に大きい。好ましくは、穴726は、カートリッジの周りの 組に配置される。1つの組は、図18に示されている。(図示しない)他の組の 穴726がカートリッジ710の上面に示されているラインの周りに配置されて いる。 穴726の各組は、スパイク724およびカテーテル714に対して数におい て等しく、同じパターンに配置された多数の穴を含む。 カートリッジ710の穴726の組とプレート702,704のスパイク72 4およびカテーテル714を整列する装置が設けられる。好ましくは、この装置 は、カートリッジ710に配置される多数のビード732と、第1のガイド70 4の凹部718を有する。 ビード732は、カートリッジ710の外縁の外側に面する表面に配置される 。これらのビード732は、第1のガイド704の凹部718と係合するために カートリッジのわずかに外側に伸びている。ビード732は、ビード732が凹 部 と係合するとき、穴718の組の一方がスパイク724とカテーテル714に整 列するようにカートリッジ710に配置されている。 本発明のこの形態の使用はつぎのようである。カートリッジ710の穴726 の空の組がスパイク724とカテーテル714に整列する。ユーザは、ガイド7 04,706に沿って上方プレート708を上昇させ、一方のビード732が凹 部718に係合するまでカートリッジ710を回転することによってこれを達成 する。 ユーザは、上方プレーを下方に押し、カートリッジの穴726を通ってカテー テル714にスパイク724を通過させる。このとき、スパイク724の先端は 、スパイクとカテーテルが相互に係合して「ニードル」を形成するようにカテー テル714の端部からわずかに突出している。ユーザは、スパイク724とカテ ーテル714が患者の組織に入るように装置700を下方に押す。ユーザは下方 プレート702が患者の組織に乗ったときに停止する。 ユーザは、スパイク724がカートリッジ710に配置されるまで上方プレー ト708を持ち上げる。ユーザは、毛を含む1組の穴726がスパイク724と 整列するまでカートリッジ710を回転させる。ユーザまたは第三者が手順の前 後に他の組の穴726に毛を入れることができる。特に、ユーザは、毛を全部の 穴726に入れる。 一旦整列すると、ユーザは、上方プレート708を下方に押す。上方プレート 708が下方に移動するとき、スパイク724は、穴726の毛をカテーテル7 14に押す。ユーザは、上方プレート708を上昇させ、装置700を組織から 除去する。毛はカテーテル714が組織を通り毛がその中に押される場合に対応 した各点の患者の組織に残る。 次にユーザは、スパイク708が下降し、新しい場所の患者の組織に装置を再 挿入するために使用することができるように穴726の空いた組を整列する。 有利には、この装置700は、ユーザがいくつかの組の穴726に毛を予め入 れ、それによって、装置が非常に迅速に連続していくつかの組の毛を配置するよ うに使用してもよい。 図19に示すように、同様の結果は、装置とともに使用されるカートリッジ7 10が1つのセグメントを有するときに達成することができる。この実施例にお いて、カートリッジ740は、第1の端部742と第2の端部744とを有する 矩形のセグメントの形をとる。上述したものと同様の穴746は、カートリッジ 740を通過する。 カートリッジ740の第1の端部742は、第1のガイドに係合するように構 成されている。特に、カートリッジ740の第1の端部は、第1のガイド704 の凹部718と係合するために外側に伸びるビード748を含むことが好ましい 。 カートリッジ740の第2の端部744は、第2のガイド706と係合するよ うに構成されている。好ましくは、カートリッジ740の第2の端部は、半円形 状に切り出されている。 使用において、ユーザは、第2のガイド706に係合するようにカートリッジ 740の第2の端部744を押す。ユーザは、カートリッジ740をビード74 8は、第1のガイド704の凹部718に係合するときを回転する。 ユーザは、装置700を患者の組織に挿入するとき、空のカートリッジ740 を使用する。ユーザは、毛を挿入する準備をするとき毛で埋められた穴を有する カートリッジ740を使用する。 有利には、ユーザは、必要な場合カートリッジ740を交換し、ユーザがカー トリッジ740を多数有するとき、いくつかを多数の毛を迅速に交換するために 毛を予め入れる。 本発明の実施の形態において、組織に所定の角度で毛を配置するために装置を 構成することが可能である。カテーテル、スパイクおよび穴は、毛を配置するた めに(プレート/カートリッジに直角以外の角度で)傾斜している。その例にお いて、ガイド704,706は、スパイクが穴/カテーテルを出入りしながら、 上方のプレート708の摺動を上下に摺動することができるような角度でなけれ ばならない。 特に、多数の移植を実行する場合、組織に直接上述したようなダイレータを挿 入することは困難であることが分かった。多数のダイレータは、ダイレータの正 確でトラブルのない挿入を困難にするために必要な力を配分する。したがって、 本発明にしたがった装置、方法およびキットが提供される。 図20および図21を参照すると、組織の切開のパターンを中に受けられるダ イレータのパターンに対応する切開装置900が示されている。装置900は、 一端にハンドル904を備えた剛性の本体902を有する。ハンドル904と反 対側に、本体902から突出している複数のカッタ906があり、図面には一部 が示されている。これらのカッタ906は、各々がダイレータを受けるために組 織907に切開部をつくるようになっている。カッタ906は、剛性の中実の針 であるが、好ましくは、各々が傾斜したナイフの縁部908を有する刃として定 義される。図21および22A−Bに示すように、カッタ906は、ダイレータ の所定のパターンに対応するパターンに配列されている。各ナイフ縁部908が 組織907に0.14cm−0.15cm(約0.055−0.060インチ) の切開部をつくることが、ダイレータを受けるのに適当であるようにカッタ90 6を提供することが分かった。 図22A−Bを連続して参照すると、図22Aに示すように、カッタ906の パターンは、1つの運動で切開部分の全体の列をつくることができるか、複数の 間隔を置いたストライクがパターンを完成するように間隔を置くことができる。 すなわち、カッタの数は、第1の打ち込み、それを割り付け、第2の打ち込みを 必要とし、切開部分の所望のパターンを形成する。図22A−Cに示すように、 各列のカッタ906は、ダイレータと移植の最小限のスペースを形成するように 緊密に間隔を置いている。カッタ906によって形成される各列は、カッタ90 6によって形成される各列は、カッタ906の同一の列およびコラムからなる。 切開を簡単にするように図22B−Cに示すように、カッタ906の長さは、カ ッタ906の全体の配列が、同時には組織907を貫通せず、それによって不便 にはすべてのカッタ906に沿って浸透力を配分する。すなわち、切開装置90 0が組織に対して押され、一部のカッタ906、すなわち、カッタの配列の1つ またはいくつかのコラムが、組織907の外面を浸透する。さらに、外科医は、 カッタの配列によって形成される前述した切開パターンをつくるために装置90 0を前後に固定する。 図20を参照すると、本発明の装置および方法は、ガイドブロック910を含 む。ガイドブロック910は、ベース912を有し、ベース912は、切開すべ き領域に隣接して組織907のブロック910に乗り支持するように構成される ようになっている。切開装置900の動きを案内するために、ガイドブロック9 10は、ガイド面914を有し、ガイド面914は、図面に示す様に垂直方向か 傾斜している。図示するように、ガイド面914は、外科医が切開すべき組織の 場所と装置を正確に整列することができるように組織に向かって移動するとき切 開装置900を案内するように作用する。 図20及び図21を連続して参照すると、ガイド面914は、その間隔を置い た場所で複数の溝916を含む。溝916と協働するために、切開装置本体90 2は、本体902から突出するとともに各溝916に緊密に受けられる寸法のラ ダー918を含む。溝916にラダー918を係合することによって、組織90 7への装置900の移動は容易に案内され安定することができる。さらに、並置 した切開パターンを組織907につくる場合には、溝916とラダー918は、 切開部の場所を割り出すように作用する。第1の組の切開部がつくられ、外科医 は装置900を割り出し、ラダーを隣接した溝916に整列し、切開部分のつぎ のパターンをつくる。カッタ906のパターンおよび溝916の場所の寸法を定 めることによって、切開部の一貫した大きなパターンは、毛を受けるために組織 907内につくることができる。 外科医は、切開パターンをつくるために、カッタ906が組織907に係合す るまで、ガイド面914に沿って切開装置900を移動する。その後、外科医は 、装置900を直立させ、下に押し、切開部のパターンをつくり、もし必要であ れば、外科医は、併置するように装置を固定し、カッタ906を押し、切開部を つくり、一端切開部分をつくると、装置900が組織907から除去される。 切開部がカッタ906でつくられるので、毛の開口部は円滑で正確で組織に対 する傷を低減することができる。これは、治療と毛の受け入れを促進し、感染を 低減すると信じられている。 切開が行われた後、上述したダイレータは、切開部に挿入される。切開パター ンはダイレータパターンに合致するように選択されるので、複数のダイレータは 組織に同時に挿入される。好ましくは、ダイレータは、図18および図19を参 照して説明される。 切開装置900およびダイレータ装置並びにガイドブロックは、キットとして 販売されるようになっている。カッタ906とダイレータは、毛の選択されたパ ターンに対応する。グラフトパターンは、移植すべき毛の所望の密度に非常に依 存する。 前述した装置および方法の構成は、単なる本発明の原理の応用を示すが、請求 の範囲で定義したような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多数の 他の実施例および変更例を行うことができることは理解できよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 組織に所定のパターンの組織ダイレータを配置して毛を移植するために 組織を拡張して維持する装置を準備し、 本体とダイレータのパターンに対応するパターンに配置された複数のカッタと を備えた切開装置を準備し、 前記切開装置で前記カッタに対応する複数の切開部をつくり、 前記ダイレータ配置装置を切開パターンに整列し、 前記切開部分にダイレータを配置し、 前記拡張された切開部分に移植用毛を配置することとからなる毛の移植方法。 2. 通路を有する下方に伸びる複数のガイド装置を備えた第1の型を有し、 前記ダイレータの前記ガイド装置で形成された通路に受けられるようになってい る複数の下方に伸びるスパイクを有する第2の型とを備えた装置を提供し、前記 切開部にダイレータを配置し、前記ガイド装置からスパイクを除去し、前記通路 を通して毛を配置することを特徴とする請求項1に記載の毛の移植方法。 3. 前記切開部をつくるためにナイフの縁部を備えた複数の刃を有する切開 装置を提供することを特徴とする請求項1に記載の毛の移植方法。 4. ナイフの縁部を備えた複数の刃を有する切開装置であって、隣接する刃 は異なる長さを有する切開装置を提供することを特徴とする請求項3に記載の毛 の移植方法。 5. 前記切開部をつくるナイフの縁部であって、0.055ないし0.06 0インチ(0.14cmないし0.15cm)の縁部の幅を備えた縁部を有する 複数の刃を有する切開装置を提供することを含むことを特徴とするとする請求項 3に記載の毛の移植方法。 6. 通路を有する複数の下方に伸びるガイド装置のパターンを備えた第1の 型と、ガイド装置のダイレータで形成されるように通路にうけられるようになっ ている下方に伸びる複数のスパイクを有する第2の型とを有するダイレータと、 前記ガイド装置のパターンに対応するパターンに配置されるとともに、ガイド 装置を受けるために組織を切開する複数のカッタを備えた切開装置と、 前記ガイド装置の通路を通して毛を組織に配置する装置とを有する組織内に毛 を移植する移植キット。 7. カッタがナイフの縁部であることを特徴とする請求項6に記載の移植キ ット。 8. 前記ナイフの縁部は異なる長さであることを特徴とする請求項7に記載 の移植キット。 9. 通路を有する複数の下方に伸びるガイド装置のパターンを備えた第1の 型と、ガイド装置でダイレータの所定のパターンを形成するように通路にうけら れるようになっている下方に伸びる複数のスパイクを有する第2の型とを有し、 前記毛は通路を通して毛の移植場所に配置されるダイレータと、 本体と、 ダイレータのパターンに対応するパターンで本体に配置され、本体から突出す る複数のカッタであって、各々がダイレータを受けるために切開部の切開部分を 切断する複数のカッタとを有する移植装置。 10. 各カッタはナイフの縁部を有することを特徴とする請求項9に記載の 移植装置。 11. 前記カッタは異なる長さを有することを特徴とする請求項10に記載 の移植装置。 12. 前記組織に乗る表面と、ガイド面とを有することを特徴とするガイド ブロックを備え、前記本体およびガイド面は、組織の切開を案内するように協働 する請求項10に記載の移植装置。 13. 前記組織の切開を案内するために前記本体とガイド面との間で接触す るスライドガイドを有することを特徴とする請求項12に記載の移植装置。 14. 前記スライドガイドは、溝と、前記ガイド面と本体上のラダーと、を 有し、前記ラダーおよび溝は、前記組織の切開を案内するために協働することを 特徴とする請求項13に記載の移植装置。
JP50459099A 1997-06-14 1998-06-11 毛の移植方法、移植装置および移植キット Pending JP2002505605A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/873,852 US5868758A (en) 1995-02-28 1997-06-14 Method apparatus and kit for performing hair grafts
US08/873,852 1997-06-14
PCT/US1998/012195 WO1998057587A1 (en) 1997-06-14 1998-06-11 Method, apparatus and kit for performing hair grafts

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002505605A true JP2002505605A (ja) 2002-02-19

Family

ID=25362458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50459099A Pending JP2002505605A (ja) 1997-06-14 1998-06-11 毛の移植方法、移植装置および移植キット

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5868758A (ja)
EP (1) EP0932366A1 (ja)
JP (1) JP2002505605A (ja)
AU (1) AU7837398A (ja)
BR (1) BR9810615A (ja)
CA (1) CA2293315A1 (ja)
WO (1) WO1998057587A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013512031A (ja) * 2009-11-27 2013-04-11 ヘアステティクス リミテッド 植毛アンカーならびにそれを用いたシステムおよび方法
JP2013526300A (ja) * 2010-05-07 2013-06-24 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
KR101734469B1 (ko) 2008-04-01 2017-05-11 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 장치
US9743949B2 (en) 2015-04-22 2017-08-29 Medline Industries, Inc. Two-dimensional needle array device and method of use
US10251792B2 (en) 2013-02-20 2019-04-09 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for skin tightening
JP2019126715A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 オデ メタル カンパニー リミテッドOH DAE METAL Co., Ltd. 放射状に配置された複数の針チャネルを有する毛髪移植機
US10555754B2 (en) 2013-08-09 2020-02-11 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and apparatuses for skin treatment using non-thermal tissue ablation
JP2020075101A (ja) * 2017-09-29 2020-05-21 凸版印刷株式会社 細胞移植用ユニット
US10953143B2 (en) 2013-12-19 2021-03-23 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for manipulating subdermal fat
US11166743B2 (en) 2016-03-29 2021-11-09 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for cosmetic skin resurfacing
US11324534B2 (en) 2014-11-14 2022-05-10 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for ablation of the skin
US11464954B2 (en) 2016-09-21 2022-10-11 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for cosmetic skin resurfacing

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030040766A1 (en) * 2000-03-08 2003-02-27 Werner Per Gunnar Apparatus and control system and method for hair transplantation
US6585746B2 (en) 2000-04-20 2003-07-01 Philip L. Gildenberg Hair transplantation method and apparatus
EP1507478A2 (en) * 2002-05-17 2005-02-23 Sanjiv Vasa Method and device for follicular hair transplantation
US7074226B2 (en) * 2002-09-19 2006-07-11 Sdgi Holdings, Inc. Oval dilator and retractor set and method
US7481820B1 (en) 2003-05-23 2009-01-27 Sharon Keene Tissue graft support apparatus
US7785339B2 (en) * 2005-08-09 2010-08-31 Innovia, Llc Tool for coring portions of one or more hair follicles
US10299871B2 (en) 2005-09-30 2019-05-28 Restoration Robotics, Inc. Automated system and method for hair removal
US20070078466A1 (en) * 2005-09-30 2007-04-05 Restoration Robotics, Inc. Methods for harvesting follicular units using an automated system
US7962192B2 (en) 2005-09-30 2011-06-14 Restoration Robotics, Inc. Systems and methods for aligning a tool with a desired location or object
US20080051805A1 (en) * 2006-08-28 2008-02-28 Leonard Pinchuk Hair Follicle Coring Tool and System Based Thereon
US8066717B2 (en) 2007-03-19 2011-11-29 Restoration Robotics, Inc. Device and method for harvesting and implanting follicular units
US8211134B2 (en) 2007-09-29 2012-07-03 Restoration Robotics, Inc. Systems and methods for harvesting, storing, and implanting hair grafts
US8152827B2 (en) * 2008-01-11 2012-04-10 Restoration Robotics, Inc. Systems and methods for harvesting, storing, and implanting hair grafts
US8226664B2 (en) * 2008-03-18 2012-07-24 Restoration Robotics, Inc. Biological unit removal tools with movable retention member
US20100082042A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Drews Michael J Biological unit removal tool with occluding member
US9289286B1 (en) * 2011-04-21 2016-03-22 Robert Michael Bernstein Hair transplant procedure with a time delay between implant site preparation and graft implantation
CA2926322C (en) * 2013-10-02 2022-10-18 Srgi Holdings, Llc Pixel array medical devices and methods
US11229452B2 (en) * 2013-12-06 2022-01-25 Srgi Holdings, Llc Pixel array medical systems, devices and methods
US9974565B2 (en) 2015-05-21 2018-05-22 Restoration Robotics, Inc. Instruments, systems and methods for improving hair transplantation
US10076352B2 (en) 2015-05-29 2018-09-18 Restoration Robotics, Inc. Implantation needle
CN106166090B (zh) * 2016-07-30 2018-10-02 汕头大学医学院 毛囊移植中转储存器
KR20190090329A (ko) * 2018-01-24 2019-08-01 오대금속 주식회사 방사형으로 배치된 복수개의 시침채널로 이루어진 모발 이식기
KR20200003698A (ko) * 2018-07-02 2020-01-10 오대금속 주식회사 방사형으로 배치된 복수개의 시침채널로 이루어진 모발 이식기
JP2021126398A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 凸版印刷株式会社 生体用移送装置

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1061005A (en) * 1913-02-03 1913-05-06 Jacob H Parsegan Hair-planting instrument.
US1694246A (en) * 1927-09-27 1928-12-04 Frank C Boyne Capsule injector
US2636460A (en) * 1951-08-31 1953-04-28 Seiderman Maurice Method of application of hairsimulating fiber
US3003155A (en) * 1956-07-06 1961-10-10 Felix C Mielzynski Hair darts for implanting in live or artificial media
DE1267784B (de) * 1965-05-03 1968-05-09 Otto Tuchenhagen Vorrichtung fuer Transplantieren von Kopfhaut
US3514791A (en) * 1967-07-25 1970-06-02 Charles H Sparks Tissue grafts
FR1595597A (ja) * 1967-09-28 1970-06-15
US3596292A (en) * 1969-02-20 1971-08-03 Franklin Institute Hair implant structure
US3811425A (en) * 1970-08-03 1974-05-21 G Widdifield Method and apparatus for mounting hair
US3694819A (en) * 1970-12-02 1972-10-03 Gene P Meyer Hair piece securing device
US3699969A (en) * 1971-06-01 1972-10-24 William Glenn Allen Method for implanting natural or synthetic fibers into living tissue
US3867942A (en) * 1972-06-08 1975-02-25 Aseff Jr Taman M Motor-operated multiple hair transplant cutter tool
US3831202A (en) * 1972-10-06 1974-08-27 W Hulsen Hair implant and process
US3945117A (en) * 1973-02-15 1976-03-23 Rudolph Beaver, Inc. Surgical blade with adjustable blade guard
DE2523127C3 (de) * 1974-02-06 1980-07-24 Shiro Shiryu Aichi Yamada (Japan) Künstliches Haar und Einrichtung zu seiner Einpflanzung
US3977335A (en) * 1974-09-25 1976-08-31 Bonham Albert W Automated hair implantation system
US4126124A (en) * 1975-12-05 1978-11-21 Hairegenics, Inc. Method of sizing a hair anchor
US4150669A (en) * 1977-03-16 1979-04-24 Alvaro Latorre Apparatus for effecting and enhancing an erection
ES465659A1 (es) * 1977-09-30 1978-10-01 Hairegenics Int Inc Aparato perfeccionado para implantar cabello.
US4167179A (en) * 1977-10-17 1979-09-11 Mark Kirsch Planar radioactive seed implanter
US4144876A (en) * 1977-12-20 1979-03-20 Deleo David B Hair implanting method
US4210145A (en) * 1978-04-05 1980-07-01 Nestor Engineering Associates, Inc. Surgical hole cutter for square hair transplant plugs
JPS569410A (en) * 1979-07-03 1981-01-30 Shirou Yamada Hair planting instrument
US4451254A (en) * 1982-03-15 1984-05-29 Eli Lilly And Company Implant system
US4476864A (en) * 1982-09-29 1984-10-16 Jirayr Tezel Combined multiple punch and single punch hair transplant cutting device
US4586490A (en) * 1984-02-27 1986-05-06 Katz Harry R Needle inserting instrument means for interstitial radiotherapy
US4695273A (en) * 1986-04-08 1987-09-22 I-Flow Corporation Multiple needle holder and subcutaneous multiple channel infusion port
JPS62279532A (ja) * 1986-05-28 1987-12-04 Hitachi Ltd 光デイスク
US4969903A (en) * 1989-11-13 1990-11-13 Wilfredo Valle Hair implant system
WO1992000706A1 (en) * 1990-07-03 1992-01-23 Bennett David Mervyn Penningto Tissue grafting
US5562613A (en) * 1991-07-02 1996-10-08 Intermed, Inc. Subcutaneous drug delivery device
US5331472A (en) * 1992-09-14 1994-07-19 Rassman William R Method and apparatus for measuring hair density
FR2696334B1 (fr) * 1992-10-01 1994-12-02 Boudjema J Pascal Dispositif pour transplantation de greffons capillaires de petit diamètre.
US5330530A (en) * 1992-11-30 1994-07-19 Hastings John L Fiber prosthesis and method of implantation in living tissue
US5360447A (en) * 1993-02-03 1994-11-01 Coherent, Inc. Laser assisted hair transplant method
US5395368A (en) * 1993-05-20 1995-03-07 Ellman; Alan G. Multiple-wire electrosurgical electrodes
US5441540A (en) * 1993-09-20 1995-08-15 Kim; Paul S. Method and apparatus for skin tissue expansion
US5611811A (en) * 1994-04-29 1997-03-18 Star-Wood, Inc. Micro and mini hair transplant device
US5417683A (en) * 1994-07-13 1995-05-23 Shiao; I-Shen Mini-graft hair implanting device for implanting multiple clumps of hair follicles at one time
WO1996006566A1 (en) * 1994-08-31 1996-03-07 Arnold James E Hair transplantation apparatus and methods
US5578054A (en) * 1994-08-31 1996-11-26 Arnold; James E. Method for hair transplantation
US5611810A (en) * 1994-08-31 1997-03-18 James E. Arnold Hair transplantation apparatus
US5733278A (en) * 1994-11-30 1998-03-31 Laser Industries Limited Method and apparatus for hair transplantation using a scanning continuous-working CO2 laser

Cited By (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9827006B2 (en) 2008-04-01 2017-11-28 The General Hospital Corporation Method and apparatus for tissue grafting
US10716591B2 (en) 2008-04-01 2020-07-21 The General Hospital Corporation Method and apparatus for tissue grafting
KR102046511B1 (ko) 2008-04-01 2019-11-19 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 장치
KR20180118252A (ko) * 2008-04-01 2018-10-30 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 장치
KR101912816B1 (ko) 2008-04-01 2018-10-29 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 장치
KR101734469B1 (ko) 2008-04-01 2017-05-11 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 장치
KR20170054555A (ko) * 2008-04-01 2017-05-17 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식 방법 및 장치
JP2013512031A (ja) * 2009-11-27 2013-04-11 ヘアステティクス リミテッド 植毛アンカーならびにそれを用いたシステムおよび方法
US9895162B2 (en) 2010-05-07 2018-02-20 The General Hospital Corporation Method and apparatus for tissue grafting and copying
JP2020000909A (ja) * 2010-05-07 2020-01-09 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
JP7001647B2 (ja) 2010-05-07 2022-01-19 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
US10736654B2 (en) 2010-05-07 2020-08-11 The General Hospital Corporation Method and apparatus for tissue grafting and copying
KR101909645B1 (ko) 2010-05-07 2018-10-18 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
KR20180116450A (ko) * 2010-05-07 2018-10-24 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
JP2017060818A (ja) * 2010-05-07 2017-03-30 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
JP2016039933A (ja) * 2010-05-07 2016-03-24 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のためのシステム
JP2019010524A (ja) * 2010-05-07 2019-01-24 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
KR20180005715A (ko) * 2010-05-07 2018-01-16 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
KR101999730B1 (ko) 2010-05-07 2019-07-12 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
KR20190084141A (ko) * 2010-05-07 2019-07-15 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
JP2013526300A (ja) * 2010-05-07 2013-06-24 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 組織移植および複製のための方法および装置
US9060803B2 (en) 2010-05-07 2015-06-23 The General Hospital Corporation Method and apparatus for tissue grafting and copying
KR102099349B1 (ko) 2010-05-07 2020-04-10 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
KR102047075B1 (ko) 2010-05-07 2019-11-20 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
KR20190130673A (ko) * 2010-05-07 2019-11-22 더 제너럴 하스피탈 코포레이션 조직이식과 조직복제 방법 및 장치
US10251792B2 (en) 2013-02-20 2019-04-09 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for skin tightening
US10543127B2 (en) 2013-02-20 2020-01-28 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for skin tightening
US11534344B2 (en) 2013-02-20 2022-12-27 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for skin tightening
US10555754B2 (en) 2013-08-09 2020-02-11 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and apparatuses for skin treatment using non-thermal tissue ablation
US10953143B2 (en) 2013-12-19 2021-03-23 Cytrellis Biosystems, Inc. Methods and devices for manipulating subdermal fat
US11896261B2 (en) 2014-11-14 2024-02-13 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for ablation of the skin
US11324534B2 (en) 2014-11-14 2022-05-10 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for ablation of the skin
US10478212B2 (en) 2015-04-22 2019-11-19 Medline Industries, Inc. Method and system for harvesting biological tissue
US10070886B2 (en) 2015-04-22 2018-09-11 Medline Industries, Inc. Method of harvesting tissue using sequential sections of a two dimensional array of needles
US10743904B2 (en) 2015-04-22 2020-08-18 Medline Industries, Inc. Two-dimensional needle array device and method of use
US10898220B2 (en) 2015-04-22 2021-01-26 Medline Industries, Inc. Method of harvesting tissue using sequential sections of a two dimensional array of needles
US9743949B2 (en) 2015-04-22 2017-08-29 Medline Industries, Inc. Two-dimensional needle array device and method of use
US11166743B2 (en) 2016-03-29 2021-11-09 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for cosmetic skin resurfacing
US11464954B2 (en) 2016-09-21 2022-10-11 Cytrellis Biosystems, Inc. Devices and methods for cosmetic skin resurfacing
JP7184005B2 (ja) 2017-09-29 2022-12-06 凸版印刷株式会社 細胞移植装置
US11717659B2 (en) 2017-09-29 2023-08-08 Toppan Printing Co., Ltd. Cell transplantation device and cell transplantation unit
JP2020075101A (ja) * 2017-09-29 2020-05-21 凸版印刷株式会社 細胞移植用ユニット
JP2019126715A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 オデ メタル カンパニー リミテッドOH DAE METAL Co., Ltd. 放射状に配置された複数の針チャネルを有する毛髪移植機

Also Published As

Publication number Publication date
WO1998057587A1 (en) 1998-12-23
CA2293315A1 (en) 1998-12-23
US6110189A (en) 2000-08-29
EP0932366A1 (en) 1999-08-04
US5868758A (en) 1999-02-09
AU7837398A (en) 1999-01-04
BR9810615A (pt) 2001-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002505605A (ja) 毛の移植方法、移植装置および移植キット
US5643308A (en) Method and apparatus for forming multiple cavities for placement of hair grafts
US5792169A (en) Method and apparatus for forming multiple cavities for placement of hair grafts
US20030036770A1 (en) Device and method for inserting tissue anchor implants
WO2001045566A1 (en) Device and method for inserting implants into tissue
US5951572A (en) Method, apparatus and kit for performing hair grafts
JP3035668B2 (ja) 毛根を皮膚に機械移植するシステム
EP2265197B1 (en) Apparatus for tissue grafting
US8182493B2 (en) Follicular extraction punch and method
JP4612042B2 (ja) 毛胞摘出方法及びこれを用いた器具
WO1992000706A1 (en) Tissue grafting
US4791924A (en) Lens forceps and method of use thereof
US6120521A (en) Dilator/hair implantor device
JP2010119860A (ja) 硬骨および軟骨のインプラント送出装置
EP1507478A2 (en) Method and device for follicular hair transplantation
US4210145A (en) Surgical hole cutter for square hair transplant plugs
US5584841A (en) Instrument for implanting hair grafts
US7850700B2 (en) Tissue lifting device and method
KR102560507B1 (ko) 연골 및 골연골 표면들에 깊이가 제어되고 직경이 상이한 구멍들을 만들기 위한 장치 및 키트
MXPA99011658A (en) Method, apparatus and kit for performing hair grafts
KR20190135348A (ko) 모낭캡슐 및 이를 이용한 자동 모발 이식 장치
KR102226088B1 (ko) 식모 장치
KR20190091273A (ko) 긴 형태의 모낭의 추출을 위한 니들을 구비한 장치
AU640501B2 (en) Tissue grafting
KR20190135646A (ko) 식모용 바늘 어셈블리 및 이를 포함하는 모발 이식용 식모기